| 第17節 Cruz Azul vs Necaxa 1 - 3
アルベルト・”フラコ”・マシアス、フォワードで意地を見せる。そんなタイトルが似合いそうな試合になりました。試合を見る前に結果を知っていたので、「どうやってクルス・アスルは負けたのかなぁ」というおさらいをしたのですが、不運と采配のミスだったかなぁという気がします。
16節不調のトルーカにぼこんぼこんにされたクルス・アスルはグループで3位に転落。上にいるチームが負けてくれて、アスルが勝てばリギージャに臨めるかもという条件のもとホームにネカッサを迎えました。ネカッサは今シーズン絶不調で、同じグループの残りのチームがいずれも絶好調だったため、随分前から優勝を狙うという意味ではシーズンオフに入っていました。
出だしはアスルのペースだったと思います。しかし、得点を入れたのはネカッサでした。ネカッサはアスルの弱点である左サイドから効果的に揺さぶりをかけます。そして、ディフェンスラインが一瞬混乱した隙にゴール。クルス・アスルはますます窮地に追い込まれます。そして、さらに左サイドバックのマリンがネカッサの選手がキーパーと1対1になる所をファールで引きずり倒したとして、一発レッドを食らってしまい、退場になりました。
実はこの審判は私の嫌いな審判その1と呼んでいるひとで、一方のチームにPKを沢山与える傾向があり、睨まれた方のチームは何をやってもその試合は勝てないということが多いのです。ひとり目の退場が出た後、ネカッサの選手が強烈なファールをクルス・アスルのトマス・カンポスに蹴りこんだのですが、退場にはなりませんでした。
それでも、1点のビハインドを覆すべく、クルス・アスルは攻撃にでました。前半はそのままスコアは動きませんでした。後半に入り、次の退場者が出ました。クルス・アスルのフリオ・セザール・ピニェイロがゴールでハンドをとられ退場。弱い左サイドがいよいよ苦しくなってきました。それでも、すぐ後にアスルはパレンシアのゴールで1点返し引き分けに追い付きました。
試合はそのまま膠着し、アスルのトレホ監督がアドマイティスを下げてエルナンデスを入れ、トマス・カンポスを下げてメンドーサを入れてディフェンスを固め、パレンシアを下げてエミリオ・モラを入れて前線で走り回るように指示をしました。意図は分かるのですが、これが裏目に出てしまったのです。人数的に不利もあり守備的な布陣にしたため結果的に最終ラインがずるずると下がってしまい、本来の守備スタイルである早めからのチェックが全くできなくなってしまったのです。そして、あっと言う間に2点とられてしまいました。
最後にはディフェンダーのアルベルト・マシアスが相手の最終ラインでボールを追い掛け、味方からのロングパスを受けてゴールを狙い続けました。「勝てない」とは思ったでしょう。でも、「ボールを上げておかないといけないんだ」と、いつも後ろからフォワードを見て思っている彼が、若い選手ばかりのチームに体で示して鼓舞し続けたのには「じん」ときました。
こうしてクルス・アスルの2001年夏季リーグは終了しました。平坦な道のりじゃなかったし、頑張ってたのはわかったから「ご苦労様」とという気持ちです。 |