・フィンランドに2−0で勝利!

 2002年10月16日にヅベヅダのホーム”マラカナ”で行われたフィンランド戦はコバチェビッチのゴールとミハイロビッチのPKで勝利しました。この組はイタリアがウェールズに敗れたためウェールズが勝ち点6でトップ、それに勝ち点4のユーゴ、イタリア、勝ち点3のフィンランドが続く四つ巴の争いになってきました。

・得点者 ユーゴ:コバチェビッチ(54分)、ミハイロビッチPK(84分)

・イエローカード ・ユーゴ:スタンコビッチ、ビディッチ、ミハイロビッチ ・フィンランド:パサネン、ヌルメラ

・レッドカード フィンランド:レイニ(84分)

・ユーゴスラヴィア

GK:イェブリッチ

DF:ビディッチ

  ミハイロビッチ

  ニェグシュ(46分にクルスタイッチと交代)

  ドラグティノビッチ

MF:ドゥリャイ

  スタンコビッチ

  ラゼティッチ

FW:ミヤトビッチ

  コバチェビッチ(71分にミロシェビッチと交代)

  ケジュマン(62分にH.ブルノビッチと交代)

・フィンランド

GK:ニエミ

DF:ヒーピア

  クイバスト

  サリネン

  パセネン(64分にレイニと交代)

MF:ヌルメラ

  リヒラフティ

  タイニオ(82分にクーチと交代)

  コルカ

FW:リトマネン

  スミアラ(58分にヨハネスンと交代)

・戦評

 ユーゴの布陣は4・3・3。4バックは右からニェグス、ビディッチ、ミハイロビッチ、ドラグティノビッチ。中盤は右からラゼティッチ、ドゥリャイ、スタンコビッチ。3トップは右からケジュマン、コバチェビッチ、ミヤトビッチです。

 フィンランドは中盤フラットの4・4・2。4バックは右からパサネン、クイバスト、ヒーピア、サリネン。中盤は右からヌルメラ、リヒラフティ、タイニオ、コルカ。2トップは下がり目にリトマネン、最前列にスミアラという布陣でした。

 試合は立ち上がりユーゴが勢いよく攻めたもののすぐにフィンランドペースになり、アウェーのフィンランドが一方的に押してました。セットプレーから再三ヒーピアにフリーのヘッドを許すなどし、それらはなんとかGKがセーブしたり枠をはずれたりで失点は免れていましたがそれも時間の問題という感じでゲームは進みました。ユーゴの3トップはまったく機能せず、特にラゼティッチとケジュマンの右サイドからはまったく攻撃ができてませんでした。ユーゴはやはりミヤトビッチの左サイドとミハイロビッチのセットプレーにたよる攻めが多かったです。

 そのような展開にもかかわらずなんとか無失点で前半を終えますが、選手が引き上げるときにはものすごいブーイングでした。再三のピンチをしのいでいたGKのイェブリッチに対しては拍手でしたが。

 後半はニェグスに代えてクルスタイッチを入れ3・4・3にフォーメーションを変えてきます。3バックは右からビディッチ、ミハイロビッチ、クルスタイッチ。中盤が右からラゼティッチ、ドゥリャイ、スタンコビッチ、ドラグティノビッチ。トップは変わらずです。

 バックは3バックの方が安定していると思うのですがやはり前半同様3トップがまったく機能しません。後半開始直後にはリトマネンがGKと一対一になるなど立て続けに決定的なチャンスを向えますがミスとGKセーブで得点できません。そうこうしているうちに、ユーゴがラッキーな得点をします。フィンランド陣内でボールをまわしていたユーゴですが、徐々にディフェンスに追い詰められてもう打つしかないとミハイロビッチが苦し紛れに右足で放ったシュートのこぼれが運良くコバチェビッチの前にこぼれてきます。それをコバチェビッチがきっちり決めて、ユーゴが先制しました。その後は互角の展開で、ミヤトビッチがオフサイドトラップをかいくぐってGKと一対一になるも阻まれたりと、ミヤトビッチが何度かチャンスを向えるもものにできずに1−0のままでゲームは進みます。

 62分にはユーゴはケジュマンに代えてブルノビッチをいれて3・5・2にフォーメーションを変えて守備の安定を図りました。そして82分、ユーゴのFKの際にペナルティーエリア内でレイニがポジションどりでひじを入れたとして一発退場しさらにユーゴはPKをゲットします。これをミハイロビッチがきっちり決めて2−0。その後はフィンランドの反撃をしのいで試合終了。

 試合全体としてはフィンランド優勢でした。しかし決定的なチャンスを逃しているうちにユーゴにラッキーな得点が入って運良く勝てたという感じの試合でした。今のユーゴ代表選手はトラップのミスがすごく多いです。フリーでセンタリングミスをしたりとテクニック的な問題も感じました。さらに第三の選手動きがないためダイレクトパスも皆無で、ボールをもらったものの次のパスコースを探すシーンがものすごく目に付きました。トップはいい選手がそろっているし、3バックにすることでディフェンスも安定してきたのですが、やはり攻撃的MFにいい選手がいないという印象です。

 それでも二戦終わって勝ち点4はいい結果だと思うので、これからよくなっていくことを願って応援していきたいと思います。