◎サビチェビッチが進退問題を語る

 

 セルビア・モンテネグロ代表監督デヤン・サビチェビッチが4月10日(現地時間)、記者会見を行った。

 4月11日の地元紙『ブリッツ』によると、その内容は以下のようなものである。

「現在、代表に対して不信用と否定的な雰囲気があるのはわかっている。アゼルバイジャン戦とブルガリア戦の結果が悪かったことで私は批判を受けたが、国民がまだ代表に対してあきらめてはいないことを喜ばしく感じている」

 デーヨ(サビチェビッチの愛称)は代表監督を続ける

「憂慮はしているが、迷うことも恐れることもない。まだすべてを失ったわけではない。確かにわれわれは失敗を犯してしまった。残念ながら今はどこかがアウトサイダーに対して失敗を犯すことを期待するしかない。グループ1位になるには、われわれにはあと12か13ポイントが必要だろう。また2位になるにも10か11ポイントは必要だ。自分たちの運命を切り開き、なんとしてもユーロの本戦に出場したいと思う。  私が選手選考に迷っているという意見には同意しない。確かに私はフレンドリーマッチでは国内リーグの選手により多くのチャンスを与えてはいる」

 サビチェビッチ監督はブルガリアに1−2で敗れた後、選手たちと話し合いをした。

「代表に対して真剣に、そして全力を尽くすことを頼んだ。選手がけがを押してプレーすることには問題がある。彼らの考えは尊重するが、結果的にはそれは私の仕事が増えることになる。実際、現在のチームには内容がない。チームを作るのは大変な仕事だが、仕事はすでに始まっているし、私は成功すると信じている。何人かの選手がクラブでは良いプレーをし、代表ではそれができないのを見るのはうれしいことではない」

 スタンコビッチ、ミロシェビッチ、ケジュマン、P.ジョルジェビッチについては――。

「ラツィオで良いプレーをしているデキ(スタンコビッチの愛称)を外すことはできない。彼は才能も経験もある。私は彼が代表でも良いプレーをしてくれるようになるのを待っている。彼にはそれができるからだ。  サヴォ(ミロシェビッチの愛称)はエスパニョ−ルで少ししかプレーしていないが、それが私が彼に対して信用をおいていない理由ではない。  ケジュマンの代表チームにおける地位は変わっていない。私は彼の考えを尊重する。  ジョルジェビッチは所属のオリンピアコスで信用を得ていない。そのような状態では代表でプレーできない。  私は若いブキッチを使うことを決めた」

 デヤン・サビチェビッチは最後に強調した。

「(ブルガリアとの敗戦は)われわれが衰えたという理由だけではなく、(ウェールズ戦の延期を受けて)ブルガリアと試合をする必要がなかったというすべての状況が重なったためである。今度のドイツ、イングランドとのフレンドリーマッチでは個人の最終チェックをする。次に選手を招集するときには今よりも怒っていない状態になっていたいものだ」

 サッカー協会会長のピクシーことドラガン・ストイコビッチも彼の代表監督続投を支持しており、今後しばらくはサビチェビッチ・プラービ(セルビア・モンテネグロ代表の愛称)が続くようである。