| 第11節 Cruz Azul vs Celaya 2 - 0
好調セラヤを迎えて、ブラジル帰りのクルス・アスルの体力が持つか?というのが見どころでしたが、なんとか終了迄体力を持ちこたえさせた結果になりました。
ひざの怪我からフランシスコ・パレンシア選手が欠場。右サイドのフォワードにはベヒネス選手が入りました。スターティングラインアップを見た時に、「なんでトレホ監督はベヒネス使い続ける訳?」とテレビに向かって語りかけてしまいましたが、その疑問は後半に入ってベヒネス選手が交代する迄続きました。
前回フォワードを勤めた3試合に比べれば、多少連係は取れて来ていたように思いますが、それでもゴールになりそうな気配はかけらも感じられませんでした。彼の問題はいろいろありますが、相手のディフェンダーをかわす動きが非常に少ないというのが最大の問題です。セラヤに限らず、ディフェンダーにとって、ベヒネス選手は非常にマンマークが楽な選手なのです。常に彼の周りにはひとりか二人のディフェンダーが張り付いていて、クルス・アスルの他の選手が彼にパスを出そうとしても、出す場所が殆どないのです。スルーパスは取られた時のカウンターアタックが怖いし、オープンスペースへ走り込まないからオープンスペースへボールを出したら、ボールがラインを割るか相手のディフェンダーに取られるのが落ちなのです。仕方がないのでチームメートは彼をターゲットにしてボールをぶつけまくりました。しかし、彼の次なる問題は、「頭は出すけどゴールへの『意図』が全く感じられない」ことなのです。かなりの確率で相手ディフェンダーがヘディングでボールを跳ね返す(すなわちポジショニングもいまひとつ)か、たまに頭にヒットしても枠へ飛ぶとはとても思われないものばかりなのです。
また、アルベルト・マシアス選手が疲れているというのがとてもよくわかりましたし、他の選手も普段と比べると出足が遅くパスの精度も幾分低いように感じました。だから、「0-0で引き分けてくれれば『よし』とするべきかなぁ」と半ば諦めていました。
レイノソ選手がジャンプからの着地に失敗して右足を傷めたのも疲れがたまっていたからかも知れません。ますます勝利が遠のいた気がしましたが、ついにベヒネス選手に変わってエミリオ・モラ選手が投入されると「ぶつけまくり作戦」が一変して、スルーパスありサイドチェンジありという希望が持てそうなプレーに変わりました。この変化はかなりドラスティックでした。
そして、ついにスコアが動きました。セットプレーでモラ選手がゴールを狙えそうなポジションでジャンプ。そうはさせじとキーパーがパンチングに。勢いなくゴール前に落ちたボールをメルビン・ブラウン選手が決めてゴール。その2分後には、モラレス選手がポストプレーからワンタッチでアドマイティス選手に絶妙なパス。アドマイティス選手はそのまま勢いにのって右サイドをドリブルしてパワフルなシュートを放ちました。それがゴールイン。2-0と突き放しました。
後はアスルのスターティングメンバーの体力が底をついたので、交代で入ったモラ選手とガルダメス選手がなんとかボールを高い位置にキープしようとがんばり、勢いをぶり返したセラヤの攻撃を食い止めました。アスルは非常に貴重な3点をあげました。 |