3月15日
 インド人は大嫌いだ。片耳だけで500ルピー。日本円で2千円だぜ、おい。くつみがきで200ルピー。800円よ。嫌になるね。アホ、インド人。バカ、バカ、バカ野郎。インド人のアホ。
 宿に帰ってきたら、彼らも言っていた。それはすごく高いと。結局アーグラツアーも嘘みたい。駅前のツーリストはだめね。明日の朝のツアーは取りやめ。朝、早めに駅に行って列車をキャンセル、いや、 一日変更してもらおう。
とにかく、ラッキーというか不運というか、インド三大祭りの一つ、ホーリーと重なってしまった。これを避けなければならない。なんといっても大変だそうだ。とにかく、外国人だろうとかまわずに水をかけるのだから。いやだ。しかも色水。これがインドか。
 
〜追憶〜
 朝、前日の宿を引き払い、もっと安いゲストハウスを探した。その途中で、本当にインドでは牛が道を歩いているのを見た。人間のことなど全く気にせず、野良牛がゆっくりとしっぽを振りながら歩いているのである。さすがヒンズー教の国インド。
目的とする宿屋はすぐに見つかった。ドミトリーである。先客がいた。みんな日本人であった。カップルできている奴もいた。うらやましかった。
 この日はまず駅に行った。駅に行ってカルカッタまでの切符を買った。外国人専用の部屋で切符を買ったことを思い出す。とってもかわいい人がいたような気がする。よくは思い出せないが…。
 その後、歩いてコンノートンプレースまで行った。ニューデリーの中央公園のようなものである。ここで休んでいると、なぜだかわからないが数人のインド人が近寄ってきた。にこにこしながら、何か歌を歌っていたような気がする。「アイアムチャンピオン、耳かきチャンピオン。」「ヨコズナ」とのたまわりやがった。突然「耳を見せろ。きったないなぁ。耳かきをしてやる。」そういって耳の中に、何か奇妙な液体をつけた棒をつっこんできた。変に思い方耳のみとしたが、「金を払え」とのたまわりやがる。しかもその金額は法定外のとんでもない金額である。払う気などないのだが、だが、だが、インドにきて2日目、数人のひげを生やしたインド人。囲まれるとびびるものである。しょうがないので追っ払う意味もあり、500ルピーを渡した。「おまえのサンダル見せて見ろ。」ごしごし。「磨いてやった。金払え。」ふざけるな、いつおまえに靴磨きをたのんだ。どんな手を使っても金を取ろうとするインド人にはびっくりであった。
 宿までは暗い気持ちで返ってきた。
 日本に帰ってきてから、ある日、「いいとも」に爆風スランプの中野さんがゲストとして出ており、インドに行った話をしていた。そして、なんと中野さんもコンノートンプレースでこの耳かき名人に会っていたというではないか。だまされ、ぼったくられたのは俺たちだけでなく、有名人も同じ場所でだまされたということで、安心したし、なんかうれしくなりました。