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MONKEY コラム
MONKEYSはスキーに行く時だけではなく、普段の生活、ひいては人生の心構えからしてスキー中心でなくてはなりません。
ここでは「MONKEYスキー術」で書ききれなかった私のノウハウと考えを述べています。
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環境と満足の関係
熱い夏が過ぎ、涼しい秋がやってきました。もうすぐ冬です。
私事ですが、仕事の都合で茨城県土浦市から静岡県の清水市に、6月から1年間居る羽目になりました。
仕事の引継ぎや生活の整理・引越し・新生活のとまどい、などで更新が遅れた点を深くお詫びいたします。
(更新が遅れたほんとうの理由は・・・・う、怠慢っす・・・・)
何を隠そう、新しい赴任地は実家の目の前で、それは、まぁ喜ぶべきことなのですが、
来シーズン('98-99)はどうしようか悩んでおります。
異動の話が出るまでは、来シーズンは会津高畑のシーズン券を買って、福島のお上手な方々と
モーグル道の研鑚に励みたいと思っとりました。
また、草大会など活動のベースは例年通り、猪苗代周辺、上越周辺と考えておりました。
オフトレの構想も、ザウスにいつ行こうか、インラインであそこを滑り込んでみようか、WJにでも行くか、
久しぶりにトランポリンを復活しちゃおっか、などいろいろ練ってたんですよぉ。。。。
異動のおかげで、ワクワクの計画が水泡に帰してしまいました。
一から計画の立て直しです。
ま、静岡といってもそんなに悲観したものではなく、最寄りのスキー場は山梨県にありますし、
岐阜、長野、特に白馬が近くなったのは嬉しいはずなのです。。。そう思うでしょ?
しかしこれは距離的なお話し。
情報不足や、気候・風土からくる(私の)精神状態に問題があるんです。
そこで環境について考えてみることにしました。
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昔のエドガーグロスピロンのビデオに、Tシャツで板をかつぎブーツをぶら下げた彼が、
夏の山道をテクテク歩いてスキーに行くシーンがありました。
イタリアかフランスだと思いますが、北半球でも夏にスキーが出来るということにはじめて気付きました。
山が高ければ、夏だって雪があるんです。
こりゃ、日本にいたんでは外国には勝てない、と痛感した情景でした。
なにかものごとをするとき、置かれた環境というものを無視することはできません。
春の高校野球などをみると、雪国の選手は、冬の間、屋外で練習ができないのでかわいそうだと、思います。
以前、大会で福島の選手に
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その1:「気候・地理・常識」
さっきも書いたように私の実家は偶然清水市なので、転勤したとは言っても、生活には困りません。
仕事も楽な方向ですし、時間と(そこそこの)お金には困らない環境にあります。
で、何が困るかっていうと、私自身が「清水にいてはスキーをやる気が起きない」ということなのです。
静岡は雪なし県です。
1年中温暖で冬の厳しさがないので、おっとりした県民性と評されます。
北部は山、南部が海に面し、東海道が東西を走っています。東西の移動はしやすいけど、南北の流通は皆無。
したがって県民の意識は、山より海に向いています。と思います。
また、ほぼ全県民は東京に目が行き、県西の人が名古屋にも目が行きます。
北部への移動がないし、雪が降らないので、一年中野球やサッカーが快適にできます。
サーフィンやウィンドもできます。だから、冬限定のスポーツ、って何?って感覚なんです。
せっかく冬が暖かいのに、なんで寒いとこに行くの? という考えもあります。
静岡県あるいは清水市の人は、冬にウィンタースポーツに目が行きにくい環境にあるのは間違いないでしょう。
私ン家は代々清水の地元民なので、スキーとかスケートとかの冬場だけの運動、という概念がありません。
他の土地から流れてきたとか、家族や友人にスキーをやる習慣があればまだしも、根っからの地元民だけで
構成されている地域で育った私は、スキー・スケートという単語は知識として知っているだけで、自分が住んでる
世界とは別のモノでした。
そういうわけで私は、高校卒業まで「足場が不安定な運動」をしたことがありません。
今でこそ冬になれば毎週何百キロも運転して、バリバリモーグルをやってますが、実家に来ると昔の自分に
戻ってしまい、「スキーに目が行かないマインド」になってしまうのに気がつきました。
いかん、いかん!
環境がネガティブな心理を引き起こす一例です。
しかしこの心理状態を打破しなくては雪国の高校球児には勝てません。
戦う前に、あきらめていてはいかんのです。
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その2:「情報」
清水に来ても冬の雰囲気を忘れぬよう、まず新作ビデオを買おうと書店に行きましたが、
発売当時買うのをあきらめた古いビデオがあるばかりで、土地柄なのか、「最速ドリフト走法」
「峠の走り屋伝説」「箱根VS筑波山」などの車モノか「ワールドカップの英雄達」などのサッカーモノみたいな
ビデオしかなく、スキービデオも、スキー雑誌もありません。
幸い「ザ・モーグル99」だけは買っておいたので、車に放置してあった'94の雑誌などと一緒に熟読しております。
今年はウェアを買いたいので夏場にあちこちスポーツショップに行きました。
当然置いてある商品はサッカー・野球・陸上・バスケ・バレー・ゴルフ・テニス・・・・冬の商品は置いてないっす。
多分冬になっても、そんなにスキーグッズの品揃えは多くならないと予想されます。売れないですから。
選択肢が少ないと悲観的になってしまうのですね。
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その3:「満足」
「形から入ってはいかん!今の自分に必要なのは、気持ちやウェアではなく、体力だ!技だ!愛だ!」
と自らを叱咤します。去年の滑りや、大会のスコア・順位を思い出し、シーズン終わりに決意したオフトレの
内容を思い出して、トレーニングを始めるんですが、・・・ううザウスに行きたい。
関東のスキーヤーは幸せです。
あぁ、いかん!また人を羨ましがってる。
経験上こういう状態の私は、最新のウェアがあっても隣がザウスでも、たぶんトレーニングはやんないですね。
環境をうらむなら環境を変えればいいだけで、実際会社辞めて、雪国に引越した人をいっぱい知っています。
毎週のように長野や関西からザウスに来ている人も知っています。
今日もトレーニングをしているライバルは全国にごまんといます。
環境は作り上げるものなんですね。
でなきゃ、与えられた環境でベストを尽くす。
満足ってのは大会の順位もあるでしょうが、尺度は自分の中にあるんじゃないかと思うのです。
車にしても、グレード高い車に乗ってる人だけが満足なわけじゃないです。
ボロくてもグレード低くても満足できます。
本題から外れますが、私の愛車パジェロ号は、前後輪ともブレーキが壊れていて、パワステ故障、
エンジンオイル漏れ、マフラー脱落、タイヤ溝無しなどで
「満足の尺度は自分の中にある」
1998/11/3
次回をお楽しみに!
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