◎イングランド戦後のセルビア・モンテネグロ

 

 6月5日(現地時間)のセルビア・モンテネグロ(以下SCG)の地元紙『ブリッツ』は、6月3日に行われたイングランド戦後のサビチェビッチ監督のコメントを載せた。

 プラービ(SCG代表の愛称)は敵地イングランドのレスターで1−2で敗北した。

「結果は地元チーム(イングランド)のものだったが、フィールドでの力関係は五分五分だったと思う。イングランドチームは私たちを打ちのめすことはできなかった。これは喜ばしいことだ。私たちはフィンランドでよりよいプレーをし、ヘルシンキにおいて勝利を収めると確信している」

 この試合でサビチェビッチ監督は多くの選手を試した。

「選手の熱意には満足している。しかし、フィンランド戦はイングランド戦とはかなり違ったチームで戦うだろう。フィンランド戦ではミハイロビッチが復帰する。彼はイングランド戦で私たちに欠けていたプレースキッカーだ。  この試合を行ってくれたイングランドに感謝をする。欧州選手権で再び対戦することを願っている」

 とサビチェビッチ監督は締めくくった。

 また6月4日の地元スポーツ紙『スポルト』は代表で10番を背負うズボニミール・ブキッチのコメントを載せた。

「イングランド戦はブレーメンでのドイツ戦と同じだった。相手チームに打ちのめされたわけでは全くなかった。しかしながら、私たちはグラウンドから頭を下げて出なければならなかった(結果的には敗戦だったため)。私たちがずいぶん守備的に戦ったのは事実だが、イングランドは何も私たちより勝ってはいなかった。親善試合とはいえ、少なくとも引分けで終わらせることができなかったのは残念だ。引分けと負けでは精神的に大きく違ってくる」 「この教訓を生かして、土曜日のヘルシンキでのフィンランド戦に臨まなければならない。この試合はこの期間で一番大切な試合だ。全員が全力を尽くして勝利を収めなけらばならない。またそれは可能だと思う」

 フィンランド戦ではけがで戦列を離れていたミハイロビッチが復帰する予定である。また数日前に高熱を出して休んでいたクルスタイッチも復帰する可能性がある。さらにイングランド戦では調整程度しか出場しなかったダルコ・コバチェビッチやサボ・ミロシェビッチなどのスペインリーグ所属選手も出てくる。

 次の試合にもし負けるようなことがあれば、欧州選手権への出場の可能性はかなり低くなる。アウエーとはいえ勝たなければならない試合、サビチェビッチ監督は現在のベストメンバーをピッチに送り込んでくるだろう。