カーリングのルール(未改訂)


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(社)日本カーリング協会競技規則
(社)日本カーリング協会競技規則を次の通り定める。 (2003.6)
第1条 定義/第2条 適用/第3条 リンク/第4条 ストーン/第5条 チーム/第6条 スキップ/第7条 競技者の位置/第8条 投球/第9条 スウィーピング/第10条 動いているストーンに接触した場合/ 第11条 静止しているストーンを動かした場合/第12条 スコア/第13条 審判/第14条 審判長/第15条 一般事項/第16条 ドーピング/第17条 喫煙/第18条 野次または不快な言動/第19条 ウォームアップ時間/第20条 試合の延期/ 第21条 競技方法/第22条 試合時間の計時/
第1条 定 義

この競技規則、審判の判定、および世界カーリング連盟とその役員の公式文書では、
1.「競技大会」とは、勝利チームを決めるために、複数のチームによって行われる一連の決勝までの試合をさす。
2.「エンド」とは、相対する2つのチームが、各8個のストーンを交互に投げ、スコアを決めるゲームの区切りをさす。
3.1チーム5人登録されている場合は、5人とも同じ権利を有し、規則に従う限りスキップまたはコーチの指示で、いつ出場してもよい。
4.「連盟」とは、世界カーリング連盟をさす。
5.「競技」とは、勝利チームを決めるために、2チームによって行われる試合をさす。
6.「ハウス」とは、リンクの両端にある外円の内域をさす。
7.「マッチ」とは、両サイド各2チーム以上のチームが、同数の相手チームとその得点数、あるいはゲーム数の合計により、勝利チームを決める試合をさす。
8.「リンク」とは、第3条に従い、表示された氷域をさす。

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第2条 適 用

この規則は、(社)日本カーリング協会に属する団体がかかわる競技大会に適用する。

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第3条 リ ン ク

1.可能な限り、別図に定めた規定に従ってリンクをアイスに書き込む。状況によっては、WCFの許可を得て国際規格のアイスシートの幅を4.75m(15フィート7インチ)から4.42m(14フィート6インチ)に減らしても良い。
2.世界カーリング連盟が認めた型と大きさの2個のゴム製のハックを使用する。ハックは、内側がセンターラインから7.62 cm(3インチ)の位置のフットライン上に対称に置く。ハックの長さは、20.32 cm(8インチ)以上にならないこと。ハックのゴムは、木やその他の台にしっかりと取り付け、出来ればアイスの中に埋め込む。ただし、その深さは、 5.08 cm(2インチ)を越えてはならない。
3.センターラインとバックラインが交差するところで、バックラインの外側の縁と12フット円の外側の縁が一致すること。
【注釈】円の外側とバックラインの外側のマーキングは、一つに重なること。競技大会に先立って、全てのシートのマークが正しいかどうかチェックすること。最も外側の円のマーキングは、6フット測定器と正確に一致していなければならない。もしそうなっていない場合には、第1試合の前に、全てのチームにそのくい違いについて知らせること。

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第4条 ス ト ー ン

1.カーリング・ストーンは、円形でなければならない。
2.ストーンは、ハンドルとボルトを含め、重さが19.96 kg(44ポンド)、円周が91.44 cm(36インチ)を越えてはならない。高さは、11.43 cm(4.5インチ)を下まわってはならない。
3.ストーンがプレー中に割れた場合、代替のストーンは一番大きい岩片が静止した場所に置く。そのエンドとその試合は、その代替のストーンを終了するまで使用する。
4.途中でころがったストーンが、横転もしくは反転した状態で静止した場合は、ただちにプレーからはずす。
5.ストーンのハンドルが投球中にはずれた場合、投球側チームが希望すれば、投球者はやり直すことが出来る。
【注釈】 ハンドルは、完全にストーンから離れた状態でなければならない。
6.ストーンが、遠い側のホッグラインを越えない場合は、ただちにプレーからはずす。ただし、そのストーンが、インプレーの他のストーンに当たった場合はそのまま続ける。
7.バックラインを明らかに越えて静止したストーンは、ただちにプレーからはずす。
8.競技中(デリバリーされた、あるいはヒットされた)ストーンが、隣接するシートと区分する横板に当たったり、ラインに触れたりした瞬間、そのストーンはプレーからはずす。
9.いかなるストーンも、そのエンドのラストストーンが静止するまで、測定器で測ってはならない。ただし、スキップの要請により、そのストーンがインプレーかどうか、審判員が決める時はその限りでない。
【注釈】 もし、ハウスの中のストーンの位置により、6フット測定器の使用が不可能で、6時の位置(センターラインとバックラインが交差する位置)でストーンがインプレーかどうか決められない場合は、審判が目で見て判断を下し、それが最終決定である。
10.決められたシートに割当てられた16個のストーンは、スキップに任されている競技者がそのエンドのスコアに同意するか、あるいはゲームの敗北を認めない限り、各エンド全て投球する。

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第5条 チ ー ム

1.競技大会の開始時には、全てのチームは4人の競技者が揃っていること。各競技者は、各エンド2個のストーンを自分の対抗者と交互に投球するものとする。1チーム5人登録されている場合は、5人とも同じ権利を有し、規則に従う限りスキップまたはコーチの指示で、いつ出場してもよい。
世界車椅子カーリング選手権においては、チームに男性と女性が入っていなければならない。チーフアンパイアによって妥当であると認められる理由がない限り、オンアイスのチームの少なくとも一人は他の二人と反対の性別でなければならない。
2.競技者は、リンクの表面をいためるような靴や用具を使用してはならない。
【注釈】 氷の表面と接触するようないかなる靴や用具も、その大会の審判長が点検し、欠陥のあるもの、あるいは不公平な有利をもたらすように使用されると判断した場合は、その使用を禁止する。 [例として、欠点のあるスライダー、極端に乾燥しているブルーム、毛が抜け落ちるブラシなど]
3.ラインナップカードに明記したプレーの投球順序は、その試合中守らなければならない。
【注釈】チームメンバーの投球順は、競技大会開始前のチームミーティングにおいて、ラインナップカードに記入して審判長に提出すること。スキップ、および第6条第 3項により選ばれたスキップ代理は、このカードに明記することとし、補欠のプレーヤーも記載すること。いかなる変更の場合でも、その変更の行われる試合の少なくとも30分前には、審判長に新しいカードが提出されなければならない。
4.競技者が、試合中に競技を継続できなくなった場合、もしくは試合開始時に競技ができなくなった場合は、そのチームのスキップは次のとおりとする。
(a)残りの競技者で進行中の試合を継続させ、なおかつ次の試合を始めることができる。その場合は、最初の2人の競技者が各エンド3個ずつストーンを投げる。
(b)資格のある補欠競技者を次のエンドの初め、もしくは次の試合から出して進行中の試合を進める。
投球順はスキップもしくはコーチの判断で変更しても良い。この場合スキップもしくはコーチは、チーフアンパイアに新しい投球順を告げ、メンバー変更カードをチーフアンパイアに提出する。その試合が終わるまで変更した投球順を守る。(スコアカードに)最初4人しか登録していなかった場合は、同じ条件で資格のある競技者を登用しても良い。この場合、この競技者をそのチームの補欠競技者として登録する。
【注釈】 「資格のある補欠競技者」とは、その大会の規定を満たす参加国からの競技者をいう。
(c)審判が正当と判断する理由で、競技者1人が遅れた場合には、3人の競技者で試合を開始することができる。遅れた競技者は、その次のエンドから、自分の正規のポジションに入ることができる。
5.病気、事故、その他情状酌量すべき事情で試合を離れた競技者は、その大会のどの試合にも、いつでも復帰することができる。補欠競技者が使われた場合、元の競技者は次の試合から、競技に復帰してもよい。
6.1競技大会では、1チーム1人を越える補欠競技者でプレーしてはならない。

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第6条 ス キ ッ プ

1.スキップは、自分のチームに対して、試合の絶対的な指示権限を有する。
2.第5条第3項を条件として、スキップは自分の選んだポジションでプレーできる。
3.スキップが投球する番になったら、ラインナップカードに明記されたスキップ代理がスキップの管理を引き受ける。
【注釈】 ラインナップカードに明記されたスキップ代理は、相手が投球している時に、ハウスの中にいることが許されるスキップ以外の唯一の競技者である。

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第7条 競技者の位置

1.スキップ、あるいはその時点でハウスを任されているスキップ代理のみが、ハウスの中に立つことができる。さらに、投球側のチームのスキップは、場所を選択することができ、相手側のスキップから妨げられることはない。ただし、ティーラインの後ろでは、スウィーピングに関する権利は両者同等である。
2.スキップとスキップ代理以外の競技者は、ハウスの後ろに立ってはならない。スウィーピングの時、あるいはストーンを投球するとき以外はホッグライン間でリンクのサイドに立つこととする。
【注釈】 投球していないチームのメンバーは、投球側のチームを妨害、干渉したり、集中力を散漫にするような位置にいたり、そのような動作をしてはならない。審判は、相手チームを威圧すると思われるようないかなる行為も許すべきでない。

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第8条 投 球

1.右投げの競技者は、センターライン左側のハックから投球し、左投げの競技者は、センターラインの右側のハックから投球する。誤ったハックから投球したストーンは、ただちにプレーからはずす。
2.投球するストーンは、投球位置に近いホッグラインに達する前に、はっきり手から離されていなければならない。もしそれに違反した場合は、投球したチームがそのストーンを競技からただちに取り除く。違反したストーンが他のストーンに当たった場合は、投球したチームがその投球されたストーンを取り除き、他の動いたストーンは、相手チームのスキップが納得する元の位置にできるだけ近くの位置に戻す。
【注釈】 「はっきり手から離されている」とは、プレーヤーがストーンを本当にリリースするのを意味するだけでなく、リリースしたことを審判が見えるのを妨げないことも意味する。
【JCAの注釈】 2人いるホッグライン審判のうち、一方がホッグライン違反を取り、他方は取らなかった場合、違反ではないものとする。ホッグラインの両端に審判が必要なのは、片側からのみでは手がまだハンドルに触れているように見えることがあるためである。審判の判定に疑いのある場合には、いかなるホッグライン違反も認められないものとする。
3.ホッグライン違反に関する取り扱いを次のとおりとする。
(a)大会前のミーティングで、審判長から投球について指示がなされ、それが第1回目の警告となる。
(b)競技にあたって起きる違反は、いかなる場合も審判の指示に従って投球したチームがストーンを取り除く。
【注釈】 全てのホッグライン違反のストーンはただちに取り除かれ、他の動かされたストーンは元の位置に戻される。どちらのチームに有利かどうかは問題ではない。
4.競技者の手から離れていないストーンで、近い側のティーラインに到達していないストーンは、ハックへ戻し再び投球することができる。
5.競技者は、自分の番が来た時すぐに投球できるように準備し、不当に時間を取ってはならない。審判長は、プレーが不必要に遅いと判断した場合、そのチームのスキップに対し、次の投球が審判の合図から30秒以内に行われないならば違反になる旨を通告し、そのうえでそのストーンをただちに取り除くことを命ずる。
【注釈】リードとセカンドは、投球の順番になった時はただちに投球できるよう準備をしておく。サードかスキップが、2分間で投球する側に移動していない時は、スキップは自分のチームの競技者が30秒でストーンを投球するよう通告される。6.競技者が相手チームのストーンを投球した場合は、自分のチームのストーンをその場所に置く。
7.競技者が、順番を間違えてストーンを投球した場合、そのストーンは投球したチームがただちに取り除き、正しい順番の競技者へ戻される。しかし、ストーンが静止するまで、もしくは他のストーンにあたるまでその間違いに気がつかなかった場合は、そのエンドは間違いがなかったものとして続行される。順番を抜かされた競技者は、抜かされたストーンをそのエンドの自分のチームのラストストーンとして投球する。
8.投求順序に間違いがあったことを両スキップが同意するが、誰が抜かされたのか分からない場合、間違いをしたチームのリードがそのエンドの自分のチームのラストストーンとして投球する。
9.同一エンド中に、1チームが2つのストーンを続けて投球した場合、相手チームのスキップは間違ったストーンを取り除き、そのストーンによって動かされた他のストーンを自分の納得する元の位置に戻し、間違いがなかったものとしてそのエンドを続行する。間違った競技者は、そのエンドの自分のチームのラストストーンとして再投球する。
【注釈】 この違反が、次のストーンが投球された後まで両チームともわからなかった場合は、そのエンドはやり直しとなる。
10.1エンド中、1人の競技者が3個のストーンを投球した場合、そのエンドは間違いがなかったものとして続行され、間違いをしたチームの第4競技者が1ストーンのみ投球する。
11.世界車椅子カーリング選手権においては、ストーンをセンターラインからデリバリー出来るように、止めた車椅子からデリバリーしなければならない。デリバリーは、通常通り手で投げても良いし、延長キューで投げても良い。近い方のホッグラインにストーンが到着するまでにはっきりとリリースしなければならない。

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第9条 スウィーピング

1.両方のティーラインの間では、動いているストーン、または動いているストーンが当たって動き出したストーンは、自分のチームのストーンであれば、1人もしくはそれ以上の競技者がスウィーピングしてもよい。
【注釈】 「動いているストーン」とは、走り出したストーン全てをいう。静止していたストーンをスウィーピングできるのは、動き出してからでなければならない。
2.両方のティーラインの間では、どの競技者も相手チームのストーンをスウィーピングしてはならない。
3.ティーラインの後ろで投球側のチームがスウィープしないと決めた場合は、相手チームのスウィープを邪魔したり、妨げたりしてはならない。
4.ティーラインの後ろでスウィープしてもよいのは、各チームともいかなる時も一度に1人のみである。この場合、プレーをしているチームは誰でも良く、相手はハウスを任されているプレーヤーに限る。このプレーヤーは、相手側のストーンがそのティーラインに到達する前に相手チームのストーンをスウィープしてはならない。
【注釈】 (a) スキップ代理は、スキップが第1投目の投球をするためにハウスを離れるまでは、ハウスをあずかってはならない。そしてそのあと、ハウスを任されることになる。
(b) もしスキップが、第4番目以外で投球する場合は、その第2投目およびそのストーンによって生じた他のストーンの動きがとまった時、スキップはハウスの管理を再開する。
5.(a) スウィーピング動作は、ストーンの走行接地面の端から端まで横切るものとし、そのストーンの前にはいかなるゴミなども残してはならない。スウィープをやめる時は、ストーンのどちらかの端の外側でやめる。
【JCA注釈】上記の「端から端まで」とは、競技者がストーンの一方の端から他方の端までをスウィープしなければならないという意味ではないという確認がなされた。スウィーピングの幅ではなく、むしろ動作に言及しているのである。スウィーピングの幅は、ここでは特に定められてはいない。ストーンの前にゴミなどが残らない方法でスウィーピングを開始、終了しさえすれば、競技者はいかようにもスウィーピングできるものとする。
(b) スウィーパーならびにスウィーパーの用具は、常にいつでもストーンから離れていて、見えるようにしなければならない。
「ペナルティー」もしチームが違反を侵し、その違反にかかわるストーンが投球側のストーンである時は、審判の判断によってプレーから取り除かれる。しかし、違反の対象となったストーンが相手チームのストーンである時は、審判はそのストーンを置き直すよう指示する。その位置は、違反がなければ静止しただろうと審判がみなす位置である。もし、違反していないチームのスキップの意見で、ストーンの置き直しが違反したチームに有利になる場合には、ストーンは静止した位置にそのまま置いてもよい。
6.各試合の開始にあたり、各競技者はブルームか、ブラシのいずれかをその試合でスウィーピングの目的で使用するかを決める。競技者は、その試合中はそのブルームかブラシのみスウィーピングに使用することができる。そのブルームかブラシが試合中にそれ以上の使用が不可能になった場合は、同じタイプのブルームかブラシと取り替えることとする。その取り替えにあたっては、使用前に審判の点検と承認を得るものとする。ブラシは、試合中に同じチームの各競技者間で交換することはできるが、コーンブルームは交換できない。
7.車椅子カーリングでは、スウィープすることは出来ない。

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第10条 動いているストーンに接触した場合

1.動いているストーンに、そのチームの競技者もしくは彼の用具が触れた場合、そのストーンはそのチームによりただちに取り除かれる。しかし、相手側のスキップの意見で、そのストーンを取り除くことが違反したチームに有利になるという場合には、相手スキップはそのストーンに接触がなかった場合に静止しただろうと推定する位置にできるだけ近い位置に、そのストーンを置くことができる。また、その相手スキップは、動いているストーンに接触がなく継続していれば移動したであろうと思われる全てのストーンを、その位置に置き直すことができる。
【注釈】 相手側のスキップが、接触されて動かされた可能性のあるストーンを置き直す場合は、その違反がプレイングエンドのホッグラインの内側で起こった場合に限る。
2.動いているストーンに相手チームの競技者もしくは彼の用具が触れた場合、投球側のチームのスキップが、接触がなかったら静止しただろうと考える位置にストーンを置く。
3.接触されたストーンによってどれかのストーンの位置が変えられてしまった場合、あやまちをしたチームの相手側のスキップは、次の選択ができる。
(a)接触されたストーンを取り除き、他の動かされたストーンを全て元の位置に戻す。
(b)接触されたストーンと、動かされたストーンを全て静止した位置のままにしておく。

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第11条 静止しているストーンを動かした場合

1.動いているストーンのコースに何らかの変化をもたらしたであろうと思われるストーンが、投球側のチームによって動かされてしまった場合、相手側のスキップの判断によって、動いているストーンは静止するまでそのままにしておくこともできるし、また、ただちに取り除くこともできる。
(a)動いているストーンを取り除く場合、動かされたストーンは全て相手側スキップがそれらを元の位置と判断する位置に置き直す。
(b)動いているストーンを静止した位置にそのままにしておく場合は、動かされたストーンも全て静止した位置にそのまま置くものとする。
(c)違反をされたチームのスキップは、(a)、(b)両方を拒否し、違反が起きなければ静止しただろうと思うところにすべてのストーンを置きなおしても良い。
2.静止しているストーンがその位置を動かされ、しかも動いているストーンの結果に何ら影響を与えない場合は、そのストーンは相手チームのスキップによって元の位置に置き直すものとする。

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第12条 ス コ ア

1. 試合は、得点の多さで決定する。チームは、相手チームのどのストーンよりもティーに近い各ストーンについて1点ずつ得点する。
2. ティーから1.83 m (6フィート)円内にあるストーンは、全て得点の対象になる。
【注釈】 6フット測定器は、そのエンド終了時にストーンがハウスにかかっているかどうか決定するためだけに使用される器具である。
3. 測定する場合、ティーからストーンの一番近い部分までを測る。
【注釈】 ストーンの幅はそれぞれ異なるので、ストーンの外側で測定しないこと。
4. エンドは、両チームのスキップかその時点でハウスを任されているスキップ代理がそのエンドのスコアに同意した時点で決定したものとみなされる。
【注釈】 同意する前にストーンが動かされた場合は、動かしていないチームが測定によって生じたかもしれない何らかの利益を受けるものとする。審判が測定にかかわるストーンの一つを測定の時動かした場合は、ストーンはタイとみなされる。
5.2つまたはそれ以上のストーンがティーに密着しており、測定器を使用してスコアを決定できない場合は、審判長が目視で決定する。もし、決定できなければ無得点として記録する。
6. エンドが終了する前に、どちらかのチームが負けを認める時、そのチームが投球する番の時にのみゲームが終了するものとする。そのエンドのスコアはその時点で決定され、スコアボードに記入する。もしこれが最終エンドの前に生じた場合、残りのエンドには、手動のスコアボードには「×」を、電光掲示板には「−」を記入する。

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第13条 審 判

1.審判は、割当てられた試合の全てについて全般的な指示権を有する。
【注釈】 審判は、競技規則に従い審判長によって指示された役割を果たす。
2.審判は、それが競技規則に規定されている事項であるかどうかにかかわらず、スキップ間の論争事項の決定権を有する。

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第14条 審 判 長

1.審判長は、審判の裁定についてのアピールを聞き決定を下す。審判長の裁定は最終のものである。
2.審判長は、どの試合にもいつでも介入することができ、その試合の処理に関し、自らが適性と考えるとおりに指示を与える権限を有する。

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第15条 一 般 事 項

1.競技規則によってカバーされていない、いかなる状況が生じても、審判によって公平な裁定が下される。
【注釈】 例: 投球に際して、外部から身体に対し、あるいは走行中のストーンのコースに対して妨害があれば、投球側チームが希望すれば再投球することができる。
2.ペナルティーを伴う状況全てについて、大会前のミーティングの席で警告がなされる。
3.大会前のミーティングには、全てのチーム、競技委員長、審判長、審判および競技役員が出席するものとする。
【注釈】チームおよびコーチは、全員が大会前のミーティングに出席しなければならない。

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第16条 ド ー ピ ン グ

1. 知っているいないにかかわらず、筋肉増強ホルモン剤や興奮剤は全てその使用を禁止する。
3. 競技者は、大会前、大会中、大会後のドーピング検査の指示があった場合、必ずこれに従うものとする。
4.ドーピング検査で陽性反応の競技者は、その禁止薬物の効果期限と思われる間は、それ以降の大会への出場が禁止される。
5. 薬物検査を拒否する競技者は、その大会への出場が禁止される。
【注釈】 ドーピングに関する世界カーリング連盟の方針および手続きについては、この競技規則に添付されていて、この競技規則の一部とみなす。

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第17条 喫 煙

日本選手権大会、およびこれに先立つ予選大会においては、プレー区域の範囲内では禁煙とする。

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第18条 野次または不快な言動

日本選手権大会、およびその予選大会で、参加競技者はプレー区域においていかなる時も野次や不快な言動は厳禁とする。
【JCA注釈】 いかなる違反であっても、違反した競技者は退場処分とする。その後の処分については所属都道府県協会が決定する。

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第19条 ウォームアップ時間

1. 日本選手権大会において、各チームは各試合直前、プレーするリンクで審判長の指示に従ってウォーミングアップ(氷上練習)をすることができる。
2. ウォーミングアップのすぐ後に審判が、片方が明るい色で反対の面が暗い色の円形物をそれぞれのチームの代表の前でトスする。トスに勝ったチームは、どちらのチームが1エンド目にラストストーンを取るかを決める。その後のエンドは、前のエンドで得点したチームが先攻する。(以下WCFルール)総当たり戦の残り8試合については、1エンド目先攻、後攻4回ずつとする。これは、前もって決定し、試合予定表に明記するものとする。
3.1エンド目にラストストーンを持つチームが先にウォーミングアップをする。
4.ウォーミングアップの後、アイスをクリーニングするが、ペブリングはしない。
5. ウォーミングアップの時間や長さに関する詳細は、チームミーティングの際に審判長が伝える。

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第20条 試合の延期

1. 何らかの理由により、試合が延期になるか、もしくは試合が一時中断した場合は、試合は中断した時点から継続する。
【注釈】 審判長と競技委員長によってアイスの状況が不適当と宣告された場合、試合もしくは試合の一部を中断し、後刻にまわす。その時間とアイスの判断は、上記委員が決定する。

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第21条 競 技 方 法

(a)『フリーガードゾーン』とは、ホッグラインとティーラインの間のハウスを除いた領域をいう(添付図参照)。
(b)どのエンドにおいても、最初の4ストーンのプレーが終了して静止するまでは、このゾーン内に置かれているストーンを相手チームは取り除いてはならない。相手チームのストーンが、直接的あるいは間接的にフリーガードゾーンよりプレー区域の外に出されると、いかなるショットも違反となる。この結果として違反したストーンは取り除き、位置を変えられた他のストーンを元の位置に戻す。これらのストーンは全て、違反したチームの相手スキップが納得する位置に戻す。
(c)ハウス内のストーンは、通常の競技規則が常に適用される。競技規則第4条第9項にかかわらず、ストーンがハウス内にあるかどうかを決めるため、審判が計器で測定してもよい。
(d)他の全ての事項には、通常の競技規則を適用する。

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第22条 試合時間の計時

(a) 各チームは、10エンドの試合の場合、プレータイムとして73分ずつ与えられる。試合の残り時間は表示され、両チームは試合中いつでも見ることができるものとする。
【注釈】プレータイムは、「チームがストーンを持ってプレーに入り、そのストーンと他の全てのストーンが静止し、他のチームにプレー区域を明け渡すまでに要する時間の総量」と定義される。そのため、チームの時計は、スキップもしくはスキップ代理がバックラインを横切り、相手チームがアイスを引き継ぐまでカウントが継続する。1つのエンド中、通常デッドタイム(どちらの時計も進まない)はない。一方のチームの時計、または相手チームの時計は、ラストストーンが静止するまで、時間を全てカウントし続けるものとする。
(b) 1〜4エンドと、6〜9エンドの終了後、60秒のデッドタイムを設ける。
【注釈】この60秒は、そのエンドのスコアを両チームが同意した時点から始まる。計器による測定が必要な場合は、60秒はその計測が終了した時点から始まる。両チームは60秒のデッドタイム終了以前にプレーを再開してもよい、この場合、時計は第1投目のストーンのバックスウィングのトップからスタートする。
(c) 第5エンド終了後、7分間のデッドタイムを設ける。
【注釈】 両チームは、この時間にはコーチとの話し合いが許され、同時にアイスが清掃される。残り時間が1分前になると両チームに通告される。その時両チームは再開の準備をし、その合図の後であればいつプレーを始めてもよい。
なお、もしチームが7分終了前に競技を再開する場合は、第1ストーンのバックスウィングのトップから時計がスタートする。でなければ、時計は7分終了時点からスタートする。
(d)両チームはエキストラエンドを除いて、1試合に60秒のタイムアウトを2回要求できる。エキストラエンドでは1エンドにつき60秒のタイムアウトを 1回要求できる。タイムアウトをエキストラエンドに持ち込んだり、エキストラエンドから次のエキストラエンドに持ち込んだりすることは出来ない。コーチと相談する目的でコールされたタイムアウトは、コーチがタイムアウトがコールされたアイスに足を下ろしたところから計測する。選手の怪我やルール違反などで審判が介入したときは時計を止める。
【注釈】チームがこのようなタイムアウトを取る時、両手でTの字を作って示す(例:競技者が怪我をしたような場合)。
(e)エキストラエンドが必要な場合、各チームは10エンド終了時の残り時間に関係なくプレータイムとして10分が与えられる。
【注釈】この割り当て時間は、全てのエキストラエンドに適用される。通常10エンドと11エンドの間に3分間のデッドタイムが与えられる。これは、テレビインタビューとか、その他の酌量すべき状況により変更があってもよい。11エンド目以降は、通常通りエンド終了後1分間のデッドタイムを設ける。
(f)各チームは、試合の自分たちのプレーを所定の時間内に終了させること。
【注釈】
(i)試合は、一方のチームが数理的に勝つのが不可能な時に終了する(すなわち、タイ、もしくは勝つために必要なストーン数より、インプレーのストーン数が少ないとか、投球するため残っているストーン数が少ない場合)。
(ii)ゲームの最終ショットの間にチームの残り時間が尽きた場合は(ストーンが、時計が00:00に達する前にバックスウィングのトップにある場合)、ストーンは進行を終了し、その結果は得点の対象となる。
[ペナルティー] 試合終了前にチームの持ち時間が尽きた場合は、そのチームはその試合を没収される。
【JCA注釈】
(iii) 試合終了前に一方のチームがタイムオーバー(時間切れ)となった場合、たとえ得点上ではそのチームがリードしていたとしても、そのチームは自動的に試合を放棄したものとみなされる。負けたチームのスコアシートには、「タイムオーバー」と記入する。
しかし、上記規則にも1つ例外がある。たとえタイムオーバーとなった場合でも、相手チームの勝利が数理的に不可能な場合には、その(タイムオーバーとなった)チームは試合に勝つ。言いかえれば、インプレーのストーン数およびもしくは投球するストーンの残り数が、タイもしくは勝つために必要な数より少ない場合、相手チームはいかなる場合にも勝ち得ない(第21条第2項(f)注釈(i))。

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第1条 定義/第2条 適用/第3条 リンク/第4条 ストーン/第5条 チーム/第6条 スキップ/第7条 競技者の位置/第8条 投球/第9条 スウィーピング/第10条 動いているストーンに接触した場合/ 第11条 静止しているストーンを動かした場合/第12条 スコア/第13条 審判/第14条 審判長/第15条 一般事項/第16条 ドーピング/第17条 喫煙/第18条 野次または不快な言動/第19条 ウォームアップ時間/第20条 試合の延期/ 第21条 競技方法/第22条 試合時間の計時/
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