インド・タイ紀行

 初めて行った海外旅行はインド・タイでした。一緒に行った丸山君が紀行文を書き始めたので、それに併せて私の目から見たインド・タイをお届けします。
 
 

3月2日
いよいよインドへ向けて出発である。とりあえず今日は東京の丸山家まで行かねばな
らない。今は特急「あさま」の車内。不安と同時に大きな期待がある。自分という人間
をしっかり観察してくるぞ。
 

3月3日
5:30起床。空港へ向けて出発。明日の今頃はバンコク。
9:20成田空港。
11時間近くも飛行機に乗っていた。さすがにこれだけの長時間乗っていると嫌にな
る。でも、飛び立つときのスリルはたまらんものがある。一回途中でシンガポールに降
りた。
現地時間8:00(日本時間10時)にやっとバンコクに着いたね。すぐにお金を両
替した。とりあえず100ドルを両替した。1ドル=25バーツくらいなので、100
ドルで2475バーツほどになった。空港を降りて、すぐにホテルの客引きに捕まった。
一泊24ドル。つまり600バーツである。とんでもない高額である。でも、一日目で、
僕もかぜ気味なので、よしとしよう。ちなみに、日本円で600
×4=2400円であ
る。明日はいよいよバンコクである。電車に乗っていくのがよい。5バーツらしい。
 
〜追憶〜
 卒業を間近に控え、大学院への進学が決まっていた。10月頃だったか卒業旅行の話が持ち上がった。当時、外国に行ったことのない僕は、卒業旅行を機に外国へ行ってみたいと強く思うようになった。場所はすんなりインドに決まったような思いがある。なぜインドだったのかは今となってははっきりとは思い出せないが、一つだけ心に残っている言葉がある。それは「インドは行きたくても行けるところではない。行くべき運命にある人だけが行ける場所である。」誰から、どのように聞いたのかは忘れてしまったが、今でも心に残っている言葉である。
 一緒に行くメンバーはすぐに決まった。中学からの友達である丸山博君。彼とは「青春切符 北海道富良野への旅」を約2万円で行った過去がある。当時行っていた家庭教師のアルバイトで得たお金を貯め、インド・タイ旅行の資金をためた。
 航空チケットは東京で丸山君に格安チケットを購入してもらった。ピーマンバングラディッシュ航空のチケットである。
 機内はエキセントリックな雰囲気がした。飛行機の中ではひたすら寝ていた。
 タイのドン・ムアイ空港に降り立つと、甘ったるい重い熱い空気を感じた。空港から一歩足を出せばそこはタクシーやホテルの客引きでごった返していた。初日ということもあり、近くのホテルに部屋を取ってしまった。600バーツが高いのかどうかはこの時点ではよくわかってなかったのが正直なところだった。
 こうしてタイ・インドの旅は始まった…。