2000年11月23日

安定と簡単操作 sailing for everyone SAILABILITYの活動 SAILABILTYの意義

はじめまして、アクセスディンギーと言う、ヨットの自慢をしに来ました。

時折、雑誌で見かけた事がありますが、詳しくは存じておりません。

アクセスデンギーは、オーストラリア・メルボルンで、設計建造されていますが、
同じオーストラリアの代表的な49erが、徹底的によりはやくを、追求した物とすれば、
このアクセスデンギーは、
徹底的に、障害者や老人、幼児などのセーリングとは縁のない人達に、照準を合わせた物です。

良く売れているのですか?

売れているという、表現は正しくありません。
オーストラリアの総督Sir. William Deanが後援者となっているアクセスデンギーが、コマーシャル、ベースで販売される事は将来にも有りません。NPOもしくは、個人のボランティアの活動で、広めて行きます
まだ日本で、20隻足らずしかありませんが、オーストラリアでは既に350隻以上が、セーリングをしております。イギリスでも、100隻、他にカナダ、アメリカと昨年あたりから、輸出されています。

世界中に広まっていると言う事ですか?

実際には広まりつつ有ると言うことです。
しかし、アクセスデンギーは、マーケティングをして、市場のニーズに合わせて出来上がった物ではないところが面白い所で、設計者の反骨精神の表れなんです。

ドウ言う事ですか?

殆ど全ての、ボートは、より速く、より豪華に、とか言う上昇指向で、考えられますが、このボートのユニークな所は、真剣に、潔く、能力に障害を持つ人が、心地よくセーリングする為に、考えられているのです、それが、ボートのユニバーサル、デザインを、実現する事に成りました.

アクセスデンギーが対象としている人達が、今までボートのオーナーとして、考えられない人達を対象としていたわけですね

対象以外の人達も、決して、セーリングが嫌いな訳ではない。
一度、乗ってもらった人は、99%もう一度乗ってみたいといってもらっております。

ヨットで、そんな物有るんですか、大抵のひとは、一度乗ると、2度と乗りたくないと、言われるんですけど、所謂歩留まりの悪いスポーツなんですけど。

普通はその通りですよね、大抵船酔いで、嫌になりますよ。

ソウソウ

船酔いになると、乗せている方も、すぐに戻れないから、じっと横になってもらう以外に、手の施し様がありませんし、
本人もみんなに気を使わせない様に、ジッと陸に上がるまで、我慢して、待ってますよね。

あれは本人で無いと判りませんよね。私なんかは、船酔いの人に舵を取ってもらうのですが、
でも一度そんな事に成ると、2度と乗りませんよ、それに勧めるわけにも行きませんから、

かわいい女の子だったら、余計残念ですよね。

アクセスディンギーは船酔いしないのですか?

今まで、たくさん乗ってもらいましたが、一度も、有りませんよ!ロイヤル、メルボルン、ヨットクラブでグラーム、レイナーを乗せるアクセスデンギー

何故ですか?

理由は三つあります。
このボートの大きさは、2.3と3.03と非常に小さいのですが、乗った人は浮き輪で泳いでいるような感覚で、
水面が手の届く所にあるので、感覚のズレが無いのです。
まさか、泳いでる人が、船酔いを、感じたと聞いた事が有りませんから。
それから、自分が何時でも操縦しているのですから、忙しくて、船酔いするひまが無い。
もう一つは、前向きに座っていて、何の心配も、無いのだから、リラックスして乗れる事だと思うのですが。

エッそんなに小さいのですか?

2.3は2.3メーターと言う事ですから、普通の部屋に立てる事も、できるんですよ。

デモ、入り口を通す事が出来ませんや

90センチの幅の廊下から、90センチの幅のドアを、通すのは難しいですけど、
大抵の部屋に横に倒せば通りますよ。

重さは、どれくらいですか?

2.3は約50kg、303は60kgです。

一人で運べないですね?

二人なら、らくらくと運べます。船台も有れば便利で楽ですが、無くても大丈夫です。

地面に直接置けないでしょうね?

センターボードを抜いて、直接置けます、砂浜に乗り上げて、置いておく事も出来ます。
風の強い日でも、マストをつけたまま一分間でリーフが出来ますから、巻き取っておいておくと倒れる心配は有りません。
そりゃ風の程度によりますけども。

座席の背もたれのパイプを抜けば、重ねておく事さえ可能です、また、後ろについている、舵も簡単に外せますから、立てかけて、置く事も可能なんです、だから、小さなスペースで、保管できるのです。

置いておくのは便利なんですね、その他に特徴はあるんですか?

組み立ても簡単で、部品の数も2.3で11ケ、303の方で、13ケしか有りませんし、ネジ止めや、
難しい調整を必要としませんので、組み立てをはじめて普通10分で、終ってしまいます。

このボートは、なに色ですか。

最初アクセスデンギーは、他のボートと同様に、セール番号を大きくして遠くから判るようにしていたのですが、
それはあんまり効果のないものだったので、ボートの色を、10種類も用意して、色で識別できるようにしたのです。
識別が非常に簡単になりました。

いろんな色のボートがあるのですね。

夫々違う色の10隻が、水面で入り乱れて、走っていますと、楽しそうで、ジェリー、ビーンという、ニックネームで呼ばれています。

まるで、飴玉が散らばっている様なんですね。
良く聞かれるのですが、このボートの最大積載重量は、どれほどの重さ何でしょうか?

今の所、2.3の方で160kgが、安全を確保できる数字だとしか言えません。それ以上に成ると、荒れた海でのセーリングは止めたほうがよいようです。

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安定と簡単な操作

まだまだ有ります、一番の特徴は、ひっくり返らないと言う事です。

デモ大抵、ディンギーの練習では、必ずチン起しの練習しますよね
、私も経験あるんですけど、ぐずぐずしていると、死んでしまうぞって、ハンドマイクで怒鳴られて、何で教室のお金払って、怒鳴られナあかんのや,
ナンテぐずぐず思う話良く聞きます。
そしたら、安全の為や有りがたく思えなんていわれて、ひどく傷つきますよね。

アクセスデンギーでは、そんな心配が有りませんから、怒鳴られる事も無いわけです。それに前を向いて座っていますし、舵の操作は一本の棒を、右に行きたい時は、右に倒すだけ、左に行きたい時は、左に倒すだけと言う簡単な物ですし、方向転換、

タックのことですね?

そのタックの時でも、体を移動したり、セールの横棒に

ブームの事ですか?

ブームに頭を打つ心配も有りませんから、落ち着いて、風の方向だけを考えていれば良いのですから、パニックになることがありません。

インストラクターも怒鳴る心配が無い訳ですよね。

そう、大抵余計な御世話と言う事になります。
インストラクターではなくて、安全管理者と言った方が良いかもしれません。

水面では何が起こるか判らないですから、飛
行機でも、機長が着陸寸前に意識を無くした事もありましたし考えられない事が起こりますから。

中には、トイレに行きたくなる人もいるだろうし、ボートが止まってしまう事も有ります。

そんな簡単な操縦でも、操縦不能になることがあるんですか?

これはアクまでもセーリングボートで、その奥行きの深さは、普通のディンギーと同じです。
リラックスして乗りますが、速く走ろうとすれば、簡単ではありません、だから、自分で出来た時は面白いインですよ。

ドウ言う事をマスターしなければならないのですか?

舵の操作のしかた、が最初ですよね、次にセールの出し方、

と言う事はメインシートの操作、

後はもううるさい事は、ボートに関しては有りません、それより風の方向の変化や、流れがあればその方向とか、
他のボートの位置とか、陸に上がってからの楽しみ方とか、好きにしたら言いのです。

今までのヨットと、随分印象が違う様ですね。

これで、ヨットの楽しみ方が、変われば良いのです。

ヨットというと、大抵、ピカピカ磨かれた大きな御金持ちの舟という、印象を持ちますよね、
デッキの上で良く冷えたワインを、味わいながら、自然を満喫している、お金掛るだろうなと言う世界ですよね。

さも、なくば、若くて健康で、自分のしたい事は全て出来そうな、人達が、青春真っ只中で、カッコ良く、きびきびと、楽しんでいる、そんな印象ですよね。
でも、若くなくて、健康にも,自信が無く自分のしたい事の殆どが出来ていない、青春を失ってしまって、きびきびと行動できそうに無い、多くの人達でも、ヨットを、無縁のスポーツと思う事は無いのです。

コストの面では、ドウなんですか、誰でも買える値段なのでしょうか?

他にも障害を持っている人が、乗れるボートも有りますがそれらに比べて、三分の一か五分の一のコストになります、叉、その他に、リフトや、船台を特別必要としませんから設備の方から見ても、改めて、投資する必要がありませんから、その分のコストも必要無い訳です。

例えば只の砂浜で、乗る事も出来そうですね?

乗り降りが、少し大変に成りますが、可能です。
浅瀬では、センターボードを、少し揚げて、帆走して行きます。
深くなった所で、可能であれば、おろせば良い訳です。

デモ、実際には、自分でおろすのは、難しいのでは?

センターボードは2.3で15kg、303の方で、25kgですから重度の人が、自力でセンターボードをおろすのは困難です。
そのような方達の為には、やはり、桟橋で乗り降りする方が望ましいと、考えます。

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Sailing for everyone

2000年11月23日

誰でも出きると言う事ですが?

誰でも、 アクセスデンギーで、セーリングを楽しめるのは本当の話です。
例えば手が無くても、アシが少しでも動けば、あるいは、顎の動きで、ボートをコントロールする事も出来ます。
叉、呼吸機能に障害を持つ人もベンチレーターを、ボートに取り付けて、みんなとセーリングを対等に競争している人さえいるのです。

北海道の病院であった事故のように呼吸器が、からだと離れたら死んでしまうのでは有りませんか、それって命がけですよね。

ですから、その方の為に開発された、303Sは、サイレンとライトを持っていて、それが外れた時は、数秒後ライトと音でレスキュウ―ボートに知らせる事が出来ます。

日本じゃないでしょ、それ。

残念ですけど、日本では無く、オーストラリアでの、話です。
デモ、アクセスデンギーのオーストラリアは、その様な、改造を望めば何時でもします。
現に、日本では、サーボ補助システムのついた、ボートは、2隻有ります、
これで、たとえ手の無い人が、セーリングをしたいと望めば、日本でも出来ます。
もっと驚くべき事は、無線を利用して、視覚障害を持つ人が一人で、レースに出る人もいます。
この時、セーラーと、ヘルパーの信頼関係が、必要ですから、かなり練習しなくては成りませんが、
実際にイギリスで、やっている人がいます。

どんな障害でも、アクセスデンギーだったら、本当に出来るのですか?
例えば、精神障害の人達の、場合なんかドウですか?

アクセスデンギー2.3広幅シートは2人乗りですから、インストラクターかあるいは、介護の人と、一緒に、セーリングを楽しんでいます。
大抵大喜びで楽しんでくれています。

でも本当に安全なのですか?障害者の安全は、確保されているのですか、そんな危ない事に障害者を巻き込まないで欲しい言う意見が寄せられていますが?

こんな小さな舟が、大型の船と同じ安全を確保しているのかと言うとそんな事はありません、限界があるのが当然です。
しかしだからといって障害ノある人をマリンスポーツから、逃避けてしまって良いのでしょうか、健常者だからと言って、海が安全を、約束してくれるのでしょうか。
そんな事はありません、その事を言い出したら、スポーツ自体が成り立ちませんし、生きて行く事自体危険が一杯で安全の為に止めたら良いのにということになりませんか?
もともとヨットと言うスポーツは危険と隣り合わせのものです。
アクセスディンギーはひっくり返らないですぐに操作を覚えられると言うのが特徴です。

アシの不自由な人達や、体を自由に動かせない人達の乗り降りなんかは、大変ではないのですか?介助のひとたちが 腰を痛めたと言う話をよく聞きますが?

アクセスデンギーの場合、浮き桟橋からの乗り降りは、少し動ける人であれば自分で伝い歩きで、乗れます、大型のヨットに乗せる時よりはるかに、簡単です。
叉、リフト付きの簡易浮き桟橋も、作っていますから、それを取りつけてもらえば、全く動けない人でも安全に乗り降りができるようになります。

障害と一口に言っても色んな障害がありますが、アクセスデンギーでは、今まで来ていただいた方、全てに、乗っていただく事が出来ております。

だったら、健康な老人や、子供は、すぐ出来ますよね?

大抵、最初からスイスイできるでしょう、デモ少し慣れてくると、難しくなってくるんです。

他にも今まで、ヨットやマリンスポーツに親しむ事の無かった人達も興味を示してくれます。
このボートでは、ナイロン糸で編んだ椅子に座っていますから、少しくらい水が入ってきても、服が濡れませんから、年配の女性の方にも気軽に挑戦していただけるのです。

特別ヨットの知識を覚える必要は、無いのですね

全く有りません、取り合えず水面に、出てみてください、それからゆっくりと考えたら良いのです。

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SAILABILITYの活動SAILABILITY



あらゆる障害を持っている人、高齢者、子供といろんな人が集まって、クラブ形式で、セーリングを、レクレーションとして楽しむ活動を、
SAILABILITYと呼んでいます。

その名前は、日本で聞いた事が有りませんね。

イギリスや、オーストラリアでは良く知られている、活動です。

日本には、ヨットエイドやブラインドセーリングの活動がありますね、

これらの二つの活動は、大変立派な活動です、ヨットエイドは、パラリンピックで世界に挑戦されていますし、
ブラインドセーリングも活発な活動をされています。

SAILABILITYと同じ目標を持っていると思います。
只、違う所は、アクセスデンギーが、この活動に最も適したボートであると考えている事だけだろうと思います。

他の活動では、使えないのですか。

残念ですが、今の時点では、アクセスデンギーを、活動に取り入れてていただく、機会は有りませんでした。

日本で、そのSAILABILITYの活動をしている所は、何所でしょうか。

SAILABILITY大阪がそれです。
四隻のアクセスディンギーが、オーストラリアの寄付で、日本に着たのは昨年1999年の8月の、事でした、
大阪市が、四年ごとに行っているメルボルン―大阪ヨットレースがきっかけでした。

まだ最近のことですね

もともと、大阪北港ヨットハーバーには、ハンデキャッパーのセーリングを楽しむグループが有ったのですが、
その人達が、中心となってSAILABILITY大阪をはじめた訳です。

デモ、その人達だけでは、むりだったのでは、

その通りです、大阪市では、民生局と港湾局が一緒に成って、新しいそのグループの、バックアップをはじめてくれたのです。

民生局はどのような立場になるのですか?

大阪市の民生局には、「アミティ舞洲」と言う、障害者スポーツセンターが、幸運な事に、大阪北港ヨットハーバーの近くに有ります。
色んな障害を持つ人達が、「アミティ舞洲」から、来ていてくれます。

叉、アミティ舞洲の催しの時に、SAILABILITY大阪のボランティアの方たちが協力しています。

障害者だけを対象とした活動ですか?

『アミティ舞洲』が、企画した時は、障害者を対象としてものに、なり勝ちと考えられますが、
実際は、その家族や、友人、介護の人達も、セーリングを、楽しんでいます。

その人達も、セーリングは始めての人達ですか?

大抵、初めてですから、障害者や、子供が、介護の人や、自分の親にセーリングを、教えてる光景が良く見られます。

他にアクセスデンギーに乗れる所は、有るのですか?

SAILABILITYの活動をしている所は、大阪の他に岡山県の牛窓ヨットハーバーに、乗りたいと希望があれば、乗れる所があります。

牛窓ヨットハーバーの、だれに言えば良いのですか

事務所のハーバーマスターを尋ねてみると教えてくれるはずです。
叉、高知県立障害者スポーツセンターで、三隻のアクセスデンギーが導入されていますから、そこに聞いてもらえば、教えてくれるでしょう
沖縄にマリンピアザオキナワと、言う所に、303が、三隻有りますので、乗りたいと申し出れば、答えてくれるはずですし、いろんな企画を、立てる予定です。

関東地方では、、無いのですか、

関東地方は、ブルーシー アンド グリーンランド財団(B&G)の東京海洋センターに、2.3広幅シート、2隻が入っていますから、
B&G東京海洋センターでは、2001年には江東区と共催で、小野木川でアクセスディンギーの試乗会を実施する予定をしています。詳しくはB&G財団企画部企画課(03-5620-1531)まで問い合わせてください。

埼玉県狭山市の、都市構造研究所で、やはりアクセスデンギー2.3広幅シートがあります。そこにはアクセスデンギー・ジャパンの電気サーボ付き一人乗りアクセスデンギーがあります。

もう1隻の電動サーボ付きアクセスデンギーは何所にあるのですか?

SAILABILITY大阪に、あります。

関西と関東に一隻ずつということですね。
私が個人的に、乗ってみる事は出きるのですか?

今言いました所は不特定多数の方々に、のって頂けると思います、
夫々が、企画を考えていますので、直接、問い合わせてみてください。

オーストラリアのSAILABILITYの活動について、教えてください。

現在アクセスディンギーを使って、障害者を含むいろんな方が、セーリングのプログラムを中心にして、活動している14の団体、600名が、活動しています。

障害者のスポーツ団体ですか?

障害者を含む、あらゆる人達が、主役です。
スポーツの団体と言うよりむしろ、レクレーションを行う市民活動の団体と見た方が適セツだと思います
スポーツの目標を、オリンピックや、ヨットレースあるいは、パラリンピックを目標にする事が、一般的ですが、そうでないスポーツも有って良いのではないのでしょうか。

ドウ言う事ですか?

SAILABILITYの主な目標は、やってみて、楽しいセーリングを楽しみ、いろんな人と御互いに交流する事が、大きな目標の一つです。
障害を持つ人も、そうでない人も、あるいは高齢者や、子供達の間に有る、壁を取り除く事も、大きな目標のひとつです。
セーリングの魅力は、多くの人達を、魅了する事が出来るのです。

大切な事は、地区の人達の交流とか、連帯感とかそう言う物なのですね。

スポーツの重要な役割の、一つであり、それを地道に行う活動ですが、今日本に最も必要な物です。学校や、障害者施設だけが、活動するので無く、一般の市民も叉、一緒にセーリングを楽しみながら、地域の活動に参加する事です。

具体的には、どのような活動をするのですか?

理想的には、活動する水面を、確保します。
その水面はできれば閉ざされて水面、例えば、湖や、大きな池、それにハーバーの中の一部の水面、など安全を確保できる水面が、良いのです。
次に、レスキュー用のボートが、一隻、乗り降りの出来る浮き桟橋か、桟橋が、有れば理想的です。

プールは、だめですか?

深さを確保できれば、アクセスデンギーの練習は出来ますが、やはり開放感と自然とのふれあいと言う面では、限界を感じます。

その他に用意する物はありませんか?

イベントとして行う場合は、イベント保険をかけておいてください、それにディンギーに乗る時は、当然ライフジャケットを着けてください

それらの費用は如何しているのですか・

オーストラリアでは、チャリティの意識が高いので、ロータリークラブや、ライオンズクラブ等の団体がボートを寄付する事が大変多いのですが、日本で、同じように勧める事は、大変困難な様です。
かし幸いな事に日本では、多くのマリーナや障害者スポーツセンターが、ありますので、それらの設備を、利用させてもらえば、かなり負担は軽くなります。

でも、役所が動かなければ、不可能ですね?
日本の社会のシステムでは、個人の活動として成り立つのか、問題です。
殆どの施設は、役所が管理していますから、個人でそれを利用する時は、やはり、費用が、大きくなります。
また、私企業からの支援も、望める状態では、有りません。

景気も一向に良くありませんし、

叉、私企業からの援助を、いただいても、税金の面での優遇措置が、有りませんから、基本的にそう言う寄付も集まりにくいと、言われております。
弱者にやさしい社会を築いて行く事が、大きな課題だと、思います。

オーストラリアでは、ドウなんですか?

障害者に対する援助は、社会的な評価も大きいですし、免税処置もされております。
P&ONedlloydから、日本に寄付された、2.3サーボ機構付きアクセスデンギーにも、そう言う処置がされています。ですから、寄付も、比較的集まりやすいと、思います。
そう言う意味では、日本は大変遅れているし、社会的評価が低いと言わざるを得ません。

実情はそう言う事ですね。
日本で、NPOの制度が始まりましたがここラへんの法整備が無くては、社会的経済活動は、難しいですね.

ですから、この辺の事を良く知っている人は、NPOを作っても、と言う事になるのでしょう。
NPOの制度がこれから根付いて行く為には、早急な環境を作って、頂かなくては成りません。

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SAILABILITY活動の意義

2000年9月21日

しかし、この活動が社会的に大きな意義があって、誰かがやらなくては成らないと言う事ですね。

その分負担が大きくなりますが、やるだけの、価値はあります。

ドウ言う事ですか?

最も大きな報酬は、セーリングをやり遂げた時の、セーラーの笑顔です。
特に障害を持っている為に、マリンスポーツが危険であると、言われて、自分の人生で、ヨットによる自分自身による、セーリングが出来る事など、夢にも思わなかった人が、それを出来ると知った時の自信に満ちた笑顔を見る事は、大変大きな報酬です。

なんだか綺麗事に、聞こえますが?
何故その様に意義のあるものと考えられるのですか?

現在の青少年のいろんな問題が何故起きてくるのか、色々な意見がありますが、これは有効な解決方法の一つだと考えられます。

と言う事はどのような事ですか?

豊かな現代日本社会で、青少年の教育で最も遅れている事が、自立が出来ないと言う事です。
自立が出来ないままに、自我がだんだん大きくなってきて、とんでも無い事を考えると言う事に成ると、思うのです。

自立と言う概念が、頭の中に入れば、社会に貢献すると言う事も、理解できる様になるかもしれませんね。

海もしくは自然の中に独力で、出て行くと言う事は、自立をしなくてはならないと言う事なんです。
自然は、きっちりと其処の所を、教えてくれるのです。
SAILABILITYの活動で、一人海に出て行きそこから岸の仲間を見つめる時、そこに自分の仲間が、待っていてくれると思った時、社会と自分とを、いつもと違って、感じると思うのです。

安全な形をとって、自然の教える自立を学ぶのですね。

アクセスディンギーを、使う事により、安全を確保して、そして簡単にその気分を感じるということは、いろんな意味でその人を成長させる事ができると、思うのですが!

あんまり簡単過ぎませんか?

決してそんな事は、有りません。SAILING INDEPENDENCEと言う言葉がありますが、独力でセーリングに出て行き、帰ってくる事は、とても、素晴らしい事で、自分に自信が出てくることが、最も大切な事なんです。

たとえ、それが僅か5分でも10分のセーリングでも、効果はあるのですか?

初めて乗った人にとって、その10分間は、生涯忘れる事の出来ない時間になるでしょう。
大切な事は独力でやり遂げる事です。
勿論人数に対して十分なボートがあるときは、別にして、アクセスデンギーでSAILABILITYをする時は、大体一組20分程度のセーリングで、終ってもらっています。それでも皆さんは大変満足して帰ります。それは自分自身で、やり遂げることができたからです。

障害を、持っている人に対してはどうですか?

アクセスディンギーのセーリングは、他の障害者スポーツで、身体的、能力的に加わる事が如何しても出来ない人達も、対等に競い合うことさえ可能です。
そう言う意味で、大変意義の有る活動だと思います。

如何言う事ですか?

例えば、電動車椅子に乗っている人には、車椅子バスケットは不可能だと言っても良いと思います。手やアシの無い人達が、ランニングに加わる事が出来るでしょうか?叉水泳に加わる事が出来るでしょうか?
その他の身体的、精神的障害により、スポーツに如何しても加わる事が出来ない、多くの人達が、加わる事の出来る自然の中でのスポーツが、アクセスディンギーのセーリングです。
勿論、この活動の為には、多くの人の助力が必要な活動です。

この活動を支えるボランティアには、なにか見かえりは有るのでしょうか?
暇つぶしの楽しみには、成るかもしれませんが?
障害者が、暇つぶしの楽しみにされるのでしたら、誰も参加しないのでは?

日本の社会の中には、チャリティと言う概念がありません。
特に、他の人が、喜んでいる姿を見て、喜ぶということが不自然に見えるそんな人たちもいますが、人生の中で、人に喜んでもらっている事を喜ぶ事が出来ない人生と言うのは何と淋しい人生でしょうか?
たとえ暇つぶしでも、参加した後で、その喜びを感じてもらいたいのです。それがボランティアに来ていただいている方達に、出来るただ一つの約束です。
そして、暇つぶしの楽しみにされるような事には参加したくないと考えている人に特に言いたいのは、人を喜ばす事も叉大きな社会的な参加なのではないのでしょうか?
どちらの考えも恥ずべき考え方のように思うのですが。



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