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サスペンションのチューニング


 クルマの足周りのセッティングというと、タイア、アライメント、スプリングおよびダンパーが主要な要素で、これらをワンセットで考えなければ本来は意味がない。タイアを変えたらサスセッティングも変えるべきなのである、究極を狙うならば。などと偉そうなことを言ってみたが、実は、細かいことはよくわからないので、例によって素人が金をかけずにできることを考える。一般的なサスチューンといえば、スプリング交換、ダンパー交換が思い浮かぶことだろう。そして、そのために社外スポーツショックだのダウンサスだのを買う人が多いと思うが、購入する必要などないのだ。

 まずサスカット。サスカットによって車高は下がるが、実は同時にバネレートを上げているのである。バネの強さというのはバネレートと言うヤツで表されるが、バネの長さが半分になると同時にバネレートは倍になるのである。んで、実際のとこバネを半分まで切ってしまったらクルマが着地してしまうので、一巻き〜二巻き程度切ることになる。このとき、バネの全長が10%短くなったら、バネレートは11%程度上がることになる。場合によりけりだが、サスカットすると大体、車高数センチダウン、レートが10数%アップ、という状況になると思う。市販のバネとかの諸元を見ると、これはそれなりに良さげな数値であるように思われる。ただ、不等レート、不等ピッチのバネを切った場合はこの限りではないのだが…。

 さらに、スポーツドライビングにはそれなりに強い減衰力をもったダンパーが必要だ。クルマのショックというのは、粘性が高いオイルがオリフィス(復筒式の場合はバルブ)を通るときの抵抗によってその仕事をしているというのは、ご存じの通りだ。強い減衰を得るには要するに、オイルの粘性を上げるか、オリフィスを小さくすれば良いのである。オリフィスの形状を変えるには、ショックをばらさなければならず、非分解式であることが多いノーマルショックの改造は少し難しい。となれば、オイルを交換してやれば良いわけ。(国産の)クルマのショックは復筒式であることが多いが、こいつのダンパーオイル交換は簡単だ。穴を開けて、オイルを抜いて、また入れるだけでOK。L200ミラの場合、どうも前後とも単なるオイルダンパーでガス封入式では無いようなので、さらに楽勝だ。
 ついでに書いておくと、ガス封入式のショックに穴を開けると、ガスが吹き出てくるが、まあ、使用後の缶スプレーに穴を開ける時みたいな感じである。しかし自己責任で。んで、このガスはオイルの泡立ちを防止、軽減するために入っているのだが、もし、タイアのエアバルブのようなものを溶接できるなら、これを取りつけてやれば、ガス圧をも調整できる様になり、かなりセッティングの幅が広がることになる。さらにサブタンクまで付けてしまえば、高級別タンク式ショックのでき上がりである。
 しかし、我々は面倒なので穴を塞いで終わり、ということにする。詳しい製作方法はまた後日。 以下、工事中

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