◎ケジュマンにトッテナムとバルサからオファー?

 

 欧州各国のリーグもその大半が最終節を終え、ここセルビア・モンテネグロ(以下、SCG)でも、選手の移籍話が紙面をにぎわせている。地元各紙は、オランダのPSVに所属するマテヤ・ケジュマンに、バルセロナ(スペイン)とトッテナム(イングランド)からオファーが届いていると報じている。

 トットナムは当初、同リーグのウエストハムに所属するカヌートを獲得しようとしていたが失敗。ケジュマンに狙いを変えたようだ。またトットナムはPSVと8月3日に親善試合を行う予定もあり、これはケジュマン獲得を有利に進めるための1つの戦略だと言われている。しかし、ケジュマン獲得競争は、先に獲得に動き出したバルサが今のところリードしているようだ。

 国内の選手にもオファーは届いている。レッドスターのDFネマニャ・ビディッチにはマンチェスター・ユナイテッド(以下、マンU)が興味を示している。マンU監督アレックス・ファーガソンは、ビディッチのプレーを確認するため、先日行われたイングランド対SCG戦を観戦。これに対しビディッチ本人は冷静である。 「マンUは大きなクラブだけれど、現実的にならなくてはならない。私のキャリアがどのようになるかはレッドスターが決めることだ。希望と現実は別だ」

 すでに国外移籍が決まった選手もいる。パルチザンのFWブキッチだ。彼は今年のSCGリーグ得点王を獲得するなど、国内最高と言える選手。ブキッチは、ウクライナのシャフタールに移籍することになっている。

 ほかの選手では、レッドスターで今季の得点ランキング2位の成績を収めたピヤノビッチにもオファーがあるという。彼にはスペインのラシン・サンタンデールから具体的な話がきているようだ。他にもレッドスターのボシュコビッチにも海外移籍の話がある。

 移籍話というものは最後までどう転ぶかわからないもので、うわさの域を出ないものも多々ある。ただ、来季の布陣をあれこれ考えて期待を膨らませるのも1つのサッカーの楽しみ方だ。