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件名: 原点
ども。
早読み、あがとりい。
8月10日は裏青森だったんだぁ〜、知らなかったよ。
さて、そんなわけで8月10日は昼の平均気温20度の青森県青森市でしたが、
2日後はもう少し南へ下り昼の平均気温28度の岩手県花泉町へ。
8月12日「第3回ふく面ワールドリーグ戦」花泉町民体育館
●青森から花泉へ
10日青森市大会終了後は、弘前市近くのホテルアップルランドというところに宿泊。
日本で唯一というりんご観音様がある不思議なホテルながら中身はしっかりと。85点はあげられる。
りんご好きにはオススメの宿。
それにしてもりんご観音、日本で唯一、ということは日本以外にはあるのか?
・・・まぁ、世界は広い。
ふく面W杯を見ていても未知の国から未知のレスラーがやってくるもんなぁ。
翌11日はなかなか行けない津軽地方を観光。
IKUZO館:70点
金木町出身の吉幾三が演歌を歌って貯めこんだ金でつくった個人の記念館。
吉幾三ファン以外誰も欲しがらないグッズ販売と
田舎の雰囲気にミスマッチの社有車と思われる黒塗りのニッサン・シーマが見所。
クルマがベンツだったらもう少し点数が伸びた。
斜陽館:65点
同じく金木町出身の太宰治の生家を町が買い取った金木町屈指の観光スポット。
そもそも「恥が多い人生」を売り物にして女と心中を何度も図るセンスがマイナス。
訪れた人がもっとも興味ある太宰治の女性遍歴部分がキレイにまとめられていて
核心に触れられていない所も大きくマイナス。
津軽三味線会館:85点
津軽三味線をひとつのジャンルに極めたのも金木町出身の人が代々努力した結果。
ほぼ同時代を生きながら太宰治の金持ち出身ならではの贅沢な悩みに対極する、
巨人の星の左門豊作を上回る不幸のどん底からの努力一筋は感動もの。
金木町は、太宰治より津軽三味線を町イチヴァンの観光資源にすべし!
江差町の江差追分会館には負けるものの郷土芸能会館としての完成度は高く、
吉幾三の父親は青森では有名な素人のど自慢アラシだった、など貴重な情報多数。
十三湖しじみ料理:70点
名産のしじみを使った料理です、と言われてもおいしい牛肉を食べた時の感動には遠く及ばず、
しじみはしじみでした。
竜飛岬青函トンネル記念館:95点
行ったことないので比較するのは反則だけど
JR北海道の青函トンネル海底駅のドラえもんハウスを想像していたら大間違い。
本物の工事用のトンネルにケーブルカーで
海底の下140メートルまで潜っていくリアリティーはスゴイ。
ケーブルカーで隣りに座っていた人はシャンパーニュのカーヴのようだ、と呟いていましたが。
そんなこんなで12日には青森を離れ、南へ。
今日の会場、岩手県花泉町ってどこ?
地図を見ると、岩手県の南の端と思っていた一関市のさらに南にある。
特急、新幹線を乗り継ぎ一ノ関駅へ。ここからレンタカーで花泉町をめざす。
それにしても、何回か来ている一関の街、かなりさびれた。
テッドがハンバーガーを買っていたマクドナルドはなくなっているし、
その向かいのデパートも廃墟・・・。
「チケット絶賛発売中〜」
ん?
花泉町から発売中〜号が一関市内までやってきている。
道路標識を見ると、国道を走って花泉町まで十数キロ。
むふ〜。かなり近い。
発売中〜号を見失ってしまったが、標識に従い国道を。ほどなく花泉町の標識。
そこから田んぼの中を走る。
ここは定石どおりに駅か役場を探すも、そのまま走るとJR東北線の花泉駅に。
駅前の町内案内図でめざす町民体育館を発見。かなり近い。
駅前の町イチヴァン(推定)の商店街を抜けると、田んぼのど真ん中にありました。難易度1です。
●地元度
到着は陽も傾いた17時過ぎ。既に20人くらいが並ぶ。一見しただけでわかる地元度の濃さ。
小学生を中心としたちびっこと付き添いと思われるお爺さん、お婆さんがすべて、
と言っても過言ではない。
「筋肉マッチョ、今日は出るかなぁ」
「違うよ、マッチョ・パンプって言うんだよ」
「池田くんって知ってる?」
「あ、パンフレット売りに来た、3人でお金出しあって買わない?」
まわりのちびっこたちのすばらしい会話。
到着時には少ないと思われた列も開場の17時45分には、200人以上もの行列に。
試合開始時には今日もブルーシートに座りきれない人数。450人くらいかな。
こんな田んぼのど真ん中にこれだけの数が集まる、しかも地元度98%以上!
すばらしい。
で、残りの2%ですが、、、
1) 池田くんの紙テープを配っていた親子連れ。
2) 今度DDTを見に行くと互いに話していた10代の女性4人組。
3) 新幹線の自由席でやってきたと話していた男性。
4) ・・・ん?赤コーナー脇の1列目を確保してひと息つくと、隣りのサイドに見たことある顔。
マサ・みちのくがいつのまにかやはり1列目に座っています。
5) ロビーに出たらいきなりすれ違ったJカップ金髪の美女。
おぉ、これは4月の選挙以来すっかり有名になってしまったサスケ夫人。それに息子と娘。
会場にサスケの家族が来ているのに遭うのは1994年7月の矢巾の「ユニバーサル同窓会」と
2000年4月の仙台の「J−CUP3」以来だなぁ。しかしなんでここ花泉町へ?
あ、そろそろ試合です。
今日の本部席はパンチ田原。ほお。
2人で半人前の本部席の人は、小さい人だけもぎりのところにいました。
サスケ夫人に東北地方の地図が書いてある名刺を渡していたみたい。
やっぱりみちのくに入社したのかな。応援してます。
●1.アニバルvsジェロニモ
ジェロニモの試合、初めて見ます。
ほとんど新人のジェロニモに、ちびっこにはやさしいアニバル、どんな試合に?
アニバル、今日は竜が描かれたマントで入場。
青森でしていたド派手なマントの方が好きだなぁ〜。
試合。
・
・
・
う〜ん、互角の闘い。
身体がひと回り大きくて、キャリアもある(多分)アニバル、
最初は受けて立つ試合展開、とも思ったのだけれど、そうは見えなかったなぁ〜。
メキシコ特有の関節技を決めてもすぐにジェロニモに裏返されるし・・・。
それだけ受けが上手な、大物ってこと?
え〜っと、結局アニバルが勝ったんだけど、どんな技だっけ?
丸め込みだったような。
ジェロニモ、折原に弟子入りしたというだけあって、ガッツは相当なものがありそうでした。
鉄平よりもガッツはある、とみた。
●2.つぼ、ジャワvs湯浅、池田くん
2日前の青森と全く同じ顔ぶれ。
・・・2日前と今日を続けて見る人って何人いるんだろう?石川カメラマンも今日はいないし。
まぁ、そんなことはどうでも良くて、どう闘いが深化しているか、ですね。
つぼ入場時、イチヴァン後ろで見ていたサスケ家族のところまで行き、
サスケの娘を抱えて走っていく。喜ぶサスケ夫人。
・・・いいのか、娘がわけのわからない原人にさらわれているのに。
試合。
つぼvs湯浅から始まる。
「湯浅〜」
お客さんの声援。怒るつぼ、そのお客さんの方に降りていきそうな勢い。
あいかわらずお客さんをお客さんと見ていない。
「湯浅〜」
青森では1回だったのにもう1回声援が飛ぶ。ふたたび怒るつぼ。むふ〜。
「リリリリリーーーーー」
ん?
どこかからか電話の音。
これまた怒るつぼ。
まぁ、相手選手に声援を送るお客さんはぜんぜん問題ないけど、
試合観戦に電話の電源を切らない、マナーモードにしないお客さんは怒って当然。
「リリリリリーーーーー」
どうやら席のイチヴァン後ろに座っているお客さんのようです。
つぼもリングから降りようとするほど怒ってる。
さすがにテッドも「すいません、電話は・・・・・」
「あれぇ?」驚くテッド。
電話を持って会場から走って出ようとするのは、Jカップの金髪女性。
テッド「サスケさんに怒られますよ!」
なんで花泉町にやってきたのか謎だったサスケの家族、
さっきのつぼ入場といい、つぼとのからみのためにやってきたの?
ようやく湯浅と組むつぼ。
とたんに嫌がるつぼ。何やらテッドにアピール。
テッド「湯浅、おまえにんにく臭い!」「2日前に食べた?」
「なんで2日前でなのにこんなに臭うんだ、いいかげんにしろ!」
怒られる湯浅。
が、ここからは2日前と同じようで微妙に違う、深い展開になっていく。
残念ながら湯浅と池田くんよりもやっぱりつぼとジャワの方が上手で、
中でもジャワの動きは初めて見る花泉町のお客さんの心もあっという間につかむ。
そして、今度はつぼとジャワの連携も完璧!
つぼが湯浅を押さえ、ジャワはこん棒で湯浅を・・・。
ボコッ!
ジャワのこん棒がつぼの頭に。
呆然とするジャワ、倒れるつぼ。そこをすかさず丸め込んで、湯浅、池田くん組の勝利。
2日前と違って、怒るつぼをジャワが謝りながら退場。
むふ〜。
どっちもどっちだ。
●3.折原vsモアイ
レフェリーは米沢くんに変わる。
時々レフェリーをやるようになったけど、レスラーとしてはいつデビューなんだろう?
・・・応援しています、もちろん。
試合はいつものシングルと同じように椅子を持っての入場の折原、
最初はモアイと普通に闘うがちょっとやそっとで動かないモアイになんとかしようと、
椅子を持ち出す。
折原、椅子攻撃。モアイよける。・・・あぁ、米沢くんに!
失神して倒れる、米沢くん。
こうなるとモアイも折原の椅子を取って反撃。
もうめちゃくちゃです。
途中なんとか起き上がった米沢くん、2人を制止するも、
巨体のモアイに凶暴な折原を止められません。
椅子を持ったモアイに対して急所蹴り3連発、なんてことまでする折原。
3回目?いや4回目?倒れては起き上がる米沢くん、
なんとか試合を成立させようとモアイと折原を押さえるが、折原は言うことを聞かず、
むしろ椅子で米沢くんを攻撃する始末。
さすがにたまらずゴングを要請。
折原、反則負け。
むふ〜。
ふらふらの米沢くん、大丈夫?
一方、反則勝ちになったモアイも、椅子で殴られる、急所を何度も蹴られるで、面白くない。
ゴングが鳴った後も折原を追いかけて会場中で乱闘をやっていましたぁ〜。
●気仙沼二郎
レフェリーだった米沢くんが倒れ、湯浅とジェロニモはモアイと折原の制止に行ったため、
ダンサーズは池田くんのみ。
歌終了後のマイク、
「この付近でも揺れたと思う先日の宮城北部地震の義援金を・・・」「紅白をめざします」
●休憩
気仙沼二郎と・・・、すいません、ちょっと取り込み中で売店チェック忘れました。
●4.「公式戦」カシンvsサンタ
今日唯一の「ふく面W杯」公式戦です。
いつものように悪いおもちゃを配りながら入場のサンタ。
いつものように気仙沼二郎を引っ張りながら入場のカシン。
あ、今回はあっさりとエプロンまで上がった、気仙沼二郎。
こうなったら全日本の人ともに2人でセコンドをやっていくのでしょう。
試合。
青森同様のカシンはカシンらしい試合展開。サンタもサンタらしく・・・。
あ、これもよくわからないなぁ〜。
別にトナカイに乗っていたわけでなく、小柄な体型を生かしたスピードのある動き。
だけど、突然止まって緩急をつける。笑い付きで。
結果はコーナー上のサンタを雪崩式で丸めて腕十字を決めたカシンの勝ち。
むふ〜。
カシン、いま一歩かも。
テレビで見たことある印象に残る動きはいくつかしてくれるんだけど、
なんかそれ以上のものではない、って感じ。
気仙沼二郎をセコンドにするのは良いアイディアだし、
盾にしてトぺ・スイシーダを受けるのも良いと思う、、、気仙沼二郎は迷惑だろうけど、、、
でもまだまだ初めてカシンを見るお客さんを喜ばせる方法はあるはず、いや喜ばせて欲しい。
もちろん、次々と相手をする謎のレスラーの魅力を引き出しながら・・・。
まぁ「ふく面W杯」開幕戦を見た新井記者が絶賛しつつも、
翌週の試合を見た健記者が厳しい愛のムチ的な記事を書いたのを参考にカシンの感想を言うと、
こんな感じかな。
●5.サスケ、アトランティス、ツタンカーメンvs東郷、日高、ステルス
開場されて売店を覗くと座っていたのが、東郷、日高、マッチョのFEC3人。
おぉ、日高も今日から参戦、って喜ぶも試合開始前のカード発表ではマッチョの名前がない。
ケガをしたのか、と心配をしつつもこの試合に東郷らと入場する様子を見ていると、
どこも悪くないみたい。
3日前のアトランティス戦でケガをしたという死国が欠場した関係で
試合からはずれただけでしょうか?・・・残念。
マッチョの試合を楽しみにしていた地元のちびっこは落胆しなかったかな?
東郷が入っただけで締まった青森の6人タッグに日高が加わると、もう万全。
日高、Z−1効果でしょうか、新しい動きも取り入れいい感じ。
ロープの反動を利用して動く時、ちょっとした動きが新しい。
そして今日の見所もやっぱり、アトランティスvs東郷。
2人はホント目を合わせただけで闘っている、っていう雰囲気で、
いざ両者がリングに入るとノンストップの攻防。すばらしい。
アトランティスがこのふく面W杯に優勝すると、東郷vsアトランティスかぁ〜。
東郷vsカシン、東郷vsサスケよりも見たいなぁ〜。
あ、試合です。
FECの標的はやはりサスケ。3人がかりで青コーナーに釘づけにする。
ぜんぜん良いところがないサスケに呆然とするお客さん。
「おら、サスケだらしねぇ〜ぞ!」日高がお客さんを挑発。
「サスケ〜」
「サスケ〜」
日高の声にようやくサスケへの声援が出てくる。日高、すばらしい。
お客さんの声援にようや反撃するサスケ、ブファドーラで東郷と日高を倒す。
アトランティスへタッチ。
こうなると、ケブラドーラ・コンヒーロの連発で、東郷、日高、ステルスを倒す!
わぁ〜い!
その後はどこを見たらいいかわからない、会場をいっぱいに使った目まぐるしい展開。
リング中央に倒されるステルス。ここでコーナーに上がるサスケ。セントーン・アトミコだぁ!
ステルスが逃げて自爆をしないか、と一瞬目をつぶる。
バァーン!
当たった!・・・フォール。1・2・3。
おぉ、セントーン・アトミコで決まった。
この技は誤爆、と思っていただけにやや唐突な感じがしましたが、
それまでの展開を含めると十分なメインだったと思います。
● マイク
もちろんサスケ。
「第1回はドス・カラス、第2回はタイガーマスク、
そして今回の第3回は必ず優勝します・・・」
「君たちがいる限り、・・・」
パチパチパチ。
いつものようにリングを一周するサスケにたくさんのお客さんが集まり、
途中では赤ん坊を抱き上げる姿も。そしてそのまま売店でサイン会。みんな幸せそう。
●総評
う〜ん、やっぱりこれがみちのくの風景だなぁ〜。
真夏の暑い昼間、陽が傾きかけたところで見つけた田んぼのど真ん中の体育館、
集まる地元のちびっことお年寄り、楽しい試合と激しい試合にドキドキハラハラ、
そこで行われる試合は例えば東郷vsアトランティスに代表される本物の中の本物、
そして最後はサスケが締める。
いいなぁ〜、これを求めてもう何十回もみちのくに足を運んでいる、
をあらためて思い起こさせてくれる風景が花泉町にはあった。
ここはみちのくの原点ということで、90点から始まって、
折原とモアイにボコボコにされながらレフェリーの仕事を全うしようとした米沢くんに+1点、
カシンもっともっとみちのくのお客さんを熱くして欲しいと期待を込めて−1点、
日高参戦+1点、マッチョお休み−1点、
そしてそして楽しみにこの会場にやってきてニコニコした顔で帰る花泉町のお客さんに+2点。
合計92点。
● 一関
当日は一関泊、
翌日は一関市内で酒の資料館と芭蕉が宿泊した場所を観光して、前沢町のオガタへ。
初めて見つけた時には考えられないほどの繁盛ぶり、
11時30分の営業開始5分前に到着したら20人近くの行列。
・・・でも、やっぱりおいしかったなぁ〜。100点。
ちょっと時間があったので町を散策、オガタ2号店を発見しました。
みちのく同様、しっかり努力しているところはちゃんと大きくなるんだなぁ。
世の中、こうでなきゃ、いけない。
あ、マサ・みちのくは、大会が終わると、
明日の鶴岡には古川から行くのが近いんで古川に泊まるよ、
と街灯もない田んぼの中の真っ暗な道に消えていきました・・・。
では。
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