第77回箱根駅伝往路プレイバック

出場大学
駒沢大・順天堂大・中央大・帝京大・日本大
早稲田大・東海大・神奈川大・山梨学院大・大東文化大
日本体育大・国学院大・拓殖大・法政大・平成国際大


第77回箱根駅伝往路オーダー(2001.1.2)
大学名1区2区3区4区5区
駒沢大学内田 神屋 河村 松村 布施
順天堂大学 入船 岩水 中川 野口 奥田
中央大学 野村 板山 村本 池田 藤原
帝京大学 中崎 谷川 北島 鎌浦 飛松
日本大学 中谷 藤井 蔭谷 清水将 渡辺
早稲田大学 新井 森村 久場 原田 五十嵐
東海大学 米田 伊藤 横山周 西村 柴田
神奈川大学 飯島 相馬 田中 土谷 浅尾
山梨学院大学 橋ノ口 カリウキ 橋本 清田 尾崎
大東文化大学 柴田 秋山 松浦 福田 村田
日本体育大学 佐藤洋 須藤 森永 阿部 佐藤信
国学院大学 橋本 山本 片山 飯塚
拓殖大学 藤原 丸山 天野 松尾 杉山
法政大学 黒田 徳本 竹崎 中村 大村
平成国際大学 田村 カーニー 米山 ムヒア 市川


1区 21.3km

 平国ムヒアは走らない。このページの予想の大きな誤算であった。また、平成国際大学のゼッケンは「平国大」ではなく「平成国大」であった。某掲示板で略称を駄洒落のように使われるのを嫌ったのだろうか。さて、展開としては、大手町の角を中大野村がトップで曲がって行った。これは中大の2年前までの1区のスペシャリスト、久保田瑞穂選手の言葉で「あの角を最初に曲がった選手が区間賞をとる」という言葉からくるものであった。結果的には今回の野村、去年の徳本もそうであった。久保田選手によれば、「最初から行ける人は自信があるから」ということである。

 野村が引っ張り、背後に内田、入船。法大の黒田が積極的だ。中距離系の走りながらも力強い。茶髪・サングラスは徳本を彷彿とさせる。そして順大入船の背後に、今回の要注意馬、大東大の柴田が走っている。どうも申し訳なさそうに走っている感じだ。その後ろには日体大佐藤洋、拓大藤原らがいる。2.2km過ぎだった。拓大藤原の足が大東大柴田の足と接触し、柴田が少しよろめいた、というアクシデントがあった。1年生で1区の重圧、上位を狙うチーム、2区はそんなに絶対的なエースでない分出遅れは許されない、こんなところで転倒しては、の思いが柴田の頭をよぎったか、TVではそこから各大学のオーダー紹介をしていたが、どうも柴田の様子が落ちつきがないのが気になった。

 5kmを14:39で通過。この段階で既に平成国大の田村が遅れだしている。平成国大の日本人エース。エースがこれではどうなるもんかとこの時点では思われた。それにしても柴田の落ちつきがない。しきりに集団内でのポジションを変えている。八ツ山橋手前では、後ろからの接触のない一番後ろを走ることにしたようだ。いずれにせよ、こういった気遣いでかなりの精神的疲労となったであろう。レースは中大野村がこのあたりで先頭を引っ張るのを拒否、集団内へと下がり、ペースは落ちた。10kmの通過は29:46。法大黒田、駒大内田らの1年生は大東柴田とは対称的にスタートからほとんど同じ位置をキープしている。特に黒田の自信あふれる走りが素晴らしい。柴田と同様、やや不利かなというのが帝京の中崎だ。道路のセンターライン寄りで、道路にたっているコーンが邪魔のように走っている。かつ、16km過ぎに同じような形で転倒しそうになっている。1区はこういったポジションどりだけでも心理的疲労を誘発するからこわい。後に駒大内田が似たような境遇になっていたが、コーンの外側をさくっと走って乗りきっていた。

 と目を離しているスキに10km過ぎで、先の柴田が遅れて行く。少し遅れかけた段階で間が悪く法大黒田がペースを上げたもんだから、一気に離れてしまう。11kmから12kmの1km足らずで50m近く遅れるのは随分急過ぎる。優勝候補が1区で後方尽となるのは去年の山学大浜に続いて2年連続である。しかも大きなペースダウン。1kmを3:18かかっていては集団から離れるばかり。経験不足が災いしたのだろうか、大東大は1区から不利な展開となった。

 先頭の13人は飯島、野村、入船、黒田らが代わる代わる引っ張って行く。1年生は仕方のないことだが、早大新井などは一度も前に出ない。全日本の1区森村がそうであったように、走力はあるのに積極性がないために凡走に終わるという傾向が早大にあるような気がする。17kmで國學院の秦が脱落。1年生の藤原らもついていることだし、もう少し粘って欲しかった。仮にも國學院のエースとして1区を走るのだから。17kmまで持ったといっても、後ろには2校しかいないという状況ではこの後の展開は不利になるといわざるを得ない。ましてや後ろにいる2校は2区で一気にいくであろうチームに、地力のあるチーム、2区以降を一緒に走るチームではなさそうだからである。國學院とすれば、オーダー的に見れば、拓大を目安に使えばもっと違った展開になったのではないか。2区の力もそんなに変わらないだろうし、いい展開になった気がする。3、4区も風の中を競り合えば、絶対に違ったはずだ。そういう意味で秦にはもう少し粘って欲しかった。

 19km過ぎに東海大米田が遅れる。後から考えれば、2区伊藤の発熱のために米田は結構気負っていたのかもしれない。山学橋ノ口もここにきて積極的なレースをしている。早大新井もそれにくっつくように脱落。結局今回も新井は積極さを見せないままに終わった。中崎も中盤の心理的疲労か苦しそう。山学は久しぶりに1区で出遅れなさそうだ。拓大藤原は何度か遅れそうになりながら必死でくらいついている。秦にもこれを見せて欲しかった。20kmを先頭が1:00:03ほどで通過。スパート合戦。最も派手なスパートを見せたのは入船だったが、いわゆる「限界スパート」で、限界の直前に見せる飛び出しですぐに苦しそうに後方へ下がって行く。大混戦の中、橋ノ口、佐藤洋もすでに脱落。

 先頭は飯島、黒田、野村、少し遅れて内田、中谷。6番手争いに入船、佐藤洋、橋ノ口。その後ろで帝京中崎も2区谷川にいい位置(岩水ら有力チームに近い位置)で渡そうとなんとか順大にすがりつこうとしている。先頭は野村も黒田も激しいフォームであるために飯島が、どいてどいてといわんばかりにスパートした瞬間が面白い。区間賞は野村。すぐに飯島、黒田と続く。内田・中谷が続き、橋ノ口、入船、佐藤洋、中崎の4人がまとまって、ほんの少し間があいて藤原、新井、米田。ここまでがトップから30秒程度。そういえば鶴見中継所は去年までは側道のような道だったのが今年はどうしたもんだろう? 13位國學院は1:10差、14位平国3:09、15位はなんと大東大、3:18差となってしまった。優勝候補とされたJK、中神大東山学の6校の中では大東1校が大きく取り残された格好となった。

1区成績
通過順位大学名トップ差選手名区間タイム
中大   ―  野村  1:03:38
神大  0:00  飯島  1:03:38
法大  0:02  黒田  1:03:40
駒大  0:07  内田  1:03:45
日大  0:07  中谷  1:03:45
山学大 0:11  橋ノ口 1:03:49
順大  0:13  入船  1:03:51
日体大 0:15  佐藤洋 1:03:53
帝京大 0:16  中崎  1:03:54
拓大  0:25  藤原  1:04:03
早大  0:31  新井  1:04:09
東海大 0:33  米田  1:04:11
国学大 1:10  秦   1:04:48
平国大 3:09  田村  1:06:47
大東大 3:18  柴田  1:06:56


2区 23.0km

 花の2区。出だし、野村から襷を受けた中大板山が一見抜け出すように見えたが、法大徳本、神大相馬を駒大神屋が日大藤井を引き連れるように追いつき、その4人の集団で板山に追いつく。相馬、藤井としても自分のペースで行くよりもこのようについていこうとした判断に誤りはなかっただろう。日大も神大も総合力チームということで、2区では不利になるところだが、そのロスを少しでも少なくしようという意図で納得がいく。その50m後方を順大岩水がハイペースで続き、その後ろに帝京谷川。少し離れて山学大カリウキ。日体大須藤は今年も自分のペースを守った作戦だ。この中で、カリウキの前半の自重は失敗ではなかったか。いくら前半ガンガン行って失敗した昨年の例があるとはいえ、2区に起用されたならば、それが使命であるのだから。岩水とほぼ同着で、少なくとも帝京谷川にはついていくべきだっただろう。

 最初の5キロを板山が14:44、岩水が14:39で入る。まずまずのペースだ。岩水はハイペースで7キロすぎで先頭集団に追いつく格好となった。しかし岩水の表情は既にやや苦しそうだ。谷川もジリジリ追いついてくるが、カリウキは6キロ18:00と先頭からは離されていっている。山学としては頼みの留学生がこれでは埒あかないだろう。しかし、先頭集団は岩水が先頭に立って引っ張り、ペースを1キロ2:50に上げた。これが谷川にとっては辛い状況となった。しかし、谷川としては9区の駒大高橋が見せたように、追いついてしまった方が後がラクだったのではないか。ニューイヤー駅伝のコニカの松宮兄みたく秒差で粘るよりもラクだったのではないか。いずれにせよ、中崎がもう少し前で渡していたならこう苦しい展開にはならなかっただろう。

 大エース佐藤の故障で急遽2区に抜擢された森村であるが、横浜駅では拓大丸山と仲良く10位争いをしている。襷をもらった時点で前が開いていたとはいえ、持ちタイム的にはここでモタモタする選手ではない。せめてこの段階で日体大須藤あたりと併走してなければ。おそらく森村は東海伊藤と同時スタートだったのでついていけば良い、という判断でスタートしたのではないか。どちらかというと自分から仕掛ける選手ではないだけに、伊藤が自分からズルズル遅れてしまったことに疑問を持ち、「もしかして自分のペースは早いんじゃないか」と不安になりながらのスタートだったのではないか。だとするならば、2区を走る時点でもっと強い気持ちが欲しいところだ。カリウキと同様、もう少し積極性が欲しい。確かに、ここ最近、2区の前半を押さえて最後は好走というタイムの選手もいるが、あれはほとんど一万の持ちタイムが30分近い選手ばかりである。29分そこそこ、あるいは28分ランナーなら前半を押さえすぎるとかえって後半が負担になる。

 横浜駅前では信じられない光景があった。定点にいた平国大の仮装ギャラリーにカーニーが手を振ったことではない。中継所では2分も前にスタートした國學院橋本がカーニーに抜かれているのだ。1キロあたりで15秒近く詰められてた計算になる。すると、橋本はキロ3:05〜3:10で走っていたことになる。もちろん他の選手とはわけが違うが、それにしても押さえすぎではないか。そして、なんと國學院より30秒前に出たはずの東海伊藤が苦しそうにズルズル後退していっている。昨晩38℃の熱を出したのだそうだ。今朝熱がひいたので出走となったのであるが、いくら4年生とはいえ、判断ミスであろう。何年か前、早稲田の櫛部選手がブレーキを起こしたときも、3日前くらいに下痢を起こした分がまだ戻ってなかったという。長距離選手の体調は1日やそこらで回復するようなものではないのだ。結局、12キロ過ぎに棄権。控え選手としたらやりきれない思いがあるだろう。

 先頭は岩水が引っ張り、藤井、相馬が10キロ手前に力尽きて落ちて行く。その2人が帝京谷川に食われて後退していく。藤井はせめて谷川について欲しかった。相馬はなんとか谷川についている、がまもなく離されていく。左腕をグルグル回すのがandanteになってくると相馬は危ない証拠だ。しかし、その谷川でさえも先頭からは離されていく。権太坂手前で、先頭にまた異変が起きた。引っ張っていた岩水が遅れていく。給水の水を太ももにかけていた、というエピソードは意外に足の筋肉が疲労してしまって権太坂の登りを足がうまく運ばない、ということだろうか。いずれにせよ、2区で順大はかなり苦戦をしいられることとなった。だが、この段階での遅れが、最終的に駒大から1分以上の遅れにはならなかったことから、岩水も後半よく粘ったといっていい。権太坂の段階での後方の様子としては遅れた藤井のすぐ後ろに、カリウキと日体大須藤がせまっていた。早大森村は前半積極的に突っ込めば、このあたりにいるはずだったのに、すでにカーニーに抜かれて11位に転落していた。拓大は安部が2区エントリーできなかった時点で前半の後退は仕方のないところだろう。

 16キロ過ぎ、岩水のいなくなった先頭を徳本が引っ張る。これにて中大板山が遅れだす。実力から言えばもう少し粘ってくれると思っていたが、確かに集団になってからはほとんど前の方に姿をあらわさなかった。去年の1区などでは2位集団の常に先頭にいてレースしてたのとは対照的である。かくして、先頭は徳本、神屋の2人となった。表情は徳本のサングラスで読めないが、神屋はやや苦しそうだが、徳本は平気な顔だ。だが、神屋は苦しくなってからが強いのであとの展開は読めない。しかし、この先頭の2人は競り合ってはいるが、スピード感はそんなに感じない。ここが、意外に後ろが離れなかった原因の1つなのかも知れない。19キロ過ぎには順大岩水に帝京谷川が追いついている。これがこの後の岩水の粘りにつながったのか。3区の中大村本といい、今年の帝京はいろんなチームのアシスト役にまわったようだ。

 中継所手前、徳本が前に出る。神屋はここで粘って欲しかったのだが、ズルズル遅れていく。3区河村を考えると神屋は何が何でもトップから数秒以内で渡したかったのではないか。もしかすると神屋の頭の中には、というより、ほとんどの箱根ファンが、3区以降の法政の快走を読んでおらず、法大にはすぐに追いつけるだろうという気持ちがあったのかも知れない。その気持ちが、去年の順大高橋が相手だったときのようなラストの必死さが感じられなかった差として出た。そしてこれが3区以降の往路の駒大の失速につながってしまうとは、この段階では予想できなかった。結果、徳本と神屋の差は中継所で、10秒。3位は後半粘った岩水が徳本から46秒差。15秒ほどで中大、さらに15秒ほどで帝京がきた。3区北島の力を持ってすれば、他校の戦力を見ても、3区で奪首が十分に予想できる差であった。平国のカーニーは8人を抜いて6位に進出、トップとの差1:51、カーニーは1:07:43の好走だった。7位にはやはり後半上げてきた日体大須藤が10秒くらいあと、その15秒ほど後に山学、神大、日大と続いた。この位置から山学の3区橋本、神大田中がぐんぐん昔の中馬・高津のようにあげてくるものだと思われた。11位に早大が3:30くらいの差、12位に大東大秋山頑張って5:30くらいの差。3区松浦にとっては、若干不利な前まで2分の差である。その後30秒くらいで拓大、國學院はやはり押さえすぎなのか、7:32差の最下位に沈んだ。2区の記録は全体的に徳本でも1:09:00くらいだった原因が3区以降の展開で明らかになる。優勝候補の中では、カリウキの不発で山学がやや不利となるが、順駒中はまだほぼ互角、神大が2区の遅れを3区で盛り返そうという感じである。大東大は1区のブレーキが響き、あの不利な位置(前に見えるのはカーニーのみ、カーニーもどんどん前に消えていなくなって、その前は2分差)にしては秋山はよく健闘したといえるが、1区いい位置であったなら、少なくとも日体大の位置にはいたであろう。

2区成績
通過順位大学名トップ差選手名区間タイム区間順位
法大   ―  徳本  1:08:59
駒大  0:10  神屋  1:09:04
順大  0:46  岩水  1:09:34
中大  1:00  板山  1:10:01
帝京大 1:16  谷川  1:10:01
平国大 1:51  カーニー1:07:43
日体大 2:03  須藤  1:10:49
山学大 2:20  カリウキ1:11:10
神大  2:22  相馬  1:11:23
日大  2:26  藤井  1:11:20
早大  3:37  森村  1:12:07
大東大 5:25  秋山  1:11:08
拓大  5:58  丸山  1:14:34
国学大 7:32  橋本  1:15:23
東海大 棄権  伊藤  途中棄権棄権


3区 21.3km

 3区と言えば帝京北島である。予想通り前半の主役は北島だった。15秒ほど前にいた中大村本をとらえて引き連れるように走っている。駒大河村は法大竹崎にすぐに追いつくかと見られていたが、意外にもその差はキープされている、というよりもむしろ離れて行く感じだ。これが駒大にとっては致命傷となってしまう。と、その駒大と36秒離れていたはずの順大中川が1キロ3分を切る、なんと帝京北島と同じくらいのペースで追い上げている。帝京中大の後方には平国大米山がいて、さらにその後ろでは山学橋本、神大田中は予定通り日体大期待のルーキー森永を捕え、順位を1つずつあげている。

 さて、法大竹崎はどんどん河村との差を広げて行く。さぞかし気持ちよさそうに、ちょうど順大が2年前優勝した時の入船のように、快調に走っている。7キロ過ぎ、とうとう順大中川は駒大河村を捕え、2位争いということになった。河村はまだ3分の1くらいしか走ってないのに、やや苦しそうな表情を浮かべている。中川のフォームは左右に首が振れる独特のフォーム。バテた時にはグンと落ちるタイプのようだが、実業団ではヤクルトの「こっくりさん」奥山のような選手もいることだし、気にしないことにしよう。藤沢では2位争いの2人がほぼ30秒、その後ろの北島村本が52秒、そして1分50秒後くらいに平国米山に山学橋本が追いつきかけている。その後ろに神大田中、日体森永、と来て、その後ろの日大蔭谷は3分差となっていた。ところが、大東大松浦は5:45差となっており、なんと竹崎から開かれている計算となった。例の「イイヅカ」のボードが見られるのは藤沢定点だった。あれが何を表すかはわからないが毎年TVで見る。國學院の飯塚選手とは関係ないことだろう(毎年見るので)。

 前に法大、2位争いにJK。去年と全く同じ構図であるが、1キロ毎のラップがどうも3分を超えるペースとなっている。3区の前半は遊行寺の坂の逆コースで、下り坂であるはずなのにこのタイムというのは、2区のタイムといい、どうやらこのあたりでも既に風の影響が出てきているようだ。そしてそれが湘南海岸に出てきたときの選手の髪や防砂林を見れば、突風に近い風が吹いていたことがわかる。順大中川はその状況でも前半をキロ3分を切るペースで飛ばしてきたことを考えれば、後半つぶれるのも無理なかったかも知れない。しかし、そうまでさせたのは、最大のライバル駒大への遅れを取り戻そう、という中川が持っていた執念だったのだろう。なんとしても最低でも駒大と同じ位置で渡さねば、その思いが積極的な前半の飛び出しにつながったのだろう。逆にいえば、何度もいうが、なぜ駒大河村はわずか10秒差の先頭につけなかったのか、ということだ。ましてや、先頭の竹崎は最初の1キロを3:12で入ったという。このあたり、河村の距離に対する不安みたいなものが出たのかも知れない。大学駅伝初登場というプレッシャーもあっただろう。しかし、今年の駒大は悪魔でもチャレンジャーとして戦って欲しかった。河村の走りは「ディフェンディングチャンピオン」の椅子にどっかと腰掛けた出だしのような気がした。竹崎に追いついていれば、この後集団でも河村は楽そうに走っていたのだから、ついていけないはずはなかったのだから。

 向かい風は中継車がある選手に有利であった、という声をよく聞く。半分は合っているが半分は違う気がする。中継車、特に1号車は大きいし、風除けとしては十分に機能するであろう。しかし、向かい風で砂埃が舞っているとき、これは例えば雨の中を傘をささずに自転車で走る場合を思い浮かべればわかるだろうが、はっきりいって前が見えないのだ。もちろん見えなければ走れないが、前の方を走る選手を見て、それに合わせて走ることが後ろの選手はできるはずなのに、それが見えない。実際よりも前の選手が遠くを走ってるように見える。で、向かい風。体が動かない。特に1人で走ってるランナーにとっては、自分はブレーキしてるんじゃないか、という心理になって本当にブレーキになる。こういう論理でどうだろう。また、物理的にも、前の方はまだ役員車などが走っているが、10位より下の方になるとバイクだけで後はほとんど吹きさらしとなる。これではたまったものではないだろう。大東大松浦などは見事にそれにはまってしまったのではないか。定点通過時の映像を見て欲しい。ちょっとかわいそうになるほど吹きさらしである。

 しかし、それを差し引いても、法大竹崎の走りは快調だった。何よりリズムがいい。15キロを超えて、2位争いは帝京中大が加わって4人で争っていたが、彼らと比べてもリズムがいい。この走りではそうそう後ろは追いついてはこない。2位争いではずっと北島が引っ張っていたが、河村がなんだかんだいって最初のやや苦しそうな表情のまま、今この4人では最も余裕がありそうだ。よく見れば、村本は北島をしっかり風除けに利用しているが、河村はさっきまでも中川と「併」走していたし、今も北島と「併」走している。そんな力があるならば、なおさら何故出だしで、というのはもうやめておこう。で、一方の順大中川は18キロを過ぎて遅れ出す。それもほとんど力尽きて落ちて行く感じで、みるみる離れて行った。最初の突っ込みがこうさせたとはいえ、ライバル駒大への闘志を見せた積極的な走りには拍手を送りたい。順大優勝の遠因になった区間だっただろう。

 法大竹崎は残り2キロの地点では区間賞のペースとなったという。かつ陸上生活ラストランだという。今年は8区の武井といい、その当たり年なのか。結局、竹崎がそのままトップで襷リレー。1:09差でラストスパート合戦を制した中大村本が2位、差なく駒大河村が続き、帝京北島は4秒差で続いた。順大はトップから2分差、残り3キロで2位から50秒も離されてしまった。その直後に後半3号車がずっとついてた平国米山が30秒差くらい。米山は中継車効果か、区間4位の好走だった。藤沢で平国に6秒差に迫ってた山学橋本は、平国から2分20秒、トップから4分50秒遅れに沈んだ。その10秒後に日体森永が来た。森永は後半よく粘ったと言っていい。神大田中も橋本と同様後半バテて日体から30秒差、そこから20秒で日大。1分差で早大。大東大松浦はなんと拓大天野にも抜かれて13位、なんとまさかの区間最下位の走りとなった。優勝候補としては3区で追い上げを測った3チームが全て低調。完全にJKCの争いとなった。

3区成績
通過順位大学名トップ差選手名区間タイム区間順位
法大   ―  竹崎  1:07:47
中大  1:09  村本  1:07:56
駒大  1:10  河村  1:08:47
帝京大 1:14  北島  1:07:45
順大  2:02  中川  1:09:03
平国大 2:29  米山  1:08:25
山学大 4:53  橋本  1:10:20
日体大 5:01  森永  1:10:45
神大  5:33  田中  1:10:58
日大  5:47  蔭谷  1:11:08
早大  6:56  久場  1:11:06
拓大  9:56  天野  1:11:45
大東大 9:56  松浦  1:12:18
国学大 11:42  山本  1:11:57


4区 20.9km

 3区に続いて、この区間もレースが始まる前から主役ははっきりしていた。平国大ムヒアと、順大野口である。この2人が主役だとしか考えられなかった。また、駒大としては全日本ブレーキの松村が出走とあって、完全なるJK対決のポイント区間だったのである。トップ法大の中村洋輔は大量リードに守られ、3区竹崎の流れを組むようにリズム良く走っている。2位争いはすぐに、中大池田、駒大松村、帝京鎌浦が集団となるが、向かい風の牽制のため最初の1キロ3:28という超スローペース。ここでも松村は前の方に出ることがなく、一体何やってんだと一喝したい。駒大の今回の箱根の最大の目標は順大の三冠阻止ではなかったのか。ならば、順大がモタついた3区の次の区間でさらにダメージを与えねばならないはずなのに、中大、帝京大と牽制しあって順大野口がどんどん追いついてくる。野口に取ってみればこんなにラクな展開はない。

 また、風が強い4区。先の主役2人にとっても中継車がついてくれるのか否か、これが大きなカギとなるはずだった。1号車法政、2号車2位集団、3号車は最初の1キロほどは平国ムヒアにつけていたが、その後は順大野口についた。この辺りの影響がどう出るか注目された。2位集団は3キロを9:49という体たらく。TVのアナは熾烈な2位争いと言っているが、28分ランナー松村、大牟田のエースだった池田が、大牟田の控えだった鎌浦に引っ張られている展開。それでなおかつ、池田、松村共に5キロ過ぎから後ろを気にして何度も振りかえっている。そして6キロ手前、あっという間に野口は2位集団に追いつき、(6キロで50秒をチャラにしてるのだから大きい)早くもその集団の先頭に立って引っ張り出した。松村、池田はまるで野口がくるのを待ってたのか。だとすれば、このプレイバックで何度も出てきた言葉だが、積極性がない。まあ、しかし野口が来たおかげで明らかに2位集団のペースが上がった。そんなわけで、2号車が2位グループにつくため、3号車は後方に下がったが、二宮ではムヒアにはついていなかった。3号車はその後ろ、山学清田と日体大阿部の7位争いにくっついていた。そのためか、ムヒアがそれ以上2位集団に接近することはなかった。

 さて、後方の展開であるが、大きな流れとしては神大土谷がブレーキで日大に抜かれ、早大原田にも二宮では接近されていた。土谷といえば大牟田で2年3年で3区を走って、報徳永井(現中大)、西脇中尾(現早大)とデッドヒートした高校時代の都大路のヒーローである。なぜ今年まで出てこないのか不思議だったが、ようやく出てきたらブレーキとなってしまった。最近の箱根は高校時代の実績はあまり関係なくなってきた感じがする。山学清田は実力通り日体大を引き離し、単独7位に上がってきた。去年から名前は挙がっていた選手だが、ようやく全日本くらいから安定した成績を残してきた。来年はおそらく山学の日本人エースとなるであろう。3号車がついたことで、一気に追い上げたいところである。

 2位争いの方は相変わらず順大野口が先頭で引っ張っているが、駒大松村は相当バテてきていることは画面からも明らかになってきていた。このままでは駒大が遅れるのも時間の問題で、小田原でどのくらいの差になるものかと心配になるほど苦しそうな表情がサングラス越しにも読み取れた。16キロ過ぎて野口がスパート。これにて帝京鎌浦が脱落。松村は、まるで最後の1キロを走るかのように苦しそうにもがきながら粘っている。この粘りは評価したいところだが、離れた段階でガクンと落ちそうな雰囲気がある。全日本の大ブレーキがあっただけに意地で粘ってる感じだったが、17キロでついに遅れた。残り4キロ弱だが、1分以上の差は余裕でつきそうな感じでどんどん遅れていく。残る中大池田も粘ってついていたが、まもなく遅れ出した。松村・鎌浦の遅れは急激で、後ろのムヒアに食われる可能性も出てきた。今年も4区で野口が快走を見せた。去年と違うのはそのはるか前方を法大が走っていることである。

 はるか前方のはずだった差が残り2キロくらいから急激に詰まってくる。小田原本町で法大と順大の差は1:18だったのだが、20キロ手前では1号車から見える位置に来ており52秒差、そしてなんと中継所ではわずか29秒差。野口はムヒアを抑え、2年連続の区間賞。3位中大は1:10差、4位にはムヒアがやはり後半バテた2選手を抜き去り、1:47差で続いた。5位帝京は2:03、駒大は6位で2:07差となり、松村は残り4キロで野口に90秒、1キロで20秒以上離されていたことになる。3区の順大中川よりも激しいペースダウンであった。来期のリベンジに燃えて欲しい。なんとなく今年の4区を走った風貌が去年の徳本に似てなくもないと思うのは私だけだろうか。遥かに離れて7位山学大は6:04、6位からは4分の差がついている。8位日体大が7:01差、9位日大7:22、渡辺には前の選手が見えるいい位置で渡すことが出来た。10位早大原田が8:17差。神大は11位に沈んで9:02差。大東大はここでも流れを変えることができずに12:02差、その前に拓大が11:50差。思えば、拓大の5区杉山は前まで3分という不利な位置でのスタートだったのだ。

4区成績
通過順位大学名トップ差選手名区間タイム区間順位
法大   ―  中村  1:07:33
順大  0:29  野口  1:06:00
中大  1:10  池田  1:07:34
平国大 1:47  ムヒア 1:06:51
帝京大 2:03  鎌浦  1:08:22
駒大  2:07  松村  1:08:30
山学大 6:04  清田  1:08:44
日体大 7:01  阿部  1:09:33
日大  7:22  清水将 1:09:08
早大  8:17  原田  1:08:54
神大  9:02  土谷  1:11:02
拓大  11:50  松尾  1:09:27
大東大 12:02  福田  1:09:39
国学大 16:02  片山  1:11:53


5区 20.7km

 近年の箱根では5区にエース格を持ってくる大学が増えた。また山専門のスペシャリストと呼ばれる人達がいる。今回も中大藤原、日大渡辺、参考記録になるものの東海大柴田の実力者3人、山を経験している法大大村、帝京飛松、山学尾崎、日体佐藤信。そして実力者の順大奥田、駒大布施、大東大村田に、今回山の秘密兵器だと名高い拓大杉山、神大浅尾、早大五十嵐、国学飯塚。誰が区間賞をとっても不思議じゃない顔ぶれであった。怖いもの知らずの方が好走する、とされているものの、1年生が今年はわずかに2人である。しかし、2区後半より吹きすさぶ風の中、やはり前の方の流れに乗ってる大学の選手が有利になった現実は否めない。風によって3区以降の区間順位は、ほぼ通過順位と平行していることからもそれがわかるだろう。

 29秒差のトップ大村は、まもなく順大奥田に抜かれるものだと予想されたが、ガッツのある走りを見せてくれた。「足は短いけども回転力とガッツでカバーする」という本人のコメント通り、両腕を左右に振る独特のフォームでリズムよくかけあがって行く。この走りで、近づくと思われた順大奥田は大平台で33秒、中大藤原も1:14とむしろ広がってしまった。大村といえば2年前9区を走って、タスキをつなげなかった場面があった。誰もいない鶴見中継所に走りこむ大村は眼を見開くようにして涙をこらえて走っていた。また、去年5区を走っており、芦ノ湖のゴールに高速ダッシュでかけ込むなり、ゴロンと1回転して立ちあがったりするなど、箱根ファンには印象的な場面を多く残してきた選手だ。そういったシーンからガッツのある個性的な選手であり、かつ法大のキャプテンである。5キロ手前で既に苦しそうな表情には変わっていたものの、こぎみよく登っていく。

 奥田にしてみれば辛い展開だったのかも知れない。おそらくすぐに捕まえられると感じてスタートしたと思われるが、去年の区間記録の柴田と同じようなペースで走ってるのに先頭が近づいてこない。後ろには中大藤原が走ってるというプレッシャーもある。そして向かい風と、今シーズン前半の不調、去年のブレーキ区間…、そういった要素で頭の中は一杯であっただろう。それでも、黙々となかなかのペースで進んでいた。一方、JKの遅れたKの駒大布施も6キロ程度で帝京飛松、平国市川を抜いて4位に上がっていた。それでも大平台で法大とは2:19と開いており、表情も苦しそうでうつむき加減である。しかし、布施は揖斐と同様いつも苦しそうな表情の選手であり、足取りが重そうに見えても結構速かったりするし、かつ後半強いという特性を持つ選手であるから、まだまだどう転ぶかわからない。しかし、帝京飛松は去年は駒大松下とデッドヒートを繰り広げたはずなのに、今日はあっさりと離れたもんだと、少し気になる。それでも宮ノ下では平国を抜いて5位には上がっていた。さらに後方では、実力者の日大渡辺もすでに日体大佐藤信を抜いて8位に上昇している。後方の拓大杉山、大東大村田の同行も気になるところだ。

 トップ大村と順大奥田の差は小涌谷の踏みきりでも33秒差、中大藤原も1:07差となかなか後ろを近寄せない感じだ。布施は2:27差とトップからはジリジリ離れている感じだ。大村のピッチがむしろ落ちないと考えた方が良いだろう。その証拠に小涌園前では大村と奥田の差は38秒、中大藤原も1:07差、駒大布施は2:31とさらに広がっていた。藤原が上位4人の中では表情も余裕が一番ある感じだ。なお小涌園前では飛松、市川が3:32前後で通過、山学尾崎が7位で6:25、そして12位で拓大杉山がトップから11:36差と1番いいタイムで通過している。大東村田は13:23差でかなり開かれている感じだ。

 13キロ過ぎになって藤原が奥田を50m差に追ってきたところから奥田のピッチが上がって、大村を詰めてきた感じになってきた。15キロ前後の映像はまさに地獄絵巻とでもいった方はいいだろう。法大大村、順大奥田、中大藤原が1つの画面に入り、さらに突風が正面から吹きつける。芦の湯では順大まで11秒、そこから中大までが9秒。大混戦となるのが読める展開だった。常識で考えれば大村が3位に落ち、藤原が1位になるだろう、という読みになるのは当然だった。16キロの最高点付近の映像は今年の箱根往路を象徴する場面であろう。向かい風に低い姿勢でなんとか乗りきろうとする大村の162センチの体が向かい風によって起こされ、あえぐように走っている。2位奥田は中継車の陰で風を避けている。たった100mもいかないうちに2人の差がグーンと縮まる。3位藤原は吹きさらしの中をガマンの走りだ。

 最高点を超えた瞬間の大村の「切り替え」は素晴らしかった。すぐ背後まで迫られた奥田をこのギアチェンジでまた10m差に戻した。下りに入ってもやまぬ突風。2号車が3位藤原につき、先程の突風で一旦藤原は遅れをとったようだが、また盛り返してきた。16.5キロで再び大村に追いつく奥田。しかし、横に並ぼうとする奥田を許さない走りを見せる大村。前を見つづける大村と、藤原が気になる奥田は、99年の高校駅伝で佐久長聖の佐藤を気にしすぎた西脇工と前だけみて優勝した仙台育英のデッドヒートを思わせる。16.8キロでは今度は大村が奥田の影に隠れて風除けに使う格好となる。そして体力を蓄えて16.9キロで一気に加速して飛び出した大村の姿はTVの前のファンを最も熱くさせたシーンであろう。奥田が10m離れる。大村のリズムがさっきの地獄絵巻とは全く別人のようにいいリズムに変わっている。奥田は苦しそうだ。もしかすると法大が逃げ切るのか、と思わせた。CM明けの18.4キロでは奥田は20m近く離れていた。問題は3位の藤原だった。下りに入って一気に差をつめてきた。そして元箱根を過ぎ、箱根神社の大鳥居の手前で、再びあの突風が吹いた。格段に良くなっていた大村のリズムが狂う。藤原は奥田にとりつく。あえぐ大村。この向かい風では追う方が有利。奇しくも第1中継車は大鳥居を含む映像を撮るために大村からかなり前に出ており、大村も吹きさらしの状態に近かった。これが残り少ない体力で踏ん張っていた大村を蝕み、19.2キロ、一気に藤原、奥田に抜き去られる。もはや大村には体力は残ってないのか。どんどん離れて行く。往路の主役法政が画面からどんどん小さくなって行く。

 先頭は藤原と奥田の争い。しばらく藤原の背後についていた奥田であったが、19.4キロで今度は奥田が前に出る。しかし離れて行くのは大村だけ。大村は完膚なきまでに疲労困憊している様子だった。中順の争いは19.6キロで藤原が前に出ると、奥田はあっさりと離れて行った。決着はついた。10m差で粘っていた奥田も力尽き、中大が37年ぶりの往路優勝。順大2位で8秒。この差は最も少ない往路の差である。力尽きた大村が3位で55秒差。大村は去年のようなパフォーマンスをする余力もない感じだった。体力の限りを尽くした快走に拍手を贈りたい。ゴールの声援も最も大きい感じだった。4位駒大は2:24差。布施は中継車のいない後半、やはりよく粘った。5位争いは帝京飛松が最後は脱水症状を起こしたらしく、区間最下位争いとなっていたが、小田原であった7位に4分の差に守られ、5位平国、6位帝京でゴール。飛松は最後の50mも蛇行するほどの困憊ぶりだった。日大渡辺は1人を抜いたものの後方スタートの不利が響いて区間6位に沈んだ。拓大杉山は藤原を2秒抑えての見事な区間賞。狂風の中、中継車もつかず、しかも前まで2分の差がある状況で、かつ12位という悪い順位の中で、よくぞ走ったものだ。もしも、いい位置で、いいコンディションで走ったなら、どんなタイムで走ったのだろう。是非とも来年も拓大の5区は杉山を期待したい。優勝候補としては駒大がやや離れて少し不利になった。復路のメンバーを考えると、中大よりも順大が有利で、下手をすると7区から順大が独走してそのまま優勝する展開になるように思われた。

5区成績
通過順位大学名トップ差選手名区間タイム区間順位
中大   ―  藤原  1:13:51
順大  0:08  奥田  1:14:40
法大  0:55  大村  1:15:56
駒大  2:24  布施  1:15:18
平国大 5:15  市川  1:18:29
帝京大 5:55  飛松  1:18:53
山学大 6:51  尾崎  1:15:48
日大  8:15  渡辺  1:15:54
日体大 10:35  佐藤信 1:18:25
拓大  10:48  杉山  1:13:49
早大  10:55  五十嵐 1:17:29
神大  11:58  浅尾  1:17:57
大東大 13:43  村田  1:16:42
国学大 19:24  飯塚  1:18:23