◎ベオグラードダービー、観客を入れての開催が決定

 

 ゾラン・ジンジッチ前セルビア共和国首相の暗殺を受けて、セルビア・モンテネグロ(以下、SCG)で発令されている国家非常事態宣言の影響により、観客なしで行われる可能性のあったベオグラードダービーは、主催者側が安全面に配慮することを条件に観客を入れて行われることが決定した。

 4月15日(現地時間)に地元紙『ブリッツ』が報じたところによると、SCGの1部リーグでゼネラルマネージャーを務めるミオドラグ・ヤンコビッチ氏は、「セルビア内務省との協議の結果、安全面への配慮から、チケットはマラカナ(レッドスター・ベオグラードのホームスタジアム)のキャパシティーよりも20パーセント少ない量しか発行しない。1人が購入できるのは5枚まで。また、ファンのグループが組織的に集まってスタジアムに行くことを禁止する。以上の取り決めの下、ベオグラードダービーは観客を入れて行われると決定した」とのコメントを発表。地元スポーツ新聞『スポルト』でも同内容のコメントが掲載されており、またレッドスターのチーム関係者も問い合わせに同様の回答をした。

 長らくベオグラードのサッカーファンの気をもませたこの問題は、これで一応の決着を見たようだ。  SCG1部リーグ第26節のほかの試合は19日(土)に行われるが、このベオグラードダービーだけは、20日(日)の16時30分から行われる予定である。