今年も暮れようとしている。競技会挑戦の1年目で、負け、負け、負けの実績であったが、何故か納得している。甘くないことを実感したからである。困難だから努力のし甲斐もある。来年1年も少しでも成長できることを願って精一杯頑張ってみたい。リストラの危機に晒されながらも、仕事も残すところあと1年余り。美人プロコーチャーから毒舌親父コーチャーに代わるほど、純粋に上達を目指す気持ちになって来ているので、自分自身でも志は本物になって来ていると思っている。(14年12月31日記)

03年2月19日(水)
競技会の結果を親父コーチャーに告げると破顔一笑。思いのほかの喜びを現してくれる。手間のかかるカップルが少しずつでもレッスンの成果が出てきていることが嬉しいようだ。そんなことから、今日のレッスンはルンバに決定。決勝入りの可能性のあるものを強化しようと言う算段である。
やっぱりレッスンはつぼを心得ている。仝綢爐優先 ∩或覆話戮譴篤阿、腕を押していく。足はその後、女性の着地をみて置くこの際の腕はゴムの様に伸びていくそ性の後退も同じ原理。押しながら後退する。腕がゴムの様に伸びるのも同じ。要はコネクションを感じて動くのだ。ゥ侫.鵑涼暴の後退もこの原理。お互いに寄ったら「ぱっと」開くが女性の後退が優先。女性が奇麗に開いたら、その位置に男は1で右足にウエイトを移す。同時に腕が伸びるのは前記と同じである。Ε縫紂璽茵璽でも同じ発想で2の前進の位置は女性がやり易い位置にあわす。У鵑欧觴蠅蕨栃△反るくらいに上げる。下がる手は伸び切るまで下に伸ばす。頭はつっこまない。
このあと、女性中心のアレマーナ、ホッケイーも直した。今日のレッスンを要約すると、「2人のコネクションで踊れ」「芸術だ」と言うことか。今まで勝手に踊っていた。自分の役割を十分に果たしたつもりでいたが、男女の組み合わせ妙は出る筈がないなと思う。女性も付いて来ただけの踊りだった。
「なんでも主導でなければ気がすまない家庭生活そのままのダンスだ」と酷評されていたことが漸く理解できる。ダンスで女房を立てる術を学ぶなんて考えてもいなかったことである。「芸術的な家庭生活」はしていなかったことになる。

03年2月16日(日)足立区民ダンススポーツセンター 5級S/L
「忙中閑あり」ならぬ「閑中忙あり」の週末だけが忙しい生活が一段落して、今日は穏やかな窓際生活にほっとしているところ。土曜日のラテンチャンピオンの練習会を皮切りに午後から復習会。日曜日は競技会から競技会サークルの10周年DPでのトライアル。月、火と会社を休んでセミナーの副業。最後におまけで、出版社の担当者とのバトル。喧嘩別れしたから、これでレッスン代稼ぎの道は失った。
競技会はモダン・ラテンとももう1点で決勝・準決勝に入れるところでエンド。ようやく可能性のある状態になって来た。1次予選はラテン R5点・C4点、モダン W4点・T5点。ラテン 準決 R2点・C3点、モダン2次 W2点・T3点。両方とも2ヒートであったが、ルンバとワルツの1点に泣いた。もう一人の審判の評価を得ないとこの壁は突破できない。幸い親父コーチャーのレッスンの種目は順調に伸びているので、貶されても、貶されても付いていくきゃない。
女房も漸く競技会での勝つ喜びを感じはじめた様で上機嫌。トライアルでも沢山の観衆のなかで思い切り踊る。飽きるような厳寒の続く冬の隙間に、少し春を思わせる日差しが射し込んだ日であった。

03年2月12日(水)
3月は親父コーチャー等の主催するローカル競技会に素直に参加することとしたので、コーチャーのレッスンにも熱が一段と入る。ルンバから始まり、タンゴ、ワルツと肝腎なポイントに絞り教えてもらう。
親父コーチャーのレッスンで痛く感じるのは、.瀬鵐垢話暴のコネクションであること。男も女も主役になり、強弱をつけて変化を見せることである。⊇召辰討修離灰優ションをつくるには、主役の動きが先行する。コネクションがあるから中間バランスも創れるし、真っ直ぐ立つこともできる。てが先行することもないから、腰から上は真っ直ぐ立って、腰とともに移動する。
5年目に入って漸く、ダンスの扉を叩いている感じ。本当に置き行きが深い。今夜も相変わらずの罵倒の連続であったが、本物を知る喜びが上回り、気にもならなくなっていた。

03年2月5日(水)
罵倒の連続の30分だった。親父コーチャーは小生の覚えの悪さに頭から湯気を立てていた。「何にも変わっていないじゃないか」「こんなんで競技会にでれるのか」とかいろいろ言っていたが、大事のポイントを覚えるのに必死で、それ以上は覚えていない。ギャン、ギャン怒鳴っていた。
タンゴのホールドとリンクの2歩。「ホールドは相変わらず、抱え込んでいる。懐が狭く、右肩が前に出ている。こういうの女から一番嫌がられるんだ。まったくー」。「腕を肩から直角にして伸ばし、女性の脇に宛がい、引き上げろ。それから曲げろ」とのこと。続いて行ったリンクの1歩目が、今日の怒鳴られる最大の原因。自分でも何が正しいのか良く分かっていなかった。「動きは前(前進の左足)にあるが重心は右足」「リンクの2歩目は女が優先」「女はリズムどおり踊り、リンクする」「男は遅れてリンクする。終わりは合わす。と言うことは男のリンクは素早く終える」とのこと。今まで1歩目が、訳が分からず前進していた。重心も前に行ってしまい、リンクするが締まりがなく、最後は腰が抜けていた。重心が前に行っていて、2歩目も男性主導でやっているから、確かに「糞も味噌も一緒」で自ら踊りをぶち壊していたと云われても返す言葉もない。コーチャーの教えどおりやると、女性ともぴったり息はあう。重心が右足にあるから腰も抜けないし、最後に良い形をつくる余裕もでてくる。そう言えば、いっちゃんも「1歩目はチェックだ」と言ってくれていたことを思い出す。
すぐにその場で復習し、一段落して帰ろうとしたら、「3月はプロ主催の競技会の4級戦にでろ」とのこと。モダンもラテンもベーシックばかりで、JDSFよりもフィガーに制約がある感じ。乗り出した船だから、3月の予定もあったがコーチャーの意向に沿って挑戦することとしたい。永年の疑問がじわじわと解消していくことが嬉しい。合理的な原理がすべてにある筈で、それを知ることが一番の上達の近道ではないかと思う。

03年1月29日(水)
世間の風当たりが強い不況業種も断末魔を迎えている。情け容赦ない、なりふり構わない弱者切り捨ての横行が著しい。小生等も年収の15%カット、融資条件の変更、とうとうこれから支給される予定の終身年金まで減額するようだ。順繰りに出てくる話がすべてマイナス情報で、その都度将来設計の見直しが必要だ。そろそろ、その見直しも限界に近づいており、見直せる余地もなくなってきている。
そんななか、親父コーチャーのレッスンに向かったら、急用で休み。仕方なく練習するが、なんとも気力の入らない厄日。
今週の日曜日が2回目であったラテンのグループレッスンはなかなか手応えがあった。元アマチュアラテンのチャンピオンで5連覇を成し遂げた若いカップルがコーチャーである。基本・基本の繰り返しで前進・後退・回転の繰り返し。仝幅に歩幅をとり下腹部を引き上げ8を一旦上げ・下げ・更に下げちり足をつかう。これで1時間半動くのみ。小生等のルンバはベーシックそのものだから、大方がこの動きのなかにある。「これが身につけば」との思いが強くなる。時折、コーチャーが姿勢を直してくれるが、「もっと下腹部を引いて」と「肩を下げて」に絞られる。
このラテンの姿勢が「あばら骨を引き上げる」ことかなと思い出す。KAZUさんからチャチャは「あばら骨で踊れ」と言われたことも思い出す。モダンの姿勢にも通ずるのだろうか。ジャンさんから教えて頂いた「腹筋と背筋であばら骨を引き上げ、骨盤を垂直に保つ」とのこと。「真っ直ぐ立つとはこういうことか」と納得することしきりである。
この時代はまだまだ混迷するであろうから、予期せぬことが更に出てくるだろう。開き直ってこれに立ち向かうしかなさそうである。どんなに追い込まれても、細々でもダンスは続けていけることを願うのみである。

03年1月22日(水)
占いは信じない性質であるが、今日の運勢に良く見掛ける「午前は良いが午後から悪くなる」にぴったり。気分良く目覚め、朝から食欲もあり、午前中の仕事も順調に終える。午後の招かざる客との応対から、俄然、悪化した。
来月のセミナーの準備で出版社と打ち合わせ。担当者が替われど、相も変わらぬ責任転嫁で怒りが爆発。叱りつけて追い返す。気分は極めて悪くなる。夜中には別の件でも面倒な話が舞い込み、とんだ厄日で永い一日が終わる。
そんななかでのレッスンだから、気分も重く出掛ける。やりだしたら、そんなことも忘れて毒舌に夢中で付いて行く。タンゴのリンクからリバースターンまでを繰り返す。前々から「ガタガタと踊る」と言われている。どうすれば直せるかまで考えずに繰り返していた。「重心を体の真ん中に置き、前進・後退しろ」「静かに!」「揺れない!」。「なるほど」左右に重心が移動するからガタガタするのだ。あとは「クローズドプロムナードの1の前進の歩幅を小さくしてみろ」「だけど体はひじから先行して前進しろ」これだと次の3歩の強弱がはっきりする。「これが踊りなんだ」と親父は得意げ。
日頃は、ダンスに熱中できる有り難味は当たり前で、そう感じてない。こんな日は気が滅入り、ただただ夢中で練習できることが、殊更有り難いことと感じる。「明日はいい日」になって欲しい。

03年1月15日(水)
競技会の結果を胸に親父コーチャーのもとへ向かう。モダンが2回戦まで行けた旨を告げると予想に反して大いに喜んでくれる。この機とばかりに、「今日はラテンを見て欲しい」と頼みこむ。ラテンの準決勝での敗退とその採点が気になっていた。1回戦、2回戦とも満点に近く、決勝に行ける気がした得点が準決勝では様変わりした。踊りには何にも変化はない。点数稼ぎの踊りをこのところ続けて来たが、「大事な基本に欠陥があるのではないか」との危惧が頭をもたげていた。案の定「そんな小手先でやったって無駄」「どうせ出鱈目やってるに決まっている」との冷たい返事。それでも今日はルンバを渋々ながら見てくれることになった。
結果は「ダンスはみんな同じなんだ」「踊ってない」「勝手に足を踏んでいるだけだ」とのこと。一番大事なお互いのコミニュケーションが不足しているとのことで、その指導を受ける。
ベーシックムーブメントで腕の伸び、縮みを繰り返して行う。モダンと同様に2の前進は遅れ気味にコネクションを感じてスタートし、腕の押しを先行して伸ばして行く、「女の着地したところに足を着け」とのこと。今まで相手をそれほど感じずに前進していた。ワルツの前進と同様だ「。女が奇麗に踊れる位置への後退」まで待って、その位置に合わせて前進する。「男は黒子だ」と感じる。3の男の後退も同じ様に、「ゴムの縮むように」コネクションを持ちながら後退する。この男女の駆け引きが踊りになり、コネクションがあればお互いに奇麗な姿勢で動けることが分かる。道理である。いままでは決められた形をコネクションなしで作っていた、情感が出ないのは当たり前である。但し、「言うは易し、行うは難し」である。先ずはすべてにコネクションをもって踊ってみたい。
モダンはたった3回の親父コーチャーのレッスンだったが、これもコネクションを教えてもらったので、実践した。この効果が2回戦まで行けた要因だろう。
表面ずらでない原理・原則を重視した親父コーチャーの指導を信じて行けば、モダンは日増しに上達しそうな気がする。今年の1年をこの親父に賭けてみる気持ちになって来た。「やるぞ!」
レッスンが終わるや否や、親父は喜び、舞い上がり、勇んで飲み屋に直行していった。我々は渋々とその後を追う。

03年1月12日 武蔵野市新春ダンススポーツ大会 JDSF 5級ML
戦い終えて、少し光りが差してきたので、安堵感とささやかな満足感に浸っている。
ラテンが準決勝、モダンが2回戦と漸く参戦に価する成績になって来た。夏からのアマコーチャーと短期間ながら親父プロコーチャーの指導のお陰である。ネット仲間からも親身なアドバイスを昨年中を通して頂いた。
ラテン(2ヒート)のC/Rは1回戦は5・5=10、2回戦 5・4=9 準決勝 2・1=3
モダン(3ヒート)のW/Tは1回戦は5・5=10、2回戦 1・2=3 両方とも 5点がボーダーであった。


「練習は裏切らない」は本当のようだ。チャチャ・タンゴに集中したら、成績が逆になってきた。これが一番嬉しい。それと女房が親父コーチャーのお陰で、自主的に踊りだしてきたことだ。欲も少しずつ出てきている。
ラテンの準決勝も勝てたような気がしていたし、モダンももう少し行けた気がした。
良いスタートが切れた。この1年に勝負を賭けて、明日からの練習に力を込めて行きたい。こんな夢が見れるなんて、競技会に挑戦してよかったとしみじみ思っている

03年1月8日(水)
不安視しながらレッスンに向かう。相変わらず先客が罵倒されていたが、前回ほどの迫力は感じられない。鬼の霍乱で風邪を召したようである。タンゴのレッスンを希望する。前回に我々のタンゴの練習を端で観て「酷いな」の一言。このままの言われっぱなしでは、近々の競技会に精神面で集中できないので、何としてでも、との思いでお願いする。
レッスンの開始。一通り踊りる。「男に服従の踊り」「女が踊っていない」とのことで、姿勢・ホールドをチェック。女の位置がかなり違い、コネクションも出てくる。そして「動いたら最後に姿勢を整えろ」と。「最後にいい形を誇示しろ」とも言っていたから、同じことを指すのだろう。あとはルーテインの各個所での不備の指摘。「2ウオーク・リンクの3歩目を大きく」「4歩目で顔を鋭く左へ向けろ」「膝を絞れ」「バックコルテの1歩目は左にウエイトを乗せない」「クローズドプロムナードはひじから前進」。
30分間踊り通しで、何回もの駄目出し。暖房と経験のない激しいレッスンに汗が迸り飛ぶ。そんなに目新しい指導ではないが、観念的でないから、頭にすーと入ってくる。細かい枝葉でなく、幹の部分の繰り返しである。
前回に小さな衝突があったからか、今日はレッスンに集中した指導なので、大満足。これの継続でレベルアップが図れることを願うのみである。「コーチャーは指導技術には長けるが、少し変人だ」くらいであることも願いたい。こっちもかなりの変人なのだから。
最後にコーチャーが「暇な奴は金がない」「意欲がある奴は体力が既にない」等々。中高年ダンサーの道は険しい。

02年12月25日(水)
長期休暇の5日目。4日間のパーテイーの梯子でいささか疲れた。退職後の過ごし方も、上手なリズムで生活しないと、体調を崩すことが分かる。 夕刻にプロコーチャーの2回目のレッスンに向う。挨拶もそこそこに、ワルツを踊る。前回と同様に万事にNG。それでも今までのコーチャーの指導になかった指摘で納得するところは大きい。男と女の役割。「それぞれが、しっかり踊れ」とのこと。後退が主役である。今まで前進で大きな歩幅で突っ込んでいたから、まるで逆。後退者が邪魔されずに踊れれば、綺麗に踊れる訳である。 道理である。脇役の前進する者は、遅れ気味に前進する。そうすればコンタクトもとれる。3もしっかり立てて綺麗な姿も見せられる。そして主役の後退では、1が大き過ぎていた。だから2が大きく踊れず、主役の役目が果たせていなかった。自分が主役のところは、「相手に構わず思いきり 踊れ」と怒鳴り捲る。 レッスンの終了後、3組のメンバーとコーチャーを交え、忘年会をする。酒が入りコーチャーの毒舌は一段とエスカレート。「なんでこんなに下手なんだ」「下手なコーチャーに何時までも付き合っているんじゃねー」との言葉に、短気な小生が切れる。「コーチャーの今までにない指導、儲け主義でない指導に誠意は感じるが、それはレッスンで示してくれたら良い」「それ以上の神経を逆撫ですることは、レッスンに必要ない」と反論。 指導の熱意、新しさ、真面目さは「買い」だが、言葉が酷すぎる。なかなかバランスのとれたコーチャーはいないものだ。「遅れた業界だ」とつくずく感ずる。毅然と立ち向かい、、何とかレベルアップを図りたいと思う。 罵倒された言葉で、大きくプライドを傷つけられ、寝心地は良くなかった。「あのくそ野郎め」。これからもこんな戦いは続くことだろう。

02年12月18日(水)
コーチャーの都合でレッスンが休み。競技会サークルの仲間から薦められていたプロコーチャーのレッスンを気楽な気持ちで眺めに行く。毒舌で生徒が逃げ出すコーチャーとの評判で、怖いもの見たさの感もある。会場のドアを開けたが、眼に入ったのはおじさん2人とおばさん。洒落たダンス教師は見当たらず、短躯の風采あがらないおじさんがコーチャーであった。評判どおり、怒鳴っていた。時たま「にこり」とする愛敬もある。
突然、小生等のレッスンが開始。用意もしてないので、バタバタとワルツを踊る。採点「0点」。「糞も味噌も一緒や」「律義に足型を繰り返しているだけや」と予想どおりの辛口。取り持ってくれた仲間が見かねて、オロオロしながら「皆んなこうなんだからね」と念を押す。
ナチュラルターンで細かくチェックしてくれる。「踊りは女が主人公なんや」「なんで男が力んで踊るんだ」「男は自分のパートをしっかり踊れ」「肝腎な時はボケてるのに、振り回すな、突っ込むな」と今までとは反対の様な話が続く。「男は女が動いたら、少し遅れて付いて行くのだ」。言われたように素直に踊ると確かに情感もでてくる。「踊りには強弱あるのだ」「芸術だ」「美しくなくてはいけないだ」と柄にもない言葉が続いていた。コーチャーは自身を「風采が上がらない分、技術でカバーしてきたのだ」とも言っていた。
「女が踊る」こと。「強弱つける」こと。「芸術性を高める」こと。もっともである。言われていたことは全て不足している。こんなレッスンが必要だったんだ。
目茶苦茶に言われたが、モダンの恒常的な低得点は、今日の評価に代表されていると思われる。この「怒鳴りおやじ」に賭けてみようかと言う気になって来ている。
週末から年始まで、約半月の長期休暇に入る。入社以来の初めての年末・年始の長期休暇であるが、年始は「出社に及ばず」かもしれない。身辺整理と来年に向けての練習に励みたい。新たな刺激の多い夜であった。

02年12月11日(水)
前日に取引先の接待を受け、中小企業経営者の悲痛を膚で感じて、気の重い一日であった。どこもかしこも不景気で、その内容も深刻である。株価と不動産の際限ない低下が原因であり、「こんなことぐらいなんとかならないのか」と腹立たしい。企業年金も一連のリストラで受給者が大半の歪びつな形になり、受給前から減額の不安が出始めている。万事が狂ってきていて、将来の不安も大きい。
そんななかをレッスンに向かう。今夜は女房は忘年会で休み。コーチャーと2人だけで練習を開始する。チャチャから始まり4種目のすべてを踊る。相手がコーチャーだから、踊りがいがある。上手くなったような気がして気分はいい。
先週、ジャンさんからメールを頂き、「背中を強く」とアドバイス頂いた。期せずして別のコーチャーから「背中が死んでいます」との指摘があり、背中が大事なことを知る。「前進する時でも少し背中を引いてみろ」とのこと。確かに背中が豊かになった感はある。背中に豊かな余裕を感じさせないといけないようである。「男の背中は人生を現す」とは聞いていたが、「背中がダンスを現す」とは合点が行く。「ダンスも含めたその人の人生を現す」のだろう。それにしても貧弱な背中である。じっと鏡に見入る。
レッスンも終わる頃になると、すっかり気分は爽快になっている。暖かくして寝入る。

02年12月4日(水)
午後から風雲急を告げる動きがあり、揺れ動く。メガバンクの迷走劇の始まりである。3年前に分割された親会社が、急遽、来春に合併するとの思わぬ報にバタバタする。また不毛の統合作業が発生する。気の毒な話である。小生は傍観者であるが、自分の進退もこのスケジュール下で決まることを悟る。来春の合併を控え、大幅なリストラが行われるのは確実である。残り時間の少ない身にとっては、もはやどうでも良いことだが、働き盛りの若手は何に希望を燃やして働くのか気懸かりである。
そんな社内の喧騒をよそに、我関せずと、定時退社でレッスンに向かう。今日も前回に続いて、ルンバ・ワルツを行う。女房が遅れていたので、コーチャーと踊り始める。アレマーナのリードとかハンドツウハンドの回転の仕方等の細かいところを教わる。「こんな風にいつも踊っている」「女房とは練習が十分でなく、こうはいかないですね」とやりとり。まあまあの感触で終わる。ワルツは前進・後退の基礎からスタート。後退で「押す感じ」、前進で「引く感じ」でリバースターンを繰り返す。この方法だと両方ともボールポジションとなり、女性とのコネクションも分かりやすい。後退の5の足の抜き方が遅く、大きく出ていなかったことも分かる。次はウイスク・シャッセフロムPPの1の足。同時に2の足の左肩が先行して前進して行っていなかった。そして2の足も小さかった。1の足が十分緩んでいなかったからだ。ナチュラルターンに繋がる3の足も同じ理屈だろう。「引っ張る感じ」で大きく前進する要領が漸く分かった感じ。これだけの練習であったが、汗びっしょりで、息も絶え絶え。
前途に微かな光を実感しながら、楽しくレッスンが終わる。今は本当に混迷した時代である。漠とした不安がいつも付き纏う時代であるが、「ダンスにのめり込まなかったら、どうなっていたのだろう」。前途の漆黒の不安を汗とともに吹き飛ばし、辛うじて気分を持ち直す。。

02年11月27日(水)
競技会が終わり最初のレッスン日。顔をあわせるなり、コーチャーから結果を聞かれる。チャチャが高得点の話は喜んでくれたが、タンゴの不振には顔を曇らせていた。「タンゴはホールドが動くんですよね」と本音も飛出す。そんなことで、今日は気分も変えて、ルンバ・ワルツのレッスンが始まる。
ルンバは基本からスタート。クカラチャを行う。最初から肝腎なことが、今までと違うのに戸惑う。ここでも「4で一旦、立て」とのこと。「溜めてから1で立てた足をニーバックして脇腹を縮めろ」とのこと。今までは、41を一瞬に済ませていた。あとは両腕の内側の筋肉を使ったホールドで、コネクションをしっかり保つことを教わる。最後に音をいれて踊る。「チャチャばかりやっていたので、ルンバはしっとりしてとてもいい」「時々身震いするぐらい、いい形の時あるよ」とリップサービスを受けて終わる。
ワルツはウイスク・シャッセフロムPPの1と3の前進が焦点。「綱を引くように、できるだけ大きく前進して」とのこと。2と3の3の前進は直下に降りただけで、大きな送り足になっていなかった。送り足を大きくする為に、「沈み過ぎない様に」と言っていた。「沈むことより、前へ、前へ足も腰も前進して行くことを心掛けて」とも言っていた。ワルツも思っていたより、良かった模様。
こんな調子で、レッスンは再開した。今後は4種目を丹念にこなして行きたい。次の競技会は来年の2月。約3ヶ月、年末・年始も返上して練習したい。来年はどんなことになるのか、いまから楽しみである。
来年も今年のように、ダンス・ダンス・ダンスで過ごせる幸せを願っている。

02年JDSF5級戦の戦績
回数 日付 場所 ラテン C/R 点数 モダン W/T 点数

14.11.24 渋谷区 三次 2・2 =4 ヒート4 一次 2・2 =4 ヒート4
14.09.22 宇都宮 一次 0・3 =3 ヒート2 一次 2・2 =4 ヒート2
14.08.25 北本市 二次 1・2 =3 ヒート2 一次 3・1 =4 ヒート3
14.07.20 川崎市 一次 2・4 =6 ヒート2 一次 2・3 =5 ヒート2
14.05.26 上尾市 二次 1・1 =2 ヒート2 二次 1・2 =3 ヒート2
14.04.28 深谷市 ― − ー ー ー −−− 一次 0・0 =0 ヒート4
14.03.31 狭山市 準決 1・2 =3 ヒート1 準決 1・2 =3 ヒート1

い魯轡襯弌5級相当戦
△亘夢愿貎型誉

02年の競技会はすべて終了した。戦績は酷いものであるが、夢中で取り組めた満足感、練習は必ず報われることも分かり、漸く競技のスタートに立てた感がある。
手応えも感じてきたので、来年も今年の会場での雪辱を期して頑張ってチャレンジしたい。
いい1年でした。

02年11月24日(日)体験8 渋谷区ダンススポーツ大会 5級戦
金曜日の夜に50代のリストラされた社員の送別会があり、普段は欠席の酒席に参加したのが失敗のもとだった。寂しい気持ちの激励にでもなればと出席したが、根が好きだから、飲んでしまった。
翌朝は少し酒が残る感じで、午後から公民館DPで汗を流す。暖房が効いているので暑い。そのなかでチャチャをがんがんやる。確かに「いつもより疲れるな」と思い終わる。仲間の女性から「眼が充血してますよ」と言われ、慌てて鏡を見る。充血どころか切れて鮮血が滲んでいる。「ああまたやった」と落ち込む。加齢とともに血管が弱くなり、よく毛細血管が切れる。2、3日もすれば何事もなく快復するのだが、明日の競技会には間に合わない。帰宅後に急いで冷やし、早めに寝る。
翌朝、鏡を覗いたが、引いていない。「やめようか」「そうしたら」とやりとりしながら、最後だから、無理してでも行くことにする。道々、不運を嘆く。
落ち込んだまま、会場に到着。それでも練習をする。見た目が悪いが、開き直ることにした。「楽しく踊ろう」と。
ラテンは4ヒート、48人。チャチャ・ルンバを連続して踊る。待機して4級戦を眺めていたら、同じコーチャーの同じレベルのおじさんが踊っていた。先週5級戦で優勝したカップル。何故か優勝を不思議に感じていたが、謎は解けた。いつもの不機嫌な素振りは微塵も感じさせない愛想のよさ。常に笑顔があるではないか。
我々のスタート。見習って気持ちを楽にして踊る。「1で立つ」も意識的にやる。腕も思い切り伸ばす。一次10点、二次8点(チャチャ5点・ルンバ3点)、次は三次、未経験な体験。勝ち抜き人数の減ることに快感を覚える。三次で勝てば12人で準決勝。思い切りやろうと誓う。結果はチャチャ2点、ルンバ2点の計4点で1点不足。敗れたが、チャチャの練習の甲斐があったことで、満足感に浸る。ようやく競技会のスタートラインに立てた感じもした。
この頃は眼の調子の悪いことは忘れかけていた。端でみている人はギョッとしていたのだろうが。
午後からスタンダード。こちらも4ヒート、52人。最初に10人ほど落ちる。「まあ、2回は踊れるだろう」と高を括っていた。ワルツもタンゴも攻撃的に攻めて自分自身は納得で終わる。結果はワルツ2点、タンゴ2点の計4点。「えっ」と思ったが後の祭り。1点の不足で一次予選落ち。スタンダードの方がレベルが高く、それに引き換え小生等は未熟だったのだと思う。
画して本年の最後の競技会は終了した。来年に繋がる競技会になった。明日から、今度は4種目をバランス良く、練習してみたい。
「練習すれば必ず報われる」パールさん曰く、「練習は裏切らない」を胸に、また来年も競技会の挑戦を続けたい。未熟な小生等を励まして頂いた、多くの皆様に感謝。感謝。感謝。

02年11月20日(水)
競技会も今度の日曜日に迫ったので、なんとなく落ち着かなくなって来ている。
コーチャーも直前のレッスンなので、手加減していた感じ。それもチャチャのニューヨークのシャッセで、相変わらずの足の運びの悪さに業を煮やし。「足踏みでいいですよ」「1で立てばその方がよく見えます」「騙されたと思って、そうしてください」「頼みます」と最後は哀願されてしまう。男は小さく踊ればいいのだ。「その回りを女性がひらひら踊るのだから」とも言っていた。前にCAZUさんにも、「足踏みでいいですよ」と言われたことも思い出す。不甲斐ないことである。
タンゴもウオークのすべてで、しっかり腰を入れることの念をおされる。あわせてホールドが下がる点の注意も受ける。
真夏の屈辱からコーチャーの指導を受けて3ヶ月。変わったと言えば変わったが、勝てるようになったかと言うと非常に心もとない。まだラテンもモダンも全然自信がない。「いくら教えてもらっても無理なんではないか」とも思う。時々、「このままやって行けば、遅いながらもある程度までは行けそうだ」とも思う。要は揺れ動くのである。
もうあくせくしても始まらないので、貴重な競技ダンスの経験ができたこの1年間に感謝して、競技会を楽しんでこようと思い始めている。

02年11月13日(水)
副業のセミナーが終わりほっとしている。先週末には大騒動が発生した。前回のセミナーで小生に対する「受講者の評価が低いので、今回は挽回をしてくれ」とのこと。これを黙って聞いてはいられないので、猛反発する。「主催者側の企画の弱さ、受講者の軟弱さを棚に上げて、すべての付けをこちらに回すのか」。聞きつけた先方のオーナーの断で担当の編集者は即配置転換。景気が悪いと揉め事も増える。小生のセミナーも来年の2回の予約はあるが、この先行きも、これで分からなくなった。厳しい世評に風前の灯。
競技会も迫り、コーチャーは熱が入ってきた。チャチャ・タンゴをやる。チャチャはもっぱらチェック・バックに集中。爪先と頭を一個所に固定し、踵の上下で軸足を変える。体重移動はしないが腰の移動はしっかり行う。これでスピードに対応する。従ってこれに続くシャッセも軸足を交互に変えれば同じ原理である。大きく動く必要もなく、その場の足踏みで良いとの意味も分かる。当然に軸足は伸びている。漸く原理が飲み込めた。随分と回り道をしたものである。ただこれを自分のものにするのにまた時間が掛かる。
タンゴは前進の腰の入り方を入念に確認する。最後に「普段どおりに出来れば、これでいいんですがね」と激励とも慰めともつかない一言。同じコーチャーで、同じレベルのカップルが、先日の日曜日に思いがけずに優勝したとのこと。
ここ何回かの競技会は, いつも普段どおりの力は出せていない。まあそれが試合と言うものなのだろうが。焦らずに着実に力を付けたいと思い出している。

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