GM
かく語りき

■浦和レッズ大討論会より■

当ページは、2001年12月31日23時からテレビ埼玉で放映された『浦和レッズ大討論会』での、森GMの発言(ビデオ出演)をテキストに起こしたものです。文責はすべて筆者にあります。
大討論会の全体の流れは浦和レッズ大討論会「実況道場」(浦議)でどうぞ。

■戦術的な共通理解をベースとした、強固なチームワークを (番組開始後52分〜の発言より)

シーズンのレッズの皆さん方が、ずっと努力してこられた事を色々お聞きして、チームの状況をお聞きして、現状どうか、と。どういう課題があるか、と。そんな事を色々お聞きした上でですね、どういうところをまず改善していかなきゃいけないかとか、あるいはどういうところをより伸ばしていかなきゃいけないかとか、そういう観点から考えまして、皆さんの意見を色々集約しますとですね、来シーズン、もうひとつベーシカルな部分、ベーシカルな部分というのは技術的な問題も体力的な問題もありますし、あるいは戦術的な問題もあります。そういったものを全部含めてですね、一から全員が共通理解のできる、グラウンドに立ってプレーをする選手達が意図の合うプレーがだんだん多くなって行くというかですね、そういう意味の共通理解のあるタクティックであり、あるいは、チームとして戦う上で大事なのは、やっぱりチームワークという事。みんなが本当に勝利に向かって、気持ちが一つになって戦っている、と。そういうチームが非常にいいわけで、そういった観点からですね、まず、戦術的にはですね、もっともっと、パスが一つ繋がる事に関してもですね、それにみんなが同じ意図で反応できるような、あるいはそれが今度はチームとしての攻撃・守備の一つの組織として機能するような、そういうチームをつくり、そして当然の事ですけれども、結果を、勝利という結果をね、手に入れるという事が、目指すところなんですよね。

■心技体の向上を図りながら、今のレッズの形を構築する (番組開始後1時間50分〜の発言より)

ッカーの選手がグラウンドで見せるパフォーマンスっていうのは、幾つかの要素があると思います。技術的な素晴らしい、ミスのない、技術を発揮できるという事。あるいは90分間戦い抜けるフィジカル面、スタミナの面、そういった面の強さとか、競り合いの強さとか、そういった事。それと、戦術的に言えばですね、チームとしての守備の組織、どんな相手が来てもきちっと動揺しないで守れる組織を作るとか、それから攻撃に関しても、自分たちの攻撃の形って言うものを、点を獲る形、シュートチャンスを作る形、そういったものをしっかりと積み上げて行くという事がですね、今いるうちの選手の持ち味を発揮してですね、それを充分に発揮させて今のレッズの形を作っていくって言うんですかね、そういう事が非常に大事なわけで。あとまあメンタルの面ではですね、一つは、平たく言えば最後まで戦い抜くとかね、勝利をあきらめずに戦い抜く、そういったいわゆる根性というかですね、そういう部分と、もう一つはモラルとかマナーという一面ですね。勝つために何をやってもいいからとにかく勝ちゃあいいんだ、という考え方だけではなくて、やはりルールはしっかり守って、モラル・マナーをしっかり踏まえた上で戦うというね、そういった精神的な部分では、そういう両面が必要だろうと思いますし、そういうものを目指していきたいし、そういう事をやってくれるのがオフト監督であろう、と。

■今のレッズに必要な監督は? その人選の結果がオフト (番組開始後2時間15分〜の発言より)

直言って、監督を誰にするのが今のレッズにとって一番いいかという事で、ヨーロッパの人を選ぼうとかですね、南米の人を選ぼうとかですね、そういうアプローチをしたわけではなくて、今のレッズにとって、どういう人がいいかなという事をずっと絞り込んで行ってですね、最終的にオフト監督になったと。正直言って、選手が、外人選手、ブラジルの選手3名います。そういう意味では、ブラジルの監督の方がですね、いろんな意味で、コミュニケーションも含めて非常にいいんではないかという考え方も一面ではあります。そういう部分では、私自身も国籍にこだわらず、ヨーロッパ南米にこだわらず、今のレッズにとってどういう人がいいか、最終的にブラジルの素晴らしい指導者も候補の中にいましたし、正直言って少しこう、ちょっと最後少し悩んだのも事実なんですけど、最終的に、2年3年という中期的な観点も踏まえながら、それからオフトという人は日本で長い間Jのクラブチームを、あるいは代表の監督というふうな経歴もあって日本をよく知っている。日本の選手のパーソナリティもよく知っている、そういう部分もありますんで、馴染みやすいって言いますかね。本人ももちろん日本には違和感はないし、それから日本の選手も、オフト監督と早い時間でですね、コミュニケーションが取り易いというふうな部分のメリットも考え合わせて最終的にオフト監督にこの仕事を任せたいという結論に至ったわけですね。

■シーズン前半で戦力の見極め 移籍による補強はその後 (番組開始後2時間36分〜の発言より)

日、オフトと色々、新しく来シーズンに向けたチーム編成、選手構想を持って、色々話をしてきました。そういう中でですね、シーズンスタート前に、じゃあこういう補強をしようという事は現時点では考えてないです、正直言って。3月始まって、4月、それから5月の中旬ぐらいまでナビスコ杯、そこまでとにかく若い選手、今度だいぶ特に大学からですね、5名ぐらいの有望な選手をとってるという事で、やはりとにかく鍛えよう、と。で、その時点でですね、今本当にどういうポジションなりどういう選手が必要か、というニーズが明確になったところでですね、補強っていう事は考えたいと思っています。ただ、そういう中でこう、例えばですね、代表選手でですよ? 日本の代表選手で、あぁこの選手獲れたら必ずプラスになるな、とかですね、そういうのが、年が明けて、他のチームも色々契約の問題で色々交渉してる中で、そういう選手が出てくればですね、あるいはそういう選手を獲る可能性はありますけれども、どうかなー?どうかなー?っていう感じの判断で、まぁこれよりこっちがいいかなー?どうかなー?ぐらいでは、獲る気はないです。

■いいプレーには拍手を やる気の見えないプレーには叱正を (番組最後の発言より)

ッズのサポーターっていうのは、ホントにあの、日本一のサポーターというふうに言われてますように、人数も凄いし、それから統制の取れた応援って言いますかね、そういうものも素晴らしいし、そういった意味で日本一のサポーターと言われています。私たちチームの方もですね、そういう期待に応えられるようなチーム作りっていう事をして行きたいと思っていますし、応援にも、いいプレーにワーッと、こう拍手を頂くとかですね、そういうものと、本当になんて言うか『そんなプレーは、お前やる気あんのか!?』みたいなね、そんなプレーがあったらホントに逆にウーッつって、こう叱正をしてもらう。これは私たちにとっても大事な事だと思いますんで。期待に応えられるように頑張りたいと思いますんで、来シーズンも、熱い応援をよろしくお願いしたいと思います。

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