
サッカーワールドカップ南米予選・出場決定までの軌跡
頑張れパラグアイ!!!
ブラジルが前回優勝しましたので、招待となり、今回から4つに増えた南米の枠に対して残り9ヶ国で競いました。9ヶ国総当たりホームとアウェーで2回づつ対戦し各16試合行い、上位4国が出場となりました。(ガイアナ、スリナム、仏領カイエンヌは別枠)
毎月1試合づつ18ヶ月に渡り競われ、その結果我がパラグアイは3大会ぶりの出場を決めました。その間の記録を綴っていますので、ご覧下さい。
ワールドカップ南米予選・最終勝敗表(97年11月16日)
| チーム | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | ゴール | ポイント |
| アルゼンチン | 16 | 8 | 6 | 2 | 23:13 | 30 |
| パラグアイ | 16 | 9 | 2 | 5 | 21:14 | 29 |
| コロンビア | 16 | 8 | 4 | 4 | 23:15 | 28 |
| チリ | 16 | 7 | 4 | 5 | 32:18 | 25 |
| ペルー | 16 | 7 | 4 | 5 | 19:20 | 25 |
| エクアドル | 16 | 6 | 3 | 7 | 22:21 | 21 |
| ウルグアイ | 16 | 6 | 3 | 7 | 18:21 | 21 |
| ボリビア | 16 | 4 | 5 | 7 | 18:21 | 17 |
| ベネズエラ | 16 | 0 | 3 | 12 | 8:41 | 3 |
| コロンビア | アウェー | 0−1 | 負け |
| ウルグアイ | アウェー | 2−0 | 勝ち |
| アルゼンチン | アウェー | 1−1 | 分け |
| チリ | ホーム | 2−1 | 勝ち |
| エクアドル | ホーム | 1−0 | 勝ち |
| ボリビア | アウェー | 0−0 | 分け |
| ヴェネズエラ | アウェー | 2−0 | 勝ち |
| ペルー | ホーム | 2−1 | 勝ち |
| コロンビア | ホーム | 2−1 | 勝ち |
| ウルグアイ | ホーム | 3−1 | 勝ち |
| アルゼンチン | ホーム | 1−2 | 負け |
| チリ | アウェー | 1−2 | 負け |
| エクアドル | アウェー | 1−2 | 負け |
| ボリビア | ホーム | 2−1 | 勝ち |
| ヴェネズエラ | ホーム | 1−0 | 勝ち |
| ペルー | アウェー | 0−1 | 負け |
パラグアイ代表チーム(ゴールキーパーがチラベル)
「南米予選」を通じての総評
結果から見ますとパラグアイは出場各国の中では一番勝ち星が多く、9勝を挙げています。また失点は少ないものの得点も少なく、ほとんどの試合が「守り勝ち」といった感じでした。3点を取ったのが1試合(ホームのウルグアイ戦)で後は最小得点を守り抜いたと言った試合でした。途中、コロンビア戦で相手を殴ったとして守護神・チラベルが4試合出場停止になり、リズムが狂い連敗し首位をアルゼンチンに明け渡した。一時は首位を独走して「もう大丈夫」という感じになり、必死さも不足していたのかも知れません。
アルゼンチンは当初5位に低迷するなど、前半戦では余り力を発揮出来ませんでしたが、後半ではさすがに地力を出し、結局は首位を奪取、またコロンビアは出足が好調でしたが、途中負け続け、意外な脆さを見せていました、しかしながら最初の貯金が効いて3位で滑り込み。また今回の予選では4位に入り最後に出場を決めたチリの破壊力が目を引きました。(得点は全チーム1)
エクアドルはアルゼンチンを撃破するなど、強い時もある反面どうも安定感に欠け、押していて引き分けた試合も多く涙を飲み、ペルーは最後までチリと競ったのですが惜しくも出場はなりませんでした。前回出場のボリビアはホームの試合が高地で行われるという有利に試合を進められる条件があるのですが、力不足で8位に終わり、また一番期待はずれであったのが過去ワールドカップ2回優勝のウルグアイであったように思います。ほとんど良いところ無く脱落してしまった感じです。
始まる前の予想ではベネズエラを除く8チームの実力は拮抗しており、そこが出場してもおかしくないと思われていましたが、結果はかなり順当なものであったように思います。
(10月12日) パラグアイは消化試合
パラグアイはヴェネズエラとホームで対戦。この試合は相手はもう全く望みの無いチームで所謂、「消化試合」である。余り皆感心も無く、「あっ今日試合だっけ」と言った様子。要するに単なる国際親善試合であった。
(9月10日) パラグアイ代表に決定
パラグアイはボリビアとホームで対戦。ゴールキーパー他、主力が復帰して、ほぼベストメンバーでの対戦、前半は一方的に押し、26分ベニッテスがスルーパスを豪快に左角に決めてまず1点、30分にはガマラがコナーキックを見事にヘディングで決めて前半を終わりました。前半はほぼ満点、安心して見ていられました。
しかしながら、前半挙げた2点で安心してしまったのか、後半は攻めがちぐはぐになり、ボリビアに押される場面もしばしば、11分にはボリビア・スワーレスに決められて、1点差とされ、防戦に努めなんとか逃げ切りました。後半、両リーム一回づつペナルティー・キックかと思われるシーンがありましたが、この日のニカラグアの審判は採りませんでした。最近、3連敗と苦しみ抜いていた後の勝利、選手達もこの勝利は嬉しかったようです。
この日の4試合はいずれも1点差で白熱していたようで、首位を争っていたパラグアイ、アルゼンチン、コロンビアが南米の代表に決まり、残り一つの枠をチリとペルーが争う展開となりました。フランス本大会でのパラグアイ・チームの活躍を楽しみにしてます。
その他の結果
アルゼンチン 2−チリ 1
コロンビア1−ヴェネズエラ0
ペルー2−ウルグアイ1
チラベル(うきうきさんページより:ここはすごいサッカー選手の似顔絵が一杯)
(8月20日)
パラグアイはエクアドルとアウェーで対戦。ゴールキーパー他、主力4人を欠き、敵地で高地キトでの対戦。まさかの3連敗で3位に転落。残り3試合がんばって欲しいものです。かなり全体に混戦になっており、まだまだ予断を許さない状況になっています。
(7月20日)
パラグアイはチリとアウェーで対戦、また1−2のスコアーで惜敗しました。チリの選手はよく戦いその点は認め拍手を贈りたいと思いますが、試合を見ていると審判のちょっと不公平なジャッジが目立ちました。1点差の後半途中で選手が一人退場になったのですが、どうしてファールを取られたのかスローで見てもよく解らないのです。追い上げムードの中の不可解な退場、ちょっと納得出来ない負け方でした。守護神ゴールキーパーの「チラベル」が3試合の出場停止中これで1勝2負、ここへ来ての連敗はさすがに痛い。次はアウェーでエクアドル戦。高地キトでの対戦だけにちょっと心配ですね。後1つ勝てば多分フランスに行けると思うので残る4試合に期待しましょう。
(7月 6日)
パラグアイはアルゼンチンと対戦、1−2で惜敗しました。この試合に勝てば事実上フランス行きが決定するという試合ですが、守護神ゴールキーパーの「チラベル」が出場停止。押し気味に試合は進んでいたのですが、つまらない反則やイージー・ミスが出て、彼ならば簡単に止めれるようなイージーゴールを前半に2本決められてしまいました。後半1点を返して猛攻しても及ばずホームゲーム初の敗戦となりました。残念です。
その外の試合は下記の通りです。ペルーが勝ち、エクアドルはベネズエラに勝てませんでした。混戦はまだまだ続いています。チリがかなり頑張り強豪コロンビアを粉砕しました。「チリもつもれば」では大いに盛り上がっている事でしょう。次の試合はこのチリとアウェーで戦います。調子が上がっているだけに手強いように思います。
チリ4−コロンビア 1
ペルー 2−ボリビア 1
ヴェネズエラ 1−エクアドル 1
(6月 8日)
今回はパラグアイはお休み。4試合の結果は下記の通り。4試合中3試合が1−1の引き分け。勝ったのはアルゼンチンだけ。次回(7月6日)は宿敵、現在2位・アルゼンチンをアスンシオンに迎えての試合です。(前回の米国大会の時は最後までこの両国が最後まで競り合い、ほんのわずかの差でパラグアイは代表を逃した経緯があります。)
アウェーでは引き分けているので、今回は勝ってフランス行きを確定したいところです。(現在までホームの試合では全勝、この試合に勝てば勝ち点で4位以内は確定的になります。)
アルゼンチン2−ペルー 0
ウルグアイ 1−コロンビア 1
エクアドル 1−チリ 1
ヴェネズエラ 1−ボリビア 1
(4月 30日)
パラグアイ 3−ウルグアイ 1
本日は対ウルグアイ戦がアスンシオンで行われました。守護神・世界一のゴールキーパーとも言われるスーパースターのチラベルが前試合の処分で4試合出場停止処分となっており、心配されましたが、全く危なげ無い試合運びでした。
前半の37分、まずローハスがヘディングを決め先行、後半28分PKをカルドーソが確実に決めて2点め、38分にブリスエラがゴールを決めて試合を決定付けました。その後油断があって終了間際に1点を返されましたが3−1の快勝でした。これで7勝目、フランス大会への出場はもうほぼ確実となりました。本当にパラグアイは強いですね。安心して見ていられます。
その他の結果 (4月 30日)
アルゼンチン2−エクアドル 1
ペルー 1−コロンビア 0
チリ6−ヴェネズエラ 0
コロンビアはこれで3連敗です。コーチが解任されるなど、チーム内部ががたついて来ました。次のウルグアイ戦が鍵でしょう。
(4月3日)
パラグアイ−コロンビア、ボリビア−アルゼンチン、ウルグアイ−ベネズエラ、エクアドル−ペルーの4試合が南米各地で行われました。
トップ争いで注目をされていたパラグアイ−コロンビア戦は当地アスンシオンで行われ、2−1でパラグアイが快勝しました。先行したパラグアイですが、不可解な審判ジャッジがありペナルティーで同点にされましたが、終了間際の後半43分決勝点を決めて勝利をもぎ取りました。
緒戦はコロンビアにアウェーで負けた雪辱を見事に晴らしました。現在のパラグアイ・ナショナルチームはキャプテン・ゴールキーパーの「チラベル」を中心に守りが固く、失点を最小に押さえ、競り勝って来ました。これで勝ち点が20となり、断然トップになり、フランスへの出場はまず間違いが無いでしょう。
大試合に勝った割にはアスンシオンでは特に大騒ぎも無く、花火もいつもより少ない位で「勝って当然」という余裕の雰囲気があります。次は現在3位を争っているホームでの「ウルグアイ」戦。ワールドカップ2回優勝の強豪です。
南米サッカー協会の本部がアスンシオン郊外、空港の近くのルケ市内にあります。大きなサッカーボールのモニュメントが目印で、アスンシオン空港から市内に向かう街道にありますので、アスンシオンに来られる時には左手を注目して下さい。
(写真)南米サッカー協会本部(ルケ市)