山陰のスキーはもう限界(2005/5/14扇ノ山)
※これは、コースガイドではありません。勝手な個人の主観です。行く人の体力、技術、その他天候や雪の条件などによってタイムなどは左右されます。また、地図やGPSレシーバーの軌跡は掲載しませんので、自分で地図を見て判断できる人、あるいはそういう案内人がいる人のみ訪れて下さい。何が起こっても、私にはいっさい責任がありません。
※特にこのコースは、登山ルートとして地図にも記されてなく、現地の案内も不明瞭なので、地図やコンパスでしっかり確認できる人のみ訪れてください。

 …まあ、言われなくてももわかっていると思いますが。体力も技術もない私に挑戦できる、エクストリームということで。
 山スキーMLでたびたび聞かれる鳥取県「八東ふるさとの森」から扇ノ山に登ったことはないので、そちらから。ふるさとの森までは舗装路。除雪もされるらしい。そこから始まるダートの林道は、雪に覆われてというか、落石(土砂崩れ)というか、水の流れによる深い溝が掘れてというか、とてもクルマで走れるようなものではない。
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【日 程】2005年5月14日
【山 名】扇ノ山(オウギノセン[1309m]) 兵庫県温泉町と鳥取県の境(山頂は鳥取県)
【参考コースタイムとGPSレシーバからの標高データ】
 登り…八東ふるさとの森[680m](55分)登山口[900m](1時間30分)山頂[1321m]
 雪遊び…1時間ほど
 下り…山頂(40分)登山口(25分)八東ふるさとの森
【用 具】テレマークスキー(198cm),プラブーツ(SCARPA「T3」)
     ケーブル式ビンディング(Rottefella 412)
【天 候】快晴\(^O^)/
【地 図】昭文社 山と高原地図59 氷ノ山 鉢伏・神鍋 (5万分の1)
【参考文献】改訂 山スキールート図集2(白山書房)
【メンバー】はいかい(単独)
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どこを滑るというのか!?
はっとう登山口 1192mピーク 山頂
 というわけで、スキーを背負ってMTBに跨り、出発。
 ガレガレで急登の道は結局MTBでも乗車率2割程度。途中1ヶ所、道幅の大方が雪にふさがれていた。3分の2ほど登った辺りで、土砂崩れのため車両通行不可。徒歩および担ぎの可能な自転車なら越せるが、自動二輪は無理。また、登山口手前では、小さな沢をまたぐ橋が土砂崩れで埋まり、水が道を流れている。土は流され、こぶし大ではきかない大石の間を水が流れ、沢の中を歩いているようなもの。
 辺りに雪の気配はほとんどなく、林道をすれ違う登山者は皆あきれ顔で私を見る。登山口で出会った夫婦連れの登山者は、「雪はありましたよ」というが、滑降可能かどうか入ってみないとわからない。
 遅出のため、急ぎ足で登る。しかし、ブッシュが行く手を阻む。
 丸太の階段を延々と上って、1192mピークへ着くが雪はなし。新緑がまぶしい。広留野高原の畑作地帯にも、その向こうの青ヶ丸と仏ノ尾にも雪の気配なし。結局、残雪をいくつか越えたものの、スキーができる節減に出会わぬまま山頂についてしまった。
やっと雪にありつく
山頂北斜面(畑ヶ平分岐) 大ヅッコ北斜面(上段) 大ヅッコ北斜面(下段)
 ゴールデンウィーク辺りまでの報告で残雪が豊富とされていた「山頂の東斜面」に期待していたが、ここもほぼ壊滅。ブッシュが顔を出して滑降不能。
 少し大ヅッコの方へと歩いてみる。しばらくして、畑ヶ平コースとの分岐の辺りのブナ林に雪原登場。早速スキーを着けて、滑降してみる。堅く締まった雪の上は木の枝などゴミだらけだが、それなりに滑りやすい。
 さらに、大ヅッコの北斜面も遅くまで雪が残っているところだと知っているので、鞍部を越えて行く。
 すると、あったあった、雪だ雪だ。大ヅッコの2段になった北斜面のそれぞれに雪が残っている。上段はやや急斜面。登山道の東側の谷に向けて、シュッ、シュッ、シュッと何とか6ターン。
 登山道に登り返し、雪のない平らな部分を歩いて、緩斜面の下段へ。こちらはブナの新芽の殻(?)が一面に落ちていて、スキーが滑らない。それでも無理矢理ターンを試みるが、山回りを繰り返しギルランデ気味に幅広斜面を斜めに滑り降りた。
 結局これでお開き。
 山頂に引き返し、一息入れて下山開始。ブッシュが邪魔なので、下りは板をザックに付けず担いで行く。この時期だから良いものの、晩秋だったら日没だな、と思いながら先を急ぐ。
 登山口で板をザックに付けてMTBに跨る。下り乗車率は9割。スキーが重くてバランスも悪くて、あまり果敢に走れない。
 山頂から1時間強で「ふるさとの森」へ。
 帰りに若桜氷ノ山YHに寄り道。氷ノ山のスズコ(スズノコ:チシマ笹の筍)をお土産に頂いた。
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