街乗り自転車考

  • クリティカルマスライドに付いて考える。
  • クリティカルマス・ライドって?。
  • 参加してみて考えたこと。
  • 「自動車はいらない!」ではない。
  • 自転車の地位を向上させる行為。
  • Traffic としての自転車。
  • 自転車だって交通だ。
  • 車と一緒に走る。
  • 後方に意志の通達をする。
  • 蛇行はしない。
  • 車線変更は早めにスムーズに。
  • 走行速度差による追い越し。
  • 自動車と自転車の車間。
  • 交差点での提案。
  • 歩道を走る。
  • 路上駐車は迷惑?。
  • こいつらぁ敵だ。
  • 自転車を利用できない人達。
  • ドライバーの言い分。
  • 俺達に明日はない。
  • おじさんだって通勤ライドがしたい。
  • 駐輪スペースの問題。
  • 定期代の問題。
  • Bus専用レーン。
  • 最後に、


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    自転車小屋

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    ■ クリティカルマス・ライドに付いて考える。

    ・クリティカルマス・ライドって?。


    We are not blocking traffic, we are traffic!


    転車は、都市交通における立派な交通手段であるはずです。
    その事を社会的に考えるきっかけとして、クリティカルマス・ライドと言う社会現象が サンフランシスコを皮切りに世界中に波及していっているようです。

    クリティカルマス(CRITICAL MASS)とは本来、経済学又は科学用語でマーケティング理論では 以下のように定義されています。

    CRITICAL MASS【臨界質量】:
    マーケティングにおいては、「クリティカルマスを超えると、 一部の社会的現象や一過性の流行ではなく、急速に社会に定着する。」という法則があり。 その臨界を指し示している言葉です。
    経済学的なクリティカル・マスの解説は、 ここをご覧ください。

    最初にサンフランシスコで起こった、クリティカルマス・ライドは市民活動の一環として、 ここ に紹介されています。
    ページのボリュームが大きく、該当個所を探すのが大変ですので引用します。 以下、引用文の著作者は、ここ、 とここの方です。

    ---- 以下引用 ----
    クリティカル・マス・ライド
    Critical Mass Bicycle Ride
    Begins at Embarcadero BART in San Francisco
    http://cycling.org/mailing.lists/sf-critical-mass/ <-- もうないです。

     自転車利用の促進を呼びかける月1回の自転車行進。「道路を人間のものに」を合言葉に数千台の自転車がサンフランシスコの目抜 通りを走る。信号無視、車交通遮断の直接非暴力行動になる場合もある。毎月最終金曜日の夕方の通勤時間に実施。 1992年9月にサンフランシスコではじまり、以後、バークレー、シアトル、トロント、ニューヨーク、ロンドン、シドニー、 リオデジャネイロ、ポーランド諸都市、バルセロナ、ベルリン、ベルゲンなど世界60都市に広がった。 日本でも、97年のアースデーの時、東京ではじめての自転車行進が行なわれた。

     自転車に乗る人を「臨界質量」(クリティカルマス)にまで数を増やし、連鎖反応的な変化を生み出そうとの趣旨。 中国の道路交差点で、横断を待つ自転車が一定数に増えたところで危険な車道に皆で出るというビデオを見てヒントを得たと言う。

     アメリカは現在、第二の自転車ブームと言われる。年間110万台以上の自転車が売れ、自転車をもつ1億人の内、 3100万人が「定期的に」自転車に乗り、490万人が自転車通勤者になっている。 年2パーセントの割で自転車に乗る人が増え、過去10年で20以上の州でサイクリストの協会が設立さた。 1991年の連邦統合地海上交通効率化法により、高速道路税収から年間10億ドルが自転車・歩行者のための道づくりに拠出されるようになった。

     サンフランシスコ市は、市民参加の「自転車諮問委員会」(BAC)を通じて自転車専用道路、専用レーンの設置、自転車通勤アドバイス のホットライン開設、駐輪施設整備などの積極策を進めている。1997年から市バスでの自転車搬送プログラムが開始され、40-60台の無 料自転車を街に置いて市民に自由に使わせる実験プログラムもはじまる予定。96年、サイクリストと共同でつくられた「サンフランシスコ 自転車交通計画」は、今後、自転車用の道路改良などで計2800万ドルの投資を行なう方向を提示している。

    ---- 以上引用 ----

    シスコのクリティカルマス・ライドの雰囲気は、ここに 詳しいのでそちらをご覧ください。
    英語が堪能な方はこちらもよろしいようで・・・。


    ・参加してみて考えたこと。

    リティカルマス・ライドの思想は、 世界各地に受け入れられて共感する人々が、自国で運動を展開しているらしいです。
    シスコの日本語レポートでは、発祥の地の活動の雰囲気を読み取ることができます。
    日本でも昨年辺りから、小さな運動として、京都・東京で活動が開始され ているらしいです。

    偶然、 東京で開催されるクリティカルマスの存在を知り、参加することにしました。

    東京の活動は、30名程の参加でしたが、自転車の集団の中に身を置き、 ゆっくりとしたペースで、渋谷・青山・原宿と、数Kmの行動を共にしている間、 そこはかとない、不安感が付きまとっていました。

    自転車の権利を、社会に認めてもらいたい。とは、切に願うし、街中において自転車 で安心して移動できる社会提案に関して、異論は無いのですが、クリティカルマスの 行動は、一つ間違うと自転車が社会から排除される行動になりうるのではないか?。
    ・・・そんな不安がずっと心をかすめているのです。

    ある日、はた・・・と不安の原因に付いて、思い付いたのです。
    クリティカルマスの参加者の皆さん、自転車を全てエンジン付きのバイクに 置き換えて見てください。 日本の伝統的な集団示威行為のシステムと全く同じ行動を、 単に自転車に置き換えているだけなのかも知れませんよ。

    ・・・暴走族と呼ばれる集団に「社会にオートバイの権利を認めさせよう!」と 言う趣旨があるかどうかは知りませんが。


    ・「自動車はいらない!」ではない。

    にも述べましたが、クリティカルマス ライド の本来の趣旨は、 「自転車に乗る人を臨界質量にまで数を増やす。」事なのです。
    クリティカルマスの数値は、ターゲットに対して14%の普及率というのが、 マーケティング理論で実証されているといいます。この数値をよりどころにすると、 最近の日本で言えば、携帯電話・インターネット辺りがクリティカルマスを越えたらしい・・・ さて、日本において自転車に乗る人は、ターゲットに対して14%未満であろうか????。

    ・・・私は、「否」だと思うのですが。

    既に日本においてはクリティカルマスを越えた自転車利用人口はあると思うのですよ。 自転車で高校に通う生徒は大勢いるし、駅前の駐輪問題は取り沙汰されているし、 そういった意味で、シスコのクリティカルマス・ライドとは別の主張が必要なのではないかとは思います。

    では、何のクリティカルマスを越えようと主張するのでしょうか?。

  • 自転車に乗る人のクリティカルマス。
  • 通勤・通学に自転車を利用する人のクリティカルマス。
  • 自転車配達便を利用する人のクリティカルマス。
  • 一日10km以上自転車に乗る人のクリティカルマス。
  • 一日100km以上自転車に乗る人のクリティカルマス。
  • 車道を走る人のクリティカルマス。
  • 一日の交通量に対する自転車のクリティカルマス。
  • スポーツとして自転車に乗る人のクリティカルマス。
  • 自転車競技に親しむ人のクリティカルマス。
  • 競輪とロードレースの違いのわかる人のクリティカルマス。
  • 輪行する人のクリティカルマス。
  • スポーツ自転車を所有する人のクリティカルマス。
  • MTBのクリティカルマス。
  • ロードレーサーのクリティカルマス。

  • 少なくともその主張は「もっと自転車に乗ろう!」っであって、 決して「自動車はいらない・・・」と言うことでは無いと思うのです。 環境問題運動とクリティカルマス・ライドを同一で考えるのは間違い。 両者には市民活動・・・と言う共通項しか無いはずです。

    日本では既に、駅前の駐輪などが問題視されていますが、 クリティカルマスを越えることによって何らかの社会的な問題が発生します。 小数であれば、目をつぶったり超法規的扱いもできるのですが、 クリティカルマスを越えてしまうと社会的問題として、考えなければならなくなります。 そこまで行くと初めて法律による規制や、禁止条項の徹底・社会的なマナーの向上が 叫ばれはじめます。
    自転車の普及率が低く問題外とされている社会に、自転車が道を走る事による問題を 引き起こし、安全に自転車が街を走れるようにするために、サンフランシスコでは ああいった行動をとったのだと解釈できます。

    それと同じ主張をするのであれば同じ行為が効果を奏するかも知れませんが、はて、 日本で主張(確保)するべきクリティカルマスは、別のもののような気がします。

    安全に街(車道)を走る権利を確保するためのクリティカルマス・ライド。
    そのために必要な行動を良く考えて見てください。



    ・自転車の地位を向上させる行為。

    会に正しく権利を主張するためには、当然の義務を果さなければなりません、 自転車が道路を走る権利を主張するために、果すべき義務とは?。
    「自転車が、交通である事を認識し、交通の流れに正しく乗る。」
    事が必要なのでは無いでしょうか?。


    We are not blocking traffic, we are traffic too!

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