◎サビチェビッチ監督が辞任

 

 「すべてが終わった。私は辞表を提出した」

 セルビア・モンテネグロ(以下SCG)の代表監督デヤン・サビチェビッチは、6月 11日(現地時間)に行われたアゼルバイジャン戦後の記者会見で、辞任の意思を SCGサッカー協会会長のピクシーことドラガン・ストイコビッチに伝えたことを報告 した。

 プラービ(SCG代表チームの愛称)はアゼルバイジャンのバクーで行われた欧州選 手権予選で1−2と敗れ、アゼルバイジャンに歴史的勝利を献上した。この敗戦に よって欧州選手権本戦出場の可能性はほぼ絶望的となり、「本戦出場の可能性がなく なれば辞任する」とかねてから言っていたサビチェビッチ監督は言葉どおり辞任する 意思を固めた。

 「今、われわれはポルトガルでの欧州選手権出場へのすべてのチャンスを失った。 そうなったのは、国内リーグの選手たちはアゼルバイジャン相手でさえも90分間走 る力がなく、外国に出ている選手たちは年齢のためプレーするのが難しいためだ。次 の監督またはサッカー協会は、次の2ヶ月間でイタリアやウェールズと戦うため、そ して次なる予選への準備を始めるための新たなチームを組織しなければならない」

 彼はアゼルバイジャンの2点目が入った時点でベンチを後にしたという。

 サビチェビッチの辞任とアゼルバイジャン戦での敗戦を受けて、ピクシーは「これ は私のキャリアの中でも最も難しい局面だ。ただただ、われわれに起こったことが信 じられない」と大きなショックを受けている。

 また、ベテランのプレドラグ・ミヤトビッチはこの試合を最後に代表のユニフォー ムを脱ぐことを決めた。

 「この試合は私が代表のユニフォームを着る最後の試合だ。もうこれ以上言うこと はない」

 監督が辞任しベテラン選手が代表から引退したことで、プラービは今、転換期にさ しかかっている。

*コメントはすべて6月12日のSCGの地元紙「ブリッツ」から抜粋