アイススレッジホッケーとは

アイススレッジホッケーの試合風景(東京大会2000より)

アイススレッジホッケー競技は、下肢障害があってもアイスホッケー競技ができるよう、競技規定の一部を変更したスポーツである。アイスホッケー競技者が氷上で着用するスケート靴にかわり、専用のそり(=スレッジ)を用いて氷上を移動できるようにしている。北欧が発祥とされており、1994年の冬季パラリンピック競技大会より公式競技として採用されている。また冬季パラリンピックにおける現在唯一の団体競技である。日本国内では1998年に長野パラリンピック開催決定を機に、1993年から各国選手を招き積極的な技術交流を行うなど競技の普及・発展に力を入れてきた。

アイスホッケー競技との違いは前述のスレッジの他、スティックにも独自の工夫がなされている。アイスホッケー競技では1本のスティックを用いるが、スレッジホッケー競技では2本のスティックを用いる。これはパック操作はもちろんのこと、上半身の力だけで滑走をするためである。スティック先端にとりつけられたブレードでパックを操作し、末端取り付けられたアイスピックで氷面をかき、摩擦抵抗を利用して滑走する。着座席については以前は平面タイプが主流であるが、日本チームがチェアスキー競技に用いられるバケットシートを改良してフレームに取り付けて以降、バケットタイプが主流となっている。現在では選手別に型取りされ個々人の状態にあったフルオーダータイプが使用されている。この他多少の違いは見られるが、防具類やユニフォーム、パック、ゴールのサイズなどはすべてアイスホッケー競技に準じている。

アイススレッジホッケーは現在カナダ、ノルウェー、スウェーデンが三強といわれ、長野パラ、2000年3月の世界選手権(米・ソルトレークシティ)でもその強さを如何なく発揮している。日本チームは長野パラで5位、世界選手権では4位と着実にレベルアップを果たし、2002年3月のソルトレークシティパラではメダル獲得も期待されている。

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