語の基礎知識 '99

は し が き

本辞典は、1999年の日本サッカー界と、サポーターの間で話題となった事象について、偏った視点と愛着と皮肉を込めて、小難しい言葉で書き下ろしたものである。厳選した99語は、サッカーファン初心者はもとより、頻繁にスタジアムに通い、あるいは毎日のようにサッカーサイトを覗き込む諸兄にとっても、今年の日本サッカーを回顧し、忘年会での話のネタの一つとする事に充分に役立つ事と確信する。

編集主幹  金田一げん介


警     告

当企画は1999年初頭から書き溜めてきたものであるが、内容に含まれる毒は、浦和レッズの順位低下とリンクするようにして増大している。よって、皮肉に過敏に反応する人、誇大妄想のケがある人、自らを無節操・非常識な○○ギャルと認める人、クレーマーと呼ばれた経験のある人、ジュビロ磐田ファンは、これから先を閲覧しない事。この警告を無視して先に進んだ場合、いかなる嫌悪感を感じても、編者は責任を取らない。


さ く い ん




あくしつ・な・ふぁうる 【悪質なファウル】
相手選手を負傷させる、危険な反則行為。倒れる相手選手の足首を両足で挟み込み、挙げ句の果てにグイと捻ったり、交代間際に行きがけの駄賃とばかりに敵プレーヤーを削ったり、相手FWの背後からケリを入れて骨折させたりする事。強いチーム、人気チームはTV放映の機会が多いので、目立つ。技術的または精神的に拙い選手のやる事であるからして、例えそれが誰であろうと敢然と指摘すべきである・・・が、大好きな○○クンのファウルはファンには問題にされず、神様を信じている選手のファウルは審判もなぜか反則をとらない。


アジ・クラ 【アジクラ】 (『アジアクラブ選手権』の略)
ジュビロ磐田がアジア最強クラブである事を証明したアジアクラブ選手権も、ジュビギャル にかかるとホレこのとおり。なんだか卑猥な印象を与える言葉に略される。ちなみに編者は『味な事をしてくれるクラブ』を連想してしまうのだが、貴兄は如何か?


アトモ 【アトモ】
2002年W杯のマスコット。名称の由来は、サッカーで味わう最高の雰囲気(=Atmosphere)。特定のモデルを持たないコンピュータ・グラフィックスのキャラを立たせるために、わざわざ独自のストーリーが用意されている。その、わざわざ用意されたストーリーとは・・・・・・
アトモ王国の国王である父から、2002年のW杯で最高の雰囲気を作るよう命を受けたアトモの統率者「アトモリーダー」が、アカデミーの生徒を連れて地球へ。一方、その学校の生徒であるいたずらっ子の「アトモA」と「アトモB」はメンバーから漏れてがっくりしていたが、やがて2人はアトモリーダーを追いかけて、日韓共催の旅に出る・・・
・・・だそうだ。書いててバカらしくなってくるほどに面白そうではある。
なお、これをデザインしたインターブランド社によると、『ポケモンより人気が出るはず』との事である。ピカチュウが聞いたら怒るぞ。


アルゼンチン・スタンダード 【アルゼンチン・スタンダード】
アルゼンチン国内では、守備側の選手がペナルティ・エリア内で攻撃側の選手にネック・ブリーカーをかけても反則とならない事。ワールドユースの決勝戦でアルゼンチン人の主審・サンチェス氏がこの判定基準を用いた際に、NHKの山本浩アナがこの言葉を用いたが、後にこれは『サンチェス・スタンダード』と呼ぶのが正しい事が判明した。


イヤ・な・め 【イヤな目】
(1)『可愛さ余って憎さ百倍』の、可愛さを95%減じた精神状態。下位チームのサポーターが陥りやすく、それは当サイトも例外ではない。
(2)今年の上半期の話題を独占した、ジェフユナイテッド市原のサポーターが運営するサイト。市原サポーターだからこそ綴る事のできる珠玉の名文がちりばめられている。[参考文献] Jリーグを100倍イヤな目で見る方法!!


ウィー・アー・レッズ 【We are Reds】(英語)
直訳すると『俺たちゃレッズ』。浦和サポーターの心の拠り所ともなる珠玉のフレーズ。クラブの危機はサポーターの危機であり、クラブの悲しみはサポーターの悲しみであり、クラブの喜びはサポーターの喜びである。村上龍 が何を言おうとも。


うえき・あっ・うえだ・えいじ 【植木・・・あっ!・・・上田栄治(^^;)】
『河童の川流れ』の別の言い回し。プロの場内アナウンス係ですら、うっかりと昨年までの監督の名前をアナウンスしてしまうという故事による。4月10日のベルマーレ平塚×浦和レッズ戦で証明された。来年は『平塚・・・あっ!・・・湘南(^^;)』となる可能性がある。
なお、間違われるほど影の薄かった上田栄治氏は、今季途中でベルマーレ平塚の監督を解任された後にマカオ代表監督就任が決まり、既に彼の地の人になっている。マカオは、97年のW杯予選の対日本戦で2試合20失点であったが、来年のアジアカップでは、何点に抑える事ができるだろうか。楽しみではある。


ヴェルディ・かいぞうちゅう 【ヴェルディ改造中】
ヴェルディ川崎の'99年のキャッチフレーズ。当初は、親会社のヨミウリに見捨てられ『解体』しそうになったチームの体裁を取り繕うために『改造』と言い換えたと思われていたが、シーズンが始まってみると、実に見事に改造されていた・・・のはサッカーの中身だけで、客足は相変わらず、全国組織のファンクラブを立ち上げてみたりして、何にも変わっちゃいなかった。遂には、『ヴェルディ改造大失敗』なるデカい 横断幕 をホームスタジアムに掲げられる始末である。
来年は、ホーム移転 前年であるため、『ヴェルディ引越し中』になる予定。


うらわ・えんじょう 【浦和炎上】
巷では、マスコミの浦和贔屓の象徴のように称される事もあるようだが、そうではない。単に、ノストラダムスの大予言が部分的に的中しただけの事である。転じて、縁起でもない事の喩。


えんちょう・ブイ・ゴール 【延長Vゴール】
せっかく今年から導入された 引き分け制度 を形骸化するためのジャパン・オリジナルなルール。4連続を含む7度のVゴール負けを記録した浦和レッズを陥れるための制度であり、今季最初で最後のVゴール勝ちを記録した最終戦では、残留の行方を把握していなかったサポーターに『Vゴール勝ちの瞬間に降格を知る』という前代未聞の貴重な体験をさせる。
なお、編者はこの試合で、延長戦突入前に『気合いを入れるため』に半袖になり風邪を引き、その風邪をこじらせ、のちに肺炎を患う事となる(本当)。これも全て延長Vゴール制度のせいである。


おうえん・きょひ 【応援拒否】
不甲斐ない試合ぶりに納得のいかないサポーターが、一切の組織的な応援コール等をしない事。無言の中に、『お前ら甘えてんじゃねーよ』『いつも応援してもらえると思ったら大間違いだぞ』といったメッセージを漂わせる事。過去、幾多のチームのサポーターがこの手段を行使したが、効果が発揮された事はほとんどない。にもかかわらず、今年も一部のチームのサポーターがやったという事は、一度はやってみたくなる魅力に満ち溢れた応援方法なのかもしれない。これが応援と呼べるならば、であるが。
なお、観客動員の少ないクラブのサポーターがこの手段を用いる事は、自殺行為である。


おうだんまく 【横断幕】 略称:断幕(だんまく) ※[弾幕]と表記される事もあるが、間違い
チームや選手を鼓舞したり、逆に無能な監督や無策なクラブに対して文句をつけるために用いられる、サポーターの表現手段のひとつ。一昔前は『魅せるDF堀池巧』といったキャッチフレーズ的な表現がほとんどであったが、近年はサポーターの心情をストレートに吐露するようなものが多くなってきた。希に、ホームページのURLが記されたものもあるが、意図は不明である。
強いチームの横断幕は、選手に対する賛辞や美辞麗句で塗り固められているため、つまらない。一方、表現のストレートさ、伝わりやすさという点では、必然的に、成績のよろしくないチームの方が面白い。それは、単に掲げる事が目的ではなく、メッセージを伝える事を第一義的に考えられているからであろう。中には、作った本人は大マジメなのにもかかわらず、いや、だからこそ大笑いできる傑作もあるのだが、ここで実例をあげる事は避ける事にする。
なお、横断幕を張る際の縄張りやしがらみ、作成過程における面倒臭さを嫌う人は、メッセージボード を掲げる。


おうだんまく・きせい 【横断幕規制】
横断幕による政治的なメッセージや公人批判の掲出を禁じる事。政治や公人がスポーツへ介入する事は許されているが、サポーターには単なる表現すら許されていないという事の証明。当初は『アメとムチ』のムチに相当するものと考えられていたが、一向にアメが提供されないところを見ると、この規制を考え付いた人は、単に『スポーツと政治は無関係』という言葉の意味をそのままにしか解釈できない人物か、もしくは批判対象者からのクレームを適切に処理する能力に欠ける人物であるという事が推察される。政治的アピール禁止 とも密接な関連がある。


おおいた・いたっ 【大分痛っ】
そりゃ痛いさ。ロスタイムの失点でJ1昇格に失敗したのだから。当事者とサポーターにとっては、ドーハの悲劇を再現されてしまったようなものだろう。しかし、だからと言って、その心の痛みをこんなイタいフレーズで表現する サッカー呆痴 の報道姿勢はいかがなものか。


オーバーステップ 【オーバーステップ】
よほど悪質だったり、繰り返したりする事がなければ適用される事のない、ゴールキーパーの反則。注意もせずにいきなり反則の笛を吹く事は、能無し審判の典型例とされる。ただし、アルゼンチン・スタンダード ではこの限りでない。


オーバーワーク・しょうこうぐん 【オーバーワーク症候群】
前途有望な若者が、クラブと代表の両方で酷使された結果として陥る、肉体的にバーンアウトしてしまう現象。清水エスパルスの市川選手が罹患してサポーターを驚かせた。選手をこのような病状に陥らせる主たる原因は、複数の年代別代表に同じ選手を重複して招集する協会にある。したがって、病原を根絶するためには、協会の中の病巣を切除しなければならない。
浦和レッズの小野、ガンバ大阪の稲本選手らにも同様の危険性があったが、小野選手が怪我によって休息を得る事ができたのは、今年の日本サッカー最大の皮肉な現象であった。


おとこ・だらけ 【男だらけ】
イランのサッカースタジアムの観客席の状況の事。10万人以上の男が詰め掛ける様は、日本人の目には異様に映る。日本のジュビロ磐田スタジアムは、これとは好対照を成すが、男だらけのアウエイスタジアムで勝利を掴んだのが他ならぬジュビロ磐田であった事は特筆できる。すなわち、ここから導き出される結論は、女だらけのスタジアムは男だらけのスタジアムより恐い、という事である。
ちなみに、編者は恐いのは嫌いである。やはり、凡人には『女だらけの水泳大会』あたりがお似合いなのであろう。




かいがい・しんしゅつ 【海外進出】
(1)[一般的解釈]移籍金を払えるスポンサーと一緒に海外のクラブに移籍する事。海外で技術を高めたい選手と、移籍金を経営の足しにしたいクラブと、日本でのグッズ売り上げ収入を期待する海外の中小規模クラブの利害が一致した時に発生する。『専属通訳』はまだしも、『レギュラー確約』『ホームではスタメン』という訳の分からない条件が付く事が多い。
(2)[狭   義]スポーツ新聞にとっては、日本人選手がイタリア・セリエAのクラブへ移籍する事。その他のリーグへのチャレンジは、事実上黙殺される。
(3)[広   義]上記に当てはまらない、無名の選手たちの果敢なチャレンジの総称。人々の話題に上る事はほとんどないが、ひとつひとつのチャレンジは、確実に日本のサッカーを強くする。


かい・ごろし 【飼い殺し】
親会社の豊富な資金力を背景とする潤沢なFW陣を持つクラブ(例:名古屋グランパス)が、かつての五輪代表のエースで、フランス代表からゴールを奪った事すらあるストライカー(例:小倉隆史)に、出場機会を与えず、かつ、多数のサッカーファンが活躍を待ち望んでいるのにも関わらず、移籍もさせない事。
この状況は改善の見込みである。


かいにん 【解任】
『不可解な解任、遅すぎる解任、今年も多数の首が飛んだJリーグですが、年明けには、おめでたい方のご懐妊なるでしょーか?』
(東海林レポーター風)


かしわのは・こうえん・そうごうきょうぎじょう 【柏の葉公園総合競技場】 略称:柏の葉(かしわのは)
柏レイソルの準ホームスタジアム。主要駅からの遠さ、交通機関の不便さ、場内のショボさなどで、柏レイソルおよび対戦チームのサポーターの一部に圧倒的不評を得ているスタジアム。あえて『一部』としたのは、派手な抗議行動とは裏腹に観客動員は上々、という矛盾を孕んでいるからである。様々な抗議の 横断幕 が張られ、結果として 横断幕規制 を呼ぶ事もある。クモ男を捕獲するための投網が常備されている。


かんがえていません 【考えていません】
『J2降格の危機ですが?』という質問に対する、浦和レッズの横山GMの発言。
『最高ですか?』の問いに対して『最低でーす』と答えるのと同じくらい的外れである。


かんこどり 【閑古鳥】
土曜日(希に水曜日)になると出現する鳥。雨が好き。主な生息地域は東京湾沿岸の臨海工業地域。北海道・東北地方や北関東ではそれほど見かけないものの、徐々に勢力範囲を広げている事が確認されている。なお、2000年には、埼玉県浦和市から周辺に向けて閑古鳥征伐隊が出動する事が予定されている。
閑古鳥の主要な研究者に、『ニセ経営委員』や『動員君』がいる。


ききあし・は・あたま 【利き足は頭】
(1)浦和レッズの新人FWの、入団発表記者会見における発言。
(2)主に足を使うサッカーという競技において、その適性を欠く事。


きょうか・いいんかい 【強化委員会】
指導したクラブを強くした事がない人たちを中心に構成される、強化の現場に対する圧力組織。強化委員は、自らの権限を強化するための組織作りは堪能だが、それ以上の事はしない。せいぜい、日本代表監督に新しい机を用意するぐらいのものである。


くみあわせ・ちゅうせん 【組み合わせ抽選】
複雑怪奇でだだっ広い会場に多数のゲストを迎えて恭しく執り行われる、つまらんイベント。ニセ巨人ファンが司会進行役を努め、ライカールトの名前に詰まる場合がある。日本と韓国の現役選手をドロワーとして招くが、その二人にアジアの抽選を任せるような無粋な真似は決してしない。伊達公子さんを放っておき寂しそうにさせる事はある。手荷物検査の緩さで、サポーターがいつも非人間的な扱いを受けているという事実を改めて教えてくれる事もある。
地理的状況を事前に考慮したり、抽選に用いるボールの温度を事前に変えておいたり、シード国のグループ分けを事前に決めておいたりして、要するに、事前にほとんど決まっているわけだが、組み合わせ抽選会の最後に『イングランド対ドイツ!』なんて言われれば、そんな事は誰も気にしなくなる仕組みである。


けいえい・いいんかい 【経営委員会】
クラブの経営の問題点をサポーターに知らしめ、企業とクラブとサポーターが一致団結して問題解決に当たるような事は、クラブと企業にとってはウザいだけであり、そのような事がないように、クラブをがっちりとサポートし、問題点を秘匿する組織の事。
なお、真剣ではあるが無責任なサポーターによる考察もどきは、ニセ経営委員会と呼ばれる。


げーと・ばた 【ゲート旗】
ヨーロッパのスタジアムのゴール裏でよく見られる、2本の棒で支える応援旗。ゲートフラッグと呼ぶ場合もある。横断幕 のメッセージ性と メッセージボード の身軽さを併せ持つものだが、ゴール裏にこれが林立した際のビジュアル的なカッコよさは、他の応援手段の追随を許さない。Jリーグでは、浦和レッズのサポーターが好んで用いる。[参考文献] URAWA BOYS sez SNAKE・SUPPORT PHOTO


け・も・はえそろって・ない・くせに 【毛も生え揃ってないくせに】
ニュースステーションにおける生出演時に、変声期を迎えていない事を暴露した鹿島アントラーズの某選手。その選手が途中出場の際に、(本当に毛が生え揃っていないかどうかも確かめていないのにも関わらず)相手チームのサポーターが発した下品な野次。
え? お前が言ったんだろうって? いや・・・あの・・・   ・・・はい・・・そうです・・・


こくりつ・そう・かしま・か 【国立総カシマ化】
ホームスタジアム改装のために、1stステージでは国立霞ヶ丘競技場をホームとした鹿島アントラーズの、動員キャッチフレーズ。アウエイサポーターにとっては嫌がらせとしか思えないカシマスタジアムの雰囲気が国立で再現されたらこりゃエラいこっちゃと思ったが、意欲満々のフレーズの割には2階席を非開放とするなどの堅実な運営で、結果は『50%カシマ化』程度であった。


こくりつ・レッドダービー 【国立レッドダービー】
国立霞ヶ丘競技場における、浦和レッズと鹿島アントラーズの対戦。浦和レッズのサポーターにとっての国立での鹿島戦は、過去2度に渡って雨中の激闘で優勝争いから脱落(延長PK負け・Vゴール負け)という『印象に残る負け』がある事、鹿島サポーターにとんでもない メッセージボード を掲げられた事があるといった理由で、特別の思いがある。'99年の国立レッドダービーは小野のFK一発で浦和レッズが勝ったが、そういう時に限って優勝争いとは何の関係もないのがレッズらしいといえばレッズらしい。
トップリーグにおける次回の国立レッドダービーは、早くとも西暦2001年になる予定。


コパ・アメリカ 【コパ・アメリカ】
英語風に言えば『アメリカ・カップ』。といってもヨットレースの事ではなく、アジアで言うところの『アジアカップ』の南米版であり、ワールドカップよりも古い歴史を誇る、世界最古の大陸選手権であるが、そこになぜ地球の裏側にあたる日本が呼ばれたのかは、さっぱりわからない。たぶん、協会も選手もサポーターもぜんぜんわかってなかったのかもしれない。結果として、『テストでいいじゃん』という割り切った意見から、『失礼にも程がある!』といういきり立った意見まで、議論が百出した。
なお、2敗1分の結果を『最低』とする向きもあるが、ワールドカップで取れなかった勝ち点を取った、というのが編者の見解。


ごりん・メダル・とる・シエ 【五輪メダル取るシエ】
五輪代表チームは、オリンピックでメダルを取るんだぞー、という意気込みをトルシエが語ったという、つまりその、『取る』と『トルシエ』をかけたギャグで・・・。スマン、サッカー呆痴 のネタだ・・・。




さいたま・けんえい・すたじあむ 【埼玉県営スタジアム】
横浜国際総合競技場 と比較される事が運命付けられている、埼玉県浦和市郊外の湿地を潰して建設中の、アジア最大のサッカー専用スタジアム。大騒ぎできるという観点からは最高の、アミューズメントスポットとしては最低のロケーションにある。少なくとも、99年末の時点で、1年半後にはここで賑わいがあるなどとは想像だにできない。ちなみに、編者の自宅はここから車で10分のところに位置している。
正式名称は未定。一般公募された名称案の中から、最終的には埼玉県知事が『彩の国サッカースタジアム』または『さきたまサッカー場』と決定する事が既定路線として決まっている。名称の発表は2000年3月を予定。
なお、浦和レッズの 二部落ち に伴い、使用料収入をアテ込んでいた埼玉県は真っ青になっているはずである。


サッカー・ほうち 【サッカー呆痴】
読売ジャイアンツ以外のスポーツの話題を苦手とするスポーツ新聞系のサイト。3日に一度は笑える誤記をしてくれる。ギャグが寒いを通り越して痛い。得意な表現は、人物名の後にビックリマークを付ける事。→(例:『名波! 泥ドロー』)


しあい・まえ・バトル・どうじょう 【試合前バトル道場】
背景バトル と並ぶ、今年のサポーターサイトのトレンド。サポーターの口喧嘩の場。FC東京のサポーターがネット上で提供している。浦和レッズ×JEF市原戦用に開設されたバトル道場は、サッカー呆痴インター熱闘として紹介されたものの、いつの間にか、バーチャルトークを楽しむ出会い系チャットと化した。[参考文献] FC東京中華思想・試合前バトル道場
なお、ここまであからさまではないものの、お互いのホームページ上で挑発し合う事もある。[参考文献] AZZURRA(『気になる話』参照)


ジーコ 【ジーコ】
(1)茨城県鹿島地方で崇め奉られているサッカー神。ご神体をベンチに置くと勝率が跳ね上がる。テクニカルエリアに出てきたり、試合後の記者会見に出席する事もある。
(2)鹿島アントラーズが用いるメンタルドーピング剤。その効能は精神面のみに限られているので、禁止薬物には指定されていない。しかし、依存性が非常に高いために、ジーコを用いないと戦えない選手が増えているという。


ジュビ・ギャル 【ジュビギャル】
選手を『ナナ・ハット・タカ・ガミ・マコ・おっくん・王子(謎)』等の愛称で呼び、写真を撮りたいという理由でスタンド最前列に陣取るために開門前から並び、試合そっちのけでオペラグラス(あるいは望遠レンズ付のカメラ)を覗き込み、あるいは三脚付きカメラをセットするために年間シートを購入し、結果的に入場料とグッズの両面でジュビロ磐田に貢献している。選手の愛称や『ジュビギャル』という言葉に象徴されるようにやたらと言葉を省略する(あとひと文字、ど〜して言えないかなぁ)、コーナーキックの際にフラッシュをバシャバシャ光らせる、試合前のゴール裏で化粧を直す、厚底ブーツで来場する等の生態も目撃されている。自らをジュビロサポーターと称しながら、他チームの選手にちょっかいを出して話をややこしくする事もある。特に、ガンバ大阪の練習場が草刈り場になっている。
そういった存在の象徴が『ジュビギャル』であるが、別にジュビロ磐田に限った話ではない。最近は『若鹿ギャル』もいるとか。


じゅん・にほんじん・チーム 【純日本人チーム】
高年俸を支払う一流外国人選手の人件費をカットする目的で、あるいは外国人選手が故障等で戦列を離脱した際に現実逃避をするために唱える念仏。国境のないスポーツたるサッカーで、やってる選手はともかく、観戦する側にとっては(代表以外では)意味のない純潔主義ではあるが、この言葉に『錦の御旗』的な感銘を受けるサッカーファンは意外と多いという事が判明した。
ただし、この言葉が受け入れられる背景として、『日本人選手だけでも充分に強く、かつ魅力的』という前提が必要なのは言うまでもない。事実、この念仏を唱えていたチームは、主力日本人選手が抜けた途端に『弱く、魅力のない』チームに成り下がり、節操なく外国人の補強に走って他チームサポーターの失笑を買った。


ジョイン 【join】(英語)
今年のJリーグのキャッチコピー。この『join』には、『サポーターとjoin』、『スタジアムとjoin』、『ホームタウンとjoin』、そして『世界とjoin』という願いが込められていた。
浦和レッズ・浦和市・レッズサポーター&ファンが『join賞』を受賞したが、クラブは全然joinしようとしてねーじゃねーか(怒)とか、J1とJ2をjoinって事じゃないの(悲)とか、つまり努力賞って事なのね(呆)とか、喧喧諤諤。


しょうか・じあい 【消化試合】
(1)Jリーグ1stステージにおいては、ジュビロ磐田以外の試合。
(2)Jリーグ2ndステージにおいては、ジュビロ磐田の試合。


スプリンクラー 【スプリンクラー】
ジュビロ磐田スタジアムにおける、話題性喚起のために仕組むアクシデント用の大道具。通常は、水を撒くために使用する。同様の効果を持つものとして、大宮公園サッカー場のナイター照明がある。


せいじ・てき・あぴーる・きんし 【政治的アピール禁止】
(1)選手の得点パフォーマンスを規制する事。『スポーツが政治的意味を帯びるのはいけないが、政治はスポーツに介入し得る』事を逆説的に認める事。・・・ストイコビッチ・ペトロビッチ・マスロバルらが見せたアピールに対して、このような規制をする事でしか対応できないとは寂しい話だ。
(2)横断幕規制 の一形態。政治的な人物を表立って批判してはいけない事になってはいるが、実名を出さなければ、公人批判をしても良いと考える学説が一般的である。


ソシオ・フリエスタ 【ソシオ・フリエスタ】
企業の支援のみに頼る事なく経営の自立性を高め、『一方的に与えられる娯楽』や『会社人の福利厚生』ではなく『地域が支え各人が参加するスポーツ』を模索しようという試み。実も蓋もない言い方をすると、サポーター自身が身銭を切って 横浜F.C. のパトロンとなり、クラブを金銭的にサポートする団体。旧フリエサポと新しいファンの間に色々とあるようだが、それもまた新たなスポーツとの関係を構築する上での挑戦である。[参考文献] Socio Fuliesta


そばめし 【そばめし】
神戸総合運動公園ユニバー記念競技場の売店で売られている、神戸長田地区限定(?)の軽食。仕込む数が少ないので、短時間で売り切れてしまい、一部では『幻のメニュー』とされている。




ださいたま 【ださいたま】
毎日インタラクティブのネットゴング『2002年ワールドカップ決勝開催地はどっちがいい?』的な設問に対して、横浜開催支持者に散見された、埼玉が相応しくない理由。埼玉県大宮市在住の編者にとって、埼玉が洗練されていないのは事実であるが、同時に、編者は横浜市緑区在住経験もあるので、横浜市にも洗練されているとは言い難い地域があるのを知っている。結論としては、これは戯れ言である。今なら『J1チームがないから』と言われればグゥの音も出ないのだが。
埼玉開催支持者の言い分は の項を参照の事。


たなぼた 【棚ボタ】
(1)FC東京の最も得意とする戦術。
(2)浦和レッズの最も苦手とする戦術。


たのしかった? 【楽しかった?】
コパ・アメリカ から帰国した日本代表・楢崎に対して、バカなリポーターが発したバカな質問。編者が楢崎ならぶん殴るところだが。


だれか・に・あわせて・くる・ぞ 【誰かに合わせてくるぞ】
開幕ダッシュに失敗した川崎フロンターレだが、ある出来事をキッカケに、連勝に次ぐ連勝でチームを波に乗せ、そのまま一気にJ1昇格。そのキッカケとは、自陣ゴール前での敵のセットプレーに対して『誰かに合わせてくるぞぉーっ!』という的確な指示をする事のできる育夫ちゃんの監督就任に他ならない。J1の舞台で彼の甲高い声が聞かれないのは誠に残念である。


チーム・の・きき・などは・こうりょ・して・いられない 【チームの危機などは考慮していられない】
故障明けの浦和レッズ・小野の五輪代表招集に関する、強化委員会の大仁の公式発言。
代表とクラブは持ちつ持たれつの関係であるはずだが、こういう事を言うからクラブに総スカンを食らうのである。選手は日本サッカー界の宝である、選手に給料を払っているのはクラブでありクラブのサポーターである、という認識を持たない者には、代表招集に関わって頂きたくない。次は誰を オーバーワーク症候群 にするつもりなのか?どこまでクラブを軽視した発言をすれば気が済むのか?


ちえん・こうい 【遅延行為】
日本人選手が苦手とされてきた、時間を費やすためのズル。痛くもないのに痛がったり(これは、倒れながら水を補給し、起き上がると元気に走り出す事で判別できる)、コーナーキックの際にボールを5センチずらして置いたりする事。警告をもらっている選手はやらない方がよい。
勝ちグセがついていない世代の選手は、しばしば負けてる試合でもこれをやってしまう。


チャンピオンシップ 【チャンピオンシップ】
(1)年間チャンピオンをPK戦で決める事。清水エスパルスの栄誉に泥を塗る制度。
(2)と、バッサリ切り捨てる予定であったが、その清水を称える中山雅史の発言を聞いて、やっぱりこいつは尊敬に値する奴だと改めて思った次第。そう、制度を憎んで磐田を憎まず、という寛容な精神が肝要である。そんなわけで・・・
1stステージ&チャンピオンシップの勝利おめでとう! ジュビロ磐田!
(全然毒を中和してないか?・・・)


てき・や・ルック 【テキ屋ルック】
今季限りで勇退するジュビロ磐田の桑原監督が提唱するカジュアル・ファッション。基本はペナペナのジャケット、白の丸首または赤のVネックのシャツ(薄手)、ジャースラ、白いソックスなどで構成される。ズボンに手を突っ込みながら、失点直後にニッコリと微笑めば完璧である。また、目に見えない部分のおしゃれとして、丸首シャツの下には襟ぐりの大きな白のランニングシャツが必須アイテムである。シャツの上から腹巻きを着用してはいけない。また、その外見から、選手に削りを命じていると想像するのは下衆の勘繰りである。
なお、パチンコ屋の景品やディノスの通信販売カタログに見た目だけは似た物があるが、それらはテキ屋ルックの模倣品でしかない。


でんせつ 【伝説】
横浜フリューゲルスが、その姿を消す直前に成し遂げた『天皇杯優勝』の偉業の事。勇者ロトの子孫が再び伝説を作り上げたように、横浜F.C. が伝説の第二章を担う事になる。


トルシエ・ひはん 【トルシエ批判】
バラエティ番組でのつまらんトークを得意とする日本代表選手が、公の電波上で『トルシエのサッカーは約束事が多くてつまらない』等の戯れ言をぶちかます事。または、日本代表が負けた時の、選手にとっての最も有効な言い訳。サッカーファンやサポーターによる批判とは全く性格を異にするもの。そんなにつまらないなら呼ばれても辞退しろ、バカ野郎。などと言ってはいけない。


トルシエ・マジック 【トルシエマジック】
大胆かつ理に適った選手交代を理解できないスポーツ新聞による造語。もちろん、そんなものはマジックでも何でもない。実際のところは、選手にチューをして愛の魔法をかける事・・・ではなく、組み合わせ抽選でタイ&カザフスタンを引き寄せる事。




ないそく・そくふく・じんたい・だんれつ 【内側側副靭帯断裂】
ノストラダムスが『7の月、恐怖の大王が舞い下りる』と予言していた事。実際には恐怖の大王が直接手を下したわけではなく、実行犯はチンケな フィリピンの19番 であった。なお、これにより世界が滅亡したわけではなく、被害は 浦和炎上 にとどまった模様。


なかた・ひでとし・きえうせ・る 【中田英寿消え失せる】
コッパ・イタリアで、ペルージャの対戦相手であるテルナーナのサポーターが掲げた達筆の日本語横断幕。『ろ』と『る』を間違えているあたりがポイント。'99年の横断幕大賞受賞作品。中田が、既にペルージャの象徴的プレイヤーであると認められた事の証。


ながれ・が・わる・かった 【流れが悪かった】
浦和レッズの1stステージにおける成績不振の原因。先制点を取られたり、先制点を取っても逆転されたり、負けたりした場合に使用する。(同義語)雨でピッチコンディションが悪かった:芝の状態が悪かった:風向きが悪かった


ななまん・にん・そうけっき・たいかい 【七万人総決起大会】
FIFAによる正式決定もなされていないのに、2002年W杯決勝戦の横浜開催決定を祝して 横浜国際総合競技場 で開催された集会。メインスタンド1階に7万人を押し込めて行われた。


ななみ・ひろし 【名波浩】(人名)
(1)ほとんどの男性にはどこがカッコイイのかわからないが、ナナギャルには水を飲む姿ですらカッコイイと思われているベネチアのMF。『僕に足りないものがイタリアという国にあると思うので、それを見つけにいきたい』との名言で、世の中の普通の男性を凍らせたものの、公の場で『どこがカッコイイの?』と発言すると、『ふん。あなた、ナナの良さが分からないようじゃ、女性にもてないでしょ』などと言われるのがオチなので、うかつに『ただのモヤシっこじゃん』などと言ってはいけない。
(2)が、イタリア人にとっては、やはりただの目の細い東洋人にしか見えないらしい。ゴンドラにでも乗せておけば日本のファンは喜ぶだろうと思われているフシがある。[参考文献] NANAMI MANIA(A.C.VENETIA)
(3)上手いMF。という事に、編者の妻は今年初めて気がつきました。今までは、単なる中盤の地味な人だと思っていたらしい・・・。名波の良さが分からない女性のダンナである編者は、やはり女性にもてない、という理論が成立するのだろうか?


なにも・やっていない・と・サポーターに・おもわれても・こまる・し
【何もやっていないとサポーターに思われても困るし】
浦和レッズが9月中旬に緊急補強に乗り出した理由。浦和レッズの中川大社長様のご発言。


にとうへい・カット 【二等兵カット】
ジュビロ磐田・高原選手のヘアスタイル。またの名を『坊主頭』。ちなみに、編者の息子も二等兵カットである。
似たヘアスタイルに、ガンバ大阪の稲本選手をモデルにした『初年兵カット』、名古屋グランパスの呂比須ワグナー選手をモデルにした『修行僧カット』等があるが、ヘアスタイルそのものに本質的な差があるわけではなく、単に素材の問題である。


にぶ・おち 【二部落ち】
(1)J1からJ2に降格する事。年間の総合勝ち点で15位以下のクラブは自動的に降格する。
(2)J2クラブのサポーターが『J2も甘くないよ』と降格クラブのサポーターに対して強がる事ができる制度。
(3)『この世の終わり』という意味で使われる事があるが、それは明らかな誤用である。


にほん・の・ゴール・がみた〜い〜♪ 【日本のゴールが見た〜い〜♪】(サポートソング)
あちこちの掲示板で嫌悪感が表明されているにもかかわらず、10点取った後でも、リードしたロスタイムでも、小野が削られても、日本代表の試合では常に歌われる、サポートソングに見せかけた、実はデュエットソング。歌詞は以下のとおり。
          
日本のゴールが見た〜い〜**見た〜い〜**見た〜い〜**日本のゴールが見た〜い〜ラララララララ〜
*********(見たい!)(見たい!)(見たい!)**************(わっしょいわっしょい!)
          
(見たい!)で飛び跳ね、(わっしょいわっしょい!)で腕を頭上で左右にゆらゆらさせるところが振り付けのポイントか。これが歌われると、場内の声のトーンが一変する。編者は恥ずかしくなり、編者の妻は舌打ちする。




はいけい・バトル 【背景バトル】
ホームページの背景を賭けて、敵対するチームのサポーター・サイトと争う事。賭けの対象は試合結果なので、エラく他力本願である。争いに敗れた場合は、ホームページの背景を相手チームのカラーやフラッグ画像等で染めなくてはならず、当然ながら、屈辱的である。このサイトが純然たるレッズサポートサイトでなくてよかった・・・。


はじ 【恥】
毎日インタラクティブのネットゴング『2002年ワールドカップ決勝開催地はどっちがいい?』的な設問に対して、埼玉開催支持者に散見された、横浜が相応しくない理由。横浜で決勝戦をやるなんて世界中に恥を晒しているようなもんだ、という事らしいが、その地域のサッカーに対する熱意と決勝戦開催地は理論的にまったくリンクしないし、する必要もない。結論としては、これは誇大妄想である。
横浜開催支持者の言い分は ださいたま の項を参照の事。


はつえんとう 【発煙筒】
(1)物事の本質を理解していない人に対して、身をもって真実を知らしめるための道具。
具体的には、『発煙筒は火は出ないから危険じゃないじゃん? 出るのは煙だけじゃん? 火が出るんだったら発<炎>筒じゃん?』と思っている人に向けて使用してあげる事により、発煙筒は炎を発する事、何の前触れもなくいきなり後ろの奴が振り回し出したら確実に恐怖を覚え、場合によっては火傷を負う事を理解してもらう事が出来る。
※良い子のみんなは人に向かって使用しちゃだめだぞ! 約束だぞ!
(2)11月17日の浦和レッズ×JEF市原戦では、浦和サポーターが大量の発煙筒を使用したが、いつもは子細な事で『フーリガン暴走』扱いをするマスコミが、この試合に限っては、発煙筒を決戦ムードの象徴のように報じた。つまり、マスコミにとっては、絶対的な善悪よりも、記事や見出しに合致する雰囲気こそが大事なのだ。


バロン・ドール 【バロン・ドール】
(1)JEF市原の選手をモデルにしたフィギュア。(←嘘)
(2)フランス語の Ballon d`or。直訳すると『金玉』(←本当)


ピー・ケー・せん 【PK戦】 ([ペナルティ・キック合戦]の略)
トーナメントにおける勝者を決定するために便宜上行われる制度。
'99年からリーグ戦では廃止されているが、リーグ戦の集大成であるはずのチャンピオンシップでいきなり復活。しかもしかも、それは『1試合の決着を付けるため』ではなく、『年間のリーグ戦240試合+チャンピオンシップ2試合の総決算』としての、『試合から独立した』PK戦であったために、日本中を納得行かない人だらけにする事となった。


ひきわけ・せいど 【引き分け制度】
'99年からJリーグに採用された新制度。同点で試合が終了した場合は、両チームに勝ち点1が与えられる。すなわち、これはリーグ戦におけるPK戦の廃止を伴うものであり、世界標準と比較すれば一歩前進ではあるが、延長Vゴール制度の前に、弱者には弱者なりの戦略・戦術の適用を可能とするという本来の機能を充分には果たせていない。


ファイブ・ファイナルズ 【five finals】(英語)
『残り5試合は決勝戦』という意味。通常は、決勝戦に負けても準優勝という栄誉が残るが、この世界では、即 二部落ち を意味する。


フィリピン・の・19・ばん 【フィリピンの19番】
(1)恐怖の大王の手下。
(2)藁人形に五寸釘を打ち込む際に唱える呪文。
『・・・「フィリピンの19番!」・・・カーン・・・「フィリピンの19番!」・・・カーン・・・』と、使う。


フラット・スリー 【フラット3】
普段はロックバンドとして活躍している、ミヤモ・コージ・ボンバーの3人組。ひとたび腕時計型通信機で司令を受けると瞬時に青いコスチュームに着替え、ミヤモの『ら〜りほ〜』の掛け声でラインをコントロールしオフサイドを取る。
♪日本のためならエンヤトットドッコイショ・・・って、誰かツッコんでくれ!


ヘア・ヌード 【ヘア・ヌード】
オーストラリア女子代表チームの面々が、強化資金を稼ぐために自らヌードになり、カレンダーとして発売。写真の中には、いわゆるヘア・ヌードも含まれる。日刊スポーツでは、後藤新弥氏が『ヘアヌード見たい!』と題するコラムを発表。後藤氏曰く、『経緯を考えるとスケベな気持ちで見る気にはならないが、手元に来たら、やっぱりスケベな目で見るに違いない』との事である。正直者だ。


ペット・ボトル 【PETボトル】
(1)PETボトルは、不可解な判定をした審判に対する最も紳士的な異議申し立てツールである
(2)PETボトルは、押せ押せのチームに対する最も効果的な攻撃リズム継続ツールである
(3)PETボトルは、不甲斐ない応援しか出来ないサポーターに対する最も協力なモチベーション向上ツールである
という主張のもとにグラウンドに投げ込むもの。
当然ながら、そのPETボトルには、住所・氏名・年齢・職業・電話番号が明記されている。


ホーム・いてん 【ホーム移転】
東京都(という言い方で正確か?)をホームにしていたクラブが、Jリーグ開幕と同時に川崎市をホームタウンとしたものの、単なる一時的なJリーグブームを全国的な人気と勘違いし地元を軽視、メシのたねである観客動員が奮わないために選手の人件費を大幅に削減するも、全国ネットのTV中継や全国組織のファンクラブというおかしな方向に走った挙句、ホームタウンからもそっぽを向かれ、もとのホームである東京に逃げ帰る事。
悪いのはクラブか、ファンか、自治体か、それともサッカーを弄んだナベツネの責任か…。


ホーム・タウン・ディシジョン 【ホームタウン・ディシジョン】
審判が、ホームチームに有利な判定をする事。日本では、これまでホームタウンディシジョンが話題になった事はない。それどころか、ホームに厳しい判定も珍しくはない。それは、日本のスタジアム(というより、Jクラブがある各地域)が均質化している事、日本が安全な国である事(欧州では、ヘタな笛を吹くと身が脅かされかねないと言われている)、審判の妙な律義さ等が理由であると思われる。
J1残留争いとして日本中のサッカーファンの注目を浴びた浦和レッズ×JEF市原戦が、Jで初めてホームタウンディシジョンを実現させた試合とも言われているが、主審のナザリー氏にはそんな感覚はなかっただろう。なぜなら彼は、市原サポーターも乗っている京浜東北線で帰宅の途についたからである。すなわちこれは、Jリーグには危機管理という概念がない事の証明でしかない。


ほたる・の・ひかり 【蛍の光】
相手チームの選手が退場した時に歌われる、編者が知る限りJリーグで最も『すっげぇヤな奴』な応援。これを聞くと編者は無性に腹が立つが、チャンピオンシップでは、これが高らかに歌われた直後に同点の直接FKを決められ、編者は多いに溜飲を下げた。


ボンバー・ヘッド 【ボンバーヘッド】
男前の風貌と凄いヘアスタイル、異色の経歴を持つヴェルディ川崎の新人CB。今年のJリーグの最大の発見。五輪代表のレギュラーを確保し、アジア予選レベルでは無敵である事を見せつけたのみならず、イラン戦ではA代表に抜擢された。ロングボールに競り合い、彼が勝つと、場内から『ぉお〜っ』という溜息が出る。日本全国の『なかざわさん』の誇り。




マン・ジェー 【マンJ】
(たぶん)『マンデー・Jリーグ』の略。月曜日の『ニュースステーション』(テレビ朝日系列)のスポーツコーナー内で、土曜日開催のJ1のみならず、日曜日開催のJ2もゴールシーンの映像付きで報じた。J2ファンにとっては、日曜日深夜の『速報J2』(NHK-BS)よりも百倍有り難かったのではないかと推察される。来年も継続する事を個人的に切望。ただし、『ど〜〜〜なったジェイチュッ』というキメの台詞だけは勘弁して欲しい。


まんびき 【万引き】
シドニー五輪最終予選で、カザフスタン代表がベストメンバーを組めなかった理由。その余波で、来日時の秋葉原巡りは中止になった。それにしても、東京での対日本戦では当の本人が出場していたが、宿舎を抜け出して彼女とメシを食っただけで代表から外されるどこかの国とは大違いである。


むらかみ・りゅう 【村上龍】
中田英寿と仲が良いという事以外に日本のサッカーと全く関わりのない人物。普段は徹底的に日本を卑下する事で知られている。従って、彼がJリーグでの出来事について何か語ったとしても、所詮無関係な奴の戯言であるからして、怒りを覚える必要すらない。


めおと・サポーター・ふんせんき 【めおとサポーター奮戦記】
マンションの借金と子供の養育費に打ちのめされながらも、なんとかスタジアムに行き浦和レッズをサポートしようとするサッカーファンの夫婦の頑張りの事。夫が『神戸に行かなきゃ・・・』などと口走り始めたら、『奮戦』が『貧戦』になる危険信号。病院で点滴を受けながら『明日、駒場に行ってもいいかな?』などと看護婦のナラオカ嬢(仮名)に訊ねたりするようになったりしたら、事態はより一層深刻になった証である。妻から三行半を突き付けられるのも間近。既婚の読者諸兄におかれては、注意すべし。


メッセージ・ボード 【メッセージボード】
日本五輪代表の試合をテレビで見ていた編者の義理の母が、『○○君、だ〜いすき』と書かれたメッセージボードをTV画面の中に見つけたらしい。つまり、ギャルサポにとっては、そのように使うものである。


もりわき・しょうぞう・さん(19) 【森脇昌三さん(19)】
五輪最終予選のタイ戦の際に、スポーツバーで酒を飲みながら観戦していた事を サッカー呆痴 に報じられたいちサポーター。
お酒はハタチになってから。




やな〜ぎさ〜わ♪ 【やな〜ぎさ〜わ♪】(サポートソング)
(1)柳沢がゴールした時に歌われる。
(2)柳沢がシュートを外した時に歌われる。
(3)柳沢がシュートを躊躇した時に歌われる。
(4)柳沢が試合に出ている時はいつも歌われる。
・・・というのは代表戦の話であって、カシマスタジアムでは 応援拒否 に会っているらしい。梨花 の呪いであろう。


よこはま・エフ・シー 【横浜F.C.】
ソシオ・フリエスタ と、先見の明があるスポンサー企業に支えられている横浜市民のチーム。メンバーはJ経験者で固められ、当たり前のようにJFLで優勝。来季はJFL正会員となり、三ッ沢を正規のホームスタジアムとして、いよいよJ2入りを賭けて戦う事になる。


よこはま・こくさい・そうごうきょうぎじょう 【横浜国際総合競技場】
Kiroroのコンサートや風船飛ばし、人文字作成、お楽しみ抽選会、市長の挨拶等の目的で使用される7万席のイベント会場。2002年に開催される世界的イベントでは、隣の医療・福祉施設を巻き込んでの大盛り上がりが約束されている。なお、そのイベントの前に座席が傷むのを恐れてか、時折行われるサッカー日本代表の試合開催時以外は1〜3万席程度しか開放していない。


よぼう・ちゅうしゃ 【予防注射】
ナイジェリアに渡航する際に、普通の日本人には絶対に不可欠なもの。しかし、トルシエにかかると、これも『そんなものなくても大丈夫だ』となる。いくら日本人の日本人らしいところを突き壊そうといっても、それはあまりにも無茶だ。予防注射がキッカケで解任の気運が高まる日本代表監督は、後にも先にもトルシエだけであろう。


4−5−2 【4-5-2】
おそらく、フットボール史上最強の布陣。発案者は、サッカー呆痴
  FW  FW
 MF 名波 MF
  MF MF
DF DF DF DF
   GK       こんな感じか。




りんか 【梨花】
今どき珍しい、有名スポーツ選手との関係で売名行為を図る三流タレント。日本サッカーの将来を揺るがせるほどの強力な一流さげまん。某野次る掲示板(←そのまんまやん)では『淋渦』とも呼ばれる。


ルドールフ 【ルドールフ】
ルドールフとは 俺の事かと セードルフ言い (字余り)
これまた話題(笑い?)の宝庫 サッカー呆痴 より。なんか腹が立ってきた。


0.5てん 【0.5点】
解説の松木安太郎氏が全国に向けて力強く言い放った寒いギャグに対する、実況担当の山本浩アナの採点。五輪最終予選の日本×タイ戦実況中継(NHK-BS)にて。


ロボ 【ロボ】
浦和レッズが今季からCBとして採用した、三菱重工業製のヒューマノイド型ロボット。自チームの同一ポジションの選手にクリアボールをぶつけるなどの人間臭い行動を取ったり、試合中にオイルを鼻から漏らしてみたり、予防注射 をしないと病気に罹るといったカムフラージュをしている。日本国内での製造なので、外国人枠や国籍条項には引っかからないが、海外遠征はココム違反になる可能性はある。


ロメオ・フランシス・パランパン 【ロメオ・フランシス・パランパン】(人名)
♪ひとつ人より太り気味ぃ〜 ふたつフィリピンあとにしてぇ〜
ア〜ウエ〜の〜東京でぇ〜腕試しぃ〜
みっつ未来のA代表ぉ〜 パンちゃんあっぱれ人気者ぉ〜
変、変、へ〜んだ〜ぞぉ〜ぃ! そのロン〜毛ぇ〜

♪よっつよくよくストレッチ〜 いつついつでもストレッチ〜
鍛え抜けぬぅ〜けぇ〜ゴールキ〜ぃックぅ〜
むっつムシャクシャする時はぁ〜 パンちゃんコラ〜っと人のせ〜い〜
変、変、へ〜んだ〜ぞぉ〜ぃ! そのロン〜毛ぇ〜


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ワールド・カップ 【ワールドカップ】
ジャニーズのアトラクションや、ひらひらの扇子をうち振るう事で盛り上がるスポーツイベント。会場内の98%は女性客。お茶の間のTVには、(以前は赤坂なんたらだったが)ジャニーズが再三登場する・・・。
以上はバレーボールのワールドカップの事だが、五輪代表戦での雰囲気を鑑みるに、2002年のサッカー・ワールドカップが、例えば浜崎あゆみが国歌斉唱したり、モーニング娘。が放送席で騒がないという保証は何処にもない。


ワールド・カップ・ボイコット 【ワールドカップ・ボイコット】
(1)アジアなんて全然弱いじゃん?だから4カ国も出場すれば充分じゃん?というFIFAの考えに逆ギレしてAFCがとった行動。
(2)できもしない事を恫喝のネタにしたものの、それを見透かされ、結局はゴメンナサイをする事。勝ち目のない喧嘩。


ワールド・ユース 【ワールドユース】
とにかくヨーロッパが一番だと考えている人にとっては、例え日本がどれほどの好成績を挙げようともケチを付ける事のできる大会。
(同義語)オリンピック


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