1999年度 由宇カープ


打撃成績(ウエスタン・リーグ)

*左打 +両打

  背番号   氏名   試合数 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 失策 打率
捕手 28   瀬戸 輝信 (広) 1 3 1 0 0 0 0 0.333
捕手 31   小畑 幸司 (広) 32 42 10 1 4 0 1 0.238
捕手 32   西山 秀二 (広) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
捕手 40   倉 義和 (広) 59 144 24 3 21 0 3 0.167
捕手 51   伊与田 一範 (広) 28 38 10 1 2 0 3 0.263
捕手 60   田村 恵 (広) 46 111 31 1 7 0 5 0.279
捕手 63   鈴衛 佑規 (広) 51 98 28 0 6 1 5 0.286
内野手 00 苫篠 賢治 (広) 50 122 33 3 16 4 2 0.270
内野手 2   ディアス (広) 10 35 11 1 4 1 0 0.314
内野手 4   兵動 秀治 (広) 55 165 33 2 14 1 12 0.200
内野手 7 野村 謙二郎 (広) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
内野手 25   新井 貴浩 (広) 23 69 24 5 17 2 2 0.348
内野手 33   江藤 智 (広) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
内野手 34 嶋 重宣 (広) 54 188 52 2 21 4 6 0.277
内野手 37   野々垣 武志 (広) 47 118 27 2 8 1 3 0.229
内野手 44   福地 寿樹 (広) 87 252 77 2 25 28 4 0.306
内野手 46 東出 輝裕 (広) 35 93 27 0 9 6 15 0.290
内野手 47   山田 潤 (広) 49 154 41 4 16 0 2 0.266
内野手 48 若林 隆信 (広) 59 128 30 1 7 10 10 0.234
内野手 52   玉木 朋孝 (広) 68 216 67 1 22 0 6 0.310
内野手 57 岩崎 智史 (広) 73 146 30 0 5 0 8 0.205
内野手 64 井生 崇光 (広) 7 15 5 0 3 0 2 0.333
内野手 69 井上 浩司 (広) 67 148 31 0 12 0 2 0.209
外野手 0 木村 拓也 (広) 7 19 11 0 1 0 1 0.579
外野手 1 前田 智徳 (広) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
外野手 5   町田 康嗣郎 (広) 2 6 2 0 3 0 0 0.333
外野手 6 浅井 樹 (広) 13 45 6 1 3 0 0 0.133
外野手 9   緒方 孝市 (広) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
外野手 10 金本 知憲 (広) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
外野手 38   朝山 東洋 (広) 22 65 16 1 12 1 1 0.246
外野手 41 森笠 繁 (広) 41 118 32 2 16 6 1 0.271
外野手 50 ペレス (広) 60 160 58 1 24 6 5 0.363
外野手 55   福良 徹 (広) 79 141 28 1 8 1 1 0.199
外野手 56   青木 智史 (広) 47 87 18 0 8 6 2 0.207
外野手 61   井上 煌千 (広) 52 80 13 1 8 1 3 0.163
  59 ペルドモ (広) 27 97 22 0 3 9 0 0.227
      チーム試合数   100              

投手成績(ウエスタン・リーグ)

*左投

  背番号   氏名   試合数 勝利 敗戦 投球回数 被安打 被本塁打 自責点 防御率
投手 11   紀藤 真琴 (広) 0 0 0 0.00 0 0 0 ERR
投手 13 山田 喜久夫 (広) 30 0 0 45.00 48 2 21 4.20
投手 14   沢崎 俊和 (広) 1 0 0 2.00 5 0 3 13.50
投手 15   黒田 博樹 (広) 6 3 1 36.67 30 2 8 1.96
投手 16   山内 泰幸 (広) 7 2 2 36.67 31 0 9 2.21
投手 17   山崎 健 (広) 4 0 2 21.33 18 0 5 2.11
投手 18   佐々岡 真司 (広) 0 0 0 0.00 0 0 0 ERR
投手 19   長谷川 昌幸 (広) 19 5 4 83.67 77 4 31 3.33
投手 21   遠藤 竜志 (広) 16 3 5 64.67 68 5 25 3.48
投手 22 高橋 建 (広) 3 0 0 6.00 7 0 2 3.00
投手 23   横山 竜士 (広) 2 0 1 4.00 0 0 4 9.00
投手 26 吉年 滝徳 (広) 28 0 3 26.33 26 2 18 6.15
投手 29   小林 幹英 (広) 6 1 0 16.67 11 1 2 1.08
投手 30   玉木 重雄 (広) 1 0 0 2.00 0 0 0 0.00
投手 35   山根 雅仁 (広) 17 0 2 19.33 16 1 13 6.05
投手 36 田中 由基 (広) 22 5 10 105.00 98 7 47 4.03
投手 39   小山田 保裕 (広) 14 1 1 20.00 22 0 8 3.60
投手 43   ミンチー (広) 4 0 1 18.67 18 0 5 2.41
投手 45   高橋 英樹 (広) 8 0 0 17.67 16 2 5 2.55
投手 49 菊地原 毅 (広) 19 3 5 66.33 67 2 36 4.88
投手 53   林 昌樹 (広) 24 1 6 44.33 57 5 32 6.50
投手 54   河野 昌人 (広) 14 2 4 57.00 54 1 21 3.32
投手 58   橋本 啓 (広) 11 0 0 12.00 14 2 22 16.50
投手 59   ペルドモ (広) 0 0 0 0.00 0 0 0 ERR
投手 62   小林 敦司 (広) 18 0 0 15.67 11 1 6 3.45
投手 65   レイソノ (広) 26 2 5 42.33 54 7 31 6.59
投手 66   矢野 修平 (広) 3 0 1 12.00 9 1 5 3.75
投手 67   酒井 大輔 (広) 1 0 0 2.67 1 0 4 13.50
投手 68 広池 浩司 (広) 29 0 5 36.33 35 0 19 4.71
投手 91   宇野 雅美 (広) 21 1 4 43.00 48 3 29 6.07
投手 12 デハート (広) 5 0 1 9.33 11 1 3 2.89
      チーム試合数   100 29 63 866.67 852 49 414 4.30

【1999年度由宇カープを振り返って・・・】

  成績自体は3年連続ウエスタン最下位の今季であった。野村謙二郎江藤智前田智徳他が引っ張るニュー赤ヘル打線も次世代への交代時期になってきた。打者陣に関しては今後もファームからの叩き上げの選手が出る予感も感じさせてくれるものはある昨今だ。投手陣は予想を上回る低迷を続けている。今シーズン一試合に5人以上投入した試合が25試合以上もあるのだ・・・。特に後半戦は壊滅的になり連敗をたまに止めるのが精一杯の状況にも陥った。投手がある程度保ってくれなくては試合にならないと言ったところだ。また時を同じくして一軍も同様に台所事情が苦しく、これを顕わすように今季ファーム未体験は打者6人、投手3人とファームからは猫の手を借りる慌ただしい一年だった。

打撃陣では、新井貴浩が来期以降のブレイクを期待される。僅か69打席でチームトップの5本塁打、一軍でも7本塁打とパワーのあることころを見せた。魅力は何といっても思いきりの良いスイングだ、トルネードのような深い構えからの振りは激しい。三振も多いが、持ち前の長打力に磨きをかけてもらいたい。#今季鳴尾浜戦で2発、ナイターで1発と1日昼夜3発の離れ業も経験。守備安定に向けての課題も忘れてはならない、そう簡単に江藤智無き後のサードを簡単に助っ人へ渡すわけにはいかない!#金本知憲タイプの右のスラッガー、次世代のクリーンアップ候補。
  福地寿樹は昨年までファーム4年連続の韋駄天だ。入団以来緩やかに打撃が安定方向に向かっている、構えの印象は一言「硬い」・・・、しかし本格的なスイッチヒッター転向で遂に3割を越えるまでになった。特に左打席でそれなりの打撃をみせたことは来季に光明か?毎年スイッチ挑戦(1年持たない)も立ち消えの年々・・・。守備位置も内野から外野にうまく移行できた(セカンドの守備力が打撃にもモロ影響の過去アリ)。来季こそは一軍で実績を残せるほど定住できるか。#リードオフマンに割り込むか!代走で終わるか!?
  東出輝裕は高卒ルーキーながら、ファームでもキビキビと活きの良さを見せつけた。盗塁数も6盗塁、打撃でもコツコツと3割近い打率を残す、一軍には経験(特に足)が主であがる際も、守備(前半だけで15失策)はどうなることか、と思ったが出場しながら守備力を身につけた。来季はショートへのコンバートもあるらしいが守備力課題が第一!後は犠打も盗塁数も自ずと増えていくだろう#由宇を飛び越えていった・・・
  嶋重宣も後半戦一軍で、今後の活躍を担えるでは?というものを見せた。元々は大型左腕としての期待も高かったが同じく大型打者としての魅力も持ち合わせていた。左肘の故障もあり今季より打者転向、やはりモノが違うのかファームでもホームランは少なかったものの打席での風格を感じさせる、そして「バットが遅れてくるタイプ(悪い意味ではない)」との報告もあった。小早川タイプの打者になれるか!?#助っ人の絡みによっては外野も有り得るが、守備力も考えると2年後の正一塁手が目標か?<打撃で路を拓く!
  森笠繁はスイッチを操り守備力が目立つ好打者、生観戦した者の報告では「今日は左右両打席を見ることが出来てラッキーでした。最初は左打席に入ったのですが、見ていると少しヒッチする癖があるようです。これで果たしてタイミングが上手く取れるのかなと心配していたら、2打席目には同じ左打 席から本塁打を打ちました。(右は左に比べるとヒッチはそれほどしないようです)足もあるらしいので、まず来期は代走、守備固めから1軍に定着して欲しい。」ともある。
  兵動秀治は入団時、1998年当時監督三村氏が、D4小林幹英、D1遠藤竜志、D2兵動秀治が1998年より順に新人王を獲得するだろうとも期待する大型内野手だ(さて来季その通り新人王を獲得できるか!?)。近年球場も大型化されセカンドにも大型選手(強肩)が必要とされている「右翼 → 二塁 → 三塁」への好中継が、三塁打の芽を摘む!、さてさて今季は右肘遊離軟骨の影響でスタートも遅れどうにも乗り切れなかった。打撃は高校時代の大きな構えに比べ、入団後少し小さめにリニューアル(大物打ちではない)、来季は由宇で好成績を出すことが先決か!?
  井生崇光も兵動と内野を争う。先輩である高信二コーチと比較されるスイッチヒッター、先行投資に近いので由宇で扱くのだろう。福良徹岩崎智史青木智史はそれぞれ素材重視の選手だ、俊足強肩の2人に比べ打撃に特長のある岩崎智史の今後の注目する。#次世代の大型左打ち三塁手となれるか・・・相当な努力は必要、守備は平凡な為。高校時代から打撃センスに長けた若林隆信、投手として中継ぎ止まりと判断され最後の打者転向。#今季は打席数は少ないものの3割に到達今後一軍定着はなるか。野々垣武志山田潤玉木朋孝朝山東洋も、もう一踏ん張り・・・。
  小畑幸司倉義和田村恵鈴衛佑規の捕手陣達も帯に短き襷に長しにも届いていない印象(厳しい見方か・・)。投手陣も弱いが、実はこのポジションも最重要補強ポイントと感じる。この中では田村恵のガッツ・倉義和(T吉本亮(元C)と重なる)のトータル力に賭けたい。小畑幸司江藤智同様に、内野手への転向はどうだろうか?#打撃を活かすために(前々から思っていたのだが時期を逸したか!?)。伊与田一範は捕手から消極的なサードへの出戻り(プロに入るまで捕手経験なし)で来季勝負。
  全体的に打者陣は楽しみな選手が多いと感じるが、一軍の面子をみるにそう見守る時間もない。

  次々と期待する選手として指の折れていく打撃陣に比べて、投手陣は寂しい限りだ・・・。
  そんな中で長谷川昌幸はどうしても出てきてもらいたいと意地になっているファンも多いだろう。持ち前のストレートを多少殺してまで制球力アップに向けてフォームの固定に勤しむものの制球力は数字上では今年もそう改善されているとは感じられなかった。しかしファームで投球規定回数に達し安定した投球をみせる。ルーキー時代に比べてフォームが多少ギクシャクしているのが気になる。#素材としては一級品だと思う・・・の声は少なくない。快速球とカーブ&フォークのコンビネーションに期待。そうそう立ち上がりにも「注意」
  田中由基もローテンションを任され続けた。特長は90`を割る程の超スローカーブを使った緩急でかわすタイプの投手だ(D山本昌に似ている)。こちらも制球は2回に1個ペースで与四球、奪三振数はかなりのものがあるのでもう一皮剥けて欲しい。#長谷川昌幸以上に制球力が欲しいところだ。
  菊地原毅達川監督期待の左腕で前半重要な場面(ローテーションとしてスタート)で起用もされた。結果を伴ったものの力不足は明かで徐々にボロもみせる展開となった。力不足の原因はやはり制球力で、無駄な与四球を連発(3回で2個ペース)。ファームでも意気消沈の後半戦だったが、来季は一軍定着だ!。同じく期待の左腕吉年滝徳も同様の課題・・・、それを改善するために幾度のフォーム転向を繰り返す近年だ、関西高校当時の上から投げおろすフォームから、腕をサイドに変えたり、左手首をくるっと丸める大野豊風の部分を採用したりと球威よりかは打者のタイミングを外す方向へ進んでいる!?
  河野昌人は長身から重い球質で勝負の投手、本格派のタイプではないが先発としてそこそこのところをみせた。一軍でも初勝利を飾るなど来季はローテーションにも絡むことを望まれる。
  数年先の期待株としては矢野修平だ。右肩痛でドラフト時は評価を下げたものの回復を見越してカープは指名。登板は少なかったが、サイドからの速球とキレのあるスライダーは身体が出来たら・・・と期待感も膨らむ。同じく一年目の酒井大輔は、黒潮リーグで好投を見せた。制球力は粗いが大きく腕を振るフォームからグイグイ押す投球が印象的との報告もあり。#来季下で実績を残せるか。林昌樹は見たことがないのでコメント不可だが、まだこれからの投手であろう。
  広池浩司は左サイドからクセのあるフォームでワンポイント抑え役を期待される。一軍でも起用されたが一人一殺の場面で与四球は見ていて萎えるものがある。荒々しさの中に制球力も期待。

  投手陣に関して勝敗よりも育成重視は当たり前だが、今季の由宇カープに勝敗と育成を天秤に掛けるほどの選手がいなかったのも事実だ。来季に向けてドラフトで有望な選手も入団し彼らのチームへの活性化を望みたくなる程の今季の不甲斐なさだった。#打撃陣に追いつけ追い越せ!


ページの作成者: 健一