| 12月11日 |
番長は駅前でマントを大きく翻すと、「よし、やつらからカツアゲするぞ」と僕に告げ、ノシノシと塾帰りの小学生らしき集団に近づいていった。大の大人が小学生からカツアゲとはいかがなものか、と思ったが、学ラン番長は自分の頬をバシバシしばいて気合い十分。無理に止めると僕がカツアゲされそうだし、どうしてよいかわからずに困った。とりあえず、乱闘になったら困るので、僕は財布と結婚式の入場券を駅の荷物預かり所に託し、番長に怒られないようにカツアゲに加わることに。するとそんな僕に駅員さんが寄ってきて、「番長にまかせておけば大丈夫だ」と胸を張って言うのだ。番長にカツアゲされた小学生は、やつあたりのように、僕に向かって小さい Mr. オクレをなげつけた。
カツアゲが終了し、番長は5000円と僕の腕時計を交換すると告げる。腕時計は2万円で買ったし、5000円じゃご祝儀の足しにもならないしで困ったが、番長は僕のアニエス・ベーの腕時計をいたく気に入ったらしく、腕にはめ、ニコニコ顔で去っていった。途方に暮れつつ、5000円を握りしめて荷物預かり所に行くと、財布と入場券は質流れで他の人の手に渡ってしまったらしい。
とぼとぼと結婚式場に向かい、式場に入ると、親族がズラリとならび、親族会議を始めるところであった。議題は「なぜタケシ(僕)が遅刻したか」。そこですぐさま、僕が財布と入場券を無くしたことが大問題に。あとは学ラン番長との交友関係も。大激論の末、どうやら従兄弟の結婚式をとりやめるということに!どうして僕が入場券をなくしたくらいで、そんな大事になるのだろう。そう叔母に聞いてみたら、どうやら風水学的に仕方がないらしい。「番長さえいなければなんとかなったんだけど」との事。
「仕方がないなら仕方がないなあ」なんて、僕は妙にあっさりとあきらめつつも落ち込んでいると、そこに番長の秘書が現れた。番長の秘書は、僕に財布と入場券を差し出し、「番長が質流れ品として出回っていたのを探して20万円で買いました。大沼さんへのプレゼントだそうです」と得意げに告げた。でもいまさら「ありました」と親族にも言えず、そして僕の財布と入場券に20万円の価値などあるわけもない。しかたがないので、僕の感謝の言葉を心待ちにしている番長の秘書に「番長、あんたバカ、と伝えておいてください」とお願いした。
| 10月26日 |
それなのに、「バスケの試合よりスパゲティーでも食べていた方がよい」などと両親にそっぽを向かれ、へこむ僕。さらに困ったことに、両親が手をだしたパスタは、「ここはオレの家なんだよ!」などと、最近になってから居住権を主張しだし、僕と一触即発になっていた3mの細長ネズミの宝モノだった!宝モノが無くなった細長ネズミは大激怒。僕は両親をベランダに避難させ、細長ネズミに「パスタが無くなったのは僕らとは関係ないことだ」と主張し、しぶしぶながらも細長ネズミを納得させた。それなのに、どうしてか油断した僕。「ゆでなくてもなかなかいけるしょ」などとのたまいながら、パスタをポリポリ食べて廊下を歩いているところを、細長ネズミに見つかってしまった!怒った細長ネズミは目からレーザービームを照射しながら、6mに巨大化!「こうなったら手がつけられない」とご近所でも評判の「特長(とくなが)ネズミ」に変身してしまったのだ!
僕は両親を守るためにも、そしてNBAの審判を守るためにも(選手はどうでもいいらしい)、ピコピコハンマーを右手に、鍋のフタを盾に立ち上がった!特長(とくなが)ネズミのこうげき!特長(とくなが)ネズミは6mの高さからヘットバットを繰り出した!僕はせっかくの武器(ピコピコハンマー)を早速放り投げてジャンプで特長(とくなが)ネズミの首に飛びかかった!僕のこうげき!とりあえず特長(とくなが)ネズミの首をひねってみた!特長(とくなが)ネズミは余裕で倒れた!僕は特長(とくなが)ネズミの顔を鍋のフタで隠した!特長(とくなが)ネズミは「まいった!」と降参した!それを見ていた母親は、勇敢に戦った僕を誉めもせず、「午後5時の飛行機で帰りたいから成田まで送って」なんて良いやがる。そのとき時刻は午後4時。すこぶる間に合いません。
| 10月15日 |
| 9月26日 |
| 9月4日 |
| 12月12日 |
サルとか人間を捕まえると、なんだか不思議な念力使って脳味噌を凝縮させるのです。僕は脳味噌なんて食べたくなかったので出来ればオバケと一緒にいたくなかったのですが、嫌われると僕も脳味噌を凝縮されちゃうので仲の良いフリをしていた。
そして、当然の如く、そんな変なオバケとつるんでいる僕は近所のマダムに評判が悪かった。オバケに魅入られた唯一の仲間、おっちゃんと帰りに料亭に行き、オバケのグチを言いながら熱燗のみましたよ。
| 10月20日 |
お腹がすいたので、学校の隣にあるデパート地下に行った。山岸さんがやっている、駄菓子屋兼食堂があるのだ。そこで僕は確定申告を山岸さんにたのんだが、ツケがたまっているのでダメと言われた。
| 9月28日 |
友人2人は長野駅のベンチで24時間耐久あっちむいてホイの終盤にさしかかっており、だいぶ疲労していたが、目の輝きだけは失われていなかった。僕をするどく発見するやいなや、「あと22秒で終わるからカクテルバーに行こう」と力強く告げた。
僕は長野市のカクテルバーなんてしらなかったので、上田市に向かうことにした。ただ、電車に乗ってもなかなか出発せず、僕らは車輌の中でダンスの練習をしながら待った。いくら待っても動かない事にしびれをきらし、運転席に行ってみると、運転手はサギでつかまって警察に連行されるところであった。運転手は僕に「あとはまかせた」とすてぜりふを残して消えた。
納得いかないなあ、と思いながらも、「おいにいちゃん早くしろヨ!」と、酔っぱらいのおっちゃんに志村ケンのモノマネで言われたので、しぶしぶ出発。途中、国境の税関で手続き等をして上田についた。電車の運転は自動車と要領が一緒だったので問題なかったヨ。そして、日本国ではなく、アジアの発展途上国になってしまった上田市にはカクテルバーなんてなかったので焼き鳥を食べたのだが、その焼鳥屋には「ブロイラー串焼き」など豪快な焼き鳥があった。ブロイラーがまるごと3羽、串にささっているの。
| 9月22日 |
*1 青い召喚師ってなんすか?
| 9月21日 |
すると女の子は、「お礼にもっと景色のいいところから噴火が見たい」*5なんてわけわからんことを言い出すのです。なので僕は火山灰をよけるために傘をさし、泥流で流されそうになる寸前の食堂でウドンを食べ、津波をさけるために地下道を通って太平洋に突き出す岬に出たのであった*6。岬の下の岸壁に行くと、フェリーがすごいスピードで岸壁に向かって直進してきてさ、岸壁に接触寸前で急転回。そして船首を沖に、船尾を岸壁に向けると、その船尾にある甲板にはタキシードとウェディングドレスの新郎新婦が立っていたのであった!新婦はブーケを投げたのですが、僕はとれませんでした。なんか中学生がとっていた。
*1 大学8年生の宿泊学習
*2 溶岩ボッコボコ
*3 ちょうかわいかったっす
*4 手こぎゴムボート
*5 恩を仇で返す?
*6 噴火は見えません。海はカモメが飛んでいていい天気だった。ちょっと波が荒かったけど。
| 7/12 |
役立たずのボクの赴任先は上田温泉ホテル。上田温泉ホテルを信州大学が買い取って学校の仮宿舎に!ただ、その建物はすべてのトイレとキッチンにかなり強力なオバケが出るという困った代物なのですが、見事にボクはトイレとキッチンの清掃担当だった。トイレもキッチンもすぐに血だらけになってしまうのでしんどかった。建物横の巨大な菩提樹の上ではよくCMのロケをするのですが、ひとえちゃん以外のスピードの3人の撮影場所がブッキング(みんなヨーグルトのCM)していてかなり険悪なムードであった。3人はすぐにケンカしてしまい、ヒロコが木から落ちそうになった結果、事務所の関係で山田まりあが落ちることになって大変そうだった。ボクは助けようと頑張ったのですが、伊集院光が邪魔をしたので、強力なオバケを見方につけて伊集院を撃退した。
あと、健全なアイドルビデオ撮影会を企画したけど、お金が無くてホンジャマカの太った方しか呼べなかったので、巨漢力士がキッチンを血だらけにして忽然と消えた。たぶん、強力なオバケが怒ったんだと思う。