オリンピック史上最悪の誤審
世紀の誤審を検証する
Japanese/English

オリンピック柔道100Kg超級でそれは起こった。
試合開始より1分30秒過ぎ、デュイエが内股をかける、が篠原がそれを内股すかしで投げる。
見ているものは誰もが一本、と思ったその時に、
何故か主審は有効とし、しかもデュイエの有効となった。
何故こんな誤審が起こってしまったのかを徹底的に検証し、
誤審が起こったメカニズムを解明し、篠原の技の素晴らしさと、誤審の原因を究明する。


まず、あの時あの体勢で、通常の内股が決まった場合を3DCGで再現してみる。
(絵をクリックするとアニメーション画面が開きます)


内股すかしの力の流れを検証してみる。

内股の初期段階のパワーの流れ
蹴り上げる事のパワーの流れ



内股がすかされた時のパワーの回転方向

蹴り上げの力がすかされた反動で軸足を中心に上体も下方向に回転する。

次に内股すかしが決まった今回の場合
(絵をクリックするとアニメーション画面が開きます)




両方の同時再生による比較

両方の同時再生による比較(逆方向から)

もしかしたら貴方は篠原(blue)の左足はドイエ(white)の右足に跳ね上げられた様に見るかもしれない。
だが、跳ね上げられた場合は力学的にドイエの回転力は篠原の方に伝わるので、
上図に示したようなドイエが勢いよく前方に回転する力は絶対に生まれないのである。
そして、さらに篠原は足を自ら跳ね上げてドイエの足の跳ね上げをすかすと同時に、
ドイエの上体も回転の方向に勢いを付けると共に、
ドイエを背中から落とすためにドイエの上体をコントロールしているのである。


通常の内股の時のデュイエの回転方向は

上図の矢印方向であるのに対し、
すかされた為にデュイエの回転方向は

と、変わっているのである。



まだ英語版のままですが各審判の位置から見た場合のCGがあります。

 

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