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川崎球場

嘉手納運動公園野球場


 湘南シーレックスキャンプ地
 

宜野湾市立野球場


 ホエールズ・ベイスターズが86年以来春季・秋季キャンプをおこなう球場。外観は古ぼけた感じだが、これはこれで風情があって悪くはない。フィールドは内野が黒土、外野は天然芝。観客席は内野バックネット裏からベンチ上までがベンチシート。内野席、外野席は芝生席。この三種はそれぞれ区切られていて、行き来できない。内野芝生席は正直言ってちょっと見づらい。フィールドと客席を仕切るフェンスが、線の太い、ごついもので、視界をさえぎる。芝生席といっても傾斜したものではなく階段状になっているのだが、その段の感覚が異様に広く、多くの人は前にすわる人と同じ高さですわらなくてはならない。もっとも、フェンスの問題は上のほうの席にすわれば解決するし、段差の感覚が広いのは、そもそもこの客席をぎっしり埋めるほどの満員の観客を想定していないせいであろう。ただ、プロ野球オープン戦のときは非常に混雑するのでちょっと厄介。また、トイレが非常に少ないので気をつけましょう。売店などはないが、オープン戦開催時は客席から場外に出ることができる。でも、やっぱりこむのでできれば事前に準備していきたい。
 スタンドは高すぎず、フィールドから近すぎず遠すぎずといったもので、野球を見るのにはちょうどよい。レフト後方のホテル以外にはまわりに高い建物がないので、広々とした心地よい空間になっている。また、バックネット裏スタンドの出口から見える海がとてもきれい。
 交通 「コンベンションセンター」バス停より道沿いに北へ徒歩十分、それ
    からさらに徒歩三分。那覇バスターミナルからコンベンションセン
    ターへは32系統バスで約40分で450円。
    「宜野湾市営球場前」バス停から徒歩三分。那覇バスターミナルから
    28系統のコンベンションセンター経由バスで約40分。28系統は多くが
    コンベンションセンター経由ではないのでご注意あれ。
 

グリーンスタジアム神戸


 ブルーウェーブのホームスタジアム。筆者が行ったのは2000年だったのですでに内外野総天然芝だった。とにかく芝が綺麗ですばらしい球場。しかし観客があまりにもすくない。筆者が見たのはイチローが欠場していた時期ということもあったのだろうが(彼一人で1万人は観客数が変わる)、野茂なども言っていたように、天然芝球場では明らかに選手のパフォーマンスが違う。近郊に住む人は是非野球を堪能しに行って欲しい。問題点は、お好み焼きが広島風であること^^;;)。大阪じゃあないけど、兵庫なんだから関西風が食べたかった……。あとはあのDJアナウンス。他の球場と違うことをしようという試みは評価できるんだけど、「怪我の治療のため少々お待ち下さい」まで似非外人風に言わなくてもいいんじゃないの?
 交通 神戸市営地下鉄総合運動公園駅下車目の前(もし迷う人がいたらお目
    にかかってみたい)。三の宮から20分ほど。

(補記)その後ネーミングライツ(命名権)売却によりYahoo!BBスタジアム
    (2003〜2004年)、神戸球場(2004〜2005年)、スカイマークスタ
    ジアム(2005年〜)と名称を変更。2005年以降はオリックスバファ
    ローズのダブルフランチャイズ(大阪・神戸)のひとつとなるが、
    2007年シーズンを最後に近鉄が経営から撤退し、3年間の暫定期間
    が終了するのを機に、大阪に一本化するものと思われる。国内で数
    少ない総天然芝の球場を捨てるのは惜しいし、解せない。この国の
    オーナーたちは選手に良質な競技場を提供することよりも、営業面
    (ドームなら原則雨天中止がない)のほうに興味があるらしい。
                  (以上、2007年3月10日追記)

 

県立相模原球場


 名前の通りの球場。両翼は少しばかり狭いが、外野は天然芝が敷かれているきれいな球場。外野席も芝生席となっていて、ゆっくりと野球が楽しめる。完成直後からホエールズが毎年オープン戦を行っており、ファイターズの二軍の本拠地ともなっていたのだが、ファイターズが鎌ヶ谷に移ってからは、98年9月にベイスターズが初の1軍公式戦を行ったのを最後に、プロの試合は行われていない。やはり球場へのアクセスの悪さと、観客動員の少なさ(1万8000人程度だったと思う)がネックになったのだろうか。余談だが、レイノルズ(元ホエールズ)が場外ホームランを打ったという貴重な球場でもある。
 筆者は98年にここで行われた公式戦のポスター(実物)を持っております。前売り券を買いに行ったらほかに客が全然いなくて、ヒマそうにしていた係のおじさんにいただいたのです。ちょっと自慢してみた^^;)。
 交通 JR横浜線淵野辺駅(快速は止まらない)から神奈川中央交通バスで約
    15分(試合の日は臨時直通便が出る)。頑張って歩くと30〜40
    分。

(補記)2007年5月30日に横浜と北海道日本ハムの公式戦が開催される。
                  (以上、2007年3月10日追記)

 

ジャイアンツ球場


 ジャイアンツの練習場兼ファームの本拠地です。よみうりランドの中にあり、以前は適当に歩いていたら突如球場が現れた、という感じだったのですが、今は入場料をとっています。ジャイアンツ選手の自主トレや、リハビリ中の主力選手などが練習している光景が時々テレビに写りますが、その時にいるのはたいていここです。以前は京王よみうりランド駅からスカイロードという動く歩道で行けたのですが、何を考えたのか、このほどそれがゴンドラにかわりました。おかげで工事中は撮影スタッフは機材を抱えて長い坂を登らなくてはならず、たいへんだったそうです。ゴンドラ完成後も、強風時には運転中止となり、客はやっぱり坂を歩かされます。わが友人はこの憂き目にあい、「客にこんな目にあわせる球場ははじめてだ」といっております。
 交通 京王相模原線京王よみうりランド駅、または小田急多摩線読売ランド
    前駅下車。

 

西武ライオンズ球場


 敢えてこの呼称を使い続けます。“ドーム”なんて絶対呼びません。堤会長が「屋根つける」といった時にまず「なんじゃそりゃ」と思い、続いて、球場改造計画はドーム化か総天然芝化かの2択だったと知り、「それでなんで屋根を選ぶんだ!」と再度びっくり。できあがってみれば、確かに屋根はあるけど、壁がない^^!。「これで天候に左右されずに日程が消化できる」とはいかにもあのオーナーらしいことばですが、もろに天候に左右される観客はどうなるんだ!ファン無視も甚だしい。というわけで、私はこの球場の弱点をつき、「そのうち台風なんかがきたら”すきま風により中止”になる」などと揶揄しつつ、その日が実現するのを待っております。
 以前はフェンスにいっさい広告がなく、プレーしやすい球場だろう、と思っていましたが、屋根をつけて以降は、フェンスや屋根の至るところに広告が…。そこまでしないと工費を捻出できないのに、敢えて屋根をつける意義ってなんなんだろうか…。
 交通 西武山口線西武球場前駅下車

(補記)以降、ネーミングライツ(命名権)売却のため、インボイスSEIBUドーム、
   (2005〜2006年)、グッドウィルドーム(2007年)と名称変更。
                  (以上、2007年3月10日追記)

 

千葉マリンスタジアム


 言わずと知れたマリーンズの本拠地。千葉の海岸にあり、強風、霧などで中断、中止に追い込まれることも常々起こります。そうならないまでも、常に10M/h近い強風が吹いているため、特にビジターチームの選手は苦労しています。ドームなどをつくり、自然を凌駕しようなどと考える傲った人間を戒め、自然の驚異を再確認させるために作ったような球場に思えてなりません。
 また、球場全体が壁で囲まれ、その上から観客席の上方に屋根が張り出しているため、観客席の音が良く響きます。このことは、マリンのファンの声援(遠吠え?)を反響させて、相手チームおよびそのファンに恐怖を与えるという効果も持っております。余談ですが、千葉移転前に市民からチーム名を公募したところ、上位に千葉ロッテピーナッツ(千葉の名産)というのがはいっていました。それはそれでよかったかも?
 筆者はこの球場にはよく行くのですが、2002年5月に行ったとき、ライオンズ・カブレラの放った打球がレフトスタンド後方の壁に向かって一直線。そのまま壁にぶつかるかとおもいきや、壁の一部が長方形にくりぬかれている窓のような部分を通過して、外へ消えて行きました(TBS東京フレンドパークの「ピザ投げ」の感じです)。あの高い壁を越すホームランがあればそれはそれですごいのだろうけど、あの「窓抜け場外」も貴重だと思う。
 交通 JR京葉線海浜幕張駅から無料シャトルバス運行。
    徒歩でも15分程度。

東京ドーム


 1988年に完成した日本で最初のドーム球場。しかしそれ以外に言うべき事はない…。入場料は高いし、飲食物も高いし、広告ばっかりだし…。なかがやたら乾燥しているのも、飲み物の売り上げを増やそうとする陰謀じゃないかと思えてくる。
 ただ、ファイターズファンの友人のために弁護しておくならば、ファイターズ戦の時には入場料がまともな金額になる。決してファイターズの試合が金を払う価値のない低俗な内容であるわけではなく、こっちが普通なのである。なのに、「ジャイアンツ戦の方が高い」→「貴重」→「高級な試合」というイメージをあらかじめ植え付けてしまうようなまねはいかがかと思う。どっちがおもしろいかは実際にみた人が決めるべきで、その機会(この場合は入場料)は均等であるべきなのではないか。ジャイアンツの資金力をもってすれば、入場料の削減くらいたやすいだろうし、ファンも喜ぶのではないか?(ちなみに、ジャイアンツ戦の時だけ入場料をあげるセの各球団も、ファンを無視して収入のことばかり考えているのが見え見えで恥ずかしい)
 などといいながら、筆者は1年ほど、この球場のスタッフのアルバイトをやっていました…。1年っていっても、休みの日にしか仕事しなかったからせいぜい20〜30回ぐらいでしたが。その間のことは…ノーコメント。
 交通 JR総武線水道橋駅から徒歩10分
    営団地下鉄丸ノ内線、同南北線後楽園駅から徒歩10分
   (土日はWINS後楽園の人出と重なって非常に込み合うので注意)

豊田市運動公園野球場


 
 閑静な住宅街のなかにある豊田市運動公園の一部。フィールドは両翼94メートル、中堅118メートルで、横浜スタジアムとほぼ同じサイズだが、スタンドが小さい(プロのファールボールはほとんどが場外へ出てしまうほど)ため小ぶりな印象をあたえる。外野席のすぐ裏が道路で、そこからもフィールドの様子が見え
る。外野席は球場外周の歩道と外野席をさえぎる金網にもうけられた入り口からはいるだけなので、観戦のかたは事前に飲食物をご用意なさることをおすすめします。フィールドは内野は黒土、外野は天然芝。内野スタンドにベンチシート、外野スタンドは芝生。スコアボードは得点とメンバー表示の電光式。ただ、メンバー表は9人分のみのため、指名打者制を採用するときは守備側のチームの指名打者の打順に投手名を表示する。
 プロのホーム球場ではないため、場内にはいっさいの広告がない(主催者の旗や幕がかざられることはある)。それがまたすっきりした光景で、たいへんよい。また、バックネット、内外野スタンドまえに低い金網以外は遮蔽物がほとんどといっていいほどないので、ほとんどの席からフィールドを見渡せる。観客の立場から言えばたいへんありがたい球場。照明がやや弱い感があるが、普段それほど使うわけでもなく、プロの他球場の照度にあわせることもないのだろう。
 交通 名鉄三河線猿投駅から徒歩15分(運動公園へ行くバスもあるらしい)。
    かつては徒歩5分のところに名鉄の駅があったが廃線になったらしい。線路はいまも残っていた。

ナゴヤドーム


八王子市民球場


 プール、陸上競技場、体育館を備えた八王子市の総合運動施設、富士森公園の一角にある。と、かくと何かすごくいいところのようだが、とんでもない誤解です。狭いし、芝はあんまりきれいじゃないし、外野席は芝生席だけど入り口がよくわからないから客はめったに入らないし。入場しなくても外からちょっとのぞけるし(これはいい点かも)。ひどいといってしまえばそれまでですが、どこか八王子らしくて見捨てられない。まあ、良くいえば「牧歌的な球場」ってことにしておきましょう。それでも子供の頃は「同じ市民球場なのにどうして広島市とああまで違うんだ!」などと思っておりました(それは広島が政令指定都市でお金持ちだからです)。ただ、地方球場らしくスタンドが低いので、選手を間近にみることができます。こんな球場でも2軍戦ではありますが、プロの試合が行われます。観戦なさる場合は、飲食物をしっかり用意しておくことをお勧めします。出店がでないこともないですが、はっきりいってあてになりません。また、東都大学野球の軟式の公式戦がここで行われるようです。
 もう1ついいこと。選手の通用口が観客席のすぐ近くにあるので、試合終了後には他の球場より高い確率でサインがもらえます。私の幼き日の思い出です。やっぱり八王子っていいなあ。
 交通 JR中央線西八王子駅南口よりバス10分
    JR八王子駅よりバス20分
    京王八王子駅よりバス20分
    京王線山田駅よりバス5分
    筆者の旧宅から自転車20分

広島市民球場


 2002年9月に初見参しました、念願の広島市民球場。
 貴重な天然芝球場ということと、ほかのチームから距離的に離れたところにフランチャイズを置くチームであり、関東とは違う地元との関わりがありそうだということなど、期待を持っていた。
 そして期待以上だった。まずアクセス。広島市を東西に走る大通り沿いに突如として球場は現れる。バス、市電を降りるともう目の前。行きやすい上に、球場があまり自己主張をしていないので町の景色に溶け込んでいる。「見つけにくい」と言われるかもしれないが、これは大きな利点で、東京ドームのように「ど〜ん、どうだ、これが東京ドームだ、覚悟して入れよ」という感じだったり、西武のように「ご家族そろってレジャー気分で電車でおいでください」という場所にあったりするよりも、気楽に近所に散歩に行く感じで行けそうである。構えずに。まあ関東の球場の場合は地元密着というよりは、「東京ドーム(西武ドーム)に行く」ということ自体をある種イベントのように感じさせることで集客を図るという球団密集地域ならではの作戦がいるのだろうが、少なくとも関東出身者には広島は新鮮である。
 それに伴ってか、市民もカープに親しみを持っている感がある。球場の近くを歩いたり、バスで通ったりすればカープの話題をしている人を見かけるし、試合のある日はバス・市電の中はカープの話題で持ちきりである。カープは広島の一部になっているし、ほんとうにいいファンがいると感じる。
 そして球場。お世辞にも設備が素晴らしいとは言えない。いままで行ったほかの球場に比べれば、スタンドもそう広くはないし、スタンド裏のスペースもそんなにないから施設も少ない。それでも憎めない球場である。なにか、「野球場」という雰囲気、そうとしか言いようのない雰囲気を持っている。野球だけを楽しむためにほかのものを意図的に排除したのか?そんなことはないだろうが、結果的にそうなっているところがおもしろい。入場すれば即フィールドが見えるので、「今日は試合か、ちょっと行ってみるか」ということができそうで楽しそうだ。フィールドの芝もきれいな色だし、なにより選手を間近に見られるのが嬉しい。これもファンとカープの心理的な近さの一因だろうか。しかし、芝がはげている部分が目立つのはなんとかせねば…。
 現在の計画では2007年にカープの新本拠地が開業するらしい。この球場にはぜひ市民球場のいいところをすべて引き継いでもらいたい。下手に半端な「ボールパーク」化を目指すより、「多目的スタジアム」を目指すよりもよっぽどいい。ただ、芝が今より良質で、フィールドがいまより平均5〜10メートル程度広くなってくれればそれでよい。せっかく私が広島で感じた「市民球団」に最も近い球団の象徴を消さないで欲しい。
 余談だが、広島城にのぼっていたときに球場の声援が聞こえたこと、ナイター終了後に暗闇の中の原爆ドームが正面に見えたことが印象的。
 グリーンスタジアム神戸と並び、それとはまた別の理由で大好きな球場である。
 交通(あんまり覚えてないけど…)
  市電原爆ドーム前徒歩0〜2分(市電ホーム横の信号のタイミング次第)
  停留所名は忘れましたが、バスも走ってます。

松本市野球場


 松本駅からバスで約二三十分のところにある、外野天然芝の野球場。住宅地のそばにあり、スタンド裏のスペースはほとんどなく、入り口からすぐスタンドに通じているこぢんまりとしたつくりの球場。中も外野スタンド(芝生席)、内野スタンドにわかれているのみで、プロ野球開催の時にはロープで席種のしきりをつくる。売店もなく、主催チームの出店するグッズ売り場のほかは地元の人の出店があるばかり。この出店が夏祭りの屋台を思わせるような雰囲気をかもしだしている(ほんとうにそうなのかも)、わたしはここのおっさんとずいぶん話をして、つまみも買わされてしまった。
 普段高校野球などでも使用していると思うのだが(長野オリンピックスタジアムができるまではプロの試合も多かったらしい)、外野の芝はきれい。内野は黒土で、人工芝球場の各ベース附近の赤土とはだいぶおもむきがちがう。バックネット裏、三塁側スタンド後方は林になっていて、フライがあがったときなどはちょうどその林が背景になるのでスタンドで観戦しているものからすると打球が比較的見やすい。
 交通
  プロ野球開催時は松本駅前から臨時直行バスで二三十分

円山公園野球場


 

明治神宮野球場


 大正11年完成。現存する野球場としては甲子園球場と並んで最も古い。とはいっても、もちろん当時のまんまということはなく、何度も改修工事がされているのだが。最近では昭和53年に人工芝化の工事がなされている。ナゴヤドームの完成にともなってセントラルの本拠地で二番目に狭い球場になった(一番は広島市民)。甲子園といい、この神宮といい、かつての後楽園といい、戦前にはびっくりするほどの広さだったのに、戦後に改修されたときに狭くなってしまったようだ。後楽園にいたっては両翼が80数メートルしかなかった。戦前の球場は確かに広すぎたし、終戦直後は打撃の貧困、ボール、バットの質などの問題があったが、いまではそんなこともないのだから、そろそろ拡張工事に着手してほしいもの。
 その名の通り、とても「神聖な」球場なので、戦前は大学野球には使われても、「河原乞食のような」(見物人から金をもらっているということか?)職業野球などにはなかなか使用許可がおりなかった。ましてや外国人などもってのほかで、昭和6年にメジャーチームを招いたときなど、主催者の正力松太郎は「売国奴」と罵られたという。戦後、プロ野球の人気上昇にともない、ここでも多くの公式戦が開催されたが、大学野球優先の原則はしばらく残り、日本シリーズが六大学野球の日程と重なったためにスワローズが主催ゲームを後楽園で行ったこともある。92年、スワローズの日本シリーズが神宮で行われたとき、「日本も変わったなあ」と思ったものだ。今では六大学野球、東都大学野球、明治神宮選手権(高校、大学)、高校野球選手権東・西東京大会決勝などが行われている。筆者も高校野球の東西東京大会の開会式(式は一緒にやる)でフィールドに足を踏み入れたことがあるが、金具のスパイクで行ったため、人工芝の上を歩くたびに「パコパコ」と硬質な音がしたのを覚えている。「芝」という名のくせに想像以上に固かった。プロの内野手がゴムのスパイクを履くのも当然だ。いや、それ以前にこんなかたいところで跳んだり滑ったりしなきゃいけないのは環境が劣悪だというんじゃないのかなあ?
 実は5万人近くの観客を収容出来るが、そのためにスタンドの傾斜が急になっているので注意が必要。外野指定席は、安い(1900円)上に簡単に買え、選手も間近に見られるのでお薦め。
 交通 JR信濃町駅より徒歩15分
    地下鉄銀座線外苑前駅より徒歩5分

(補記)その後、衆知の通り、2008年に改修工事が行われ、両翼が101メートルに広がった。同時に人工芝も毛足の長いものにはりかえられた。

大和引地台球場


 2000年3月24日にはじめてプロの試合が開催されました。おめでとう。普段は高校野球の神奈川県予選で使われることぐらいしか知らない。しかも、予選を放送しまくるテレビ神奈川でさえ、中継をしているのを見たことがない。フィールドは横浜と同じくらいの広さがあるのに、妙にこぢんまりとしていて、かわいい球場。ただし、人工芝の癖に水捌けが悪いらしく、すぐにグラウンド状態不良になる。あと、もっと試合をやるのなら、交通の便をよくした方がいいと思いますよ。なんか悪口っぽくなってしまったなあ。でも実はそんなに嫌いでもないんですよ。
 交通 相模鉄道大和駅より徒歩15分
             神奈川中央交通バス20分
             相鉄バスもあるらしいけどあてにしないこと(1日5本)

横浜スタジアム


 現在のスタジアムは昭和53年、当時川崎に本拠地をおいていた大洋ホエールズを誘致するために完成しました。新生横浜大洋ホエールズは移転直後の54年には別当監督のもとで2位。横浜に史上初めてチャンピオンフラッグが翻る日も近いか、と思わせたのですが、その後満を持して登場した土井淳監督のもとで5位、6位と沈み、以来18年に及ぶ海底生活(^^;)を送ったのは周知の通り。余談ですが、意外にも横浜にプロチームがおかれたのはこの時のホエールズがはじめて。仙台(ロッテ)にまで先を越されていました。そのロッテはホエールズが引っ越していったあとの川崎に滑り込んだわけで、一時期TVKは4〜9月まで横浜か川崎かどっちかのゲームの中継をのべつやっていました。
 横浜スタジアム自体はまだ20年ちょっとの若僧ですが、この土地の歴史は古く、横浜YMCAのアメリカ人チームと旧制一高が横浜公園(いまもこの名は残っています)で試合をして一高が圧勝したという記録があります。昭和9年にはメジャー選抜対日本選抜のゲームがここでも行われました(昭和9年というと草薙のあのゲームばかりが有名ですが)。それ以来ここはゲーリッグ球場と呼ばれていて(なんで他の選手ではなくてゲーリッグなのかは不明)、横浜スタジアムと変わった今でもライトのポール下にルー・ゲーリッグ、レフトのポール下にべーブ・ルースのレリーフがかかっています。日本ではじめてプロ同士のナイトゲームが行われたのも実はここで、対戦カードはジャイアンツ対ドラゴンズでした。
 ファンの間では「浜スタ」の愛称で親しまれているこの球場ですが、なんとみなとみらい地区にドーム球場を作って移転しようという話があるらしいのです。そんな金があるなら現球場を総天然芝にはりかえ、観客席をもっとゆったりしたものに改装したほうがよっぽどいいと思うのですが。オフだけで工期が収まらないのならシーズン前半は下関をフランチャイズにしたり、平塚や追浜(せっかくあるんだから)でゲームをしたりすれば、普段横浜まで出向きにくいファンも喜ぶと思います。
 交通 JR根岸線関内駅より徒歩1分
        石川町駅より徒歩5分
    横浜市営地下鉄からは行ったことがないのでわからない。

追記
 来場者のご指摘によれば、横浜在住の方は「浜スタ」とは言わないんだそうです。ワタクシ横浜に住んだことはないので、言われるまで気づきませんでした。以前「月刊ホエールズ」(今はない。当たり前)誌上の投稿コーナーで盛んに使われていたので共通語だと思っておりました。横浜以外にお住まいの方々はどの位の方が使われていたんでしょうか?謎です。

−海外−

浦東康貝棒塁球場(上海)


  
 中国野球リーグ(CBL)・上海金鷹隊のホームグラウンド。康貝は企業名。上海浦東新区の南部にある。住宅街のなかにあり、周辺は非常にしずか。球場の知名度は高くなく、二三百メートル程度しか離れていない交叉点の交通整理のおじさんがその存在をしらなかったほど。
 内野は赤土、外野は天然芝。わたしもグラウンドにたたせてもらったことがあるが、日本の野球場でバッターボックス、各ベース、マウンドに使われる、やや粒の大きな砂で、非常にプレーしやすい。スコアボードは点数表示のみの電光式。バックネット裏からベンチ上にかけて内野スタンドがあり、ベンチシートが設置されている。スタンド横(内野ファールグラウンド脇)にブルペンがある。このブルペンは球場外からは完全になかの様子が見える。スタンドが小さいのでベンチ裏のスペースはほとんどない。選手は各ベンチ裏から通路から場外へ出る。三塁側にホームチームが入る。
   

体育宮棒球場(上海)


天津道奇棒球場(天津)


新竹中正棒球場(台湾・新竹)


 

新荘棒球場(台湾・新北)


台南棒球場(台湾・台南)


 統一7-ELEVEN Lionsホーム球場。
   

洲際棒球場(台湾・台中)


キングドーム(アメリカ・シアトル)