セルビア・モンテネグロ一般情報

 

 セルビア・モンテネグロへの入り方  

・飛行機で

 セルビア・モンテネグロへの直通便はありません。ですからどこかを経由しなければいけません。

 アエロフロートだと成田からモスクワを経由するだけで着きますが、乗り換えの都合でモスクワで2,3日待たされることもあります。その場合はビザが必要ですからその分のお金がかかります。

 アエロフロート以外だと、ベオグラードへの便が出ている都市まで行ってからベオグラード入りすることになります。

 その場合はベオグラードまでの便を出しているヨーロッパ系の会社で、経由する都市まで行くとスムーズです。

 時間がかかっても料金を安く抑えたいという方はアジア系の会社を使って、ベオグラードへの便が出ている都市まで行きます。そこからヨーロッパ系の会社が出しているベオグラードへの便を利用するといいでしょう。

 以上を総括すると乗換えがうまくいくのであればアエロフロートを利用するのが値段の面でも速さの面でも一番いいということになります。ちなみに飛行機で入国する場合はベオグラードに入るということになります。

・列車で

 列車でSCG入るにはまず、飛行機でSCGの近くの都市まで行きます。別に船やシベリア鉄道で来てもかまいません。で、そこから普通に列車に乗ったらOKです。まあ、飛行機でヨーロッパに来るのであればウィーンか、ブダペストに入ってそこから列車というのが一番現実的なルートだと思います。

・バスで

列車の場合と同様、SCG近くの都市から長距離バスを利用します。ウィーン、ブダペスト、ザグレブ、リュブリャナ、サラエヴォあたりからなら直通便があると思います。

*鉄道またはバスを利用して入国する場合はできるだけセルビア共和国の国境を通ってベオグラードに入るようにしたほうが無難です。モンテネグロやコソヴォから入国すると入国スタンプの関係でトラブルが起こることがあります。

 どこの航空会社がベオグラードまで飛行機を飛ばしているか、バスや鉄道がどこからベオグラードまで出ているかは地球の歩き方中欧編を参考にしたり、旅行会社に相談して詳しく調べてください。

 入国

 SCGに入国の際は、必ず入国のスタンプが押されているかを確認してください。いらぬトラブルを防止するためです。

 また、SCGに入国するときは外貨申請をしなければなりません。(した方がよい)

 ただ、これは出国時に約2000ユーロ相当の外貨を持って出る場合に必要だそうで、少ししかない場合などはあまり問題にはならないみたいです。あとトラベラーズ・チェックは基本的には含まれないそうです。今のところトラベラーズ・チェックを大量に持ち出そうとして罰金を取られた例はないそうですので。ただ、悪い警官にあたったら外貨が少なくてもいちゃもんつけられて罰金をとられることもあったそうです。この場合は罰金は警官の懐に入ります。

 ですので外貨申請はしっかりとしておいた方がいいです。

 申請する場所は空港の片隅にひっそりとあり、注意書きも小さいのでわかりにくいです。入国の際は注意して見ておいてください。陸路で入る場合は申請する場所がありません。どうしたらいいのかはちょっとわかりません。

 滞在

外国人登録

・旅行の場合(3ヶ月以内で)

 単なる旅行で、そのままSCGで住むことがない場合は警察に行って外国人登録をするは必要ありません。ホテルに泊まるとホテルが宿泊証明書(白い紙)を発行してくれますが、これは国内にいて警察に質問されたときに自分がどこに滞在しているのかを証明するためにあるもので、出国の際に提示する必要はありません。というか提示を求められることはめったにないです。求められたら提示してください。わざわざ自分から提示する必要はありません。

 友人の家とかプライベートルームに泊まる場合はその連絡先をメモしておいて、警察に質問されたときに提示すれば大丈夫です。出国の際も提示を求められれば、その連絡先のメモを提示すればOKです。

・長期滞在の場合(3ヶ月以上)

 これからSCGに長期滞在する場合は入国して24時間以内に自分が滞在する場所を管轄する警察署において外国人登録をしなければなりません。これはホテルに泊まった場合はホテルが代行してくれるので問題ありません。その際はかならず宿泊証明書(白い紙)をもらってください。これはビザやボラバック(滞在許可証)を申請するのに必要です。

 人の家に泊めてもらう場合は家主と一緒に警察に行ってください。

 あと、これは強制ではありませんが日本大使館に行って在留届を出してください。これはできるだけ早めにということです。大使館はホテル「インター・コンチネンタル」や「HYATT」の近くにあります。出しておくと大使館の行事に呼んでもらえたりと便利なこともあります。

ビザとボラバックの取得について

 留学目的や仕事で長期滞在をする場合は、外国人登録とは別に入国してから72時間以内に外国人用の警察(*最寄の警察ではない)に行ってください。そこで自分の身分を証明する書類などをもってビザとボラバック(滞在許可証)の申請をしてください。そうしたら約一ヵ月後にまた来いと書かれた白い紙とビザ用の赤い紙をもらえます。そしたらその指定された日に行ってください。もし3日以内に行っていなかった場合は3000DIN以下の罰金(それに手数料が約400DINつく)または労役場留置15日以下に処されます。

 罰金の払い方はまず、白い紙に書かれた日に外国人用の警察に行きます。そこで「君は罰金を払わなければならない。」といわれます。で、ここへ行けと言われて住所が書かれた紙をもらいます。でそこに指定された時間に行ってください。この際、できるだけ一人で行かないこと。セルビア語がわかる人はいいですが、そうでない人は絶対に通訳できる人についてきてもらうほうがいいです。ここではすごく待たされる上に一度入ると外に出ることができないためセルビア語ができても一人で行くのはあまりお勧めしません。ちなみにここの警察はあまり英語はできません。すごく待つというのは、ここで発行される書類がすべてタイプで打たれているためすごく時間がかかるからです。中国人が大量にいて混んでいる日は10時間くらい待たされることもあります。僕は2時間半でした。

 で、そこで簡易裁判のようなものを受けて罰金を払います。そして払ったという書類をもらってください。そしてその次の日にまた外国人用の警察に行って罰金を払ったという書類を見せると午後にまた来いと言われます。で、午後に行くと晴れてビザとボラバック(滞在許可証)をパスポートに押してもらうことができます。

 もし3日以内にいけたならば最初に指定された日に行けばその日の午後にもらうことができます。が、しかし、来て3日以内に必要書類を全部集めて警察にいける外国人がどこにいるのか!そもそも罰金を払わされるなんてことはこっちにいる日本人も最近まで誰も知らなかった。去年はなかったらしいので今年からできた、もしくは施行された法律だと思われます。こんな法律をいきなり施行しだしたり、10時間も警察で人を待たせたりと、SCGに来る日本人に対する対応がすごく悪いのでSCGの日本大使館は抗議するとおっしゃっていました。さらに日本にあるSCG大使館でビザの手続きが何もできないというこの現状についても抗議するとおっしゃってました。

 長々と書いてわかりにくくなったので大まかな流れを図で書いておきます。

機入国して3日以内に警察に申請した人

申請しに行ったときに警察で渡された紙に書いてある日に警察に行く→午後にビザとボラバックをもらえる

供3日以内にいけなかった人

上と同じく指定された日に警察に行く→警察で言われた場所に行く→簡易裁判を受けて罰金を払う→次の日に罰金の証明書を持って警察に行く→午後にビザとボラバックをもらえる

*とにかく警察に行くときはセルビア語のわかる人と一緒に行くのが一番です。

 お金

 お金はユーロかUSドルで持っていった方が便利でいいでしょう。円でも両替できるところはあるので大丈夫です。ユーロかUSドルのトラベラーズ・チェックも心配であればいいと思います。しかしトラベラーズ・チェックは両替できるところが少ない上に時間がかかります。さらに手数料も高いところが多いです。お勧めはテラジエ通りにある「べオグラジャンカ」という建物の近くの「YUBANKA」です。ここは時間はかかりますが手数料が安いです。

 ベオグラードでは街のいたるところに両替所があり、そこでユーゴの通貨であるディナール(このHPではDINと略)に変えて使います。ユーロをそのまま使えるところもありますが、最近ディナールで払わないといけないという法律ができたので受け取ってくれないこともあります。あとカードでおろせるところも最近はいくつかできてきたので現金をあまり持ってこずにそのつどカードでおろすという方法もいいです。

 レートは100円=約50DIN 1ユーロ=約65DIN 1USドル=約55DINです。(03年5月28日)

 言語

 セルビア語。コソヴォのアルバニア人地区ではアルバニア語。英語も若者ならばほとんど通じる。

 電圧とプラグ

 電圧は220ボルトで周波数は50ヘルツ。プラグはC型かSE型。日本の電化製品を使うときは変圧器とプラグアダプターが必要。