3月11日
 今日はカオサンに航空券を取りに行くんだ。そうすれば、14日に飛行機に乗ってインドだ。悠久の国インド。苦しいかもしれないが、まあ、何か得てこよう。朝、50ドル両替して、1200バーツ手にした。予定では、今1200バーツあるから、空港で200バーツ、宿代300バーツ、合計500バーツ。残り700バーツで4日間すごす。余裕だね。
 航空券を取りに行ったら、13日の夕方にこいと言いやがった。11日の夕方といったからわざわざ遠くからいったのに。ふざけんなよ。もう、おまえの店なんか「地球の歩き方」に書いてやらねえからな。
 しょうがないから、また、王宮公園に行って来た。ティーアップとその仲間たちにJapanese Play 「あっち向いてほい」を教えてきた。なかなかかわいい子ども達だった。
 
〜追憶〜
 東京ゲストハウスはマレーシアホテル近くにあり、カオサンロードまではバスと徒歩で30分以上かかったように思う。記憶は確かではないが。
 この旅の大きな目的はインドへ行くことであった。そのための航空券が約束の日に手に入らなかったことが腹立たしかったのだろう。日記にもかなり乱暴な字が残されており、怒りがよくわかる。
 しかし、こんなことは外国では、特にタイやインドでは当たり前なのかもしれない。日本では約束した日にチケットが確実に手にはいるのが当然であるが、そうである国の方が、全世界的に見たら珍しいのかもしれない。飛行機に乗れないわけではない。前日には手にはいるのだから怒ることもなかったのかもしれない。しかし…。日本という小さな世界しか知らなかったからこそ出た怒りなのかもしれない。あれから8年ほどたったが、今なら怒るだろうか。たぶん怒るだろうな。まだまだ人間が小さいのか。
 このころはホントに毎日毎日王宮公園に通っていた。ティーアップやその友達と遊んだ。夕方になると、剣先するめをかじりながら、シンハービアーを飲んだ。博くんはあまり好きにはなれなかったそうだが、ヒロキ君は非常にシンハービアーが気に入った。