衝撃! 酒屋にワゴン車が激突

'99.1.10未明 東村山市の民家に酒気帯び運転と思われる、車が突っ込んだ。
同民家では、1階が酒屋の店舗となっており、店内ではシャッターや商品が破損するなどの被害を受けた模様。

その時の模様を、当事者のオマピー(仮名)に語ってもらいました。

車 AM05:35。 「ガシャーン、ガシャーン」という音と振動でいきなり起こされる。
雨戸を開けて下を見るとトヨタエスティマがフロントをへこまして道に対して直角に停止していた。
「大丈夫ですかー」と声をかけると太めの女性が「はい、大丈夫です」と言ってきたが、額を押さえていた。
急いで迷彩ジャケットを羽織り外へ出ようとすると、階段を降りた時点ですごい酒(焼酎、ウイスキー)の匂いがした。
「やべー、絶対やられたな」と思いながら外へ出てみると、凄い事になっていた。
店の南側のシャッター全て、及び西側も1部が破損。

店内 灯油が流れ出している。少なくともポリタンク4つ以上が割れている。
ペットボトルのジュースも流れているようだ。
店はガラス張りで、270×150×12mmが3枚全て割れている。ただ、この3枚は昨年9月の改装時に日よけフィルムを貼ったので何とか散らずに済んではいるが、それでも半分ない所もある。 角のガラスは200×120×9mmだが、フィルムがないので粉々だ。
そのガラスが手前に積んであった缶ジュースに降り注いでいた。刺さっているものも多数あり。

110番 商店会で設置した電灯は根元のコンクリがら引っこ抜かれ、更にはブッツリと折れている。 衝撃がものすごかった事を語っているようだ。

外観 急いで110番通報するが、本人があわてて「代わって下さい」と言うので代わった。 実家にも電話し、両親に来てもらい惨状をみてもらう。 その後灯油が流れているので119番通報でその旨を話し来てもらう。
しかし最初に来たのは消防。ついで救急車。警察は更に5分位してから来た。 その時の警察無線では「本人JAFを呼ぶと電話で言っていたが、JAFは連絡を受けていないとの事」。
???
本人も動揺しているのか?

岡田有希子 状況検分が出来るまでは簡単に動かせないし、掃除も出来ない。
仕方なく、自分のカメラで店内外を撮影。
後々の証拠とする予定。
編集部注 写真(Y.Oさん)は本文と関係ありません

掃除 その後店内の清掃。
流れてしまった酒を全て回収し外のどぶに捨てる。
「酒の一滴は血の一滴」だけにひどくもったいない思いだ。
そしてそれに混ざるガラスが朝日を浴びてキラキラ輝いているのがにくたらしい。
そのガラスのため、床が傷だらけになった。
南側の棚は改装時に地震用として上部をネジ止めしてあり、棚が倒れずに済んだ。もしそれがなかったら店内はもっと酷いありさまであっただろう。
警察からはシャッターやガラス等の設備に関する修理費用の見積を提出してくれと言われた。酒等の商品は事故者側に出してくれとのこと。
相手の車は中古ながらも買ったばかりとのこと。しかしそんなことはこっちには関係ねー。
警察いわく、「事故を起こした女性は飲酒(!)、更には無免許(!!)だ」。
怪我は額をちょっぴり切っただけ。警察の取り調べに対し、こっちに説明していたこととなにやら違う説明をしている。
その後旦那が到着するも、うちへの挨拶は一切なし。すいませんの一言も言わない。
そして警察に連れて行かれた。

シャッター こっちは大工さんを呼び、それからシャッター屋さんを呼んでどうするかを話し合った。
そうこうしているうちに炊き出しのおにぎりが出来た。
一休みして掃除を始める。
あらためて良く見るとひどいありさま。
隣の畑の真ん中までガラスやらなにやら吹き飛んでいる。
ガラス片を拾おうとしたが、凍ってなかなか取れない。日が出てくるまで諦める。
その後、シャッターを外したり、ジュースをどかして実家の車庫に車で移動させたりと大忙し。

窓ガラス ガラス屋さんはお休みで連絡つかず。
仕方なく大きな穴が空いたままとなる。
道ゆく人が「なにかあったんですか?」と好奇心いっぱいに聞いてくる。
その都度説明する俺。

ダイアナ 一段落した所で、事故を起こした女性が来た。
詳しい話しを聞いたがどうもおかしい。
試しにかまかけて「免許は持ってるんでしょ?」って聞いたらどもりながら「は、はい、まあ」という返事。うそ1回。
「スピードは?」「60kmしか出していません」うそ2回。店のシャッタークッションにしながら電灯ぶち折って90度回転してやっと止まるのがスピード60km?そんなこと絶対ねー。
「保険は入ってるの?」「主人が買ったので、多分入っていると思います」。スゲー心配。
とりあえず100:0である事より後程全ての被害総額の見積もりを出しますという事で帰ってもらった。

が、その時外に停めてあるタクシー後部座席に人がいた。 旦那さんだ。
降りてこないってのはどういう訳だ!?

しばらくしてその旦那よりTELで「どのくらいかかるでしょう?」って聞いてきたので
「そうですね、少なくとも1000万以上でしょうね」と伝えた。
いや、マジでかかるでしょう。
実は任意保険は「運転手が30歳以上に適応」だとのこと。
つ・ま・り、保険からは1銭もでない!!!!!!
相手も大変だね。
でもこっちは泣き寝入りはしない構え。
冗談じゃないでしょう。改装したばっかりなのにねぇ。

ボロ家 とりあえずシャッターとガラスは治らないので、木の板を打ち付けてドアに鍵かけるしかない。
安心出来ず、なかなか眠れない。
忙しい1日であった。

一部の写真は本文と関係ありません

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