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件名: 歴史と伝説
ども。
11月8日金曜日、夕方外国人のお客さんを品川のホテルに案内する仕事があり、
ふと目の前の京浜急行線に乗ってしまうと、、、
まぁ、そんなお仕事なんかあるわけもないのですが、
この日はみちのく10周年記念大会第3弾、
岩手、仙台と行なわれてきた記念大会についに参戦。
●伝説
メジャー新日本も旗揚げ戦を行なった伝説の会場、大田区体育館。
初めて足を運びます。
京浜急行線梅屋敷駅を降りてほどなく到着。
メジャー新日本に伝説の会場、もちろんみちのくにとっても伝説の地。
旗揚げ2年目の春、じんせいさま最初の八十八番札所としてサスケと闘い、
拝みながらのケプラーダを出してサスケに勝った試合。
平成海援隊がアメリカWWFにスカウトされ、
その壮行試合と、じんせいさまの挨拶「ここが君たちのふるさとだから・・・」。
デルフィン選手らが大量離脱をしてわずかなメンバーになった時、
“みちのくエイド”と命名された大会を成功に導いて、
イチヴァンの苦境を乗りきった。
成長著しいたいがーさまが、
ミレニアム・スープレックスを初めて出してサスケ超えを果たした試合。
・・・いろいろなことが起こっているこの大田区体育館、
両国国技館ではなくなったけれど、この伝説の地でみちのくの歴史を紡いできた選手が
一同に会して記念大会を行なうのは何も文句はない。
平日の18時試合開始に、なんとか17時50分会場到着。
外から覗くともう会場の中は熱気でいっぱい。
・・・入場する前に、会場前、旗揚げ2年目の初の大田区体育館大会で
ウイリーさんvsヨネ原人が落ちた伝説の池を確認。
むふ〜。
水がない。
これじゃ、今日はここまで来ない?
●メジャー
入場すると、目の前が売店コーナー。
いくつものコーナーが出来てお客さんがいっぱい。
みちのくコーナー、新作パンフレット販売。
みちのくでもお馴染みソフビ人形屋さん、東京までご苦労様です。
チャパリータ10周年興行チケットコーナー、
みちのくの歴史にチャパリータは欠かせません。
ひときわ大きい人がチラシを配る。石川雄規だ。でもなぜかそこには人がいない。
東京では未だにヒールなの?・・・涙。でも笑顔を絶やさず、チラシを配ってます。
BJWコーナー、関本大介がメンテーTシャツを販売。
K-DOJOコーナー、ニラが真ん中で一生懸命各種グッズを販売。
ニラのポートレイトを買った人にはその場でサインも。
さらには、WWEコーナーに、
テキサス・サンアントニオのショー・フナキジムの告知チラシも配っている。
さらにさらに、W-1チケット販売コーナーまで。
これだけで10年間みちのくが積み重ねてきたものがどんなものかがよくわかる。
そんな売店コーナーを大混雑の中覗いていると、客席から大歓声!
わ!
まだ18時にはなってないはずだけど、もう始まっている?
10周年大会をここまで盛り上げることが出来れば、みちのくも立派なメジャー、
あわてて2階の指定席をめざして駆け上がる。
席はステージを正面に見てその向かい側の2階席前方。
暗転している中、席に座ると、大音量のスピーカーから、
サスケ「いやぁ〜、これからのみちプロはですねぇ〜・・・」
キ、キキーーー!!!
グワァッシャーーン!!!
サスケ「ん?なんだ?・・・あ、TAKAの野郎!何てことするんだ!」
ガッシャ!、、、タ、タ、ッタ、、、、
おぉ、これは伝説の“TAKAのサスケリムジン襲撃事件withGAORA中継中”の
音声ではないか。ついにみちのくも大型映像付きで興行をやるようになったか、
と感慨深く映像を見る、、、ん?、、、映像を見る。
暗転した場内を見まわす。
会場はちょうど矢巾町民総合体育館をふたまわりほど大きくした感じ。
ステージをのぞく3面に2階席があり既に8割ほどの入り。
最終的には9割以上の入り、ということは5,000人超えくらい、かな。
よく入ったと思います、、、ん?、、、でも大型映像はどこにもない、ぞ。
むふ〜。
なんと音声だけで振り返るみちのくの10年。
大仁田との電流爆破、J-CUP1st、矢巾の旗揚げ戦、、、
生で見た、テレビで見た、ビデオで見た映像が
うちだなおきの頭の中には次から次へと浮かび、じ〜ん、、、と。
・・・しかし、この会場に集まった約5,000人のうち一体何人が
そこまで意識できたのだろうか。推定、ただのうるさい音響、と思った人が4,900人。
まぁ、お客さんを置いて行くのもプロレスの基本のひとつだけど。
「今日はビッグニュースがある!」
あいかわらず場内暗転の中の大音響を聞きながら、
みちのくの過去の映像を頭の中に描き、ひとり感慨にふけっていると、
隣りに座る女性からひとこえかけれる。
「なに?」
●カード発表
18時、いつものみちのくテーマ曲で開始。
いまやすっかりみちのくのリングアナウンサーとなったパンチ田原が
リングに上がり挨拶。
「10周年記念興行ご来場、ありがとうございます」
「・・・、それともうひとつお知らせがあります。
みちのくプロレスメインリングアナウンサーの篠塚さんが一夜限りの復帰です。」
おぉ!
ビッグニュース!
本部席を立って四方に挨拶する篠塚リングアナ。
これは本当にビッグニュース。
星川、C-MAX、ショー・フナキ参戦よりこっちのほうが断然うれしい。
もう1年以上も姿を見なくなった篠塚さん。
最初はどこかで病気療養中、のような話を聞いたような気がしたけど、
それにしてはあまりにも長い。どことなくふっくらとした顔にほっとしました。
一夜限り、ということでしたが、もし身体の不調が原因ならばじっくりと直して、
ぜひまた復帰をしてください。
パンチ田原によるカード発表。当初発表からいくつかの変更がアナウンス。
「メンズ・テイオー選手、肘の靭帯損傷のため欠場、HANZO選手が出場します。」
おぉ!
当初メインのセコンドと訳の分からない形で発表されていたHANZOが試合に。
「飛行機トラブルのためジョディ・フラッシュ選手は来日できません、
ドラゴン・キッド選手が出場します。」
むふ〜。
きっどさまはうれしいけど、久々ジョディ・フラッシュを見れなくてちょっと残念。
「え〜、これは何と申しましょうか、、、ハヤシライスマン選手、飛行機が遅れ、
いまこちら会場に向かっているところです。
従いまして第4試合と第5試合の順番を入れ替えさせていただきます。」
むふ〜。
ジョディもそうだけど、飛行機のせいで来日が遅れる。
メキシコ人レスラーが来る時は過去にも良くあった話。
これもみちのくの歴史と言えば歴史・・・。
あれ?
ハヤシライスマンって銀座の出身じゃなかったっけ?
銀座からなら地下鉄と京浜急行線ですぐ着くぞ?
●1.湯浅vs星川
さぁ、試合です。
まずは、ZERO-ONE星川に湯浅。
星川が離脱した時にはまだ練習生だった湯浅、初対決。
ともにウイリーさんとの第1試合で揉まれて成長した選手、どうなる?
・・・そう言えばウイリーさんも今日この場に来て欲しかったなぁ。
結果的には実にこの2人似た雰囲気。
星川はみちのく時代以上に蹴りを多用する攻め。対する湯浅はエルボーでそれを返す。
どちらもゴツゴツとした試合展開。
湯浅はあえて星川の蹴りを全て受け止める試合をしようとした、と思いました。
胸を差しだしてちょっとの蹴りではびくともしないことをアピール。
反対に強力エルボーで星川をリングに沈めます。
しかし、サスケ、デルフィン、東郷、とみちのく一線級をシングルで倒してきた星川、
こんなもんじゃありません。延髄へ、背中へ、、、強力な蹴りが連続で。
コーナーに座りこんでいる湯浅に向かっての
顔面への低空ミサイルキックはその中でもイチヴァン強烈!
鼻血?・・・いや歯が折れたようにも見える出血をする湯浅。
エルボーと蹴りの応酬から、ともにノーザンライトスープレックスを決めるなど
攻防はありましたが、やはり明かに自力で勝る星川の攻めが湯浅の動きを徐々に鈍らせ、
意地だけで何度もカウント2を返す湯浅に最後は逆エビ固めを決め、
湯浅無念のギブアップ。
むふ〜。
結果的には湯浅完敗。
これを教訓にまたがんばってください。
湯浅、最後は両手をリングに手をついてお礼。
・・・それを見て同じく両手をついてお礼を返す星川には
何となくZERO-ONEちっくな匂いを感じた。
●2.じい浜、HANZO、ヒデキvs折原、石井、マッチョ
マッチョ様、、、ここは、まっちょさま、ではありません、、、カッコイイ!
SAMURAIやGAORAを見ていると
毎シリーズ新コスチュームで臨むマッチョ様。
今日は光系のブルーとシルバーを基調にいちだんとオシャレ。
対するは、じい浜、HANZO、ヒデキ。いやぁ、生で見るHANZOは何年振り?
もう思い出せないよ、
イギリスから帰国して平成海援隊に入った時って生で見ているかなぁ?
HANZO、コールに合わせてコーナーで逆立ち。
わぁ〜い。
試合です。
全員がコール終了とともにFECの3人が相手に殴りかかり早くも場外乱闘。
わぁ〜い。
もうあちこちで逃げ惑うお客さん、、、ん?
みちのくのゴザシートと比べるとちょっと逃げ足遅いかも、
まぁ仕方ない、、、混乱の場内。そんな中、ようやくヒデキと石井がリングに入ると、
ヒデキは各種コルバタでお客さんを沸かせる。
最近のフィニッシュホールド?、ミステリオ・ラナも早々に決める。
わぁ〜い。
鉄人リーグからふたり旅で連携が良くなったという折原と石井はいい感じ、
同じくタッグマッチを真ん中でつくっていけるようになったというマッチョ様も
マッチョ隊の応援を背にこれまた、いい。
キックを多く使うHANZOにはちょっとはらはらしながらも、
みちのくらしいステキな6人タッグ。
最後は、分断されてリングに残ったマッチョ様、
じい浜の完璧雪崩式浜ちゃんカッターでフォール負け。
●3.「原人コントラ原人」ヨネvsつぼ
ふたり旅シリーズ最終戦青森大会での同士打ちを揉めての決着戦、っていうか、
この2人いやこの2原人、過去にも何回かタッグチームを組んでも
同士打ちはしょっちゅうだったような。
とにかく、負けたら山に帰る。これは過酷なルール。
どっちを応援する?
一度は涙の引退式を行なったヨネなんだから
もう一度山に帰ってもらったほうが良い?
この2人いや2原人のプロレスを見るとどう見てもルードのつぼ
、、、さらにはお客さんに平気で手を出したってことも忘れないぞ、、、
が山に帰るべき?
篠塚リングアナがリングに上がりコール「・・・ヨ、ネ〜原人〜!」
続いて「・・・つ、ぼ〜、、、ア、イタッ!」
つぼをコールする瞬間に持っていた骨で篠塚アナの急所を攻撃するつぼ。
そのままリングに倒れ、苦しむ篠塚アナ。
・・・ようやく戻ってきた篠塚アナに何てことを!
テッド「身体が弱いのに何てことをするんだ!」
・・・う〜ん、ここはヨネ原人を応援しよう。
試合。
ゴングとともにヒップアタックするヨネ。
ひるむつぼを攻めたててコーナーへ!・・・これは!
早くも必殺マティマティカバスター!
ヨネも本気です。
何度か山に戻りながらも、またみちのくのリングに上がり始めたヨネ原人も
みちのくのリングが好きなんでしょう。「山には帰りたくない!」と猛攻です。
対するつぼも山に帰りたくないのは同じ?
ヨネをコーナーで動けなくしてのカンチョーからバーミヤン・スタンプの
勝利の方程式、、、あ、これで勝利したことはないか?
とにかく、伯仲した良い試合。
両者手詰まり?
試合は場外へ。・・・となると、会場に到着した時に見た伝説の池の存在を思いだす。
試合が会場の外へ出ると得意はつぼよりもヨネ。このまま外へ行っちゃえ!
・・・と思っていると、案の定ヨネは花道をふらふらと歩き、見えなくなる。
テッド「おい、どこへ行く?戻って来い!」
わぁ〜い。
でも池の水はなかったよなぁ・・・と、座っている2階席の階段席近くから悲鳴が。
会場の外ではなく、どうやら2階席へ上がってきたようです。
わぁ〜い。
こっちにも来てくれぇ〜。
しかし、まだまだ遠くで乱闘をしているらしく、その様子はわからない。
「サ〜ティ〜ン〜」
「フォ〜ティ〜ン〜」
あ、やべぇ〜よ。気がつくと見かねたテッドが場外カウントを取り始めている。
つぼとヨネもどうやらそれに気づいた様子。ヨネは近くの階段から1階アリーナへ。
つぼはうちだなおきのすぐ後ろの通路を走ってもうひとつの階段からアリーナへ。
「エイティ〜ン〜」
「ナインティ〜ン〜」
ようやく2方向からヨネとつぼの姿が・・・。
「トゥエンティ〜!」
カンカンカン!
ゴングが鳴るとほぼ同時にリングに入るヨネとつぼ。しかしこれは明らかに遅かった。
両者リングアウト。
むふ〜。
でもこうなると、原人コントラ原人ルールはどうなるの?
2人いや2原人がいなくなる?それとも残る?
テッドを真ん中に挟んで揉めるヨネとつぼ。確かにこれは揉める。
ダメだよ、こんな裁定にしたら。
困ったテッド、パンチ田原に何ごとかを要請。
「業務連絡、業務連絡。
人生プロデューサー、サスケ社長、リングへお願いします。」
むふ〜。
これは、マサ・みちのく観戦記で出てきた
青森大会終了後に原人コントラ原人のルールが決まった時と同じ流れ。
・・・って、そんな両方を見ている人ってこの会場に何人いるんだ?
テッド、じんせいさま、サスケの3者が真剣な表情でリング中央で話し合う。
・・・その間、お互いのコーナーで相手を牽制しながら裁定を待つヨネとつぼ。
お客さんからは延長コールも。
パンチ田原「まとまりました。・・・え〜、、、」
じんせいさまから耳打ちされる「え〜、2人の決着は・・・」
「じゃんけんで。」
むふ〜。
こんな大切な決着をじゃんけん?・・・それでいいのか?
「最初は、グー」
「・・・じゃんけん、っぽい!」
つぼパー、ヨネグー。
あぁ、ヨネの負け。そのまま両脇をじんせいさまとサスケに抱えられ花道を
無理矢理連れて行かれるヨネ。・・・あぁ、これがヨネの最後の姿?
●4.たいがーさま、ヒートvs金本、外道
ハヤシライスマンが会場に到着しない、ということで順番が入れ替わった試合。
まさにメジャー新日本の今を見せる試合。
そして初めて生で見るヒート。
・・・むふ〜。
「生GON・月曜日」でターザン山本がカッコ悪い、と酷評していたヒート。
確かにコスチュームの色・デザインのバランスがいま一歩。
さっき見たマッチョ様とヒート、2人が並んで「どっちが一流?」と聞かれたら
100人中100人「マッチョ様が一流」って答えると思う。
週プロ誌上で良く書かれていない動きについては、そんなことは感じず、
軽快な動きでとても良いと思ったけど、このコスチュームは辛い。
ここはカカオ・プランニングに一式発注したらどうだろう?
もうひとこと、ヒートの動きについて言うならば、
マスクマンとその正体とされるレスラーとの技が、
同じかどうかを論じるのは何かどうでもいいことだと思うなぁ。
もちろん違うレスラーならば違うキャラクターをつくらないと
いけないんだけど・・・。
そもそも自分で正体を明かしてしまうマスクマン、
例え明かさなくても「正体をオレは知っている」とマスクマンの正体の名前の声援を送る
プロレス好きとは思えないお客さんを会場に呼んでしまう団体、
等に問題があるわけで・・・。
今回のみちのくふたり旅シリーズに大挙出場したマスクマンには、
自分で正体を明かしたり、正体と思われるレスラーの名前を叫ぶお客さんなんか
いなかった、って思うけど・・・。
あ、そんなことより試合です。
みちのく10周年に良い試合を見せようとハヤルたいがーさまを挑発する外道と金本。
それを制してヒートが先にリングに入るも、すぐにたいがーさまがリングへ。
こうなると、金本が中心に、
時には外道も加わって徹底的にたいがーさまをいたぶる。
むふ〜。
でも、蹴りを主体に確かにエグイ攻めなんだけど何か単調。
・
・
・
徐々に態勢がたいがーさま有利に動き、
外道にタイガースープレックスを決めてたいがーさまの勝利。
1〜2回テレビで見たメジャー新日本の今、たいがーさまの今は、
こういう試合をきっとやっているんですね。
IWGPのベルトを取るまでは新日本に参戦するのでしょうか?
・・・じんせいさまもWWFや全日本での経験があればこそ、
今の姿があるわけだけど・・・。
たくさんのギャラをもらえることも大切だけど、
みちのくのリングも忘れないでくださいね。
●休憩
賑わっていた売店をもう一度チェックしようと1階に降りるも
タバコの煙で視界は数十センチ。そうそうに引き揚げると、
座っていた2階席の1列目にどこかで見たことある人、発見。
これで“10周年記念大会”「みちプロ大好き」3連続観戦ですね、ご苦労様です。
●5.カレー・マン、ドラゴン・キッドvsC−MAX
青コーナーに、C-MAX入場。
もちろんCIMA、SUWA、フジイそれにTARUというオリジナルメンバー。
札幌でやった闘龍門大会で一度見ていますが、
みちのくに上がるC-MAXはこれも感慨深い。
そうそうこの大会、花道整理をするのは、
ケガをしている珍念と一時行方不明で心配した米沢クンの他に
K-DOJOの面々が手伝っていました。C-MAXはやっているのを見たことないけれど、
闘龍門の選手も最初はそうやってみちのくで会場整理をしてきました。
みんながんばってね。
一方、赤コーナーは、カレー・マンときっどさまの2人で入場。
ん?
ハヤシライスマンはまだ到着しないの?
対するコーナーが2人しかいないことに、やってられないよ、という表情のC-MAX。
と、「おい、CIMA久しぶりだな!オレがやってやろうじゃないか!」
おぉ!、、、なんとハヤシライスマン、きっどさまが上がったリングの下で、
我らがたいがーさまがマイクを持っている!
CIMA「ん?・・・カレー・マンしかいない、
ハヤシライスマンが見えないと思ったら、そこにいるのはオムライスマンか?」
むふ〜。さすがCIMA、黄色いマスクに赤のタイツの色使いは
まさにオムライス・・・。もちろんそれに怒ってリングに上がるたいがーさま。
CIMA「しょうがない、久しぶりにやってやるかぁ〜」
●5.たいがーさま、カレー・マン、ドラゴン・キッドvsC−MAX
わぁ〜い。
いやぁ、思わぬボーナストラック。
たいがーさまとCIMA、これは2年前だったかのふたり旅決勝で闘って以来?
そして休憩前とはぜんぜん違うたいがーさまの動き!
これだよ、これ、みちのくで見慣れたキレのある動きのたいがーさま。
もちろんそれをしっかりと受け切るCIMA。
こうして偶然が重なって、2試合続けて同じ選手の試合を見ると、
プロレスというのは相手がいてこそできる、ということがよくわかる。
そしてもちろん第4試合とは違い、大きく盛り上がる場内。
・・・まぁ、噂のC-MAX目当てのお客さんが多数いたけど。
そう言えば、金本目当てのお客さんと比べると、その声援の数から、
今、どのレスラーが人気者か、明白ですね。
もちろん6人の組み合わせ、どれを取っても魅せる試合。
カレー・マンとフジイは突っ張り合戦。カレーもこんなことするの?
きっどさまとSUWA、きっどさまがクルクルと動く、三角に飛ぶ。
SUWAは重量級でドスン、ドスン。SUWAもいつのまにかすっかりヘビー級。
でも、この試合を見ていて思ったのは、やはり昔のC-MAXはここにはいない。
みちのくに上がっていたC-MAXはノンストップで動く3人の見たこともない動きが
売り物だったけど、SUWAもフジイもすっかり変わっていた。
辛うじてCIMAが昔、、、と言ってもわずか2〜3年前なんだけど、、、
に近い動きで奮闘。
が、これもスーパーカレーMAXで盟友だった頃と比べると重量級になった
カレー・マンのパワーに押され気味のCIMA。
ふらふらでリングに倒れるCIMAにとどめとばかりコーナーに上がるカレー。
ガシャン!
リング下からTARU投げた椅子が見事適中。
コーナーに座ったままでふらふらのカレー。
そこを逃さず、CIMAがコーナーへ!
ビーナス、アイコノクラズム・・・そして、マッドスプッラッシュ!
、、、カレーをフォール。
むふ〜。
このCIMAの勝利の方程式、久しぶりだなぁ。
・・・あ、闘龍門では今もこれが決め技なの?
週プロ編集部に何だかんだ言う前に自分もたまには生で見ないといけないですね。
●6.ショー・フナキvs日高
いやぁ〜、フナキ人気スゴイ!
あちこちからフナキへ声援が。今年の春のWWF日本大会でも来日したけど、
本当の意味での凱旋帰国はこのみちのくのリングですね。
自らマイクを持って
「スマックダウン、ナンバー1アナウンサー、ショー・フナキー!」
と叫ぶ、盛り上がるお客さん。
そして対するは、それをじっと見守る日高。
ここは絶対に負けられないと思う、日高にとって。
試合。
フナキはラリアットやボディスラム、キックのような重い技で
試合をつくろうとするのに、
日高はリング上に寝転んでネチネチと関節を取り合おうという試合。
う〜ん、ちょっと噛み合わない?
もちろんフナキだってグラウンドになれば、日高を翻弄させる動きを見せる。
しかし、身体が離れると厳しいキック!
・・・コーナーを背にした日高の顔面にミサイルキックが飛んだところで
日高の動きが途端に悪くなる。むふ〜。
ふたり旅も眼窩底骨折で欠場っていうことだったから、まだ完全ではない?
WWEちっくな匂いがするフナキに、体調が万全ではない(?)日高、
試合はフェイスロックを決めたフナキにあえなく日高がギブアップ。
フナキは握手を求めるけれど、
なかなか手を出さない日高の姿にその無念さを感じました。
この後もう二度と試合を出来るかどうかわからない元バトラーツ選手同士の試合。
せめて万全の体調で臨みたかった?
売店で、お客さんがそこだけ避ける中、一生懸命次の後楽園大会のチラシを配っていた
石川雄規はこの試合を見ていたのだろうか?
●7.サスケ、じんせいさま、東郷vsTAKA、カズ・ハヤシ、浪花
さぁ、メイン!
浪花、カズ・ハヤシ、TAKA。そして東郷、じんせいさま、サスケの順番で入場。
おぉ、サスケのマスク・コスチュームは10年前の旗揚げ戦と同じ!
すばらしい。
もちろんサスケ1人の力で10年を迎えたわけではないけれど、
サスケがいたからここまで来たのは紛れもない事実。
このコスチュームを見ただけで、そのサスケの思いは伝わる。
・・・でも、6人が1人ずつ時間をかけての入場に浪花のコールに飛ばそうと思って
用意していたジェット風船を持つ手が疲れたよ。
試合。
もうこの6人が揃えばハズレなし。
とは言え、浪花の腕を取ってのじんせいさまの拝み渡りは・・・。
初めて見てしまった文字通りの、弘法も筆のあやまり。
「もう1回」のコールが出たものの、そのまま一度下がるじんせいさま。
でも、次のチャンスでカズ・ハヤシを押さえて、
3辺を歩く完璧拝み渡りを決めた後の会場の雰囲気、
全員スタンディング・オベーション状態はイチヴァン良い風景だった。
みちのくの会場は、
これからもこうしたプロレスが本当に好きな人が集まる空間でいて欲しいな。
と、思うとともに、そういうファンを集めることに成功したみちのくは
とてもすばらしいなぁ、と思ったりして・・・。
もちろん各選手持ち味は全部出す。
開始早々から、サスケを筆頭にTAKAも浪花もカズ・ハヤシもみんな飛ぶ。
圧巻は、カズ・ハヤシとTAKAが2人場外へいるところへ
強烈プランチャを放ったじんせいさま。すばらしい。
・・・飛ぶ瞬間、伝説の初めての大田区体育館大会でやった拝みケプラーダをやったら
どうしよう、って思っちゃったよ。ほお。
試合は徐々に激しく。
じんせいさまのプランチャでしばらく動けなくなるダメージを受けるTAKA。
サスケのブファードラを受け止めて垂直落下バックドロップ、
サスケを戦闘不能にするのは、ここぞと言う時にド根性系を見せる浪花。
しかし最後は、じんせいさま極楽固め、東郷フェイスロックの競演の中、
サスケがその浪花にセントーン・アトミコ!
おぉ、失敗技の代名詞、この技で10周年を締めるのか!
1、2・・・、浪花返した!
すばらしい。
完全に試合が終わる展開をカウント2で返した浪花。
サスケはここで決めようとサンダーフィアヤーボムなどフィニッシュ技を連発!
しかしここでもカウント2のド根性浪花。・・・「みちのくにいてもしょうがない」と、
外に出て行った浪花、ここでサスケに負けたら
何のために茨の道を歩いてきたかわからない。意地でもフォールを取らせない浪花。
こうなると試合はまたもどう転ぶか、わからない。
じんせいさまがカズ・ハヤシ、浪花、TAKAを蹴散らすも決め手にはならない。
東郷もペディグリー、の態勢も決められない。
この混沌とした中、リング下で、
じんせいさま、東郷、カズ・ハヤシ、浪花が揉みあう中、
サスケvsTAKAの一騎打ち!
スーパーKにジャスト・フェイスロックでサスケを追い込むが、
激しい攻防の中で決めたサスケの決めの一発!
サンダーファイヤーパワーボム!
1・2・3!
●マイク
メインの6人タッグマッチ、
気がつくとリングの下には参戦したほとんどの選手が集まり試合を見てる。
・・・あ、オレンジ色のマスクマンが入って来る。
むふ〜。
飛行機の遅れというハヤシライスマン、メイン試合途中にようやく会場に到着。
リング下でカレー・マンの隣りに座る。
そんな選手たちがリングを囲む中、
見事10周年記念大会を勝利で決めたサスケがもちろんマイク。
サスケ「おい、カズ・ハヤシ!今わかったぞ、おまえ獅龍だろ?」
がくっ。
最初に、これか。
サスケ、リング下を見て「ハヤシライスマン、おまえ今来たのか?遅いんだよ!」
むふ〜。
何か締まらないマイク。
・・・とは言っても10周年の感謝を述べて、リング上の選手にマイクを渡す。
カズ・ハヤシ「獅龍なんて知らないな」
浪花「サスケ!・・・こいつは獅龍だぞ」
う〜ん、なんだか・・・。
TAKA「今日は10周年と言うことで負けてやった。
でもサスケ越えを果たしていないから、今度はシングルでやらせろ!」
東郷「これからもみちのくのリングに上がりつづけるんで、よろしく」
ほお。
ようやくそれらしい締めに。
・・・そしてリング上でマイクを持っていないのは、、、
「人生〜」「人生〜」
あちこちからじんせいさまへの声援が。
サスケが促すが、コーナーに座ったまま首を振る。
じんせいさまの足元にマイクを置く。お客さんの声もさらに大きくなり
ようやく観念したかのようにマイクを持って立ち上がる。
し〜ん。
静まり返る場内。
「10周年記念大会にこれだけ多くのファンが集まってくれて、ありがとう。」
おぉ〜。
パチパチパチ。
「そしてここには来れなかった全国のファンありがとう」
「関係者のみなさん、マスコミのみなさん、ありがとう」
う〜ん、最近はテレビを通してたびたび聞く機会が増えたじんせいさまの挨拶。
思えば生で聞くのは初めてだ。ひとことひとことが重い。
そしてこのリングに上がった選手ひとりひとりにも呼びかけて感謝の言葉、
「東郷、TAKAありがとう」
「浪花、そろそろ戻ってきてもいいんじゃないか?」
おぉ!パチパチパチ。
「獅龍、、、」あら。・・・手を振るカズ・ハヤシ。
「・・・そうか、カズ今度別の姿を見たいな」
そしてリング下に控える選手にも、
「タイガー、つぼ、カレー・マン、ハヤシライスマン、テイオー、・・・・・
え〜っと、、、フナキ、この日のためだけに遠いところからありがとう、、、
ヨネ、山に帰っても元気で」
「え〜っと言い忘れている人はいないかな?」
「あ、浜田さん、30周年の時もリングに上がってください」
パチパチパチ。
そして、
「私の力が及ばず、今日このリングに上がれなかったレスラーもいます」
「もう少し時間をください、時が経って全員が揃う時が来るはずです」
う〜ん、今日上がれなかったレスラーがいるのは
じんせいさまはぜんぜん悪くないのに・・・。
でも、みちのくはこの先も続いていく、いや続いて行かなくちゃいけないのだから、
いつか一同に会する時が来ることを信じましょう。
そしてマイクはサスケへ、
「みちのくは50ヵ年計画というものがあります、
だからこの先、20年、30年、40年・・・、何度も言いますが、
君たちが、ひとりでもいる限り、、、君たちがひとりでもいる限り・・・」
「みちのくプロレスは永遠に不滅だぁ〜!」
パチパチパチ。
う〜ん、じんせいさまのちょっぴり笑いが漏れる挨拶、良かったなぁ。
そして、サスケがリングの上で“50ヵ年計画”という言葉を話したのも初めて聞いた。
じ〜ん。・・・そう、みちのくプロレスは50年後にみちのくをルチャの都にするために
立ち上がった団体。今はまだそのたった1/5、
これからもまだまだ未来へ向かって一歩一歩前へ進まなければいけない団体。
このあいだふと週プロの団体連絡先一覧を見ました。
新日本、全日本、みちのく、なんと男子団体として3番目に載っている。
そう今や3番目に歴史を持った団体になっている。
そしていろいろな事件が起こったけれども、
この日にこれだけの顔ぶれを集めることができる団体になった。
すばらしい。
サスケの締めの後、リング下の選手がリングに上がり、記念撮影。
・・・これは明るく撮れただろうか?
そしてリングに集まるお客さんと握手しながら、ひとりずつリングを降りる。
そしてお客さんに揉みくちゃにされながらひとりずつ退場。
・・・ん?
つぼ原人が誰かの首を締めながら退場。・・・しおりん。
・
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最後にじんせいさまがひとり残る。
手を合わせてゆっくりと四方に礼。
じ〜ん。
・・・これからもみちのくを応援して行こう。。。
●総評
試合終了後のマイクから最後のじんせいさまの礼までは100点。
・・・じんせいさまが礼をしてる時にリングを叩いた5人ぐらいの人、
みちのくのリングは触っちゃいけないことになっているから、
リングを叩きたい人は大仁田興行に行ってね。
できればWMFでもリングを叩かないで欲しい。
う〜ん、でも、厳しいことを言うかもしれないけれど、
試合の点数は全体で言うとちょっと物足りない・・・。
途中何回か書いたけど、久しぶりに手を合わせる選手、
それだけで見ている気持ちはじ〜んと来ちゃう。
それを感じたかったから、この日大田区体育館まで足を運んだ。
が、かつてみちのくに上がっていた試合と今の試合とは、みんなやっぱり違う。
何年振りの対決、夢の対決、と言われて、
あの頃の試合を思いだそうとしても現実は違う。
星川、C-MAX、あるいはフナキ・・・。もちろん批判ではなくそれが現実。
やはりプロレスの試合の深化は、同じ相手とライバル関係をつくって切磋琢磨してこそ
出来上がるもの、ということをあらためて実感。プロレスは難しい。
・・・いくら夢の対決、夢の国立競技場、と煽っても、結局は熱い試合をやるのは選手。
箱が立派なだけではプロレスは成り立たない。プロレスは難しい。
そんなこんなで、その難しいプロレスを10年かけてみちのくに根付かせてきた
みちのくプロレスの功績に100点。あえて厳しく、7試合×マイナス1点で、93点。
でも、この顔ぶれを揃えたこと、最後のじんせいさまとサスケのマイク、
そして篠塚リングアナの復活、にそれぞれ1点×3で、96点、
ということで、どうでしょう。
では。
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