発泡スチロールクラフト・Let's Try!

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虹線

ここではなるべく少ない機材と安価な材料で、見本市などに出展するときに使用する企業のロゴやシンボルマークの入った 看板を作ってみましょう!器用な人ならフリーハンドで作っちゃう人もいるかもしれませんが私はそんなに器用じゃないもので(^o^)。

道具 用意する物
使用ソフト グラフィックソフト PaintShopPro4.2J・花子9(もしくはこれらと同機能を有するソフト) ・・もちろんそれの動くパソコン必須です!
スキャナー ロゴやシンボルマークを取り込むのに使用します。
印刷 プリンター
(もちろん作成したグラフィックを印刷可能な物)
小道具 以下の物はたいてい大型D.I.Y.Shopに行けば揃います。
*看板のベースとして・・・角材、カラー合板(背景色が白一色で良いなら白のカラー合板を利用すると便利です。)
*発泡スチロールボード・・・厚み20mm〜30mmの物が強度と加工のし易さの面から良いでしょう。
*PPクラフトシート・・・D.I.Y.Shopを彷徨いていて「こりゃ使える!」と思った0.75mm厚のシートです。 これぐらいの厚みであれば簡単にはさみで切れます。発泡スチロールに着色するよりコレを使って張った方がきれいに仕上がります。 ただし希望する色の物があれば良いんですが(赤・黒・黄・青・緑は有りました。)・・・。
*発泡スチロールカッター・・・ニクロム線を張ってある糸鋸みたいな奴です。これで切れないほど大きなパーツがある物は作れません。 (自作すれば別ですが・・・)
*接着剤・・・必ず発泡スチロール専用の接着剤を使用して下さい。(分からないときはD.I.Y.Shopの店員さんに聞きましょう!) +木工用ボンド+襖糊?
*カッター・はさみ・刷毛・万力?・等

清刷をグラフィックソフトに張り付けます。/輪郭線を拾います。 /図面を切り分け各々拡大します。/
実物大原稿を作ります。/型取りします。/看板のベースを作ります。 /発泡スチロールを切り分けます。/完成へ!!!。

清刷をグラフィックソフトに張り付けます。


まず資料として企業マークの清刷を借り受けます。PaintShopPro4.2J(以下PSP)と花子9を起動しておきます。 スキャナーに清刷をセットしてPSPで取り込みます。看板にしたい部分を選択して解像度は200〜300程度で行います。
取り込んだイメージを編集−コピーして花子9新規作成画面に張り付けます。 後で図形を拡大しますので花子9の図面スタイルはヘッダ・フッダを最小にして、印刷し得る最大の用紙サイズを設定しておきます。
花子9の1ページ内にきっちり収まったでしょうか?張り付けたイメージが花子9からはみ出したり小さすぎた場合はそのイメージを 破棄してPSPに戻り、スキャナーの解像度を設定し直して取り込み直すかリサイズコマンドで大きさを調節して花子9に張り付け なおして下さい。

花子9に取り込み

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輪郭線を拾います。


イメージを張り付けたプレーンとは別のプレーンを入力用に変更します。そして張り付けられたイメージの輪郭がはっきり捉えられる 拡大率にしておき、花子9の軌跡や連続直線を用いてなるべく詳細に輪郭線を描いていきます。(線種は極細線よりやや太めの方が よいでしょう。)
輪郭線を書き終えたらイメージの張り付けてあるプレ−ンを非表示にします。うまく輪郭線を捉えられたでしょうか?

輪郭を辿る

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図面を切り分け各々拡大します。


印刷できる最大用紙がA4サイズだとしたときに、仕上げる看板のイメージがA4サイズ横置きで横に3枚分、縦に2枚分の中に 入る大きさの物であったとします。
花子9に書き込んだ輪郭線の線画全体の横幅に対し、2本の垂直線を均等な間隔でイメージの高さより長めに引きます。また、縦方向の 長さの中心に線画を横断するように水平線を一本引きます。これで線画を6個に区切ったことになります。
ここからそれぞれ区切った線画を1ページずつ別のページにコピーします。
花子9コマンド・変形−切断−長方形で切断を選択し、線画の最左上の部分から右隣の区切り線と下の区切り線が少し入る所までを 範囲選択します。編集−コピーを選択し、画面を次のページに移します。
編集−貼り付けを選択して貼り付けます。このように各々区切られた部分を隣り合う区切り線が少しずつ重なり合うように切り取って、 6ページ分に分けます。それが出来たら今度はそれぞれのページに切り分けた線画を同じ拡大率で拡大します。
画面を、最初に切り分けた線画があるページに戻し(2ページ目のはず・・)、そのページの線画全部(水平、垂直線も含む)をマウスで 範囲選択して拡大/縮小アイコンをクリックします。コマンドの詳細ボックスが出ますから(数値で指定)(縦横比率を保持する) にチェックを入れてX方向に拡大率を指定します。(たとえば200%と入力すると、Y方向も自動的に200%になります。)
OKボタンを押すと縦横2倍の線画が範囲選択の状態で表示されますので移動/複写アイコンをクリックして収まりの良い位置に 移動します。これを6個目(7ページ目のはず・・)まで繰り返します。

図面の切り分け 次ページにコピー

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実物大原稿を作ります。


花子で作成した線画の2ページ目から7ページ目まで全てを2部ずつ印刷して下さい。印刷できたら水平、垂直線や他のラインを目安に して余分なところは切り取りながらテープで張り合わせていきます。(かなり原始的手段ですが(^_^;))これで2部の原寸大の原稿が 出来たわけです。一部は実際に切り分けて型紙に、一部は原稿のまま置いといて配置決めの資料にします。

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型取りします。


型紙用の原稿を、書いてある文字やパーツの部品単位になるように大まかに切り分けて下さい。どのパーツが何処の 部分か後で分かるようにしておきましょう。切り分けたパーツに刷毛で水を塗り、 水分をあらかじめ含ませます。十分水分を含んだら襖糊を塗ってPPクラフトシートに貼り付け、乾燥させます。 スペースを有効に使って貼り付けますが、後で切り分けやすいようにパーツ同士は1cmぐらいの間隔を開けて おいた方がよいでしょう。糊が十分に乾燥したら型紙のラインに沿って慎重にはさみで切り分けていきます。切り 分けたパーツは熱めの湯で洗い、型紙や糊が残らないようにして乾かします。
そこまで出来たら今度はそのパーツを発泡スチロールボードに専用接着剤を使ってやはりパーツ同士は1cmぐらい の間隔を開けスペースを有効に使って貼り付け(表裏を間違えないようにして下さい。)十分に乾燥させます。

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看板のベースを作ります。


あらかじめ決めておいた看板のベースの大きさに角材を使って木枠を作ります。角材が余るようで有れば桟として補強材にして使います。 木工ボンドや釘でしっかり固定した物を作ります。同じように採寸したカラー合板を木枠に、やはりボンドを使って貼り付けます。 合板はソリが出ないように表側から数カ所、小さな釘で止めておく方がいいです。(作る物の大きさにもよりますが・・・。) 乾燥させるに当たっては、はみ出した接着剤を塗れ雑巾でふき取り、固定金具を用いてソリや浮きが出ないように注意します。 固定金具が無いときは重り代わりの物を乗せるなり、紐でベースを数カ所縛り、表面と紐の間に電話帳などを挟んで密着性を高めるなり、 と言ったことをします。(表面に傷を付けないように注意して下さい。)そうして十分に乾燥させます。

ベースを裏から見ると・・・
(組み立てたベースを裏から見たときのイメージ図です。)

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発泡スチロールを切り分けます。


発泡スチロールカッターは手持ちでカットしても良いのですが疲れますし、発泡スチロールの厚みで表と裏面がきれいな垂直面に なりにくいですので発泡スチロールカッターのハンドル部分を万力(ここで出ました!)で固定しちゃいましょう。万力がなければ机の脚にでも縛り付け ちゃいましょう。カットの本番の前に切り代を残して大まかに切り分けて置いて下さい。
さてカット本番・・・大まかに切り分けたパーツを発泡スチロールに貼り付けてあるPPクラフトシートに沿って切り分けていきます。

*注意点
・パーツはニクロム線に対して常に垂直になるように持ちます。
・カットするスピードはニクロム線に対して軽くテンションがかかる程度にします。強引にするとカット面が歪みますし、断線のもとです。
・切り始めたらその切断面を切り終えるまで、手を止めてはイケマセン。止めたところが加熱して円柱状にえぐれます。
・上部のPPクラフトシートに沿ってカットしますが気を抜くとPPクラフトシートまで切ってしまう恐れがありますので・・・経験者は語る・・・。
・もちろん火傷しないように・・・・(^_^;)

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完成へ!!!


*切り分けたパーツを何処の部品か分かるように仕訳をしておきます。
*看板ベースに、もう一枚作ってあった原寸大原稿を所定の位置にテープで借り止めします。
*カラー合板の上に目印の凹みを作るため、位置のポイントとなる所を原稿の上からボールペンなど先の堅い物でラインの内側を やや強めになぞります。
*原稿を外します。
*各々のパーツを、目印を頼りに専用接着剤で接着していきます。
*接着しても安定性が保てないほどの細かいパーツがある場合は、取り付け位置にまっすぐな針金(クリップをまっすぐにのばした 物でも良い)を打ち付け、瞬間接着剤(少量)で固定します。その後、その針金の先をライターで加熱し、接着面に接着剤を着けた パーツを差し込んで固定します。

以上で完成ですが、何せ壊れやすい物ですから段ボール等でベースごとすっぽり蓋を出来るカバーを作っておいた方が良いです。

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完成イメージ

Let's try

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