1999年度 浦和マリーンズ

打撃成績(イースタン・リーグ)

*左打 +両打

  背番号   氏名   試合数 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 失策 打率
捕手 8   清水 将海 (ロ) 1 4 2 0 2 0 0 0.500
捕手 22   里崎 智也 (ロ) 49 129 43 9 24 0 7 0.333
捕手 33 橋本 将 (ロ) 86 226 61 7 40 1 4 0.270
捕手 39   福沢 洋一 (ロ) 22 26 3 0 0 0 2 0.115
捕手 44   吉鶴 憲治 (ロ) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
捕手 50 椎木 匠 (ロ) 53 121 31 5 16 1 3 0.256
捕手 58   柳沼 強 (ロ) 22 35 7 0 1 0 2 0.200
捕手 67   池野 昌之 (ロ) 19 19 4 0 4 0 1 0.211
内野手 1 小坂 誠 (ロ) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
内野手 3   渡辺 正人 (ロ) 99 355 82 3 28 7 23 0.231
内野手 4   酒井 忠晴 (ロ) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
内野手 5   堀 幸一 (ロ) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
内野手 6   初芝 清 (ロ) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
内野手 7 ボーリック (ロ) 10 31 9 1 5 0 0 0.290
内野手 9 福浦 和也 (ロ) 1 2 1 0 0 0 0 0.500
内野手 10 澤井 良輔 (ロ) 58 149 32 4 14 1 13 0.215
内野手 25 松本 尚樹 (ロ) 1 3 2 0 0 0 0 0.667
内野手 32   山本 保司 (ロ) 41 70 14 0 11 0 0 0.200
内野手 35   高橋 眞裕 (ロ) 22 47 14 3 9 1 0 0.298
内野手 36 鮎川 義文 (ロ) 67 199 47 2 22 0 4 0.236
内野手 46   飯田 雅司 (ロ) 56 101 23 0 9 1 2 0.228
内野手 62 信原 拓人 (ロ) 89 212 45 4 22 6 12 0.212
内野手 65   ダイ (ロ) 65 188 53 3 32 3 7 0.282
内野手 66   天野 勇剛 (ロ) 88 295 85 13 53 10 15 0.288
外野手 0 諸積 兼司 (ロ) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
外野手 2   サブロー (ロ) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
外野手 21 平井 光親 (ロ) 2 4 2 0 1 0 0 0.500
外野手 23   大塚 明 (ロ) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
外野手 24   立川 隆史 (ロ) 73 268 78 18 66 7 2 0.291
外野手 37 ブレイディー (ロ) 26 96 28 3 20 1 0 0.292
外野手 38   早川 健一郎 (ロ) 86 319 91 15 68 7 1 0.285
外野手 51 於保 浩巳 (ロ) 96 279 74 1 26 27 4 0.265
外野手 55   大村 巌 (ロ) 0 0 0 0 0 0 0 ERR
外野手 57   佐藤 幸彦 (ロ) 22 82 32 5 25 0 3 0.390
      チーム試合数   100              

投手成績(イースタン・リーグ)

*左投

  背番号   氏名   試合数 勝利 敗戦 投球回数 被安打 被本塁打 自責点 防御率
投手 11   竹清 剛治 (ロ) 27 4 4 51.00 55 3 22 3.88
投手 12 藤田 宗一 (ロ) 1 0 0 1.33 1 0 0 0.00
投手 13   吉田 篤史 (ロ) 14 3 3 57.00 62 5 24 3.79
投手 14   小宮山 悟 (ロ) 3 1 1 24.00 23 2 9 3.38
投手 15   川俣 浩明 (ロ) 33 3 6 58.00 60 2 19 2.95
投手 16   寺村 友和 (ロ) 24 2 3 47.33 69 11 27 5.13
投手 17   武藤 潤一郎 (ロ) 4 1 2 27.00 27 2 10 3.33
投手 19   成本 年秀 (ロ) 17 6 4 91.67 107 12 47 4.61
投手 20   藪田 安彦 (ロ) 13 5 4 78.33 76 3 24 2.76
投手 26   和田 孝志 (ロ) 10 1 1 12.67 11 3 3 2.13
投手 27 河本 育之 (ロ) 22 5 2 49.00 47 1 11 2.02
投手 28 園川 一美 (ロ) 1 0 0 3.00 4 0 1 3.00
投手 29   近藤 芳久 (ロ) 12 0 1 13.33 19 0 3 2.03
投手 30   小林 雅英 (ロ) 0 0 0 0.00 0 0 0 ERR
投手 31   小島 弘務 (ロ) 19 2 2 17.00 10 1 5 2.65
投手 34 川井 貴志 (ロ) 8 1 0 8.00 2 0 0 0.00
投手 40   干場 崇永 (ロ) 18 1 0 24.00 25 3 10 3.75
投手 41   小林 宏之 (ロ) 20 3 2 70.00 56 4 32 4.11
投手 42 クロフォード (ロ) 12 1 3 30.00 50 5 28 8.40
投手 43   ウォーレン (ロ) 0 0 0 0.00 0 0 0 ERR
投手 45 ハートグレイブス (ロ) 11 1 2 29.67 36 5 24 7.28
投手 47   礒 恒之 (ロ) 9 2 0 37.33 37 2 12 2.89
投手 53   亮寛 (ロ) 13 1 1 37.67 39 1 20 4.78
投手 54   黒木 知宏 (ロ) 0 0 0 0.00 0 0 0 ERR
投手 56   後藤 利幸 (ロ) 3 0 1 14.00 16 2 10 6.43
投手 59   白鳥 正樹 (ロ) 1 0 0 0.67 2 0 3 40.50
投手 61 寺本 四郎 (ロ) 27 1 3 37.67 39 4 23 5.50
投手 63   小野 晋吾 (ロ) 12 4 2 63.67 67 6 14 1.98
      チーム試合数   100 48 47 883.33 940 77 381 3.88

【1999年度浦和マリーンズを振り返って・・・】

  近年若い力が沸々とわき上がっている印象の浦和マリーンズだが、今年はどうだったろうか。今季は5人の規定打席到達者(立川隆史天野勇剛早川健一郎於保浩巳渡辺正人)と1人の規定投球回数到達者(成本年秀)からも判るように期待していた若手投手陣が目算通りには出てこなかったが、打線は来期以降楽しみな選手がゾロゾロと・・・一軍を押し上げるべくやって来る!?

  天野勇剛は前年までもその長打力が目を引く存在だったが、来季は一軍定着か!?と言われるものを残した。入団後野手に転向し今年で4年目、フリー打撃でのフェンス越え連発が試合でも結果となって現れてきた。今季は念願の一軍での初本塁打も放ち、課題の「対変化球」に対しても粘り強くなり、ウエート・トレーニングによる成果もありスイング・スピードが増したそうだ。同期の澤井良輔に対するライバル心も人一倍だったが、来季のライバルは同守備位置(3塁)になるかもしれない初芝清石井浩郎だ。#思い切りのいいスイングは魅力。
  立川隆史は、ファーム卒業と見ていたがまさかの逆戻り・・・、大塚明にその座を奪われる形となってしまった。スイング、どっしり感はファームのそれではない。今季は本塁打王も獲得、本人は不本意であろうが来季に繋がるものであると思う。#足の故障が原因だったがあまりにも定着してしまった。
  早川健一郎は前半戦打点の多さと低打率から後半戦は一転安定した打撃をみせた。ルーキー時華々しいオープン戦活躍から年月は経ってしまったが、今季の打点王を来季の糧にできるか。
  於保浩巳も昨年は、打率0.137、3盗塁と壁にぶち当たってしまった。今季は本来の足を活かし盗塁王を獲得、打撃も粘り強く繋ぎ役を目指したい(犠打は確実性が欲しい)。
  そして規定到達者最後の1人は渡辺正人。今季は開幕から彼への期待度も大きく核弾頭として「トップバッター」を任され、その期待に応えるべく3割近い打率も残していた。・・・しかし変化球を追うバッティングも目立ち始め、終いには守備でも軽率!?なプレーも見せ5月にはエラー部門で賑わせた・・・。今季も昨年同様頑なに起用され経験値を稼いだ、体力面での成長も余り感じられなかったが浦和通いの方はどう感じたことか。#更なるウエート・トレーニング効果を!
  澤井良輔は遊離骨除去手術(通称:ネズミ)の為大部分を棒に振り、前半戦も特に伸び幅を感じず勿体ない一年だった。守備では前半戦、同僚の渡辺正人F藤島誠剛の無謀な遊撃手と3人の拙守争いも懐かしい・・・。売りの打撃も更に元気なし・・・どうにも下からバットが出てくるように見えた。#頼むぜ、澤井!
  テスト入団のダイは元気一杯の印象。体の割にバッティングが大きいので、南渕時高(M→D→BW)を彷彿とさせる。信原拓人は打撃か守備なら、守備が売りの選手だ。内野全てOKの汎用性で出場機会を増やしたいが、一にも二にも打撃力アップが近道かもしれない。山本保司も代打を中心の起用法だったが、今季はほぼファースト、指名打者の起用の偏りが目立った。理由は判らないが、以前までの遊撃手、サードとしても期待。
  鮎川義文は右に左への打撃捌きもみせたが、来季は上で代打稼業に割って入れるか・・・#阪神若鮎の頃の活きの良さを!。佐藤幸彦も後半浦和に合流したが、4番を張り流石一軍クラスだなというものを残した。来季は一軍のみで働くけるか。ベテランと言えば、トンボ隊長こと高橋眞裕も遂にユニフォームを脱いだ、今季は一軍でサポート役を果たせた。来季からはコーチとして良い兄貴分ぶりでチームをサポートする。#次世代のトンボ隊長は!?。ブレイディーはシーズン途中にファームへ調整に来たがご存じの通り、パワー不足・撫でる打撃では助っ人として役不足であった。
  捕手陣は、激しい正捕手争いもあった。橋本将とルーキーの里崎智也だ。打撃面に秀でた両捕手だが、一言で表すなら「柔」の橋本、「剛」の里崎は言い得て妙では?フレッシュオールスターは里崎智也の怪我もあり代役の橋本将が良い面も見せ後半もマスクを被った。一方の里崎智也は前半途中から正捕手を奪ったかと思われたが、怪我(手首骨折、殊の外時間を要した)のため後半戦出場できず・・・。前半であの本塁打数からも評判通りの打撃だ。来季以降はハイレベルな正捕手争い(一軍も含めて)を期待したい(突出する打撃面を見せられる度にコンバート案を探ってしまう)。椎木匠も手薄になった後半(代打にスタメンに)ベテランの味。
  来期以降も生え抜きの選手達が一軍をサポートする(ドラフト戦略では必ずしも有利ではないが、高校生中心の戦略は好感が持てる、これに即戦力選手の獲得をチラホラ交えて上を目指す!)

  今季は、小林雅英ウォーレン黒木知宏以外は一度はファーム通いする忙しい投手陣でもあった。
  その中で今季の一番株は小野晋吾だ。ここ数年2年続けて安定した結果を残してきたが、遂に一軍にて初勝利を含めて3勝も上げた。オーソドックスで綺麗な投球フォーム、指に掛かったストレートもイイ感じ。決め球パームボールも切れあり、牽制も素晴らしい#小さく速い!。スピードも増し安定感も備わった来季は一軍定着へ。
  反面期待を裏切ったのは小林宏之。昨年は7勝、今季に向けては「一軍の素晴らしさも体験できたし、今年は勝つ嬉しさを味わいたい」と抱負を語ってもいた・・・。しかし春先の肩痛からフォームを崩してしまい飛躍の年に出来なかった。ストレートの球威もあり、追い込んでからのフォークと数少ない本格派右腕!来期以降の期待も変わらない。
  ルーキー寺本四郎は、個人的には予想外のものをみせてくれた。入団時から投手ではなく打撃に専念すればとも思っていたが、彼の気迫満点の投球とパワーアップしたストレート(140`台中盤の球速も可)を見せられてからは投手もありか!?と感じた。しかしまだ制球や変化球の切れに物足りなさも同時に感じる。来期に向けてシュート系のボールもマスター中#威風堂々とした面構え最高!
  昨年ルーキーながら3勝の礒恒之は前半戦ファームで調整となったが、弓のように撓る美しいフォームでグイグイ投げていた。出遅れはしたもののコントロールなどは昨季より確実に成長。自信が横溢した気迫の投球で、マウンド度胸も良し来季は一年間通して上での結果を求めたい。
  期待株として、寺村友和も推したい。ストレートは速いものの制球があまりにも悪いのでフォーム改造、腕を少し下げて投げているがそれでも速く、剔るシュート系の球という副産物も生まれた!来季は中継ぎとして活躍するのでは。
  川井貴志はゆったりとしたフォームからストレート・カーブ共に低めに制球がモットウ、今季は1軍、2軍共に起用が少なかった。来季は先発・中継ぎに割り込みたい。#自慢のストレートは殊の外平凡・・・。
  亮寛は昨年、高校時代に痛めた肩とヒジ通から復活への足跡(3勝)を後半に残した。今季はローテーションに入るのではと見ていたが、僅か1勝・・・。週ベに『登板後、ハリが出やすい体質が成長の妨げになっただけに、早急な改善が望まれる』との記事も目にした。来期以降は登板間隔と併せてフィジカル面での成長も見守りたい。
  今季唯一の規定投球回数達成者がベテランの成本年秀だけでは寂しい限りだが、成本年秀本人は、右肩右肘手術からのリハビリで棒に振った一年を取り戻すべく黙々と投げた。実際のところストレートのスピードは抑えをしている頃のものではないが投球術に期待か。後半には一軍で先発勝利も飾り、来季の本格的復活が待たれる#しかし厳しい現実が待っている・・・かわしきれるか。今季は先発転向予定の吉田篤史であったが、以前のスタミナはなく、前半戦ファームでの調整、後半は一軍でショートリリーフ、やはりこれが彼の持ち味か。
  竹清剛治川俣浩明藪田安彦のドラフト上位即戦力組も物足りない。フルシーズンの一軍定着を目指す。ハートグレイブスも助っ人枠としては実力不足、クロフォードも練習熱心の真面目さと来季の飛躍を期待しての温情残留も裏目に・・・#真面目さが必ずしも成績に繋がらないのがこの世界・・・無念。
  最後に来季は巨人移籍の河本育之。今季はまさかの怪我以外でファームに燻る形となったが、彼の速球主体のピッチングでもファームレベルではない。一時代を築いた剛速球はチームを去れど新天地でもそれを垣間見せる投球を見たいものだ。
  小宮山悟河本育之園川一美と屋台骨を背負った投手達がチームを去った。しかしこれは若手の台頭を計算に入れたチーム力のなせる技だ。短絡的な計算上では貴重な彼らよりも、この先得られる何かを見越した大局的目論み、凶と出るか吉とでるか!?


ページの作成者: 健一