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■進入 【2314/56】
中村が枠を主張せずに流して、イン瀬尾、平田が枠番通りに続いての進入。守田が回り込んできたもののエンスト。再始動に手間取っている間に、中村(ダッシュ戦を想定)、別府がそのままスローの中団に留まる。やむなく後方に引っ張って5カド守田、大外に向。
■1マークの展開
トップタイミングの中村は、ぎりぎりまで時計を見ながらの少し放ったスタートで、内のニ艇が伸び返してくる。1マーク、中村は「まくり」一本狙いの決め打ち。気迫に押された平田が艇を引いて差しに構え、ノーガードになったイン瀬尾と中村の直接対決へ。だが勝負は平田が引いた時点で既に決していた。勢いに勝る中村のつけまいハンドルに瀬尾は抵抗する間もなくねじ伏せられた。平田、別府の差しは引き波の影響で出足がつかず。守田は全速の割り差しが角度良く入る。大外の向は最内を差す。
■その後のレース経過
抜け出した中村を後続が追走。2番手でややリードする守田が内側へ絞って、差して伸びてくる艇団の前をカット、2着に執念を見せるが、モーター劣勢のためか1周2マーク地点で中村の残した航跡にもんどりうって後退。同2マークで向を捌いた平田が節イチパワーで中村を猛追、コーナーごとに差を縮め追いつめていく。しかし先行する中村は落ち着いた手堅いターンで隙を与えない。優勝戦メンバーで唯一のB級選手・今節最年少の中村が記念級選手を従えて周回を重ね、初優勝のゴールは50m前で一度、スリットライン上でもう一度、上体を起こして「お礼」をするように頭から入線した。
■感想
シリーズ4日目の11日に、平田に第一子・長男誕生というおめでたいニュースが届く。モーターも仕上がり、気合いも更に充実。祝福ムードの中、ダービー勝率を稼ぎつつ、今年5度目の優勝をバチッと決めて「総理杯出場権獲得!」というドラマチックなストーリーが実現するかということで盛り上がった優勝戦でしたが、健闘及ばず惜しくも2着に敗れました。
中村は初のA2級昇級を維持できず、新期B1級に降格したばかりだったが、復調気配で前走地浜名湖での優勝戦2着から今節へと連続優出。デビュー3年目(2年2ヶ月)、3度目の優出で初優勝(地元では初優出)。G3レース、3コースからタイミング03と縁があるのか「3」づくめ。
本栖を優秀選手養成員として卒業し「B1級並みのあっせん」を受けて、滋賀支部期待の大型新人としてデビュー。新人らしからぬレースセンス、走りっぷりからその実力・技量を疑う余地はなく、大器の片鱗を垣間見せているものの、残した数字(勝率)や分かりやすい結果(優出・優勝)という点では少し物足りなかった。事もなげに近畿地区最優秀新人賞受賞(01年)していますが、期待が大きいだけに、もっともっともっとやれるのではと思わせるのです。
それが今節いきなり強豪揃いのGIII・企業杯制覇、4日目からは負けなしの4連勝(準優の劇的な大逆転を含む)で締めくくる。この優勝をきっかけに大ブレイクの予感。あの立川談春さんが準優・優勝戦を見て絶賛「将来、賞金王に乗る!」と太鼓判を押されました(マクール01年10月号)。とにもかくにも初優勝、コングラチュレ〜ション!
■■■ 表彰式&水神祭の模様 ■■■
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 | 表彰式 ズバーンと400万円の小切手。 副賞はキリンラガービール1年分。 (しかし中村選手はあまり飲めないそうです) |
 | 下の写真のトリミング前 投入ポイントは大時計前。鉛色の雲が押し寄せ薄暗くなり、この後雨が降りました。 |
 | 水神祭(定員の為?ちょっと寂しい三人祭) 参加者は守田、深井選手(スポーツ報知)と練習に来ていた柘植選手? 企業杯なのに滋賀支部からの出場は写真の3名だけでした。 |
 | 祭りの後 這い上がる(救助される)中村選手。 「夏」で良かった水神祭。 |
 | ニューヒーローの凱旋! 声援に応えて、手を降り、何度も頭を下げてピットに帰還しました。(下手はけ) |
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