「プロレスとは戦いである」アントニオ猪木

「プロレスとは人をハッピーにする戦いである」ハート


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は、ちょっとやそっとのダメ試合程度の、並大抵のものではなく、犯罪と言える程ひどい試合に。

はちょっとダメ、期待に満たなかった試合

は、勿論(・∀・)イイ!、何かイイ!

は、良くも悪くもインパクトのあるもの。最上級にやや劣る好試合にも。

は、文句なく最高の試合に。



 


「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト・2012/第2戦」22日atラゾーナ川崎

 

“リアル”ヤングパワーでGO!! 2


 少し遅れていくと、もうちょっきんずのミニライブが始まってました。あ、ケツ向けてる側だ。何ちゅーか、少年ナイフ(バンドね)のフォーク版みたいな。あちらがエレキギターでも凄くフォーキー何ですけど。気分だけでも。

 ちょっきんず、「川崎」。

 どーでもいーがラビットとムーン、コードや楽器の片づけをしているのを見ると、目元とか似ていてやっぱり姉妹だなと思う。

[帯広大先生(無意味に回るオビ固めを潰して)○米山大先生]
 米山絡みで、ここんとこまたちょいちょいオビちゃんをよく見るなあ。何かムードが変わったなあと思っていたが、要するにヘアスタイルが変わったんだなと気づく。無造作というか、仮面ライダーアマゾンというか。美容院でちゃんと切ってもらったのかなあ。まあオビちゃんの場合、もはや髪型がどうのコスチュームがどうの、という段階ではないが。

 ・・・いや、今日は中々いい。地球のプロレスとギリギリかみ合っている。これならかろうじて意味不明なド新人の試合だ。何度も無駄に往復するロープワークは、まあオビちゃんの星のプロレスのルール何だろうが、コーナーに上がろうとしてミスるのは単なるミスか、これもあちらの流儀かわからない。地球外プロレスを学んだら、ミスかどうかわからないからいいな
 ま、試合は順当に。

オビ「また、試合が出来てうれしいです!」
米山「また、色んな選手と試合して世界を広げたいです!
 ・・・オビが試合して世界が広がったと思う選手は?」
オビ「・・・DJニラ選手!」
米山「・・・考えとく」

[<JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2012>]Leon・○Ray(ムーンサルトプレス。Leonは同時にもちにLeonストーン)もち・×川佐]
 
この「マスカラ・ポラドーラス」(Leon、Rayのチーム名)、中々いい。後ろのおば・・・ご婦人様方の会話。

「・・・あら、あの子(Ray)、うまいわねえ」「あ! 痛い! 今の本当に入ったわよ!」

 Leonの名前は知っていたから、多分営業でチケットを買って何度かJも見ている人達だろう。Rayの空中殺法とLeonのハードヒットプロレスは一般人に凄くわかりやすいのだ。Leonは相変わらずだが、Rayが良くなった気がする。基本的に空中殺法中心で大きく変わった訳ではないが、以前のとって付けた感じがなくなり、試合の流れで自然に美技が出る。年末のアイス後楽園でも後ろの女子プロには詳しくない様な男性客が、この選手やるなあ、と言ってた。

 さて、大福もちコンビだが(爆)、キャリア的にこの相手じゃ分が悪い。もちさんはやはり、その安定感で攻め込まれても本当に崩れはしなかった。ダテにポンポンを見せているわけではない。川佐が捕まった。鼻血を出しながら、よく頑張ったが・・・うーん、頑張ったのだが、川佐の頑張りを見せようという試合のツクリも見えてしまった様な・・・、あっし的にね。キャリーしてもらうのではなく、自分から積極的にもっと踏み込んで欲しい。

[○倉垣・阿部・ムーン(カウンターのトラースキック→バックドロップ→ミサイルキック→ラリアット)春山大先生・×勝・矢神]
 むーん。いきなりくるむーん。あっ、今日もムーンが無事に走ったんで安心して・・・寝なかったむーん。まだ、ちょっと危なっかしいけど、段々慣れるムーン。矢神もまだ、本調子ではないみたいむーん。

 さて、ムーン、矢神、それにハルクラのバチバチ対決も一通り進んで、この試合、最後のハイライトは勝の奮闘。うううーん、まあまあ頑張ったというか、粘ったがまだやっぱり「奮闘」止まりで「カミつく」まではいってないなあ。そこまでいって欲しいなあと。前の試合の川佐といい「蒼星杯」を経て、上の試合にも組まれてこれからまた一段としんどくなるだろうけど、頑張って。


 休憩。ここに書くか。

 

★安里紗情報。まだいます。そろそろ向こうもイヤな顔をしてきたんで、次はどうやって聞こうか大変だ。


[<JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2012>]ボリショイ・×ラビット(ハワイアンスマッシャー)植松・○輝]
 前のキネマを見た人には、多分今日1番楽しみなカード。試合前から、ラビットの挑発に、植松さん、深呼吸して「スー、ハー・・・平常心、平常心・・・」。
 で、平常心で終わる訳なく、まあ色々やってくれました(^^。欲を言えば、ラビットもうちょっとやり返して欲しかったかなと。

[<JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2012>○ 中森・大畠(固め技を返して)×KAZUKI・モーリー]
 まあ、この顔ぶれなら間違いないよなー、のうまい試合。新人だけでなく、この辺の層ももっと充実して欲しい。


「後記」
 
試合始まると客席は暗いし、位置的によく数えられなかった。最初アバウトに数えたら120人位で、次に多めにてきとーに数えたら200人位だったりして。多分、公式発表数位っしょ。1010シアター位の小さい会場何で、ほぼ満員。
 何で急にラゾーナかと思ったけど、午後に(池田)大ちゃんのバチバチがあるそうで、抱き合わせで話が来たな。営業努力あってか満員だったけど、不定期な川崎で200人集められるなら、都内で確実に300人いきたいなあ、とかも思った。

 試合はアイスの力を借りつつ、また静かに内部を固めているという感じ。ここから誰が飛び出すか。




 ・・・えーと、暮れのJ後楽園、アイス後楽園の感想もまだですが(正直、どっちも良くなかった)、凄いものから紹介したいので、とりあえずこちらを見て下さい。木村さん、スゴスギです。

 vs華名ちん戦vs藪下戦(シュートだぜ)

 まー、華名ちん戦は華名ちん復帰間もない頃かな、藪下さんは負傷アクシデントもあったかも知れませんが・・・。
 しかし、凄いです。「息吹」何かでもガンガンやってましたが、こう見るとJもえらいのを飼ってたなと ^^;)。えー、一言。
 女子プロ! 木村響子から逃げるな!

 女子プロは腰抜けの集まりか!


 


「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト・2012/開幕戦」9日atキネマ倶楽部

 

ヤングパワーでGO!! (爆)


[△ムーン瑞月(タイムアップ)矢神]
 遅れて見てないむーん。正直、すまんかったむーん。とりあえず、試合後「皆様、これまで応援ありがとうございました・・・」とか言わなかっただけでも良かったむーん。むーん。

[masu-me(正拳突き→ジャングルクラッチ<変形の木戸クラッチみたいな>)○ミクロ]
 序盤、ミクロ「中学はどちらですか?・・・あ、先輩だ!」といったやり取りはあったが、後はまあ普通に。
 masu-me、悪くないがもう1つハジケないなー(ミクロも)。

[<JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2012公式リーグ戦>KAZUKI・○モーリー (ブレンバスター→ダイビングセントーン) ×川佐・宮城もち大先生]
 おああああ! もちさんのポンポンが、ポンポンが・・・[※瞳孔拡大、過呼吸、チアノーゼ、要緊急救命措置]。・・・あ、もう大丈夫です。

 凄過ぎる。例えばダンプさんが若手を血だらけにしてもプロレスの普通の光景だが、ダンプさんがハイレグ、Tバックで登場したら世にも恐ろしい光景じゃないだろうか。もちさんのポンポンにはその位の衝撃を感じた。ドラミちゃんの10代のポンポンも中々だったが、熟女の揺れるポンポンはもう完全にX指定(2人医務室に運ばれた)。アイスリボンというのがこんなに恐ろしい団体だとは知らなかった。
 気を取り直して試合は・・・まあまあじゃないでしょうか。少なくともおかしな所は全く見当たらなかった。ポンポンの衝撃で冷静に判断出来ないが、川佐よりは場数を踏んでいる印象。

[<JWP認定Jr&POP認定選手権>○下野(えびす落し<みちのくドライバー?>)勝]
 はっきり言えば、初めから実力差は歴然でタイトルマッチにする意味は余りなかったと思う。万一、勝が逆さ押さえ込みとかで勝っても、ああ、ベルトがとりあえず戻ったのね、という意味しかないみたいな。自分はその位の差を感じている。後は、勝がこの状況で何を見せるかだ。

 ・・・とりあえず「崩れなかった」だけ、ギリギリOKかなと。こういうかなりの実力格差のある試合の場合、見るも無残にグズグズ崩れる事もあれば、動きや表情で「・・・もうダメ、どうせ勝てない」という気持ちが、見える時があるじゃないですか。それはなかったと思う。ただ、少しでも下野を焦らせる何かを一瞬でも見せても欲しかったな、と。
 いくら勝が攻め込んでも、下野は本質的に微動だにしていない。下野にとってこの試合はまだ勝つか負けるかの「試合」じゃない、「スパーリング」程度だ(念の為に言えば、最近のフニャフニャした若手が相手なら、相手にはいい稽古にはなっても、下野にはスパーリングはおろか「練習」にもならないと思う)。勝がダメ何じゃなく、下野の不動の安定感が強過ぎた

 ・・・その下野より、花月は上だろうと思うが、今日の試合とか見ているとスピードで対抗するより、案外下野のスタイルが花月には有効かも知れない。

[ボリショイ・×米山・ラビット(輝のエルボー→植松のドラゴンスープレックス→キャプチュードバスター)○Leon・植松・輝]
 試合前、ラビット、植松の握手拒否。さて、渦中の[米山vs植松](米山の「引退撤回」に、今春引退が決まっている植松、私の引退はマジ! とblogで冷や汗)。
「米山!・・・より、お前だー!」とラビットにお仕置き、と追いかけっこ。さっそく、ラビットに目を付けるのが流石植松さんだ。まあ、こんな調子でコミカルに進みました。

 復帰第2戦のボリショイは、それ程プロレスやトレーニングにひどい支障をきたす病気でもなかった性か、休場前と特に変わらない動き。最近では珍しいフィッシュ・ストレッチ・スリーパーも。
 ラスト、米山が捕まって相手チームの得意技を次々食らって負けたのは「ミソギ」の意味かな。気にしてる人何て少なくともここには多分誰もおらんけどね。

 試合後、Leon、米山に「お前が帰ってきてうれしいーッ! これからはまたガンガンやってJWPを盛り上げるぞーッ!」


 休憩。特に言う事はなし。下野、植松のセコンドで来ていたのは渋谷。もちさんのセコンドはもち、ハム子さん。某氏から、安里紗関係の雑誌切り抜きコビーをもらう。どもっ、<(_ _)>。

 某氏ども(日本語になってるぅー?)に前日のブル中野興行の感想を聞く。唯一興味があったのはメインだけだったが、まあ、良かったんじゃないかとの事。無理すれば行けなくもなかったが、6時間興行を立見で行かなかったあっしは勝ち組(爆)。
 次回道場マッチのインフォメ。「J」「W」「P」と3チームに分かれ、入れ替え制のショート興行。1興行千円で通しで3つ見ても従来通りの3千円。ヤングチームはダンス、別のチームは書初め(作品は抽選で賞品)、最後はオトソありと。
[<リーグ戦>○阿部・チェリー(ウラカンラナ)×中森・大畠]
 阿部ちゃん、チェリーさんでチーム結成という時点で、黒い不吉なものを感じたが、チーム名がいきなり「思春期ーず」!(爆) まあ、平安時代か弥生時代から思春期やってそうな2人では ありますが。
 ツインテールのチェリーさん、「キャー!」「イヤーン!」「たのきんトリオ!」「ヤーングキーック!」と青春パワー爆発! 新春にふさわしいフレッシュなどす黒い展開です。
 チェ リーさん、何か目が笑ってない(^^。何で正月早々こんな事せなあかんのや、と思ってる気がしました。

 暗黒ヤングパワーに押されたか、中森はキックしか余り印象にない。しかし、これだけやりたい放題やったから、勝敗はラブドライトかなと思ったが、最後は一発の固め技で。
 どうした、ハナラ! Jを魔のヤングパワーから守ってくれ!(もう遅いが)

[<リーグ戦>春山大先生・○倉垣(ファルコンアロー)×幸子大先生・チサコ大先生]
 あっし的にはこの十文字姉妹こそ、Jからのお年玉。とにかく攻撃的なチサコの試合の面白さは今の全若手選手の中で、個人的にはかなり上位に入る。幸子も、基礎的な力は充分以上で、展開次第では色々な面を見せてくれそう。コスチュームは、チサコ、ちょっと女忍者風の黒い精悍な感じ、幸子、ビキニのセクシータイプ。
 相手は、ヘイリー・米山組を除けば、実質J最強タッグと言えるハルクラ。どうなりますか。十文字姉妹なら、勝てないまでも、何かを見せてくれるはず。

 だが試合は・・・率直な感想を言えば、「勝vs下野」同様、十文字姉妹奮闘するが、やはり根本的にハルクラの牙城は全く崩せず、揺るがす事すら出来なかったと思う。面白かったのは、春山と幸子のトラースキック合戦位だった。
 誰が試合作りを考えたのか知らないが、もう少し何とかならなかったんだろうか。実力差は、やる前から明らかだ。十文字姉妹がどんなに練習に裏打ちされた(リアル(^^)若さで奮闘しようとも、ハルクラは体格差に加えて、そういう段階はとっくに通り過ぎている。最後に十文字姉妹が返し技や固め技で勝っても、実力差は一目瞭然でしょ。
 だからこそ、より深く十文字姉妹に攻め込ませて、表面的にだけでも試合を盛り上げ、相手の良さを引き出してほしかった。

 大まかな流れとしては、十文字姉妹、連携や手数は出すが、ハルクラ磐石の強さで押し切ったという感じ。中盤からは、実力差は明らかで、こうも力量差を見せる以上、逆に最後は、十文字姉妹が返し技で勝つんじゃないか、とも思ったが・・・。(某氏は、最後「倉垣vs幸子」になった時、チャンピオンの倉垣が負ける事は出来ないから、ハルクラの勝ちを予想。鋭い)

 ・・・うーん、去年のラブドライトと仙女(十文字姉妹+水波)の6人タッグ、ラブドライト側が押されて真剣にもう少しやり返して欲しいと思ったが、ハナラや大畠がやり返さないと意味がないんだが。


「後記」
 来た時は西側の内側がやや開いてる気がしたが、まずまずの大入りで、位置的に数えにくかったがザッと下だけで200人程。まあ、お正月1発目は大体入る。
 当然だが、特に「米山ショック」みたいなものはなし。反動で逆にやたら気合入り過ぎの熱戦揃いという事もなし。まあ、自然体でお正月ムードを引きずってコミカル量配分大目という感じ。

 さて、今年はここから何を見せてくれるんだろう。

 

★安里紗情報。会場には姿を見せなかったが、あっしの極秘情報網で調査した所(スタッフの人に聞いた)、安里紗は再逃亡したわけではない、との事。ご安心を。




「Pure heart Pure wrestring-shake!!

「shake!」
 えー、先のJWP 、アイスリボン後楽園観戦記とかも書きたいんですが、順序として例の件について。

 あ、その前にまずはこの曲をどうぞ。いいから! 後は読まなくてもいいから、まずこの素晴しい名演を見ましょう。 あっしからの遅いクリスマスプレゼントです。

 “人生の神様”世紀の熱唱!

 前にも取り上げましたが、“R&Bの神様”オーティス・レディングさんのモンタレーポップフェスティバルのライブです。 素晴しいですね。言葉の壁、人種の壁を超えて、このおじさんの「お、俺は歌うのが、楽しくて楽しくてしょうがねえんだッ!」というノリは、見ているこちらまで楽しくなります。
 これはもう「R&Bの神様」どころではなく、「人生の神様」と言いたいです。少し意味不明で変ですが、人が好きな事を思う存分やるのは何て素晴しい事だろう、と思います。
 歌でもスポーツでも釣りでも、好きな女の子とのHでも 、家族とのふれあいでも・・・何でもいいです。人間、好きな事をやる時はこんな風に、楽しくやるべきじゃないでしょうか。オーティスさんを「人生の神様」と呼ぶゆえんです。

 これが、「米山香織引退撤回」についてのあっしの見解です。 問題を単純化すれば、「プロレスをしたい人がプロレスをしてどこが悪いの?」という事ですね。
 それが余りにもムシのいい問題の単純化なら、米山=嘘つき=悪、という点で単純化してみます。

「米山は引退すると言ってしませんでした。米山香織は嘘つきです。嘘はいけません」

 ・・・そうですね(爆)。でも、これってそんなに許されざる、人の道に反した極悪非道な行為でしょうか。自分はそれよりも手抜き試合みたいな試合を見せられる方が余程、腹が立ちます。
 オーティス・レディングと米山は関係ねーだろ! とも言われそうです。確かに全然関係ないんですが、でも、「引退しなかった」の一点しか見えない人よりは、米山のプロレスとオーティスさんの楽しいライブの方が、ずっと、ずっと近いと言い切れます。
「Pure heart Pure wrestring」

  この件、色々な意見を見て色々考えて一つ思ったのは、自分は「プロレスが」好き何だなあ、というちょっと見当違いみたいなマヌケな感想でした。
 同時に、これがあっしの考える「Pure heart Pure wrestring」 の意味でもあります。
 字面だけだと、きれいな言葉を並べただけで、試合は握手で始まって場外乱闘とか凶器とかなくて、試合が終わったら相手の健闘を賛えあう、「きれいな(だけの)プロレス」みたいです。
 でも、あっし的には単純に、ただひたむきに好きなプロレスを一途にやる、それだけ何ですよね。
 だから植松さんのコミカルな試合も「Pure heart Pure wrestring」だし、大日本の流血ドロドロの試合も「Pure heart Pure wrestring」 です。JWPを出た尾崎さんのポリスマンとか乱入し放題の試合も「Pure heart Pure wrestring」です。軍団総出で相手を踏み付ける時の、卑怯な事をする時の尾崎さんは心底楽しそうです。

 ちょっと、言葉の定義で脱線しました。とにかく、不思議だったんです。どうしてみんな「プロレス」を語らないのに、レスラーの「引退」についてはこんなに熱心に議論し発言するのか。

 たまにプロレスの話はするけど、会場には行かない知り合いがいたんですよね。TVで新日とか見て、「週プロ」は立ち読みする位の人。納美佳容が引退するのを知って、チケットの買い方とか聞いてきました。
 話しながら、妙な違和感を感じました。その時は深く考えませんでしたが、今はっきりその違和感が何なのかわかります。この人は「プロレス」が見たいんじゃなくて、かわいい納美佳容の「引退」が見たいんだな、と。別にこの件で「お前何か、プロレスファンじゃない!」とケンカしたりはしませんが(笑)。

 ちう訳で、以下、「プロレスファン」に向けて書きます。
「Pure HARD」

 「好きな事を好きな様にやる」といっても、現実には中々そう簡単にはいきません。実際プロレスがやりたくても、例えば体が弱いとか色々な事情で出来ない人もいますし、例えば女の子が好きでも肝心の女の子がこっちを好きじゃなかったりして・・・。ここに、人生の恐るべき味わい深さがある訳です(爆)。
 ・・・まあ、色々あって人生は大変ですが、だからこそ、好きな事が出来る人は思う存分やるべきでは、と。

 思えば「新生JWP」の歩みは、その好きなプロレスを好きにやる為の苦難の歴史でもありました。
 キューティー、尾崎、関西、ベテランのスター選手が次々と抜け、年間契約をしていた後楽園も全キャンセルでしばし使用差し止め。解散も考えましたが、残った選手、スタッフで再スタート。しかし、選手は減り、芸能事務所と提携し再々スタートを切りますが、方向性の違いから、これまた決裂。遂に現在の、選手だけで営業、運営、その他全ての業務をこなす体制になった訳です。
 あっしはこの体制を「Pure HARD」 と呼んでます。単に激しい試合をする、という意味ではなく、コンピューターやゲームのソフトとハード。試合が「ソフト」なら、そのソフトを動かす会社機能、システム全般も選手がやる体制のことです。
 かわいそう、とか同情ではなく、そんな苦労をしてでもプロレスをしたいという情熱、プロレスが出来る幸せがまぶしいですね。
  「“Pure heart Pure Wrestring” とは、好きなプロレスを、それだけを一心不乱にやること」というあっしの定義からすれば、選手がフロントの仕事をやるのも余計と言えば余計です。しかし、フロントやスタッフがいなければ、自分達でやるしかない。言い訳や逃げるより、ただプロレスがしたい! それが、「Pure HARD」 です。

 そのJWPに逆風が吹いています。引退撤回に際し、裏切られたと思う人への謝罪として、米山関係の全チケットの払い戻しに応じると、自殺好意に等しい誠意を見せています。
 「引退撤回問題」に関するJWPの答ははっきりしています。JWPは、「Pure heart Pure wrestring」を貫くんです。
 「引退」より、「プロレス」を見せるんです。

 心配な反面、楽観もしています。JWPは「最強団体」ですから。普通なら、3回か5回は潰れていておかしくない危機を乗り超えた「本当に強い」団体です。

 ジャパン女子からプロレス界の厳しさを見てきたボリショイセンセイ、どん底の状況をムダな大声と意味不明なプロレスセンスで切り開いてきた春山大先生、米山同様1度はプロレスをやめ、更にまたJWP をやめたのにパワーアップしてのこのこ帰ってきやがった倉垣、アルシ流れのLeon、Jd^ 流れのWANTED☆、伊藤道場流れのモーリー、華子・・・。
 下の方でも、女子プロ最小のラビット、ムーンもすぐ怪我してやっと復帰出来た組です。そして、勿論日本プロレス界初の、多分これだけでもうクラッシュ、ブル様当りと共に名前だけは永遠に女子プロ史上に残るであろう「引退試合当日撤回」という、前代未聞のスキャンダルをやってくれた米山。

 まだいます! 遂に帰ってきた「出刃包丁小町」中島安里沙嬢も控えています!
 ・・・何だか、どっかの女子刑務所の一房のような気もしますが。

 とは言っても、今度という今度は本当に少しヤバいですが、どうせもう何度も潰れかけた、今存在しているのがおかしい様な死にかけ団体です。あといくつ試合があるかわかりませんが、思う存分プロレスをする事しか考えていない、この人達は最後までにっこり笑って試合するでしょう。

 オマケ。深い意味はないですが、まあ、盛り上がるのであないかと。



 


「Road to JWP20th」16日at 板橋グリーンホール

 

−shake!


[<蒼星杯>masu-me(S.ウィザード→masu-me切り返すが→ドラグーン<変形羽根折り固め>)○矢神]
 masu-meは矢神の負傷している腕を狙い、矢神はキックとサブミッションで対抗し・・・しかし、最後はあっさりと。はい、これでmasu-me、優勝決定戦脱落〜ク。あーあ、ラビットともう1試合見たかったんだけど。

[<蒼星杯>○川佐(カウンターのノーザンライトスープレックス)勝]
  当然、体当り合戦がメインになるが・・・。両者思い切りが悪いせいか、もう一つハジケないなあ。ついでに、川佐のスープレックスはベリー・トゥ・ベリー(フロントスープレックス)じゃないかと思ったけど、相手の片腕を自分の首に巻き付けてもう片腕を腹ごと巻き込んで投げるのがノーザンライトスーね。

[阿部・○モーリー(ブレンバスターホールド→Hエッジ)中森・×ムーン]
 ムーン、第3試合じゃキツい試合になりそうだむーん(←いつまでこれやるのかむーん)(ムーンの名前がある程度定着するまでむーん♪)。
モーリー「かわいい方出て来い!」。さっそくとことこ出てくるのが流石だむーん。
 しかし、お笑いはここまでで、この後特にネタもなく、技の積み重ねだけで会場を暖めたのは流石JWPだむーん。ハナラ、良くムーンをカバーして試合を作ったむーん。


 休憩。
 来年3月、ここ板橋での自主興業権を賭けての「獅子の穴」と「WANTED☆」のポートレート売上げ対決は現在21vs27位でWANTED☆優勢。
 帯ちゃん、相変わらずすっぴんに近い顔で(基礎化粧くらいしてんのか?)駆け回ってます。

 ボリショイセンセイ。後楽園の復帰戦に付いて、医者の先生を押し切って出れなくもないが、「考え中」との事。
[×Leon・大畠(バックドロップ→ハイキック→投げっ放しジャーマン)木村・○佐藤光留大先生]
 良くわからんが、昨日の「よねやマニア」からの絡みで、全員コスプレマッチになったと。
 まずは、木村さん、小中学生の体操服で来ました。何か、「米山革命」を凄く間違った捕え方をしていないか? ついで「変態格闘王」佐藤光留大先生です。女性用競泳水着です。前田が泣いているぞ!
 赤軍、じゃないや、赤コーナーのLeonはアメリカの婦人警官風。寒い中、平日に板橋まで来させやがってふざけんじゃねえぞ。大畠ちゃんはセーラー服です。許す(爆)。

 いや、これ悪くないというか、「コスプレマッチ」というよりは随分シリアスな試合でした。前半にはスカートめくりとか、お笑いもあったけど、Leonと木村さんのシリアスな抗争がスポイルされないかなあ、という不安は杞憂に終わった。向かい合えば、コスプレもへったくれもなく、相変わらずのバチバチ。どうでもいいが(いや、良くない)、Leonの「足」が見えたのは収穫で、いや良く鍛えている。
 光留君もLeonとか相手や試合の流れを見て、思い切りギアを変えてくるなあ。

 笑わせて白熱させて、JWP流の「エンターティメントプロレス」でした。

(付記。Leon、木村、勿論試合後「後楽園でお前をボッコボコにしてやる!」と挑発合戦。
 光留「こんな強い女<木村>と誰が結婚するか! 今日来たのはそのベルト<大畠のコスプレ選手権ベルト>と・・・その、『使用済』セーラー服に用があるからだ! 頼む! ベルトとセーラー服を賭けて俺と試合して下さい!」)

[米山・ヘイリー・×ラビット(ゆる〜いスノーボム→横須賀カッター)○春山・倉垣・KAZUKI]
 ヘイリーと倉垣のタイトル前哨戦、米山とハルクラ、最後の絡みもあったが、ここは注目はラビットの初メインだ! 勝も道場マッチは知らないが、まだメインはないんじゃないかなあ・・・

 ・・・合格! 勿論、この中に入れば極端に小さく非力だが、「ダメ、しょっぱい」 のと、非力や格下とは違う。ミスったり流れに付いていけず、試合のリズムを壊す奴がダメだ。力の差でやられるのは仕方ないが、ラビットにそれはなかった。

 他の面子は特に言う事はないでしょう。倉垣vsヘイリー、迫力はともかく、両者まだまだ手の内を隠してる様な・・・。

 試合後、Leon 、「引退までにやっぱり、米山とやりたい!」。勿論、米山了承し、急遽あさっての道場マッチで。


「後記」
 入りは第1試合が始まった頃は淋しく、また百人切るのかよ、と思ったが、平日だから遅れてくる人がいただけでセミの時は120人程。

 20分程前に会場に付いたが、それらしい人の群れも看板もなく、今日この板橋だったかなと不安になった。
 寒かった。今日に限った事ではないが、ここ数日の陽が落ちてからの冷え込みは耐え難い。季節の移り変わりはJのせいではないが、こんな寒い中来てくれた客に何も感じないのはまずい。
 正直、「蒼星杯」の2試合は寒かった。第3試合はムーンが入って、セミはコスプレミクスド。メインはラビットが目を引くが、まあ単なる前哨戦。どうなる事かとトホホな気持ちだったが、第3試合からの盛り上がりは良かった。充分プロレスで会場を暖め、外の寒さを忘れさせる熱戦揃いだった。

 これがある限りJWPは潰れない。いや、来て、見て、良かった、と思うこういう団体がなくなったら困る。




・12日の「よねやマニア」行きました。初めて行く「レッスルイサミアリーナ」でしたけど、まあ、コンパクトでいい所じゃないでしょうか。凄く小さい会場で、多分百人位で「超満員」。120人当りがリミットかなあ。これ以上入れると動けなかったり(消防法にヤバい)、後ろの人が見えなかったりするでしょう。音響、ライト(勿論暖房も)、豪華ではないですが、興行に必要な最低限は完備しているという感じです。

 米山と帯広のMCでスタート。素顔に自信があるのかも知れないけど、人前に出る時は絶対化粧しなさい、オビ!
  後、試合以外で来てた選手は春山大先生、売店係、ムーンセコンド・・・お、ワッキー! 何か10年前と全然変わってないなあ。


 [○Leon(カウンターのスピア一発)ラビット]。good! 前日の米山同様、Leonが受けに徹し、ラビットのスピード、基礎技術を見せた。米山戦も伸び伸びやっていたが、ウェットなものがないせいか、もっと伸び伸びしてたなあ。
 途中一瞬だけ、ラビットがロープワークを戸惑ったシーンがあった。プロレスのリングは正式な規定はなく、微妙に団体によって違うけど、ここははっきり少し小さいと聞いた。

 [○ヘイリー(ランニングニーアタック→パワーボム)勇気]、・・・パワーファイターとして、それなりに安定してきた勇気ちゃんではありますが、やはりよりパワーがあり、ジャパニーズスタイルも知り尽くしたヘイリー大先生にはとてもかないませんでした。何をやっても後手後手に回るという感じだし、ヘイリー、パワーも器用さも勇気より上だもんなあ。
 ところで些細な事だけど、時々ヘイリー、無理な態勢でも力任せに投げるんだよね。腰を傷めない様に。

[米山・高橋(タイムアップ)夏樹・世4虎大先生]
 キター!!! 何といってもこれが、目当て。世4虎大先生、特例の仙女に続く特別出張である。

  待つことしばし、遂に米山との多分最初で最後の初遭遇。やはり、ウンコ座りでメンチを切ってきました! 相手が動かないので、米山ゆっくり、リングを回ります。おいッ! 格下が回るのが本能というか、ルールというか、そういうもんだぞ。
 らちがあかないと見た米山もウンコ座り。あ、やっと世4虎ちゃんが回った。 遂に世4虎vs米山、いや世4虎vs JWP開戦〜ン!!!

 ・・・体当りとエルボー合戦で終わったりして(爆)。ほんとにこの後米山とは1度も絡まず。まあ、期待が大き杉たかな、と。

 しかし、見所はまだまだある。良く考えたらこのカード、ダムのタッグリーグ戦に米山が入った様なものだ。高橋と世4虎の絡み等は面白かった。ダムさん、普段こういう事やってんのねと。いかにも全女らしい、プロレスマニア以外にもわかりやすいやり取りです。

 また、そんな大昔でもないけど懐かしい米山と夏樹のハイスピードマッチ。具沢山な内容にあれよあれよ、という間にタイムアップ。1試合でこれだけ色々見れて文句言えば罰が当るよなあと思ってたら、まだやってくれます。

 米山、引き上げる夏樹、世4虎にお礼の言葉を言った後、
「高橋さん、これで終わりですカー!」
高橋「・・・物足りないね。3分、延長戦やろ!」
「たった3分ですカー!」
「じゃあ、5分!」
「たった5分ですカー!」
「・・・じゃあ、時間無制限!」

[○高橋(ワンセコンドEX<ナナラッカに似たボム系の落とし技>)米山]
 前日の倉垣戦の様な、後楽園のタイトルマッチのラスト5分の様な濃縮された試合。ウォーミングアップは充分だし。後楽園の借りを返す様に、高橋、新技で勝利。
「後記」
 公式発表81人。試合前に数えたら78人だったけど、3人後から来たんでしょう。

 強引とも言える突然連戦の「よねやマニア」。初日の今日しかこれないが、のっけから大サービスで3日とも面白くなりそう。
 ただ、うーん、連戦はいいけど、時間や財布の都合もあるから出来たらもちょっと早く発表して欲しかったな、と。




・11日、1010 シアター「獅子の穴」興行、JWP 、 ザッといきます。

 まず、昼の部の「獅子」。[勝・○ラビット(ラ・ビストラ)ミクロ・飯田]は、飯田の復帰後は初めてだが、毎試合見せた新ムーブもなく、手数も少なめだった。まだ、本調子ではないのか? 言いたくないが、ラビットageの為の団体のバイアスじゃねーだろーな。
 [○川佐(ノーザンライトスープレックス)矢神] は、川佐、体格で押し切った、の一言。 フィニッシュ、フロントスープレックスだと思ったが、ノーザンライトだったか。
 [○Leon ・米山(キャプチュードバスター)勇気・×下野]。個人的に注目は久しぶりに見る下野だが・・・いやん、こいつ、見る度に「成長」というより「円熟」している。前から、私はもう10年プロレスで食ってますから、という感じの不気味な貫祿があったが、もう20年プロレスやってるかのようだった。とても若手がベテランに挑むというムードではなく、ちょっと見ると、新人タッグの米Leo組相手にベテランの下野が稽古を付けてやるという感じだったぞ。下野さんは凄い人だ、凄い人だ! 勇気ちゃんは相変わらず悪くはないけど、もう一つ自分を強く印象づける、おいしい所を取るセンスがないなあ。

 [<3way>×大畠(低空クロスボディ、2発目を返されて)春山大先生・植松]。大畠ちゃんのデヴュー5 周年記念試合。最初は春山・植松だけでやりあい、大畠は無視されて、というコミカルパターン。その後の3人のテクニカルな絡みも良かった。しかし、大畠の初公開の胸の谷間を強調したコスチュームが1番インパクトがあったりして ^^;)。
 [○浜田(スピンキック)中森]。まあ、この2人ならそうそう変な試合をする訳はなし。試合トータルは、中森奮闘するも浜田の牙城崩せず、と。中森個人に限っての 感想。もう一歩だと思った。反撃のタイミング、勢い、かなりいい。もう一歩で爆発するんじゃないだろうか。いや、GOサインが出たらいつでも準備は出来ているんじゃないだろうか? だが、それはそれとして残念だったのは、試合後の浜田のマイク等(中森を称える言葉は出たが)やはり、浜田を本当の意味で追い込んだ感じもしなかった。

 第2回「獅子の穴」興行、入りは120人程(小さい会場何で満員)。若手中心の1興行として見たら悪くはない。ただ、後のJWP の本興行と比べたら迫力や技術的なまずさはあり、それで同じ料金を取るのは・・・。また、どうしても「息吹」と比べてしまうが、選手の顔触れが「JWP界隈」に限定され 、それはまあ諸事情で仕方なくとも、それならもっと若手各選手、フルに力を出し切る様なカードが出来なかったんだろうか。
 とまあ、いくつか課題を残したが、 次の一手に期待、という所。


 JWPの部。

 [○川佐(ダイビングボディープレス)ドラミ]。ああああ、ドラミちゃんのポンポンが、ポンポンが・・・。かなり危ない。これはもう、早くもリミットというか、レッドゾーンをちょっと、いっぱい、振り切ったなというか。

 ・・・コホン、ポンポン の話はまあいい。試合は、技能的にはほぼ互角と思った。となると、体格の分、川佐が有利。後少し、ドラミがシャープな技や動きがあれば、勝ってもおかしくなかった。

 [○masu-me- アフロディータ]、アフロディータ、かなり動きは良くなっている。masu-me 、ヒップアタックがもう一つハジケない(相手の受けのせいもあったと思う)。ただ、masu-meも安定感、正確さはまずまず。ともかく、首の皮1枚でmasu-me、優勝の望みつなぐ(板橋の残り1試合で勝てば、ラビットと同点2位)。

 ・・・あ、masu-meちゃん、メイクを変えたようで、これまで分厚い塗りでわからなかった「目」がわかるようになりました ^^;)。これまで何試合見ても、どんな目をしているのかわからんかったもんなあ。

 [○米山(2発目のラ・ビストラルを切り返して)ラビット]。「最初で最後の師弟対決」、終始果敢にラビットが攻め、ウェットなものにはならず。それは贅沢を言えば、ラビットがもっと成長してから試合して欲しかったとかもあるが、とりあえず、これだけの試合が出来るだけでも良かった。

 [春山・×モーリー・ムーン(キャプチュードバスター)Leon・ 中森・勝]、このメンバーで、ムーン大丈夫むーんか(何語だ?)。お、今日は走れたむーん。今日はムーンが走れたんで、安心して寝てしまったむーん(爆)。

 [○阿部(ラ・マヒストラル)KAZUKI]、序盤はセコンドのモーリーを使ってコミカルに。後半はスピーディにシリアスに、というパターン。しかし、弱さが売りみたいな阿部ちゃんだけど、やっぱり昼の若手と比べると、全然うまいし、強いな。

 試合後、来年3月に「今度こそ」WANTED結成5周年記念興行をやりたい。「ちょっと、待ったーッ」とLeon 。こちらも「獅子の穴」興行をやりたい、と。すったもんだのあげく、今度は人気で決めましょうと、次回、板橋でのプロマイド売り上げで決める、と。

[○倉垣(ファルコンアロー)米山]MAX。これはもう見てもらうしかない。特に驚く様なシーンとかはなかったけど、ほとんどスキのない緻密で、しかも迫力満点の攻防。 ここまで悪くはないけど、これでちょっと通常料金はキツいなあ、と思ってたけど、これ1試合で3千円位の価値はあったと思う。


 メインは圧巻だったけど、しかし、ちょっと入りは悪かったーっ! ザッと数えたけど、ちゃんと数えても百人切ったぞー。昼の「獅子」興行がカード的にこうなりそうな気がしたんだけど。

 裏のWAVE興行に食われたのもあるだろうし、ちょっとカード的にも弱かったなあと。ボリショイセンセイが手術で営業に手が回らなかったのもあるだろうと見ている。
 今月は今日のWヘッダーや板橋、後楽園でファンの懐も厳しいし、年末はどこの団体もモチ代をかけて勝負をかけてくる。この入場者数もやむなしだが、せめて百人位はどんなカードでも行く、という固定ファンも確保したいなあ、と。



 


「Road to JWP20th」13日atキネマ倶楽部

 

−更新


[ムーン(ミサイルキック→腕決めフェイスロック)○ミクロ]
 流石にミクロと並ぶとムーンが大きく見えるむーん。ついでに言えば、個人的にはリングでパッと見、ラビットはそれ程は小さく見えないむーん。最近は選手の小型化で遠近法が狂うむーん。
 さて、ムーンのコンディションを考えれば(1度もロープに走らなかったのを除けば)、特に良くもないがおかしな所もなかった。攻守、新人としては合格点だと思うむーん。
 ミクロも今日は急遽代打の性かネタに走らず、今あるだけのまともな技術で対戦むーん。ネタやキャラクターをどこまでも発展させるか、試合技術を磨くか、どっちも大変だが頑張って欲しいむーん。
 試合は体格からの体力ではムーンが勝っていたが、走れないハンデではやむなしという感じむーん。

[<蒼星杯>ラビット(ボディスラム→ダイビングセントーン)○ドラミ]
  おお、ドラミちゃん、セパレートの新コス! 10代のポンポンがまぶしい。しかし、これ中々「リミット」だなあ ^^;)。後、ちょっとポンポンがたるんだら、倫理上(?)というか、本人が着たくてももう強制的にセパ禁止だろう。これ着れるだけの体型は維持しなさいという、無言のプレッシャーを与えてるんだろうか。
 試合は、やはりドラミと対すると、ラビット小ささが目立つが腕攻めで果敢に攻めていく。ドラミ攻められるが、この程度は「受け」の範疇。本質的に崩れはしなかった。終盤わずかに「勝機」というか、ラビットの有利を見たい身としては、ドラミのスタミナがやや切れかけた様な気もしたが、ま、単なるヒイキ目。危なげなくフィニッシュ。矢神が腕の負傷で後退、masu-meも安定感はあるもののもう一つ飛び出さない現状で、ドラミがダークホース的に気になってきた。

[<蒼星杯>○勝(ボディアタックキャッチ→バックブリーカー→ダイビングプレス2発)アフロディータ]
 結論から言えば、危なげなく勝の完勝だったと思う。試合のトータルなツクリ、印象は前の[ラビットvsドラミ]戦と似ていた。即ち、体格を活かし、そのまま押し切る感じ。アフロディータは悪くはなかった。むしろ、ズンドコ気味だった緒戦と比べると、ほぼミスもなくスピーディーな動きもかなり良くなっている。ただ、勝が特に大きな弱点がない以上、この体格、体力差を覆えす決め手に欠けたという感じ。
 勝、今日はこれまで気になった終盤に動きがヨレる場面もなかった。ただ、這えば立て、立てば歩めの何とやらで、元々の体格の優位に加え、更にプラスアルファを求めたい。

 さて、蒼星杯2戦を見て、ラビット、アフロディータ、敗れたとはいえただ持ち技を出しただけでなく、一点攻撃の「策」も見られ、変なミスもなく確かな成長を感じる。

[×masu-me ・中森・大畠・川差(ダンプのダイビングプレス→ダイビングニー)○kazuki ・阿部・モーリー・ダンプ大先生]
 「お前ら、若くてかわいいからって、アイドル気取りでいい気になってんじゃないよ! 今日はレジェンドを呼んでいる!」
 という阿部ちゃんの口上からやって来ました、ダンプ大先生。流石にキネマ倶楽部にダンプさんは強烈な存在感があるなあ。TVのタレントが間近に来たみたいな。

 試合は・・・うーん、まあ普段のJの試合にダンプさんが時折入るというだけで、限りなく普通に進みましたよ。流石にJ的な動きとか技の応酬とかしないけど、どんな技を食らってもびくともせずラリアット一発で相手を倒すみたいな、普通に横綱相撲。場外乱闘とか多めだったけど、masu-meを血祭りとかもしなかった(期待してたりして)。最後に見た1、2年前よりはやせて、動ける様になりましたねえ。串刺し攻撃では少しだけど走ってたし。多分、あの頃はリング中央からコーナーまでも走るのがキツかったはず。

ダンプ「あたしはおばちゃんじゃねーよ。おばあちゃんだよ! 脱いだらチチ何かケツまで下がるぞ。
  でも、JWP、スポンサーもいないのに良くやってるよ・・・ちょっと地味だけどな(笑)。みんな頑張ってるよ。気にいった! 来月の後楽園出るぞ!

 それとなー、お前らを血祭りにしなかったのは・・・[以下、余りにも下品過ぎるので割愛]


 休憩。えー、アフロディータのセコンドは石橋。奥の売店にいた背の高いお姉さんはブル様? 増量中のはずだけど、全然太ってなかったが。

 ボリショイミニライブ。センセイ自身もギターを弾くが、いつもの音楽仮面さんも。曲はCDの「雨のち晴れ」とカップリング曲。手話で一緒に歌うのは「雨のち隊」のKAZUKIさんと矢神。
 近況報告としては、ボリショイは手術して必ず復帰すると力強く明言。矢神は現在肘の負傷で欠場中だが、12月に「蒼星杯」はまとめてやると。

 試合前はいつも通りだと思ったが、改めて見渡すとお客さん、結構入っている。ダンプ効果もあるんだろうが、プロレス以外は普通に動けるボリショイセンセイ、せっせと営業したんだろうなと想像する。
[△Leon(頭突き合戦の末、両者TKO)△木村]まあ、が・・・
 先に入場してLeonを待つ木村、どこからかLeonいきなり現われ奇襲! この後は・・・。

 うーん、熱戦だったのは間違いないので言いにくいが、やっぱりあっし的には「我慢比べ」だった。ビッグブーツとスピンキックの、エルボーの、ゴツンゴツンという音がモロに聞こえる果てしない頭突き合戦。
 自分は先の新木場での木村vs米山戦を高く評価する。あれこそJWPでしか見られないし、ああいう試合が見たくてJWPに通っている。今日はなぜ、体力と「覚悟」があれば誰でも出来るこういう試合になったのか。1つには、木村と米山のJWPで共に長らく練習した時間もあるだろう。
 もう一つ考えられるのは、普段より1、2割多い新規の客層を意識したのではないかと。この手の体を張った我慢比べはとりあえずプロレスビギナーを驚かし、圧倒する事は出来る。
 体を張った試合である事は確かで、両者の健闘はたたえたいが、個人的にはこの手の試合は余り好きではないとは一応記しておく。

Leon 「木村! お前だけには絶対負けたくねえんだよ! 好き勝手やってるお前に負ける訳にはいかねえんだよ!」
木村「あたしがどう生きようが、あたしの勝手じゃない!  言われる筋合いないね!
 お前のそのクソ真面目な所・・・プロレスやってなきゃ口も聞きたくないね!
 こんな水と油みてえな、口も聞きたくない奴とやるのが米山革命何だよ! いつでもやってやるよ!
  次、大阪のX はあたしだ!」


 この最後のマイク合戦は、あっしの考えていた木村vs Leonの対立テーマとドンピシャ。JWPから出た人、入った人というだけではない。もう人間の生き方として、根本的に木村さんは「ノマド(遊牧民)」で、Leonは定住民なのだ。顔を見ろ、顔を。木村さんのちょっと派手にメイクしたらもうどこの国の人かよくわからん派手な顔と、「お地蔵さん」とGAMIに言われたLeonの顔を。FMWでプロレスに挫折したら、いきなりインドに行く人である。ナルな傷心で京都とかヨーロッパとか、HIROKAみたいにまだプロレスに未練あってアメリカやメキシコならわかるが「インド」である。
 Leonは少しだけフリーもしていたが、それは団体がポシャったからしょーがないんであって、アルシでもJWPでも道場長、コーチをやっていた。プロレス団体にとって道場は団体の命綱、生産会社で言えば「工場」に当る1番大切な部分だ。営業がどんなに頑張って仕事をとってきても、どんな派手な話題作りで客を集めようと、肝心の試合がダメなら、商品がありませんとか不良品を出したに等しい。その道場を任せられるのは、レスラーとしての技能だけでなく、自分の居場所を死守する責任感を信頼されているという事だ。

 さて、勝敗的にはどうかなあと思っていたが、両者引き分けは少々意外。色々考えて、Leonの勝ちかなあと思っていた。鍛え方は五分だろうか。共に限界近く良く鍛えていると思う。体格で木村さんかとも思ったが、場数、経験値は? 一見フリーの方が色々な相手と戦えそうだが、多分植松位余程の売れっ子でないと相手も限られ、要求される試合も限られると思うのだ。アルシ、Jに腰を落ち付けているLeonの方が様々な相手や状況、前座、セミ、メインと多様な試合を要求され、経験値が豊富なはず(デスマッチだけは木村有利だが)。
 まあ、どっちが勝ってもおかしくないわずかな差だとは思うが。
(付記。木村さん、パンクラスでのシュートマッチで、何とあの薮下に勝利! やるのは知っていたが、いくら何でもほぼ百パーセント木村の勝ちはないと思ってた。ひょっとして今日の結果も薮下戦の結果を考慮して ^^;?)

[ヘイリー・○米山(米-ZOU→後頭部ランニングニーアタック)×春山大先生・倉垣]
 文句なく、あっしの考えるJWPのテクニックと迫力が詰まった試合。見ればいいだけの話だから、余り言葉が出てこんなあ。
 やはりやはり、“青い瞳のJWPマスター”ヘイリーさんがいい。凄い! 春山との“グルグル”スタナーやトラースキックの攻防は、遂に大先生の領域に入って来たか、と。 あのスタナーの切り返しは誰もやらんかったぞ。

 大体みんな元気だったが、強いて言えば、前半米山が元気がなく捕まっていた。

 この試合、双方のベルトを賭けてのWタイトルマッチで、米山、これでヘイリー6冠だよ!と煽り、ヘイリー、後楽園でJWP無差別に挑戦して来るのは?
 倉垣、Leon登場・・・大先生は?

 米山、引退試合はやりたい相手とやるか、「米山革命」を貫いて、話題性のある選手にするか考え中、まだ決められないとの事。もう、米山泣いている。


「後記」
 下はザッと200人弱 。位置的にちゃんとは数えられなかった(いつもザッと数えているが)。最近では1番の大入り。

 内容も「驚き」はなかったが、フレッシュな新人リーグ戦。ダンプさん登場、ありそうでなかったJが結ぶ因縁マッチ、そしてJ ならではのハイテクマッチとバラエティに富み良かった。

 まあ、後楽園前には必ず盛り上がるJWPです。



 


「Road to JWP20th」2日at横浜にぎわい座

 

−非常事態はお好き?


 試合前にボリショイの欠場の挨拶。松葉杖でヨロヨロ、見るも痛ましく・・・という事は全然なく、今から試合するみたいに普通にとことこ出て来ました。
 「胸椎黄色靭帯骨化症」という病気で、今は普通に生活出来るが、受け身を取るとシビレが来て、その内プロレスが出来なくなるかも知れない、手術すれば治るという事で、手術に踏み切るとの事。自分もちょっとググったけど、命に別状とかいう病気ではなさそうだ。お大事にぃ〜。

[○米山(逆エビ)ムーン]
 ムーン、オーバーオールで入場。ミスターマリオを連想したむーん。リングに上がる時に気になったが、少し足を引きずっているむーん。
 試合はやはりというか、足を使う場面以外は、まあ良かったんだけどむーん。受け身何かはしっかりしていたと思うがむーん。

[○ラビット(ラ・ビストラル<飛び込み式変形エビ固め>)アフロディータ]   
 うん、中々いい。小なりといえども、しっかり、戦うぞという気迫がある。アフロディータも前にキネマで見た時は、ロメロだかカンパーナをやって自分の腰がイテテテ、何てシーンもあったが、今回はルチャらしいムーブも見せ、大分なれてきた感じ。スピーディーな攻防でこのクラスとしてはほぼ合格点だが、ラスト近く、何かの技が効いたのか、ラビットの動きがしばし止ったのだけは気になった。アフロディータのセコンドは石橋。

[モーリー・○川佐(ダイビングボディプレス)阿部・×masu-me]
 特に言う事はないが、1点だけ。1番の興味は前回のキネマでおおっ、と思わせたmasu-meのヒップドロップが、今日も確実に決まるかだった。終盤まで温存してやっと出したはいいが、川佐さんが頑丈過ぎるのか、「お見合い」みたいに止ってしまいました(爆)。これ、確実にモノにしたら強い武器になると思うがなあ。

[春山大先生・○倉垣(カンチョー誤爆→ラリアット)×モーリー・KAZUKI]
 流石にこの辺になると、攻防の迫力が違う。特に言う事はないが、いつもより前で見て改めてKAZUKIさんはうまいな、と思った。

[○木村・ヘイリー・米山(ビッグブーツ)×Leon・中森・大畠]
 正式にユニット名が付いた「ラブドライト」のオヒロメ、木村さん再上陸、ヘイリーも再上陸といくつもテーマが絡んだ試合。

 バッサリいく。「ラブドライト」、特筆すべきインパクトなし! 普段と比べて、別に悪くはなかったが、3人組んでユニットを作った効果みたいなのも感じなかった。
 普段通りというなら、米ヘイ木村組もそうとも言えるが、その「普段の試合」が、ちょっと違うからねえ。

 個人的に1番光っていたのはヘイリー。余裕で悠々相手の技を切り返し、最早JWPの誰よりもJWPしている。
 木村さん、迫力はあり、中森との絡みは興味深かったが、先の新木場の米山戦と比べると全然余裕で「合わせて」いる感じ。木村さんの試合をずっと見ていて、中森のJ移籍後の試合も見ていたら、どっちに原因があるかは明白だ。試合後の、華子特有の「お前、おぼえてろよ」という感じの恨みがましそうな目つきに期待したい。
 大畠はテクニックで流した感じ。まあ、そういう作戦キマリともいう何だろうけど。
 Leonは流石だが、Leonが凄いのは当り前で他の2人がハジケなければユニットを組んだ意味はない。

 例によって悪くはないが、自分の考える白熱という程のレベルには達しなかった。
 試合後、マイクで木村、次のキネマでシングル。ハルクラも米LEO組とタッグ選手権決定。


「後記」
 にぎわい座は桜木町駅を出たらすぐ。地下のまた一段と小さな小ホールで1010シアターより小さいのでは? 目視140〜160人位かなあ。一応ほぼ満員。ハシッコで反対側は良く見えなかったが。

 ここに来て、またもボリショイの戦線離脱というアクシデントに見舞われたが今日の試合を見る限り、そのボリショイの欠場という以外は特に影響は感じなかったな。正直に言えば、非常事態だから普通ではないテンションで凄い試合をするんじゃないかという期待も少しはあった。しかし、全くの自然体で良くも悪くもカードを見てほぼ想像通りの内容。ここは、アクシデントなど物ともしない強さという事にしよう。

 という事で遠慮なく評価すると(爆)、JWPの全試合を出来るだけ見たい人ならともかく、一見さんには多少ツラかったかな、と。うーん、特に悪くはなかったけど、ボリショイ、勝(学業優先で欠場)を欠いてこの内容で4千円は更にツラかったぞ、と ^^;)。
 ボリショイの緊急欠場は仕方ないにしても、もう来年から米山がいなくなるのは確定事項。プロレスだから、更に突然倉垣や春山やLeonが怪我で欠場する事も考えられる。やはり、いつでも1人2人欠場しても大丈夫な位の団体の体力は備えていて欲しい。
 まあ、JWPはやる時はしっかりやる団体なので、まだ余裕で構えているんだろうと好意的に考えたい。




「女子プロレス団体対抗 Flashトーナメント」

27日at後楽園(゚д゚)ニョ?

−総花主義!


「後記」
 結果はもうあちこち上がってるでしょうが優勝戦は[ダム(世4虎、高橋)vs仙女(里村、花月)]で、優勝は仙女でした。
 入りは北も完全解放で超満員、主催者発表1800人とひとまず大成功でしょう。
 優勝決定戦の盛り上がりも申し分なく、まあいいんですが・・・。
 色々な団体や選手が一遍に見れて、珍しい絡みもあり、見て損のない内容ではありました。ただ、うーん、絶対見なきゃ損だ、という程でもなかったですね。

 こういう対抗戦や交流戦は、意外性が面白いと思います。普段、団体内で強い選手が意外とモロかったり、普段ダメな選手が凄い頑張りを見せたり。そういう意味では、最近JWPしか見ないあっしでも少ない観戦キャリアで得た、この選手はこんなもんだろう、という予想を超えたシーンはほとんどなかったですね。

 眠くなるまで、パラパラ思った事を書くと。
・個人的に1番面白かったのは「青野vs美闘」の絡み。青野強い! 美闘さんに蹴り勝ってます! 青野は対抗戦女で、「第1回Jrオールスター」でも「脅威の新人」と言われたGAEA相手に、タフな打たれ強さで圧倒した事があります。
・意地悪ー見方をすれば、第1回戦の[ダムvs REINA]。多分、ダムでは不敗ではなくとも圧倒的な存在の世4虎さんが、リングにいた時間が長過ぎたのか、終盤もう少しでスタミナ切れでした。フォローすれば、2回戦はお休みしての決勝戦では花月、里村を相手に堂々とした試合ぶりでしたよ。
・良くなかったのはダムの世4虎以外の若手と、みなみ。ちょこまか、面白いムーブは見せるけど根本的な動きのヘナさがなあ・・・。川佐もいいとこなかったなあ。
・逆に意外と良かったのが春日、渋谷。10人タッグ何でボロが出なかっただけかも知れんけど。
・サリーちゃんは・・・あれだけじゃよくわからんなあ。ただ、第1試合の退場時、「マイクで」わざわざ試合に出して下さいとアピールするのは、余りにもあれじゃないだろうか。




・キネマの「よねやまつり」とJWPの昼夜興行に行って来ました。

 「よねやまつり」の方は、米山に生き別れた姉妹がいて、それが米山ボリショイとか、米山ミクロとかラビット米山とか、後「新北京プロレス提供試合」、チェ・リー、ミソ・ラーメンウーマンさんとか出てくる、まあ、そういうもので面白かったです。
 ザッと思った事を言えば、初めて見る「新北京プロレス」ですが、予想以上に面白かったですね。NEOで趙雲子龍さんの試合とかは見ていて面白いのはわかってましたが、他のチェ・リーさんや、ヨネヤマカオ・リーさん達もコスプレで、あ、いえ、久々の来日試合でリラックスしつつ新鮮な気がしました。多分、JWPは初参戦になる趙雲さん(今からインチキをするぞ、と言わんばかりのうさん臭い顔が素敵です)、場外乱闘でステージ奥の階段に目を付けてダイプしたのも流石。ミソ・ラーメンウーマンは、趙雲さんと超高速のロープワークとか誰だ、と思いましたが、マッドスプラッシュがどっかで見た事があります(・・・よく定番の○ピアを使わずに試合出来たなあ。あ、一人言)。
 初めてかなあ、まあ間近で見たのは初めての、石川ジャイ子さんは真剣に気持ちが悪い ^^;)。
 バトルロイヤルは、久しぶりに見るさるぼぼと女ッスルがえらい大きくなったなあ、と。優勝は大畠。優勝者は米山お手製のベルトをもらい、勝手に自分のやりたい「選手権」をやれると。
「『世界コスプレ選手権』をやります。挑戦者は浩代萌え萌え何かいいなあ」。さっそく、「麺プロ」で選手権試合? 話がどんどんミクロコスモスな方にいってよくわからんぞ。
 休憩前に日向、ボリショイの米山に関するトークショー。結構、うーん、な話が色々出た。来た人だけのお楽しみという事で、いい事だけ書けば、米山、やっぱり自分のハードルが凄く高く、普通にいい試合をやって、控室で「いい試合だったよ」と言っても、真剣に「ダメでした」と悔しがってたそうだ。
 春山、勝が出た6人タッグは、やっぱり勝と川佐の体当り合戦が、かつての春山と渡辺えりかのそれを思い出させて感慨深い。比較したら、うーん、実は春山の体当り合戦は良く覚えていないが、動きはあっちの方がしっかりしていたような。ただ、勝、川佐の方が器用で技が多彩な気はする。
 メインの[米山(1-2)○神取]。各々指定のルール1本ずつ+通常プロレスルールの3本勝負。1本目は神取指定の柔道ジャケットマッチ。神ちゃん、払い腰で呆気なく1本。2本目はJWP特製の「リングの中央に水たまりがあったら」ルール。中央に輪っかを置いて、体が付いたら負け、というルールです。当然、米山。
 3本目は通常ルールで、うーん、それ程ハードな試合じゃなかったですが、思ったよりはカミあったかなー、と。世代的にも2つは離れているし、神ちゃんの試合スタイルは独特で、対抗戦ブーム以後の選手は中々合わせるのも難しいと思うのですが、この辺はルーツが「ジャパン女子」だからじゃないかなー、と思いました。
 そんなこんなで入りは下160人程。最後に椅子の下に「米山革命」印付きの特製お煎餅のプレゼントでした。


 午後のJWPは、「勝vs矢神」がぷち異変。両者意識し合ってバチバチやるのは予想出来たが、矢神、思いッ切りの顔面、後頭部蹴り。勝も傷めているらしい矢神の腕に容赦ないV1(チキンウィング)アームロック。セコンドが割って入ってのレフリーストップで秒殺・・・よくわからないが、ともかく矢神の怪我が治ったら再戦を望みたい。

 「○ドラミvsアフロディーテ」は、まずアフロディーテさん、いやちゃん、から言えば、メヒコにもアイスリボンはあった!というか。ガイジン=デカイ、という先入観があったが、りほとかあの位のサイズじゃないかなあ。試合は、うーん、誰が教えてんだろ、今の体のサイズに合わない事をやってる気がした。ちょっと相手を持ったりする技で自分が腰が痛い、とか。この後の同じく超小型のラビットの試合と比べればはっきりするけど、ラビットの試合がいいのは、本人の努力とかもあるんだろうけど、ドロップキック主体にあの体で無理のない技だけやってるからだと思う。(一概にどっちが正しいかはわからない。Baby-Mこと和田部はLLでずっと「普通のプロレス」をやらされて、最初はしんどい試合が多かったけど、その内普通に試合出来る様になって、それがあったからBaby-Mもあったと思う)。
 さて、ドラミちゃん、多分アイスでは、まだまだ試合を「作ってもらう」立場だと思うけど、今日はいい経験をしたねー。余談1、やはりASARIが封印した「スーパーライト級」復活して欲しい。2、アフロディーテのセコンドのパツキンのおねえちゃんはロッキー?

 [ボリショイ・×masu-me-○ラビット・大畠]は、今日の1、2を争う好試合。必ずしもボリショイが出ずっぱりという訳でもなかったが、ボリショイのセンスが詰まった試合だと思った。まず、大畠とボリショイの絡みが目を引いた。大畠、グラウンドで一歩もボリショイに引かない! 地味にこれは凄い。masu-me、最初から多分初公開のヒップアタック全開! 結果はまたラビットに取られたが、この技を得た方が下手な1勝より価値がある。とにかく、ハジケる技がなかったからね。それやこれやで、キャリアとかバラバラながら、有機的にガッチリかみ合った好試合でした。

 「米山(ソラリーナ)○植松」は、ありそうでなかったカード、かな。シングルはちょっと記憶にない。が、勿論試合巧者同士かみ合わない訳がない。両者、この相手ならこれをやろう、と思ってた事を存分に披露という感じ。

 メイン[○Leon-中森]。・・・ばっさりいこう。「我慢比べ」。決して悪い試合ではなかったし、個人的な試合の好みの問題かも知れないが、ハードな展開、技の応酬の割に、こちらの予想を超えて胸に迫るシーンはなかったと思う。念の為に言えば、人によっては名勝負とか、凄い、と言われたあの田村vs元気戦も、あっしは凄いのは認めるけど痛そうなだけであんまり評価しない人だよ。
 何が良くないんだろうなあ。中森、うーん、頑張ってるし体力、やる気も充分。しかし、それじゃ百年やっても、もっと頑張ってて体力、やる気も、もっともっとあるLeonには勝てんぞ。
 体力もあればある程有利なのは確か。Leonが受けに回って、一見やられていても、反撃に移ればすぐ試合開始時と変わらない矢の様なドロップキックを出してくる、あの余裕。人間工学でいう「遊び」の部分。あれがあるから、劇的で感動的な「逆転」が可能なのか。
 センス、プロレス頭か。例えば、春山は明らかに運動能力はさほどない(「受け」は相当強いと思うが)。しかし、今日の中森ほど、動かず、技を出さず食らわずとも、客をグイグイノセて引っぱる卓越したプロレスセンスがある。
 Leonに問題はないか。Leonがいかに素晴しい選手か議論の余地はない。自分がプロレス団体を作るとして、2人引き抜いていいなら、Leonと水波をもらう。この2人がいれば、何があっても絶対に来た客を満足させられる。しかし、Leon個人は文句のない名選手でも、Leonのプロレスは、「努力は人を裏切らない」という座右の銘通りの豊富な練習量からの圧倒的な運動能力あってのものだ。極端な話、Leonが2人いて試合したら、本当に合わせ鏡のような試合になる危険もある。例えば1人1人は名選手でも、田村と元気が試合したら、単調で痛いだけのシバき合いになる様な。Leonと好試合をし、なおかつ勝つには「努力」も超えた何かがいる。

 決して単なる力不足ではない、困難な課題を残した一戦だった。

 「獅子の穴」、内輪もめ騒動は大畠の強引な手打ちで幕。各自、新しいネーミングを考えよとの事。
 入りは下130人程。



 


「Road to JWP20th」2日at 1stRING

 

−キムラの
価値は2


 試合前、「よねやまつり」のカード、詳細について米山と応援団長のラビットが現われ発表。ま、詳しくはオフィシャル等で。女ッスルもこれが見納めかなあ。

[<蒼星杯> ○勝(セカンドロープ、トップロープからのダイビングプレス)長野ドラミ]
 J初登場となる長野ドラミ。また、あんころモチみたいな子が出て来ましたなあ。Jの川佐は大福餅みたいだが、良くわからんが大福餅の方が偉そうだ(そもそも、あんころモチと大福餅って違うものなのか?)。
 さて、試合は、イメージ的にも、勝、Jの若手はやっぱり違うという所を見せたい。それに7、8割は成功していたと思う。ドラミのクロスボディーをキャッチしたり(お見事!)、エルボー合戦で重い1発を入れたり。
 ・・・ただ、完勝、パーフェクト! というには、終盤いくらかフラつきも見られたのが惜しい。
 ドラミちゃんに関しては、アイスの選手にしては元気が良く他団体のリーグ戦に出したのもわかる。ただ、やはりまだ新人としても確固たるものはないので、まず技を覚える前に10分でもちゃんと動ける基礎的な体力を付けて欲しい。双方、まだまだ今1歩の精進を、という所。

[<蒼星杯> masu-me(丸め込み技を返して)○ラビット](以下、大体ので略)
 ラビットは(・∀・)イイ! 凄いという程ではないが、「(プロレス)勘がいい」。小柄だから攻められるのは仕方ないが、反撃のタイミング、勢いがいい。基礎体力作りもしっかりやっているんだろうが、この「センス」は中々トレーニングでは身に付かない気がする。今日の勝利も書くと呆気ないが、試合の流れ、逆転のタイミング、説得力バッチリ。
 masu-meはこれといったミスはなかったが、やはり伸び悩み気味。ルックス的には「平成のミミ萩原」という感じだが、どうせならあの位途方もなく弱い方が面白い様な。

[ボリショイ・○春山大先生(バックドロップ→ダイビングギロチンドロップ)矢神・×川佐]
 うーん、特に書く事はなかったな。まあ、各自順当に技を出して、先輩は圧倒しつつ、そこそこ終盤は技を受けてやって、と。川沙、終盤にやはり少しスタミナ切れが見られる。あの厚みのあるボディは武器だが同時に弱点でもある。それはラビットの小ささもそうだろう。何としてでも、体の大きさを弱点にせず、長所にしなければ。大体人間みんなそうだろう。コンプレックスをバネに成功した人もいれば、美人とか家が金持ちとかなのに、道を踏み外す人もいる。まこと、プロレスは人生の縮図なり。と、ふけゆく秋に人生を思うあっし。

 試合後、川佐が春山をにらみ、春山何か言葉をかけ、最後はハグ。

[倉垣(一瞬の隙を突いてのソラリーナ)○植松]
 植松にしてはネタ控えめで、余りこれといったシーンはなかったが、中盤当りからは自然に試合に引き込まれた。この辺がやっぱりキャリアのうまさだよねえ。


 QK。特に言う事は・・・あ、FACEでイマイチはっきりわからなかったムーン、生存確認。まあ、元気に走り回って雑用してました。アイス、売店には帯ちゃん出せ、つっかさんはいたから今日の所は勘弁してやる。
[○米山(雪崩式米-ZOU)木村響子大先生]
米山「・・・木村響子は、あたしのJWPでの初めての後輩でした。あの頃から新人らしくないふてぶてしさがあったけど、フリーになってアマンドラとかデスマッチで注目を集めるのが、正直羨ましかったです!・・・また、JWPでさせてやれなかったのかなあ、って。

 私、今『米山革命』ってやってて、注目を集めてお客さんを呼びたいんですけど、もっと早く気付いていたら・・・。前のJWPでは出来なかったけど、今のJWPなら出来ると思う。
 早く気付いていたら一緒にやれたかも知れない・・・」
木村「・・・Jで一人前でもないのに、フリーになってJWPにいた頃よりしんどい事もありました。でも、Jをやめたって意地があったからこそ、ここまでやってこれました!
 JWPで育ったのは私の誇りです!

 ・・・まだ、『米山革命』やりますよね。これまで、陰ながら応援していましたが、これからは表立って応援させていただきます!」
米山「そんな謙虚な木村は木村じゃない! ^^;)」
握手。

 順番を前後して試合後のやり取りを先に書いた。感動的だが、このやり取りだけで満足されては困る。マイクはあくまで補足、付けたし。

 ・・・エプロン着地の際、傷めた木村の足(首)に狙いを定めたアンクルロック。悲鳴より先にあいてる足が飛んでくる。
 グラウンドになっても離さぬ卍固め。一歩も譲らぬ頭突き、エルボー、ビッグブーツ合戦、両者の意地が破裂するソバットとビッグブーツの相打ち。効いてる振り、休む暇などなく叩き込むエルボー。
 小柄で、先輩でも容赦しないスノーボム。こちらも体格差など知った事ではない力任せのWリストアームサルト。
 ・・・前後からの連発ランニングニー、ダメ押しのリロールジャーマン・・・スキあり! 木村響子をナメるな! と、ダイビングニーをスカしての頭突き!
 →米山香織をナメるな! と即後頭部ニー
  →まだです! まだまだ! とビッグブーツ2発!

 ・・・うかつにトップロープに上がった所を、あの高橋奈苗を倒した、米山最高のフィニッシュホールド、雪崩式米-ZOU!

 つたない駄文でどれだけ伝わったかわからないが、頭の先、序盤の探りあいからしっぽの先まで、JWPのテクニックとハードヒットが詰まった「THIS IS JWP」と言いたい熱戦だった。
 レスラーは技で会話すると言われるが、全くその通り。「木村! 元気でやっているか!」「はいっ! 1試合、いえ1秒たりともJの名に泥を塗る様な恥ずかしい試合はやっていません!(それは自分の見た限り保証する) 今日もバリバリ気合いを入れてベストコンディションで来ました!」という会話が一言も話さずとも伝わってきた。

 昼の新木場の木村さんの試合、去年のNEOでのvs田村戦(これも名勝負)から、また机や蛍光灯が散乱するエクストリームマッチを予想したが、いい意味で裏切られた。あの田村戦と今日の試合を見たら、木村響子という「息吹」世代屈指の名選手のスケールがわかるはず。
 そう、木村響子は、今現在女子唯一のデスマッチファイターで、今の非力な女子では傑出したハードヒットのパワーファイターだが、同時に芯に「JWPスタイル」が叩き込まれた、“新生JWP”第1号選手でもあるのだ。
 2年前のJWP里帰り戦、アマンドラで参戦し、最終戦は春山とバルコニーダイブが最大の見せ場となったエクストリームヒールファイターとして参戦したが、どちらかと言えばこういう木村の試合が見たかった。
 単なるタイミングの一致、偶然だろうが、この試合が「蒼星杯」とバッティングしたのも必然の様な気がする。勝もラビットも川佐もこの偉大なOBのファイトを頭に刻み込んで欲しい。今やってる、しんどく面度臭く地味でつまらない「基礎」があるから、華麗な空中殺法やダイナミックなパワーファイトやルチャからデスマッチから、百花繚乱の夢の様な多彩で華やかな「プロレス」があるのだ。

 ・・・それにしても、やはり木村は凄い。ここの所、Jに1番呼んで欲しい選手は華名だったが、今日の試合を見たらもういいというか(爆)。うーん、華名の話題性や営業努力、業界を敵に回してのサバイバル根性は確かに凄いけど、試合的にはやっぱり元気のいいU系ワナビーお嬢ちゃんだなあと。華名を呼ばないのは(Jに限らずね)、多少華名の戦略的なものも感じるが、木村さんに関しては、江本の時にも書いた「(業界が)逃げてる」のも感じるなあ。

[<3本勝負>×阿部・KAZUKI・モーリー(2-1)○勇気彩大先生・中森・Leon]
 WANTED☆、椅子にトラロープ(黄色と黒の2トーンのあれ)を持ってやって来ましたよ。
 最大注目はやはりディアナを脱・・・あ、いえ、非円満退団した久しぶりに見る勇気だった。な、何か久しぶりに見たら、おまい、えらい腹が出たなあ ^^;)。フリーになって、色々大変だけど精神的には気楽で緊張感がなくなったからかな。試合はややというか、かなーり控えめだったけど、デブり気味なのも今のどっしりしたファイトには合っている気がする。

 さて、試合はどこまでもシリアスな「獅子の穴」とコミカルな「WANTED☆」とどうなるかと思ったが、「獅子の穴」寄りで融合した。
 WANTED☆風味は、終盤、勇気と中森を椅子にロープで縛り突けた当り。これが見るからにユルユルで、拘束されている2人も見てる方もつらかったりして ^^;)。(マジにギチギチに締めると脱出出来ないけど)。まあ、コミカルがウリのWANTED☆だけど、マジメファイトにも対応は出来ますよと。

 この試合、WANTED☆と獅子の穴に12月の1010シアター大会の興行権が賭けられていた。
 試合後(凄いスッ飛ばし)、WANTED☆、出場を約束した植松に「ご免!」「もーいい! お前ら、けえれ! ・・・あー、ほかのオファー断わって12月あけてたのにあいちゃったなあー。どっしょーかなー♪」、で、なかば無理やり、「獅子の穴」興行参戦、と ^^;)。
 代打勇気も出場。残る問題は中森との不協和音。
Leon「今まで何度もチャンスをやったのに結果を出せなかったのはお前の問題だろ! 人のせいにするんじゃない!」
中森「あたしだって、『獅子の穴』を大きくしたいという気持ちはあります! でも、今の『獅子の穴』はやっぱり仲良しこよしでつまんない!」

 ハナラもマイクあんまりうまくないなあ。でも、抑揚のないつっかえるような口調が妙にリアルだったりする。
 結局、次の10月10日のキネマで「Leon vs中森」。


「後記」
 入りは黙視220人程。公式発表は160人程だが、まあ大人の事情という事で(爆)。
 新人のフレッシュファイトあり、コミカルあり、強力里帰りゲストありと楽しめました。



 


「Road to JWP20th」23日at新宿FACE

 

−進撃


[<蒼星杯>○ラビット美兎(変形回転エビ固め)矢神](以下全試合、大体ので略)
 先のキネマでも思ったが、プロレスはメインも重要だが若手の前座試合も重要だ。第1試合の若手がいい試合をすれば、興行全体にハズミが付く。ロックコンサートでも、1曲目は1番ノリのいいアッパーな曲で客をノセるではないか。
 その点でこの第1試合、充分合格だろう。見たまんまとも言えるが、ラビット、体格差もあり、ド新人にはキツいキックや関節技によく耐え抜き一発逆転を決めた。矢神の容赦ない攻めも良かった。
 「新日は第1試合で客をビビらせてきたんじゃ! 新日の第1試合をナメるなよ!」という、大谷の言葉を思い出した。

[<蒼星杯>○masu-me(ステイ・ウィズ・ニー<足に絡み付いての膝十字固め。ショーンキャプチュアー?>)川佐]
 こちらは第1試合程の盛り上がりはなかったが、川佐、まずまずシングルでも動ける模様。

[春山大先生・×勝(掌打→619→センセイ固め)小松・○ボリショイ]
 勝と小松のバチバチ関係が楽しみだったが、勝、ジャイアントスイングに挑戦し(ヨタヨタ)、ローリング“ハンターイ!”クレイドルをやったばかりの春山大先生もやらされ、やられた小松ともどもフラフラで、コミカルな試合になってしまった。

[植松・×(森居知子改め)モーリー(カンチョー誤爆→デス・バイ・ロドリック)○KAZUKI・阿部]
 リングネームも付け、遂にシリアス路線か? と思わせたが、「♪まるまるまるまる、もーりもり〜」と、童謡というか「みんなの歌」風な曲で振り付きで入場してくる。まー、相手がWANTED☆だしねえ。
 相変わらず、ポイントは「カンチョー」で、全然変わってないしぃ、何か注目のモーリーより植松さんの方が大活躍だったしぃー。良くわからんです。

 WANTED☆も結成10周年という事で、12月に自主興行をやると。

[○Leon・大畠・中森(キャプチュードバスター)悲恋・“JWPさんには、この夏は本当にお世話になりました、m(__)m。それはそれとして・・・殺す!”チサコ・×幸子]
 オイ、オイ、オイ、オイ! どした、どしたぁー! 「獅子の穴」、はっきり言って、Leon以外仙女に負けてっぞー。
 大畠、ここ最近(Jで見る)攻めの姿勢がない。受けに回って後手後手に回るのはハナラ(華子)も同じ。仙女勢のポテンシャルはわかっている。期待はハナラだった。犬神サーカス団が好きな事や、昔から時折見せる「おンもしろくねーなー」とフテりが入った表情(ブレーク前の天龍を思わせる)。熱いものはあるんだろうが、スキル不足か試合にそれが出ない。仙女の、特にチサコの猛攻を浴びればハジケるのではないかと期待したが・・・。

 仙女勢に目をやれば、今日に限った事ではないが、チサコのバネは素晴しい。古い例で言えば、タンクタンクローの様な、ドラム缶に頭や手足を付けた様なあの体型だが、余程強力なバネでも仕込んであるのだろう。足が遥かに上にあがるドロップキック。
 久しぶりに見る悲恋だが(あ、Ozの文体でも見たか)、ほとんどビッグブーツだけで試合してたな。それでも試合になるのが不思議だ。元気一杯のチサコや幸子より格上の感じがする。というか、このプロレス頭が仙女の凄い所。前に花月vs水波の試合を見たが、さぞや体力一杯の運動会みたいな試合だろうと思いきや、技控えめでタメの効いた、誰でも前のめりに息を飲ませ、盛り上がる所は確実に盛り上がる試合だった。体力は、そこそこの素質があれば後は努力でどうかなるだろうが、このプロレス頭はどうやったら身に付くのか。最近はちょっとマイクで面白い事を言えば、「プロレス頭がいい!」とかばかげた事を言う風潮があるが勘弁だ。“脅威の新人”と言われたGAEA1期生と比較したら、体力は15分時間一杯延々ドロップキックを繰り出したGAEA勢の方が勝るかも知れない。しかし、「プロレス頭」はひょっとしたら仙女勢の方が上かも。

 先のトリプルテールズ興行のメインと比較したら、うーん、個人的な好みもあるけど、テールズの方が上かなあ。大きなポイントは、テールズの方はあの、「受けてやってるのミエミエ」の合体攻撃とかあんまりなかったから。この辺は華名の「マニフェスト」にも通じるんだけど、あの内容レスの「マニ」は、まあ女子プロ界全体への戦線布告みたいな意味が1番大きいと思うけど、あと、「ヒッカキ、カミツキ」とか女子のみで通じる技はヤメロ、というのは、華名さんの「趣味」ね。その趣味性はあっしも同感だったりする ^^;)。
 まあ、華名という人は試合的にはU系の「格闘プロレス」というか「迫真のプロレス」を指向する人だから。
(やたら褒めてるみたい何で、華名の減点要素も言えば、キック、サブミッションバチバチはいいけど、シャモのケンカ、ただの鉄砲玉みたいでもあったぞー。今日の悲恋の方が余程、格上のボスっぽかった)

 そんなこんなで試合終わりましたが、チサコ、何が気に食わなかったのか、ハナラに食ってかかります。まだ、元気が有り余ってますね ^^;)。昔、川崎体育館でモモ(中西)と前川さんがキックとドロップキックとスープレックスが延々飛び交う引き分け試合の後、メインが始まっているのに、まだ収まらずリングの反対側で延々取っ組み合いをしていたのを思い出しました。ハナラも応戦しますが、出た、試合後元気良く暴れるパターン ^^;)。
 「お前ら、聞けーっ!」とLeonマイク。仙女の10月後楽園に向けて、JWPは絶対負けない、と。告知してもらったら、仙女勢帰りますが、その後Leon、
「12月に『獅子の穴』2度目の自主興行を考えています」

「ちょーっと待ったーッ!」と、阿部ちゃん達。「うちら(WANTED☆)も自主興行やるんだよね。(あんたら)やめてくんない」と言い出し、何ちゃらあって次の新木場で12月の興行権を賭けて6人タッグと。
大畠「すいません。その日、予定が入ってまして・・・。でも、責任を持って代わりの選手をいれます」

 まだある。中森「・・・『獅子の穴』、最初はみんなで目標を持ってやり甲斐もあったけど、最近はマンネリでつまんないです」と、不穏発言。離脱とか具体的な話は出なかったけど、どうなりますか。

 休憩。その前に急遽インフォメ。次回、新木場で[米山vs木村響子]決定〜イ。

[○さくら(バックドロップ→タイガードライバー→二階からのにゃんにゃんプレス<シューティングスタープレス>)米山]
 予想通りというか、やっぱりかなりウェットな試合になったねー。本当に終盤から両者ナキが入り(特にさくら)、最後にお互いの技を味わいあうかの様なキック合戦。名残惜しそうに、1度はやめたシューティングスタープレスで最後は決めた。

米山「ここで1年前にさくらさんと髪切りマッチをやりました。あれ程勝って悔しくて悲しかった試合はありません。今日は負けて嬉しく思います!
 でも、悔しかったのでまたどんどん思い出の引退ロードを攻めていきます! 次のキネマで
神取さんと一騎討ちします! それも米山革命だー!」

[<JWP認定無差別級選手権>○ヘイリー(串刺しニーアタック→ランニングライガーボム)倉垣]
 悪い試合ではなかったが、手放しでは褒められない評価の別れる内容だったかも知れない。あえて言うなら、迫力はあったがスリルには乏しかったという所か。個人的には、両者のポテンシャルや試合作り等色々考えると面白かったが。
 ザッと試合の外観を言えば、ラリアットが飛び交う大味なパワーファイト。これ(だけ)じゃ、倉垣は勝てない。倉垣も今や女子トップクラスのパワーファイターだろうが、真正面からぶつかる限りどこまでいってもヘイリーが1枚も2枚も上だ。スリルのなさはここから来ている。
 いつかの後楽園の「春山vs日向」を思い出した。日向の強さは生来の華麗さもあるが、「JWPを背負う」という使命感で相手を潰し試合を壊すのも辞さない「覚悟」にあったと思う。かわいい後輩の春山相手にそんな覚悟は必要なかった。長年の激闘で体調も全盛期には程遠く、勿論手を抜いていた訳ではないが、同等のダメージの技をやり合う限り、体力充分で受けの強さには定評のある春山に負ける要素はなかった。
 かと言って、とって付けた様な新技や一発の逆転技で勝つのもズルい気がするが。

 また、Jの試合で言えば、倉垣自身が2度苦汁を飲んだ米山になれば、とも思った。[米山vs倉垣]は余り話題にはならなかったが、JWPや米山の緻密なプロレスセンスが圧巻の隠れた名勝負だったと思う。
 米山と倉垣、考えるまでもなく、パワーでは倉垣が圧倒的に上。スピードで対抗しようにも倉垣はそれも劣ってはいない。同団体なので、米山の手の内もほぼ知り尽くしている。いかにして米山は勝ったか。一発逆転のムーブや新技など決して使わなかった。どこまでも基本に忠実。出来る限りの切れ目のない最高の攻めを繰り出し、倉垣の技のダメージを最小限に抑え、最後まで諦めない粘りで、100:70位の根本的な体力差を0.5 ポイント、1ポイント、2ポイント・・・と少しずつ確実に詰めて勝ったのである。
 倉垣とヘイリーは、米山と倉垣程の差はないかも知れないが、あの米山の気迫や粘りがあれば。

 後で聞いたが、ヘイリーはこの後しばらくアメリカに里帰りするそうで、事情通はその点で倉垣の勝ちと予想していたそうだ。まあ、裏事情はともかく、この内容で倉垣勝ってもすっきりしないだろう。
 ヘイリーからベルトを奪回するのは誰か。やはり・・・。しかし、今日のヘイリーはどこまでも相手に付き合う大先生風でもあった。相手のプロレスを全て受け入れ、吸収し、消化する大先生のプロレス術に酷似しているのである。そして、肉体のポテンシャルは明らかにヘイリーが圧倒的に上。さて、どうなる・・・。


「後記」
 入りは400人程(公称320人・・・老眼と、あと正体不明チケットもあったんでそう)。少しアキもあったが、まあ満員かなあ。内容は勿論(・∀・)イイ! JはFACEは絶対ハズサない。
 バラエティに富み、またこれまでFACEは試合は良かったが、その後に続く展開がなく、人事ながら何でこのいいムードを次に引っぱらんかなあと、毎回泣きながら帰っていたが(ウソ)、予告編も一杯で暮れにかけてのJのさらなる攻勢が楽しみだ。




 トリプルテールズ興行に行って来ました。

 まず、第1試合の[○花月-小松]が中々良かったです。ちょっと見ると、小松は勝負以前にとても花月に及ばない気がしますがどうしてどうして、最初はちょっとそういう雰囲気もありましたが、凄い音がした飛びつきDDTから形勢逆転。最後は負けましたが、切れ目のない攻撃で大いに会場を盛り上げました。
 あのDDTは推測ですが、花月がわざとビッグパンプを取った気がします。しかし、そこからの小松の頑張りも本物で、こういう両者の頑張りによる白熱こそ「プロレス」という気がします。小松奈央という選手は何というか、「メジャーの意地」を感じます。小松本人より、小松を育てたOZに。小さかろうが線が細かろうが、とにかくある程度の技術のない選手は絶対試合には出さないという。一見地味でも、最低限の技術、力はあるからこういう試合は出来るんだという気がしました。
 しかし、花月は前にもWAVEでやはり実力差は歴然、という感じの飯田を相手に中々の好試合をやった事があり、ただ強いだけの選手ではないですね。余談ながら、久しぶりに見たら、ビルドアップしていて、前は普通の子がよく鍛えたなあという感じの体つきでしたが、今は何か水波さんしてました。

 第2試合の[△広田・佐藤耕平(両者キッス誤爆によるWノックダウン)△GAMI・小峠篤司]は、さくらは耕平にラブラブで、GAMIはに小峠君にお熱という事で、まあそういうズンドコな試合でした。耕平君も久しぶりに見ましたが、程よくやさぐれた、イカニモなレスラーになってましたなあ。
 第3試合の[×AKINO-ビリーケン・キッド]は、まあ、普通に試合でしょうか。男女の体力差はありますが、ビリーケンが小柄なだけに、それ程の違和感もなく普通に試合でした。
 第4試合の[○HARASIMA×翔太・怪人ハブ男]。まず、この翔太って何者でしょうか。入場時、少し足を引きずっていた様な、やや挙動不振です。コスチュームの足の部分にはヒラヒラが付いてアイドル風でもあります。いかにも沖縄プロレス、という感じのハブ男は序盤の四つん這いで這う様な動きなど、中々ムード。ときたまマスクの後ろの弁髪風というか、蛇の様に長く伸びた部分でムチの様に相手を叩いたりもするラフファイター。小柄なしょーた君が捕まったりもしましたが、トータルでは普通に滞りなく終わりました。

 そして、メインの[華名・○美央・イオ-チサコ・×幸子・水波]は、文句なく素晴しい試合でした。やっぱり、仙女もテールズもこの位の相手でないと本領発揮出来ないですね。とにかく、最後の最後で(テールズはまだ続きますが)、やっと満足出来る試合が見られました。1、2試合しか見てないですがWAVEのテールズなど、お笑い中心でただ勘弁でした。自分にとってのテールズはやはり、去年NEOで見たバチバチのラフ&セクシー&ズンドコな3人組です。ズンドコや美央のしゃべりによるコミカルさはなかったですが、まあとりあえず大満足です。

 個々に見るとまず、ハズレ選手がいないのが良かった。強いていえば、水波位? ベーシックな力では負けてないと思うのですが、華名と戦うシーンが多く、グラウンドではこちらはオーソドックスなのに対し、華名はU系とかの変則的な(なりふり構わない)サブミッションを出すのでやや後手に回ったという感じ。スピアーやスタンドでの迫力は相変わらずでしたけど。
 イオはアグレッシブなバチバチタイプではないのですが、相手の強烈な技に充分よく耐え、ここぞという所で華麗な空中殺法を出す、これがイオのスタイルでしょう。惜しい人をなくしたものです。違うか。
 意外に収穫だったのは幸子。チサコが一時Jに準レギュラーで参戦して印象が増したのと逆に、少々個人的には価値が下がり気味でしたけど(アイスでもイマイチだったし)、この試合はアイドルポーズとか変なキャラだけでなく、純プロレス的な実力もアップしていると見せつけました。決してメチャメチャ目に見えて強くなった訳ではないですが、タフネス、耐久力が思ったより良かったです。
 終盤、延々華名のキックを食らい、もうダメかと思いましたが、ここぞという反撃シーンでは、はい演技終わり、と試合開始と変わらぬスピードで元気にロープに走っていったのは爆笑でした。逆に言えば、いかに華名のキックが効かないかという・・・あわわ、いえ、この「格」が狂うズンドコぶりこそテールズの危ない面白さ! 華名大社長は前に志田に押された事もありますからねえ。最後は華名が勝つか、やめていくイオが勝つか負けるか、と思いましたが、美央が華名のキックからつないで幸子をフォール。まあ、もう勝敗や誰が誰から取ったとかどうでもいいです。ノンストップ、プロレスの醍醐味ここにあり、と言える素晴しい内容でした。


「後記」
「『トリプルテールズ』は『トリプルテールズ.S
(ドットエス)』としてこれからも活動します! テーマは『新しい女子プロの形』です。
 さっそく次の興行も決まっています。新木場は私、[華名vs澤想起]、もう一つは(セコンドの植松と交渉して)[美央vs植松]!」

 入りは北のひな壇を半分程開放し、当然ほぼ満員で400人程。「息吹」の絶頂期やスターダム旗揚げ戦の超満員には及ばなくても、大成功でしょう。今日の興行についても、まあメインが全てでしたね。

 ついでに「週プロ表紙」getとか最近の華名嬢に付いて言えば、WAVEでの栗原戦表紙、smash女子初代王座とかひっくるめて、執念の粘りが持久戦を制した、という所でしょうか。
 スマもWAVEも最初から華名を高く買っていたとは思えないのですが、行動力と不断の粘り強い交渉で、細い線を絶対放さずたぐり寄せて、遂に風穴を開けたという感じです。
 華名もまたコースは違いますが、長与とか北斗と同じ孤高のカリスマの道を歩き出した気がします。

 長与も北斗も「全女」という強大な団体を背景にのし上がったのですが、実際の試合よりネットと個人の行動力を駆使した華名のやり方は、団体が弱体化した今の女子プロ状況をジャストに捕えたものでしょう。
 ともあれ「華名劇場」は、まだ「続き」ます。まだわかりません。「週プロ」の表紙も1週間たてば誰も覚えていないし、スマもWAVEも所詮ゲスト選手、いつまでもオシてくれる保証はありません。「テールズ.S」第1弾カードを見る限り、やはり既存の女子プロ界との冷戦は続く様です。
 しかし、既に華名は次の、次の、次の一手くらいは考えているでしょう。この程度では満足しないハングリー精神、危機感があったからこそ、パッションレッドとケンカ別れし、一時は試合も激減し絶対絶命という地点から、ここまでドラマチックに返り咲けたのです。
 純粋に華名のレスラーとしての評価は賛否が別れるでしょうが、人間としての強さは最早議論の余地はないでしょう。



 


「Road to JWP20th」11日atキネマ倶楽部

 

−はじめの一歩


「後記」
 遅くなりましたが、日曜のキネマのJWPですね。はい、「まあまあ、良かっぱ」です。
 例によって、凄い! 必見! という程のものはなかったですが、充分楽しめたし、また今後のJが期待出来ると思いました。

 ズバリ、その最大要因は第1試合の新人ばかりの6人タッグ(勝、masu-me、矢神、川佐、ラビット、小松)。これが中々元気が良くて良かったです。この勢いを落さずにメインまで突っ走ったという感じでした。
 ぷち・待望(?)の勝vs川佐の体当り合戦もありました。デヴューした頃の春山大先生と渡辺えりかの体当り合戦を思い出したなー。
 勝はまた、小松ともバチバチ。試合は小松が取りましたが、まだ、優劣は付けられないですね。そりゃ、小松が勝の中に入れる位凄い体格差があるから、いくらデ○専のあっしでもそれで優劣は付けません。そうですね、小松がスピードやテクニックで勝を撹乱したら小松の勝ち、勝がスピードでも小松についていき更にパワーで圧倒したら勝の勝ちでしょうか。双方、それはな.し。まあ、お互い意識して頑張って下さい。
 ラビットは軽量をわかってて良く動いてました。ドロップキックにもう少しウェイトが乗れば・・・、まあ、今はまず元気良く動く事でしょう。次回新宿FACEから始まる「蒼星杯」(若手リーグ戦)楽しみです。

 続く第2試合、注目は当然、フリーになって初参戦の都宮ちぃ、改めミクロ(即物的なネーミングだなあ)選手。
 ・・・うーん、どーでしょ。コミカルなキャラクターはそのままで、アイス時代よりは(後楽園しか見てないですが)ドロップキックや飛び付き固め技など多少は技も出してましたが、率直に言ってこれだけでは、フリーはキツいという気がしました。あっし的にはフリーというのは、豊田さんやアジャは別格としても、植松さんやAKINO、それも出来杉にしてもあの位の技術がないと厳しいと思うのですが・・・。まあ、本人も1、2年は業界にいてその上で決断したんだから、はたからとやかく言っても蛇足でしょう。まずは好感を持って迎えられましたが、試合後、今後につながるマイクはなし。

 モーリーvs○植松さんは、カンチョーやメイク、ヘアスタイル(?)崩しといったネタ試合に終始しましたが、試合後、モーリー、次のFACEから心機一転、新リングネームで出直す、と。遂にシリアス派転向かな。FACEは[モーリー(名前変わるけど)・植松vs阿部・KAZUKI]。しかし、今のスタイルになってから、「ツノ」を降ろした植松さんは初めて見た。

 セミの春山、ボリショイ、倉垣の3wayは、練り不足というか発展途上というか。悪い試合ではなかったが、3wayならではのシーンやムーブが見られなかった(ボリショイが春、倉の2人をうまくぶつけてスムーズに固めた位)。ただ、3wayは、軽量の動きのいい選手がトリッキー、コミカルにやるというのが定番だが、女子ヘビーの3wayはやりようでまだまだ面白い試合が出来るかも知れない。
 メインの「米山・ヘイリーvs中森・大畠」は、正直奮闘していたが、王者チームの牙城はいささかも崩れず、という感じ。まだまだフルに体も頭も使わなきゃ、米山の域には入れない。

 入りはいつもよりは20人位大かった様な。前日の土曜はディアナ、ダム、REINA、後(新)全日本女子だっけ、4団体の女子プロ興行戦争で、そっちにぶつからず、今日ほかに女子の試合がなかったのはツキだなあ。




・今晩み。アイス後楽園とOz文体に行ってきました。何か、今の女子プロの二極を見たという感じで中々面白かったです。

・まず、アイス後楽園ですね。トータルな評価はやや、という所でしょうか。やっぱり百点も90点も80点も上げられませんが、まあ入場料の分はそこそこ楽しめたのではないかと。

 個々の試合の結果や細かい感想は略します。それより、豊富(過ぎる)な人材の織り成す色々なドラマが興味深いし面白かったです。
 ちょっと極端な例えですが、これは“裏WWE”ではないかと。あそこも豊富な人材を好き放題とっかえひっかえドラマを作ってますが、その原動力はWWEはズバリ「金」、ギャラです。アイスは逆にどうせ金にならない分、敷居が低く、お気楽に色々な女の子が集まってきて、結果人間が集まれば自然に色々なドラマが生まれて団体が活性化している気がしました。真琴退団、都別プロジェクト発足、帯広復帰と。ま、金にならない分、レベルも低いし、拘束力がなくて、期待の選手があっさりいなくなったりしますけどね ^^;)。
 しかし、レスラーが沢山いるという事はとりあえずいーことで、6人タッグで志田を使う何て、この団体にしては贅沢な事も出来る訳です。
 ラブリーブッチャーズ(宮城、ハム子)vs十文字姉妹は、期待程ではなかったですがとりあえず、まともにカミあっただけで良かったです。数年前のJr.オールスターの十文字姉妹vs紫雷姉妹戦を思い出しました。
 ここまで、見ていていい感じだったのですが、メインの[○みなみ-藤本]がちょー残念。みなみは凄く華のあるいい個性だと思うのですが、今日の試合は如何せんラストが唐突過ぎたというか、説得力なさ杉でした。これも、アイスの課題何ですよねえ。震災直後の「藤本vs Ray」「志田vs朱里」戦も、絶対負けられないというつっか、志田の気持ちには感動しましたが、共にフィニッシュの説得力は正直なかったです。
 ですが、体操教室の子供(と母親)を集めて、診療所にマット引いてやってた、団体とも言えない集団がここまで来たんです。この課題もいつかはクリアーしてくれるでしょう。入りは相変わらず北閉鎖で程ほど満員。いつも通り千人全後じゃないでしょうか。

 あ、インフォメとしてはなぜかタイのTVでアイスの試合がゴールデンタイムに流れるそうです。イギリスでの試合とか、マジにアイスのお気楽さはWWE並に世界を巻き込むかも知れません。


・Oz文体は、アイスとは逆に最低でもそれなりにプロの基準には達している選手を集めたという感じ。小松という新人も地味ですが、例えば、アイスやダムの下の選手みたいな「ふにゃふにゃ」感はないです。ただ、メイン以外は何と言うか、笑いなしのWAVEみたいな・・・。個人的には熱い試合でなければ、アイスの未熟さにもひかれるんですよね。あ、広田さん、今日はキューティーさくらで来ました ^^;)。

 さて、メイン、これはもう世界がガラリと変わってタッグマッチですが、尾崎軍団乱入し放題の無法の世界でした ^^;)。
 何と言うか、凄くLLPWだなあ、と。LL魂はこんな所に隠れていたんですねえ。
 乱入乱入でも決して手を抜いていたんじゃなく、技的にも頭落し系の危険技とかポンポン出て、関西のダイビングフットスタンプ何か、尾崎さん、あの細い体で良く受けられるもんだと感心しました。
 久しぶりに見る神ちゃんは、年齢や議員をしていたブランクが心配でしたが、まーったくお変りありませんでした。LLの頃よりよくやってたみたいな。
 しかし、あっしは元々大仁田やLLのドロドロした世界が好き何ですが、やっぱりアイスや今の若い子がこういうカオスな試合をやってくれたら最高何だがなあとか思いました。

 インフォメと言うかゲストは、久本雅美さんは当然、ブル様もアジャの25周年のお祝いに参上。現在、ブル中野引退興行に向けて、現役時の体重に戻して入る最中。今85kgだそうです。
 KAORUさんも、挨拶。カカトの怪我に加えて骨髄炎も合併しましたが、復帰を目指していると。
 入りは下(1F)はほぼ満員。2Fも半分位は埋ってたかな。粗い黙視で1200〜1300という所でした。



 


「」7日atキネマ倶楽部

 

しめやかにpure wrestring


 まずは試合前に全選手リングを囲んで故プラム選手に黙祷。今年もJWP何とかサバイブしました。

[勝(勝の突進をキャッチして一瞬のブロックバスターホールド)○
みなみ]まあ、
 参戦が発表された時から楽しみだったが、みなみ飛香、間近で見てやはりこの輝き、華やかさはただごとではない。選手がリングインする時のラィティングは画一のはずだが、みなみの時だけ倍くらいライトを増やしたかの様な凄い輝きだ。マジに今、全女子選手で1番華やかなのはみなみではないか(好みもあるんだろうが ^^;)。
 ただ、試合の方はこれまで見た限り心もとなかった。アイスは一部上位陣の選手以外、どうしても他団体の普通の選手とまともに試合が成立しない気がする。
 勝もまだまだ危なっかしいだけにどうなる事かと思ったが、結構かみあって充分見られる試合になっていた(低いレベルですけど)。
 やはり、腰の座ったどっしりとした感じの勝と、軽やかさのみなみと、双方の持ち味がぶつかりスパークし、化学反応を起こすまでには至らなかったが、まずは危なっかしい同士、ここまで合わせられただけでまずは合格点か。
 フィニッシュのブロックバスターはきれいにバッチリ決まった。また、敗れたが勝のフィニッシュ間際のラストスパートも良かった。これだ、この切り替え。

[○中森(延髄斬り→シャイニングウィザード→ディスティニーハンマー<ダイビングニーアタック>)森居]
 悪い試合じゃなかったが期待には満たなかった。ハナラも期待し応援しているが、森居のシリアスな強さも見たいのだ。なにげない動きやムード、チサコとやった試合等このクラスではかなりの実力者と見たが。ハナラも悪くはないが、ただ試合をこなすだけならともかく、今一歩客に感動を与える何かに欠け足踏みしている。伊藤道場でずっと一緒だった分、かなりの白熱戦を期待したが、終盤あっさりと。

[KAZUKI(スクールボーイ)○Leon]
 試合開始、握手。KAZUKIが一旦コーナーに戻り背を向けた瞬間ダッシュで奇襲。こけたーっ! あら、KAZUKIさんのコスに手をかけたもんでパンツが! とにかく押さえろ! カウント3! 7秒!

KAZUKI「これで終わりですか!? これじゃやってられないですよ! バトルロイヤルも出ますからね!」

[○倉垣(カウンターのラリアット一閃)大畠]
 倉垣と小柄な選手の試合としては、米山との熱戦がある。これは本当に芸術的とも言える名勝負。ただ、米山の力もあるが、同じ団体で手の内を知り、共に練習してきたから出来た試合だろう。あれと比べられたら、大畠も辛いが。
 いやいや、あの白熱戦には及ばずとも、これはこれで大畠良く頑張ったし見所一杯の中々の試合だった。大畠のヘビー級というか大柄な相手との試合としては、「息吹」での松本戦や木村戦が思いつく。あれは、どちらも基本的に受けの強さというか、「ド根性」を見せた試合だったが、今回は攻めダルマ。遮二無二飛びつきサブミッションで攻めての善戦だった。倉垣のタフな試合を見ているものとしては、まだ「追い込んだ」とまでは言えないが、まだまだ成長している大畠の姿勢は素晴しい。

[みなみ(前蹴りをブロックし→延髄斬り→ディスティニーハンマー)○中森]
 こちらは無難に順当に。貴子さんからもらったディスティニーだが(キューティーも使ってたな)、使い方難しいな。ラスト、背が高いのでしょーがないのかも知れないが、みなみが首を引っ込めて「どうぞ」というのが見えてしまった。

[△倉垣(倉垣のラリアットが決まった所で時間切れドロー)△Leon]
 →[
<2カウントフォールマッチ>○倉垣(ジャックナイフ固めを反転し上になって)Leon]
 いい意味で言う事のない白熱戦。この2人の絡み、余り記憶にないが流石脂ののったベテランの強者、難無くずっとやっている様な力とスピードの攻防を見せた。待てよ、そうなると決勝で華子の相手は倉垣かあ・・・。

[<オンリーギブアップバトルロイヤル>○ボリショイ(オーバー・ザ・トップロープ)ヘイリー、他ラビット、川佐、masu-me、矢神、KAZUKI、春山大先生、ジャガー、阿部、下野、米山]
 ゲストの下野、ジャガーさんも入ってにぎやかに。例年よりややネタ控えめだったかな。特筆する事はないが、masu-meのポンポンの白い腹巻き(サラシ?)はコスチュームの一部だろうか。サポーターかコルセットで、腰、腹部が悪いんじゃないだろうか。今日も出番少なかったし後楽園で変な動きをしたのも気になる。

[中森(カウンターラリアット)○倉垣]かなぁ・・・
 これも評価はビミョー。まだまだ、全然ダメ、という評価でもおかしくない。ただ、ハナラのなりふり構わぬ必死のキック攻撃にはやや感じるものがあった。少なくとも、このままじゃダメだ、という気持ち位は見えた。これが突破口になるか。もっとも、超格、実力上の倉垣相手だから許されるんで、そこらの相手にキックだけで勝つのはずるいけどね。
 ついでに言えば、今日のMVPは3試合相手をage切り、熱戦の連続だったクラちゃんでしょう。お疲れ様。

 試合後、倉垣、ヘイリーを呼びつけ、勿論無差別挑戦表明。「ちょーっと待ったー!」と、春山、ボリショイ現われ、里村からの金星、バトル優勝を盾に挑戦を迫る。ヘイリーの提案で、次のキネマで3wayで決めたら、と。


「後記」
 入りはまあいつも通り、下130人程。先の後楽園は、一見さんがパッと見てああ面白かったと思って終わりの、一つのエンディングではなく(いや、メイン何か無条件に凄かったんだけど)、これからを示唆した興味深い予告編だった気がする。米山の最後の花道は準備されているが、その後はどうか。
 ともかく、今年も無事にお盆にプラムを迎えられてよかっぱよかっぱ。



 


「」7日at後楽園ホール

 

−奇蹟の

価値は

“ファンタジスタ”春山大先生、
 里村女史撃破!

米山、王座奪回ならず!


「後記」
 入りは例によって北閉鎖ーの、南の後ろがやや淋しく、まー、いつも通りの800前後(NEO後楽園基準)と思いました。発表は900人オーバーでかなりいい方。東西南は超満でしたが北ガラガラで、発表1300人のスターダム後楽園基準ならそうなんでしょう(爆)。

 試合は・・・やはり最大のサプライズはセミの春山大先生の里村さんからの金星でしょう。誤爆とか合体攻撃とかもなしに、シングルに近いシチュエーションで堂々キーン☆ハンマーでのカウント3です。
 試合トータルはまー、ラストまでフツーでした。植松輝は例によって笑わせたり合体を見せたり、Leon、倉垣はスピアーや超パワー殺法を見せたり。終盤、春山と里村の一騎討ちに近いムードになって、里村の攻めがキツくなった当りから、ぷち興奮。この絡みが「続く」なら、里村の変則的なキック攻撃を早めに食らった方がいいです。大先生、何かやらかしそうなムードです。顔蹴りを食らってやり返します。どんな格上にもひるまないのが大先生の真骨頂。
 そして、1度はモロに食らったニールキックを2度目はキャッチして・・・。
 この絡み、やはりフィニッシュ以外は6:4か7:3で里村さんが押してましたが、里村の手の内を知った大先生の「次」が楽しみです。

 メインの米山vsヘイリーは大熱戦でしたが、ジャパニーズスタイルや米山のタフさをヘイリーさんが知ったら、持ち前のパワーでヘイリーさんの優位さが際立ったという感じでした。
 「○栗原vs華子」は、限りなく順当にほどほどの攻防の末に、頭突き→裏投げで栗原勝ちましたが、双方まだまだでしょう。ハナラは将来的に春山みたいな(JWP内部だけでも)圧倒的な存在になって欲しいんですが、まだ「サプライズ」を起こす気迫かプロレス頭か、何かが足りません。
 若手、新人の試合は、デヴュー戦の2人は短時間決着でしたがあんなもんでしょう。第2試合はmasu-meのミスが目立ちました。ほかの選手も好調とは言えず、アイス、ダムの若手がぬるいだけにここで、Jの若手は違う、と見せつけて欲しかったのですが、これなら楽しげな分あの辺の方がマシと言われても仕方ない内容でした。




 日曜はダム後楽園に行ってきました。採点すれば、60点・・・まだ旗揚げして半年の新興団体だからオマケして70点ってとこですかね。

 個々の試合結果はあちこち上がってるんで略。第1試合、岩谷、星輝、鹿島、須佐のタッグ。今日のキモのトーナメントにこの生え抜き勢が1人も入ってない時点で、こいつらまだまだ何だなと思いましたw。
 果たして試合もまあその通り。いやデヴュー戦よりは大分進歩してますよお。ただ、アイス以上J未満ですね。アイスよりは上かも知れません。ただ、やっぱり技を出してるだけで「戦い」が感じられませんでした。この辺が世4虎や美闘にカミつけば面白くなるんですが・・・。

 美闘さん、長野さんは、プロレスキャリアの差か多少長野さんの方がうまいとは思いましたが・・・。美闘さんも少しはプロレスのリングに慣れたのか、声援に手を振る余裕も見せましたが、試合になれば、えー、わかんなーい、という感じです。
 外人のマルさんは、地味だけど「出来」そうな、ただの地味かも。よくわかりますん。

 [Leon vs夏樹]はレベル的には1番でしたが、やっぱりなんちうか夏樹にベルトが還る展開が丸見えでした。もちっと動けるデカい奴対策も考えろよお。

 あっし的ベストバウトは[○ぽん-世4虎]。デヴュー戦から強心臓を発揮した世4虎ちゃんですが、ますます腰の座った試合運びですなあ。実はこれも試合以前にヒールなのに1番の声援を受けていた事から、ダムファンの間でいかに絶大な信頼と支持を受けているかわかりました。
 ゆずぽんさんもうまいです。そんなに凄い、という程のムーブはないんですが、充分客の感情をコントロールする力と感性がありますね。今日の爆笑ムーブ(バンプ)は何かの技でダウンして、死んだみたいに全く無抵抗にズズズとリング中央に引きずられたシーン。こういうセンスいいなあ。
 この2人はダムの宝でしょう。

 入りは北解放でそちらは少しあきも見えましたが、ほかは9割程万遍なく入って、NEO基準で千人前後という所。動員的には大成功ですね。
 ただ、内容は団体のキャリアを考えると失敗でもないですが、成功というには遠い気がしました。世4虎、ゆずぽんという2人を出しただけで成功とするなら志が低いです。あっしは南1番後ろの立ち見で見てましたが、前にいた家族連れが休憩後にはいなくなってました。これが一般人のジャッジです。
 まあ、まだ旗揚げして半年の新人団体。長い目で見守りましょう。


 メイン終了後、イオ登場。高橋と共闘を呼びかけ、無論高橋応じました。
 うーん、まずあっしはテールズのファン何で離脱が悲しいんですが・・・。
 イオは確かにダム向きでしょう。ああいうアイドル性があって、しかも器用で身軽で試合でも客を楽しませられる選手がダムの理想何でしょう。でもなあ、夏樹は今はとても、背中さえ見えない高い存在。イオは少しは近いですが、まだまだ1周以上は差のある存在のような・・・。生え抜き勢のモチベーションが落ちなければいいのですが。



 


「Road to JWP 20th/第8戦」10日atキネマ倶楽部

 

−まずは後楽園


「後記」
 ザッと。入りは160人程。超は付かないがまあ満員。Jの板橋にしてはいい方。休日、REINAとのWヘッダー、こんなもんでしょ。ポスター見るとあっちの方が凄い外人が多くて楽しそうだなあ。

 内容もまあまあかなあ。前回のキネマは余り良くなかった。何をやっても米山引退のインパクトにかき消されただろうけど、それでもシビアに1番安い席でも4千円の価値があるとは思えなかった。
 今回は中々。セミとメインの充実が良かった。この位を最低でもキープして欲しい。
 あ、デヴュー間近の2人に付いては、大体前のエキシヴィジョンマッチと同じ感想。もー、(だぶん)基礎の基礎は出来てますよ、後は実戦でいかに肉付けするかであないでしょーかと。既に体型そのままのスタイルはある程度出来ていて、アンコ型の川佐は体当り系と。アンコ型でもマジカワイーよ。塩田もかわいー。一言でいえば、アイスのちぃ大先生のライバル現ると。150cmを切るぷりちーさ。ただ、足が長くバランスはいいと見た。動きもいい。この手のスーパーライト級の選手のあり方としてASARIちゃんとBaby-Mが浮かぶが、ASARIはともかく素顔時代のBaby-Mよりはうまそう。

 セミの[○阿部-大畠]は、「手が合う事は素晴しき事なり」と言いたい位の白熱。阿部ちゃんは大畠相手なら普段より1.5倍は強い。試合後、何ちゃらあって後楽園で[WANTED☆(阿部、KAZUKI、森居)vsブラックダリア(大畠、桜花、バンビ)]。
 あ、も一つ、華子、試合後やりたい相手がいる、と栗原指名。リングに上がった栗原とハタキ合い。個人的には松本ザウルス当りを狙って欲しいが、栗原も経験値でこのクラスでは相当な強者。まずは強引にでも追い付いて欲しい。

 メインは「絶頂」まではいかないが、パワフルで小気味いい白熱。ただ焦点となる米山より、倉垣とヘイリーの絡みが印象的だったなあ。やはりガイジンは凄いというか、ヘイリーは毎試合全開ではないが(毎試合全開なら怪我人が出ちゃうよ)その気になればかなりのポテンシャルを発揮する選手だ。もう1試合たりとも無駄に出来ない米山引退ロード、後楽園のメインで何を見せる。



 


「Road to JWP 20th/第7戦」10日atキネマ倶楽部

 

−告、

米山香織引退


「後記」
 に、尽きますねえ。試合は・・・うーん、まあ悪くはないけど全部想定内と。下160人位、上20〜30人、いつも通り。より、やや良かったかなあ。




・ジュエルス新宿FACE大会に行ってきました。勿論、ハナラ(中森華子)の試合(キックボクシングルール)を見る為です。

 結果は判定負け。ただ、決して見苦しい惨敗ではなく、多分、百人中百人が本職のキックの人とこれだけやれたらたいしたもんじゃないか、と思う様な内容でした。
 相手の千佳子WSR選手は知らないのですが、165cmと体も大きく見るからにベテランの試合巧者という感じ。ネットで調べたら、ハナラは前にもキックルールの試合をした事があって、その時は某サイトによれば顔面打撃ルールになれなかったのか、終盤動きが止まりスタンディングダウンでKO負けでした。
 恥ずかしい試合だけはしてくれるな、とひやひやでしたが、始まるとハナラ、積極的な中に堂々としたものがあります。相手の千佳子選手、より落ち着いて冷静な感がありましたが。
 そう、やはり技術の差何ですよね。素人目ですが、体力やメンタル的にハナラ、いささかも劣っているとは思えませんでしたが、やはり打ち合いになると向こうの方が正確さやスピードの僅差で有効にパンチが当るんです。ガーッといってもカウンターをもらいます。
 2Rになると判定で不利なのがわかっていたのか、更に積極的にいきますが同じくカウンターをもらい鼻血も激しくなります。一瞬だけ、陽がさしたのは終盤わずかですが千佳子選手のフットワークが乱れ、ハナラの突進でスリップダウンしたシーンでした。良くわかりませんが千佳子選手、30代か20代後半かハナラよりは歳がいってそうです。もう1R、あるいはどちらかがKOされるまで時間無制限だったら、いっそラウンド制でなく最初から時間無制限のプロレスとの折半ルールだったら・・・そんな事も考えましたが、了解ずくのルールの元、有効打の差で今日ははっきりハナラの負けでした。

 負けましたが、決して恥ずかしい試合ではなく、オープニングマッチの若手のキック試合よりはサマになってましたよ、とこれだけは書いておきます。
−−−−

 他にもプロレスファンでもちょっと注目の試合も多々あって、[○藤井恵(判定)長野美香]は、とにかくフジメグさんと言えば、サブミッションでは怪物的に強いというイメージがありましたが(自分が見た数試合はいずれも秒殺)、長野、相手を良く研究したらしく粘って凌ぎきり「1本」は取られませんでした。フジメグ、スタンドでは打撃でかなり積極的に攻め、この辺は打撃に弱い長野さん対策か、長野さんのグラビア批判かw。
 [○HIROKO(2R、腕ひしぎ)エスイ]も注目。あのエスイさんですよ。何か髪を切って男っぽくなってましたが。アバウトに体格からのパワーでは圧倒かと思いきや、相手のHIROKOさんは180cmの超大型ファイターで、マジにエスイさんが小さく見えました。しかしムードではエスイさんも中々で、今日出た全選手の中で1番「動かなかった」ですね。ボーッとしてるんじゃなく、攻撃が来たら的確に対処し、王者の風格みたいなw。いや、冗談じゃなく途中まで見たら王者のエスイさんに新人のHIROKOさんが果敢に挑戦、という感じでした。最後、グラウンドの逃げ方を間違ったのか、一旦腕ひしぎがハズレた見たいでしたが、立ち上がった所で再度しっかり決まりジ・エンドでした。
 [石岡(判定)○辻結花]は、巧者辻のサブミッションに石岡、良く対処し切り返し、メインにふさわしいこの日のベストバウトでした。

 立ち見もぎっしりの超満員。



 


「/第3戦」22日atキネマ倶楽部

 

−トーナメント佳境



[○masu-me(フォール合戦の末、オクラホマロール<横入り式スクールボーイ>)勝]
 この試合の勝者が大阪で花月の持つJr2k冠ベルトに挑戦する。
 グラウンドの素早い腕、首の取り合い、エルボー合戦など良く練習しているのが伺えた。前のシングルよりグッとレベルは上がったが、スピード、身軽さのmasu-me、重さ、破壊力(?)の勝と向かっているベクトルが違うし、決定的に差の付いたシーンもないので両者優劣は付けられない。今回はやや後輩に抜かれたmasu-meの必死さが上回ったか。

 ただ、どっちにしても今の所花月に勝てる要素は皆無。まだ、勝の方がいくらか、一瞬でも「何か」を見せそうな気はするが・・・。まだ、どちらが飛び出るかの勝負だ、
 大阪でいい勉強をして来て下さい。

[○ボリショイ・矢神(掌打→タイガースープレックス→掌打)KAZUKI・×森居]
 うーん、特に言う事はなし。まあ、キャラそのまんまの試合。

[春山大先生・○倉垣・大畠(ラリアット)輝・植松・×飯田]
 久しぶりの植松(&輝)の登場。引退発表した植松に自然に目がいく。植松・輝組、入場テーマが輝のもの。JではOBの輝の方が格上なのかね。
 試合は、これまたいつものキャラ、スタイルそのままに。毎回何がしかの成長やサムシングを見せてくれる飯田ちゃん、今回は特に・・・。春山にまるでドロップキックとか効かなかったなあ。まあ、飯田ちゃんが中に入れる程の体格差がね。大先生程ではなくてももう少しウェートアップして今のスピードを落とさなければ、この世代ではトップかかなり上にいけると思う。
 個人的にはやはり、春山と輝の絡みに目がいった。まずまずのこなれた攻防だったけど、欲を言えばどっちか引退するまでに、かつての「日向vsr輝」位の超絶試合が出来んかなあ。

 試合後、植松、輝、久々の参戦で今後につながる展開があるかと思ったがマイクも取らずあっさりと。どの団体でも大活躍だった植松だが、案外一番面白かったのはJWPではないかとひそかに思っている。最後にもう一幕何か出来ないだろうか。


 休憩。特に言う事はなし。ムーンは会場を走り回っているが、手に包帯。復帰に向けて練習はしてるのかな。
 米山、大阪で復帰の挨拶。インフォメは特になかったが、午後のJJ興行の宣伝や指定席売り切れだが、キャンセルで若干のあきが出たとか、立見当日券も出るとかやけに親切な他団体情報。
[<J1グランプリ準決勝& TLW世界女子シングル選手権>○ヘイリー(グローバルボム→カウンターのラリアット)阿部]
 ある意味、予想外に面白かったです。阿部ちゃんが何かしたかというと何もせず、真っ向からぶつかって見事に5分で玉砕でした ^^;)。
 この位体格、実力差があると別の意味でスリリングで面白いなあ。まともに真正面からいって勝てる訳がない、ふざけるな、とも言えますが、例によって試合後、「あんた達(WANTEDの2人、ファン)、真剣に応援した!? こんなんにボーン!(ボム)と食らって、ボーン!(ラリアット)とやられて、(フォールを)返せる訳ないじゃん!」と駄々をこねて許されるのが阿部ちゃんです。

[<J1グランプリ準決勝& JWP認定無差別級選手権>○Leon(キャプチュードバスター)中森]
 うーん、熱戦ではありました。キネマのメイン、タイトルマッチに見合う好試合というノルマは果たしたと思いますが、それでも中森華子への期待の大きさ故、個人的にはもう1歩でした。
 Leonは大一番のBONY・GA・GA(中学生のダンス集団)のダンス付き、華子は記さんのブーケ付きオーバーコスで入場。これがハナラの勝負服なのでしょうか。

 試合は、グラウンド、基礎体力でやはりLeon、前半リード。Wアーム式バックブリーカー、逆エビ、場外でもスピアーでエプロンに打ちつけ、定石通り華子の腰を痛めつけます。
 「転」は、華子、マッドスプラッシュ(コーナーポストからのダイビンブボディープレス)を剣山(立て膝)で迎撃。テキサスクローバーホールドをマフラーホールドに切り返したり、張り手、ハイキックで粘りますが・・・。
 やはり、根本的な体力さ、タフネスでLeon、堂々の横綱相撲という感じでした。どんなに華子が攻めていても、Leon、よく受けてるなあと思っただけで、まるで追い込まれているとは思わなかったです。

 いや、華子とLeonの力の差何かわかり切った話で、その上で飛躍の鍵や新展開でも見せてくれないかなあと期待してたんです。ついでに言えば、華子がこの位やれる力があるのも予想通りでした。(ファイト)スタイルの問題だと思うんですがねえ。まだ、「新人ファイト」を引きずってますねえ。

 中森華子、期待してますよ。第1回POPトーナメント、当時既に別格的に飛ばしていた松本ザウルスとの激闘は目を見張りましたがその後、あれを超える試合は見ていません。技のバリエーションやタフネス、安定感、着実に進歩はしているのですが、堅実に試合が出来るだけで、ハッとさせる強い個性、自分に興味のない客の目を引き付ける程のインパクトのある試合が出来ません。

 勿論、実力も必要です。極端に言えば、中西百重程の才能、実力があればどんなファイトスタイルでもOKでしょう。しかし、体格、パワー、運動神経、特に劣ってもいないですが、飛び抜けたものもない華子は、やはりまだまだ考えて考えて考え抜いて、自分のファイトを作らなければならないでしょう。春山香代子のように、さくらえみのように、米山香織の様に。今更ですが、Welcome JWP! JWPはそういう選手の団体だと思います。


「後記」
 
下だけで200人程。最近ではまずまずの大入り。ただ、メインが期待に満たなかったのと、他の試合もいい意味で後を引くようなものが少なく、トータルな感想は「まあまあ」。

 大阪大会の布石は万全だが、後楽園に向けて次は何を仕掛ける?



 


「/第2戦」22日at 1010シアター

 

−やさしい死神



[○阿部(ランニングエルボー→Wアームスープレックス→ダイビングボディープレス)勝]

 勝ちゃん、まずまずいい。体当り、バックエルボー、膝に相手を落とすバックブリーカーの波上攻撃で客をノセるという、簡単な様で出来ない選手は中々出来ない第1段階クリアー。ただ、デヴュー戦から気になる、時折動きが鈍重になる癖の為か、阿部ちゃんがageてんだなあ、という気もした。

[○中森(飛びつき技を固めて)大畠]
 中森指定のルールは「2カウントフォール(カウント2で決着)」。ルール選定が吉と出たか、中森のJではベストに近い内容。

[KAZUKI・○森居・masu-me()矢神・ボリショイ・倉垣]
 まー、はっきり言って消化試合。


 ト、飯食ってる間に就寝タイムだ。
 駆け足でザッといくと、[<オンリーギブアップ>○ヘイリー-春山大先生]は、敗れたが大先生のうまさが良く出ていたと思う。
 そして、メインの[○Leon-チサコ]は、圧巻の白熱戦。唯一のミスは、リーグ戦全試合ベルトを賭けると宣言したLeonだが、賭けたのが「ハイスピード」だけだった事かな。JWP無差別のベルトを賭けてもおかしくない、いやベルトに箔が付くから賭けて欲しかった。勿論チサコは充分スピーディーな選手だが、実力的にもとんでもないものを持っていた(試合後、ハルクラ、大阪でタッグベルトにも挑戦してこい! と逆指名)。
 更に、そのありったけのチサコの攻めを受け切った、ある意味春山をも凌ぐLeonの懐の深さ。全くJWPは、試合においては最も過激で非妥協的な団体だ。




・JWPのキネマと、レイナ新宿FACEに行ってきました。

・Jから言えば[○DASH・チサコ-森居]が白眉、圧巻、凄スギ! 遂に“1人バトルロワイヤル”チサコが覚醒。こいつはプロレスをほんとのケンカと勘違いしてないか、と思わせる殺気と気迫が張り手やスープレックス“拒否”など、1つ1つの動作、全てにみなぎってます。うーん、あっし的には今単独で1番面白いレスラーは華名大先生でしたが、抜きそうです。

 メインの[○Leon-Ray](Rayさんの「普通」の試合ですた)の試合後、次回北千住で対戦するLeonに、「あたしは、Jの選手みたいにただ試合してんじゃない!

 ・・・
(突如泣き出す)ベルトを取って仙台のみんなに・・・」


・レイナは・・・うーん、悪くはないんですが、新団体の記念すべき旗揚げ戦、余程の仕掛けでもあるのかと思ったら、淡々と普通の試合が続きました。緊急告知、旗揚げ第2戦を来週新木場でやるというのに、全試合、試合後のマイクもなかったです。何何でしょう。


 川野、石橋はちゃんと練習はしているようで、NEOで見た「まだまだ感」はなく、普通の新人レベルにはなってました。黒木はあんまし、変化なし。

 入りは超満員でした。




「GOLDEN RIBBON2001」5日at後楽園ホール

 −止まるな!

 ・・・(仮題)地上最強の小学生レスラー現わる!(仮爆)


「後記」
 ん〜、個人的に毎回評価に悩むアイスですが、今回も頭を抱えました。全11試合中、大半の7試合を占める男子レスラ-とのミクスドタッグトーナメントがあっし的には壮絶にイタかったです。決勝戦以外5分1本勝負でドローの場合はジャンケンで勝敗を決めるというのも凄いですが、その5分も個性豊か過ぎる参加選手がお互いにとまどったり、キャラをいじってる内に終わったりして。
 この手の全くプロレスのない試合もアイスの定番ですが、それが延々7試合も続くと「エンターティメント」というより、「修行」に近いものがありました。これが最後まで続けば、「準推奨」からも落としました。
 決勝は[○猫子・大石-×真琴・澤]。流石に真琴さんはこのメンツでは強いですが、ここで強くたってしょーがないでしょー。エアギターの内藤メアリさんや、安藤あいかさんとか出落ちの一発芸に近い世界です。優勝の猫子さんは、キャラに徹する所や3試合動けた所は評価しますが、今1歩練り込めばもっと面白くなる素材です。

 しかし、Jr2冠戦から後半の試合は見るべきものがありました。
 まず、[○花月-ちぃ]は、ちぃ側からすれば見所など何もない無残な敗戦だったのが逆に意味があったと思います。前回の日本中がパニクった中での、志田と藤本の涙ぐましい奮闘は、初めてアイスに熱い「戦い」を感じましたが、この試合のアイスらしからぬ、まるでいい所のない敗戦はその流れの中にあると思います。思いたいです。体が小さくて非力なのは最初からわかり切っていた事。その上で「プロレスでハッピー」のコンセプトを実現して欲しいです。

 セミの[○さくら・Ray-×志田・朱里]は、序盤の場外乱闘でプチサプライズ! Rayさんが朱里さんを攻め込んでいます! 隊長! 私は生まれて初めて「強いRayさん」を見ました!・・・まあ、その後は普通の試合になりましたが。アイスの道場長としての自覚が出来たんでしょうか。あ、Rayの中の人は・・・ま、いっか。まあ、Rayさんはともかく(ともかくって何だー!)、やはり相当気合いを入れて、覚悟、体力、プロレス頭を総動員しないとさくらさんの牙城は崩せないでしょう。

 メインの[○藤本-つくし]は、ある意味革命的な試合でした。普通に大技が出る試合でしたが、良く考えたら凄い事で、小学生がタイガースープレックスやスノーボム(どどん?)、WアームDDTとか使ってるんですよね(流石に藤本さんはそんな危険な技は使いませんでしたが)。小学生のボム技やスープレックスを受けるって、ある意味大日のガラスボードや蛍光灯より怖いんじゃないでしょうか。今日のMVPは文句なくつっかさんでしょう。

「子供の日だから、つくしが勝てば良かったんでしょうけど、私もやりたい事があるんで負けられませんでした!

 ベルトを巻いて『仙台アイス』! やりたいです!

−−−−

 うーん、トータルな感想はアイスの世界を知っている人や、限りなくプロレスに寛容な人は楽しめたんじゃないでしょうか。それ以外の人は最初の3試合位で怒って帰る危険性大でしたが。
 アイスの一見派手なだけの様に見えて、コツコツ着実な歩みは評価してますが、しかし藤本、志田が育ってきたとはいえ、まだまだ内容が薄過ぎるという気もします。
 しかし、小学生にメインを取らせて「普通のプロレス」をさせたり、ちぃがアイスらしからぬノーハッピーエンドなタイトル戦をしたり、試行錯誤を止めない、プロレスやアイスの可能性を強引でも拡張させる姿勢は褒めたいですね。
 入りは毎度同じ位の北閉鎖でほぼ満員。公式発表800人弱。



 


「/開幕戦」17日atキネマ倶楽部

 

−充実



「後記」
 下160人程。上20〜40人程? 内容は、いい! の一言でした。

 WAVE、ビギニングと少しよそ見してJに戻ると、第1試合から空気の違いを実感しますね。いきなりでき上がっているというか、単なるド新人の試合なのに「いけッ! 勝!」「決めろ! masu-me!」と、大盛り上がりです。
 勝ちゃん、masu-meと並ぶと大きいなあ。中にmasu-meが入れそう。試合は一日の長でmasu-meの方が動きがいいですが、体の厚みからの頑丈さでは勝でしょう。勝、まだ、際立ったムーブはないですがしっかりした動き。最後はスクールボーイか丸め込み技でmasu-meと思ったのですが。勝、頑丈さで押し切りました。勝、デヴュー2戦目にして白星!

 [○阿部-kAZUKI]は・・・順番が前後しますが、今日からJは全員+(チサコ、RAY・・・)のトーナメント。これもその1回戦。ルールが変則的でバスケの先攻決めみたいに、上に投げたボールにタッチした方が3種類の中からルールを決められると。<1、「2フォールカウントルール」。肩が付いて1、2で終り。2、「オンリーギブアップルール」、いわゆる3カウントなし。決着は全て関節技のギブアップのみ。3、「通常ルール」。普通のプロレスルールですが、時間切れ引き分けの場合、キャリアの浅い方が勝ち>。
 ちなみに第1試合の[勝vs masu-me]は通常ルール。このWANTED☆対決は、「オンリーギブアップ」で、KAZUKIさん、柔道着を付けました(・・・つかまれて却って不利では? それは投げ技の場合かなあ)。試合はそういうもので(爆)、最後KAZUKIさんが返し技で三角締めか何かに取ったのですが、阿部ちゃんも必死でKAZUKIの襟をつかみ(だから言ったのに)、セコンドの森居がタオル代わりに道着の下投入。優勢だったのに、KAZUKIの負け。
 [栗原・×飯田-○ボリショイ・矢神]は、各自得意技を披露しただけですが、4人ともコンディション上々の様です。
ボリショイ「お前らには足りないものがある! チーム名だ! 私達には『レインボードラグーン』というチーム名がある!」
栗原「チーム名なら、私達にもあるよ! 『栗ご飯』って!」
 ともかく、次回キネマで再戦。

 セミの[○ヘイリー-倉垣]が白眉でしたね。いや、メインも良かったですが。この両者ならパワフルで迫力満点な試合になるのは当然ですが、それに加えて息も付かせぬ、かなりのハイスピードマッチでした。ヘイリーさんが「2フォールカウントルール」を提唱したのですが、これは新解釈でした。実はあっしは「オンリーギブアップ」だの「2フォールカウントルール」だの、余り好きではありません。というか、プロレスには元々どちらの要素も含まれているし、レスラーはプロレス頭、センスで枠にとらわれず最高に面白い試合を作るべきだと思っています。しかし、「2フォール」も「オンリーギブアップ」もまともにやれば不利な選手の為の救済ルールみたいな気がしましたが、ヘビー級の選手がスピードアップの為に使うというアイディアは秀逸でした。

 メインの6人タッグは何度目か、何十度目かの「JWP復活!」と言える出来でした。誰と誰がどう絡んでも絶対に面白い、手の内を知った者同士の一瞬もだれる事のない、新鮮で白熱の絡みが時間一杯続きました。正直、今年の開幕戦や1月の試合を見た限りではJの行く末が不安になりましたが、ようやく新体制も軌道に乗ったようです。
 目新らしい所では、チサコがようやく本領発揮、今一つファイトスタイル的に伸び悩んでいる感のあった華子がとりあえずは春山との絡みがイキイキしていました。




「Beginning」15日at新宿FACE

 −さらば、舞ころ!


 行かんわけにゃいかんだろ、という事で行ってきました。

 舞ころ、最後の相手は華名ちん大先生。これも縁だなあというか、ハグレモノ同士、実に手の合った格プロ、バチバチスタイルの熱戦でした(○ハイキックで華名)。この2人もっと早く出会っていれば、結構な名勝負を残せたと思います。華名ちんもたまにはいい事をする。

 市井舞というのも不思議なレスラーで、ムードとか運動神経とかA級のものを持っているのに、遂にもう一つブレイクしなかったです。しかし、不運といえば(いや、本人の性格の問題だろ ^^;)それまでですが、そもそも縁がなければプロレス界に来る事もなく、レスラーとしては全くの「0」、無だったわけで、遂に開花しなかったものの、あっしを含む一部のファンに限りないロマンや期待を与えました。実績も全くのゼロでもなく、あの奇蹟のしなし戦大勝利。伊藤道場での華やかな再デヴュー戦、アイス復帰など、尻切れとんぼではありましたが、その他の奇行 ^^;)等、プロレスが最後はデジタルな「結果」ではなくファンの頭の中に残るものなら、市井舞はやはり記憶に残るレスラーでした。

 天使の様な笑顔と羽根がはえた様な運動神経を持ち、やりたい放題の滅茶苦茶な試合で顰蹙を買いつつ総合で大金星。こんな豪快さんな選手は、もう多分滅多に出てこないでしょう。前田慶次みたいな恐ろしい奴です。
 最後に結婚報告で寿引退、というのも「らしい」です。市井舞の神話はハッピーエンドでなければいけません。


・入りは180人程。

・ほかの試合はあんまり言う事ないですが、[○山懸・Leon-×バンビ・Ray]は、Leon、ズバ抜けた実力を見せました。試合後に山懸さんと握手。「雪どけ」でしょうか。良く見たら2人とも思い切り爪を立ててて、両者、手が血だらけでした。ウソ。

・引退セレモニーに花束を持って来たのは試合に出た人以外では、つっかさん、ちぃ、JdのMARU、スターダムから、風香、夏樹、夢ちゃん。世4虎さんも来てたよなあ。

・とにもかくにも、お幸せに。あ、意味不明な功績を称えて初の「永遠の準推奨選手」とさせていただきます。何かイヤガラセみたいだなあ。イヤなら、取り消します。




「YUMI OHKA HAPPY BIRTHDAY WAVE sakurasaku VER3.2」
10日at新宿FACE

−本気WAVE!


「後記」
 入りは400人位? 数えてないけど、移動が大変な位、ぎっしり満員。
 しかし、入りより試合が良かったです。これまで見たWAVEで1番良かったですね。2、3回しか見てないですけど(爆)。

 やっぱり、メインの[○桜花-GAMI]でしょう。前半のGAMIさんのグラウンド技術、後半の熱いタフネスマッチ。まあ、少し例の「2.9プロレス」がしつこかったなあとか、団体内対決だからこれだけ出来るんだよなあ、とかケチも付けようと思えば付けられますが、ともかくもどこに出しても恥ずかしくない掛け値なしの熱戦でした。
 GAMIさん、3連敗の約束通り3カ月で10kgのダイエットに挑戦と。

 第1試合の[○花月-飯田]から好試合。飯田ちゃん、基礎体力の上にテクニカルな選手に育ってます(アネキブンノクリハラヨリスジガヨクネ?)。
 続いて、お目当ての[トリプルテールズvs団子3兄弟(勇気、水波、×下野)]は、まだ本調子とは言えませんが、「世界の華名」大先生が、向こうの1番下っ端の下野大先生にグラウンドで押されるという素晴しいズンドコぶりを発揮して下さいました。この「格」通りに、お約束みたいに進まない所がテールズ何ですよ、だぶん。
 大畠隊長を中心にしたブラックダリア(今回、大畠、バンビ、×悲恋)vs春日ー軍(○春日、栗原、朱里)の不毛な抗争(爆)は、まずまず。朱里のプロレス適応力とかいーじゃん、と思いました。大畠ちゃんとの絡みが興味深かったです。バンビさん、ムードだけはいいんですが、やられたらやられっぱなし、自分の攻めだけで、「攻防」とかする気、全然ないですね ^^;)。ま、この人はいーです。おかあさん、体に気を付けて下さいよ。何か、表ではセクシーないい女をやってても、裏では背中にサロンパスやコウヤクを一杯張って、「はー、疲れた疲れた、どっこいしょ」とか言ってそうだもんなあ。若い真琴はちゃんとやれよ。ダリア、新メンバーにヤングパワーでチェリーさん加入。
 フジモリ・カヨさんの引退試合はつつがなく。最後に元の団体の男子レスラーも。
 コミカルWAVEはTAKAさんが植松さんのツノ付きで。向こうもアジャ様と広田コング。まあ面白かったですが、最初から「コミカルWAVE」と付けられると選手が苦労する気もしました ^^;)。

 やっぱり、弱キャラだった桜花さんがこれだけの試合が出来る様になったのが感動的でした。

 アイスがどこか(つか、はっきりと)アマチュア臭いのに対し、これまでWAVEはプロの良くない部分を感じましたが、今回きちんとした熱いプロの試合を見た気がします。女子プロも色々な団体、面白さがあるものだと気分が良かったです。



 


「JWP-MANIAX 2011」3日at後楽園ホール

 

−Leon王座奪取!



[勝愛実vs○DASH・チサコ]

[
<JWP認定ジュニア&POP選手権>○花月vs矢神葵]

[○阿部・ジャガーvs×KAZUKI・大畠]

[○ボリショイキッド・masu-me・関西・天野vs×中森・森居・尾崎・輝]

[
<JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手>春山大先生・倉垣vsアジャ・ヘイリー]

[<JWP認定無差別級&ハイスピード二冠選手権>米山vs○Leon]or
「後記」
 入りは南、見た目、先のアイス後楽園(北閉鎖の、見た目指定席ほぼ完売)より若干百人弱程少なかったです。これで公式発表はアイスより百人程多く、JWPがウソツキみたいですが、あれを基準にしたらNEOの後楽園観客数もほとんどウソツキになってしまいます。自分、後楽園観客数は最近ほとんど数えてなく、NEOの入りを基準にしてアバウトに検討で書いてます。
 とにかく、きっちり数える事は不可能だし、今後も後楽園観客数はNEO後楽園を基準にします。[北閉鎖、リングサイドほぼ満員、南後方8分目の入りで800人程度、ほぼ満員で900人程]。
 話戻すと、先のアイス後楽園よりはやや少なかったものの、客の出足が鈍いのはいつもの事で、最終的には8分目、Jの後楽園としてはかなり入って、NEO後楽園基準で800人程でした。

 さて、試合は、これまたアイス後楽園を比較対象にしますが、あちらがアマチュアな面白さ、熱さがあったなら、こちらは見事にプロフェッショナルな面白さ、熱さを感じました。
 第3試合の阿部ちゃんの15周年記念試合から、同じコミカルマッチでもアイスと比べると凄くプロの芸でしたねえ。アイスはアイスで小笠原先生の滅茶苦茶さとか面白かったですが。

 例によって駆け足でいきますが、デヴュー戦の勝愛美、「まだ何も持ってないが、レスラーに一番大切なものを持っている」カモ、という感じです。
 セミは、アジャ大先生の凄さは良く出ていましたが、ハルクラがもう一歩踏み込む前に試合が終った感があるのが残念でした。

 そして、メイン。これはもう今の若手、中堅クラスで考えられるMAXの試合に近いでしょう。テクニック、ガッツ、ちょっと最近の若手の試合とは比べ物にならない、どっちが上とか下とかいうより別の競技みたいでした。

・1番怖かった、Leonが小さく見えないか、という点。体格は技や動きの大きさ(百重)、存在感でカバー出来ます。あっしは南の後ろで見てましたが大丈夫でした。
・珍しくLeonが2つ技をミス。逆に米山は、まあ毎回動きはいいですが、技のスカしあい等いつもより動きが良かったです。いつもは技や動きはLeonの方が華麗ですよ。この辺、「日陰の忍者」Leonと、「JWPのアイドル」として育てられた米山のレスラー人生を感じさせました。
・番外編の話ですが、花月、blogでこの試合に触れてます。「まだ、追い付けないですが・・・」と殊勝ですが、意識しているだけでも凄い ^^;)。

・試合後、Leon、「米山革命」を引継ぎ「Leon革命」をやる、と。




・アイス後楽園と「獅子の穴」興行に行きました。

・アイスは例によって問題点山積みです。[○志田-朱里]の志田の勝ちはあっし的には納得出来ません。前半のグラウンドで志田は何も出来ず完敗だったじゃないですか。念の為に言えば、あっしは志田を応援してたんですよ。
 [○TAKA-真琴]は、前の後楽園の対TAJIRI戦と同パターンで、あの時は取り合えず男子の攻めに耐えられただけでも評価しましたが2度も見せられたらうんざりです。最早、TAKAの「モップを相手に」する技術しか見るものはありません。
 さくらさんのエキシビジョンマッチというか、モモの1マッチ復帰ですね。ほんとに緊急決定だったんだろうなあという感じで、モモの調整も完全ではなかったですが、しかし、前説長いよ! さくらさんは男子を入れても日本でこれだけしゃべれるレスラーはいないんじゃないだろうかと言う位、しゃべりのうまい人ですが、今日だけはしゃべり過ぎの感がありました。

 メインの[○藤本ーRay]は、まあ、この2人にしてはよくやったかな、と。えっちらおっちら、緊張感のない空中殺法を持ちよって何とかかんとか試合を組み立てるのは新旧アイスエースのプライドを賭けたシビアさより、微笑ましいものがありました。志田の試合もそうでしたが、悪い意味の「2.9プロレス」というか、技や展開に自信がないからいたずらに大技、フォール、大技、フォール・・・が多過ぎましたね。

 かように問題点は多々ありました。しかし、この状況では焦点は一つ。鬱屈を吹き飛ばして観客をハッピーな気持ちにさせられたかどうか。この点において、

 アイスの勝ち


・あ、別に↑(上)は「獅子の穴」に勝ったって事じゃないですよー。

 「獅子の穴」興行は、誰が考えたのか ^^;)、入場式とか試合後の記念撮影とか「息吹」チックでしたねえ。
 4月のJWP後楽園でデヴューを控えた“ニセ安里紗”勝愛美ちゃんのエキシビジョンが興味深かったです。あっしがよく言う「プロレスのノリ」が確かにありました。ただ、この人は「気迫」で客をノセましたね(ドロップキックも出さなかった)。よくわからないですが、何だか凄そうです。ただの気合いだけの子かも知れないし、ひょっとしたら「ニセ安里紗」どころか、あちらが「ニセ愛美」と呼ばれるかも知れないです。

 志田のmasu-me戦は、勿論何ぼ何でも圧倒的に志田の方が強いですが、masu-meも良かったです。あっしの見た限りベストファイトでしたね。コーナーポスト際、相手飛び越し丸め込みが今日はきれいにバッチリ決まりましたねー。こういうのが大一番でバシッと決まるツキはプロレスが向いてる気がします。
 藤本さんの試合は、個人的には今日は対矢神戦の方が良かったです。いつも試合を作ってもらう、引っぱってもらうイメージがありますが、今日は悠々矢神の技を受けてはっきり力の差を見せる「お姉さんファイト」が出来ましたね。

 セミの[○中森・森居-栗原・×飯田]は、まあ可もなし不可もなし、でしたが、栗原とlock dog-be(中森・森居組)が思いきり激突しなかったのが不満でした。
 メインは・・・わーはは、ごめんなさい、ごめんなさい、疲れがたまってたのか終盤寝てしまいました。

 アイスは入場者数公式発表800人切ってましたが、NEOの満員(発表900人位)の時より入ってた様な・・・。余りふれない様にして ^^;)。
 「獅子の穴」は200人位で、充分満員でした。




「」20日at板橋産文ホール 

 

−「最強」


「後記」
 入りは120人程。Jは板橋に弱いし、身内で固めたカードも地味。状況的にも、こんなものだろうか。
 しかし、試合内容は普段より当社比30%程増しの熱戦ぞろい。流石、いや当然の「最強団体」JWPである。

 JWPこそ女子の「最強団体」ではないかと思っている。試合が、ではない。試合なら、全盛期全女、またよく見てないがGAEAやアルシもあの顔ぶれだからいい時はJより上だっただろう。NEOも平均的にはJより良かったと思う。
 しかし、団体経営、運営にかけてはやはりJWPは最強だ。武道館でやった、ドームでやった、何万人動員した、人気アイドルやロックバンドの誰々が来た、という派手さはない。しかし、しぶとい。どんな逆境にも負けない。
 団体を選手に例え試合に例えれば、多くの鳴り物入りの話題の団体は試合序盤に神業のような華麗な空中殺法を出したり、パワフルでデンジャラスなパワー殺法で注目を集める。
 しかし、プロレスは見世物だが、10分以上はかけて、見応えのある攻防の末に納得させる展開で勝負を決めるものだ。最初に飛ばし過ぎた選手のスタミナや試合の組み立ては大丈夫か?

 旗揚げ19周年を迎えようとするJWPにはそんな派手さはない。しかし、いささかも息切れしてなければペースも落ちない。試合が始まって10分20分、いや1時間2時間たっても試合開始直後と変わらず、淡々と教科書通り有利なポジションを取り相手のスタミナを確実に奪う。攻め込まれても決して諦めず、虎視眈々とスキを見つけ逆転技を狙う。これが、JWPの戦いだ。
 人智の及ばない災害はどうしようもないが、人間社会の修羅場は相当潜り生き抜いてきたJWPが、この非常事態にへこむ分けがないではないか。
−−−−

 いまだ余震が続く状況なので、試合前に黙祷と緊急時のレクチャー(リング下のエプロンなかった)。紙テープは自粛。
 しかし、災害の陰などまるで感じさせない、いやこういう状況だからこその熱戦とコミカルな試合の並走。森居が良かった。いつもの技ばかりで、フィニッシュは「カンチョー」を巡るコミカルなものだったが、それ以外は先の仙台女子のJr2冠戦並に技が冴えてたなあ。
 メインでは激高したLeonがマスクを脱ぎ捨て鬼の様な形相で米山と激突。




「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2011/第5戦6日atキネマ倶楽部 まー

 

−インフラ整備?


[masu-me(突進を山折りで受け、そのまま丸めて)○藤本]
 開始早々masu-me、クロスボディー連発から波状攻撃。このシーンを見て、今日は好調だと思うか、終盤のスタミナが不安何だなと思うか。スレたあっしは後者だったが、masu-meさん、中々良くやってる。まだ非力な所もあったが、試合全般動きが途切れず技の選択や粘りもまず合格点。まあ、つっかさんもこの程度の攻めで参る事はなかったが、まだデヴューして10試合もやったかやらないかというキャリアを考えればかなりいい感じじゃないだろうか。
 難を言えばつっかさん何かにも共通する、力感のなさが気になるが、アイドルレスラーはこんなもんだろうか。昔のキューティーとかどんな感じだったか良く覚えてないが、とにかく強さはいくらあってもいい。弱い奴が強い振りをしても無理があるが、その逆は可能だからだ。

[○ボリショイ(619→ビクトル投げからの足関節技)矢神]
 中央を茶髪に染めモヒカン風の矢神。マークはデヴュー数試合というキャリアも考えて。一言でいえばキックに関節技の、U系、格闘プロレス。アグレッシブな風貌が似合ってる。まあ、デヴュー戦からそれ風ではあったが。ボリショイセンセイ、若いもんはこの位元気があった方がいいねえ、という感じで悠々受ける。

[<JWP認定Jr&POP選手権>悲恋大先生(飛びつきアンクルホールドを丸め、脇固めに返して)花月大先生]
 異例の、Jの選手が絡まないタイトルマッチになってしまった。当初は体力や技の技能は両者充分だから、プロレス頭、センスの戦いが見たい、ドラマチックな展開が見たいと思い、それはかなわなかったがそれどころではなかった。試合的にはそれ程のドラマもなかったが、やはり仙女の恐るべきポテンシャルを見せつけられた。
 攻めて、やられて、粘って、逆転するだけの言葉にすれば何でもない普通のプロレスである。それでも何か決定的に違う。
 鍛え方、強さが違う。それはそうだ。しかし、逆転の鮮やかさ、攻防のめりはりのつけ方。表現力の部分でも段違いだ。Jも含めて、今の多くの若手が仮にこれだけの体力をつけても、それだけではこんな試合は出来ない。ハルクラ等の試合ですら、体力だけの押し相撲に見える。試合前、「花月ー!」という声援が飛んだ方をジーッと見てガンをつける悲恋のセンス。
 この試合がJで組まれたのは意味がある。仙女からのロングスパンの挑戦状と見るべきだ。「JWPさんはハイレベルな試合が売り物だそうですけど、試合内容で勝負しているのはあなた達だけじゃないんですよ。井の中の何とかになってませんか(笑)」という。
−−−−

 怒りの悲恋から顔にコールドスプレーかけられた後、初戴冠の喜びと決意を語る花月、
「ベルト取ったぞー!今日は仙女のリングでもないですし、自分大阪出身ですけど大阪でもないですし・・・。不安な気持ちで一杯でししたけど皆さんの声援のお陰です。チャンピオンになったからには誰の挑戦でも・・・」
 矢神登場! 勿論、花月に突っかかり、挑戦アピール。無論、花月快諾。


 QK。例によって椅子は少し少ないがまあまあ埋っている。雑用で走ってるムーン、太ったなあ。意識的なウェートアップか、単なる運動不足か?
 どうでもいいがアイス売店は志田さん、WAVEはシブ。

 インフォメ、お、先月目を引いたニセ安里紗がリングに上がる。やはり、プロテストに合格した高1はこの子か。何でも日向に憧れ「週プロ」の読者企画にも出た事があるそうだ。退団(レスラー引退ではない)した黒木の挨拶はないのかねえ。来てないか。
[米山・阿部・×KAZUKI(乱戦中、中森に押された反動でカンチョー! そのまま丸めて)ヘイリー・○森居・中森]
 まあ、可もなし不可もなしで普通に進行する。終盤再三、WANTEDが森居にカンチョー攻撃。キャラ的にやってもおかしくないけど、これまでやんなかったよなーと思ったら・・・成程。

 マイクを要求する森居、すかさず華子奪い取って、
「私のお陰で勝てました。ご報告があります。今日からJWPの選手として入団しました。上を目指して米山さんのベルトにも挑戦したいと思います。」
森居「おい! おいしい所だけ取ってんじゃねーよ。あたしもJWPに入団して・・・」
KAZUKI「・・・今まではゲストだから優しくしてたけどさあ、
(中森・森居は)あたし達とカブッテない? そんなカッコ(ショートパンツ)とか、1人はブリブリでカワイーキャラで・・・」
中森「これは立野紀代さんにもらった由緒あるものです! あたしは上を目指して『獅子の穴』にも入ります。では・・・」
森居「あたしも上を目指して・・・」
KAZUKI「あんたはWANTED☆向きだと思うんだよねー。あたしも若い頃そんな
(ヒール)メークしてたし・・・。お客さんもそう思うでしょ?(拍手)
 ほら・・・。入るんなら何か芸やってよ」
森居「・・・じゃ、ロックアップする時の山田敏代・・・」
。激シブ! 誰も知らねーっつの。

[春山・○倉垣(カウンターラリアット→メタル☆WING)Leon・×大畠]
 うーん、率直に言ってほぼ想定内の試合だった。余り大畠の試合を見ない人は終盤の頑張りに感心したかも知れないが、「息吹」ではこの位の熱戦はしょっちゅうやっていた。だから、Jrのチャンピオンにもなり認められたのだ。
 余程の奇策がないと勝てないと思ってたし、安直な丸め込みとか何となくはばかられるムードだ。とりあえず熱戦ではあったが、ハルクラがわずかでも追い込まれたという感じはしなかったな。

倉垣「ハルクラがタッグリーグ・ザ・ベスト優勝したぞー!」
春山「後楽園ではアジャ・コングを倒します。最強のパートナーを連れて来ると言ってます」
 ヘイリー登場! 何やら英語でアピール。当然、アジャのパートナーだろう。了承。

Leon「勝って言いたかったんですけど・・・、今日は負けましたが、私たちはまだまだ上を目指します。私事ですが、後楽園の米山とのシングル、ベルトを賭けさせたいです。
 『米山革命』って、自分からすれば、逃げてるだけとしか思えません!」
米山「あのさー、あたしは、JWPから注目を集めて熱意で挑戦して来るのを期待して待ってた訳よ。でも、Leonも全然熱意が伝わってこないね!

 条件を出すよ。
 ・Blog『闘獣日記』を毎日更新して試合に賭ける意気込みとか書く事!
 ・ハイスピード選手権防衛!
 ・板橋の『獅子の穴』興行を満員にする事!


 この3つをやったら考えてやるよ!」


「後記」
 下はザッと180人程。今回もカードが苦しいと思ったがまあまあか。
 試合、陣容とも上り調子。開幕戦や先月のキネマを見た時点ではどうなる事かと思ったが、流石に、地味でもコツコツ早めに手を売つ堅実運営のJWPだ。




「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2011/第4戦20日atキネマ倶楽部

 

−それでもGO!


[春山大先生・×黒木(アルゼンチンバックブリーカー・・・から落したかな?)GAMI・○“まあ、ぼちぼちいきましょうよ・・・フフフ”下野大先生]
 遅刻で見れず。「黒木、頑張った?」と聞いたら、「うーん・・・頑張った様な、そーでもないよーな・・・」との事。

[広田大先生(1回転ラリアット)○倉垣]
「お前、靖子だろう! いつから翼になったんだ!」
と言ったしゃべりからスタート。
 うーん、個人的にはこの手の試合はダメだ。コミカルマッチは嫌いじゃないが、「シャベリ中心」というのは。やはり、動きやプロレスムーブのパロディで笑わせて欲しい。
 しかし、終盤人形の様に無抵抗に倉垣のバックドロップを受けたり、1回転ラリアットの受け等、流石基本は出来てるなと感心した。唐突だが、[広田vs真琴]何かちょっと見たくなった。

[○阿部・KAZUKI(ビクトリークラッチ)藤本・×masu-me]


 休憩。実は試合どころじゃないサプライズ。売店に安里紗が!

 ・・・というのは早合点で、「例の高校生の練習生じゃね?」、との事。まあ、本当に安里紗がいたらパニックだよなあ。しかし、恨みがましそうな目つきとか顔半分、髪で隠れがちな四谷怪談ヘアとか似てる。

[米山・○ヘイリー()×中森・森居]
 dog roke-be(中森、森居のチーム)、もう一歩頑張って欲しかった。「時間調整」もあったのかなー、とも思うが。

[大畠・×Leon(膝十字)矢神・○ボリショイ]
 Leon、試合中に足を傷めた様で集中的にそこを攻められて。
 これで、ブルーブロック。WANTED(阿部、KAZUKI)、レインボードラグーン(ボリショイ、矢神)。獅子の穴(Leon、大畠)、動転でリーグ戦終了。
 2試合勝ち抜きで優勝の巴戦に。


 ・・・優勝、「大畠・Leon」組!
「後記」
 今日はつらいんじゃないかと思ったが、下だけでJのキネマとしてはベストに近い200人程。午後の「やんぐおーおー」の相乗り組も多かったか?

 試合は・・・うーん、メインからその後の巴戦はLeonの怪我もあってか盛り上がった。しかし、個人的にはまだもの足りない。Leonにはベストな状態で凄い試合をして欲しい。
 また、現時点で今のメンバーでは今日の試合がベストに近いんだろうなとは思うが、日向や春山、米山らの鳥肌が立つ様な熱い試合を見ている分にはまだ不満だ。新戦力増強中の通過点として見る。




「スターダム/ 旗揚げ戦」at新木場1st RING

 −準推奨!

 “プロレスを信じる者に夢を与えられる団体であれ!


・こんばんみ。新木場で話題の新団体、スターダムの旗揚げ戦を見て来ました。

 感想は・・・うーん、バッサリいきましょう。低めの予想通りでした。大体選手のプロフィールとカードで検討が付く様な試合ばかりでしたね。即ち、格闘系の選手はおぼつかないモタモタした試合運びで、最後だけとって付けた様なキックとか得意技で勝つ、と。美闘、長野の試合はこれでした。

 既にスター、エース扱いの美闘さんとか極真の上位選手もいるそうですが、新人のレベルはほぼ同じと思いました。みんな、3〜5分でスタミナ切れしてヨレヨレです。当り前ですが、やっぱりプロレスとシュート格闘技は違うぞ、と。

 酷評してるみたいですが、別にプロレスをナメているんだろうとかではなく、一生懸命練習してこう何だろうなあと思いました。良く鍛えている仙台女子は別として、アイスもJWPもデヴュー戦の新人だけで試合したらこうなりそうです。
 ただ、これからのプロレスへの取り組み方、プロレスの才能で差が出そうです。旗揚げ戦を見た限りではみんな真剣にプロレスに取り組んでいるみたいで、その辺は好感が持てました。

 個々に選手を見ると、ゆずぽんさんが、攻める時はエイエイとキックが良く出ますが、奈苗さんの張り手1発で動きが止り、マジ泣き顔になったのは爆笑でした。この人が一番、(弱)レスラーの才能がある!
 スターを出すぞという事で、「スターダム」ですが、一番スター性を感じたのは世「虎さんですね。ヒールのスター性ですが。コブラクローに胴締めスリーパーと渋い技を出します。


  問題点は一杯あるんですよ。繰り返しますが、プロレスと格闘技は別。で、長野さんとか格闘技で実績のある選手もいますが、今後何の実績もなくてもプロレスの才能のある子が出たら、上にいかしてもらえるのかなあ、格闘技で実績のある人はそのブックを素直に飲むかなあ、とか。
 まだあるんですが、またその時考えましょう。とりあえず、旗揚げ戦を見逃した人も、これから色々仕掛けてきて面白くなると(orメチャクチャに)思います。




「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2011/開幕戦16日atキネマ倶楽部

 

−若手でGO!


 新春1発目の開幕戦ですね。ザッとトータルな感想から言えば、「まあまあ」。カードの時点でわかってた事ですが、新鮮な顔ぶれが多くてそれは楽しめました。
 ただ、メインの[○ハルクラvs×米・ヘイ]が、期待程には盛り上がらず、大減点と。

 第1試合の[○矢神・ボリショイvs×masu-mi・藤本]は、矢神とマス・ミーちゃんが不安材料であると同時に注目でしたが、途中ミスや非力なエルボーもありましたが、まあ時間一杯動けて、特に苦笑したり試合を壊す事もなくまずまずのデキでしょう。
 続いてチーム対決[Leon vs大畠]は、タイムアップドロー。3月に「獅子の穴」自主興行も発表されましたが、もっともっと熱い試合を望みたい所。
 [○KAZUKI vs阿部]は、流石手慣れた10年来のコンビ対決でリラックスさせながら面白かったです。

 セミの[○森居・中森ハナラvs広田・×黒木]は、最初ハナラ、モーリーの新天地でのシリアスな試合が見たかったので広田相手では不満でしたが、これはこれで却って両者の持ち味がよく出た好勝負の様な気がしました。
 JWP初登場となる広田大先生。コスプレとかしなかったですが、面白いです。DJニラさんを「プロレスの天才」と言った人がいますが、広田さんも一種の天才ですね。「あっ! 伊藤薫!」と、危ないネタをw。
 ハナラ、モーリー組は特に新しい事とかしなかったですが、力の入った堅実な試合運びは今後に期待出来ます。

 そんなこんなで、本格的に若手路線を進めるJWPでした。入りは少し椅子が好くなかったですが、まあ満員。




・オメ(not×)。


 え、昨年同様テキトーにいきますが、今日はWAVEの新宿FACEに行ってきました。

 一番というか、唯一の目当てはトリプルテールズだったんですよね。とにかく、あっし的には去年見たチームで1番面白かったです。ストレートに最高、最強! と言うんじゃないですが、ダメな部分も含めて愛せるというか。
 テールズの魅力はおいおい機会があれば語りたいですが、ここで言いたいのは、華名の慇懃無礼なキャラや美央のしゃべりとかユーモラスな部分もありますが、それはシリアスな試合がまず前提としてある事。NEOで見た時、田村や志田や亜沙美や栗原が本気で激しく来たから、憎々しさやユーモラスさが映えたんです。
 ところが、この日はあっし的メインなのに第2試合という扱いもあれですが、相手は「浜田(おっ!)、中川(うむ)、広田(・・・)」で、「新春ルチャWAVE」という事で、広田さくカラスという物まで出てきました。
 あっしの悲しみを察して下さい。・・・うーん、ただ、全編お笑いでもなく、後半は華名嬢vs浜田のバチバチの展開もあって、それがまた、あんたこういうの見たいんでしょ、と見透かされてコケにされてるみたいでムカつきつつも、盛り上がったりして(どっちだよ)。最後は案の定、浜田優勢でタイムアップと。見え透いてるよなー。

 興行全体の感想はどうでしょう。これ、あっし的には「悪くなかった」ですね。シビアな試合や手に汗握る熱戦何か一つもないですよ。でも、お気楽に見ればムード的にそう悪くないです。
 例えばセミの[バンビ・桜花・大畠・悲恋vs春日・水波・栗原・チェリー]。桜花さん達が悪のブラック軍団とかで、春日ーちゃんをイジメるんですが、そんなに殺気だったものではなく、最後のGAMIと大畠ちゃんの誕生日祝いにみんなケーキを持って来たりして。
 そういうのがイヤなら見なければいいだけで、ここはこういうものだ、と思えば、華やかで楽しいじゃないですか。
 ある意味、凄く観客参加型のお気楽団体何ですよね。マイクや展開に(言わなくても)一々ツッコメるんです。メインの[GAMI vs○里村]も、最初は真面目にやってましたが、もう途中から完全にお笑いにシフト。里村さん、顔は笑いながらも試合では付き合わず、と。
 こういう世界をふざけるな、と思うか、楽しくていいじゃないか、と思うかですね。
 あっしはテールズの試合に裏切られた気がしつつも、これはこれで楽しみました。




「STAGE DOOR」31日at後楽園ホール

 

−NEO完、“飛散せよ!”


[田村(頭突き→裏投げ連発→リストロックしての変形裏投げ)○栗原]
「後記」
 当然ですが北も解放しての指定席完売。試合はNEOにしてはおとなしいな、という感じで特に波乱もなく進行しました。
 最大の波乱はやはり栗原の電撃2冠戦と、最後の最後での田村からのベルト奪取でしょうか。しかし、全てはつながっていたし、これでいいんです。これしかない、とNEOは決めたんです。

 解散が発表された当初、解散自体は残念なもののカウントダウンが始まったNEOが何を見せてくれるのか楽しみでした。“異常時こそ平常時”NEOです。アイスより早く小学生レスラーを上げ、時間差バトルロイヤルをやったNEOです。とんでもなく面白い事を次々にやってくれるのでは、と思いました。
 しかし、その後発表されたカードは田村の2冠タイトル戦に、タッグタイトル戦絡みにマシンガンズの思い出マッチシリーズ。団体を閉めるに当っては順当ですが一抹の物足りなさは感じました。
 ところが、試合を見ていく内に所詮自分はその場だけの面白さを求める1ファンで、NEOは女子プロ界全体の事を考えているんだなと思い知らされました。

 野崎、勇気、水波、花月、トリプルテールズ、志田、木村、米山、そして栗原・・・、まだいるかも知れません。解散が発表されてから田村のベルトやタッグタイトルに挑戦してベルトは取れなくても、試合内容や、キャリア、「格」から考えると挑戦する事自体が「格上げ」になる、「格」を上げてもらった選手達です。
 NEOは解散までの半年程で、これからの女子プロを背負って立つ選手の一斉格上げ、言わばNEOという舞台を使っての遺産分けに着手したのです。NEOはなくなっても、女子プロ界に出来るだけのものは残す、という事です。

 本当のラストマッチの現・純正NEO6人タッグはともかく、まともな試合としては実質ラストマッチの田村の2冠戦。カウントダウンのテーマはわかりましたが、それでも田村の相手はアジャ→京子だろうと思ってました。アジャは田村が全女で付き人になった、最初のプロレスの大師匠です。そして、一旦試合が終った後に、井上京子登場と。やはり、NEO最大のエースは井上京子ですから、これで「NEOストーリー」は完全、万全です。考え方の違いから一足先にNEOを離脱した京子とは多少の感情的なもつれもあったでしょうが、離脱を発表した時もしっかり試合し、26、27日も参戦、この日もセコンドにつき、試合を拒否する程の軋轢はありません。
 しかし、NEOは最終試合に臨んでテーマを「NEOの最後」より「女子プロの未来」と設定したのです。そして、次代の女子プロを担うスター性のある選手となると異論もあるでしょうが、やはり栗原ではないでしょうか。

 栗原のタイトル挑戦、奪取には諸手を上げて喜べない部分もあるでしょう。まず、26、27日の試合を欠場した事。これは想像ですが、いくら何でもレスラーは余程の事がないと休まないと思います。31日のタイトル戦を100%でやる為に休みます、というのは顰蹙覚悟でアクシデントをストーリーにしたのでは、という可能性も・・・。
 それはともかく、試合に関して、タイトル戦は説得力のある充分納得出来る内容だったと思いますが(終盤の頭突きは、木村さんの得意技→2人をつなぐ「息吹」→故未来に捧げた気がしてほろっとキました)、しかしこれでもう王者として文句なし、大丈夫かというと、そうは言えません。実力、または格が下の選手が必死に上に食いついて遂に勝つのは感動的なのですが、これはある意味簡単何ですよね。いや簡単じゃないかも知れませんが、少なくとも、「上」の立場で試合して客を喜ばせるのはもっと難しいでしょう。
 また、フリーという栗原の立場。これも微妙で、今後栗原が王者として好試合を連発して、栗原やベルトの価値は落さなくても、それで女子プロ全体が盛り上がるんだろうか、という疑問もあります。
 ・・・しかし、それは栗原やこれからの業界の問題。NEOはやれるだけの事をやったのです。

 全女はなくなりましたが、まだ沢山の全女出身のレスラーは残っています。仮に彼女達が全員引退しても、全女の試合、全女のトレーニングは女子プロが続く限り耐える事はないでしょう。
 GAEAもなくなりました。しかし、GAEA出身のレスラーはここ数年一番の売れっ子の植松さん始め、仙台女子を率いる里村、またここの新人の充実振りはかつてのGAEAの“脅威の新人”を彷彿させます。選手層はOzアカデミーと多くかぶっています。
 ジャパン女子も、Jd^もです。団体はなくなっても何かは残るのです。
 人は死に、団体は解散するのは当り前。悲しむ事は何もなく、後は生きている内にどれだけ充実出来たか、何を残せたかでしょう。

「九品蓮台に至らんと思ふ欲心なければ、八萬地獄に落つべき罪もなし。生きるまでいきたらば、後は死ぬるでもあらうかとおもふ」(前田慶次著「無苦庵記」)です。

 これで日本は安心だ!




・NEO、最後の板橋とアイス後楽園に行ってきました。例によって時間がないのでザッといきます。

・NEOは勿論指定席完売、200人程の超満員。遅れて、第2試合から見たのですが、どれも力の入った見応えのある好試合ばかりでした。
 お目当てのメイン、最後の時間差バトルは例によって字で書いても面白いものじゃないんで割愛します。特筆する事はないんですが・・・あ、京子さんが出てきましたねえ。NEOの選手、みんな得意技をぶつけた後、久々の激重ラリアットを受けて泣いて喜んでました。

 試合後に小波乱。明日の江戸川大会と、本来今日のバトルにも出場予定だった栗原来場。
「明日の江戸川大会も欠場させて下さい。体調は7、80%戻っている。でも、大晦日、百%で田村様と当りたいから・・・」
田村「・・・気持ちはわかった。でも、まだ明日、暮れのカードは発表する」

・アイスの方は、しもうまさんのラストマッチや引退式はしもうまさんらしい、陽気でさわやかなものでした。

 さて、アイスの後楽園は2度見て、ほとんどゼロからマットもない状況でよくこれだけの選手を育てたなあとか、各選手のキャラ付けやストーリー展開には感心しつつも(だから将来性も考えて、少し、いやカナーリ下駄を履かせて推奨)、やっぱり試合があれじゃしょーがねーだろと、今回自分の考える水準に満たなければ「準推奨」に落す予定でした。
 ですが、「OK」です。勿論、TAJIRIやボリショイや田村といったゲスト選手の力によるもんじゃないかとか、普段身内だけでこれだけの試合が出来るのかなあとかありますが、とりあえず「真琴vs TAJIRI」からの後半4試合は、金を出して見るに値するプロレスのレベルにあると思います。

 しもうまさんの今後に幸あれ! プロレスだけでなく介護福祉の世界でも必要とされているとはこんなに幸せなレスラーはそうはいないでしょう。




「JWP-CLIMAX 2010」

23日at後楽園ホール

 


 時間がないんでザッと。あっし的にトータルな感想は「まあまあ」。悪くはないけど、もう一つ何か欲しかったな、と。

 結果はもうご存じでしょうが、やっぱりメインの3冠戦。大抵の人が予想した様に、あっしも結果は「時間切れドロー」以外ありえないと思いました。これしかないんです。これ以外の終り方は、誰かしら沢山の人がイヤ〜な気持ちになるんです。NEOが来年以降も続くんなら、決着を付けて抗争引き伸ばしも出来るんですが・・・。
 まあ、プロレスというものはそういうものですが、その上でもう一つ驚きや感動をクリエイト出来なかったのかな、と。決して悪い試合ではなく、非常にスリリングな、未確認情報ですが、午後の「JWP大賞ベストバウト」にも選ばれた程の試合でしたが、Jであり、NEOであり、米山であり、田村だからこそ、もう一つプラスαが欲しかったなと。

 後、まずJrタイトルマッチの[○悲恋-下野]は、一見地味ですがまた下野のポテンシャルが発揮された好試合だと思いました。結構技も多彩で的確ですね。流石「デヴューした時点で10年選手」「処女の肝っ玉母さん」です。
−−−−

 ・・・今日はこの辺で。入りは800人位かなあ。千人は無理でも、千人近く、もちょっと入りそうな気がしたんですが。




・JWPのキネマに行きました。

 個人的にはJr2冠挑戦権を賭けた「○下野大先生-○帯広大先生」戦がベスト。「いい試合」といっていいのかどうか(多分いくない)わかりませんが、とてつもなく面白かったです。まずは帯ちゃん、例の異次元の動きで下野を撹乱しようとしますが、ちっとも動じない下野大先生も流石です。何かこの2人、いい感じです。一見普通の新人の様なフレッシュな帯ちゃんと、上は帯ちゃんみたいな子を筆頭に3 人位子供がいそうな下野大先生と、見た目もファイトスタイルも正反対何ですが、それが不思議にかみ合っています。
 5分過ぎ当り、地球のプロレスにまだ慣れないのか、必ず何かやってくれるオービー大先生が、下野の投げ技を空中で着地等とシャレた事をしようとして、足傷めました。帯の癖に! 帯の癖にシャレた真似をしようとするからだ!
 高橋も飛び出して来て、試合終了かと思われましたが、オービー、ケンケンで試合続行。出た出た! 無意味にただグルグル前後左右天地無用に回るカサドーラ! 本人も何をやりたいのかよくわからず、最早回る事が自己目的化しているのでしょう。「オビドーラ」、または「ムダドーラ」と命名したいです。
 まあ、流石に負傷後数分で終りましたが(怪我しなくてもその位で終った様な・・・)、真剣に笑えたし感動しました。帯広さやか、下野佐和子、この両名の名前は覚えておかなければいけません。


 後はまあ・・・。masu-me嬢のエキシビジョンがあって、つたない部分もありましたが、後、技の精度を上げればまあ合格ですかね。あっしは個々の技より、やっぱりまずト-タルな体力を付けて欲しいですが。

 [○KAZUKI・薮下-Leon・×黒木]は、各人のキャラクターを活かして。
 [春山・倉垣-田村・タニー]は、引退ムードやタニーのコミカルプロレスで、シリアスさがなかったス。試合後、タニー、倉垣のマイクがヘタ過ぎる。引退したらマイクの使い方を教えてやる。
 [○ボリショイ-ハム子]は、正直やる前から結果はわかっていた試合でしたしその通りでした。ハム子さん、頑張ってましたが体格とかじゃなく、何かプロの迫力に欠けますなあ。例えば、ママさんバレーみたいな、ママさんプロレスでもあればこういう感じじゃないでしょうか。試合後、つっかさん、ボリショイに挑戦表明。
 メインの[米山・阿部・ヘイリー-高橋・ホッティー・×しもうま]は、ヘイリー対高橋とか興味深いシーンもあったんですが、もう一つ見せ場が散漫な気がしました。

 かように、引退やら、「東スポ大賞」おめでとうムードやらで、ムードは悪くなかったですが、散漫な気がしました。入りは下だけで160人程。




  JとNの最後のキネマヘッダーに行きました。時間ないんでザッと。

 Jはうーん、そんなに悪くもないんですが、あっしのゆるい期待よりもやや良くなかったです。
 セミの1番楽しみだったハルクラ対決が、力の入った熱戦ではありましたが、どうにも「重過ぎ」ました。感情が、とかではなく、単に動きが重いんです。これなら動きも軽く、ここぞという所で凄いガッツやファイトも見せる米山が王者なのも当然です。
 メインはアジャ様が圧倒的に強く、阿部ちゃんと力がアンバランス過ぎる凸凹タッグという設定(実際そうなんでしょうが)の面白い試合でしたが、そういうのは昔のNEOの十八番だ、という気もしました。

 ともかく、アジャ・ベー(阿部)コンビV2で、後楽園のタイトルマッチに名乗りを上げたのが、ハルクラ組。なお、23日の後楽園、[田村様vs米山]も決まりました。
 余談ですが、PR興行で夏樹からベルトを取ったLeon、良くやった! こんなベルトイラネ、と突っ返せばもっと良かった。


 NEOはまず、大阪でデヴューした、2戦目の飯田ちゃんですね。(veryは付きませんが)good! まず、おかしな所はなかったです。それだけならムーンもそうですが、それに加えて終盤の執拗なスクールボーイとドロップキックにはこわごわ教わった事をやるだけではない、勢い、ノリがありました。ムーンと大木ちゃんの中間位でしょうか。
 続いて、野崎と飛香ちゃんのニュー青春緑というかは、深く考えなければ(何を?)、野崎の肩も気にならずまあまあ楽しめました。飛香ちゃんは何というか、「感じがいい」ですね。もうちょっと勝負に対する貪欲さみたいなのがあれば、イチオシ何だけどなあ。

 楽しみだった「世界の女子プロレス」6人タッグは、まあまあ新鮮さで楽しめました。メヒコからのセクシースター(ストレートなリングネームだなあ)さんは、試合前にグネグネ踊ったりしましたが、結構テクニシャン(プロレスが、ですよ)でうまいんじゃないかなあと思いました。
 話題の185cm、マディソンイーグルさんは、スリムだからそんなに大きくは見えなかったです。試合は勿論パワフルだし、結構技も多彩で日本マットに慣れればかなりの存在になりそうです。
 久しぶりに見る真琴さんですが、うーん、それなりに進歩してて自分の型も出来てきたみたい何ですよ。ただその型って、やられてやられて、一発鮮やかな無気力キックを決める、ってもので・・・。何というか、ちょっと「志」が低いんじゃないでしょうか。やっぱりこれだけ体格にもスター性にも恵まれてるんですから、そんなに滅茶苦茶強くなくてもいいけど、もちょっと頑張ろう、と。

 一番良かったのはメインの勇気・水波組。このタッグ、新木場の木村さんの試合の時も見てて、そりはイマイチだったんですが、今日は良かったです。ようやく、2人のパワーが全開という感じでした。もうベーシックな体力では若い分、マシンガンズより強いのかも知れませんが、そこはキャリアのマシンガンズ、2人のパワーをしっかり受け止めた上で勝ちました。

 入りはどっちも満員位。NEOの方が10人か20人位多かったかも知れません。




「Never Say Can ’t」6日at 1stRING

 

−木村響子ここにあり!!


[ヘイリー・×下野(ダイビングギロチン)○水波・勇気]
 ううう、うーん。特にどこが悪いってんでもないけど、何かハジケないねえ。ヘイリー、下野組のウケが悪いのかなあ。
 いつぞやの「下野vs勇気」は、普通に好勝負だったけど、今日はそれ程でも。下野vs水波というより、下野vs仙女は、あっし的にウルトラ大注目カードだったんだけど、これもキャリアのまま順当に下野押された。本当に崩れた訳じゃないと思うけど、下野って一つ間違えたら、「デヴューした時点で10年選手の貫祿!」→「以後、全く進歩せず単なる中堅!」という危険もありそうだなあ ^^;) 。

[松本ザウルス・大畠(時間切れドロー)植松・高橋]
 これまた、クシザシ体当り「誕生日オメデトー!(ガオー)」、「アリガトー!」ラリアット以外、特筆すべき事も特になく・・・。前の試合よりは見せ場も多く面白かった。

[×ニラ・アップル(ムーンサルト、スカされるが丸めて)タニー・○宮崎]
 アポたん、思いっ切りビザールなボンデージコス。歳月は人を変えるなあ ^^;)。もう2人ともk-DOJOじゃないんだよね。
 試合は当然ながら、ニラ「(逆エビで助けを求めるアップルに)モラトリアムめ、甘えるんじゃない! 社会に出たら誰も助けてくれないんだぞ」とか言う。「DJタ〜イム」、芸風が変わらんニラさんもともかく、みんな覚えているのが流石だ。アップルの「リンゴの木」(正調パロスペシャル)とタニーのパロスペシャルが同時に決まったりする。
 最後は、ダイブを受ける体勢になったニラが「ヤレッ! 俺は、今日お前達の技を全部、全身で受け止める気で来たッ!」とか言いつつ、しっかり逃げて・・・。

タニー「・・・えー、この2人との思い出は・・・プライベートは全く知らないんですよね。試合が終ったら、『じゃあ』って帰って。だから、いい緊張感があったんじゃないかと。引退しても、緊張感を保ちたいと思います」。仕事以外では会いたくないと。
「宮崎さん、デスマッチにライブと嵐の様な一週間でしたけど、燃え尽きてませんか?」
 否定する宮崎に、千春リングアナ(石田さんがモギリやってた)が「vs金村戦、vs里村戦」を発表。


 休憩。試合前に買いそびれたDVD売場に行く。出来たら超名勝負「夏樹vs豊田」、または田村のシゴキマッチ、はたまたアマンドラvs PR、春山大先生絡み(後楽園で田村と2冠戦をした奴はあったがあれは余り良くない)といった当たりが欲しかったが、なかったので後楽園の「田村vs元気」戦の奴を。このカードなら間違いないでしょ。

 あっしの北ひな壇の近く、入り口入って左の壁に風香とダムの選手が4人程。1人極端に小さいりほみたいな子と、かつて全女で風貌だけで話題を呼んだ中原みたいな子が目に付いた。
 もう一つイベント。何か甲タンに走って連絡に行った千春さん、選手が入場する花道でコケました! かなり派手です。現役時代に元祖ズンドコレスラーとして鳴らした実力をかいま見せました。
[<2Rエキシビジョン> △長野美香(ドロー)△いつか]
 ちょっと楽しみだったbegInning提供のキックボクシングマッチ。このいつかさんって、数年前の「女帝興行」にも出てた人じゃないかなあ。中島朋子みたいな幸薄そうな感じがいいなあ。

 これは素人目には面白かったです。はっきりいつかさんの方が実力が上で、ボカスカ長野さんの顔面にいいのが入って。長野さんの方が身長もあるしウェイトもあると思うけど、打ち合いになった時のパンチのスピードと的確さが全然違うね。女子でパンチが重くないせいか、ダウンにはならなかったけど長野さんの鼻真っ赤。

 長野って名前は聞くけど、たいした事ないじゃんと思ったけど、打撃系の人じゃないんですね。失礼しました。

[<ストリートファイトマッチ>木村(蛍光灯束上でマウントクック)○田村]
 久々(でもないけど)登場という感じの木村さん。アマンドラのテーマで、有刺鉄線バットにチェーン、椅子持参でやってきました。
 かたや田村様、タンクトップに、小さなタイヤにチェーンを巻いたものと、三又みたいなものにチェーンを巻いたもの持参です。
 バットと三又の打ち合いからスタート。・・・え〜、まず、最初のミスはバットが子供用のプラスチックのペナペナの奴じゃないかなあ。すぐグニャリと曲がって、シビアさをそぎました。しかし、これは些事。
 いやはや、両者やる気超満タン。、花道で、南北のひな壇で、外の駐車場で果てしないドツキアイを延々やっております。外では、多分1st RINB開設以来初の自販機ダイブ慣行! 下の机が割れなかっただけに却ってキツいぞ。田村様は慢性的に腰が悪いそうだけど、あっしもここんとこ悪いんだよね。マッケンジー体操試してみました? 有刺鉄線ボードも誰か持って来ましたよ。いつのまにか、宮本裕向もいる。
 有刺鉄線ボードがハイライトかなあと思ったら、まだありました。そうです、木村さんと言えば蛍光灯! 日本一蛍光灯デスマッチをやった女です!
 2束、どこからか出て来ました。椅子パワーボムから、ブレンバスターon the蛍光灯束! 田村様に、初の蛍光灯傷が!
 しかし、これで火が付いたか(もー、2度は受けたくないと思ったのか)、エルボー連打からお返しのブレンバスター、トドメのマウントクックon the蛍光灯で熱戦に終止符を打ちました。 


「後記」
「米山! 桜花! さくら! 引退の日まで誰の挑戦でも受ける!
 さくら! 私の力が落ちてる? どんどん強くなってんだよ! 次も防衛だ! これは正式決定だ! 今ッ、田村様が決めた! ケッテ〜イ!!」

 引き上げる田村に、突如しもうまが何か食ってかかる。挑戦アピールかな。

 とにかく、メインに尽きた。先のヘイリーの無差別戦と言い、プロレスの名勝負は予想も付かない所からやってくる。
 木村、田村の力もともかく、このカードを実現したNEOのマッチメークセンスも買おう。正直、木村さんに関しては江本引退後、欠場もあってセミリタイアみたいな感じもした。しかし、だからこそ衝撃的だった(面白いカードなど誰でも思い付く、マッチメークの要はタイミングである)。敗れたとは言え、江本なき後「息吹」世代最強と言える実力を見せつけたと言えるだろう。
 勝ったのは田村だが、言うまでもなくこれは木村の集大成と言える試合だった。NEOとしては大謝恩セールの一環ともいえるが、「息吹」なき後、弱体化が進む女子プロ界で木村響子という選手の価値が強く印象づけられた試合だった。

 入りは満員の270人程。全然少ない。満員の千人の後楽園でやっても、勿体ない程の熱戦だった。




「REVOLUTION/第8戦

6日at板橋グリーンホール

 

−華
 名、
  襲来


[○黒木・ハム子(カウンターのバックエルボー)下野・ムーン]
 ま、ロッキー(黒木)も復帰して良かった良かった。試合は・・・ロッキー、やる気は満々で下野と激しいぶつかり合い、ムーンとも積極的に絡んでいたが、少し攻防が長引くとエルボーとかヘタれるのが気になった(ムーンも)。
 久しぶりに見るハム子(豹柄コス。激熱だ)さんは・・・、逆エビの入り方とか細かい所作とか進歩している。ただ、やっぱりこのサイズでラリアットはないんじゃないだろうか(かなり小柄だと思ってたムーンより小さいのに今日気付いた)。アイスの小学生相手ならアリかなー。
 今回際立ったものはなかったが、やはり安定感でヌケていたのが下野。2度目の登場では思い切り声を上げてテンションを上げる所とか地味にうまいよねえ。一瞬だけ、ロッキーのボディスラムが崩れて、ついでに下野も膝から変に崩れてヒヤリとしたが特に問題なさそう。

 試合後、ロッキー、絶叫気味に何かアピール。「ベルト・・・」は聞き取れた。水波から悲恋に渡ったJrのベルトに挑戦したいと。ムーンも「私も!」と。ハム子さんまで!
 ハム子さんはボリショイのICE×60を取り戻したいと。ボリショイ、ウェイトでクレームを付けるが、
ハム子「今62kg!(このタッパで60overなら相当なもんだ) 28日のキネマ倶楽部までに60kg台に落します!」
ボリショイ「よくJWPのスケジュールを覚えたねえ
^^;)
 ・・・後楽園で悲恋の持つベルトに挑戦する相手のトーナメントもやる!」

[大畠(エルボー連打→ランニングエルボー)○阿部]
 なぜこのシングルなのか。余った選手の消化試合という気がしたが、やってみたらガッツりフルスィング。あっし的に今日のベストマッチ。
 この2人、接点と言えばJd^ 、格闘美位だが、阿部ちゃんが離脱して入れ違いだった様な気がする。直接手を合わせる事はなくても、おそらくプロレスの指導カリキュラムは同じだろうから手が合うんだろうか。
 ボリショイによれば、阿部ちゃんは「攻め」の選手だそうだが、少なくとも今日は遠慮のない大畠の攻めが目だった。しかし、打てば響く本当にかみ合った試合だったなあ。体格の問題だろうか。ラストは絶対大畠の飛びつきサブミッションをビクトリーAクラッチに切り返して、だと思ったが、田村様張りのエルボー連打で。これがフィニッシュになるのも珍しい。

[○植松(ソラリーナ)KAZUKI]
 KAZUKIさんも髪立ててるけど何か変 ^^;)。
植松「しばらくJWPを留守にしてたら、ベルトの挑戦権まで取られて! 道場に電話したら、『今、柔道の練習に行ってます』だー!」
KAZUKI「違うんです! 誤解です!」

 ト、怒りの植松さんでスタート。こういう時に限って、KAZUKIさんの柔道殺法が冴えたりする。植松さんも一本背負い等トライして失敗するのはお約束 ^^;)。最後はやはり仲直り。

KAZUKI「もっと強くなって、黒帯の上からタッグのベルトも巻こうと! その時のパートナーはリーダー(植松)と決めてます!」
植松「カズキー!」
ハグ。
阿部「バカじゃね」


 休憩。
 まずは羽沙羅の欠場の挨拶。結構怪我は大きく、半年か1年はかかりそう。JWPは愛着があるので絶対復帰したいと、涙ながらに。

 次いで、こーへーさんから、まずはうれしいお知らせ。CDデヴュー付きで応募した子(masu-me、ますみ)がプロテスト合格。目標、暮れの後楽園デヴュー。童顔でし。ヌリが厚いでし(爆)。

 続いて、今日の裏メインとも言える華名大社長見参!
 というと、テーマ曲付きで派手に出て来たみたいだが、例の黒縁メガネにリクルートスーツであっさり登場したので最初わかんなかった。一瞬Iジャのハルミヤコさんかと思たぞ。
「JWPファンの皆様、今晩わー。何か、話があると言うんで御邪魔しますう〜。私も、モバイルゲームの締切5本あって忙しいんですけどぉ〜」
 ボリショイ、米山登場。
ボリショイ「“マニフェスト”文句がある奴は来い、言うからSMASHに言ったら何やねん。『相手は私が選ぶ』って。JWPは逃げも隠れもせえへん。むしろ、逃げたんはお前やろ!」
華名「まあまあ・・・それより、
(米山に)何ですか。その髪? JWP的にはこの髪型アリですか?
 (“あり!”という声に)うちの美容室に来たら、サービスしますよ」
米山「わー、うれしー!
 ・・・な、わけねーだろ! この口だけ女! SMASHのJCB、さくらさんと乗り込んでやるよ!」
華名「ベルト巻いてですか。笑われんようにお願いします〜。ほな、さいなら」

 ・・・結局、SMASHの宣伝に来たんかい。
[ヘイリー・○倉垣(ラリアット)×春山・チェリー]
 うーん、別におかしな試合でもなかったが、もう一つポイント不在の4者予想内の攻防にとどまった。
 チェリーさん奮闘していたけどやはり、倉垣、ヘイリー相手には分が悪いわなあ。春山も前回程ヘイリーとはやり合わず。倉垣相手にはむしろいい動きでリードしていたが。倉垣、珍しく(ロープ)飛び乗りドロップキックをミス。
 場外でヘイリーとチェリーがやりあう間に、ラリアットで呆気なくフィニッシュ。

倉垣「春山! 無差別を狙う気持ちはわかるけどタッグのベルトを取ってからでもいいんじゃない?」
春山「はっきし言って、ここにいるお客さん、ハルクラを見たいですか?
 ・・・
(唐突なもんで、シーン)。これがお客さんの答。でも、倉垣の気持ちは考えとく。
 ・・・次、キネマで1対1でシングルをやって、気持ちを確かめて考える」

[花月・○Leon(固め技)米山・×ボリショイ]まあ
 何と言っても焦点は花月だ。基本的なポテンシャルの高さは証明済みだが、いきなりJ最前線のメインでやれるか?
 結論から言えばOK! それ程複雑な絡みはなかったが、例のドロップキック主体に新鮮な風を吹かせ、最後まで試合のブレーキになる事はなかった。
 目を見張ったのは序盤のボリショイとのグラウンド。1本取るには至らなかったが、十分ボリショイに伍し一方的な「ボリショイサブミッション教室」でなく、相手になっていた。
 Leonのテンションもやたら高い。当然ながら、ボリショイ、米山の手の内は知り尽している。
 ラスト、もうヒトヤマあるか、最後はキャプチュードバスターできっちり決めて欲しかった。 


[後記]
 入りは120人位。それなりに結構見所はあったが、トータルでぐっと迫ってくるものがなかったのが残念。




「REVOLUTION/第7戦

24日at1010シアター


−千住だ、ワショーイ


[ムーン(地獄突き→トラースキック→フゴフゴ式ヘッドバッド)○タニー]
 まあ何て事もない、タニーの新人相手のいつもの試合だが、途中ムーンがコーナーポストに上がって「月に代わってお仕置きよ!」等と訳のわからない事を言い出した(未遂)。久しくJとNEOは鎖国していたが、フワリ飛び→「3だろ!」は、浸透しとるな。

[×志田・阿部(スピンキック→キャプチュードバスター)○Leon・羽沙羅]
 今日は岡山かどっかで(特定の団体ではない)女子プロの興行があり、若手がごっそりそっちに行ったそうだ。言われてみれば少しいつもとカードや顔ぶれが違う気もするが、お陰で志田ちゃんが見れた。華名大社長やヘイリーさん程ではないが、この人も定期観測したいぐらい少し気になる。
 どうだろう。まあ、普通にかみ合った試合。Leonは当然絶対ハズサず会場を沸かした。志田さん、終盤に受けのミス1つでLeonから怒られ、投げ技で危ない落ち方してたなー。相変わらず、払い腰や膝蹴りの攻めはいい。受けに回ると急にヘナるのも相変わらず。
 羽沙羅、今日はヘナった場面はなかったが、もう一つ強いポイントも欲しい。
 試合後、羽沙羅と阿部ちゃんが何かモメている。抗争?

[倉垣(ニーアタック→スプラッシュマウンテン型からの落し技)○石川修二大先生]
 当然ながらやはり男子レスラーはデカい。ましてや石川はインディーだが、巨漢レスラーなのだ。クラちゃんより首一つデカい。
 で、これが結構「まともな試合」になったりする。いや、力の差は明らかだが、それでも何というか「強いベテランとまだまだの若手」の試合位にはなっていた。

 全体には押されつつも、結構な技のやりあいの末、倉垣の見せ場は、まずはムーンサルトプレス→ルナ☆ウイング(ファイヤーバードは未遂)。
 次いで、今度は逆にコーナーの石川を捕えカナディアンバックブリーカーも成功。60kg前後の女子を2、3人持てるんだから、いくら何でも100kg前後の石川は持てるはずだが、やはりいざ自分の1.5倍以上はありそうな相手を持ったのは驚き。
 メタル☆ウイングはイケソウな体勢まではいったが、同型の技をフィニッシュに持つ石川もそれはさせじとフィニッシュに。

 これが男vs男なら「単なる善戦」で終るが、男vs女で「善戦」間で持っていくとは中々凄い。石川さん、鼻血出してた・・・。
 春山と倉垣を比較すると春山は誰が相手でも好試合に持っていくのが凄いと思うが、これは春山でも出来ないのでは。


 QK。特に言う事はなし。
 と言いつつ、ギリギリ試合開始に間にあったが、もう何度も来たのに入る時少し迷った。フロアーまではちゃんと来て、JWPのポスターもあったが、そこから更に奥まった所で、付近に誰もいないし案内の紙とかもないので、一瞬関係者用入り口じゃないかと思って迂回したのだ。ELVも相当待たされるので、初めて来る人は注意。

 NEO、大晦日の最終興行のチケットも買う。行こうと言う人は早めに買った方がいい。もう、最前とかとっくに売切れだが、いい席は勿論当日券狙いだと最悪入れない可能性もある。イーグルの引退試合、立見ぐらい大丈夫だろと思ってたら完売で、入れなかった事があったんで。
[<3WAY>花月vs×KAZUKI(掌打)○ボリショイ]
 
阿部&アジャの持つタッグ王座への挑戦権を賭けての3way。負けた選手のチームが脱落。

 ・・・まずまず面白かった。3wayは一時NEOがかなりハイレベルなものをやっていた。印象深いのは、椎名、植松、ブラディーだったかな。植松さんは違うが、椎名とブラディーは元は全女。つまり、全女のシンプルなドロップキックや回転技が軸になってのコミカルでもハイスピード、ハイレベルな試合だった。植松さんのGAEAも長与の団体だから、ルーツは同じかな。
 こちらはJWPぽいというか、サブミッションが軸になっていた。スリーパーをかける→そのかけた奴にもう一人がスリーパー→勢いで最初のスリーパーがとけ、その選手がヒールホールド→勢いでまたかけられていた選手の技がとけ、またヒールホールド・・・みたいな。
 ただ、クソ真面目みたいなイメージの花月さんが意外とこの手の試合も起用にこなす。むしろ、スピードで試合のペースメーカーになってたね。
 動きのある回転技と静止するサブミッションの違いで、NEOの方がまだ完成度は高いが、こちらは発展途上でまだまだ面白くなる余地がある。

[○米山・ヘイリー大先生(ヘイリーの雪崩式パワーボム→顔面直撃のニーアタック)チェリー・×春山大先生]
 
もう、今日はこれだけが楽しみで来ました。[春山大先生vsヘイリー大先生]です。シングルではないですが、とにかくあの衝撃の[ヘイリーvs米山]戦を見て、速効、次は[春山vsヘイリー]が見たい! と思いました。
 あの試合、春山は舌なめずりして見ていたはずです。春山ウォッチャー歴10数年。あっしは春山大先生の考えている事は何でもわかります。
 とは言い過ぎですが、少なくとも春山大先生がどんな相手だと燃えるかぐらいはわかります。大先生はAKINOとかシャープなパワーファイターが好き何です。スピーディーなラリアットや投げ技をどう切り返して裏をかくか、無修正エロ本を手に入れた中学生の様にヨダレを垂らして攻略方を考えるのではないでしょうか。
 予想通り、ヘイリーさん攻略方、完璧に「ハイッテ」ます(その分、米山がオルスになって負けたのかな)。AKINOと初めて試合した時も、何年も抗争してるかの様な余りの「カミアイ」方に感心しましたが、ヘイリーさんとも裏では「おう、兄弟!」と言ってるんじゃないでしょうか。打てば響く様な、いえ本当に狭い会場にドスンドスン響く技のラリーです。

 [米山vsチェリー]は・・・、うーん、チェリーさん、相変わらずうまいんですけどね。小柄な体を縦横無尽に使ってこの体格ならベストに近いとは思うんですが、観戦数が少ないせいか、今一つ、うまさの「その先」みたいなのが見えません。物凄い、意地悪さ(爆)とか、執念とか。


「後記」
 試合後、「ユニオンのメインという最高の舞台用意したんだ。ベルト磨いとけ!」
「薬買って磨いてるよ! 防衛して、タッグのベルトも取って、暮れには5冠だ!」


 入りは150人程。まず満員。若手がかなりほかの興行に取られたそうですが、珍しいカードもありまずまずでした。個人的にはやっぱり[春山vsヘイリー]が圧巻でした。




「BEAT UP 2010」11日at後楽園ホール

 

−栗原玉砕!
木村参戦!


[[○勇気・水波(直伝デスバレー・ボム)輝・×花月]
 は、遅れて見れず。

[○松本ザウルス・大畠(ツカドーラをJレッグロックに切り返し、返された直後バックドロップ)志田・×藤本]
 序盤、マッスルビーナス組が大畠を捕まえてのポーズに松本も入ったり。ま、そういうお笑いでもないが、ホドホドの試合。


 ここで、朱里が登場し、野崎のセコンドに付く事と次の「SMASH」JCB大会に野崎の参戦が決まった事を告知。やっぱり野崎、NEO解散後はスマかなあ。
[○ヘイリー大先生・チェリーボム・木村(木村のビッグブーツ→パワーボム)下田・チェリー・×羽沙羅]
 ガイジン組の「X」は・・・木村さんでした! とは言っても、とりあえず、オヒサーという感じでそれ程のファイトは見せず。

 何といっても最大注目は、前日のJWPで壮絶なファイトを見せたヘイリーさんだったが、これまたスピーディーな動きを見せるにとどまった。
 後、ボムさん、下田さん、羽沙羅も特に言う事なし。羽沙羅、また頭打ったけど大丈夫か?

[<インターナショナルリボンタッグ選手権>○さくら・高橋(ラ・マヒストラル)宮崎・×タニー]
 試合前のアオリビデオに、スターダム記者会見。高橋がNEOやアイスに出るのも後少しです、という事だが、店畳むから既存団体にはちょと気になるスターダムを気軽に紹介出来るなあ。

 ただ、試合はやっぱり先の「髪切りマッチ」がインパクトがあったさくらさんがヘアピースで一番モッテいったね ^^;)。


 休憩、
 前に、大日との合同興行になる宮崎のデスマッチのカード発表。[(蛍光灯デスマッチ)宮崎・伊東vs葛西・沼澤]
 中々のカードだが、てっきり相手は木村さんじゃないかと思ってた。
[○里村(ニールキック→スリーパー)野崎]
 基本的には若いんだし、きっちり治してから復帰すべきだと思うが、NEOが年内解散という非常事態何で、それは出来ない、自己満足と言われてもいい。そうまで言うなら、もう黙って見るか、見たくなきゃ席を立つしかないでしょう。
 結果も試合内容も見なくても知れた試合だ。里村、ミラクルを起こせるか。
 ・・・ミラクルは起きなかった。野崎、やはり試合数分で肩をかばって右腕を曲げた不自然な体勢になり、時間が立つごとに不自然さは広がるばかり。右腕が使えず、左手だけでまるで力の入っていないスリーパーが痛々しかった。
 里村は極力試合を引き伸ばし、野崎のいい所を出させてやろうと頑張っていたが、リミットと見るや、速攻勝負を決めた。

 米山はデヴューして3試合位で腕を骨折し、1年位長期欠場している。JWPもあわやの一番苦しい次期だった。春山も鎖骨を骨折し、長期欠場から復帰したら、その試合でまたすぐ再骨折した。どこか報われないイメージのあるJWPだが、こう見るとまだツイているのだな。

[<NWA認定女子パシフィック&NEO認定シングル選手権>○田村(マウントクック<変形パイルドライバー>)栗原]
 ・・・栗原玉砕! 予想通り。これが率直な感想だ。
 決して悪い試合ではなかった。序盤の奇襲からの猛攻、執拗なエルボー封じの腕殺し、フィニッシュホールドの裏投げ連発。しかし、全てがちょっとした女子プロファン、栗原の試合を良く見ている者なら想定内ではなかったか?

 「強くなりますから!」。5年前、未来の遺影に涙ながらに誓った通り、栗原は確かに強くはなっている。しかし、その道程は余りにも着実過ぎはしないか。
 ただの「スポーツ」ならそれでいいかも知れないが、プロレスは観客の想像力との戦い、という一面もある。この点において、どこまでも堅実、着実な栗原は物足りない。

 かつて全女に栗原同様、未来のエースとして将来を望まれた長谷川咲恵という選手がいた。爽やかなアイドル性、均整の取れた肉体で、栗原に一番近かったと思う。怪我の為に大成せず惜しまれながらリングを下りたが、ひょっとしたら体調が万全でもやはり今一歩の所で足踏みしたかも知れない。
 クラッシュ、ブル、神取、北斗、豊田、関西、デビル・・・それに、新しい所では日向、田村、春山、里村、さくら、といった今の世代でもやはりプロレスのエースには皆、強烈な何かがあり、栗原の爽やかさはどこか物足りない。


「後記」
 試合後、栗原、田村を張ってリングを下り、次いで木村登場。当然、田村戦をアピール。この為に来たのか。頼むぞ、最後の「息吹」世代。
 入りはザッと見ていつも通りの様な気がしたが、南の後ろが少しあき900人を少し割った様だ。
 メイン以外、カード発表も遅れ、バックステージのどたばたが伺える。昨日の[米山vsヘイリー]戦が凄過ぎたのもあったけど、今回ちょっとネリが足りなかったね。




「REVOLUTION/第6戦

10日atキネマ倶楽部


−オマイラニ、ホントーノプロレスヲオシエテヤリマース!!


 試合前に、ヘイリーと米山の調印式。意気込みを聞かれ、両者普通に試合後、3つのベルトを巻くのは私だ、とアピール。

[○花月(変形腕固め)ムーン]
 かなりイメージの上で開きがあったが(無論、花月の方が上)、対峙してパッと見た感じ、“それ程”の差は感じなかった。プロレスは見た目じゃないとは思うが、やっぱ試合以前に、こりゃ百回やっても勝てんぞ、という程の差があったら悲しい。
 でまあ、表面的にはまずまずの試合だったが、やっぱりムーンには今一歩踏み込んで欲しかった。花月のポテンシャルはこんなものではないからだ。
 あ、フィニッシュは相手の腕をクロスさせての変形の腕固めだったが、花月にはサブミッションより豪快な投げ技や華麗な飛び技、どっちにしても伸び伸びしたキメ技が似合うと思うが。

[薮下・×阿部(掌打誤爆→デスバイ・ロドリック)○KAZUKI・下野大先生]
 全体には、阿部、KAZUKI劇場が芯になったというだけの試合だったが・・・。
 ナニゲに収穫もあって、全体に何てこたない試合だったが、下野さんが「何て事もなく」「普通に」薮下や阿部ちゃんと対等にやりあっていたのが、よく考えたら凄いシーンだ。黒のスクール水着を除けば、ほんとに誰が見ても同格、五分でしょという感じでやりあってたぞ。キャリア的には、何をやっても先輩に通じず、終盤お情けで少しだけドロップキックとか見せ場をもらうのが普通でしょ。
 面白かったのは、開始早々の下野とヤブの1stコンタクト。共に、サッサッと相撲で言う素早い差し手争い。ついで、一本背負いの応酬。これをキャリア2年にもならないのにヤブちゃんとやるんですよ。この、下野というのはGAEA一期生とは別の意味で“脅威の新人”だわ。

 試合後、下野「KAZUKIさんは柔道何段ですか? 私は14才の時に初段取りましたけど・・・」。

[チェリー・○チェリーボム大先生・倉垣(倉垣のトラースキック→デスバレードライバー<デスバレーボムの形で相手だけ落す>×羽沙羅・Leon・大畠]
 「獅子の穴」には期待している。アイスとエンタメ路線もいいが、もう一方ではハードなプロレスも展開して欲しい。いや、「獅子の穴」にはMAX、「息吹」の様にJWPの新軍団にとどまらない業界全体に波及する程のものを期待するのだ。
 ・・・まあ、最初からそううまくはいかないよねえ、と。うーん、別に悪くはないが、序盤の毎度の3人ポーズで感じた通り、ただの新チームですた。

 初来日、「週プロ」でも取り上げられたチェリーボムさんは・・・。まあ普通、ややズンドコ気味かなー。声の出し方とかタイミングが少し変。まあ、日本マットに慣れてないのもあるかも。笑う程変でもないです。慣れれば、良くなるかも。基本的な動きや頑丈さは出来てると思う。フィニッシュはミスれば危なそうな技で、試合後も中々立てなかった羽沙羅が少し心配。


 休憩。
 阿部ちゃんが出て来て、次のキネマで、次期タッグ王座挑戦者決定戦をタッグチームリーダーの3wauでやると発表。
[○春山大先生(トラースキック→キーン☆ハンマー)ボリショイ]
 いい試合ではあった。ただ、あくまであっし的には余りノレなかった。キーンをフェイスクラッシャー、DDTと変幻自在に切り返すボリショイのテクニックは流石だが、このパターンではもう春山には勝てない。王座は失ったが、いくらでも受ける春山のプロレス術はいささかも衰えた訳ではなく、ボリショイの手はすべて予測済みだからだ。
 手の内がすべて読まれている以上、余程の奇策がない限り体力で勝る春山の勝ちは動かないと思ったし、その通りだった。
 春山と言えば、受けのイメージが強いが、ここぞという勝負どころで結構エグい顔蹴りを出す。思い切り走り込んで元気の顔面に入れたキック、本当に2発目位からアジャがいやがったトラースキック、倉垣に入れた果てしないストンピング。それも出さなかった。

春山「ボリショイさん、わかってくれましたか! 私は人に言われて減量したりする気はないです!
 後、無差別に挑戦しないんですか?」
ボリショイ「お前の好きにしたらいい。私はもう無差別に挑戦する力はないと思ってたけど・・・。
 今日試合して、限界と決めつけちゃダメだ。私も無差別を狙いにいく」
春山「そうですよ。そういうボリショイさんを待ってたんです! どっちが先に無差別にたどり着くか。私が先にいきます!」

[<三冠統一戦>△米山(ヘイリー、ライガーボム、米山、ニーアタックで両者KO)△ヘイリー・ヘイトレッド]
 久しぶりに発狂しました。もう、ノリがどうの、リズムがどうのという次元ではなく、我を忘れてノドが痛くなる程、声援を飛ばしました。それ程までに、メインの三冠戦「米山(両者KO)ヘイリーヘイトレッド」は凄まじい試合でした。

 ヘイリーさんは下(↓)で褒めましたが、ありていに言えば、日本の女子プロを研究したらしく、「ガイジンにしては」動きがきびきびして良かった、という程度でした。
 しかし、今日の試合は凄かった。試合前の調印式何かも、普通に軽く挑発、冷笑と型通りで、全然意気込み何か見えなかったのですが・・・。
 試合前半は、まあ体格差(米山より首一つデカい!)通りのパワーでヘイリー、リード。まあ、この位の体格差は米山、何とかするだろうと思っていましたが、ヘイリーさんの日本女子プロ研究も本格的で、米山、反撃の糸口が見つかりません。ヘイリーさん、一見単純な体格からの打撃技だけのようですが、「スキ」がないですね。よく米山の動きを見ていました。攻めるだけみたいですが、試合開始早々から攻めっ放しなのにスタミナも問題なし。
 米山もガソリンもまだまだ、そろそろ本格的にエンジンも暖まってきたという感じですが、いかんせん相手に全くスキがないので、どうしても前に出られないという感じです。
 2度目の場外乱闘。米山、頭に血がのぼってカウントが聞こえなかったのか、両者リングアウト!
 当然収まらない両者、延長戦を訴え、時間無制限延長に。

 米山、キレた! タコ殴りのパンチ、エルボー、膝! 数年前、元気戦で1度だけ見せた“荒ぶる米山”だ!
 更に、前後に何発入れたか分からない(勿論、顔、後頭部に)ランニングニーアタック!
 ヘイリー、死んでない! もう大丈夫だろ、と一瞬止まった米山を足ごとつかむとキャプチュードスープレックス! 米山、ひるまない、引かない! 咆哮一閃、立ち上がるが、ヘイリーも勝負どころで容赦しない! ライガーボム! 両者ダウン!・・・10カウント、共に立てず。


「後記」
 
下だけで170人程。「ガイジン」がメインなので微妙だが、マニアには興味深いカードで、これで入りが悪かったら少し悲しかった。
 とにもかくにもメインに尽きた。「米山革命」(JWP以外の選手と防衛戦をして話題と客を呼び込む)の最大のネックは言うまでもなく、世の中、JWP中心に回っている訳ではないので、外部の選手がどこまで付き合ってくれるかだ。NEOはまずタニーが、アイスからはさくらが「髪切りマッチ」というこれ以上ないシチュエーションで対戦してくれたが、次は?
 外国人選手というのは盲点、ダークホースだった。いや、はっきり言って「米山革命」も越えて、青い目の外人選手がこれ程熱い試合をした事自体が衝撃的だったし感動した。最初は、中々気の入ったいい動きに、ニヤニヤしながら応援していたが、終盤はマジになったぞ。
 ビデオで見たブル中野のファイトに感動してプロレス入り。国境がもたらすタイムラグで、ヘイリーさんの方が余程今のニッポン女子プロレスラーより、全盛期の熱い女子プロが根付いているのだ。

 他の試合は、まだ思考錯誤中という感じ。下野、花月、バサラといった若い選手の起用。植松、輝、それにもうじきスターダムの為に参戦出来なくなるが高橋、夏樹当りを呼べば、あるレベルの試合は間違いなく保証されるが、それではLLかOzみたいに空気が動かなくなってしまう。新人が育たない為、格の問題でJWPも若い選手を呼びづらいのだが、それでも窓を開けて新鮮な空気を入れなければ風が吹かない。




「REVOLUTION/第5戦

26日atキネマ倶楽部



 JWPのキネマ行きました(・・・NEOは急性金欠でパス)。ザッといきます。
 [ムーン-○しもうま]は、思い切りのいいドロップキックとか、めりはりの効いた攻守とかムーンの確かな成長を感じました。まあ、このクラスではかなり出来杉のしもうまさんの力もあったんでしょうが。そろそろ、レッスンだけでなく「実戦」。いいライバルも欲しい所。アイス当り殴り込みにいくかあ?

 [○KAZUKI-牧場]は、久しぶりに見るみのりちゃんですが、変わらんなあ、と。飛びついて関節技とか柔道の投げ技とか出すんですが、何かやっぱり動きが小さく、ダイナミックさや躍動感に欠けてます。KAZUKIさんが様子を見い見い、暖かく稽古を付けている気がしました。

 試合後、牧場「私は柔道初段ですが、KAZUKIさんは何段ですか?」といったやりとりから、タッグ結成。

 バサラの急病で、2試合連続でKAZUKIさんが入った[○LEON・KAZUKI-×大畠・阿部]は、流石に手の合ったキビキビ、ビシバシした攻防を見せますが、欲を言えば仙女位、流石、プロは違う! という位のものを見せて欲しかったです。

 試合後、大畠、同じ吉田(万里子)さんの弟子、私も強くして下さい、というやりとりから、LEON、「獅子の穴」結成!
 後半の試合前に、次期タッグ挑戦者を巡って、阿部-KAZUKI劇場。何か、 次々理不尽な事を言われるKAZUKIさんを見ていると、コント55号を思い出しました。
 倉垣は、ハルクラでの挑戦をアピールしていますが、春山は狙うは無差別、と拒否の構え。
 [倉垣(スクールボーイ)○田村]は、とりあえず真っ向勝負でここまでの試合とは格段に違う迫力もありですが、高いレベルで少しクラちゃん、くすんでるなあ、と思いました。
 日向や輝、元気、田村、この辺の世代の試合はこんなもんじゃないです! 植松さんはコミカルなキャラクターレスラーになり、輝も何があったのか全盛期の強さ、うまさは見られなくなりましたが、クラちゃんは最近話題が途切れたとは言え、上位陣の一角、実力的にはむしろ今のJでは最強ではないか、と思えるだけに気になる所。
 試合後、倉垣、田村に指を立てて「もう1回」のアピール。

 [○ボリショイ・米山-×春山・ヘイリー]は、ダイエットしたヘイリーさんが中々いいです。見た目もいいし、プロレスが好き何だなあ、というキビキビした動きが気持ちいいです。「怪物レスラー」から、AKINOや山懸さん系のシャープな強いレスラー系です。
 春山大先生もノリノリ。ほんとベルト失ってから、また試合にノリが出て来ました。王者時代は、後楽園のタイトルマッチは良かったですが、普段のキネマの試合は何かもったりしていた気がします。この異色タッグに目を奪われたのか、ボリ・米組は悪くはなかったですが、今一つ特に印象には残りませんでした。

 試合後、春山-ボリショイは、「どうした、元チャンピオンW」「もっかいやれ!」「私は今、『ICE×60』のチャンピオンだ。今度やって負けたら、ダイエットして挑戦してこい!」。
 米山-ヘイリーは、「ヨネグリッシュ」と言える、奇妙な英語と日本語のやりとりで、ヘイリーさんとのタイトルマッチの話が進みました。
「後記」
 入りは下が150人弱位。そんなに少なくもないですが、ちょっとなあ、と思いました。
 客の数より、大成功に終った新宿FACE大会の勢いをつなげられなかったのがまずいです。FACEは、髪切りマッチ以外の試合も充実して、JWPは面白い、また行こう、という人もいたのではないでしょうか。
 今日、全然ダメという訳でもなかったですが、FACEが特盛りなら、今日は普段通りかやや下位のデキ。例え5人でも10人でもリピーターを増やすチャンスだったのに。

 私事ですが、行こうかどうか迷いました。数日前にタイムスリップして自分に会ったら「無理して行く程の内容じゃないよ」と言います。




「リボンの騎士たち」23日at後楽園ホール

 

−「悔しくっても笑顔!」(by りほ)


 朝、目がさめたら涼しいなと思ったら雨。ニヤリ。これで晴れなら、今日は超満もありうる。異様な感動を呼んだ髪切りマッチ、「週プロ」の表紙は取れなかったが、インタビューは取れ、さくらに追い風もいい所だ。この位のハンデもあっていい。ト、雨なので色々手間取る。

[高橋・○つくし・くるみ(ハルカゼ)安藤・牧場・×ハム子]
 遅れて全然見てません。何か盛り上がってて、つくしちゃんが取ったみたいス。

[○市井・<FREEDOMS>GENTARO(速攻腕ひしぎ)×ちい・<ユニオン>木高イサミ]
 舞ころ、第2試合か。タイトルマッチという事は、完全に見放されてはいないんだろうか。しかし、いかにもインデイーの若手という感じで、細い気がしたGENTAROも木高と並ぶとかなり太いなー。
 試合は・・・。当然そう何でしょうが、やはり「ミクスドマッチ」でした。何か実力的にもミクスドというか、木高君とGENTARO、市井とちいの力の差もかなりある気がするが・・・。
 そんな事は深く考えず楽しめ、と言うのがミクスドマッチだ。もう、何も考えずちいさんとGENTAROの場外オイカケッコとか楽しみましょう。
 とりあえず、舞ころ勝ちました。しかし、志田や飛香もいいけど、市井もアイスでは普通に「デキル」方だと思うのだが・・・。ここから浮上するのかなあ。

[<UWA世界6人タッグ、自由が丘広小路会認定6人タッグ、日本海認定世界6人タッグ三冠統一選手権>グレート小鹿・○りほ・<スポルティーバエンターティーメント>ミスター6号(蒼魔刀<低空Wニーアタック>からそのままフォール)דエース”松本都・葛西・邪鬼]
 試合前のVTR、葛西、ベルト奪取の為、松本に、邪鬼に(個々に)、「俺のパートナーはお前しかいない!」と頼む。まさかこの前振りから百人が百人、予想する通りの展開になるとは思わなかったが・・・なってしまったりする。
 案の定、総合力ではどう考えても現役バリバリの葛西、邪鬼がいる松本組が強いのだが・・・激・コテコテの仲間割れ展開。

[<ICE×60選手権>○ボリショイ(ボリショイ式脇固め)みなみ]
 オカッパからNEOの野崎の様なヘアスタイルに変えて(こっちの方が段々畑の面積が広い)、グッと華やかになった飛香ちゃん(高校生だと思うが、これ許されるのか?)。さて、どんな試合になるか。

 ・・・うーん、今日の試合の中ではメインの次位にまともな試合だったと思う。あっしはこういう真っ向勝負好きだな。ただ、真っ向過ぎて力の差も歴然だったが。
 ボリショイが掌打等、打撃技を使う分有利なのもあるが、それも含めて「経験値」が段違い過ぎる。試合数なら、多分仙女より多いと思うが、どんな相手とどんな試合をやってきたかだ。
 飛香はこの体で、ちいみたいにちょこまか動いたり、研究熱心でプロレスが好きなのは分かるし面白い個性だが、いかんせん経験不足で勝手知ったアイスや自分の世界ではいい試合をするんだろうが、1歩予想外の強い相手や展開に出会ったら、フリーズするだろうなあと思う。仙女やJWPに「留学」したら見違える位強くなると思うが。
 別にボリショイがキツく出たわけではなく、可能な限り好試合を作ろうと努力している気がした。ちい、とかボリショイはこういう選手好き何だね。


 休憩。
 雨で少々出足が遅れた様だが、最終的にはそこそこの入りになったようでロビーはかなりの混雑。

 ロッシーさんもゆずぽん祭のチケットを売りに来ていた。ミクスドマッチはアルシオンでもやっていたが、何となく今日の第3試合みたいなのはやんないだろうと思った。ロッシーはコミカルマッチでも、もう少しちゃんとしたプロの試合が好きなはず。しかし、多分「あれ」が出来るのがアイスやさくらの強みだ。
 JWPも多分あれはやんないだろうが、ガチガチにつきつめたプロレスをやるのはそれはそれでJの強み。スターダムはその位、つきつめた試合が出来るんだろうか。
[<キャプテンフォールマッチ>×真琴・夏樹・志田・しもうま・藤本(スモールパッケージホールド)○花月・幸子・チサコ・水波・悲恋]
 ちょっと迷ったが、を付ける。断っておけば、決して全然ダメな悪い試合ではなかったし、スリリングな今日のいい試合の方だったが、期待に満たなかった・・・この試合設定なら絶対必要な+αに欠けてたと思うので。

 まず、アイス勢がなすすべもなく無残にボロ負けする事を予想した人がいるだろうか。いないだろう。いたとしたら、「裏の裏」をかいて、のはずだ。
 アイス勢は個々の力は多少(イパ〜イ?)問題があっても、試合数はこなし、それなりに見せられるだけのものはある。場外転落即脱落、キャプテンフォールというルール、仙女と十分渡り合う力のある夏樹、しもうまの存在。更にプロレスは、弱い選手が強い選手に勝つ方法も、誤爆とか丸め込み技とかいくらでもあるのだ。
 こういう状況で、何を見せるのか。いかなる予想も出来なかった名場面、珍場面、感動的なシーンが生まれるのか・・・何もなかた。

 そう、アイスvs仙女という、かつての新日vs UWFの様な想像力をかきたてられるシチュエーションだったのに、試合自体は特に何の変哲もない普通の多人数タッグだったと思う。
 何でもいい。仙女のやたらめったらな強さが際立つ、でも良かったし、アイスが無残に5-0で負けても良かった。無残な敗戦の中で、真琴でもつっかでも、頑張りが光れば良かった。NEOで時折潜在能力の高さを感じさせる志田がぶち切れて掟破りの強さを見せる、というのでも良かった。
 それは仙女勢も同じで、あちこち良く呼ばれる花月、水波もそれ程圧倒的なものは感じなかったし、Jrの2冠ベルトを取った悲恋もそうだ。出始めの頃期待していた幸子も技のオヒロメに終った。唯一、少し面白かったのは、“ころしや1ねんせい”チサコ。期待通りの憎々しいクラッシャーぶりをわずかだが見せた(張り手で圧倒)。
 中盤で夏樹が場外に落ちて脱落したのはまだ良心的な展開か。仙女の2人も巻添えにしたのはうーん・・・だが。アイスを潰せと言ってるみたいだが、こういうのは追い込まれた方が盛り上がるんだって。
 後は去年の大プッシュから話題の途切れた真琴が何を見せるか。キャプテンにもなった事だし、何かやるのではと思ったが、これまた唯一見せられる常用技、無気力(ヤクザ)キックの多用でボロを出さないのに終始。
 ラスト、花月と真琴の一騎討ち。キャリアは真琴が上。良く試合に呼ばれるしポテンシャルの高さは一目瞭然の花月だが、キャリア的に勝ち星は少ない。まさかと思ったが(真琴が花月に勝つのはいくら何でもおかしーだろ)(無気力キャラじゃなくなったのは知ってるけど、その後の伸び悩みも知ってるぞ)、それはなかった。
 −−−−
 「(試合で)何も残せないのがプロとして一番恥ずかしい事」と、(立野)記さんが言っていたが、そういう事じゃないだろうか。

[<JWP認定無差別級選手権>○米山(リロールジャーマン)帯広さやか大先生]
 あの、髪切りマッチの余波を受けてのJWP無差別選手権。単なるチャレンジマッチを超えたものになるのか。秒殺かリンチ試合か。ズン
 どっちでもなかった。1分42秒という試合結果だけ見れば秒殺みたいだが、「殺」したのではなく帯広が勝手に自滅したのだ。 ズンズン
 開始早々、凄いスピードと勢いでエルボー、ドロップキックで攻め込む帯広。これは凄い、気合い入ってるな、と思ったが・・・。
 1分もしたら、もう足ガクガク、体勢ヨレヨレ。ある意味、米山ももうなすすべなく、さっさと終らせました。この試合、疲れ切った人間の動きはどうなるか、スポーツ医学のいい資料になりますよ。・・・ズン・ズンズンズンドコ〜♪
 あっしも長くプロレスを見ているが、こんな凄いビッグバーン級のウルトラズンドコマッチは初めてだ。単純に経験不足だろう。あんなハイペースで動いたらどうなるか、知らなかったのである。
 しかし、最初の1分のダッシュはたいしたもので、一瞬これは、と思った。まあ、あんな凄い勢いで試合出来るもんならみんなしてるわなあ。「息吹」初期の名勝負、[バンビvs LEON]も、こんな感じだった様な。バンビ、5分か10分はあの調子で頑張ったが。
 ん〜、経験不足の秒死試合がセミで、JWP無差別選手権かあ・・・。

[○里村(ニールキック→デスバレーボム)さくら]まあ、
 やはり、開始ギリギリまでタオルで頭を隠すさくら。それ以外は両者、普通に相対する。
 里村に関しては特にどうこうはない。あの世代として普通に強く、普通にプロレス頭を持ち、GAEA入団時、一番若かったのと真面目な性格をそのままキャラクターとして設定され、GAEA解散後、縁あってそのまま団体設立という所だろう。強いて言えば、いつも模範的公式発言ばかりで、「素」が見えないのがいくらか不気味だ。余り試合や発言等チェックしていないのもあるが。ある意味、植松より完璧にプロフェッショナルなキャラクターレスラーだと思う。

 試合は・・・両者のキャラクターそのままに、順当に進んだ。メイン、それに対抗戦という事で90%はシリアスな試合だったが、さくら、バックを取られてジャーマン? という時、ダンス風に腰を振り振り離して、逆にバックを取り、あんたもやって、と促したり、人生を意識してか、念仏パワーボムを出そうとしたり、多少コミカルな面を出す。
 里村一切付き合わないが、「アイスのプロレスは好きじゃない」というストレート過ぎる発言同様、多分これが里村の「受け」であり、ガッチリカミあった技の応酬なのだ。唯一さくらのコミカルな領域に踏み込んだ気がしたのは、さくらの坊主頭に脳天唐竹割りを出したシーンか。
 さくら、有効な攻めは日向も多用していたWアーム式のバックブリーカー。ここからもう1歩踏み込んで欲しかったが・・・。
 正反対のカラーを持つ団体の長の対決は、やはりシリアスな領域では里村が勝った。


「後記」
 キャプテンフォールと合わせて、完勝に喜ぶ仙女軍団ともみあうアイス勢。りほがマイクを取った!
「お前ら全員、うちら(つくし、くるみ、飛香ら年少組)がブッ潰してやる!
 ・・・ただし、3年後にな。覚悟しとけよ!」

 そっと下から手を出す里村。りほ、握手。
里村「・・・マイクが欲しかったんですけどW。

 ・・・こんないい子達が沢山いるから、こんなにアイスリボンはお客さんが入ってるんですね」
りほ「悔しくっても笑顔! それがアイスリボンです!」
 例によって、「がんばれ」(アイスのテーマ?)が流れる中、客席をハイタッチで走り回るエンデイング。

 うーん、この後味のいいエンデイングを前に言いづらいのだが、今回の後楽園もいい点は付けられない。仙女との対抗戦という企画はほぼ満点かそれ以上、今の女子プロ界で考えられる最も刺激的な企画だったと思う(北閉鎖だが万遍なく入り、公式発表951人。NEOの入りと比較してもそんな所だろう)。
 ただ、試合レポートで書いた通り、決してダメな試合ではなかったが、試合はおとなしく無難過ぎた。他の試合も同様。
 毎回そう。カードは面白そうだが、内容が今一つ。プロデューサー、マッチメーカーとしてのさくらは言う事はないが、試合もビシッと決めるのは難しい。

 少し厳しいですが、次に見た時、やはり内容が良くなければ準推奨に落します。頑張って下さい。




「」20日at板橋グリーンホール

 

プロレス・リズム論


[○勇気(デスバレーボム)下野大先生]
 いい試合だった! 顔がほころんでしまう。安心して見てられる様になった勇気だが、まだ誰とどうやっても絶対大丈夫とまでは言えない。かたや、大注目の新鋭とはいえ試合数も少ない新人。超ズンドコマッチになる危険(期待?)が非常に高いカードだったが、これがもう同じ団体でずっとやっているかの様にバッチリかみあっていた。
 リズムだ。プロレスはダンスだ。メインの春山と高橋の絡みもコピーしたかの様に試合のノリが同じだったが、勇気が基礎体力、強さはこのクラスとしては申し分ないのにしょっぱいイメージがあるのは、どこかプロレスのリズムが今の日本女子プロレスのスタンダードとは違うからである。下野の若手らしからぬ、腰の座った試合運びとはナイスシンクロ(そんな言葉あるのか)!

[山懸大先生・○植松(ソラリーナ)野崎・×大畠]
 昨日のムーン何かの出た第一試合と同じく、試合全般は良かったが個々に見ると「?」な、微妙な試合。
 やはり問題は野崎。陽に焼けて、昔ブル様もやっていた段々畑みたいに頭部半分髪を伸ばしたヘアスタイルで、前の田舎のカワイ子ちゃんみたいな感じからは大分垢抜けてきたが、それより試合。
 まず、例の肩ね。やはり、3分も動いたら肩をかばった姿勢になる。
 次に表情パフォーマンス。手4つの時もやられている時も不気味にニヤニヤ。ブラデイー何かのヒール的な相手をナメた、挑発するニヤニヤとも少し違うんだよなあ。大体、そんなに強くないしぃ・・・。
 肩に関連するんだろうけど、投げ技やちょっとした所作に力が入っていないのがわかる。
 ・・・何とも言えない。テリーファンクが膝を傷めて(1度目のw)引退した時、ハンセンは「あいつは根性なしだ。レスラーはみんなどこか傷めてだましだまし試合してるんだ」と言った。そんなものかも知れない。渋谷も、最好調の時と比べると足の調子が完全には戻っていないが、少しファイトスタイルを変えて今は普通にやっている。個人的には若いだけに1年でも2年でもかけてじっくり治して欲しいが・・・。

 試合は、出番は少なかったけど、山懸さんが例の独特のリズムでいい味出しまくりでした。
 今、ふと思ったが華名インタビューで、「女子の『コノヤロー!』みたいな部分が嫌いでした」と言っていたが、華名が望むのは山懸みたいな手数は少ないが1つの技をきっちり決めるスタイルだろうか。今日もやられてやられて、一発奇麗なドロップキックを決めていた。これは簡単には否定出来ないな。

[<ランバージャックデスマッチ>○タニー(パロスペシャル)つぼ原人]
 タニー引退ロードも佳境に入り、意味不明な抗争をしていたつぼと最終決着戦という事で、ランバージャックデスマッチに。何か、仲村由佳とよくやってた様な気がするが。さて。

 ・・・そういう試合ですた(爆)。つか、こいつらが真面目にやる分けないじゃん。つぼが急にカツラを脱ぎ捨てて真面目にレスリングしたり、場外に落ちたらピコピコハンマーや竹刀で叩くように指示したり・・・。こういうの、JWPは道場でやるんだけど、NEOは道場は何やるんだろうね。

 笑わせた後、タニー、試合後しんみりとつぼ原人とNEOの関わり、思い出話等語る。試合だけの関わりでなく、住んでる所とか近いのか、道場に車で連れてってくれたり、田村の誕生日に1人じゃ淋しいというので、みんなで水族館に行ったりしたそうだ。おいおい、最後とはいえつぼさんの「素」とか、かなり掟破りだと思ったら、最後に原人さん無理やりブチューして、キャラを死守しました。
 タニーが少し「キテ」いたが、何とか気を取り直して「タニー・マウスやマシンガンズはまだ決着を付けなければいけない相手が沢山います。次はアントニオ小猪木、ジャイアント小馬場と!」


 QK。開始前や前半戦はやや淋しかったが、途中から客が増えてくる。ほかに女子の試合があったんだろうか(Ozがあった)。
[○田村(カウンターのエルボー→アラバマスラム→ランニングエルボー)志田]
 70点! おお、NEO閉店記念、若手格ageシリーズ、最高得点! パチパチパチ・・・。全体に田村様優勢でしたが、何とか志田最後までついていき、時折有効な攻めも入れ、まずまず上々の内容でした。
 やはり志田は絵になる。この体格で真剣にプロレスに取り組めば何とかなるもんだ。

 と言いつつ、苦言をw。大体のアウトラインはいい。ただ、時々攻守に力が入っていない時がある。細かい事だが、相手が受けているのが丸見えになるので、「ミス」より試合のリアリテイーを損なう。
 同じ事かも知れないが、全体の筋力アップか、体の線を崩さなくても今一つ力強く見える工夫を。
 好意的に、好意的に、この試合だけ見たら、よくやった、と言えるかも知れない。しかし、やっぱりいくら技を出しても強そうに見えないのだ。仙女勢やJWPでもどこでも、芯の通ったレスラーがちゃんとした力の入った試合をしたら、軽いお嬢さん芸に見えてしまう。
 キツいかも知れないけど、もう後1歩か2歩だ。さあ、志田さんが一人前のレスラーになるのと、あっしがパソコン検定1級を取るのとどっちが先か(3級取ったばかり・・・爆死)。

 あ、田村、ロープを使った新型のキャメルクラッチ披露。まだ、この人は新技を開発するんですねえ。

[春山大先生・×輝(ヨーロピアンクラッチを返し、即外道クラッチ)○宮崎・高橋大先生]
 勿論、今日はこの試合が楽しみで来ました。春山&輝の師弟タッグ(昔、付き人)も興味深い。
 試合はまあ、4人良く持ち味を出した好試合。多少なりとも輝がかつての自在な試合運びをしていたのがうれしかった。

 しかししかし、何と言っても最大興味は後楽園以来久々の[春山大先生vs高橋大先生]だ!
 「コ〜ニョヤロー!」「ワー!! ギャー!!」持ち味をフルに出したら、ほとんど同じとはどういう事だ(爆)。いや、この2人、マジにプロレスの基本はほとんど同じだ。頭を使うのは当然として、とりあえず声を出すと。うるせえうるせえ。あっ、華名社長の大好きな「コノヤロープロレス」全開だ!
 後楽園のタイトルマッチと比較すると、あちらがシビアなバトルVer.なら、今日はにぎやかにおおらかに暴れてメインを締めましょうという感じのハウスショーVer.。果てしないラリアット合戦等、瓜二つの合わせ鏡バトルでした。
 最後、輝と宮崎の一騎討ちになり、輝が勝つかなー、と思ったが・・・。こちらも昨日の同窓マッチの続きかな。


「後記」
 出足は鈍かったが、最終的には160人程で満員。全体に少し緻密さ、トータルな熱量が低い気もしたが、まあ、タムクリにトリプルテールズ、若手相手の二冠戦と毎回詰め込み過ぎという程なので、多少アバウトな興行もあっていい(珍しく、ほとんど次回予告がなかった)。
 それでも、山懸さんやつぼ、志田大チャレンジマッチ、春山大先生参戦と、通常とは違うメニューが楽しめ、期せずして、プロレス・リズム論まで浮かび上がりました。




「REVOLUTION/第4戦

19日at新宿FACE


−お前らにプロレスの何たるかを教えてやるッ!


[×ムーン・大畠(カサドーラからのアンクルロック)下野・○悲恋]
 新人チェッカーとしては、まず見る機会の少ない下野が楽しみだったが今日の下野はリングより高い位置で見たせいか、まず体型がガッチリと言うよりずんぐりむっくりに見えた。何か、ミスモンゴルに似てる様な。試合ももう一つハジケたシーンがなかったな。
 JWP&POPの新チャンピオンになった悲恋はどうか。うーん、今日の試合だけ言えば変わってないなあ。別に悪くはない。前から10年選手の様な落ち着いたムードがある。
 ムーン、やりました! “恐るべきそつのない新人”ムーンが、遂にフレッシュな見苦しいミスをしてくれました。悲恋を投げて、ミサイルキックかダイビングプレスか、ダイブ技をしようとしたのですが、目測誤ってまるで届きません! やったね、これで一人前の新人だ。今日はお赤飯だ! 終盤にもカサドーラの受けが・・・。
(足を傷めたという報告があったけど、覇気のない記者会見といい、前から足が悪かったのかも・・・)。
 大畠ちゃんはいつも通りの飛びつき系サブミッションやクロスボデイーで奮闘していた。今回特に新味は感じなかったが、余り大畠ちゃんの試合を見ないであろう後ろのお客さんは、スゲー! とか喜んでいたので、初めて見る人にはインパクトがあるのかも知れない。
 とまあ、1人1人を見ると特に見るものはなかったが、試合としては大畠vs悲恋を軸にまずまずだった。ムーン、かなわずとも下野、悲恋にかみついて欲しかったな。

[○春山大先生(キーン☆ハンマー)蹴射斗]
 蹴射斗JWPラストマッチ! 相手は春山! 第2試合! このシチュエーションから予想される通りの短期打撃戦だった。
 蹴射斗=青野と春山のLLでの初遭遇を思い出す。春山が台頭するまで、自分の女子イチオシは青野だった。練習生の頃から今と同じ鍛えられた肉体を持ちデヴュー前から期待していたが、団体の体質やら本人の不器用さで伸び悩み、実力はあるのに試合でポテンシャルが余り発揮出来ないジレンマが歯がゆい反面、逆にファン心理を刺激され、応援しがいのある選手だった。
 逆に春山は、当初は余り器用とも思えない選手だったが、JWPが苦しくなるごとに、団体のプッシュと本人の努力でめきめき力を付け、一時期個人的には新人であれほど面白い選手はいないと言える程だった。米山がアルシオンに入団し、LEONがJWPに入団していたら、今頃LEONが素顔でチャンピオンになり、米山がマスクを被っていたかも、と思う事があるが、青野と春山も同じかも知れない。
 唐突に組まれた私的2大ルーキーのシングルは、初対決とは思えない程かみあった。
 あれはどちらかと言えば、春山の試合だった気がする。春山はキャラクターは個性的でも、今で言えば高橋の様に誰とでも合わせられる汎用生を持っていた。
 今日は、明らかに蹴射斗の試合だろう。この、余り試合展開を考えない試合展開 ^^;)。

 蹴射斗選手、とりあえずJWPで3年間、お疲れさまでした。ラストマッチ、全然ものたりません! 春山と蹴射斗の試合はこんなもんじゃないでしょう! 蹴射斗は蹴射斗で、しばし別の道を歩くんでしょうが、また、春山とは日を改めてとことんやりましょう! その日まで、アデュー!


[<JWP無差別級選手権/敗者髪切りマッチ>○米山(リロールジャーマン)さくらえみ]
「後記」
 凄い試合でしたね。というか、試合自体は米山、さくらの二人なら最高の攻防が見られるのは予想出来た事ですが・・・。
 やっぱり、問題の髪切りですね。何で、因縁も特に理由もないのに髪を切らなければいけないのか。アイスのセコンドの子や米山も泣きながらバリカンを入れます。むごい光景でもありますが、同時に神聖さ、神々しさも感じました。時代劇で、武士がわけあって堂々と切腹や死罪を受け入れるようなものでしょうか。
 「髪何か切んなくていいよ!」と訴えていた心優しい一部の観客も、最後には黙ってこの光景を見守りました。
 変な言い方ですが、今日の試合も一種の「ハッピーエンド」ではないかと思いました。さくらさんは負けて髪を切りましたが、いささかも「落ち」たわけではなく、両者力を出し尽くして会場を燃えあがらせ、プロレスの凄さと重さを見せつけたんですから。そう、「重いハッピーエンド」だったんです。

 ・・・あっしなりのアオリで、スターダムにふれましたが、今日の試合、マジにスターダムの選手を招待しても良かったかも知れません。アオリでは、プロレスはルックスとかで勝ち負けが決められる(事もある)不条理なものだ、と勢い余っていささか脅迫気味に書きましたが、今日の試合はそんな浅薄なレベルではなかったです。リアルファイトでは敗者は敗者でしかないが、本当に優れたプロレスは、敗者を潰さない、敗者も十分に輝くものだ、と見せる為に。
 指定席完売の超満員。ほかは、期待の新鋭、下野、大畠、悲恋、アジャ、NEO、OZの7年組、パッションレッドとちょっとしたミニオールスター戦並の布陣で総力を結集して、JWPの底力を見せたという感じの充実興行でした。




・勿論、JとNEOのキネマに行きました。

・共に試合前、急逝された“鬼軍曹”山本小鉄さんを偲んで追悼の10カウント。NEOの方では、デヴュー前に直接指導を受けた(元)元気美佐恵さんが、涙をこらえつつ思い出話を語ってくれましたが、ジャパン女子も指導され、日本の女子プロの半分かそれ以上は「全女」で出来てますが、残りの半分に深く関わった方です。

・Jの方は、[△LEON・佐藤(ドロー)△夏樹・しもうま]が、個人的にベストでした。やはりというか、LEONvs夏樹が当然の様に盛り上がります。実は夏樹がいくらか不調の気もしましたが、それを補って余りあったのが、引退を控えていよいよ血気盛んなしもうまさんの張り切りぶり。体調不良とかが原因の引退ではないだけに、ラストスパートの気迫がみなぎっていました。サトアヤとの絡みが興味深かったですね。初めての顔合わせかも知れないですが、根本的なプロレス観で近いものを感じます。あっし的名勝負数え歌の条件、「プロレス観が同じで、見た目が正反対」。馬場とブッチャー、猪木とシン、藤波と長州を思い出せばいいでしょう。しもうまさんとサトアヤは出会うのが遅過ぎましたが、いい試合をやりそうです。夏樹とLEONも試合後つかみ合って、FACEに引っぱりそう。
 [○春山・亜沙美-倉垣・×蹴射斗]は、少々不完全燃焼。蹴射斗vs亜沙美とかもう一歩で面白くなりそうでしたが、春山vs倉垣もいつもの白熱がなかったです。
 ト! 試合後、蹴射斗がマイクを持って9・19新宿FACEでのJWP退団発表。春山がJWPでトップを目指せばいいだろ、とかみつき、FACEでのJWPラストマッチの相手に決定。
 セミの[○KAZUKI-ハナラ]は・・・まー、阿部ちゃんの欠場で急遽決まったカードなのがモロに出たなあ、と。
 メインの[米山・×ボリショイ-みなみ・○さくら]は、いきなりメイン登場のひかるちゃんが色々な意味で面白かった。相変わらず「ソフトヒット」だし、余りJとの絡みも少ないけど、ちょこちょこ良く動いて面白い。スラリとしてやたらスタイルがいいのは当然、場慣れしてる“華”があった。
 試合後、みなみは当然ボリショイに取られた王座奪回を近い、さくらは、「米山革命も後楽園が最大風速で下火じゃありません? 私がベルトを取った方が盛り上がるんじゃ?」。
 アイス組、退場後、米山革命はこれからだー! さくらに勝って、SMASHにも乗り込むぞー、と。ぞろぞろ出て来た春山や倉垣、何も言わず帰っていきました(爆)。


・NEOは、トータル、はっきり言って今日はJより上。動員も1階だけの比較ですが、Jは140〜50人、NEOは200人程。
 試合はNEO最高時と比べるとまだおとなしく、手堅くまとめたという感じですが、とっ散らかった感じのJよりは満足感の高いものでした。

・[大畠-○輝]は、大畠ちゃんの地道な成長を感じました。飛びつき技、飛びつきサブミッション系のヴァリエーションが増え、ボリショイに近いと思いましたが、この方面にいくならボリショイ、植松を超えるつもりで精進して欲しいです。
 [○豊田-広田]は・・・身一つでこれだけ楽しませる、広田さんの「力量」は流石です。
 [○倉垣-勇気]も、勇気の静かな成長を感じました。松本ザウルスやアジャ、または関西といったヘヴィー級や強い選手ともっとガンガンやらせてみたいです。

・以上、第1試合は第1試合の第2試合は第2試合の役割を十二分に果たしたという感じで、セミとメインも同様。

 さて、大白熱戦のメインと何とかミスなく白熱したセミ。アンケートでも取れば今日の一番人気はメインでしょうが、個人的にはセミの方が面白かったです。
 メインは「NOW」、今の女子プロレスの息をもつかせぬハイレベルな熱戦でしたが、セミは完成度では及ばなくても、メインと比べたら軽くてどこかちゃらくても、それらもひっくるめて「NEW」、新しいものを感じました。
 トリプルテールズ、華名のBlogで結成を知った時は、正直パッションレッドをやめて一人じゃしんどい華名が、急遽あいてる紫雷姉妹に声をかけてさっさと作ったという感じでした。結成動機はそんなものかも知れません。しかし、試合をこなす内に3人の個性がもう何年も一緒にやってるみたいに有機的につながってます。美央のコミカルヒール性、イオの空中殺法、華名の慇懃無礼な殺気、3人のキャラクターがいっしょくたなユニゾンではなく、独立したままトリプルテールズという、見事なハーモニーを奏でています。文句なく推奨!




「REVOLUTION/第2戦

7日at八王子学園都市センター


−米山革命は地方を切り捨てません!


 NEO板橋と迷いましたが、華名(つか、テールズ)が出てないんでJに。とりあえず暴れ者のお姉ちゃんは好き何で。あちらの水波と花月の試合にも引かれましたが。
 Jの八王子大会と言えば、数年前市民会館みたいな所で昼夜興行があって、昼夜通してほとんど面白い試合がなかったのが印象的でした(爆)。あれ以来、Jの八王子は少し用心しているのですが、今回は普通に面白かったです。

 まず、[○ジャガー-ムーン]は、“恐るべきそつのない新人”ムーンは今日もジャガーさん相手に、超大先輩相手に健気に戦うド新人の試合を過不足なくやりました。後半、少しスタミナ切れに見えたのはガチかなあ。でも、見苦しい程ではなく今日もそつなく試合を終えたという感じ。ドロップキックが勢いが良くなったような・・・。
 [○LEON-バサラ]は、改名後試合を見るのは3度目ですが、その中では頑張りが見えて1番良かったです。ただ、やっぱりこれ(どれ?)、フリー=自立したプロフェッショナルってレベルじゃねーよなー、と思ってたら、試合後、LEON「こんなもんでいいのか! 新しいスタートを切らないか? 私も新しいスタートを切る! 手を組まないか?」と、共闘の呼びかけ! バサラ嬢、一瞬ためらいましたが握手! 中々おおお、な展開です。
 [○米山・ボリショイ-春山・×蹴射斗]は、まずまずの熱戦。本腰を入れて春山・蹴射斗が米山潰しに出て、流石に「いつ、誰とどこで試合してもスリリングなチャンピオン」(自称)米山、王者の面目スレスレでボリショイの好フォローあっての勝ちでした。
 試合後、米山、今日だけ見に来た一見さんを想定して王者就任と「米山革命」のご挨拶。パートナーみたいな感じで19時女子の帯広もリングに。HPの写真はごついおばさんという感じだったが、実物はほっそりして松尾君を思い出した。
 それはそうと、バサラの件とか色々考えてはいるな。

 [○倉垣・関西-×小林・佐藤]。力の差はわかっているが、伊藤道場組、その上でどう戦うか、何を見せるか。スピードと良く練習したらしい連携と、やはり正攻法で来たねえ。中盤などは勢いで中々良く攻め込み、これは伊藤道場組(の勝ち)かな、と思った。いや、ブッキングの問題で若手2人の方が呼びやすそうだし(爆)。
 しかし、男前コンビもそこまで甘くはなく、エンジンがかかってくるとやはり根本的なパワーの差で圧勝。ラストのスプラッシュマウンテンとメタル☆WINGの共演は名場面。
 [×KAZUKI・植松-○阿部・アジャ]。やはり、こういう一般客を対象にした興行でのアジャの存在感は圧倒的。ノリノリで2人相手に横綱相撲。途中からはヤケになったか、火事場パワーというかで植KAZU組も臆せず攻め込んだが、時既に遅し、最初の勢いを逆転出来ないまま押し切られた感じ。フィニッシュはアジャのダイビングエルボーから、阿部ちゃんがチョロっともっていきました。

アジャ「・・・おかしいなー、あたし一人で勝った様な気がするんだけど・・・」
[後記]
 入りは150人程。ジャガー、関西、アジャと投入して常連さんから一見さんまで楽しめた内容だったと思います。




SUMMER STAMPED 20101日at後楽園ホール

 

−ラフ&セクシー&ズンドコ2!トリプルテールズに首ったけ!


「後記」
[○栗原・田村-×イオ・華名]

高橋「チームを引っぱる苦労がわかったか! あはは」。嘘。

 NEO後楽園、相変わらず具沢山で面白かったですが、個人的にはテールズのズンドコぶりが1番あっしのハートをつかみました。
 開始早々、栗原、プランチャーをすかされて、足傷めたみたいで、「流れ」的にもテールズ勝ちそうでしたし、鉄板かなあと思ったんですが、ここから微妙にキャリア、勝負勘の差が出た気がします。イオも栗原も中々のファインプレーを見せましたが、イオの技は余り勝利へは結び付かなかった様な。栗原は攻められながらも勝つという着地点だけは見据えていた気がします。華名がキャメルに捕えた栗原に側転でフェイントかけて、ドロップキックやろうとしてハズシたのは、今年のベストズンドコプレイ賞候補でしょう。
 イオだけの失点ではなく、華名も「オアシス」(華名談)の田村様とバチバチやるのはいいですが、試合全体の流れが見えてなかった気がします。それと、いつもの遊んでくれてる田村様じゃなく、本気出した田村様の強さも考えるべきでした。

 試合後、「今日は負けの美学を見せたんじゃ!」とか、顰蹙を買うような事を言ってくれます。いやいや、アマンドラとかPRと言った、良くも悪くも結成した時点である程度完成されたチームより、どう転ぶかわからない恐るべきスリルがありますねえ。今日のMVPは栗原ですが、次にどっちの試合が見たいかといえば、あっしはヒールビイキもありますがテールズの試合が見たいです。

 野崎の復帰戦も触れておけば、スリーパーを主武器にファイトスタイルの変化がありました。最後はあっさりと敗れましたが、オーバープロデュースの気もしましたが、少々この変化は興味深いです。




「REVOLUTION/第1戦

24日at板橋グリーンホール


−米山革命進行?


 [ムーン瑞月-○阿部]は、デビュー戦に続き瑞月の“恐るべきそつのなさ”が目を引いた。ド新人のデビュー戦は、後半見苦しくスタミナ切れとか、何だあのドロップキックはとか、ズンドコぶりが楽しみだが、この瑞月、際立ったポイントもない代わりに、見苦しい所も一つもない。エルボーからドロップキックから試合展開まで、すべて可もなく不可もなく無難にこなす。勝手な要求だが、こうなると逆に笑いどころが欲しくなったりする。陳腐な言い方だが、マイナスもないがプラスもないゼロ地点からどこを伸ばすか。阿部ちゃん、結構イッパイイッパイだったみたいな・・・。
 [○倉垣-宮崎]は、同期らしい真っ向勝負。まー、2人とも立派なラリアッターになって ^^;)。
 [○KAZUKI-小林]は、ビミョ〜に面白かった。どういう接点があるのかわからず、ただ試合だけが進む中、突如シビアなグラウンド、KAZUKIさんのニーで試合がヒート。先の後楽園での倉垣からの金星といい、ハナラageも感じただけに、もしやの気もしたが、奇蹟は2度起こらず、無難にキャリア、勝負勘でKAZUKIさん。
 最近のハナラの試合としては突然のヒートとか面白かったが、まだ一見さんやライトな客を振り向かせる程じゃないよなあ。JWPの選手が(自己)プロデュース下手と言われるが、伊藤道場勢はもっと下手何じゃないだろうか。日向も春山も米山も、マイクはともかく試合は強力に個性的でインパクトがあるぞ。このハナラなど、かわいい、ヒステリー、というポイントを強調するだけで大分面白いキャラだと思うのだが。
 [亜沙美・×蹴射斗-LEON・○花月]は、興味深いカード。なぜ、突然に亜沙美なのか。蹴射斗とはキッカーという以外特に接点はないのだが。「関西で試合する為の御当地レスラーじゃね?」、身も蓋もない事を言う ^^;)。まあ、そういう事情は事情として何を見せるか。
 亜沙美嬢、前半は先のNEOでの試合同様、中々張り切っていた。アストレスとか本業は歌手とか考えず、ただの1人のレスラーとして見られると思う。期待の花月、亜沙美のキックに押され気味。
 ・・・しかし、ゲストの2人が張り切っていて本隊の蹴射斗とLEONが目立たずいかんなあと思っていたら、中盤、満を侍して登場したLEONのエルボーとバックブリーカー(膝に落とす奴)に、亜沙美、泣き顔で完全もうダメエ〜モード。それじゃこないだの、美央さんだ。
 花月、やられてはいるが、動きと気迫はいささかも落ちない。亜沙美が脱落したので、蹴射斗の蹴りを一身に食らう。カカト落とし、シュバイン、ファルコンアロー・・・、青息吐息ながらフィニッシュホールドをすべて返す! そして、LEONのスピンキックのフォローを受けて金星!
 いやー、花月、今日は打点の高いドロップキック以外、これといったいい攻撃はなかったが、何というか、ゴールキーパーながら大活躍で点を取ったみたいな・・・。
 花月は、放課後、黙々とほっぺたに錆びを付けて一人、砲丸やダッシュをやっている陸上部の子みたいなムードがある。

 [×春山大先生・タニー-○米山・ボリショイ]は、米山がボリショイ以外のJ勢を敵に回した様なマイクの後だけに興味深かったが、試合はまあハイレベルと言えばハイレベルだが、それはいつもの事とも言える。特に「革命」と言える新味や白熱は感じられなかった。
 コミカルな試合スタイルの性か、余りJに呼ばれた事はないタニーだが、こちらも普段通り、何の違和感もないカミアイ方は流石。「カンチョー」とか多少ネタ的な技も出したが、全体は十分JWP的な試合も出来ますよ、と見せた感じ。最後はボリショイとの連携から春山が捕まって。


「後記」
 試合後、NEOでタイトルマッチをやる米山とタニーのマイク合戦。入りは120〜30人程。正直これまでと特に変わりはなかったようだが、「革命」をぶち上げた米山、ここからどう動く?




FINAL ANSWER 2010/第1戦19日at板橋グリーンホール

 

−ラフ&セクシー&ズンドコ!
混沌こそわが墓碑名


 ザッと書きます。いきなり立見が出て超満(それでも昼のアイスに及ばなかった模様)。予想外の入りで昼のアイスから大分椅子をとっぱらったんで、出来たら前売り買って下さいとの事。
 試合前に、名古屋の[田村vs松本ザウルス]と後楽園の[田村・栗原vs華名・イオ]のタイトルマッチの公開調印式。松本は先の仙台トーナメントで敗れた田村が「楽しかった」だの、思い出作りに試合してるみたいなのに不満、と。テールズのお二方は、スーツに黒ぶち眼鏡で登場。この辺のセンスは流石。試合に付いては例によって、慇懃無礼な(notインキンタムシ)挑発。

 第1試合の[○勇気-小林]は、一皮むけた勇気の力強いファイトはともかく、ハナラが今一つ不調な気がしたのが気になった。
 [○宮崎-バンビ]は、はずかし固めを巡る攻防やらコミカル寄りではあったが、途中起きてこないバンビに微切れした様な場面もあり、やや未消化気味。それ以外はそんなに悪くなかったが。なぜこのカードが組まれたのか。ひょっとして、JWP時代の関係?(バンビはJの練習生経験あり)とも思ったが、何やら「うらん」絡みらしい。よくわからないけど、触れない様にして。
 宮崎、私が3WAYをはやらせた自負があるので、後楽園では[宮崎vsさくらvs植松]をやる。
 [○タニー-下田]は、下田さんのメヒコでの写真集まで持ち出してのコミカルな試合。栗原とか10代の子が着そうなコスチュームといい、日本人で年齢がよくわからないのをいい事に向こうではアイドルとかデイーバとかいうノリでやってるんじゃないだろうか ^^;)。
 ともかく試合後、タニー、勇気や野崎以外にかわいがっている後輩が2人いる。1人は春山。もう1人は、出てこーい!
 米山! 昨日の王座戴冠の報告。「よし! 私がベルトを取って、引退まで防衛して返してやる!」「わー、ありがとうございます!・・・なんでやねん!」と言ったやりとりから、急遽NEOの後楽園でタイトルマッチに。

 [水波・×花月-○松本ザウルス・大畠]は、世界が一変。何かもう、お待たせしました、これが本当のプロレスです、という感じ。基礎体力、テンションがまるで違う。間近で見て思ったのは花月の鍛え抜いた感じの体。村松友硯が、レスラーは試合前に体だけで1流か3流かわかる、と書いていたがそんな感じ。
 試合後、水波、NEOの2冠ベルトに挑戦表明。

 [華名・イオ・○美央-田村・志田・×亜沙美]。予想とは全く別だったが、面白かった。「流れ」や顔ぶれから言って、トリプルテールズ、圧勝で終わりそうではないか。駄目なんである(爆)。ヘタれぶりを見せそうな、志田さんや亜沙美さんに押された!
 1番根性入ってなさそうな志田がハジケた! 最初から挑発されてカッときたのか、昼のアイスで因縁でも出来たのか、長身からの膝蹴りで紫雷姉妹は当然、華名まで追い込んでいた。亜沙美嬢もキック一本やりでもなく、腕の打撃戦や他の技も多彩で、いつぞやのWAVEとは試合の組み立てがガラリと変わっていた。渋谷相手なら、ただキックだけ出してれば後は渋谷さんが試合を作ってくれたが、今日の相手の美央さんに任せたら取り返しの付かない事になる、と思ったのか ^^;)。
 テールズに目をやれば、まずリーダーの華名がどうにも押され気味。余程体調でも悪かったのか、ギリギリで面目を保った感じ。イオは・・・ポイントではいい動きしてたし、やられ役なのか微妙だけど、ラストのライダーキックは流石。余り飛び技に感心しないあっしがうなった。美央さんが・・・、ここんとこ見る度に良くなってたけど、遂に攻められるとヘタる癖が出ちゃったね。ブランクがあるとはいえ、亜沙美の方が先輩だし格闘美時代はかなり期待されてたんだよねー。

 まー、最後は何とかイオのライダーキック→美央のキックとつないで勝ちましたけど、3戦目で早くもこれで大丈夫か?
 今日の因縁で、後楽園で[美央vs亜沙美]ケッテ〜イ。
「後記」
 ザッと200人程、超満。昨日のJWPのメインのストレートな感動とは逆に、混沌としてゴッタ煮的に面白かった。
 意味不明なバンビや下田さんの試合があったり、王座奪取直後の米山登場、超正統派の仙女の試合やメインのこれからトップヒールとして売り出そうというのに早くもズンドコ気味のトリプルテールズとか。前に見たWAVEもごった煮、闇鍋的に面白かったけど、NEOは不思議に意味不明なエネルギーがあるなあ。




「JWP-PURE-SLAM 2010」

18日at後楽園ホール


−米山、大勝利!


[ムーン瑞月vs○みなみ飛香]
[○ボリショイvs
さくら]
[Leon vs○アジャ]
[春山大先生・×倉垣・蹴射斗・藪下vs伊藤・佐藤・○小林・森居]
[<タッグ選手権>植松・○KAZUKI vs×阿部・輝]

[<JWP認定無差別選手権>高橋奈苗(雪崩式米-ZOU)○米山香織]

華名「あーら、高橋さん! ざまあみろ、ケッケッケ」

 ・・・嘘でし。あ、いえ、米山の大勝利はほんと。いやー、米山の決意を買って、米山が100%勝つ! とか書きましたけど、ほんとに勝つとは思いませんでした(爆)。
 米山への声援は相当多かったですが、やっぱり負け戦を承知で応援したのではないでしょうか。日本人だなあ。ともかくも大熱戦の末、高橋、必殺のチャナラッカを更に必殺の切り返しで破り、文句なし、堂々の勝利。最近まれに見る、爆発的に痛快なハッピーエンドでしたね。
 試合後、米山「Jの選手とは防衛戦をしない、外の選手と闘ってベルトの価値を高めていく」。J勢「ふざけるな」。ボリショイ「団体にいるだけで挑戦権が巡ってくると思うな! どうしたら挑戦させてもらえるか、考えろ」、という一幕もあり、米山革命までぶち上げました。
 それはまた、今後の成り行きを見て考えるとして、ともかくも痛快な後楽園大会ですた。




・こんばんみ。昼のWAVEと夜のJ、キネマ昼夜興行に行ってきました。ま、色々発見もあって面白かったです。


・WAVEはですね。まず、[○華名vs紫雷美央]が秀逸でした。それは言い杉かなあ。でも、あの美央大先生が曲がりなりにも緊張感のある格闘プロレスをやったんですよ! 地味にこれはサプライズでした。勿論、美央のやる木もともかく、華名嬢のキャリー(プロレスヨイショ術)のうまさにもぬかずくばかりです。ガーッと上に向かうのはある程度力があれば出来ますが、上の立場で下を引っぱるのはまた格段に難しい。あっしの華名嬢評価は「元気が良くて、普通にいい」というものでした。余計な事を言わなければもっといい。しかし、これだけの試合が出来たら、もっと用心しなければいけないかも知れません。
 とりあえず、トリプルテールズ、準推奨age!

 ♪ズン、ズン・・・逆にズンドコは[×春日・大畠vsバンビ・○バサラ]。隊長! 私は設立以来批判している「ハイスピード選手権」より、ひどいタイトルマッチを発見しました!
 いや、とくに失笑を買う場面とかなかったスけどねえ・・・。バサラ、延々押される→バンビ、ビッグブーツだけで逆転→受けに回ると弱い春日やられる→オシマイ。
 賞ー味、これだけ! これだけの試合ですた。複雑に二転三転、凝ればいいってもんでもないですけど、この何のひねりもない、微積分とはいかなくても、XとY位は出て来る「数学」をやってる時に「20円のみかんを3つ買いました。いくらでしょう」という感じの「算数」の問題が出て来たようなウルトラな素朴さは凄かったです。

 メインの[渋谷vs○アサミ]は、明らかにずっとプロレスやってる渋谷の方がうまいんですが、アサミ嬢キックだけで勝つという、余り後味のいい試合じゃなかったです。
 Jの方は、うーん、まず個々の試合より、同じ女子プロレス、同じ会場なのに、こうも違うものか、と感心する位、試合も会場の空気も違いました。通して見た人はわかると思うんですが、WAVEの試合は個々の選手はそれなりに練習していて頑張っていても、どこかよそよそしいというか、遠慮してるみたい。Jはアタリも声も思いっ切り。客席のムードは更に違って、WAVEは単発的に声援も飛びますが、やっぱり好きな選手の「鑑賞会」何ですよね。Jは、みんな元気良く「いけっ!」「そこだ!」と、プローレスなノリが充満してます。

 試合はやはり[春山vs○米山]が大熱戦。「絶対相手の方が強いのに、なぜか勝つ」米山マジックがまたも炸裂。
 試合後の舌戦で、PRの皆さん、次の「道場マッチ」に「道場破り」に来られるそうです(爆)。

 あ、入りはWAVE、(下だけ)200人程、Jは130〜140人で、Jの完敗ですた。




「」27日at板橋グリーンホール


−特濃JWP


「後記」
[○米山()倉垣][○春山大先生()LEON]

 
えーと、今日のJWP、これでもか、という位地味なカードですたが(爆)、内容は悪くなかったス。つか、セミとメインは滅多に見られない位の濃さですた。
 やっぱりセミの[米山vs倉垣]ですねえ。2年位前にも新宿FACEの同じ無差別挑戦者を決めるリーグ戦で凄い名勝負をやりましたが、今回もひけをとらない熱戦ですた。
 これまでのアピールから、米山が勝つ気はしたんですよ。ただ、それは試合前の話で、試合が始まると米山が勝つのは不可能に思えてきました(爆)。
 倉垣が完全に米山を呑んでる感じがしましたね。低く見て「ナメてる」んじゃないです。米山の力を十分に知りリスペクトをもって、その上で、ミスらない限り、絶対自分の負けはない、という感じでした。
 前の試合の時も物理的な力量差は同じ事を感じました。スピードもテクニックも互角な以上、体が大きくパワーのある倉垣が有利に決まってるじゃないスか。
 で、今日の試合、決して倉垣にスキがあった訳でも大ポカをやった訳でもないんですが・・・それでも倉ちゃん、勝てません!
 米山、特に神業とかあっと驚く新技とか出した訳でもないです。無理やり精神論で言えば、倉垣は5の力を持つ相手に8の力を持つ自分が負ける訳ないと考え、米山は力量差の認識は同じでも、それでも勝つ! と決め付けて試合に臨んだのではないでしょうか。これはもう、肉を切らせて骨を断つというより、骨を切らせて臓腑を断つ試合でした。

 [春山vs LEON]も、[倉垣vs米山]と少し似てる様な。やはり、試合以前に春山がLEONを呑んでいる気がしました。ただ、こちらは米-倉ほどの力の差はないでしょう。あ、それと米山は本当に絶対に勝つ、という気迫が伝わってきましたが、LEONはどんなに過酷に激しく攻めても、本当に勝つ、という程のものは感じなかったです。
 ともかく、2試合とも大熱戦ですた。




FINAL ANSWER 2010/第4戦19日at板橋グリーンホール

 

−トリプルテイルズ発進!


[]

[○植松(ドラゴンスープレックス)広田]
 この試合の途中から。GAEA同窓マッチはどうだったんでしょ。

[○春山大先生(スクールボーイを丸め返して)タニー]
 椅子に座ってのチョップ合戦、春山が「フワリ飛び」をしようとしたら、タニー「こいつは豚だから『ブー』と言え!」とか。
 笑いに徹するでも、勿論シリアスに徹するでもなく、正直何をしたかったのかわからないが、引退前に1度は試合したかったのか。
 引退式の時何か、引退する本人よりよく泣く大先生、ラスト3分前位から泣いてたなあ。

[○宮崎()大畠]
 ほぼネタなしの真面目な試合。大畠の多彩な飛びつき系の技が見られたが、「熱戦」ではない。宮崎が、受けに徹していただけだ。
 何で唐突にこのカードが組まれたのかも謎。後ろの記者みたいな人が「Jdつながり・・・」とか言ってて、試合後「大畠、残された時間でお前に足りないものを教えてやるよ」、という展開も予想したがそれもなし。札幌での、高橋とのタイトルマッチの意気込みを語っただけだった。前哨戦というのでもないが、かなりシビアでハードな試合になるのは必至で、今日は仕上がり具合のチェックを兼ねたスパーリングか?
 大畠ちゃん、いい試合もあるし頑張ってるんだけど、誰とでも好試合をするには今一歩か。

[華名大先生・○紫雷イオ・美央(美央のキック、華名の裏拳から丸めて)×田村・栗原・志田]
 65点! (爆)、少しおまけして70点か。

 3人、SMマスクみたいの付けてやってきました、トリプルテールズ。あっしはこういうものは無条件に喜ぶ事にしているので、まあまあ楽しめた。
 個々に見ていくと、やはりテールズのキモはとにもかくにも華名。華名のテンションが試合の出来を左右する気がした。田村とバチバチやっていたが、元気以来久々にハタキあいプロレスを出来る相手が出来てうれしいのでは。案外このユニットで化けそうなのが美央。キックにサブミッションの格闘スタイルだからというのもあるが、華名のテンションに引っぱられたのか、特にヘタれたシーンも見せず、後ちょっと頭のセンを切れば面白そう。
 勘の良さそうなイオが、意外にこの乱闘プロレスに適応出来てない。まあ試合をこなす内に、なじんでくると思うが。

 ベビー側を見れば、やはりというか、田村以外ほぼ全滅(爆)。いや、見てられない程悪くもなかったが、乱闘プロレスのノリがほとんどつかめてない。


「後記」
華名「あーら、田村さん。田村さんはやっぱりあたしのオアシスやわあ!(W)」

 慇懃無礼がテールズのキャラクターらしい。こういう意味不明な軍団抗争、乱闘プロレスを愛するあっしとしては応援せずにはいられない。




 昨日は、DDTの後楽園とJWPのFACEに行きました。

 DDTは、うーん、前半はネタ試合ばっかりで久しぶりのあっしには辛かったですねえ。
 展開としては7月の両国、飯伏の相手は丸藤。更に、休憩までにタッグパートナーを探しとけ! と言われたポイズン澤田大先生が「控室にレスラーがいたよ! 早く来過ぎたんだと(夕方は新日)・・・。
 意気投合して、パートナーやってくれるとよ!」、中西大先生登場!

 後半の2試合は、ディック東郷とか出たセミは普通に良かったです。ただ、軽業に走りがちな女子のそれとは少し違った、技のやりとりという感じでした。重い、ハードな「技のやりとり」。
 メインの[石川vs○関本]は、いい試合でしたけど、昔の全日四天王プロレスみたいというか、あれ程技に凝らない感じ。いいんですが、女子プロ的な価値観でも、あっしはハードな激しい闘いがある上で(大前提)、もう少しテクニカルな試合が見たいです。
 しかしまあ4、5年前に見てた頃はペーペーで、小馬場みたいなキャラだったのに堂々たるメインエベンターになってたのは感慨深いです。
−−−−

 JWPのFACEは、安心して楽しめました。一番肝心なメインの[ボリショイvs○高橋]戦に付いて言えば、敗れたとはいえ、ボリショイセンセイ堂々たる素晴しい強さを見せたと思います。

 個人的にベストかその次位に面白かったのは、[○LEON・米山vs×アジャ・AKINO]で「○周年記念試合にうまいもの(熱戦)なし」の法則通り、最初はコミカルに進んでたんですが、米山の膝蹴りの猛攻から一挙にヒートして、テクニックと打撃戦とガッツが交錯する展開の中、LEON、大金星を上げました。まだ本当にアジャを超えた訳ではない、と更に後楽園でシングルです。この試合、試合で自然にストーリーを作ったり、テクニックとガッツのJWPらしさとか良く出てたと思います。
−−−−

 DDTの後楽園は千人前後でしょう。北閉鎖で少しあきもあって、NEOと変わりませんでした。Jとも百人位しか変わんないしょ。DDTはスキットでもふれてましたが、新興とはいえ男子で5指には入る団体で、NEOもJも動員でコンプレックスを持つ必要はないなあと。向上心を持つ必要はありますが。

 JのFACEは300人程。超満とはいきませんが、まずは満員でした。




Never give up/最終戦13日at新宿FACE



[][][][][][]
「後記」




FINAL ANSWER 2010/第2戦5日at板橋グリーンホール

 

−勇気、躍進!

傾奇かぶけ!


[羽沙羅大先生(バックドロップをこらえられたので、回転足折り固めで丸め込み)○松本ザウルス]
 わっ! 出たぞ、羽沙羅大先生。雑誌で見てはいたが、間近で見たらほんとかつての奥田とはまるで別人。髪とメイクでこうも変わるのかといきなり凄いものを見せられました。
 試合は・・・、序盤一進一退の攻防から、地力で勝るザウルス、当然押してくる。逆エビ等でダメージを蓄積させ、試合も終盤、アルゼンチン、東海道落しも出、後は羽沙羅の「転」がどう出るか。
 バックドロップだけはこらえた羽沙羅だが、ラストはザウルスの意外な丸め込み技。

 試合後、悔しそうにザウルスに突っかかる羽沙羅。確かに、松本の試合として見たら、こんな細かい器用な事も出来るのかという発見もあり面白かった。
 しかし、羽沙羅からすれば最後の見せ場をスルーされ、バックドロップやライガーボムで豪快にやられるより屈辱的に、お前何かこの程度の技で十分だ、とみなされた感もある。
 引き上げる羽沙羅は涙目だった。羽沙羅の試合としては良くわからなかったが、やる気十分なのはわかった。

[△大畠(大畠の飛びつき技が出た所で15分タイムアップ)△紫雷イオ]
 「息吹」やらWAVEやらで何度も手合わせしている2人。十分かみ合った攻防。
 イオ、かつての軽業イメージから「戦い」という感じの厳しい攻め。途中大畠、何か技がモロに入ったか場外エスケープ。どちらかの肩を傷めたみたい。
 苦しそうだったが、足をフックしての速攻ボー&アローを鮮やかに決め、お返し、と飛びつきサブミッションも決める。
 ようやく五分五分になった当りでタイムアップ。

 うーん、まずまずいい試合ではあったと思う。ただ、客を本当にノセるには、後もう少しと、思った。もう少し、攻めも受けもめりはりを付けて思いっきりやれば、負傷した相手をもっと憎々しく煽れば・・・。
 2人とも確かに成長しているし、進んでいるベクトルも間違ってはいない。この試合に関しては後は細部の「ツメ」だ。
 こういう微妙な細部のツメをアドバイスしてくれるコーチはいるんだろうか。前は、松本でも大畠でもRAYでも、エスオベの試合には必ずヨシダマさんがいたのにもういない・・・。

イオ「ほんとカウント2ですか? 絶対勝ったと思うんですけど・・・。あと10分あったら絶対3カウント取りましたよ。また、いつでもやりますよ。
 それより田村! 引退するらしいな! 勝ち逃げじゃないだろーな! 一人やりたい相手がいるらしいけど、その人と私と美央がユニットを組んだのを知ってるよな! いつでも連れてきてやるよ!
 甲田! 次の板橋、2人揃えて待ってろ!」

[タニー・○宮崎(ラニングラリアット)高橋・×広田]
 いきなり、
広田「引退するなら、私にタニーロケットとキン肉バスターを下さい! 宮崎さんからは恥ずかし固めとムーンサルトフットスタンプを!」

マシンガンズ「試合を見て・・・」
 ・・・そういう試合でした(爆)、って、ほかに言いようもない広田ワールドです。技2にネタ7位かな。ガイアを見てないんで、ガイア時代と比べてどうとかわからない。ただどうせ復帰するなら、もっと早く復帰してNEOに参戦したら良かったのにとも思った。いくらでも面白い展開が作れそうだったのに。

タニー「広田! お前、まだまだだよ! 絶対、技は譲らない!」
宮崎「奈苗! 12月に止める前に1つだけ悔やんでいる試合があります。1度メインで奈苗とやった試合がとても悔しいんで、あんたともう1度シングルでやりたい!」
高橋「引退前の貴重な時に指名していただき光栄です。宜しくお願いします!」


 OK。特に言う事はなし。広田、掃除機で、紙の桜吹雪を回収している。
[×ランジェリー武藤大先生(丸めて)○植松・夏樹]
 これまた、特に言う事はなし。まあ各人の得意ムーブが見れてまあまあ面白かった。
 あ、武藤の「ガチ8の字固め(2人まとめて4の字をかける)」で、夏樹が体を起こして「幽体離脱!」つーたネタは面白かったな。夏樹は、武闘派のガチガチのイメージがあるが、こういう面もたまに出してもいいかも。

[<NEO認定、NWA認定選手権>○田村(アラバマスラム→ランニングエルボー)勇気]
 65点!(爆)

 まず、リングインした勇気を見て、チャレンジャーとして文句なし! と思った。感覚的なものだが、表情やたたずまい、全体のムードがいささかもベルトや試合の重さに負けてない。万年第一試合の選手とは思えないたくましさを感じた。

 試合は・・・ざっくり言えば、8、9割勇気が攻めて、ラストシークエンスだけ、田村が攻め返して定番のムーブで決め。つまり、勇気がベネッサに勝ったあのパターンがそのまま立場が逆になった様なものだ。

 ちょっと評価が難しいな。試合トータルとしては、余り評価出来ない。ただ試合以外のスキットは今風にエンタメしても、試合自体は全女のハードヒットを継承するNEOはこういうのを「いい試合」とするのかも知れない。
 何度も田村にうめき声を出させた勇気の非常な攻めだけは、評価出来るかも知れない。ただ、攻め達磨の印象が強い田村だが、当然受けも超一流で、かつて全く格違い、LLの一番下っ端の小河にもどういう絡みがあったのか、同じ様に試合の9割、好きな様に攻めさせた試合があった。
 ともかく、勇気、これだけの攻めが出来れば、「万年第一試合」から「強い若手(ないし中堅)」への格上げは成功だろう。
 ・・・STFも多用してたけど、カミカゼに直伝デスバレーにSTFかあ。豪華だなあW。

 試合後田村、勇気に、大晦日までに自分の力でもう1回上がってこい!
 また、誰かほかに挑戦して来る奴はいないのか、という呼びかけに松本ザウルス突っかかり小乱闘。


「後記」
 黙視150人。まあまあか。ほぼメインの一本勝負なだけに、これで入らなかったら勇気ちゃん辛かったね 。
 興行トータルの感想はまあ合格点。辛口になったかも知れないが、いきなりの大一番をハズサなかっただけでも、勇気ちゃん良くやった。

 NEOのラストランに何を望むか。かつて「異常プロレス!」「今、NEOを見ないのは女子プロファンとしては自殺行為だ!」とまで(微力ながら)煽った者としては、繰り返しになるが最後まで予測不可能な「異常プロレス」を突き進んでもらいたい。
 自分がプロレスを生観戦するようになり、最後まで追いかけた団体はFMWだった。大仁田時代から、ハヤブサをエースにした「新生FMW」時代、そして物議を呼んだエンタメ時代まで、賛否を呼びながらも最後までファンサービスに徹しファンには誠実だった。裏では色々あったろうに、最後のその日までワクワクするカードを用意してくれた。今でもFMWにはいいものを見せてもらった、という感謝の念しかない。

 NEO、最後まで踏ん張れ!




『月下のラスタカラー〜冷静と情熱のあいだ〜』21日at新木場1st RING

 

−さらば! “「息吹」世代最強”江本敦子!

忘れて行くくらいなら僕は生きてても無意味
−by「月下のラスタカラー」


 選手が出て来る北側かな、ステージがあってヒナ段も組まれるサイド。ヒナ段も組まれてましたが、自由席のあっしの方から向かって左側は段の代わりに楽器がセッティング。FUNKISTが来るのは知ってましたが、歌だけじゃなく生演奏やるかあ!

 アマンドラの挨拶に続いて、いきなり1曲! 「コシシケレ〜」じゃないですが、初めて見るFUNKISTも感慨深いです。遂に見た、名のみ知られた「未知の強豪」と言うか。違うか。
| 実はアマンドラのテーマの「月下のラスタカラー」はいい曲だなと思いましたが、バンド自体はチェックしようという気にはならず、むしろ知らないのに偏見すら持ってました。
 Voの声質がTUBEの前田君みたい何ですよね。ああいう爽やかサーファー君タイプは人類の敵だと思ってます(爆)。それに「FUNKIST」というバンド名といい「月下のラスタカラー」という曲名とか、思いっきり黒人ワナビーな、勘違いしてそうな人達みたいじゃないですか。EXILEとか、ああいうカッコした人達はまず百発百中、凄く恥ずかしいものを聞かせてくれるのです。
 ところが、FUNKISTはVoのあんちゃんは中々のイケメンですが、スケベヒゲでフィルリノット(ex.シンリジィ)みたいだし(爆)、他の楽団員の人達もこれ見よがしなブラックノリの人はいなく、単なる若い衆でした。これだけで、好感ですね。今日の一番の収穫はFUNKISTだったかも知れません。

[○めんそーれ親父(カウンターのトラースキック→フランケンシュタイナー)ゴールデンパイン]
 ・・・そういうものでした(爆)。

 て、少し内容に触れれば、めんそーれ親父さんは景気付けに凶器にビールをたしまなれながら戦い、パインさんはいい体をしながらあちらのケがあるのか、時々試合の合間に無意味に相手の体を触り・・・。これ以上はネタバラシみたい何で。
 沖縄といえば、マリンちゃんはいないんでしょうか。

[○アジャ・マグニチュード岸和田大先生(岸和田のダイビングボディープレス→ダイビングエルボードロップ→予告付き裏拳)×木村・澤]
 澤、もちっと木村さんをフォローせえよというか、当然ながら、アジャ・マグ組強かったスねえ。
 木村さん、ビッグブーツの「転」は鮮やかで、若手では強い方でもこういう弱い立場の試合も忘れてません。
 堂々たるアンコ型のマグさんは、意外に身軽な所とか、ひょっとしたらFM筋のあの方かも知れません。元気でやっとるか。

アジャ「前回の時、お前ら『アホンダラ』って言ったよな、相変わらず『アホンダラ』だけど少しはおもしれーアホンダラになったじゃねーか!

 だけど、江本がやめてお前も休養だか知らねーけど、あたしはもっともっと強くなってんだよ!」
木村「悔しいけどなあ! 悔しくてもアマンドラもあたしもまだまだ何だよ! とっとと休養して、またアジャ・コングとやってやるよ!

[中川(トラースキック→バズソーキック)○TAJIRI大先生]
 前回も意味不明に男子レスラーを当てられたともかさんですが、今回も・・・。
 まあTAJIRIさんのスケベムーブがすべてでしょう。

[<ハイスピード選手権>○夏樹(トラースキック→たいようちゃん☆ボム→モモ☆ラッチ)江本]
 ・・・無理とは思いつつ、江本が勝って「こんなベルトいらねえんだよ!」と叩き壊すとかしてくんないかなあ、とか思う。あっしは一貫して、このタイトルには批判的だ。
 理由1、プロレスはスピードを争うものではない。2、やるのは勝手だが、「ハイスピード」の規定、定義が曖昧。何となく動きの早い選手を何となく試合させるのを「選手権」というのか。3、若手がいないけど、若手絡みの興味深いカードを組みたい某団体の意図ミエミエ(爆)。4、そんな設立意図から出来たタイトルマッチに当然ろくな試合はなく、どれも見るも無残な・・・(激爆)。

 この辺で止めるけど、しかし、つっかさんの次の挑戦者が江本って、凄い振れ幅だなあ ^^;)。
 果たして試合は、このタイトルマッチの中でも白眉、1、2を争うものとなった。だぶん(イオが挑戦した試合とか見てないのもあるんで)。
 江本が負ける要素はまずなかった。はず。変にハイスピードとかにこだわらない限り。夏樹もこの体格、サイズでは今はまず最速、最強と言えるが、江本は動ける上にパワーもある。やはり夏樹が目を見張るムーブを見せても(ちょい、ミス多かったけどね)、江本、簡単に一発の体当り、ラリアットで逆転する。
 このまま、すんなり勝ちはしないっしょ。どう逆転するかな、と思ってたら。

 ・・・うーん、実はパターンとしては先の[○勇気vsベネッサ]と同じ。劣勢を何とか連続攻撃と必殺技でひっくり返すと。ただ、勇気の試合より納得出来たのは、夏樹のトータルな動きの良さ(普段の試合も含めて)の為でしょう。それと久々に見るモモ☆ラッチの説得力かな。


 休憩。出足こそ鈍かったが何とか超満員。何かごく普通のOLやサラリーマン風の人も多かったが、FUNKIST筋(CDを持参すれば自由席¥2000)だろうか、WAVEが地元サービスで周辺の客を増やしているそうだが、その筋だろうか。何にせよプロレスが広まるのも、江本のラストマッチに沢山の人が来るのもいい事だ。

 BGMはずっとFUNKISTだが、ルックスだけでなく曲自体もいいと思った。メロディアスで適度に歌謡曲なのがいい。二流の「本当のブラックミュージック」より、超一流の日本のポップスを目指すべきだ。カツカレーでいい。最高にうまいカツカレーを作るべきだ。
[○高橋・夏樹・栗原(たいようちゃん☆ボム→栗原の変形山折り→ナナラッカ)×江本・木村・中川]
 PRの入場に続き、出た! FUNKIST、生演奏で「月下のラスタカラー」! 「♪〜コシシケレ〜」から歌ってくれたモナー!」

 ・・・が、ウルトラ正直に言えば、試合自体はそれ程でもなかった(水爆)。いや決して悪い内容ではなかったが、RAとPRの平成女子プロ最高の軍団抗争を見ている身としては、8分目のデキと思った。ラスト、前の試合でも敗れた江本が更に負けたのは意外だったが。

江本「パッションレッド! 奈苗、夏樹、栗原! 今日はうちらと最後に戦ってくれてありがとうございました!」
高橋「アマンドラ! あんた達がいたからあたし達もここまで頑張ってこれた! ありがとうございました!」
 座り込んで共に深く礼。

木村「江本! お前の最後の相手は・・・。

 自腹切るから、延長だ!」

[○江本(カウンターのニールキック→シャイニングウイザード)木村]

 エルボー合戦→木村、ビッグブーツ
→江本、ブレンバスター
 →木村、卍固め
  →江本、ラリアット、エルボー、ブレンバスター

 →頭突き合戦
→木村、カウンターのビッグブーツ、ビッグブーツ、頭突き!
 →江本、カウンターのニールキック!→シャイニングウイザード! カウント3!!
 江本へのメッセージビデオ、女子以外ではZERO-ONE佐藤耕平、全日山口ヒロシ、KAI。

江本「木村響子、中川ともか・・・負けてしまってご免なさい。自分は木村と中川がいなかったら存在してなかった。二人がいたからここまでやってこれました!

 自分も木村も不器用でビジュアルも弱くて、誰も取り上げてくれなくて、中川も出来る子なのに・・・。
 そんな3人がアマンドラというチームを組んで、色んな所に出られて、こんな沢山の人が来てくれて、ほんと自分は色んな人に支えられて来たんだなあと思います。

 ・・・最後にもう1つだけわがままを聞いて下さい。アマンドラはいつでも、この曲に励まされて、東京で沖縄で、メキシコで戦ってきました!」

♪ラ〜ラ・ラ・ラ・ラ〜!!・・・
「後記」
 入りは数えてないが、「息吹」の最高動員−50人程。FUNKISTの演奏スペース分はヒナ段がなかったから。

 あっし的には江本の引退は凄く大きい。江本こそ、「息吹」以後デビューした選手の中で「最強」だ。キャラクター、わかりやすい華やかな試合作りという点で、イメージ的には木村、松本に抜かれた。しかし、あっし的にはやはり「最強」なのだ。
 アイドルレスラーもいてもいい。アイドルもいない女子プロレスなどつまらない。しかしそれはそれとして、実力のある選手はそれなりに遇されるべきではないか。
 ラストマッチ、江本はボーナスマッチの木村戦を除いて正規の2試合で負けた。おそらく、五分の試合が出来る相手なら、江本は誰でもあっさりと負け試合を呑んだだろう。しかし、ムードとしても江本に匹敵する選手はさほどいなかった。かろうじて、木村、松本位か。
 江本の強さを前面に出し、その上で自団体の選手のカマせ犬にしようという団体もなかった。「息吹」位か?どの団体も江本の強さから逃げた、とも言えるのだ。
 いや、江本から逃げるのはまだいい。「強さ」自体から逃げてないか?

 自分は女子プロの単なるファンだ。面白ければ見る。つまらなければ見ない。それだけの事だ。その上で、夢を見せてくれないかなあとは思う。
 かつての対抗戦時代のキラ星の様なスター選手、豊田真奈美、ブル中野、アジャコング、北斗晶、ダイナマイト関西等の壮絶な試合。
 今の若手であれを超える、あるいは並ぶ様な凄い試合が見られないだろうか、と。高い志を持っている選手はいるのだ、そう思いたい。

 ともかく、「息吹」世代最強といえる江本が、その実力を一部のマニアにしか知られず今日引退した。

 江本さんがやり残した事を私がやる! 私は江本さんより上だ!

 そう言える選手の登場を切に願う。
 志なかばにして、自身で決めたタイムリミットの為、引退した江本敦子という選手の名は忘れない。



 

「」16日atキネマ倶楽部

−LEON10周年!


「後記」
 空の第1試合は特に書く事もなく、ボリショイ、GAMIも加わっての大阪女子vs JWPの第2ラウンド、遂に下野がアルゼンチンバックブリーカーなど出し、非凡なセンスを見せてきます。お昼の試合は、黒木と五分かなー、と思いましたが、これはわずかですが下野の方が「上」と認めなければならないでしょう。アルゼンチンだけじゃなく、基礎的な回転技なども上手でした。遂に黒木に訪れた初のライバルであり、試練です。

 バトルロイヤルはGAMIONとかいう、何だか凄いわけのわからないものまで出て来ました。下田さん、空に「まーた、お前カー」と、ボーダレスなネタを ^^;)。優勝は下田さんでしたが、もうメキシコに帰るんで賞品の黒豚30kgは持って帰れないと。

 メイン、Leonのvs春山、栗原 山縣の3番勝負。やはり1番面白かったのは 山縣さんでした。とはいっても激しいハードヒットの殴りあいというんでもなく・・・。
 言ってみれば「技のやりとり」何ですよ。ただ、本当の「真剣」を使った技のやりとりというか。勿論、契約して了解して試合に出ると言う事は、漫画じゃあるまいし掟破りのシュートになる何てまかり間違ってもありえないんですが、しかし、両者完全には信頼仕切ってない。お互い信頼し切れないまま、慎重におそるおそる技を出しあう緊張感は普通には中々見られないものでした。
 栗原との試合は、久々の先生との実戦スパーという感じ。こう見ると栗原、危なげなく確実に持ち技は決められる様にはなりました。春山戦は現在進行系のJ最前線の戦い。
 ラストにちょっと待ったー、と米山。5分の追加エキシヴィジョンで勿論決着付かず。

 試合後、Leon、まだアジャさんとAKINOとやりたい、10周年PART2として、米山と組んで新宿FACEでやる。

 まあいい内容だったんじゃないでしょうか。「○周年興行にうまいものなし」、あっしの造語ですがこの手の記念興行はほんとに記念だけで終わる事が多いです。今回はスリルもあって、楽しさもあり上々でした。




Never give up!/第2戦16日atキネマ倶楽部


−「世界1平和な団体」の座はもらった!

・・・もらってどうする


[][][][][][]
「後記」
 ・・・まーまースね。

 まず、昨日のNEOで見逃した大阪女子の新鋭、下野佐和子大先生。噂通り、こやつは中々凄い! 太いボディーラインに、“ただものではない”オーラが出ています。明らかにアイスよりは仙女に近い空気が試合以前ににじんでいます。黒木、最近の腑抜け新人よりは“気”が入っているだろうと思うのですが、たたずまいの迫力では負けてました。試合はまあ、五分でとりあえず黒木が勝ったのですが・・・。

 阿部vsつっかさんは、つっかさん相手なら阿部ちゃんが強く見えたというか。しかし、阿部ちゃん、もしアイスにいたら絶対あの世界になじんでたな。

 倉垣vs下田さんは、下田さんのラフに余りエキサイトしないJの客が大人だなーと。
 vsパッションレッド。これが少々問題の一戦で、PR弱いぞ、というか、高橋さんが病み上がりの性か今一つ精彩がなかったスねえ。しもうまさんは大評価してますが、この面子ではまだまだ最格下だし。夏樹がブチ切れてくれないかなあとか期待したんですが。華名が抜けRayさんもやめ、難しい所に来てるみたいです。
 メインは例によって挑戦者チームの方が強そう何ですが、な〜んとなく勝っちゃう植KAZU組でした。

 う〜ん、つまらなくはなくそこそこ見所もあるんですが、決定的な不満もなくな〜んとなく、ただ暖かい雰囲気の中、時間だけが流れるという気もしました。




FINAL ANSWER 2010/開幕戦15日at板橋グリーンホール

 

−神話になれ!
b y「残酷な天使のテーゼ」


 バイトが遅れて着いたのは7時過ぎ。そーいや、NEOの観戦が激減したのは、土曜の板橋の試合の開始が5時になった為もあったな、こんな事やってっから潰れんだよ、とあさっての方に怒りを向ける(爆)。
 丁度、前半戦が終わって休憩。

[○勇気(カウンターのビッグブーツ→ブレンバスター→ダイビングエルボードロップ→デスバレーボム)ベネッサ]ま、っか
 60点!(爆 ^^;)

 序盤の元気良さから、やはり攻め込まれると勇気、はっきり劣勢。ベネッサの攻めがキツい。首や顔にゴツンゴツン、キツいエルボーを入れていく。こういうキツい攻めを入れる人ではないのだが・・・、逆算して考えるとこれが伏線であった。
 勇気、一旦劣勢に回ると攻めに精彩がなくなる。
 惜しいと思ったのは中盤、スクールボーイで逆転した時。ここからガーッといけば盛り上がったのに。何かちょこんと技出しただけで、またベネッサのオフェンス。ここ何だよな。やられてもいい、むしろやられればやられる程、後半の逆転が盛り上がる。しかし、しょっぱい選手はなぜかここだという所でハジけられないのだ。
 今日はここまでかと思ったが、ラスト、カウンターの前蹴りから連続攻撃で金星。
 デスバレー1発でなかったのはいいが、正直少々とってつけた感は否めない。ただ、あっしはもっと露骨に不自然な勝ちも相当見ているし、基礎体力の部分で勇気はベネッサに勝っても、「格」以外はそう不自然でもないと思う。

 今日の勝ちが不当なブック勝ちになるか、飛躍のスタートになるかはこれからの勇気次第。

[○水波・花月(田村のエルボー誤爆→花月のブロックバスター→ダイビングギロチン)田村・×志田]
 4人リングインした時、苦笑した。志田さんが浮いてる! いや、あっしだけの感想かも知れないが、全く武骨、色気も何もなく、プロレスしか頭にありません、考えてませんという感じの仙女組と相対すると、どう見てもお人形さんというか、昔NEOに出た小学生レスラー以上の違和感を感じた。
  この試合、最大のテーマは解散宣言し井上京子も抜けた超非常事態のメインで何を見せるかという点だったが、仙女vs志田の方が面白そう。田村様はニヤニヤして緊張感ねーな。

 やはり、仙女にスキはない。田村に攻め込まれても、いざ攻撃に回ると、試合が今始まったかの様にキビキビ動く。花月のドロップキックか何かがほんとに「入った」様だったのはスリリングだった。
 志田はどうか。個人的には期待しているのだ。というか、とにかくスラリとした長い手足といいマスクといい、ルックスだけならエースになれる器だと思う。
 プロレスも満更でくの坊でもなく、基本的な受けと攻めは出来る様だし、ことに手足が長いと攻めが鮮やかだ。
 しかししかし、ボーッと見てる分には良く技も出し、特におかしい所もなかったが、何かが足りない。仙女勢と比べるとはっきりした。力感と気迫だ。全盛期の長州を思い出せばわかるが、体中に力が入っているか。水波の全身全霊を込めたギロチンの説得力を見よ。花月の飛び過ぎて、むしろ当りが浅くなったドロップキックの躍動感を見よ。あれと比べるとどうしても、バシャバシャ水飛沫を上げるだけのお嬢さん芸に見える。
 ・・・ルックスの良さ、運動神経の良さ、プロレス自体奇麗なのに肝心なものが足りないといえば、松尾君を思い出すな ^^;)。
 勇気の育成と、志田の育成もNEOラストランのテーマ、見所だろうか。

 終盤、白熱の田村vs仙女の絡みから、志田が出てトーンダウン。結構志田良く攻めていて、このまま勝てば許さんぞと思ってたら ^^;)、最後は誤爆から。

 試合後、田村、12月31日まで、シングルとタッグのベルト防衛宣言。「格もキャリアも関係ない、誰でも挑戦してこい!」

 勇気、水波、花月、志田、夏樹、松本、米山、栗原、タニー、宮崎が名乗り出る。

宮崎「(NEOが解散して)悲しいとか淋しいとかぬるい事言ってんじゃねーよ!」
 ・・・と言いつつ、涙目。


「後記」
 入りは目測170人程。発表130人だが、いつもの事。
 NEOは若手育成に関しては失敗したが、団体としてはいささかも敗れたとは思っていない。マイナスに近いスタートから女子最高動員団体になったのは、大勝利以外の何物でもない。
 いや、数字的な動員も個人的にはどうでもいい。単純にNEOはこれまでの女子プロからは考えられない程面白かった。武道館でやろうがドームでやろうが、俺が面白くなければ俺にとっては「負け」だ。
 「終了」まで7カ月。どこまで勝ち続けるか、最後に及んで、終焉ムードに負けてNEO神話が崩れるのか。
 まだまだ「容赦なき攻撃性」を見せて欲しい。「田村様、最後のビクトリーロード」何て、JWPが考えそうな芸のないパターンでひねりが足りない。



「10周年記念大会〜 NEO SPECTACLE IN 聖地後楽園」5日at後楽園ホール

−告、

 平成22年12月31日、NEO解散!


 開始ギリギリで着いたら既に10周年記念のビデオが始まってました。まあ、ダイジェストでしたが。


 まずは野崎と星のオトメ歌劇団とかいうアイドルグループの歌の対決。野崎、時代を強力に感じさせるあのコスチュームで「夢の扉」を熱唱。歌は、まあうまいとまでは言いませんが、普通に声も出ていて音程が爆転する事もなく良かったのではないでしょうか。
 ついで、豆みたいな子達がパラパラ出て来ます。これが「星のオトメ歌劇団」。持ち歌を歌います。流石に、野崎よりはうまいです。
 判定は貴子さん。野崎の勝ちー。「あなた達の方が歌も踊りもうまかった。でも、私の曲を歌ってくれたから」
 ま、予想出来たオチではありますが、約束通りオトメ歌劇団の1日セコンドも見れていい落としどころではないでしょうか。

[○勇気-黒木]
 漠然とした感想ですが、やっぱり双方まだまだなあと。勇気は強い事は強いです。ですが、黒木相手に圧倒的強さを見せた上で、ギリギリでいい所も与えるという田村様の域にはまだまだですね。あれは名人芸ですが。

[△夏樹・日高-朱里・△大原]
 当然興味は朱里ちゃん一色です。・・・良くわかりません ^^;)。 
 またキックに張り手のU系さんで、華名、友達が出来て良かったな、というか ^^;)。どー何でしょうねえ。格闘技系は本質的に「受け身」はあっても「受け」何かなく、ただ攻めるだけですから、積極的なアグレッシブファイターとも言えるのですが、シュートでなくプロレスをするなら似たタイプ、または純プロレスラーでもとにかく相手の技もバチバチ食らわないと評価出来ません。夏樹が攻めたら防戦一方という気がしましたが、これが朱里さんの「受け」何でしょうか。

[○コング・高橋-×ベネッサ・京子]
 試合はまあこの顔触れで考えられる通りで、可もなし不可もなしでしたが・・・。

「突然ですが、今日で井上京子はNEOを退団します! 方向性の違いです!」
 えーっ、とは思ったが・・・。

[<ルーザーリーブタウンマッチ>○下田・タニー・宮崎(毒霧から)×江本・木村・中川]
 もう何度もやって普通にこなれた試合。オチをどう付けるのかだけが注目だった。
 体力的に下田が少々落ちるのも自然だし、毒霧も納得。良く考えたら、江本がNEOを追放されるという事はアマンドラNEO撤退という事で大変な事なのだが、京子さん電撃離脱のインパクトにかき消されたのか、フーンと思っただけだった。もう既に磁場が狂っていたのかも知れない。

[田村・○栗原-×大畠・松本]
 メインのインパクトが大き過ぎて試合全般の事は覚えていない。
 フィニッシュシークエンスの感想だけ書けば、「王者」の試合は難しいね、と。
 終盤、栗原と大畠の一騎討ちみたいになったが、これがどうにも退屈だった。寝ました。寝てる内に凄い攻防があったかも知れないが、起きて見てた分の感想を言えば栗原が圧倒的な強さを見せるでも、スリリングな攻防というのでもなく、ただの技のやりとりでした。
 まあ、大畠ちゃんもそんなにうまくもないので栗原だけを攻めるのは酷だが、やっぱりここは「壁」である。若手ががむしゃらに上に向かうのは感動的だがその次、「上」の立場で客を喜ばせるのはまた一段難しい。ベルトを取った年末の試合は良かったんだけどねえ。

[<30人参加時間差バトルロイヤル>○タニー、偽仲村由佳、マイケル・ジャスコ、おんな鶴見五郎、チェリー、さくらえみ、ベンキ・ウ〜メン、倉垣、ポリス・ウ〜メン、ジャイアント小馬場、なぎさ萌え萌え、趙雲子龍、偽松尾永遠、アイガー、ハム子萌え萌え、りほ、植松、偽三田英津子、広田、唯我、ランジェリー・ムタ、石川ジャイ子、松本都、真琴、金属泥棒2世、米山、勇気、田村、京子]
 ラスト、NEO同士の対戦となり、特にオチもなくあっさりと。

 NEO勢、リングに全員集合。
「今年もNEOは12月31日にこの後楽園で試合します・・・

 そして、そこでNEOは解散します!
 選手は引退する者、プロレスを続ける者、様々です。ですが、最後までNEOの応援宜しくお願いします!」

 31日、タニー、宮崎、田村、引退!

 ・・・衝撃的ではあったが、全く予想も出来ない「意外」な事ではなかった。元気が引退を発表した時、松尾が引退した時、NEOはもうカウントダウンに入っていたのだ。
 女子の同期の絆は強力で、1人が引退すると連鎖反応的に引退が広がる。他団体だが日向もやめ、田村、タニーも今年当りだろうという気はした。
 とは言っても、所属選手の数以外順風満帆としか言えない状況なだけに、出会いがしらの交通事故の様な衝撃はあった。


「後記」
 これから解散の理由は雑誌等で語られるだろうが、見るまでもなく、所属選手不足の為だろう。井上京子の一足早い離脱が引っかかるが、それはこの際、パス。
 最近は後楽園以外ご無沙汰してるが、ここも随分愛着のある団体だ。全女もネオレディースも特に思い入れはなかったが、NEOはJWPと並ぶフェイバリットだ。DDTという先駆者があったとは言え、インディー的なエンターティメント性を逸早く取り入れ、「時間差バトルロイヤル」「HJPG」当りでハズミが付いた頃は手の付けられない面白さだった。
 また、これは板橋にこまめに通ってないとわからないが、初期の頃など全員一丸となって、火の玉の様な熱気で必死に真剣に盛り上げようとしていたのも感動的だった。
 手探りのがむしゃらな成長期から、団体のキャリアを重ねる毎に落ち着いてくるのは当然で、NEOは新興団体から大手に成熟しただけで、たまに板橋の試合を見ても質が落ちたり堕落した訳ではないのだが。

 ・・・まだ自分の中では解散という事態への気持ちの整理がまとまらない。一つだけ幸いなのは今日も千人近い上々の入りで、明らかに「潰れた」のではないという事ぐらいだ。




 こんばんみ。アイスリボンの後楽園に行ってきました。ん〜、あっし的には正直言って良くなかったスねー。
 全然ダメ、見てて不愉快になった、と言う程でもないんですが、とにかくほぼすべての試合でプロレス的な興奮や盛り上がり、あっしの言葉で言えば、プロレスの「ノリ」が感じられなかったのは大減点でした。

 プロレスとは、漫才や落語の様なものではないか、とよく話す事があります。プロレス何てお笑いだ、とバカにしてるんじゃなく、「笑い」の様に微妙な「表現」ではないかと。
 新人の試合を例に取ると、同じ様にドロップキックを出してスクールボーイで丸める試合をやったとして、ある選手の試合は盛り上がって、同じ技、展開なのにある選手の試合は盛り上がらないと。落語も、古典は同じ話なのに、名人がやると何度も聞いた話なのに笑えて、下手な人がやると笑えない。自分はいまだに、昔Jにいた大木ちゃんのデビュー前のエキシビジョンマッチが忘れられません。まあ技もないし、大体先輩選手にやられるだけの展開でしたが、最後の1分だけ相手をコーナーに振って、串刺しドロップキックの連打。たいした技でもないんですが、勢いといい、凄い盛り上がりでした。別に、大木ちゃんやJWPだけのものでもなく、どんな団体、選手でも、ああいうガーッと盛り上がる瞬間はあるでしょう。
 今回のアイス後楽園には“アレ”がなかったんですよね。


 ベストマッチというか、肩が凝らずお気楽に楽しめたのは、葛西やGENTARO選手も参加しての、セミのハードコア3WAYタッグ戦でした。男子選手の参戦は賛否があるようですが、技術的に安心して見られます。ただ、参加6選手中アイスの選手が2人だけと言うのは・・・。“プロレスに巡り会わなかった全身プロレスラー”しもうまさんは流石で、臆せず技を出してました。“自称エース”都さんは微妙です。ベルトもおいしい所も取っていいんですけど、レスラーとしていいんじゃなく、芸人としてうまいみたいな・・・。

 メインの[○さくら-りほ]は、りほちゃん大きくなったねえというか (この、観客を親戚のおじさんみたいな気にさせるのがアイスマジックでしょうか)。2年位前かなあ、市ヶ谷のアイスボックスで同じ対さくら戦を見たんですけど、ちいさんかそれより小さくて、子供がお母さんとじゃれてるみたいなもんでした。体格的に小柄な女子レスラー位にはなって、技もいいものもありましたが・・・やっぱり、「試合」という感じはしなかったですね。
 つっかさんと夏樹のハイスピードは、心境著しいつっかさんですが、やっぱり夏樹とじゃ分が悪い。盛り上がってはいましたが、ただやられても立ち上がるつっかさんを応援するだけの盛り上がりでした。
 ちょっと期待した、真琴とバンビの男子を入れた試合も、男子の技能と女子で差があり過ぎて何をしたいのか意味不明でした。飯干選手というのは確かにいい動きしますねえ。
 [市井-藤野(2Rドロー)]はシュートじゃないかなあ。しかし、真剣勝負がショーのプロレスより迫力があって面白いと思うのは、ヘビー級のK-1とかTVでしかシュートを見ない人の幻想で、実際のシュートは打たれまいと真剣にガードするからそんなに面白いもんじゃないです。
 市来さんの復帰戦はまずまず。ちいさん相手なら憎々しさも良く出てたし ^^;)。

 第1試合が比較的というか、「求められるもの」にたいし変にひねらず、素直に今出来る事を精一杯出した、という感じで良かったです。つくし、くるみちゃんはほんとに普通の小学生でそばで見たら可愛かったです。
 入りはこないだのJWP位でしょうか。旗揚げの御祝儀は続かなかった様です。
 今回特に内容が良くなかったというのではなく、前の後楽園ではもの珍しさで気にならなかったレスリング面の不備が露になったという気がしました。
 「後味」は悪くないですね。知り合いの子のいるバンドや草野球チームを応援する様な親近感があって、次も大幅に動員が落ちる事はないでしょう。ただ、この暖かい視線がある内にプロレスのノリをつかまないと、とも思いました。




「Never give up!/開幕戦2日at板橋グリーンホール まあ

−伏兵


[黒木()○真琴]

[○阿部()植松]

[KAZUKI()○ベネッサ]

[○ボリショイ・佐藤()×米山・マルセラ]

[○春山大先生・蹴射斗()×倉垣・Leon]


 さて、虎の子のベルトが取られて、あ・リトル危機感がなくもなかったJWPですが黙視160人程。GW景気にも助けられたとは言え、まずまずの滑りだしでしょう。
 笑わせたり、テクニックを見せたりしながら、異変はセミの[○ボリショイ-×米山]から。普通なら、やっぱ格的にサトアヤが取られるもんでしょう。
 メイン。ベルトを取られてもいささかも落ち込まないどころか、今日はむしろ倉垣に及びも付かない「格、貫祿」さえ見せた春山大先生。
 試合後はさっそく、ステージで偉そうに見ている高橋さんに挑発です。

「何があちこちで防衛戦だよ、ふざけんな!」
 そこに割って入ったのは・・・。

ボリショイ「待て! みんなの怒りを代表して、私が新宿FACEで絶対ベルトを取り戻す!」

 この展開は一本! ですね。ベルト奪回に出るのは、春山をひとまずおけば、順当にいけば倉垣ですが、勝ちを狙うボリショイ先生も面白いと思います。
 NEOみたいに派手ではないですが、地味に芯を押さえた展開ですね。




「」18日at後楽園ホール

−“永遠の詩”by Led Zeppelin movie


[春山大先生(コーナーに上がった所をチャナラッカ☆百<雪崩式キン肉バスター>一発)高橋大先生]
 恒例の国家斉唱はハヤブサ。あのテーマを聞くと、やはりかつてのFMファンとしては胸が熱くなる。マスクに、最近はライブ活動も活発にやっている様だがやはり車椅子でリング下から斉唱。中々の美声だ。

 オーソドックスにロックアップからスタート。
→高橋、へッドロック→春山、ロープに振るが離さない。バックドロップ→なおも離さない!→なおもバックドロップ→なおも離さない!→なおもバックドロップ!
  →遂に高橋離した! 出た出た! プロレスの「暗黙のルール」とやらをスカッと無視! これが春山大先生のプロレスである。早くも鳥肌。

 見せ場は続く。高橋、ただやられただけで終わるわけはなく、ギロチンからの脇固めを回って返し胴締め→FNロック
 →・・・返した! 春山大先生、JWP伝家の宝刀、V1アームロック! 高橋返せず、ロープブレイクだ、一本!
  →ゴツンゴツン、という頭突き合戦。春山、引かない!

→高橋、ミサイルキックなどで何とか優位に→体当り→串刺しラリアット!
 →春山大先生、即やり返す!! 引かない! 今日はいつもの「受け」の春山さんじゃねーぞ。
→高橋、後頭部ラリアットで春山を場外に落すと、トペ・スイシーダ!
 →春山、これは受けたが、ジャーマンでやり返す。高橋のリング戻り際にもラリアット。
  →リングに戻ると春山、早くも切り札、キーン!

→当然、これで参る高橋でもなく、コーナーに上がった所を雪崩式ブレンバスター!
  →が、今日は「やられたら倍にして返す!」春山大先生、高橋がトップロープに上がった時を襲い、雪崩式スタン・ガン(相手の体をロープに落す)。
 エプロンでの攻防から、春山、高橋のそれに対抗してか、トペ・スイシーダ! 場外ダイブ技を余り出さない春山にしてはこれは珍しい。高橋のリング入り際にもギロチン、ラニングラリアットと畳み込む。 
 一見優勢だが、しかし、高橋、春山、共にタフネス、プロレス頭に優れた者同士、どうせ、逆襲が来るに決まってる。先のさくら戦同様、「裏返しの我慢比べ」だ。あれの後楽園verでスケールアップさせた感じ。

→案の定、キーンをこらえた高橋、ラリアット、ジャンピングキック、バックドロップと畳み込む。
 →しかし、春山、続くダイビングプレスに立て膝!→ロープの反動を付けてのペテイグリー!
  →トマホークはこらえられたが、雪崩式パワースラム、ギロチンと更に畳み込む。
 ここまでどう見ても、春山優勢。高橋の逆襲はあるのか、ここまで春山の優勢が続くと下手な逆転も不自然な気もする。

→高橋の逆襲はダイビングエルボーをスカしての、ジャンピングキック、ナナラッカ!
 →高橋、ニー、ニー!→春山、コーナーに詰めてラリ連打!
  →ここで、高橋、再三のトマホーク狙いをナナラッカに!

→しかし春山、めげずにビッグブーツ!
→ラリ合戦を経て、トラースキック、ラリアットで両者ダウン!
 何度も何度も見た、しかし「プロレス」でしか見られない「嵐」に後楽園が振り回される。もうどっちが勝てとかいう次元ではない。最早春山香代子も高橋奈苗も超えて、プロレスのマグマを司る二人の魔女の思いのままに、ただ「プロレス」の大波に振り回されるのみ!

→わずかに早く復帰したのは春山だが、カウンターのラリアットからニーアタックを食らう
 →だが、続くナナラッカを遂に、キーンに! 頭突き! トマホーク! 飛びつきギロチン! と畳み込む。
 →高橋、ラリを丸め込むが、続くニーを春山、キャッチ! トラースキック、顔に4発! 春山の必勝パターンだ!
 →ここでキーン! もう間違いない! 返されたが、あと1手! あと1手!
  →春山、コーナーに上がった!・・・


 ・・・→ところを、高橋、素早く捕え、チャナラッカ☆百、3!
「後記」
高橋「応援してくれた皆さん、ありがとうございます。
 春山! 流石ずっとベルトを守ってきただけの事はあるよ! だけど、ベルト取っちゃったよ」
 高橋をにらむJ勢、「倉垣!(いけ!)」「蹴射斗(いけ!)!」と声が飛び、Leon、高橋につっかかる。
春山「数mmの差だよ、7月の後楽園まで守っとけ! このまま防衛戦をしない何てのはナシだ!」

 メイン、ラストだけは納得出来ない。99%は素晴しい試合だった。あのラストが、コーナーで捕まえてのボム技1発と言うのはないんじゃないか。

 興行全体はどうだろう。公式発表839人。千人が目標であるなら成功とは言えない数字だが、自分はかなりの大健闘だと思う。
 何よりカードが弱い。メインだけは後楽園にふさわしい、今のJで考えられる最高のカードだが、他のカードが弱過ぎる。正直、“新生”JWP最低動員でも仕方ないと思った。
 なぜ、この魅力のないカードで800人集められたか。 1つにはJWP自体の「信用」だ。JWPの後楽園はカードに関わらず、行けば絶対面白い、間違いないという信用があるのだ。
 関連してファンなので言いにくいが春山のカリスマ性である。Jの後楽園に余り来ない、新木場やアイス系の団体やアイドルレスラーにしか関心のない人には意外かも知れないが、Jの、ことに後楽園での春山は他を圧する人気選手である。日向からベルトを取った当初はそれ程でもなく、試合後のマイクも聞かず客がゾロゾロ帰った淋しい風景を覚えているが、その後の絶対ハズサない熱戦の連続で、確固たる支持を集めている。
 今回もそうだった。やはり春山への声援は高橋を大きく凌いだ。Jの興行だからJの春山への声援が多いのは当り前と思うかも知れないが、熱心なJファンが集まる前の席はともかく、後方でも春山への声援は大きかった。高橋への声援も少なくはなかったが、いつもの板橋や新木場のファンと大差なかった様な・・・。
 このカードをパッションレッド興行で、新木場や板橋でやれば高橋への声援が多いかも知れない。しかし、後楽園でやればパッションレッド興行であっても春山への声援が上回るのでは?

 脱線したが、入りはともかく内容はどうか。大爆発とまではいかないが、自分は十分合格点以上はあげたい。セミまで程よい盛り上がりで、メインは(ラストは個人的に引っかかるが)大爆発。春山の負けも、明日のない負けではなく、十分「次」につながる負けだろう。




・土曜はNEOの板橋に、今日は当然Jの後楽園に行きました。結論から言えばどっちも良かったです。

・NEOは久々のグリーンホールですが、いい意味で変わってないなーと。前半はお笑いや軽妙な試合で休憩後のセミとメインはガッツリ、シリアスなプロレスを見せると。単純ですが、不敗のパターン何ですよね。初登場の広田さんは、GAEAのネタ部門を1人で支えた実力を見せつけました ^^;)。
 あ、ついでながら私事ですが、NEOに行かなくなったのは深い理由がある分けではなく・・・いやあるのですが、世界同時不況が懐を直撃した為で、他意はありません。




「Road to MANIAX2010〜OCCリーグ戦」4日atキネマ倶楽部

−“新世代の女帝”高橋、“鋼鉄のピュアハート”倉垣撃破!


[○桜花(ネックハンギングボム)黒木]
 遅れて見てません。ロッキー、みっともないミスはせんかったろうな。

[○ボリショイ・薮下(下から掌打→雪崩式裏投げ→センセイ固め<変形腕固め>)大畠・×小林]
 この試合から。
 ・・・ん〜、大畠が果敢にサブミッションで挑んでくるんだから、ヤブ、ちったあ受けたれよ、というか。精々ぶつかり稽古だなあ。何か、薮下さんの「いい試合」って見た事ないんですけど。グンダレンコ戦位?

 いつぞやの倉垣戦で成長を感じた(小林)ハナラも、サブミッション系のこの相手には何か付け入る余地なし。特におかしな試合でもなかったけど、個人的には何も見るべきものはなかったス。

ボリショイ「薮下、この前は負けたけどまたタッグベルト狙っていこう! その前に後楽園で久しぶりにシングル・・・」
薮下「いいですよ」
サトアヤ登場「待って下さい! 3wayでボリショイさんに勝ちましたよね。私もハイスピード狙っていくんで、またボリショイさんと試合したいです」
ボリショイ「わかった! 後楽園ではふさわしいパートナーを見つけてくる!」

[蹴射斗・○米山(ラ・マヒストラルかけ合いの末)×阿部・Leon]
 ミもフタもない事を言えば、やはりOCCリーグ戦で脱落した人達の消化試合だったと思う。
 米山vs Leonは手の内知った同士の展開だったが、やはりシングルの白熱はない。蹴射斗は少しキツく言えば、相性のいい相手とそうでない相手(・・・これが大半)との落差が大き過ぎる。
 阿部ちゃんは多少頑張っていたが、やはりスピードでもガッツでも機転やセンスでもいいが、「これ!」というものが感じられない。
 前半はそれなりの技のやりとり、後半はバタバタと急に丸めこみ合戦になり、この構成もずさんだなあ、と。

 試合後、蹴射斗と阿部ちゃんがつかみ合い。


 休憩。ステージ席、最前列にTシャツだけの空席1つ。Jにゆかりの方がなくなられたそうだ。面識もないが、同じJファンとしてご冥福を祈らせていただきたい。
[春山大先生・○HIROKA大先生(ムエルテ・デ・クリスト<顔や前面から落すリバースのネックハンギングボムの様な技>)×KAZUKI・植松]
 うれしいボーナスゲストマッチ。多分風香ファイナルの為に来日したであろうHIROKA大先生が、Jにも参戦。はっきり言って今日はメインとこれだけが楽しみで来ました。

 序盤、KAZUKI、植松、春山が次々何やらロープに飛び乗ったりそれ風のムーブを ^^;)。HIROKAも白熱という程ではないが、流石に異国で地位を築いた適応力で普通に試合に溶け込む。前の「来日」の時、緒戦の「格闘美」の試合はまあ普通だったが、Jのリングに上がった時、一発強烈なビッグブーツをカマしたのは痛快だった。ジャパニーズスタイルを忘れていた訳ではないだろうが、日本では強烈なハードヒットが求められてるんだな、と即対応した機転に感心したのだ。
 今回、特筆すべき場面はなかったが、惜しいな、もう少し日本にいてくれたら、と思ってたら・・・。

HIROKA「お久しぶりです! 春山さん、ありがとうございます! 楽しかったです、また来る機会があれば宜しくお願いします!
 ・・・もう1つ。昨日、植松さんにも勝ちましたよね。今日KAZUKIさんにも勝って、欲が出て来ました。
(タッグ)ベルトを取って帰ろうかな、と!」
植松「断わる!
(爆) やっと取ったベルトだ。大切に、大切に、育てていくんだ! それに、お前パートナーがいないだろ!」
HIROKA「まあ、誰でもいいですけど、
(メキシコに)持ち帰りたいですよねー。スペイン語が出来て、ルチャが出来て・・・」
闘牛・空登場!
「はい! はい! HIROKAさん、ベルト取ってメキシコに行きましょう!」
HIROKA「断わる!
(爆)・・・あんたの友達でメキシコ行って、名も知らない相手に負けて丸坊主にされた人いるよねー・・・。
 後楽園までに探します」
植松「リーダーの権限でやってやる!」

[倉垣(カウンターのラリアット→ナナラッカ)○高橋]
 序盤こそ倉垣、サソリ固め、メモ・ストレッチ(グラウンドの足サブミッション)で果敢に攻めていくが・・・。
 序盤から前半はやや倉垣リードか。某氏の指摘した、高橋は前半のグラウンドでリードし主導権を握る、というこれまでJ勢がやられてきた愚はおかさなかった。
 しかし、中盤場外への飛び技当りから、優勢だった倉垣の動きが目に見えて落ち始めた。試合後、スタミナじゃ高橋だよなー、とかも話したが、倉垣の長丁場の好試合も相当見ているので不可解。
 見てられない程、倉垣の動きが落ちた訳でもなく、ポイントでは有効な反撃も出していたが、個人的にはもう1つノレないまま、高橋に押し切られた印象。

 このカードは今年の開幕戦でもメインを張り、30分時間切れドローとなった。比較すればどうだろう。ラリアットやナナラッカ等派手でパワフルな技は今日の方がよく出ていたが、全編力の入った、引き分けもやむなし、という説得力で個人的には開幕戦の方が良かったと思う。

高橋「OCC優勝したぞー! 結果だけじゃなく、内容も伴っていたと思います!
 春山! JWP全部倒して残すはお前一人だ! 18日にベルトを取るのはこの高橋だ!」
春山「何がパッションだ! てめー、来るのが遅いんだよ!
 でも、その勢いで私のベルトに挑戦してこい!
 ここはJWP何だよ! 私にはこれだけのファンがついてんだよ!」


「後記」
 入りは下160人程でまあまあ。内容は正直イマイチと思いました。




「Road to MANIAX2010〜OCCリーグ戦」12日at板橋グリーンホー

−いよいよ終盤


[○米山(膝蹴り合戦→ダイビングニー→ソバット→米-ZOU)さくら]
 OCCリーグ戦、更に得点状況は芳ばしくないとは言え、このカードを第1試合とは。「プロレス頭」に関しては誰もが認めるさくら、米山、このシチュエーションにどう出る?

 限りなく直球の打撃戦で来た。前半等は技のやりとりだな、ぬるいなと思ったが、終盤に向けて自然にグイグイ盛り上げる力量は流石。一見、ただのドツキアイに見えて、細かいコンビネーションや受け、切り返しにかなりのテクニックがあった。

米山「いつもヨネちゃん、ヨネちゃんってかわいがってくれるさくらさんですが、今日は厳しく怖かったです。でもうれしかった!
 ・・・でも、もっともっと怖くて厳しいさくらさんに会いたいです!」
さくら「もっと怖いさくらに会いたいなら、優勝してタイトル巻いて来い!」

[蹴射斗(カウンターの掌打→ピラミッドドライバー)○ホッティー]
 まあまあかなー。前回の事があったのか(ホッティー、メインで両者リングアウト)、場外乱闘控えめ。となると、蹴射斗はLLでベテランとの試合には慣れているはず。熱い試合を期待したが・・・。
 まあ、蹴射斗が一線を越えず、「普通の試合」になるとホッティーさんにはかなわないわなあ。

 今日はヤケにホッティーの応援が多かった。実はblogで高橋、両リンの件で今日結果を出さなければPRをクビ! みたいな事を書いていて、勘で勝ちそうだと思ったファンが押し寄せたな ^^;)。

[○春山・ボリショイ(キーン☆ハンマー)植松・×KAZUKI]

[倉垣・×阿部(ビッグブーツ)高橋・○桜花]

[○Leon(ヨーロピアンクラッチを切り返したのを輝潰す→更にそれを切り返して)輝]


「後記」
 140人と数えたけど(ちょい空き)、発表は120人。NEO方式で実券発表?
 内容は、前回が両リンで限りなく後味が悪かったのを反省してか、手堅くまずまず、でした。




「Road to MANIAX2010〜OCCリーグ戦」7日atキネマ倶楽部

−息切れ?


[○阿部・佐藤・紫雷美央(エルボーアタック→ラ・マヒストラル)×志田・イオ・Leon]
 まずまず各人の持ち味が出ていたが、それだけ。

[○ボリショイ・藪下(薮下の掌打→裏拳→619→タイガースープレックス→センセイ固め)夏樹・×しもうま]
 個人的には今日のベストマッチ。あえて言うならこれは、女子プロ版ブリティッシュブルドッグスvsマレンコ兄弟である。このタッグリーグ戦、このカードをやりたかったが為に企画したのでは、と思う程。
 予想出来た事だが、しもうまさんが10年来のPRメンバーのように夏樹との息が合っている。

 そして、どの顔合わせも興味深かったが、ベストはボリショイvs夏樹! 夏樹の好敵手と言えばRayやイオ等ハイスピード系の相手が思い浮かぶが、ハイスピード+サブミッションのボリショイセンセイは穴だった。夏樹はグラウンドサブミッションでもスピーディーでユニークなムーブの持ち主だ。ボリショイも10年前からそっち方面は開発してきたといっていい。別ルートからの出会いである。
 見ていて昔の天野との試合を思い出した。複雑&早過ぎて、もうどっちがどこをどう攻めているのかよくわからない、一見意味不明で、それでいて笑えてなぜかよくわかる試合だった。このカードはもっと見たい。
 ・・・しかししかし、ラストはやはりカレイドスコープ。夏樹は、選手として若干引っ込んだ感のあるボリショイセンセイを再度燃えさせる相手だと思うのだが。

[春山・×大畠(春山のトラースキック誤爆から)○植松・KAZUKI]
 こちらはただ普通の試合。大畠が頑張った様なシーンもあったが、コミカル系の相手ではまだ本領発揮ではない。

[○蹴射斗(顔蹴り→延髄斬り→シュバイン)さくら]
 地味に因縁のカード。確か同時にLLのテストを受けて蹴射斗(青野)が通ったんだったかな。その後、レスラー人生は大きく変わり、LL、JWPとまた戦う事になった訳だが・・・。
 うーん、今回はキックvsチョップでバチバチムードは良かったが、この2人どうにも「手が合わない」気がする。自分がよく使う「手が合う、合わない」は技の攻防がスムーズとかそういうのではなくて、技の応酬の中でどんどんテンションが高まるか否かだ。細かいミスとかはどうでもいい。バチバチの試合をやろう、という位の意思疎通はあったんだろうが、そこから試合がふくらまない。一通りキックとチョップの応酬をやったら、もうやる事ないんで終わりました、という感じ(今日は6試合もあって時間調製の意味もあったんだろうが・・・)。

[米山(ナナラッカ→ラリアット2発)○高橋]
 アンケートを取れば今日のベストマッチか。米山の徹底した高橋の左肩攻めが印象的。しかし、高橋はこの程度で崩れる相手ではない。
[△倉垣(両者リングアウト)△ホッティー]
 ・・・やってくれるぜ。今時場外乱闘で両者リングアウトである。天龍さんの「客に屁をかませちゃいけない」という言葉だけを記す。


「後記」
 入りは数えてないが、椅子の列から考えて前回位だと思う。前回、アイス勢もPRもほぼなく、アイスとWAVEの動員力の差が出たと思ったが、そうでもないか。
 ・・・とにかくメインの後味の悪さがまずい。セミと順番を逆にしたら大分印象も変わったと思うが、JWPが負けての終わりもまずい、と思ったのか。




「Road to MANIAX2010〜OCCリーグ戦」22日atキネマ倶楽部

−進行(notち・・・)


「後記」
 下160人、上は20人はいたと思うけど。

 内容はまあまあ。ザッザッといくと渋谷、前の「息吹」でも思ったけど新しい自分のスタイルをほぼ作っている。
 タッグトーナメント、イトカオ道場組、紫雷姉妹、共に惜しい。いや、実力差はあっても伸びしろや成長の分、この若い2チームをもっと見たいのだ。特に春山&大畠組との試合で、春山がフォールを取ったのはナンセンス。実力的には当然だが、それなら大畠が出た意味も紫雷姉妹が出てきた意味もない。納得出来る若いもん同士のやり合いの上で大畠を勝たせるべきだった(付記。大畠と紫雷姉妹はWAVEでの因縁があって、紫雷側は大畠だけには負けたくなかったんだろう説あり)(なら、徹底的に殺しあいさせりゃいいんだ。爆)。

 [○桜花vs蹴射斗]は、まあ水準点の熱戦だがやはり[蹴射斗vs高橋][桜花vs倉垣]戦と比べると、踏み込みの浅さを感じた。
 [○ホッティーvs阿部]は、阿部ちゃんが負けたのは少々意外。ホッティーさん、もう優勝戦線からはほぼ脱落だし、今更阿部ちゃんに負けたからって「下がる」もんでもないからね。

 何かWAVE色が強かった。で、最初から椅子の列も少なく、指定席のあきも目立ち、ダレてきたというより、アイスの動員力、勢いを感じた。




「Road to MANIAX2010〜OCCリーグ戦」14日at川崎ラゾーナ

中盤、

波乱なし、でも充実


「後記」
 完売ではなくてもまあぎっしり超満の200人位。

 内容はリーグ戦は[○高橋vs阿部]、[○倉垣vs桜花]と。まあ、こんな感じで(どんな感じよ)、特に波乱とかサプライズとかなかったですけど、内容は華やかで迫力もあり中々良かったです。

 個人的にはタッグリーグ戦のパートナーを巡ってのKAZUKIさん劇場が面白かった ^^;)。紆余曲折の末、何とか植松さんになりました。
 春山・大畠組は相手が蹴射斗・Leonでは、やはり大畠ちゃんは分が悪いですが、いつまでも息吹だのジュニアだのというレベルで試合しててもしょうがないんでいい経験になるのではと。ミクロには、蹴射斗が細かい展開に「こだわり」を見せている気がしました。
 [○夏樹vs米山]のハイスピード選手権は、スピードや手数の夏樹対粘りと重みの米山、という感じでしょうか。米山は意外に同じ様な小柄な相手との連戦やライバルはいなくて(Leonも最近のライバル)、ヘビー級相手の試合が多く自然こうなった気がします。とにかく、NEO後楽園で米山が勝った・・・勝ったけどただの持ち技の出し合いみたいな、あの試合よりは良かったです。決定的に夏樹が勝ったというよりは、とりあえず星を合わせたという感じで、米、Leoのライバル関係に夏樹も入れて欲しいです。まだ、このカードは始まったばかり、という気がします。

 リーグ戦は随分いい試合が出来る様になったなあと感心する桜花さんですが、流石に相手が倉垣だと、物理的な力と中々埋められない10 年選手と若手のキャリアの差みたいなものを感じました。[高橋vs阿部]は、阿部ちゃんの奮闘が光りますが、高橋の懐の深さには及ばないよなあ、と。

 試合前に2曲歌ったちょっきんずさん達も後ろで見ていて、反応を見ていましたが、素直に驚いたり感心していて、一見さんにも絶対強いJWPでした。




「息吹」11日at 1stRING

−「息吹」終


「後記」
 勿論、昼夜とも超満員。リミット近い椅子の数でした。

 試合は総じて一言で言えば、みんなうまくなったなあ、と。でも、「息吹」特有の異常な熱気はなく、これならWAVEでもNEOやJWPのゲスト試合でも見られるから、もう「息吹」の存在価値みたいなのはないなあ、と。
 少し細かく言えば、[木村vs江本]は相変わらずの熱戦で、前に後楽園でやった時よりはコンパクトにまとめていて良かったのですが、お二方、今の若手の中ではずばぬけていても、まだアジャ様とか豊田とか、ブル様などレジェンドの域には足元にも達してませんよと。これからも精進を続けて下さい。
 5年前、あっし的年間ベストバウトにさえ選んだ[バンビvs○Leon]は、バンビ大先生が昔みたいにシリアスに戦ってましたが、やはり5年のブランクは大きかったなあ、と ^^;)。でもまあほんの少しでもかつての片鱗が見えただけでも満足です。
 [○夏樹vs Ray]は、盛り上がったRayにしてはいい試合でしたが、やっぱり夏樹が盛り上げようと頑張っているのが見えてしまいました。

 楽しみだったヨシダマさん言う所の「ネクストステージ」のテストマッチ。これが凄い。ある意味本日最大のサプライズでした。一応、男女ペア同士のタッグマッチという体裁なのですが・・・。
 完全にアクション俳優のアトラクションショーでした(爆)。一生懸命練習したんだろうなあ、という感じでやたら早いキックや空中殺法が矢継早に出てきましたが、早ければ早い程、「は?」という感じで、客席との温度差が広がります。
 例えて言えばルチャの凄いテクニックだけを編集したビデオでも見る様なものでしょうか。よく知りませんが、あれも人に見せて盛り上がっているからには、それなりのシリアスさとか盛り上がる為の試合の組み立てとかあると思うのですが・・・。
 「息吹」をやめる理由は、ヨシダマさん、「週プロ」のインタビューで語っていて、一々良く納得出来たのですが、この「ネクストステージ」に関しては何を考えているのか全く謎です。

 後、回を追うごとにエスカレートするRay応援団の記念品贈呈は、昼の部にはあの「ハートカクテル」のわたせせいぞう先生、夜の部には元水戸泉親方まで出てきました。

 最後の記念撮影には参加選手全員、ああ、未来まで遺影で・・・。




「Road to MANIAX2010〜OCCリーグ戦」31日at1010シアター

蹴射斗、うるう年伝説!


「後記」
 何と言っても夜の部メインの[蹴射斗vs○高橋]! これに尽きます。何の因縁も絡みもないのに、突如大白熱の超絶熱戦でした。流石に4年に1回いい試合、否凄い試合をやるうるう年ファイターです ^^;)。

 ザッと思った事を書くと、ハイスピード挑戦者決定戦の3wayはボリショイ、夏樹は当然動けるとして藤本が良くなったなあ、と。[阿部vs輝]はまあ、阿部ちゃん頑張って盛り上がりましたが、やっぱりまだ何か「若手の頑張り」じみてるなあと。
 午後の部は久しぶりに見る小林ハナラ、良くなってるんですけど、試合数の問題か、紫雷イオとかアイス勢の方が早く成長してるなあと。後、日向引退で空位になったタッグベルト王座決定戦、春山・大畠組、ボリショイ・薮下組、KAZUKIは阿部ちゃんからは断わられたけど出場は決定と。
 勝ち負けのスリルでは[○Leon vsさくら]も面白かった。ほら、さくらさん、余り強くないというキャラだし、Leonは実力者。しかし、「プロレス大賞」やらアイスの隆盛で格は明らかに上になって、勝敗が読めないだけに面白かった。ラ・マヒと逆さ押さえ込みの波状攻撃はさくら勝つかなあ、と思ったんだけど。
 漠然とした感想ですが、昼の部は休憩前の前半戦が良くて、午後の部は休憩後のセミ、メインがいい気がしました。

 入りはまあ指定席が少しあいてた位で、立ってる人を座らせたら満員位。




「JWP2010年〜OCC開幕戦」10日atキネマ倶楽部

開幕


「後記」
 細かく書く時間がないんでザッと。あ、暮れのNEOの後楽園の感想もまだ書いてないスね。良かったと思いますよ。純プロレス的にはメインの一本勝負ですけど、栗原良く期待に応えたと思います。

 JWPもこれでもか、と見応えある熱戦揃いで良かったス。結果はほかを見て下され。所感としては、蹴射斗、実力込みで如何ともし難い格の差が出たなあ、と。
 今日一番の収穫は桜花さんの力強いファイト。前にJに来た時は精々頑張る若手クラス、米山、胸を貸してやろう、という感じでしたが、もうこれは本気で叩き潰すべき相手、敵です。
 メインの[倉垣vs高橋]はいきなり切り札の大一番。バカな事を言えば倉ちゃん強いなあ、と。倉垣の強さに今更感心するなど、アンポンタンですが、ほらJってあんまり大型のパワーファイターがいないから、あの体なら強くて当り前ってあるじゃないすか。高橋が相手だからこそ、フルにパワーが出せた気がします。
 で、いいんですけど、ある程度想定の範囲内という気もするんで、更に更に二の矢三の矢とサプライズを仕掛けても欲しい気もしました。
 超満員札止め。




「JWP-CLIMAX 2009〜日向あずみFINAL」27日at後楽園ホール

−日向あずみ、完


 札止めも期待したがそこまでは行かなかったか
 某氏から聞いた通り、やや左右がカーテンで閉ざされていたが、北ヒナ段開放。何で一部カーテンで閉ざすんだろ? 北の客が散らばってもそっちの方がゆったり見られると思うが。ともかく遂に日向妃の引退興行!

 入場式。春山「日向選手の引退興行にこれだけ来て下さってありがとうございます。でも、今日は一番怖い日向選手を倒します」
 最前列のお客さんに選手自ら記念品プレゼント。

[○紫雷イオ・美央(美央のカカト落し→619→ムーンサルトプレス)石野・×黒木]
 黒木を除いて、まず危なげない、ド新人の段階は過ぎて安心して見られる3人。正直黒木が格落ちだったが、これはまあ仕方がない。まだ黒木は非力だが、みっともなくはなかった。力が伴わないから非力なのは仕方ないが、見苦しいミスはなかった。きちんとした上で、まだ弱いのだ。
 イオや石野は特に言う事はないが、美央が良くなったなあ、と思う。デビュー当時はまるでお話にならなかったのだが、もう普通に石野当たりと技のやりとりをしている。服とオシャレの事以外何も考えてなさそうなおねえちゃんだけど、見えない所で努力してるんだろうね。黒木もこのレベルまではいこうな。ほんと、昔の美央は今の黒木より遥かにひどかったんだから ^^;)。

[蹴射斗・倉垣・KAZUKI・〇Leon(キャプチュードバスター)夏樹・華名・ホッティー・×パッションRay]
 一見大荒れに荒れたみたいだが、自分には凄くコンパクトに図式的に見えた。序盤こそ8人の乱闘で始まったが、以後、[蹴射斗vs華名][倉垣vsホッティー][KAZUKI vs夏樹][Leon vs Ray]、この4つのシングルを提示しただけで終わったと思う。
 一番困るのは[Leon vs Ray]。役不足だー!(2重に爆) あっしのRay低評価は顰蹙かも知れないが、この人、そんなに200%駄目という事もないと思うが、とにかく軽業だけで今の若手の悪い部分が詰まっている気がするのだ。まあ、Jで相手を探せばLeonかなー。マスクウーメン同士だし、Leonにはスピードや空中殺法で対抗するだけのものもあるし。でもなあ、Leonはファイターとしての力が凄いんだけど・・・。
 倉ちゃんvsホッティーは、間接的に春山との戦いでしょう。後楽園のタイトルマッチであそこまでホッティーの持ち味を引き出した、春山にどう対抗する?
 [KAZUKI vs夏樹]は知る人ぞ知る地味に因縁。昔、八王子の市民会館みたいな所で昼夜興行があって、正直全体に低調だったけど、その中でふと組まれた[KAZUKI vs夏樹]はインパクトがあった。一言でいえば、KAZUKIの方が先輩なのに、夏樹が意地悪くKAZUKIの技をスカしまくったのだ。軽快な動きで、相手の技をスカすのは今も夏樹の十八番、見せ場だが、あれはそんな愛敬のあるもんじゃなかった。格上選手が意地悪く下の選手の技を受けない様な感じだったのである。当時KAZUKIさんはまだJWPに入りたてで内心むっとしててもおとなしく我慢していたんだろうか。しかしあの頃のKAZUKIと今のKAZUKIは違う。目だった活躍や金星こそないが、毎試合の充実は保証してもいい。もうおとなしくナメられっ放しではないはず。
 最後の[蹴射斗vs華名]が一番楽しみ。前からこのカード希望していた。蹴射斗の奮起を促す為に、である。キッカー、格プロ系という以外、見事に何の接点もない両者だが、もうただ目の前に現われた敵としてガンガンやりあって欲しい。はっきり言って蹴射斗はJWPでの自分の立ち位置、あり方みたいなのを見失っている。LLとはかなり違ったこまやかなプロレス、うまさでは春山やボリショイにはかなわない。春山などいくらでも蹴らせてくれるが、キックだけで勝ち抜くのもまずい。ここで心置きなく殴りあい蹴りあいが出来る華名嬢のおでましだ。遠慮する事はない(向こうも先輩だからといって遠慮する様な奴じゃない)。ド新人の及川とも思い切り、頭部の殴りあい蹴りあいをやる華名大先生である。心置きなくイタイイタイプロレスをやって欲しいものである。

[<ランバージャックデスマッチ>阿部(ナナラッカ→ジャンピングキック→ナナラッカ)高橋]
 場外に落ちたら即セコンドがリングに戻し、リングアウト負けがないあのルールである。今の若いプロレスファンにはどこが「デスマッチ」で、何が過激なのかわからないだろうな。昔は場外リングアウトで逃げるパターンが多かったんで、このルールだと「完全決着」という期待感があったんだけど。
 と思っているとルール説明で「対抗するセコンドの側に落ちますと暴行が加えられる事もあります」爆! ^^;)。
 試合は・・・ごめん! 双方仲良く1度は敵対するセコンド陣に落ち、当全暴行、両チーム乱闘、という事位しか覚えてない。正直に言うが、[高橋vs阿部]の抗争は力の差があり過ぎて個人的にほとんどノレなかった。高橋は大きな体に加えて、試合作り、プロレス頭でもトップクラス。かたや阿部ちゃんは安心して見られるが、やはり堅実に試合をまとめる職人クラスだと思うのだ。
 この抗争劇は、パッションレッドの参戦は決まったが、日向引退、[春山vsさくら]の秋から暮れの2大看板を優先させる為の暫定的なテーマだと思うが。
 試合後、にらみあう両陣。阿部ちゃん、まだ諦めない、とマイク。


 休憩。満員という以外特に言う事はなし。久しぶりにトイレに行くのが一苦労の大混雑。

 スクリーンも設置され、NEOみたいにこれまでの経緯の紹介もあったが、休憩中に次期シリーズの概要発表。恒例の「次期無差別選手権者決定リーグ戦」だが、今回趣向を変え、日本プロレスのワールドリーグ戦方式。
 つまり、J側選抜5人(倉垣、米山、阿部、Leon、X)とエネミー選抜5人(さくら、高橋、桜花、輝、X)が同ブロック「以外」と総当たりで、優勝者を決めるシステム。やってみないとちょっとどうなるかわからないがとりあえず「X」が気になる。
[<バトルロイヤル>○輝、日向、関西、尾崎、GAMI、田村、タニー、植松、天野、(シークレット選手)木村、里村、ジャガー、カブキ]
 後半2試合は日向絡み。まずは日向ゆかりの予想出来る選手が集まって。展開は一々書かないが、しかし、ボーダレスなどこの試合に行っても同じ顔ぶれ、とよく言われるが、こう見るとマシンガンズとOz系とか、GAMIとOz系とか意外と接点のない絡みもあるものだ。
 シークレットゲストも中々的確。絶対盛り上がる人達だ。やはり個人的には木村さんの登場が盛り上がった。割と早々日向退場して、この後タイガーハニーでも出てくるのか、と思ったがそれはなし。まあ、メインもあるからね。

[×日向・ボリショイ(ラリアット→米山のダイビング延髄ニー→キーン☆ハンマー)米山・○春山]
 最後はこれできたか。当初、ライバルという点からラストマッチは輝ではないかと思ったが、そうでなければやはりこれだろう。Jが傾いてからの日向にとって最大のテーマはJの存続であり、苦しい次期を共に乗り切ってきた仲間が一番重いのだ。

 日向のラストマッチという背景を抜きに見れば、率直に言って後楽園のメインには少し物足りない内容だったかも知れない。
 しかし、これでJWPはずっと勝負してきたのである。互いのすべての技や展開を熟知し、アクシデントやライブの些細なムードの変化にも自在に対応出来るいつものメンバーの試合。後楽園のメインには物足りなくても、他団体の波風や顔色を伺わなくてもいい、いつものこのメンバー、このカードで、キネマや板橋のマニアを満足させ、JWPは今日まで生き延びてきたのである。
 定番の磨き抜かれた技の攻防に、終盤の大波の様な変化、高揚。これまでずっと見てきた「新生」JWPの1枚看板のカードだった。終盤からフィニッシュにかけて、いつもの畳み込む勢いがなく、なぜかいくらかモタついていた。それももう、どうでもいいだろう。

 日向あずみ、これにて完。


「後記」
 
先の三田選手引退興行にはやや及ばないが、勿論新生JWP始まって以来の超満員。
 引退式。冴、美咲、キューティー、福岡、次々とOBやゆかりの選手が花束と最後の言葉を贈る。一つ紹介したのは、余り絡みもない少々意外な大向の電報「引退式に行けなくて残念です。大向美智子のプロレスより日向あずみのプロレスが好きでした」。

 とにかく無事に選手を真っ当出来てきれいに完全燃焼出来て良かった。常々、春山はJWPだから、またJが苦しかったからヒロインになれた、と思っているが、日向もJが苦しかったから本来の選手生命以上に活躍出来た気もする。Jが順風満帆、上から下まで選手層もぎっしりなら、とうに安心して引退していたのではないか。
 長い間、お疲れ様でした。そして、JWPはこれより第二の修羅に入る。

“我らこれより修羅に入る!
 鬼に会えば鬼を斬り、仏に会えば仏を斬る!”
(by「花の慶次」)




「JWP-CLIMAX 2009〜1st」7日at新宿FACE!!

春山大先生、「最強プロレス頭決定戦」を制す!


 珍しく開始20分程前に会場に着くと、外のエレベーターの前に並んでいて、係員らしい人が「10人入ります、どうぞー」。規制入場という奴ですね。そんな凄い大入りなのか、と思う(そうでもなかった)。
 一服して5分前に入ると、リングで春山とさくらの調印式。試合への抱負。
 さくら、blogなどで公言した通り「今日の試合で勝って、日向選手を振り向かせたい。タイトルに挑戦してもらって、最後まで強い日向選手でいて欲しい」。この期に及んで、まだ日向ファンのアト押しまで受けたいとは ^^;)。
春山「日向選手日向選手言ってますけど、今のJWPの無差別のチャンピオンは私何だという事を試合でわからせます」

[○蹴射斗・植松(ハイキック→カカト落し)松本都大先生・×黒木]
 “自称アイスのエース”松本都大先生のテーマ、「ダンシングクイーン」が流れてきただけで巻き起こる「エース」コール。この選曲最高だわ。今聞くと途方もない楽天的な所がいいなあ。
 試合は・・・そういうものでした(爆)。アイスの後楽園で1度見ただけですけど、それだけで十分キャラクターはつかめました。炸裂(?)する必殺技「マンマ・ミーア」!(「オー・ソレ・ミーオ」だったかな?) 何というわかりやすい個性でしょう。
 しかし、シビアに言えばトンデモレスラーとしては、昔の真琴の方が凄かったという気がしなくもない。あの長身で思い切り「おあああああ!」とすっ転んでたからね。
 蹴射斗ぉー! トンデモさんはトンデモさんとして、マジメレスラーはマジメレスラーとして、きっちりミスなくやんないと笑えないよおお。
 黒木も、松本さんの世界に付き合うのはいいけど、前の板橋ではドスの効いた声とか良かったのに、ちょっとアタリの弱さが目だったなあ。植松さんはおとなしくキモの松本のツッコミ役に徹してるし、全部モッテいった松本都大先生の一人勝ちかなあ。

[<オンリーギブアップマッチ>○天野(変形飛びつき腕ひしぎ→逃げようとするのを腕固めに取って)Leon]
 Jフリークに贈るイキなカード。興味のない人にはただの中堅職人対決と思うかも知れないが、Jから出た人、来た人対決、それもin/outで生粋のJファイターとは言えなくとも非常にJWP色が強い2人なのだ。

 序盤の探りあいが最高! 簡単には組み合わず、慎重に相手の出方を探る。想像をたくましくしてこの駆け引きを楽しめない人には余り面白い試合ではなかったろう。
 意を決してか、後輩のマナーか、Leonが飛びかかり試合が動き出す。どちらかと言えば純プロレス的なスピアーや逆エビを使うLeonだが、決してグラウンドやサブミッションは苦手ではなく、天野の攻めを断ち切る。
 あっしの採点は6:4でLeon! 天野のサブミッションをほぼ完封し、逆エビやnokianバックブリーカーの腰攻めが有効だったからだ。天野、ヘッドバッドでかろうじて、Leonの流れを切る感じ。・・・天野と言えば、試合のうまさでは日向や輝などを凌いでいた感もあったが、少し錆び付いたかなあ。
 ラスト、再三見せた大きく回る変形の飛びつき腕ひしぎから、逃げる所を捕えて。

 試合後、Leonが怒って天野に向かっていった。天野、ニヤニヤして、まあまあ、という顔で別れる。この辺も暗黙のルールを破って少しズルい勝ち方をしたんじゃないかなあ、と深読み出来る。

[倉垣・○阿部・KAZUKI(倉垣のラリアット→ホッティーの誤爆からラ・マヒストラル)×ホッティー・夏樹・高橋]
 当然の様に盛り上がる対抗戦。ただ個人的にはどうしてもキモの阿部ちゃんの頑張りがもう1つ突き抜けてなくてノレなかった。全員持ち味を出した好試合だったが、まだまだ顔見せ、お手合わせ。
 試合後、阿部ちゃんは高橋に対戦要求。KAZUKIは「雑誌で見たけどパッションレッドガタガタ何じゃないか」と挑発し、全面対決の予告。

[<ハイスピード選手権>○米山(不知火)佐藤]
 ・・・期待の割に、凄くむなしい試合だった。何を期待したかと言えば、当然サトアヤの飛躍だ。今度こそ「完璧な基礎技のオヒロメ」から、プロレスらしいスリリングな「ゲーム」を見せてくれ。
 そこまではいかず。またまたまたまた、今の新人随一の鋭いドロップキックとシャープな回転技、スープレックスのオヒロメ(とロープ渡りミス)に終わった。
 ミスはまあいい。この際、勝敗もどうでもいい、と言ってもいい。仮にミスなくサトアヤが最後新技か、何かの切り返しで勝っても米山程の試合が出来ないのは明白だからだ。
 サトアヤを責めているのではなく、これだけのシャープな動きが出来る選手なのに、なぜいつまで基礎技と1つか2つの新技のオヒロメにとどまっているのか不思議だ。サトアヤの問題ではなく、伊藤道場に問題がある気がする。
 試合後、米山、一応はサトアヤにまた挑戦してこい、と激励。夏樹さんも出てくると、「このベルトに挑戦したい奴は一杯いるんだよ、勝ち抜いてこい!」

[○日向(みちドラ4発!)ボリショイ]
 試合前からボリショイが泣いていたというレポートもあった、ハードだが、限りなくウェットな試合。
 特筆する事はなし。クリスト、掌打、後頭部ニー、DDT、スパイダージャーマン、ロコモーション、ライムライト・・・すべて何度も何度も見た「新生」JWPの定番の攻防だ。もうこれも後数試合しか見られない。

 試合後、無言で深いハグ。正座、礼。

[<JWP認定無差別級選手権>○春山大先生(ラ・マヒストラルを返すと2度目のキーン☆ハンマー)さくら大先生]
 面白かった! 盛り上がりでは堀田戦、木村戦かも知れないが、単なる勧善懲悪、単なるプロレス技能を競うスポーツマッチというより、複雑で高度な心理戦、知能戦の様な気がした。いや単純にさくら勝て! 春山負けるな! という勝ち負けの興味だけで見ても十分以上にスリリングで手に汗握る白熱の好勝負だったけど。

 やはり、「やはり」というか序盤、さくらの奇襲から、飛び技、チョップを主軸にした猛攻。JWPというキマジメプロレスの権化のような舞台、常にファンを驚かせるさくらなら十分に予想出来た事だ。
 ・・・春山の試合を知っている人なら、最初相手が強く攻めれば攻める程、春山の勝利が近くなるのは言うまでもないだろう。天才的な運動神経や、怪物的なパワーといった特異な身体能力はない春山だが、受けに限ってはかなり強力。相手がどれだけ攻め込んでもいつも悠々受けて、終盤自分のペースにもっていくのが春山の勝利の方程式なのだ。
 だが、相手はさくらえみだ! 春山と同じく、恵まれた才能何か持ち合わせてはいないが、プロレス頭だけで成立している様な相手である。新しいファンは知らないだろうが、この2人、しばらく接点がなかったが、7年程前FMWで抗争していた事がある。春山は未知の相手ではない。
 果たしてさくらえみは徹底して春山香代子を研究していた。未知の技と切り返しで、もう一つ春山にフルに力の入った反撃をさせない。自分の掲示板で春山は相手の攻撃をどんどん吸収して大きく強くなる怪獣みたいなものだと書いたが、今日のさくらもそんな感じがした。毎回は出さないオレンジ☆トマホークを雪崩式DDTに切り返したのは見事。
 春山が攻めていても決め手に欠ける感があったし、さくらも顔に疲労が浮かんでいるが、「ガクッと来た」という感じはなく、目はらんらんと光り、体は疲れていても一発を狙って序盤の猛攻より余程怖い気がした。
 こうなると攻めている春山が不安だ。いつ強力な切り返しが来るか。最早、攻めている方が耐えているかの様な屈折した「我慢比べ」である。
 やはり、さくらの春山攻略方は完璧だった。序盤の猛攻から中盤〜終盤、春山の逆転を予想し、なお技と最後の体力をためていた。フィニッシュ間際、キーンを空中で体を入れ替えDDTに切り返し!

 だが、さくらの「切り返しプロレス」は春山の得意技でもある。序盤に見せたさくらのエプロンでのボディーアタック、終盤の2発目を春山キャッチすると、そのまま横抱きにしてコーナーポストにゴン! このクレイジーな切り返しこそ10年間追い続けた春山大先生のプロレスである!

 ラスト、最後の予備タンクの数CCのガソリンでのラストラン。わずかに春山の王道ファイトが上回った。ラリアットで打撃戦を制し、さくらの丸め込み技も実はかつての春山の得意パターン。辛勝でもあったが完勝でもあった。全く同じプロレス哲学でフルに力を出し合い、わずかに王者としてここ2年間JWPのビッグマッチのメインを張ってきた経験値、キャリアの差で春山は勝ったのだ。

春山「さくらさん、執念凄いですね。やっぱり嫌いですけど、また来て下さい」
さくら「日向さんとのタイトルマッチに期待を持たせてすいません!」
日向「まだ、タッグのベルトが
(米さくらで)ありますよね。輝と組んで挑戦します!」


 ・・・まだ言いたい事が山ほどある。

 勝ったのは春山だが、さくらは負けたのか? 競技としての記録上はそうだろう。しかし、ブックとかを超えた形而上学的な部分でさくらも自分の思う通り、あるいはそれ以上の試合をやった勝者かも知れない。
 かつての春山との抗争は、よく手が合い、いい展開だった。最終戦の6人タッグ、全員が持ち味を出し、後は抗争の発端のさくらが春山に勝てば満点だった。キャリア的に春山は負けても傷は付かない。しかし、最後の最後、フィニッシュでさくらはコーナーポストにかけ上がる際、足をすべらし最後の1コマで倒れたドミノのように全員が凍り付いた。最も早く気を取り直した春山が、瞬時に呆然とするさくらのバックを取ってスープレックスを決め、同じく最善の状況と判断したレフリーが速攻でカウント3を入れた。
 あの時よりも限界まで消耗し、なお完璧に試合を作ったさくらは、自分のミスへの7年越しのリベンジを果たしたのかも知れない。
 また、さくらと(かつての)春山の、プロレス哲学は瓜二つだ。かつてのFMWでの抗争は、JWPとIWA、成り立ちは違っても普通にプロレスをしていては私達はやっていけない、と見極めた二人の同門対決だった。チャンピオンになって春山のプロレスは大きく変わった。さくらも団体を率いてあの頃とは変わったかも知れない。しかし、相手を研究し付くし、相手の流れを断ち切った今日のさくらのファイトは、かつての春山以外の何者でもなかった。
 春山信者の自分に言わせてもらえば、この試合は夢でしかなかった、[現春山香代子vsかつての春山香代子]なのだ。

 最後にさくらえみに一言。感謝する。あなたのプロレス人生に、これからも幸あらん事を。
「後記」
 入りは、数えてないですが立ってる人を座らせたら満員位で、30分前位に着いたんですが、10人置き位に入れる「規制入場」でした。

 他の試合もおいおい書きますが、どれも見所があり面白かったです。なお、来週のラゾーナ川崎ですべてのタッグベルトを賭けて[米山・さくらvs日向・輝]ケッテ〜イ!!




「Autumn Star/第4戦」20日at板橋産文ホール


「後記」
 今日は中々のアタリでした。あのパッションレッドの試合が一番低温だった位で・・・。いや、いくら何でもそれはないか。でも、ほんとあれが霞む位見所一杯でしたね。

 黒田の試合はまだ、凄い、絶対見ろ、という程のものはないですが、迫力のあるいい声に、やられてやり返す、というごく基本形を。半歩くらいですが確実に進歩してます。

 [○佐藤vs×ボリショイvsLeon]は、米山の持つハイスピード選手権への挑戦権を賭けてのものですが、勝ち上がったのは意外にもサトアヤ。試合は、個々の絡みはいいけど、やっぱり3wayの妙味はあんまし感じられなかったですが。[米山vs佐藤]は12月の新宿FACEで。

 [○蹴射斗・春山vsさくら・×ハム子]からヒート。これが中々。どう考えてもハム子さんが一番落ちる訳で、さくらも余り強くないという設定。それでも、五分の白熱戦に持っていくのは流石です。
 ・・・という流れにおとなしくノラナイのが春山大先生。お前らの流れ何か知るか、という感じでぶっ飛ばします。これです、これがあっしの愛した、10年追っかけた春山大先生です。プロレスの流れにおとなしく従ってくれません。若手時代、この手の細かいギリギリのルール違反を何度やってくれたでしょう。
 さくらさんとの絡みもバッチリ。というか、さくらさんもそういう普通のプロレスはつまんないというセンスはあって、ずうーっと前FMWを舞台に楽しい抗争をやっていました。
 最後も何となく流れ的には蹴射斗が合体攻撃で負けるのがお約束ですが、ハム子さんが取られました。

 試合後のマイク合戦も、「さくらさん、最後、ハム子を見捨ててやる気なかったですね」(春山)というシビアなマイクに、
さくら「確かに見捨てた。でも無気力なんてとんでもない。最高にやる気あるよ!
 ・・・確かに、ICE×60のベルトはJWPの無差別程の重みはありません。一つ並ぶ方法を思いつきました。日向さん、このベルトに挑戦してきて下さい。日向さんこそJWPの象徴。その日向さんに勝てば、並ぶでしょ!」。日向、タイトルマッチはともかくさくらとのシングルは了承。凄い流れでしょ。

 [○ホッティー・夏樹vs倉垣・×阿部]は、まあいつものPRぽい中々の試合でしたけど、阿部ちゃんの奮闘が目に付きました。

 メインの[○米山vs日向]は、感慨深く、一見似たタイプですが先の[日向vs Leon]とはかなり色あいの違った試合になりました。vs Leon戦は五分の展開から遂に一線を越えたLeonが最後だからこその非情さで勝った、という感じでした。米山の場合は、終盤まで圧倒的に日向リード。耐えて粘った米山が遂に勝利にたどり着いたという感じでした。これはLeonとの力の差というより、日向としては十分Leonも信頼し遺産として勝ちを進呈したのですが、米山はずっと苦楽を共にしてきた大切な仲間だからこそ、より厳しく当たった、という気がしました。攻めてましたが、日向の足もきわどかったですね。
 最後に日向からラストマッチの発表。[日向・ボリショイvs春山・米山]。

 入りはほぼ満員の190人程。




「息吹」8日at後楽園ホール

成熟と喪失

さらば「息吹」! 1


「後記」
 ・・・個人的には「息吹」が終るというのは、凄く大きく重いんですよね。JWPやNEOが解散する、その次位に大きいかも知れません。 
 「息吹」終了については自分の中でよくまとまっていないので、余り言いません。ただ、主催者吉田さんの「次のステージも考えてある」という言葉を切に信じたいと思います。

 さて、いきなりカウントダウンとなった後楽園大会ですが、トータルな感想は限りなく微妙なものでした。「・・・いいんだけどイマイチ」、いや、感傷に流されず歯に絹着せず、「息吹」的な価値観ではダメ、とはっきり言い切りましょう。

 (実は15分程遅れてほとんど第1試合は見ていないのですが)どれも特に悪い試合はないのですが、「息吹」的な異常な白熱に欠けました。
 「息吹」が他の女子プロ興行と違うのは若手中心の興行という点でしょうか。確かに「息吹」がスタートした頃は、それは他の興行にない特徴でしたが、若手が確かな集客力があるとわかってからはどの興行でも若手の試合は多く組まれ、「若手中心」というのは「息吹」の専売特許ではありません。
 「息吹」はただ単に若手の試合が組まれるだけでなく、尋常ならざる白熱のバトルを生み出すのです。吉田万里子さんのプロデュース能力の為か、「息吹」という独特の場の魔力かそれはわかりません。JWPでもNEOでもほかの団体でも白熱した名勝負はあります。しかし、「息吹」は技術もさほどではない若手がなぜか尋常ではない熱を放つのです。いまだに自分は第4回「息吹」の[バンビvs Leon]戦の異常な迫力が忘れられません。真剣勝負のプロレスとはこういうものか、本当に本気でドロップキックやエルボーを出したらこうなるだろうなあ、という凄まじい迫力でした。

 ・・・その白熱は多分に加減の出来ない未熟さ、技術不足から来ていたのかも知れません。やはりロックでも小説でもベテランの円熟した技術もあれば、若い時にしか出来ない表現もあるのです。
 その点で「〇高橋vs渋谷」はその典型でした。渋谷の復帰戦というドラマもあり、最近見た中では渋谷よく動いてましたが、やはり勝手知ったる中堅の技のやり取りでした。[〇さくらvs大畠]も、さくらがまだまだこんな小娘には負けないと10年選手の力を見せた試合でした。
 [△木村・中川vs△栗原・田村]は、アマンドラがある意味未熟、ある意味「悪ずれ」したヒールファイトを見せた試合でした。凶器やヒールファイトは否定しませんが、熱のないマンネリ感が寒いのです。反則をしている時より、技の攻防をしていた時の方が余程会場が湧いていました。
 [〇米山・Leon vs夏樹・×Ray] も、変にそこそこかみ合っている五分の攻防なのが寒かったです。夏樹の体技は素晴しいですが、やはりRayとの角兵衛獅子の様なチームワークは苦笑です。Rayもタッグは大分うまくなり、カットも的角でこの試合も何のミスもおかしな所もありませんでしたが、自分の求めているプロレスとは百万光年の乖離があります。

 メインの[〇松本vs江本]は、三本勝負でやや間延びした感もありましたが、まずは合格点の熱戦でしょう。ただ、自分は見ていてやはり江本が「上」だなあ、と思いました。パワーでも松本と互角、細かいテクニックも松本より上、生真面目な性格だろうと思うのですが、メキシコ遠征で得た珍しい技を律儀に次々に披露しました。
 そして、3本目、遂に松本の唯一の弱点の「スタミナ切れ」が見えましたねえ。そんなに見苦しくフラフラだった分けではありませんが、やっぱり動きとか「ヨレ」てるんですよ。技の力感がはっきりなくなって動きが形だけになっていきます。
 江本と相打ちで両者ダウンみたいなシーンもありましたが、ビデオで見て下さい。江本、顔を上げて松本を見て、松本が起き上がるタイミングを見て合わせてますから。まあ、江本とこれだけの試合が出来るだけでもたいしたもので、松本がダメというより、江本の非凡な力量が確認出来ただけで満足でした。

 入りは数えてはいませんが、北はリングサイド以外、完全閉鎖。南も通路から後ろ、M列当たりから淋しかったです。




「Autumn Star/第3戦3日at 1010シアター

−伝承

 

男にゃなれぬが鬼にはなれる(by「萌えよ剣」) 


「後記」
 ・・・えーと、何ていうか、ほぼ毎試合ごとに次々、次の試合のカードが決まったりして、「告知祭り」でしたねw。
 ただ、勿論試合自体はいい加減ではなかったです。

 特に白眉は[〇Leon(スピンキック4連発→キャプチュードバスター<フィッシャーマンズバスターみたいな垂直落し技>)日向]で、クサい言い方をすれば、まさに日向からLeonに「魂の伝承」みたいな気がしました。Leonがトップに立つ為の最後の課題、「非情さ」を伝えた様な。最後、回し蹴り4発を「それでいい、もっと蹴ってこい!」という感じで受けたシーンは涙でした。

 メインもさくらさんがいつになく動きが良く、春山大先生の無差別取りに本格的にエンジンがかかってきたという感じです(新宿FACEで決定)。これ以上は、きっとさくらさん本人がBlogで自作自演・・・いえベルトへの思いとか春山論とか語ってくれるでしょう。

 入りは下が180人程。上は良く見てませんがまあ多分いつも通り40人位でしょう。




「」1日at後楽園ホール

 −さらば、三田英津子


「後記」
 当然の様に超満員。それも北も完全に解放しての指定席完売で、立見しか売ってませんでした。

 さて、試合は前半では[△田村(タイムアップドロー)△華名]が光ってました。正に「戦うプロレス」という感じでグラウンドもスタンドも目が放せない、手に汗握る格闘プロレスでしたが、更に贅沢な事を言えば緻密でスリリングな攻防ではありましたが、更にスケールの大きな後楽園全体を振り回す様なスペクタクルも欲しいな、とか。

 三田さんの引退2試合は、メインはこの4者でしたら間違いないのですが、セミのvs真琴戦が物足りない気がしました。決して見苦しい、見てられないとう試合ではなかったですが、普通の若手が普通に三田さんに向かえば普通にこうなるだろうな、という感じで、この数年ずっと三田さんに付きまとった真琴の、三田さんとの最後のシングルマッチという程の内容ではなかったです。須山氏も強引な解釈をしていますが ^^;)、自分もそれに習えば、三田さんの胴締めスリーパー、地味ですがあれは中々の殺し技で、ずっと前、NEOの2冠ベルトも取って勢いのあった倉垣が三田さんと試合した際、あれで動きを止められ勝つには勝ちましたが、いい所もなく実質試合内容では負けた事がありました。ああいう怖さ、プロレスはショーだけど相手を黙らせる本当の強さも必要だと教えたのでしょうか。

 引退セレモニーにはJWP、NEO、LL、エスオベ、かつての全女の仲間、山田、ASARI、西尾、ナナモモ、そして勿論、カチョーラスのボスも現われ、盛大に三田さんのラストマッチを彩りました。




「Autumn Star」18日at 1010シアター

−鉄板 


<昼の部>
[〇倉垣(ドロップキック→アルゼンチンバックブリーカー)黒木]
 この試合の途中から。普通なら十分間に合ったのにエレベーターが込んでてやっと来たら満員だった。
 さて、途中からだが、クラちゃんも可愛い後輩を潰しに出る訳もなくまあ普通に先輩と後輩の試合にはなったかなと。終盤にクラちゃんが得意のきれいなドロップキックを出したけど、黒木がドロップキックを出さないのも少し気になる。膝にサポーターをしてて足が悪いのかなとか余程苦手なのかなとも思う。かの女帝デビルさんもドロップキックははっきり苦手で出さなかったし、春山大先生もまず余り出さないが多分苦手なはずだ。それならそれでいいが、その分体当りとかをきっちりやって欲しい。デビュー戦の後楽園でも目に付いたエルボーの非力さ、終盤には足もとがフラついてた。

[〇蹴射斗(カウンターのハイキック→カカト落し)志田]
 秒殺されたものの総合にもチャレンジした志田さん、アイス後楽園以来見ていないが、どう変わったか。
 ・・・うーん、いかんいかん ^^;)。一言でいえば組み付いてグラウンドにもっていってサブミッションという、シュートとしては理にかなってるけど、プロレスとしては一番せせこましいパターン何だよね。
 プロレスは「見せるもの」。今のプロレスはちゃらちゃらした軽業ばっかで「戦い」がねーぞ、とよく言ってるけど、リアルファイトじゃなく見て盛り上がる「戦い」を見たいなあと。ちょこちょこ組み付いてササッと関節決めて面白いですか、と。
 志田さんはビジュアル的に凄く恵まれてると思う。スラリとしてガリでもなく肩幅が広いのも均整の取れたアスリート、スポーツウーマンという感じ。陰でオードリーの変な人の方に似ているとかも言ってるけどさ ^^;)。マジにプロレスに専念してマシな試合が出来る様になったら、エースを狙えるというか、女子プロ全体のスターになれる素材だと思うんだけどなあ。

 試合後、「オラ、アイスはこんなもんか!」という蹴射斗の挑発にやはりしもうまさんがつかみかかる。セコンドにいた時から午後の「X」はしもうまさんだろうと思ってた。

[米山・〇大畠(米山のドロップキック→低空クロスボディー→花まる・どっかん)ボリショイ・×水波]
 まあ、絶対ハズス事はないだろうと思ったカード。強いて言えば、大畠が重戦車型の水波には分が悪いのでは、と思ったが予想以上にかみ合う(後半のマイクを聞けば完全にそれも折り込み済のマッチメイクだったが)。
 ともかく、ボリショイと米山の超ハイスピードバトルに大畠、水波も飲まれず、持ち味を出した好試合。

水波「大畠! 今日は負けたけど、お前の持ってるPOPとJWP Jrの2本のベルトが欲しい! 挑戦させてくれ!」
大畠「いいけど・・・POPの方はデビュー3年目に入ってコンテンダー資格がなくなるんでノンタイトルで・・・」
ボリショイ「待て!・・・大人の事情でその2本のベルト統一するし、防衛期間も1年伸びる事になった!」

 何か凄い展開ですが ^^;)、自分はこれ、NEOの「ハイスピード選手権」への対抗策の様な気がする。

[〇日向(みちのくドライバー→ダイビングニー)KAZUKI]

[春山大先生・阿部・〇Leon(スピア→キャプチュードバスター)高橋・×夏樹・パッションホッティー]


<夜の部>
[黒木(串刺しタックル→ダイビングギロチン)〇水波]

[〇蹴射斗(ハイキック→カカト落し→ファルコンアロー)しもうま]

[〇Leon(4の字ジャックナイフ?)×ボリショイ・米山]

[×阿部・KAZUKI(カカト落し→タイガースープレックス→デスレイクドライブ)三田・〇下田]

[春山・〇倉垣(ラリアット→ランニング式メタル☆WING)×日向・輝]


「後記」
 昼の部は120人、夜の部は140人程。小さい会場何でどっちも満員位です。

 ザッとトータルな感想を言えば、多少凹凸あれどvery good! 非のうちどころのない充実興行でしたね。どちらかと言えば午後の部の方が良かったでしょうか。昼の部も悪くはなかったですがメインのハルクラvs日向・輝がこれでもか、という感じの超熱戦でした。

 ただ、それでも正直に不満を言うあっし。ちょっと文句の付けようのない内容ではあったのですが、その上で危なさとかガーッと燃える様な刺激も欲しいなあと。
 ともかくもカードから力を入れているのが伝わりましたが、やはり本気を出したJWPは絶対ハズサない優良団体です。




「SUPER PUREMIUM 10th 15th 20th Anniversary」3日at後楽園ホール


−V7!

“後楽園女”春山大先生に死角なし!


[黒木千里vs牧場]

[蹴射斗vsさくら]

[阿部・KAZUKI・Leon vs高橋・華名・パッション・ホッティー大先生]

[日向vs田村]

[ボリショイ・GAMI vs倉垣・ジャガー]

[<JWP認定無差別級選手権>〇春山大先生(ラリアット→キーン☆ハンマー)米山]


 入りはNEOの満員より百人ぐらい少ない位ですかね。まず満員でした。

 メインについては、やはり春山の完勝という気がしました。決して米山が全然力及ばず、という事もないのですが、接戦に持ち込み最大限に会場を盛り上げて勝つのは春山の十八番。
 序盤またしても日向戦の時の様に、春山はさあきなさい、と言わんばかりに余裕の受け。これで勝負あった、と思いました。これまでの挑戦者の中で米山が一番有利なのは、春山とレスラーとして共有した時間が多く、誰よりも春山のプロレスを知っている点でしたが、逆に言えば春山も米山の力を良く知っている訳で、自分が崩れない限り負けはないと読み切っていたのでしょう。
 米山、良く攻めましたが、いくら攻めても根本的には春山は崩れませんでした。似たタイプのLeon戦と比較すると、Leonは体力のままに最初から最後まで良く言えばガーッと、悪く言えば一本調子で攻めましたが、米山は緩急を付けての逆転とか鮮やかでしたね。ただ、それとても手の内知った春山にどれだけ有効だったかと言えばあれですが。

 あと簡単に触れておけば、デビュー戦の黒木さんはエルボーが極端に非力だったのを除けばまあまあという所でしょうか。体格的に恵まれているのでエルボーだけで叩き潰す位でもいいと思います。
 [〇さくらvs蹴射斗]は、思った程面白くはなかったですが、さくらさん、何やらアイスに蹴射斗を呼びたそうです。
 PRとの対抗戦は、パッションホッティーさんが余り暴走せず、チームプレーに専念したのが敗因でしょう ^^;)。次回、[春山大先生・Leon・阿部vs高橋・夏樹・ホッティー]。
 [〇田村vs日向]は、やはりカウントダウンマッチで、お互いの技を味わう、という気がしました。終盤はもうどっちかのフィニッシュパターンになった方が勝つという感じでした。

 トータルな感想としては悪くはないんですが、もう1つ刺激や驚きが欲しいなと。先のNEO後楽園は個々の試合は失点が多かったと思いますが、NEOは常に斬新なカードで勝負するのである程度はハズシ試合も仕方ないかな、と。比較すれば純粋に内容はJの方が上でしたがあっし的にはイーブンです。JWPは固定メンバーで試合の質で勝負するならもう少し白熱させて欲しいです。




「」20日at後楽園ホール

 −田村様V2


 おおおお、開始前に中に入ると驚愕のサプライズ!(Oh get sad!)松尾君が!
 あ、リンスタ祭のインフォメですね。宣伝に来るって事は、NEOもかなりディープに協力するんでしょーか。レスラーは引退するとやせてきれいになる事が多いけど、遠目だけど松尾君の場合は元からやせてたからあんまり変らんなあ。
 「祭」のリングアナの件は知っていたが、予行演習というか、応援やブーイングの練習等していると、こらこらこら、と宮崎さん登場。恥ずかし固め! こういう一手間かけたサービス精神がうれしいなあ。

[石橋葵(フゴフゴ式ヘッドバッド→逆エビ)タニー]
 期待の新人、葵ちゃん。新人の期待度の目安として練習生時代の期間の長さがあると思う。簡単に言えばいい選手はすぐデビュー出来て、やっぱり勘の悪い子は時間がかかるだろうなあ、と。勿論、各団体の基準もあるし、その後どこまで伸びるかはわからないけど、一つの基準として。
 この葵ちゃん、入団半年位かな、まあ普通ですね。どんなもんだか。
 ・・・まーまーですね ^^;)。思いきりぎこちなく回ってのリストの取り合い、ドロップキック。率直に言って特に際立ったものは見られなかった。ただ、特に見苦しい部分もなし。最近はいきなり頭を抱えさせる奴も多いからなあ。デブでもないがガリでもない体型に期待。デブよりまずガリがダメだ。

[植松(逆さ押さえ込みの返し合い→ラ・マヒストラル)〇さくら]
 
ありそうでなかったカード。植松さんは全包囲外交だが、さくらさんはあちこち出ている様で、アイス中心の為かNEOが主、最近になってJWPに出だした位だろうか。植松さんも我闘かアイスの初期には少し出ていた。どっかで聞いた話。植松「私はとてもさくらさんみたいに団体はやれない」。

 試合は・・・第2試合という事なら当然か、ぬるいお笑いに。ちょっともったいないな。これ、うまく「因縁」とか流れを作ったら板橋のメインで札止め位いきそうだけど。ま、2人ともゲスト選手だしね。

[△華名(華名の低空ヒップアタックが入ったがタイムアップ)△栗原]
 ・・・PR興行の同カードとほぼ同じ感想。悪くはない。予備知識なくこのカードだけ見たら凄い、とか思うかも。例によってのキックや張り手バチバチにサブミッションです。
 しかし、先の「息吹」でも栗原、従順に夏樹のハイスピードとやらに付き合っていたが、やる事は違っても試合に望むアティチュードは同じ。何も考えずただ付き合います、と。
 栗原だからこそ、の不満かも知れない。例えばこれが、初めから全く期待されていない地味な選手、あるいは恐ろしく低評価の春日とかがやれば、良くやったとか、ここまで相手に合わせられるのは凄い、とか思うかも知れない。しかし、栗原は良くも悪くも輝き、注目を集める星の下にいる。スターは輝かないととことん叩かれる運命にあるのである。

栗原「華名さん、華名さんがパッションレッドでベルトを狙っている様に、私もタムクリでベルトを狙います! 次はベルトを賭けてやりましょう!」

[×勇気・野崎(ラリアット→パワーボム)〇京子・松本ザウルス]
 一言でいって野崎が無残とさえ言える試合だった。京子・ザウルスの怪獣コンビに潰されたのでもなく、コンディションのせいか、練習不足か自滅したのだ。
 途中で肩かどこか傷めたらしいが、負傷以前にストンピングもエルボーも人前に出せるレベルではなかった。野崎ってこんなに悪かったっけ? 前から非力さは感じていたが、調整不足で無理にリングに上がった気がする。新人に恵まれないNEOだが、こうもひどいプレーをする選手はいなかったと思う。
 ピンチはチャンス。ここで期待がふくらんだのが勇気。あのたくましいボディーは、今のモヤシの様な新人群にあってはかなり信頼出来る。しかししかし、地力、実力では松本ザウルスに負けていないと思うのだが、勇気のプロレスセンスのなさもかなりのものなのだ。松本との差はただそれだけの様な気がする。
 野崎が戦闘不能な以上、勇気はここで「やってもいい」、あるいは「やるべきだ」という空気は感じていたと思う。元気良く京子に突進するが、あっさりラリアットで返り打ちに・・・勇気に目配せで「やれ」とか指示出来なかったんだろうか。
 この後、腑甲斐なさを感じた京子の、この子達も頑張りますと、タッグベルトはタイムアップドローで防衛しましたが、次はすっきり勝って防衛します、といったマイクがあった。

[△三田(トペ、パッティングによる三田の頭部負傷により無効試合)△春山大先生]
 
引退表明した三田さんのメモリアルカウントダウンマッチ。ボリショイもマイクで言っていたが、NEO加入前の三田さんはJWPに準レギュラーみたいな形で継続参戦していた。今のメンバーでやっていく事を決意した“新生”JWPだが、ベテランの力、ネームバリューは必要で、色々な意味で心強い助けになっていたと思う。春山等もベテランとの試合作りのうまさは、三田戦を通して学んだ所が大きいんじゃないだろうか。

 さて、肝心の試合だが、前半どうにも春山が攻めない、動かない。JWPの王者にまで登りつめたとはいえ、やはりここはキャリアが下の春山が動いて積極的に攻めるのが筋だろう。この辺、席の関係で春山の顔が良く見えなかったのだが、既に涙目モードに入っていて体が動かなかったんじゃないだろうか。春山は試合は冷徹な仕事人、というイメージがあるが、素はエモーショナルな人で、親しい選手の引退式など大泣きしているのを良く見る。
 何だかなー、という感じで三田さんが攻め、ぎこちなく試合が動き出し、ようやく「このババー!」から共通の得意技のスピア合戦、コーナーポストに詰めてのラリアット連打・・・
 と、試合が動き出した所でアクシデント! 春山の突進をスカシて場外に落し、三田さん、ここ一番で出すダイブ(トペ・スイシーダ)。突然ゴングが鳴り、ドクターストップ! 当り所が悪かったか、両者しばらく場外でダウン。
 先に三田さんが立ち、一礼して去っていった。また、間を置いて春山がリングに。
「すみませんでした。でも、三田さんと春山の試合、もう1度、JWPでもどこのマットでもやろうと思います」

 春の板橋女子プロ祭での高橋のアクシデントもそうだが、何気ない時に事故が起きるのがプロレス。
 事故の原因は当事者やレスラーでないとわからないのだが・・・見たままの憶測で言えば、春山の「泣き」のせいで試合のペースやリズムが狂ったのが原因じゃないだろうか。ふざけて試合をしてアクシデントになった、というのも問題だが、(演出ではない)感傷を試合に持ち込んだのも過失だと思う。


 休憩。特に言う事はなし。前回の後楽園は、最近のNEOには珍しくアキが目立ったが、今回はいつも通りほぼ満員。休憩中に「うしろゆびさされ組」とか流すのはやめてくれ ^^;)。

 なぜか丸坊主の甲タンリングに。
「えー、私がリングに上がったのはヘアスタイルの理由を言いたいからではなく・・・ただいまの試合についてで、三田選手が飛んだ際、バッティング、頭と頭がぶつかりまして、三田選手、目尻の当りを大きく切りまして出血が多い為、ドクターストップとなりました。
 控室で止血しました所、出血は止まり、意識もはっきりしています。これから病院で手当てする訳ですが、今後の日程、また今日本人から、発表する事もあったのですが、それはまた後ほど、本人の口からという事で・・・」
[木村・江本・〇中川(レッグラリアート→鎌固め)風香・×真琴・宮崎]
 三田の引退で当然「一人立ち」を余儀なくされる真琴だが、「もうお前は一人でやっていけるよ」という三田さんの言葉で、因縁のアマンドラ戦と。

 ・・・変らんなあ ^^;)。アイスの後楽園やJWPの試合等見ると、もう別に普通の選手何だけど、まーだNEOではヨワヨワ路線をやらせるらしい。つか、普通の選手でもアマンドラの凶器や3対1攻撃を受けたらやられるのが当然何だけど。
 宮崎さんは相変わらずで、風香も相変わらずといえば相変わらず何だけど、キックがあると簡単に反撃出来ていいなあ。結構パチパチのプロ格スタイルが得意な事とか、例えばNEOとかに入団してたら派手に売り出してもらえたと思う。
 真琴さん、終盤中川との一騎討ちみたいになって、ムーンサルト! 決まった!
 ・・・無効! リングアナ(千春)の確認ミスで、カウント3は入っていないと。息を吹き返したアマンドラ、椅子攻撃などから最後は一息に。
 マイクもなくあっさりと両者引き上げたが、うーん、これ「疑惑のカウント3、不透明決着」にして、中川と真琴の抗争に引っぱるかと思ったんだけど・・・。

[<ハイスピード選手権>〇米山(ソバット→米-ZOU)夏樹]
 今日一番楽しみだった試合。結局行けなかった「板橋女子プロ祭」だが、カード的にはこれが一番見たかった。米山と夏樹のタイマンも興味があったが、もう一つ“JWP認定無差別級選手権次期挑戦者”米山の、「ハイスピード選手権」への、試合を通しての「批評」が見たかったのだ。
 このベルトに挑戦させていただいて光栄です、というのか、私が狙っているのはJWP最高峰のベルトだ、ふざけるな、というのか。

・・・試合はどっちとも言えない、強いて言えば「ハイスピード選手権」というイメージから望まれる通りの展開に終始した。「小犬がじゃれあってるような」と某氏が評した、素早い上になり下になってのポジション争い、技の返しあい。
 結構米山やるなあ、というのが率直な感想。夏樹や中西百重程は目立たないが、選手と親しい人から聞いた所では、「米山は動きが早くて付いていくのが大変」だそうだ。また、米山はこういうちょこまかした動きはやれば出来るだろうとは思ってはいた。ただ、米山が狙っているのはJWPの無差別で、当面の敵は春山であり日向でありLeonであり倉垣だ。自然スピードや見せる為の小技より、強さに重点を置くはず。
 ・・・とは言ってもスピードと小技なら夏樹も凄いものがあるのは事実なので、少々不安ではあったが全くひけは取らない。
 やはり終盤、名称は違うが同型の「米-ZOU(たいようちゃん☆ボム)」の争いになってきた。夏樹、先に自分から後ろに素早く回って丸める切り返しを見せたが、米山も逆に前に落す返し技披露。先にモロに決まった方が勝ちそうだな、と思ったが、やはりソバット、トラースキック合戦で勝った米山が勢いで一気に。

 ・・・一応の決着は付いたが、多分誰もが試合のハイレベルさは認めつつ、フィニッシュシーンに関しては物足りなさを感じたのではないか。勿論、自分もそうだ。この2人ならもっと凄い試合が出来たのでは、と。
 米山は先のキネマでの対Leon戦で、ほとんど潰しあいの様な凄い試合をやっている。正直自分もああいう試合を期待したが、これが米山の「ハイスピード選手権考」なのか。ハイスピードだけを競っても、こういうものです、と。
 夏樹は無言で引き上げ、米山は一応うれしそうにベルトを持ってやはり無言で引き上げた。

[<NWA&NEO認定2冠戦>〇田村(エルボー連打→マウントクック<横に回してのアラバマスラム>)高橋]
 「今も、もし全女があったら・・・女子プロ最大の決戦!」とかいうアオリビデオ。こらこら、まだ現女子プロ界、トップの一角には春山大先生がいるぞ、とも思うが、まあ確かにこのカードは今の女子プロの最大決戦ぽくはあるね。
 試合は、文句なく現トップクラスのメーンエベンターの一戦なだけに、危なげなく手堅くまとめたという感じ。バックドロップ(田村はリバース・Wリストアームソルトだが、形は実質、相手の両手を取ったバックドロップ)合戦など見応えがあった。
 ただ、やはり手堅過ぎて贅沢を言えば、もう一つ驚きも欲しかったなあと。ここまで負傷絡みの不完全燃焼試合もあったから慎重になったのかも知れない。


「後記」
 
松尾君の勝利者インタビュー、
「奈苗からベルトを取ったぞー! これで胸を張ってチャンピオンと言える!」
「次の防衛戦の相手は?」。(「松尾!」という声多数 ^^;)
「考えている相手はいる・・・それより、これからの事だ」
 
と、来年早々の後楽園、それに3回目の川崎体育館大会もビデオで発表。
「このベルトは田村様が防衛し続ける! これは正式決定だ!
 今、田村様が決めた! ケッテ〜!!」


 前回の後楽園は南後方など空きが目立ち、NEOにしては惨敗という感じがした(毎回満員のNEOにしては、ね)が、今回はカードも張り込み、連休初日の日取りの良さもあってか満員。
 ただ、試合は少し苦しいなあ、と。最近全く板橋とか足を運ばないので、細かい状況はわからないが、いつまでもパッションレッドにアマンドラでもないだろう。今回、PRは華名が格下の栗原と引き分け、高橋、夏樹は2人とも王座転落。アマンドラは勝ったが後半戦の最初の試合で、しかも明らかに真琴を軸にした試合だった。
 いつまでもゲストにおいしい所ばかりはやれないのだが、しかし本隊がおいしい所を取れたか、また打って出るだけのものがあるかというと、これまた苦しい。
 新人が負傷続きで、野崎など「週プロ」のグラビアに合わせての復帰が裏目に出たなと。松尾、元気の引退がジワジワ響いてもいる。
 何だかんだ言って魅力のない団体は確実に客が減る訳で、今日の入りを見てもまだまだNEOには信頼や期待という財産はある。
 「容赦なき攻撃性」、既に来年の目玉興行も発表されたが、その場限りの打ち上げ花火ではないNEOの展開に期待したい。




「」日at板橋グリーンホー

 −さらば、浅野レフリー!


 某謎の入金が連休あけになるんで、女子プロ祭は一つも行けない予定だったが、暇つぶしに打った「エヴァ・最後のシ者」が吹いてくれたんで、急遽最後のPRだけは、99%もう無理だけど行くだけ行ってみる事にした。
 普通に当日券売ってたんで驚き。更に入りも身動きが取れないという程ではないんで、PR人気も落ち付いてきたかと思ったら・・・あはは、あっしの勘違い。NEOだったのね。なぜか昼がNEOで夜がPRと思い込んでた。ま、久しぶりの板橋NEOもいいか。
 ちなみに今年になってNEOの板橋や小会場にまるで足を運ばなくなったが、単に諸事情あってサイフが苦しいのと、NEOを見限ったとかではなく、逆。むしろNEOはまあ多分絶対にハズサないから。毎回、パツレーにアマンドラにアイス勢が出入りしてて、余程まずい事しない限りハズスわけないじゃん。むしろ、JWPの方が毎度同じメンツで中島がいなくなったり危ないんだけど、屈折したファンとしては安心商品より危ない商品に引かれるものなのだ。

[〇勇気(STF)石原]
 勇気強い! この一言。知らない人に見た目だけで誰が強そうですかと聞けば、今の若手では松本ザウルスか勇気が一番強そうだが、石原を相手にすると形になった。
 石原が極端に非力とも思わないし、勇気も意地悪く潰しに出た訳でもないが、キック、ストンピング、関節やポジション取り、すべてにおいて格段に力強い。
 まあ、キャリアの差があるから圧勝は当然だが、やはり今の若手ではこの力強さは注目すべきものがあると思った。
 石原ちゃんはデビューしたばかりだし、まだ地力を付けて技1つ1つを丁寧に、と。
 ・・・しかし、ほんと新人は基礎体力何だよねー。ここで後コンマ0.5秒素早く立ち上がってドロップキックを入れたら受けるのに、もうちょっと力強くエルボー入れたら・・・という場面が何度かあった。

[〇松本ザウルス(バックドロップ)ニラ]
 久々登場のニラさん。復帰したのは知ってたけど、まだやってたのかと ^^;)。目のメイクは遠藤みちろう(スターリン)みたい。声とか大槻ケンジみたいだし、ロックな人だなあ。
 試合はまあそういうものですけど、急に「あっ、お腹の子が!」とか、何かもういよいよプロレスというより、アドリブでコントやってるみたい。

[石野・×牧場(ラリアット)木村・○江本]
 実は良く覚えてないが、石野奮闘しつつ、やはり「地元」の牧場をフューチャーした様な・・・。

[〇田村(ローリング・セントーン)藤本]
 田村様の格下相手の試合を知ってる人なら、予想通りの展開ではあった。例によってのイジメプロレスである。しかし、久しぶりに見ると面白いなー ^^;)。大体田村様は後楽園ではそれなりの相手としか試合しないから、このイジメ芸は板橋や小会場でしか見られません!
 つっかさんの反撃も中々。田村さんと試合するといい試合になるから得だなー ^^;)。
 試合後は良く頑張ったね、とハグ。いくら何でもつっかさんにこの手の試合は酷かな、と思ったけど、映画で気心知れてるから出来たのね。

[京子・×植松・阿部(テキサスクローバーホールド)三田・タニー・○宮崎]
 グレース浅野さんの引退記念試合。Jd'絡みで縁のある阿部ちゃんも特別参戦。うーん、始めてJd'を見た時も記憶に残ったし、2度目に見た時、横の知らないオヤジが「レフリーの方がキレイやな」と言ってて同感だった ^^;)。
 試合は、この顔ぶれ、ムードからわかる通り、浅野さんを前に出したコミカルマッチ。コーナー連弾攻撃に参加したりダイブしたり、多分ルチャの定番だろうレスラーにスローされつつコルパタで投げたり大活躍でした。

 試合後、各選手や関係者、一輪の花を持って挨拶。他団体からは栗原、WAVE代表で渋谷も参加、NEO OBでは松尾君と仲村由佳! 石橋、練習を見て下さって・・・と大泣き。
浅野「Jd'が解散して、レフリーも引退かなと思っていたら、真っ先にお声をかけていただいて・・・甲田さんには感謝しています
 ともかく、お疲れ様!


「後記」
 女子プロ祭最終日という事もあるけど、無事に満員。今年は後楽園以外NEOには足を運べなかったけど、PRもいないのにこれだけの出来なら安心と思えた興行でした。




「息吹」14日at新木場1st RING

・・・まあ


 まず、故未来選手に黙祷。あっしも全然忘れてないよ。
 入場式、挨拶は水波。
「エスイ選手とは前回対戦した時、怪我したので今回は・・・」

[〇石野(ミサイルキック→突進をキャッチし、エアプレンスピン→ブロックバスター)しもうま]MAX!(以下、大体んで略)
 これはもう手放しで素晴しい試合。新人の枠を逸脱した「凄い」という展開こそなかったが、両者の地力、基礎技術の習得具合は素晴しい。
 熱いぞしもうま! 一人前のレスラーとして敬意を込めて呼び捨てだ! 負けずに熱いぞ石野!
 気合いだけではない。逆エビを脚力で返したのに、更にヘッドスプリングで戻すセンス。石野の得意技のエアプレンスピンを巡る二転三転の切り返し合いも良かった。
 全くしもうまさんが人妻で専業レスラーでないのは惜しい。人生経験を積んだ人だから、こうも短期間で片手間でプロレスを習得出来たのもわかるのだが、若いだけのほかの奴は何してる、という気がする。
 石野もいい。この前Jで見て良かった悲恋が早くもかすむ程の成長だ。やはり仙台女子は凄い。

[〇エスイ(カウンターニーリフト→ノド輪落し)水波]
 こちらも熱いが、第1試合が気合い:技術=6:4なら、これは4:6という所か。流石にキャリアのある水波の試合は前半のグラウンドなど技能が目立った。一見地味だが、アクロバティックでもなく、両者緻密に正確に切り返しあう。女子プロで有りがちな、胴絞め→回して足バタバタ→脱出といった定番のフローはなかった。
 スタンドの打撃戦、ぶつかり合いはやはり水波が「引っぱっている」感はあった。まあ、その位はアリ、だろう。
 顔を紅潮させゼイゼイ気味のエスイさんも頑張る。これで凹む様な奴など相手にするまでもないという所か。水波の勝ちかと思ったが、エスイさん、大技の威力で。エスイのパワーをかなり引き出したのは偉い。負けて悔いなし、という所か。ノド輪を送り襟絞めみたいに返したのはファインプレー。

[Leon・×大畠(後頭部ラリアット→唸れ豪腕)〇中川・植松]
 タッグ、それにベテランの植松さん、Leonが入って、正直前の2試合の迫力、緊張感は薄れた。植松さんはまあこういうもんだし、Leonもここで本気を出す様な人でもないし・・・。
 Leonと「息吹」と言えば、バンビのベストマッチじゃないかと思った様な凄い試合をやってるし、横浜赤レンガのチェリー戦も自分が見た中でチェリーさんのベストマッチという程の出来だったんだけどね。
 大畠ちゃんも中川もLeonとはシングルでやった方がいいと思う。


 休憩。
 来た時、既に指定席売切れ、立見のみだった。最近では珍しいと思うが、何で急に今回だけ売れたのか。風香も出ないのに(爆)。
 試合前に恒例のアマレスエキシビジョン。そーいや成国さんもいたなあ。
[△松本ザウルス(木村、カウンターのビッグブーツ→フェースロックでタイムアップ)△木村]
 さーあ、シビアな所です。ヨシダマさんを破り、「息吹」トップの座を江本と分けあう木村さんの前に、心境著しい松本ザウルスが遂に立ちはだかります。世代交代なるか!?
 前半のグラウンド、打撃戦が良かった。グラウンドも強い木村だが、松本ザウルスもグラウンドは出来る。懸命についていくのをカミツキやヘアで意地悪く突き放す ^^;)。何というか、マラソンで必死で優勝候補のベテランについていくのを、近づいてきたら進路妨害したり、足引っかけたりする感じ。この位の老獪さはなければ。
 この展開をずっと見たかった。松本が意地悪いベテランの壁にへこたれるのか、怪獣パワーでここを突破するのか。
 試合が場外に雪崩込み、そそくさとセコンドの中川、植松が机をセッティングする。あーあ、またか、と一挙に集中力が落ちる。
 机は使われそうで中々使われない。終盤、机上の松本の切り返しで木村さんがパワーボムを食らう。
 何度か大日本のデスマッチも見たが、確実に痛く傷つくのはガラスや有刺鉄線や画鋲だが、使いづらいのは机や脚立だと思う。
 リングの上は足場が不安定だし、場外でも不安定だし乗れば動きづらい。FMWをずっと見ていたが、平然と効果的に使っていた金村は机に関してはスペシャリストだったなあと思う。

 試合は、松本、秘策のSTFを出せば、木村さんも卍固め、更にボキかな、GAMIやTAKAも使うグラウンドでのフェースロックも出したが一進一退の末タイムアップ。
 試合後、11月に後楽園を控えている事もあり、「この決着は後楽園で」というマイクも予想したが両者無言で退場。前半などやや木村リードか、とも思ったがトータルでは特に両者優劣は付けられない。
 あ、前半木村さん、最近では珍しいフライングクロスチョップを使用。昔、未来とよくやってたんだよね。

[栗原・×渋谷(トラースキック→たいようちゃん☆ボム)Ray・〇夏樹]
 ・・・個人的に今日のワーストマッチ。あくまであっしの感想。人によっては今日一番良かった、と言うかも知れぬ。知らね。
 特に悪い所、見苦しいミス、極端に足を引っぱる奴もいなかったのにどこが良くなかったのか。
 試合後の夏樹のマイク「このハイスピードの輪を広げていきたいです」というアンポンタンなマイクがすべて。
 なぜ、みんなおとなしく「ハイスピード」とかいう不毛なチャラチャラプロレスについていく。
 これはもうあれだ。ロックバンドで「マイケルシェンカーグループ」とか「ジェフベックバンド」とか、スタープレーヤーの名前をそのまま使ったワンマンバンドがあるがあれに近い。夏樹バンドである。
 ハイスピードで空中殺法クリンクリンなら、夏樹が一番おいしいに決まってるのに、皆唯々諾々とそのノリについていくだけ。
 プロレスは戦いではないか。少なくとも、建て前、見た目だけでもそうあって欲しい。チョップ合戦をやろうが何をやろうがそうは思えなかった。
 前の試合の[松本vs木村]は机の投入で却って緊張感が薄れ、アイテムの使い方もまだ消化不良だ。しかし、あそこには自分のスタイルを貫く木村の意思と、受けて立ちながらも自分のパワーファイトも押し通す松本のスタイルの戦いがあった。

 ・・・渋谷は相変わらず、まあ今出来る範囲で「こなした」感じ。Rayもまあいい。亀戸で見た時より夏樹が伸び伸びやってた分、Rayも遠慮せず伸び伸びという感じ。チョップは珍しく全部いい音がした。しかし・・・。
 栗原は言ってしまえば、個人的には終了フラグが立った。早急に引退するとかではないが、こういう試合をやってて何が残るんだろう。また、OzやWAVEでスポットライトが当る試合を組んでもらえるかも知れない。しかし、自分の求める様な熱い試合や驚きはもうずっと見られない気さえする。


「後記」
 最初の2試合が「息吹」らしい好試合で期待したが、試合が進むに連れて平熱に戻ってしまった。
 JWPも慢性的に抱えている問題だが、新人が上がっていく過程が一番面白いのに対し、プロレスに慣れスタイルが固まった選手が更に客を熱狂させる試合をするのが一番難しい。
 「息吹」はその面白さをうまくすくいとった興行だ。毎回言っている事だが、ここからどう展開するのか。「息吹」と選手に期待したい。




「Autumn Star/第1戦6日atキネマ倶楽部


−「“バリバリ激熱”の米山がベルトを取るぞー!!」


 入って煙草吸ってたら、髪を後ろに束ねた子がロープチェック。膝にサポーターしてたんで一瞬ピンキーかと思ったが練習生の黒川さん。うむ、胸はあるな。君は女子プロに一番必要なものを持っている(爆)。
 ピンキーは喘息の治療で無期休養との事。

[〇阿部(ラ・マヒストラルの応酬→ビクトリーAクラッチ)悲恋大先生]
 前半、勢い良く突っかかる悲恋を阿部ちゃん、軽くいなして・・・というパターン。
 終盤の悲恋の粘りとスパートがいい。明らかに狙ってよく考えられていた。

[KAZUKI(雪崩式パワーボム→ダイビングプレス→エルボードロップ→バルキリースプラッシュ)〇さくら](以下、大体全部ので略)
 率直に言えばレスラーとしてのさくらは個人的にはここ数年ほとんど面白くない(爆)。どうしても我闘やアイスの主催者としての顔が目立って、試合より試合後のマイクや展開に興味が引かれるし、実際それ程の試合はしてないと思うのだ。
 特にJWPでは米山とのタッグが主なせいもあるが、真琴や希月やちぃを上げる為にだけ試合している気もする。
 しかし、この試合は予想以上に面白かった。さくらは余り新木場系と縁がなくKAZUKIともシングルは多分初めてだと思うが、流石にかつてフリー1のウレッコだった対応力を見せたというか。
 特に凄いというシーンもなかったが、まるで同じ団体でずっと延々抗争でもしてたかの様にかみ合い、果てしない技のラリーを見せた。
 いや、NEOでの田村戦や高橋戦も重過ぎるテーマを背負ってるから物足りないんで、本来ノータイトルノーテーマのこういう何気ない試合でこそ、さくらの技量は光るというか。
 あ、一見鈍重そうだけどKAZUKIさんの決めどころのスピードも中々。全然期待してなかったけど拾い物の一戦でした。

[紫雷イオ・〇蹴射斗・春山大先生(バックドロップ→カカト落し→胴絞めスリーパー)輝・ボリショイ・×牧場]
 一番目立ったのはやっぱりイオかなー。これがゼニの取れるプロレスです、という感じの華麗なムーブを見せる。ボリショイと共通の持ち技である619(ブーメランキック)の応酬は見事。
 復帰戦となる春山は特にどうという事もなく、まあいつも通り。ただ、欠場していたせいか、大黒柱のお帰りという貫祿、華も感じた。
 他のメンバーもまあいつも通り。牧場、やっぱりこのメンバーでは技の単調さ、動きの小ささ、総じて地力のなさを感じる。

 しかし、試合後、牧場、蹴射斗に突っかかり、セコンドのさくら煽る。あ、角度が・・・


 休憩。
 余り入りは良くない。今日は中々の女子プロ興行ラッシュ。WAVEは前夜から24時間プロレス、北千住では「女王バチ」(行きたかった)、午後からはOzアカもある。実は今日は1週間後にやる予定が繰り上がったのだが、午後にプロレスも入ってないしキネマの都合とかやんどころない事情でこうなったんだろうか。女子プロファンが浮き足立ってる所を狙ったんだろうか。

 板橋秋の女子プロ祭の告知。とは言ってもリングにはポリショイとさくらさんだけ。
「えー、まずWAVEさんは『24時間プロレス』というバカげた事をやってて来られませんが(爆)『ヤングおーおー』をやるそうです。
 とは言っても、今決まっているのは私やGAMIの
昔ヤングだった人の6人タッグのみ。続いてアイスは・・・」
さくら「まだ何も決まってません!
(爆)

 ・・・だけど、みんな、JWPみたいな、こんな何百人も入る会場で試合したいんですよ! さっき牧場みのりちゃんは負けましたけど、終りは始まり! ねえ、皆さん、[蹴射斗vs牧場みのり]見たくないですかー!?」当然拍手。
ボリショイ「・・・うまいなー
w。じゃあ、JWPで[蹴射斗vs牧場]決定と。
 後、[三田・春山・ボリショイvs倉垣・日向・米山]も決まりました。JWPがヨチヨチ歩きだった頃、三田さんに参戦してもらって助けてもらったんで・・・。

 後、
『仮面武道会』! 既報の選手に加えて、日向の化身、クイーン・ボリショイ、更に天空仮面ラピュタ、中国からボリエモン、ボリミちゃんの参戦も決まりました! 日向がイラストも描いてくれました」
「ドラエモン、ドラミちゃんじゃないですか」
「鼻が違うでしょ!

・・・パッションレッドは決定カードは
[華名vs井上貴子]。高橋奈苗からメッセージが。
『日向さん。私はパッションレッドを6人タッグならどこにも負けないチームに鍛え上げました。
JWPも6人タッグなら自信があると思うので是非挑戦してきて下さい』」
阿部「もー! どいつもこいつも日向、日向! WANTEDというタッグチームもいるんですから!」
「わかったわかった。えー、NEOは甲田社長、お誕生日おめでとうございます、と言って電話で聞いたんですが、キレ気味で『今、後楽園で頭が一杯何です!』との事でした。いや、甲田さんの事ですから何か考えてますよ」
[〇日向(横入り式エビ固め)倉垣]
 試合後の座り込んでの長いハグと倉垣の涙目のせいか、凄くウェットな試合という気がした。これがなければ、逆に淡々とした、勿論十分以上にハードでテクニカルないつものJWPの試合ではあったが、この両者にしてはどこかおとなしい試合という気もしただろう。考えてみれば同期だった。
 十分に互いのプロレスを味わい、最後はラストランというテーマを持った日向が技巧で勝った。

日向「・・・倉垣、ありがとう。倉垣とは最後のシングルだけど、ハルクラとはもう1回やりたいと思う。

 後楽園は最後のライバル対決、
田村欣子に勝って決着を付けたいと思います。快く受けてくれた事に感謝します。

 高橋からの申し出は勿論受けます! JWPの力を見せつけます!」

[〇米山(ニーリフト→米-ZOU)Leon]
 今考えられるJrの極限の試合というべきか。イオや大畠が最近頑張っているが、このレベルの試合が出来るかどうか。
 テクニック全開の上での潰しあいだ。NEOファンには[田村vs元気]の壮絶な闘い、あれをいくらか軽くして、その分スピードアップしたものを想像すればいい。
 やはり、技やテクニックより、カウンター技の強烈さ、大技スカシあいの大ダメージの為の「うめき声」が見終った後、残る。
 米山とLeonではいくらかLeonがスピードでもパワーでも上回る印象があるが、こういう極限的な試合でわずかな数値的な差など意味はない。最大最後のチャンスに向けての米山の執念が上回った。

 この日、裏の北千住では「女王バチ」もあったが、あれを意識していたのかな、ともふと思った。単純にケンカみたいなバチバチの殴り合い、蹴り合いが見たい人にはあれは絶対お勧めだ。正直、カード次第ではあっちに行ったかも知れない。
 ただあれが最高の女子プロレスかと言えば多分違う。プロレスのハードヒットという側面を強調しただけで、アクション映画のアクションシーンだけを編集した様な・・・。
 Leonが1度観戦していて、blogで「女王バチをどう思いますか」と質問したが、今日に至るまで無視されている。答えられない失礼な質問だったかも知れない。ただ、この試合は結果として何よりも雄弁な回答になっていた。
 プロレスは女王バチに象徴される様なハードヒットだけではない、より幅広いスペクタクルなプロスポーツであり、私達はそういうものを目指します、と。


[後記]
「勝ったぞー! これで次期挑戦者と正式に決まったー!」
Leon「ヨネ、やっぱりお前に負けるのが一番悔しい。私はずっと無差別のベルトを狙っている。ベルトを取ったら最初の挑戦者は私にして欲しい」
「OK! OK! 最高のライバルから励ましの言葉ももらった! “バリバリ”春山!」
春山「米山! 勢いだけじゃこのベルトは取れないんだよ! そんな軽い気持ちのお前には負けない! なめんなよ!」
「勢いに勝るものはないんだよ!」


 入りは少々淋しく160人位。ただ、内容は悪くなかった。後楽園、[春山vs米山]も内容は見る前から鉄板と言い切れるが、カード的にはこれだけでは厳しいと思ってたら[日向vs田村]も持ってきたか。




「不思議の国のアイス」8・23at後楽園ホール

−地上最強(最弱?)の「裏全女」軍団浮上!



 5分前に入り口前に着くとまだ予約引替え中、石井美紀さんもいた。何とか入るとデカいリボンを付けた選手入場式の途中。とにかく、市井舞の試合だけは見なければ。

[〇真琴・聖菜(回転エビ)×市井舞大先生・都宮ちぃ]
 あっし含め数人の熱い声援を受けて、舞ころ大先生、堂々のアイス、プロレス復帰! ほんと、これが最後だよ。もう「次」はないよ。ハズスなよ。
 ト、外野の期待や不安をよそに流石強心臓の大先生、難無く自然にずっとアイスにいるかの様に普通に試合に溶け込んでいた。ちぃとは完全にすれ違いだし真琴ともすれ違いか初顔合わせじゃないだろうか。しかし、ほんとハイキックも程良く加減され、ちぃとのコンビネーションもばっちり。元々こいつ、ウマイんだよな。
 一つ不安だった目の負傷も余り感じず。終盤の彗星キックは低空で相手がよけずとも目測が狂ってた気がするがおかしな所はこの位か。
 時間切れかと思ったが、最後は真琴が丸めて。舞が真琴に負けるというのも何だが、ま、出戻りですしぃー、真琴さんも今日のセミで、売り出し中のルーキーですシィー、と無理やり納得させる。
(後記、その後ハム子、牧場、しもうまと4連敗。おい!)

[〇牧場(みのリッチ<飛び込みジャックナイフ>)石野]
 ・・・うーん。牧場は、非力というか、元々小学生プロレスだっただけに体が出来ていないアイス勢の中で、その体型や柔道経験から多少は評価されている。だが、それもアイス内では見られる、という事じゃないだろうか。
 この試合を見て前にNEOかどこかで見た不満がはっきりした。丸々した体型はともかく(これはむしろ〇)、動きが小さい。体当りも思い切り走り回って全力でぶつからなきゃダメだ。すぐ組み付いて払い腰→腕ひしぎとか多い。
 石野と比べたらはっきりする。同じ柔道出身だが、流石仙女というべきかリングをフルに走り回って、ダイナミックに動き観客を飽きさせない。これは、アイスボックスや小会場を主戦場とするアイスとホールクラスの大会場が主な団体環境のせいかも知れないが。
 ともかく、勝ったのは牧場だが、自分は2ランク位石野が上だと思った。

[ラム会長・〇宮本裕向(ムーンサルト)りほ・×佐藤悠己]
 またこういうカードだとインディーオタが盛り上がる ^^;)。宮本君は流石アイス後楽園でも大人気。
 まあ、大体予想通りだったが(ラム会長嘘泣き)、思ったより会長とりほの出番はなかったね。
 試合後、ラム会長、今年引退するのでちびっこレスラーの魂を伝える為にりほに666参戦要請と。

[〇志田・長野美香・風香(回転エビ)×しもうま・ハム子・赤城はるな]
 長野美香というのは良くわからないが、総合系から突如アイスでプロレスを始めるらしい。志田も総合参戦の話は聞いている。この人、凄くアスリートっぽいムードがあるんだよね。で、急遽風香を入れて格闘美女軍団と。
 対するは「雑草ガールズ」 ^^;)と。露骨というか、まあそうだなあというか。
 試合は当然というか、やっぱりしもうまさんが抜群にいい。間違いなく10代とかで女子プロ入りしてたら、どこの団体でも重宝されただろう。風貌といい春山大先生を連想するな。春山大先生が女子プロ入りしたしもうまさんのもう1つのあり方なのか、しもうまさんが女子プロ入りしなかった春山大先生のもう一つのあり方なのか。
 よくわからんが、「美女軍団」の方はやはり半素人の中では風香が抜群にいい。
 まあ試合全体は・・・そういうものです(どういうものよ)。

[〇松本ザウルス(逆エビ)藤野恵美大先生]
 まーたソーゴーか。何で急にシュート系の人が集まってきたのかわからない。単に今回の後楽園進出のきっかけのスポンサー筋という気もするが。
 とにかく、この藤野さん、ルックスまあまあgoo。試合前からシャドーにキックにやる気満々。これは松本ザウルス初の格闘技戦か? という期待もあったが・・・。
 藤野さん、本番になるとどこまでやっていいのか、思いきりぎこちない上に「プロレスの格闘技戦」の一番のネック何だけど、顔面パンチをしない。昔(今でもそうかな)、新宿鮫(元キックボクサー)がFMWにいた頃、張り手の様なグラブで引っぱたく感じの不思議なパンチを出していたな(マウスピースをしたボクサー同士なら非シュートでも思いきり殴り合えるけど、普通のレスラーを殴ると歯が折れるそうだ)。
 それならそれで事前に顔面パンチは禁止、というルールにしたらどうだろう(で、終盤1発か2発位「入れる」とか)。これで、緊張感や興味が大分そがれる。
 試合は当然、藤野さんが打撃がかなり封じられ、組み付きありなら松本ザウルス有利、流石に普通のプロレスよりはてこずったけど、結果的にはウェイトで難無く仕留めました。松本ザウルスなら本格的な異種格闘技戦も見たいな。

[植松・〇ビッグフットwithハルミヤコ(2人チョークスラム)×安藤あいか・×松本都・デスワーム(♀)with浅野社長]
 ソーゴーから一挙にIWAワールドが入ってきましたよ。ビッグフットというのは猿人のあれで、デスワームは何か気持ちわりー虫の着ぐるみ。何だか良くわからんがIジャとの絡みでデスワーム(♀)(カッコメスと発音)がモンスター軍団を裏切って安藤、松本と組んだと。

ハルミヤコ「デスワーム(♀)! お前何か明太子にしてやるわ! メンタイコよ!」、このヒステリックさでキャラも想像して下さい。
 「植松! 頼むから試合にしてくれ!」という声も飛ぶ。ビッグフットはまだ元が類人猿系だから動けるが、デスワーム(♀)の方はかなり動きづらそうな・・・。
 また、松本都は元グラビアアイドルで安藤あいかもアイドル系らしいが、「自称アイスリボンのエース」らしい。得意技の前に意味もなくクルクル回って技に入る。
 ・・・まあ、そういう試合で(どういう試合だ)、ビッグフットの獣人パワーの前に「(自称)美女軍団」、青息吐息だが、反撃の糸口はビキニの松本がセクシーポーズをとると、元が人間と同じビッグフット、メロメロと。何だかなー ^^;)。

植松「試合になったでしょうか?」


 休憩。あらら、予想ハズレ。結構な入りです。個人的には市井舞ころが最大興味でその試合は淡泊だったが、まあ色々出て来て面白い。
 市井に関しては、とにかく「息吹」以後の新人で最も破天荒な期待をかきたてられる存在といっておこう。勿論完成度という点では、木村さんや松本ザウルスにはとても及ばないが、途方もなく狂った面白い事をやってくれそうなのだ。
 動員に関しては8分目位の入りじゃないかと読んだ。ベストは2、3年前、我闘時代かな。小学生レスラーがメインだった頃。あの頃なら、どんなもんだろうという興味で動員も期待出来れば、パーッと火が付く可能性もあったと思う。
 しかし、アイスに行かないので知らなかったが、むしろ今のタイミングの方がベストだろう。小学生レスラー以外にもアイドル系、総合系とキャラが多く楽しめる。
[米山・〇イオ(ムーンサルト)×藤本・夏樹]
 これもちょっと得したカード。最近アイスに米山が参戦し、PRと絡んでいるというのは知ってたが見る機会がなかった。
 更に久しぶりのイオも楽しみだったが、純正アイスファンにはつっか(藤本)の復帰がキモらしい。怪我で長期欠場の予定だったが、回復が順調で医師に相談した所、念願の後楽園出場にGOサインが出たそうだ。
 さて、試合は・・・まずイオの華やかさが目立った。試合じゃなく(爆、いや試合もいいが)、ショートを真ん中から分けての白と黒のツートーンのカラーリングとかTatuの制服風のリングコスとか、このオシャレセンスいいなあ。姉がデザイナーというのもうなずける。試合はまあ普通でした。
 ついで注目の米山と夏樹の絡みは、予想通りというか予想以上にちょこまかというか ^^;)。米山はこんなにただちょこまか動くだけの選手じゃないんだがなあとかも思った。
 で、今日のキモたるつっかさんですね。うーん、病み上がりだし(アイスだし 爆)とも思うが、やはりコルパタ系のほとんど戦いを感じさせない飛び技をいくつか披露。Ray PART2になるか、夏樹(またはイオ)路線に進むか、乞御期待(爆)。

[<ICE×60選手権>〇真琴(ライジングスタースープレックス<変形フィッシャーマンズスープレックス>)市来]
 これは見たかったカード。アイスが北沢でやった時とかもこのカードだけ見たかった。
 市来さんがアイスに上がる事自体、ちょっとした事件だし、真琴と絡むとは。試合前の煽りビデオでも、市来さんやはり憎々しく悪の女王然としている。

 で、実際の試合は更に素晴し杉。どう見ても真琴さんの方が強そう何ですけど(爆)。まず真琴の方がスラリと長身だし、得意技が同じヤクザキック(真琴は名称「無気力キック」)というのもまずい。市来さんの倒れ方のうまさもあるんだろうが、あれは長身だったり体の大きい方が力任せに蹴倒す技だ。真琴の方が説得力がある。
 真琴も昔の激弱キャラだった頃ならともかく、普通に技を出せる今なら市来さんに押される方が不自然。
 市来が、しいて「らしさ」を出したのは倒れ込んだ時、後頭部を蹴ったくった時位か。まあ、前半はそれっぽく憎々しい「悪のベテラン」していたが、技も多くないし単調な展開に段々飽きてきちゃった。
 まあ、何となくそろそろ真琴が勝つんだろうなというムードの中、盛り上がりに欠けるまま終りました。

真琴「このベルト絶対取り返したかったです! デザインを作り直したいので・・・」
市来「・・・腕が折れてるみたいです。真琴、おめでとう」

[〇高橋(ナナラッカ)さくら]
 ・・・ここまで色々珍しい選手が沢山出てくるんで興味深く見ていたが、ここで力尽きて爆睡 ^^;)。頑張って場外乱闘までは見たが。


「後記」
 さくら、無期欠場に入る希月を上げて「がんばれ」を歌う。参加全選手会場をハイタッチで走り回る(風香タンとザウルスが来たモナー( ´∀`)。
 文句なく入りは満員。面白いか面白くなかったか。面白かったです! アンケートでも取れば百人が百人面白い、と言うんじゃないかという程でした。ただ、あっし的にこれが最高かというと、うーん、という所。
 何がどう面白かったのか。個性豊かな選手がゾロゾロ面白いテーマやカードを与えられて登場するバラエティの面白さ。もろに言えばNEO後楽園のノリ何ですよね。NEOでのアイスの試合も大体面白いですが、あれが延々3時間続いたと思えばいいです。
 しかし、冷静に振り返ると案外それ程凄い、という程の試合はなかったりして ^^;)。特に悪い試合はなかったですが、カードからの期待や選手のキャラクターが大きく、試合自体は期待を上回る様なものはない気がしました。
 とにかく観客を入れ、楽しませるプロデューサーとしてのさくらさんは今日は満点以上でした。

 しかし、ここからあっしや普通に熱い試合で感動したいプロレスファンを満足させる選手や試合が出るかといえば少し疑問です。
 例えば真琴選手。前からほんとはデキルんじゃないか、という声はありましたが、真琴こそ「裏栗原あゆみ」と言えるアイドル性も高い正統派プロレスラーになれる素材です。無気力レスラーといったキャラクター付けは(登校拒否や対人恐怖症といったキャリアが事実だとしても)、まっとうに売り出した栗原より注目を集めさせ、まともに売り出すより面白い試合をいくつも残したとはいえ、ある意味遠回りだったとも言えるのです。
 今から正統派レスラーとして売り出すとして、アイスで熱戦をさせる土壌があるでしょうか。うーん、真琴選手は今、アイスでさくらを除けば人気実力とも一番上にいる選手で可能かも知れませんが、それに続きそうな志田、藤本、または市井は?
 アイスの方法論(育成論)はエンターティメント性を明示した今のプロレスのトレンドと人材不足の女子プロ界という状況をうまくミックスさせたものです。一元的な正統派レスラーを作るより、オーバープロデュース気味でも、選手の個性に合わせたキャラクター付けで楽しませると。
 最強、エース、メインエベンターの座をめざして熾烈な生存競争をさせた全女のやり方の対局をなすものでしょう。しかし、全女がその過酷さから幾多の名選手、名勝負を作り出したのも事実です。また、その過酷で一元的な競争原理から多数の優秀な素材を潰したのも。
 未来はわかりません。余りにも会場がなまぬるい・・・個人的には違和感のあるハッピーエンドムードに包まれただけにネガティブな言葉を重ねてしまいましたが、この楽しい混沌としたムードからスレた女子プロファンも認める程の名選手、名勝負が生まれるかも知れません。
 とって付けたようですが、とりあえずは楽しさ抜群の新興団体の後楽園初進出の成功を祝って推奨団体に格上げ!




・遅くなりましたが、先週の「息吹」亀戸ですね。特に良くも悪くもなくあんまり特筆する様な事はなかったです。
 第1試合の[〇木村vsエスイ]さんもまあ普通。セミとメインにそれぞれ、Ray・夏樹、「3S」松本ザウルス・大畠と2組のタッグチームが出ました。
 少し良くないなあと思ったのはRay・夏樹組で、一応この2人らしいトリッキーな連携や同時プレイもあるのですが、夏樹がRayに合わせて奔放さが薄れた気がしました。3Sも特に凄い、という程のツープラトン攻撃とかはないのですが、ザウルスが余り遠慮せずシングルの場面では伸び伸びやってた分好印象でした。ただ、どっちにしてもタッグならではの科学変化みたいなのは今の所感じられないですね。
 興行トータルでは、「息吹」本興行もそうなのですが、メンバーの固定化、その割に新機軸もなく漠然と技術だけは上がるので、新鮮さが薄れている感がありました。




2日atキネマ倶楽部


−“バリバリ激熱”米山優勝!


<昼の部>
KAZUKI「今年も去年の様に、熱く感動的に優勝します」

[〇桜花(ブラディーEX)阿部]
[〇Leon(キャプチュードバスター)薮下]
 どちらも前半のグラウンドに力を入れた試合だが、後者が1枚も2枚も上手だった。
 桜花-阿部のグラウンドはこの試合だけ見ると特に悪くもなくスムーズに動いていたが、Leon-薮下の絡みと比べると、完全に「仮面ライダー」ショーのヨッ、ハッ! という動き。
 薮Leoは遥かにダイナミックに素早く必死に相手の手足やポジション取りに動いていた。無論シュートではないのだが、だからこそ、秒殺を恐れず素早く決める事だけに専念出来る訳だ。

[〇植松(外道クラッチ)蹴射斗]
[〇日向(みちドラ)佐藤]
 この辺から腹具合が悪くなってトイレに。サトアヤはやっぱり技の少なさが問題だと思うが。

[〇米山(米-ZOU)KAZUKI]
[〇倉垣(ラリアット)ポリショイ]
 腹具合治らず、もったいない事にほぼセミ、メイン見逃し。ただ結構湧いてました。


<夜の部>
[〇米山(変形ラ・マヒストラル)真琴大先生]
 アイスは元より最近NEOにも余り行ってないので良くわからないが、真琴、木村さんとの抗争とかやはり「普通のレスラー」化は進んでるみたい。
 それはそうとこの試合、地味に面白かった。予備知識がなければ、何て事ないスラリとした基礎技と長身を生かしたビッグブーツとWアームスープレックスがフィニッシュホールドのごく普通のレスラーである。しかし、何かが違う!
 先入観かも知れないがごくわずかなおどおどした挙動、目線、ひそかな違和感が面白かった。

[〇桜花(タイガースープレックス)及川]
 及川、JWPは3度目位の登場だろうか。やっと本領発揮のバチバチ試合。いや、バチバチするには相手の協力も不可欠で、付き合った桜花さんが偉いというべきか。ぶっちゃけ、及川にはほかに芸がないからね ^^;)。
 張り手やハイキックにビッグブーツの応酬に会場は、この日初の「ドッカーン!」という感じの盛り上がりを見せた。出来たら桜花さん、及川のバチバチを受けた上で、やっぱり桜花の方が上だなあ、という部分も見せて欲しかったが、とにかくお二方とも御苦労さん。

[△倉垣(タイムアップ)Leon/→〇倉垣(ラリアット)Leon]
 前の試合の熱気をそのままに、パワフルでうまい両者の試合。

[〇植松(みちドラを固めて)日向]
 マニア待望のカード。うーん、個人的には・・・。日向は強いストロングスタイルで、植松さんは勝ち負けにこだわらない、客を楽しませるのを第一義とするタイプだからねえ。

 この試合を待ち望んでいた人も、勝ち負けより面白さを望んでいたと思うが、トーナメントのせいか消化不良に終った様な・・・。

[〇米山(米-ZOU)倉垣]
 40秒!

[〇桜花(ビッグブーツ)植松]
 これも師弟対決、隠れ注目カードか。正直よくおぼえていない(爆)。ただ、投げ技の後一気にビッグブーツでやられた植松さん、頭を押さえてしんどそうだったが、日向戦でも少し頭を打った様なシーンがあった。お大事に。

[<バトルロイヤル>〇KAZUKI(巴投げから固める)阿部、他ボリショイ、薮下、蹴射斗、佐藤]
 オーバー・ザ・トップロープは失格ではないが、日向とLeonにムチ打たれるルール。サトアヤがボリショィにゴマをすったりしてもっていった。

[〇米山(米-ZOU)桜花]
 
まずまずの好試合。ただ、米山は取りこぼしさえなければ負ける恐れはなかった。観戦数の問題かも知れないが、米山の死闘は何度も見ているが桜花さんは「頑張った」「いい」試合はあっても、「凄い」という程の試合は見ていないのだ。

 決勝戦にふさわしい大技のラリーから最後は米山、狙い済まして。しかし、桜花さんも一進一退あるが、大分良くなった。
米山「トーナメント優勝者は何と言うでしょー?」と、春山の無差別ベルト次期挑戦者に名乗り。


「後記」
 明らかに少なかった昼の部は公式118人、夜の部は184人。そんなに差が付いたのか。個人的にはこういうのは1回戦が面白いと思うが、結果的には大衆は正しく(爆)、午後の部の方が格段に盛り上がった。真琴、及川当り新鮮な顔触れが良かったな。
 最大のトピックはやはり米山の無差別挑戦表明。多分実現するだろう、それも後楽園で。キネマや板橋ならともかく、後楽園という事は、本格頂上決戦だ。米山の力を認めつつも、「永遠の若手」みたいなイメージもあるので感慨深い。



「PURE-SLAM 2009」19日at後楽園ホールのか?


−最後の勝者


[後記]
 入りは7、800人ですかあ? 数えてません。NEOの満員千人とJのいつもの後楽園からの当てずっぽうです。ま、いつもよりは入ってたかなと。

 内容ですが、あっし的には微妙です。悪くはなかったです。いやむしろ、場内のムードは大盛り上がり。これまでのJWP後楽園で一番盛り上がったんじゃないかなという程でした。

 個人的にベストマッチは[○日向vs Leon]。愚直なスピアファイターに撤してきたLeonが遂に本気でテクニックを出してきた、という感じの凄い試合でした。
 第1試合のタイトルマッチはピンキーの足の怪我が残念。両者いい感じでここまできただけに是非とも再戦を。アマンドラ絡みの6人タッグは中々の好試合。ヘイリーさんがLLチックな乱闘マッチのいいセンスしてます。
 スーパーヒール植松さんは・・・植松さんのセンスを持ってしてもスーパーヒールは難しかったのね、と。しかし、現女子プロ界最高の仕事人植松さんのハズシ試合何てある意味プレミアですよ。
 セミは・・・良かったんじゃないでしょうか(うつらうつらだった何て言えないなあ)。
 そしてメイン。いつの間に春山はこんなに人気が出たんだ、と言う位異常な程のコール&声援を受けて、木村さんも椅子にチェーン、蛍光灯束まで持って来ましたよ。ハイライトはバルコニーダイブ・フットスタンプ。
 キーン☆ハンマー2発で決着がついた時はそれはもう凄い盛り上がりでしたが、あっしと館内の温度差も最高潮。違うんだよなあ。凶器とか乱入もいいけどもっとこうガチッとプロレスで白熱して盛り上がって欲しかったなあ、と。
 ともかく凄い春山コールで、大仁田超先生並のカリスマ化でした。試合後のマイクもほとんど席を立つ人いなかったですよ。

 ただ、一つ言えるのはボリショイセンセイのプロデュース手腕ですね。これはほぼ満点・・・うーん、あっしをイカせたら百点という事で、90点としましょうか。
 ゲスト選手の華やかさで見せるNEOとは対局のほぼいつもの、つまりキネマや板橋クラスのメンツで後楽園を盛り上げたのは見事でした。




「息吹」12日at新宿FACE

−女子プロの灯は消さない!


 入場式。ヨシダマさんがリングに上がり、前夜なくなった松永会長に捧げる1分間の黙祷。
 ちなみに、今日はいつもの水原さんが体調不良で欠場。全試合、急遽ヨシダマさんがリングアナをする事に。・・・まー、シロウトとしてはまずまずだったが、やはり途中カミカミだったりもした ^^;)。
 挨拶は松本ザウルス。「3周年迎えられたのも皆さんのおかげガオー! 今日は日向さんの心にも、皆さんの心にも残る熱い試合をするガオー!」

[○木村(巴投げ風に丸めてからの腕ひしぎ)石野]
 カードを見ただけで石野には荷が重いと思ったが、その通りの木村さんの完勝。スタンドでもグラウンドでも圧倒。石野の見せ場は得意のアルゼンチン位だが、これも腕を極められた。木村さん、アームバーや腕ひしぎに加え、卍固めも披露したが、vs春山大先生戦に向けての予行演習?

[○チサコ(ノド輪落しを逆さ押さえ込みに)エスイ](以下、全試合ので略)
 またまた「ころしや1ねんせい」チサコの試合が見られるのはうれしいが、相手は身長172cmのエスイさん。身長差23cm! どうなる事かと思ったが、ノープロブレム! それどころか、逆にチサコの同サイズや同格の相手をいたぶるだけではない、これだけの体格差の相手とも試合を成立させられる技術がよく見えた。
 手を高く上げて「届くかな」等とふざけた事をやるエスイの腹に前蹴りを入れてアソビ抜きの速攻。エスイも顔色が変って即やり返し、いつもの「プロレスッテ、ムズカシイネー」という感じの変な間がなくなっていた。アトミックドロップは相当効いた模様。

[RAY・△夏樹(水平に回してのイグチボムを決めたがタイムアップ)永島大先生・△中川]
 夜のFACEはOZでその絡みだと思うが、唐突に「息吹」初参戦の永島千佳世大先生。これが結構ジャストにかみあったりするからプロレスは面白い。何と言っても夏樹との絡みが最高。あんたがやってる事何か、あたしはとっくにGAEAで10年前からやってたという感じ。
 中川、試合の質を落したりはしないが、このメンバー、カードでは今一つ光れないのは残念。とにかくノンストップで息をもつかせぬ面白い試合でした。試合後、夏樹が永島に食ってかかったのは何だったんだろう。いいキャリアなのにまだどこか若手っぽい永島がやけに大人っぽく見えたな。

[○日向(カウンターエルボーの打ち合いを制す→ランニング後頭部ニーアタック→みちのくドライバー)松本ザウルス]
 ザウルス、オレンジを基調にした新コス。どっかの大先生とかぶってるぞー。威風堂々入場の日向。
 試合に関してはほぼ全く心配しなかった。いかに松本ザウルスが若手では突出したパワーを持っていても、日向は遥かに大きく強い相手と何度もやりあってきた歴戦の強者。手4つとか部分的に松本が勝っても、日向「ナメんじゃねー!」キーッ! という感じのあのヒステリックな攻めで松本の攻撃を潰す。日向攻略法の第1歩はまずあれになれないと駄目だ。昔、渋谷陽一がレッドツェッペリンとAC/DCはヒステリックな所が似ていると言ったが、日向ファンにはツェッペリンファンが多くないだろうか。関係ないか。
 危なかったのは中盤のワンシーン。ザウルスが多少カサにかかって攻撃した時、日向、ザウルスの顔面を膝でカチ上げ。ザウルス、「うぐぐ・・・効いたガオー」は当然だが、日向も自分の膝を押さえてうずくまる。この後しばいケンケン気味で動き、ロープワークも怪しかった。やはり膝は相当悪いのか。
 しかし、ここを過ぎると後はパワー封じの三角締め等も出、ロメロスペシャル、ローリングジャーマン、各種ニーアタックと一通りフルコース。いつもの強い日向の試合だった。

[<JWP Jr.&POP選手権>○大畠(シュバイン?→フィッシャーマンズバスター)紫雷イオ]
 JWPと連動してのJr2冠の連戦だが、前にエスイ、ピンキーも入れてのタッグを見た後、第1回か第2回のPOPトーナメントを見た人と「大丈夫かよお」と苦笑した。JWP Jrもあのキャンディー奥津から続く激闘揃いの由緒あるベルトだが、POPも第1回からワクワクして見てきた者としては思い入れがある。第1回は風香、市井舞、バンビ、栗原、渋谷、夏樹らが争い、第2回は松本ザウルス、浦井、中島、小林華子当りが争った(イオ、大畠も出ているが優勝戦にまでは望めなかった)。
 前述したJでのタッグは特におかしな試合でもなかったが、やはりタイトル戦の白熱とは程遠く、苦笑した訳だ。ベルトの価値も結局は試合がすべて。例え何百年続く由緒あるベルトでも、ダメな選手がダメな試合をすれば一挙にただの安っぽい小道具になり、板金屋で急遽作られた安物のベルトでも、白熱の試合をすれば至宝となる。

 前置きが長くなったがズバリ言おう。大畠、イオ、よくやった! JWP Jrの歴史はよく知らないが、少なくともPOPに関してはこれまでのコンテンダーの戦いと一歩もひけをとらない熱い激闘だった。
 デビュー時はチャラチャラした軽業だけだったイオが勝つ為に関節を決め、エルボー合戦では一歩も引かず、ストンピング、キャメルクラッチ、スリーパーでじっくり相手の心と体を崩しに出ている。
 大畠、相変わらず強くはない。いや強い。いくら攻められてもやられても、いささかも引かない、折れない心と体のタフネスで盛り返す。髪が乱れ、顔が紅潮してからが大畠の領域。いよいよ目が座って、エンジンがトップに入る。

 大畠、フィニッシュの前に出した、相手を後ろに逆さに持って倒れ込む技はシュバイン? フィニッシュのフィッシャーマンズバスターも初公開の様な。横入り式変形たいようちゃん☆ボム(米-ZOU、ヨシタニック)の様なボム技と化した横入りエビと言い、技が増え過ぎの気もするが・・・。イオ、中盤、Leonがよくやるノータッチプランチャー(手を使わずトップロープにジャンプで飛び乗りダイブする)をミス。しかし、一呼吸で気を取り直してケプラーダを出したのは流石。付け加える事はこの位か。


「後記」
「勝ちましたー! こないだの試合でチャンビオンになって、自分のスタイルとか考えたんですけど、やっぱり急に強くはなれませんでした
^^;)
 でもこのベルトが似合う様にこれからも頑張ります」


 という大畠ちゃんのマイクのそばでイオは、シュートグローブをハズシてリングドクターに手をチェックしてもらっている。そう言えば、右手を怪我していたんだが、先のNEOといい全く負傷は感じなかったなあ。

 入りはザッと300人程。限りなくアバウトだが、まず満員。今日は比較的全試合良かった。毎回この位の物を見せてくれたら文句はない。初めてではないが新宿FACEといい敷居の高そうな会場の緊張感があったんだろうか。故松永会長に捧げる追悼試合?
 ともかく女子プロはまだまだ続く。



「outbreak/第5戦日at 1010シアター


−break out?


[〇ピンキー(横入り式スクールボーイ)エスイ]
 タッグでも余り対戦した事はないと思うし、最近安定してきたとはいえエスイさんの試合にはまだ万全の保証はない。ピンキーの力もヨメない。はっきり言ってJでの試合はぬるい。しかし、ピンキーがダメ何じゃなく(そりゃ、よっぽど良ければどんどんいい試合をさせるだろうが)、意図的にぬるい試合を望まれ組まれている気もする。
 という訳でかなり不安な試合だったが、結果ピンキー、十分にエスイさんのパワーを受けて引き出し、得意の回転技の応酬に持ち込み、圧倒したとまではとても言えないが、現段階では合格点を出せる内容だったと思う。
 さて、本番の大畠は小柄でまた全然違うタイプだが、どうなる事か。

[〇KAZUKI(巴投げから固めて)植松]
 カンチョーなどコミカル攻撃も含めて、これまでの抗争をダイジェストにまとめた様な好試合。
植松「おぼえておけ! お前がここまで強くなったのは植松輝との抗争があったからだ!」

[〇日向(みちのくドライバー)阿部]
 これまたコミカルも含めて、の試合だけど、笑いに徹した訳でも阿部ちゃん、真剣に勝とうという気も見えず中途半端だったな。

[ボリショイ・倉垣・×薮下(変形ラ・マヒストラル)〇米山・Leon・さくら]
 これは流石にスピードで一気に見せる試合。タッグ抗争に割り込んだ形のクラ、Leonも流れを殺さず加速させるばかり。
米山「(前哨戦で負けた方が本番で勝つのが基本だが、挑戦者の場合は別とアピール。会場、?)わかんない奴がバカ何だよ!」
ボリショイ「今の一言でお客さんを敵に回したな!」

[春山大先生・×蹴射斗(木村の椅子→変形クラッチ)木村・〇中川]
 また椅子やらチェーンやらウソ怪我(中川)やら色々やってくれます。マニア的に興味深かったのは春山-木村間で多少なりともサブミッションの攻防が見られた事かな。
 例によって相変わらずの盛り上がり(ブーイング)だけど、肝心の春山vs木村戦、まだどうなるのかよくわからない。

 試合後なおももめるリングに倉垣登場。2人をラリアットでなぎ倒す。
木村「何だ、お前! アマンドラの仲間は世界中にいる! パートナーがいれば6人タッグでやってやるよ!
 それと、春山、後楽園まで24時間気を付けとけよ!」
倉垣「松本!」


「後記」
 小さな会場何で普通に満員。120〜30人位。後楽園の前振りも全部すみこんなもんでしょ。
 やっぱり一番興味深い[春山vs木村]戦、どんな試合になるのかまだヨメないなあ。




「SUMMER STAMPEDE 09」7日at後楽園ホー まあ



田、
引退


[<3WAY>〇植松(ソラリーナ)×中川・イオ]
 イオ、ハイスピード選手権やんないのか。ともかく、「息吹」世代の若手による3WAY、どうなる事か。
 序盤はカタさが見られたが、徐々に3WAYらしい面白い展開になってきた。
 植松さんは普通にうまく、中川もまあ普通だったが、やはりこういう試合だと本領発揮という感じだったのはイオ。3WAYは初めてか、そうでなくても何度もはやってないと思うが、何だかずっとこの手の試合をやってきた様なうまさだった。勿論イオの課題はこの身軽さ、軽妙さに、どう「戦い」の迫力を加えるかだが、今回はこれでいいだろう。
 3WAYは椎名、ブラディー、さくら、坂井と基礎が完璧に体に染みついた程の人達の出番だったが、イオはよりトリッキーな新しい感覚の3WAYを作りそうな気がする。

[華名・○栗原(松本の東海道落し、バックドロップと攻め込まれるが、ライガーボムを丸める)×松本ザウルス・京子]
 カナクリ組、交互にヒップバッド(?)とややコミカルな攻め。いつもの華名のアグレッシブなファイトより、ややゆるめ。
 当然、怪獣組の方がパワーで優位に。松本ザウルス、将棋で言う「詰み」、必勝パターンに入るが、首の皮一枚で丸められる。
 力尽きて負けた訳ではないというアピールか、ザウルス、引き上げる時、スクワット。

[牧場みのり・×勇気(フィッシャーマンズスープレックス→Fドール)○風香・田村]
 アイス絡みのセコンド何かでよく見るが、ちゃんと試合を見るのは初めての牧場みのり。評価は高いが、どんなものか。
 ・・・うーん、期待されるのはまあわかる。とりあえず体が出来ているし、試合数をこなしている為か、恥ずかしくなく試合に出せる位のスキルはある。ただ、例によって指定Bの後方から見ていて、技や動きがモゴモゴ不鮮明な気がした。勇気のアバウトな動きやアクションの方がよく伝わる。風香と当ったのも運の尽きか。流石に場馴れしていて、動きに華があり腕ひしぎの切り返しには会場が湧いた。

[木村・×江本(筋肉バスター)○タニー・宮崎]
 
花道奇襲から例によって、ラフ全開のアマンドラ。椅子やチェーンだの1回戦なのに、凶器総動員だなーと思ったら、負けちゃった。優勝はあれでも、残しといた方が盛り上がるのに。

[高橋・〇さくら(モモ☆ラッチを切り返して)Rau・×夏樹]     
 うーん、余程インパクトがなかったのか、メモ見たら「Rayチョップ、ロープすり抜け」位しか書いてないw。

[〇田村・風香(風香、Fドール→ランニングエルボー)栗原・×華名]
 試合時間は7分ちょいと短かかったが、小気味良く面白い顔合わせが詰まっていた。華名、遮二無二田村に突っかかり、風香も同じ格プロ系ファイターの華名に積極的に突っかかる。田村と華名のグラウンド合戦など、中々ソソる。田村の足4の字の丸め込みなど、豪快な王者というキャラクター上余り出さない小技もナイスプレイ。のんびり屋の栗原もこうなると火が付いたが・・・やっぱり、ほかの人が燃えてから火が付くのがあれ何だよなー ^^;)。とにかく、面白かった。

[高橋・〇さくら(高橋のラリアット→ラ・マヒストラル)×タニー・宮崎]
 マシンガンズの速攻から45秒の短期決戦。そんだけ。何の為にアマンドラ負けたのか。

[〇三田(ブレージングチョップ→変形フィッシャーマンズスープレックス→デスバレーボム)真琴]
 最近NEOにもアイスにも行ってないが、ネットで見る限り見捨てられる事もなく(爆)、真琴ageは続いている様で。続いているという事は成果はあるんだろう。
 果たして、今日の真琴さん、下の者が精一杯上に向かう普通のチャレンジマッチにはなっていた。これだけでもたいしたものだ。昔なら抱腹絶倒のウルトラズンドコマッチだったではないか。
 その気になると結構怖い三田さん、中々インパクトがあった王座戴冠後の松尾戦程ではなかったが、やはり下の者に力の差を見せつけて徹底的にいたぶるモードには入っていて、これだけでも真琴、大分成長したのか。
 この師弟ストーリーも長く続いているし、この辺で最後は真琴の丸め込み技で勝ちかなと思ったが、やはり結果は順当に。意外なのは試合後。

三田「真琴、強くなったんじゃない? アイスのシングルのベルトしっかり取れよ!

 ・・・えー、やっと自分の気持ちに納得出来ました。11月の後楽園で引退します」

[〇高橋・さくら(ジャンピングキック→ダイビングプレス→ラリアット→ナナラッカ)×田村・風香]
 決勝戦にふさわしい好試合。流石にこの4人なら間違いない。新木場がホームの様な風香が人脈的にハズレているが、高橋が仲介になった感じ。風香祭で田村とも試合したんだっけ? この辺の人達と余りハードな絡みもないのに、いざという時これだけの熱戦が出来る風香のスキルは認めるべき。
 さくらが田村相手にコーナーポストの高橋を落しての攻防は見事。


「後記」
 入りは南後方があいて少し淋しかった。最近のNEOの後楽園ではワーストの入りだろう。「白熱の勝負性」が薄れるタッグトーナメントという企画ミスか。
 ただ、個人的には相変わらずの華やかで多彩な顔ぶれで楽しめた。試合も十分合格点。あ、今年になってからのNEOは、後楽園しか行ってないけど、純粋に個人的な事情で他意はなし。




「outbreak/第4戦24日at板橋グリーンホー間際?


−break out


 遅れて会見は見られなかったが、「秋の板橋女子プロ祭」、参加団体はJWPは当然(昼夜興行)、WAVE、アイスリボン、MAKEHEN、NEO。今日のカードから「息吹」もあると思ったし、「女王バチ」もやって欲しかったな。

 試合前に選手一同リングを取り囲み、先頃他界されたテッド・タナベ氏に1分間の黙祷。

[ピンキー・○エスイ(カサドーラを潰して)×大畠・紫雷美央大先生]妙に
 美央、試合前の握手を拒否ったり、どことなく全身が雄弁。久しぶりに見るが、コミカルヒール的なショーマンシップが付いただけではなく、イオ同様こちらも昔のイメージよりかなり試合も向上していた。変な間があかず、ただ手数を出すんでもなく技の強弱も付けてた。ただ、エプロンやリング下に落ちる時、真琴さん並にあられもなくみっともない落ち方をする事があって、あれは多分ネタじゃない ^^;)。
 エスイさんは微妙。初めて見る人にはあの体からの大技はインパクトがあっただろうが、このメンバーではぎこちなさが少々目に付いた。
 大畠ちゃんもこのメンバーでは少々厳しい。何試合か見ればこの中では最も実力があるのはわかると思うが、1試合だけでは王者らしい何かは見えづらい。
 ピンキーも苦しい。ホームだから一番目立ってしかるべきだが、悪くもなかったが、特に目を引くシーンもなかった。

 ・・・とまあ、1人1人を取り上げたら辛口になったが、試合全体としては、同レベルでカミあい、それなりに盛り上がった。

 試合後、エスイさん、勝ったから私も(大畠の)ベルトが欲しい、挑戦したいと言い、ピンキー、Jのベルトだから私が取り戻す、じゃあ、次の北千住で勝った方が・・・、と。
大畠「あんたら、勝手に決めてんじゃねー! そんな仲良しこよしみたいにやってる奴らには絶対取らせない!」

[○江本(中川の毒霧から)Leon] 次の試合とまとめて
 例によって椅子持参。お、復帰の中川も。

 ・・・フンフン、当然中川ちょこまか手を出すが、ヒールなりに椅子の使い方など研究してきた。また、江本の最近の若手では屈指の強さも良く出ていたと思う。Leonの反撃は終盤にまとめて。
 木村さんも出てきて、カナーリ客席も暖まった所で、中川毒霧! 今時、これやりますかあ!
 怒りの蹴射斗も出てきて、

[△木村(リングに戻ろうとする蹴射斗をチェーンで縛り、両者リングアウト)△蹴射斗]
 に雪崩込む。カード発表の時は何とも思わなかったが、いざリングで対峙すると中々興味深い。個人的に新旧注目の2選手だが、タイプ的にもこじゃれた小技より、体の頑丈さ、ベーシックな強さで勝負、と似ている気もする。もし蹴射斗がJWPでデビューしてたら木村さんみたいになって、木村さんがLLに行ってたら蹴射斗みたいになったんじゃないだろうか。
 いやいや、乱入乱入、反則反則、場外乱闘は蹴射斗のバックボーンであるLLのノリそのもの。蹴射斗、静かにやられながら「フッフッフ、ここはあたしのフィールド」とタメていた気がする。
 中々今日の蹴射斗はカッコ良かった。タメて反撃する所等最高。不器用なイメージがあるが、軽い小技のプロレスが苦手なだけで、いつぞやのブラディー戦とか元気とか意外とハマる相手とはハマるのだ。
 惜しいなあ、もうヒトヤマかフタヤマあれば、結果は同じでもかなりの白熱戦になってたと思う。やはりこの2人、意外と手が合う。

 最後は場外乱闘からリングに戻ろうとする蹴射斗をチェーンで縛り・・・。これ、LLでよくあったパターンだなあ ^^;)。

木村「こんなちっちぇー会場でリングアウトかよ! うちらは世界をまたにかけてやってんだ!
 24時間、気を付けとけよ!
春山ブタ子!」


 休憩。気になっていたが、第1試合からリングアナはいつもの(伊藤)こーへーさんでなく、女性の人。ケーブルテレビ何かで知り合った埼玉テレビのフリーのアナウンサーの人らしい。今後もJWPに協力していくとの事。選手では蹴射斗がお気にいりらしい。うん、女性受けしそうなカッコ良さはある。
 入りは満員と発表したいが、それには後少し、らしい。平日という事を考えたら予想以上に入っていた。
[×阿部・KAZUKI(ソラリーナ)○植松・輝]
 ・・・? この試合は何かおかしかった。終盤の畳み込む展開は流石だったが、序盤から中盤まではネタでなく何かギクシャクしていた。まさか本当にスーパーヒール植松を拒否する気持ちが試合に出た、とは思わないが。

 輝、やはりスーパーヒール植松とは組めない、と。
KAZUKI「植松さん、私と組みましょう。こう見えても、マグレかも知れませんが、去年、北千住のワンナイトトーナメントで優勝したんです」
植松「ありがとうな・・・て、マグレに決まってるだろう! 次の北千住大会でシングルでやって、実力を確かめてやる!」

[春山大先生・×米山・倉垣(タイガースピンを切り返し、ローリングしての変形4の字)薮下・日向・○ボリショイ]
 まーまー、かなー。初めて見た人は流麗なブルキャッツの連携や各人のテクニックに感心したと思う。欲を言えば、もっと薮下を効果的に取り入れて欲しい。正直プロレスラー薮下はこれまで見た限りではそれ程評価出来ないが、やりようでは物凄く面白くなる存在だと思うのだ。
 個人的には終盤の米山のカレイドスコープとのサブミッション合戦の絡みが面白かった。

ボリショイ「米山! 後楽園で私達のベルトは絶対渡さない!」
日向「Leon! 最近、反則とか凶器とか不満たまってんじゃないの? 後楽園で相手してやるよ!」
春山「7月19日、JWPでしか見られない試合をお見せします!」


「後記」
 公式157人か。ざっと目測で200人超と見たがNEO式に招待客とか引いたのか。ともかく、ほぼ満員だった。

 賛否両論を呼んでいるアマンドラの投入だが、個人的にはいい形でJWPを活性化させている気がする。チェーンでしばってリングアウトだのNEOより泥臭い使い方だが、興行トータルで見るといいアクセントになっている。
(念の為に付け加えれば、これはトータルな「興行プロデュース評」で、まだまだ木村さんも江本もこんなものではない、もっともっと白熱して欲しい、という望みはある)
 堀田さん同様、こちらの目が慣れてきたのもあるかも知れないが、もし今日アマンドラがいなければ少しつらい内容になったのではと思う。
 ともかく、大丈夫かよお、と思わせながらもJWPは1歩1歩着実に後楽園に向けてボルテージが上がっている。




「outbreak/第3戦14日atキネマ倶楽部


−梅雨入り?


 試合前、前夜になくなった三沢光晴選手を悼んで黙祷。日本のプロレス界における三沢の功績の大きさから言えば当然だが、リング禍という事でJWPとしても感じるものがあるだろう。

[ピンキー(ピンキー、丸め込み技で畳み込むが、投げに出た所を丸め返して)○植松]
 植松が第1試合で新人の相手とは勿体ないと思ったが、見てると何となく納得。まだ上の選手とは差があるし、ピンキー一人の為に同格の相手を呼ぶのも勿体ない。オールマイティな植松さんなら大丈夫、という訳だ。
 ○○○を相手に名勝負が出来るのが一流レスラー、というとピンキーに失礼だが、一通り試合が組み立てられる位の技はあるが、やっぱりまだ、こうハジケるものがない。普通この位、格、実力の差があると下のピンキーがどれだけ頑張れるかを見るが、植松さんのリアクションや試合作りのうまさだけに目がいってしまった。
 そろそろ、そろそろ、ピンキーに荷負を、試練を与えるべきではないか。そうそう、WAVEで栗原と引き分けって凄いね。それは見たかった。

[ボリショイ・×都宮ちい(ダイビングセントーン)○米山・さくら]
 出ました! 都宮ちい大先生! NEOかJWPでチラシを配ってた時から、強力なインパクトがあった“日本のモンスターファクトリー”アイスの秘密兵器。145cm42kg。ほんとか? 40kg切ってないか? ボリショイセンセイがアジャ・コングかミカドに見える。
 ・・・ことはないが、それでも比べるとボリショイは小柄でもやっぱり大人の体だなあ。
 試合は・・・うーん、まあ試合にはなっていた。というか、何しろちいさんの存在感が大き過ぎて、試合のほぼすべてはちいさんにかかっていたと言っていいだろう。いやはや予想通りと言えば予想通りだが、小柄さをいかしてまあちょこまかとよく動く。「トムとジェリー」を思い出した。プロレスのゆっくり見せるスピードではなく、シュートのスピードでやって丁度いいみたいな。「絶叫」攻撃も出たなあ。
 小柄な選手といえば、もう引退したBaby-Mこと和田部を、LLを見ていたんでデビューからずっと見たが、和田部はジュニアではあっても、基本「普通の女子プロ」で育てられた。ちいは、ちいだけのプロレスをやらせるみたいだ。どちらが正しいのかわからないが、最終的には女子でさえあればどんな相手、スタイルにでも対応出来るレスラーに育って欲しいものだ。

 あ、よねざくら組はかなり動きは良かった。

米山「ボリショイさん! 薮下さんと持ってるタッグのベルト、さくらさんとのタッグで挑戦したいんですが・・・」
ボリショイ「そういうと思ったよ。確かにヨネザクラは素晴しいチームや。さっそく次の板橋で・・・」
さくら「・・・申し訳ないんですが、その日、アイスの興行が入ってて・・・」
ボリショイ「なら、次のキネマで・・・」
米山「2人とも団体の長として、キネマとか板橋とかスケールが小さいです!
『カレイドスコープvsヨネザクラ』! これは『ウリモノ』になります! 後楽園でやりましょう!

 ヨネザクラがJWPのベルトも取って、女子初のタッグ三冠になるぞー! そうだろー、みんなー!!」

[薮下(Wアームバーの態勢からクラッチに固めて)○輝]未満
 [薮下vs輝]。これ、10年前だったら私的ドリームカードだった。JWPが一番危なかった時、上位陣で日向と並び、個人的には日向より輝いていたのが輝だった。その頃、同じく注目していた田村がJd'に参戦し、タッグで薮下と当った試合も凄く見に行きたかった。

 しかし、あれから10年。薮下はわからないが、輝はやはりJWP在籍時とGAEA移籍後は別人といっていいだろう。どこがどうとは言えないが、ハッとさせる鋭さ、簡単には相手を寄せ付けない強さはなくなり、漫然と試合をまとめるだけのベテランになってしまった。
 この試合もそう。グラウンドの切り返しや随所に輝のうまさは見えたが、やはり率直に言ってどっちが勝とうが引き付けられるものがない、ベテランの技のやり取りにしか見えなかった。10年前に対戦したとしても、結果や見せ場は同じ様なものだったかも知れない。
 ただ、例えば新人が同じ様な技で同じ様な展開の試合をやっても、ある選手は必死さやスピードで引き付けられ、ある選手はのたのたして、引き付けられないなあ、と。その差だ。

植松「ちょっと待て! JWPで久しぶりのマイクだが、今見てわかった通り、いくらお前ら(カレイドスコープ)が強くてもシングルなら、輝が勝つのは100人中99人がわかっている。今日の試合で確認した。
 7月19日、タッグベルトに挑戦してもいいかなー、とスケジュールをあけていたのに・・・」
ボリショイ「
(タッグタイトル戦は、ヨネザクラに)決まったんで・・・。スケジュールあけてくれてありがとう。
 でも、どうせスケジュールをあけてくれたなら、もう一つの顔、スーパーヒールで!」
輝「それは考えさせて欲しい」
植松「・・・真面目な話、正直スーパーヒールを今やる自信はありません。でも、JWPで生まれたものなので、JWPでやらせてもらえたら、とは思ってました。
 輝を説得しますのでもう少し待って下さい!」

[○日向(ハイキック→後頭部ニーアタック→Xアームジャーマン)大畠]未満
 先の「息吹」後楽園で松本ザウルスから奪取したJr.二冠のベルトを高らかに掲げて入場する大畠ちゃん。おお、王者の自覚か、化粧の塗りもこころもち厚いぞ ^^;)。

 試合は・・・前半のグラウンド、じわじわ日向リード。率直に言ってスタンドからグラウンドからみっちりやらせるJWPで、10年やってきた優等生の日向に勝てるわけね(爆)。
 大畠の弱さにあきれてきたのか、日向の攻めが荒くなる。「どした、オラア!」蹴り。
 日向、段々丁寧に相手する気がなくなってきたのか、多少大畠の技を受けても、「転」は蹴り一発とか雑になってくる。大畠、またも、コーナー飛び乗り技をミスる。
 しかし、ここから。ここからが大畠ちゃんの真骨頂。ジュニアの王者といえば、あの中西百重を筆頭に、夏樹やASARIちゃんの様な小柄でもスピーディーな天才肌の選手を連想するが、大畠は真逆の、むしろどんくさくみっともないミスもするが、折れないド根性とタフさで押し返す、かわいいのはミテクレだけの泥臭い熱いファイターだ。
 やはり、飛びつき技、クロスボディーで反撃し、お返しにバックを取られた時ちょこんと後ろ足で膝を蹴って返したのは痛快だった。

 最後はもうヒトヤマあるかと思ったが、あっさりXアームジャーマンで。十分手応えあり、と判断したらみちのくドライバーだろうか。80点はいかないが70点はいったと思うのだが。

[△春山・倉垣・Leon(時間切れ引き分け)蹴射斗・阿部・△KAZUKI]
春山「お前ら、中々やるじゃん! JWPの中だけでもこれだけ熱い戦いが出来るんだよ! このメンバーで30分は短か過ぎる! 上に、上に、いこう!」
Leon「お前ら熱いな! アマンドラ何ていらないんだよ! 蹴射斗! 次の板橋、自分は江本をブッ潰す! お前も木村に勝て!」

 と、熱い試合後のマイクだったがどうだろう。悪い試合ではなかったが、しょっちゅうJWPを見ている自分は平均点の試合としか思えなかった。
 反乱軍でエース格の蹴射斗は中々動きは良かったが、トータルでのインパクトはなし。正規軍エースの春山も、相手や状況次第では滅法輝く反面、特にテーマのない試合や単独ではもう1つ輝けないという弱点が見えた。Leon 、阿部、KAZUKI、リーダーがこうだと、俺(あたし)が俺が、と前に出る人達じゃないのはわかるでしょ。


「後記」
 入りは下がボチボチアキがあって超満員とは言わないが、まあ満員位。上は全部は見てないがまあいつも通り満員位。ヒイキ目があるのか下だけで180人位と数えたが、公式発表が180人という事でそう何でしょう。
 このカードにしては健闘したなあという気もするし、アイス勢やベルトを取って注目の大畠ちゃんといったゲストに助けられたなあ、という気もする。

 トータルで正直に言えば今1つだった。面白かったのはちいや大畠と言ったゲスト選手。それも多分に「新鮮さ」だけど。いつも見ているから、J本隊の選手の試合に毎回新鮮さや強烈なインパクトを求めるのは酷なのかも知れない。他のファンが満足していればそれでよし。ただ、自分は毎回このレベルならつらい。
 諸事情あって懐が厳しく、土曜のNEOはパスした。ゲスト選手の顔ぶれからあちらにすれば良かったと後悔した。もっとも、あちらも顔ぶれとストーリー展開だけで、行けば後悔したかも知れない。

 三沢の急逝・・・。プラムの件とダブルが、自分は先のGWの奈苗のアクシデントを連想した。奈苗の事故に至った技はコーナーポストからのパワーボムとなっているが、結果的にそうなっただけで、実際は雪崩式の回転エビ固めだったと思う。どっちにしても、強さ、うまさ、今の日本の女子のトップと言える高橋奈苗が受けられない技じゃない。
 それでも受け身をミスって欠場する程の事故になったのは、試合以前に自主興行の精神的負担、ストレスで注意力が落ちていたからじゃないだろうか。やる前から成功が約束されていた様な興行だったが、高橋は全女、ドリームキャッチャー、SUNと3つも団体やプロジェクトの失敗に立ち合って、興行の厳しさ、怖さが身にしみている。相当ナーバスになっていたはずだ。
 三沢にしても、文句なく今の日本のプロレスの最重要人物といえる1人だが、NOAHを率い、地上波放送が打ち切られた心労は想像に余りある。その精神的な疲労やダメージが惨禍を招いた気がして仕方ない。
 大仁田厚の本で、例によって内容は景気がいいだけの無内容な大仁田節だったが、「絶対儲かるプロレス団体経営の方法」という章で、「はい、絶対プロレス団体は儲かりません! 巡業やって、宿を取って移動して、外国から選手を呼んで・・・これで、儲かる訳はありません!」と、あったのはやけにリアリティーがあった。

 プロレス団体経営というのは大変何だろう。それでも、今日の試合はちょっとつらかったな、ともやもやした気分で会場を後にした。




「息吹〜4th Anniversary〜」31日at後楽園ホール

−ベルトの価値は?


 入場式。挨拶は及川。
「私は3つの理由でこのリングに上がっています。1つはバトラーツスタイルを広める為。もう1つは自分の為。もう1つは応援して下さるファンの為です。
 ほかの選手も色んな思いを持ってこのリングに上がっていると思います。そんな私達を最後まで御声援お願いします!」

 いつもながら、「息吹」の入場式、オープニングには高校野球の甲子園の様な独特の清潔な緊張感、華やぎがある。メンバーもカードも他の団体でもどこでも見られそうだけど、このムードだけは独特だ。これがなくなったら「息吹」は終りだとも思う。

[チサコ(クロスボディ→ジャーマン→米-ZOUの様に叩き付けるタイプの横入りエビ固め)○大畠]
 入場式前のビデオからも煽られていた、Jr二冠ベルトを巡る因縁の対決、決着戦。「板橋女子プロ祭」で見たこのシングルは、「世界最小の戦争」と言いたい、多少地味ながら「死闘」だった。
 この再戦はどうだろう。個人的な観戦環境(?)を言えば、今日は後楽園の一番最後尾の席で見た。JやNも大体一番安い席で見るがそれは大体中央の通路当たり。それより遥かに遠い。
 それを断わった上で率直な感想を言えば、前回の集中力には欠けるかな、と。本当に相手の心を折る様な攻防が延々続いたあの試合と比べると、当然手は合っているが、広い後楽園を意識したのか、動きは大きく攻勢の状況は良くわかったが、絶対この技で勝つ、というテンションに欠けた様に思う。
 大畠、飛びつき腕ひしぎの様でスクールボーイ、飛びつき横入り回転エビの様で相手を叩き付ける米-ZOU(またはヨシタニック、たいようちゃん☆ボム)の様なエビ固め、と地味に技のバリエーションが増えている。後者が決め手になった。関節技の多用はこのクラスではどうかとも思うが、勝手知ったるチサコが相手なので、この場合はノープロブレムだろう。
 前回の試合に上乗せする何かを持って来なかったのが(スタナーは関東初公開?)チサコの敗因か。ただ、今日の試合では両者の優劣はまるで付けられない。

[○AKINO・成国(トラースキック→バックドロップ→飛びつき腕ひしぎ)×及川・GAMI]
 まあ、GAMIさんが入ると当然WAVEチックな試合になるわなー^^;)。成国さんの「神業」とまでは言わないが、当り前の様にスムーズにスッと入るタックル、サクッと決めるサブミッションは手慣れた「超職人技」。折角AKINOがいるんだから、タッグでも[成国vs AKINO] 何かも見たかったが。AKINOとGAMIの絡みも興味深かったが、よく考えてみればあっしが見てないだけでアルシつながりで手は合うわな。
 及川、この顔ぶれではやはりまだまだ。AKINOを入れたのは及川番の為ではないかとも思った。

[○しもうま(足4の字に来た所を丸める)雷火]
 この試合だけ若林アナの場内実況付き。雷火さんってまだいたのか ^^;)。何だろうね、この人。まるっきりの素人じゃない。というか、一応プロレスは出来ますよ。ただ、明らかに今の日本の女子プロのトレーニングは余りしてないな。終始(ポイント以外)、しもうまさんがリードしていた。しもうまさんがリードするのである。
 雷火、タックルから成国さんも見せたアマレス流のレッグスプレッド(股裂き)。デストロイヤーのアマレス教室で子供にレスリングを教えているそうだが、そういう事だろう。プロレスにも興味があるアマレスの人じゃないだろうか(成国さんもそう)。
 試合はいかにも、のエンディング。実況付きで良かった。盛り上がりようのない試合を終盤、ヨシダマさん(解説)はしもうまさんの応援を始め、若林さんは雷火さんの応援を始め、何とか盛り上がって良かった良かった。

[水波・幸子・×石野vs風香・○エスイ・渋谷]
 “仙台のマイ・ハニー”幸子に、風香さんに、久しぶりの渋谷まで出たのに疲れでうつらうつらだった、アハハ。
 起きて見てた範囲で感想を言えば(爆)、まー、渋谷、全盛期には遠いけど、今の状態で動くコツは身に付けたな、と。風香ちゃんは・・・かわいいねえ、と ^^;)。・・・あと良くわからんけど、ハズレなしの仙女勢に最近ノッテるエスイさんだからまずまずの試合にはなったんじゃないでしょうか。


 休憩中には後楽園恒例のホッピーPRとアマレスエキシビジョン。良かった、今日も帰りにホッピーをもらえた。
 アマレスと言えばNAOはどうしたのかなあ。シュートのレーナさんに良く似てるし、試合すれば結構FACEや新木場位ならドル箱カードになりそうだが。
[×Ray・夏樹(スカイツイスターかわし、ハイキック→オーバーヘッドキック→デスバレーボム)高橋・○里村]
 ナナちゃんの復帰戦。実はこの試合も、電話かけにいって中盤見てない。
 その限りで言えば、まあ限りなく順当に。高橋は手足の骨折とか関節関係の負傷だったら復帰後の動きに影響する事もあるが、頭部は後遺症とかなければ大丈夫でしょ。序盤からギロチン等元気な所をアピール。・・・あ、電話かけててもRayさんが張り付けチョップやってるのは応援団の声でわかる ^^;)。
 ま、今日はナナちゃんの復帰がテーマだし、Rayさんに恥をかかせる様な事はしないでしょ。夏樹は例によってクルクル良く動き、今日の試合の方が余程ハイスピード選手権だったなと。
 試合が終った後、夏樹と高橋がもめていたが何だったんだろう。

[<JWP Jr.& POP選手権>松本ザウルス(パワーボムを丸め、更に丸め込み合戦の末、叩き付け式の横入りエビ固め)○大畠]
 序盤、松本ザウルスのバックドロップが火を吹き、大畠カウント3は逃れるが、ダメージでしばし場外エスケープ。
 ここから大畠、腕攻めで松本ザウルスのパワーを封印し、粘り抜いて辛勝。

 うーん、どうだろう。会場は中々の盛り上がりでした。何しろ一番後ろで見てたんで、やっぱり前で見る時とは印象も違うかも知れない。ただ、個人的には一昨年の同カードの方がジーンときたなあ。手の内知った気心知れた同団体の仲間とはいえ、これだけの体格差の相手とフルに戦えるのは凄いです。 
 ただ、この試合はずっと集中して見ていたが、わざとらしくない範囲でもう1つハッとさせるシーンも欲しかった。大畠の攻めが関節技で松本の腕を攻めるだけで、余りの体格差から絶対勝てる訳ないと大畠に感情移入した人には訴えても、自分の様に大畠は松本とフルタイムの試合が出来る力があると知っている人には単調だったかも。
 逆にあーあと思わせた、些細な「ミス」としては、大畠がぶら下がり腕ひしぎをミスったシーンがあった。これ自体はサッとスルーすればいいのに、大畠意固地になおも松本の腕を狙い、松本もあっさりと腕を取らせ、「進行通り」という感じで成功したのは、未熟だなあ、と。

 ともかく、この結果をもって大畠が松本を越えたとは思わないが、大畠がベルトを巻くだけの力がある事ははとうに認めている。ベルトの価値も大畠の価値もこれからにかかってくるだろう。


「後記」
「勝ちましたー!
 最近試合で自分の立場が余りないんで、ベルトを取りたかったです!
 ・・・ベルトを取ったからって、すぐ力が付いてくるものじゃないですけど、これからベルトの似合う選手になるんで応援宜しくお願いします!」


 入りは8分目位で700〜800人位かなあ。今回これは、というカードもそれ程なく、一番安い席がなかったら見ない予定だった。それは単に貧乏もあるんだけど ^^;)。
 「息吹」も苦しい所にいる。メンバーの固定化、並行してスキルの上達に連れての新鮮さの欠如。今回、JWP、NEOの地方とぶつかり各団体の選手やアマンドラも出なかった。
 ただの1プロレス興行として見たら、今回はまずまず。「息吹」らしくない顔ぶれだけのカードやお笑いも、とりあえず商品としてのプロレス興行としてはアリだろう。
 結局の所、プロレスはやはり試合であり、試合を作るのは選手なのだ。「後楽園」というハコの問題、「息吹」と「エスオベーション」の不透明な関係、問題はあるがまだ、これからも「息吹」は注目しよう。




「outbreak/第2戦24日atラゾーナ川崎


−整備中


「後記(not好機。わかる人だけクスリと笑って下さい)
 入りは170〜80人位。指定席は完売位+αかな。

 試合前の下関でのタッグタイトルマッチの調印式、やはりアマンドラが出てきました。

[○倉垣vsピンキー]は、前半のグラウンド丸で歯が立たず、終盤がーっとピンキーが攻め、何とか形になったという感じたが、前半のグラウンドに強力なリアリティーがあった。強い先輩からもまれるのも(notバスト)大切だが、ピンキーに必要なのは同格との激しい戦いではないか。

[ボリショイ・×大畠vs阿部・○KAZUKI]は、大畠ちゃんが、この面子に自然に溶け込んでいたのが印象的。

[蹴射斗vs○薮下]は、マニアックな意味で面白かった。共に「ふつーの女子プロ」があんましうまくない。ただ、プラスαのみょーな魅力はある。薮下の場合はシュートの実力で、蹴射斗は純プロレス的な頑丈さと、にも関わらず如何ともしがたい独特の不器用さだ ^^;)。共に格プロ的なスタイルでかみあっているのかいないのかもよくわからない。まー、一進一退の攻防の末、キックの有無で蹴射斗がややリードか、という所で、終盤ヤブちゃん、切れたかの様に強烈なローキックから飛びつき腕ひしぎで唐突な勝ち。ねー、何があったのか、と勘繰られて面白いでしょー ^^;)。

[日向・○米山vs×植松・山縣]は、「まとまり」で今日のベストマッチか。相変わらず山縣さんの独特のリズムの違い、違和感が面白い。男子のK-dojoだからという意見があるが、中川もアップルも普通に女子プロでは違和感がないから、このノリは山縣さん独自のものの様な気がする。1つ1つの技の確かさ、テンションの高さがポイント。日向との絡みが面白かった。

[春山・○Leon vs木村・×江本]は、中盤までは中々いい試合だったんだけどな。多少凶器とか出しても、受けて立つ春山大先生が引き立つ。春山と木村の絡み、木村の頭突きを受けて、一瞬間を置いてトラースキック直撃何か、大先生の狙い済ました絵作りのセンスが光る。
 で、ラスト、ドカドカ椅子を投入して反則負け、って・・・。

春山「後楽園では反則負けはなしで勝負します」
木村「反則負けなしって事は何でもアリって事だな!」
春山「私はこの体一つで勝ちます!」
−−−−
 まーまーかなー。先の八王子よりはやや良かった気がする。アマンドラに目を奪われ勝ちだが、今のJWPは陣容を整えている途中の気がする。
 中島が謎の欠場中で堀田さんもいなくなり、タッグやアンダーカードが手薄なのだ。いつまでも植松輝でもないし。いつまでもNEWの後手に回らず大畠ちゃんや山縣の器用の様に、これからもいい選手を探して積極的に起用して欲しい。

P.S.諸事情でNEOはパス。青木さやか見たかったー。




・あ、JWP八王子学園都市センター大会ですね。字面だけだと、校舎が一杯ある大学や学校みたいなの想像するかも知れませんが、駅前のデパートの12Fのイベントホール。まあ、千住シアターやラゾーナ川崎みたいな感じです。あの2つはほんと広さも同じ位で似てますが、あれより一回りは広かったです。
 入りは170人位。まあ、用意した椅子席は完売位ですが、超満ならもう100人位は入れられそうです。

・試合ですが、トータルな感想から言えば、あっし的には60点位。そう悪くはなかったしキツいかも知れませんが、Jの最高の時を100点とするとこの位かなあと。ほかの団体のひどい時は10点とか20点とかもありますよん。まあ、来れなかった人は、無理に来る程ではなかったですよ、と。

・[○阿部ちゃんvsピンキー]は、まあそれ相応の内容。昔のNEOの[仲村vs松尾]を思い出しました。もう1歩白熱したら、アイドル対決として売り物になるのになあ。

 [○Leon vs大畠ちゃん]も、特に目を引く凄い、という程のポイントはなかったですが、前の試合より格段に迫力やスピード感があり、大畠ちゃんの充実を感じさせます。新人でもこの位の迫力は欲しいです。

 [KAZUKI vs○江本]は・・・、エモやんのセコンドで椅子とチェーンを持った木村さんが付いて来た時点で見えてくるものがありましたが ^^;)、やはり木村、阿部ちゃん手を出しまくりのほとんどタッグマッチ。こーゆーの嫌い。ここですっとぼけて、アマンドラを攻撃するのはあっしの趣味じゃないです。こーゆー使い方をするJWPに不満がいきます。しかし、この手の試合はとりあえず、赤い布見て興奮する牛みたいに、確実にお客さんをノセて盛り上がるんですよねえ(苦笑)。
 怒りのLeonも入ってきて、来週の川崎タッグ対決への予告と。ここで蹴射斗がどっちに付くでもなく見てましたが、タッグ戦線のパートナーとして沖野でも連れてきたら面白いのに。

 [倉垣・○関西vs×蹴射斗・GAMI]。これ、ある意味凄いな。関西の久々の里帰りマッチだし、JWP vs LLとも言えます。関西、本当にやせてより男前になったなー。やっぱり、JWP黄金期のエース、関西を軸に作られたまずまずの試合でした。
 [春山・日向・×米山vs○ボリショイ・薮下・ジャガー]も、まあ、大物ゲストのジャガーさん(先のLL後楽園でも凄い人気でした)と、カレイドスコープ(ボリショイ、薮下のタッグ)のスピードやテクニック中心の試合でした。もっと春山大先生とジャガーさんや薮下との絡みとか見たかったんだけど。

 まあ、入場料分はあったかなー、一見さんも関西とかジャガーとか見られてまあ満足かなー、と。ただ、マニア、常連ファンももうちょっと意識して欲しかったし、全くの単発、ローカル興行としては昔の六木小学校大会位ハジケて欲しかったなー、と。




・あ、LLですね。うーん、入りは600〜700人かなあ。しかし、多分月に1回あるかないかの試合ですから、もうたかが2、300人多いとか少ないとかそういうのは超越した団体何ですが ^^;)。

 とりあえずメインね。[○遠藤・立野・ハーレー(堀田のレフリーへの椅子暴行で反則勝ち)×堀田・貴子・豊田]。
 うわー、今時これかあ、と思ってたら、堀田さん、「こんなんで勝ちかよ」とか言い、遠ちゃん、「社長何か止めてやる!」。
 どうオチを付けるのかなあ、と思ってたら、神ちゃん出てきて「勝手にやめる、とか無責任だよ! そうでしょう、皆さん! 皆さんは責任をもって頑張って下さい!」と演説して終り、という異次元の世界に連れて行かれた様な凄いオチでした。




・5日NEO後楽園。例によって北閉鎖で他は万遍なく満員。ここから辛口になります。イヤなら読むな。

 で、いきなり遅刻ですが(爆)、第2試合の[○華名vs牧場]の途中から。最初だいのぞみちゃんと間違えて違和感から気付きました。だいちゃん、元気だったか。ともかく、新人の割に華名に気持ちだけでもよく食い付くてくなあ、と思ったら、ラストはキック連打から。うーん、華名さん、最後だけキック、顔蹴り一発の「ベテランの貫祿勝ち」まで後一歩だ!(←おまい、病気から復帰してここまで返り咲いた華名を潰そうとか、鬼畜な事を考えてませんか?)

 [風香・×野崎vs○植松・輝]。野崎も元気に後楽園復帰戦。試合的にはどうという事はなかったけど、明るさはそのままだったので安心。勿論コミカルな試合で復帰のご挨拶試合としてはまずまず。
 [○夏樹vs Ray]。・・・ダメじゃん(爆)。例によって、ただの 1試合として見たら特に悪くはなかったですよ。初めて見る人には珍しいであろうムーブがポンポン出てきました。それだけでした。ムーブだけで「戦い」の「た」の字も感じられない選手権試合でした。

 [×松尾・勇気(乱入したNEO勢の技を連続で食らい、最後三田のデスバレーボムで 爆)タニー・宮崎・(○三田)]。引退試合のカードは何だろ、と思ったがNEOマシンガンズ。それに気になる(心配な ^^;)若手の勇気と組んで。納得。試合は勿論、楽しい系。これが松ちゃん何だよね。ゆぴ(仲村由佳)飛び入りがうれしかった。
 花束贈呈に駆けつけたレスラーやOBは他のサイトや雑誌で見て下さい。意外な所ではプロレスの師匠の佐々木ぃ(貴)は当然、なぜか元 RINGSの成瀬。個人的におああああ! は、風香戦以来久々に公の場に顔を出した市井舞! いきなり伊藤道場勢と乱闘!(うそ)。
「これからもNEOで教わった事を胸に笑顔で明るく生きていきます。皆さんも笑顔を忘れずにハッピーに生きて下さい」。

 うん、松尾永遠は一流のレスラーではなかった。やりたい事と資質、周囲から求められるもののギャップは埋められなかった。それでも、一流ではなくても、最後まで立派なプロレスラーではあった。

 [○木村・江本・中川(絞首刑)×三田・松本・京子]。凶器持ち込み自由、場外カウントなしのハードコアルール。・・・60〜40点ぐらいかなあ。全然駄目でもないけど、凶器の使い方がもたついたり、畳み掛けるテンポがなく、間延びして散漫な印象があった。
 半分かそれ以上はアマンドラのせいだろうね。多少凶器は使っても、脚立、テーブルの本格ハードコアマッチは余りやってないはず。それでもプロなら受けた仕事はちゃんとやんなきゃね。
 ただ1つ言いたい。京子さん、ほとんど脚立やテーブル関係の攻撃を受けませんでしたね。これで、アマンドラだけが塩、塩言われたら浮かばれない。ちなみに一番ひどい目にあったのは中川で、畳んであった脚立の上にブレンバスター2発。凹凸があるだけにこれはキツいよ。
 メインの[○田村vsさくら]。う〜う〜ん。これまた、普通の試合だなー、と(普通過ぎて寝た、とは書けないか)。あっしは、プロレスが大きい、小さいという言い方をする。例えばJWPの好試合は板橋やキネマでは受けても、後楽園やそれ以上の会場ではスケールが小さくて、会場全体は湧きにくいのだ。一方、アジャや京子さん、豊田等成長期を後楽園、その他大きな会場で過ごした選手は、小さな会場では多少大味で物足りなくても、大会場では選手のオーラもあってよく届く。
 しかし、さくらさんのプロレスはこれまで大きな会場でも届くと思っていたが、高橋の分もしょってシリアスになると急にスケールダウンして、真面目だけど面白みがなくなった気がする。お笑いは届きやすいのか? あっしが若手ないしは最近の選手で一番後楽園でも客の受けがよく反応するのは植松さんだと思う。
 ともかく、迫力にもシリアスさにも欠けた。あっしはNEOもJWPも同じ一番安い席で見ている。ライトな観客の視点で客観的に見たいから。ではなく、単に貧乏だから(爆)。春山の試合もまだ小さいと思っていたが、そうでもないな、とニヤリ。
 まー、そんな感じで、これまでの後楽園と比べて極端に悪くはなかったですが、高橋ショックの為か、百点満点でどの試合も10点位低い気がしました。


・GW連戦、最後は「女王バチ」。180人位。これも惜しいな。高橋欠場とは言え、人気絶頂のPRの2人が思い切りバチバチプロレスをやるのだ。客層は感触的にだが、いつもの女子プロファンが1/3、後はバトラーツ系の人の様な気がする。雨やそろそろ観戦資金切れもあったが、もっと女子プロファンにアピールしたら200はいきそうなのだが。

 [○木村vs小林]。「ジュエルズ」(女子の総合格闘技大会)にも参戦するハナラ。コスチュームは相変わらずだが、構えがロックアップやキャッチ・アズ・キャッチ・キャン(いわゆる「手4つ」)にいく指を広げるあれじゃなく、顔、胸の前で両手を上下させて打撃をブロックするあれだぜ。ブリブリのアイドルレスラー用ピンクコスであの構えはシュールだ。
 「ジュエルズ」の前哨戦に見立てたか、ハナラ、タックルからグラウンドレスリング狙い。木村さん、技術より力で対応という感じ。やや木村リードか。ただ、シュートならサブミッション一発の逆転があるので、わからない。終盤、スタンドでの張り合い、唐突に完全プロレス技のクロスボディーも飛びだし、総合とプロレスを中途半端に混ぜた良くわからない試合だった。

 [○薮下vs美花]。美花さんて1度総合で見たかなあ。固太りの方でした ^^;)。試合は、うーん、どう見てもシュート(真剣勝負)何ですけど。マジにタックルから関節技を狙ってくる。10kgは違うんじゃないかな。技術的には絶対薮下だと思うけど、この体重差は少し怖い。3分、5分立ち、太めの美花の息がはっきりキレてくる。いける、と思ったが、打撃系の選手と思いきや払い腰! 柔道経由? と思い気や唐突に下からの薮下の腕ひしぎでタップ。
 うーん、何何だろうね。シュートにしては最後の逆転劇は出来杉の気もするし。セミシュート(何語だ?)という所だろうか。つまり、本気でやればいつでも薮下さんは勝てますが、お金をとって見せるプロレス興行ですから、3分か5分以上は戦って下さい、という。

 [○AKINO vsエスイ]。エスイさんの潜在パワー爆発! という程でもないかも知れないが、キャリアを考えればAKINOとこれだけの試合が出来るのは凄い。
 当然ながら、いわゆるプロ格スタイル。バチバチのスタンド、スリリングでシビアなグラウンドのサブミッション合戦。まだプロレスは10試合もしてないはず。2、3年プロレスしてても、今の並の選手じゃまだAKINOとタメの試合何か出来ないでしょ。やっぱりこの体格とモンゴルのスポーツエリート(アマレス経験あり)のキャリアはダテじゃないですよ。

 [△及川・佐藤(タイムアップ)△華名・夏樹]。ここまでトータルで、いわゆる「バチバチ」、打撃戦が少なかった。この試合は勿論、十分過ぎる程のバチバチの嵐。
 まあ、結論から言えば、やっぱり華名、夏樹組の方が強かったね。残念だったのはあっし的「才能の割に不遇なレスラー」1位2位を争うサトアヤがもう1つハジケなかった事。グラウンドの対応も遅くはないんだけど、ガードだけで攻め手に乏しいし、スタンドでキックが使えないのは痛い。また、夏樹が普通のプロレスでは意地悪くあの手この手と良く攻める反面、受ける時も思い切って受けるのに、及川に格上意識でもあるのか、相手の技を余り受けなかったのも興味深かった。ムキになって突っ込む及川がいいなあ。若手とは言え、夏樹と及川ではかなりの格の差があるんだろうけど、遠慮なく蹴りあえるっていいなあ。
 華名はこのスタイルの先駆者という意識か、派手に攻めても試合全体のツクリを考えていた。
 タイムアップ。またも及川は鼻血。ただ、前回の方が「同志」である華名とのタイマンで完全燃焼できたのでは。

 とにかく、この「女王バチ」。女子プロファンなら一見の価値はあると思う。ただ、問題は山積み。最大の難問はこのスタイルをやろうという選手、やれる選手が限られている事。また、駅から一緒に来た某ドクターの人とも話したが、激しすぎて週1でも試合出来ないであろう事。現時点ではひたすら及川ageの為だけにやっていると言える。総合、シュートとの融合は間違えれば、プロレスとしてもシュートとしても中途半端なものになってしまう。
 まあ、エスイさんの様に新たな魅力をアピール出来た選手もいるし、気長に見てみよう。




・アマンドラ興行はステージ席解放で入りは8分目、200人位。まあまあでしょうか。

 セミとメインは良かったです。これも無条件にサイコー!・・・ではなく保留付きですが。
 [アップルvs○AKY]は、何も語る事のない見事な、「ただの試合」でした。ただ、ベテランで多少体が大きいAKYが試合をリードして、アップルが見せ技だけ多少反撃して順当に負けました、という。ほんとこれだけインパクトのない試合は珍しい。ウルトラドヘタクソの試合の方が笑えるだけ面白いのですが。アポたん、セパレートのコスとか可愛くていいんだけど、何かセールスポイントを作らんとフリーはしんどいぞ。
 中川の試合もなぜGOEMONなのか、最後まで意味不明でした。

 江本の3タテ(栗原、AKINO、アジャと立て続けに試合)マッチは、最初の栗原戦の「2フォールカウントルール」。このルール自体、失敗というか、栗原をageようとして却って栗原に失礼な気さえしました。なぜ、「2フォール」なのか。それは普通のルールでは栗原、まず勝ち目はないからでーす! そりゃそう何ですが、もう栗原は江本とタメの試合、勝てなくても惨敗しても真正面から試合しなきゃ駄目何じゃないでしょうか。
 AKINO戦は、江本がいくら若手の中では強いとは言え、丁度江本と他のぼんくらな若手の力の差ぐらい、江本とAKINOの差はあるのでは、と思いましたが、終盤は中々スリリングなサブミッションプロレスになってました。
 最後のアジャ戦、ハードコアルール(場外カウントなし、凶器使い放題)でやはり江本、アジャ様にボコボコにやられましたが、この試合が一番意味があった気がします。「息吹」世代のトップランナー、江本が、遂に対抗戦時代、女子プロ黄金期の世界に片足くらいですが入ってきたのです。

 そして木村さんの蛍光灯スクリューデスマッチ。思ったより、スクリュー蛍光灯(扇風機に蛍光灯の束を付けて回し、相手をぶつける)の効果はありませんでしたが、やはり景気良くボカンボカン、持ち込みの蛍光灯の束を割りまくり、壮絶なデスマッチではありました。今時ここまで無心に、涙目で「何でもいいから木村勝て!」と叫ばせた試合はありません。
 ただ、1歩引いて客観的に見ると、やはり男子3人の中で木村さんの勝ち目は薄く、プロレス攻防の面白さには欠けると思いました。去年の「ハードコアレディース」の宮本戦の方が蛍光灯ムーンサルトフットスタンプとか秘策も出て上出来だった気がします。なお、男子では新人の竹田君がスピアーで打ち所(切り所?)が悪かったらしく、肉がえぐれる大出血。佐々木ィも宮本君も、もうデスマッチのベテランの様に淡々と手慣れた蛍光灯攻撃を見せていましたが、蛍光灯にビビっていてはデスマッチ等出来ないでしょうが、常にああいう危険と隣り合せ何だから、大技を大切にするように、蛍光灯攻撃ももう少し大切にしては、とも思いました。


・翌3日、米Leo興行(JWP)、まず会場に入ってぎっしりの人の数に驚きました。順番が前後しますが、前半戦終っての休憩で「超満員札止め!」の報告。指定席売り切れじゃないです、立見も完売、消防法リミットの板橋完全札止めです!

 いやー、この後のパッションレッド興行も札止めでしたが、この日のWヘッダーを[JWP vsパッションレッド]とすれば、何というか、「奇蹟の逆転ドロー」でしたね。
 はっきり言って90%、入り、盛り上がりではJWPに勝ち目はなかったです。これは別に恥ではなく、例えて言えば中距離と短距離の戦い。JWPは月3、4試合、あるいはそれ以上の試合を年間やり、更に今年だけでなく来年も翌年もずっとやんなきゃいけないんですから、試合企画やファンのサイフも限界があるでしょう。パッションレッドはフリー選手のユニットで興行団体ではないですから、前の興行から4、5カ月の準備期間があり、ファンの期待感もあり、最悪でも指定席完売は目に見えていました。JWPもNEOも毎回、板橋、キネマの1回の興行に必死ですよ。パッションレッドが10年続いたとして毎回板橋でも満員に出来ますか?
 だからまあ、そもそも「○○vs○○」という対決自体無意味といえばそう何ですが、やっぱり同じ土俵(会場)で試合する以上は、客入りでも内容でも負けたくないというのも人情で、消防法制限240人位の板橋のキャパに助けられたとはいえ、とりあえずの入りにホッとしました。

 さて、試合ですが、内容的にもあっしのジャッジではドローとします。むしろ、アンハッピーな結果に終ったPRの方が、ムニャムニャ・・・ ^^;)。

 第1試合の[○春山大先生vsピンキー]。無添加、一切のごまかしなしの現時点のピンキーの精一杯の試合。ファン以外には面白くなくて結構! こういうノーギミックな試合を胸を張って見せられるJWPが誇らしいです。
 [阿部vs○AKINO]は、相変わらずAKINOがとんでもなく強くてうまい。力の入ったハードヒッティングに鮮やかな技のセンス、かつての輝に近い、春山大先生とはまた別のタイプのあっしの理想のプロレスだなあ。
 バトルロイヤル、ピンキーの歌のコーナー、ファンによるロープ上げ、リングアナウンスと、この日ならではの趣向もgood!

 そして、[米山vs○山縣]。これがあっし的には今日のベストマッチ! とにかく山縣さんの試合のリズム、感情表現は通常の女子プロと大きく違っていて、ほとんど異種格闘技戦というか、「異種プロレス戦」ですなあ。バトルロイヤル、ピンキーの歌で楽しげだった会場の空気がはっきり変わりました。この緊張感、スリルはPR興行にはなかったです。どんなに激しくても、同じリズム、ルールの試合何ですよね。
 また、「ファイター米山」が見られたのも大きいです。もう3分や5分だけ試合を見たら、栗原や希月と米山の差はそれ程ないでしょう。しかし、試合が本格的なバトルモードに入った時、受けて立つ覚悟と力があるかないか。米山は勿論、筋金入りのJWPファイターです。

 メインの[木村vs Leon]の試合は・・・経過から言えば、途中木村がLeonのマスクをはいで一旦ノーコンテスト。収まらないJWP勢やアマンドラの江本、中川が乱入して[○アマンドラvs×ピンキー・米山・Leon]に、と。
 うーん、この試合はトータル50点、いや40点位かなあ。マスクはぎまでの木村vs LEONは中々良かったですよ。ただ、後はやっぱり正直ピンキーはまだこの世界には入れないというか・・・。客席の盛り上がりはかなりのものでしたけど。・・・あー、ここで安里紗がいたらなあ。
 まあ、ともかく逆風にさらされた時のJWPの「受けの強さ」がよく出た試合でした。書いたあっしも、ここまでやるとは思いませんでした。
・オサレーな(わかりずらい)さくらとの2冠戦決定までをまとめたビデオから始まったPR興行。

 [栗原vs華名]は、ハードヒットで栗原の隠し味のサブミッション技術も良く出ていて、まー10人が10人、熱い、いい試合だったと言うでしょうが、あっしは「否」です。勿論、熱い、いい試合ではありましたが、栗原、常に後手後手に回ってました。張り手も顔蹴りも華名の方から仕掛けて来て、栗原、ああそこまでやっていいんですね、と返して来た感がありました。どこまでいっても、先輩後輩の格の差は動かない試合だったと思います。
 栗原は素直ないい子何でしょう。試合もアイドル人気に溺れる事なく影の努力と成長が見られます。回りもそんな栗原をageたそうです。しかし、昨日の2フォールマッチといい、そのバックアップや栗原の性格の良さ、素直さが何かレスラーとしての成長を阻んでいる気がして仕方ありません。

 次の[○春山vsしもうま]は、まるっきりの消化試合(爆)。昼のピンキー戦は地味に後輩への愛情がよく出ていて、ピンキーの力を120%位引き出していると思いましたが、他団体のしもうまさんには少々おざなりな感がありました。いやそんなに雑でもなかったですけどね。ピンキー戦と比べたら。新人をageたければ人に頼るな、てめーでやれ、アイスにPR(爆)。

 堀田さん、松尾君絡みのタッグは松尾君が裏切ってPRファンになりたい、という楽しい試合。

 セミの[及川・夏樹・華名vs里村・チサコ・幸子]は、まあ前回のメインと同パターンで芸がねーなー(←おまい、アンチPRが段々露骨になってませんか?)。いや、パッションレッド、毎回試合は最高何ですけどね、マッチメイク自体は手堅くというか無難というか、悪くはないですが、それ程の斬新さ、「驚き」はない気がします。
 まあ、仙女相手だと間違いはなく、盛り上がりました。及川、「普通の女子プロレス」対応の未熟さが出ました。幸子、余りいい所なく、華名、そろそろキックさえ出せば盛り上がる、という安直さも少々・・・(好きな事言ってんなー)。

 そして、メイン[高橋vs○さくら]。もう、あちこちで高橋の負傷アクシデントは報じられてますが・・・。
 まず、試合実現までの「さくらいやいや劇場」。これ、一昨年のNEOのパターンやん! 絶対パロディで、何かヒネって来ると思ったけどなー。そのまんまでしたね。
 いきなりさくら、ビンタしてリングから逃げ出したりして、そこから急に「千の技を持つ女」(これGAMIのキャッチフレーズだっけ?)復活で高橋とやりあってましたけど・・・。これ、田村戦の時も書きましたけど、これでさくら凄いだの、さくらさんを低評価し過ぎ。さくらさんは10年プロレスで飯食ってて、若手時代は今の夏樹や植松並に技や試合センスで売れっ子だったんですよ。あの位出来て当然です。「強さ」はともかく、勝敗的には高橋に勝っても不思議はないですね。
 まあ、ともかく中々の盛り上がりで、もうどっちが勝っても負けても今日の試合は成功だな、という所で、例のアクシデント。雪崩式回転エビだと思うのですが、この2人なら何という事もないシーンで突如、高橋動かなくなり、セコンド、フロント輪になって協議し、さくらのドクターストップ勝ちになりました。

 全体に少しシビアな見方だったかも知れませんが、まーどーせ、どこもいい試合でした、カンドーしました、という感想ばかりでしょうから、いーじゃないですか。奈苗さんには一言。

「完全に体を治して復帰しろ。春山大先生の最後のエンジンに火を付けられるのはお前だけだ!」
・「息吹」。入りは200人弱。惜しいなあ。全試合仙女と対抗戦って、かなりソソる企画だと思うんですけど、あっしも直前にネットで知った程で、これもっとうまくPR(not情熱赤)出来たら、札止めいったと思うんだけどなー。

 第1試合[石野vs中川]。どこも悪くはなかったですけど、若手としては十分な力がある2人ですから、もう1つポイントが欲しかったスねえ。
 [Ray vs悲恋]。Ray、ダメじゃん(爆)。悲恋さんの試合も1度しか見た事ないんでよくわかりませんが、スムーズな試合運び、無理のない技展開、Rayより上だと思いました。Rayもざーとらしい張り付けチョップはともかく、試合中の突然の強いチョップは説得力満点でしたが、もう1つ先輩らしい強さ、うまさも見せて欲しいなと。

 [大畠vsチサコ]が!!! アマンドラ興行からここまでの全試合で、個人的にはベスト! 「ころしや1ねんせい」チサコちゃんの狂暴さが良く出ていました。こいつ、見る度に性格がキツくなってるなあ ^^;)。
 簡単に経過を書けば最初は五分の攻防だったが、スタミナ、技の強さで時間が立つごとにチサコがリード。遂に動けなくなった大畠にチサコキレ気味に、「どした、オラァ!」蹴り。
 しかし、ここからの大畠の粘り、追い詰められてからの冷静さ、「本当のガッツ」こそ感動的でした。泣いて腕を振り回すのは子供。
 何と言われてもしばし回復を待ち、ズタズタのプライドを冷静に御し、落ち着いて的確に持ち技で反撃。チサコ容赦しないが、大畠も態勢を整えてからは一歩も引かない。時間切れ。
 5分の延長戦。やはり両者新人の為、切り札がなく(あっても、もうどっちか大怪我するまでとことんやったんじゃないか?)意地のぶつかりあいは収まりが付かずタイムアップ。この試合、「息吹」後楽園での松本の持つベルトへの挑戦権がかかってたんだけど、決着は後楽園に持ちこし。
 ・・・あっしがこれまで見た新人同士の試合で一番良かったのは後楽園での[久住(勿論今の日向)vs宮口(輝)]のやはり時間切れドローの試合だったけど、あれに迫るウルトラ熱戦でした。力量的にはやっぱり久住vs宮口だけど、感動ではこっちかなあ。あ、何か言った客に本気でケンカを売るチサコちゃんの気の強さも凄いなあ ^^;)。

 メインの[エスイ・松本ザウルスvs水波・幸子]は、まずまずの好試合。エスイさんがまだ動きやリズムがおかしい所もあったけど、本当プロレスのノリをつかんで、あの体格とか怖い存在になってきたなあ。水波との、スタンドのいわゆる「プロレス」は何かおかしいのに、グラウンドレスリングになったら急にマジに白熱の攻防になったのは爆笑。
 じゃじゃ馬トーナメントを制し、急に仙女イチオシになった幸子は、やっぱりうまいし、天性の客をノセるプロレスセンスがあると思うけど、もう1つ昔の破天荒さ、飛んでもないことをやる様な可能性が薄れた気がする。おっさんくどいと言われそうだが、昔の春山はもっと下手だったけど、本当にとんでもないことをやりそうな意味不明な元気さと実際、時に平然とルール破りをやってたんだよ。アリガチな「まともなプロレス」何かやらせるな。




・金曜はアマンドラのイベントに行ってきました。こういうイベントには絶対行かないあっしが行くんですから、アマンドラにかける意気込みを察して下さい。
 会場の六本木「ブレンバスター」は、階段からパンクラスや「戦極」のポスターがベタベタ貼ってあり、カウンターには沢山のモニターがプロレスや野球のビデオを流しているスポーツバーです。それはいいのですが、10数人のカウンターと後隅のスペースが少し。全部の席に座って10人ちょい(駅すぐの一等地でこれで採算取れるのか?)。10分前に着いたら、後1人2人位しか見えず、定員20人という事だけど、3人、5人・・・10人位しか来ないんじゃないかと思いましたが、最終的には22、3人位でした。

 役割分担はウェイトレス=中川、バーテン=江本、ちぃママ(ばく)=木村さんという所です。木村さんが積極的にしゃべって場を盛り上げてましたね。予想外だったのは、近くで見た中川のプリチーさ、リングで見るより可愛いですよ。やっぱり、腕は太かったですが ^^;)。
 また、木村さん、江本も間近で見ると意外と大きい気がしました。レスラーとして大きい事はいい事ですが、ある意味まだまだ、とも言えます。尾崎がそばで見ると普段リングで見て思ってたより、小さいんですよね。これはいかにリング上の存在感が大きいかという事です。

 参加された方々も中々アマンドラで(意味不明)、「女王バチ」経由のバトラーツファンの方、K-dojoファンの方、勿論NEO筋やら、若手が好きな人やら、JWP筋はあっしだけでした。
 司会は、「週プロ」編集長の佐久間さん。最近「週プロ」買ってないから、全然知らんかった。ラッキー池田さんの若い頃を彷彿させる、どう見ても単なるプロレスヲタにしか見えませんでした。お前んとこの雑誌は、▲IKARUとか○toZとかプッシュして、女子プロを見る目がないぞ、と言ってやろうかと思いましたが、プロレス界も大変で、こんな1ユニットのイベントの司会に来る位暇何だろうから許してやりました。

 トークの方は、うーん、書けない事が多いんですよね。ただ、まあ予想通りだったり、「嫌いなレスラー」でも試合が合わないとか、イマイチ性格的に合わないとかで、アマンドラや女子プロの見方が大きく変わる、という程ではなかったですよ。あ、○○と○○が合わない、というのは意外。そーいや、全然接点ないもんなあ。
 秘蔵ビデオの方は、木村さんは前にフジテレビでやったドキュメンタリー、江本さんはAtoZ時代のビデオ(MICKEY☆ユカ!)、中川は「マッスル」のK-DOJOに乗り込んだ時の奴。

 最後にプレゼントで、アマンドラと声優さんが対談したDVD付きの「ぼいちゃ」を中川のサイン付きでもらいました。超貴重なセーラーボーイズの最初で最後のCDは最後までもらう人がいませんでした(爆)。
 楽しいひとときをありがとうございました。




「JWP-MANIAX 2009」 12日at後楽園ホール


−残酷な天使のテーゼ


[○木村・中川(木村の頭突き→唸れ豪腕+ビッグブーツ)×ピンキー・中島]
 ピンキーファンの某氏には悪いがはっきり言わせてもらう。少々ピンキーが腑甲斐なかった。キャリアも違うし、日頃の試合からも実力差はわかっていたが、今1つ団体を背負う、自分が惨敗したら団体が笑われる、という程の覚悟を持って欲しかった。
 こういう状況だとイキイキする(いや、普段もイキイキしているが)中島、気合いは入っていたが、ピンキーのフォローに気を取られたか、“新旧JWP特攻隊長対決”木村さんとの対決も食い足りないまま終った。
 アマンドラももう1つおとなしい。これは、セミも乱戦の為、控えたのか。

[倉垣・○Leon(倉垣のメタル☆WING→マッド・スプラッシュ)浜田・×佐藤]
 よくわからないまま、序盤サトアヤが足を傷め最後まで回復せず、他のメンバーは技は出していたが、評価不可。

[阿部・×KAZUKI・桜花(一旦スカしたがエルボー連打)○輝・植松・松尾]
 「いくぞー!」を嫌がる輝にやらせたり、WANTED☆ポーズを全員でやったり、楽しい系の試合。
 次週博多大会、松尾、ピンキーと組んでWANTED☆と対戦。

[○米山(ダイビングセントーン→不知火)前村]
 前回Jに参戦した前村はよく試合に溶け込んでいたが、今回、普段対戦しないズレが端々に見えた。米山が頭から落ち、ヒヤリとした雪崩式フランケン。
 惜しい。前の試合から判断したら、前村ももっとJでもいけるはずなのだが。

[<JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権>○ボリショイ・薮下(キドクラッチ)蹴射斗・×堀田大魔神様]
 まあ、堀田さんのJ参戦の集大成という所か。チェーン、ラフ、またカレイドスコープのサブミッションをよく食らい、出来る事は全部やった、という感じだが、J特有の「進化する攻防」までには至らず。あらためて堀田相手にあれだけの試合を作った春山の力を感じた。
 と、個人的には今1つだったが(悪くはなかったが、驚きはなかった)、客席は結構な盛り上がり(近くにいた子供達が大声援、大喜び)で勧善懲悪プロレスの強みを感じた。

ボリショイ「おい堀田! JWPは暴走には負けないんだよ!

 ・・・でも、お前の熱さは認める。お前がJWPに来て勝手に暴走して、その結果JWPの選手は闘争心をみなぎらせ目つきが変わった。
 今日の試合を通じて暴走を認める。でも私達はpure heart pure wrestring、約束通り今日でこのリングを降りてもらう」
堀田「“pure heart”いい試合だ。お前さあ、そんなにちっちゃいのに根性あるな。
 だからなー、このJWPにしろ、関西とかやめた時、
(団体存続は)絶対無理だと思ったよ。“pure heart”、嘘じゃなくみんな持ってるよ。今日みたいな試合を1試合1試合やればJWPは大丈夫だよ!
 あたしも1から出直してくる」
ボリショイ「お前、出直すってなー、JWPで出直すんやないぞ!
^^;)

 蹴射斗、阿部、KAZUKI! お前らどうするんや!」
蹴射斗「はっきり言って、堀田さんを踏台にしてベルトを取った。堀田さんがいなくても私達は下がらない!
(あんたらを)潰しにいく!」

[<JWP認定無差別級選手権>○春山大先生(キーンを丸め込みに出た日向だが、ラリアットの連発から、キーン☆ハンマー)日向]
 何度でも言うが、例え陽が西から昇り、滝の水が上に落ちようとも、勿論春山大先生はハズサない。

 結果だけは意外だったが(春山の勝ちを予想した人は、へそが背中に付いてるんじゃないか?)、冷静に振り返ると春山の完勝という気がした。終始春山は日向のペースに付きあっていた。
 おそらく全盛期の日向は春山もついていけるかいけないか、という程のスピードで試合していただろうが、今の日向は単発的な技の切れやスピードはともかく、全体のペースは決して早くない。
 春山もさほどハイペースではないが、少なくとも今の日向より遥かに早い相手とも渡り合える程の受けの強さはある。
 試合の序盤から中盤、日向が足を気にし、おそるおそる動いていたのに、春山は何でも来て下さいと言わんばかりに悠然たる構え。知らない人に、この春山という選手は10年王者をやってるJの看板エースです、日向は人気ははありますが、まだデビュー5年位で、まだまだこれからの選手です、と言えば信じるんじゃないだろうか。その位の貫祿の差を感じた。
 やはりコンディションの差だろう。仮に日向が勝ったとして、堀田にLeonに蹴射斗にKAZUKIに、120%の力を出させた上で、客席を熱狂させて勝つ春山の様な試合がずっと出来るのか。

 ・・・日向に残る勝機は発想の勝負、予想も出来ない意外な技しかなかったが、それも出なかった。日向は戦いながら、今の春山との力の差に最後の気力も消えうせたのではないか。

 春山は「非絶対」的な絶対王者である。圧倒的な強さ、確固たる自身のファイトスタイルを持たないながら、誰のペース、試合スタイルでも対応し、ブラックホールの様な受けの強さで相手の良さを吸収し、自身の勝利に消化する。
 堀田戦の様に、Leon戦の様に、今日の試合も日向の試合であった。それは当然、すべて春山の試合であり、春山の完勝であった。


「後記」
 入りはNEOの満員より100人か200人程少ない位。

(日向と握手、退場後)今日はありがとうございました。今日よりもっともっと強い相手と試合して、もっともっと強くなります!
 ・・・でも、その前に

 ・・・おい、めざわりなの!
(木村登場)

 次の7月の後楽園の挑戦者にしてやるよ!」
木村「お前、何だかんだ言って物足りないんだろ、○○○チャンピオン! 刺激的な奴とやりたいんじゃないのか!」
「お前、口だけ達者になって帰ってきたなあ!」




7日at板橋グリーンホー



 例によって時間ないんでザッと。入りはまあ満員。170人位。

 第1試合の[○タニーvs勇気]は、地獄突き、正拳突きのやりとりで笑わせる、まあ可もなし不可もなし。この2人、前半戦で固定されたみたいだが、勇気など恥をかいても上でとことんやらせてみたい。
 第2試合のハイスピード選手権の前哨戦たる6人タッグ(Ray、夏樹、Leon、佐藤、イオ、植松)は、少し食い足りなかったが、まあまあという所。予想通りの軽妙なムーブもポンポン出たが、植松のコミカルさとRayのやられっぷりが試合を作ってた様な・・・。Ray、バックラッシュなども出たが弱さが目立った。サトアヤ、ドロップキック最強、それだけ(爆)。夏樹、Leon、控えめ。Leonはこの顔ぶれなら一番強いと思うんで、他の5人を食う位の活躍をひそかに期待してたが。意外と目立っておいしい所を取ったのが、プロレス専業を宣言したイオ。やはり、この子はプロレスの神様とあっしから愛されている。

 第3試合のアマンドラvs三田・京子・松本ザウルスは意外に今日のベストマッチ。ぶっちゃけ、アマンドラとパッションレッドは大体いつもPAの方が試合はいいが、メインは思ったよりはおとなしかった。
 ハイスピード選手権、色々な理由でやる前からちょっと批判的だが、興行的にはいい企画だ。前のスピーディーでめまぐるしく面白いけど軽い試合と、アマンドラのゴツゴツした荒っぽい試合はマッチメイク的にいい流れだった。椅子攻撃やヒール的な反則は控えめで、荒っぽいが技中心の部分とこの位のバランスがいいだろう。相手もラフの方が得意だし。結果は返し技の応酬で一手先を読んだ(仕掛けた)中川が松本ザウルスから勝利。アマンドラ、なおもカチョーラスへのリ・マッチをアピールと。

 セミの[○松尾・佐々木貴vs×宮崎・佐々木義人]は、松尾組、横浜ベイスターズのテーマと帽子と上着で。まあ、そういう試合。ゴツゴツプロレスの佐々木ィが松尾君の(入団前の)師匠とは意外だった。
 メインの[高橋・華名vs田村・栗原]は、悪くはなかったが思ったよりは・・・、という感じ。華名と栗原の絡みが中々良かった。AtoZ→M"sと微妙なスレ違いルーキー対決でもあるし、丁度華名がいない間に栗原がデビューし、また栗原が欠場してる間に華菜が復帰して伸びてきたり、奇妙な因縁の割に余りない顔合わせのはず。まあ、やり取り自体は、華名が栗原に「今(あたし達)のプロレスはここまでやるんだよ!」と、打撃戦の稽古を付けているみたいだった。




「息吹」5日at 1st RING


「後記」
 わ、もうこんな時間。

 例によって結果とかどっかほかを見て下され。
 入りは例によってほぼ満員。希月欠場で代打しもうまさん。悪くないし合格点だったと思うけど、折角だからもう1つ強いインパクトを残して欲しかった。
 エスイさんは、アグレッシブさが増し、ますますプロレスが入っている。江本がパワーでなくテクニックで勝った。ナニゲに凄い。大体、格下とやる時は技術以前の体力で江本は圧勝ではないか。
 仙女絡みの第3試合が個人的にはベスト。チサコのキツさ(攻撃性)が試合を作っていた。仙台女子は技術、基礎体力作りもいいが、心構えから違う気さえする。石野も松本ザウルスにアルゼンチン→ブロックバスターと豪快に仕掛ける。やる、やる。試合後チサコ、松本のベルトに挑戦表明。大畠も名乗り出、チサコvs大畠の勝者、松本のベルトに挑戦と。
 セミの[○中川vs栗原]は、悪い試合ではなかったが、技術向上が荒っぽい迫力をそいだ感。数年前、同じく「息吹」でやった試合の方が良かった。
 メインも、やっぱり気持ちより技先行で、夏樹がいなければただの技のやり取りになったと思う。まあ、Rayさんもいきなりの強烈なチョップなど悪くはなかった。しかし、フィニッシュの本人いわく、   ASARI直伝の「スカイツイスタープレス」は、それ程回ってなかった様な・・・。倉垣のルナ☆WING(ひねりムーンサルトプレス)と思ったぞ。ASARIちゃんのスカイツイスターは、本人もどこに落ちるのかわからない位、グルグル回るんだが。

 ま、そんなこんなでまずまず。最高の時を百点としたら60〜70点位でした。




「The Kourakuen is impending」 29日atキネマ倶楽部



−大丈夫ぃ?


「後記」
 もう、こんな時間。

 第1試合の[×ピンキーvs○中川]。試合後、木村さん乱入! 敗れたピンキーを更にドツイタ後、
「ピンキー何かに興味ねえよ。こないだ、ここでボリショイにフォール勝ちしたのをなかった事にする気かよ! あたしが興味あるのは無差別のベルトだけ何だよ!」
 安里紗登場!
「てめー、出たいなら出たいと素直にそう言えよ!
練習がイヤで逃げたあんた何かに先輩達は興味ねえんだよ!」
中川「
(ピンキーに)何、鼻血出してんだよ! アマンドラのあたしは今日みたいに優しくないぞ!」
中島「あたしも興味ないけど、土足でズカズカ上がられるのも面白くないから後楽園でやってやるよ!」

 4・12後楽園、 [ピンキー・中島vs木村・中川]決定〜イ。

 えと、他の試合は結果は他のサイトで見て下さい。入りは下160人位で上も30〜40人位。まあ普段通り。
 ただ試合は、うーん、特に悪いとは言わないですが、Jのキネマは大体毎回異常に盛り上がるのに、それ程でもなかったなあ、と。日向と春山の最後の前哨戦もまあ普通でした。
 メインのカレイドスコープ(ボリショイ&薮下)と植松輝のタッグベルト挑戦を賭けた3本勝負は、今日のベストマッチですが、これも軽量選手の軽さとハイスパートというこだわりが悪く出て、スピーディーでテクニカルだけど、めりはり、ヤマのない、ただ早いだけの技のやり取りという気もしました。俺はナニゲに某団体の新設ベルトに釘を刺しとるな。

 ともあれ、後楽園はタッグとは言え待望の[中島vs木村]対決があり、カレイドスコープも次は相手が堀田・蹴射斗組とあっては、ただの技のやり取り何かとても出来ないでしょう。メインは頂上決戦、[春山大先生vsあずみ様]です。後楽園はハズさないでしょう。だぶん。




・勿論、NEO後楽園、JWP北千住です。

・NEO後楽園は全体に少しカードが地味かなとも思いましたが、後楽園不倒記録更新中のなのでノープロブレム。行けばハズレはない、という保証の元、いつも通り北閉鎖ながら万遍なく満員でした。
 内容も詳しく書く時間がありませんが、いつも通り一見さんからマニアまで楽しめるものでした。

 ・・・しかししかし、余りにもショッキングで唐突な松尾君の引退宣言(5月の後楽園)。もったいないオバケで会場は埋め尽くされました。


・JWP北千住も小さい会場ながら札止め(180人程)。内容もNEOのボリュームはありませんが、小会場ならではの緻密さ、白熱の盛り上がりでした。

 クラちゃんの復帰戦は相手を担いでのラリアット、2人アルゼンチンも出て、断言は出来ませんが完全復活だと思います。

 個人的に最大の収穫は及川選手の充実。相手がキックにサブミッションと同タイプの蹴射斗だった事もありますが、「女王バチ」出張試合みたいでした。

 春山、日向、Leon、中島の試合は文句なしの大白熱戦。タッグ挑戦者決定トーナメントの2試合もまずまず面白く、Jのキネマに次ぐ常打ち会場になりそうです。




・JWPの道場マッチとLLの新木場大会に行ってきました。

・JWPの道場マッチはいい意味で、相変わらずでしたね。メインはチーム米山(米山、Leon、ピンキー)は全員米山のコスチュームを着て米山の技で戦い、春山チーム(春山、ボリショイ、薮下)は春山のコスで春山の技で戦い、場外に落ちたらミカンを1ケ食べ切らなければリングに戻れないと。ネタ満載で面白かったです。(あ、遅刻して見逃したけど、恒例阿部ちゃん卒業マッチは無事に卒業出来たそうです。祝)
 寒空にも関わらず120人程で満員。

 ・・・しかし、それより今回来場者にも全員配られた特殊アイテム、春山大先生の故郷博多名物の「にわかせんべい」。まあ、甘いおせんべいでこれ自体はどうという事はないんですが、おまけのアイマスクみたいな目だけ隠すお面。これ、RAY選手のマスクに似てません? 今のマスクに変わった時から、何かに似てる、と思ってたのですが。


・LLの新木場ですが、こちらも220人以上は入った超満員でした。

 試合は途中まではまあ(・∀・)イイ!、と思いました。今の女子プロ界、オールスターブームの頃のベテランと「息吹」前後の若手と凄い断絶があります。その断差を少しでも埋めよう、今のWAVEとか「息吹」とか見ているファンにも楽しんでもらおう、という誠意が感じられる良く考えられたカード、内容だったと思います。

 ・・・まだ試行錯誤中でまた遠ちゃんが無策だったり、神ちゃん、浜田、チェリー、中川の試合はミス多いよ、とかもありましたが、少なくともLLのやる気は感じました。

・いい気分をぶち壊しにしてくれたのが、メインのハーレーの終盤、突然の顔蹴りによるフィニッシュでした。
 絶対に顔面攻撃や厳しい攻撃は許されない若手相手にいきなりこういう事をして勝って、「強さ」を見せたつもりでしょうか。

 今後もこういう試合が続けば、LLのファンを止めるとまでは言いませんが、もうハーレー選手の試合は見ません。




・わ。もうこんな時間。先々週のキネマ倶楽部Wヘッダーの感想も書いてないのに(共にgood!)。

 ラゾーナ川崎Wヘッダーですね。あっしの採点はJとN、ドロー、引き分けです。共に札止め近い超満員220人強、内容も共にメインのタッグタイトルマッチが突出していました。
 共に団体の最高の時を100点としたら70〜80点位でしょうか。NEOは例によって第1試合から細かく作り込んであって、JWPはいくらかアバウト。ただ試合さえ良ければプロレス興行にハズレはないというか、アングルやマイクの不足を俺達がフォローしてやる! と言わんばかりに第1試合から客席は異常な盛り上がりでした ^^;)。

 まー、細かい感想はまた時間があれば後で。あ、GWは恐怖の板橋女子プロ7連戦(+2日レボアマ新木場自主興行、NEO後楽園)です。都内の女子プロファンは今からお金を溜めましょう。




「息吹」1日at 1st RING

−うまいはまずい


「後記」
 数えてないが十分満員。入場式の挨拶は希月。このコはこういう事をやらせるとハズサない。

 第1試合の[○風香(ニーアタック→Fドール)チサ子]は、風香がキックやサブミッションで優勢勝ち。そんなズルイという程ではなく、ノーマルな女子プロモードでも十分対応可なレベルだとは思ったが、やはり「息吹」的に同競技ではない気もした。チサ子もそんなに悪くはなかったがもう1つ燃えたぎる様な熱いものを出して欲しかった。

[○希月(エルボー→逆さ押さえ込み→スクールボーイ)エスイ]は、希月、パワーで押されながらも最後、多分オリジナルなムーブで。面白いキャラなのに無難にまとめとるなあ。

[○Leon・中島(中島、ダイビングフットスタンプ→Leonストーン)×中川・佐藤]
 大畠ちゃんが急遽体調不良でサトアヤに変更。それでもJが圧倒的に有利だろと思ってた。なぜならLeon大先生がいるから。このクラスなら敵なし、という程の実力者だと思う。
 結果、予想より全然控えめ。やはり、他3人の若い力を見せる事に専念した模様。中川が張り切っていて良かった。中島もこれまで正直「息吹」ではもう1つの感があったが、今回は気の強さだけではないグラウンドテクニックなども見せ、流石元Jr王者というだけのものは見せられたんじゃないだろうか。サトアヤはまあ相変わらず。動きは当然いいが、希月とは対象的に動きの割に自分を売る要素皆無。

[○木村・江本(カウンターのビッグブーツ)×Ray・夏樹]
 今日も南ひな壇半分を占拠するRay応援団を挑発するアマンドラ。個人的にこの試合が一番良かった。Rayの弱さを正直に見せた点で。Rayがごまかさず、弱いながらも頑張った点で。このキャリア(という程でもないが)で、自分の一番苦手な部分を克服しようというRayを応援したい。

[○松本ザウルス(カウンターのバックエルボー→バックドロップ)“都内ではあっしが一番最初にツバつけた、お前何かにやるもんか”仙台幸子大先生]
 あっしの誕生月を記念してのスペシャルマッチ第1弾(爆)。仙台幸子大先生である。黒髪に戻し、何やらアイドルレスラーとして売りたそうな悪寒。奥田の件はとりあえずチャンスだ。
 試合自体は率直に言って予想通りというか、どうしてもこのタイプにはかつての春山大先生の再現を望むので言ってしまえば、十分な地力と技術はわかってるんで、もう1つこちらの予想を越えた破天荒なシーンも見たかった。
 DDTにムーンサルトまで出していたが、何だかなあ。始めに見た頃の凄い可能性が、良くいる中堅レスラー像に収まっていく感じ。念の為に言えば、同じキャリアの頃なら春山の方が技もなく、多分下手だった。しかし、春山は技のなさ、下手さを気合いとアイディアでカバーして余りあるものを出していたぞ。いい時には ^^;)。今日は東京での大一番なので無難にまとめた、のだろうと思いたい。俺の幸子を小さくまとめるなよ。無難な、どーでもいー中堅ならフィニッシュはムーンサルトでいいが、大器ならジャーマンにこだわりたい。
 終って見たら松本、堂々の横綱相撲。結局松本のバックドロップが決まるか決まらないかが鍵になった試合だった。途中プランチャーをスカされてダメージをおった様なシーンもあったが、POPの華子戦みたいだなあ。
 まーまー、ってとこかなあ。特に悪い試合はなかったが、お馴染みのメンバーが皆成長し、技術的に上達しているのが、スケールダウン、物足りなさになっている気がした。
 プロレス本で見た全女で長くやっていたスタッフの、こんな言葉を思い出す。
「女子プロは職人になっちゃダメ何です。未熟な、ハラハラさせる選手がお客さんを熱狂させる・・・」




18日at北沢タウンホー


トーナメント中日!(そのまんま)


 例によって時間ないんでザッと。

 [○中川・江本vs×勇気・栗原]は特に可もなし不可もなし。ただ、栗原欠場前の試合から考えると、PR参戦後急速にヒートした今のNEOの試合レベルについていけるかなあ、と思ってたが、欠場前のいい時のレベル位で大丈夫ぃ、みたい。
 [タニー・×希月vs○高橋・華名]は、お笑い系のタニー組とマジメ系のPR組、タニーの雑巾攻撃ネタで何とか試合になる。
 [○下田vs真琴]は、別に名勝負でも死ぬ程面白かったという訳でもないが、妙に面白く「いい試合」だと思った。三田選手という一点以外、何の接点もない2人が、やってみたらブッチャーと馬場の様に、絵に描いた様に「強いベテランvs弱い若手」の構図にぴたりと収まったのが面白かったのだ。いわゆるテクニシャン同士のかみあった好勝負とは別の意味で、凄くかみ合った試合。試合後の美馬美馬のマイクも良かった。

 [○京子vs木村]。こちらは悪い意味で絵に描いた様に、3人係りで向かってくるアマンドラを京子一人で退治した試合。
 [○松本vs松尾]。ちょっとネガティブな意味で良かった。松尾が(NEOが)変な小細工をせずに、真っ向から向かっていって真っ当に敗れた点で。松尾はタフネスだけは一級のものがあると思うが、後はきれいな飛び技とアリガチなサブミッションしかない。勢いと可能性のある松本が勝って当然。

 [○三田vs夏樹]。三田攻略には(つーか、「見られる試合」にするには)、ただがむしゃらな攻めしかないと思っていたが、流石に夏樹は一見そのパターンの様で、良く三田のムーブを研究していて多彩な反撃を見せた。三田もそれに応えて三角締めなど珍しいテクニックを披露。ラストもたいようちゃん☆ボムをデスバレーに切り返して。ベテランと若手の美しい切磋琢磨だなあ。これとメインが今日のベスト。
 [○宮崎vs田村]。この2人らしい、重くうまい試合だったが、個人的には前半の田村のサブミッションが良かった。一見単なるフロントネックロック、フェースロックみたいだが、しっかり両腕もロックしていて、絶対逃げられない丁寧な陰湿さは地味に感動。後楽園以上の大きな会場だと見づらいけど、小さな会場では良く見える。

 入りは8〜9分目位でまず満員。最近余り使わない北沢で、全体に少しムードが固かった気もするが、基本ラインはそのままでも随所にマニア向けの渋い面白さが転がっていた。




・休みだからじっくり書こうと思ったのに、やっぱ時間作れなかったんで、ザッといきます。

・JWPキネマはですね・・・新年のご挨拶ですた(爆)。特におかしな試合やダメな試合はなかったですけど、正直PR興行や「バチ」やこの後のNEOと比べると、はっきり「ぬるかった」ぞ、と。何かピンキー、中島の第1、第2試合が良かった様な。
 ただ、[△ピンキー(時間切れ引きわけ)△イオ]は結果はドローでしたが、あっしの判定では僅差で○イオ。疲労度は同じ位でも、やっぱり終盤側転アタックとか出す余力がありましたもん。ドロップキックもうまいなあ。
 [○中島(ダイビングフットスタンプ)大畠]は、中島終始リードでした。小柄な大畠を容赦なく攻めてたのを評価したいです。
 WANTED復活も特にインパクトなし、メインも何かただ試合やっただけみたいな・・・。試合後の堀田さん劇場の方が面白かったです。「お前ら(植松輝組)、『卑怯者』に『ギセイ者』かあ?」と、天然の味わいたっぷりでした。
 次大会の告知は久しぶりの米Leo対決、それに植松輝に堀田・蹴射斗組が挑みます。どっちも大阪デルフィンアリーナだったりします(爆)。あ、堀田さんの暴走チェーンの誘いを日向さん、またも張り手で拒否しましたが、決裂かとりあえず凶器だけは拒否なのかわかりません。入りは8分目程。


・NEOキネマの方は、入りはJより少し多い位でしたが、内容的には完勝という気がしました。第1試合第2試合は少しうつらうつらでしたが(公正を期せば、JWPもかなり眠かた)、第3試合のアマンドラ(木村、中川)vs三田・真琴から眠気が飛びました。力の差何てわかり切ったもんですが、攻撃的なアマンドラだけに興味深く引き付けられます。試合後のマイクで、アマンドラ「うちらの最終目標はカチョーラスだ」。真琴「三田さんはあたしと下田さんとどっちが好きですか?」で、三田争奪戦[真琴vs下田]に ^^;)。

 [タニーvs○松尾]も、両者の最近珍しい好試合。ただ、あっしの脳内過去データから察するに、勝ったのは松尾でも試合を作ったのはタニーじゃないかなあ、ちう気がします ^^;)。
 [○夏樹(たいようちゃん☆ボム)江本]もラストの意外性込みでまずまずでしょうか。夏樹、序盤から果敢に攻めていきますが、まるで歯が立ちません(爆)。江本の凄い強さ、ちゃらちゃらした空中殺法をさせてもかなり出来そうな身体能力の高さは何度も見ています。最後は番狂わせでしたが、ま、いいス。江本の強さが確認出来ただけで納得ス。試合後に、ベルトに挑戦して来い、と[江本・木村vs夏樹・華名]決定。

 [○田村vs栗原]がアンケートを取れば今日のベストマッチでしょうか。栗原、口の中を切っても関節技でよく粘りました。決して田村のワンサイドゲームには終りませんでした。ただ、余りにも露骨な「女王バチ」(バトラーツ)スタイルの導入は、今後華名、松尾との差別化が難しそうな気も。
 [○京子vs華名]も、華名、果敢に攻めるも京子の懐、海の様に、宇宙の様に広く呑まれる、と予想通りでしたが、十分合格点以上の出来。

 まー、去年の勢いそのままにgood! でした。




・第1回パッションレッド興行に行ってきました。

 トータルな感想から言えば、今のPRの勢いそのままに良かったです。入りはとっくに指定、追加完売で超満確定でしたが、板橋新記録の「札止め」なるか、と思われましたが、休憩時もまだ立見売ってたので、そこまではいかなかったのが残念。250人位。

・第1試合の[△華名(松本のバックドロップでタイムアップ)△松本ザウルス]は、微妙にきわどいカード。共に期待のルーキーでしたが、松本は華名が休んでた間にノシて来た最大級の選手。華名にすれば欠場していたとは言え、松本は後輩ですから負けられません。という様な邪推を一蹴する真っ向ファイト。華名、キック、関節技、バチバチの張り手やエルボーで向かっていきます。ザウルスもこうも真正面からバシバシ攻められた事は余りないのではないでしょうか。
 華名の気迫に面喰らった様なシーンもありましたが、松本ザウルスもいつもと違う展開に、裏腕ひしぎ、三角締め等、普段余り見せない関節技の引き出しを開けます。このキャリアで大一番、注目試合も多いのに、まだ開けてない引き出しがあるというのは中々のものです(少ない技で試合を作るのはたいしたものだとか、技が出たら出たでほめたり、何でもほめてるなあ ^^;)。松本ザウルス攻略(捕獲?)方として、スタミナがないのではという気もしましたが、特にそれは見られず。
 結局、時間切れ引き分けに終りましたが、この華名の試合にPRの姿勢は良く出ています。即ち、私達は情熱を言い訳にする気はない、技術、強さが伴ってのパッションなのだ、と。




「GRAND FINAL 08〜元気美佐恵引退試合〜」31日at後楽園ホール


元気有終の美、
NEO大丈夫ぃ?


 流石に師走は立て込んで第1試合の[中川vs渋谷]には間に合わず。
[希月vs○植松]
 
の途中から。特にどうという事のない普通の試合みたいだった。

[風香・志田光・○藤本つかさ(流星キック→回転エビ)×さくら・松本ザウルス・安藤あいか]
 特別レフリー、りほ。さくらとザウルスとあいかはさんかくchuというトリオを組んでいるらしい。リングで歌う権利を賭けて戦うと。まごうことなきNEOワールドと言うかアイスリボンワールドと言うか ^^;)。風香組は当然、さんかくchuもすっかりその気で白のアイドル風コス。
 バトルビーナスの2人は藤本の方か、赤のシャツの大柄な方が格闘技経験があるのか払い腰なども出して多少は出来る様だった。

 試合後、負けたさくらが私も歌いたい、負けて辛い時悲しい時こそ歌! 作り笑顔でもそれが本当の笑顔になるんだよ! とわかる様なわからない様な理屈で、志田、藤本のバックダンサーをさんかくchuがやる事に。3人ともしっかりフリツケが入っていたりする。
 ・・・なんつーか、これが出来るのがNEOの強み。プロレスと芸能活動で先輩に当る風香はビーナスのリーダー格だったが、数日前に「女王バチ」もあって多忙だったのか、1人だけフリツケが入ってなく、歌の最中コーナーの隅で1人だけ座って見ていたのがシュールだった。

[田村・×栗原(顔蹴り→イグチボム)○夏樹・華名]
 一転して、PRのホットな戦いに。また、復帰間もない栗原も注目だ。果たして、止る事なく加速するPRの試合に付いていけるのか。

 ・・・とてもついていけませんでした(爆)。この後のやり取りから、今日は巻き返しの為にわざとやられたという気もするが、試合を見た限りでは、中盤攻め込まれて頭を打ちグロッキーになり、試合後はPRのマイクが終るまでダウンしていた。ウリのドロップキックなどきれいだったが。
 ここから今の女子プロ最激戦区と言えるPRの世界に食いついていけるかどうか注目だ。今のPRは休場前の華名でもついていけない程の試合をやっている。

 もう1つ、興味深かったのは田村vs華名の絡み。いつもハイテンションの華名だが、なぜか田村様相手だと「イジメテ君」になり、やられっ放しなのだ。今日も途中までそれだったが、遂に反撃に出たね。ロー、トラースキックから顔蹴ってきました!

 試合後、田村、栗原とタッグベルト挑戦をアピール。NEO、手が早いッ!




・デビルさんの引退興行に行ってきました。
 入りは、勿論北も全開放でほぼ満員。多分指定席後百枚も残らなかったんじゃないでしょうか。

・全9試合、試合に出た選手だけで40人超! 入場式から中々凄かったです。
 生バンド付きで全試合、テーマ曲が生演奏されるんですよね。一番大変だったのはデビルさんやプロデューサーの長与さんより、バンドの人達だったのでは、と ^^;)。

・第1試合が“スーパーヒール”デビルのラストマッチで、第2〜8試合が、仙女、NEO、JWP、Ozなど8団体の(第3試合は「息吹」と伊藤道場の対抗戦)提供マッチです。
 あんまり特筆する事はないんですが、そんなに派手ではないけど流石に仙女は鍛えてるなあ、と思いました。
 デビルさんのラストマッチは終盤、何とか植松、輝からフォールを取ろうとファイヤーバレーとか連発したのですが、アジャの裏拳から最後の付き人&愛弟子の植松からドラゴンスープレックスでフォールを取られました。うん、愛弟子に取られるなら本望でしょう。

・歌のコーナーは全女時代の「サイレントアイズ」と「ロンリーグッドバイ」。あの、♪ワルだ、ワルだと言うがいい〜、を聞きたかったなあ。

・花束贈呈のゲストは、出場選手以外には元GAEAの沼尾、石井、松本ザウルス、キューティー鈴木、浜田文子、伊藤薫、イーグル、風間、神取でした。

 デビルさんの最後のマイクは大意は
「自分はこれまで大きな怪我もせず、ずっとプロレスをやってこれて恵まれていたと思います。ありきたりだけど、皆さん本当にありがとうございました。

 悔いがないと言えば嘘になります。わがままを言えばずっとプロレスがしたい。でも、衰えたデビル雅美は見せられません。

 最後に・・・対抗戦とかじゃなく、こういう試合(興行)を年に1度でいいからやって欲しい。怪我をした時何かギャラが保証されないから基金にするとか。長与君! ^^;)。

 皆さん、これからも女子プロを応援して下さい!」

 日本の女子プロのすべての始まり、王道は全女、また鬼っ子としてジャパン女子、そこから生まれた全女のオポゼッション団体JWP、また全女ともJWPとも違う巨大団体になったGAEA、この4団体を渡り歩いたデビルさんはやはり凄い人です。

 ・・・いや、やはり自分にとっては全女時代の他のレスラーが皆霞むほどの存在感、うまさ、強さを見せた頃、また初期JWPでも圧倒的なプロの実力を見せたデビルさんが大きいですね。
 ともかく、長い事お疲れ様でした、m(__)m。




・勿論、昼はJの後楽園に行ってきました。主な試合の結果はとうにご存じでしょうが、中島は奮闘したものの堀田さんに負け、タッグ王座は植松輝防衛、メインはハイレベル過ぎる程ハイレベルな攻防の末に、春山大先生防衛。
 入りは前回の後楽園と同じ位、あのカードでここまで入れば上出来と思います。


・しかし、衝撃的だったのは、午後の「女王バチ」! とにかく、本気で殴りあい蹴りあい、関節を極める、ガチなプロレスが見たい人は必見、と言いたいものでした。
 少しおかしな試合もありましたが、風香(夏樹からKO勝ち!)、及川に関しては、今日の「女王バチ」の1試合だけで、三ランクはあっしの中で評価が上がりましたね。Rayさんも、下(↓)で「息吹」の世代闘争宣言を嘲笑しましたが、早計だったかも。ほんとに少しは来年期待出来る程のガッツを見せました。




「息吹」21日at後楽園

−第二章?


「後記」
 入りは、北はステージから上、閉鎖ながら後は8〜9分目の入りでザッと800〜900人位。動員的には成功でしょう。
 内容は個人的には少々微妙。「悪く」はなかった。余りハードな要求をしなければまずまず楽しめたと思う。
 ただ、個人的には「息吹」の魅力は、1に1枚のチケットで色んな若手選手の試合が見られる事、その次に若手の「熱い戦い」が見られる事。その「戦い」が前半戦など薄味で物足りなかった。その点ではセミとメインはGood! アマンドラ(木村、江本)の簡単に下にエエカッコさせない厳しさは偉い。

 さて、メインはこれまた悪い試合ではなかったが、個人的には微妙な所。あっしの採点は松本70点、中島70〜80点。中島、気の強さ、攻撃性を全面に出すかと思ったが、アルゼンチンやバックブリーカーの華麗な切り返しが印象的だった。この美技の点で少し中島の方が点が高い。
 松本はフィニッシュのライガーボムの1つ前、スパイラルボム? ライガーボムをミスったのか? 思いきりよろけて、グズグズ崩れる様な変なパワーボムを出す。まあ、あっしはミスは余りこだわらないが(その代わりはっきり書いて笑い者にするが( ̄ー ̄)、中島のあれだけのラブコールに応えて何らかの新味も出して欲しかった。
 これは中島もそうで、気の強さ、美技を出したのはいいが、もう1つ、松本ザウルスのパワーに決定的に打ち勝つシーンも見たかった。

 そして、この試合、両者に罪はないが、決定的に気に食わないのは、また女子プロ恒例の「大先輩からもらった技フィニッシュ」という、あの茶番パターン。も、やめよーよ、これ ^^;)。

 ま、そんなとこでした。あ、セミで木村、江本と2つ位下の渋谷、夏樹、それにRay大先生が、「息吹」内世代闘争をアピール。

 Ray大先生が、でしよ。では来年は舞踊派から武闘派になったRay大先生の活躍を期待してご機嫌様さようなら。ああ、いい興行を見ると心が素直になる。




「Survival road.7」 7日atキネマ倶楽部



−無差別級次期挑戦者、闘獣牙Leon!


[さくら・○米山(さくらと連続ダイビングセントーン→ムーンサルトプレス)真琴・×ハム子]
 まず、苦言から。惜しい。全く惜しい。真琴JWP初登場、というトピックを全く生かしていない! 賭けてもいい。もし、甲田氏がJWPのプロデューサーなら、こんなおいしいニュースは絶対見逃さず、いきなり[日向vs真琴]とか組んだはずだ。米山がいるとは言え、アイス仲間に囲まれて、真琴最大の武器の「違和感」がない。

 当然試合もヒッカカリがなくごく普通に進んだ。ハム子さんはあれはネタもあったんだろうが、昼のNEOよりは良かった。しかし、かえすがえすも惜しい。

[○堀田大魔神様(掌打→胴締めスリーパー)ピンキー]
 もうやる前からまともな試合になるわけがないカードだが、サポートは安里紗。ピンキーのセコンドに付きチェーンを取り上げようとしたりする。しかし、ほんとチェーン何か使わなくても実力差は明らかだが。堀田さん、絞首刑もやりミサイルキック何かも受けたが、最後はあっさりと。
 途中アクシデント。安里紗の投げたチェーンが堀田さんの後頭部直撃。当ったのは当然だが、金髪に血がにじむ。この子は加減というものを知らない ^^;)。

堀田「おい、中島! お前、やっぱりこっちだよ! この血! 勝手にチェーン使うんじゃねえよ!」
中島「うるせえんだよ! JWPには『ドレスアップワイルドファイト』っていう伝統的な試合形式があるんだよ! 後楽園はそれでやってやるよ!」
阿部「・・・その日にあたしの復帰戦もあるんですけど。それと、堀田さんの25周年記念試合に春山や中島の試合もあるのに、どうしてあたしが入ってないんですか? AtoZ、最後まで残ってみんなをまとめてたのはあたし何ですけど・・・」
堀田「そうだね! 入れてなかったな。
 入れる! お前が相手決めていいよ! 勝てよ。後楽園で勝ったらだ! 後楽園滅茶苦茶にしろよ。覚悟しとけよ!」

[][][][]




・例によってNEOとJWPのWヘッダーに行ってきました。例によって時間がないのでザッといきます。

・NEO第1試合の[○三田vs星ハム子withアイスリボン]は、試合前からセコンドのさくらと真琴がモメてて、場外でキャメルクラッチをかけてたり、ハム子の味方をさくら、希月がして三田さんの味方を真琴がして、最後近く真琴の無気力キックが三田さんに誤爆すると。まあ、そういう、プロレスを見始めた頃の昔のあっしなら「茶番やめろ!」と怒鳴ってたであろう試合でした。大人の寛容さで、暖かく見ていましたが、あっしには初見のハム子さんは・・・うーん、率直に言えば、あっしの考えるプロレスラーの基準にはまだ充たないです。

・[○京子vs帝嘩怒(水沼)]は帝嘩怒の小手調べ、テストマッチみたいなものでしたが、あっし的には少なくとも最低基準はクリアー、「合格」でした。ストンピングに顔面かきむしり位の、ヒールの基本動作はしっかり出来ています。今日はあくまで小手調べで、長い本格的な試合はわかりませんが、キャラ的には大変貴重な存在だと思います。

・[アマンドラvsマシンガンズ・田村]は、アマンドラが全然おとなしい気がしました。一応、控えのメンバーが手を出したりもするのですが、全体にはあくまで「普通のプロレス」でした。そして勿論、「普通のプロレス」をやるだけならアマンドラの存在価値はありません。何もヒール、ラフに徹しろというのではなく、この3人でなければ出来ない、迫力のある試合をやって欲しいのです。木村、江本は普通に試合しても濃い、見応えのある試合が出来るのですが、今日はとにかく淡泊でした。

・メインの[元気・高橋・夏樹・華名vs希月・松本ザウルス・松尾・勇気]は、今日のベストマッチ(ほかの試合は無理に見る程の価値は感じられなかった)。
 色々見所があったのですが、個人的には華菜、夏樹のvsザウルス、希月という、休んだりした間に人気の出た後輩へのカワイガリが面白かったです。松本ザウルスの才能は散々書いてますが、自分がガーッといくだけでなく、回りを熱くさせるのもレスラーの重要な才能ではないでしょうか。
 そして、復帰後初めてちゃんとした試合を見れた希月。はっきり言ってこのメンバーに入ってやっていけるかなあ、と思いましたが、新ムーブも増え、間違いなく希月は一層プロレスに「入って」います。
 ・・・が! しかし、ここでアクシデントというか、2本目のラスト、合体雪崩式パワーボムとパワーボムの連発を食らって、3カウントフォールはともかく戦闘不能! 1度エプロンには戻りましたが、以後試合には参加しませんでした。この後のJWPでは元気に売店に出ていたので一安心でしたが、とにかく無茶しないで下さいよ。


 試合後、松尾君と高橋小競り合い。はっきり私見を書きます。松尾君の2冠ベルト挑戦は時期尚早だと思います。松尾君はNEOの日向になれる素材だと思いますよ。ただ、現時点では無理!
 タイトルマッチはプロレスだから勝敗はどうにでも出来るでしょう。ただ、仮に松尾君が勝ってチャンピオンになったとして、パッションレッドよりいい試合が「ずっと」出来るとは到底思えませんね。チキンウィングフェースロックとかサブミッションという新機軸はいいと思いました。ただ、松尾本来のなめらかできれいな女子プロ特有の動きとどう融合させるかと、ここ数試合注目してましたが、流石松尾君で、やっぱりただ技を出すだけです。今日は華名からギブアップを取りましたが、目立たない内に乱戦の中、唐突に決まりました。最後だけ急に必殺技を出して勝つプロレスの悪夢が復活しそうです。

 また、勇気の申出により、元気のラストマッチは京子、勇気と2連戦。更に、来年初頭のパッションレッド興行は仙台女子とやりたいとアピール。


・タイムアップ。ただ、今日はJWPの方が試合は良かったです(ここんとこNEOとの昼夜興行は大体NEOの方が良かった)。
 後楽園での植松輝とのタッグタイトル戦の挑戦者は蹴射斗・青野組に。春山の無差別級の相手はLeonに!
 入りはどっちも同じ8分目位。




「Survival road.5&6」30日at1010



−trial&error,明日はmore better
by BUDDHA BRAND


 昼の部、第1試合[○米山vs及川]は見てますん。米山がバトラスタイルに付きあった普通の試合だそうで。
 [春山・×大畠vsボリショイ・○薮下]は、後半中々のサブミッション合戦。
 [蹴射斗vs○輝]が、ごく個人的にミョ〜な意味で面白かった。シリアスにいくかと思ったら「カミツキ」とかコミカル。あーあ、と思ったら輝がキツい攻撃を入れ出し、蹴射斗イッタれ、と思いつつ、いかない。かと思えば唐突にチョー危険な雪崩式ファルコンアロー(まあ、ボム技です)を出したり、何かすべてがちぐはぐで流石蹴射斗というか ^^;)。
 [○Leon vs KAZUKI vs日向]の3wayはNEOのそれと比べると話が早い。NEOの3wayは軽妙、コミカルなのに対しJはハードヒットでシリアス。ただ、場外で日向が待ってたり、KAZUKIが椅子を持って待機している時間が長すぎた。あれじゃ休んでたもん勝ちだ。
 [○中島・イオvs×ピンキー・小林]は、試合全体はまあこんなもんかなあ、という若手の試合でしたけど、午後の部も含めやっぱりイオのプロレスの吸収が目立ちました。そりゃ松本ザウルスや安里紗や華名みたいにはいかないけど、とんでもない地点からスタートしてここまでちゃんと育ってるのは素晴しいですよ。もっともっと「欲」を持って!
 午後の部はメインの[○春山vs中島]だけ書こう。安里紗、まだまだ! ^^;)
 いや、ダメな試合というんじゃなく、普通に見ればガッツの伝わった熱戦でしたよ。ただ、本当の意味で春山を追い込む事もなければ、顔色を変えさせるまでもいかなかったなあ、と。春山は受けと試合作りが抜群にいい選手。余裕を持って「熱戦」を作ってましたな。

 昼の部は後1枚で完売の黙視140人位の超満員(小さい会場何だ)、夜の部もその位。入り的には成功でしょう。内容は新鮮なカード、ゲストでまあまあ、という所。




・JとNのWヘッダーに行きました。

・Jの方は正直、いくら連休でもあのカードじゃガラガラじゃねーか、と思ってましたが、開始5分前に入ると自由席はおろか、立見の壁も陣取られていてやっとスペース確保でした(黙視200人、超満)。

・第1試合の[○植松・大畠vs×ピンキー・イオ]は、地味に植松さんの偉大さを痛感する試合。最初のピンキーと大畠の絡みがぬるいというか微妙にかみ合っていないというか、大丈夫か、という気になりましたが、植松さんが頑張って盛り上げてくれました。うまい、デキる選手同士でいい試合をするのは簡単でしょうが、あぶなっかしい人達をノセて盛り上げるのは大変そうです。
 イオちゃん、外見的には少しやせてきれいになりました。試合の方はしばらく見ない内に、良くも悪くも「普通のプロレスラー」ぽくなってました。前は得意の体操ムーブしか出来ないんじゃないか、という感じがありましたが、普通に攻防もこなして、それはいいのですが、ズバ抜けた動きの切れなんかもなくなった様な。まあ、まだまだ発展途中。気長に熟成を待ちましょう。

 第2試合の[×ボリショイ・薮下vs米山・さくら]組が今日のベスト! 流石にプロレスセンス・頭に秀でた人達の集まりで、「考えるプロレス」JWPの面目躍如と言える軽妙、トリッキーな試合でした。・・・ただ、一言いえばさくらさん、薮下、共に少し動きが重い。というか、コミカル担当みたいな植松さんが比べれば一番動きが良く、体全体、声、表情まで力が入っています。この辺がやっぱりフリー1の売れっ子は違う。

 続く[○日向vs KAZUKI vs Leon]は、日向の膝さえ万全ならいい試合だったかも知れませんが、どうしてもそこを攻められ動きが止ります。それでもポイントで決めるのは流石と言うべきでしょう。KAZUKIさん、公約通り椅子にチェーンを持ってきましたが、まだおとなしいですね。

 メインの[春山大先生・×中島vs○堀田・蹴射斗]戦は、前半は80点位あげたいです。安里紗と堀田さんのシリアスなグラウンド戦、もうヒールだから遠慮しねえぞ、という感じの蹴射斗と春山の攻防、通常のJWPとは違った独特の緊張感がありました。
 ところが場外乱闘からの後半は椅子てんこもりに、安里紗流血と、これまた通常のJWPとは違うのですが、一昔前は良くあったパターンでありきたりな展開に引いてしまいました。

今日の安里紗大先生語録「金髪豚野郎! 後楽園絶対来いよ! 逃げんなよ!」
堀田大魔神様語録「Yes! I can!」


 後、阿部ちゃんが12月の後楽園で復帰。混沌として面白かったです。


・NEO、第1試合の[○江本vsしもうま]は、力の差はわかり切ってましたが、あっし好みの「厳しいプロレス」で○。かなわないながらも、最後まで諦めず向かっていったしもうまさんのガッツが光りました。
 [○木村vs勇気]は似て非なる。しもうまさんははっきり言ってまだ、江本と「戦える」レベルにはありませんでしたが、勇気ははっきり実力で1枚落ちながらも、試合になるレベルにはありました。
 ・・・今日はこの辺で。入りは最終的には200人位。やはりアマンドラの試合が大好調。
 メインは特筆する事はないけど、両者すべてを出し切ったこれも最後の「聖戦」。時間切れ後の延長戦で最後6発、思いきりの田村のランニングエルボーを受けて敗れた元気、最高です! 輝とのラストマッチの時「最高の引き分けです」と言いましたが、これは最高の敗戦でしょう。
 「あなたが同期で、そしてライバルで本当にうれしかったです。本当にありがとうございました!」という、全く飾り気のないストレートな(素の)田村のマイクがすべてでした。

☆朗報、だいのぞみ、会場でお手伝い!




「STAND OUT 08」12日at後楽園ホール


−平日後楽園クリアー!

地味に記録更新


[○希月・真悠いちこ()士田光・藤本つかさ]
 入ったらもう始まってました。ああ、マッスルビーナス絡みのダークマッチね。お、希月! まあ、会場にも顔見せてたし、復帰が近いとアイスチラシにもあったな。
 試合は途中からだし、誰が誰やらわかりません。ただ、一言でいえば「練習」みたいな感じ。やたら当りはソフトで技の威力とか相手を倒すより、とにかく教えられた事を丁寧にと。まあ、本業のレスラーも練習はこんなもんかも知れません。

[渋谷・×チェリー(キックの誤爆からジャーマン)○植松・Ray]
 四者「ハナ」数珠つなぎとか、まあそういう試合。セオリーとしては、前半はコミカルでも中盤当り流石プロという技や展開を見せるもんだけど、やっぱりまだシブの足が悪いのかな。少なくとも他の3人がもう少し華麗な攻防を見せたらもっと良かった。まだ、後楽園をつかむには、鮮やかさや技のスケールが小さい。Rayは細かいつなぎとか展開とか大分良くなった。前はとって付けた様に、自分の得意ムーブを出すだけだったからね。

[さくら・×三田(誤爆からさくら2人スクールボーイ。技を決めたのはさくらだが、形式上真琴が三田の上になりフォールした事に)○真琴]
 まあ、真琴が三田さんぞっこんで、直接の団体の先輩、指導者のさくらより、三田さんの方が大切で、攻撃したくないと。そのまんま試合は進む。
 最後、フォールを取られた三田がブンむくれで怒って帰り、真琴必死で後を追う。

[<6人タッグ巴戦>田村・松尾・勇気vs華名・夏樹・高橋vs○木村・江本・中川]!!
 普通の意味ではこれがベストマッチ。良くも悪くも今年のNEOはアマンドラとパッションレッド(あと松本ザウルスか)の1年だったが、それが正解だった事を証明するめまぐるしさが痛快な一戦。

 とても細かい展開を書く余裕はないんで、目だった選手だけ書く。やはり、夏樹だ! 最後にフォールを取られたものの、やはりこういう多人数の乱戦になると、夏樹の小回りの良さ、団子レースを抜け出しておいしい所をひょっこりかっさらう力はずば抜けている。
 逆にこういう迷路の障害物競争みたいな場では、まごつきそうな勇気もマイペースを通し、新人らしからぬ安定した腰の強さを見せた。
 中川、終盤華名との一騎討ちで心・技、ともに負けていたのは残念。夏樹のどさくさにまぎれて一番おいしい所を持っていく火事場泥棒の様な根性が欲しい。

 とまあ、以上書いた事や他のメンツは大体予想内だったが、唯一予想外だったのは松尾。基本的にはいつも通りだったが、新技、チキンウィングフェースロック披露!
 前に出した事があったかも知れないが、今日程効果的に出した事はなかっただろう。高橋からレフリーストップも取る。前から松尾は後、強い打撃技が欲しいと思っていたが、案外この技から活路が開けるかも。単なる総集編の様で、NEO仕掛けたな、とも思ったが ^^;)。

[タニー・○宮崎(カウンターのバックエルボーを食らうが即、隙を突いて外道クラッチ)京子・×松本ザウルス]
 京子の下のタイツを脱がせようとしたり、ザウルスも恥ずかし固めをやろうとしたり、まあいつものマシンガンズの試合。余り女子プロを見ない人には松本の試合は新鮮だったのでは。

 試合後、アマンドラ(木村、江本)乱入して、タイトル挑戦をアピール。

[元気(コジコジカッター8発→垂直落下式ブレンバスター→ラリアット)○小島聡]
 思ったより会場の反応がいい。予想以上に会場全体がこの試合を楽しみに、期待している。個人的には、今更男子vs女子何て、という感じだったが、[神取vs天龍]からもう10年だろうか、ミクスドマッチは増えてもシリアスなシングルはほとんどないはずだ。

 試合は特に予想外の展開や驚きはなかった。前半やはり元気は小島のパワーには到底かなわない。「転」は場外で元気が椅子についでテーブルを持ち出し、セコンドの京子達の助けもあってコジをテーブルに横たえると、ダイビングプレス。これで多少なりとも動きを止めると、チョップ、ラリアット、G-ドラと攻め込むが、やはり男女の力の差は大きく、最後はフルコースで。普段の小島のファイトは知らないが、このフルコースは最大限相手に敬意を表してのものではなかろうか。

 特に意表を突いた驚きはなかったが、神取がお岩さんの様に顔を腫らした伝説の[vs天龍]戦。また、それ程のインパクトはなかったが、多分凄惨さでは負けず劣らずの[京子vsハヤブサ]戦(かなりやられたが、メイクのせいで顔が見えず)と比べると、堂々と力を出し尽くして破れた爽やかさがあった。

 試合後、元気、ラストマッチは京子さんにお願いしたい、と言い、京子快諾。


「後記」
 あっしの黙視では820人程(発表は700人台だったそうだが、いつもと同じく招待客を引いたんだろう)。流石にいつもと比べると、南の通路から後ろの安い席が少し淋しい。
 ただ、リングサイドや東西、南北の通路から前はまずまず満員でこの辺の席を買う人は熱心なファンなのでNEO人気の根強さを感じる。
 いや、平日はいくら何でも厳しいと思ったが、これなら2年前位の休日のNEOの入り位、それ以上だ。大健闘以上と言えると思う。

 全試合が終ったのは9時近く。興行時間の短さにこだわる甲タン的にはこの3時間近い長さは失敗だろうか。自分は結果的には長くなってしまったが、これでもか、とゲスト選手や「具」を詰め込み過ぎるいつものNEO後楽園より、すっきりとまとめた気がした。
 目玉、芯は元気の男子チャレンジマッチ。プロレス部分、今のNEOの一番熱い核の三軍抗争は巴戦にまとめ、松本、さくら、チェリー、渋谷、真琴といった人気選手もそつなく押さえて。平日、安い席で見る分には、かなりグッドな興行でした。




・昼は「息吹」、夜はJWPに行きました。時間がないんで、かいつまんでつまんで。

・仙女の新人、石野由加莉は流石仙女と言える、あぶなげないがっちりした感じ。特筆するムーブとかなかったけど、デビュー半年もしてないのにこれならOKでしょう。欲を言えば反撃の鮮やかさが欲しかったなあ、と。

 あと、すっ飛ばして(爆)、昼夜通して今日のベストマッチは[△木村(時間切れ引き分け)△夏樹]。この前、NEOでやったばかりじゃん、と思いましたが、似て非なる。椅子を持ち出したり共通する部分もありましたが、前半などみっちりしたグラウンドで、この辺が「息吹」風味というか、新人のお手本になりそうな見応えのあるものでした。地味に感心したのは、木村が夏樹の頭か腕を決めた時、片手を付いてバランスを取っていたか、力を分散させて体を一部休ませていたのに、夏樹ちゃん、即蹴飛ばして、休ませなかった所。この細かい底意地の悪さ、片手を付くという一点すら許さない妥協のなさ、工夫は凄いと思いました。

 メインはまあ四者のスタイル、力量で予想内の試合。試合後に、中島、「息吹」の後楽園で松本とタイトルマッチがしたい、とマイク(JWPで正式決定の報告)。
 「ヤングおーおー」と特に食い合う事もなく、いつも通り満員。

・夜のJWPはこちらも超、ではないですがいつも通り普通に満員。試合前に、12月の後楽園で春山の持つ無差別と植松輝の持つタッグのタイトルマッチをやると発表。

 うーん、試合的には特に悪くもなかったですが、こちらが少し疲れててうつらうつら(昼の息吹も)だったせいもあるんでしょうが、特に予想外のインパクトのある試合はなかったです。

 マイクインフォメとしては、中島、「息吹」のタイトルマッチ報告と、Jの後楽園では堀田とシングルでやってぶっ潰す、と。
 米山はやはりタッグベルトが欲しい、Leonやろう、と言うと、Leon、いや、今は無差別のベルトが欲しいので、とあっさり却下(爆)。米山、パートナーのアテはある、と。
 蹴射斗は元気とタッグを組みたい、と言い、元気了解。

 荒れたケンカマッチになるかと思われた植松輝vsボリショイ・薮下は普通に好試合。ハルクラからベルト取った試合より今日の方が良かったなあ。

 メインは特に悪い点はなかったですが、もう一つ異常な白熱が欲しかったス。何か、堀田さんヒールなりに暴走マイクがウケてますねえ。んな感じでした。




・勿論、JとNの昼夜キネマに行ってきました。

・NEOは普通に満員。160人位。

 [○タニーvs真琴]は、随分普通に真面目に真琴が頑張ってました。試合後、いつまでも三田さん大好き、じゃなくて三田に勝つ事を考えろ、とタニーが言い出し、後楽園でシングルやれ、と。なんちゃらあってさくらを入れての3wayに。

 [○京子vs勇気]は、勇気頑張りますが当然まだまだ遥かに京子さんの牙城は高いと。

 [△元気vs△輝]は、あっし的にはかつてのこのカードは[日向vs輝]と並ぶ女子中量級至高の戦いでした。ところがこの日は序盤からテンションが低く、どうも元気が右腕を傷めていたらしいです。しかし、中盤から終盤にかけて輝の厳しい右腕攻めで却って元気の闘争心に火が付き、「もう一つの聖戦」の名に恥じない熱戦になりました。試合後の元気の「最高の引き分け」という言葉は見出しになりそうな名言です。


 ・・・この辺でタイムアップ。後はしょって言えば、セミとメインは6人タッグの妙味ここにあり、と言える実に痛快なスピード、スリルの好試合。メインの後、遂にアマンドラとパッションレッド、それにNEO世紀軍の田村、松尾、勇気が試合形式は不明ですが後楽園でぶつかる事に決定。
 JWPはクラちゃん10周年で黙視250人の大盛況。試合はあっし的にはセミの[○KAZUKI vs LEON]が良かったです。両者ともまるで新人みたいに無闇にがむしゃらにひたすら技を出すだけで。この位のキャリアになれば、どうしてもキャラクターとかストーリーとか格とか絡んできて、試合しますが、そうゆうのを一切とっぱらって、新人がただドロップキックとスクールボーイとエルボーだけで試合するような感じ。堀田さん参戦でまた「Pure Heart」論みたいなのが浮上してきましたが、あっし的にはこういう試合を「Pure Wrestring」って言うんですよね。

 メインはクラちゃんがラリアット合戦の末に春山から3カウント取り、春山の無差別ベルト取りも宣言しました。まあ、真正面から行けばクラちゃんの方が身体能力的には上でしょう。
 個人的には短かったですが、春山大先生と浜田大先生の絡みが面白かったです。春山が執拗な4の字を出して、浜田が「骨が折れるだろ!」と顔蹴ってきました。惜しい、ここで「変な骨が出た!」と泣いて家に帰れば、ロッシーさんが「春山大先生祭り」とかプロデュースしてくれてアイドルになれたのに。流石に春山大先生はそんななまやさしい人ではなく、トラースキックとネックブリーカーをガチに入れ返してました ^^;)。




「Survival road.1」13日at新宿Face・・・のかな(゚д゚)ニョ?



−とにかく盛り上がってGO!


[ピンキー(エルボー、スカし丸め込み→アングルロック)○悲恋大先生]

[米山・×佐藤(カウンターの前蹴り→ファイヤーバレー)小林ハナラ・○デビル]個人的に

[<JWPJr.&POP2冠戦>○中島(カウンターの前蹴り→ジャーマン→ダイビングフットスタンプ)水波]!!!
 水波が力があるのは当然。その水波に中島が力負けしてないのが良かった。力と技の重い歯車がガシッ、


                 と音を立ててかみ合う。中島が誇らしい。そして、水波はやはり、このクラスでは最高級に素晴しい。力、わかりやすさでは松本、華やかさでは中島だが、一番安心して仕事を任せられるのは水波か?

[蹴射斗(蹴射斗のS.ハイからの突進にカウンターのキック→クーロンズゲート)○加藤]

[×Leon・ボリショイ・薮下(シャイニングニー→ダイビングニー)堀田・KAZUKI・○日向]
 試合後のマイク合戦、凄スギ!

ボリショイ「何ニヤニヤしてるんですか、堀田さん! あなたの『暴走』の『熱さ』はアリだと思いますよ。
 でも、みんながみんな暴走したらどうなるんですか!
そのあげくが、あなたが昔いた団体みたいになるんです!
中島「AtoZでデビューさせてもらったのは感謝してます! でも、その後、練習する場所も試合もなくなって・・・
(涙)
 私はJWPで生まれ変わったんです! 私は“Pure Heart”です!

 ・・・阿部さん!
(現在堀田側) 何度も男にだまされるみたいに!」
堀田「何言ってんだよ! こいつ
(阿部)、泣いてるじゃねーか。
 信ずるものは救われる、愛は勝つ、だよ!
(とても意味不明)

[<JWP認定タッグ王座選手権>春山・×倉垣(エルボー→ファイヤーバレー)植松・○輝]


「後記」
 入りはザッと300人。ほぼ満員位。
 内容は少々微妙。自分の感覚と会場のノリにズレがあった。前半戦はまあ凹凸あったが、普通の出来だろう。中島の二冠戦は文句なく良かった。
 セミとメイン。これが個人的にはイマイチだった。セミは試合後のマイクはNEO顔負けに壮絶だったが、試合自体は折角「人間爆弾」堀田さんがいながら、ボリショイ、薮下の回転サブミッション合戦主体。悪い試合ではなかったが、○○デスマッチとか銘打って、ごく普通の試合だった、という感じ。
 メインも、普通の植松輝の試合として見れば悪くなかったが、どうにもこのタッグはシビアに強弱、勝ち負けを競う「戦うプロレス」という感じはしない。

 で、個人的には盛り上がり切れなかったが、会場のムードは仙女ファン、加藤ファン、堀田ファン、植松輝ファン、勿論JWPファンが、おのおの好きな選手に熱い声援を送り、それが渾然一体となって結構な盛り上がりだった。自分の様なこだわりを持つファンでなければ、入場料分は十分に楽しめただろう。



 


「井上貴子20周年記念試合」6日at後楽園ホール

−祝! 貴子さん20周年!

その陰で“鋼鉄のガールフレンド”LLヤングファイト、一夜復活!
LLマジック健在!


[ジャンボ堀・×トドエ(sawakoのニールキック→パワースラム?)○盛淋・sawako]
 勘弁してよ〜 ^^;)。相変わらず動けないトドエさん。お笑いは否定しないが、西口プロレスもDDTもよく考えられ練習して、しっかりお金を取るだけのものはあるぞ。何も期待していない客の前で余興以下の見世物は勘弁だ。寸前。

[ENDO(BMクラッシュ<相手の手を持ったスプラッシュマウンテンの様な技>を丸めて)○沖野]
 結果だけ見ると普通の試合みたいだが・・・。
 沖野、急襲。最初からチェーン、椅子とフルコースで攻める。沖野の猛攻を耐えてパンチ、エルボー、ラリアットで反撃するENDO。

 ・・・こう書いてもごく普通の試合みたいだが、どこか違う。パンチとか頭直撃だし、ENDOの受けも「やるならやれよ、とことんやれよ!」と開き直ってるみたいだし、沖野のブスッとしたいつもの不貞腐れた様な顔もこの展開だと怖い。
 ガチ、ケンカマッチ? かと思うと、唐突に沖野のきれいな裏投げやENDOのジャーマンが決まったりする。うまく言えないが、WARの試合何か思い出した。何と言っても天龍さんの団体だからケンカみたいな荒っぽい試合が多かったが、ああ見えてみんなベテランのプロレスのうまい人が多く、通して見たら迫力のある気持ちいいプロレスだった。
 ・・・ん〜、ちょっと違うなー。はっきり言ってそんなにうまくない。でも、JWPや今の女子の主流の試合とはまるで違うゴツゴツした武骨な試合運び。そう、これはLLなのだ。これこそLLなのだ。
 JWP、LLが旗揚げして、特に女子に思い入れはなかったけど、色々見てJとLは元は同じでも、試合は全然違うなと思った。Jは当時から今に通じるきっちりした「きれいなプロレス」が多く、LLは荒っぽい、普通のプロレスのきれいな流れを逸脱した様な試合が多かったのだ。
 あれから10年。JWPの「きれいなプロレス」はスタンダードになった。勿論、基本をひねるJWPと基本に忠実なNEOとかと比べると多少の違いはある。しかし、中島が「息吹」に出ても違和感はなく、仙女の若手とNEOの若手も普通にかみ合うだろう。仮に渋谷やチェリーがJWPに入っても、NEO、仙女に入っても人間関係はともかく、試合的には何の違和感もないはず。
 しかし、LLの若手の試合だけは少々異質だった(注、HIROKAや小河はもう、「普通の若手プロレス」だったが)。(対抗)試合が成立しない事はないだろうが、あのゴツゴツした肌触りはこのまま日本女子プロ界からなくなるのは惜しい。
 あのムードは伊藤道場勢当たりに受け継いで欲しいのだが。


 試合後、勝った沖野の元にダッシュでセコンドのイトカオ道場勢が冷やしたタオルを持って来た。タオルを後頭部に当てた沖野は若手の肩を借りて退場し、敗れたENDOは「このままでは終らない!」とアピール。
「後記」
 ここでタイムアップ。第2試合の殺伐さがインパクトがありましたが、全体には貴子さんの20周年でハッピームード。客席には北島三郎さん、中尾淋さんまで見えられ、あのミホカヨも御来場。
 今お笑いをやっているワッキーは休憩時間にコントまで披露してくれて、相変わらずよくわからないけど、意味不明に盛り上がるLLでした。

[<井上貴子デビュー20周年記念試合〜ファーストコンタクト〜>貴子vs○デビル雅美]

[○神取・植松vs吉田万里子・×エスイ]

[堀田・○貴子・下田vs×立野・ハーレー・ZAP・I]




「NEO DREAM 2008」5日at川崎体育館





た時計


 あっしの率直な感想を言えば、「良くない」、でした。サイテー、金返せ、とまでは言いませんが、5段階評価で「2」位でした。

 ベストマッチはやはり、この日一番の盛り上がりを見せた[○カチョーラスvsアマンドラ]でしょうか。ただ、これとても他の試合が低調過ぎたのと、ハードコアルールという形式、カチョーラスのネームバリューで盛り上がった気がします。
 メインは悪くなかったですが、両者アグレッシブに攻めるタイプじゃなし、やはり井上京子のオーラで成立した気がします。

 一つ言いたいのは、「NEOが悪い」とは思わない、という事です。試合の低調さはやはり選手に原因がある気がします。あっしは再三言ってますが、女子プロの会場が板橋やキネマ、新木場と小さくなるごとに試合のスケールも小さくなっていった気がします。流石に田村、元気や日向、ハルクラ等良く後楽園で試合する団体のトップ選手は後楽園位は盛り上げられる様になりましたが、それも後楽園止り。まだ、川崎体育館も荷が重かったな、という気がします。
 むしろNEOは、後楽園なら確実に盛り上げられるのに、リスクを背負ってよく川崎に進出した、と誉めたいです。何度ハズシても、こういう挑戦をしなければ永久に女子プロはスケールアップ出来ません。




「息吹」28日at新木場1stRING

−普段着


 入場式。3年前の9月に他界した未来へ1分間の黙祷。

 挨拶は中島。「本日は御来場ありがとうございます。今日はタッグで松本と戦いますが、ぶっ潰して私がチャンピオンだという事を・・・」


[○吉田(脇固めはこらえられるが、回って蜘蛛絡み)及川]
 前半から中盤はグラウンドの攻防。終始、吉田優勢、リード。中盤、及川キックなどで多少攻めるが、どうにもぬるい。「総合」ルールでは足を取られる恐れがあるので、余り思い切って蹴れない。しかし、ここは「プロレス」だ。迫力のなさは、地力のなさ+スタミナ切れという気がした。
 見る度に評価が下がる及川だが ^^;)、やはり今は「普通のプロレス」のスタミナ、タフさを学ぶべきではないか。

[○チェリー(延髄斬り→横入り式エビ固め)エスイ]

 LLの八木淳子を思わせる大型問題児エスイさん。体格差も大きい相手にどうなる事かと思ったが、チェリーの場数を踏んだ試合作りに助けられてか(この人もバトラーツ道場に通ってるそう)、特別おかしな所もなく普通に進んだ。

 ただ、やっぱりタメライというか、戦いというより、攻守共にねまだ「形」をおそるおそるなぞってるんだよなー。例えばLLとかアイスのアイドル新人とかなら、わずかな成長を暖かい目で見守られるだろうけど、「息吹」のノリとは違う気がする。まあ、全くプロレスを知らない国からの留学生だから、生暖かく見守りますか。

[中島・○Leon(大きく回してのブロックバスター→Leonストーン)松本ザウルス・×Ray]
 入場式の宣言通り、ガンガンいく中島だが・・・。まともにいくと、ザウルスのパワーに勝てそうにない。またザウルス、ホームと言える、ここ「息吹」では声援をバックにノッていた。残念なのは、中島、中盤から持病の腰を傷め苦しむ場面が多かった。多少序盤は負けても中盤からトリッキーな動きでモッテいくと思ったが。
 もっと残念だったのはこういうシチュエーションでは頼りになるLeonもやはり腕の怪我で精彩を欠いた事。Rayをボコるのを楽しみにしていたのに 爆^^;)。いや、RayとLeonではマジに2「クラス」は格が違うと思う。床運動でもやらせたらRayの方が多少は上かも知れないが、プロレスの捕え方(早い話が、「戦い」を見せる、とそれだけだが)では同じレベルで上下という程度ではない雲泥の差があると思うよ。
 松本の勢いでカバーされたのか、今日のRayは特におかしな所もなく普通に試合に溶け込み、怪我でイマイチのJWP組、試合では勝っても内容では7・3位で負けてますた。

 今日のRay応援団は7人×南5段の35人位でそれ程でもないな(爆)。

[○木村(エルボー、スカされるがすかさず頭突き→木村ロック)大畠]
 先の後楽園でやるかと思った因縁のシングルだが、今日のセミで。ん〜、特におかしな所もなく悪い試合ではなかったが、まあ、普通、という所。
 やはり木村さんリードで、大畠食らい付くが、体格、地力の差をカバーする決め手がないので、定番フィニッシュで、と。去年松本に勝ったシングルは好試合だったが、やはり日頃一緒に練習している相手との差か。大畠ちゃんもエスオベ加入後の成長から、正直勢いが止った。ここからが厳しいが頑張って欲しい。

[×中川・江本(トラースキック→モモ☆ラッチ)渋谷・○夏樹!]まあ・・・
 アマンドラ登場! 渋谷、夏樹復帰! と、メインにふさわしいカードではあった。快調なスタート。
 だが、だが・・・渋谷、少し捕まると休場の原因になった膝がパンク! ロープにも走れず、渋谷が一方的に捕まる展開に。
 アマンドラの動きはいい。中川、これまで地力はありそうだが、それ程華やかな動きはなく地味な実力者、という感じだったが、復帰後、飛び技回転技もスピードアップし、夏樹、渋谷と遜色ない感じ。
 江本、相変わらず強い、うまい。エルボー、体当り一つ見ても強さは十分に伝わるが、例えば渋谷がやっと反撃に出た当たりでサッと足を攻めて動きを止める、憎らしい技術。JWPにいた頃の輝を思い出させる。
 この流れで一挙にヒロインになったのが夏樹。ずっとコーナーで待されていた分、タメの瞬発力が凄い。2人を相手に大健闘。今日のアンケート、一番人気だろうな。たいようちゃん☆ボムは警戒されて不発だったが、もう一つの決め技でズバリ。渋谷も足が動かずとも終盤はスイングDDTなど何とか勝利に貢献。


「後記」
「今日はシブが足を怪我して攻められましたけど、何とか勝てました! 栗原や渋谷、うちらの代で女子プロを盛り上げていきます! これからも応援宜しくお願いします!」

 入りは数えていないが、いつも通り満員。中島、Leon、渋谷の不調。エスイ、及川のプロレスへの「馴染んでなさ」の為に、いつもと比べれば多少低調だったが、まあ、新人は未熟なもんで、その新人の頑張り、成長を見せるのが「息吹」のコンセプトだからこれはこれでいいんだろう。




「PURE-SLAM 2008」23日at後楽園ホール



−磐石


[紫雷イオ・松本ザウルス・○水波涼(ザウルスの東海道落し→イオのランニングムーンサルト→ダイビングギロチン)×ピンキー・桜花・中島]
 やはり水波だ。練習用のトレパン、トレシャツの様な、この中で最も地味なコス、たたずまいながら、それが一番凄みを感じさせる。ピンキー、キラキラした新コス。
 試合は例によって一人を痛めつけての3人ポーズから、まあ普通に進む。精神的に最もギラギラした中島、積極的にザウルス、水波にぶつかっていく。イオ、桜花もガンガンいけよぉー。何度か試合していい内容だったという、ピンキーが桜花さんに積極的に向かっていく。苦手意識ならぬ、得意意識でもあるのか ^^;)。水波も別にガツガツアピールはしなかったが、ムードというのは恐ろしいもので、前半やられたのも、仕事ですから、という気がする。
 強気の中島だが、まだ肩は本調子ではないのか、腕を攻められると動きが止り苦戦。最後はピンキーが捕まった。

水波「中島、お前の2本のベルトが欲しい! 挑戦させてくれ! 私はこれを言いに仙女から1人で来たんだ!」
中島「あたしがやりたいのは松本だよ!」
水波「逃げるのか! 『じゃじゃ馬トーナメント』で私は勝っている!」

 無視して引き上げる中島。(休憩後、インフォメで中島、水波の挑戦を受託! 新宿FACEでタイトルマッチ決定〜イ!)

[○KAZUKI・蹴射斗(サルタヒコ? 送り襟締めの様な形から腕ひしぎ)米山・×Leon]?未満
 入場の時配られたチラシには経緯が載っていたが、これなどスクリーンで抗争のいきさつでも見せて欲しかった。
 ともかく期待したラフ・抗争マッチだったが・・・。一言でいって、やはりLeonの怪我が痛かった。その分というか、良くやったのは米山。蹴射斗とローキック合戦、マウントエルボーと積極的に攻めていく。KAZUKIさんはまあ、ああいう人だが(どういう人だ?)、蹴射斗がもう少し非情に出てもいいのでは。反乱軍とか肩書きがなくても、春山相手ならエグくガンガンいったのは、やはり「信頼」の問題か。
 ともかく堀田軍が勝った事で抗争続行!

[薮下(掌打連発→薮下の掌打をスカし、木戸クラッチ)○ボリショイ]
 柔道、プロレス、総合(薮下)と、サンボ、プロレス(ボリショイ)の微妙にルートの違うサブミッションマスター対決。
 うーん、多分板橋や小さな会場で見れば面白い試合だったと思うが、正直後楽園の後方には面白さが届かなかったと思う。

[ヘイリー・×植松(植松、パワーボムを丸めようとしたのを潰して逆エビに)ジャガー・○倉垣]
 今日、最も意味不明なカード(爆)。実は少しうつらうつらで・・・ヘイリーさん、多少インパクトは残したのかなあ。倉垣の2人アルゼンチンは覚えてる。

[○ザ・グレート・カブキ(ランニングネックブリーカーをスカして抑え込み)ジャイアント小馬場]

[元気・○田村(リバースWリストアームサルト→コブラクラッチスープレックスはこらえられるが→エルボー)輝・×日向]
 日向の復帰戦、それ以上でも以下でもなかった。順当に得意技を出しつつも主役は日向。ロメロスペシャル、ニーアタック、“ヒラリ”飛び乗りミサイルキック・・・いつもの技を順次出していくが、試合自体エキシビジョンみたいなもので「実戦」とは言い難い。まだ本調子かどうかはわからない。
 輝が終盤でもないのに、唐突に強烈なエルボーを元気に出し、「かつての空気」が一瞬だけ立ち上った。かつてJWPがベテラン選手の一斉離脱、存続の危機からとりあえず立ち直った頃、この平成6年組(天野、倉垣も)でよくタッグが組まれ、異常な白熱試合が何度かあった。言っちゃ何だが、輝はもとより、日向も田村もその後ステータスは上がっても、あの頃の試合を越えてはいない気がする。そして、12月に元気が引退し、このメンバーによるカードがまたあるのかどうかわからないが、やはりあの頃の白熱には及ばなかった。

[○春山大先生(顔蹴り→キーン→堀田、顔蹴りをブロック、顔蹴り→ラリアット連発)堀田大魔神様]MAX!
 やはり、やはり、水が下から上に落ち、砂漠の砂が尽き、陽が東に沈もうとも、春山大先生はハズサない!
 堀田のラフ、場外乱闘に引きずられつつ、持ち前のタフさで流れを引き寄せ、堀田のポテンシャルを引き出しつつ、盛り上がりを作り、絵に描いた様な白熱の好試合を作り上げた。
 正直ここまでの試合、どれももう1つピリッとしたものがなかったが、流石メイン、流石王者、というにふさわしい盛り上がりだった。

 ただ、(鬼)マニアックな事を言えば、これとても春山の職人的なうまさで作られただけで、個人的にはもっとブチ切れた本格的な暴走モードに入った春山が見たかった、というのも正直な所。
 また、堀田という人選、このマッチメイクはプロデューサーの手柄だろう。後楽園向けのわかりやすさと迫力があり、試合自体は昔は全女やLLでよくこういう試合があったなあ、と思ったが、JWPもNEOも最近この手の試合は少ないので新鮮だった。


「後記」
春山「おい、暴走堀田の熱さは認めるよ! でもなあ、自分はベルトを持ってるんだよ! この“バリバリ”春山がJWPの無差別チャンピオン何だよ!」
堀田「おい、バリバリ!・・・クソー! でも、このままじゃ終らせない・・・おい、日向!」
 日向、堀田と握手!
春山「日向さん、いや日向の気持ちがわからない。でも最強の相手だから自分はこのベルトをずーっと守っていきます!」

 入りは南の後方がツラかった。これまでの後楽園より100〜200人は少ない。カード的にこんなもんだろうと思ったし、ペシミスティックに考える自分はもっと少ないんじゃとも思っていた。
 興行トータルでの問題はあるが、“王者春山”には一点の曇りもなし。

青春かけた野球だぜ
泣きたいときもあったんだ
見ろよあいつの根性を
 by「侍ジャイアンツ」




「サマー・インパクト!!」15日at板橋グリーンホー



−狂えばいいと思うよ


 まずは3年前に逝去した未来への追悼。みんな、元気で意味不明にやってるじょー。

[○松本ザウルス(エルボー連打→バックエルボー→アルゼンチン→東海道落し)ピンキー]
 前にニュー全女で当たった時は惨敗だったそうだが、今日はとりあえずそう悪い試合ではなかった。松本ザウルスのパワーに押されつつもダイビングボディープレスで反撃し、ストレッチプラムも決めた。
 しかし、率直に言えばピンキー、まだまだ! 体格も違えばパワーもキャリア、場数の差からのうまさも違うのは承知だが、打たれ強さ、スタミナの不足から、反撃シーンが冴えない。技も展開も不足だが、まずこのベーシックな地力を上げないと。

[○植松・輝(アルゼンチンを大きく回って丸めて)紫雷イオ・×倉垣]
 イオはまあ、普通に溶け込んでいた。というか、やはり添えものでスポットは当てなかったなあ、というか。体を伸ばした、よっこらしょ、と人間が飛ぶんじゃなく、棒が飛んでくる様なドロップキックはきれい。POP以来余り当たってないと思うが、またアリサ当たりとやらせたいなあ。他の3人はまあいつも通り。

 試合後、植松の挑発で、10月の新宿FACEでタイトルを賭け[ハルクラvs植松輝]決定〜イ。

[○ボリショイ(タイガースープレックス→アングルロック)佐藤綾子]
 前半のグラウンドがナニゲに凄い。サトアヤ、ほぼ五分にボリショイセンセイとグラウンドで渡り合っている! ボリショイのグラウンド技術は相当高い。かつてM'sとの対抗戦でタッグで吉田と当たった際、某氏いわく「吉田がグラウンドで負けたのは初めて見た!」。そのセンセイと五分である。いや、先にボリショイが場外にエスケープしたぞ!
 この後、スタンドになってもサトアヤ、いつでもどこからでも出せる高低自在のドロップキックでイキのいい所を見せた。センセイ、キャリアからの試合運びやスキルで勝った、という感じ。
 ただ、サトアヤ、女子プロマニア間での評価は高いのだが、やはり魅せる、自分をアピールするという点で地味過ぎる。松本ザウルスの体当りとアルゼンチンを十分にアピールした試合作りのうまさが欲しい。髪型もいー加減だし ^^;)。

[○薮下(巴投げ→センセイ固め?)米山]
 米山「来い!」と、大の字で猪木−アリポーズ。まあ、これはツカミで、普段余りグラウンドやサブミッションに積極的ではない米山だが、後はスピードで何とか薮下と渡り合う。強さ、(間接技の)うまさでは薮下が、勢いは米山の方の様な気がした。

 試合後、センセイ固めに似た技を出したのでボリショイが現われ、何ちゃらあって後楽園での健闘を誓いあうのでした。

[○堀田大魔神様・KAZUKI・蹴射斗(掌打→腕ひしぎ→ミサイルキック→ピラミッドドライバー→腕ひしぎ)春山大先生・×Leon・中島]
 堀田様効果明らかな、大暴れタッグマッチ。まずまず面白かった。
 ただ、その上で不満を言えば、蹴射斗、こういうポジションの方がいいと思うがもう1本頭のセンが切れた様な、暴走ファイトを見せてくれないだろうか。もう1人期待していたのはLeonで、プロレスも滅茶苦茶うまいが、案外ガチやケンカマッチの方が強くて迫力があるんじゃないかと思っている。中島や春山に譲ったのかも知れないが、もう1つだったなー。KAZUKIさんは、まあいつもの試合からお笑いを抜いた感じ。
 復帰戦の中島は流石に気持ちを見せる事は忘れない。張り手で果敢に堀田に向かっていく。蹴射斗を先輩とも思わず、突っかかっていく所は流石、アリッサの真骨頂!

 そして、春山大先生だ。勿論、堀田に気後れなどない。張り合いでもエルボー合戦でも引かず、ジャンピングネックブリーカードロップ、ロープに振ると見せてトラースキックなどヘビー級対策もバッチリ!
 なのだが、鬼ハルヤマニアから言わせてもらえば、2、3年前、前川やアジャとの試合で全女系ヘビー級との試合作りはもう出来ていた。うまいんだよ、春山は。うまいからベルト巻いてんだよ。しかし、うさだけでは、圧倒的な人気を持つ日向にイメージ的に勝てないし、JWPを背負い、更に前に進ませるには力不足だ。にらみあって、激しいエルボーの殴り合いとかやっていたが、何という息の合った攻防。自分には師弟対決の様な気がした。
 まだまだ堀田様の凄さを引き出さなければダメだ。NEOの旗揚げ戦であの井上京子相手に、日向、輝、田村、元気のメインを食い、アンケートの人気投票で1位を取った、怒涛の勢いを取り戻さなければダメだ。


「後記」
 入りは120人程。カード的にはこんなもんでしょ。




・水曜のNEOですが、まあトータルな評価は「普通」でした。

・[勇気(飛びつき腕ひしぎ)○タニー]は、だい戦とは違って「髪何か染めやがって! この不良めー!」と、ややコミカル風味。これは、基礎技術を確かめる新人相手というより、普通にチェリーとかでき上がった中堅とやる試合の様な気がしました。

・[○田村vs及川]は、ある意味「語るべき要素」は最も多かったです。一言でいえば、及川グラウンドで全く田村に歯が立ちませんでした! 前からの疑問でしたが、田村って当然ベースは全女で、あそこグラウンドはあんまりやらせないのにいつ練習したんでしょうか。
 ともかく、及川、グラウンドで歯が立たないのはともかく、その後のスタンドのキック合戦何かでも攻守共に光るものが見えなかったのが残念です。特に、攻める技に関しては「バトラーツ唯一の女子」という特異性を強調してもいいですが、技を食らってのタフネスは普通の女子プロのタフさを学んだ方がいいと思います。あ、田村の頭を抑えて膝蹴りをカマシたのだけはいい度胸してた ^^;)。

・[○江本・木村・中川vs×三田・植松・宮崎]は、最初から三田以外眼中になし、という展開。今日も働いてきたんで少しうつらうつらでしたが ^^;)、噂通り、中川が中々いいですね。
 試合後、三田、川崎でカチョーラスvsアマンドラ(木村、江本)を宣言。更に、中川、植松にシングル挑戦。植松「余りもん同士やるか」

・[○松尾・風香・京子vs高橋・夏樹・×華名]は、まあ普通に華やかで楽しく見応えのある一戦。やはり、華名の切り込み隊長的なイキの良さがいいなあ。松尾、風香も終盤で同時コルパタなどイキな事をやる。
 試合後、京子、松尾、風香を「いやー、かわいくていいねえ。あんた達がチャンピオンになったら華やかでお客さんも喜ぶだろうねえ」と絶賛。怒って出てきたのが現NEOタッグ王者のマシンガンズ。当然、川崎で対戦と。

・[○元気vs松本ザウルス]は、そう悪くはなかったが、いや、ザウルスのキャリアを考えると良くやった、とも言えるのだが。やっぱり、新人の域を越えた試合を期待したが、それ程でもなかった(正直に言うと、これも終盤うつらうつらでした)。


 さて、試合後、やはりハルクラ登場。川崎でのタッグ対決を了承!  元気のパートナーは田村! いやほんと、女子最強タッグ決定戦だよ、これ。

 入りは160人チョイ程。平日という事を考えたら大健闘以上! 日曜とかいいカード並べてもこんなに入らない事もよくあるのに。




・土曜のNEOから。つーても、仕事で遅れて後半2試合しか見てません。
 [○元気vs夏樹]は、思った程の白熱はなく順当に元気がパワー勝ち。「思った程の白熱はなく」つーても、かなりのハイレベルな次元での話ですが。

 [△田村vs△高橋]は、やはりこれ1試合だけでも見る価値のあった熱戦。あ、このリーグ戦、どれも公式戦1試合でも¥3500位の価値はあったと思います。1興行4〜6試合、月4興行位見て1試合あるかないか位の試合連発だもんなあ。
 まー、当然表面的には五分の白熱の試合でしたが、あっしの主観では僅差で田村の方が強い、と思いました。理由1、序盤のグラウンドで田村腕ひしぎで1本! 2、その後、ゆるい攻めで高橋が回復するのを待ってやった。3、高橋は悠然と受けて、おっ、という気のきいた返し技で逆転するタイプ。田村は余りそれがないが、終盤に鮮やかな返し技。ほんとにごく僅差ですが。ともかく、これで高橋、元気のブロック優勝決定。


・JWPキネマは、遅刻でピンキーの試合見逃す。[江本vs○Leon]は、やはり古い仲間の、底に信頼のある激しい好試合。ただ、この試合は別におかしくなかったが、これまで自分の見た感じで言えば、江本の方が少し強いと思います。安定感はLeonかな。
 [武藤vs倉垣]は普通に好試合。[○ボリショイ・桜花vs×米山・薮下]は、ボリショイが薮下と(サブミッション合戦を)やるのが楽しくて仕方ないという感じ。また、薮下も相手次第ではこうもJWPにハマるとは思わなかった。桜花さんとのやりあいも具ー。

 [○堀田大魔神様・蹴射斗vs春山・×KAZUKI]は、どちらかというと蹴射斗出ずっぱり。この路線はいいと思う。春山、堀田にいささかも引かないのが心強い。
 試合トータルでは微妙で、蹴射斗の奮起、堀田の存在感、春山が闘争モードに入ったのはうれしいが、もっともっと、闘争モードではなく、暴走モードに入って欲しかった。春山はかつて伊藤とのシングルで、フットスタンプでやられた後、ブチ切れた様な猛攻を見せた事があり、一級のプロレス職人としての春山より、狂えるファイターとしての春山が見たいのだ。

 試合後、阿部、KAZUKIも堀田に付く(中島も誘われるが、きっぱり拒否)

 「春山大先生補完計画」(゚д゚)ニョ? 謎)進行中という所か。
・NEOは、まず[○田村vs勇気]は、勇気、これまでウォーミングアップの相手位にしかならなかったのに、「練習」相手位にはなれたかな、と。
 [マシンガンズvs大畠・松尾]は特に言う事なし。

 [○江本・木村vs三田・真琴]は、ある意味、息もぴったり、カミアッタ好試合。真琴さんの弱さが素晴しい ^^;)。いや、ファンタスティックフリップでコーナーポストからマットに叩き付けられて、即立ち上がるのは、やっぱり素人じゃ出来ません。
 試合後、アマンドラ、真琴を馬鹿にした後、「三田! お前の本当のパートナーはメキシコにいるんだろ!」と、○○さんの参戦を示唆。三田「私のパートナーは真琴だ!」。

 [○京子・松本ザウルスvs夏樹・×華名]は、MAX!!!位の白熱の好試合。夏樹の良さは当然だが、正直パッション・レッドでは1枚落ちる感じの華名が、猛然とザウルス、京子にカミツク! 夏樹もSUNにいる間に頭角を表わしてきたザウルスを正面から狙い撃ち。松本ザウルス、諸先輩方から本気で相手してもらえていいなあ ^^;)。京子、ザウルス組も中盤、同時アルゼンチン、更にお互いをアルゼンチンでダウンした相手に投げる、という凄い連携。

 メインの[○高橋vs元気]は・・・。もう、今年の女子プロレス年間最優秀試合はこれで決まりじゃね? という感じの壮絶な熱戦。文句なく

 どっちが勝ってもおかしくない熱戦だったけど、あえて、あえて、あっしがジャッジすれば、やはり僅差で高橋の勝ちだと思う。攻めの元気(受けも超一流だが)に対し、高橋の受けの強さの底知れなさを感じた。一見、熾烈な元気の攻めが目だったが、何をやっても高橋は二呼吸もすればムクムク蘇生しそうなのだ。試合後の両者の顔! 何かの技で顔から少し出血していたのもあるが、元気の顔は蒼ざめ、疲労困憑という感じなのに対し、高橋は息は切れていたが、目は精気が宿り、ハァ、ハァ・・・そろそろ本気でいくわよ、という感じだった。




「息吹extra」15日at亀戸サンストリート

「松本ザウルスが亀戸に現われました!」


 入場式。挨拶は復帰戦となる中川。
「ここ、亀戸から北京よりも熱い戦いをお見せします!」

[エスイ(アトミックドロップをビクトル投げからの膝十字に切り返して)○吉田]
 新人にどこまで技を解禁させるか。勿論プロレスがわかっているコーチが決める事だが、個人的にはもう少し能力に応じて格差を付けてもいいと思っている。
 が、このエスイさん、まだデビュー5試合もしていないと思うが、今回披露した技は、体当り、アトミックドロップ、マフラーホールド、ジャイアントスイング、カナディアンバックブリーカー、ノド輪落し、ラリアット・・・。うーん、この人は体格といい、華やかさといいエース級のオーラを持っているが、これら大技と間に時々見せるエルボーや基本的な動きのヘタれ方の落差も中々凄い ^^;)。なんだかなー。
 欠点を直すより長所を伸ばせ、とも思うが、いい所と悪い所の落差が大きいだけに、早急に直さないと八木淳子になりそうな気もした。

[○木村・中川(中川の走り込みラリアット→アフロキック<ビッグブーツ>)チェリー・×RAY]
 勿論、あのテーマで入場するレボ・アマ。速攻奇襲から場外乱闘。
 良く見えなかったせいもあるが、イベントプロレスという事もあり、それ程の迫力はなかった様な。まあ、基本的にレボ・アマがラフ込みで攻め、自然ベビーになったRAY組が合間にきれいな技で反撃という流れ。
 まず、復帰戦の中川はやはりレボ・アマの試合なのでラフな展開が多く、復帰前と比べてどこがどうとは言えない。前の地味でもみっちりした試合運びよりは当然荒っぽく。ただ、チェリーさんの方がオシてたなあ。木村さんは相変わらず。もっと厳しく当たるかと思ったが、まあ適度に受けてた。
 いつも闘争心のなさが気になるRAYさんだが、美技もはさみながらエルボーなどでまあ普通に戦ってた。
 共に誤爆などしながら、最後にRAYが取られたのは心地よい驚き。前の「息吹」で夏樹から取った時はイヤ〜な感じがしたからねえ。


 休憩の合間に、ゴールドキッズのエキシビジョンマッチ(1人は成国さんの長女で全国3位)。アマレスの説明をはさなみながら。
 2分のエキシビジョン後、「プロレスがやりたい」等と言い、プロレスマッチに。これが流石にアイス以下というか ^^;)、いかにも急にやらされた感ありありで、全然力の入ってない押すだけのエルボーとか、子供でもアマレスの緊迫した動きに比べ、ただグルグルするだけのバックの取り合いとかね。逆にプロレスは明文化されていない部分で細かいルールがあるのがわかる。
[松本ザウルス・△夏樹(江本が垂直落下式ブレンバスターを出すが返してタイムアップ)大畠・△江本]
 松本−大畠の絡みから。手4つからの力比べで松本、当然勝つが、大畠も松本が乗っても崩れないブリッジなど見せる。場外乱闘に。松本ザウルス元気良く、2階の商店街まで行く。この辺のセンスというかノリは流石。
 松本ザウルスと言えどもデビューしてしばらくは普通だった訳で、突然開眼して今のパワーファイトになったのだ。その頃、試合自体より顔が明るくなったのが印象的だった。デビューして数試合の新人の内は誰も何が何だかわからず、ただ言われた事を、間違ってないかだけを気にしながら考え考えやってるだけじゃないだろうか。人によって早い遅いの差はあれ、ある時からプロレスの作り方、ノリがわかってくる。松本はそれが早かった。仕事を把握し、こうしたらもっといいんじゃないだろうか、と思った事がそのまま観客のリアクションに出る。これで、表情が暗くなる方が不思議だ。今のNEOの過酷なリーグ戦では流石に苦戦続きで表情が冴えないが、今日の松本ザウルスの顔は明るかった。

 さて、試合が進むにつれて残念ながら、やはり大畠が一枚落ちた。じっくりしたシングルなら粘りとか地力を見せられるだろうが、開放的なやったもん勝ちのタッグマッチは分が悪い。
 松本はいつも通り、江本も地味でも不気味に強い。そして、やはりこういう場に強いのは夏樹! マニアより一見客の多さ、野外に近いムードは全女の地方試合に近く、古巣に帰ってきたようなものだろうか。例の軽快過ぎるムーブを次々披露。
 少々残念だったのは、[松本vs江本][夏樹vs大畠]という図式で試合が作られていたが、個人的には[夏樹vs江本]の絡みを見たかった。夏樹は絶対、江本の強さにひるまないはず。
 終盤、この絡みは実現したがどうにも妙に夏樹がおとなしいなと思ったら・・・。上記の通り。

 試合後も松本と江本がもめる。本部席に何かアピールし、延長戦!

 →[○夏樹・松本(イグチボム→トラースキック→たいようちゃん☆ボム)江本・×大畠]
 まあ、結果だけ見たら順当だが、[松本vs江本]はどうだろう。このカード一昨年の「Jr.オールスター」の第1試合で実現し、上り調子の松本ザウルス、ほとんど精彩を欠き、その後しばらく低迷した。江本には苦手意識があるのでは、とも思ったが、NEOでの絡みを見てもそれは感じられない。NEOのリーグ戦でも最後に当たるが、まずまず期待出来そう。
 しかし、松本、大畠と言えば「3S」というタッグチームを組んでいるが、今日見た限りでは「松本、夏樹」組も中々いい。
「後記」
 結果に不満そうな江本は写真撮影に参加せず。どうもエスオベ勢と木村さん、チェリーが残っていた。
 入りは数えてないが、2階も(1階の広場を囲む感じ)手すりにぎっしりで5、600人位? 女子プロの楽しさを見せられたイベントだったと思う。




「サマーナイト・ファイヤー/第2戦10日at板橋グリーンホー



夏樹、諦めるな! 木村、油断するな! 元気、妥協するな! 松尾、踏ん張れ! 引くな、ザウルス!

「本当のプロレス」絶賛公開中!


[だい(フゴフゴ式ヘッドバッド→倒れ込みヘッドバッド→フゴフゴ式)○タニー](以下、全試合何で略)
 フゴフゴ式ヘッドバッド(四つん這いで頭からぶつかるやつね)がフィニッシュだとおちゃらけた試合みたいだが、それはラストだけで、どこまでもだいの持ち技と同じ技で真剣に相手し、先輩の力を見せた、非常にきれいですがすがしい試合だった。

[○宮崎(レフリーをぶつけて丸め込み→外道クラッチ)華名]
 ま、ゆきちよさんは変わらんわな ^^;)。

[○勇気・京子(ブレンバスター→STF)三田・×真琴]
 いくらでも面白くなりそうな[京子vs真琴]だが、特筆する事はなく普通に。この後、激熱の熱戦揃いで、ここで変にネタを連発したら醜くかったと思う。

[夏樹(粘る夏樹に遂に痛烈なカウンターのアフロキック<ビッグブーツ>一発!)○木村]
 今日のベストマッチ? 木村、最初から凶器で流血させる。無論、この2人のプロレスはそこから始まる。
 容赦ない木村の攻めも凄かったが、流血してやられる程に、動きとプロレスセンスが冴えてくる夏樹も凄過ぎる! 机に叩き付けられザマの大回転、イグチボムの切り返しは、「ハードコアレディース」のどの試合よりも、女子のハードコアプロフェッショナルレスリングという気がした。本当にここまで来ると、どっちが勝ちも負けもない、共に勝者。

[○高橋(バックドロップ→ジャンピングキック)松本ザウルス]
 前の試合がハードコア風味で盛り上がり過ぎたのでこの後はつらい気がしたが、ノープロブレム!
 序盤、じっくりと高橋が力の差を見せる。松本ザウルスが細く見えるのが流石だ ^^;)。ザウルス、張り手等で活路を見い出したいが、高橋は技は受けても、基本的には全く動じない。今の松本ザウルスの持ち技、ムーブは全女でもまれた高橋を脅かすには全く至らないと思う。
 ザウルス、口の中を切り、時々口裂け女みたいに見える。カウンターのバックエルボー、ダイビングをキャッチしてのアルゼンチン(これだけは○か?)、並走体当り・・・。何とか流れの中で持ち技は出すが、心身に「張り」がない。
 潰した、という感じはないが、実質高橋の完勝だったと思う。松本はいい勉強をさせてもらってるなあ、と思う。

[○元気(G-ドライバー→大パワーボム?<スーパーフリーク?>)松尾]
 予想通り、団体の仲間だからこそ、元気、容赦ない。松尾、劣勢の中、踏ん張り、あわやというシーンも作ったが、中盤の泣き顔はやっぱり、表面的な試合の様相より相当な実力差を感じた。
 松尾が、実力が大差のある相手にこういう試合が出来るかなあと。

[○田村(椅子攻撃を誤爆させ、更に椅子ぶち抜き!→ランニングエルボー)江本]
 去年、田村と江本はシングルをやっていて江本が勝った。ただ、この試合は十分納得出来たが、それでも田村の方が強い、うまいと思った。
 序盤はその通り。田村、本気で江本完封に来ると、江本も辛い。しかし、中盤から中川、木村がちょっかいを出し形成逆転。田村、どこかで耳か口の中を切ったらしく、またまた流血戦に。
 江本の椅子を使った田村の膝攻めに少々シラける。先週の木村もそうだが、真っ向勝負で勝てんかなあ。


「後記」
 入りは150人程。内容はスゴスギ。前回の開幕戦も良かったが、最初からハズシたらオシマイだから気合い入れたな、と思った。NEOを甘く見てたと反省するしかない。多少苦言も書いたが、NJCの4試合はどれも1カ月女子プロを見て、1試合でもこの位のレベルの試合が見られたら、と思う程の内容だった。

 全女だ、やはりこのノリは全女だ。ハードヒットと、絶妙な最高レベルのプロレスセンス。女子プロを色々楽しみたければ、今のNEOは見ない方がいい。ほかの「ままごと」や「オアソビ」みたいなプロレスは馬鹿馬鹿しくて見られなくなる。




「」9日at板橋グリーンホー



−“御意見無用”堀田大魔神様、御来場!

ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!!
バリバリのあたしもほんとは空気なんかどーでもいーんだよー!


[○Leon()ピンキー]

[○江本()中島]
 遅れて上記2試合見られず! 「プロレス本道の好試合」だったそうで。
 あ、★日向あずみ様、9月の後楽園で復帰!

[○蹴射斗(ハイキック→カカト落し→武藤、カウンターの頭突き→シャイニングハイ)武藤]
 元気、むーちん、蹴射斗の3人はプライベートで仲がいいそうで、だからこそ、のジャストミートなハードヒット戦。

[米山・倉垣・薮下vs輝・天野・ボリショイ]
天野「プラムさんの追悼試合に呼んでいただいてありがとうございます。でも、折角だからボリショイさんと当たりたいです!」
。で、
 →[×米山・倉垣・天野(乱戦の中、デジャ・ブ並の大旋回からの脇固め)輝・薮下・○ボリショイ]当然、

[<JWP認定無差別級選手権>○“王者”春山大先生(オレンジ☆トマホーク→ラリアット→顔蹴り→キーン☆ハンマー→ダイビングギロチン)KAZUKI]特上
 流石! その一言。春山がいい試合をやるのはおてんと様が東の空から上がる位当たり前の、分かりきった事だが、それでも余りアグレッシブではない、シビアなシングルのタイトル戦向けではないキャラクターのKAZUKI相手にここまで盛り上げた力量は凄い。

春山「堀田さん、わざわざ板橋まで足を運んで下さってありがとうございます。自分とKAZUKIの激熱バリバリの試合どうでしたか!
 自分はシングルでもタッグでもいいですよ! 自分は本気でベルトを取りたい人とやりたいです! やるんですか?」
堀田「ベルト何か興味はねー! どこまで熱くなれるかだ!

 ・・・私と組んで上がりたい奴はJWPにはいねーのか!」
 蹴射斗、堀田サイドに!
春山「あたしがバリバリNo.1何だよ!」


「後記」
 入りは150人程。やはり、面白そうなものにはプロレスファンは食いついてくる。
 NEOと断絶している現在、春山のベルト挑戦者選びは難しいと思っていたが、ビーンボールスレスレの堀田さんとは素晴しい。率直に言えば更にデンジャラスなパートナーも連れてきて、もっとJWPをひっかき回して欲しいが、一人で5人分くらい、いや団体の一つや二つ潰せそうな「人間爆弾」堀田様である。春山は「純正JWP印」的な面もあるが、同時にJWPのおとなしさを越えた部分もあると思っている。
 ともかく、JWP、いや「春山政権」がやっと本格的に動き出した。




・昼はデイリー主催の「サマードリーム 2008(『2009』とか『2010』もあるのか?(゚д゚)ニョ?)」、夜はNEO板橋に行ってきました。

・「サマードリーム」は、のんびり顔ぶれを楽しむまったり興行として良かったです。噂通り、五紀さんはよく仕上げていましたね。というか、知らない人が見たらほとんど現役バリバリ、コスからしてセパレートというより、スポーツビキニで、お母さん頑張ってます。

 メインの[○ハルクラvs豊田・堀田]は、フィニッシュが少し「乱れて」、スカッと快勝とはいきませんでしたが、正直オールドファンが多く、ハルクラへの注目度が低い中、会場を一番ヒートさせたのは流石でした。


・夜のNEO板橋は、久々に指定席売切れの満員でしたが、それでも足りぬ!(何語だ?)これぞ、2008年ニッポン女子プロ最前線、最高の内容だと思いました。 今年見た女子プロ興行で最高じゃないかなあ(きっと、本番の川崎より面白いぞ ^^;)。ぶっちゃけ、疲れで第2、第3試合当たりは寝てましたが ^^;)、とNJCの4試合の迫力は圧巻でした。

 [○夏樹-松尾]は、この若さ、体型でなければ出来ないハイスパートマッチ。松尾君と夏樹☆ようかいと言えば、1度だけ松尾君が参戦した「息吹」で、夏樹の方が良かったのに、最後だけ誤爆絡みで松尾君が勝った「にごった試合」があって、あの時の借りを返したみたいな気分です。

 [○高橋-江本]は、ベストマッチかな。椅子など使わなくても、エモやんは十分高橋とド迫力の試合が出来ると思うのですが、高橋がケンカ越しでガンガン行くタイプではないんで、いい味付けになったのであないでしょうか。復帰した中川やセコンドも大乱闘で、板橋で「あれ」が見れたのが素晴しいです。プロレスは意味不明にみんな暴れ狂うものなのです。

 [○松本-田村]も、興味深く面白かったです。一言でいえば、田村のドSプロレスに松本ザウルス、グッタリ。遂に、破竹の勢いの松本ザウルスのもろさが露呈した試合でした。若手を甘やかさない田村様は素晴しい。最後は強引に唐突にカウンターのバックエルボー1発でした。

 [○元気-木村]は、昼の後楽園で負傷した元気の額の傷攻めに終始したのが木村さんの敗因でしょうか。村松友硯センセイ流に言うならば、相手の怪我に頼って勝とうとした時点で負けていた、という所でしょうか。松本もJWPの中島もそうですが、雑誌や団体でちょっと持ち上げられた位で上をナメちゃいけません。今のトップの田村や元気、春山、高橋にしても、あんた達のベストファイト、リミット位の試合をとっくに何度も通り過ぎてるんですから。
 また、試合後、勇気や「だい」を襲ったのも・・・。どんどん、いわゆる「ヒール」になっていきますなあ。凶器とかラフプレーはあっし的には「可」です。あっしのアマンドラのイメージは、固定した体制を崩すゲリラですから(江本何か、ベトコンみたいでしょ ^^;)。「上」だけじゃなく、気合いの入ってない、ダメな若手、仲間も潰して欲しいですが、ただ客を怒らせるだけの類型的な「ヒール」は勘弁です。

 ま、ともかくトータルではサイコーに面白かったです。




「」27日atシアター1010



−・・・


「後記」
 ネット不通になったり、暑かったりして遅れましたが、先週の北千住1010大会。内容はまずまずというか、特に思い入れのあるファンでなければイマイチというか。

 試合的には[ピンキーvs中島][春山大先生vs中島][ボリショイvs米山(の延長戦の2カウントマッチ)]とか良かったですけどね。ただ、どうにも特に興味のない人に、凄い、見ろ! と言いたい程の出来ではなかったです。
 KAZUKI優勝は意外でした。次回、板橋大会で春山大先生のベルトに挑戦。




「SUMMER STAMPEDE 08」13日at後楽園ホールMAX!! だが・・・




「後記」
 例によって時間がないので、結果は他サイトを見て下され。北閉鎖ながらほぼ満員。内容もまずまずgood! いや、飛び抜けた名勝負こそないものの、あの値段であのボリュームは流石、日本最強(女子)後楽園団体だと言い切れます。
 えと、新人ウォッチゃーとしては、デビュー戦のだいのぞみちゃんは結構イケてるカモ〜。試合もルックスもね。あ、美少女系じゃなくて、美少年系、ジャニーズ系だけど ^^;)。
 もう、ネットでは騒然だろうけど、元気の引退表明はアンビリーバボー! の一言。本人、よくよく考えて決めたんだろうけど、今言いたい事は、考え直せ! の一言です。

 さて、今日この日1日に関しては、ほぼパーフェクト! な興行だったと思うけど、個人的にはまたも少し引っかかるものが残りました。今日のワンデイトーナメントと、秋のビッグマッチの川崎体育館大会は、徹底的に中心、「芯」は井上京子さんになりそうな事。
 川崎はデビュー20周年記念大会だから、中心になるのも当然と言えば当然だけど、今日の試合のシメのマイクから、井上京子が「王」で、私を中心に全試合を回せ、という感じ。勿論、井上京子がNEOの一番人気なのは考えるまでもない事だけど、それじゃ、NEOの十年は何だったのか、と ^^;)。
 いや、全女、GAEA崩壊からの女子プロはJWPや「息吹」何かも含めて、対抗戦時代の栄光とそのスターの陰から脱却するかの戦いでもあった訳で、ここにきて井上京子が最高でも秋まで、完全に中心軸に位置するのはどうも腑に落ちない。

 勿論、井上京子は大ベテランながら、現役最前線の誰よりも激しく、また面白い試合をしている事を認めた上で、やはり率直な違和感は書き止めておきます。

P.S.それと甲タン、どうした(゚д゚)ニョ?




「High Voltage/第5戦11日at板橋グリーンホール



−堂々のV3! だが・・・


「後記」
 入りは130人弱位。カードや平日という事を考えるとこんなもんか。

 内容は微妙。悪かないんだけど、見なかった人は惜しい、飯を1度抜いても見ろ、と言う程ではなかったなあ、と。
 メインは流石に中々の盛り上がりだったけど、予想通りというか、予想を越えた事をしないと米Leoはまずハルクラには勝てない。このチーム、どうも米山+Leonでそれ以上の化学反応が起こってない気がする。ハルクラは単独でもいい選手だが、タッグになるといい意味で大雑派なパワーファイトになり、ウィークポイントがなく並のチームでは勝てないイメージがある。
 また、Jr対ヘビー級の名勝負だと思ったのは、先の無差別王座挑戦者決定リーグ戦の[倉垣vs米山]。この位体格差があると、普通米山はスピードでかき回すしかないが、倉垣はスピード、テクニックでも負けてない。圧倒的不利を米山、まっとうなスピードとテクニックの自力で最後まで粘り抜き、遂に3カウント取った。あの位の気迫とテンションで挑まねば。

 ・・・ま、それやこれや含めて、他の試合も全体に悪くはないんだけど、NEOのこれでもか、という「仕掛け」や、「息吹」の未熟でもがむしゃらな熱気に比べれば低温なのも事実。マッチメイク、個々の選手の試合作り、共に今一つ努力して欲しい。




「息吹」6日at 1stRING(やはり保留付き)

クソアチー、日本女子プロサイコー!

・・・に、一点の曇り

−告、

警告1


[○山田よう子(ラリアット→脇固め→逆さ押さえ込み)“千と千尋の格闘技・・・そのまんまやん”及川千尋]以下全試合基本的にんで略
 多少、躊躇したり手探りで試合した感もあるが、ためらいながら両者、見るに値する「プロレス」をしようとした点を買う。及川、純プロレスの技術は不明ながら、体全体の客をノセるノリを買う。準推奨!

[○木村(頭突き→腕ひしぎ)エスイ大先生]
 余興としか思えなかった去年のデビュー戦から、エスイさん、本格的にプロレスに入った。

[○江本・紫雷美央(頭突き→ニールキック)さくら・×勇気]
 勇気の心身のタフさが良かった。

[○輝(トラースキック→ハイキック→イオ、エアプレンスピンを丸め込むが→ダイビングニー)紫雷イオ]
 キチンシンクで腹部を傷めながら頑張ったイオ、半歩だが「本当のプロレス」に踏み込む!

[×夏樹・“仙女の眠れる獅子”水波涼大先生(回し蹴り→ウラカン・ラナ)松本ザウルス・○Ray]んだけど・・・
 入場式の時から、水波の顔が凄い。決して下手なチンピラ演技みたいに怖い顔で凄んでいたわけではない。ただ、ドスを呑むというか、大試合前の静かな気迫が感じられた。ある意味、この水波の顔が今日一番のハイライトだった。

 試合は勿論、夏樹も良かったが、やはり[松本ザウルスvs水波]に尽きる。体当り合戦、エルボー合戦、力と気迫が違う。遂に水波が本気を出した、という感じ。松本ザウルスだから、本気を出させた。

 そして、悪くはなかったが、やはりどうしても「戦い」のないRayの3カウント・・・。


「後記」
 数えてませんが、ま、いつもの様に超満員(売り出し直後に当日券買いに行ったら20枚位しかなかった)。内容もgood! でした。
 ある一点を除いて。

 ・・・やっぱり、メインのRayさんの勝ちは納得出来ないスねえ。何で一番プロレスがわかってない、一番熱い試合が出来ない人が、「天才」夏樹から3カウント取れるんでしょ。念の為に言えば、Rayさんとしてはいい方の試合で、例えばこの試合、予備知識のない人に他のシーンを全部カットして、Rayさんのシーンだけ見せたら不自然じゃなかったですよ。ただ、“遂に水波が本気を出した!”水波vs松本ザウルスとか、軽技だけではない“小型爆弾”夏樹とかと比べたら、やはり一番低温の人が3カウントを取るのはおかしいっス。

 ほかの試合は、(まあ多少おかしな所も含めて)全部良かったス。山田ようこさん、エスイさん、プロレスの把握と突入が確実に伝わりました。
 勇気、江本に気持ちで負けてません。普段のNEOでの試合より良かったス。イオ、「本当のプロレス」に半歩ですが、踏み込みました。
 「息吹」とはそういうものだと思います。色々な新人、若手の頑張る姿を見せる、1歩でも半歩でも成長した姿を見せる。これで十分です。みんな、レスラーとしての成り立ちやスキルは様々ですが、少しずつでも頑張って成長しています。

 それだけにメインの無理のある結末は残念でした。「警告1」とします。
 Rayさんを責める気はありませんが、精進を重ね、今日の勝ちが納得出来る試合をこれから期待します。




「High Voltage/第4戦!!

 22日at東京キネマ倶楽部

三連戦をシメるのは、勿論、この、
“バリバリ”の、春山大先生だー!!


春山政権、とりあえずの一息!


 開始10分程前に、リングに机と椅子が置かれ調印式。
輝「無差別のベルトには思い入れがあります。春山を倒して8年ぶりに王座に付きます。
 そして、日向の復帰を待ちます!」
春山「はっきり言って、今、ベルトを持っている王者は春山だという事をわからせます!」

 安っぽい乱闘とかなく、にらみ合っただけで静かに両者退場。

[○GAMI(Wアームスープレックス式シュミット流バックブリーカー→ボキ)ピンキー]

[×ボリショイ・植松(投げ技→丸め込み)薮下・○KAZUKI]
 7月の北千住大会、ワンデイトーナメントに武藤(裕代)参戦!

[○倉垣(メタル☆WINGこらえられる→ラリアット→メタル☆WING)蹴射斗]

[Leon・○米山(Wの雪崩式巻投げ→Leonのトラース、米山ソバット→不知火)華名・×中島]
 米Leo、板橋でハルクラのタッグベルトに挑戦!

[○“王者”春山大先生(輝の回転エルボー、回る際にラリアット→崩れ気味のキーン→輝、ニーアタック→顔蹴り→キーン☆ハンマー)輝]perfect!?
 開始、と同時に遅いかろうとする春山。輝、サッと振り返り牽制。
 ロックアップからニー(膝蹴り)、DDTで先制は春山。輝、DDT、ニーと返していくが、春山のDDTは珍しい。
→春山、ブレンバスターから腿蹴り、胴絞めスリーパー→輝、首を抜くと春山の足を固め、更に足にエルボードロップ。更に、ニー、ミサイルキック、腿蹴りと返す
 →春山、腕ひしぎ、脇固め、腕折りと関節技攻勢。どうしても、序盤にリードしたいらしい→輝、串刺しニーアタック
  →春山、フェスイスクラッシャー、ドラゴンスリーパー、ゆるく前に落す。輝のキチンシンクをスカし、場外に落すつもりだったろうが、もつれて変な形で両者落ちる→春山、輝の技をロープスタナーに返す。ここまで「序盤」と見ると、やはり春山かなり優勢。

 なおもエプロン、コーナーポストの攻防。ここで春山、狙っていたのか、ガムシャラさゆえのアドリブか、雪崩式飛びつき腕ひしぎ! 凄い事をする ^^;)。
→春山、輝の傷めた腕に蹴り、蹴り。コーナーに振って串刺しラリアット連打(かつて、後楽園での田村戦で失笑を買ったが、使い続ける内にサマになってきた)→輝、オレンジ☆トマホーク(ギロチン式エースクラッシャー)は落す
 →が、諦めない春山、なおもコーナーポストの攻防で雪崩式ブレンバスター、チンクラッシャーとつないで、トマホーク!
  →ダイビングギロチン、スタナーと、春山のフルコース続く。

→このまま終ったら、王座返り咲きどころか、挑戦者の資格もねーぞ、と思っていた輝。コーナーの春山に下からニー。更にドラゴンスリーパー!
 →春山、ラリアット!→だが、これまた珍しい春山のトペ・スイシーダを、輝、直前で、エルボーでカット! こういう意地の悪い、相手の流れを容赦なくぶった切る輝はいいなあ。
  →輝、K- クラッシャー、フロントネックロック、腕ひしぎ、ニーアタックと畳み込む→春山、何かの技を切り返し、川田風のステップキックを出すが、両者ダウン

→輝が先に立つが、またもコーナーポスト上の争い。春山、輝のスパイだージャーマンをこらえる
 →もつれた末のダイビングギロチンを、輝カワす
  →輝のエルボーと春山のラリアット、相打ち!→威力より、回復力で春山! ここでキーン!
 →形悪く、返され、再度2発目を狙うが、輝、ボーッと2度食らう程甘くなく、ヨーロピアンクラッチに! だが、これも崩れ気味。

→春山、(最近では)珍しいカサドーラ。輝、当然潰して押さえ込むが、これは春山のトラップか? 再度返し、トラースキック、ラリアットと、打撃で攻勢に。ここだ!(後述)
 →春山、トラースキック→だが、輝もエルボー、ニーと打撃戦は望む所。またも、ラリアット、エルボーの相打ちから、輝のニーが決まった!
  →遂に、輝、フィニッシュのエルボー連打に!→だが、ここで秘策。フィニッシュの輝の回転エルボーの回り際に、春山ラリアット!
   →・・・以下、上記の通りFin。打撃戦の前のカサドーラが伏線だったのか。当然、潰されてラストの打撃戦にいくが、ここで注意をそらされて(輝、次の打撃戦まで、「2手」先までは「読んだ」が、更に次の返し技の「3手」目までは考えが及ばず)、回転ラリアット潰しが生きたのかも知れない。考え過ぎかも知れないが、そう思えた。


「後記」
「“バリバリ”春山が勝ったぞー!
 この試合は、JWP最高峰の試合だー!
 これからもっともっとベルトを防衛していきます! 自分の無差別級チャンピオンの試合を見に来て下さい!」

 入りは1Fは昼の「ヤングオーオー」より少々少なく180人程。ただ、バルコニーは昼より多かった。
 今回は全試合充実し、メインの盛り上がりは流石春山大先生といった所。
 須山氏も指摘した、フィニッシュ前のキーン☆ハンマーの形の悪さは狙いではなく、ミスの気がする。ここでフォールを返し、もうヒトヤマ粘って、2発目(厳密には3発目)の完璧なキーンを出させたのは輝の「サービス」ではないか。しかし、それも含めて、パーフェクトな、それに近い、タイトルマッチにふさわしい熱戦だと思う。プロレスとは相手との協力あっての「作品」だし、トータルでミスをミスとも思わせない頑丈な試合作りこそ、春山の真骨頂。

 まだ、日向、阿部ちゃんのいないJWPの万全たる体制は見えない。しかし、少なくとも「王者春山」は間違いではない。




・当然、キネマWヘッダーに行ってきました。どっちも良かったです。昨日のNEOから3連戦、ハズレなし。

・とは言っても、「ヤングオーオー」はまあ面白かったですけど、JWPやNEOの一番安い席¥3000〜3500を基準に査定すれば¥2000くらいですかね。未熟でももっと若さが爆発する様な試合が見たかった。少しこじんまりとまとまり過ぎている気がしました。

 しかし、収穫はあって、まずは何と言ってもメガトン水沼のブレークでしょう。遂に本格怪獣レスラー路線を目指してくれそうです。君は平成のアジャ・コングになれ!
 ついで、初のバトラーツ女子選手、及川! がっちりした肉付き、打撃戦が好きそうな所、スバラシ杉です。あ、順番が前後しますが、風香とのバトラーツルールマッチも、多少ツッコミたい所もありましたが、デビュー2戦目にしては上々以上の出来! 風香さんとしても、この手の試合は売り物になりそうです。
 残念なのは渋谷の欠場で期待の[渋谷・華名vs小林・佐藤]が1対2のハンディキャップマッチになった事。多少華名さん、頑張りましたが、勝ったイトカオ組も喜べず、無意味ですよねー。
 JWP対WAVEのタッグは中島、桜花とピンキー、春日ーの力の差があり過ぎてノレませんでした。


・夜のJWPは、[ピンキーvs○GAMI]は、前半昼の試合のネタを引きずったコミカルマッチでしたが、後半はベテランらしく、ピンキーの良さを引き出していました。
 KAZUKIさん、薮下さんの試合はパス・・・。すいません、歳なんでうつらうつらで後半良く見てません、m(__)m。

 [○倉垣vs蹴射斗]が白熱! マスクを脱いで名前を変えてももどうにもイマイチみたいだった蹴射斗が、フリー直後の、またはLLで一番良かった当りの、あの鋭さを出して来ました。4年に1度のうるう年ファイトに終りませんように ^^;)。
 [○米山・Leon vs×中島・華名]は、前回の問題点を反省してか、ノンストップのハイスパートマッチ! アリッサのBlogを見たら、惨敗でした、みたいに書いてあったけど、いやいや、「追い詰めて勝つ」みたいな部分は感じられなったですけど、これだけ出来たら合格点以上だと思いますよ。勿論、米Leoもまたまだ「深い」とは思いますが。

 そして、メインの[○春山大先生vs輝]。ベルトを取ってからの不信任案をコッパミジンに吹き飛ばす超絶熱戦でした。やはり、今これだけ熱い試合が出来る選手はそうはいないですよ。3 連戦をシメるにふさわしい熱戦ですた。




「FINAL ANSWER 08」21日at板橋グリーンホーMAX!!



−荒天破りの女子プロ三国志!


 まず、インフォメ。7月の後楽園でワンディタッグトーナメントをやる。決定チームは現在、マシンガンズ、レボアマ、パッション・レッド、更に三田&真琴も。また、井上京子20周年記念の川崎も。

京子「自分はプロレスを30年40年やる気何で、通過点に過ぎない。メモリアルマッチ的にはせず、一番元気が良く、出たい選手と戦いたい。今年一番いい試合だったと言われる様な試合をやるので是非見に来て欲しい」

 何か全部既報みたいだけど、今日は土曜6時開始なので、時間ぴったりに来られない人へ、試合は出来るだけ完全に見せたい、という配慮だったら少しうれしい。

[○タニー(チェリー、ドラゴンスクリュー→4の字、という流れを丸めて)チェリー]
 チェリーさん、ガウンを脱ぐといつものコスの上に黒地に黄の縁の水着。
タニー「何だ、その水着は?」
チェリー「フッフッフ、気になる? 初めて試合した時からスピードで負けた、今日はスピードで負けないよう、スピード社の水着だ!」

 その通り、異様に妙にスピーディーな(単にちょこまかするだけ)動きを見せるチェリー。2、3分したらすぐいつもの動きに戻って、代わりに(相対的に)タニーやトミーさんの動きが遅くなったりして ^^;)。
 終盤、タニーの「整形ババアめー! 調子にノリやがってー!」の一言でチェリーさんの闘志に火が付き、あわや勝てるか、という所で上記の通りFin。

タニー「整形何て言ってご免。ほんとにしてたらこんな顔のはずないもんな」
チェリー「テメー! この抗争はどっちかが完全に『参った』するまで続くぞ!」
タニー「参った、しても続きそうな気もするけど・・・
(整形)失敗、って事もあるな。追及していくんで楽しみにして下さい!」

[○松尾(エルボースカし、狙いすましたマック)渋谷]!!(以下、全試合
 今日最初の注目のスペシャルマッチだったが、無条件で良かった! とにかく、手の合う2人の白熱の一戦。動きの良さを味わうべき試合なのでDVDででも見て欲しいが、体格や動きの切れなど、ベーシックな部分は同じなのだ。これは共にJd'出身(渋谷はJD?)という事もあるが、大柄な子より普通の子がプロレスをやる世代的なものが大きい気がする。
 違いは、多彩なムーブの面白さなら渋谷、タフさは松尾。これはフリーとして試合の良さで生き抜いていかなければならない者と、全女の流れを組むタフな試合が芯にあるNEOでもまれた者の違いだろう。

[宮崎・×武藤(武藤のバックブリーカーから落す様な技を丸め手)松本ザウルス・○植松]
 甲タンblogに書いてあった通り、むーちんと松本ザウルスの相性が抜群に(・∀・)イイ!!
 ・・・という程ではなくとも(爆)、大型のパワーファイターという以外、キャリアも育ちもまるで接点がないのにここまでかみ合うとは素晴しい。松本の「強さ」より「うまさ」は散々書いているが、むーちんのうまさも印象的だった。チョップは元気より確実にいい音がした。植松と宮崎の絡みも良かったが、むーちんvsザウルスをずっと見たかった位良かったなあ。

 あ、松本ザウルス、黒のガウンに下はいつものオレンジに白の入った人類の色気を意識したかの様な新コス。ヒョウ柄とか背ビレとか、もっとジュラ紀〜中世代のワイルドな生物感を出した方がいいと思うが。前に1度だけ見たエリマキ付きのジラースコスが良かった。

[×三田・京子(江本のシャイニングウィザード→ビッグブーツ)江本・○木村]
 木村さん、アフロからドレッドヘアに。レボ・アマ、相手がベテラン組だったせいもあるが、正直メインのパッション・レッドの多彩な攻撃、展開には負けてた(ただ、メインの盛り上がりはやはり元SUNのナナ・夏のズバ抜けた技量が大きいと思う)。
 特筆したいのは江本の「(顔面)カキムシリ」、トペ・レベルサ(ロープに飛び乗って後ろ向きにエルボーで当る京子がたまに使うあれ)等、先輩のお株を奪う様な攻撃。

 試合後、三田と組む真琴を挑発、というより侮蔑。
「お前みたいなのが出るとトーナメントの価値自体が下がるんだよ!」
 真琴、つかみかかるがあっけなくはじき飛ばされ、泣き顔で退場。

 京子はトーナメントのパートナーに松本ザウルス指名!
「京子さんと組んで絶対優勝するガオー! そして、明るい女子プロの未来を見せるガオー!」

[田村・×勇気・元気(トップロープからのクローズライン付き合体イグチボム→ダイビングプレス)華名・○高橋・夏樹]
 圧巻の大盛り上がり戦。SUNとの絡みで試合に出られなかったナナ・夏のタマりにタマった、プロレス熱が爆発する。

 微妙な2人に付いて書く。勇気、何とかしてこの世界に入って来て欲しい。勇気はその辺のカワイコちゃんレスラーよりは、遥かに信頼出来る骨太な強さがあると思う。しかし、元気や田村や高橋や夏樹の世界はまた遥かに高いレベルなのだ。
 華名の「扱かわれ方」が面白かった。一言でいえば、田村にまるでいい所をもらえず、「どした、オラァ」と潰された。これでいい。華名はよくやっている。復帰後、アイドル人気、過去の期待のルーキー扱いに甘んじず、ちゃんと考えグングン試合を向上させている。その甲斐あって、早くも今若手ではトップクラスの売れっ子だ。
 しかし、低レベルな今の若手の中で頭角を現わそうとも、NEOやJWPのメインのレベルにはまだまだ。
 いつもいつも若手に思う事。業界全体でちゃんと育てて欲しい。しかし、甘い顔はするな、あるレベルは絶対妥協するな!
 田村の「カワイガリ」の後はナナ・夏のフォローもあって、ちゃんと見せ場ももらえたではないか。

 試合後、勇気、元気に懇願してタッグパートナーに。
 また、優勝したら何かもらえるのか、と田村に聞かれ、名誉、タッグベルトの挑戦権と曖昧に答える甲タンに、「よし、優勝者には全知全能の甲田が夢をかなえる、ケッテ〜!」


「後記」
 入りは133人。公式発表だが、あっしの目でもその位だった。

 朝から降ったりやんだり、腐った様な天気だ。個人的にも不愉快な事が重なって欝なシーズンだったが、すべてを吹き飛ばすようないい試合だった。




「High Voltage/第3戦間近

13日at板橋グリーンホー

−浮上のきざし?


 入場者全員に草加煎餅を1枚プレゼント。自分がもらったのはゴマ一杯の奴でおいしいおいしい。ト、書いたら次は2枚くれないかな(・・・せ、せこい)。

[ピンキー
間近(スクールボーイ→ノーザンライトスープレックス→ミサイルキック→ノーザンライトS)○渋谷]
 大阪での桜花戦が好評なピンキーだが、この試合でも少しだけ増えたムーブ、新技(エルボードロップ)、途切れぬミスのない動きで、確かに成長を感じさせた。
 見ていて去年の大木ちゃんの存在の大きさを感じた。去年のJWPのハズレのない毎回の盛り上がりに、大木ちゃんが果たしたものは大きい。技も少なく、強いキャラクターも面白いストーリーもなかったが、出来る範囲で毎回精一杯の試合をし、少しずつでも進歩した頑張りが伝わったから、確実に第1試合から盛り上がり、興行全体にハズミが付いたのだ。
 この日のピンキーは近いものがあった。プロテストに合格するだけでも大変で、デビューしたらデビューしたで更に大変だろうが、頑張って欲しい。

[○薮下(掌打→飛びつき腕ひしぎ・・・ト、見せてスクールボーイ)KAZUKI]間近(他の試合も大体この評価)。
 柔道出身という共通のバックボーンから、それ風の投げあい、サブミッション合戦。手の合った、テクニカルだけど、ややコミカルなやり取りを見ていると、昔のボリショイと天野の試合を思い出した。新関節兄弟?
 自分は、転石苔むさず・・・、とにかく出来るだけ新しい顔ぶれ、ユニークな選手を出して興行を活性化しろ、という意見だが、即戦力になる出来上がっている選手はどこでも使われてるし、使われない選手は使われない理由があるし、難しい。ヤブちゃんは案外掘り出しものかも知れない。

KAZUKI「・・・ずっと関節技を警戒してたのに、最後だけ・・・」
薮下「ご免ね」
KAZUKI「阿部さん欠場何で、シングルで結果を残すって・・・言ったんですけど・・・」
薮「それが何か」

K 「折角だから指導してもらえたら・・・」
薮「JWPの道場使わせてもらえます?」

 何ちゃらあって、次のキネマでタッグ。

[華名・△中島(米山、ソバット→フロントスープレックスでタイムアップ)△米山・Leon]
 出たぞ、黒ぁりさ! 堂々2本のベルトを誇らしげに誇示して入場。
 さて、試合は・・・ん〜ん・ん〜。決して悪い試合ではなかった。ぁりカナ組、30分、良く戦い切ったとは思う。だが、それでもなお、あっしやJWPの厳スイ〜「戦い」の基準には満たなかったと思う。米Leo組は本気で叩き潰しにはこず、ぁりカナ組も先輩でもぶっ倒して勝つ、という気はしなかった。

・ちょっとポイントだけ。ぁりカナ組、特におかしな所はなかったが、2人とも逆エビやバックブリーカーで腰を押さえて苦しむシーンが目立った。
・中島の技の切れが素晴しい。華名は悪くなかったが、定番の攻撃からもう1つ踏み込んで欲しかった。Leonはかつての師匠だし、遠慮すんな。
・終盤、Leon、突如キレた様に中島の胴にミドルキックの嵐。見えない所で、ぁり、何かミスったのかな。

米山「中島! しぶとい! 2人でタッグのベルトを狙ってると言ったけど、うちらもタッグのベルトを狙ってんだよ!
 
(急にスクワットをしながら)うちらは、後30分でも60分でも戦える!
 ・・・でも仕方がない。もう1回! 勝って挑戦する!」
Leon「今日は勝って挑戦したかったけど、引き分けは負けと一緒! 次は挑戦権を賭けてだ!」
ぁり「引き分けは負けと同じなのはこっちも一緒! キネマでやりましょう! ベルトを磨いとけ!」
米山「
(スクワットしながら)それとスタミナ付けてこい!」


 休憩。特にいう事はないが、来週の「ヤングおーおー」の追加カード、バトラーツルール(3フォールなし、KO、ギブアップのみで決着)で[風香vs及川(バトラーツ)]。太っ腹。風香祭でやればいいようなカードだよなー。
[植松(頭突き→2度目のメタル☆WING)○倉垣]
 まあ、この2人ならハズさない。軽妙vs重厚な展開。

[○輝・ボリショイ(ボリショイの掌打→エルボー連打→回転エルボー)×春山大先生・蹴射斗]
 ん〜、鼻血の出た春山の写真でも使えば、「遂に輝が立ち上がった! 白熱の前哨戦!」とか、迫力のあるグラビアが作れるかも知れないが、率直な感想を言えば、それ程でもなかったなあ、と。最後のマイクや、王者春山がタイトルマッチに輝を逆指名しているという背景がなければ普通の試合だったと思う。
 試合後も荒れる春山と輝。

輝「おい、チャンピオン! そんなにベルトを取られたいのか! (タイトル戦)受けてやるよ!
 日向! お前が復帰するまで、私がベルトを守ってやる!」
春山「デカいツラするな! “バリバリ”春山が引き下がると思うか! 6・22、やってやる! ビビってんじゃねーぞ!」

 再度、乱闘〜。


「後記」
 入りは120人位かなー。少し淋しいが、ハナキンとは言え平日だし、ネガ思考のあっしは百人を切る恐怖もあった。

 とにかく、春山が王者になってからの板橋とキネマの2試合は良くなかった。いや、全然ダメでもないんだけど、折角春山が王者になったのに、これから面白い事が始まるぞー、って言うムードが感じられなくてねえ。別に春山のせいではなく、あのカードと内容なら誰が王者でも同じだと思う。
 いくら何でもフロント(選手だけど)も、そろそろ低迷ムードをまずいと思っただろう。今回も、急浮上とまではいかなかったが、ピンキーの成長始め、薮下参戦、タッグベルト争い、無差別選手権とやっと、少しずつ動き出した感じ。
 しかし、まだまだ仕掛けて欲しい。厳しいハードルだが、繰り返す。日向時代以上の盛り上がりが作れなければ、春山が王者になった意味はないし、春山にはそれだけの力はあると思う。



 


「おばっち飯塚 引退記念試合」31日at後楽園ホール気味

−さらば、“闘笑”おばっち!!


 5分前位に着いて驚いたのは、まだ立見券を売っている! 一瞬、時間を間違えたか、バルコニー軍団さえも来なくなかったのか、と思う ^^;)。普通に考えて大入りが予想されるんで、どうせなら高い席が買えない人にも来てもらおうという事だろうが、おばっちのラストマッチを出来るだけ沢山の人に見てもらおう、という事ならチョトいい話だ。

 10分もは遅れず、会場が暗くなってオープニング。中々荘厳で重厚なビデオ。
[○ハーレー(顔蹴り)佐藤]
 最近、仙女での試合や豊田戦が「週プロ」でも取り上げられ評価されているサトアヤである(唐突だが、ビデオでサトアヤがまだ21才というのは少し驚いた)。この試合でもほぼドロップキックとジャーマンだけでよく練習している選手の試合を見せた。サッカーキックは多用したが、後はチョップ位で、余り新人が対応出来ない(一方的にやられるしかない)技を出さず、良く受けて好試合を作ったハーレーもいい。顔蹴り1発の唐突なラストが不可解で惜しい。

[○SAWAKO(スワンキック<ニールキック>)トドエ]
 「後楽園盛り上がってるゥー?」
と、ルミさま。何ちゃらあってグラマーも4期(!)。トドエさん、120kg。果たして、予想通りロープワークもまともに走れなかったりする。

SAWAKO「フヒヒヒヒ! トドエ! あんた練習不足よー! すぐ息切れちゃって! いっそ、今度は全く練習して来なければいいのに!」

[○薮下(大根スカし、逆さ押さえ込み)○おばっち]
 大量のテープの中、この日の為に着物風(高そー)の新コスで登場のおばっち。大根で奇襲をかけるが・・・8秒!

→[薮下(掌打スカし、タライ!→フィッシャーマンズスープレックス→フィストドロップ→くるくるツイスタープレス
<カンクーントルネード>)○おばっち]
 お約束通りに再試合。慎重に大根拝み渡り、ダイアル固め、タワシ攻撃と定番を。薮下、反撃に入ると、ここでKAZUKI、ハルクラ乱入。おばっちを助けるのかと思ったら、クシザシ攻撃に加わったりして ^^;)。
 →マジックハンドタッチ、ストッキング攻撃は出すが、やはりヤブ優勢。ぶいぶいドロップもダメ。トップロープからの大根ドロップはぶら下がり腕ひしぎに返されたぁー!
  →反撃はヤブのトップロープからの攻撃をクラッカーか、金色のテープで迎撃。S.ウィザード!
   →薮下も掌打2発でキメに入るが、ここでタライ!・・・以下、前述の通りFin。


 引退セレモニー。「デイリー」「週プロ」「レヂリン」からパネル。花束贈呈は、JWPからは乱入した3人、阿部、Jd'から武藤、ファング、高橋洋子、その縁かたま☆ちゃん、極悪からコンドル、WAVEから桜花、GAMI、LL勢・・・。フラン☆さんは来なかったかあー。

 Jd'時代からのプロフィール。西君との「クイーン・オブ・山の手」選手権はともかく、文体かどこか大会場で飛鳥さんとシングルでメインをやった事もあるそうだ。
「自分はどうしても諦め切れなくて、20を過ぎてプロレスの世界に入りました。色々辛い事や怪我をして、先輩やファンの皆さんの助けがなければ、一人ではとてもやっていけませんでした。
 LLでもドジばかりやった自分を、いつもいつも明るく見守ってくれてありがとうございました。
 今日、ここでリングを降りようと思います。本当に長い間、ありがとうございました!」


 10カウントゴング。滝の様な凄い数のライトグリーンのテープ(¥いくらしたんだろ?)。胴上げ、ハルクラ、KAZUKIの騎馬でリングサイド一周。
 お疲れ様! こう見ると何だかずーっとLLにいたみたいになじんでたなあ。
 休憩。Ozが選手も来ないのに売店出してると思ったけど、花輪は出したのね。堀田チロルチョコ(3ケ、¥500)という意味不明なものまである。
[○アイガー・沖野(神取、堀の同時パワーボムを白粉、赤粉で防ぎ、サキュバスが同時ジャーマン→ラリアット)神取・×堀]
 次の試合と合わせてとしますか。一言でいって、進化(?)不足というか。初めてアイガーを見た人は少しは面白いかも知れないけど、おばっち引退で来た人も1度はアイガーを見てると思うのだ。そうゆう人を更に楽しませる工夫がなかった。アイガーだけじゃなく、沖野、神ちゃんもね。
 堀さんは前に見たおばっち戦が最悪で、ラスト以外ほぼ終始しゃべりだけ。あれよりは練習して技も出していたけど・・・。
 試合はベテラン組がパワーで押すが、最後毒霧で逆転。試合前のビデオでサキュバス、9カ月もタイトルマッチがないのに不満、という事だったけど、その件の進展もなし。

[×堀田・ブルーウルフ(椅子誤爆から)貴子・○立野]
 堀田、貴子に「こっち来い?お前そんな奴らとやってんじゃないよ。これはラブコールだ」

 試合は・・・。堀田と貴子のガマン比べ(堀田、貴子のキックを効かない、と仁王立ち。裏拳は効いた)が目立った。それとブルーウルフ2人の介入、反則がただ並列して進むだけの、「迫力のラフ」とか「卑怯・卑劣」とかストレートに盛り上がらない、モヤモヤした展開(場外乱闘からハーレーが参加)。最後の椅子誤爆も、どうでも良くなった。

 試合後、堀田とブルーウルフ仲間割れ。逆に堀田と貴子合体、結託。立野、ハーレーとの対立示唆、と。


「後記」
 数えていないが、北閉鎖でNEOの満員千人を基準にすれば700〜800人位か。いつもよりは入っている。休憩前の第3試合までは良かった。惜しいなー、ここでセミ、メインが良ければリピーターが付いたのに。

 先のWAVEでの沖野の活躍。また、LL前半戦の人気者だったおばっちの引退は痛いが大きな軸の一つがなくなるのは、新しい何かをやるチャンスでもあるのだ。また単純に、おばっち引退で沢山の人が来るからこそ、ここで何かをカマすべきだった。

 遅く来たのでもらわなかったが、返り際、何とLLにしては珍しく試合内容のアンケートを取っていた。皆さん、正直に率直に思う事を書いてLLも謙虚に意見は受け止めた方がいいですよ。




・昼は「息吹」後楽園、夜はWAVE新木場に行ってきますた。時間がないんで結果はどっかのモバイルでもサイトでも見て下さい。

・「息吹」は普通に良かったですね。特に凄い感動とかもなかったですが、現メンバーでやれる事を十分にやったと思います。去年の後楽園の失敗は長過ぎたメインとか力入り過ぎで、いつもの力さえ出なかったですから。入りは700〜800人で、リクルート組集団がいなかったらかなり寒かったですが、まーまーでしょうか。

・WAVEの方はメインまでかなり「ゆるく」、個人的には「キツかった」です。正直セミ(30分時間切れ!)で3時間興行になりつつあったし、来たのを後悔しかけましたが、メインが白眉!
 沖野大先生、大爆発でした ^^;)。良く考えたらいつも通り。チェーンに竹刀を振り回すだけの、いつものラフ殺法でしたが、華名とか渋谷とか桜花さんとかのこの顔ぶれでやったら、なぜこんなに面白いんでしょう。入りは159人(主催者発表)。休憩も長かったし、興行全体のツクリは少し考えて欲しいですが(でも、何でもいいからアイドルレスラーと長くいたーい、というファンが多そうだなー)、このマッチメーク、ブッキングだけは最高でした。




 −告、


[<55キロ以下契約 女子ルール><フリー>しなしさとこ(2R判定0-2)<伊藤道場>○市井舞]


 とりあえず快挙です。舞ころ良くやった!

 ・・・ただ、舞ころがこれを機に総合やシュートに専念するならともかく、プロレスが本業ならまだまだ課題は多いし、一層気を引き締めてプロレスに精進して欲しいです。

 市井舞というレスラーを初めて意識したのは、我闘時代のNEOでの提供試合みたいなvs春日戦。丸々した元気な子供みたいな選手だな、我闘だしたいした事はないだろうと思っていたら、ラスト、素人同然だった春日ーの顔面、頭部を思い切り3発蹴ったくる、という凄すぎるフィニッシュでした。どちらかというと3発もハイキックを受けた春日に感心しましたが、市井というのも何だか凄い、と思いました。
 それからの市井さんは全く目が放せない。キックだけでグラウンドや普通のプロレス技はやらない、「息吹」で椎名さんに素人同然にあしらわれたり、かと思うと渋谷相手に見事なグラウンドレスリングを見せ、夏樹に病院送りにされ、さくらを怒らせ、サイン界をすっぽかし、我闘を止めて、さくらさんと対局の様な伊藤薫道場に入門し、少しはまともなレスラーになったかと思えば、試合はともかく試合後の態度で植松さんを怒らせ、総合に挑戦し・・・。「若手“最狂”」「新・エピソードの女王」というか。何をしでかすかわからない、アブナイ面白さなら若手で一番、と断言出来ます。

 しかし、プロのプロレスラーとしてはまだまだ。そのアブナさはほとんど試合では見えず、1試合だけ見ても、単にキックと飛び技を使うチャラチャラした、ただのイマドキの若手でしょう。念の為に言えば、プロレスはまだまだ「弱い」です。去年、NEOで元気とシングルをやった際、元気のチョップの前にズタボロで本当に何も出来なかったです。
 ・・・下手に「器用」なのがまずい気がします。市井の定番ムーブはロープをかけ上がってのプランチャーと彗星キックですが、難易度の高そうな技ですが、8割位は成功してます。あっしは男では天龍さん、女子では勿論春山大先生が好きですが、2人ともデビュー当初はどん臭い劣等生でした。渋谷何かもそうですが、不器用だから努力するんですよね。

 それでも、出来の悪い子程可愛いというか、誰にでも勧められる「安全な商品」ではないですが、市井は目が放せない面白さがありますね。いつも試合を見る度に、もっとわかりやすく市井の良さが出ないかなあ、と思ってます。いや、プロ何だから、舞ころ、自分の良さは自分で出せ!




「High Voltage/第2戦

18日atキネマ倶楽部

−春山政権、早くも暗礁〜ウ!


[○ピンキー(ミサイルキック→ボディスラム→ダイビングプレス)しもうま和美大先生]
 一言でいえば、米山推薦でJWP初参戦のしもうまさんが良かった。まあ、単に元気がいいだけだが、最近のいきなり大変な勘違いをした様な若手よりは、余程女子プロレスの正当な新人、という気がする。勝ったのはピンキーだが、技能にそれ程差がない以上、元気の良さで、あっし的にはしもうまさんの勝ちだなあ。

[GAMI・○ボリショイ(GAMIのラリアット→619→ドラゴンスープレックス→センセイ固め)×華名・中島]
 GAMIは一時“新生”JWPにも準レギュラーの様によく参戦していて、その頃のボリ・ガミ組は強くて脅威だった。若いタッグにその頃の怖さで当って欲しかったが・・・。
 うーん、強い事はそりゃ強いが、前半などコミカル成分が多くて、ベテランが格にものを言わせて若手をネタであしらったみたいで、余りノレなかった。

 試合後、華名、ぁり、JWPのタッグ戦線に乗り込むと宣言。

[蹴射斗(カウンターのスピア→スワンダイブ式ニールキック→キャプチュードバスター)○Leon]
 この2人らしい打撃戦の好試合で、誰が見ても悪いとは言わないだろうが、欲を言えばもっとプロレスに興味のない人が見ても引き付けられる位の迫力、工夫が欲しい。


 休憩。ボリショイのblogでも話題になっていたバルコニー問題(高いバルコニー席を買ったのに、自由席の人が見に来る)。暫定的な処置だが、今回自由席の人はバルコニーには入れない、と。

 日向から怪我についての報告。
「今週、内視鏡を入れて傷んだ半月板を除去する手術をします。それからの事はまた先生と相談して・・・」。良く知らないが、サッカー選手等良くやる手術だそうだ。

 更に来月22日、JWPとWヘッダーでキネマで「第2回ヤングオーオー」をやるGAMIからインフォメ。[中島・ピンキーvs桜花・春日]、[松本ザウルス・大畠・Ray vs紫雷イオ・美央・水沼美佳ゲリュウス]ケッテーイ。
 会場使用料に付いてボリショイとモメ、当日のバトルロイヤルで決める、と。
[<KAZUKIオンリーコスプレマッチ>KAZUKI婦長 vs植松]
 道場マッチで婦長さんみたい、と好評(?)だったKAZUKIさんのナース姿再び!
KAZUKI「持ってきたんですけど、植松さんも(コスプレ)どうですか?」
植松「何で、こんな試合させるのかわかってんのか! 真のプロレスラーというものはどういう状況であれ、ベストを尽くさなきゃいかん! 私もニセ中国人やら、キョンシーやら孫悟空やらやりながら・・・」
 
ト、説教してる内にセコンドの輝、そそくさとチアリーダーコスに着替えさせる。
「あ゛゛゛゛ー! こんな格好で長くやってられるか! オンリー1フォールマッチだ!」

→[<コスプレ&1フォールマッチ>KAZUKI(K-クラッシャースカし、ドラゴンスープレックス)○植松]
 途中、ピンキーの差し入れたボンボンでKAZUKIを応援したりしながら。

[○春山大先生・倉垣(後頭部ラリアット→ラリアット→トラースキック→キーン☆ハンマー)×米山・輝]
 ・・・うーん、どうだろう。悪い試合じゃなかったが、JWPのメインとしては「中の下」かなー。


「後記」
「“バリバリ”の春山がベルトを取ってから1カ月! 誰も名乗りを上げてこないなら、こっちから指名します! 輝優優! リーグ戦の借りはきっちり返す! 輝選手を挑戦者に指名します!」
輝「ありがとうございます

 ・・・でも、私は怪我で棄権したんで・・・もう少し時間を下さい」

 こんなんアリか?
「タッグも“バリバリ”防衛するぞ! ハルクラが“バリバリ最強No.1”!」

 始めからカードが弱いと思ったが、入りは下が130人程、上もいつもよりは少なく20〜30人位だろう。目に余る程悲惨な程ではないが、通常のキネマのイマイチ位の入り。
 少し危機感を感じる。ただの不入りや勢い余ってハズシたのなら、どうという事はないが、日向欠場、春山新王者という体制をバックアップする意欲がカードや展開に見られない。一見カードが悪くても、結果驚くべき仕掛けが、と言うかつてのNEOパターンもやはりなかった。
 今しばらく静観するしかないか。




「High Voltage/開幕戦

6日at板橋グリーンホール

−春山政権、嵐の出発〜ツ!


 試合前に、日向の挨拶。
「本日は御来場ありがとうございます。以前から傷めていた左膝の負傷で欠場する事になりました。
 ・・・
(思い出し笑いか、ニヤニヤかなり長い間)今まで我慢してきた所をこの際ちゃんと治そうと思います。怪我の具合とか、欠場期間とかまだわかんないんですけど、追って報告します」

[ピンキー・○渋谷(背中飛びつき技を、前に「カミカゼ」式に落して)中島・×大畠]
 [渋谷vs大畠]が軸に。大畠の各種サブミッションを巡るナイスな攻防。中島、要所要所でケンカ腰で気合いを見せる。ピンキーは正直、試合の流れを止めないので精一杯という感じ。

[○植松(ハイキックを受けるが丸めて)蹴射斗]
 植松、弱々しいキックなどで蹴射斗に対抗。勿論、ネタ。

[○輝(ランニングエルボーをニーで迎撃→ヨーロピアンクラッチ狙うが逆に潰され)KAZUKI]マニアックに
 前半コミカルで、前の試合と2試合コミカル続きだと少し散漫に感じたが、場外乱闘で、植松「大変に危険です! さがって下さい! さがって下さい!!」と、場内整理のフリをしつつ、手を出したのは受けた。
 この後、後半も中々。並走キチンシンク合戦、K-クラ合戦・・・この2人何度か対戦しているが、キチンシンク等持ち技がダブってる上に、植松輝式の悪ノリでお互いの技をパクリ合いの関係だ。これまでの抗争(?)のパロディみたいな気がした。こんな日にわざわざ板橋まで見に来る人は常連だろう、と読んだ上での展開は流石。笑えました。

 試合後、またも「次のキネマでシングルだ。ただやったんじゃ面白くないから、特別ルールでやってやる」

[○ベネッサ(ネックハンギングボム)米山]
 米山、いきなり「My name is RICE MOUNTAIN!」。と、コミカル風味。

[倉垣・×Leon(ラリアット→トラースキック→キーン☆ハンマー)○春山・ボリショイ]
 まあ、いつも通りのJWPクォリティの好試合。

「バリバリ春山が勝ったぞー! 今のJWPは欠場選手が多いんですが、最初は5人から始めました! 欠場選手はちゃんと治してから復帰して下さい!
 米山! いつでも挑戦してこい! 私はタッグのベルトも持っている。植松輝でもいつでもかかってこい!」


「後記」
 入りは150人程。連休とは言えもう最後、板橋ならこんなもんでしょ。
 阿部ちゃん、大木、更に前王者、一番人気の日向(復帰時期は未定)を欠いたぷち・非常事態ながら、特に変わりはなく焦る事なく、いつもの好ファイトを見せた。
 王座戴冠第1戦の春山大先生の試合は、特にこれまでと変化なし。日向欠場は前にもあったし、“新生”JWPはもっと何もない状況からスタートした。焦る事はない。

 かつてNEOで全女で、ド新人なのにその日のベストファイトをやった春山がいつ復活するのか。




「MAY HISTORY 08」5日at後楽園ホール

−「後楽園(女子)最強団体」の座は誰にも譲らない!

こうなりゃ、日本の
(女)WWEまでいくどー!!



[華名(変形ブレンバスター?チンクラッシャー?→ラリアット)○高橋](以下前半戦トータルで
 高橋のセコンドは夏樹! 試合後、3人でユニット「パッションレッド」結成〜イ。

[植松(エアレイドクラッシュからの丸め込み合戦を制して)吉田]

[真琴・×さくら・大畠(ダイビング“オー!”ニードロップ→風香、Fドール→マック)風香・○りほ・松本ザウルス]

[○<レボルシオン・アマンドラ>木村・ベネッサ・中川・江本(5分の延長戦の末、2-1)<NEO>元気・田村・勇気・三田]
 1本目、○ベネッサ(バック転アタック→ネックハンギングボム→スーパー<トリプル>パワーボム)×元気
  →2本目、○勇気(元気のラリアット→三田の椅子)×ベネッサ→タイムアップ。1-1のイーブンで5分間の延長戦に
   →○江本(モーモーバスター→勇気、スクールボーイで粘るが→カウンターのラリアット)×勇気


 休憩。秋に井上京子デビュー20周年記念試合として、川崎体育館大会決定〜イ。
[<NEO認定タッグ選手権>×チェリー・渋谷(キン肉バスター。宮崎も同時に渋谷にみちのくドライバー)○タニー・宮崎]
 試合後、木村、江本、明日の板橋でレボ・アマから2人、お前達のベルトに挑戦する。

[<2冠戦>○京子(ラリアット連打→ナイアガラドライバー)松本]
 京子「1人スターが出れば、女子プロはまたブームになると思います! こんなに沢山の人がプロレスを楽しんでいるのにまだ、世間には届いていません!
 全女子レスラーに言います。ナマクラしてるとおばさん、がんばっちゃうぞ! 誰でもいい! 女子プロを背負って立つ気のある選手の挑戦を待ってます!」


「後記」
 北閉鎖ながら、まあ、入ってるね、満員位かなー、と思ったら、本当に指定席完売の1200人! レコード更新!

 試合はやはり休憩前、前半の4試合が良かった。奈苗の復帰戦(厳密には前日の風香祭だが)、ありそうでなかった[植松vs吉田]、風香、りほのアイスリボン的な試合、“LLもびっくり”最近では珍しい軍団抗争の大乱闘マッチ。いきなり最初の2試合がNEOの選手が出なかったり ^^;)、8人タッグはキャリアの浅さが出たりしたが、やはりこのバラエティーは圧巻。
 セミは「完成度」はレボ・アマの試合より高かったが、レボ・アマの試合が10の力が6しか出ず未熟さが露呈しても、こちらの方に未来、荒っぽいエネルギーを感じた。
 メインは「チャレンジマッチ」、または、若手が頑張っているから、先輩が一つ本気で相手をしてやろう、という感じで、真っ向勝負ではあったが、やはり弱い者が強い者に順当に負けました、というだけでタイトルマッチの水準には満たないと思った。

 先のJWP後楽園と比べると、やはり一見さん、プロレス知識のない人にはNEOを勧める。前半のバラエティー、楽しさは素晴しい。
 「地力」はさほど差はないだろう。JWPは10の力で堅実に8のカードを組み、NEOは10の力で20の力が必要なカードを組んでいるのだ。これがNEOの戦い方。いくところまでいけッ!




「ハードコアレディース〜退かない女たち〜」

4日at 桂スタジオ

−本年度最熱狂興行?

「全ての試合が大勝負ッッ!
全ての試合が名試合ッッ!
そして全ての選手が・・・・・・

イカしてたァッッ!」
by「グラップラー刃牙」


 久しぶりの桂スタジオはやっぱり遠いモナー。駒沢体育館とどっちが遠いかなー。こっちの方が(駅から)遠いかも知れんけど、駒沢の方が入り組んでて意地が悪いんだよな、とか思ってる内に到着。モギリはアブコバさん。
 少し驚いたのは、前は仕切りがあって廊下というかロビーみたいになってたのが、仕切りがとっぱらわれて中央にリングがありフロアー全部が会場(売店は東だか西の壁際に並んでた)。

 開始時間も押し迫り、いよいよ大当りか大ハズレか、中間はない様な、本邦(世界?)初、女子だけのデスマッチ大会開幕〜く。オープニングテーマはJ.プリーストの「Breaking The Low」。

[吉田・Ray(ダイビンクプレスに剣山<足>→ペティグリー→変形バックドロップ?→エアレイドクラッシュ)松本ザウルス・×大畠]
 
「全ての試合が大勝負ッッ!」ト、言いつつ、いきなりハズシてくれたりする ^^;)。
 Rayさん、開脚ジャンプ式のリングインでまずコケる。あっしはこういうミスを減点方では見ないが、ミスを挽回する技能がないのは・・・(終盤にもコーナーに上がる時コケた)。
 大畠ちゃんは・・・わっ。髪マッキンキンで、大畠ちゃんが不良になったモナー! それはともかく、ん〜、大畠ちゃんが前半やられて後半巻き返す、というのが大筋だったと思うが、前半のやられっぷりがまるで動かず、後半の逆転も鮮やかに欠けた。Rayさんは2度のミスが挽回出来ず、精彩なし。
 やはり頼りになるのは松本ザウルスだ。大阪帰り(前日「息吹」大阪大会に4人とも出場)の疲れなどなく、相変わらず体当りで客席を沸かせたが、時既に遅しという感じ。
 ん〜、Ray、大畠ちゃんが不調なら、すぐ[吉田vs松本ザウルス]を前に出せばいいのに。この辺の機転のきかなさが、まだ若手は危なっかしいんだよなー。

[<デスククラッシュマッチ>○元気(チョークスラムで机に叩き付け→スロー→ラリアット→G-ドライバーon the desk)AKINO](以下、全試合以上なので略)
 わっ。いきなり1stクライマックス! デスククラッシュマッチという試合形式より[ 元気vs AKINO]というプロレスメチャウマ選手同士の対戦に興味があった。Ozかどっかでシングルやったんだよなー。なぜかAKINOはNEOと余り縁がない。顔が元気とカブルからかなー ^^;)。
 開始前にテーブルはリング中央にセットされるが、元気、プロレスで本部席や凶器で良く使われるあの普通の長いテーブル持参。AKINO、小学校であてがわれる様な机を持参(入場通路が狭くて引っかかり少し手間取った ^^;)。あれは割れんぞ。
 試合は・・・AKINO、やってくれます! チョップで先手を取った元気、テーブルをロープに斜めに立てかけてAKINOを叩き付けたり、攻撃に使おうとするが、AKINO、スタスタ駆け上がってドロップキックをカマしたり、スベリ台みたいに使ったり。
 「いきますよー!」、最近見てないがやっぱりAKINOはいい。天才肌のとんでもないテクニシャンだが、冷たい天才ではなく、良く声を出しお客さんにアピールするのを忘れない。
 机チャンバラから場外へ。何とか元気を机に寝かしたAKINO、入場ゲートのテッペンからダイブするが、机は割れず自分がダメージ。
 リングに戻り、またも机を駆使した攻防。2人ともうまいなあ。AKINO、机ウラカン・ラナ等見せる。
 ラスト、元気、ラリアットから机の上でG-ドラ狙い。ああっ! いくらAKINOが身のこなしが軽くても、2人ともヘビー級。それに一連の激しい攻防で既に机にはヒビが入り、2人のウエィトで今にも割れそうな位机がたわんでいる! 元気、内心冷や汗だったかも知れないが、冷静にいつもの様に1回りはしないが、AKINOを抱え、1/4回り位でG-ドライバー炸裂! 机、clash!! finish!!
 いやいや、いきなり気持ちのいい、良過ぎる好試合だ。勿論、試合後、元気、AKINOの右手を上げて健闘を賛えたが、ほんとにどっちが勝ったも負けたもない。この次点でこの興行は成功しそうな気がした。

[<有刺鉄線ボードデスマッチ>○尾崎・バンビ(合体パワーボムで4脚の椅子上の有刺鉄線ボードに叩き付けて)永島・×中島MAX!]

[<ラダーマッチ>山縣・○アップル(高所作業台からKAORU、RUMとリングに落し山縣もダイブ。その隙にアップル、獲物のドン・ペリニオンget!)KAORU・カリビアンRUM]

[<蛍光灯デスマッチ>宮本(蛍光灯束上にみちのくドライバー?→シュミット流バックブリーカー→蛍光灯束を胸に抱きムーンサルトプレス)×木村MAX!]
 試合後、宮本「また、いつでもデスマッチをやってやる!」。
木村「また、デスマッチをやってもいいですか? 大日本のリングに上がってもいいですか?」というアピールに拍手の館内。  佐々木貴、がっちり握手。


「後記」
 入りは600〜800人? おそろしくいい加減だが、とにかく満員でした。
 試合は、どれも完全に予想以上。大日のデスマッチを見ていないんで比べてどうこうとは言えませんが、かつての全女の金網デスマッチ、あれと何らひけを取らない・・・少なくとも「気持ち」では今の選手も全く負けていない、ファンも選手も何のコンプレックスも持つ必要はない、と言い切れる内容でした。




「JWP−MANIAX2008」

29日at後楽園ホール

−告、

第13代JWP認定無差別級王者、
春山香代子


 10分前位に着くと準備が遅れたのか、まだ入口も予約受け付けも並んでいる。入ると一服する間もなく開始のテーマ。慌てて席に着く。まず最初のお楽しみ。真由香のリングネームは・・・。

[○ピンキー真由香おああああ!(紫閃光スカし、スクールボーイを抜け、執拗な連続逆さ押さえ込み)紫雷美央大先生]
 ピンキー真由香!
 ・・・
 ・・・
 ・・・きっと、なにか、深い・・・考えがあるんでしょう。あっしはティラノザウルス奥田もそんなに変とは思わない。もう慣れたでしょ? 太陽ケアはいまだに変だとは思うが慣れた。ピンキーは慣れるかなあ ^^;)。
 入場テーマは木村某のメロコアVer.みたいな「プリティウーマン」。大木ちゃんのテーマといい、メロコア好きが選曲しとるな。せわしないだけで、バン・ヘイレンVer.の方がいいと思うがなー。大人っぽくなったら、ロイ・オービソンのオリジナルVer.とか。どうでもいいですね。新コスチュームは勿論ピンクを取り入れた、セーラー服風。ロリ風味が増加。一番重要な事ですね。

 試合は・・・。リングネーム、新コス御披露目で2度目のデビュー戦みたいなもんで、気合いの入った真有香、エルボー、キャメルから、V1アームロック、スリーパーとサブミッションでも積極的に攻めていく。
 美央さんは・・・相変わらず素晴しく弱い。そりゃプロレスだから、受けがあって、セル(やられて苦しむ演技)があるんだろうけど、もうダメェ〜という感じの弱々しい表情、動きとか、一人でにフラつくムーブとか、やはり真剣に弱いとしか思えない。ま、それでも初めて見た時の強い弱いうまい下手とか以前に、ほぼキックだけで、ごく基本の基本の胴締めや首投げ何かも出さず、この人、プロレスの練習をした事があるのかなあ、と思った時よりは、多少は「攻防」があったかなあ、と。
 まあ、美央さんは最弱クイーンの道を突き進んでもらうとして、真由香も終盤には技がヘタってきたり、動きがヨレた場面があった。この程度の相手にはビシッと勝ってもらいたい。前に「息吹」で[美央vs森居]戦があったが、森居、エルボーやドロップキック、基本技だけで美央が泣きそうな程攻めたてていたが、あの位やって欲しい。
 とは言っても紫閃光(シャイニング式の延髄切り)をスカして勝ったのは少し驚き。試合数が違うとは言え、今調べたら9ケ月、1年位美央の方が先輩何だよね。フィニッシュの執拗な連続逆さ押さえ込みは、大木ちゃんのミラクルスクールボーイのパターンか、と思ったが、K-DOJO伝統のモダンタイムスとも言うなあ。いいのか?

[○奥田・水波涼(水波のカウンターの裏投げ→ジャーマン)華名・×中島]
 さーあ、来たぞ仙女軍団。お、華名嬢、白の既視感のあるコス(後で聞いたらやっぱり昔のもの)。髪も伸びたし、復帰後えらくおばさん臭くなったなあと思ったけど、こう見ると昔と変わらんね。

 試合は、まず華名がいい。「口撃」より、手がよく出るようになったのか、これまで喧嘩腰でもどこかオアソビみたいだったけど、ちゃんとアグレッシブなプロレスになっている。
 しかし、その攻めにいささかも動じないのが水波。特に相手をなめた様なパフォーマンスをせずとも、体、動き全体から余裕が出ている。樫の木でも相手にプロレスをしているみたい、と言うか。
 次いで、奥田。これはもう、ドロップキック、張り手合戦バチバチ。しかし、頑張る程に水波との格差が出てしまった。がむしゃらな華名、エルボーが崩れたのか、普通出さないラリアットまで出してしまう。
 次いで我らがアリッサ!・・・あらら、いきなりスイングDDT崩れ気味。Wアームスープレックスもサイドスープレックスに返されいいとこなし。奥田、出ました! “オー!”(ウソ、言わない)ニーアタック! 流れが絶不調と見たアリッサ、場外に落しダイブ! これは、間を取る為だろう。この辺の機転は、試合数を重ねた者のセンスだ。
 QTスペシャル、ジャーマンは決めるが、やはりアリッサ、どこか動きがギクシャクしている。見かねた華名、助けに入るが妙にもつれ、乱戦の中、水波の裏投げが入り、奥田ジャーマンを重ねた。

 残念。今日はアリッサ、本調子ではなかったけど、とにかく完敗です。仙女、垢抜けないスクール水着の様なコスチュームだけど、太い 4本の大根足が脅威だ。いや、マジに良く鍛えている。

[○豊田・桜花・ジャガー・風香(クインビーボム)加藤・蹴射斗・×KAZUKI・薮下]
 まず目を引いたのは「チーム豊桜」、豊田さんと桜花。長身、ロングヘアーでかっこいい。かたや赤コーナーは、加藤のテーマで入場。うーん、薮下が一番ベテランみたいなイメージがあったが、加藤の方がGAEA一期で先輩何ですね。
 試合は・・・ありていに言えば、これは顔ぶれ、華やかさを楽しむカード。豊桜はビッグブーツの響宴、キッカーズ(加藤、蹴射斗)は前にJでも見せたキック連弾、ニセWANTED(?)は連続一本背負い、腕ひしぎなど柔道技と、途切れる事なく心地よく技がポンポン出ていた。NEOが似た様な華やかなタッグを組めば、絶対時間一杯「ネタ」を詰め込むだろうが、「技」中心なのが流石JWPというか。
 風香、もうちょっと目だっておいしい所を取って欲しかったなー。やっぱり、最後はKAZUKIさんが取られるんですねー ^^;)。いや、いつもお疲れ様です、m(__)m。

[江本(ローリングソバット→飛びつき米-ZOU)○米山]
 少々問題の一戦。問題というのは、ジャガーさん、豊田の出た前の華やかなタッグが終って、客がゾロゾロトイレや売店に向かい、席を立つ。残って見ている客も、体感的なものだが、リングに集中していない気がした。カード編成のミスかも知れないし、やむを得ないのかも知れないが、こういう状況でも何とか客を引き付ける工夫も欲しかった。あっし的には、メインに次いで注目、緊張のカードだったのだが。

 ・・・うーん、どうも白々とした館内の空気が気になって試合のデキが今一つよくわからない。同じ試合でも、キネマや小会場で見た時、またはリングサイドと後楽園南最後列で見た時、または客が沸きに沸いて大盛り上がりの時、客のノリが悪くて会場が沈んでいる時とでは印象がかなり違うんじゃないだろうか。とにかく、前半は寒かった。米山も江本も手抜きとか、馬鹿なミスなどする訳ないのに。
 しかし、余り対戦した事はない両者だが、おかしなミスはなくサクサク試合が進んだのは流石。格的には、まだまだ米山の方が遥かに上だが、臆せず投げ技、打撃技を入れる。更にガンガン来る後輩に臆する所か、おもしれーじゃんか、と米山、微妙にノッている様な気がした。米山も結構なキャリアだが、Jでは下の方。他団体に呼ばれる時は大体コミカルな試合だし、遠慮なくガンガン来る後輩は新鮮だったのかも(中島、大木がいるけどね)。米山も、遠慮なくガンガンいけるというものだ(ローキック、ソバット多用)。江本、サイドスープレックスの丸めあいを制し、膝に米山を落したのは見事。
 ようやく、終盤(個人的に)ノッてきた所で、終盤再三トライした米-ZOUを巡る攻防。こらえられてもカサドーラに切り返したり中々。ここでカウンターのラリアットを入れられるが、更にソバット! 新Ver.! 飛びつき回転エビ式の米-ZOU決まった!

 ・・・うーん、これやっぱり、キネマとかでやったら名勝負だったかも。 


 休憩前に例によって、カブキさん、小猪木の試合。今回は共に小馬場、ニセ歌舞伎を連れて。[×小猪木・小馬場(ロープから落して)○グレートカブキ大先生・ニセ〃]。特に言う事はありません ^^;)。

 休憩。特に言う事はないが、第1試合の時はガラガラだった会場がそこそこ入ってホッ。まあ、超満員札止めもなければ、ガラガラの惨敗という事もないだろうと思ったが、やっぱり少し怖かった。
 甲タンのBlogでJの後楽園豪華です、とあって、確かに言われてみれば、タッグフェスティバルなど多少豪華だが、後楽園ならジャガー、豊田、風香、桜花当りの投入は当り前で、刺激的なカードは少ない。勿論、これらのゲストがいなければ後楽園はカッコが付かないが、タッグでは大量動員には結び付かないだろう。まあ、Jの後楽園もそう刺激的なカードはないが、それで今日の入りが悪ければ、メインがそっぽを向かれたという事で、更に日向のメインは毎回だから、つまり春山が悪い、という事になるではないか ^^;)。勿論、今日の入りは特に[日向vs春山]が評判を呼んだ、という事もないだろうが、とりあえずは一安心。後は試合だけだ。
[デビル・輝・×植松(ラリアット1発)ボリショイ・Leon・○倉垣]
 最近ボケとるんで、カードを見た時は、いつものJのいい時のタッグが見られればいいなあ位にしか思っていなかったが、入場してきたチームを見て、重い、深い意味のあるカードだと思った。これは10年目の、2008年の「ランニングJ&G」じゃないだろうか。
 GAEAが旗揚げした頃、Jとの仲は蜜月だった。元々長与の復帰戦からの付き合いだったが、共に新人育成に力を入れ、平成6年組が揃った為、久住(日向)、天野、宮口(輝)、本谷、里村、加藤、植松、永島らは良く試合していた。少し前のNEOとの関係の様に「ランニングJ&G」とか言って、連動して後楽園で昼夜興行をやっていたものだ。その後、JWPは国技館興行等やり上り調子だったが、いつしか歯車が狂い始めた。GAEAは新人育成からクラッシュ復活、豊田真奈美移籍当りがピークだっただろうか、いつしかベテランスターを集めたオールスター団体になり、表面的な華やかさとはうらはらに新人は育たず終焉を迎えた。
 どっちが勝った負けたという議論は意味がない。生き残ったのはJWPだが、旗揚げ時のJWPとはつながっているとも言えるし、切れているとも感じる。JWPも1度死に、今は別の団体として再生したとも言えるのだ。
 そのJWP初期の最大の功労者、デビルさんもGAEAに行き、同じくJ育ちで付き人の輝、植松とチーム。同じ位最初からJWPにいたボリショイはアルシオン育ちながらJWP的なムードを感じさせるLeon、2度もJWPを離れながら今ではJになくてはならない主力の一人になった倉垣とチーム。
 余り臭い事は言いたくないが、それでも両チーム、各選手の辿ってきた道筋の深さ、紆余曲折の末にここに、こうして試合が組まれた事に感じ入ってしまった。

 試合は・・・各人、持ち味をフルに発揮した好試合だった。もう、それでいいだろう。JWP、GAEA、それにアルシオン、ここにはいないが全女もか、経済的に心理的に、血が流れ、選手も関係者もファンも傷ついた。それでも残るべき選手は残り、女子プロレスは続いている。そして、デビルさんは今年引退する。

デビル「まずはJWPのみんなに感謝です。この3人で組みたかったですから。
 ・・・
(JWPに)また呼んでね」

[<JWP認定無差別選手権試合>○春山大先生(カウンターのラリアット→顔蹴り、ラリアット乱打→キーン☆ハンマー)日向]
 握手から・・・。いきなりシャイニング式ニー! まさか、公約通りほんとに秒殺、超短期決戦はないだろうと思うが、プロレスだからこそ、時に本当にやる事もある。
 早くも大先生グロッキー。日向、追撃ジャーマン。大先生、スタナーで一息つきたいが、日向の怒涛の攻めは止まらない。「どした、オラァ!」蹴り。コーナーポスト上のバトルでも春山落され、日向トペ・コン等決める。
 結果論だが、ここで日向、容赦なくトドメを刺すべきだった。いや、既に春山のペースだったのかも知れない。弱々しくぐったりした春山を見て、不思議に勝利の予感がしてきた。個人的に春山の戦い方は天龍さんに近いと思っている。龍原砲のファイトパターンは序盤は一発派手にカマスが、その後やられて天龍さんがぐったりする。原さんが中盤を凌ぎ、そして天龍さん蘇生すると、フィニッシュに向かって信じられない高みにまで舞い上がるのだ。勿論、日向とて受けの強さ、終盤のラッシングパワーは並ではない。しかし、わずかに、わずかに「それ」は春山の領域ではないか。知らず知らずの内に、春山のフィールドに引き込まれてはいないか?

 リングに戻ってもミサイルキック、スィングDDTと日向の攻勢は続くが、春山の逆転はボディスラム崩れの様な感じから、ギロチンに。スタナー、ドロップキックと、劣勢から息を整えエンジンがかかってきたのがわかる。場外ダイブ技を余り出さない春山(受ける方が大変だから? ^^;)には珍しいスイシーダ。場外ジャーマン、椅子盛りボディスラム、ステージからギロチン、更に日向のリングへの戻り際でもギロチン。とにかくこの試合、ギロチンが多用された。トマホーク(雪崩式ギロチンエースクラッシャー)! 日向、更に追撃のダイビングギロチンはかわすが、膝のダメージが目に見えてキツそう。それでもクロスアームジャーマンで春山の攻勢にストップをかけたい。
 春山のギロチンを受けつつも、2発目はDDTに切り返し、珍しいドラゴンスリーパーに! これも春山切り返した!
 一進一退の攻防が続く。が、右肩上がりと右肩下がりの折線グラフ。序盤に秒殺で勝負が決まりそうだった程の両者の勢いは、少しずつ逆転していく。

 →春山トラースキック! よく、ここまで我慢した! 顔蹴り連打!
  →しかし、日向もおとなしくやられっ放しではない。再度のトマホーク払い、DDT! 後頭部ニー! みちドラ! 必勝パターン? いや、日向も良くここまで我慢したが、我慢比べで遂に負けたのだ。

→日向、膝蹴り連打!→だが春山、遂に日向の膝狙い、カウンターの低空ドロップキックからバズソーキック! キーン!
 →日向、返した! カウンターのシャイニングニー! みちドラ!
  →春山も返した! コーナー上のバトル、ラリアットを出すが、日向、ここで何度もトライしたスパイダージャーマン!
 ・・・この試合の日向は素晴しかった。相手が春山なので気を入れて見た為かも知れないが、個人的にはこれまでのタイトルマッチで一番良かった気さえする。少なくとも自分は一番引き付けられた。レスラーの真価は「負け試合」で出るのではないか。

 しかし、大技合戦、打撃戦に入って両者のポテンシャルの差はいよいよ広がってきた。日向、タンクの底の最後のガソリンを燃やしている感じなのに対し、春山、いよいよトップギアに入ったかの様な動きなのだ。
 →春山、秘技マッケンロー! ランニングエルボー! ダイビングギロチン、ランニングギロチン! 日向、わずかに抵抗するが、ラリアット連打から2発目のキーンで遂に日向、力尽きた。

「“バリバリ”春山がベルトを取ったぞー! みんなの声援が力になりました! “バリバリ”春山が女子プロ界を“バリバリ”にしていくぞー!」 


「後記」
 入りは700〜800人? 位置的に良く数えられなかったです。まあ、北閉鎖で大体いつも通りでしたね。

 結局はメインに尽きるだろう。挑戦者を決めるリーグ戦、中島も成長が見えたし、加藤、桜花の奮闘も印象的だった。しかし、結局は春山だった。キネマでの加藤戦は自分がこれまで見たキネマの全試合でも屈指の盛り上がりだったし、ボリショイ戦は普通のプロレスの好試合が3分間のヒットソングだとしたら、クラシックの組曲、またはドアーズの「ジ・エンド」の様な異様な重さ、緊張感の30分位の試合だった。プロレスでしかありえない高揚感、ドラマチックなバトルを作る能力。プロレスラーとしての才能で春山は始めからずば抜けていたのだ。
 だが、果たしてそれ程の「春山マジック」が後楽園に生じたか? これは微妙と言わざるを得ない。十分に水準以上の、最近の後楽園のメインを飾る主役と言える日向、田村の熱戦のレベル、あるいはそれ以上の内容だった気もするが、個人的にはもっと会場中が熱狂する程のものも期待していた。
 とにかくも、第13代JWP認定無差別級選手権王者、春山香代子!
 リングサイドの熱心なJWPファン、春山ファンの大喜びは当然として、他の観客の反応が気になった。試合や結果に不満なら、JWPや春山に思い入れのない客はすぐに席を立つ。試合や王者春山に感動したなら、席を立たずいつまでも春山に祝福の歓声を送る。
 果たして、後部の観客の反応はどっちでもなかった。勿論、何人かは席を立ったが、大多数は声援を送るでもなく、静かに新王者のマイクを聞いていた。この春山という選手は良く知らないが、とりあえずどんなものか、見てみようか、というムードの様な気がした。

 興行トータルではまずまずグッド! 飛び抜けた名勝負とかはないけど、十分見るに値する試合揃いで、NEO同様着実にJWPの後楽園は間違いない、という信用を獲得しつつあるなあ、と。




・昼のNEOから。

[○渋谷(セントーンスカされるが、即丸めて)勇気]。遅れて開始5分位から見たが、勇気が微妙にいい。大変化とは言わないが、物腰が力強く着実になり、5年位プロレスをやってるベテランみたい。

[○松本ザウルス(セントーンスカし体当り→バックドロップ)唯我]。ザウルス払い腰、唯我一本背負いなど、柔道出身らしい見せ場もはさんで。試合後、唯我、5・3、第2回IGF開催を告知。

[華名・○松尾(ジャーマン一発)京子・×大畠]。やはり井上京子のツカミはうまい。しゃべりやムーブで会場を沸かす。華名、顔に入れるキツいエルボー。松尾君、今日も目立たなかった。

[タニー・○宮崎(WのDDT→延髄切り→グラウンドコブラ)×真琴・チェリー]
 チェリーの年齢ネタを軸に。単独では真琴のダメムーブが面白かった。試合後、チェリー、後楽園でマシンガンズのタッグベルト挑戦を表明。パートナーは渋谷!

[田村・元気・○三田(胴絞めスリーパー→突進キャッチしてデスバレーボム)×木村・江本・中川]
 今日は言ってしまえば他の4試合は、どれも見ても見なくてもいいようなものだった(公平を期して言えば午後のJWPもその種の試合が少なくなかった)。少なくともお金や時間がない時、無理して見る程の事はなかったと思うが、この試合だけは別。これが「本当のプロレス」、後は前座。そう言ってもいい位、けた違いに迫力が違う、痛快大暴れプロレス。「息吹」が最高、などと悲しい事を言ってくれるな。あんなの準備体操。あそこから、こういう本当に楽しいプロレスが始まるのだ。

 試合後、後楽園で4対4の決着戦を要求。NEOは、この3人+勇気。アマンドラは+ベネッサ・ザ・マウンテン!

 入りは下が133人程。上はパッと見30人位だったが、Jで初めて2階に行ったら、思ったよりいたので、もう少しいたかも知れない。
 興行トータル、セミまでは、「ストーリー」とくすぐりだけかあ、みたいな気もしたが、メインで救われた。これがあるからNEOは侮れない。


・試合前に、阿部ちゃんの挨拶と報告。以前の目の怪我が悪化しており、主治医、会社と相談した結果、手術に踏み切る。とりあえず年内復帰を目指す、と。

[新関(ミサイルキック→ドラゴンスープレックス)○植松]。新関、悪くはなかったけど、やっぱり力やキャリアの差あり杉だわなあ。同レベルのライバルが欲しい。

[○蹴射斗(ランニングキック→カカト落し→シャイニングハイ)華名]。関西人体決。ややコミカルに。

[○日向・風香大先生(シャイニングハイ→みちのくドライバー)薮下・×KAZUKI]。前半戦のハイライト。まず、風香がいい。「風香祭」は見ていないが、Jd'後の風香の試合は自分の見た限り、どれもおざなりなものばかりだったが、今回、薮下相手に「ノってる」感じがした。薮下も同じ。風香、日向相手に、試合を楽しんでいる感じがした。日向も今日は足の不調を感じなかった。
 薮下、風香のノリがJd'同窓会の為か、JWPという場の為かはわからないが、とにかく試合はまずまず面白かった。意外にも、薮下、日向と初対決。

[倉垣・×中島(Wの巻投げ→Leonストーン)米山・○Leon]。まあ、この4人ならこうだろう、という位の内容。

[○春山大先生(掌打の嵐をかい潜り、ウラカンを潰し、突進をキャッチし、キーン☆ハンマー一閃!)ボリショイ]
 前半20分程はボリショイのグラウンド・サブミッションワールド。春山らしい痛快な切り返しがなく、正直に言えば退屈で眠くなった。
 しかし、スタンドの打撃戦、投げ技になってから、目が離せないスリリングな展開に。色々裏読みして春山の勝ちに違いないと思っていたが、本当にわからなくなってくる。
 春山の試合としてはかなりダウナーな、とことんボリショイの掌打、裏拳を食らう展開に。言うと長くなるが、後で考えてみると「春山対ボリショイ」としては、この展開が一番両者の良さが出るのだ。ある意味、JWPらしからぬテクニックをかなぐり捨てた我慢比べ、2.9プロレスだった。
 決定打は1発。これまで見た中で最高に重い、もし少しでも体勢が崩れてボリショイが頭から落ちたらと考えるとゾッとする、2人の体がバウンドし、リングが揺れた渾身のキーン☆ハンマー1発だった。
 死闘を終えた師弟の深いハグ。春山、マイクを取って日向を挑発。
 ・・・ここで、男子系の某有名困ったファンの方がガタガタうるさい突っ込みを ^^;)。あっしは試合の緊張と解放、感動で一杯だったんで気にもならなかったけど、後で本人が恥ずかしいんで、過剰なヤジは考えましょう。

 入りは下150人程、上は58人程(←細かい)。メインに尽きた。




「Beginning」6日at 1stRING ・・・まあ、

−「息吹」ビジュアルエディション?


[○松尾(飛び乗りミサイルキック2発→Wリストアームサルト→ジャーマン)紫雷美央]
 ・・・何つーか、この程度の相手に普通に試合しなくても。つか、松尾君は遊び心がないなあ、つか根本的に面白い試合をしようという意欲があるのかと ^^;)。美央は今日はアラが目立たず、進歩してるのカモ〜。

[×小林ハナラ・桜花(ジャーマン→ジャパニーズレッグロッククラッチ)中島・○植松]
 中々面白かった。ただ、ギチギチに作りこまれたJWP的な「いい試合」とは少し違って、アバウトで少しとっちからった伸び伸び試合というか。やはり、アリッサとハナラは手が合う。


 ここでスマックガールにも出ている女子格闘家兼シンガーソングライターの吉野ひとみさんのミニライブ。弾き語りとカラオケで5曲も歌ったモナー!

 開始前絶対売れる訳ね、と思った1本¥400のフランクが¥200になってた ^^;)。
[×市井・貴子(Hikaruと同時トラースキック→エアレイドクラッシュ)○山懸・Hikaru]
 メインも同じ何だけど、これまたしょっちゅう試合してない分、微妙に遠慮がありながらもそれなりに伸び伸び。市井はこういう試合だと重宝だ。山懸さん、シャベリが多く、「レディリン祭り」の時も思ったが、「ディスカバー・ニュー・ヒロイン」の孤高の唯一無比の存在感が薄れていく。

[アップルみゆき・○風香(2段蹴り→Fドール→Fクラッシュ)×紫雷イオ・渋谷]
 まあまあかなー。余りなじみがない割に、各人見せ場もちゃんと取り、これだけ出来たらOKかな。


「後記」
 入りは300人位。40人位は誤差があると思われ。満員に後少し、という位。

 仕掛人は某ッシーではないか、と聞いて納得。いかにも、のビズアルブッキングだわ。一言でいえば、ルックス重視、レスリングぬるめの「息吹」。メンバーはほぼ同じなのに、マッチメークやプロデューサーでこうも違うのが面白い。
 はっきり試合は「息吹」の方が面白い、いい。ただ、こちらもそんなに見られない程悪くはなく、繰り返しになるが、作り込まれてない、アバウトでラフなセッションみたいに楽しめた。これはこれで、「息吹」との差別化も出来ているし、アリではないか。



 


「スピンオフ」5日at北沢タウンホール

はじめの一歩


[○佐藤(カウンターのドロップキック→ミサイルキック2発)森居]
 例によって基礎技主体ながら力の入った伊藤道場マッチ。森居、まずまずいいが、ここから何を付け加えるか。サトアヤ当然いい。巻投げか何かをサッと着地というイキなムーブも見せた。

[○KAZUKI(大根攻撃をかわし、逆に一撃!)おばっち]
 この2人、デビュー戦がシングルという同期なのに加えて、おばっちキャラ第1戦の相手もKAZUKIだったそうだ。
 ロープワークで両者疲れ果て、2人とも引き上げようとしたり、まあいつものおばっちワールド全開。

[△堀田(セコンド入り乱れ収集が付かずノーコンテスト)△遠藤]
 例によってブルーウルフの2人を連れて来る堀田さん。1人でも十分強いと思うが。

 →[<延長>○堀田(張り手→ピラミッドドライバー)遠藤]
 セコンドをさがらせ、タイマンで相手するが、少しラリアットとかやらせてあっさりと。

堀田「おい、遠藤、やめちまえ! どういう気持ちで(リングに)上がってるかわかってんのか! お前、2度とリングに上がんじゃねーぞ! 見捨てたよ、馬鹿野郎!」
 ちょっと言い過ぎだとも思うが、実際2人の力の差は試合以前に明らかで、遠ちゃん、余りにも無策過ぎた。


 休憩。遠ちゃんの試合、セコンドの貴子さんを一瞬フラン☆さんと間違えて勃起(爆)。フラン☆さん、帰ってこないかなー。
[○伊藤(ラリアット合戦で伊藤勝ち→ライガーボム)ハーレー]
 伊藤、教科書通りに4の字、フットスタンプでハーレーの足を殺す。終盤、キックで自分の足のダメージが大きく、打撃戦から破れた。

 最近のハーレーの試合としては納得出来る内容。ただ、ベテランのヘビー級ならではの重厚な試合ではあったが、後1つ2つ、工夫が欲しかった。

[×沖野・木村(ディスティニーハンマー<ダイビング延髄ニー>→裏拳)○貴子・立野]
 輝の代打は木村さん。これは得した。木村さん、LL初登場かなー。
 試合は・・・まあ、特に言う事もなく普通に溶け込んでましたけど。キャラの濃さといい、木村さんはLL向きだと思う(渋谷みたいにスピード命でもないし)。


「後記」
 入りは140人程。まあ、ガラガラでもなく、程よくすいてる感じ。

 JWPが後楽園やそれ以上の会場大きな見映えとして苦戦する感じがあるが、逆にLLは大会場では強くても小会場には弱い気がする。小会場は動きの一つ一つが大きく全員に伝わり、言葉は悪いが、ムード、ごまかしが効かない。大会場は神ちゃんやスター選手が流血してわーわーやれば、それなりに盛り上がるのだ。
 また、予算的にも派手な仕掛けが出来ず、この会場での興行はほぼJWPやNEOと同じ土俵での戦いと言える。

 率直に言えば、当然ながらこの規模の会場の戦い方はJWPやNEOがリードしていた。ただ、それ程悪くない、という気もした。正直、仕掛けなしの素のLLの試合はもっと無残な気もしたが、そう、見られなくもないと思った。JWPとNEOは小会場を拠点としてここでハズシたら即団体が終る、という背水の陣で勝負してきたのだ。格闘美、WAVE程度には見られるのではないか。

 とは言っても、まだまだ工夫の余地は山ほどある。自分の様に好意的見てくれる客ばかりのはずがない。団体の歴史がどうだろうが、一見客は今日見てつまらなかったらそれまでなのだ。LLを旗揚げした頃の様に、今日の試合をハズシたら終りだ、という覚悟でこれからも望んで欲しい。




「Road to MANIA-X/第6戦

4日at板橋グリーンホール


 試合前に阿部ちゃんと、加藤の挨拶。阿部ちゃんは復帰に向けて頑張ります、と。ここで、今日の波乱の展開を演出するかの様に微震が。
 加藤、自分は輝にシングルで1度も勝っていない、不戦勝で勝つのは不本意なので、(不戦勝の)2点は返上する!
(! これで加藤、最終得点4点。春山4点(今日のLeon戦を残すのみ)、Leon2点(春山戦を残すのみ)。春山がAブロックで優勝するにはLeonに勝ち、更に同点の加藤にもプレーオフで勝たなければならなかったが、Leon戦で引き分けか、勝てばそのまま優勝となった!)
 また、阿部の欠場であいたカードにも、相手側に日向がいるので入る。

[○佐藤(カウンターのドロップキック→ミサイルキック)新関]
 当然ながら佐藤の完勝。少々の気合いや意気込みで勝てる相手ではない。攻め込まれてからの中盤、新関も多少はバックエルボーやミサイルキックなど見せ場をもらったが、顔が泣いていたのが残念。負けてもいいから、まず、ぶっ殺してやる、という顔をしろ!

[○加藤・蹴射斗・KAZUKI(中島、1度はクーロンズを丸めるがフォローの米山のソバット誤爆→クーロンズゲート)日向・米山・×中島]
 キッカー同士、加藤と蹴射斗の息が合って連携が良く出ていた。急増カードだし、いつもの緊密さには欠けたが、消化カードなりに全員伸び伸びやってた感。日向vs加藤はバチバチ。

[○春山大先生(スピアーをキャッチし、キーン☆ハンマー)Leon]
 果てしなきタフネスマッチ。この2人ならではの熱戦!


 インフォメ。後楽園で[新関vs紫雷美央]、またタッグフェスティバルに風香&ジャガー参戦。風香は13日キネマにも。
[○倉垣(ボリショイ、ラリアットを丸めるが、倉垣、更に丸めてクラッチ)ボリショイ]
 これで勝ち点6で、両者並んだ為、

[<Bブロック優勝決定戦>○ボリショイ(3度に渡るラリアットと掌打の相打ちの末、ボリショイ打ち勝ち、ミステリオ・ラナ)倉垣]


「後記」
 入りは160〜170人か。指定席はほぼ満員。
 Aブロックの件に関しては、これしかなかったんだろうなあ、と。
 ただ、自分は勝敗にはこだわらないので、その立場でいえば、加藤が持ち点を返上せずに春山との優勝決定戦も見たかった。裏読みになるが、そうなると春山の勝ちは200%なくなる。あえて、その状況で春山が何を見せるか、というのも少しは興味があった。




「Climax WAVE Vol.2」
30日at 1stRING

−「格闘美」は生きていた!


 着いたら入場式。挨拶は春日ー。
「私の復帰4戦目にこんなに沢山来て下さってありがとうございます・・・嘘です ^^;)。最後までお楽しみ下さい」
「ザ! ファーストぉ! バトオォォ!!」
 おおお! この絶叫MCは「格闘美」のおねいさん! 更に前振りビデオ(春日ー復帰戦の模様。教育係の植松「5点! あれは[フィニッシュが日向のみちのくドライバーなのは]復帰祝いだな。私はダメなら潰す」)のツクリとか、「格闘美」まんま。ある意味、これが今日最大の発見で驚きだった。

[<アイドルWAVE>○植松(エプロンドロップキック→ミサイルキック→一瞬迷って、「親バカ!」ドラゴンスープレックス)
春日萌花大先生]
 さて、試合は前半植松が教育マッチらしく執拗なヘッドロック、踏んづけで、ぷち・カワイガリモード。春日ー、可もなし不可もなしのドロップキック、エルボー。新機軸は下からV1アームロック。そして、おそらく目下の春日ーの最大の売り物であろう、腕を取り、相手の膝を踏台にして(シャイニング式?)絡みつく飛びつき腕ひしぎ。
 1度は技をとかれても腕を踏んづけたり攻めるが、頃合を見て植松、カウンターのニーアタックから上記(↑)の通り難無くFin。

 復帰春日ー。まだ、はっきりどうこうは言えないが、大体のラインは予想通り。復帰して相変わらず弱かったらバカだし(真琴という強烈な奴まで出てきたし)、一遍には強くなれないけど、少しずつでも努力して強くなる姿を見せる、と。3人しかいないからしょうがないんだけど、出来たら他団体でもこいつには負けられない、というライバルが欲しい。終盤のエルボーの非力さに思わず「力入ってないよ!」と言っちゃったけど、まあ頑張って下さい。復帰おめでとー!

植松「受け身取れてたから7点! (あたしも)親バカだなー! 日向選手があれだけ出してくれたからあたしも出したぞ! 色んな選手と戦って、もっと強烈な技も受けて進歩しろ!」

[<コミカルWAVE>空(くまぼぼのヒッカキから丸め込み)○さるぼぼwithくまぼぼ]
 何でも空が連戦で「卒業試験マッチ」とかやっているらしい(元ネタは「ロボコン」?)。今回の相手はさるぼぼだが、前振りビデオで“リーゼント”竹石「さるぼぼ、捕獲した?」「え? ブッキングしてくれたんじゃないんですか? 捕まえるんですか? JWPは試合の度に捕まえてくるんですか?」。で、急遽、空、飛騨高山に。ハンモックで寝てる所をバナナを餌に捕獲成功。長いよ、オチがないよ ^^;)、変なナレーションは竹石さんだよ。

 ♪ある日〜森の中、熊さんに出会った〜。あれ、と思ったら、出てきたのはくまぼぼ! これがオチかあ。長編コントだなあ。

 試合はまあ、空優勢の中(途中、空に逆に鉄柱股裂きをやったりもする)、セコンドのくまぼぼ、終盤で場外から空の足を取り、更にヒッカキのフォローでさるぼぼ○。

GAMI「・・・次の最後の相手はジャガーさん! 判定はお客さんに任せます。百枚、Yes/Noのプラカードを作ってきて。それと、ジャガーさんはいつも世の中に不満を持っておられる様な顔をしている。ジャガーさんをハッピーにして帰したら君の勝ち! 旦那さんや子供を巻き込むのはなし!」

[<チャレンジWAVE>○立野(アディオス・アミーガ<変形フィッシャーマンズバスター?>を食らうが、直後に反転)GAMI]
 ひょっとして記さん、振袖で来るかなと思ったが、青のガウン。
 試合は手4つから、足を取ったりラリアット、スープレックスとまあ普通に。スピーディーとは言えないが、第1試合よりは重い。途中、4の字で記さんが顔をしかめて場外にエスケープしたのは、古傷の膝をやったか? とヒヤリとしたが間を取って難無く。
 スープレックス、パイルドライバーと得意技も出(記さんがカサドーラを出したのは驚いた)、上記の通りFin。

 カードを見て、他の試合と並んだ時、強烈に浮くんじゃないか、と思ったが、別に違和感はなかった。それと、記さんに関してはほぼいつも通りだったけど、いつものLLでの試合よりはいい。この辺やっぱりGAMIさんの受けが良かったのであ、と。

「マイド! 記さん! 二上は10年前に終ったんで。イベント何かではガミ、ガミ、言うのに何で試合では二上って言うんですか?・・・次までに、コーナーポストに振って出す技、『釘ザシ』じゃなくて『串刺し』と覚えて下さい!

 ・・・1つ考えていた事がありまして、
(客に)記さん、良くないですか?(拍手)
 不定期に『クラシカルWAVE』というのをやりたいなと思ってます。レジェンドvsレジェンドとか。記さんを中心に・・・」


 QKは特に言う事はなく(生ビール販売、劇団ストッパーのおねいさん)、春日ーを呼んでインフォメ。前回好評だったらしい。うん、活舌も流暢で、頭の回転はいーと見た。
GAMI「前回の入場者115人。今回124人!(わ! 前半戦、合間にザッと数えたら160人弱。改めて少し丁寧に数え直したが、やっぱり150人はいる。NEO方式で招待客を除いたガチ実数だな)
 春日ちゃん、福の神やねえ」
春日「いえ、今日はほかの団体とぶつかってないし」
GAMI 「そんな事ないよ。
・・・アイス位や

[<Road to 桂スタジオ〜3番勝負vol.1>木村(チョークスラム→頭突き→32門ロケット砲)○石川修司大先生]
 「ハードコアレディース」(何かと間違われそうなタイトルだな)のデスマッチに向けて男子との3番勝負、第1戦。石川修司って誰や、と思ったら、DDTで馬場さんネタをやってた人と聞いて、あー、あの人かあ。待てよ、馬場さんネタをやるという事は相当デカい訳で、果たしてT195cm!

 開始こそ、木村さん奇襲で飛びかかり場外に投げるが、椅子でしばかれた後は、石川の独壇場。 逆エビ、ボディスラム、ベアハッグ、エルボー。当然だが、やはり男子の技は重い。
 木村さんのvs男子兵器は、サブミッション。下からの膝十字、木村ロック、腕ひしぎ、合間にバックドロップやコーナー上卍も見せた。
 そうは言っても機を見てすぐにフィニッシュに入られた気もするが。

 うーん、対戦相手の宮本を良く知らないので何とも言えないが、デスマッチのリングで冷静にサブミッションが決められるかどうかが、決戦の鍵となる気がする。ついでに、強い相手だからサブミッションを出したのであって、明らかに力で劣る、技の引き出しも少ない相手にサブミッションを出さない木村さんのセンスは流石。まあ当り前だが。

[○春山大先生(カウンターのラリアット→横須賀カッター→ダイビングギロチン)桜花]
 ま、ポイントだけかいつまんでいきましょ。

 いきなりの桜花のクルスフィックス(裏腹固め、または裏腕ひしぎみたいな技)を力でマフラーホールドに切り返す大先生。これ、AKINO戦でもやったなー→大先生、念入りに引き戻して2度に分けて逆エビ。2度目は腰を落とさなかった。
 →めげない桜花、ビッグブーツ、ストンピング→払い腰→脇固め! 大先生回っても、逃がしません。この辺、もっと早くプロレスに専念していれば、スターになれたのになあ、と思う。
  →大先生、アームバーをスリーパーに切り返すと場外に。東西派手に桜花さんを客席にブン投げます→桜花さんもキレた! 椅子でバチンバチン!
→当然ですが大先生、この位では引きません! 「お返し」は場外マットでブレンバスター。北の花道ペティグリー(それは凄く痛い)・・・は、ショルダースルーに返されました。リングに戻って、さくら☆ドロップ(ダイビングエルボー)
 →続くスタンドのスリーパーを大先生、スタナーに切り返します! おお、何とカミ合った攻防→コーナーポスト上の争いからぶら下がり腕ひしぎ→EX! これ、いい技だなー。簡単で絵になって ^^;)。桜花さんがいつか引退しても誰かに伝承されて、この技はずっと残りそうな気がする。ただ、いい技だけど、今日はこの後も少し出し過ぎだった。春山の切り返しはグランドで極楽固め風にやられたのを、やはり力で強引に前に投げて。
  →そろそろ終盤、桜花さんもあんよだけは最後まで良く上がります。ビッグブーツとラリアットの応酬みたいになってきました
   →やはり、キャリアから来る「組み立て」の差でしょうか。大先生、1度はこらえられたトマホークを終盤に決め、Bブーツvsラリアット合戦で、いつもは多用するのにこの日は温存した“バッチーン!”トラースキック→ペティグリーと押し、なおも桜花さん、最後までビッグブーツで粘りますが、単調さにカウンターのラリアットを合わせ、上記の通り終りました。


 うーん、フィニッシュはキーンだろうと思ったんだけど、ギロチンだったのは何かあるんだろうか。試合トータルとしては、まあ誰が見ても「悪い」とは言わない、普通に熱戦、十分メインを取るだけの内容だと思ったけど、出来たらもっと両者踏み込んで欲しかった。技術、力的にはまだまだでも、若手が思い切りぶつかった熱い試合ってあるじゃないですか。あの位のものも見たかったなー。感触としては去年のvs Hikaru戦と同じ「指導プロレス」という気がした。
 桜花さんに関しては、3人しかいない団体のエースとしてはしんどいだろうけど、今日の試合を「水準」としてこれ以下の試合をしない、もっと面白い試合をする事を心掛けて欲しい。メインを張るだけの体力と技はある。後はセンスだ。


「後記」
 2chで余りいい評判を聞かないが、JWPのリーグ戦と今日の試合とか見た限りでは、桜花さん、良く頑張っていると思う。春日ーも、またGAMIさんもマッチメイクで頑張ってはいる。

 ・・・ただ、それはそうとして(爆)、やはりチケット代と内容が見合っているとは思えなかった。




「息吹」23日at 1stRING

 ・・・まあ

    ・・・色々あるが、飛び抜けたダメ試合もなく、      トータルでは

“IBUKI” アマンドラ!


 入場式。
Ray「復帰戦をこんなに沢山の人に見ていただけて幸せです!」

[△中川(佐藤のジャーマンが決まったが15分タイムアップ)△佐藤]
 接点がなさそうで、体格(中川155cm58kg、佐藤154cm54kg)やキャリア(中川05.1月デビュー、佐藤05.12月だが、佐藤はその前にも全女にいた)等、似通った2人。中川はランニングラリアット等、ややパワーファイター志向があり、佐藤はどこまでも基本に忠実。
 ベーシックな部分でよく鍛えていて、基本に忠実な2人らしい好試合だった。首、リストの取り合い、スリーパー、胴絞め、隙を突いてのドロップキックなど、ごく基礎的な攻防を真剣に正確にリアリティーをもってやる。あっしの「息吹」のイメージから言えば、こういう試合が出来ない奴は「息吹」に出すな、と言いたい(この後に出る選手で、これが出来ない奴も結構いる)。

 結果はドローだったが、技の切れや試合開始から変らぬシャープな動きで佐藤がやや勝っていた。だが、両者、とにかくここからもう1歩浮上して欲しいのだ。何が足りないのだ?

[○チェリー(シャイニングウィザード→ダイビングニードロップ)小林ハナラ]
 カードを見てどうだろう、と思ったが、やはり悪い目が出たか。
 はっきり言う。チェリー、小林にない「格上の技」だけで勝ちましたね。古いプロレスファンは新人がエルボーとドロップキックと回転技だけしか許されないのに、上の選手は顔面キックだの何とかボムだの大技で簡単に勝つのに割り切れなさを感じた事はないだろうか。まあ、そこまで露骨ではなかったが、「息吹」もこういう試合が増えるのは勘弁だ。俺は首に腕をひっかけてジャンプしただけで逆転出来る、フライングネックブリーカードロップという技が心底嫌いだ。体格もあるが、チェリーさんのエルボーやストンピングの非力な事。第1試合の様に同じ基礎技だけで試合すればハナラの方が強かったと思う。

 イトカオ道場の基礎技にこだわる姿勢は、はがゆい。だが、それでもこの壁を突破しなければ明日はない。ふと思い出したのがNEOでの[豊田vs夏樹]戦。死闘だった。☆ヘッド時代で、各種空中ヘッドバット攻撃は出していたが、自分が飛ぶああいう技の方が負担は大きいはず。それでも、夏樹は基礎技と自分の負担が大きい飛び技だけで、日向や田村当りの最高の試合と同じレベルの熱戦を見せた。かつての春山も大声と気合いだけで、全女やNEOの大先輩に向かって評価をもぎ取った。

[吉田・ד筋肉質のリカちゃん人形”山田よう子大先生(スピニング・ノキアン・バックブリーカー投げ→マッド・スプラッシュ)○Leon・中島]
 注目の、あっし的にはプロレス初お目見えの(スマックガールでも見た)、元女子アームレスリング世界王者の山田よう子さんですが・・・わ! アリッサと同じデザインのブリブリコス! わ! ^^;)。仲村由佳にも似てるなー。
 試合はもっと、わ!!! でした。経歴から腕力だけで力まかせに来るのかと思ったら、キックだけ、でした ^^;)。ん〜、アームレスリングのチャンピオンといっても155cm43kgと、体格的には小柄。それでも、今日は相手がアリッサ、Leonだから試合になったんで、技のない若手相手にキックだけで勝ったらずるいよねー。キックだけはかなりいい音がしたけど、受けに回ったらなすすべなしで、ヨシダマさんが必死にフォローに入ってました。そーいや、今日はヨシダマさんがやたら弱く、前半のLeonとのサブミッション合戦はまずまずだったけど、後半アリッサに簡単にエルボーで倒されてたりしてたけど、山田さんのフォローで精神的に疲れたんだろうか、試合の戦力バランス調整でしょうか。
 キックはやり放題で、エルボー合戦では明らかに腰が引けてたんで、思わず「山田、逃げるな!」と言ってしまったけど、あえてアームレスリングの世界からこちらに来たガッツとか、まー、1人位はこういう「困ったさん」がいてもいいかな。


 QK。加賀谷出張の売店は、唐揚げ串¥100は良心的。セコンドには栗原、春日ーも走り回ってました。弁慶みたいなのがいるなと思ったら、エンセン井上大先生! 肩や胸、上半身の筋肉が盛り上がりすぎて、頭が埋ってる! 亀みたいにぴょこっと頭が覗く感じ。WAVEの一番安い席で¥4000は高いね。普段の不入りを来る人のチケット代で埋めようとしてるな(爆)。

[○桜花(ビッグブーツ→ネックハンギングボム)Ray]
 ・・・Rayさんは最強だ。・・・応援団の数が。北のひな壇ほぼ半分が銀のRayジャンパーを来た応援の人達。60人位? 野球やサッカーならともかく、300人400人の観客で60人つーたら大変なもんスよ。
 さて、試合は・・・わ!(爆) ほとんど変化・進歩がない! 側転とかキャンドルとか白鶴とかかつての技はきれいに決めてたけど、今、私が攻める番、今度はあなたが攻める番、とくっきりはっきり、攻守が分かれて、とても「攻防」とは言えないものでした。Rayは自分が見た限りでは1度だけ栗原と「息吹」で熱い好試合をやった事があるんで、まるで「わかってない」という事はないと思うんだけど。まあ、今日は取り合えず復帰戦という事でこれから、かな。
 桜花さんはこの相手だと流石に堂々、貫祿の横綱相撲。えらく強く見えた。

[○江本・木村(木村の頭突き→ニールキック→垂直落下式ブレンバスター)×松本ザウルス・大畠]
 まず、江本・木村組が「レボルシオン・アマンドラ」として紹介され、あのテーマで出てきたのにぷち・驚き。NEO専属の外敵ユニットじゃないのか? 考えてみたら、2人とも「息吹」色が強いとは言え、フリーだから、団体(興行)を縦断しても不思議じゃないが。

 試合はまず、3Sの奇襲を呆気なく逆転され、大畠ちゃんが捕まったー(後半、スピードと軽量を生かしてやり返す)。
 ついで、松本ザウルスにもそう簡単にはエエカッコさせてやんないが、エンジンがかかってきたザウルス、大畠ちゃんをぶん投げたり、アルゼンチンに決めた江本で、向かって来た木村を吹き飛ばしたり(倉垣のあれ)、大活躍。須山氏のblogでは、アマンドラの完勝とあり、確かに総合力ではアマンドラだが、個人賞ではザウルスだったと思う。あ、NEOの後楽園で決まり、だったけど、松本ザウルス、「推奨」! です。
 ただ、江本もファインプレーとしては、木村に片腕を持ってもらい、トップロープに乗ってロープに尻餅を付いて、反動で一回転してのアラピアンフットスタンプ。木村さんもコーナーポスト上で卍固めと、メンズテーオーみたいな事をやる。
 あれやこれやで大盛り上がり。ただ、決まった、と思う大技でのカウント2.9が多く、もったいない、も少し小出しにすればいいのに、とか思いました。


江本「おい、松本、大畠! 今日は奇蹟が起きなかったね! 悔しいか! トップに立ちたい? 勝ちたい? プロレスは勝ち負けだけじゃトップに立てねーんだよ!(←オマエモナー)
 お前らの心がぽっきり折れるまで何回でも相手してやる、かかってこいよ!」
ザウルス「後楽園でブッ潰してやるガオー!」
大畠「言っておきますけど、木村さん! 木村さんに直接フォール取られた事はありませんから!」
木村「お前、頭打ち過ぎてんじゃねーか! 負けた事忘れてんじゃねーぞ、チビ!」


「後記」
 全選手参加の写真撮影だが、流石にこの流れでは木村、江本は出て来なかった。余談だが、試合終ってみんな笑顔で出て来るが、小林ハナラだけは眠そうにボーッと無表情で出てきた ^^;)。

 入りは席は完売(立見も出た)の300〜400人程(超アバウト ^^;)。ただ、かつての移動も困難な程の入りでもない。

 初期の熱狂も過ぎ、「息吹」の問題は多い。後楽園もやった、昼夜興行もやった、しかし、いまだに2カ月に1度の新木場がメインな事、木村さんもインタビューで指摘したエスオベーションとの兼ね合い、勝ち進んでトップに立っても展望が開けない事。また、今回のメインは、「てめー、次の後楽園でなー・・・」と、何だか普通のプロレス団体みたいな引っぱり方だった。
 あっし的には「些事」だ。興行としてペイしなければすべてが終ってしまうし、誰がどうやっても百人が百人納得出来る興行はない。
 個人的に好きで、また客観的に見ても女子プロ界の2トップといえるJWPとNEOは、「息吹」と敵対はしていないが、独自に新人を育てている。それでも、他の若手を一同に見る、介する「息吹」は必要だ。後はなるべくニュートラルな、無色透明、団体のバイアスのない新人の戦いを公正に見せてくれ、と言うだけだ。




・え、[新関(2度目の飛びつき腕ひしぎ)○大畠]は、遅れて新関が攻められっ放しで終ったラスト3分位しか見られませんですた。ショートの大畠ちゃん、初めて見たけど、前の方が可愛かった様な、でも今の髪型も中々いーと思います。

[米山(米山、ビッグブーツを丸めソバット! 後1つ大技で勝った!→と、思った瞬間、ビッグブーツからの速攻スクールボーイ!)桜花]。この試合から白熱(前の試合からカモ〜)。体格で勝る桜花に米山、スピードとキャリアからのタフネス、技術で押す。桜花も良くついてきたが、技術とスタミナ、タフネスと言った総合的な強さでは米山に分があったと思う。ハイライトは、桜花のブラディーEXを回転して、腕そのままに逆に決めたシーン。終盤、ビッグブーツ、ソバットの打ち合いを米山が制し、勝ったと思った瞬間、桜花の必死さが試合を決めた。
 試合後、KAZUKIさん「アストレスがアイドルだかレスラーだかわからないのでJd'を辞めた。でもJd'がなくなっても風香はプロレスを広める為に頑張っているし、桜花もWAVEの為に頑張っている(だからアストレスを認める)」。涙声、桜花の頑張りに心打たれたのか、花粉症か(爆)。
「ありがとうございます。試合で当る時はよろしくお願いします」
「・・・ところで、後楽園でタッグフェスティバルをやるんだけど・・・」
「WAVEで最強のパートナーを連れてきます!」

[○ボリショイ(コーナーポストの中島に下から掌打→雪崩式裏投げ→センセイ固め)中島]。メインの盛り上がりも凄かったが、試合内容ではこれがベスト。序盤から徹底したグラウンドで中島を攻める。しかし、いくらやられてもやられても、中島の気迫は途切れない。スタンドの打撃戦のみは体格と若さでいくらか中島が有利だっただろうか。個人的にはエルボーを受けまくったボリショイの心意気に感動したが。ただ、中島もこのリーグ戦で、やられながらもタメて「反撃」するコツをいくらか体得した気がする。終盤のもうダメか、と思わせてのQTスペシャルは見事だった。中島と桜花、正直どちらも初めから優勝は無理だと思ったし、リーグ戦で何を得るかが重要な2人だと思った。今日、先輩超えを果たしたのは桜花だが、得たものが大きいのは中島じゃないだろうか。
 ・・・ちょっとこの盛り上がりとスリルをうまく書けないが、「そんなに天才的な程の才能はない普通の子が、鍛え抜き、考え抜き、体力の最後の最後まで出し尽くして戦うプロレス」という、自分の考えるJWPスタイルを体現した試合だった。

[KAZUKI・×阿部・日向(阿部ちゃん、ウラカンで粘るがラリアット一発!)ヘイリー大先生・蹴射斗・○倉垣]。何で、ヘイリーさんが急に来たのかよくわからないが、息詰まる熱戦の合間にお気楽に見られる、丁度いい6人タッグとなった。試合的には特に言う事なし。ヘイリーさん、悪くはないが、流石に2、3度見たら、もう少しヘビー級の定番ムーブだけでなく、工夫して欲しい。

[○Leon(後方エビの様な固め技を返して)輝]。Leon、いきなりのスピアーから、かなりの打撃戦を予感させたが、3分代であっさりと。短期決戦については6試合で時間が押してた説あり。あーあ、いいカードなのに。

[○春山大先生(エルボーをキーン☆ハンマーにとって)加藤大先生]。キネマ炎上! もー凄い。大体JWPのキネマは盛り上がるが、それは試合が進むに連れて熱戦で盛り上がるのに、この試合は試合以前に客がぶっトンでた。ただでさえハイテンションの加藤ファンに、ここで負けたらリーグ戦、後がない春山ファンの熱気で、そりゃもう・・・。JWPに付いて余り知識がない加藤ファンもわかっていたのだ。春山は顔蹴られておとなしく負けるタマではないと。加藤のオーラに食われない何かがある、と。
 マニアックな春山ファンとしては、最高の時の春山の試合に比べれば、そこまではいっていない。しかし、客をグイグイ引っぱり、ノセる春山の試合術が発揮された痛快な試合ではあった。去年のSUNでの  Hikaru戦と合わせて見れば、「魅せる」というより「ノセる」春山のうまさに舌を巻くだろう。
 やはり、キック、顔蹴り合戦が軸になり、回復力、キックだけではない自在な技のスキルで春山が勝った。クーロンズゲートで振り回された時は(着地寸前に丸めた)、冷や汗が出た。

 下のフロアだけで200人程。超熱戦が相次ぎ、入り、内容ともにNEOに勝ってました。


 NEOは、試合前に元気が現われ、須山氏の「ハードコアレディース」参戦のお知らせ。AKINOと机クラッシュマッチ。

[○田村(コンプリートショット→DDT→アラバマスラム)華名]。例によっての田村の「カワイガリ」マッチだったが・・・。何かカミ合っていない。技の攻めと受けがズレているとかではなく、華名の反撃は形だけ声を出してエルボーを打ってみました、という感じだし、田村の攻めもどこか心ここにあらず、という感じ。

[△渋谷(ダイビングセントーンを返した直後に15分タイムアップ)△市井大先生]。個人的に大注目カード。見る機会が激減した市井と、同期だがかつて新木場で戦っていた頃から飛躍的に成長した渋谷のシングルである。
 渋谷が市井のキックを殺す為の足関節技の攻防が軸になった。「もー、ルチャでも打撃戦でも何でもやります」渋谷、サブミッション合戦で負けていない。市井の笑顔がマジに苦しくなってくる。
 時間切れに終ったけど、渋谷の優勢勝ち、かな。終盤の市井のキック攻撃も足攻めで精彩を欠いた。熱の入った、前の試合と比べたら一見地味でも熱の入ったいい試合だったと思うが、「若手最狂」市井としてはまだ大人しい。「きれいな試合」をしたら、渋谷には勝てん、て。
 試合後の乱闘は市井が「決まり」を破った様な気がチラっとするのだが・・・。

[田村・元気・×三田(木村、江本の頭突き→田村のエルボー誤爆→固める)○中川・木村・江本]。自分のカラーの緑を貴重に木村のラスタカラー、江本のシルバーもあしらった新コスの中川。
 うーん、率直に言えば、まあこのメンバーなら予想される普通の試合で・・・木村が気合いが入ってたかなー。中川、正直一枚落ちた。
 試合後の乱闘の方が迫力があって面白かった ^^;)。ただ、この軍団抗争はやる度に面白くなりそー。

[タニー・○宮崎(ダイビングプレス→タイガースープレックス)×大畠・小林ハナラ]。これも期待したカードだったが・・・。 
 まず、マシンガンズ、「恥ずかし固め」はやったが、それ以外はお笑いを封印。そうなると若手組、勝ち目はないぞ。マシンガンズは「息吹」とか今の若手の「熱戦」何か、10年前に連日やってとっくに卒業した人達だからね。第1試合と比べたら、若手組良く頑張っていたが、やはりシリアスに来られると、歯が立たない感じがした。
 試合後、マシンガンズ、ベルトを取ってこれからは若手の挑戦を受けたい、とアピール。うーん、若手組の力不足もあるけど、マシンガンズも少し考えないと、今日の様な試合ばかりになりそー。

[○松尾・勇気(ナイアガラを回転エビに)×京子・松本ザウルス]。悪くなかったけど、これも面白くなりそうで、期待には今一つだった。
 個々に言えば、松尾、京子さんには丁寧で力一杯の攻め。勇気、やはり、松本ザウルスに力や技では負けてない。ただ、やはり見せるという点で松本がいくらか上回る。松本への意地だけは見えた。京子、後楽園の復帰戦はかなりゆるい試合で、少し不安だったが、完全復帰に近づいているみたい。今日は松尾君との小手調べか、ザウルスとのタッグを楽しんでたな(アルゼンチンバックブリーカーの共演)。ザウルスはまあいつも通り、今日はお客さんでしょ。
 試合後、松尾君「京子! 後楽園までにベストに仕上げろ」、京子「忙しい中頑張ってんだよ! でも、言う通り、後楽園までに完全に仕上げる!」

 入りは下のフロアー160人程。今回、面白いマイクや展開がなかったが、しばらく東京を離れる為だろうか、これからのNEOの方針何だろうか。各選手への思い入れがあるんで、個人的には楽しめたが、スキットなしのNEOの試合の不満も感じた。




「ビッグ☆スマイル」9日at亀有道場


春の太股祭り


[<ビッグ☆スマイル☆スマイル☆バトルロイヤル>○倉垣(固め技)×Leon・蹴射斗、新関、ボリショイ]
 罰ゲームで最初に脱落した蹴射斗は、シャツの実演販売、次の新関は一発ギャグ、ボリショイはマジック。Leon、倉垣は春山姉妹としてメインに。

[<卒業シーズン☆卒業マッチ2☆>○阿部(奇声→春山レフリーのトラースキック→ウラカン・ラナ)日向]
 阿部ちゃん、ブレザーの制服。日向、下はスカートだが、上はなぜか婦警コス。阿部ちゃん贔屓の春山レフリーにより阿部3カウントは奪うが卒業試験。「■林火■」、「温■知■」、「才■兼■」まではわかったが、4問目の「疑■暗■」で、遂に失格。またも両者卒業は来年に。
 あ、日向の足は今日見た限りでは大丈夫そう。

[米山・×KAZUKI・中島(3人、お札で動きを止めラリアット)春山翼・○春山香代子・春山Leon]
 米山は巫女、アリッサはメイド、KAZUKIさんはナース。今年も覆面春山コスのLeonがシュールで倉垣の足が飛び道具であった。


「後記」
 天気に恵まれ、入りは100人程。ランチはデカいホタテのバター焼(¥400)、フランクフルト、ハンバーグ、チラシオムスビ(¥200)、春鍋(¥500)。Yukiちゃんがしょっちゅう売りに来るんで食い過ぎてしまた。試合には出なかったけど、大木ちゃんも元気そう。




・当然、NEO後楽園とJWP板橋に行きました(イトカオ道場新木場にもちょと未練・・・)。結論から言えば、どちらも良かったです。


 ・・・とは言っても、えー、いきなり豪快にNEO後楽園は開始時間を間違えて1時間遅れちまいました ^^;)。

[木村・○江本(ラリアット→垂直落下式ブレンバスター)三田・×中川]の途中から。途中からだし、特に言う事はないんですが、お客さんの反応がいいな、と。木村さんを踏台にしての江本のダイビングフットスタンプ。近くの人が「グエー(いてーよな)」。板橋やキネマでは反応はあっても、こうもダイレクトな反応は中々なく、なる程、普段プロレスを見に来ない人が多いのだな、と。板橋やキネマは200人前後、後楽園は千人前後、当り前ですがこの差を実感しました。普段見に来ない人に足を運ばせる吸引力は流石です。試合後、やはり中川、レボ・アマ入りを表明しました。

[×勇気・さくら(ラリアット→ナイアガラドライバー)野崎・○京子]。文句なく今日のハイライトですね。どこがどうという試合じゃないんですが、既に会場は京子さん'sハイになってます。復帰のお祝いに渦中の奈苗さんも!
 しかし、このカード、最初は新人絡みじゃ面白くないと思いましたが、中々巧妙で、普段NEOに足を運ばない人には、野崎、勇気は単なる新人、若手、なのですが、京子さんの復帰戦、あえて若手を抜擢! とかビデオで紹介されると、京子さんファミリーとして応援したくなる訳です。今日はみんないい人、の善人ばかりのハッピームードに、わたし、少し黒い事を考えてしまいましたね。
 試合後、三田さん、子供をダッコしてきました。

[タニー・○宮崎(タニーの変形フェイスバスター→ムーンサルトフットスタンプ)田村・×元気]。タムゲン砲の熾烈な攻めにマシンガンズ、粘って粘ってようやくの勝利でした。ただ、あっしはマシンガンズのストロングスタイルの実力も4人のうまさも十分予想していたので、あえていえば、もっと前半やられた方が後半の盛り上がりや勝利の感動も大きかったんじゃないかなあ、とか思いました。

[松本ザウルス(ジャーマン→ドラゴンスープレックス)○松尾]。また、松尾君が取り返しの付かないミスでもするんじゃないかなあ、松本ザウルスもいくら逸材でもキャリア2年位だし、大舞台のメインで緊張して何かやらかすんじゃないかなあ、と不安と期待が交錯した、ある意味非常に緊迫感に満ちたタイトルマッチでした ^^;)。

 端的に言えば、大会場映えする松本ザウルスのスケールの大きさが強く残った試合でした。とにかく、基本体当りだけで、客席をどよめかせ試合を引っぱるセンスは普通ではありません。体が大きいから、と言うのは当然ですが、そんなに怪物的な巨体でしょうか。それでも、タイミングやセンスのいい体当り、エルボーだけで会場をどよめかせます。特に場外でやられて、松尾君がリングに上がる寸前にエプロンからアルゼンチンに捕えたセンスには感心しました。
 松尾君は別に「ダメ」じゃなく、むしろ予想以上にかみ合った好試合でしたが、やはり松本のセンスの前では影が薄かったです。松本ザウルス、破れましたが、2年のキャリアで後楽園のメインをしっかり勤めたこの試合は、「格」が2階級ぐらいは特進でしょう。
 試合後、やはり松尾君、次期挑戦者に京子指名。勿論、京子承諾。

 入りは北を解放した分少しあいてましたが、穴ぼこという程のあきはなく、去年の満員と同じか、あるいはそれ以上には入っていたと思います(後でネットを見たら1300人)。
 [○渋谷(DDT→ミサイルキック)新関]。先の「ハルクラ興行」での腑甲斐ないファイトにボリショイセンセイのblogで大木、新関取り上げられてましたが、オフの間に気合いを入れ直して相当鍛え込んだか、新関、これまでとは別人の様な気合いファイト。まあ、気合いだけ、という気もしましたが、これまでほんとに何もなかったので、これだけでも素晴しい事です。渋谷、いつものテクニックは出(せ)ませんでしたが、栗原何かとガンガンやった時の様に、新関の対応可なスキルで強さを見せました。あ、ロープに振ると見せて、「こけて」新関を後ろのロープにぶつけて倒したのは、あれは技かなあ、ミスかなあ?

[×空・植松(ウラカン・ラナ)KAZUKI・○阿部]。当然焦点は久々登場の空ですが、これが、やる事はいつもと同じ何ですが、何か異様にテンションが高く、丁度友人の江本さんの今の試合と普段の空の試合の中間位でしたね。あ、別に強くなったとかじゃなく、ネタばっかり何ですが、ネタでもやたらハイテンションで技が切れる、みたいな。
 試合後、WANTED☆、後楽園でまたタッグフェスティバルをやるんで、植松さん出て下さい、と。

[桜花(雪崩式裏投げ→掌打)○ボリショイ]。・・・あっしの見た桜花さんのベストマッチ! 前半のグラウンドからスタンドの打撃戦まで、絶対負けられないという気迫がビンビン伝わってきました。vs未来、先のvs中島戦とどっちがいいかは、若手のシャモのケンカが好きか、投げ技、関節技、打撃技がミックスされた多面的な試合が好きか、という好みの問題の様な気がしますが、この試合の「高度さ」を買います。名勝負、というにはもう1つ緩急やドラマチックな展開が欲しいですが、少なくともこの試合は誰が見ても、桜花って流石エースだなあ、と言える内容でした。

[中島(中島、丸め込み、カサドーラと回転技で攻め込むが、ラリアット一発!)○倉垣]。「潰す」と公言した倉垣らしい、容赦ない猛攻。アリッサ、粘ります、耐えます。ただ、耐えるだけじゃなくジュウタン爆撃の間隙を縫って、タメ抜いた技で反撃します。
 基本的にはやはり倉垣の完勝でした。それでも一月の開幕戦の、ただ耐えただけの試合よりは、確かに反撃の手数が出ていました。

 休憩後、大木ちゃんの挨拶。
「・・・自分は今、リングで試合をする事が怖くて、欠場する事にしました。わがままですけど、しばらく休んでこれからどうするかを考えたいと思います。皆さんに御迷惑、御心配をおかけしてすいません。これからも宜しくお願いします」

[蹴射斗(シャイニングハイからのラリアットをキャッチし、キーン☆ハンマー)○春山大先生]。LLでの青野時代、急遽組まれた初シングル、あの時からこの2人は手が合った。ECOとしてJWPに移籍してからも、試合の度に内容は濃くなっていったが・・・。
 残念、やはり蹴射斗の膝が途中でかなりダウン。しかし、ここから蹴射斗にかなり蹴らせて、試合を作った春山のプロ意識は流石だ。

[○輝・米山(米山のリロールジャーマン→エルボー)日向・×Leon]。米山とLeonを軸にした試合。悪くなかったが、やはりリーグ戦の白熱には及ばなかった。見てないが、日向、膝を傷めたそう。

 入りは180人程。まあまあでしょ。試合は前半の4試合が激熱。昼のNEOがアットホームで、プロレスって暖かくていいなあ、というノリだったのに対し、こちらはプロレスの「熱さ」がよく出ていてコントラストが良かった。




「」24日at北沢タウンホー

−前哨戦



[○タニー(チェリー、Wのフライングネックブリーカードロップから中川をフォールするが、タニー、サッと足を取りアンクルロック)×チェリーvs中川]
 ん〜、NEOの得意技の一つの3WAYだけど、今回は流石にチェリー、中川とキャリア浅めの選手がいたせいか、「凄く面白かった」より、「まあまあ面白かった」位かなー。チェリーの裏切り、調子のいい結託がキモだったけど、ムーブより口の方が立ってた。スピーディーな動きで笑わせなきゃあ。まあ、これまで、ブラディー、さくらえみ、植松と、うまいベテランが多かったからねー。

 試合後、チェリー、後楽園タッグベルトを取れ、そしたら私が挑戦する。タニー、お前も自主興行頑張れよ、とエールの交歓。

[植松(ヨネヤマカオ・リーが突き飛ばした隙に、足をロープにかけスクールボーイ)○趙雲]
 何でも中国プロレスの偉大なレジェンドレスラーの記念試合があり、各国から選抜選手が呼ばれる。NEOも加盟した為、この試合はアジア代表を決める予選だそうだ。レフリー、ヨネヤマカオ・リー。いきなり、趙雲の持ってきた特大ヌンチャクを見て見ぬ振りをしたりする。ついでに、ヌンチャクの演舞は余りうまくなかったぞ ^^;)。
 まあ、この調子でアンフェアなレフリングの末、ラストは植松優勢だったのに、遂にレフリーが手を出し、灰色決着。
 余りにもアンフェアなので後楽園で再戦させろ、と。

[木村・△江本(デスバレーが決まったが、ここで15分のタイムアップ)宮崎・△三田]
 まあ、序盤から場外乱闘でにぎやかな試合。確かに15分は短か過ぎ、どっちがどうとも言えなかった。
木村「時間切れ? 相変わらずNEOはぬるい事やってんな! うちらにはこんなの準備体操何だよ!
 中川! そこの水色の人
(三田)と組んで後楽園でうちらとやるんだろ! うちらは上にいく気のない奴はみんな潰す!」

[×野崎・勇気(コンプリートショット→チェーンリスト→パトリオットバスター)○田村・元気]
 まあ、カードを見ただけで見当が付くが、トップ2の若手カワイガリ・シゴキマッチ。
 野崎が良く頑張った(直接関係ないが、軽々股割り何か出来るんだなー)。やはり攻め込まれて動きが止まり、少し泣いたりもしたが、大崩れはせず(まあ、まだまだなのは当り前ですから ^^;)、最後まで何とか気丈に闘い抜いた。この手の荒い展開になると、やはり体が出来ている分、勇気が多少は頼りになる。

 ただ、今日のこの試合は若手のガンバリ・ド根性マッチとして十分合格点だったけど、2人とも今日だけでなく、いつももっと「欲」を持って欲しい。勇気など、ライバル関係にある松本が、後楽園でメインを取った事に焦って欲しい。なぜ、松本の試合の方が客が喜ぶのか考えて欲しい。体力は大差ないはず。

 試合後、元気、お前ら今日は多少は気持ちが見えた、後楽園、京子さんの復帰戦をやる意味を考えろよ。うちらは、お笑いのマシンガンズには絶対負けない。
 この後、マシンガンズも出てきて、タニー、プロレスは団体競技だと思ってます、みんながみんな4番やピッチャーをやる訳にはいかない、うちらはこの7年間マシンガンズをやってきた意味を見せます。

[松本ザウルス・×渋谷(松尾のジャーマン→ランニングヒップアタック)○華名・松尾]
 2つのシングル抗争を合わせたタッグマッチ。まあ、波乱や不調和もなく、良くかみ合った試合だった。
 やはり、パッと見、一番モッテイクのは松本ザウルスか。とにかく、体を生かしたパワーファイトがわかりやすく、体当り系のシンプルな技を的確に決める。
 個人的に良かったのは渋谷。腕の取り合いからサッと足を絡めてテイクダウンさせたり、細かい新鮮なテクニックが良かった。マニア受けとか通好みとか言われそうだが、大技より、こういう普段女子プロで余り見られない細かいテクニックの方が面白い。
 松尾クンは・・・うーん、別に悪かなかったけど、やっぱりテーマ曲以外、王者だ、チャンピオンだ、一番この中で格上だ、ってもんがないんだよねえ。体格もあるけど、ほんと知らない人が松本との絡みを見たら、松尾君の方が新人で、先輩の胸を借りて頑張ってるなあ、と思うんじゃないかなー。
 渋華名抗争は、やはり激しさより、テクニック合戦が目立つ。しかし、華名も復帰早々、若手ではテクニシャンの渋谷と五分にやりあうとは中々のもんだ。渋谷が今の力を身に付けるのに何年かかったか ^^;)。

 試合後、渋華名、後楽園では負けへん、と言ったマイク。
 松本、チャンピオンの松尾はベルトを取った時、みんなに認められる王者になる、と言ったのに、認められなくても王者、と言っている(ガオー)。こんな矛盾のある王者には負けません、勝ちます(ガオー)、と、選挙で対立候補の揚げ足とりみたいな事言ってますよ。
 松尾は、松本が新人の癖に大口叩いてますが、事実として私が王者です、松本に勝って、京子さんの挑戦を受けます。


「後記」
 満員には後1歩か2歩の160人程。久々の北沢は少し厳しかったか。

 試合はまあまあだと思った。物足りなさがあるとしたら、NEOの(関東の)試合はいつもニュースというかトピックというか、仕掛けがある。この手の仕掛けだけ凝って、試合が寒いとダメだが、そこはぬかりはない。
 ただ、後楽園につながる布石は前回の板橋でほぼ全部打っただけに、今回予行演習みたいに後楽園のカードの前哨戦ばかりだったのが、多少は薄味に感じられた理由だろうか。



 

春倉プロデュース〜第2回バリバリ最強No.1」17日atキネマ倶楽部

−ほんとにバリバリ?


[新関(クロスボディー→ボディスラム→ダイビングプレス→フィッシャーマンズスープレックス)○小林ハナラ]

[大木(カウンターニー→フィッシャーマンズスープレックス→CRB<変則鎌固め>)○中川]

[○Leon・米山(カウンタースピア→ミサイルキック)紫雷イオ・×美央]

[中島(テッシーと机の破片の引っぱりあい→中島のドロップキックがぶつかる→ギロチン→バルキリースプラッシュ)○KAORU大先生]

[×華名・倉垣(カウンターラリアット→ペティグリー→倉垣にもペティグリーで華名に落とす→ダイビングギロチン)渋谷・○春山大先生]


「後記」
 昼よりグッと淋しくなって、下は100人程。カードを見た時から不安だったが、やはり内容も余り良くなかった。




「Road to MANIA-X/第3戦

17日atキネマ倶楽部

−早くも明暗?


[KAZUKI・×新関(エルボーにカウンターの飛びつき腕ひしぎ)植松・○大木]

[<Bブロック>○米山(カウンター前蹴り→腕決めバックドロップ→ダイビングセントーン)中島]

[<Bブロック>○倉垣(カウンターラリアット)桜花]

[<Aブロック>蹴射斗(シャイニングハイスカし、エルボー一閃)○輝]

[<Aブロック>Leon(顔蹴り→クーロンズゲート)加藤]

[○春山・ボリショイ(ラリアット→キーン☆ハンマー)日向・×阿部]


「後記」
 相変わらず上々の入りで、下だけで180人程。




・勿論、JとNの板橋昼夜興行に行ってきました。

・10分程前に着いて指定席売切れ。入りは250〜70人位でしょうか。もう後50人入れたかどうか、入れても見えない人も出たでしょうし、リミット近い動員です。結論から言えば、内容も気合い入りまくりで、夜のJより良かったです。

・[松本ザウルス(バックブリーカーを丸められるが、即投げっ放しジャーマン)○植松]。ザウルス、前半こそ奇襲でリードしますが、場外からカワイガリモードに入った植松にミサイルキック10連発(!)など食らい劣勢でしたが、若手屈指のパワーで蘇生し、力で押し切りました。

[江本(タイガースープレックス→デスレイクドライブ<雪崩式タイガースープレックス>→ムーンサルトフットスタンプ)○宮崎]。こちらは机や椅子も飛び出したハードコアタイプの熱戦。余りこの手の試合はやっていないと思う江本ですが、こういうのやらせてもうまいな、と思いました。それでも、キャリアからの打たれ強さ、適応力で宮崎の勝ちでしょうか。消化不良だった木村戦よりはずっと納得出来ました。

[○木村(低空ランニングラリアットをかわし、木村ロック2<キャメルクラッチ式>)中川]
 グラウンド、弱点攻め(中川の腰)、頭突き合戦と、オーソドックスな試合。試合後、木村、中川をアマンドラ・レボルシオンに加入。中川は答えず保留。

[×三田・真琴・石井(三田がデスバレーを決める瞬間、元気、真琴を突き飛ばし、体勢崩れてタニーが押さえ込み)輝・○タニー・元気]
 タニー、三田、元気、石井中心の試合でした。ただ、実質元気に相手にされなかったり、すぐに吹き飛ばされた真琴が一番モッテいった様な・・・。
 ともかくも、これで後楽園での田村・元気組のタッグベルト挑戦は、マシンガンズに譲る、と。真琴「私達(三田&真琴組)はもう少し実績を積んでから挑戦します・・・それに、マシンガンズが勝てばベルトが取りやすそうだし・・・」また、いらん事を ^^;)。

[野崎(ダイビングプレススカし、体当り→ジャンボスープレックス→カミカゼ)○勇気]。ん〜、まあ、こんなもんかな、と。まだ2度目のシングルで特におかしな所もなかったが、同期ならではの白熱も特になかった。それと、前から書こうと思っていたが、野崎、感情を顔に出すのはいいが、シリアスな試合でもいつも笑っているのは不気味なのでやめた方がいい。

[○渋谷・田村(フロントスープレックス→ウラカン・ラナ)松尾・×華名]。まあ、特におかしな所もなかったけど、田村が華名を徹底的にいたぶるとか若手同士のバトルが白熱するとか、それ程のポイントもなかったな。例によって華名の関西弁の「口撃」が目立った位。
 と、試合後渋谷と華名がやりあい、2人のシングルは後楽園で、と。凄い展開だな ^^;)。

[○松本ザウルス(バックエルボーから、外道クラッチを切り返し)宮崎]。これぞ、驚きの一番。江本が田村に勝ったのも驚いたが、いくら何でもトーナメントで優勝は、と思った。「うれしいガオー!」と大泣きの松本ザウルス。いやはや、涙あり笑いあり、サプライズありの、流石板橋最強団体!


・[新関(カウンターニー→エアプレンスピン)○輝]。特に言う事もなく、まあ順当に。輝は6分目位の力で試合してる気がした。ただ、新関、非力だが、最後まで声も動きも元気よく、ヘタレたシーンがなかったのは進歩か。

[×大木・植松(エルボースカしバックドロップ→足決めバックドロップ)○KAZUKI・阿部]。昼の疲れでこの試合うつらうつら。まあ、いつも通り笑えた試合でした。試合後、大木、次のWAVEで「植松に勝つ!」。

[<Bブロック>桜花(エルボースカし、グルグル回転逆さ押さえ込みから上になり下になり)○中島]。個人的にはこの試合が今日の白眉。桜花がここまでやるのか、と言う「ニュース」性で。長期欠場前の「格闘美」で何度か見たが、体格は満点以上、技術的な稚拙さはそれ程気にならなかった。しかし、何より素人がおそるおそるプロレスの真似事をしている様な精神面、アティチュードが問題だと思った(それは、格上のベテランとやる時、「先輩お願いします」式の最悪の試合となる)。
 復帰後やWAVEの試合は知らないが、この日に限っては全くアリッサとヒケを取らない。いくつかの大技や案外難易度の高いロープに飛び乗ってのサクラドロップを見て思ったが、この人は運動神経は悪くない。難を言えば、(桜花だけのせいではないが)まだバシャバシャ手数を出すだけの「シャモのケンカ」だが、「ままごと」から「シャモのケンカ」になっただけでも大進歩だ。勝ったのは中島だが、手数や技能が五分なら体格的に桜花の方が強く見えた。やはり、中島のヘビー級対策は課題だ。

 ・・・桜花のリーグ戦参戦に関して、JWPから盗めるものは盗めばいい、そのかわり背骨ぐらいは残していけ、と思った。JWPとは遠い別の世界にも、見るべきものをもった熱いレスラーがいる、その印象位は残していけ。

[春山・○倉垣(カウンターのラリアット)×渋谷・日向]。まあ、JWPらしい好試合。ただ、渋谷の位置は微妙で試合の邪魔や足を引っぱったりはしなかったが、絶対にいなくてはならない程、試合に食い込んだわけでもなし。結局の所、「お客さん」。
 試合後のマイクで「ハルクラ興行」に触れ、渋谷「誰にでもケンカを売るクソ女(華名)を潰します!」

[<Aブロック>○蹴射斗(連続してのジャックナイフを丸め込み)Leon]。いきり立つLeon、いきなりハイスパートの打激戦で大白熱が予想されたが、5分代の短い時間で丸め込み決着。

[<Bブロック>○ボリショイ(米-ZOUをスープレックスに取り、掌打→タイガースープレックス)米山]。文句なしの、テクニックと打撃の大白熱戦。ただ、ボリショイがサブミッションより掌打や各種変形61 9といった打撃技を多用した為、昨日のvs倉垣戦の方が「緻密」な気がした。試合後、ボリショイ、まだまだ他の選手には負けない、優勝します、と言ったマイク。

 入りは200人程。NEOには及ばなかったが、こちらも入り、熱気まずまず。




「Road to MANIA-X/開幕戦10日at新宿FACEMAX

−FACE制覇!?

ハルクラ共倒れ!
波乱の開幕戦!


[石井(大きく回してのパワースラム→マッドスプラッシュ)○Leon]

[×大木・植松(ジャンピングエルボーアタック→バックドロップ→KAZUKIのダイビングニー→旋回式ダイビングボディープレス→ラ・マヒストラル)○阿部・KAZUKI](以下、全試合ので略)
 11日の板橋、大木のパートナー「X」は植松。更に、ランバージャックデスマッチにケッテ〜イ!

[<リーグ戦Aブロック>蹴射斗(シャイニングハイを出すも、顔蹴り→クーロンズゲート)○加藤]

[デビル・ボリショイ・○中島(双方の誤爆から、QTスペシャル)関西・×新関・日向]

[<Aブロック>春山大先生(キーン☆ハンマーを決めたが、直後一瞬の隙を突き上に)○輝]

[<Bブロック>○米山(メタル☆WINGの体勢→米-ZOUの体勢に返す→倉垣、潰す→更に反転して)倉垣]MAX!!


「後記」
 あっしのネガティブ思考で、少しカードが弱いかなと思いましたが、広い南北サイドに少し空きがあっただけで、ほぼ満員の300人程。
 試合はもう満点以上。普通のプロレス興行が、お吸い物があって前菜があって、最後にトンカツかステーキ、とすると、第3試合当りからもう、ビフテキかカツの塊を無理やりグイグイ口の中に押し込まれる様な凄いボリューム、濃さでした。何かこう、JWPが好きでも半年とか1年、試合が見られなかった人が見たら、これがJWPのプロレスやぁ〜! と泣いて感動する様なね。




・J&N、キネマ昼夜ヘッダー、ザッと感想いきましょ。

・まず、昼のJは30分程遅刻して、大木ちゃんの試合の最後当りから。[KAZUKI・×大木-○植松・輝]。植松、「もうお前ら(WANTED☆)とはやりたくないが、阿部まで出てきて汚いから、叩き潰す! なあ、輝!」、輝「・・・あたし、無差別挑戦者リーグ戦に出るんで、タッグは・・・」。倒れる植松、大木、人工呼吸(?)や何かで、植松とタッグを組みたいとアピール。

 [倉垣・○中島(シュバインを丸めて)加藤・×蹴射斗]は、どんどん調子が上がる加藤、普通にタッグに溶け込み、アリッサも、前半は攻め込まれるが、後半回転技で逆襲。蹴射斗から金星。
 加藤「自分がJのマットに上がるのは日向さんとシングルがしたいからです。無差別級挑戦者決定リーグ戦、出ます!」

・更に、遅れたんで見逃したが、入場式で桜花さん、リーグ戦参戦表明!
 聞いた所では、新関はまあいつも通り、あまり・・・、と。

 [日向・×米山vsボリショイ・○Leon]は、特に変哲のないカードだが、当り前に、普通に、そら恐ろしい程のテクニック合戦。このリーグ戦、アリッサ始め注目の選手が多いが、Leonが最大注目かも。

 メインの春山大先生デビュー10周年記念試合は([vs(キーンハンマー)三田])、ン百試合記念試合とか、ン周年記念試合とかにアリガチな花相撲的なものではなかった。かといって殺伐とした「本場所」の死闘や熱戦という程でもなかったが、まあ、その中間位か。三田さんが中々いい仕事をしてくれた。春山の手の内を良く知り、ベテランならではの骨太かつ細かいテクニックで試合を盛り上げた。
 「皆さんありがとうございます。10周年をスタートと思ってこれからも頑張ります!」そういう事だろう。
 正直カードを見て、裏の「息吹」もあり、苦戦と予想したが、最近では珍しい大入り。下のフロアだけで200人超。上は見てないが、300人超かも。


・NEO、[○植松-渋谷]は、入場の水噴きパフォーマンス、と見せて植松の奇襲からスタート。この辺のセンスは際立っている。一気に試合はトップギア。渋谷も、これまでのスピード感とジャベ系の新技が違和感なくミックスされ上々。とにかく、小気味いい試合だった。
 [木村-○宮崎]は、気迫満点の木村だったが、オチョクリ系の技からドラゴンスープレックス3連発で勝利。少し納得出来なかった。
 [○三田・真琴-×タニー・野崎]。ペース配分で(爆)、この試合の後半少し寝た。良く言われるが、真琴、昔より強くなったのはいいけど、異常に面白い弱いレスラーから、普通でダメな部分もあるレスラーに近くなったなあ。

 [○松尾-華名]は、まあ普通にかみあった好試合。華名、良く練習している。松尾、このクラスの相手ならポリスマンというか、まず誰が相手でも、普通に試合出来るだろう。
 [○勇気(カミカゼ)石井]は、やはりパワーの勇気と細かい動きの石井と。フィニッシュはSTFの方がいいと思うが。
 試合後、さくらさん出てきて「NEOの選手は京子さんの復帰戦の相手に名乗り出ないの? なら、私が立候補します!」、勇気「あたしや!」とド付き合いに。

 [元気-○松本ザウルス]。元気の怪我で試合が危ぶまれたが、何とか実現。元気、奇襲から速攻。だが、何度か試合し、パワーでヒケを取らない松本ザウルス。踏ん張り、押し返していく。丸め込み合戦から、遂に金星!・・・欲を言えば、新旧パワーファイターのじっくりした試合も見たかった。元気の怪我が治ったら是非!
 [田村-○江本]。「息吹」世代「最強」と思われる江本、もうまったなしの一戦。パワー、テクニック、タフネス、すべてにおいて田村と遜色ない。しいて言えば、やはりキャリアから来る試合運び全体の見通し、余裕だろうか。江本も有効な反撃を多々繰り出すが、やはり必死で「食らいついている」感は否めない。しかし、10分経過後の田村の必死のレスリングを見よ。10分も立ってあんなに田村が必死に相手に絡みついている姿を見た事があるか。大抵、5分もすればもう相手はヒーヒー、田村は余裕で「どした、オラァ!」ではないか。
 圧巻はラスト近く、田村必殺のランニングエルボーをニールキックで迎撃したシーン。これは昼夜合わせて今日一番のベストテクニック。これまでも、エルボー対策はいくつかあったが、精々かわすか、ラリアット位だったはず。このシーンだけを見ても、一昨年の月間防衛戦の相手よりも江本が上位なのはわかる。
 ラスト、丸め合いから遂に、「息吹」世代のトップランナー江本、6年組一角の田村から初勝利!

 入りはまあいつも通り、下で150人程度か。Jと比べてどっちがどうとは言い難い。強いて言えば、Jはダメ試合がなく、1試合だけ見ても緻密で。そう全体に「密」。NEOはゲスト多数で、試合も出来不出来あるが、荒削りにダイナミックに展開していく。




「四角い戦場〜強兵達の主張〜/UKF」19日at新宿FACE

−市井、圧勝! 亜利弥’激勝!

言うまでもないが、(女子)プロレスラーは強いんです!

♪〜この頃はやりの女の子〜 頭のおかしな女の子〜


[<キックボクシング2分3R>○亜利弥’大先生(2R判定2-0)AI]
 一言でいって亜利弥’さん強い! 上背、リーチで上回る相手にパワーと打撃技術で打ち勝った。最後の数十秒は相手のAIさん、棒立ちで打たれっ放しで、ほとんどスタンディングダウン。

[<UKF女子総合格闘技インターコンチネンタル選手権試合>○市井(2R、マウントでうつぶせの相手の腹部を殴り続け、TKO勝ち)関友紀子]
 勝ったのはうれしいけど、正直体格差があり過ぎて(市井の方が首1つ位大きかった)、もう1つ喜べなかったな。まあ、双方納得の規定体重だからそれは関係ないでしょう。

 1R、相手の関選手も向こうっ気が強く積極的に攻めてくるが、スタンドの打激戦では、リーチでも技術でも引けをとらない舞ころ優勢。ならば、とタックルに来た所を、舞ころ、胴絞めフロントネックロック! これで決まるか、と思った程長く絞めた。関も、何とか首を抜く。
 2R、関、果敢にタックルを挑み、グラウンドに活路を求めたいが、舞もグラウンドはがっちりで、攻め切れない。最早万策尽きた関、攻めではなく「逃げ」の様な、ただ突っ込むだけのタックル。
 舞、冷静に上になり「亀の子」状態の関の脇腹を殴る。戦意喪失か、最早全く勝ち目はないと判断したのか、TKO判定に。


「後記」
 突然、「UKF」ですが、何でもベニー・ユキーデ(70年代のキックボクシングのツワモノ)さん絡みの興行だそうです。入りは満員に少し足りないかな、という位の350人程。

 怪しい中国拳法の演舞があったり、[空手vs柔道]とか[空手vsキックボクシング]とか、格闘技版ドインディーの様な怪しい異種格闘技戦も一杯。シメはキックボクシングのタイトルマッチで面白かったです。




「2008新春サバイバル」13日at後楽園ホール

LL2008年“角度”


[おばっち()○ジャンボ堀大先生]

[○JUKKO with麗香大先生、葉千子大先生、ルミさま()SAWAKO withモリッシー大先生]

[○沖野・アイガー()×フランソワーズ☆・小林ハナラ]

[○神取・ジャガー()ハーレー・植松]

[立野・×貴子・遠藤()○堀田・ブルーウルフ・ブルーウルフ]


「後記」
 入りは余りちゃんと数えてませんが、5、600人てとこですかねえ。北閉鎖で南はやっぱり通路から後ろがガラガラ。

 第1試合はもう、色々な意味で「リミット」。これはもう、ちょっとJWPとか「息吹」とかマジメなプロレスが好きな人には見せられない ^^;)。
 続くグラマー試合は、流石にJUKKOさんだけではキャラが弱いと思ったのか、麗香さん、葉千子さんもセコンド(当然介入する訳だが)と、うれしいお正月サービス。まだある。対抗してか、SAWAKOさんも特別マネージャー、モリッシー。誰や、と思ったら、途中でカツラが取れて見事なスキンヘッドに、ジャイアントスイングでわかった。アレク(サンダー大塚)! 流石に何が飛び出すかわからないLL!

 一番楽しみだった、サキュバスvsフラン☆さん・ハナラは、まあ、予想通り、若手組歯が立たず、という感じではあったが、ただ、フラン☆さんのガッツには多少感じるものがあった。まだ、技術的には稚拙だけど、この人は本当に頑張って進歩している。一杯やられるだけでも大進歩で、あと攻撃をがんがんやればいわゆる「熱戦」じゃないか。ハナラは動きは良かったが、本格的にやりあう前に、沖野がもうやっても意味ねー、と試合を終らせた感じがあった。目一杯痛めつけるのも愛情だと思うが。とにかく、フラン☆さんは注意してみる価値はあると思う。
 セミのジャガー、植松さん絡みの試合は今日一番、今の女子プロのスタンダードな試合。植松は余りLLには出ていないが、やはり流石の対応力で神ちゃん相手にも、「植松のプロレス」で会場を湧かせたのは流石。後ろのおじさんが大受けしてました。
 メインは場外乱闘に堀田さんの流血で、やる気はあったと思うけど、少しめりはりや、覆面二人も個性に欠け、個人的には盛り上がらなかった。

 トータルな感想としては、うーん、NEOやJWPの一番安い席(あっしはいつも)3千円位を基準に考えれば2千円位の出来かなー。あっしはまあまあ楽しめたけど、選手やカードへの思い入れあっての事で、一見さんには少しキツい気がする。
 ただ、まだ未完成だけど、今のLLなりの「やる気」は伝わりました。




「We are JWP2008」12日at板橋グリーンホール

−2008年闘会始たたかいはじめ


 昼のNEOはパス。土曜の2時からって、週休2日の人以外は来るな、って事だよなー(ま、カードは地味で向こうも様子見だろうけど)。

 それはともかく入場式。1人ずつ今年の抱負付き。
新関「おめでとうございます。頑張ります」、大木「今年は空中殺法を」(何か違うだろ)、アリッサ「先輩を崩します」、阿部「タッグを盛りあげます」、KAZUKI「タッグを・・・」、蹴射斗「自分らしくいきます」、米山「今年は米山の年だ! そうだろ、みんなー!」、春山「デビュー10周年です。今年もバリバリです!」、倉垣「ファイヤー!」、ボリショイ「全員とシングルをやります」、日向「ベルトをずっと防衛します」

[○ボリショイ()新関]

[○日向()大木]

[<オンリーギブアップルール>○阿部()KAZUKI]

[○蹴射斗()米山]

[○倉垣・Leon()春山大先生・×中島]


「後記」
 時間がないんでザッといく。入りは140人程。NEOも見た某氏に聞いたら少々負けてるとの事。土曜昼、雨の悪条件で負けたのは少し悔ちい。
 第1試合はまあ、多少は新関もタフになったかな、という気もしたが、それより手を変え品を変えスピーディーに動きまわって、何とか「見られる」試合にしたボリショイの気配りというか、そういうのに感心した。
 第2試合がJファン的には嬉しい。大木ちゃんが、ようやく開花しそう。最初からしつこい握手、奇襲、場外を逃げ回り、リングに戻っても、力の差は歴然としていても、これまでに培った関節技、回転技、ドロップキックフル稼働でこれまでの、「基礎技だけ」という段階から大きく前進。まだ、一見さんに、この選手は面白い、また見たい、と思わせるレベルではない。しかし、後1歩で、そこまでいく。一人前のレスラーになれる。今人気のある若手レスラーの多くはルックスと、素人臭い「頑張り」だけじゃないか。遠回りしたが、大木ちゃんは「本当のプロのレスラー」に一番近づいている。
 第3試合のWANTED☆対決は、オンリーギブアップルールで指攻めや細かいネタを駆使したが、冗長な気がした。
 セミの[蹴射斗vs米山]は、多分初シングルだが、白熱のハードヒットマッチになった。これまで、どこか遠慮のあった蹴射斗が容赦なくバシバシキックを出す。気持ちと体力で負けてない米山のレスラーとしての「背骨」もいい。ところが、中盤蹴射斗の古傷の膝がかなり大ダメージ。蹴射斗が体格、体力差で勝ったという感じだが、辛勝だった。

 メインは多分、アンケートでも取れば今日のベストマッチであろう、アリッサのガッツで多いに盛り上がった熱戦だったが、個人的には「否」。
 今発売中の「週プロ」でも取り上げられているが、アリッサは若手の中で光っていればいい、トップになれればいい、という様な低いレベルを目指していない。JWPのトップを、女子プロ全体の中でトップを目指す、一貫してそう公言している。
 だから、こちらもそういう視点で評価すれば、この試合は勝つか負けるかの「試合」ではなく、JWP的な「ぶつかり稽古」だと思った。容赦ない倉垣、Leonのパワーと技術の前にマットに何度も叩き付けられ、それでも最後まで声を上げて向かっていく姿は感動的だったが、まだ、勝つか負けるか、という対等の勝負の土俵にはいない。このキャリア、ヘビー級の壁をどう越えるかは、今年のアリッサの最大のテーマとなるだろう。
 他の3人は当然ながら、上々の仕上がり。1人だけ上げれば、昨年大向のカウントダウンマッチで、安里紗同様「女子プロの中でトップを目指す」と言ったLeonの、一見地味だが確かな強さも目立った。気の強い安里紗を簡単にエルボー一発で沈めるからね。

 全体に、今年のJWPも目を離すなよ、という感じの熱い試合でした。




・こんばんみ。
 じゃないや、あけましておめでとうございます。まだJrオールスターの感想も書いてませんが、正月は40肩で死んでました。我ながらスバラシ杉の年明けですが、球技で勝ったからいいのさ。人間、健康より、命よりゼニです。まぁ、いーですけど。♪〜あんたも黒ひげ、ボンボンボ〜ン〜


 NEO後楽園、第0試合の[○サバイバル飛田(首4の字)マンホール人2008]も、団体の今年を占うどうしようもないぬたぬたした試合ですた ^^;)。前にも書いたけど、これ、川田とかああいうハードヒットスタイルでやれば受けそうだけどなー。

 続いての[野崎・希月vs中島・×大木]は、はっきり言ってJWP組、ほとんどいー所がなかったですねー。なぜかアリッサ、赤レンガとかNEOのビッグマッチは相性が良くないようです。
 [×勇気・松本vs木村・江本]は、期待したのですが、これまた勇気が良くなかったです。松本と勇気の差はバイクや車で言えば、マシン自体の性能はほぼ同じ。ただ、運転テクに差があるとしか思えないのですが・・・。

 [宮崎・×植松vs○下田・渋谷]は、下田さんのルチャというのが無理やり過ぎる気もしますが ^^;)、そこはベテランで派手なムーブは渋谷に任せて、要所をきっちり押さえてました。あ、渋谷、日本スタイルを思い出したのか、Jrオールスターの時より全然良かったです。
 [×田村・元気vs三田・○タニー]は・・・今日はほぼ全試合そうだったのですが、生活サイクルの乱れでかなり眠くてうつらうつらでした。まあ、ずっとやってる仲間ですから危なげなく見れました。

 [△松尾vs△風香]は、良くも悪くも予想通り。器用さ(という程でもないですが)と攻撃性のないモン同士、余り対戦した事もないのに、かみ合った好試合でした。これだけかみ合っただけ「ヨシ」とすべきでしょうか。NEO最高峰の2冠ベルト王者が、風香さんと引き分けでいいのでしょうか。2冠王者という肩書きなしに、とことんやりあって欲しい、というのが率直な感想です。
 バトルロイヤルはまあ鉄板の面白さでしたが、最後の一騎討ちが[○下田(昔のフリフリコスが今のメイクに似合わん ^^;)vs野崎]というのも、NEO新旧対決という感じでいいですね。
 ところが、クライマックスルール、という事で後1人に勝たなければ優勝出来ない、その最後の1人が「♪〜京子! 京子!!〜」だったりします。正月のメインがバトルと聞いた時から、絶対出るな、と思いましたが。本格復帰は3月だそうです。ボディサイズは余り変わらないみたいですが、昔はメイクしてても地黒だったのに、顔が白かったのがまだ完全じゃないんだなあ、と思いました。

 入りは去年11月は少し開いてた様な・・・。でもまあ、北閉鎖でほぼ満員。今年は何をやってくれるんでしょうか。これといった目玉カードもないのに、これだけ来てくれたファンの期待を裏切ってはいけません。



「第5回ジュニア・オールスター戦」 観衆882人

▼(1)シングルマッチ 15分1本勝負

○野崎渚 (7分29秒、ダイビング・ボディプレス→体固め)新関真由香●

▼(2)シングルマッチ 15分1本勝負

○仙台幸子&DASH・チサコ

(12分59秒、ウラカンラナ)

紫雷美央●&紫雷イオ

▼(3)ジュニアバトルロイヤル 時間無制限

※オーバー・ザ・トップロープルール採用。

○中川ともか(9分47秒 唸れ剛腕→片エビ固め)石井美紀●

※退場順=フランソワーズ☆、浦井百合、水沼美加、真琴、森居知子、佐藤綾子

▼(4)6人タッグマッチ 30分1本勝負

○渋谷シュウ,チェリー&大木アスカ(18分24秒、サタニコ)大畠美咲●,華名&中川ともか

▼(5)タッグマッチ 30分1本勝負

○夏樹☆たいよう&風香(17分9秒たいようちゃん☆ボム)桜花由美●&市井舞

▼(6)6人タッグマッチ 30分1本勝負

○中島安里紗,松本浩代&小林華子 (19分29秒 キューティースペシャル)希月あおい,勇気彩&ティラノサウルス奥田●

 

※試合終了後、マスコミ各社投票による表彰が行われた。

フォトジェニック賞:紫雷姉妹

敢闘賞:十文字姉妹(仙台幸子、DASH千佐子)

べストバウト:中島安里紗,松本浩代&小林華子 VS 希月あおい,勇気彩&ティラノサウルス奥田

MVP:中島安里紗




「ファン投票マッチ 2007 FINAL」29日atキネマ倶楽部

−12人いる!


[米山・×新関(スピア→ミサイルキック)大木・Leon](以下、大体全試合
 手短に。新関ちゃん、打たれ弱さ、スタミナ切れ、動きの重さが気になってきた。というか、米山、Leonは言うまでもないが、一見地味な大木ちゃんがいかにしっかりした下地があるか、よくわかった。
 しかし、毎回言っているが、たかがデビュー1、2年のまだド新人の大木、新関の一挙手一挙手、わずかな守勢、攻勢にまだまばらな入りながら、会場中が熱く大声援なのが凄い。試合は新関のイマイチさも計算済みで作られていて面白かった。

[中島(カウンターのラリアット→ダイビングボディープレス)○高橋]
 キャリアや体格差を考えるとまずまずの試合だったが、やはりアリッサだから、もう1歩踏み込んで欲しかった。vs吉田、江本、田村、ほぼ同じレベルでとどまっている。来年は少しでも、ここから更に踏み出して欲しい。

[×阿部・KAZUKI(毒霧誤爆)タニー・○宮崎]
 最近はネタ呑みで少々低迷気味のマシンガンズ、新鮮な相手にネタも(毒霧、セコンド人質)技も、かなり開放。

[日向・○輝(ランニングエルボー)ボリショイ・×蹴射斗]
 特にポイントはないが、JWPらしいテクニカルな好試合だと思った。ボリショイ、日向は当然、蹴射斗がキック中心ながらまた純JWP的テク開放。

[△倉垣(ラリアット合戦→倉垣の前後ラリアットで20分時間切れ)△春山]
 普通に見れば「熱戦」。ただ、春山信者としてはでも付けてやろうかと思った。序盤〜中盤のテクニカルな攻防は流石だが、その後のアバウトなラリアット合戦とか、違うだろ。春山はそーとー頭使わんと、倉垣は元よりトップレベルの試合は出来んだろ。
 まあ、本場所は多分、来年か。

[○日向・ボリショイ・蹴射斗・阿部・中島・大木(シャイニングニー→ダイビングニー)倉垣・春山・KAZUKI・米山・×Leon・新関]
 やっぱり12人リングに上がると圧巻。何か、ピコさんの、見たカー、12人いるどー! というガッツポーズが見える様な ^^;)。ところで、チーム分けだが、ガリさんチームとチーム体脂肪じゃないだろうな ^^;)。
 ネタ多すぎで略。


<JWP各賞>
<技能賞>闘獣牙Leon(「選んでいただいて凄く嬉しいです。来年はもっともっと凄いものを身に付けてMVPを取りたいです」)
<敢闘賞>中島安里紗(
所感。2冠王からの活躍。今年、Jで最も取材を受けJWPの広告塔の一面も。ベテランが陰になった面も。「凄く嬉しい。来年もっと強くなって先輩を潰していきます!」)
<特別賞>コマンド ボリショイ(
3回の後楽園大会を成功させ、 Jに限らず女子全体に貢献。「嬉しいですけど、来年はプロレスラーとしても・・・。もっと頑張って沢山の人にJWPを見てもらえる様に・・・」)
<ベストバウト>(12月9日、後楽園ホール、JWP認定タッグ選手権試合)倉垣翼・春山香代子vs高橋奈苗・夏樹☆たいよう(
高橋、夏樹はとっくに帰る ^^;)。「倉垣と組んで取れて嬉しいです!」「私も春山と組んで・・・。ハルクラがバリバリ最強No.1!」)
<MVP>日向あずみ(
無差別級選手権での活躍。「2年連続MVPを取れて嬉しいです。来年もMVPに恥じない試合をしたいと思います」)
「後記」
 年末、平日の性か、入りは少々淋しく、下は130人程、上は30人位かな。
 試合は全体にテクニカル、アットホーム。良くぞ12人も集まった。




・「息吹」とNEOに行ってきました。どちらもヒジョ〜に良かったです!

[<5分エキシビジョン>△浜田千穂・高橋海寿々(4人入り乱れて乱戦になった当りでタイムアップ)△本橋裕子・渡辺紗智](以下、全試合
 世にも珍しいアマレスのタッグマッチです。そもそもプロレス以外、(団体戦はありますが)「タッグマッチ」何て普通格闘技にはありませんが ^^;)。解説付きでとっつきにくいアマレスの攻防がよくわかり、中々面白かったです。48kg級で優勝したという浜田選手が積極的な攻めで良かったですね。紗智ちゃんも中々。

[○江本(グルグル逆さ押さえ込みをラリアットで潰す→モーモーバスター→ダイビングエルボードロップ)中島]
 まーあ、江本の強さを知っているので、アリッサ、200%勝てるわきゃねー、と思いましたが、まずまず手数は出し、前の吉田戦よりはガッツも技術も見せられたと思います。

[○木村・吉田(吉田と交互にバックドロップ3発→ランセットアーチはこらえられたがアフロ<ヤクザ>キック2発)×勇気・野崎]
 野崎、「息吹」初登場! ここんとこ良くなってきたものの、未知のリングでは恥をかかないかと思いましたが、前半攻め込まれただけで、何とか無難に。勇気が率先して受けてくれたのかな。勇気はまだ、木村、吉田を脅かすまでにはいきませんでしたが、元気な体当りでキャリア的には合格点でしょうか。

[<3分2R>△NAO大先生(乱戦でタイムアップ)△成国大先生]
 1R目はアマレスエキシビジョン。成国さん、いまだ握力60kg(!)。NAO、果敢に攻めるがやはり歯が立たず。2R目、何かヨシダマレフリーに抗議すると、ドロップキックとか急にプロレスに。
 てな内に終りましたが、NAOちゃん、横にドレッド(ヘアー)入れるわ、売店でそばで見たら、やたらヌリが厚いわ、色気づいてるなー ^^;)。今の高校生はドレッド入れてもいいのか。

[○アップルみゆき大先生・チェリー(STO→チェリーのドロップキック→ジャーマン→WのSTO →チェリーのダイビングニー→ファイナルカット)×中川・希月]
 久しぶりに見るアポタン。昔の渋谷風でもあるけど、オシャレでかわいいコス。試合は、手数が多くなったというだけであんまり変わってない気もしたが ^^;)。
 序盤は、今時の若手らしい軽い技のやり取りだったけど、希月が攻め込まれた当りから、少しずつヒート。
 例えば「格闘美」当りの若手を集めたタッグと同じに見えて、やはり熱が3℃程違う。終盤、アップル対中川のK-DOJO対決がキモで、アップルが先輩の意地を見せて。

[○大畠(エルボーをブロックし、丸め込み技連発で)松本ザウルス]MAX!
 あっし的今日のベストマッチ。カードを見た時から大畠(エスオベ)ageが露骨だなあ、と思ったが、試合の白熱に引き込まれ、そんな事はどうでも良くなった。
 大畠、前の「息吹」で木村さんに勝ったのはタッグだし、そこまでの試合内容も余り良くなかったので素直に喜べなかったが、今回は松本の攻撃に最後まで食らい付き、飛びつき関節技一本に頼る事なく、打撃技、丸め込み技、すべてを駆使して一歩も引かず、十分説得力のある勝利だったと思う。

 入りは札止め? ひな壇解放でほぼ満員、300人超。メインを頂点にどの試合も熱気があり、大満足だった。来年5月25日、「息吹」2度目の後楽園。ついでに、村山レフリー、レフリー生活20周年!


[○佐藤(ボディスラム→ミサイルキック2発)勇気]
 相変わらず基礎技だけながらシャープなサトアヤ、パワーでは負けない勇気、と百人が百人の予想通りの展開なのだが・・・。
 1つ気になったのは試合後、サトアヤ座り込んで、ああしんど、の風情。元気一杯、(カウント)3入ってない! とレフリーに抗議する勇気。勇気の方が一回り大きいんで体格差もあるが、サトアヤ、そろそろもう少し技を増やしてもいいんじゃないだろうか。

[小林ハナラ(肩車バックドロップ→執拗な胴絞めスリーパー)○三田]MAX!
 感動! イトカオ興行のハナラはがっかりした。POPリーグ戦で見せた攻めダルマぶりが消えうせ、勝つには勝ったが終始ヌタヌタした、毛虫みたいな試合をしやがって(金ねーのに¥4500も取りやがって)。
 しかし、今日はあの、松本ザウルス相手にドローに持ち込んだ、ハナラが帰ってきましたよ。難敵三田相手にやられてもやられても引かない! かわいい顔して結構エグい、膝、腰にガチに入った低空ドロップキック! おら、もう後の試合が全部ハズレでもこれだけで満足だー。
 実は新人の三田さん攻略方は、多分このシャニムな攻めしかない。あのペースでじっくり攻められたらパワー、打たれ強さで勝る三田さんには到底勝てない。木村さんも、アリッサもこれだった。アリッサと比較すれば、アリッサの方が同じガムシャラ突撃戦法でも、ずっとスマートでテクニカル。ただ、心を打ったのはよりガムシャラだった今日のハナラ(ついでに言えば、一番滅茶苦茶だったのは木村さん ^^;)。
 三田さんも、一見ガチに若手や新人を寄せ付けないムードで、相手が頑張るとガチか演技かわからない受け方をして面白いなあ ^^;)。
 余りきれいな技でなく、ガチムードが強い胴絞めスリーパーがフィニッシュだったのも興味深い。
 力尽きたハナラ、サトアヤや森居、市井を乗せて、弱々しくイトカオ島に帰っていきました。♪〜ハナラーや〜、ハナラー〜♪

[大家健大先生・×チェリー(大家のスピアー誤爆から)○タニー・宮崎]
 当初、チェリー、クリスマスは用事があるんでと、大家vsマシンガンズのハンディキャップマッチでしたが、大家「男に勝てるカー!」と言いつつやられる展開に ^^;)、マスクにコートでこっそり見ていたチェリー飛びだし・・・まあ、そういう展開でした。

[○日向・中島(カウンターハイキック→ジャーマン)松尾・×野崎]
 「邪魔だ、どけ!」と言わんばかりに、張り手やエルボー一発で、現NEO2冠王者の松尾君をふっ飛ばす日向・・・。
 何か、松尾君の弱さも磨きがかかってきたなあ ^^;)。これはネタか? 先の大家の試合も「男をナメるな!」と言いつつ、張り手一発で崩れるネタが多かったが、松尾君の方が現王者なだけに余程笑えた。最早、真琴さんに近いものがあったぞ。アリッサも、「格」的には松尾の方が遥かに上なのに、全く臆せず下の選手を潰すみたいなキツいエルボー入れてたもんなあ。
 泣くな、NEOファン! その代り、野崎君が頑張った! 1試合ごとに確実に成長している。両足飛びドロップキックの正確さ、フィニッシュ間際には変形カサドーラみたいなイキな新技まで出してた。これでNEOは安心だ!(そうか?)

[○木村・江本(雪崩式ブレンバスター→ツープラトンのモーモーバスター→アフロキック)田村・×元気]
 昼の「息吹」も良かったが、流石に1段も2段も上のド迫力、ハードヒットマッチ。
 既に、木村、江本は田村、元気と、まだ勝つには至らないが、シングルやタイトルマッチ位はやらせてもいい位には(木村は挑戦済)、力が接近している。その通りの白熱戦だった。

 中盤、木村さんが攻め込まれて動きが止まる場面もあったが、ここを乗り切るとタッグプレーで辛勝。
 田村、元気の力はこんなものではない。ただ、江本も中盤以降出番が少なかったが、力を温存している。シングルではまだ、正直、田村、元気には勝てないと思うけど、タッグでの力はわかんないよ。

 試合後、「こんなものか、お前らみたいなのを何て言うか知ってるか! 井の中の蛙、お山の大将・・・」と挑発を続ける木村に元気、田村、飛びかかり、当然抗争続行。

 入りは寒さが厳しかったのか、イヴのせいか、120〜30人程。ただ、他団体やフリーの選手を積極的に、(自らにも)攻撃的に使うNEOの姿勢はエンタメ性に隠れているが、これも素晴しいと思う。




「アイスリボン・52」21日at市ヶ谷アイスボックス

−世界最小のプロレス団体!


[○米山(エビ固めの返し合い→スクールボーイ→後方回転エビ)聖菜大先生]

[○さくら(雁之助クラッチか、木戸クラッチ狙いを丸めてつぶす)りほ大先生]

[小笠原和彦大先生(グラウンドで再三の注意にも関わらず、正拳攻撃を止めなかった為、反則勝ち)○澤宗紀大先生]

[春山大先生・○希月(春山のアシスト付きギロチンドロップ→ボディスラム→窓枠を利用したファンタスティックフリップ→Wリストアームサルト)松本ザウルス・×真琴]


「後記」
 隊長! 遂にあっしは来る所まで来てしまいました! アイスリボンですよ、アイスリボン。
 いきなり外では「めばえ」とか「ようこちゃん」とかロリ写真集を売ってました。うそです。

 未知の世界にたじろいでますが、まず予想以上に狭い、小さいですね。板橋グリーンホールに初めて行った時も、プロレス会場というより会議室じゃないかと唖然としましたが(そうなのですが)、これはもう「部屋」です。本来は診療所何だから当り前なのですが。
 その「部屋」に3m四方位かなあ、ブルーの高さ20cm位のマットを敷いたらもう回り四方を2列にしても40人位しか入れません。後の15人位は窓の「外」から見るのです(入りは60人弱)。まあ、市ヶ谷に行く事があったら駅から近いので寄ってみたらわかるでしょう。

 試合はうーん、まあ普通の「プロレス」を期待すると少し肩スカシを食いますよ。何しろ、狭いんで思い切り走ったりぶつかったり出来ないんです。ただ、その制約の中でみんな頭使って中々面白い試合をやってます。JWPファンには道場マッチのコミカルな試合を思い出せばいいのではないでしょうか。

 個々の試合に付いて触れる時間はありませんが、それより一番思ったのは、今日見ただけの文字通り一見さんの感想ですが、200%、完璧、さくらワールドという事でしたねえ。
 まずさくらさんが出てきて「前説」というか、ようこそいらっしゃいました、と御挨拶とトーク。次いでオープニングテーマ代りに歌を歌って、お客さんの参加する合の手まで指示してね。ほんとさくらさんはトークがうまい。植松さんとキャラが似てると思うけど、これは植松さんには出来ないだろなー。NEOで延々「さくら劇場」をやったのもうなずけます。さくらさんにしゃべらせたら間違いないでしょう。
 全部の試合が終った後、全選手出てきて車座になって、今日の感想やら今後の試合の告知やら。握手でお見送り、と。

 石井さんもやめるそうで、小中レスラーもほぼいなくなったし、それでもなおアイスリボンに行く人、アイスリボンの意味って何何だろうと思ってました。全日からノア勢が離れた時、それでもなお全日に行く人って何何だろうな、と。全日はわかりませんが、アイスリボンはわかります。小学生レスラーがいなくなっても、今のメンバーが丸ごといなくなっても、さくらさんがいる限りアイスリボンはアイスリボンなのです。

 まあ、観念的な話になりましたが、試合もさくらさん以外の試合でもさくらさんのセンスに充ちあふれている気がしました。面白いです。準推奨!




「『心』〜第六章〜」16日at 1stRING

−“アイドル怪獣”ハナラ優勝!

♪〜ハナラーや〜、ハナラー〜♪


 10分程遅れて入場式。挨拶は小林ハナラー(華子)。
 「佐藤さんと組んで優勝したいと思います」。面白い事言うのを期待した俺が悪かったーッ!!

[ハナラ・○佐藤(きれいなミサイルキック2発→きれいなジャーマン一閃)希月・×野崎]
 噂通り(誰が噂してた?)、貴子さんから譲り受けたこれ以上はない、赤のプリプリピラピラコスで登場するハナラ! ハナラかわいいよ、ハナラ・・・。
 と、言いたい所だけど、茶髪は黒に戻し、膝のサポーターも黒で、余りカラーコーディネートとかわからんけど、何か微妙にちぐはぐだぞー。致命的なのは主武器のクロスボディー(フライングボディアタック)が、体の線が見えないせいか妙に映えない。ま、希月の(これだけはうまい)クロスボディと比べると、元々フォームがそれ程良くはないけど、仮に希月がやっぱりこんなフワフワコスだとピッとした手足の伸びがよく見えなくなると思う。そーいや、今日の希月は余りクロスボディを出さんかったけど、ハナラに遠慮したのか?

 試合は・・・共に余り技も芸もあるチームじゃなし、普通に技出し合っただけで進んだが、あっしの判定では内容的には「青春緑」の勝ち! 「青春緑」というタッグチームには特に思い入れはない。プロレス慣れしていない野崎に希月の明るさで引っぱってもらってリングに慣れさせる為の、自転車の補助輪みたいなもんだと思っている。イトカオ道場組には、基礎技だけでも「本格派」の強さ、迫力を期待したが、「緑」の方が場数を踏んだうまさ、躍動感で勝っていた。ハナラ、気の強さは随所に見られたが、イマイチ体が動かず。

 最後は、多分実力は一番のサトアヤがとって付けた様に。フィニッシュのミサイルキック、ジャーマンは完璧だったからそんなに不自然じゃなかったけどね。

[○上林・浜田(ダイピングボディープレス→カミカゼ3発)貴子・×市井]
 紫のスラックス? パンツみたいな、余り(女子)プロレスでは見ないコスの上林。市井さんは貴子さんのスタンガンで遊んでいる ^^;)。フランソワーズ☆がいる! と思ったら、おばっちさんもいて貴子さんが出るからか。

 やはり、上林お笑いキャラなのか、試合前のボディーチェックも無意味に拒否したり、串刺し連打攻撃でもスカされたり。
 貴子さんはまあ、普通におとなしめに。キック技を多用する市井が出るとそれなりに盛り上がる。浜田との張り合い、キック合戦。怖いもの知らずで、ハイキックガンガン入れるもんなー。彗星キックと見せて回転エビ固めにいったり、ダイビングプレスをトラースキックで迎撃したり(浜田)、中々のシーンでした。やっぱり、市井は先天的にプロレスのノリを作る力があるなー。
 最後はへらへらしていても、腰の入った地力を感じさせる上林が順当に。

[○豊田・伊藤(伊藤のダイビングフットスタンプ→クインビーボム)×堀田・森居]
 余り深い意味はないだろうが、豊田さん、入場テーマが全女終盤の頃のせわしげな奴に。また、試合前、伊藤さんに関係者筋の子供から花束かプレゼントが渡されたが、子供、おびえてたぞ ^^;)。

 試合は、やはりというか一人だけ格落ちの森居が捕まる展開に。ドロップキックなどで多少意地は見せたが、やはりこの相手じゃ何やっても無理だ。
 森居の力不足で堀田さん孤軍奮闘も、まあ2vs1じゃ・・・という展開。最後、堀田さんが取られたのは、フットスタンプやクインビーを受けさせるのは不安だったのかなあ。


 QK。 まあ、ボチボチ入っている。前の方は招待やスポンサー筋が多いのはいつもの事。女子プロ会場で良く見る顔もちらほら。これは感触的に50人位だろうか。そう多くはなかった様な。後の層が良くわからん。ひょっとしたら絶滅寸前の全女ヲタだろうか(爆)。

 ¥500のかす汁を食う。具沢山でまあおいしいけど、やっぱこれ一杯で¥500は・・・。ところで、売っていたのはノンちゃん(コンバット豊田)だろうか?
[×上林・浜田(ダイピングプレス、佐藤のジャーマンの波状攻撃→フィッシャーマンズスープレックス)佐藤・○ハナラ]
 前の試合では上林、マフラーを振り振りやってきたが、今度は変なパーティーで使う様なアイマスクで。
 無視して奇襲をかける若手組(爆)。当然場外ですぐ返り打ちに ^^;)。
 まず、ハナラが捕まり逆エビに涙目。サトアヤ、鋭いドロップキック連発で多少盛り返す。代わった上林、STO、スタナーと水面蹴りと、テクニシャンぶり。「ディスカバー」で山懸の次に「再発見」だったのはこの人だった。デビューしてすぐミス・モンゴルに。その後、キャット、子宮癌と波乱のプロレス人生を歩みながら、プロレスへの情熱は些かも消えていない、キャリア相応の技能、力を見せた。悲壮感がなくプロレスを楽しんでいる感じなのがいい。希月、30を超えても楽しいプロレスをやれ!
 ハナラ、2試合目でエンジンがかかったのか、前の試合よりは体が動いている感じ。最後は何度も(3度)浜田のトラースキックの誤爆を誘い、連続攻撃で。

[×豊田・伊藤(ラリアット誤爆→丸めて)ハナラ・○佐藤]
 ハナラ・サトアヤ組、そのまま優勝戦に突入。逆に匂うものがあるが。
 今度はサトアヤが伊藤のドッコイショ攻撃(逆エビ、キャメル)に捕まる。これ、何とかして崩せよ。しかし、イトカオ道場は多分、しばらくはアキレス腱固めとか膝十字とかはやらせないんだろなー。

 しばし、ベテラン組の圧倒的優勢が続くが、サトアヤ集中攻撃が結果的にハナラを回復させた(つか、サトアヤのタフさを買って、こう出たんだろうな)。非力だが、果敢に手数は出すハナラ。都合のいい事に、その間で回復する佐藤 ^^;)。
 それでも強引ぶっこ抜きジャーマンであわや、と攻め込まれましたが、誤爆をはさみ、若手組粘り抜いて辛勝でした。


「後記」
 優勝のほかにも、敢闘賞、ベストヘアー賞(髪型など関係ない、と)共に、ハナラ・佐藤組に。
ハナラ「パートナーが佐藤さんで良かったです」
佐藤「パートナーがハナラで良かったです」


 入りは北のひな壇も開放で8分目程。200人はいかなかったと思うが、170〜80人位か。
 明らかに力の劣るハナラ・佐藤組の金星に会場は湧いたし、まずまずの、そう悪い内容ではなかったが、自分の期待には充たなかった。

 少し前からイトカオ道場への興味と期待がムクムクふくらんでいた。市井、佐藤、ハナラ、森居と最近の軟弱な若手にはない、芯のある強そうな若手がいる為だ。タイミングが合わず、旗揚げから1年来れなかったが、NEOや「息吹」で見る市井やハナラの試合は輝いていて期待したのだが、それ程ではなかったな、というのが正直な感想。特にハナラ等、POP最大の収穫と言える程、去年からは比べ物にならない充実した試合をしたのに。アイドル性の高いあの童顔と、がむしゃらな攻めダルマぶりは一番面白かったが、今日のファイトはデビュー時とPOPの中間位だろうか。まあ、今後に期待。

 興行全体について言えば、やはりNEOがあって、マジメプロレスのJWPがあって、若手の祭典「息吹」があって、そういう中でこれ、というポイントが見当たらないのがつらい。NEOでの伊藤・浜田組の暴れっぷりは凄かったのだが。




・勿論、JWP後楽園とNEO板橋に行ってきますた。結論から先に言えば、どちらも良かったです。

・昼のJWP、まず[新関-○アリッサ]は、きわめて順当にアリッサの勝ち。つーより、多分極度の緊張で新関のスタミナ切れ→自滅負けでしょうか ^^;)。ただ、受け身や声、表情など表現力は高く、休憩中にはファンが並び、早くも客をツカンデいます ^^;)。

 [大木-○奥田]は、大木、仙女のイチオシ娘さんに呑まれる事なく、果敢に腕ひしぎ系の技で攻め込んだのですが、やはり体全体のパワーと大将欠場の中、団体を背負う気迫で奥田の圧勝でしょう。余談ですが、この人、どこかLLの小河真子を思わせる男っぽさがあります ^^;)。
 ミントシャワーズ、植松輝、WANTED☆、DA!(天野&蹴射斗)揃い踏みのタッグフェスティバルはまあ軽快に。
 [○Leon-ボリショイ]はまずまず高レベルの試合でした。
 休憩前にいつもの通り、アントニオ小猪木さんとカブキさんの試合がありましたが、今回は馬場さんの物真似さんまで。

 [○春山・倉垣-夏樹・×高橋]は、ツープラトンのタッグプレーが多く、自分の好きなシングルマッチ×2、という感じのタッグマッチとは少し違いましたが、まずまずの熱戦でした。最後、高橋から取ったのはびっくり。
 メインの[○日向-米山]は、内容は申し分なし! ただ、やはり日向の牙城高し、という感じでした。米山もトップロープから場外へのダイビングセントーンとか秘策を出したのですが、ウルトラCの一つや二つではまだあずみさんには勝てません。

 入りは、ほぼ北閉鎖ながら満員だった先のNEO後楽園より南にあきがありましたが、200人も差はないと思うので800〜900人位でしょうか。入り、内容共に合格だったと思います。


・NEO板橋。まず[○タニー-希月]は、チョップ合戦から、フゴフゴ式(四つん這い式)ヘッドバット合戦を巡ってコンパクトにまとめた試合。
 [ペールワン-つぼ-三田]は、これまたネタしか期待出来ないのですが、その通り下品な下半身攻撃を巡ってコンパクトにまとめた試合。
 [△宮崎-△加藤]は、お笑いも交えて普通に試合した・・・すいません。つまらないとかじゃなく、後の試合に備えて少し目を閉じてました ^^;)。結構湧いてました。また、加藤さんの表現力は流石GAEAだなあ、とも思いました。
 [○豊田-野崎]は、力の差アリアリながら、野崎は本当にメゲナクなったなあ、と感心しました。

 セミの[松本ザウルス・×勇気ラトプス-田村・○元気]が誰に聞いても、多分今日のベストバウトでしょう。容赦ない田村、元気のカワイガリに、気後れせず食らい付いた、若手怪獣組のパワーとガッツに女子プロの未来、否、過去の女子プロの栄光の歴史さえかいま見えた、素晴しい熱戦でした。
 メインの[○松尾-アリッサ]は、良くも悪くも予想通り。中島は試合運び、センスでは松尾に負けてないと思うんですよ。はっきり言えば、欲がなさ過ぎる松尾より、いい試合を作る力では上回っているかも知れませんね。ただ、松尾のタフさも再三書いていますが、中島の攻撃力では余程の秘策かアクシデントでもない限り、松尾に勝つのはおろか、本当の意味で追い込むのも難しいのでは、と思っていました。まあ、その通りでしたね。松尾は田村や元気の攻撃でも30分戦う力はありますから。
 一つだけ褒めたいのは、こういう格の差があると、普通どんなに下の選手が積極的に攻めても、やはりどこかに格下意識、気後れみたいなのが見えるんですが、この日の中島には表情も態度もほとんどそれは見えなかったです。この精神的な強さ、センスは流石ですが、次は良く相手を研究して挑んで欲しいなあ、とも思いました ^^;)。

 指定席完売。200人超は確実でしょう。昼のJを多少は意識したのか、真面目な試合に好試合が多かったです。




「LIVE IN KINEMA」25日atキネマ倶楽部

−小会場の戦い方を忘れないでね



[希月・×野崎(大畠のダイビングプレス→バックドロップ)大畠・松本ザウルス]

[○チェリー(串刺しヘッドバッドを丸めて)タニー]

[三田・○勇気(カウンターのラリアット)中島・○倉垣]

[○宮崎(メツキ!→スクールボーイ)中川]

[○田村・元気(エルボー→元気のG-ドライバー→パトリオットバスター→コブラクラッチスープレックス)さくら・×松尾]




「Line of heat/最終戦25日atキネマ倶楽部

−年末決戦、待ったなし!


 15分位遅れて行くと、さっそくSUNの高橋奈苗大先生、夏樹☆ようかい大先生と春山大先生がやりあっています。

[○大木(スクールボーイ合戦から、ミラクルスクールボーイ
<連続スクールボーイ>)勇気]

[○KAZUKI(ニーアタック→足取りバックドロップ→K-クラッシャー)中島]

[×蹴射斗・天野(エルボー→ランニングエルボー)植松・○輝]

[○Leon(スピア→スワンダイブ式ニールキック→キャプチュードバスター)大向]

[○日向・阿部・ボリショイ(米-ZOUをひたすら拒み、逆さ押さえ込みに)×米山・春山・倉垣]




・昼のJWPはまず、やはりやって来ました、SUN最強タッグ、奈苗大先生&夏樹☆ようかい大先生! 勿論、後楽園でハルクラのタッグベルトに挑戦です。越谷やあちらの後楽園まで引っぱられたらどうしよう。

 [○大木(スクールボーイ合戦→ローリングスクールボーイ)野崎]は、基礎が出来ている若手同士の好試合。結果とは別に僅差で内容も大木の勝ちとします。ドロップキックや技のアタックが上だと思いました。ただ、野崎も地味に一つだけ大進歩。「いくぞー!」、ほんとに細かい事ですが、これまで野崎は声質やおどおどしたムードで、この「いくぞー!」で客をノセられないきらいがありました。ところが「青春緑」やってる内に、表情も明るく動きも堂々として「いくぞー」でノレるムードが出来たと思います。こうなると体も大きいし伸びるんだよな。

 [○KAZUKI(ニーアタック→足取りバックドロップ→K-クラッシャー)中島]は、地味に先輩vs後輩の見本の様な試合。果敢に手数とスピードで攻める中島に、KAZUKI姐さん(ユニオンジャックの新コス)、堂々落ち着いた先輩らしい理にかなった重い攻めで対抗。派手ではないですがいい試合でした。前の試合とこの2試合が今のJWPの良さです。決して「衝撃の・・・! 」とかカラーグラビアになったり、活字になりやすい派手さはないのですが、気の入った丁寧なレスリングとそれをしっかりちゃんと見て盛り上がる観客が素晴しかったです。

 [×蹴射斗・天野(エルボー→ランニングエルボー)植松・○輝]は、ゲストの天野が中々いい味を出したコミカルタッグ。輝とのヘッドバッドやメツキー! の応酬はほとんどコント ^^;)。蹴射斗・天野組も中々いい感じだなあ、と思ってたら、やはり後楽園の「タッグフェスティバル」に出ろ、と。それはいいのですが、人数が多すぎてどれかのタッグチームが別れる事になり、それは植松・輝組に ^^;)。


 この辺で明日も早いのでタイムアップ。夜のNEOと入りは同じ位。200人前後でしょう(NEOはステージ席は2列でしたが、一番椅子の多い西側ガラガラ)。
 内容は今日はJの方が粒揃いで良かったなあ、と。ただ、NEOのメインの[×松尾・さくらvs元気・○田村]は、あっしの好きな、「情け容赦のない試合」でした。松尾・さくら組も頑張るんだけど、とにかく田村・元気組が強すぎてねえ ^^;)。
 もやすみなさい。




「Line of heat/第4戦18日at赤塚公会堂気味

−米山決起集会!

・・・でも、シビアに査定千円よ


[○Leon(後ろからスピアー→強引にノキアンバックブリーカー)チェリー]

[春山大先生・×大木(前蹴り→バックドロップ→ファルコンアロー)○蹴射斗・中島]

[阿部(クインビーボム→ジャパニーズ・サイクロン・オーシャンスープレックス)豊田]
※試合後、阿部、後楽園でタッグフェスティバルをやりたいんで、豊田さん、ミントシャワーズでよろしくm(__)m、とアピール。

[KAZUKI(エルボー→垂直落下式ブレンバスター)○輝]

[×日向・ボリショイ(ソバット→米-ZOU)○米山・倉垣]最後のマイクが特に
米山「チャンピオンに勝ったぞー! 私の目標はベルトに挑戦する事ではなく、ベルトを取って王者になる事だー! 見たいだろ!
そうだろ、みんなー!!(Oh!!)

 今、同世代がベルトを取ってますが、私はJWPのベルトが一番だと思う!
そうだろ、みんなー!!(Oh!!)
 今年、JWPで日向さんに勝ったのはあたしだけです! どこで
(タイトルマッチを)やったらいいと思い増すかー? キネマじゃなく・・・(コウラクエン!!)
日向「上等じゃないか! 今日の借りは後楽園で返してやるよ!」
米山「・・・今日は皆さんの応援のお陰で勝てました。故郷の逗子から出てきて・・・ン年。
 後楽園にはお父さんとお母さんにも応援に来てもらいます。みんなも米山を応援してくれるよね?
 
そうだろ、みんなー!!(Oh!!)


「後記」
 凄いマイクアピールだな ^^;)。ほとんど米山決起集会でアジってるな。

 ただ、入りは淋しく100人程度。また、JWPが時々やる悪い癖で、メインは良かったが、他の試合はいずれも低調だった。




「笑う大先生」

・勿論、今日も新木場です。

・[○Hikaru vs前村]は、公式戦は短期決戦に終りましたが、今日は本来の熱戦でした。ただ、Hikaruちゃん、ガツガツ小柄な前村の顔にエルボー入れたり、頭落し系の大技連発で、前村の「受け」の度胸を買います。

・[○Zest.co・植松vs×夏樹・noki-A]は、4人ともうまくてどう絡んでも面白かったですが、考えてみたら夏樹vs植松など、「最後の全女魂vs GAEA衝撃の一期生」の対決とも言えます。更にnoki-Aはアルシ脅威の新人で、趣深いぞ。女の癖にみょ〜に強いZest.coさん+ヒールファイトの植松組の方が優勢で、押し切りました。試合後、植松さん、アメコンさんもいなくなったんでヒール軍にnoki-Aを誘いましたが拒否。

[○堀田・高橋vs×華名・風香]は、前の試合と比べたら、別の世界に連れていかれるんじゃないか、それ以前に試合になるのかね、と思ってたら、予想を遥かに超えたスバラシ杉のスーパーウルトラズンドコ試合でした。堀田さんの壊れっぷりが素晴しく、本当にネタかガチかわかりません。NEOもこの手のお笑い試合はよくやるんですが、似て非なる。違うんですよねー。天然と養殖ものというか、やはり“全女グレート!”堀田さんはスケールが違います。ここに登り調子の華名のガッツや風香のテクニックが絡んで、ただの滅茶苦茶の様で通して見たら面白い、いい試合になっていた、というナスカの巨大絵みたいな壮大にシュールな試合でした。

・[○春山大先生vs Hikaru]は・・・序盤こそHikaruちゃん、果敢に攻め込みますが、攻守逆転すると早くも泣き顔になっています。春山大先生、何だか終始ニヤニヤしていました。
 会場は一進一退の攻防に大盛り上がりでしたが、一言でいえば春山大先生の格下相手との試合作りのうまさを味わうべき試合でしたね。
 試合後、大先生高らかに「勝ったのはJWPのバリバリの春山香代子だー!」とかえばってたら、ナナちゃんが突っかかってきました。うん、やはり春山大先生が「勝負」すべきなのは、ナナちゃんだけでしょう。

・入りは200人前後。春山の優勝を別にしても面白かったです!



「SUNのプロレス頭をナメんな!」

・SUNの新木場大会に行ってきました。大アタリ! とまでは言いませんが、あっし的には面白かったです。

・[○春山大先生vs noki-A]はベテランのテクニシャン同士、軽くテクニックで流したという感じ。十分うまいし、悪い試合じゃなかったですが、かつての白熱の2連戦(バトルスフィア、後楽園)を見たものとしては、ま、消化試合だしね、とニヤニヤしてました(後で、これが事件の大きな伏線になる)。

・[植松vs○前村]は、ドロップキックと回転技主体のマジメな熱戦。2人ともいいキャリアなのに、大技やパフォーマンスでごまかさないこの動き! 新人は見習わなくてはいけません。

・[○Leon vs華名]は、LeonがかつてAtoZで華名にプロレスを教えていたという予備知識があれば、より味わい深い一戦。最初からどーせ、勝てね、というムードだったZest.co戦よりは伸び伸びしていました。Leonも優しい先輩。

・[○Hikaru vs堀田]さんが賛否別れそうな茶番スレスレの試合。堀田さんつーたら、シャレのわからない人というイメージでしたが、今や、何かもうシャレしかない様な ^^;)。例の自分のテーマ曲をアカペラで踊りながら入場するわ、Hikaruの手をとって「K.Y.」ポーズをやらせるわ・・・しかし、それだけに(ヤケになってるだけに)蹴りやエルボーなど真面目なシーンは怖い、という気もしました。カウンター1発でHikaruちゃん辛勝。

・そしてメインの[○夏樹vs高橋]。試合レベルの高さはもう略。鉄板をも超えたゴールドクラスです。そりはそうと、もう、絶対高橋の優勝だろうと思ってました。向こうのゾーンは堀田優勝で、優勝決定戦[堀田vs高橋]。これなら熱戦保証、鑑定付き。堀田優勝は消えましたが、それならHikaruでも前村でも、熱戦をやればSUNのプロレスパワーは見せられる、うん、これで間違いなし。

 ・・・しかししかし、結果論ですが、やや高橋テンションが低いな、noki-A戦の火の玉の様な熱気がない、まあ、夏樹のうまさを見せたいんで受けに回ってるんだろうな、とか思ってたら、あらら、雪崩式たいようちゃん☆ボムで、夏樹勝っちゃったよ!
 ちょ! おま! これで、高橋3点止りの、春山大先生4点で(高橋、夏樹らのカップゾーンの)タナボタ優勝です!

 いやー、これはやられた。ここ見てる人ならおわかりでしょうが、あっしは非常に素直でピュアなプロレス初心者で、けがれなき素直な少年の目でプロレスを楽しんでいますが、こうも予想が景気良く裏切られたのは気持ちいいショックでした。入りは少々淋しく130〜40人程。
 明日の優勝決定戦(春山大先生vs[Hikaru vs前村]の勝者)はどうなるんでしょうね。ごきげんようさようなら。




「息吹」11日at 1stRING

Girls Be Ambitious!


[○森居(ミサイルキック)紫雷美央]
 電車の遅れで、試合開始5分後位から見たと思う。モーリー、ドロップキック、逆エビで優勢・・・。

 ・・・美央ダメ、論外。ムード、動き、すべてがヘナ過ぎる。エルボー合戦で、モーリー「来い!」、美央、ビビる。はい、勝負あった! もう、この時点で判定負けかTKOにしてもいい。
 美央、コーナーに詰めてのニー連打は多少良かった。突発的な飛びつき腕ひしぎ、延髄斬りは、打撃技の「クイック」とも言うべきであっしは買わない。後、エナメルのコスのネクタイがオシャレさん ^^;)。どっちにしても、技以前の力強さがまるでなし。
 モーリーは例によってイトカオ道場特有の基本技に全力投球ファイト。良かったが、もう少し「芯」のある相手だと、ちゃんと力が見えたと思う。

[○さくら(カウンターのトラースキック→ダイビングプレス→ムーンサルトプレス)大木]
 さくら、いきなり奇襲のドロップキック!→低空ドロップキック→ロメロ→大木ちゃんのクロスボディをキャッチ・・・と、先輩選手らしからぬ波状攻撃。
 いつか、大木ちゃんの大逆転が見られるかと期待したが、中盤のドロップキックの連発、ローリングスクールボーイ以外特になし。ほぼ、さくらのワンサイドゲームだった。

 ・・・うーん、大木ちゃんもまだ、これは、と言うものはないからねー。大畠とか、またはその少し上の同レベルの相手とやって欲しかった。
(余談。エプロンから一生懸命大木ちゃんを応援していたのは松本ザウルス。いい奴)

[○中川・市井(腕のガードを突破してのランニングラリアット)DASHチサコ大先生・仙台幸子大先生]
 再会ツァイチェン! 金成姉妹! リングネームは付いたけど、赤の水着は変わんないのね。
 序盤、金成姉妹、2人がかりで中川を攻め込む。次いで、市井、最初は普通に試合していたが、ミドルキックで優位に立ってからタカビーぶりが出てきて、踏んづけフォールとかね。「どした、オラァ!」
 これで金成姉妹に火が付いた! へたって座り込む場面も目に付いたが、チサコのクロスボディ連発、中川に打ち勝ったエルボー合戦、カウンターのバックエルボー、幸子のサンセットフリップ、見事なジャーマン・・・。JWPとの対抗戦、LLでのアイガー・沖野戦より(・∀・)イイ! やはり、若手は同じ目戦、立場でバシバシやらせなきゃダメだ。キャラ的に幸子を買っているが、今日は火が付いたチサコの力強さが目に付いた。

 また、裏MVPは市井だろうか。もう、いい子ちゃんばかりの仲良しこよし試合は飽きた。この調子でもっともっと誰が相手でも挑発して、熱い試合をやって欲しい。
 最近NEOで好調の中川さんは・・・やっぱり、市井とかほかの人が張り切ると引いちゃうんだよねー ^^;)。今日の発見、いつもバストにばかり目がいくが(あっしだけ?)、肩の当りのきれいな筋肉の付き方にも感心した。
 あっし的には今日のベストマッチ。


 QK。特に言う事なし。加賀屋さんの「牛汁」を食べる。豚汁の肉を牛にしたもの。贅沢なのか、うまいのか、とても意味不明。ボリュームは合格。牛蒡はじゃがいもと間違える程、柔らかく煮込んであったが、イモ好きとしてはじゃがいもの不在が惜しまれた。
[○吉田(エルボースカし、蜘蛛がらめ)安里紗姫]
 「息吹」初登場にして、いきなりヨシダマ戦とVIP扱いのアリッサ。選手紹介、チラシでも2冠王が強調されていた。ハズスと怖いね ^^;)。

 当然、ヨシダマさんのサブミッションワールドに。多分、AtoZでは完全スレ違いだが、いくら何でもヨシダマ=サブミッションプロレス、という位の知識はあっただろう。ガードもがっちり、捕まってもすぐロープに逃げられる早めの対応策はとっていたと思う。そうは言っても、ヨシダマさんがグラウンドに固執すればいつかは捕まるが ^^;)。
 当然、腕ひしぎに捕えられ、スタンドでも蹴り等腕を攻め込まれる。痛快だったのは、アリッサ、思い切り顔面にエルボーを入れたシーン。流石はアリッサだ ^^;)。
 この後の安里紗の見せ場はロープを使ったスイングDDT、カウンターのQTスペシャル、ひたすらグルグル回してのスクールボーイ・・・。
 その後も、ペティグリー、裏投げを返し、エアレイドは丸めたが、最後は順当にほぼ体力差、キャリアで勝負あった。とりあえず、若手世代のトップランナーと言えるだけのものは見せたと思う。

[希月・×木村(木村、大畠の飛びつき十字固めを潰して返すが、更にそれを返して)松本ザウルス・○大畠]
 ザウルス、マフラー風の飾りの付いたガウンで入場。エリマキを付けたジラースか?(旧ウルトラマン世代にわかるネタ)
 木村さん、オーバーコスの胸までのシャツが緑。木村さんも「青春緑」入り? ^^;)

 4人、大声で、「お願いしまーす!」でスタート。最初の希月-大畠は特にどっちがどうとは言えなかった。次いで、3S組(大畠&ザウルス)、2人でスタイナーズ(ミホカヨのあれ)ポーズ風に「よっしゃー!」ポーズ。大畠ダイブ。
 ニセ青春緑チーム、2人係りの攻撃が続く。しばし、大畠が捕まり、やっとザウルスに。体当り合戦など、この木村vsザウルスの攻防は見応えがあった。やはり、キャリアからのテクニックで木村がやや勝ってた気がするが、ザウルスもヒップドロップ、アルゼンチンからのストマックブリーカーなど決め、大畠に。
 やはり、大畠、圧倒的なパワーの差で分が悪い。木村、ポイントでは頭突きで簡単に逆転。いつの間にか流血していた。
 誤爆をはさみ、大畠ちゃん、やっと2度目の飛びつき技の返し合いからピン!

 ・・・うーん、大畠ちゃんの頑張りは見ているし、初勝利はおめでたいけど、出来たらもう1つ、これだ、というものをつかんでから勝った方が良かったと思う。
 ともかく、今日は勝利より、メインの重責を果たした事が大きかっただろう。

木村「大畠! 今日は3Sにとられたけどな! あたしはまだ死んじゃいないよ! ぴんぴんしてるよ! でも、勝ったのはお前だからシメろ!(大畠、泣いてる)泣きたいのはこっちだよ!」
大畠「・・・3Sで初めて勝って、先輩に勝ったのは初めてで・・・わけわかんないから、松本シメろ!
(爆)
ザウルス「・・・えっとぉー
(ガオー)、勝ちましたガオー!(泣) ・・・プレッシャーに押し潰されそうだけど、やっと勝つ事が出来ましたガオー。
 だけど、勝ったけど、木村さん始め上の人と、自分は本当の意味でトップに勝ちたいガオー。これからも3Sだけじゃなく、松本個人でもトップに立ちたいガオー。これらも、『息吹』よろしくお願いしますガオー!」


「後記」
 入りは札止めかはわからないが、北のひな壇もぎっしり、文句なしの満員マークで300人程。
 この入りと、大畠の勝利は会場をハッピームードにしたが、自分は別な事を考えていた。

 またも、「『息吹』のトップに立ちたい」発言。前の江本の「そんな事で『息吹』のトップに立てるか!」という檄は、エスエベーション団体化へ向けて、「息吹」(エスオベーション)を至上の価値、目的とせよ、という宣言(洗脳? ^^;)みたいに感じたが、今回はよりネガティブに感じた。
 とりあえず、仙女投入と若手最後の大物、中島の登場で満員マークは付いたが、この入り、盛り上がりはかつての超満員ぶりから考えると淋しい。

 「息吹」の当初のコンセプトは、「頑張っている若手の姿を見せる」→若手の底上げ、業界の活性化だった。ここでは、「息吹」は至上の価値、目的ではなく、若手が活躍する単なる1つの興行、ステージだった。
 ところが、木村がJWPを離れてからの活躍や、江本の躍進、「息吹」の後楽園進出はあっても、札止めが続いた一時期の活況から見たら、「息吹」の勢いは止った気がする。
 そこでなお、「『息吹』のトップを取りたい」といった発言は、最早「業界の活性化」など無理だから、せめて若手主体の「息吹」ではトップを取りたい、と「夢」のスケールダウンを感じるのだ。

 上げ足取り、または考え過ぎだろうか。しかし、自分はやはり単なる若手の2軍のリーグ戦の様な「息吹」でトップを取りたい、等という発言はわびし過ぎる気がする。勿論、その若手の中でトップを取れずに、女子プロ界をどうこうなどとは早過ぎる話だが、その位の大志がなくて現状は変わるものか。

 「息吹」を超える大志を持つ選手出でよ。




「STAND OUT 07」4日at後楽園ホールMAX・・・寸前だったのだが

−“ヨヨヨイ! ヨヨヨイ! ヨヨヨイ! ヨイ!!” もう一丁!

最強後楽園団体、大団円!


・・・しかし、虚無の二冠戦



[○加藤園子大先生(正拳を蹴りで払い→顔面蹴り→ドラゴンスープレックス)勇気]
 GAEA1期生とNEOの若手、何の接点もなく、マッチメイクの意味もわからないが、とにかく始まった。
 序盤、加藤、ロー(キック)だけで優位に立つ。キッタネー。勇気、そら、あのサリーちゃん足で蹴られると崩れるが、体当り、エルボー、徐々に持ち前の体力だけで盛り返す。
 加藤、やはりコンディションは良くないらしい。動きが止り出す。勇気の圧勝? 自分は特に加藤に思い入れはないが、どこの誰のどういうカードであれ、やはり先輩選手が後輩に無残に負けるのは余り見たくない。
 しかし、終盤、流石キャリアでWクロスアームボンバーの連発を食らってもめげず、カミカゼの共演、正拳vsキックも見せ、クーロンズゲート、ドラゴンスープレックスを決めて先輩の面目を保った。

 体ガタガタのベテランと、地力はあるがほっておくとあさっての方向に駆け出しそうな新人がギリギリで作った好試合。試合後、握手かハグしていたが、あなたのお陰でちゃんとした試合になりました、ありがとうございます、とガチにお互いの健闘をたたえあっていたと思う ^^;)。

[○ランジェリー武藤大先生・大向(4の字固めをひっくり返して)×真琴・三田]
 何かもう、試合以前に会場の空気が「出来上がって」いたね ^^;)。マッチメークの勝利というか。
 思い返すと4者、それぞれのいつもの事をやっただけで、それ程書く事ないんだけど、どう絡んでも面白いわ。大向はやっぱり、大きい会場で遠くから見ると長身が華がある。三田とは余り接点はないと思うけど、この2人の絡みは短かかったけど、興味深かった。長身美女のリアル・エゴイスト対決というか ^^;)。流石に三田さん、去る人に敬意を表して、かみ合わない時はおとなしく引いてます。今や、どこの団体も技のデパートで、「衝撃の必殺技」何かないんだけど、真琴のWアームスープレックスだけは独特の衝撃があるなあ ^^;)。

 武藤、大向、真琴、3者共通のシャイニングウィザード合戦も出て、最後は真琴がとまどった4の字を武藤が直して上げて、更にリバースで秒殺。試合後に、三田から大向に(多分、NEO全選手を代表して)花束贈呈。

[<チーム青春だった>豊田・チェリー・×石井(バックドロップ→ノーザンライトスープレックス)<チーム青春緑>希月・野崎・○植松]
 ほんとに昔の緑のコスチュームを着て、髪も下ろしてきた植松さんに ^^;)。個人的には、今日このシーンが一番受けた。いや、懐かしいわ。あっしはGAEAも旗揚げから4戦位は見てたんだよね。そうだよなー、いつの間にか、髪立てて化け猫みたいなメイクした植松さんがデフォルトになってた。ちなみに、GAEAの旗揚げ第1戦で、植松のデビュー戦、機会があったら見て欲しい。15分+3分、首から上以上のドロップキックを延々やり続ける、まさに「脅威の新人」と言える恐ろしい程鍛え抜いた試合だよ。

 試合は・・・青春緑の「青春ピラミッド」から、豊田さんが1度崩れながら、人間ピラミッドを作らせ「青春ピラミッド!」とかやったり、「おてんばフットスタンプ」を植松さんにもやらせたり、まあ、コンパクトにネタだけでまとめてました。野崎の両足ドロップキックは高さがいいなあ。チェリーさん、ローリングクレイドルの受けが少しまずかったなあ。

希月「チェリーさんも、豊田さんも石井さんも、まだまだ青春です! 甲田さんも石田さんも千春さんも! そして、ここに来て下さったお客さんももみぃ〜んな、青春! 『青春緑』はまだまだ増やしていきます!」

[タニー・○宮崎(Wインパクト式の合体リバース筋肉バスター<?>を丸める)×老師トウ・ゴー大先生・趙雲]
 中国チーム、レイナ・パンディータが国旗を持ち先導。マシンガンズ、りほを連れて来る。「ニコニコ」ポーズとかやらせて、パンディータの方は受けなかった ^^;)。

 試合は、トゥ・ゴー、強そうではあるが、それ程オンナ相手に、圧倒はしなかった。中盤、くるぶしからシューズ越しにテーピングされた宮崎の足首に集中攻撃。これで、宮崎の動きが止り、試合の流れも止り、会場がはっきり引いた。
 ここまでコミカルな軽い試合が続いたので、少しギアチェンジ? いつ鮮やかにマシンガンズが逆転するのかなー、と思ったが・・・終盤、宮崎が秘技「接吻固め」(いきなりキスして驚いた隙に丸める)を出したりもしたが、とうとう最後までこれといった逆転はなく、勝つには勝ったが今一つ、爽快感に欠けた。


 休憩。インフォメは、来年初頭の後楽園、ネオレディースから10年という事で記念興行。

 初めて後楽園の分煙室に入ったが、全然空調が効いてない! もう、煙草吸わなくても十分、という位だよ。うーん、非喫煙者は煙草吸いの近くにいるとこんな感じ何だろうか。
[<2冠戦>○松尾(マック→飛びつき十字固め)さくら]
 凡戦! 見せ場はさくらのセカンドロープからのフットスタンプ連弾を受けた位。特に悪くもないが(良くもない)、精々「普通の試合」で、とても団体最高峰のタイトルマッチのレベルには及ばなかった。

 ・・・順番が前後するが、松尾政権は先の[vs希月]戦で、個人的にはとっくに終っていた。中川戦は多少は良かったが、希月戦と比較すると中川の元気の良さが試合を作っていたのがわかる。NEO最高峰のベルトは、「息吹」以下の試合でも取れるんだろうか。

 松尾に2度とベルトを巻かせるな、とまでは言わない。ただ、今の松尾のレスリングはどう見ても、打たれ強さだけは買えても、今時の若手の線の細い軽やかさに多少のプラスアルファがある程度だ。
 一刻も早くベルトを誰か取り上げて欲しい。松尾には再修行を望む。厳しく書いたが、松尾は、ポスト日向になれる可能性はあると思う。
(追記。さくらが腰を傷めていたそうだが、「王者松尾」への感想は変わらない。さくらのうまさで、好試合を作ってもらったとして、どうなるというのだ。今の松尾には王者の試合が出来ない、という現状は何ら変わらない)

[<NEO認定タッグ選手権>○元気・田村(G-ドライバー→裏G-ドライバー)浜田・×伊藤]
 合体攻撃やり合いの序盤から、伊藤、例によってキャメル、逆エビのウェイト攻撃に。ここで、田村、低空ドロップキック、膝十字固めで反撃したのが良かった。そうそう、巨漢攻撃の定石、「デブは足殺せ!」 ^^;)。なぜ、みんな伊藤のウェイト攻撃にやられるだけで、誰もこれをやらなかったのか。
 足をやられたせいか、腰を下ろしてのドッコイショ攻撃が封じられたせいか、伊藤の動きが重い。それに釣られてか、元気、田村の動きもやや重い気がする。この4人なら、ハードヒット+スピーディーな、痛快な試合を期待したのだが。

 しかし、終盤の攻防は流石。伊藤もノッて来ると、ノド輪でホイホイ、元気や田村を投げ捨てる。この辺が、伊藤ガチ最強伝説の由縁か。
 中々の盛り上がりの末、攻め込まれた元気が、やはり、のいいとこ取りで、最後にピンを取りました。
 試合後、浜田、田村ともみあう。川崎では、田村が心ここにあらず、という感じだったが、少しは感じるものがあったんだろうか。

 ・・・先のJWP新宿FACEの[ハルクラvs豊田・三田]戦と比べると、試合全般はハルクラの方で、終盤の盛り上がりは元気・田村組かなー。


「後記」
元気「やっとNEOにベルトが戻ってきました! 伊藤、浜田組はほんと強かったです!
 だけど、こうやってベルトが戻ってきて、これも応援して下さった皆さんのお陰です!

 ・・・もう1つお知らせがあります。我がNEOの大将、井上京子さんが、11月2日、元気な男の子を出産しました! 3600gです。既に京子さんの遺伝子を受け継いでいます!
^^;)

 メッセージも来ています。『井上京子必ずリングに戻ってきます。それまで、もう少し待って下さい』
 では、いつもの奴を」
田村「今日はケッテ〜、する事がありません。『1・2・3、京子さん、おめでとー!』で・・・」


 北側は閉鎖だが、ほかはほぼぎっしり! 内容も思ったよりマークは付かなかったが、トータルでは十分に楽しめた。バラエティに飛んだ多彩なゲスト選手と、その持ち味を生かしたマッチメーク、試合の作り込み。
 今、女子団体でこれだけ後楽園に客を集め、広く楽しませられる団体はほかにないと断言出来る。
 王者松尾問題、また、いくつか試合に問題もあったが、後はより各試合の完成度を高め、そして、出来たら自分の様なマニアもうなる様な試合も増やして欲しい、というだけだ。

 最強後楽園団体NEO、2007年有終の美!




「Line of heat/第3戦2日at板橋グリーンホール

−Line of heat(そのまんま)
(いや、「商売下手も大概にせえよ、ゴルァ」ってのも考えたんだけど、何かまずいしさあ)
(でも、裏でリボン、あ、何ちゃらスターがあったんだよね)
(どーでもいーけど、「line of heat」=「熱の線」って、「熱戦」のシャレか?)


[大畠(並走キチンシンク→水車落し→ダイビングニー→K-クラッシャー)○KAZUKI]
 
序盤から中盤、スタンドでもグラウンドでもKAZUKIさんがオス。キャリア、体格から当然。「転」は、大畠、K-クラッシャーを横に流してスカし、膝十字から腕ひしぎのサブミッション連続攻撃。これはうまい! うまい・・・のだが。

 サブミッション方面に力を入れる事で、飛躍を計る若い力に何だが、正直に言えば小柄な選手が関節技で勝つ、というパターンは余り好きではない。格闘技コンプレックスとかもあるが、いわゆるクイック(一瞬の隙を突いての丸め込み技勝ち)に近くなるし・・・いや、ストンプ系の大技であろうが、打撃技であろうが、説得力のないダメ試合はダメ試合であり、結局はレスラーのセンス、総合的な試合作りの力量になるんだろう。
 ともかく、サブミッション方面を強化するのはいいが、サブミッションに「頼らず」、これからも頑張ってくれえ。

[○Leon(ラ・マヒを潰し、ジャパニーズレッグロッククラッチ)阿部]
 ありそうでなかったカード(JWPではあったっけ?)。アグレッシブなLeonと、のんびり屋の阿部ちゃんとどうなるかなあ、と思ったが、阿部ちゃんが積極的に。
 AtoZ対決? Leon、AtoZにいたっけ? と見ながら必死で記憶を探る。阿部ちゃんは電撃移籍といいAtoZのイメージが強いが、Leonは余り覚えがない。ああ、いたいた。まあ、AtoZ自体、余り見てないし、個人的にイメージが希薄なもんで。
 もう、この位になればそれ程、デビューからのキャリアの差は余りないと思うが、やはりAtoZ時代を考えれば、先輩後輩で、その分の力を見せたかったんでしょうね。別に、2人ともJWPでいい仕事をしていると思うが。
 Leonがいつもよりは、それ程ハードヒットな試合はせず、グラウンドや回転技、サブミッションの攻防の末に。

[○田村様(カウンターのエルボー→パトリオットバスター)安里紗姫MAX!!]
 つい最近もNEOでこのカードはあった。アリッサらしく田村のムードに呑まれない伸び伸びしたファイトだったが、上積みを見せられるのか。

 ロックアップから、一旦離れて中島、クロスボディ、田村様キャッチ! 中島、丸める→ヘア投げ→、田村様、クヌヤロ! と蹴り。まあ、この辺までは何て事なかったが。

 田村様、しつこいヘッドロック、フロントネックロック、「どした、オラァ!」蹴り。これも定番と言えば定番だが、中島の様子がおかしい。ここで、いきなり立って張り手とか、何かやってくれるのが中島なのだが・・・。顔を見ると泣いている。
 背中に強烈なサッカーキック! ローキック。田村の攻めがガチにエグくなる。誰に対してもサディスティックに攻める田村だが、さりげに相手によって強弱付けている。中島、何かミスったかな。後で、blogを見たら、咳が出て体調が悪かった模様。
 しばし、中島全く動かない。「受け」ではなく、全くの無抵抗、試合放棄。昔、木村さんが三田戦で何かのきっかけで、全く技が出なくなり、完全に試合が壊れたのを思い出した。
 ところが、コーナーで詰められ串刺しニーから「ヌルリ抜け」! とっさに出したのか珍しいSTF(腕も決めていた)。
 →田村、ニー、ミドルキック、スタナー!→中島、またもヌルリ!
  →中島、田村のコーナー「ゴツンゴツン」ニーを逃げて落とした! ダイブ! 田村、膝やったか?→リングに戻ると追い打ちのミサイルキック!

 ・・・ここからの技の応酬は見事だった。よくぞ、あそこまで崩れながら持ち直したものだ。田村のファインプレーはあのヘビー級の体で、ハンセンかブロディの様な“電信柱が飛んでくる”重いドロップキック。ノッてきたんだろうね。

 個人的にはこれまで見たアリッサのベスト。感動や手の合う相手との好試合という点では、POPの優勝決定巴戦が印象的だが、新たなハードな次元に進み、引かなかったのが凄い。2chの仙女スレで「中島の弱点は?」という質問があったがここで答えよう。
 ない。今の所は、若手クラスでは、という条件付きだが。パッと見て動きの良さ、センスは一目瞭然、重要な試合を見ると気の強さも十分。実は、やはり松本や勇気と比べると体格がない分、ハードな試合になるとモロいのでは、という不安もあったが、今日の試合を見た限りそれも万全だ。一体、中島はどこまでいくんだろうか。
(試合後の田村は不満だったそうだが、期待が大き過ぎたのであ?)
(田村との2連戦と言えば、10年程前春山もやった。中島より技はなかったが、「受け」だけで田村の息をあがらせ、京子をしとめたエルボーまで出させたなあ)


[春山・○米山・倉垣()日向・豊田・×蹴射斗]

 えー、FACEの大成功を受けて、全く関係のない地味なカードでしたが(爆)、試合は良かったです。入りは連休前とは言えやはり平日はキツく、120〜30人程。
 白眉は、[田村様vs安里紗姫]で、あっしは「息吹」世代が早く、日向や田村、元気、ひいては対抗戦時代のバチバチの、本当に面白い女子プロゾーンに早く入って来ないかなあと、待っているのですが、流石にこの世代のトップランナー、安里紗姫、十分すぎる激戦で突入しました。
 大畠ちゃんもさらなる進歩を見せ、大木ちゃんもやっとうっすらイロが付き始めたでしょうか。




「道場マッチ」28日at亀有道場

“武闘派の安達祐実”新関真由香発進直前!
これで日本は安心だ!


[<5分エキシビジョン>△大木(時間切れドロー)△新関真由香大先生]
 何を置いても、デビュー直前の(12月の後楽園)「JWP12番目の戦士」新関真由香選手のエキシビジョンマッチ! 今年の女子プロレス界一番の話題はこれで決まりですね!(爆)

 えー・・・「可もなし不可もなし」! この一言です ^^;)。大木ちゃんと腕の取り合い、足の取り合い、隙を突いてのスクールボーイ、ドロップキック、エルボー合戦。特に鋭い所はないものの、おかしな所もなく、新人の基礎の基礎の必修科目はマスター出来た事を御披露目しました。
 串刺しドロップキックはやはり大木ちゃんの方が鋭かったです。しかし、笑ったのはその後の試合で、Leon大先生が相手をコーナーポストにぶつけて「いくぞーッ!!」。普通、ここで串刺しスピアー(タックル)が出るのですが、新関は勿論、大木ちゃんより、高く早く鋭いピストルの様なドロップキック!
 若手2人の串刺しドロップキックを見て、先輩の技術を見せたくなったのか、おまいら、ドロップキック位しか技がないんだから、この位ビシッとやるですよ! というデモンストレーションか ^^;)。

 ともかく、新関真由香157cm57kg。JWPの会場にいる安達祐実に似た子です。やはり女は小学生に限る(爆)。これで、JWPはアイドル部門に続きロリ部門も万全だ(壊)。

 後、ドクターストップでレスラーからスタッフになるYUKIちゃん(「修行中」というマスクをかぶってた子)が、マスクを脱いでご挨拶。マスクなしでもいい様な可愛い子でした。
 入りは150人程で満員。メインは「有刺線デスマッチ」ですた。




「Line of heat」21日at新宿FACE

−FACE制覇!?

ハルクラ砲快勝!


[大木(正拳突き→Wクロスアームボンバー2発→カミカゼ)○勇気]

[<JWP認定ジュニア&POP選手権>○中島(1度は崩れるが2度目のQTスペシャルで)大畠]

[阿部・×KAZUKI・天野(天野のヘッドバッド誤爆から)輝・○植松・永島]

[○大向・ボリショイ(カカト落とし→タイガースープレックス→S.ウィザード)日向・×蹴射斗]

[○米山(米山、キャプチュードバスターをこらえる→Leon、丸める→ハズシて、速攻米-ZOU)LEON]

[<JWP認定タッグ選手権>○倉垣・春山(春山のラリアット→ラリアット)×豊田・三田]


「後記」
 この会場にしては少しカードが弱いかな、と思ったのですが、蓋をあけてみると350人程。立ってる人を座らせたらほぼ満員位でした。
 日取りやカードまでのトータルプロデュースの勝利でしょうか。板橋やキネマには余り行く気はしないけど、後楽園や大きい会場なら、という層に豊田・三田のミントシャワーズはツボだった気がします。また、日曜5時開始の新宿FACEは行きやすい時間、場所でした。

 後は内容ですが、JWPフリークの端くれのあっしから言わせたら、ベスト、とは言いませんが、マニアから一見さんまで広く楽しめた内容だったと思います。

 第1試合、第2試合は共にやる前から力の差があったと思います。
 Ozの2人を加えたWANTEDvs植松輝は、まあ定番の味。大向さんFinal(in JWP)マッチは、余り大向さんはJWPとそれ程の付き合いはないんですが、 Jらしい暖かい送り出しマッチでした。
 米山vs Leonは何度も戦い、2人ともうまいだけに返って、盛り上がりにくいカードなのですが、今回は腹8分目の戦いと言うか(?)、腰攻めや得意技が決まるか決まらないかに焦点をしぼり、すっきりしたコンパクトな好試合だったと思いました。やらせれば、だらだらいくらでも試合出来る2人ですから ^^;)。
 メインのタッグタイトル戦は絶対にハズセない所ですが、ハルクラの勢い、ベテランお二方の重さ、安定感、まさに、鉄板のカードでした。
 良かった順に言えば、倉垣>豊田>春山>三田でしょうか。倉垣は初めて(久しぶりに)見る人には衝撃的な程だったでしょうが、いつもやってる事です ^^;)。あっし的には敗れたとは言え、豊田さんのここ一番の強さ、センスに感心しました。
 そんなこんなで、感触的に大成功だったのは間違いありません。




・こんばんみ。今日もSUN新木場に行くこたあ、行ったんですがね。ちょいと時間があったんで球技場に行ったら、マリンちゃんが放してくれなくて、ケツの2試合しか見れませんでした ^^;)。

・[○HIKARU(ボム技)植松]。今日もいきなりエンジン全開で果敢に攻めます、HIKARUちゃん。あの、スリーパースープレックス(コブラクラッチスープレックスの要領で、スリーパーの体制で投げる)は凄いね。変形スープレックスも、時々どう考えても相手が自主的に投げられなきゃそりは無理があるだろ、というのがありますが、これはスリーパーだから、我慢したら自分の首が締まって苦しいだけ。うん、凄く説得力がある ^^;)。
 とか、思ってたら、植松さん、ほとんど何もしないまま攻められっ放しでHIKARUちゃんのラナキーラか何かのボム技が決まった! 2分10秒! 昨日も負けたけど短期決戦だったなー。

[△noki-A(noki-Aがスクールボーイを決めた時点で30分タイムアップ)△高橋大先生]。予想通りとはいえ、やはりやはり、の大熱戦でした。この2人、手が合うのは前に「格闘美」で見て知ってましたけど(その時も時間切れ引分け)、今回はより熱戦。前は、若い職人の腕比べ、AKINOが膝十字とか出せば、「そんなのあたしだって出来るんだヨー!!」とやり返すみたいな。
 今回は、高橋はラリアットやパワーファイト、noki-Aはテーピングして傷めているらしい高橋の腕攻めと(なぜ、昨日の春山はこれをやらなかったのか)。
 圧巻は終盤、こらえてきたバックドロップを食らった高橋、ウォオー! と蘇生したのは盛り上がりました。

 しかし、2人ともうまいけど、ナナちゃんの奮闘は素晴しいなー。SUNはまだ、興行トータルでスカッとした試合は見てないけど、夏樹とか技能的に素晴しいので準推奨。ナナちゃんは推奨!

 聞いた所、[○春山-夏樹]は春山、全く危なげなく。[○風香(腕ひしぎ)ZEST.co]は、やはりZEST優勢ながら、最後だけ間接技と。
 入りは昨日より少し増えたか150〜60人位。


・SUNの1stRING大会に行ってきました。

「SUNも2年目を迎えて、プロレスの原点である『熱い試合』を見せたいと思います」というナナちゃんの挨拶でスタート。

 [夏樹(ウラカン潰し、noki-ANバックブリーカー)○noki-A]は、両者のハイレベルな攻防におおっ、と思いましたが、試合が進むに連れて、ウェイトの差か、noki-Aのワンサイドゲームになり、そのまま終りました。

 [○植松(ソラリーナ一発逆転)堀田]は、ナナちゃんの挨拶は何だったのかと思わせるコミカルな展開で、終盤はやはり堀田さんが蹴りで攻勢。植松さん、一瞬の隙を突いての逆転でした。

 [華名(トラースキック→ムーンサルトプレス)○ZEST.co]。復帰した華名ちゃん。動きはまずまずですが、危惧した通り、新人時代の破格のイキの良さがなくなり、そうなるとキツい言い方ですが、無難な、いくらでも取り替えのきくアイドル若手中堅レスラー(?)です。試合は、ZEST.coさんの中の人を聞いたら、まあこうなるだろうな、という感じで、多少ヒップアタックの見せ場はありましたが、やはりワンサイドゲームでした。

[○高橋大先生(ナナラッカ→延髄斬り→1回転ラリアット)春山大先生]。誰に聞いても今日のベストマッチと言える大熱戦でした。前半、4の字、逆エビ、STS(スリーパー)といった絞め技の応酬から、スタンド、ダイブ技、コーナーを使った大技、打撃戦と、教科書通りながら、教科書に間違いはない、と言える盛り上がり。ただ、手数とインパクトでは春山でも、攻める度に高橋の懐の深さが感じられる気もしました。
 ただ、春山ウォッチャーとして言えば、負け惜しみみたいですが、春山は70〜80%の力を出し、高橋も同じ位だったのではないでしょうか。まだ、両者MAXの戦いとは思えなかったです。

 [○前村(回転技1発)HIKARU]は、このシングルにハズレはなしと言える程、過去2回見て2回とも熱い大熱戦だったのですが、今回はやたらHIKARUが強く、前村、どこで逆転するのかと思っていたら、ラナキーラというのか、ボム系の大技を丸めて呆気なく終ってしまいました。

 入りは140〜50人程。ひな壇未解放。夏樹、高橋、それにゲストのnoki-A、春山の技能は素晴しかったですが、[高橋vs春山]戦以外は、どれも食い足りなかったです。JWPやNEOの今日の客を逃がしたら終りだ、という気迫が欲しいです。
 また、うまいのはいい事なのですが、技術がすべてでもないというか・・・先のJWPの[大木vs大畠]何か、技も少ないし、天才的な技術もないんですが、凄い盛り上がりでした。
 ・・・客の作る会場の空気もあるんですよね。SUNはこんなもんだろ、ああ、やっぱりそうだった、というぬるい空気を変える何かも必要だと思いましした。




・NEO、JWPのWヘッダーに行ってきました。

・NEO、まずは[野崎・チェリーvs三田・石井]は、終盤誤爆が相次ぎ、野崎組負け。試合後、希月がチェリーさんは「青春緑」には無理がある、とか言い出し、後楽園は[野崎・希月・植松vs石井・豊田・チェリー]に。

 [田村vs真琴]は、今日1番目か2番目には興味深かったカードですが、真琴、積極的に手は出したもののさほどの事はなく。[ランジェリー武藤・中川vsマシンガンズ]も特筆する事はないのですが(劣勢の中川に水着の上からブラを付けさせてパワーアップを計るが不発に ^^;)、試合後現われた趙雲、マシンガンズと中国軍の最終決戦となる後楽園では中国最強のレスラー、老子トウ・ゴーを呼ぶとの事。
 [松尾vs希月]は、あっし的にはまるっきりの凡戦。おかしな所もなく技は良く出ていましたが、まさにただの技のやり取り。現王者が「息吹」以下の試合をされても・・・。
 メインの[元気・勇気vs浜田・伊藤]は、あっし的には今日のベストマッチ。これが本当のプロレス! ほかは全部オアソビ、と言ってもいい位、厳しくシビアな試合でした。まあ、伊藤さんのあの、逆エビとキャメルでねちっこく勇気が攻められるあれでしたが。
 最後の勇気の痙攣、失神は考えるものがありますが、かつてはどこの団体も若手はこういう厳しい「カワイガリ」を受けて育ってきた訳で、お笑いや楽しい試合も否定はしませんが、こういう厳しい試合を完全に排除したプロレスは個人的にはいりません。

 試合後、敗れた元気、どうしても伊藤・浜田のタッグベルトは取り返さなければいけない、「田村!」とキて、後楽園は[田村・元気vs伊藤・浜田]に。また、田村様命令でさくらは松尾の初防衛戦に、と。
 ・・・団体として絶対に取り返さなければならないタイトル戦に現王者の松尾無視。また、その王者の初防衛戦の相手を旧王者が一方的に決めるのに誰も何も言わず面白がっているのが流石です。

 入りは200人超はいったのではないでしょうか。指定席完売。

・JWP、第1試合の[○阿部(ビクトリークラッチ)チェリー]は、やはり今時の軽いプロレス。

 [松本・大畠(15分時間切れ)中島・大木]は、まずまずの内容でしたが、何度も顔を合わせている4人だから、今一歩の白熱を望みました。
 [蹴射斗(エルボー)○輝]は、個人的には面白かったです。前の試合とか「息吹」や若い世代の試合は、まだ「型」を覚える段階で仕方ないんですが、大体、こうきてこうきて、こう返す、みたいなパターンがわかるんですよね ^^;)。この試合は、フリーフォームで手探りで 2人の「格闘プロレス」をやっている気がしました。蹴り合いからおそるおそる手4つにいこうとして、やはり手を引っ込める、みたいな緊張感は抜群。ただ、手探りな分、思い切りが悪いと言うか、キックには「効果音」も必要だなー、と思いました。
 [植松・○ボリショイvs日向・×KAZUKI] 。植松、KAZUKIのお互いの技のパクリっこを軸にした試合。試合後、新宿FACEのWANTED対植松輝のパートナーに、WANTEDはカルロス天野、植松輝は永島指名!

 [米山・豊田・○三田(X)vs春山・倉垣・×LEON]は、前の[豊田vs倉垣]を発展させた様な試合。豊田、三田とベテラン2人が来た事で一挙に試合がJWPらしからぬノリになります。そこが面白かったです。ウェイト、パワー的にハルクラはヒケをとりませんし。ただ、肝心の[豊田・三田vsハルクラ]の絡みは面白かったですが、前半だけで、後半は米レオ対決になって、今一歩食い足りなかったです。
 入りはいつも通り160〜70人程。最後の部分は余りにも納得出来なかったので皮肉を込めましたが、トータルではNEOに軍杯を上げます。




「VICTORIOUS」24日at板橋グリーンホー

−“デンジャラスチャンピオン”松尾発進!



[○渋谷(コンプリートショット→カサドーラ→ミサイルキック→フロントスープレックス)勇気]
 別におかしい所もなかったが、やはり昼の春山戦と比べると客をノセる試合の盛り上がりはかなりの差がある。勿論、勇気が悪いのではなく、春山がうま過ぎるのだ。ともかく、これで渋谷4日間6連戦(だっけ?)完走。無事、メヒコへ。頑張っとくれ。

水沼美加ゲリュウス大先生・唯我(ヘッドバッド→フゴフゴ式→飛びつき腕ひしぎ)○タニー・宮崎]
 入場時、ミカゲリュウス、ポテチとペットボトルを持参。この時点で深いため息が出る。
 唯我「あたしの方がお前らより京子さんのゲノムを受け継いでいる!」等と言いつつやられる唯我。タッチを求めるがミカゲリュウス、コーナーでモグモグ、オヤツと。まあ、この後は多少まともにはなるが。

 ・・・うーん、あっし的には水沼はシリアスに大きく強く怖くあって欲しい。理想はアジャやブルのあの線。ただ太っていてコミカルなキャラなら簡単に出来そうだが、仮にもAtoZでまっとうなプロレスのイロハ位は学んでいるんだろうし。

タニー「IGF対NEOは今日で終りだ、ボケ!」
唯我「今日は負けたけどインディーズの奥は深いんだ。もっと強力な人材をDDT当りから探してくる! 今日はありがとうございました!

[市井(カウンターラリアット→2発目のノド輪落し)○元気]
 今日も元気一杯で登場の市井だが・・・。もう結論から言うが、やはりまだまだ力の差あり杉。
 元気のチョップやラリアットになす術なし! 厳しくても、元気、特に意地悪くきた訳でもないと思うが、市井のローやミドルが通用しない。市井、元気のチョップに青息吐息。スマックガールでガチパンチにひるまなかったのに、なんなんだろうね。格闘技の専門家に見てもらってもいいが、ほんとに舞ころ弱ってたぞ。
 最早市井に残るは、ルールすれすれの顔面蹴りとかエグい攻撃のみだったが、それもなく精々ちゃんとスカしてスクールボーイとか回転技を出した位。こういう正当的な新人の返し技をきちんと決められたのは流石伊藤道場だけど・・・。
 毎回言っているが、舞ころ、まともなレスラーになったのはいいが、かつての破天荒さがなくなり小さくまとまり過ぎている。

元気「この前の後楽園で深く考えずに、タッグのタイトルに挑戦を表明しましたが、パートナーはまだ決まっていません。お客さんがこれだ、というカードにするのが一番かと。
 やる気のある奴どんどん申し込んで欲しいし、期待して下さい」

[○植松・輝(掌打→ダイビングプレス)×野崎・希月]
 まずまずの好試合・・・だったんでしょう、だぶん ^^;)。よく覚えてないけど、悪い感想もないから。

希月「植松さん、今日はありがとうございました! 自分達は植松さんと戦うのを凄く楽しみにしています。
 そこで、私達『青春緑』のチームに入って下さい!」
植松「あたし(コスが)緑じゃない!」
希月「昔、緑のコスチュームだったじゃないですか!」
植松「思い出させるな!」「入って下さい!」「イヤだ!」「♪〜入れ! 入れ!〜」
植松「緑を着てた頃はおまえ達より出来なかったんだよ。思い出させるな!」

 ほんとか? 自分はGAEAの旗揚げから4戦程見ているが(その頃緑だったかなあ?)、少なくともデビュー当時の植松は、希月、野崎はおろか、「息吹」何かもう見てられない位のデキル、まさに「脅威の新人」だった。


 休憩。葉書くじに行くと、田村様が番をしていた。
[中川(“ヒラリ”とセカンドロープに飛び乗りミサイルキック→パトリオットバスター)○田村]
 王座陥落で田村の入場はあのテーマ。テーマ曲やベルトがない事以外は、ごく普段通りに入ってきた。あ、胸や腰に蝶の様な白の縁どりのある新コス。

 試合は当然の様に、予想通りに、田村の横綱相撲的な好試合。中川も攻められながらも、持ち前の地力を発揮していた。ただ、先の「息吹」の試合と比べれば、吉田戦ではどちらかというと、ド根性・パワーファイター的な印象があったが、今回は首投げからサッとスリーパーに入ったり、グラウンドで奮闘したり、テクニシャンの面が見えた。
 田村のファインプレーは、やはりフィニッシュ間際、サッとJrの選手みたいに身軽にセカンドロープに飛び乗ったシーン。やはり王座転落のショックはなく、重責から解放されて伸び伸びしてるみたい。

[○松尾(マック崩れ!→三田、強烈なブレージングチョップ連発→逆エビ→強引な飛びつき横十字固め)三田]or
 田村が元のテーマに戻るのはともかく、新王者の松尾、大胆にも「ギャラクシーエクスプレス」で入場。2本のベルトの1本は腰に巻き、1本は手に持って。うーん、ベルトが似合わない! ^^;)。
 松尾、決定的にウェストが細過ぎるんでブカブカ過ぎる。

 松尾、握手・・・と見せて急襲! ミサイルキック! 軽くスカされた! 「どした、オラ!」。一旦間を取って、手4つ。
 まともにいくと、とても三田さんにはかなわない。力で振り回され、ヘア投げ、ストンピング、キャメル、ブレージングチョップ、パイルドライバーと波状攻撃を食らう。
 こう書くといつものパターンみたいだが、いや、今日の三田さんの気迫は凄かった。正直、最近の三田さんのファイトはLL化というか、昔の栄光とリスペクトで出来ていたが、今日はどの攻撃も容赦なく、怖い三田英津子復活だった。

 松尾、アングルロック、エルボー、4の字と古傷の膝攻撃に活路を求めるが、試合の流れを変えるには至らず、軽量の悲しさか、パイルドライバー(何発出た?)、逆エビでいいようにいたぶられる。場外に落ち、間を取る。

 リングに戻ると、低空ドロップキック! 場外に落とすとエプロンドロップキック等を出すが、これまた一旦つかまれると、机に投げられ場外パイルまで食い、シメは椅子の底ぶち抜きパコーン!・・・あれは客が座ってた奴だから仕掛けはねーぞ。

 リングに戻されると肩車バックドロップ! しかし、松尾もタフだ。もう流れ無視のジャーマン! 効かねー!(爆)
 三田、効いた振りもせず、顔面に強烈なエルボー2発。松尾、必死の膝蹴り→キャリアというものは恐ろしい。三田、平然と丸め込みでスカす。自分が攻める時は思いっ切り攻めて、相手が攻めてきたらヌケヌケとスカすフトさは凄い。

 松尾、試合開始からずっと、かつての「シンデレラとママ母」時代の様な悲鳴が続いているが、タフさは格段に向上している。やられていても動きは切れない。諦めない。アングルロック→膝十字! 若干、いやかなり優しかったが、後頭部ハイキック! ジャーマン! ドラゴンスープレックス2発!
 だが、今日は三田の気迫、体力も尋常ではなかった。ダイビングプレスを足で迎撃すると膝蹴り、ブレージングチョップから秘技ETSUKO(リバースDDT)、そして、セカンドロープからとはいえ雪崩式(肩車)バックドロップ!
 松尾、負けられない。ハイキック! 丸め込みからマック!・・・崩れた! いや、はっきり言おう。・・・多分、三田が悪意で受けなかったのではなく、対応が遅れたのだ。考え過ぎかも知れないが、これはビデオで検証して欲しい。
 両者、新人じゃないし、体は動いていたが、ある戸惑い、精神的な「間」を感じた。そして、またも唐突で強引なフィニッシュへ。
 勝ち名乗りを受けた松尾は無言で引き上げた。


 時々NEOのアンケート箱を盗んで、他の客の感想を知りたくなる試合があるが、最近これ程その誘惑に駆り立てられた試合はなかった。
 この試合、他のファンはどう思ったのか? またも唐突なフィニッシュは3カウントが入った途端、歓声よりも凍り付いた様な沈黙を呼んだ。しかし、自分は、未熟な部分やミスもあったが、松尾永遠と三田英津子という世代もファイトスタイルもまるで違う2人が、NEOを守る、という1点で結び付いた、考えられるほとんど最高の試合だったと思う。
 これしかなかった。不完全燃焼の後楽園のタイトルマッチの不透明さを納得させるには、三田が鬼になって限界まで松尾を攻め、「受けの強さ」を見せるしかなかったのだ。勿論、「王者」松尾の課題として「強さ」も見せなければならないが、これまでずっとやってきたスタイルを急に変える事は出来ない。松尾は「弱く」はない。ずっと松尾の試合を見てきた人なら、若手では屈指の「受けの強さ」を知っているはずだ。
 惜しむらくはただ1点。ラストの少し前。あのマックがきれいに決まっていたら・・・。勿論、丸め込み技で、やはり「松尾強い!」というイメージはないが、試合の流れとして、ジグソーパズルの最後の一辺がピタリとハマった様に、きれいに最後が決まり、気持ち良く善戦の拍手が起きたはずなのだ。

 ・・・ただ、あのフィニッシュは自分は気にしないが、やはり問題は残る。松尾はこんな試合をずっとやるつもりか? 今日、何発パイルドライバーや顔面直撃技を食らったのか? 大丈夫か? 2年程前に、アメコン、田村、元気とハードな連戦をやり、眼低下骨折で欠場した事を思い出す。
 また、いくら「受け」が強いといっても、やはり攻めもそれ相応のものを持たなければ王者としての広い支持は得られないだろう。

 また松尾の王者路線はNEOの危険な賭けとも言えるが、NEOだけの問題ではなく、いずれくる、今のアイドル、モデルもどきの細い「ビジュアル系」の若手がいずれ対決しなければならない問題でもある。
「後記
 やはりメインが圧巻。他の試合は凹凸あり、まあトータルでは楽しめたが。出足は鈍かったが入りは昼のJと同じで160人程。




「flash point/開幕戦」24日at板橋グリーンホー



[大木(ストライクバック<ラナ式の飛びつき横十字固め>)○大畠]お客さんのノリが(以下、全試合ので略)
 予想通りも予想通りの、ドロップキック、回転技、グラウンドの模範的新人試合。特筆すべきシーンとかはなかったが、いきなりお客さんのノリがいい、凄い。勿論、両者基礎技だけでもしっかり練習していて、途切れる事のない技のラリーというのが前提だけど、これだけ「何もない」のに熱くなるお客さんが凄い。Jの客だけはガチ!

 両者比較すると、全くのシーソーゲームだった様な気がするが、デビュー当時は大木ちゃんの方がリードしていたのに、大畠が着実に基礎を固めて追い付かれたなあ、という気がした。

[×中島・植松(K-クラッシャー)阿部・○KAZUKI]
 WANTED☆とやるのを「また、お前らか」と、嫌がる植松。というツカミから例によってのコミカル&テクニカルな試合。輝の所に中島が入ったネタは特になかった。普通に面白い試合。アリッサ、マフラーホールドの入り方にまた工夫。

 試合後、またとことこと、
大畠「すいません、中島さん。中島さんは今JrとPOPのベルトを持ってると思うんですけど、私にも挑戦させて下さい! POPで戦って引き分けてるんで資格はあると思います!」
中島「FACEで挑戦を受けてやる! その前に次の板橋に松本と来い! 私は大木と組んでやってやる!」

 一方、こっそり引き上げようとしていたWANTED☆に、
植松「おい! 私に何も言わず帰るのは失礼だろ!・・・おまけにK-クラッシャーまで・・・」
KAZUKI「いや、あれはK-クラッシャー2何ですよ。指の角度が・・・」
阿部「また、組んでやりましょうよ」
植松「いやだ! 最終決着だ! 次のFACEに一番強い奴を連れて来い! うちらも最強のパートナーを連れて来る! それで最終回だ!」

[○春山大先生(ラリアット→横須賀カッター→オレンジ☆ブロッサム)渋谷]
 やはり、ここは春山大先生である(爆)。いや、(爆)じゃない! 新人がデビューした時、外敵が来た時、輝や倉垣が出戻りの時、非常事態、未知の相手・・・とにかく、特異なシチュエーションの時の春山大先生の対応力、「信頼感」には絶大なものがある。渋谷は最近はよくJにも参戦していて未知の相手ではないが、渡航直前のJでのお別れ試合。ここは日向より中島よりやはり大先生だろう。

 やはり、予想通りと言うか、いかにも大先生らしい痛快な一戦だった。渋谷のいい所を出させてやった、というよりは、春山がイキのいい若手相手の試合を楽しんでいた、という感じだったが、渋谷も攻められながら要所要所で小気味いい反撃を見せた。
 特に渋谷だから、というポイントは余りなかったが唯一、トップロープから普通春山はギロチンを出すが、今日はセントーン!(シブ、モロに受けた! ^^;) また、注目ポイントとしては、フロントスープレックス狙いが大先生のウェイトがあり過ぎた性か、ダメージか横に崩れて、キューティースペシャルみたいになっちゃった ^^;)。
 しかし、渋谷と春山は多分シングルは初だが、これまでタッグでも当った事はあるんだろうか。渋谷がJに出だしたのも最近だし、春山は最近他団体には余り出てない。3回も当ってはいないと思うが、それでこれだけかみあった試合をやるのはやはり凄い。

春山「渋谷、今日はありがとう! 10月からメキシコに行くんだって? 12月31日にJr.オールスターをするんだけどいないの?」
渋谷「ありがとうございます。12月31日、Jr.オールスターには帰ってきます! 強くなって戻ってくるんで、それにふさわしい相手を用意して下さい!」

[倉垣(メタル☆WINGを着地し、2発目のクインビーボム)○豊田]
 これは・・・JWPらしくない、いや、今の豊田さんのスタイルと切り返しのJWPテイストが融合した、重い、面白い試合だった。
 序盤の4の字合戦から、投げ技、飛び技になるとお2方とも中々のウェイトなだけに中々の迫力。リングがきしむ!

 これは後楽園とかでやったらもっと盛り上がったと思う。やっぱり軽量級〜中量級のJWPでは中々見られない試合だったね。

倉垣「チクショー! 豊田さん! 私達のタッグのベルトに挑戦してきて下さい!」
豊田「お前なー! シングルのベルトもあたしに負けてて、タッグのベルトも取られちゃうよ。懲りない奴だな」
倉垣「シングルのベルトの借りをタッグで返しますよ。この先、前に進む為に豊田さんは避けて通れないんです!」

[日向・ボリショイ・○Leon(Leonストーン→nokiAnバックブリーカー)蹴射斗・×米山・輝]
 ここまでの試合、いずれもFACEや今後の試合への予告みたいなのが絡んでるんで、これも何かあるかな、と思ったが、米-レオ対決を芯にした、期待よりはあっさり目の展開だった。他の4人は余り印象にない。フォローとか試合を作るのに専念。
 米-レオ対決は、2人ともテクニシャンだから、まずまずの絡みは見せたが、すぐこの2人のシングルを見たい! という程の白熱でもなし。バックブリーカーやスピアで腰を集中的に攻められた米山がリロール、ソバットは決めたが、不知火、米-ZOU得意技不発のまま敗れた。
 試合後に小競り合いはしたが、マイクとかはなかった。


「後記」
 入りは160人程。前日仙女遠征があったし来週はSUNで[日向vs高橋]戦もあるが、板橋は毎度のJWPである。
 まあ、見れば試合はどれも面白いし、展開等も考えられてはいるんだけど、もう1つ何か欲しいなー、というのも正直な所。




「息吹」23日at 1stRING

−停滞か、安定か


 少し遅れたが入ると既に全選手リングに上がり未来への黙祷・・・。

 挨拶は江本。
「『息吹』も始まって、かれこれ2年程立ちますが、多くの花の種をまき、実を付け、花を咲かせたいと思います! 様々な花がどんなに咲き誇ったか、ご覧下さい!」(大意)。

 昔は「『息吹』は弱肉強食!」とか「サファリパーク」とか言っていたが、SMAPの歌みたいに優しくなったなあ ^^;)。選手紹介や見所が書いてあるチラシには、「平均点何ていらない!」とか、アグレッシブな叩き文句が付いていたが。

[○大木大先生(カウンターのドロップキック→ミサイルキック)紫雷美央大先生]
 何か大木ちゃん、この姉妹と顔を合わせる事が多いなー。
 さて、試合は・・・良くも悪くも予想通りと言うか ^^;)。なぜ笑う。全然ダメでもないけど、好試合とか白熱の一戦というには、何か凄く足りないみたいなビミョ〜な試合。
 JWPメインに見てるもんで、偏った見方かも知れないけど、やはり美央ちゃんの受けや反応が少し遅く、弱々しい気がする。大木ちゃんがデビューも先だし、「格上」の立場で偉そうに対応した方が良かったのでは。攻守フィフティーフィフティーで、フェアプレーにプロレスした為(?)、却ってちぐはぐ感が漂ってしまった。美央さん、このキャリア、力でSTOとかFクラッシュ(風香大先生のオリジナル投げ技。他の技のミスかも知んない ^^;)とか使うのが流石だ。
 ただ、大木ちゃんもJWP内では技は少なくてもしっかりした試合をしているが、「外」では疑問が残る所。まあ、最悪、超ずんどこ試合の危険もあったカードだったにも関わらず、まずまずの新人らしい「荒削りな熱戦」にはなっていた。

 試合後、多分大木ちゃんのローリングスクールボーイで頭を打ったらしい美央さんが蹴りを入れた。大木ちゃんも何かの技で頭を打ったらしく、頭に手を当てたまま蹴り返していた。美央ちゃんも少しずつ進歩していると思う。

[本橋裕子大先生・○さくら(セカンドロープからのダイビングプレス→ファイヤーバードスプラッシュ)松本ザウルス・×大畠](以下、全試合ので略)
 まずは、先の「息吹」でデビューしたアマレス転向組の本橋さんに注目。ルックス、スタイル合格!(爆) 試合は・・・大畠ちゃんにいいようにやられるなあ ^^;)。今、チラシを見たら155cm52kgとほとんど、大畠と同じ。もっと大きく見えたが。
 何とかさくらにタッチすると、会場のムードはさくらへの声援で一変。NEO後楽園でもほとんど一人勝ちだったが、田村とか浜田には遠慮勝ちに(表面的には)戦っていたが、さくらから見たらド新人に等しい3S組(ザウルスと大畠のタッグ)には、奇声ヘア投げ、チョップとやりたい放題。特に松本との絡みが良かった。若手時代に全女でもまれたさくらは、案外大型選手は得意なはずだ。松本も試合を引っぱったり色々考えるより、まだ先輩の胸を借りて思い切りやり合う方がいきいきしている。チョップとバックエルボーの応酬、コーナーでの串刺しフライングアタックをキャッチしてアルゼンチンにもっていったり。
 本橋のファイトにも触れると、須山氏がblogでプロレス技より、なぜアマレス技を出さない? とネガティブに書いているが、自分は逆に非力だしミスもあったがプロレス技中心(ドロップキック、コルパタ)の懸命なファイトに心打たれた。NAOとか(今日の試合で見方が180度変わるが)、一時期のガトクー勢のアマレス技や自分の得意な技だけ出したら後はてきとーという感じの選手の試合等、真面目に見る気はしない。

 とまあ、大畠ちゃんもやられっ放しではなく、何ちゃらあって、まずまずの好試合でした。さくらさんのテーマはスカになってた。

[中川(ビッグブーツ→エビ固め→ひっくり返して強烈な逆エビ)○吉田]
 これと次の第4試合があっし的ベストマッチ。

 中川、奇襲で元気良く攻めていくが、一旦捕まるとヨシダマさんの関節地獄へ・・・。中川、グラウンドでも精一杯抵抗しやり返すが、この辺は、これじゃダメ何だよなー、と思った。多少いい所も「もらった」って、結局ヨシダマさんの手の内、百回やったって、勝ち目ねーじゃん、とか思ったが・・・。

 中盤のスタンドからはウリ坊ファイトというか、突撃豆タンクというか、勢いと瞬発力の中川の良さが出てくる。
 これまで中川の試合は何度か見てベーシックな地力は感じたが、今一つ、これだというファイトスタイルはつかめなかったが、これでいいんだろう。大型パワーファイターや、関節技使い、ルチャスタイル、様々なファイトスタイルに対応しつつ、自身は基本猪突猛進の突貫ファイト。最近の若手は軽技使いが多いので、十分個性的で差別化も出来る。途中、本家にエアレイドも決めた。ローリングしての鎌固めは、相手の手を取り、その手で首を絞める新Ver. 。

 最後は甘い顔せず、力で押し切って勝ったヨシダマさんだが・・・しかし、散々中川の事を書いたが、ヨシダマさんうまいなあ、と思ったのも正直な感想 ^^;)。いや、最近見たヨシダマさんの試合で1番良かった。これが本当のプロだなあ、と思いましたよ。


 QK。 零さんは松葉杖でセコンド。松本ザウルスは売店の人気者で、機嫌良さそうに放射能を吹いていた(嘘)。
 いつもの加賀屋の出店。フランク細いの2本買う。少しコゲてたが、コゲめが好きだしジューシーなのでおいしい。

 チラシを見たら、スポンサーに加賀屋、亀戸サンストリートは当然として、今度はホッピーに代わってKIRINが入っていた。昔はサントリーもあったよな。これって、じかにメーカーにスポンサードを取り付けてるんじゃなくて、加賀屋の出入りのお酒屋さん経由で問屋さんとかがスポンサー何じゃないだろうか ^^;)。この様に、性格の悪いあっしはチラシの何気ない言葉や単語の一つから無限の勘繰りをするのである。悪の金田一中年と呼んでくれ。
[NAO大先生(体当り→モーモーバスター<ブレンバスター型で持ち上げて、うつぶせに前に落とす>)○江本]
 これはしんどい試合になりそうな気がした。NAOという選手について思っていた事は第2試合の所で書いたが、言ってしまえばアマレス選手の余技かお遊びだ。高校生の女の子なのでアイスリボンの小学生レスラー同様、厳しく書きはしないが、まあプロのプロレスラーとしてマジメには見られないなー、と思っていた。今日の相手は、椎名さんなき後、「『息吹』の鬼教官」みたいになってきた江本。どうなる事かと思ったが・・・。

 ・・・おおお!・・・いやいやいや、これは中々のガッツだ。いやガッツを見せるだけの体力が凄いと言うか。これまで、NAOの試合はほとんどタッグで、そこでは見えなかった無尽蔵なスタミナ、体力がシングルでようやく見えた。基本的には異様にうまいアマレス技、早いがスットンキョウでズンドコも入るプロレスムーブと、これまでと変わらないのだが、止る事のない動きとガッツにうなった。言ってしまえば多少ガタガタが入るGAEA1期生というか。
 江本の対応は、ごく普通に厳しい。特に「加減」は見えなかったなあ。
 それにしても面白い。プロレスのセオリー無視のガムシャラファイト。誰でも、パワーはあるがスタミナがないとかスピードはあるが打たれ弱いとか得手不得手や凸凹はあるが、こうも地力とスピードがあって、プロレスの基礎がガタガタな人も珍しい。推奨!

 ・・・うーん、今日は「プロレスラーNAO」に開眼したけど、真面目な話をすれば、プロレスとアマレスって両立するんだろうか。今日の試合何か見ると、アマレスで高いレベルにいるからこその良さ、専業レスラーにはない面白さがあったが、「世界」云々というレベルで、他の競技と両立するもんだろうか。
 同じ打撃系格闘技でも、空手をやっていた人がボクシングを始めたら、組み立てから何から全然違った、と聞いた事がある。過酷な総合で華麗な戦積を残した山本“KID”がベースのアマレスに復帰したが、あっさり負傷でフォール負け。
 自分はプロレスはプロレスで真剣勝負だと思うが、はっきり言っていわゆる「真剣勝負」よりはゆるいし、それでいいと思っている。やはり、体力のピークにある次期はアマレスに集中し、それを過ぎた時点で今度は本気でプロレスに取り組むのがベストでは、と思うのだが。

江本「NAO! あんた、レスリングで世界を目指してるんだって? プロレスはまだまだだけど、レスリングでは世界取れよ!

 ・・・それと、あたしも『世界』に興味があります! 世界を知ってる成国さんと次はシングルで!・・・と、言いたいんですけど、あたしもメキシコに行きます。
 次の『息吹』には江本はいませんけど、大きくなって帰って来るのを待っていて下さい!」
 あら、この人もメヒコに行っちゃうのね。シブの付き添いでしょうか。CMLL(HIROKA、下田のいる方)? AAA(浜田の方)? あちらで、HIROKA軍団とか作ったら面白そう。

[×希月・渋谷(カウンターのビッグブーツ)○木村・チェリー]
 これも、希月が不安だったが・・・。

 開始早々の「青春ピラミッド〜!」とかは決めるが、木村さんに代わると試合の様相は一転。鬼の木村、シゴキ道場になる。エルボーとストンピングでグリグリやられるのを見ていたら、数年前の「LADY.GO!」だったか、所も同じ新木場での[木村vs市井]を思い出した。あの時も、エルボーで市井の口を切って泣かしたんだよなあ。しかし、市井先輩に負けず、希月も頑張りました。打撃戦で負けるのはともかく、心や体力が折れる事はなく、持ち技、見せ場は後半に温存し、これまで「息吹」ではほぼコミカルな試合ばかりだったが、無事にメインにふさわしい内容となりました。キャラクターだけ、みたいだった希月もグングン成長している。

 チェリーさんはまあおとなしく、試合のキモも「鬼の木村vs若手」だったからこれでいいんでしょう。
 木村さん、厳しいのは狙いだからまあいいが、序盤に1つだけミス。渋谷のコルパタを受け損なったね。この試合は、渋谷の壮行試合の意味も大きかったと思うが、あれで序盤の見せ場がなくなり、全体にも今一つ精彩を欠いてしまった。

木村「ハーッ! おい、悔しいか、渋谷! あたし達はプロレスラーの誇りを持って、妥協するつもり何てないから!」
木村達がさっさとリングを下りたんで取り残された渋谷、「どうすればいいんですか!
(爆)

 ・・・プロレスラーの誇り、あたしにもあります!・・・

 ・・・はい!
(爆) メキシコに10月から行きます!・・・これでシメる訳には行かないですよねー」じーと木村、江本、リング下から見ている。
渋谷「・・・アホ!・・・(希月に)最後、シメろ!」
希月「私はプロレスラーの誇りを、1万倍、10万倍持っているつもりです!
 みんな、上がって来い!
」・・・記念撮影 


「後記」
 入りは240〜250人程。北側にひな壇も設置され、まず満員だが、かつての息苦しい程の超満員、という程ではなくなっている。

 相変わらず試合はいい。ただ、最近考えている「息吹」ファンの漠然とした閉塞感が数字に出たようだ。
 こういう事だ。団体(「息吹」は団体ではなく、プロモーションだが)を個人の選手に例えてみる。「息吹」は出場している若手同様、元気でイキのいいフレッシュな新人選手だ。毎試合、気持ちのいい熱い試合を見せてくれる。しかし、デビューしてもう数年。相変わらず、熱く元気ないい試合を見せてはくれている。しかし、相変わらず先輩には歯が立たず、チャンスも与えられず、毎回前半戦。この状態が何年も続いて、ファンはうれしいだろうか。
 「息吹」には、ファンが感情移入して盛り上がるサクセスストーリーがない。後楽園にも進出した、昼夜興行も成功させた。しかし、FMWや大日、DDT、または女子でもNEOやJWPみたいな「躍進」がなさ過ぎる。

 ・・・それでもいいのかも知れない。基本、「息吹」は団体ではなく、頑張っている若手を紹介する「場」なのだから。毎回、新木場でもいいのかも知れない。
 「息吹」は何も変わっていない。相変わらず、若手の熱いファイトを提供し、また紫雷姉妹、浦井、大木、本橋、NAOと新しい顔ぶれの発掘にも積極的だ。
 個人的には興行として拡大する為に、団体プロレスの変なイロを付ける方が違和感がある。「息吹」の興行としての広がりのなさに失望する人に特に言う事はない。

 ただ、それでも「息吹」は継続させなければならない。我々は女子プロの未来を見たい、と訴えなければならないのである。




「BEAT UP 07」17日at後楽園

−NEOは止まらない!

衝撃! 松尾永遠、第18代二冠王に!



[吉田・×松本ザウルス(江本のニールキック→カミカゼ)○勇気ラトプス・江本]
 もう何度も試合してきて阿吽の呼吸で手が合ってきた松本-勇気だが、ヨシダマ-江本のスピーディーなサブミッション合戦の後に、いきなりエルボーのオミアイでなごませるのが流石だ ^^;)。いや、江本も2人を食わない程度に、つえー、という所も見せた中々の好試合でした。

[野崎・希月・×みなみ(Wアームスープレックス)三田・石井・○真琴]

[△伊藤(ダイビングフットスタンプ、3発目を食った時、タイムアップ)△元気]
 まずまずの肉弾戦だったが、伊藤さんの動きが重い気がした。

[○タニー・宮崎()<四川省>タニー・×宮崎vs<広東省>タニー・宮崎]

[○浜田(スピンキック→APクロス?)さくら]
 今日のベストマッチなのは間違いない。会場の盛り上がりは最高だった。ただ、その盛り上がりの多くはハルウララ現象の様なさくらフィーバーによるもので、サイドストーリーがなくてもさくらはいつでもこの程度の試合は出来ると思う。白熱の一戦というより、これも職人の芸比べなのだ。ともかく、会場をツカミ、ノッているさくらの勢いに浜田がオサレていたようなのが面白かった。

[<NWA認定女子パシフィック&NEO認定シングル選手権>○松尾(ランニングエルボーをかわし、マック)田村]
 問題の一戦。

 開始早々の松尾の奇襲ドロップキックがいきなり空振り! めげずに、エルボー、ミサイルキック、張り手、串刺しニーアタックと手数は出すのだが・・・。
 軽い。栗原、渋谷、バンビ、チェリー・・・、「息吹」系の若手全般にも言える事で、松尾は少し上の世代だが、アイドルの様にスリムで見た目に華やかではあるのだが、どうしても技に重みがなく、対抗戦時代や昔の女子プロを知っている人には軽く感じられるのだ。また、張り手やエルボー等、「音」に気を使って欲しい。「痛み」何か絶対伝わらない。プロレスは力道山の頃から打撃技の衝撃を「音」で表現してきたのだ。
 また、松尾はグイグイ客を引き付ける試合作りには難があっても、手足が長く、動きもどたばたでなく、個々の技は華麗な方だが、今日はやけにスケールが小さく、ちんまりと見えた。これは、板橋やキネマ、1stリングといった小会場中心に試合している弊害だ。さくらなど、更に小さな会場がメインだが、それでも後楽園を沸かせたのは、やはり黄金時代にプロレスを学んだ為だろう。

 試合が進むに連れて、残酷な程、田村と松尾の力の差がはっきりしてくる。決して意地悪く潰しに出たりした訳ではないが、どう見ても松尾の技は田村に何のダメージも与えず、攻めていても受ける田村が退屈そうなのだ。
 中盤、松尾の動きが止り出す。極めつけは、田村のトップロープからのダイビングセントーンをモロに受けたシーンだろう。この技はデビルのそれと同じく、スカされるのがお約束の逆転用の技なのだ。
 この時の、おいおい、という感じの田村の顔。会場の空気は冷え切っている。

 もう、松尾ダメかと思ったが、首の皮一枚で踏ん張る。終盤に向けて完全には崩れず、田村の攻勢に抗い、どんなに微力でも手数は出していく。もう何年前だろうか、アルシオン旗揚げ?周年記念興行の[浜田vs日向]戦を思い出した。アルシオンの王者として日向を迎かえ撃った浜田だが、団体自体がガタガタに揺れる中、試合はJWPを背負った日向が露骨に力の差を見せ、スピンキックだけで王者になった浜田の非力さが浮き彫りになった。しかし、王者として一番恥ずかしい試合をしている事がわかっていながら、最後まで気丈に団体のエースとして闘い抜いた浜田の姿も感動的だった。立場は逆だが、あの時の浜田と松尾が重なって見える。

 田村のエルボーが出、試合も終盤。ドラゴンスープレックス、ハイキック、アラバマスラム、パトリオットバスターと両者の得意技が飛び出す。田村が珍しくラ・マヒを連発する。この辺、考えるものがあるが、ともかくも田村、必殺フルコースのエルボー連打、コブラクラッチスープレックス!
 しかし、続くフィニッシュのランニングエルボーをスカして、1度は崩れたマック! カウント3!
 ここ数カ月、ひょっとしたら今年見たプロレスの試合でこのフィニッシュが一番衝撃的だったかも知れない。その唐突さが。


「後記」
 入りは700〜800人位かなー。MAXで200人位誤差があるかも知れません(それじゃ意味ねー)。
 やはり、メインの衝撃性に尽きる。変な、納得出来ないフィニッシュはいくらでもあるが、団体の最高峰のベルトをかけてこれは・・・。

 色々考えてマークをつけたが、これはやはりどう考えてもタイトルマッチでこの試合はまずいだろという事で、そんなに200%ダメな、どうしようもない試合だったとまでは思わない。タイトルマッチでなく、板橋当りで第3試合位だったら、松ちゃんもイマイチ何だよな、とか気軽に言えただろう。終盤の踏ん張り、完全に崩れなかったハートの強さだけは評価したい。

 松尾の力はこんなものではないと思う。2年程前、田村、元気と連戦した事があるが、ノンタイトルのそっちの方がずっと良かった。そうは言っても、松尾のMAXの試合を考えてもやはり王者というには次期尚早の感はあるが。立場が人を変える・・・先攻投資だろうか。
 試合自体は、今日はハズシました、の1言で言い切れるが、フィニッシュの様に性急で唐突過ぎる松尾の戴冠に色々考えてしまった。




・昨日のJWP、正直カード的には余り引かれなかったのですが、行けば、やはり鉄板も鉄板、火を付けたらおいしい焼そばが出来そうな程でバルコニー席の人が焼いてました。
 第1試合のアリッサ、大木ちゃん絡みのタッグから若手らしい小気味良さ。[ボリショイvs希月]もボリショイの厳しい攻めに希月、何とか付いていき、試合後、年末のJr.オールスターのメインをやるか、と打診(確定でしょ)。
 [Leon vs輝]は、ハードな打撃戦というよりは、渋い職人対決。[日向・米山vs高橋・前村]はいい試合ではありましたが、4人ともうまいんで、やはり喧嘩腰の対抗戦というよりはまっとうな好試合になりました。試合後、日向、シングルをやる、と明言。
 メインの[ハルクラvs WANTED☆]は、ハルクラが勢いそのままに、パワーで押し勝ったという感じ。入りは170〜180人位。




 NEOの北沢に行きましたが、書く時間ないや。内容は2chのNEOスレをどうぞ。まあ、面白かったです。
 あっし的最大の収穫は“最後の怪獣”水沼美加ゲリュウスでしたが ^^;)。準推奨!




「LLPW15周年記念興行」31日at後楽園ホール

−遠ちゃん新社長就任、プチシルマー、金成姉妹、織田無道、ドン荒川、ラッキー池田、マリアン、ジャンボ堀、SAWAKO、伊藤道場提供試合・・・



・・・言うまでもないが

「LLPWはどこまでもLLPWである!」


 例によって、眠くなるまでザクザク行きます。

 入場式の後、いきなり衝撃の発表。
「LLPW15周年記念のこの日を持って皆様にお知らせがあります。(おおおお!)

 ・・・私は今日を持って退任し、新社長は遠藤美月に!
(にょおおおおお!)
 この位でひっくり返っていては、LLのファンはやってられません。そうは言っても、鼻から今食ったビッグマックより、朝食べた目玉焼きが出てきそうでしたが。
 遠ちゃんの挨拶もありましたが、緊張で完全崩壊でした。

[貴子・○ハーレー・立野(神取組、3人でトリプルパワーボムを狙うが、貴子、立野も割って入り、3組スクールボーイに返され)神取・ジャンボ堀大先生・×遠藤]
 試合前、神ちゃんにはマリアンから花束、ハーレーには織田無道さんから激励の言葉。
 試合は・・・グダグダと言うか、グチャグチャですね ^^;)。技は良く出て連携とか合体攻撃とか結構あったのですが、1つ1つの技が不鮮明でもつれて、ただ、プロレスラーがリングで何かやっているからプロレス何だろうな、とわかるといった感じでした。
 注目のジャンボ堀さんはまず、適当に作った様なフラダンスでもやりそうなふわふわしたリングコスチュームが凄かったですが、技はパワーボム一辺倒でした。

[<グラマー☆エンジェルス三期生デビュー戦>じゅんこ(トラースキック→ローリングソバット→ニールキック)○SAWAKO]
 例によってルミさまの口上で出てきた三期生のじゅんこ(字がわからん)さんは、スリムでまあ普通の女装好男子風。相手のSAWAKOさんがねえ・・・。白塗に、バレリーナの格好で、おちゃらけてやたらポーズを取りながら出てきましたが、体はがっちりして一見して、素人ではないな、と。これが、2chを見たらあの、「ランジェリー○藤」説が出てました。
 確かにSAWAKOさん、試合中もやたらポーズを付けたりふざけながらも、個々の技はちゃんとして試合をリードしてましたが。
 まあ、いいですが、グラマー☆も、やっぱり初代の麗香さん、葉千子さんが出来杉で、ヒステリックなオカマキャラの内菜さんも出て、キャラ的にももうキツい気がするのですが・・・。


「後記」
 とりあえず、ここまで。入りは400〜500人程。

 で、あっしの感想としては、今後のLLの方向性とかこれが正しいプロレス興行のあり方かとかすっとばして、面白いか面白くないかだけで言えば、ヒジョ〜に面白かったです! シンが出てきたり一宮さんが出てきたり、社長も出てくるIWAジャパン的な滅茶苦茶な面白さ何ですけどね。

 一番、真っ当に良かったのは伊藤道場提供の[みどり(彗星キック)○市井]。みどりさん、これまで3試合見て3つともダメでしたが、ストレートにみどりさんのガッツに感動しました。今日、初めて、ちゃんとしたプロレスのガッツに後楽園が沸きました。
 休憩後、新スポンサーの「プチシルマ」絡みで、プチシルマ体操教室が始まり、講師は何とラッキー池田超先生! この日、一番感動しました(爆)。いや、マジに。ドン荒川さんも出てきました。
 Jd'再開マッチはまあ、この4人ならこうだろう、という感じの普通の試合。
 [フランソワーズ☆(掌打1発!)○堀田]は、やはり堀田さんが3分位蹴ったくっただけで終り。その後、記さん、貴子ともめ、また怪覆面が2人出てきました。

 メインの[アイガー・○沖野(みちのくドライバー)金成知佐子・×幸子]は、中々の好試合だったと思います。まあ、怪奇&ヒール組に若手がやられながら懸命な反撃、という例のパターンだけど、サキュバスとのキャラクターの対比もあってか、金成姉妹、先のJWPでの試合より、ずっと伸び伸び効果的によく技を出していた気がします。今回どっちもやられ役だったけど、やはり幸子の方がツカム力がある様な・・・。準推奨!
 残念だったのはロケーション。場。仙台だったら金成組を応援する人が一杯いて盛り上がりそうだったけど、東京なもんでアイガー・沖野組のファンも結構いて、ストレートにヒールvsベビーの構図にならなかった。
 しかしまあ、あれやこれやで、入場料分以上は楽しめました。




「PURE-SLAM 2007」26日at後楽園ホール


−愛あるかぎり戦いましょう!


 JWP選手の入場式。挨拶は米山。「皆さんのおかげで新しいマットになりました(デザインはそのまま白ロゴ)。今日からまた新しいJWPの戦いを刻んでいきます!」

[○Leon(noki-anバックブリーカー)金子友里恵大先生]
 金子が余程の才能でも持ってない限り、やる前から結果は見えていた。Leonはこの体格、キャリアではトップクラスの強く、うまい選手だ。
 金子、果敢にエルボーや回転技で手数は出すが、先入観かも知れないが、Leonのどーしたらいいんかなー、という試合作りのとまどいだけが感じられた。Leonは非力な相手を潰す様なこころない選手ではないが、やはり相手もそれ相応のものを持っていないと、引き出せないという一例か。
 金子は悪い選手ではないと思うが、回って関節技という、こじゃれたムーブはまだ早いと思う。力強いエルボーやドロップキック、試合全体でトータルなしっかりした動きが出来てからでいいんじゃないだろうか。この試合を見た限りでは、非力さを小技でごまかしている感があった。

[ボリショイ・○米山(ボリショイの米山の肩越し619→リロールジャーマン)金成知佐子大先生・×幸子大先生]
 これまた勝敗的にはほとんど興味は沸かなかったが、金成幸子だけは愛敬のある顔立ちに期するものがあった。春山、米山、Hiroka、市井、希月・・・。つまり、なまなかな身体能力より、女子プロで一番大切なものは愛敬なのである(ばく)。

 序盤、金成シスターズが連携攻撃などやるが、後は危なげなくボリ・米組が攻勢。実力差は第1試合と同じ位だと思うが、タッグなので、試合が止る変な間はなかったな。
 終盤、妹の幸子の方が弱くつかまる展開だったが、奇声から体当り、高く飛んだきれいなサンセットフリップで見せた。サンセットは蹴射斗、Leonも使うがあれよりきれい。愛敬がプロレスの神様の視線を捕え、プロレスのノリを作るのである。

[][][]


「後記」
 疲れた。寝よ。入りは北閉鎖で600〜700人程度。前のNEOの後楽園の公式発表1000人が正しいなら、多分この黙視は正しい。南の通路から後ろ、I列以降が入ってなかったから(NEOは後ろもガッツリ入ってた)。しかし、そのNEOの後楽園も700人と数えて、我ながらいー加減過ぎるが ^^;)。

 他の試合も無事に盛り上がり、まあ、いい興行でした。




「息吹EXTRA」17日at亀戸サンストリート

−成長


 入場式。木村、Ray、中川、松本、NAO、大畠、渋谷、チェリー、江本、吉田・・・挨拶はチェリー。全員がエスオベでもないが、中々華やかなメンバーが集まってきたなあ、と思う。リングアナの水原さん、足元がショートの着物みたいなのを着ていて、何かIジャの名物マネだったMAYAさんみたい。

[○木村(カウンターのアフロキック→サソリ固め?<テキサスクローバーホールド?>→木村ロック2)中川]
 去年の同大会でヒイキ目抜きに一番受けたのが木村さん。それが今年は第1試合かあと思ったが、始まったら、あえて「ツカミ」にもって来たのがわかった。
 やはり一番わかりやすいキャラだし、謎の応援団もいて、一見さんにはつらい無名の新人のバトルという感じはしない。今回、少しリング上の照明が暗く、おかげで木村さんの腹筋の「影」がよく出ていた。やはり、あの腹筋は凄い。
 見ただけでも、実際にも木村さんは強い。中川、いつかの江本戦の様な、じっくりした試合でのしぶとさ、タフさを見たかったが、今回、木村さんのスタイルか、一見さん対応Ver.か、前半はわかりやすい投げや打撃戦になり、ただ小柄な中川が弱い、という展開。また、腰が悪いのか、手をやったり攻められると動きが落ちる場面もあった。
 終盤から中川、手を出し意地を見せるのだが・・・これが、ラリアットだったりする。うーん、この体格でラリアット(の乱発)はないんじゃないだろうか。考える時間はあると思うんで、プロレススタイルを考えて欲しい。中川はエスオベのLeonになれる素材だと思う。

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・当然、NEO&JWP Wヘッダーに行きますた。


 [勇気vs中川]は、基礎がしっかりしている若手同士の試合ですた。特に悪い所はないのですが・・・中川さん、もう1つ目を引く派手な「何か」を身に付けて欲しいです。
 [野崎・希月vs米山・Leon]は、米レオが無難に相手してまあまあの内容でした。渚タンが、希月がいると楽しそうでイキイキして、技も淀みなくスラスラ出てかなり上出来でした。この勢いでシングルもね。
 [タニー・宮崎・趙雲vs三田・空・リボン高梨]は、男子なのにわざわざ呼んだ高梨君が前に出た木俣(だったかな)舞踏病にかかった鈴木みのるみたいな、余程面白いキャラかと期待しましたが普通の男子インディー選手ですた。試合後の予告遍がキモみたいで、何でも中国でニセNEOマシンガンズが出ている、後楽園でやっつけてやる、と。
 ・・・いけしゃーしゃーと。あ、いえ。
 [渋谷vs田村]は、例によっての田村様の、うまい飴と鞭プロレスで、まあいい試合ではありましたが、渋谷の頑張りが今一つ期待に届かなかったというか、この世代特有の線の細さが出た気もしました。
 試合後に田村様、「今日のメイン([松尾vs元気])で勝った方と後楽園でタイトルマッチをやる。浜田へのリベンジが出来ないので他の者に託したい。さくら!」、さくら「ヤーだ、ヤだ! あたしはアイスリボンで、浜田さんは伊藤薫道場で、あたしは関係ないじゃないですか。・・・大体、負けたのは田村様じゃないですか」。田村様、(>_<。…エッ、エッ)とウソ泣き。さくら劇場はどこまでイクのかね ^^;)。

 メインの[元気vs松尾]は、今日のNEOで一番期待のカードの反面、ある「ノレなさ」も感じていた。結果から言えば、首の皮一枚で、OK! もう少し松尾君に期待をかけてみよう、と思えた内容だった。
 この試合「だけ」見ればいい! 文句なくいい。決して新技や奇抜な展開に頼る事なく、力の差は歴然とありながらも、元気のパワーを最小源のダメージで受け、1つ1つの技は非力ながらも、とぎれないテンションで攻め込み、最後まで諦めない粘りで、圧勝とは言えなかったが、説得力十分の丸め込め技での勝利だった。「一瞬の隙を突いて」勝ったのではなく、「試合全部に神経を払って」勝ったのだ。これは、現時点の松尾のヘビー級相手への最も説得力のある勝ちパターンだ。
 ただ、それでも課題は残る。なぜ、このカードに「ノレ」なかったのか。それは、今日、土俵際一杯と言えるこのカードで好試合をやっても、それがずっと続かないと意味がないからだ。田村や元気が、「次は頑張ります」とか一々言うだろうか。年中頑張っているから言う必要はないのだ。
 また、渋谷や栗原、市井、総じてルックスのいい若手全般に感じる事だが、スマートな体で軽快な動きが出来るのは見た目にはいい事だが、プロレスのもう一つの柱、力強さが感じられない。この課題はクリア出来るのか。

 入りは150人程。
 JWPの[大木vs KAZUKI]は、特に言う事なし。大木ちゃん、そろそろ新展開が欲しい。試合後、植松がKAZUKIに技の件でクレームを付け、KAZUKI、逆に今度後楽園で組みませんか、等と言い出し、植松輝+WANTED☆ケッテ〜イ?
 [蹴射斗vs勇気]は、ある一点で個人的にはメチャクチャ面白かった。中盤までは普通に、蹴射斗優勢で進んだが、終盤、突如勇気の動きが止り、蹴射斗、通常の試合とは違ったテンションで「どうした、オラ!」と蹴り始めたのだ。勇気、終盤の展開が「抜けた」な、と思った。
 この試合の壊れっぷりは、昔のLLの若手の試合を思い出した。先週の[中島vs希月]の見事な技の応酬、あれこそJWPの若手の試合なら、こういう楽しい壊れ試合こそLLの若手の試合なのだ。そう言えば、勇気と言うのは、デビュー前から既に体が出来ていて頑丈そうで地力はありそうな所とか、少しソルティーな所とか、新人時代の蹴射斗(青野)を彷彿させる。
 木村さんも、JWPにいた頃、三田とこんな試合になった事があるが、勇気は途中完全に崩れながら、最後まで手は出したのは立派だった。

 [米山vs中島]は、個人的には今日のベストマッチ。手が合うのはわかっていたが、予想以上の白熱戦になった。それにしても、最近のアリッサのハズレなしの試合の充実は凄い。
 [<オンリー・ギブアップ6人タッグ>日向・Leon・薮下vs阿部・宮崎・ボリショイ]は、この季節になると定番の、これまたハズレなしの試合だが、3組同時ストレッチプラム(いや、テッシーさんまで!)や、3組連続雪崩式フランケンシュタイナー、6人全員ビクトル投げ→膝十字と楽しい試合だった。サプライズは、途中いきなり、Tシャツの男の子みたいなのが乱入して、誰かと思えば天野! まあ、Oz後楽園の宣伝も兼ねてだけど、これはうれしかった。ヤブちゃんはまあ、おとなしかった。
 [春山・倉垣vs植松輝]は、十分メインをシメるにふさわしい熱戦だったが、個人的には春山の活躍がもう1つの気がしてノレなかった。いや、悪かなかったけど、いい時の春山と比べれば・・・。
 試合後、春山、後楽園で輝とのシングルを要求。

 入りは200人程。NEOも悪くなかったが、50〜60点ならJWPは80〜90点位かなあ。




・「レヂリン」祭に、JWP、NEOの板橋Wヘッダー興行に行ってきました。眠くなるまでNEOの方から逆どりで書きましょう。


 [野崎vs小林華ラ]は、実はハナラが目下のマイブームのあっしには、一番興味深いカードだったりしますが、あっし的には面白かったです。
 前半(つか、ほんの1、2分の序盤)こそ、ロックアップで勝ったり、野崎果敢に攻めてましたが、グラウンドですぐ逆転され、最早なすすべなく涙目で張り手。張り手合戦でらちがあかないと見るや、ハナラ、冷静にクロスボディーから正確なドロップキックで、一気に「押さえ込み」で勝ちました。どこまで計算されていたのかわかりませんが、実力差を考えると当然の内容で、野崎、完敗でしたが、ここまで感情を露に、必死で闘う野崎は初めて見ました。ハナラは人間の味方です! きっと、渚ちゃんに、プロレスは戦い何だよ、と教えに来たのでしょう。♪ハナラーや〜、ハナラ〜
 [勇気vs倉垣]は全然おとなしく、三田さんの試合も特に言う事はなく、後半戦。

 [田村vs佐藤]は2番目に期待のカードでしたが、これまた田村様の「イジメプロレス」のうまさが出ましたねえ。限界まで甘い顔せず、厳しく攻めて、ここぞという所でサトアヤに攻めさせる匙加減が絶妙でした。難を言えば、やはり技が乏しいのかサトアヤの良さより、田村のうまさの方が目に付いてしまいましたが。あっしは、こういう甘くなく若手の良さを引き出す田村や元気が一番好きです。
 メインの[松尾・江本vs元気・宮崎]は、松尾君、最後だけ誤爆から宮崎にマックで3カウント取りましたが、やはりシングルで元気とやって勝てそうにはありません。いや、回転技で3カウントは取れても、誰も松尾の方が強いと思わないだろうなあ、と・・・。江本の方が善戦しそうな気がします。入りは160人程。
 昼のJWPは[大木vs松尾]は順当に基礎技の応酬(つか、流石にこの相手なら松尾強い)で松尾君の勝ち。
 あっし的ハイライトは[希月vsアリッサ]の2冠戦で、この日のベストマッチと言ってもいい、白熱の好試合でしたが、怒られるのを覚悟で言えば、希月を引っぱって白熱のタイトルマッチにした中島の力に感じるものがありました。終盤の凄いスカシ合い、切り返し合戦は唸りましたが、それまで、ほとんどグラウンド、スタンドでアリッサ優勢でしたもん。仮に最後、希月が一瞬の大技や新技で勝ったって、あっしは実質中島の勝ちと見ますね。いや、希月も去年の、キャラだけは立ってるけど、試合は・・・というパターンから、よくここまできたものです。短かかったけど、中島との抗争を通じて得たものが大きかったのではないでしょうか。
 さあ、アリッサ、相手を引っぱって名勝負を作るまでの力も付いた。後は松本ザウルス、勇気ラトプスのパワーを完封する試合が出来たらこの世代では一番になれるのですが・・・。

 [WANTED vs蹴射斗・豊田]は、序盤KAZUKIさんが豊田さんを敬遠したり、急に「ババア!」とか言ったりの一幕はあったが後半はまあ普通に試合。
 後半のハイライトはやはり「オンリー・ギブアップルール(ギブアップのみでしか決着が付かない)」の[Leon vsボリショイ]。某氏をして、誰よりもJWPスタイル! と言わしめたLeon大先生、やってくれます。グラウンド、サブミッションでボリショイと五分にやりあうのは予想出来たが、中盤やポイントでサブミッションにこだわらず、スピアーで攻めたのが興味深かった。別にパワーファイト禁止じゃないんで、若い分馬力でダメージを与えた方が得策だろう。この辺のプロレス頭は流石。
 少しLeon賛歌をすると、地味だが本当にオールラウンドプレイヤー。投げ技も関節技も飛び技もあの難易度の高いノータッチトップローププランチャー(ポンとトップロープに飛び乗りプランチャーをカマす)までやる。それでいて、今の主武器は、原始的な頭から突っ込むだけの、スピアーにしているのが偉い。わかっているのだ。プロレスはテクニックではないと。どんなテクニックより、全力で体ごとぶつかるのが一番説得力があり、人の心を打つと知っているのだ。頭から飛び込む、スピード、勢いだけが勝負だから、ごまかしがきかず、よけられたら自分のダメージの方が大きい。オールラウンドプレイヤーで、いくらでも華麗な技は出来るのに、あえてLeonは1試合に何発でもこの技を出す。

 スピアーで中盤Leonが攻め込んだが、やはり最後はボリショイのテクニックがまさった。しかし、何というか、いつボリショイが怪我したりして選手を引退しても、Leonがいる限り、道場は大丈夫、つまりJWPの試合は大丈夫だ。もっとも、いつも道場でLeonが目を光らせている、新人や練習生に同情するが ^^;)。

 メインの[日向・田村・輝vs春山・米山・倉垣]は、悪い試合ではなかったが、ふくらんだ期待には充たなかった。日向、田村、輝というトリオは豪華だが、「JWPの」輝を最も評価するものとしては、植松がいないので、あの頃の輝に戻ってくれないかなあ、と期待したが、やはりそこまではいかなかった。春山も、この相手だから、突き抜けた絶頂のファイトを期待したが、同じくそこまではいかず。

 入りは160人程。いつもより少し淋しかったが、裏に「息吹」とSUNがあったのを考えれば善戦したと言えるだろう。





・NEOとJWPの板橋Wヘッダー興行に行ってきました。

・まず、[タニーvsチェリー]は、途中まであれでしたが(何だ?)、タニーが雑巾でチェリーさんの美麗メイクを吹きとるという、おそるべき凶悪な反則行為がウケました。
 [野崎vs真琴]さんは、中々凄い、フレッシュな異常プロレスマッチですた ^^;)。
 ツボに来たのは[三田vs中島]。いかにも純正JWP育ち(じゃないけど)的な、軽妙な回転オリジナルムーブのアリッサと、ラリアットプロレスならぬ、「(ブレージング)チョッププロレス」の三田さんとかみあう訳がないんですよ。それが、アリッサの懸命な、やられてもやられても休まず、隙を突いての反撃の波状攻撃で、かみあわなさがむしろ、リアリティーというか、普通にかみ合った軽い試合より、余程会場を盛り上げました。古いJファンならかつて、木村さんが同じく全然かみ合わないながら、滅茶苦茶に三田さんに向かっていった試合を思い出したでしょう。ガッツ、熱気は同じ位でしたが、比較すれば木村さんの方が荒っぽく、アリッサの方がやはり動きがスムーズですね。
 [宮崎vs輝]はまあ普通。

 あっし的メイン、クライマックスはセミの[森居・“丸い闘魂”小林vsさくら・田村]。小林は今年のPOPで一番の収穫と思った、がむしゃらな攻め達磨ファイターで、しかしあれは若手リーグ戦だっただけに、果たして田村、さくらに通用するかなと思ったのですが、イトカオ道場組、やってくれます。2人ともドロップキック、エルボー、クロスボディーといった基本技だけなのですが、よく練習しているらしい迫力だけで、セミにふさわしい熱戦となりました。華ちゃんの方は少しやせてきれいになった気もしますが、ともかく2人とも、今の平均的な若手より体の厚みがあるので迫力満点です。
 メインの[元気・松尾vs春山・勇気]は、正直特に言う事のない普通の展開に終始しました。試合後、松尾君、これからはシングルで行く、と。入りは140人程。


 JWPの方は、まず[大木vs渋谷]は、何しろ持ち技がドロップキックにエルボーに基礎回転技位の大木ちゃんと、テクニシャン肌の渋谷とどうなるのか、と思いましたが、これが意外にかみ合った好試合。何だか、違う団体の選手とは思えない程で、この後のマイクに期待したのですが・・・。試合後、渋谷、無言で退場。
 [中島・紫雷イオvs希月・野崎]は、カードを見た時点での心配がズバリ的中。やはり、アリッサ一人に試合作りの負担がのしかかり、更にこのメンバーではアリッサのいい所も浮き気味と。ヒイキ目過ぎるかなあ、安里紗がテクニックで頭1つ抜けてると思うがなあ。キャラクターの良さで、トータルな魅力では希月もいいですけどね。その希月、例によって希月なりに好調だと思ったら、最後にクロスアームスープレックスで安里紗から3カウント! ベルトを賭けてJWPやアイスリボンでシングルだ、との事。
 [蹴射斗vs元気]はこの2人らしい、パワフルな好勝負。
 [米山vs LEON]は、やはり大熱戦。これまで見たこの2人のシングルではベストの様な気がします。タイムアップドロー。
 メインの[日向・ボリショイ・輝vs春山・阿部・KAZUKI]は、正直カードを見た時は、余った人達の消化試合だなあ、と思いましたが、前の米レオ対決で「出来上がった」会場の熱気で異常にヒートアップ。あっし的に悪くはないけど、いつもやってる事じゃん、と思いましたが、とにかく客の盛り上がりが凄く、何をやっても大受け状態。客にノセられて選手も大ハッスル。途中、仙女から帰ってきた倉ちゃんが乱入する一幕もありました。

 更に試合後、倉垣、今日は休んですいません。ただ、いい報告があります。8月のJWPの後楽園に仙女から6人出てもらう事が決まりました!

 入りは200人程。正直、入りも内容もJWPの勝ちです。あっしは先のNEOの後楽園を高く評価していて、あれ程後楽園で万人を満足させられる団体は(女子では)NEOしかない、と思いましたが、板橋やキネマではJWPも負けていないようで。




 こんばんみ。

 NEOの後楽園に行ってきました。時間がないのでトータルな感想だけザッと言えば、Very Good!! でし。
 個々の試合を見れば、特に凄いという程の事はないし、顔ぶれも多少は豪華でも、普段の板橋でもJWPでも見れなくもないメンバーなのですが、興行のトータルなデザイン、マッチメイクで、非常にバラエティ豊かでカラフルな感じがしました。カードを見た時は、イマイチだな、入りは厳しいぞ、と思いましたが、この辺が机上と現場の感性の違いで、目の前でアイスリボンが、ジャガーさんが、シブクリが、浜田、イトカオが、チーム西遊記 ^^;)が、次々に出てくると、うならせられます。
 今、後楽園をここまで有効に使い、観客を満足させられる女子団体がほかにあるでしょうか。

 入りは・・・席の関係で数えてませんが、まあ北閉鎖でも後は万遍なく入り、700〜800人位ではないでしょうか。とにかく、先の後楽園といい、NEOが後楽園での戦い方をやっとつかんだな、と思える内容でした。



 

「COLORS〜Ruby Believer's〜」12日at新木場

−熱なき古典


[大畠(DDT→セカンドロープからのスイングDDT→フロントスープレックス)○渋谷]

 まず、合格〜く! と言える、キャリアを考えると十分な技の応酬。ただ、大畠ちゃんはもっとやられた方がいい味が出る様な ^^;)。

[前村(ちょっと崩れ気味だったが、クインビーボム一閃!)○豊田]
 前半は例によって豊田に遊ばれるだけの展開だったが、後半は前村、中々の粘りと技を見せる。

[×木村・植松(カウンターのエルボー→顔蹴り)江本・○Hikaru?]
 前振りビデオで目に付いたシーンを2つ。1つは、夏樹との後楽園の試合が少し映ったが、「たいようちゃん☆ボム」を早くも潰してんのね。夏樹が回るより先に、後ろに倒れて逆フェイスクラッシャーの要領。まあ、あれは余り「必殺技」とかいう説得力はなかったが。
 次にHikaruちゃんとの舌戦で、「(Hikaruは)すぐ頭が痛い、足が痛いって・・・」(爆)、「よく泣いて、泣けばすむと思ってる。子供じゃないんだからさあ」(爆爆)。言うなあ ^^;)。

 試合は何というか、久しぶりに見るHikaruちゃん、一層弱さに磨きがかかってたなあ、と言うか ^^;)。そら、ポイントポイントでちょっとはやり返してたけど、やっぱり腑甲斐なく木村、植松にやられるシーンが凄く印象的だったぞ。Hikaruちゃんこそ、ミミ萩原の正当的な継承者である。この輝きと弱さは何かスバラシ過ぎる。
 ねえ、パッと見、知らない人に、この子はルックス、肉体美、実力、今の女子プロ界最高の選手です、と言えば信じそうな程、「見た目」には恵まれてるのに。

 試合全体はウルトラコテコテ。ひたすらベビーがやられて、やっとワンチャンスをものにしての勝利と。全女もコテコテの試合が好きだったが、違うだろ。もちょっと、技の応酬とかあっただろ。平成のヒールプロレスはやっぱ、それなりの白熱の技の応酬の末に、最後にヒールが汚い手で勝って、次につなげるもんだと思うが・・・。最後の顔蹴りもチョコンと当てただけ。

Hikaru「デスマッチでも凶器使っても、レスリングじゃお前らには負けないんだよ!」顔蹴りのどこがレスリングじゃ。

[△日向・春山大先生(シャイニングウィザード→ナナラッカでタイムアップ)△高橋・夏樹☆ようかい大先生]まあ、
 ん〜、まあ盛り上がりましたよ。ただ、思ったよりはおとなしかったなあ、というのが正直な所。ケンカ腰の対抗戦というより、普通に技を出しあった交流戦のいい試合という感じ。シングルはどうしても慎重になるから、ここは6人タッグとかで一人危ない奴を入れれば面白くなるんだが。夏樹に村上和成大先生当りに近い暴れ方を期待したがおとなしく最格下の位置に甘んじてて、この辺チームバランスが良くなかったね。

 一番うれしかったのは春山が高橋に負けなかった事。この試合の絡みだけ見れば、五分に見えた(当然、夏樹は眼中になし。夏樹のいい試合を見たい、という点で[春山vs夏樹]見たいな)。
 高橋も積極的に日向に絡んではいたが、もう1つおとなしかった。終盤は延髄斬り、S.ウィザードに頼り過ぎだったし。後、細かい事を言えば、「ナナエ」コールが起きかけた時、圧倒的な「日向」コールでかき消されたシーンが2度あった。

高橋「戦ってみて、日向選手は凄いレスラーです。30分という時間が邪魔でした」
日向「SUNも中々面白ーじゃないか!・・・今日はアメージング・コングは来てねーのか
(爆)
 あたしはアメージング・コングとケジメを付けてからじゃないと
(高橋戦は)考えられない。ちゃんとケジメを付けたらやってやる! 」
春山「お前ら、中々バリバリだなー
(爆)。次の興行はいつだ?(8月5日)JWPとカブってんだよ!(爆爆)
 今日の試合を見てJWPの方が面白いと思った奴はJWPに来い!」


「後記」
 北のステージは解放されなかったが、後はほぼ満員で210〜220人程。
 JWPとの対抗戦以外にも、久しぶりに見るSUNの試合も楽しみだったが、評判の割にはどうにも古いプロレスの型をただ古くさくなぞっているだけの様で、余り感心しなかった。




「Power up/第6戦」8日atキネマ倶楽部


 時間がないんで、1試合に付いてだけ書きます。

[“Pure Heart防衛少女”中島(ライガーボム→たいようちゃんボム)○夏樹☆ようかい]
 昼夜で1試合だけ上げるならこれですね。他にも昼夜ともメインは熱量、完成度、技術点すべてにおいて良かったですが、アリッサ、気持ちで夏樹に負けてない! この一点でインパクト大でした。
 夏樹の強さは何か。勿論、運動神経、身体能力自体がずばぬけています。それは☆ヘッド時代から顕著でしたが、☆ようかいになってから・・・じゃねえや、☆たいように改名してから、運動能力を全面に出した各種ヘッドバッド攻撃から、腕っ節に覚えのあるヤクザスタイルになり、アティチュード(態度)で試合以前に相手を呑む様になりました。
 改名後の風香、渋谷戦、とても夏樹に勝てるとは思えませんでした。仮に最後だけ回転技で勝てても、試合中の顔と態度が、もうあなたにはとても勝てませんと言っていました。
 安里紗にとって、正直この相手だけは分が悪いと思いましたが、どれ程のバネを見せつけられ、キツい攻撃を受けても、肉体的にダメージを負っても、精神的には全く崩れず、終始「単なる強い相手」として、マイペースを崩さなかったのは驚異的でした。終盤メンドクセー、という感じで、普通格上の相手が格下にやる様な、荒っぽいニー攻撃で攻守を変えたのは、「ディスカバー」で栗原に張り手でダウンを奪ったシーンより地味に衝撃的でした。
 ラストも唐突で、単にフィニッシュ技が出たから終った、という感じでした。夏樹が、安里紗位のキャリアの時に、今の夏樹と試合してもこの位の試合が出来たでしょうか。何だか真剣に中島安里紗という選手はJWPファン以外もマークする必要がありそうです。


 あと、ちょっと書いとけば、[倉垣vs薮下]は、倉垣のパワーとヤブちゃんのサブミッションの絡みが中々いい感じ。
 [大木vs市井]は、グラウンドで市井が終始優位で、まあいい感じだったのですが、最後の彗星(流星)キックが頭部直撃、大木ちゃん、マットの担架で運ばれました。
 レヂゴン復活準備号で顔のみ知られたヘイリーさんは、思ったより大きく、グラビアより中々の美形でダイエットに失敗したモデルさんみたいでした ^^;)。この人も意気込みは十分で、日本のプロレスになれれば、ものになりそうです。メインの[ハルクラvs米・Leon]は30分超の大熱戦。ただ、少し気負い過ぎ、長時間試合=熱戦の図式が先行し、もう少し短くまとめた方が良かった気もします。
 昼の部は180人程。230〜250人程でした。




「Think Hard、Win More」30日at板橋グリーンホー

−vs「息吹」、そして混沌


 試合前に、三田さんの挨拶。怪我は回復に向かっている。後楽園は豊田とのコンビを考えているが、「記念試合」よりは、熱く激しく戦う試合にしたい、との事。

[大木(前蹴り→えびす落し<みちのくドライバー>)○宮崎]
 まあ、ドロップキックと回転技だけの大木ちゃんならこんなもんでしょ、という感じの試合。前半など、流石にやりなれない大型選手相手に戸惑っていた。

[○Ray大先生(トラースキック→ファルコンアロー→ムーンサルトプレス)野崎]
 久々の天然「異常プロレス」フカーツ! はっきり、ここが笑う所です、というお笑いプロレスじゃないけど、あっしはかなり笑えました。この試合で3回以上笑えた人は同士です。こないだの「息吹」のNAOちゃんも、アマレス部分のうまさとプロレス部分のズンドコさのナイアガラの滝の様な落差に笑えましたが、Rayさんも中々凄いです。「息吹」(エスオベーション)を侮ってはいけません。凄い人達が沢山います。

[希月(希月、取った両腕を頭上で回しての逆さ押さえ込みを狙うが、ソラリーナに返される)○植松]
 植松のセンスだと思いますが、これまで見た希月さんのベスト。「楽しい」系の試合ではありますが、高度にテクニカルな試合でもありました。

[輝・×勇気(合体筋肉バスター→ダイビングヘッドバッド)趙雲大先生・○タニー]
 まあ、趙雲さんらしい普通に好試合。試合後、中国でも女子プロは分裂、細分化で群雄割拠、その中の「全中国女子プロレス」略して「全女」のスーパーユニット「西遊記」を後楽園に連れてくる、との事。
 後楽園カード、[“西遊記”vsマシンガンズ・趙雲]ケッテ〜イ!

[松本ザウルス(バックドロップ3発→ラリアット)○元気ラドン]
 ほとんど今日はここからの3試合の為に来た。期待を裏切らぬ大熱戦! 格(キャリア)的にはまだまだ、チャレンジマッチみたいなものなのに、対等の相手として試合した姿勢に感動。

 試合後元気、女子プロは体の大きな選手が芯にならないといけないと、後楽園の第1試合、松本と勇気のシングルにケッテ〜イ!

[○田村(ブレンバスター→アラバマスラム→コブラクラッチは逃げられるがエルボー→後頭部エルボー→TRS→エルボー)江本]
 更に輪をかけた激闘。中盤など、「田村頑張れ!」というノリだった事から察して欲しい。そう言えば、江本と言うのは・・・いや、田村が派手な衣装とか「田村様」キャラとか抜きに、試合だけ見たら関節技と力技でゴリ押しして勝つ、試合的には同じタイプではなかろうか。

 ・・・試合後、江本、田村をにらんで引き上げた後、田村、嫌がるさくらを呼び込み(とっくに逃げたが、希月らに連行される)、後楽園でのタッグ要請(強要)と。
 今日の興行、個人的にはほとんどパーフェクトに近い内容だったが、この一幕はしこりが残った。
 例えば[日向vs田村]の様な名勝負の後で、DJニラでも出てきて「デ〜ストロ〜イ! いい気になるなよ、次の試合で絶対タッグベルトを取ってやる!」とか、スキットをやったらどうだろう。
 お笑いもNEOの重要な部分だと思うが、この熱戦の後でお笑いのスキットをはさんで、大受けしている会場の空気に違和感を感じた。
 NEOのファンは熱戦より、お笑い試合の方が好き何だろうか。真面目試合、お笑い試合、どっちかしか受け付けない偏食家ではなく、出されたものは何でもおいしく食べるだけなのかも知れないが、許容というより、何が出てもへらへら楽しむ、にぎやかな無反応に近いものを感じた。

[栗原(ハイキック→ジャーマン→ドラゴンスープレックス)○松尾]
 悪い試合ではなく、川崎の同カードよりは遥かに良かったが、やはり前の2試合の迫力には及ばなかったと思う。
 松尾君をはさんで、栗原、渋谷を比較すると、自分の見た限りでだが、やや渋谷リードかな。試合数の多さからか、次々に技を繰り出す適応力がいい。
 渋谷や同レベルの選手とは好試合をやっている栗原だが、少しやりなれない相手だととまどいとタフネスの不足を感じた。栗原、本当に団体に所属して経験値を増せば、この位はいきそうなのだが・・・。


「後記」
 入りは140人程。内容的にはほとんど満点。NEO、JWPの安い席3000〜3500円を基準にすれば、今日は7000円位出しても惜しくない内容だった。今の所、あっし的には今年見たプロレス興行でベストかも。

 ただ、興行論とかでしこりは残る。ほとんど、「NEO vs『息吹』」と言えるこのカードでこの入りは少し淋しい。前にも書いたが「息吹」はいいのだ。若手のいい試合を提供する「息吹」に熱心なファンが付き、雑誌が毎回大きく取り上げるのもわかる。
 しかし、冷静に現状を見れば大きく営業に頼った満員伝説、個々の選手の未熟さ(「息吹」以外では急に試合がレベルダウンするのはどういう訳だ?)と、決して手放しで「息吹」を神格化する訳にはいかない。

 都内の興行が減り、また後楽園前だけに絶対にハズセないNEOとしては、今日は内容的には文句なしだったが、やはり「息吹」勢の動員力については「?」マークが付いただろう。今日は後楽園前の大切な予告編であると同時に、「息吹」勢のテストマッチだった様な気もする。
 また、結婚アングルから考えれば、今年のNEOはほとんどさくらネタ1本(趙雲もアイスリボン経由だし)だ。この辺で新展開が見られるかと思ったのだが・・・。

 しかし、動員的に大成功とはいかなくても若手を積極的に起用し、試合面でも対等に迎かえ入れたNEOの姿勢は高く評価する。この「容赦なき攻撃性」だけは捨てないで欲しい。




「息吹 day」24日at 1stRING

−団体化?1


[森居(カウンターのスピア→マッドスプラッシュ)○Leon]
 森居君、ドロップキックとか食った後の立ち上がりがちょっと遅いね。後は可もなし不可もなし。全く何もなし。ドロップキックに回転技だけの、典型的ないわゆるイトカオ道場の普通の新人でした。
 もう、13年組(未来、前村)最強の新人とかそういうのはなしで、全くの新人として見てみよう。

[○日向(きれいなジャーマン1発!)浦井]
 何か意味ありげなカード。浦井も日向も「息吹」に無縁でもないが微妙に遠ざかっている。
 試合は・・・「プリンセスリーグ」で見た浦井の堅実さそのまんまの内容。ドロップキック、回転技等で新人らしい所を見せつつ、「転」は足関節技合戦、中盤から多様したニーに、日向クヌヤロクヌヤロ、と怒る一幕をはさんでフィニッシュと。

 いんだけどね。起承転結ちゃんとあって、この試合を良くない、と言う人はほとんどいないだろうけど、アンケートで「良かった試合」に上げる人も少ない様な・・・。浦井さん、とにかくデビュー時のダメイメージをほぼ完全に払拭したのは偉い。安定感では、「プリンセス・リーグ」で1番かも。どこの団体でもとりあえずは使えるでしょう。しかし、後一歩。「浦井の試合は悪くない」から、「浦井の試合を見たい!」へ。この最後の高いハードルをクリアーして欲しい。

[吉田・○木村(松本、バックドロップを決めるも、一瞬の回転エビ)ד怪獣王国1の器量良し”松本ザウルス・大畠]
 このザウルス、大畠ちゃんコンビはいい! 女子のよくあるパターンかも知れないが、小さな大畠ちゃんがやられて、ザウルスが「大畠ちゃんをいじめる奴は許さんガオー!」と、満を侍して出てくる黄金パターンがいいのだ。
 ある意味、「息吹」らしからぬコテコテプロレスかも知れないが、逆に凄く新鮮だった。大畠ちゃん、「ディスカバー」のvs SUN組戦かそれ以上の奮闘。やられてもやられても動きが止らないのは、やはりよく鍛えている。


 こんばんみ。「息吹」昼夜興行行ってきました。どっちもまず満員。試合も先の後楽園はイマイチでしたが、新木場ではハズシません。

 ただ、今回の試合を見てというか、前回の後楽園の最後の江本のマイクから思っていた事ですが、女子の若手の試合を広くアピール、プレゼンする「ショーケース」、選手にとっては「場、手段」というより、「息吹」の盛り上がりが目的であり、選手にとってはここのトップを取るのが最終目標、と「団体化」している気がしますた。




「Power up/第5戦」24日at板橋グリーンホール

−中継ぎ


[大木アスカ(アスカの連続スクールボーイを抱えてK-クラッシャー)○植松]
 初めて見る改名後の大木ちゃんの試合。入場テーマの「初めてのちゅう」(ハイスタ版)は、アニメのあれかと思ったが、ハイスタVer.は普通に軽快なロケンローでいい。
 試合は、やはり大木ちゃん、ドロップキック一本槍でそろそろ進展が欲しい所。おお、最後に新ムーブ、連続スクールボーイが出た!(ばく) 植松の駆け引き、緩急の付け方のうまさが印象に残った。
 セコンドのKAZUKIとか目立つなあ、手を出すなあと思ったら、やはりタッグ戦に向けてフィニッシュは堂々KAZUKIさんのパクリ。

 余談だが、前の席にいたどう見ても、いわゆるプロレスファンではなさそうな、勿論顔も見覚えのないおいさん達「大木ちゃん、よくやるなー」「テープ片付けが早い。うちもああいう、いいお手伝いさんが欲しいですわ」とか言ってたが、なぜそんなにJWPに詳しい。大木ちゃん何か、一般プロレスファンはもとより、女子プロファンでもJWPゾーン以外の人は知らんぞ。

[○中島・蹴射斗(ボリショイの掌打誤爆→蹴射斗のS.ハイ→QTスペシャル)×希月・ボリショイ]
 オテンバフットスタンプ→ボリショイにも強要→「青春ピラミッド〜!!」と希月さん、相変わらずです ^^;)。
 終盤、安里紗との絡みでようやくシリアスに。前のキネマもそうだったが、シリアスな場面で打ち負けたり技が少し未熟でも立ち向かい前に出る姿勢はいい。蹴射斗組の誤爆、ボリショイ組の誤爆、旋回式プレス、QTスペシャルと五分どころか、全く同じ相似系の様な展開 ^^;)。中島はプロレス1年生の段階は完全に卒業したんだから、もう少し偉そうな展開にしてもいいと思うが。

試合後、中島「春山さん、倉垣さん! 『バリバリ最強No.1』興行で、夏樹とのシングルお願いします!」おおおおおお!
春山「お前、バリバリだなー! わかった、交渉しとくよ」
希月「
(泣き入る)ちょっと待って下さい! 私も『バリバリ』に出たいです。キネマで言おうと思ったんですけど、負けたので言えませんでした。
 負けた渋谷さんとのシングルお願いします!」
春山「わかった。交渉しとくよ」
大木「ちょっと待って! 自分も昔、バリバリでした!」
春山「わかった。カード考えとくよ」

[阿部(超音波からの目突きに一瞬ビビるが、クラッチ技で)○日向]
 グデグデか、阿部ちゃんなりの熱戦か、ベテランの考えた試合か、微妙な試合。
 前半や要所でエルボーの打ち合いが多かったが、やはり阿部ちゃん弱いんだ ^^;)。そんなに試合の流れが止る程やられた訳じゃないけど。ボリショイblogによれば、意外と阿部ちゃんは「攻め」の選手で、日向は「受け」の選手らしい。言われてみれば、阿部ちゃんの方が良く手は出し、日向は受けてやり返す、という攻防だった。
 完全なお笑いでも、それ程シリアスだったり、ハードヒットやテクニカルな試合でもなく、ダメ試合でもなく、ただビミョ〜な試合だったなー ^^;)。前の同カードの方が良く技は出ていて、まともな試合ではあった。


 休憩。特に言う事はなし。怪我したらしい練習生はちゃんと2人とも会場には来ている。
 今日も「レディ・リン」準備号を配っている。折角の復活で1人でも沢山の人に手に取って欲しいので、格闘美でもらったあっしはノー・サンキュー。地方の人でも郵送費自己負担で配布しているので、欲しい方は銅像〜。
 http://blog.livedoor.jp/lgc2007/
[輝(誤爆させまくり→ヨーロピアンクラッチ)○KAZUKI]まあ、努力賞
 やっと、鼻のサポーターが取れた輝。流石にずっと付けていたせいか、美白タイプなのか、顔が白い。半ドレッドだった髪も普通にセミ。優優のビジュアルをなぜ、そんなに詳しく書く ^^;)。
 試合は・・・うーん、輝のシリアスな試合を見たかったが、やはり(タッグ)タイトルマッチの予告編的意味合いが強い、セコンドの阿部ちゃん、KAZUKI介入のややコミカルなものになってしまった。終盤、KAZUKIさんの串刺しニーアタックがモロに輝の顔を直撃したのはヒヤリ。
 フィニッシュ間際のセコンドの介入、誤爆、またそれを読んでのめまぐるしい二転三転しての展開はよーやる、の一言。

植松「お前なー! 人の技を勝手に使う何て、最ッ低! のレスラーだな!」
KAZUKI「昔から使いたかったんです〜♪」
植松「何言ってんだ! 無断で」
KAZUKI「植松さんも・・・」
植松「あたしは、使うぞ、と言って使った! 無断じゃない!
(ばく)
 ・・・はいはいはい、8日のタイトルマッチで、タイトルとヨーロピアンクラッチを賭けよう、ってんだろ! そんな手に・・・
 やってやるよ!」
(輝、おい!)

[×Leon・春山(米-ZOU)倉垣・○米山]


「後記」
 タイムアップ。「息吹」に行ってきます。入りは170〜80人位の8分目位で、まあ満員。




 「Future 07/最終戦」17日at 1stRING

−“暴れシンデレラ”アリッサ、激勝!!

・・・さよならだけが人生だ(定番)


 着いてわかったが、「格闘美」としては今日がラストらしい。7月の残り1試合は、Jd'からのファイナル興行。
 スクリーンに、いきなりバラードで「格闘美LAST!」とか出る。そして、「Future」のビリヤードのOPビデオ。合間にこれまでのビデオの一部も流れ、いよいよ最終回気分。

[空(1本目、ボキ/2本目、リングアウト/3本目、横十字固め)○GAMI]
 1度も見なかったが、「闘牛・空のプロレス教室」シリーズで(過去、大木、紫雷美央が受講)、今回は出来の悪い生徒相手に「補習」。
 出てきたのがGAMIというのは受けた。空が出来の悪い生徒と。

 いきなりスクールボーイを仕掛けるが、ボキに返されてあっさり1本。頼み込んで2本目に入り、コーナー股裂きを仕掛けるが、リングサイドから協力者を探す内になぜか、風香に入れ替わったり、そーゆー事してる間に2本目もあっさりと。

GAMI「誰の付き人やってん?(空「GAMIさんです・・・」)
 こいつはほんまどーしよーもない奴で、洗濯したら濡れたままのコスチュームを出す! 2週間洗ってない服を出す!」

 3本目。格闘美恒例の最初オワライ、ラスト5分マジメ、というパターンかと思ったが、両者同時「あっ! お腹が痛い!」等やり・・・。最後までシマらないのも空らしいというか ^^;)。

[○木村(頭突き→ビッグブーツ)RUM大先生]
 いつぞやの「ヒールやって下さいよぉ」「そんな簡単なもんじゃねえんだよ!」以来、まだ木村さんと小林本部長の遺恨は継続中。
 ビデオに、小林氏が札束を切って交渉しているシーンが映り、誰が出てくるかと思えば、カリビアンRUM大先生! もう、見れないと思ってたので地味にうれしいぞ。

 ・・・しかし、期待の割に体格差が大きかったのか、やはり木村さん強かった。RUM、もう少しテクニックで応戦するかと思ったが。ミニラダーやハロウィーン貯金箱みたいな小道具もあんまり意味なかったね。ただ、延々やられても機を見てすぐに逆転したのは流石。
 試合後は小林本部長と舌戦だが、とりあえずバナナで仲直りして「1、2、3・・・ホーッ!」。
 GAMIといい、今日はこれまでの最終回な訳ね。

[<League Princess 07優勝決定戦>{○松本ザウルス(バックエルボー→バックドロップ)中島}→{ザウルス(アルゼンチンを逃げ、後ろから膝蹴り→外道クラッチ)○浦井}→{○中島(エルボー→キューティースペシャル)ザウルス}→{○中島(ミサイルキック連発→ジャーマン)浦井}]MAX!!
 いや〜、まだ興奮と感動が残ってます。正直、この3人の中では一番新木場・格闘美に縁がない背景や色々な政治的事情(←何それ? (゚д゚)ニョ)から、優勝はないだろうと思っていたので感慨ひとしおです。
 試合は3人の内、誰が優勝してもおかしくない接戦、熱戦でした。それも、パワーの松本、老獪な(ばく)うまさの浦井、ガッツとテクニックのアリッサと、よく個性が出ていて、やはりこのリーグ戦はハズレなしです。


[後記]
 数えてませんが、超満員。北ステージはクローズドでしたが。

 大畠、エスオベーション移籍! 次回、いよいよ最終回。桜花さん、エキシビジョンマッチ!
 札止めが予想されるので、チケットは一刻も早く押さえた方がいいと思います。




「Power up/第4戦」10日atキネマ倶楽部MAX!

−白熱でGO!!

SUN、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


・・・But, When the Sun Goes Down〜♪ なんちて(゚д゚)ニョ?


[○米山(ダイビングボディープレス)大木アスカ]
 ・・・人生に行き詰まって(ばく)遅刻。昼のKAZUKIさん10周年記念興行も欠席。KAZUKIさん、おめでとうございます。大木ちゃん、強くなれよ。
 大木ちゃんのリングネームは大木アスカかぁ。うーん、本名だし本人の希望もあったのかも知れないけど、「大木」姓は、大木金太郎、大木凡人、びびる大木と、男、それもオヤジイメージがある気がする。アスカはまあいいかな。これまた、この名の日本女子プロ史上に残る様な名選手がいるんだけど、大木金太郎さんと合わせて縁起がいいかも。
 ちなみに、あっしが考えたのは、「グロリア」! いきなり横文字だけど違和感はすぐなくなるっしょ。特に意味はないけど、イメージ。美女イメージだけど、ちゃらちゃらしたモデルや女優さんみたいな感じじゃなく、ギリシアや南米、地中海当りの田舎か漁村の、大地に根を張った働く、力強く美しい女性のイメージ。テーマ曲はまんまU2の「グローリア」とか。
 ・・・んなこた、どーでもいーですね、はい。丁度、アスカ大先生の改名第1戦が終った当りで、会場に着きました。下にいこうとしたら、練習生の肩を借りて、アスカさんがよろよろ控室に戻られる所でした。他の人の観戦記を見たら、改名祝いか中々ハードな試合だったそうで。
 階段まで来て客席から見えなくなったら、急に「あ、もういいよ」と、スタスタ歩き出したりして・・・。んな事しないって。

 さっきから鳴っているテーマ曲。入れ替わりに、アリッサ大先生が降りてくる! みんな、階段から安里紗の入場を楽しみに待っているのに、あっしがのこのこ出てきたらぶち壊しなので、下のフロアに降りれない! アリッサ大先生と階段で2人切りだったが、おじさんは怪しい人ではありません。
 勿論、アリッサ、遅刻オヤジ等無視で、入場のタイミングを待って、手首、足首を回し、宙に目をやり、試合に向けて精神統一。「ぁりはぁ〜」とかいう、blogのコムスメ文体からは想像もつかない、真剣な顔。
 遅刻は三文の得! 前にも闘龍門の後楽園で遅れて、丁度C-MAXのトークの直前で、ロビーで打ち合わせをしていた3人を見た事がある。真顔でトークの最後の確認をすると、「ヨッシャ、いくぞ!」と気合いを入れて、客席に飛び出していったが、試合前のアリッサの真剣な顔が見れたのも収穫だった。

[○Leon(パワースラム→Leonストーン)中島]。以下、全試合ので略
 アリッサ、ドロップキック3連打の奇襲から始まったが、簡単にドロップキックで逆襲され、キャトルミューティレーション(ウィングクラッチホールド?)、フェイスクラッシャー連発、バックドロップと、一通りの技は出したが、前半〜中盤はこれ、というインパクトはなかった(blogを見たら、この日また熱を出したそうで)。ストンピング、バックブリーカー、逆エビ、コーナー張り付けドロップキック等で冷静に腰を狙うLeon。毎回快調な安里紗だが、Leonとの実力差は相当なものがあると思っていた。今日は、定番メニューを出すだけでもやむなしか、と思っていたが・・・。

 アリッサ大先生、やってくれます! メモしきれなかったが、また新パターンの入り方をしたマフラーホールド! 一旦、Leonが逃げても逃がさない! Leonもスピアーなど、本格的にエンジンがかかる。
 アリッサ強烈なエルボー連打、カウンターのQTスペシャル! Leonもカウンターのスピアー! ミサイルキック!
 アリッサ、諦めない! ひたすら、取った両腕を何度もグルグル頭上で回して、フェイントをかけての丸め込み! Leon、潰した! アリッサ、更に回って上に!

 ・・・まあ、その辺で安里紗の気力とガソリンも完全に切れて、フィニッシュだったけど、このラストシークエンスは盛り上がった。胸を張って言えます。これが中島安里紗! これがJWPの若手の試合!

 ・・・渋谷の今後はわからないが、栗原もレスラーとしてもっともっと上にいきたければ、JWPでなくても(勿論来て欲しいが)どっかに所属した方がいいと思うがなあ。アドバイスしてくれたり、新しい試みをどこまでも受けてくれて、どんなに頑張ってもまだまだ上のレベルにいて引き上げてくれる先輩はやはり必要だと思うのだ。

[渋谷・○倉垣(カウンターのラリアット1発)春山大先生・×希月]

[豊田・阿部・×KAZUKI(ボリショイ・掌打→輝・エルボー→K-クラッシャー)ボリショイ・○植松・輝]

[<JWP無差別級選手権>○日向(シャイニングハイキックだか、ニーだか乱打)蹴射斗]


「後記」
 入りは8分目〜満員位の1F、170〜80人程。バルコニー席は20〜30人位でしょう。

 例によって時間がありますんが、とにかく全試合大盛り上がりでした。日向さんは蹴射斗からベルトを防衛。

 そして、やってきました、“女子プロのズンドコな夜明け!” “女子プロなんちゃって新世紀!”SUNの、高橋奈苗大先生! 夏樹☆たいよう大先生!
奈苗さん「日向さん、防衛おめでとうございます。素晴しい試合で眠くなりました!」
日向「やってやるよ!
 ・・・中島出てこい! うちのジュニアのチャンピオンだ!
(ばく)
 乱闘の合間にアメージング・コングさんも出てきて大変だ。

 まだ、渋やんが、ハルクラ興行に参戦表明とか、暴言合戦の隙を突いて、春山大先生がひそかにたいようちゃんに「お前、バリバリだなー!(ハルクラ興行に出ない?(^_−)−☆)」と、誘ったり、メチャクチャ面白かったです。


あそこにいる女の子は誰?
どこで道を踏み外して
ストリートを彷徨う様になったんだろう

何て卑劣な男何だろう
あいつに少しでも隙を見せれば
何かを盗まれるよ

日が暮れると豹変するらしい
そして、日が暮れると豹変するらしい
ここら辺では
ここら辺
「WHEN THE SUN GOES DOWN」by ARCTIC MONKEYS




 「Future 07/第7戦」3日at 1stRING まあ閉店セールで

−悲しみこらえてGO!


[○“狂乱のドラミちゃん”小林(ボディスラム→ダイビングボディープレス→フィッシャーマンズスープレックス)大木]・・・まあ、以下3試合まとめて

[△中島(スクールボーイからのマフラーホールドが決まった所で後数十秒・・・タイムアップ!)△大畠]

[○“新木場の大怪獣”松本ザウルス(バックエルボー→バックドロップ一閃!)“戦う派遣の品格”浦井]
中島、浦井、松本ザウルス、共に10点で同立トップ!

[紫雷美央大先生・○風香(エルボー取り、カカト落し→フィッシャーマンズスープレックス)木村・×紫雷イオ大先生]

[中川・×渋谷(リロールジャーマン)Leon・○米山]


「後記」
 ザッと。

 入りは超満とまではいかないが、立っている人を座らせたら満席位で200人程。
 第1試合の[小林vs大木]から素晴しい。本当に基本技と気合いだけでこれだけちゃんとした熱い試合が出来るのだ。ただ、同じ様な技、五分のやり取りならやっぱり体の大きい方が強いんだよねー。
 [中島vs大畠]は、大畠の足中心のサブミッションにアリッサ、意外と苦戦。これで時間を取られて、後半バタバタのままQTスペシャルも出せず、複雑系キャトルミューティレーションや、最後のマフラーホールドも華麗に決まったが、如何せん10分1本勝負という試合時間に逃げられた。
 [ザウルスvs浦井]は、浦井が負傷中のザウルスの足首攻めに集中。あっし的には松本ザウルスは手足が1、2本もげた位で、丁度いい互角の戦いになるのだが。ともかく、最後はバックドロップで快勝。

 後半戦、遂に見たぞ、紫雷美央(姉)。・・・うーん。格闘技系というより、純プロレス系に見えるが ^^;)。それも、やたら打たれ弱い様な ^^;)。イオの方はもう大分プロレスに慣れた気がした。初めて見た時は、側転アタックとかムーンサルトとか得意の体操技以外はガタガタだったが、もう普通のデビュー1、2年のレスラーだ。木村さんと風香の絡みも期待したが、こちらは全然おとなしかったなあ。打撃プロレスは相当バチバチやんないと。
 試合後、小林本部長「木村さん、何負けてんですか・・・やっぱり、ほら、ジーンズにチェーンとか持って派手に・・・」。木村「ふざけんなよ。遊びでやってんじゃないぞ!」と詰め寄り、怒りのままに、負けたイオちゃんまで蹴ったくり・・・。
イオ「・・・痛いです。来週、木村さんとシングルやらせて下さい!」と。
 どうでもいいが、朴訥なマイクといい、やはり紫雷イオの正体はKAZUKIさんだと判明した。

 メインの[中川・渋谷vs米山・Leon]は、4人まずまずの技術を持ってるんで、ノンストップで安心して見られる試合ではあったが、もう1つポイントが欲しい。序盤の渋谷とLeonのルチャ風の絡みは中々。渋谷はどんどんうまくなる。中川は、悪くはなかったが、もう1つ引き付けるものが欲しい。

 「活動停止宣言」。厳密には「活動休止」だそうだが、多少詳しい人に聞いた所、やはりギブアップらしい。会場の1stRINGは、プロレス会場としては黒字なので続けるそう。
 7月の格闘美最終興行は「ジャンヌ・ダルク/Jd'〜JD〜格闘美」と題して、竹石前本部長と小林現本部長の合同プロデュースでJd'からの総集編的なものを見せたいとの事。




「FINAL ANSWER 07」27日at板橋グリーンホー

−手堅くGO!


[○浦井(ニーリフト→ミサイルキック→Wリスト)野崎]
 ささやかな意気込みか(多分団体の)、ビッグマッチでしか着ない淡紫のガウンで入場する野崎。

 握手、手4つから、逆エビ、カマ固めと野崎先制。浦井、ニーからアームドラッグ、サーフストレッチとオーソドックスに返す。野崎、ドロップキック連発、ダイアル固めといくが・・・。
 やはりダメだ。リズムが悪い。野崎、いけ! という「ノリ」が生まれない。
 素人目だが、野崎はイケそうな気がする。ルックスもいいし、体もガリではない。表面的にはお笑いをまぶしていても、根は全女系のNEOが甘く育ててるわけない。根性なしならとっくにやめてるだろう。しかし、まだプロレスのノリがつかめていない。
 これはもう運動神経や体力以前に自転車に乗れない人とか(今時いねーか)、泳げない人、という気がする。普通に生活出来れば、ゆっくりなら泳ぐくらい出来そうだが、泳げない人は、泳ぐ、というノリがつかめない限り泳げない。折角、後楽園でプロレスのノリをつかみかけたのに。
 この後は雪崩式回転エビに、ジャックナイフの様なクラッチ技も出したが、会場をつかむには至らなかった。

[○空(フェイスシッティングにツノ!→スクールボーイ)つぼ原人]

[○輝(ブレンバスターはこらえられるが、エルボー一閃!)勇気]まあ、方か

[△松尾(松尾のジャーマンが決まったが、タイムアップ)△渋谷]

[さくら・×希月(ツームストンのバックドロップ→隕石<横向きのダイビングヘッドバッド>)○タニー・宮崎]

[中島(コンブリートショット→パトリオットバスター)○田村]

[○コング(スピアーにカウンターの裏拳→ラ・マヒストラル)元気]


「後記」
 ほぼ超満員、200人程。シングル6戦(当初は7戦)というボリュームが効いたか、先の後楽園→板橋の成功で追い風が吹き始めたか。

 例によってザッといけば、第1試合の野崎は後楽園は良かったのに、つかみかけたプロレスの「ノリ」がまた逃げてしまった。第2試合は、北海道にレイナ・パンディータを連れていこうかとなり(空はいらね、と)、待って下さいよ、じゃ、この試合で勝ったら、と。だまし討ちや色々やって何とか勝ちました。
 [輝vs勇気]はまだ、輝がサポーターを付けていたが、サポーターがズレてひやひやする場面もはさみつつ、鼻、膝とお互いの弱点攻めもあり、かみあった好試合。
 [渋谷vs松尾]は掘り出し物。渋谷の好敵手である栗原と松尾は余りいい試合にならなかったが、今回はバッチリ。打てば響く気持ちのいい技のラリー合戦だった。ただ、これまでいくら何でも、松尾はこの辺の若手よりはアタマ1つ上、というイメージがあったが、追い付かれたな、という気もした。
 [さくら・希月vsマシンガンズ]は、最初試合する気がなくイヤイヤだったさくらが徐々にノッてきて、中盤から両チームの好連携が見られた。ここの所、希月のファイトには批判的だが、攻めはともかく、今日はよく技を受けた。
 [中島vs田村]は、この試合の為に足を運んだ様なものだが、期待を裏切らない大熱戦。アリッサ、Jの若手は鍛え方が違う、と見せつける様なガッツだった。・・・ただ終盤、アリッサ、もう精魂付き果て、ラストスパート、という当りで、田村様、じゃ、体も暖まってきたんで、そろそろ本気で、という顔してたなあ ^^;)。
 [キアvs元気]はメインにふさわしい大迫力の一戦。いきなり元気が突っかけての場外乱闘から、最後までテンションの落ちぬチョップ、エルボー、ラリアットの大打撃戦。最後の少しつっかえたラ・マヒも、馬場さんがハンセンとの試合でスモールパッケージホールドで勝ったのを思い出した。

 試合後に、田村様。お前のタッグベルトも取って、 三冠王者になりたい、タッグならパートナーはいるのかよ、考えている。
「さくら!」
 無理やり引きずり出され、嫌がるさくら。まだ、引っぱるかあ ^^;)。

 正直言えば、さくらネタは食傷気味何だけど、会場は大受けだったんでこれでいいんでしょう。
 とにかく、北海道に行く前に追い風を逃がさず、NEOは面白い、と都内ファンをつなぎ止めるに足る内容でした。




「Power up/第3戦」19日at板橋グリーンホー

−“見せろ怒涛の三連ショット!”(←何のパクリ?)


 こんばんみ。時間がないんでザッと。

 とにかく、前半の[○さくらvs大木][春山・○希月vs日向・×中島][○蹴射斗vs Leon]の3試合が圧巻!
 [さくらvs大木]は、最近ハズレなしの大木ちゃんが、意地悪くひたすら技を受けてくれないさくらさん相手に大奮闘。大木ちゃんの力とさくらのプロレス頭がスパートした、これだけ大技もいわゆるテクニカルな技の攻防もなく、プロレス頭と基礎技だけで盛り上がった試合も珍しい。

 [春山・希月vs日向・中島]は、アリッサと希月のバチバチ合戦からヒート。終盤は、春山の独壇場。春山大先生のハイグループプロレス(←何語だ?)に、会場中が春やん'sハイに包まれました。
 グイグイ会場のプロレス室温が上がる中、トリの[蹴射斗vs Leon]は完全にマキシマムの痛快打撃プロレス。ECO時代を合わせても青野(あ、蹴射斗か)のin JWPにおけるベストマッチでしょう。流石にLeonと蹴射斗のタフネスは凄い。

 セミの[○輝vs米山]は、試合をこなした輝のプロ意識はほめられてしかるべきだが・・・やはり輝の負傷がいたかった。
 メインの[○KAZUKI・阿部・豊田vsボリショイ・植松・倉垣]は、まあ楽しい系の試合だが、コミカルなテクニックと豊田、倉垣のヘビー級の重さが楽しめた。

 インフォメは、KAZUKIの10周年興行はLSD45(だったかな! )マッチに。また、後楽園の戴冠の感動を味わいたいという事でWANTED☆、タッグベルト返上。
 7月のキネマ。昼はJWP興行として決まっているが、夜はハルクラ(春山、倉垣)プロデュース興行に。んなとこかな。

 入りは南がややあいていたが、まず合格の170人程。実は「ディスカバー・・・」以後のJWPの試合は、個々にはいい試合があっても、トータルではイマイチだったが、今日は前半の3試合等圧倒的に良かった。




「Power up/第2戦」13日atキネマ倶楽部

−改名、若手登用も、もう1歩が・・・


[○阿部(尻餅式フェースクラッシャー→ビクトリーAクラッチ)希月]
 例によって「いくぞぉー!」と元気良く入場する希月さん。阿部ちゃんも、超音波攻撃が得意(?)なもんで、序盤等大声合戦だった。

 ・・・試合は希月にしてはまあ良かった方。共通の持ち技である旋回式ダイビングボディプレス合戦、2段ロープ飛び乗りクロスボディー(阿部ちゃんはエルボーアタックだが)合戦もあった。ここの所、気になっているアソビ杉、元気だけで技ガタガタという面も目立たなかった。
 しかしそれだけ。フォール合戦に手に汗握ったり、何でもいいから勝ってくれ、と試合に引き込まれる場面もなく、ただ、元気なみんなのあおいちゃんが、無事にそつなく試合をしました、というだけの内容だった。

 しかし、希月の人気は凄い。一々顔をチェックしている訳でないが、余りJWPに来ない様な人の声援があちこちから飛んでいる。10人以上は希月が引っぱってきたな。たった10人ぽっち、と思うかも知れないが、100〜200人規模の興行で10人連れてきたら偉い。
 後少し・・・いや、根本的にプロレスを捕え直したら凄いスターになれそうなのだが・・・。

[○KAZUKI・ボリショイ(ボリショイの619→K-クラッシャー)中島・×大木]
 先輩組は普通にカウント3で、若手組はカウント2でフォール勝ちという変則ルール。

 結論から言えば、個人的には今日のベストマッチ。これこそJWPだよ! と言いたくなった。
 力の差はありありだ。キャリアも、「武器」も違い過ぎる。大木等はいまだにドロップキックと各種回転技位しか技がないのだ。
 しかし、これでスリリングな白熱の(まあ、若手組の勝ちはありえないと思ったが)試合になるのである。技術とセンスとガッツがあれば。本当の。

 技がなくとも先輩達の試合は良く見ている。経験から来る多様なスキルはないが、若さゆえのスピードや「地の」運動能力は決してヒケをとっていない。先輩組のムーブを読み尽くし、わずかな隙を突いて、コンマのタイミングでドロップキックや回転技の嵐で攻め続けた。
 中島は試合作りの為、やられ役だったのかも知れないが、前半ちょっとKAZUKIさんのニー攻撃に青息吐息だったなあ。
 大木ちゃんが良かった。タメにタメたドロップキック連弾。基本技だけながら、動きのキレの良さは見るべきものがある。
 ラストは共に、掌打、ドロップキックの同士打ち誤爆をはさみ、大木ちゃんが捕まったが、見応えがあった。

 ・・・先のNEOの[勇気vs元気]が、今日はどれだけ勇気が頑張れるでしょう、という、まさにガマン大会だったが、タフネスか、技術(スピード)か、両団体の流儀を象徴していた。

[倉垣・×渋谷(Wリストアームサルト→アラバマスラム→パトリオットバスター)○田村・栗原]・・・まあ、ーんだけど・・・
 「ディスカバー・・・」追撃戦というか、実現しなかった惜しいカード。
 何人かと話したらまあ好評だった。確かに技は良く出、会場は湧いていた。ただ、個人的には「栗原、渋谷が、倉垣、田村に勝つ気が見えなかった」という一点で、余り評価しない。ボコボコにやられて試合が壊れても、先輩に立ち向かう姿が見たかった。

 その点を除けば、4人そつなくいい所が出た好試合ではあった。1番おいしい所を取ったのは倉垣で、2人アルゼンチンやら、カットをカットに来た栗原を抱えたまま、めんどくせー、と栗原をぶつけてフォールを妨害したり大活躍。田村のエースクラッシャーを受けなかったり、バチバチのシーンでは、次期2冠挑戦? と一瞬期待した。
 渋谷もまあ良かった。あぶなげな(今にもミスったりガタガタになるんじゃないか)所がなくなり、セントーンやDDT、フロントスープレックスを着実に華麗に決める。もう後1歩、規定演技だけでなく、ハッとさせる攻防やタフネスが付いたら、若手の秀才クラスから1つ抜けられるのだが。・・・前半やられてぐったりして、「休むな」と言わんばかりに田村様、少し怒ってたなあ ^^;)。
 栗原さんは悪くはないけど、まあいつも通りでしょうか。渋谷との恒例バチバチ合戦は・・・いつも、シャモのケンカのワンパターンだ、と批判してますが、おお、序盤、エルボーのスカし合い! 大躍進だ!(ばく)


 休憩。順番が前後するが、格闘美筋の小林氏とリーゼントさんもいた。格闘美のチラシは小さなモノクロだが、ワンポイントで風香と渋谷のイラストだけカラーが入っていてオサレ。小林氏のジーンズはしっかり破れていた。流石パンクス!

 インフォメ。ECOこと青野の新リングネームは「蹴射斗(ケイト)」!・・・まあ、太陽ケアもなじんだから、その内慣れるでしょう。
 更に「JWPには米山香織、大木香と2人も『かおり』がいます。2人はいらへんよな」と、大木ちゃんも新リングネーム募集。
 また、倉垣、仙女に参戦と。

 それと、インフォメでは言わなかったけど、2人いた練習生の内、1人が退団(安達祐美似の方残留)。引き替えに、という訳でもないが、マスクウーマンの練習生も加入(やめた子がマスクウーマンになった訳ではない)
[○イーグル様(カウンターのラリアット→投げっ放しパワーボム)春山大先生]
 多分、これでJWPに上がるのは最後になるイーグル様、おばっちとフランソワーズ☆を引き連れ見参。真っ赤なドレス風コス。合わせたのか、色は違うが春山のも(オレンジ色)デザインはほぼ同じ。

 ロックアップ→春山、エルボーで先に手を出すが、イーグル様、体当り4発で軽く先行&ツカミ→キャメルクラッチ
 →春山、ヒジで脱出すると臆せず、ストンピング、踏んづけ→胴締めスリーパー
  →イーグル、ゆっくり春山を背負ったままコーナーへ。ストンピング
 →春山、エルボーでらちがあかないと見るや、珍しいチョップ攻撃→イーグル、エルボー一発で簡単に逆転
 →春山、トラースキックから、フェースクラッシャー! 初の有効打か、イーグルの動きが止る! キャメルクラッチ
  →イーグル、巨体を利してブレイクすると前蹴りから、ボディスラム、踏んづけ→
→春山、エルボーから体当りでようやく一本!→ジャーマンは無理! しかし、ラリアットスカし、トラースキック、やや浅いミサイルキック
 →イーグルも体当りで逆転!→早くも勝負に出たか? ダイビングプレスを逃げると、ドロップキック→場外に落ちても逃臥さず、即エプロンからのミサイルキック
→場外乱闘は椅子2発から壁スローと春山先行したが、イーグル、スローをやり返してリングへ。
 →イーグルのラリアット!→春山、下から裏腕ひしぎ!→
→春山、コーナーに上がった所をイーグルキヤノンボール狙いを逃げ、スパートをかけた! ラリアット! ジャーマン! ダイビングギロチン
 →だが、イーグルも攻めさせてから、再度コーナーに上がった所を捕まえて雪崩式ノド輪! コーナーにフッて体当り! ノド輪!
→春山、最後の抵抗、ラリアットスカして、スクールボーイ!・・・だが
 →イーグル、カウンターのラリアット!→投げっ放しパワーボム→Fin

 序盤でイーグルの動きが止った時は、一瞬春山勝てるか、と思ったが・・・いや、もう何も言うまい。
 JWPでもイーグル様はイーグル様を貫いた。変に優しくなったイーグル様等イーグルではない。試合後に選手を代表してボリショイから花束を受け取り、おそらくJWPで最も信頼出来る後輩の春山相手に、イーグル様のJWPでのラストマッチは終った。

[日向・米山・○Leon(キャプチュードバスター)植松・輝・×蹴射斗大先生]
 改名第1戦という事もあってか、植松輝組、蹴射斗のテーマ曲らしいヘビィロック調の曲で入場。さっそく声援があちこちからかかる。JWPに来ない人は知らないだろうが、案外にECO(蹴射斗)はJWPローカルでは人気がある。

 さて、試合は・・・序盤に日向組が3人で「ウガー!」のLeonポーズ。米Leo組、連携が冴え、日向、輝は余り見せ場がなく・・・まあ、あんまり特筆する様な事はない。蹴射斗のキック技も不振時よりは良く出ていたが、これまた特に凄いという程の事は・・・。
 終盤、遂に出ました、夜叉ロック! これはカットされたが、バイオレットパワーストーン(派手なネーミングだけは覚えているが、実際の技は良く知らない ^^;)は未遂だったかな。
 前回、試合後日向とにらみあっていたので、より派手にやりあって無差別戦線に名乗りを上げるかと思ったが、最後はLeonと一騎討ちになり、キッカー対策の様なキャプチュードバスターで。改名第1戦位は花を持たせるかと思ったので少々意外。

Leon「お前なー! リングネーム変えたからって調子に乗ってんじゃねーよ!」
蹴射斗「悪いけど調子乗ってんねん! ここから上にいく! 次の板橋、お前とのシングルや! あの頃のECOとちゃうで!」
 2人が退場後、

米山「植松、輝負けましたねー。やっぱり、 タッグは米山・Leon・・・」
植松「お前のパートナーのLeonは来週シングルじゃないか!」
 では、こっちもシングルで、という流れになり、
植松「やりません! 絶対シングルではやりません!」
米山「弱虫! 怖いんですか?」
植松「あ〜〜、そんな挑発に乗ると思うか? あー、弱虫で結構です!」
米山「弱虫弱虫・・・」
植松「・・・そこまで言われたらなー、やってやるよ! 来週、[米山香織vs輝優優]決定だ!」


「後記」
 1Fは大体埋っていて、180人位。バルコニーは見ていないが20〜30人だろう。

 さて、トータルな感想はというと・・・微妙・・・つか、悪くもないけど、ぶっちゃけ、これだっ、つーインパクト、ヒキがないねえ。
 「ディスカバー・・・」で初めて(千人には届かなかったけど)、後楽園を満員にさせるのに成功したのに、その後が続いていない。顔ぶれてきには希月、栗原、渋谷と続いてるんだけど・・・。

 中々難しい。某板で一貫して、とにかく若い子を呼べ、このままメンバーが固定化したらLLになってしまう、と言い続けてきたんだけど、冷静に見て「息吹、新木場」系の若い子も力を付けては来たけど、やはりセミ、メインを任せるのはかなりの不安がある。
 また、脱マスク、改名でスポットを浴びた蹴射斗がどこまでやれるのかも微妙だ。今の所、これといった成果は出ていないが、しばし静観。




「最後の勝者」5日at板橋グリーンホー

−ゴールデンウィークのシメもNEOがもらった!


 10分前に会場に着くと、「指定席売切れ」! 前売りが良く売れているという話は聞いたが、うーん・・・。

 リング上には机が置かれ、公開記者会見。謎のおいさんをはさみ、田村と元気。
 北海道ツァーについての件だが、渦中の夕張大会は入場無料のチャリティー興行にするとの事。おいさんはスポンサーで、この人の強力がなければ出来なかった、プロレスを見て元気を出して欲しいと。頑張ってくれ。

[○元気(ビッグブーツ→ラリアット連打)勇気]
 握手、ロックアップから、静かに試合は始まったが・・・。以後、最後まで完全なシゴキ・教育マッチ。一体、「何十回」勇気は、チョップやラリアットで倒されたか。
 一見かわいそうな気もするが、客の前で見せないだけで普通にこういう練習はやっているのだろう。何度倒されても顔を真っ赤にして気迫でぶつかっていく勇気に力強さを感じた。
 多分、これが団体所属の「いい所」なのだ。その場だけの「いい試合」はフリーの選手でも出来るが、徹底的にかわいがってくれる先輩、場があるのはいい事なのだ。

[△三田(両者リングアウト)△イーグル様]
 何の前置きも必然性もなく、唐突に組まれたカードだが・・・。
 三田のパワーボム狙いをイーグル様、ショルダースルーに返し、体当り、逆エビ→三田、カミツキから4の字、腹クロー、ジャーマン(!)→イーグル様、ラリアット、パワーボムと普通に試合は進む。
 場外乱闘。もみあっている内に、カウント20! 両者リングアウト!

イーグル「延長戦やらせろ!」延長コール。
甲タン「ちょっと待った! プロレスには20秒以上場外にいたら、リングアウトという厳正なルールがあるんです!」甲タンの強い口調に渋々引き下がる両者。

[△タニー・宮崎(両者リングアウト)春山大先生・△米山]
 これまた、なぜここで急に組まれるのか意味不明なカード。特に言う事はないが・・・ああ、ゆきちよのバストクロー攻撃に、米山、胸を張って「来い! もっと来い!」。恥ずかし固めも積極的に・・・。
 ・・・歳がバレるが、「噂のチャンネル」のマギー・ミネンコの「チチ、もめー!」というギャグを思い出したな。

 何ちゃらあって、またも場外戦に。何かにおったら、やはりカウント20!
宮崎「もっとやらせろよ!」
甲タン「選手の熱意を認めます!
(ばく)
控室から出て来た三田「おい!」

[○イーグル様・春山・米山(パロスペシャルを潰して)三田・宮崎・×タニー]この展開
 で、イーグル様も出て来て、6人タッグと。こういう遊び心というか、試合を好きにいじれるのはプロレスのいい所だよねえ。

 NEO選手を代表して、三田から引退するイーグル様に花束贈呈。

[野崎・○希月(Wリストアームサルト)さくら・×みなみ飛香大先生]ほのかに
 希月とか石井美紀とか真琴とかは、まだ甘い! 隊長! 遂に私は我闘-リボン系の最深部、人外魔境、決して軽々しく人に見せたり語ってはいけないゾーン、即ち小学生レスラーを目撃する訳であります。その名はみなみ飛香。いや、中学生ですが、3月までランドセルしょっていた現役女子小学生であります。

 ・・・細い。上背はまあまあというか、むしろ大きい方でさくらよりあるんじゃないかなあ。それだけに一層、枯れ枝の様な腕の細さが目立ちます。やはり、こういう子にエルボー合戦とかやらせるのは犯罪でしょう。

「青コーナー、希月あおい17才! 野崎渚17才! 赤コーナー、みなみ飛香12才! さくらえみ・・・“永遠の”17才! ^^;)
 試合は・・・見事な位、戦いの「た」の字もない、クロスボディ連弾とか軽い技の乱発でした。
 うーん、これはこれでいいんじゃないかなあ、と。アイスリボンは「プロレス」とは言ってなくて「アクションチーム」と言ってるんだよね。サッカーに対するフットサル・・・いやいや、リボンのノーリングプロレスを三角ベースの野球に例えてた人が入るけど、剣道でも風船みたいな空気の入ったプラスチックの竹刀でやる手軽に出来るものがあるし・・・。そうゆう、普及版プロレスとしていいんじゃないだろうか。まあ、余り金を出して見ようとは思わないけど。

 後、いつも、もーダメだー、という顔で戦っている渚ちゃんが楽しそうでした。


 休憩。特に言う事はないけど、イーグル様の付き人はおばっちとフランソワーズ☆さん。フランさん、新しいプロレスファンには余り知られてないみたいで、「あのきれいな人誰?」と聞かれた。
[松尾(みちのくドライバー)○日向]
 さーあ、楽しいアイスリボンの「アクションプロレス」から一転して、中々しんどい試合になりました。
 もう、結論から言おう。松尾君、特に見苦しいミスとかもなかったけど、折角セミでJWPの大将との試合が組まれたのに、まるで無策。有効打の一つもなく、ほぼ完敗。

 ・・・うーん、あっしの考えるNEOの問題の1つに、松尾君の伸び悩みがあるんだよね。どうしようもないプロレス劣等生なら、とっくに投げてるけど、スラリとしたスタイルからの華のある動きは捨て難い。
 去年のアメコン、田村、元気との死闘から1年。タッグベルトを巻いたりもしたけど、内容的にはずっと低迷している気がする。

[<NWA認定女子パシフィック&NEO認定シングル選手権>○田村(腕固め)ベネッサ大先生]
 ・・・寝ますた(ばく)。だって、ゴールデンウィーク連戦で疲れてたんだもーん。ベネッサさんは期待の大型パワーファイターだけど、やっぱり現時点ではそれ程濃厚なシングルは出来ないだろうという気がしたんだもーん。寝たつーても、ラスト見逃した位で、頑張って起きて見てた限りではそんな感じ。


「後記」
田村「ベネッサ! お前との試合は今日で終りじゃないぞ。必ず、また日本に帰ってこい!

 ・・・本日は御来場ありがとうございました。色々な団体がありますが、NEOが最後の勝者になれる様、頑張ります。GW、最後までおこし下さいましてありがとうございました」


 入りは200人超は確実。
 後楽園を隔月でやったり、川崎体育館だのアイスリボンだのNEOは一見華やかな話題で包まれているが、板橋、キネマは着実に客は減っていた(ガチばく)。言わせてもらえば、試合が良くないんだから当然だ。選手が手抜きしたりレベルが下がった訳ではないが、カード、その他手詰まり感を感じていた。動員低下は、カード次第で見に行くかどうか決める浮動層のジャッジだと思う。
 しかし、「息吹」や仙女を除けば一番華やかな話題に包まれている団体な事は確かで、この華やかな話題性だけでどんどん板橋や試合は寒くなっていくのかなと思っていた。
 しかし、甲タンは考えていた訳で、この入りはGW特需という事もあるが、後楽園からのヒキなど狙っていたのだろう。内容も、この興行規模ではよく考えられたものだったと思う。

 GW、「最後の勝者」はNEOだった。




「息吹」5日at後楽園ホール おまけして

−告、

 それでも、「息吹」は成功させねばならない!!


 10分程遅れて入ると、リング上に選手がいるのは当然、南のこっちには木村さんがいるどー。選手が半分に別れて、半分はリング、半分は南通路に並んでるのね。
 誰が何言ったは忘れたが、まずまずの入りで何と北側も解放されている!(ガラガラだったが、記者、関係者だけ?)

[○市井(ロー、ハイキック→ミサイルキック)大畠]
 「大畠のいい所等出させません。潰します!」、記者会見のこの言葉そのまんま。蹴りとエルボー、張り手、逆エビ、キャメルなどシンプルな技で、力の差を見せつけ、圧勝だった。本当にやるかあ!
 ・・・まーあ、体格差、キャリアの差、本気でやればこうなるだろうなあとは思うが。
 まあ、これはこれでいい。ただ、この位の覇気で上の木村とかにも向かってくれよお。

 明らかに市井はカード、相手に不満だった。試合後も大畠を蹴りたくる市井を、新木場仲間で介抱する松本ザウルスがにらむ! やれ! やれ!

[Leon・×勇気(輝のエルボー→ノド輪落し)輝・○エスイ大先生]
 早くも1stクライマックス! 遂に“リアル・ミス・モンゴル”エスイさんが、神秘のベールを脱ぎます!
 それ風のテーマ、民族衣装で登場し、コールされると・・・いきなり四股を踏みます!(ばく)
 何か大変な勘違いをしているんじゃないかという気もしますが、勇気さんも対抗してか正拳突きです。出ました! エスイさん、上手投げ! やってくれます。最早、初期FMWのキム・ヒュン・ハンとか、趙雲子龍の世界です。
 まだ、ツッパリとか仕舞いにはモンゴリアンチョップまでやりますからねー。もう、試合とか他の3人はこの際どうでもいいでしょう。
 うーん、アマレスはおろか、ユニオンプロレスや国際プロレスのノリまで取り込む「息吹」凄いッ!・・・ズン・ズン・ズンドコ〜♪

 ・・・いや、このエスイさん、大きいし、美人だし、地元モンゴルでのスポーツキャリアも相当なものだ。いい素材だから、ヨシダマさん頼んますよ。今日は御披露目という事で見なかった事にしよう。うん、そうしよう♪

[成国・○さくら(シュークリーム<足決めカナディアンバックブリーカー>)NAO・×希月]ま、
 例によってゴールドキッズ(子供のアマレスチーム)のダンスで入場する成国さん。しかし、この曲、J-ポップ風何だけど、「♪〜自分に勝たなきゃ勝てません〜、自分に負けたら負けですよ〜」って、説教臭いんだよねー ^^;)。

 ともかく、アイス-ゴールドキッズの若者組vs各々の師匠チームのユニークな1戦。
 まずは、希月vs成国。話にならん!(ばく) すべてタックルは切られ、軽く投げられる。ま、当然。
 次いで、NAO vsさくら。これは逆に、サクッとタックルで入られ、軽く“ガチ”エアプレンスピンで投げられる。よろよろと成国にタッチ。希月も入って串刺しドロップキック2連弾、同時カンパーナとプロレスノリに。NAOとの成国の一騎討ちは成国、軽くサクッとタックルで入り、丸めて実力差を見せた。
 さくらに代わり、プロレスでは軽くボディスラム、チョップとプロレスの力を見せる。
 この後は「青春ピラミッド〜」とか、特筆する事もなくまあ普通にプロレスしていた。
 しかし、アマレスとプロレスが程よくミックスされた、楽しい試合ではあったが、希月だけは「息吹」でも「楽しいプロレス」ばっかりだなー。NAOちゃんはドロップキックもいいし、本気でプロレスをやってもいい素材何だがなー。


 休憩。まずまず良く入っている。リングではゴールドキッズによる、アマレス教室。
 コアな女子プロファンも多いだろうが、アマレスや選手、スポンサーの関係者など、非(「反」でない)プロレスファンも多そう。先のNEO後楽園は板橋には来なくてもプロレスは見ている、という普通のプロレスファンが多かったのと対象的。派手な技やプロレスファンは見慣れた打撃技にも素直に反応し、ムードはいい。

 リングではスポンサーの「ホッピー」から、着ぐるみのホッピー君とかが上がって、ホッピーの作り方の実演などする。試合後には、何と観客全員にホッピープレゼント! 太っ腹! それはそうと、前のスポンサーの「サントリー」はどうした!(ばく)
 また、インフォメでは、6月の「息吹」は昼夜興行になる、との事。JWPとぶつかんないでね。
[<エニィウェアマッチ>チェリー・○栗原(ラリアットスカし、裏投げ2発)×Ray・中川]
「一番後ろの席のお客さんまで意識して試合して欲しい。そんな願いを込めて会場全体を使うエニィウェアルールを採用しました!」
 と、水原リングアナによる前口上だが、あんまり深い考えはなく、後楽園向きに1つ位派手な変則マッチにしたんだと思う。
 話が前後するが、試合後、Jヲタの知り合いのまた知り合いの人が「今日の『息吹』は最低だ!」とか憤慨しておられて、特にこの試合の評判が悪かった。
 うーん、あっし的には可もなし不可もなし、かなあ。普通にリングで試合して、普通に延々場外乱闘して、特にポイントもなく終っちゃったねー。まー、こーゆーエクストリームマッチは男子インディーの得意技で、これでもか、という位、開発されてるからねー。それに比べたら普通過ぎたね。まあ、あっし的には、この辺の子達は、そろそろプロレスにも慣れてきて安心して見られる様にはなったけど、まだ何かあったらガタガタに崩れるかも、という一抹の不安があって、変則ルールを無事にこなしただけでも評価するけど。
 エスオベに移籍して心機一転の中川は悪くもないけど特にこれといったポイントもなし。同じく移籍組のRayは、特におかしな所もなかったけど、まだ足が本調子でないのか、これまたノーポイント。ねー、ここで何か驚かせる様な事をやりそうなのはRayっしょ。

[×吉田・里村(里村のハイキック誤爆→アルゼンチンバックブリーカー→ストマックブロー→渋谷、セントーン→バックドロップ)渋谷・○松本ザウルス]
 昨年の夏、里村、渋谷、吉田が入ったタッグは盛り上がった。ここに“秘蔵っ子”松本ザウルスが入り、興味深いカード。試合前、松本ザウルスになぜか、ボクシングの竹原さんが花束贈呈。どういう関係?

 まずはザウルス「吉田、出てこいガオー!」。さっそく、ドロップキックをスカされて、蹴りで押されたりして。
 しかし、すぐさまクロスボディー(こいつの場合、ゴジラアタックとか名付けたいな)を出す当りのセンスは流石。
 里村大先生登場。ヘッドロックやエルボー、キックでおす。この「息吹」怪獣の技を下手に受けるとまずいと思ったのか。体当りにも即、エルボースマッシュ、側転蹴り→ザウルスもコーナーで捕まえ、デッドリードライブ、体当り! アルゼンチンは逃げられたが、バックエルボー! 書いてても盛り上がるなー。
 シブに代わって、ミサイルキック、セントーンと畳み込むが、里村さんも各種キック、ミサイルキックで倒されても、スクッ、と起きる。シブに対しては、今日は松本ザウルスの方が面白いから、付き合いが悪かったのか、力を認めたから甘く相手しなかったのかわからない。
 ヨシダマさんはやはり、ビッグブーツから関節技。里村と蜘蛛絡めと何かのサブミッション(ドラゴンスリーパーだったかな)の共演も。渋谷、ビッグブーツをやり返し、松本へ。
 松本、体当りで攻め込むがアルゼンチンはスリーパーに切り返され、ペティグリーを食らう。
 そして、衝撃のフィニッシュ、里村のハイキック誤爆から・・・。

 この松本ザウルスの大金星には驚いた。デビュー8カ月! いかに、完成度の高い「脅威の新人」とは言え・・・。
 全くの偶然だが、昨日NEOの休憩中に松本の話になり、某氏曰く「松本は団体のバックアップがないからageてもらえなくてかわいそうだよな」。自分は、松本は素材が恵まれ過ぎてるからこの位のハンデがあっていいんだよ、ほっといてもこれだけの選手なら誰かがageてくれるだろう、という意見だったが・・・。
 とにかく少々の番狂わせには驚かないあっしだが、これには驚いた。まだ、この大金星が松本や同世代、「息吹」世代、そしてエスオベーションにどういう影響を与えるのかわからないが、とにかく今日一番のサプライズではあった。

[木村(ラリアット→頭突き→浴びせ蹴り)○江本]
 アフリカの花嫁衣装みたいなコスチュームで入場する木村さん。勝つかな、とチラッと思ったが・・・。

 ・・・28分59秒、30分近い熱戦ではあった。だが、はっきり言おう。この2人、30分近い長丁場をもたせる力はまだなかった。前にやったシングルの時もそう感じたが、やはりあの時から2人の時計の針は余り進んでいない気がした。

 エルボー合戦、サブミッション合戦、場外乱闘・・・やれるだけの事はやった。この2人、他の「息吹」勢よりは頭1つ、力は抜きんでていると思う。
 しかし、どこがどうとは言えないが、長丁場の為の長丁場みたいで、退屈で眠くなった。タッグマッチや10分前後の試合では圧倒的な強さ、シャープさを見せてワクワクさせてくれるのに。どのシーンでも力は入っていたし、ハッとするムーブもあった。それでも、「29分59秒」という試合時間に負けたとしか言い様がない。プロレスは深くて難しいねえ、としか言えない。

 ふと思ったが、両者とも「フリー」なのとも関係があるかも知れない。それなりに、ベテランのうまい試合も見ているだろうが、がむしゃらに1つ1つの技、10分未満の短い試合に全力投球する新人時代は終え、同世代では相手がいない位の実力は付いた。しかし、今や、この上の「お手本」がない!
 ・・・考え過ぎかも知れないが、タッグや10分前後で濃密で充実した試合をする「息吹」の今の1つの壁を感じた。


「後記」
江本「ありがとうございました。この後楽園のメインで木村とシングルが出来て良かったです。
 でも、これで終りじゃありません。これからの『息吹』を自分が面白くしていきます!
 また後楽園で・・・いや、もっと大きい会場で試合していきたいです!

 私が息吹最強だ! JWP! NEO! 格闘美! Ozアカデミー! LL! 仙女! 逃げるな! 私の挑戦を受けろ!」
 とか、言えば面白いのになあ、と思た(最後の1節はウソ ^^;)。

 良く入った。900人位。注目、好感度No.1の「息吹」だから、最悪でも6、7割は確実、MAXで札止め寸前の超満員位いかないかなー、とまで期待していた。

 試合は「『息吹』史上、最低!」とまでは言わないが、まあ、あんまし良くない方かなー。ただ、これは小会場で好調な団体が大会場に進出すると必ず3割位、パワーダウンする様ないつもの事。この危なっかしいメンバーで特にズンドコ試合もなく、とりあえず、普通に試合しただけでもヨシとしよう。
 「『息吹』最高! 『息吹』さえあれば女子プロは大丈夫だね」とか言ってる奴はバカである。
 確かに「息吹」は面白く、毎回盛り上がっているが、「息吹」だけが盛り上がっているのをおかしいとは思わないのだろうか。
 例えば、昔「スター誕生」というプロの歌手を目指す人のオーディション番組があったが、この番組だけは高視聴率をとって大人気なのに、ここを出た歌手は余り売れないといういびつな状況。それに近いのだ。強いて言えば、木村が女子フリーでは一番の売れっ子になったが大ブレイクと言うまでには至っていない。他の選手も同様で、「息吹」は盛況でも、ここでいい試合をしている選手が他の団体でも大活躍という事もない。
 これは「息吹」を批判しているのではない。一つにはレギュラー参戦している若手が未熟な為(大体、芸のない新人ががむしゃらに必死に戦うのは当り前で、それを凄い凄いというのが既に悲しい事なのだ)。
 もう1つは「息吹」というソフトは奮闘していても、女子プロという大海の中で「息吹」というソフトを使いこなすシステムがまだ健全に機能していないのだ。

 また、ここにきてRay、エスイ、中川と続々と所属選手が増えたエスオベーションとの関係も微妙だ。最早、団体としての旗揚げも秒読みの感があるが、その時「息吹」との関係は?

 しかし、それでも「息吹」は成功させなければならない。
 昔は良かった、という女子プロにピリオドを打つファンだけではなく、我々はまだ新しい選手による、フレッシュな女子プロレスが見たい! と示させねばならないのだ。




・4日は昼は格闘美、夜はJWPに行きました。時間がないので例によってザクザクと。

・格闘美、「リーグプリンセス」は、小林奮闘するも浦井、冷静にさばいて○。これで浦井さん、3戦全勝。王手に一番乗り! 続く、早くも実質優勝戦とも言える[松本vs勇気]は、互角のぶつかりあいながら、新フィニッシュのSTSを先に決めた勇気○。
 良かったのはメインの[豊田・栗原vs夏樹・渋谷]。豊田さんが若者に囲まれてノリノリ。夏樹ちゃんも相変わらず不気味な強さで(何か、TVや漫画に出てくる元ボクサーとか空手家崩れの、ガムニチャニチャかみながら、素人をいたぶるやたら強いヤクザみたいだったなあ ^^;)、そこに息吹世代の渋谷、栗原が良く食いついた好試合でした。「液状化」現象とやらで、もうJDも全女もGAEAもないのですが、それでも、豊田、夏樹という新旧のヒッジョ〜にゼンジョした人達と、一見水と油の様な格闘美周辺の娘が、普通に融合し盛り上がったのは感慨深いものがありました。パーラメントの曲に(ファンカデリックだったかな? ^^;)、「ワン・ネーション・アンダー・ザ・グルーブ」という曲があって、「このグルーブ(ノリ)の元に、人類は一つなのさ」という意味ですが、まさに「ワン・ネーション・アンダー・ザ・レッスル!」です。
 ・・・色々な価値観がありますが、深く考えず、その場の面白さ、盛り上がりだけで言えば夜のJWPより良かったです。

 あ、風香さんの復帰が18日と決まりました。

・JWPは、はっきり言って先の「ディスカバー」とはまるでキレた、地ッ味〜なカードでしたが、流石の営業力でまずまずの入り。
 まず、マスクを脱いだ青野敬子の新・リングネーム募集と。次のキネマで発表かな。

 [中島vs松尾]は、アリッサの足が何とか生き返り(3日のNEOでは朝から歩けなかった)、まずまずの好試合になりました。ベネッサの使い方は、タッグという事もありましたが昼の格闘美よりはやや良かったかな、と。
 あっし的白眉はセミの[Leon vs元気]。これは十分過ぎる程の技能を持ったプロが、テクニックをかなぐり捨ててのストレートな肉弾戦でした。考え過ぎかも知れませんが、「団体」という事を考えました。しゃにむに何度も何度も頭からスピアーで突っ込むLeonとそれを受ける元気を見ていたら、この2人が仮にフリーだとして「ギャラをはずむから1つ激しい試合をやってくれ」と言われても、ここまではしない気がしました。Leonは勿論、ぬるめのラインナップでのこのカードの意味がよくわかっていて、元気も人の団体とは言え、セミの大切さがわかっているからこそ、ここまでやったのではないでしょうか。これは「格闘美」では出来ない試合と言う感じがしました。




「MAY HISTORY 07」3日at後楽園

−優良後楽園団体!


 時間がないのでザッと感想を言えば、これを見ないのは一生の損、とまでは言いませんが、まずまず上々の出来。蛍光灯デスマッチがない! とか、余程変な期待でもしない限り、行った人はまず満足して楽しめたのではないでしょうか。

 第1試合でアリッサの不調が響いたのか、J組がほぼいいとこなし、NEO組だけが好調だったのは残念でした。前半戦のキモはやはり串田アキラさんの熱唱でしょう。プロだから当り前といえばそうなのですが、歌うまいし、大迫力でした。
 セミは飛ばして(ばく ^^;)、メインは当然田村、さくらのプロレススキルもあるのですが、ネットや前哨戦も最大限に利用した、試合だけではない、まさに「トータルプロデュース」の勝利でしょう。何の予告編もなく、ポンとこの試合が組まれたらたいして盛り上がらなかったでしょう。

 入りは600〜800人? 無茶苦茶な幅ですが、まあこの前の「ディスカバー・・・」位でしょうか。北閉鎖ですが、リングサイド回りは満員、南も8分目位は入ってました。
 ・・・実はここの所の板橋やキネマの余りにも内輪受けのひどいNEOには少々批判的でしたが、まあ、大場所でこの位、広く楽しませる興行が出来たらOKでしょう。




「超★女子プロレス主義」29日at横浜赤レンガ

−まあ、・・・「週プロ」主催のあれなわけだが・・・


[○希月(セントーン→ダイビングセントーン→Wリストアームサルト)野崎]
 珍しく20分も前に着くとロビーは、ぎっしりでもガラガラでもなく、ぼちぼちで入りはどうかなと思ったが、まずまず埋っている。リングアナは石田さん。最近千春見ないなあ。

 例によって元気良く入場する希月。新コスは白基調に緑が入ったビニールのジャケットみたいな奴。前のカジュアル杉(シャツ2枚重ねただけ)の、ほとんど練習着の様なのも良かったが、今度のも爽やかでいい。ただ、素材は違うが、SUN入り前の夏樹のにも似てる。夏樹も我闘時代はほとんど私服の練習着みたいな奴だったんだよね。リボン系はさくらが認めるまで私服で、多少認められたらコス作ってもらえんだろうか。野崎は、ビッグマッチ用か、川崎でも着たフワッとした紫の軽いガウンの様なのをオーバーコスに入場(試合はいつもの水着)。

 と、コス話を書いたが、試合は・・・中々コールドなものでした(ばく)。まず、野崎が元気がない。元気だけの選手もあれだけど、人前に出る仕事何だから、まず尋常ではないテンションが必要何じゃないだろうか。希月が「元気だけ」の見本みたいな選手だから、足して丁度いい感じという計算だったのかも知れないが、水と油の不調和が一層際立った様な。技自体はそんなにまずくはなかったが、何よりも覇気のなさは見る側のテンションを下げてくれる。
 希月もやはり声と技は良く出るが、レスリング自体は、基本的な攻守が甘い気がする。きっと強い選手にあの大声でガンガン向かっていけば盛り上がるだろうが、今日の野崎の様に消極的でオドオド来る相手の前では、凡庸さと応用の利かないまずさが目だった。
 かくして、ムダに元気な子と、これでいいんでしか、という永遠の若葉マークレスラーの超ちぐはぐ対決は、前菜のよく冷えたスープの様に会場をすっかり鎮静化させたのでした。

[○松尾(ミサイルキック2発→フロッグスプラッシュ<単なるダイビングボディープレスとどこが違うニョ(゚Д゚)?>)大畠]
 エルボー、ドロップキックで果敢に攻め込む大畠。また、松尾君、格上を決めておっとり刀でくるかね、と思ったが、何をこしゃくな、と言わんばかりにドロップキック、逆エビでビシビシやり返す。この両者の勢いだけで何とか前の試合の寒さは消した。
 松尾君の、川崎でのvs栗原戦は良くなかった。元気が売りの栗原に悠長なグラウンドレスリングで対応し、栗原の良さを消してしまった。今回は、地味にアグレッシブな強い松尾君を見せたが・・・大畠ちゃんに強い松尾君というのも ^^;)。じゃあ、どうしろってのよ! と言われそうだが、そこがプロレスの奥深さ。ここが、勝てばいいシュートと違ってプロレス頭が問われるのだ。

 さて、「ディスカバー・・・」で中々のガッツを見せた大畠ちゃんだが、あれに比べると今回はタフネスの不足、回復の遅さを感じた。やられるのはまあしゃーないが、反撃の時にもっと元気良く大きく技を決めたら印象は大部違うと思う。ただ、終盤の低空ドロップの連打の勢い何か見ると完全に参った訳ではないと思うので、今1歩の精進を、という所か。

[三田・×真琴(空のモーモーアタック→ダイビングヘッドバッド)○タニー・空]
 真琴さんに尽きた! もう、その一言。空もタニーも三田さえも、真琴のズンドコパワー(パワーか?)に跡形もなく食われ切った。
 特に何をしたというのでもない。例によってモタモタ、おどおどして、クローズライン(タッグパートナーとお手手つないだ線を相手にぶつける)で仕掛けた自分が吹っ飛んだり、空の角攻撃に真剣にダッシュで逃げ出したり、リボン系を良く見ている人なら、いつもの見慣れた風景だったかも知れないが、手慣れたプロレス職人3人の中での強烈な違和感は完全にリミットを振り切っていた。・・・それでも、実はちゃんとプロレスの試合になっていたのが凄い。

 去年NEOの後楽園で初めて見た時、1発屋だなー、面白いけどもういいや、と見切った自分の不明を恥じる。ストーカー市川、DJ.ニラ、POP以前の風香・・・弱キャラもこれまで何人もいたが、この人が最強(?)の様な気がする。あ、1回しか見てないけどかつての桜花さんも・・・。ま、いーや。
 とにかく、プロレスでカラッと笑いたい人には今、一番お勧め。終盤にはなぜか唐突に側転まで披露。推奨!

三田「真琴! あんた、メカマミーのパートナー、誰だか知ってんの? 豊田真奈美だよ!
 ・・・怖い?」
真琴「・・・少し」
三田「メカだと思いなよ」

[宮崎・×元気(ベネッサの肩に乗っての木村のファンタスティックフリップ→ジャーマン→パワーボム)木村・○ベネッサ・ザ・マウンテン大先生]
 焦点はベネッサの仕上がり具合だけでしょう。合格ーク! つか、去年見た時も十分合格点以上だったけど、一層凄くなって帰ってきたというか。入場テーマはやはりへビィロック。
 元気のチョップ、ラリアットがまるで利かず、体当りで勝てるもんなあ。キア(アメコン)と比較すると、体つきはキアよりはスリム。ただ、キアは男子レスラーとしても、十分ヘビー級で通用しそうだったが、この人は普通にがっちりした男子のマッチョレスラーみたい。
 現時点ではキアの方が完成度、満足度は高いだろうが、それは多分、プロレス慣れ、日本慣れしてる為だろう。来日したばかりの頃のキアの試合も見た事があるが、それよりは余程ベネッサの方がいい。
 また、キアは目や歯をムいての「顔芸」が達者だったが、ベネッサはトレント・レズナーの様なクールな怪物パワーファイターという感じ。とにかく、元気にパワー負けしないナチュラルパワーは魅力的だ。特に新技は出なかったが、例によってコーナーにスローして座り込んだ相手に、一回転して背中からぶつかる荒技も披露。余りこの手の技を増やし過ぎると存在が「軽く」なるが、もう後1つか2つ。それと体格の割に身軽なら、コンプリートショットの様な気のきいたカウンター技も少し欲しい。パワーボムとジャーマンは前にやってたかなあ。

 さて、パートナーが怪物なら、木村さんが普通のヒールにならざるをえない訳だが・・・。やはり、シングルで、田村、木村と堂々ぶつかった事もあるのに、普通に悪いだけで妙におとなしくなるのが悲しい。後楽園では、ブイブイ頼むぜ。場外乱闘では、音響や裏方さんのいそうなせまい2階からダイブしてました。

ベネッサ「You are not winner!・・・」
木村「簡単に訳すと、あのベルトは私達の物だ、と言ってんだよ!
(嘘つけ ^^;) 精々ベルトを磨いてな!」食ってかかる松尾。


 Q憩。中々ごった返している。大日本のレスラーだと思うが、少年の様な小柄な選手が何とかおばさんのお菓子を売っていて買おうかと思ったが、歯が痛いので断念。ドリンクコーナーでは去年同様、須山氏が働いている。「週プロ」記者や社員ならともかく、なぜ外部のライターが働いているのか不思議だ。

 お、春日ー嬢、ハケーン! 春日ー嬢のいる所には必ず・・・ああ、これは内輪の話 ^^;)。春日ー嬢、なぜかさっき木村さんも登った2階に上がって観戦。スタッフと話したいとかいう訳でもないのに、なぜ普通に見ないのか不思議だ。
[<JWP認定ジュニア選手権>○中島(エルボー連打→突進をキューティースペシャルにとっって)勇気]
 個人的にちょっとした「問題の一戦」。端的に言って、一見さんが「この試合だけ見たら」、勇気の方が強く、中島は自分の団体のベルトだから勝たせてもらった、ととられても仕方ない内容だった。

 勇気も、NEOでのいい時と比べたらまだ本調子とは思えなかったが・・・それよりも、逆エビ、ストンピングでの腰攻めで、中島が苦しむ場面が多かったのが、勇気の方が強く見えた一番の理由。
 中盤まではアリッサが苦しんでいても、余裕で見てたけどね。チャンピオンならこの位受けてやれ、「ディスカバー・・・」で見せたその場だけの気の強さでなく、中々崩れない身(心)体の強さがあれば、最終的には王者らしくスカッと勝って、「ディスカバー・・・」のリベンジを果たしてくれる、と思っていた。
 別に勇気が憎いとか、中島の方が圧倒的に強いとかではなく、今日は確実に中島が勝てる・・・あるいは万一負けても、試合では優勢に立てる根拠があったのだ。
 それは、勇気の左膝の不調。「ディスカバー・・・」でも、優勝までの3試合の内、決勝戦を除いた2試合はほぼ元気が一人で勝った様なもので、新人をプッシュする企画なのに不思議だったが、先の格闘美(↓)の試合を見て、やはり足が悪かったのかとわかった。

 ・・・とは言いつつ、そろそろあっしもリミッター寸前。これ以上、アリッサがやられたら「左膝狙え!」と怒鳴ろうかと思っていたら、最大のチャンス、アリッサオリジナルムーブのスクールボーイからのマフラーホールドが・・・右足に決まっちゃった。簡単に返され、逆にSTF→STSの勇気の必殺パターンを食らう。

 これは「Jの黙示録」でも考えてみたい。なぜ、傷めている左足に決めなかったのか。情けか(この後、逆エビを出すのが「やさしい」締め方だった)、ミスか、攻められない位マジに足が悪かったのか、負傷に全く気付かなかったのか。

 ・・・この後はストンピング、体当りと勇気の攻勢が続き、エルボー合戦、ダイビングプレスに剣山、エルボーからの唐突なキューティースペシャルで試合は終った。

 ・・・勇気の膝を攻めなかったのは、まあプロレスは本当に怪我させる潰し合いではないからよしとしても、あのパワーを封じるテクニックも見せて欲しかった。

 ・・・「ディスカバー」で優勝した勇気も先の格闘美の「リーグプリンセス」では浦井に負け、健闘が光った大畠も今日はイマイチ。内容で光ったアリッサも今日はいいとこなし。みんな一時的には輝くんだけど、中々突出した選手が出てこないスねえ(苦笑)。

[○日向・田村(シャイニングニー→みちのくドライバー)栗原・×渋谷]
 良くも悪くもほぼ完璧に予想通り。即ち、メインだし若者組、そこそこ奮闘するだろうが、やっぱり全く王者組の牙城は崩せんでしょうなあ、と。

 渋栗組、息の合ったツープラトンや連弾攻撃で元気良く攻めてはいるのだが、そうゆう事をやればやる程、1対1では勝てません、と言ってる様なもん何だよね ^^;)。タイマンになれば、田村も日向も余裕で、なぶり殺し。タムヒュー組のタッグらしい見せ場といえば、同時コブラツイスト位。
 いくらか光ったのは栗原で、日向の定番の、「コーナー“ヒラリ”飛び乗りミサイルキック」をロープを蹴って崩し、また、何かの技を三角締めに切り返し→低空ドロップキック→腕ひしぎと、田村戦でも見せた連続攻撃を見せた。シブやんも、ウラカンとかコンプリとかセントーンとか定番技だけでなく(全部きれいに決めてたけど)、1つ位ハッとする様な事を何かやりなさい。

 とまあ、何ちゃらあって流石に華やかさとヒュータム組の強さで無事に盛り上がり、最後はいつでも決められる余裕の中、日向がニーラッシュから決めたのでした。
 うーん、まあ、1年位前とか考えると、この辺の「息吹」第2グループ(トップグループは木村、江本当り)は、まずこの辺にはとても歯が立たない、「チャレンジマッチ」位にしか試合すら成立しない位の実力差を感じていたので、とにもかくにもメインとして成立する位の試合になっただけでも大進歩か。ただ、もっと欲深く、多少試合が壊れても上の世代に立ち向かう、叩き潰されても力の差を体で感じる様な貪欲さも欲しかったなー、と。


「後記」
田村「さくら! てめー、いつまでもナメた真似してんじゃねーぞ!」

 あら、もう、渋栗組は眼中になく後楽園の宣伝ね ^^;)。

 入りはまあ大体満員。少しあきがあるかな、と言う位で230人程。板橋やキネマを1回り大きくした感じ。板橋と新宿FACEの中間位かなー。カード、内容は板橋よりは一見さんやNEOファン以外のプロレスファンを想定した感じ。ただ、これならNEOでなくても、JWPや格闘美、息吹、SUNと合同で1日だけのもっと豪華なカードを並べてもいい様な。

 売店で「デスマッチラーメン」を買う。外に出るとつい「カバブ」を買ってしまった。「世界三大珍味」とか言って、クレープみたいな生地に、キャベツの千切りととり肉をはさんだのに、ドレッシングをかけただけ。こんなの200円でも出来るよねえ(¥500)。カードが良ければ、午後の大日も見ようかと思ったけど、イマイチひかれなかった。




 「Future 07/第2戦」22日at 1stRING

−ただで輝けると思うな! 4

“狂乱のドラミちゃん”小林華子覚醒!?
松本ザウルス、放射能バックドロップ解禁!
浦井、“ディスカバー・ニュー・ヒロイン”勇気撃破!!


 ガラガラを予想してたら(すまんすまん)、10分前に自由席売切れでてきとーに席選んだら、後で気付いたが一番高い最前列買ってしまった・・・アハハ、これで試合もハズレだったら、もー死のう。

 開始前のBGMはレッチリ(「カリフォルニケーション」)。前の日本のスカよりはいい趣味だ。JWPが苦しかった頃、あっしもこれよく聞いてたなあ、とか思い出す。♪〜俺はカリフォルニアキング、俺はガラガラ蛇 どこへでも行く〜
 ト、小林本部長が突然、挨拶 ^^;)。いや、笑いごとじゃないんスけどね。これまた、あの頃はしさん何かと、「試合前にボリショイが暗い顔でマイクを持ったら、もうアウト(解散)だよねえ」とか話してたなあ。

「本日風香選手が欠場いたします。本人と話しあって、精神的、肉体的に万全でない限りは、リングに上げるのは危険と私が判断しました。他の選手は皆、熱いファイトを見せてくれると思います。ご了承下さい」

 格闘美の4人がビリヤード部みたいな設定のオープニングビデオ、ビートルズの「ヘルタースケルター」が流れる「リーグ・プリンセス」のビデオ。
 その後に、突如闘牛・空のテーマから空登場。「私の試合、ないんですか? レギュラーみたいなもんじゃないですか?」と詰め寄るが、「試合組んでません。見学でもして下さい」との事で、本当にメインまで客席で観戦。

[大畠(ボディスラム→ダイビングプレス→フィッシャーマンズスープレックス)○小林]
 カマしてくれるなー! 第1試合から、いきなりイキが良過ぎる程の大熱戦。出した技と言えば、ストンピングに首投げに、エルボー、ドロップキック位のもんだよ。プロレスは技じゃない、という見本だなあ。シャモのケンカこそ、真のプロフェッショナル・レスリング! 「ディスカバー・・・」で中々のガッツを見せた大畠ちゃんも良かったが、今日はやはり華ちゃんに尽きる。
 ほんとに去年とは別人だ。前回は同時デビューなのに差を付けられた松本ザウルスへの意地とかイトカオ教室の意地とかあった為とも思ったが、小柄な大畠にも手加減なしの超突進ファイト。ストンピングが力強くていい。フンヅケはガチゲンカでも有効な技だ。素晴しいぞ、小林華子! 準推奨!

[大木(バックエルボー→バックドロップ)○松本ザウルス]
 パワー、テクニック、すべてにおいて、松本が上回るのはわかり切っていた。後は大木ちゃんが、スピードや機転でいかに一矢報いるかだけだったが・・・。
 バックの取り合いからザウルス、ヘッドロック、フロントネックロック、頭をつかんで、コーナーポスト叩ッツケ→大木、鋭い張り手から、コーナーに振って、打点の高いきれいなドロップキック2発!(次回予告で格闘美クイーンの渋澤達も誉めた程)。
 ・・・しかし、ここまで。この後はアルゼンチンを丸め込んだり、単発のドロップキックを出しただけで、後は松本の怪獣パワーが押し切った。ナニゲに、裏4の字の様な変形の足決め技披露。そして、圧巻は、(多分)初公開の口から放射能を吐きながらの(ウソ)、豪快な鶴田式バックドロップ!
 大木ちゃんはザウルスの豪快さを真正面から受けたのは誉めたい。

 ・・・バックドロップですかあ。勇気のカミカゼに影響されて「アルゼンチンだけじゃなく、私もも1つ、フィニッシュになる大技が欲しいガオー!」とヨシダマさんに頼んで教えてもらったんだろうか。これは、アリッサ、勇気、優勝するのは大変だ。

[紫雷イオ大先生(ミサイルキック→ダイビングプレス)○中島]
 例によってバック転で入場する紫雷イオ大先生。序盤、ヒップアタックから胴締→サーフストレッチ、側転レベルサ、ドロップキックと、軽快さにレスリングも見せたが・・・。
 中盤(既に終盤だが)、エルボー合戦で安里紗の1発でへたり込む。何とか立ってやり返すが、また1発で座り込む。最早この時点で勝負あった(しかし、とりあえず面白いんで、紫雷イオ準推奨!)。
 男子は知らないが、体操出身の女子レスラーは何でこうも揃いも揃って、レスリング(グラウンド)と打撃技が弱いんだろうな。当然ちゃ当然だけど、意表を突いて顔面パンチとか得意な暴れ体操出身レスラーとか出てこないんだろうか。そら、本格的なボクサーとかには勝てないだろうが、体操選手はそこらのアンちゃんは見ただけでビビる様な凄い筋肉をしているが。

[○浦井(ニーリフト→Wリストアームサルト→胴締めスリーパー)勇気]
 浦井のXボディ(フライングボディーアタック)から、野崎の体当り、胴締めスリーパー、お返しにヘッドロックと、まあ普通に試合は進む。
 見ていて浦井の大人っぽさは異質だなー、と思った。「女子レスラーは平均的に見た目、実年齢より5才若い」の法則で、この辺皆、高校生っぽいのに、OLか女子大生みたいなムード。ビジュアルだけでなく、試合運びもキャリアのせいか、ガツガツ、バタバタした「シャモのケンカ」でなく落ち着いている。それが面白いかどうかはまた別問題だが ^^;)。
 勇気は全体にはいつも通りだったが、失点としては足(膝)が悪いのにアトミックドロップ敢行! 2発も! 形も崩れて、自分のあんよの方がイタイイタイ。この辺の融通のきかなさを何とかしないと、ザウルスとの差が詰まらないぞー。
 残り3分とかアナウンスされて、ラスト1秒(!)で浦井が取ったのは意外。ガッシリした勇気の方が強そうじゃん、ねえ。
 浦井の技では、足が長いんで、ニーリフト(首押さえて、腹に膝蹴りのあれ)が良かった。浦井のファイトは安定、洗練とも言えるが、おとなしいとも言えるので、荒っぽいこういう技もいいアクセントになる。そりゃそうと、これで勝ち点6の、一応単独トップか。


 休憩。特に言う事茄子。最前列は痛かった。金返せ。

 あ、紫雷姉妹だ。うーん、雑誌の写真では似てないが、並ぶと顔立ちとか微妙に似てるなあ。お姉さんの方は、塗りの厚い栗原みたい。
 「阿部由美子アワー」というか、格闘美クイーンと3人で、次回のカード([紫雷vs松本ザウルス][大木vs大畠])とそのトーク(遂にネタが尽きたか?)。たいした事は言わない。
[○木村・栗原(栗原の裏投げ→ランセットアーチ<腕取り変形バックドロップ>)市井・×渋谷]
 渋谷と栗原のバチバチ合戦から・・・うーん、こーゆーきれーなおねーたんが2人バチバチやるのは確かに一見の価値はあるが、やはりここからテクニックなり、より激しい展開なり、もう1歩進んで欲しいな、と。
 個人的に最大興味は[木村vs市井]。別に2人の間には因縁も何もないだろうが、木村は「息吹」世代のトップだ。「永遠の若手」みたいな市井は、何としても木村に追い付いて欲しい。木村、江本、夏樹らトップグループと、続く栗原、市井、渋谷当りは確実に1ランク差がある気がする。(風香はその間位かなー)
 前回大会で予告された様に、この試合のメインテーマは[木村vs渋谷]だ。しかし、市井ならお構いなしにやってくれるのでは。

 ・・・決論から言えば、去年の「Jr.オールスター」に続いて、やはり、市井は木村に勝てなかった。安直に勝ちやすいキックをもってしても、木村に迫れなかった。蹴っても蹴っても、木村のマッスルボディーにダメージが与えられない。木村、ビッグブーツやエルボー1発で簡単に逆転する。初対決は所も同じ、「新世代・EXPART」だったと思うが、この時、エルボーで口中を切られて泣いた苦手意識がまだ残っている気がする。

 渋谷はどうか。風香の穴を埋めるべく健闘していた。地力もテクニックも未熟なこの世代にあって、ここまで出来るだけでも「第2グループ」のトップ当りには来ている。しかし、うーん・・・JWPやNEOといった10年選手が中心の団体を見ている基準で言えば、まだメインの熱量には足りない。あっしの基準では、セミまでは任せられるけど、まだメインで満足させられるエネルギー、テクニック共にいくらか不足。もう、後一歩!
「後記」
 次回の追加カード[栗原あゆみvs豊田真奈美]も発表された。
 入りは100〜110人程。前回は130人位だったなあ。風香ショックの為という気もするし、カードが地味だった為の様な気もする。ちなみにJWPでは1番人気の日向が欠場した時も、当初はそれ程客足は落ちなかった。ただ、ジワジワ減った様な・・・。

 風香の件については、自分はプロレスファンで、レスラーは嘘でもはったりでもいいから、ファンの前では強くあって欲しいな、と。

 やはり「リーグプリンセス」は面白い。未完成なものも展開等も予想して楽しむマニア向けではあるが、同じ団体の横一線のレースではなく、個性やレスラーとしての育ち方がバラバラなメンツの衝突が面白い。劇的な変身を果たした小林、王道団体の意地を見せられるか中島、大木、勇気、突出松本ザウルス、意味不明紫雷・・・。

 あ、客席で見てた空さんは、絶対メインに絡むか、試合後何かやりそうだったが、当々何もなし! シュールだよなあ。あ、でも、レスラーが毎回、客席のどこか、あなたの隣に座るかも知れません、って新しいサービスになるカモ〜。




「JWP-MANIA-X 2007」15日at後楽園ホール

−“暴れシンデレラ”アリッサブレイク!

ただで輝けると思うな! 3


[<ディスカバー・ニューヒロイン・タッグトーナメント2回戦>元気・勇気vs 植松・Ray]

[<〃>倉垣・渋谷vs上林・市井大先生]

[<〃>春山大先生・希月vs高橋・夏樹]

[<〃>田村・栗原vs日向・中島]

[阿部・KAZUKI・豊田vs 米山・大木・ジャガー]

[<ディスカバー・ニューヒロイン・タッグトーナメント準決勝戦>第1試合の勝者vs第2試合の勝者]

[<〃>第3試合の勝者vs第4試合の勝者]

[<マスカラ・コントラ・マスカラ〜3WAYマッチ>ボリショイvs ECO vs Leon]

[<ディスカバー・ニューヒロイン・タッグトーナメント決勝戦>第6試合の勝者vs第7試合の勝者]


「後記」
 昨日から疲れてるもんで、ザッといきます。入りは北閉鎖ですが、リングサイド当りは満員、南もまったりと埋り、700〜800人位でしょうか(千人弱だ、というクレームもあり)。去年の[日向vs田村]かそれ以上の入りでした。

 試合はまずまず成功でしょう。結果とかは他のサイトを見て下さい。優勝は元気・勇気組でした。トーナメントに関して、どれも70〜80点はいっていた好試合揃いでした。欲を言えば、「凄い!」という位の大白熱戦も期待しましたが。
 個人的にMVPは、手前味噌みたいですが、やはり中島安里紗ですね。別に殊更凄い、という程の試合やシーンがあった訳ではなく、これまでの試合のいい時位のテンションで3試合闘い抜いただけですが、同じ若手でも、キャリア、力は上の選手ばかりなのに気丈に全く崩れなかったのは頼もしいです。
 あ、そうそう、何度かコールが起きたのも興味深いです。アリッサは勿論、ルックスとキビキビした試合運びで、キネマ、板橋界隈では既にアイドルですが、それ以上の広い会場では全く無名の選手でしょう。特にハイライトみたいなシーンもなかったのに、自然に客をツカンだのは、板橋、キネマスケールを超越した何かがあるのかも知れません。

 3wayのマスカラ・コントラは、やはりECOが敗れ、マスクを脱ぎ、正体は青野敬子でした。JWPも辞める、みたいなマイクでしたが、ボリショイの説得で青野敬子としてJWPに残る事になりました。暖かく後押しした会場のムードも良かったです。

 そんなこんなで、無事に「成功」と言える内容でしたが、ふと気付けば、ジャガーさん、豊田も参戦したとは言え、一番上で日向、田村当り、後は一般人はもとよりプロレスファンでも男子しか見ない人は知らない様な若手中心で、後楽園を満員にしたのが一番大きかった気がします。




「HIGH SPEED/第4戦14日at板橋グリーンホー



−大丈夫か?


 あたー! やはり、土曜6時スタートはキツい。これでも何とか早く切り上げた方が、20分程遅れて第1試合の[勇気(脇固め)○木村]は完全パス(余りかみ合わなかったそうな)。切符売場の前のババアがモタモタしなきゃ、後数10秒のタッチの差で1本前の電車に乗れて、開始には間に合わなくても試合の半分は見れたんだが、等と考える。

[○三田(ロマンティッククラッチ)唯我]
 階段で入場テーマが流れて、ギリギリ間に合う。試合は・・・結果を見ると11分4秒だが、そんなにやったかなあ。唯我が必死でクローやブレージングチョップをカワして、丸め込みに出たが、あっさり丸め返されて、としか覚えてない。

唯我「まあ、ぶっちゃけ試合はどうでもいいんです。I.G.F.の宣伝と告知に来ました。決定した参加選手は、アジアン・キャット、川田由美子、風音、市来喜代子、石井と水沼(!)選手にも交渉中です。・・・レディースパワー2号と並木紀子選手はスケジュールの都合で出られなそうです。¥2千何で、休憩時間にチケット買って下さい。あ、中止の場合もありますので余り期待せずに ^^;)
 
惜しい! “インディーのアイドル”並木紀子が出ないとは。

 で、告知終って唯我がとことこ去った後に、
三田「前回も唯我、今回も唯我! もしかして、後楽園も唯我? 20周年何だけどちゃんとした相手用意してあるんですか!?」

♪〜GUAAAAN!!〜♪

 おおおお! メタリックかつ破壊的なテーマと共に現われたのはメカマミー大先生!!・・・ハンドドリルは手動式なのね。

 あっしも雑誌で見ただけでよく知らなったが、石田リングアナによると、レヂゴンの選手名鑑アンケートで、三田が「興味のある選手、メカマミー」と答えていたので、大変光栄に思い、是非戦ってみたいと。
三田「・・・ちょっと、ヤだ! 怖い! 興味があるのと戦いたいのとは(違う)・・・。
 前に戦った人がいるよね。真琴!」
 真琴、平然とリングに上がり、タッグでやりましょうと(背が同じ位だったのは発見)。
三田「あんた怖くないの?」
真琴「・・・人間は怖いですけど・・・
(メカマミーは)人間じゃないんで・・・」屁理屈言うな ^^;)。
マミー(意思は胸からのFAXで伝える。石田アナ代読)「私のパートナーは大物女子レスラーを用意する」

[○さくら・希月(バックブリーカー→スマッシュマウス)×石井・田村]
 仕事帰りで疲れてるんである。そーゆー時、細かい事がどーでも良くなる人もいるだろうが、逆にピリピリ、ハリネズミになる人もいるだろうが、あっしは後者かも。
 前半のリボン組、さくら、希月、石井のモタモタしたロープワーク&レスリングがやけにカンに触った。いつもこうかも知れない、この日だけ急遽野崎の代打で石井さんが入った為、タイミングが合わなかったのかも知れない。単にあっしの機嫌が悪かっただけかも知れない。しかし、この日感じたリボン組の基本的なレスリングのまずさ、疲れてる時に下らんものを見せやがって、と言う不快感だけは明記しておく。
 後半は大技合戦でまあ見られたが、とにかく前半のモタつき加減はなんなんだろうか。
 しかし、やはりハイライトは試合後のマイク合戦だったりする。

田村「さくら! 後楽園で私のベルトに挑戦するのか、しないのかはっきりしろ!」
さくら「はっきり言います! 絶対やりません!

 ・・・見えるんですよ。田村様のエルボーが入って、1、2、3・・・って入って、試合後、田村様は何か『・・・ケッテー!』して、私は新人に肩を借りてとぼとぼ控室に退場して・・・。
 試合見なくても観戦記書けるじゃないですか! 今から甲田さんのblogに書けばいいじゃないですか!」
田村「・・・40人の客で満足してろ! 一生そこでやってろ!」
さくら「あたしは千人だろうが、40人だろうが、満員にして満足させる事にプライドを持ってるんです!
 田村様は後楽園を満員にした事がありますか!!

 ・・・あー、わかった! [田村様vsさくらえみ]が集客力がないんじゃなくて、田村様の防衛戦が集客力がないんだ!」
田村「・・・5月3日後楽園、[田村様vsさくらえみ]、ケッテー!!」

 よく読めばかなり強引な展開だけど ^^;)、このマイク合戦は中々凄かった。誰かが指摘したけど、さくらさん、かなり長い台詞(これでも、全部は書き切れなかったんでダイジェスト)を早口で全くカマないのが凄い ^^;)。どーでもいーけど、ヒステリックなマイクといい、コミカルな試合運びといい、植松さんに似てきたなあ。


 休憩。プロレスカード5枚に釣られて、後楽園のチケット買ったモナー。
[○子龍(変形パロスペシャル→変形キャメル)タニー]
 試合的には今日のベスト。おまけして。つか、マジ過ぎて笑えなかった。
 そんなに激しい試合じゃなかったけど、丁寧過ぎる程丁寧なグラウンドからスタンドへ、少しずつスピーディーにどんどん激しい切り返しの大技合戦と。キモは共通の持ち技の、パロスぺを巡る攻防。

 このプロレスの教科書みたいなオーソドックスな展開を、趙雲さん、あの「ハーッ、ハッ! ハッ!」のカンフーのリズムでやるんだよね ^^;)。部分的にカンフーとか他の格闘技を取り入れたプロレスはあっても、ここまで融合させた選手はほかにいるんだろうか。
 大日本の選手が、俺達はプロレスを進化させる、と言ってたけど、DDT、ユニオン関係の人達も別の方向に進化させてるなあというか。
 インディーでもいい選手はしっかりプロレスをやっているというのは常識だけど、何でこんなに指先一本まで神経を張っているいいお手本がいるのにリボンは・・・ブツブツ。

子龍「タニーさん、ちょっと前からニセ中国人ニセ中国人て言いましたね。本物の中国人がニセ中国人て言われるの、どんなに屈辱かわかりますか!

 ・・・NEOリボンのインターナショナルのベルト取りましたね。あのベルトに、トッツァン・ツァンと組んで後楽園で挑戦したいね!」
さくら「ちょっと待ったあ! ダメです。私が認めません! リボンのタイトルマッチは、リングじゃなくマットでやらなきゃ!
 ・・・どうしてもというなら、後楽園ホールの隣の展示場でマットをひいてどうですか?」
子龍「・・・私の情報網によれば、あなた、去年のJr・オールスターとインディーサミットの間に、展示場でアイスリボンやろうとしたらしいね」
さくら「・・・それは
^^;)
タニー「お前、中国人なのに何でそんな事知ってんだよ!」
子龍「チャイナネットワークを甘く見てはいけないね」
さくら「OK! 間を取って、この試合だけ、ロープをハズシてやりましょう!」

[元気・宮崎・○松尾(元気の肩車バックドロップ→ドロップキック→ダイビングプレス)吉田・零・×松本ザウルス]
 NEOと陣容が急速に整うエス・オベーションの対抗戦的カード。
 ヨシダマさん絡みの対抗戦と言えば、数年前にJWPとM'sの対抗戦があって盛り上がったが、残念ながら零、ザウルスが、新人、若手に属する格下の為か、その時の白熱には及ばず。
 零はやはり足が悪いのか出番少なめ。松本も体当りとか一通りは出したがまだまだおとなしい。松本の一番好きな試合は、格闘美でのvs元気戦。元気のチョップを「ウガー!」と体中に気合いを入れて耐える迫力は中々だったが、あの気迫はなし。
 エスオペ側のハイライトは、終盤の3人同時クモ絡みか。まあ、ほかに3人で決められる適当な技がなかったんだろうが、零とかザウルスとか若手にヨシダマさんのフィニッシュ技をやらせていいんだろうか。
 元気、宮崎もいつも通りといえばいつも通りだが、コミカルに出た。松尾君は相変わらず・・・。

吉田「今日はありがとうございました。・・・京子選手の欠場で色んな思いがあるでしょうが、いつでも協力するんで、頑張っていきましょう!」


「後記」
松尾「今日はありがとうございました!

 ・・・木村、出てこい!」出てくる。
松尾「タッグのベルトに挑戦してこい!」
木村「キア
(コング)、帰っちゃったんだよ」
松尾「ゴチャゴチャ言わず、誰か探してこい!」
木村「見つけてあるんだよ。ベネッサ・ザ・マウンテン!」
松尾「面白いじゃないか! 5月3日後楽園・・・」

 入りは100〜110人。もっとガラガラを予想・期待していたが。つーのは別にNEOに恨みはないが、6時開始というのはかなりつらい(撤収時間が厳しくなり、平日はこの開始時間になりそう)。5時に仕事をあげても、板橋もそれ程東京の中心でもないし、着替えや何かで着くのは6時30分を回る可能性が高い。第1試合はそれでなくても遅刻するのはしょっちゅうだが、2試合見れないとなると・・・かなりつらい。まあ、平日は絶対無理な人や仕事で、土日祭日がダメな人にはこれでも贅沢な話だが、NEOとあっしの完全な利害衝突。話し合いの余地はなく、数の論理でこの時間に来れない人が沢山いたら、自然に向こうも考えるでしょう。

 それとは関係なしに、ここ最近どんどんNEOの内輪ウケが激しくなっている気がする。何かもう、NEOとアイスリボンの共通の客だけでニヤニヤ笑う様なネタばかりというか。コミカルなネタはNEOの最大の武器といってもいいが、昔のNEOは初めての客も引き込まれる様な、外に開いたネタ、展開だったのに。今度の後楽園も多分、そこそこ入るだろう。ただねえ・・・。
 今回の見物はメカマミー登場に、さくらのマイク、趙雲のカンフーレスリング。うーん、3点も見物があったので、とりあえず可。




「ディスカバー・ニューヒロイン・タッグトーナメント2/一回戦」
8日at板橋グリーンホール

−ただで輝けると思うな! 2


 こんばんみ。遂に開催された「ディスカバー・・・」昼夜興行行ってきました。例によって時間がないのでザクザクいきます。
 まず8年前に他界されたアルシオン門恵美子選手への黙祷。次いで参加31選手(山縣優のみK-DOJO後楽園の為、欠席)の入場式。この選手数だけでも、板橋プロレス興行の新記録ではないでしょうか。

 [○市井・上林vs米山・×大木]は、大木ちゃん、元気が良くていいのですが、市井が普通過ぎ、優等生過ぎるのが不満でした。舞ころは狂っていなければ面白くありません。
 [×浦井・薮下vs○零・植松]は、零が自分が出したハイキックで自分が足を痛めるアクシデント。浦井は昨日より好調でした。ただ、普通にかみ合って盛り上がった好試合でしたが、個人的には「技のやり取り」感が少々もの足りませんでした。植松からの援護射撃で零が取りましたがこのラストも・・・。
 [さくら・×石井vs○渋谷・倉垣]。これまた、元気のいい好試合。
 [○高橋・夏樹vs×大畠・KAZUKI]。これが昼の部のベストバウトか、または「1番良かった選手」というアンケートでも取れば、大畠ちゃんではないでしょうか。格段に力が上のSUN組に、健気に向かっていく姿は板橋の室温を5度は上げました。容赦しない事で、大畠を光らせたSUN組のセンスも評価したい所です。
 この後の[○Leon・春山・ボリショイvs ECO・×中島・日向]は、やはり、トーナメントのスリルに比べれば分が悪かったですね。
 お花見をはさんで、午後の部です。

 [○元気・勇気vs×松本・輝]は、個々のパワーから来る迫力だけは昼夜を通して一番でしたが、勇気vs松本も元気vs輝も、15分1本勝負という制約、タッグという制約で個人的にはもう1つもの足りませんでした。・・・勇気、シングルでいい時はいいんですが、タッグとかでうまくおいしい所を取るのは苦手ですね。
 [田村・○栗原vs×空・タニー]は・・・寝ますた ^^;)。いえ、決して眠い試合という訳ではなかったですが、睡眠不足やら昼のお花見のビールが回ってきたり・・・アハハ。何でもお笑いと見られたタニー・空組が栗原を追い込みながらの逆転だったそうです。
 「ディスカバー・・・」はちょっと中断して[○ECO vs LEON]。正直、まずい試合でした。開始前からスピアーで奇襲、アグレッシブなLeonにECO、防戦一方で、最後も凶器絡みでかろうじて勝ち星だけ取った、という感じ。

 休憩をはさんでの[○希月・春山vs山縣・×チェリー]は、あっし的には今日のベストバウト。まあ、ベストバウトは大畠の頑張りとか、渋谷のテクニックとか価値観で別れるでしょうが、あっしは、やっぱりこういう何か起こるんじゃないか、というスリルをはらんだ試合が好きです。
 とにかく、山縣さんに尽きるでしょう。去年NEOで見たそのまんま、余裕で相手の技を受け、数倍高度な技を返す憎い実力。大仰なリアクションもこの実力の前では、凄みに映ります。山縣の前では、極端に言えば日向も大木もレベルが違うだけで「同じ」といって言い程、この人の試合スタイルは異質です。
 元気なコドモ、希月に強烈なエルボー、ヘッドロックで、戦意喪失か、怪我させたか、という程の攻撃を出し、春山大先生との絡みは、時間は短かかったがまさに、血がたぎる、という感じでした。試合スタイル(リズム)が違うだけに、ガチになるんじゃないか、というスリルをはらみつつつ、適応力はJWP屈指、異常事態でこそ真価を発揮する春山大先生。素晴しいスリリングなプロレスでした。
 チェリーさんもバトルモードで良かったですが、山縣さんの異物性が濃過ぎましたね。
 試合後に、あっさり笑顔で握手したのが残念。チェリーさんは悔しそうでまだやる気満々でしたが。
 メインの[大木・×米山・ボリショイvs渋谷・KAZUKI・○倉垣]は、まあ、普通に渋谷も溶けこんだ試合でした。

 入りは昼は200人程。夜は240人(札止め)程。




 「格闘美〜Future 07/開幕戦」6日at 1stRING

−ただで輝けると思うな!

「この門を通り過ぎる者は一切の希望を捨てよ」(byダンテ「神曲」)


 こんばんみ。「格闘美〜Future 07/開幕戦」・・・というより、「League Princess07」開幕戦に行ってきました。

 ・・・うーん、中々面白いです。ただ、キャリア1年前後の小娘共のドタバタファイト4試合(+6人タッグ)で、一番安い自由席4千円はやはり少し考えるものがありますが ^^;)。

 第1試合の[○大木vs紫雷イオ大先生]は、紫雷さんは体操出身で、プロレス自体はひどいひどい、と聞いていましたが、多少細かい流れがもたついたりするだけで、そんなに悪いとは思いませんでした。側転アタックとか飛び技は流石にきれいですね。試合をこなせば、いい選手になりそうな気がします。
 [○勇気vs大畠]は、大畠ちゃんの頑張りを見る試合でしょう。まだ、凄いとか感動した、という程ではありませんが、「格闘美」らしからぬド根性ファイトは化けそうな気がします。
 [△小林華子ちゃんvs△松本ザウルス]が一番見所があり、盛り上がりましたね。この2人デビューが一緒というか、「息吹」でこのカードがそれぞれのデビュー戦でした。その時は、ザウルスもまだ人類で(?)、体格からのパワーで押してはいましたが、それ程の差は感じませんでした。
 しかし、その後、見る見る松本ザウルスは怪獣に成長し、華子ちゃんは初々しさが抜けないというか、プロレスを知らない子がイヤイヤやらされてるみたいなおとなしさで、どんどん差が開きました。
 しかし、この試合の華子ちゃんは強かった! イトカオ道場の先輩や仲間が取り囲んで下手な試合をしたら後でシバかれるのか、声も技も積極的に良く出し、この試合だけ見たらほぼ五分でした。
 そして、終盤にアクシデント。体当りをスカされた反動で場外に落ちたザウルス。「ウガー!」(ウソ)と叫び、中々リングに戻りません。足首をヤッタらしいです。リングに戻ると、足を引きずり不自然な動きながら、何とか試合は成立させ、華子ちゃんにとっては大金星といってもいい時間切れ引き分けとなりました。
 [○浦井vs中島]はほぼ同期。アリッサがJWPに入団するまでよく試合が組まれ、一番手があったそうですが、その通りのカミあった試合でした。グラウンドではやや中島リードという気もしますが、浦井も試合数からくる安定感で崩れず、五分にやりあえば体格の分、浦井リードです。最後は回転エビの返し合いで浦井が取りました。

 メインの6人タッグは[○渋谷・風香・チェリーvs×空・栗原・“ X”]で、「X」は木村さん。久々の「格闘美」登場 ^^;)だそうです。試合は「格闘美」定番の前半お笑い+後半(軽い)技の応酬というパターンで、誤爆や仲間の援護で渋谷が取りました。試合後、ムダに長い予告編マイクで次回は[木村・栗原vs渋谷・風香]と。あ、風香さんは、この試合だけなら別に例のショックは感じられず普通に試合してました。




「道場マッチ」1日at亀有道場



−春フラフラ(意味不明)


[×大木・米山(裏投げをこらえるが、即脇固めに)倉垣・○ボリショイ]
 コアなJWPファンだけを対象に書くが、焦点は大木ちゃんの復調だけだろう。アラビアンコスの下にはそっとコルセット。
 試合は、ボディスラムで投げられたりとかしたら、腰を押さえて苦しんでいたが、メインなど普通にネタをやっていたので、セルか、異常がなくても誰でも普通に痛いのかも知れない。1度だけ、コーナーポストに振っての串刺しドロップキックを目測を誤って、あんよが届かなかったが、後はまあ、欠場前同様、元気良くドロップキック連弾で奮闘していた。ただ、勿論これだけでは「ディスカバー・・・」「POP」はどうなるかはわからない。
 他の3人はまあ普通。あ、セコンドにLeonがいて檄を飛ばしていたが、Jでもコーチ役?

[<ブルロープデスマッチ>○春山大先生(体に巻きつけたロープでコマ回しの要領で回し、倒れた所をフォール)KAZUKI]
 お互い、左の手首にロープを巻きつけて開始。最初の引っぱりあいは、KAZUKIさんの方が腰が座っているのか強い。春山大先生、KAZUKIさんの股間にロープを通し、ズリズリという下品攻撃。共に要所要所で相手が距離を付けて走ろうとしたら引っぱって妨害したりする。
 KAZUKIさん、STFからロープで手を引っぱり、大先生にタップさせたり、人形劇の要領で自分の手で頭叩かせたり。ロープの使い方はJd'でデスマッチ慣れしているKAZUKIさんの方が上か。
 後半、春山、やっとラリアット、トラースキックで優勢に。しかし、「ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!!」ダイビングギロチンはロープ引かれて未遂。ペティグリーもこらえられるし、ロープを引っぱってのラリアットもミス気味で、勝つには勝ったが、ブルロープのテクニックではKAZUKIさんの勝ちでしょう。

 ・・・当初の予定のECO(春山代打)ならシリアスな試合になったんだろうか。

[中島(雁之助クラッチ)○日向] まあ
 前半は当然だが、グラウンドや序盤の基礎的なやり取りは日向優位。特に、中島のアームドラッグ→回って回ってキャトルミューテレーション→脇固め、という得意パターンを、最終型まで受けながら、力ではね返して上になり、腕固めに取ったのはうなった。

 中島、グラウンドでは顔が泣いていたが、スタンドではまた元気一杯、ドロップキック、フェースクラッシャーで攻める・・・フェークラは、ためておいて終盤の「逆転」に使うと効果的だと思うが。安里紗のファインプレーは、日向の攻勢をサッとマフラーホールドに切り返したシーン。これはもやはりフェークラ同様、決め技と言うより、足を取っての攻守逆転技に使うと有効だと思う。

 終盤は、数は出すがどうしてもまだ軽い中島のスタンド技の合間を縫って、ニーで要所を押さえて。
 試合後、ディスカバーに向けてのマイクとかはなし。この試合も、キャリアや普段の試合から判断すると、まずまずの出来だが、勿論これだけではまだ、ディスカバーやPOPでどこまでいけるかはわからない。


 休憩。ランチは、カレーとフランクフルトと、「春キャベツちゃんこ」。朝食べてきたのでスープみたいなちゃんこだけにする。とけた野菜にベーコンゴロゴロ。カレーに豆腐か卵みたいなのが入っていたが、あれは何なのか気になる。
 欠場組のECOは来ていないが阿部ちゃんは売店等に。更に、練習生2人ハケーン。2人とも花も恥じらう16才だが、1人は安達祐美似で、かなりキそう。
[<道場マッチ50回記念! 着せ替えバトルロイヤルSP!! >○阿部コスのKAZUKI(ロープ飛び乗りエルボーアタック→崩れラ・マヒ)×ブルマの春山大先生、他大木、日向、ボリショイ、中島、倉垣、米山、Leon・・・]
 場外転落、またはJWP道場マッチ恒例、リング中央のビニールの「水たまり」に落ちたら、退場、失格だが、着替えてくれば復活。

 まずは誰かコーナーに振っての連続串刺し攻撃で、KAZUKIがスカされ、OTR×。更に米山水没×
 日向が落されそうになり、こらえるとテッシーのシャツを着た米山登場。代わりにというか、テッシーが落される×。テッシー・米山、高速カウントで日向を消す×
 倉垣にローリングクレイドルを仕掛けた春山、「ハンターイ!」で、大木らから強引に回され、2人水没×
 Leon、テッシー・米山も消え、早くも残り、大木と中島。しか、レフリー不在。ここでピカチュウの着ぐるみのテッシー登場。選手時代に戻るのかと期待したが・・・。
 さるぼぼ登場!・・・あっけなく落されるが、数秒で息が切れてるかの様なくまぼぼ登場。これもすぐ消えるが、次にくまぼぼ大登場。
 みんな死んだ振りをしたりする中、登場したボリショイ・キッド。瓶詰めのはちみつでおとなしくさせる。その間よくおぼえてないが、大木、中島転落×
 ここで、ウェスタン・ボリショイ(当然ラリアット主武器)、ハワイアン・ボリショイ・フトメ(フラダンスドンケツ主武器)登場。誰もが思っただろうが・・・よく、衣装取ってたなあ。更に懐かしのタイガー・ハニーも。
 ボリショイ軍団結束し、タイガー・ハニー、ロメロ・スペシャルのミスでハワイアン・ボリショイと転落×
 お互いのコスを交換した、“闘獣牙”米山、“米山”Leon登場。騎馬戦になるが、勝ち誇ったウェスタン水没×
 作業着で復帰の大木、米山コスのLeonにやたら「ディスカバー・・・よろしくお願いします、m(__)m」とあいさつするが、その度に後ろから米山に蹴飛ばされ、誤爆しまくり。姑息な手がたたって米山退場×
 何か違う茶髪の女ッスルも登場。「女ッスル! 女ッスル!」を恥ずかしがってるな。
 米山、ハイペースでブカブカの2回りは大きいブレザータイプの学生服で復活(春山のらしい)。なんちゃらあって、米山、女ッスル退場×
 日向、KAZUKI、共に阿部ちゃんコスで登場。日向、何とかバーミヤン、ラ・マヒコピー。
 最後の飛び道具、ブルマーの春山大先生登場。こ、これは・・・。先のクラちゃんの太股に続く、絶対に道場以外では見せられない飛び道具だ。4、5年前、キネマでもやった事があるが、あの時はまだかろうじて笑いになったが、最早笑いを通り越して黒いものすら感じる(汗)。
 ダウンしたKAZUKIをラインに、反復横飛びなども出したが、KAZUKIさん、最後は欠場中の盟友に捧ぐ、崩れラ・マヒで取りました。
「後記」
 入りは出足は鈍かったが、最終的にはいつもの様に満員で100人位。しかし、50回とは中々凄い。見た人はわかるが、これは体力をしぼり尽くす「熱戦」「死闘」とは別の意味でしんどそう。
 これからも頑張って楽しませて下さい。




・今日も時間がないのでザクザクと。

・NEO、第1試合の[野崎vs宮崎]はただの新人の試合。野崎、やられて、終盤スパートの型は出来るが、何か若々しさとかないなあ。

 [×トッツァン・ツァン(まあ、植松さんに良く似たキョンシー風の怪奇派)vsタニー]は、お札を額に張られたら動きが止まるツァンの弱点を軸にした試合。最後はもみあいの末、お札が張られツァン×。タニー、次は子龍を倒して中国軍追放だ、といきまいてました。ツァンがこれで終りとは少し勿体ない。
 [日向・春山・×中島vs○勇気・元気・三田]は、JWP対NEOと限りなくわかりやすい明快な対立構造で順当に盛り上がり。最後は勇気の何てんだろ、STF形で頭部をドラゴンスリーパーで絞める技。あの体でまた新技とはずるいぞ、という気もするが、中島も技増えてるからオアイコか。
 [(3連続3分1本勝負)田村vs希月・真琴・石井]は、試合前の期待感も合わせると結構面白かった。一番期待した希月はやはり元気良く玉砕だったが、続く真琴が、張り手で相手を怒らせる→追って来たらサードロープをさっと渡って逃げる、という、井上京子や中西もやった様な女子の古典ムーブに挑戦。小柄かとにかく動きのいい選手がやるもんだが、大きい真琴もミスらず。爆笑シーンは、エルボーをやられてのあられもない吹っ飛び方。石井さんは、セコンドロープからトップに飛んでのミサイルキックを見事にミスってコケたのは失態だが、ロープを猿みたいに一見無意味につたって、手を出してきた所をキックからぶら下がり三角絞めに決めた技はアイディア賞。何とか3分粘りました。しかし、さくらは(話が前後するが、この3人がけマッチは、そもそも甲タンの「さくらさん、田村の2冠に挑戦して下さい」という呼びかけをさくらが拒否し、弟子のアイスリボン勢が「やって下さい!私達も怖くても田村様に挑戦します!」という流れ)、無言で退場。謎を残したエンディングでした。
 メインの[コングvs松尾君]は・・・悪くはないんだけどねえ、18日のvs木村戦と比べると、コングさんは体自体が凶器みたいなもんで迫力はあったし、珍しく積極的に手は出した松尾君だったが、メインの熱量には満たなかった。
 試合後、元気が敗れた松尾に手を差しだし「負けたけど、良くやったよ・・・」という流れかと思ったが、「これがメインの試合か! お前とのタッグも考え直す!」と、厳しい一言。

 入りは120〜30人。18日にJWPが「息吹」に食われたのと同じく、今回は格闘美に食われたか。内容も18日でフッた興味深い展開を早くも低い着地点に落した、という感じ。


・JWP。[春山vs ECO]は、ECO、前回のボリショイ戦は完全に迫力不足だったが、今回は流石にラフも得意な春山が相手とあって、まずまずの第1試合としては十分以上の熱戦になった。
 [栗原・×勇気(キューティースペシャル)○中島・渋谷]は、フレッシュで若々しいハイスパートマッチ。

 試合後も暴れる中島、勇気が引っ込むと、突然、トコトコ大畠ちゃん登場。「・・・あのー、『ディスカバー・・・』のあたしのパートナーが決まってないんですけどぉー・・・」。「じゃあ、残った(ばく)阿部、KAZUKIから選んで・・・」という事で、パートナー、阿部ちゃんにケッテ〜イ!

 [○Leon(掌打からの丸め込み合戦を制して)ボリショイ]は、流石にこの2人ならではのテクニカルでハイスピードの試合。ボリショイのテクニック対Leonのスピード、という感じ。この試合から、大畠ちゃんと、ヨシダマさんがさらってきた(ばく)、“リアル・ミス・モンゴル”もセコンドに。背はヨシダマさんと同じ位。
 [×松本ザウルス・輝(ミサイルキック2発)○日向・倉垣]は、「ディスカバー」の流れもあるが、まず、セミに抜擢される時点で松本ザウルスの評価がわかる。試合はやはりこの4人の中では一番下だったが、それでも十分にセミの役割は果たした新世代ヘビー級の試合だった。
 メインの[×米山・植松(ドロップキック→ラ・マヒストラル)○阿部・KAZUKI]は、この4人がハズス訳ない、スピーディーで楽しい試合。
 入りは160人程。特に驚く展開とかなかったが、ハズレなしで全試合充実し、対NEOとしては18日の借りを返したという所か。
・時間がないのでサクサクと。
 「息吹」第2試合まで見て移動の予定が、諸事情で断念。聞いた話では、勇気vs大畠はまあまあで、NAO、希月絡みの試合は輝、NAOが技を受けず、まるでかみ合わず、開始3分でさくらさんがさじを投げた表情との事。
 また、零がエスオベーション移籍! 松本ザウルスといい、怪奇派団体としてもう見逃せない!(ばく)
JWP[豊田vs中島]は、中島奇襲→トヨタマ、余裕で逆転→終盤、中島反撃反撃!→しかし、及ばず。
 とまあ、型通りと言えば型通りの流れだったが、終盤の中島の連続しての逆転は見るべきものがあったし、中盤のガス欠も気になった。最大の収穫は、トヨタマさんが優しいJWPの先輩みたいに阿吽の呼吸で受けてくれなかった事。これはいい勉強になったと思う。中島、マフラーホールドも披露。ちっと技増え過ぎじゃね? とも思うが、ま、いっか。
 [米山・Xvsマシンガンズ]の「X」はタニー。最近、タニーがJWPに出るのは珍しいが、まあ、試合は普通に。そう言えば、マシンガンズvs WANTED☆も見たいな。最後は米山が、ニーアタックからKAZUKIに丸められた。試合後、タニーの「ディスカバー」のパートナー発表。闘牛・空!
 [ECO vsボリショイ]は、ヒール的立場になったECOが奇襲から、場外でブリキのゴミ箱を凶器にしていたが・・・。普通の部屋にありそうな高さ30cm位の小さなゴミ箱で迫力がねーんだ。良く考えたらアジャの一斗缶も威力は同じはずだが、あっちの方が見た目迫力がある。また、キック等も「加減」が見えた。結果は掌打からボリショイの勝ち。
 試合後、ボリショイ「何だ、これは!」、ECO「見たらわかるでしょ。ゴミ箱ですよ! 使わなくなったゴミ箱を再利用したんですよ! これからも使わないものを再利用してJWPを面白くしていきますんでよろしく!」。更にLEON、ボリショイに襲いかかり、マスク(ウー)マンの世代交代をアピール。

 [田村vs LEON]は、個人的には昼のベストマッチ。前にも書いたが、田村攻略方は、まず田村のエース、チャンピオンという構えを崩す事だ。10日に対戦した栗原は良かったが、やはり田村の構えは崩せなかった気がする。流石、LEONはやってくれた。Wアームからのバックブリーカー、逆エビで、田村の顔色を変えさせ、この辺の攻勢場面だけ見たらLEON勝つのでは、と思わせる内容だった。スピードではLEONの方が上だし、タフさもヒケをとらない。・・・とはいっても、タフネスマッチになればやはり、田村の地力は格別で、最後はやはり順当に田村が勝ったが。浜田戦よりは余程納得出来た。
 メインの[春山・倉垣vs日向・元気]は、悪い試合ではなかったし、個々の技は完璧で迫力があったが、ポイントに欠け、またノーポイントでも異常な白熱、という程でもなく、物足りなかった。
 入りは150人程。
・NEOは・・・。タイムアップ。もう寝ます。ただ、今回はネタの広がりとか個人的にはNEOの方が良かったです。セミの野崎の頑張りも良かった。




「HIGH SPEED/開幕戦10日at板橋グリーンホー



−静かな立ち上がり


 予想外に仕事が長引いて、1番楽しみだった[○中島(QTスペシャル)野崎]を見逃す。気の強いアリッサが野崎をイジメないかと楽しみだったが、感想を聞いたら「野崎、伸び伸びしてたよ」「2人ともまあまあ。あんなもんじゃない」との事。
 続く、[勇気(ペティグリー→アメージングプレス)○A.コング]も、ラスト1、2分、ほんの少ししか見れなかったので残念。中盤、正拳からいくらか逆転もした模様。今んとこは、ちゃんと受けて玉粋すれば「可」か。

[△タニー・宮崎・零(トラースキックからの回転エビの返し合いをしている内にTIME UP)△趙雲・チェ・リー・ヨネヤマカオ・リー大先生]
 出たぞ、ヨネヤマカオ・リー(←無理やりだな)大先生。何か米山が、チャイナドレスを着て、中国の田舎の娘みたいにサイドをお団子風に丸めただけにしか見えないが。
宮崎「あなた、JWPの米山香織よね? 何やってんの?」
ヨネヤマカオ・リー「米山香織って私の親戚のことヨ」

 と、まあ始まりましたが・・・うーん、試合自体もあんまり米山と変わらない様な ^^;)。試合前に3人であのポーズと、チェ・リーとWの正拳、エルボーを出した位でした。
 blogで甲タンが煽っていた、零と趙雲のカンフー・ルチャは中々。初めて趙雲を見た時も、カンフームーブがプロレスのロープワークや基礎ムーブと良くかみ合うのに感心したな。今日はそれ程見せ場はなかったが、とりあえずこの人を出せば面白い試合にはなる。
 と言ってる内に時間切れ。

チェ・リー「今日はうっかり引き分けになってしまいましたが、まだ一杯仲間はいます! オキノサユ・リー! サソ・リー! カンド・リー!!」
タニー「・・・あんた達さー、そのニセ中国人ごっこみたいなのやめなよ」
趙雲「今日引き分けたの私の責任ね。この私が責任を持ってもっともっと凄い中国人呼んでくるよ! 待ってろ、よろしく!」


 休憩。聞いたインフォメ等。18日、板橋で[日向vs石井美紀]、4・4、NEOリボン大会開催との事。
[○田村(カウンターのエルボー→パトリオットバスター)栗原]
 握手を無視する田村を急襲する栗原。田村、エルボー、ドロップキック連発に動じる事なく、スクールボーイからコーナー“ゴツンゴツン”ニー、コブラと逆転。
 ならば、と栗原、グラウンドで腕ひしぎ、三角絞めを狙うが、これまた田村、肘で押さえたり最小の動作で完全にねじ伏せる。
 スタンドでも(効く分けない)エルボー連発を1発で逆転したり、栗原に打つ手なしの感。田村、なおもゆりかもめで絞め上げる。ここで何とかの一つ覚えで効かないドロップキックとエルボーに固執するかと思ったが、ドロップキックからの腕ひしぎ、逆さ押さえ込み→腕ひしぎ→三角絞め、傷めた腕へのドロップキック、ミサイルキックとコンビネーションでようやく反撃。裏投げも出た。

 ・・・栗原は天才ではないが、努力する才能がある選手だ。ドロップキック、サブミッション、裏投げ・・・一進一退、ストレートに伸びてはいかなかったが、行きつ戻りつ、一つずつ着実にモノにしている。
 また、先の川崎での防衛戦は正直褒められた内容とは思えなかったが、こういう下の選手の力を引き出す田村の力はやはり凄い。

田村「2冠のベルトを13回防衛したので、これからは美佐恵と松尾の持っているタッグベルトを狙いたいと思います。
 パートナーは・・・栗原! お前、やれるか!」
栗原「やります!」
田村「・・・そして、ディスカバー・ニュー・ヒロインも栗原と! ケッテ〜イ!!」

[○元気・松尾・さくら(ノド輪→回転ラリアット)春山・×希月・三田]
 ・・・うーん、これまたディスカバー絡みの春山・希月の揃い踏みだが、これといった連携もなかったし、今一つポイントに欠けた試合。
 さくらと春山の絡みもそれ程ではなかったし、さくらと希月はまあまあ。希月、つかまってやられる場面がやや多かったか。三田さんは、アイアンクローを多用。キャラには合ってるかも。
 急にメインに来たので期待した松尾君もまあ普通。


「後記」
松尾「御来場ありがとうございました。今日は京子さんがお休みで、本人の考えもあって会場には来られませんでした。
 こんな時こそ、みんなで、私がNEOを盛り上げなければいけないと思います。次の板橋から2戦、私がシングルでメインをやります! 私がNEOを盛り上げます!

 というアピールは立派だけど、まず今日の試合を盛り上げろよ ^^;)。

 入りはまず満員で150人程。ここで、また次々と仕掛けてくるかなー、と期待したがおとなしい開幕戦でやや不満。川崎が成功だったか失敗だったかよくわからないが、仮に後者と感じた人がいても、ここでドミノ爆弾みたいに次々に仕掛ければ、勢いで川崎もよく感じるのだが・・・。




「春山香代子プロデュース〜笑い日和り〜」4日at亀有道場 トータルで


−世界中に定められたどんな記念日なんかより
 あなたが生きている今日はどんなに素晴しいだろう
(「TRAIN-TRAIN」by BlueHearts)

・・・テレるな(ポリ)


 試合前の挨拶は当然春山大先生。
「今日は笑って、ストレスを発散して下さい!」

[○ECO大先生(キック→ローキック→カカト落し)中島]
 暴走中のECO大先生。この試合だけは当然ややシリアスなものになる。
 ・・・とは言っても、どしたぁ! と平手打ちしたりもするが、遠慮があったのか、お笑い中心の道場マッチの空気を考えたのか、それ程ハードな試合でもなかった。中島の先のvs春山戦は、春山が中島の成長を楽しんで、気の合った攻防ではあったが、攻撃はあちらの方が余程キツかった。

[<卒業シーズン〜母校の制服着用シングルマッチ>○春山大先生 (ラリアットスカし、ウラ・カンラナ)○阿部]
 試合前に判明した衝撃の事実! 何と、阿部ちゃんは高校を卒業していない!!(それがどうかしたか?) そこで追加ルール。阿部ちゃんが勝てば卒業させてやる(何の権利があって?)。ただし、試合で勝った後、3問の問題に正解して、との事。春山が勝てば、客席から抽選で10名、制服2人と3ショット撮影。
 気になる制服はどちらもブレザータイプ。春山のは+ネクタイ。オッサレー。ついでに普通科卒!(それがどうかしたか?(゚д゚)?)。違和感は(ばく)・・・まあ、女子レスラーは平均的に見た目、実年齢より5つは若い、というあっしの法則通りいいんじゃないでしょうか。阿部ちゃんには、萌え〜、とかいう声が飛んでいた。「中退!」という声も飛んでいたが。大先生は・・・いいんじゃないでしょうか(ばく)。どうでもいいが、関西系某氏はこの試合(制服阿部ちゃん)の為に来たんじゃねーだろーなー。
 試合前のBGMは「贈る言葉」で、大先生のテーマはユーミンの「卒業写真」で、阿部ちゃんはロックVer.の斉藤由貴の「卒業」みたいな。

 さて、試合はブリまくる阿部ちゃんを、こういうスケバンの人、いそうだな、という大先生がいたぶる序盤から、「テメー! チョーシこいてんな!」と逆ギレで返し、KAZUKIの介入もあったものの、スカートめくりを巡る攻防(?)から、大先生が盛り返し、後一歩という所で、返し技が決まった。どうでもいいが、いい歳をした女性が制服姿でくんずほぐれつ戦うなど、それだけ写真で見たら別のプロ女性ファイトに見えそう・・・。

 さて、卒業試験の3問は、穴埋め四字熟語。1、一■一■、2、金□玉□、3、才□兼□。わかります? 1と3はわかりますよね。2はかなりの難問じゃないでしょーか。あっしも勿論知らなかったし、近くの某予備校の国語の先生もわかんなったぞ。それに、1もなー・・・。「一日一善」でも、「一宿一飯」でも「一進一退」でも、いーよなー(今回の正解は「一期一会」)。阿部ちゃん、3問ともほぼ正解だったのだが・・・。
 惜しい! 3問目を「才色兼(正解は)」! 卒業ならず! 試合に勝って、試験に負けた!


 休憩。今日のランチは・・・ホタテのバター焼(2つで¥300)、ベーコンと白菜のクリームシチュー(¥500)、後、ソーセージに、オニギリ。
 クリームシチューが絶品! 白菜の溶け具合が・・・。えりりんハケーン。やっぱりね。道場で味わえるサザンクロスの味!(ばく)
[<春山だらけの8人タッグマッチ>×春山大先生・倉垣・KAZUKI・米山(0-3)○日向・ボリショイ・Leon・中島]
 3フォール、KO、ギブアップ、リング下転落で脱落して、どちらかのチームが全滅するまで戦うもの。全員春山大先生のコスチューム着用。

 しかし、何というか・・・。春山チームはともかく、日向チームが全員春山のコスが着れたのが凄い。プロレスのコスチュームの可塑性に驚くばかりだ。また、一番凄かったのが倉垣さん。足がモロに出る奴で、クラちゃんと言えば、腕の太さが印象的だが、当然あんよも凄いのね ^^;)。井上京子の足が藤原紀香かビヨンセに見える位凄かったぞ。

 試合は・・・うーん、何かこれ、回を重ねる事に、春山の真似をしようとか似せようという気がなくなって、最早コーナーポストに上がる時「ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!!」と言うだけみたいな ^^;)。みんな、普段の試合そのままじゃん。
 日向だけは流石に、ジャイアントスイングの時「回すぞー!」と言った位。米山はローリングクレイドル完全不発。
 何だかよくわからない内に、最後は一人残った春山が奮闘したものの日向、中島、2人がかりでエプロンから落されました。
「後記」
春山「今日おかしくないですか! 自分のプロデュースなのに
(負けて)・・・」
米山「春山さん、気にする事ないですよ。プロレスは負けた方がうまくいくんです」
春山「・・・ストレスを発散して楽しんでもらえたでしょうか。
 次回は道場マッチも50回目何で、それにふさわしい企画を考えてます!」

 入りは超満員で、110〜20人程。後、無理やり20〜30人は入るだろうが、見れない人も出てくるだろう。

 今更、特に言う事もないのでブーケと手紙だけ渡して帰った。あっし的にはやはり、今現存する女子レスラーで最もファンを熱く、感動させる才能だと思う。




「We are JWP〜return to fresh spirits/第5戦」28日at板橋グリーンホー



−鳴動


[○春山大先生(トラースキック→ミサイルキック→引っこ抜く強引ペティグリー→ジャーマン→オレンジ☆ブロッサム)中島大先生](以下、大体全試合ので略)
 春山新コス。基本的なデザインは変わらないが、これまでの肌色の部分を黒と銀にした様なメタリックなもの。
 躍進著しい若手に、先輩がまだまだ上の壁は厚いと力の差を見せつけた、それだけのよくあるパターンと言えばよくあるパターンだ。しかし、力感のある春山の攻撃、懸命な中島の反撃、やはり熱い!

 試合後、日向、何度も勝ちあがらければ「ディスカバー・・・」で優勝出来ないのに、こんな事ではパートナーとして認めない、と檄!(て事はケッテ〜イ?)

[<JWP認定タッグ王座次期挑戦者決定トーナメント1回戦>“チーム稲作”(←チーム名)○米山・植松(エプロンで豊田のキックで押された植松がぶつかり、その勢いで丸めて)“豊満熟女”×GAMI・豊田]
 試合したくないけど、イヤイヤ頑張る植松さんを軸に面白い試合でした。

[<〃>“ピコと野獣”ボリショイ・○倉垣(エルボーと掌打の乱戦の中、1手掌打が先んじた)“サファリパーク”×輝・LEON]
 技能的にはこれがベストマッチ。ただでさえ滅茶苦茶うまい4人が、ボリショイプロデュースの元、手が付けられない様な複雑系バトル。

[○KAZUKI・阿部(阿部、リング下から足を引っぱり)×ECO・日向]
 順番が前後するが、4月の後楽園の[ECOvsLEON]のマスカラ・コントラ・マスカラ、ECO、勝手にボリショイも入れた3wayで、と発表。「これは、JWP全体の問題や。ボリショイさんは高みの見物ですか?」
 途中までは普通の試合だったが、ECO、場外でLEONとやり合い、グチャグチャの試合に。

ボリショイ「3way、受けてやるよ! けど、その前に次の板橋でシングルだ! 後悔させたる!」

[<JWP認定タッグ王座次期挑戦者決定トーナメント優勝戦>米山・○植松(「俺ごと回せ!」3人の回転エビ→ドラゴンスープレックス)×倉垣・ボリショイ]
 米山、植松の黒メイクで登場。またても嫌がる植松さんを無理やり駆使しての奇蹟の勝利でした ^^;)。


「後記」
米山「・・・あのー、植松さん。あたしと組んで、『ディスカバー・・・』を考えてるかも知れませんけど、あたしはもう新人じゃないんで無理ですよー」
植松「勘違いするなー! あたしのパートナーはもう決めてある!」
 “ガトクーの人間爆撃機”登場!

 入りはまず満員だが、平日は流石に厳しく椅子の数は少なかった、130〜140人。
 正直にいえば、今回いつものいつもの、いつものメンバーで(いつもいつもだが)、余りソソられるカードはなかったが、行けば必ず楽しませるのがJWP。
 モバゴン等で、「ディスカバー・・・」の概要がそろそろ出ているが、16チームとは中々凄い事になってきた。板橋Wヘッダーは、マジに早くチケットを押さえていた方がいいかも知れない。LLが両国、NEOが川崎、格闘美はHIROKA参戦と仕掛ける中、Jも動き始めた感じ。

P.S.4日の春山プロデュースの道場マッチ。試合後、¥3千で、春山大先生のバースディーイベントあり。




「NEO WORLD2007」18日at川崎体育館ギリギリ



−僕が行くから君も行け!
嗚呼! 川崎決戦!!


 家を出る頃には雨がやんでいた。チッ! ^^;)。久しぶりの川崎体育館何で方向が少し不安になる。川崎球場もこの道だよね。会場が近づくとダフ屋さんはいないが(いたかも知れないがわからなかった)、それなりにプロレスファンらしい人は増えてくる。

 チケ・ぴでは売切れだったが、流石に2F自由席はまだある。!F指定は売切れ(YFC絡み?)。クジを2度引いて4等と3等。4等は10年前位の田村(偉くワイルド)、元気、ブラディーらの写真で、3等は「ATHENA」のカードセット。どこで入手したんだか。
 ロビーや通路もにぎわっているが、始まらないとまだ入りはよくわからない。1Fでチェックはないので、立つのが苦でなければ2F席でも1Fで見られる。

 数分遅れで、入場式。入場ゲートはまあ普通だが、ツインスクリーン。また、重低音ぶいぶいのPAがいい。オタクはアイドルやアニソン位しか聞かない癖に、いいステレオ持ってるからねえ ^^;)。
 挨拶は元気。
「3年ぶりにNEOが川崎に帰って来ました! 今日、この日、この時、NEOを選んで下さってありがとうございました。思いきり熱くなって、楽しんで下さい!」

[<NEOイズム・ウイニングロード2007>○勇気大先生(カウンターのエルボー→ボディスラム→体当り→STF)野崎大先生]
 道場マッチは知らないが、多分初対決。野崎、薄い紫のガウンで入場。共に試合コスの水着はそのまま。勇気はまず、そのままの肉体を見せなきゃね。

 ・・・野崎、特におかしい所も泣く事もなく、クロスボディー2発、鎌固め、ダイアル固め、STF、エプロン越し回転エビと規定演技はこなす。しかししかし、やっぱりまだまだ。エルボー、ストンピング・・・いや、ロープワークから歩き方からまだ、体に芯が入ってない。お陰で勇気の体当りもさほど映えない。勇気が出遅れた同期生の野崎に気を使ったのかも知れないが、野崎の技だけは多かったな。
 松本ザウルスは各上の先輩相手に次々熱戦をやって評価を上げているのに・・・。勇気がかわいそうになった。

[<ヒートアップ・ザ・シャイニングスター2007>○植松・輝優優(肩車式ダイビングボディープレスを1度はスカすが→ボディープレス→輝のエルボー→回転エビ)×市井大先生・佐藤大先生]
 イトカオ教室組、佐藤のテーマである「四季」のポップスVer.みたいな曲で入場。佐藤が「上」という事か? ファイト自体も佐藤色の強いものになった。
 サンドイッチ低空ドロップキック、同時ミサイルキック、同時ダイビングヘッドバッド等、良く練習したらしい小気味いいタッグプレーが良く出た。

 しかししかし、あっしは舞ころに優等生プロレス何か求めない。たまに惑星の軌道をハズレる程の大ハズシ試合があってもいい。試合を壊しかねない程、好き放題に自由奔放な舞ころが見たい。

[<ハイスパート・フレッシュバトル2007>松尾vs栗原大先生]

[<NEOマシンガンズ軍vsさくらリボン軍7vs全面対抗戦>
 タニー・宮崎・闘牛・空・
チェ・リー大先生・趙雲小龍大先生・豊田・希月
  vsさくら・春山大先生・米山・真琴・りほ・
山本兄弟選抜選手&X]
※さくらリボン軍が勝てば甲田社長とさくらえみ即結婚式スペシャル。ツインリング(ひとつはアイスリボン用マット)採用時間差バトルロイヤル

[<メガモンスター“巨大空間”ウォー2007”/AWA世界女子選手権>アメージング・コングvs京子]

[<タフ・アンド・ラフ・デッドリーランブル2007/ハードコア・ルール>三田vs木村]
※凶器持込み自由、場外カウントなし

[<私たちの時代だ!>元気・高橋大先生vs日向・里村大先生]

[<夢の対決! 川崎フルボルテージ/NWA認定女子パシフィック&NEO認定シングル選手権>田村vs浜田]


「後記」
 入りは1Fは満員位。2Fは流石に空きもも大きいけど、予想よりは大健闘。あっしの雑な目測(見えない所は想像で計測 ^^;)では700〜800人位。3年前の川崎何か200人(! ばく)位だったよ。

 簡単に感想を言えば、セミとメインが傑出していて、ほかはまあ悪くはないけど、特に良くもなかったなあ、と。
 セミはやっぱり、この辺の世代が今の女子プロの最前線だなあ、と納得させる技能、熱量満点の好試合。元気が少し引いてた位で、日向、里村、高橋、みんなうまいねえ。
 メインは期待とは全然違って、浜田がどこまでも冷静、クールに田村を攻めて、それが田村に後1歩まで迫った一番の要因の気がした。去年の例の12カ月連続防衛、外人の試合は見てないけど、一番田村が追い込まれてなかった?(ト、一緒に観戦した人に言ったら、ボキはそうは思わない、という顔をされた ^^;) ラストはまた例のエルボー殴り勝ち(苦笑)。
 あ、甲タン・さくらのキモ夫婦結婚マッチは、さくら軍が勝ったのに、婚姻届けサイン寸前で「一緒に暮らす人が怪我をするのはイヤだから、引退して欲しい」、「プロレスは続けます」で、破談となりました ^^;)ざーとらし




「最強シングルトーナメント〜神取忍・ハーレー斉藤・イーグル沢井 デビュー20周年記念大会〜」

12日at両国国技館

−起死回生!

LLの強さ、ここにあり!

最強ボンデージ決定戦、“恩讐の彼方に”Jとの再会、対抗戦ブーム再現、“女子プロ黄金時代クラッシュブーム”もう1方の巨人ダンプ、“ローカル発最先端女子団体”仙女ガールズ、東都上陸!・・・

・・・“似てない姉”JWPと正反対のコースをたどりながら、LLもまた“最強”だった!


 予想通り、沢山のダフ屋さんをかいくぐり(最後に接触したりして ^^;)、会場へ。国技館も久しぶりだが、これだけ沢山のダフ屋さんがいるだけで、昔の全日武道館とか新日ドームみたいで、メジャー気分が浮き立ってくる。

 中に入ると、おおっ、もっと予想通りスカスカ ^^;)・・・いや、予想よりは入っていた。大量の定価割れチケットが出回っているのは知っていたが、いくらチケットをまいても入らないものは入らない。
 もっと凄惨なガラガラを予想していたが、マス席独占出来て好きな所に座れていいなー、位。スカスカでも何でも、これだけの人が集まった女子プロの試合も珍しい。

 20分弱押しで、前振りビデオスタート。
「・・・20年前、女子プロブームの中、3人の少女がデビューした(当然、デビュー当時の神取、イーグル、ハーレーが映る)。しかし、彼女達を待っていたのは『冬の時代』。女子プロ復興の為に仕掛けたのは『最強トーナメント』!」

 入場式。天龍、北原以外はほぼ全員入場。ダンプさんも普通にきた。
 LL OBから花束。穂積、紅、GAMI、キャロル、レオ、和田部、長嶋、グラマー☆エンジェルス麗香&葉千子
 ・・・青野は来ないのね ^^;)、大向も。そして、レヴンも。ま、色々ある罠。

[フランソワーズ☆大先生(崩れモアイ・オブ・イースター→ハイキック3発)○バンビ大先生]♪〜ズン・ズン・ズンドコ〜MAX!!
 出ました! ヒールターンした黒バンビ! ムチを持っています。しかし髪切って、そうすると童顔で、言葉本来の意味でかわいいぞ。
 続いてフランソワーズ☆大先生! 2人とも似た様なモデル体型、ビザールボンデージファッションで、完全にSM対決だぞ。衣装合わせ、という概念はないのかね。普通、区別付かんて。おまけに、M役(?)のフランさんの方がロングヘアで顔の彫りが深くて、悪女風だって。

 試合は・・・もー、最近の小さくまとまった新人とはスケールの違う、大型ダメダメぶり。今年の最優秀ズンドコ試合は早くも決まりか。
 フランさんがなー、デカい体で猫みたいに凹みっ放し。練習で先輩に技をかけるのをビビってる練習生みたい。バンビの攻撃は、見せかけだけで、そんなにキツくはなかったと思うが。デビュー戦でシャープな技を次々出しながら、凹ませず試合を成立させたサトアヤは偉大だ。
 バンビのヒールファイトは、Jr.オールスターの時よりは堂々として悦にいってましたよ。あっしの望むバンビ像とは違いますがね。

 余りにもフランさんがダメ過ぎるので、仕舞いにはバンビも技ミスったり、もうなすすべがない。バンビが「どーしたらいーのよ!」とパニクってたのがはっきりわかった。2人とも背が高く、華があるんで却ってダメさもよく目立つ。
 終盤、多分フィニッシュ予定のモアイ・オブ・イースター(変形みちのくドライバーみたいな技)が変な形で崩れた。強引にハイキック 3発でFin。フランさんがトミーさんに抗議したが・・・。
 1試合位気にすんな。先は凄〜く長いぞ ^^;)。

[さるぼぼ・○C.ボリショイ(619→スクールボーイ)内菜・×おばっち]
 まあ、特に言う事はない、お気楽なお笑いマッチ。JWP怪奇派組、相手をエプロンに落してキャイーン! とかね。内菜さんのドロップキックはまずまず。やっぱり出た、ボリショイのロープ歩きと大根拝み渡りの共演。




・であ、簡単に昨日からの試合の感想など。

 JWP。試合前に、JWPタッグ王座に挑戦したいチーム募集。豊田、倉垣、米LEOが名乗りを上げ、いつものチームをシャッフルして挑戦チーム決定戦をやる事に。新顔の一人も出るかと思ったが、流石JWPというか。

 [春山vs勇気]は、アウェイだと最近の勇気の元気良さが今一つ出ず。
 [中島vs栗原]は、好勝負。共に最近好調とは言え、キャリアもないし、余り当っていない2人。しかし、これがドンピシャ! 同じ団体のライバルみたいに、グラウンド、ドロップキック合戦、バッチリ手が合い、打てば響きまくる。欲を言えば、グラウンドなど「技術合戦」の趣があり、テクニックより闘志を前面に出して欲しい気もしたが、まず2人の技量に拍手!
 [WANTED vs LEON・ECO]戦は、途中までは普通に試合していたが・・・ECOのノーフォロー、誤爆から遂にLEO・ECO組、仲間割れ。ECO「お前の入団を歓迎してる奴ばかりじゃないんだよ!」。後楽園で、マスクはぎマッチケッテ〜イ!!
 ベルト挑戦で、チームになった[米山vs植松]はミョ〜に面白い試合。勝った方がチームリーダーだ! と言い出し、序盤等、エルボーや張り手等たいした事はしてないんだが、ミョ〜な距離感が面白い。何ちゃらあって、植松勝つが、「いいか、この2人で優勝したりしたら、植松・輝がまずい! 米山、頑張るな!」。米山「わかりました。頑張ります!」
 メインの[日向・春山・輝vsボリショイ・倉垣・日向]は、技は出ていたが、ノーポイントの、いつも見てる人にはほとんど見所のなかった試合。ハルクラのライバル関係に、日向やボリショイ、豊田が絡んでくるのかなー、とか思ったが・・・。

 栗原参戦以外特にめぼしいカードもなかったのに、相変わらず満員。1Fで200人位。メインがイマイチ見所がなかったのを除けば、まずまず楽しめた。


 新木場移動〜。HIROKA参戦のこれまではまず満員だったが、今回は少し空きが目立つ。もっとも第2試合で席を立って、後から入ってきた人もいるからよくはわからない。

 セミくらいだろうと思った[米山・中島vs松本ザウルス・大畠]が第1試合だったのはうれしい。大畠、相変わらず頑張っているが、やはり[“暴れシンデレラ”中島vs“「息吹」獣”松本ザウルス]のバチバチに尽きる。何度あの体に弾き飛ばされてもめげない。明かに引いていた米山は、かっちり大畠を押さえるが、試合が終っても場外で、中島-ザウルス、張り手、エルボーで果てしなくバチバチ。こないだの格闘美の[栗原vs松尾]も、NEOの川崎の予告編みたいだったが、これもJの「ディスカバー・ニュー・ヒロイン」の予告編みたい。格闘美って、ふとっぱらだなあ。

 HIROKAの格闘美ラストマッチとなる、[vs空]は、いきなり空が「HIROKAさん、『格闘美』最後の試合だから時間無制限1本勝負でじっくりやりましょう!」等と言い出す ばく ^^;)。(すぐキネマの「GEMIRIBLE」に行かなきゃいけないんだよね)
 その後も、場外エスケープで間を取ったり、試合を伸ばそう伸ばそうとする。「HIROKAさん、どうして、そんなに焦ってるんですか! ゆっくりやりましょう!」(ばく)
[「GAMIRIBLE」の方は、と言えば、メインにHIROKAが間に合わなければ、とりあえず代打、LEON。HIROKAが到着次第、交代との事。時間稼ぎにトークやら、さくらさんが2曲も歌ったり、大変だったそうだ ^^;)。これ、同時中継で双方の会場にTVカメラを持ち込んで、映しながらやれば面白かったと思う]
 試合は、ムエル・デ・・・は決まらなかったが、リバースのボー&アローみたいなエル・ヌド(結び目固め)でHIROKAの勝ち。「また、応援してもらえる様にメキシコで頑張ります」と最後に挨拶。「格闘美」、他のカードも見たかったが、こちらも会場を後に。6:38分位。
 7:05分位。きっちり、40分弱でキネマ到着。やたら盛り上がっていて、メインか!? と思ったら、[日向vs東郷]。
 後半と言うより、もう終盤。日向、東郷のノド輪落しを三角絞めに切り返し、これが最後の反撃。ラストはダイビングセントーン。聞けば、前半日向がガーッと攻め、中盤やはり東郷がパワーの差で押し返すという内容だったらしい。

 そして、メイン。HIROKA現われず。代打LEON。エクストリーム好きなKAORUさんは、机の破片の凶器持参。ルチャらしいコミカル&軽妙なやり取りで1-1(三本勝負)。ここで、HIROKA妃登場!
 で、LEON交代で引っ込む・・・のはかわいそう。
 GAMI「ちゃんと、考えてるねん。スペル・エストレージゃを呼んであんねん」。で、思いきり植松のマスクウーマン登場(すぐマスクは脱いだ)。4対4に。最後はHIROKAが、GAMIをムエル・デ・クリストでFin。

 GAMIRIBLEは評判がいいが、Jに輪をかけた超満員。1Fフロアだけで300人程。多分バルコニーもぎっしりだろう。目に付いた所では、ダンプさんのお供のSASORI、デブ'sスタイルのレスラーじゃない人、西尾君何かもいた。
 (しばし)さらば、HIROKA! あー、Tシャツ買いそびれた、サイトのプリント渡しそびれた・・・
 LL両国。明日も早いし、もう時間がないや。優勝神取。私見ではMVPは里村。入りは・・・スカスカだが、まあ、初めから苦戦は見えてたし、思ったよりは入ってた。のんびり見られていいなあ、位の不入り。数えてないが千人超・・・2千はいかなかったと思うけど・・・。
 試合は・・・大成功とはいかないけど、70点位、中成功位じゃないかなあ。変な試合もあったけど、メインは熱戦だったし、トータルではバラエティーで楽しめたと思う。



 

−第1回HIROKAマニアツァー終了



 はぁ〜、昨夜の格闘美(新木場)→GAMILIBRE(キネマ倶楽部)で、HIROKAマニアツァー全7戦、完走しました。
 今頃、HIROKA妃はホームリングのCMLLに向けて機上の人でしょうか。外人ルーダのポジションを美馬美馬に取られていたらどうしよう。

 ちょっと思った事を書けば、HIROKAはアイドル何だなあ、という気がしました。
 格闘美の[vs風香]戦。「絵」的に良かったです。体格が同じ位で、風香はいかにもベビーという感じで、HIROKAはいかにもヒールというか。いえ、ダンプさんみたいな怪物的なヒールじゃなく ^^;)、風香のネガといえる、対照的な一対の片方というか。例えば、HIROKAが格闘美の選手でずっと風香と抗争してたら、風香と同じ位、応援されそう何ですよね。
 また、最終日の試合は髪を下ろしてかわいい感じでした。メヒコでの試合は全く知らないんですが、やっぱりあの体型とかルックスは本当に憎らしい、死ねJAP! というより、尾崎や長嶋みたいにヒールだけどアイドル人気もありそうな気もします。実際、麗香さんのblogでもそういう報告がありました。
 勿論、試合がダメならダメで、凄いという程の試合はなかったですけど、格闘美、 JWP、NEO、マルセラとの純正ルチャ、それぞれのスタイルに対応していてしっかりした実力は感じました。かわいくて、しっかりした実力があって、珍しい日本人なら、成功しない訳がないです。
 ビデオででも見てみようか、という方の為に蛇足ながら余計な注釈を付ければ、一番まとまった試合は「無我」でのマルセラ戦。一番ルーダっぽさを見せたのは、「格闘美」での風香戦。ジャパニーズスタイルとの対決ムードがあったのはJWPでのタッグ。一番かわいかったのは ^^;)、「格闘美」11日の[vs闘牛・空]戦。んな所です。
 ・・・今、祭の後の虚しさで一杯です。しかしまあ、都内だとみちのくとか仙女とか、地方団体以外は見ようと思えばいつでも見られますが、滅多に見られない「まだ見ぬ強豪」「遠い異国の憧れの君」を待ち望むロマンもいいものです。♪〜会えない時間が〜、愛 育てるのさ〜(by郷ひろみ)、です。とりあえずは、ロッシー! Thanks!

約束したわけじゃないけれど
約束したのと同じことさ
アイツの熱さに触れた時
明日を賭けてもいいと思ったよ

シランバ・カムイ
レラ・カムイ
アイツをアイツを連れ戻して

恥をかかせるもんじゃないわ

アイツが走ったあとには
草木も並んでお辞儀をしてる
もとの鞘が恋しくなるわ

どんな どんな遠くに離れても
風になったアイツ
(「カムイの剣」by渡部典子)




 「格闘美〜MASSIVE'07/第4戦」4日at 1stRING

−不可!(not風香)


[松本ザウルス大先生んだが・・・(節分豆をぶつけ一旦返されるも丸めて)○空]
 松本好調。淀みのない、小気味いいパワーファイトで優勢。編集したら松本のプロモーションフィルムが出来そうな、松本ザウルス全開の内容だった。

 ・・・しかししかし、根本的にカード自体に巨大なヨドミがある。「闘牛・空」に優勢なのはいいが、それじゃダメダメだったJr.オールスターの[vs江本戦]は何だったんだ。何で、空になるとこんなに強くなるんだ。江本と「空」が別キャラなのはわかるが、空でなければならない展開も特になかったし。この違和感は前にHIKARUが「女帝興行」で江本に惨敗して、「空」相手に寒い勝ち方をした時も思った。
 ・・・うーん、選手確保の苦しさ、「空」と江本の問題が陰を落してました。

 そろそろ松本ザウルスは、「ミスなく時間一杯、元気良く試合出来ました、○」という新人扱いはやめる。試合全体のメリハリ、展開も考えて欲しい。レベルサ(2段目ロープに飛び乗ってのボディアタック)をキャッチしてのアルゼンチンに続き、コーナーポスト上の攻防から即アルゼンチンにとったのは絶妙!
(追記。他サイトの観戦記読んだら、試合前に豆ネタの前振りあったそうで。そうなると、試合の感想も違ってきそうだけど、まあ遅刻したあっしの率直な所感という事で)

大畠美咲大先生・栗原大先生(ヤクザキック→ダイビング・ボディープレス)元気・松尾]
 熱戦! 文句なしの!・・・いや、一杯あんだけど ^^;)。

 まずは、大畠、「出てこい!」と元気指名! 当然、かなうわきゃねーんだけど。しかし、コスチュームといい、特攻精神といい早紀タンのリメイクだなあ。
 松尾、元気に散々やられた後、出ました! 栗原大先生!

 でりゃあ、わあわあ、おええあああ!!!

 今日も元気一杯・・・ムダに。ト、言いたい所ですが、今日はこれまでの「元気だけ」ではなく、松尾君にはグラウンドを挑み、元気のパワーにすぐ玉砕せず、やる気が切れません。
 これで松尾君に火が付いたか、ホームのNEOより鋭く容赦ないドロップキック連弾。回復した大畠ちゃんも、特攻精神はそのままに、真正面自殺攻撃から回転技、グラウンドサブミッションと、文明的な近代プロレスのコンビネーションを見せます。タッチが早いなあ。タッグではありますが、もう少しじっくりした1対1のタイマンも見たいぞ。アター! 大畠、スクールボーイ、スッポ抜け!・・・よっしゃー! ミスった位で、凹むな、止るな!・・・

 ・・・一旦点火された勢いは最後まで止らず、一瞬元気がキレたかと思った栗原とのシバき合い等もはさみ、4人、フルに駆け抜けた痛快な一戦でした。やっぱり実力もプロレス頭も上の元気は流石。大畠、松尾君、栗原が良かったなあ。この勢いでいけば、川崎の[松尾vs栗原]も楽しみ。

[マルセラ・×渋谷(カリビアンインパクト<ゴリースペシャルを決め、もう1人がコーナーポストからネックブリーカードロップで同時落下>)○カリビアンKIM・MOON]
 先入観というのは恐ろしい。MOONをRUMと思っていたが、零の方(これは公表してるんですよね?)。バックラッシュ(側転飛びつき回転エビ)もやったもんなあ。しかし、零だとスラリとしてスタイル抜群なのに、コスチュームのせいか途中まで気付かなかった。
 試合は悪い所はなかったし、マルセラは新鮮だったが、渋谷、KIMの出番も少なく、MOONのルチャ修行みたいな気もした。


 休憩。特に言う事はないが、次回大会の前売りに結構並んでいて、実は今日も遅れてきたが、いいカードでもあるのかなあ。

 「新・阿部由美子アワー/格闘美予備校」。今日は阿部さん、中山、一葉と3人揃った。
 で、何をやったか。これが凄い。先のバスツァーの・・・報告、レポートでもやるのかと思ったら、バスツァーでも「格闘美予備校模試(平均30.6点。最高でも60点位)」をやって、その問題の桜花、渋谷、大畠、更に大輔本部長の誕生日を答えさせるのだ。
 凄いよな。スタッフの誕生日まで覚えさせるんだぜ ^^;)。えーと、渋谷は「渋谷109」で10月9日、桜花は4月4日オカマの日で、風香は8月20日ハニワ、大畠は新日ドームの次の日の(ばく)1月5日、大輔本部長は、光GENJIのかー君と同じ(ばく)って ^^;)。
 その内、音響の○○さんの誕生日とか、経理の××さんの好きな食べ物は、とか恐ろしい世界にいきかねないので、HIROKAのフィニッシュだけ解説してメイン。

「いいですかー。クリストは十字架固め。足もロックしたフルネルソンで、そこからドスンと尻餅を付く形で水平に相手をうつぶせに落すのが、『ムエル・デ・クリスト』。日本語で言えば、『キリストの死』ですよー。ルーダのHIROKAさんらしい、神をも恐れぬ技ですね。
 渋沢さん、よそみしない!」

[○HIROKA(ムエル・デ・クリスト<クリスト<十字架吊り固め>からのフェースバスター>)風香]
 率直に言って、メインというには、期待感の割には、決定的に熱量不足。
 序盤のグラウンド、風香がロープを利用してのコルパタ等、かなりルチャ寄りのムーブも見せた。また、HIROKAのルーダぶりも、これだけ取れば、ベストだろう。ステージの壁に叩きつけたり、マルセラとカチョーラもやったが・・・。
 風香、Fクラッシュは決めたが、Fドールはスカされ、続くキックか飛びつき技をクリストに取られて、The end。

 ・・・誰が悪いとは言えないが、うーん、キャリア的にHIROKAがリードしなければいけない気もするし、ホームでエースの風香が体を張って盛り上げなければいけない気もする。団体のエースというのは一番人気がある、プロレスがうまい、強い、それだけじゃなく、何があってもメインで客を満足させる事だと思う。
 やはり、スパーリング不足、両者絶対に試合を盛り上げるという覚悟が足りなった気がする。
「後記」
 前回よりはやや少なかったが、目測では200人弱。第2試合がベスト。若手を集めて、毎回これ位の熱戦が出来たら素晴しい。少し小言を書いたが、第1試合、第3試合も悪くなかった。やはり、メインが痛かったなあ・・・。




3日at板橋グリーンホー



−川崎決戦待ったなし!
でも、まだHIROKA強化月間よぉー。
川崎大会癒着大作戦も頓挫したし(ウソ)


「後記」
 入りは満員! 200人弱程。豊田様参戦、奈苗大先生来場予告、アイスリボン連動もあったけど、「最後の決め手」はHIROKA効果でしょう。格闘美も満員、JWPも日時、場所の割には盛況だったし。

 試合前のキモ夫婦(甲タン&さくら)のインフォメ。川崎大会の前日、17日に川崎で無料イベント(notおべんとう)。ついでに同日アイスリボンの試合も。詳細はオフィ猿とかでどうぞ。
 更に川崎大会最前列客へのプレゼントの非売品DVDを、2列目の方にも、と。詳細はオフィ猿等で。

 第1試合の[野崎vs元気]はビミョ〜、という所。前半や全体にはまだまだヘロヘロ、ダメダメェ〜ながら、切り返しやポイントではいい動きも見せた。うーん、多分、後半年〜1年で野崎はダメレスラーから脱皮出来ると思う。さあ、ダメなダメな、ダメ〜な、レスラーが好きな皆さん、今の内に早く見ないと、野崎強くなりますよ。もう、次の川崎大会で化けるかも知れませんよ。
 試合後にはもち・ろん・ろん〜♪(byまなまな)、奈苗大先生御来場。うちらが組むからには絶対、負けられない、と意気込みをアピール。

 第2試合の[勇気vs田村]が個人的にはベスト。中島が今、試合ごとに急成長していると書いたが、勇気もそう。デビュー1年もしてないのに、こんなに強くしちゃっていいの、と言いたい位の大健闘を見せた。
 ・・・しかし、試合後の両者の顔を見たら、田村、あら、今日はお化粧のノリが悪いわねえ、程度にしかメイクが崩れてない! ウォーミングアップ終り、程度の涼しい顔。勇気は顔マッカでゼイゼイ。この顔の疲れ方は演技じゃないでしょ。一見好勝負でも、まだまだ「実力」は相当な差があるようで。

 [タニー・松尾vs豊田・希月]は、節分ネタで豆を蒔いたり、NEO久々登場の豊田さんと希月のコンビネーションが面白かったが、やはり焦点は試合後の川崎大会7vs7マッチのスカウト合戦。希月(タニー「マシンガンズ軍が勝ったら全員、あおい前髪軍団にしてやる!」)、豊田(「後輩の結婚が悔しくないんですか! 阻止しましょう!」)、共にマシンガンズ軍!

 メインの[木村・A.コング・植松・HIROKA vs三田・京子・宮崎・マルセラ]は、未満、という所。京子、アメコンの大迫力の絡み、木村のエグい三田の(手術したばかりの)足攻め、HIROKAもこれまで見た中で最高のハードヒット、と部分的には凄く良かった。
 しかししかし、体格的にもストーリー的にもいきなりHIROKA、マルセラをこの中に投入するのはやはり無理があった。[コングvs京子][三田vs木村]の川崎決戦の前哨戦といえるこのカードにあえて入った意味は余り感じられなかったなあ。サービス精神は買う。三田さんの足の具合は・・・うーん、これまでと余り変わらない様な・・・。
 木村、三田との試合は、場外カウントなし、何でもありの、多分エニィウェア・ストリートファイトマッチを要求。




・こんばんみ。「息吹」と「無我ワールド・プロレスリング」に行ってきますた。

 「息吹」は相変わらず新木場ちょー満員で、内容も全試合です。
 と、言いつつ、第1試合の[松本ザウルスvs輝]は遅れてラスト数分、ザウルスがヘロヘロでやられてる所しか見られなかったですが、聞けば全体にはいい試合内容だったそうで。

 [チェリーvs市井]が、いい試合かどうか、ちょっと微妙でした。このカードは昨年のPOPリーグ戦で実現しており、いきなり全然当っていない舞ころのハイキックに、チェリーさんがわざとらしく苦しむという、それはもう、ウルトラダメダメダメダメェ〜!!!試合でした。それとは比べ物にならない、懸命で必死な、人によっては今日のベストバウト、とも言いそうな「熱い」試合ではありましたが・・・。序盤のエルボー合戦というよりむしゃぶりついてのヒジ、パンチ、キック合戦。確かに必死で一生懸命ではあるのですが、何かこう、子供の取っ組み合いというか(ばく)。これは堀田さんやアジャ様の様な超ヘビー級の方がやれば大迫力でしょうが・・・。日向や田村、植松らの様な普通サイズの方がやってもイタイのではないでしょうか。ガッツは認めますが、プロレスとしての見せ方、美的な攻防も考えて欲しいな、と思った次第です。ガッツだけはこの日一番でした。

 [Leon・佐藤vsさくら・希月]は、アイスリボンワールド的な(よく知りませんが)楽しい試合ではありましたが、「息吹」的な「戦い」という側面は薄い気がしました。

 [零vs栗原]があっし的には今日のベストバウトでしょうか。はっきり言って零は現存する全女子レスラーの中であっし的には一番苦手なタイプでした。とにかく、空中殺法だけで「戦い」がないんですよね。ところが、去年暮れのJr.オールスターのvsチェリー戦も中々の内容でしたが、今回はかなりのバトルモード。「やる気だけ」の栗原より余程やる気満々で、見事な勝利を収めました。あ、栗原もフォローじゃなく、攻め込まれてのキレのいい逆転のドロップキックとか、少しずつでも成長を感じました。

 メインの[ヨシダマvs江本]は、普通に見れば一番盛り上がったベストバウトでしょうが、ヨシダマさんの、攻め込まれたらサブミッション、というパターンで試合の流れがコマギレになる気がして個人的にはもう一つノレませんでした。昨日のJWPでもうお腹一杯で、疲れていたのかも知れますん。


・「無我」は・・・もう、別の意味でスゴスギ。凄いッ! 新日版LLPW!(ばく)
 ・・・うーん、例えば「ひょうきん族」とか、現役でバリバリやっているさんま、たけしを除いたメンバーが一座になって、あのギャグ、コントをそのまま、ライブハウスとか地方でやってたら、楽しいけど、少し物悲しくないですか? そんな感じ。昔、リンゴスターもイーグルスのジョーウォルシュとかかつての人気バンドのメンツを集めて、往年のヒット曲を延々やるナツメロバンドでツァーしてたんだよなあ。あれに近いです。5〜10年前まではプロレス見てたよという人には楽しいです、笑えます。でも、ちょっぴり物悲しいです。

 あ、[HIROKA vsマルセラ]はまさに、模範試合。メヒコ流に客にコールを求めたり(また、優しいお客さんばかりで女子プロの客よりノリがいいんだ)、打てば響くテクニック合戦と、これが帰国第1戦だったら良かったのに、という感じでした。




「We are JWP〜return to fresh spirits/第4戦」27日at赤塚公開堂



−HIROKA開花!

ハートに火をつけて!


「後記」
 土曜が休みの人はいいけど、仕事帰りに赤塚公開堂何てバカじゃねーか、という気もする(ばく)。おお、結構バカが沢山来ている(ばくばく)、130人程。しかし、試合はアタリ!

 第1試合の大木ちゃんがまず良かった。基本技オンリーながら、ノンストップの攻めダルマで、また大畠みたいな同レベルの他団体の選手との試合が見たいな。負けねーぞ。
 第2試合の[植松・輝vsECO・中島]戦も良かった。中島がミソになってない! この試合だけ見たら、誰も中島が極端にキャリアの浅い若手だとは思わないだろう。その位、このメンツに普通に溶け込んでいた。これは凄い事だ。自分は松本ザウルスのデビュー戦から数試合をずっと見ていて、最初はそれ程でもない普通の新人だったが、3試合目当りから今の怪獣パワーが発揮され、グラフ化すればその後、垂直に伸びる様な急成長を見せた。中島も今そんな感じだ。
 特にどこが凄い、というのではない、全然スペシャルマッチでも何でもない、ただの普通の試合だが、他団体の「普通の試合」とは決定的にどこか違う。
 第3試合の[阿部vs米山]は、KAZUKIさんがちょこまか介入しての、そういう試合。試合後、植松輝も現れ、タッグベルト挑戦をアピール。挑戦したいタッグチームは11日のキネマに来い、と。

 休憩後のセミ。遂にJWPにHIROKA登場! 今日のHIROKAはスピーディー、ハードヒットな試合運びが出来た。圧巻は日向との1st コンタクトの強烈なヤクザキック一閃! やはり、日向のバックブリーカーに苦しめられ、全体では押されていたが、思いきりよく攻め、レヴン時代からの心臓の強さを見せた。試合後に指を1本立て、もう1回試合して、という様なアピールを見せたが、これは見たい。1度や2度当っても日向に勝てるとは思わないが、6年組(日向、里村の世代)以降の挑戦者としてはかなり面白い試合になりそうな気がする。
 メインは先のキネマで爆発したハルクラのライバル関係に、豊田、Leonを入れたタッグ。明らかにJWPスタイルとは一味違う豊田さんがいいスパイスになっていた。妙にいじっぱりで、Leon、春山とのバトルは面白かった。ラストは勿論、ハルクラ対決。めくるめく万華鏡の様なハードヒットバトルは倉垣がラリアットで制して、キネマの借りを返した。




 「格闘美〜MASSIVE'07/第3戦」21日at 1stRING

−HIROKA来日!


[○浦井(Wリスト)大畠]
 遅れて見てますん! あー、浦井の新コスとか、両者ちょっと見ない間にどう変わったとか見たかったなー。

[○風香(アルゼンチンを丸め→外道クラッチ→カカト落し→エルボーのフェイントからのロー→ドールF)松本ザウルス]
 この試合の開始2、3分当りから見たが、いきなり松本ザウルス、風香さんを逆エビでいじめています ^^;)。
 619やトラースキック、サッカーキックで反撃するものの、松本ザウルスもウォー! と立ち上がるや、カンパーナを潰し、逆エビで一旦ロープに逃げられてもリング中央に引き戻し、中々の体格差といい、もうどっちが先輩だかわかりません。
 松本は意外に技が少ないですが、エルボー、体当りだけで見せ場に出来、試合が作れるので困りません。風香の各種キックは格下相手にやると飛び道具みたいで少しずるい気がしますが、この相手ならキックがあって丁度いい、という所か。いや、それでも風香不利か。グラウンドも松本はガードは万全。
 風香、ようやく上記の流れで勝ちましたが、第2試合ではもったいないというか、いやザウルスに余り張り切られてはまずいので、この辺で良かった、というか ^^;)。

[○空・チェリー(空、KIMに垂直落下式ブレンバスター→チェリー、ラダートップからチェリートーンボム→ダウンしている隙に角Get!)カリビアンKIM・RUM]ギリギリ
 前回の試合後、空の角がカリビアン軍団に取られたので、空の命と言える角奪回マッチ(空チームが負けたら、マスクも取られる)。リングの上、3m位の所に角が吊され、公認凶器というか道具の2mの脚立使用可で、先に角を取った方の勝ち。
 いきなり「この試合はつまんねーよ!」という声が飛ぶ。あっしも格闘美のお笑いマッチが面白かったためしがないと思うが、試合直前に言うのは、マナーとしていかがなものか。

 さて、この手の試合は破天荒な様で結構パターン化されているし、細かく書いても仕方ない。結論から言えば、まあまあOK! もう少しバリエーションやスピード感、スリルが欲しかったとかもあるが、女性ながら、難しいラダーマッチに挑戦し、まずまずの内容を見せたのは評価したい。
 KIM、空は当然として、RUMがいかにもセコい小悪党という感じの中々いい味を出していた。絶対、零じゃない。零さんは空中殺法は出来てもこんな気の効いた動きは出来ないって(^^; 格闘美初登場時だけ零説あり)。うーん、やはり胸の「位置」がおかしい。余程変な形のおっぱい何でしょう。
 無事に角奪還! 角装着式もあり。


 休憩。前回の格闘美はかなり悲惨な入りだったとネットで見たが、今回は最前、指定売切れ、北のステージは開放されてないが、ほかはまず満席。HIROKA効果? まさかねえ。セミも[風香vs松本]も興味深いカードだし、爆弾カードはなくても粒を揃えれば入るんだろうか。
 「新・阿部由美子アワー」。今回、阿部さんは舞台の関係で欠席だが、「格闘美予備校」(格闘美の歴史を勉強する)から、客とのゲーム大会になっていた。
 今回、種目は「ゴルフ」で、本当にボールを打つ訳にもいかないので、紙飛行機をボールに見立てて南の最後部から、何度飛ばしてステージ上のブリキのバケツに届かせるか。リングに飛んだらOB。2打ペナルティーで、最初から。賞品は万が一、ホールインワンが出たら、阿部達は永遠にギャラ10倍(渋沢は2倍)、客なら全員10試合観戦無料。社運かかってます ^^;)。勝ち負けなら、渋沢が勝てばゲーム機、客側勝てば全員に格闘美カード。
 勝負は1打目(1投目?)で付いた。本当にゴルフ同様、OBのリスクを承知で最短距離のリング越えを狙うかどうかが勝負なのだ。最初のお客さんの1投目が、見事にリングを越えるナイスショット! 続いて渋沢は越えられずOB! 手元が狂ってもまず5打で決まるPAR3位のコースなのでこの2打のペナルティーは致命的。約束通り、試合後全員にカードが配られたけど、この1投目のお客さんにはカードを10枚位上げてもいいな ^^;)。

[栗原(雪崩式DDT→Xアーム式ジャーマン→前後ニーアタック→ダイビング式延髄ニー)○日向]
 手4つから、栗原、またドロップキック、ドロップキックでいくかと思ったが、グラウンドで勝負。勿論日向に難無く返されるが、少しは考えてるんだなあとは思った。胴絞めをやられた時、相手の足首を重ねて痛がらせるあれも知ってた。相変わらずドロップキックはきれいだ。
 日向の攻めで有効だったのは、例のWアームで持ち上げてのバックブリーカー。2発決めて、栗原の動きが止まった。
→フェースロック(グリグリ)も兼ねてのキャメルクラッチ、串刺しニーアタック。
 →しかし、栗ちゃんもいっちょ前に「死んだ振り」を覚えたのか。フライングネックブリーカードロップ2発で逆転するとミサイルキック、プランチャーと攻勢→飛びつき腕ひしぎ!
  →しかし、日向そのままリフトし落すと、再度バックブリーカー、力づくジャーマンと攻撃をゆるめず上記の通りFin。

 栗原、暮れのJr.オールスターのベストマッチ賞以来、自分の見た限りまずまず好調が続いている。自分は「新人の一生懸命ファイト」「シャモのケンカファイト」から脱皮して欲しいが、まずはこのスタイルでいく所までいくべきか。

[○HIROKA大先生・Leon(フィッシャーマンズバスター→ゴリースペシャル→APクロス?)マルセラ・×渋谷]
 遂に、遂にその雄姿を日本のファンに見せる日が来た、HIROKA。何度でも書こう。単身何のつてもなく、トレーニングジムからメヒコの老舗団体CMLLに上がり、廃止寸前だった女子部を再開させ、アリーナ会場で世界王座を取り、40年に及ぶルチャの歴史で、初めて女子でセミをつとめた日本人レスラー。それがHIROKAなのだ。メヒコでトップを取っただけじゃない。メヒコで女子プロを「興した」のだ。
 オーバーコスは、上は普通のショートガウンの様だが、下は軽く布を巻いただけの様な。マルシカのテーマはいかにも南米のラップの様なポップスだったが、HIROKAはバラードの様なセンチなインストもの。オリエンタルムード狙いか。試合コスは、シルバーのセパレート水着。顔は少しヌリが濃くなったが、やっぱりチンかチワワの様なレヴンだ。
 最早、試合何かどーでもいー!

 ・・・と思うが、一応書いておくと、悪くはなかったが、はっきり言って、衝撃の凱旋帰国、というインパクトには欠けた。基本的にはマルセラさんとの手の合った「やりとり」。ミスはなく、何度もスパーリングした動きだったが、やはりこれは模範演技だろう。
 当然、レヴン時代よりはドロップキックも回転技もストンピング一つも堂々としてしっかりしていたが、まあそれは当然だろう。渋谷とは少々絡みもあったが、戦いと言える程ではなかった。Leonとの呼吸はドンピシャだったが、どっちが主導権を握っていたんだろうか。やはり、日本のプロレスを良く知っているLeonだろうな。

 他の3人、渋谷はやはりそつなくゲストの陰に。Leonも客人を立てる事に専念。一番良かったのは、マルセラさん。いかにもルチャという感じの小気味いいトリッキーなムーブを次々に見せる。
 ・・・うーん、まず体が凄いなあ。小柄だが里村にも似て、見ただけで鍛えている、とわかる。「装鋼麗女」より、凄い。

 試合は、マルセラとHIROKAの絡みから、HIROKA組が2人で相手を攻撃する時間がやたら長く、HIROKAのルーダぶりを見せたかったのだろうが、テーマ不透明なまま終ってしまった。

 今回の来日では後、JWP、無我、更に風香とのシングルが組まれているが、さて後3回のチャンスでインパクトを残せるだろうか。


「後記」
 北のステージは使われなかったが、他は立っている人を座らせたら満員という感じで、入りはざっと200人。

 試合は、格闘美の陣容とか考えたら上出来の方じゃないだろうか。細かく見れば、例えば[日向vs栗原]など、技も良く出ていて、栗原の頑張りも見えて「悪い試合」とは言えないが、まだどこかかみ合っていない。心も技もフルにぶつけあっていない気がした。
 しかし、「格闘美」を見て毎度思う事だが、ラダーマッチ、ゲーム大会、HIROKA参戦と、出来る限り来た客に楽しんでもらおうという姿勢は偉い。




・手短に。
 NEOキネマはまずは、真琴嬢がさくらリボン軍に加入。話が前後しますが、NEOの川崎大会では、重役と甲タン・さくら結婚、の座をかけてマシンガンズ軍(決定メンバー、タニー、宮崎、空)とさくらリボン軍(さくら、春山、米山、真琴)の7対7対抗戦が決定しており、目下メンバー探し中です。
 [野崎vs三田]は最近の新人では一番の暗さを誇る野崎さんが、膝まずいた三田さんにクロスボディを浴びせかけるという、意味不明なムーブを見せ、三田さんを怒らせました。試合後、三田さんは先の大会での木村の挑発に答え、川崎ではシングルでやってやる、デスマッチでも何でも、との事。
 [中島vs松尾]は、個人的にはNEOのこの日のベストマッチ。つか、中島が滅法良かったです。JWPの病気といえる切り返しムーブが終盤波状攻撃で松尾を襲い、最後は強引にジャーマン一発で松尾が勝ちました。個人的にはこれまで見た中島のベスト。いまだ、メキメキ伸びてます。一応付け加えれば、強い相手と試合させると松尾のタフネスは凄いです。
 [タニー・パンディータvs趙雲子龍・チェ☆リー ]は、チャイナ組が勝ち、試合後の勧誘合戦では、意外にもチャイナ組、マシンガンズ軍入りとなりました。
 メインの[吉田・京子・松本vs田村・元気・勇気]は、やっぱり、松本、勇気をこの中に入れるのは無理があったね、という感じでした ^^;)。川崎のカードは田村、元気、京子は未定。田村の相手は大物を交渉中(好感触)、との事。

・JWPは、[大木vs中島]、[阿部vs ECO]はまあ順当に。途中から阿部ちゃんが加勢に入り、最後は誤爆を誘ってECOが勝ちましたが、「うちらはタッグだ。負けても0.5人分の負け」と開き直ってました。
 [米山vsKAZUKI]もまあ順当に。事件は試合後に。突如入ってきたLeon、「JWPに入団するぞー! 米山、さっそくやろう!」と5分エキシビジョンマッチ追加のうれしいボーナスマッチとなりました。
 [日向vsボリショイ]は、低迷時のJの鉄板カードで、今回もこの2人ならではの、魔術的な程の絡みを見せました。日向のみちドラを空中で体勢を入れ替え、卍固めに切り返す何て、普通想像も出来ますん。
 試合後、日向はJWP主導で「ディスカバーニューヒロイン(ベテラン+新人タッグのトーナメント)」をやると発表。

 圧巻は[春山大先生vs倉垣]。もう、今年の年間ベストバウトは決まった!(ばく)。まあ、ヒイキ目や思い入れもあるんでしょうが、個人的には先の[日向vs田村]より良かったですね。
 大熱戦、タフネスマッチにして、春山のプロレス頭が全面的に開花したインテリジェンスマッチでしたが、何より春山の執念が凄かったです。「執念」というと、暗いどろどろした感じがするのですが、もっと明快な「目標達成への本気」というか。試合だけ、試合の数日前、試合が決まっての数週間だけ頑張ったのではなく、春山大先生は多分一昨年の敗戦から1年以上、本当に、本当に、「倉垣に勝つ」という目標の為だけに今日まで努力し、策を練って来たのではないでしょうか。その位、倉垣のすべてのムーブを研究し尽くした様な切り返しや対応が見られました。
 この試合も今の若手に見て欲しかったです。「本当に勝ちます」「今度は本当に頑張ります」という「本当」という言葉の重さを感じて欲しいです。

 入りは意外な事にJWPの方が1階に限っては40人位多かったです。




「最強シングルトーナメント準々決勝」5日at後楽園ator?)

−一年のズンドコはLLにあり!

♪〜ズン・ズン・ずんどこ〜


 開場を待ってると、そそくさとみどりさんと華子ちゃんが。森居もいたかな。他に極悪売店にコンドルさん、SASORI。電撃の南部さんに、一宮さんがドスコイ軍団と。横峯親子にAKINOさんも来てたそうだ。
 入る時、甲タンから川崎大会の(当日)割引券をもらったモナ〜。女子団体では配らない、とblogで書いてたけど、LLは女子団体ではないノカー!

[フランソワーズ☆大先生(ドロップキック3発→バックエルボー→ミサイルキック)○佐藤]
 それはどうでもいいですね。入場式、サインボール投げから、第1試合。試合前のBGMはルミさまのアイドル、マドンナかなー。特設スピーカーで音もいい。これもどうでもいいですね。北はステージから封鎖され、スクリーンになっているがビデオも付き、入場ゲートまで。どこから金が出たのか、意気込みか、豪華。

 まず、フラン(not腐乱)さんのビデオ。LLの手伝いをしている内に、自分も戦いたくなった、と。なぜ、芸能人がLLの手伝いをしているのか不思議だが、余りふれない事にして。
 フランさんのコスは黒でやたらカットの入った、SMチックなビザールもの。竹迫さんのあれ。コールで客席に投げキッス。う〜ん、やはり基本、スクール水着で少しずつ露出した方がいいと思うが。

 フランさんの浅いドロップキックからスタート。佐藤、首投げ、アームホイップ、ドロップキック、スリーパーと例によって基本過ぎる基本技だけで攻める。フランさん、教わったばかりの受け身で対応するのが精一杯という感じで、早くも動きが乱れ始める。
 驚いたのは中盤、突然のハイキック3発。これまた軽いが、デビュー戦でハイキックとは何とも ^^;)。逆エビで少し動きは止まったが、何とかじりじりロープに逃げる。逆エビで動かない奴はやる気がないか、指導者の能力を疑う。
 フランさん、最後の攻めは(もう終り?)、ドロップキック、カニばさみ、スクールボーイなど。これはまたベーシックな。やはりストンピングは出来てない。で、上記の通りFin。

 ・・・まーまーですね。思ったより、芸能人のアルバイト感はなく、ちゃんと練習しているのはわかった。少しデビューが早かったなあ、とは思うが、実戦をこなしてプロレス慣れすれば、グッと良くなりそう。何にしても、故冬木も言っていたが、手足が長いのは見せる、という点で圧倒的に有利だ。

[アイガー・×沖野・内菜大先生(エルボースカし、ライガーボム)立野・貴子・おばっち]
「後楽園、盛り上がってるぅ〜! Comm'on! グラマー☆エンジェルス!」
 ト、イカシ過ぎるルミさまの口上で。内菜さんが、沖野とはコミュニケーションがとれているが、アイガーとはどうもうまくいかない、という設定。試合的には特に言う事はないが、初めて見る内菜さん(おばっちを拒否し、貴子を指差し)貴子! 美女対決よ!」。少しヒステリックなカマレスラーというノリ。技はドロップキック程度。
 うーん、先代の葉千子さん、麗香さんと比べると少しまずいね。いなくなってからわかるものだが、あの2人は体も大きくて自然にユーモラスでいいキャラだった。内菜さんも使い様では面白くなりそうだが・・・。
 試合は、全員良く動いてまずまずでした。

[<トーナメント準々決勝>○尾崎(チェーン誤爆→体当り→旋回式パワーボムを丸める)イーグル]
 堂々入場の尾崎withポリスマン。この時点で大体の流れはわかったが・・・。
 まあ、例によって例の通りのポリスマン介入マッチだったが、GAEA以降の尾崎の試合を余り見ていないあっしでも、既視感に充ちあふれた乱戦。尾崎、いきなり赤の毒霧。その後もイーグルのいい所でチョッカイ、終盤、誤爆。すべてがホドホド節なのが・・・。何となごめる凶悪攻撃なのでしょう。
 最後のイーグル勝つか、という流れでの一ひねりは意外だったが、やっぱり折角のGUREN-隊対決にしてはもったいなかったなあ。

[<〃>ハーレー(トラースキック→スコーピオライジング<シャイニング式カカト落し>)○里村明衣子]
 仙女への期待感か、Gファン集合か、里村への応援が多い。

 バック取りあいから、LLでは久しぶりの緻密なレスリング。ハーレーがヘッドロックをサッとバックドロップで投げたのはカッコ良かった。
 手4つからのスタンド。トペ・レベルサからの里村のキックをハーレー、ドラゴンスクリューに!→ドロップキック、ブレンバスター、と仕掛けるが、里村、切り返すとサッカーキックから、お返しのドラゴンスクリュー!
 →ハーレーもドラゴンスクリューから、タイガースープレックス、DDT!
  →里村、続くダイビングヘッドバッドをスカすとエルボースマッシュ→ハーレーもコーナーに上がった所を雪崩式ブレンバスター!
→里村、ハーレーのこの日一発目のニールキック、体当りをスカすと、ジャーマン、バックを取られても下からキック、オーバーヘッドキック、スリーバー、ドラゴンスリーパー、サッカーキックと一気に波状攻撃。
 →ハーレー、ニールキック、クリーンヒット!→しかし、里村、ミドルキックからデスバレーボム!
  →ハーレー、2発目は丸め、ハイキックもかわすが、里村、フロントスープレックス!→ハーレー、最後の意地でバックドロップ(投げやすい体型何だろう ^^;)。
 →しかし、ここまで。里村、スクッと立つと、上記の流れでFin。

 これはJWPでも格闘美でもどこの団体のファンが見てもいい試合だったと思う。特に里村が良かった。正直、余りカッコいいとは言えない体型だが、小柄でまるりんとした体は筋肉と気合いで張っている感じ。ちょっと、全盛期の長州を連想した。どのシーンも下らないパフォーマンスは当然、真っ当な技でも我慢比べも無駄なテクニックすらなく、ここはこの技しかないという感じ。若い挑戦者に伍していったハーレーも久しぶりにいい汗かいた、という感じではなかろうか。スタミナ、覇気満点の全盛期のハーレーなら、とは思ったが、それは仕方ない。

 これが本当のプロレスだ、と言いたい位の試合。

 休憩。特に言う事はないが、何でも横峯親子、AKINOさんも来ていた模様。
 LLの客層は不思議だ。ほとんど招待客の様な気もするが、感触として徐々に「プロレスファン」が増えている様な気もする。近くで、昨日の新日がどうこうと、「最近の女子プロ」にはうといが、対抗戦時代や今の男子プロには詳しい様なファンがいた。NEOやJWPや格闘美を見るメインの女子プロファンとはまた違ったファンを動員している気もする。

[<〃>アジャ(消火器を持ち出し反則負け)○ダンプ]
 SASORI、コンドル、それに謎の男を連れて入場のダンプ。乱闘時にはアジャにも永島(もう、和解したの?)やポリスマンが付く。

 ・・・まーあ、こんなもん、始めからまともな試合にはならん罠ー。リングには試合時間の1割もいなかったんじゃないだろうか。しかし、客席雪崩込み。椅子、灯油缶、割れた机の板切れで殴り合いと、ヒールとしてはサービス満点の試合。新春にふさわしい怪獣大決戦だったのでは。ダンプ側の謎の男はポリスマン要員だったのね(○ットマン?)。

 Ozアカ、ロープをハズシ始め、リング中央に座り込んだダンプをグルグル巻。うまく巻けないので、アジャ、廊下から消火器を持ち出して反則負けになりました。うむ、適切なレフリング処置だ。あれ噴き出せば、火災報知器が鳴って、消防車が来るんだよね ^^;)。

ダンプ「ふざけるな! もう1回だ! 別のリングでもう1回勝負だ!」
 極悪興行かOzアカか。あっ、アジャ負けたけど、あの記者会見の煽りは何なニョ?

[<〃>A.コング(スプレー噴射、レフリー暴行で反則負け)○神取]
 椅子を手に入場するアメコンさん。神ちゃん、ヘッドバッド、一本背負い、腕ひしぎでまずは先制。しばし、神ちゃんペースが続くが、チョップからアメコンさんの逆襲。
 神ちゃんのチョップ、ラリアット等プロレス技ではアメコンさん優位。裏拳からアメージングプレス(フライングボディープレス)、ライガーボムと畳み掛ける。神ちゃん、掌打で一矢報いる。
 優位だったのに、アメコンさん、胸元のスプレーを噴射。制止するトミーさんにも吹きかけ、あららの反則負け。


「後記」
 机を畳んでの担架で運ばれる神ちゃん。
ハーレー「今日はご来場ありがとうございました。今年も突っ走りますので、皆さん、付いてきて下さい」

 これで怒らないお客さんが素敵だ ^^;)。うーん、1試合位なら反則裁定も復古版・昭和の味わいとしても、セミ、メイン2試合続けて、って・・・。惜しいなあ。今日はフランソワーズさんのデビュー戦に、里村の熱戦、怪獣対決とバラエティー豊かでメインがビシッと締まったら中々いい興行だったのに。
 JWP当りでこんな事やったら許されないのに、許されるのが流石人柄というか ^^;)。





 

[首都圏中心のテキトーなスケジュール]

 ↓これは、あっし的に気になる、行ける人は行ってもいいカモ〜、という程度のもので、あっしも行くのは1つか2つだし、同じ団体でも抜けてる試合も結構あるから、ちゃんと行きたい人は雑誌とか見てね・・・取り上げ順、太字、色付けなど、どんどん団体差別が広がってるカモ〜


[2010年]



ニッポンプロレス最前線−バイオ・ハイブリッドアングル軍団、集団ライオンキング現象(FM話好きかい?)

・・・とかやりたい事はあるんだけど、時間がねー(嘘じゃねえよぉ! 生活費くれたら毎日3Pは更新するよぉ)・・・まあ、ぼちぼちやりますから、たまにチラチラ来てね。


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