レモネード・ダイエット実践法

 

目次

 

A.レモネードダイエットの流れ

B.塩水を使った消化器官の洗浄法

C.レモネードの作り方

D.断食の終わり方

E.メイプル・シロップについて

F.参考資料

G.おわりに

 

 

A.レモネードダイエットの流れ

 

1.      ダイエットを始める一週間ぐらい前から、菜食を心がけ、あまり食べ過ぎないようにして、刺激物は避ける。

2.      ダイエット前日寝る前に、ハーブティー (ミントティー等)を飲む。甘味料はメイプル・シロップで。

3.      ダイエット一日目朝起きて、まず塩水洗浄をする。 その後、便が出尽くしたら、レモネード・ダイエット開始。一日中、好きなだけレモネードを作り飲む(レモネードの作り方参照)。寝る前にノンカフェインのハーブティーを飲む。

4.      二日目 からダイエット最終日まで、一日目の繰り返し。塩水洗浄は毎日するのが、好ましいけれど、仕事や学校の都合で無理ならば、必要に応じて回数は調節する。

5.      ダイエット後長めのダイエットの後は、「断食の終わり方」 に従って下さい。数日程度の短いものであれば、終了後一日目と二日目の昼まで、オレンジジュースで過ごし、二日目の夜から野菜スープを取り、三日目からは普通に食べて差し支えないと思います。

 

 

B.塩水を使った消化器官の洗浄法

 

レモネードダイエット中の朝は塩水による消化器官の洗浄で始まります。

スタンリーの本で「ソルト・ウォーター・バッシング(Salt Water Bathing」 と呼ばれているもので、「塩水による消化器官の洗浄法」です。

以下「塩水洗浄法」。

 

浣腸剤や病院での結腸洗浄などの方法は、消化器官のほんの一部にしか届かず、 しかも身体に大害がありますが、塩水洗浄法はこの上なく安全です。使うのは塩と水ですから。

 

この方法では、血と同じ濃度の塩水を1クォート(約0・95リットル)飲むことで、いっきに消化器官すべてを洗浄します。血と同じ濃度なので、成功すれば腎臓は水を吸収せず、塩分も身体には吸収されません。

 

簡単すぎてびっくりするような方法ですが、効果は抜群です。便秘の方や、

宿便を流したい人などは、ぜひ試して見てください。これを周期的に繰り返すだけでも、 大腸ガンを始めとして様々な病気の予防になるのではないでしょうか。

 

注)

身体の隅々に溜まっている毒素、化学物質は塩水洗浄だけでは、取り除くことは出来ません。あくまでも、塩水洗浄は、レモネード・ダイエットのプロセスの一つにすぎません。

 

さて、塩水洗浄の方法です。

まず、塩水洗浄は胃の中が空っぽの時に行います。

ここが重要です!!!

胃にものがある時には、塩分がそれらと一緒に身体に吸収されてしまいます。

したがって、最適な時間は、朝飯前です。また、寝る前にミントティーなどのお通じをよくする効果のあるハーブティーを飲んでおくと、寝ている間に宿便などが柔らかくなって、ますます効果的です。

 

 

塩水の作り方 : 

塩水は、1リットル(1000ml)の蒸留水を人肌に暖めたものに、

小さじ(5ml)二杯の天然の塩を入れて作ります。普通売られている市販の食塩では効果が半減します。精製された食塩の害も叫ばれ始めていますし、天然にこだわりたいです。

 

原文: Prepare a full quart of lukewarm water and add two level (rounded for the Canadian quart) teaspoons of uniodized sea salt. Do not use ordinary iodized salt as it will not work properly (p.21).   注:1クォートは約946ml、ティースプーンは一杯約4.9mlです。

 

これを一気に飲み干します。私には少しきつい時があります。四分の三の量で作っても、効果はあります (塩も四分の三の量にする事を忘れずに)

 

飲んだ後は、そのあと一時間にわたり、柔らかい便に続き、お腹の痛くない下痢になります。もし効果が無いようなら、塩の量を少し加減するか、余分に水を飲むなどして、一番自分にとって効果のあるバランス・ポイントを見つけて下さい。特に始めの何回かは効かない人がいるようです。

次の日には、塩の量を少し、増やすか、減らすかして、塩水の濃度を自分に合わせて、調節してみてください。もし効かなくてもただの自然塩の水ですから身体に害はないでしょう。

 

"The colon needs a good washing, but do it the natural way -- salt water way."

 

塩水洗浄法は断食中、毎朝することを勧められているのですが、

何しろその後、塩水が身体の外に出るまで、約一時間は家から出られないので、正直なところ、仕事や学校がある日にはちょっと難しいだろうと思います。毎日が難しい場合は、出来る限りでいいと思います。ただ断食中に腸を洗浄するのは重要なプロセスです。

 

 

C.レモネードの作り方

 

用意するもの:

1、大さじ2杯のレモンか、ライムの果汁 (約半個)

2、大さじ2杯の純粋なメイプル・シロップ

     (メイプルの香り付けのしてある、砂糖シロップ等は駄目です)

3、小さじ10分の1の唐辛子粉  (ちょっとでも入れた方が良い)

4、ぬるめの蒸留水 (300cc)

 

果汁とメイプル、そして唐辛子粉を10oz (約300cc) のコップで混ぜ、ぬるめの蒸留水でそのコップを満たす (冷水でもよい)全部足して、300ccになるように作るのが基本です。レモンと水の割合は常に一定に保つようにします。

 

新鮮なレモンかライムを使う。可能ならば、無農薬のレモンかライムが好ましい。缶や冷凍のジュースは使わないこと。

 

または、もしも新鮮なさとうきびの絞り汁が手に入るならば、

 

1、10oz(約300cc)のさとうきびジュース

2、大さじ二杯のレモンかライムの果汁

3、小さじ十分の一の唐辛子粉

 

が理想的なレモネードのレシピ。

 

原文: How to Make It

2 Tbsp lemon or lime juice (approx. 1/2 lemon)

2 Tbsp genuine maple syrup (not maple flavored sugar syrup)

1/10 Tsp cayenne pepper (red pepper) or to taste

Water, medium hot (spring or purified water)

 

Combine the juice, maple syrup, and cayenne pepper in a 10 oz. glass and fill with medium hot water. (Cold water may be used if preferred.) Use fresh lemons or limes only, never canned lemon or lime juice nor frozen lemonade or frozen juice. Use organic lemons when possible.

 

OR

 

10oz. fresh sugar cane juice (medium hot or cold)

2 Tbsp. fresh lemon or lime juice

1/10 Tsp cayenne (red pepper) or to taste

 

 

注意点:

糖尿病の方には、別の方法があります。

Master Cleanser」を参照にして下さい。

 

メイプル・シロップは、グレードAからCがありますが、グレードCが一番栄養分を多く含むそうです。また、添加物が加えられているものは避けて下さい。

 

レモネードは、空腹時毎に作り、一日、6杯から12杯をめどにする。

結局、好きなだけレモネードを飲んでいいので、精神的なものを求め断食をする人にはこの方法は向かないと思われます。基本的にレモネード・ダイエットは宗教上の断食とは別物です。ものを食べないという行為自体が心に否応無く影響をあたえるとは思いますが。

 

この断食方法では、身体の毒素を抜くことによる、病気の根絶と予防が第一の目的です。副次的効果として、たばこ、お酒、カフェインなどの刺激に敏感になるので、自然と止められる。また、肌がみずみずしく、すべすべになること等が上げられます。

身体の毒素を抜く= 生まれた時の自分の身体と心を取り戻す、です。

 

レモネード自体に断食中に必要な栄養分はすべて含まれているので、

栄養分のサプリメントは必要ありません。人工的に合成・加工された物質を身体に取り込むのは、いつでも逆効果です。

レモネードだけで最低でも10日は、安心して続けることが出来ます。

(しかし、特に病気をすでに患っている方は、

長めの断食をする前に専門家や医師に相談する方が賢明でしょう。)

 

水のみの断食も効果的なようですが、実行する場合、まず野菜や果物だけの食事などを一ヶ月程続けるなどの準備期間が必要なようです。

「多くの現代人は身体に毒素を溜めているだけでなく、バランスの悪い食生活のため栄養不足の状態にあり、断食中に身体に巡る毒素を無毒化するためのビタミンなどの栄養分と酵素が決定的に不足している」ためです。

 

週末だけの、水断食ならば危険も無いと思われます。また、朝食を抜くという、最も軽い断食法もありますね。寝ている間の身体の浄化プロセスをお昼まで続けてあげるということです。三食きっちり食べないと元気が出ない、というのは私達の勝手な思い込み、悪習でしょう。余分な食物の消化・吸収・排泄が本来の元気を奪って、さらに病気を引き起こしてしまいます。

 

レモネードは言ってみれば、栄養バランスの取れた、自然な流動食です。

レモン、ライム、唐辛子粉を使う事にも、栄養分の補給や、浄化プロセスの促進などの理由があるのですが、スタンリーの本をご参照ください。メイプル・シロップは重要なので後述します。

 

断食中はレモネード以外に、メイプル・シロップを甘味料に使ったカフェインを含まないハーブティーと、消化器官洗浄のための塩水のみが許されています。栄養補助食品などは必要でないばかりでなく、断食の効果を半減させるようです。

 

そして、断食後何日かは、オレンジジュースと野菜スープです  

 

 

D.断食の終わり方

 

断食は終わり方が一番大切です。長めの断食の後は、普通の食事に戻る前に、身体を調節しなければいけません。急に食べはじめたり、少しでも体に害のあるものを摂ると、身体が悲鳴を上げます。体は、毒素のぬけている状態なので、悪いものには、特に敏感に反応します。

 

以下、「Mater Cleanser」を参考にした、断食の終わり方。

 

断食後一日目:

ozのコップに新鮮なオレンジ (無農薬、有機栽培のものが望ましい) を絞ったジュースを作り、少しずつ、少しずつ飲む。一日に、飲みたいだけ、作って飲む。飲み放題は、レモネードの時と同じ。だから、空腹に苦しむ事はない。

 

体の調子が悪くなった時には、レモネードや水も余分にとり、何日か、様子を見るのもよい。 オレンジジュースは、レモネードに慣れきった身体を、日常食の為に準備してあげるプロセスです。

 

市販の安いオレンジ・ジュースを飲むと、気持ち悪くなります (経験済み)。

 

二日目:

朝、昼とまたオレンジ・ジュース。午後、夕食時あたりに野菜スープを作る。

野菜スープは自分で、新鮮な野菜を買ってきて作る事。缶の野菜スープ等は駄目です。

 

(野菜スープ)

豆類、芋、玉ねぎ、その他の緑黄色野菜の中から、

何種類かを好みで選ぶ。玄米を加えてもよい。味付けは、好きなスパイスと少しの塩。舌が敏感になっているはずなので、味付けは殆どいらず、野菜のそのままの味を楽しめるはず。でも食べる時は、良く良く噛んで。

 

野菜だけの薄味スープのおいしさは忘れがたいものとなります。

 

 

三日目:

朝にオレンジジュース、昼に野菜スープ。夜は、野菜スープに加え、新鮮な野菜と果物を少し食べてもよい。絶対に、肉、魚、卵、パン、パスタ、お茶、コーヒー、牛乳などは避ける事。

 

特に牛乳は、断食後の胃と腸に様々な合併症を引き起こす可能性があるそうです。そもそも人間にとって、牛乳の中のカルシウムを消化し、吸収することは難しいため、それらは、そのままの状態で血に入り込み、最後にからだ中の細胞や関節に沈積してしまうとの報告が最近の研究で知られてきています。さらに加工乳はもはや牛乳とは呼んではいけないらしいですね。

 


四日目:

通常の食事に戻る。身体の調子を保つためには、朝は新鮮なレモネードかフルーツジュースをとる。昼と夜には、果物、野菜、穀物を主食とする生活を続けるのが望ましい。

 

具合が悪くなるようなら、レモネード・ダイエットをもう何日か続けてみましょう。

 

以上、断食の終わり方でした。  

 

 

E.メイプル・シロップについて

 

レモネード・ダイエットの断食法に使われるものの中で、特に重要なのが、甘味料として使われる、純粋な防腐・消毒剤の使われていないメイプル・シロップです。メイプル・シロップは新鮮なさとうきびジュースと並び、あらゆる糖質の中でも最もバランスが取れていて、ミネラルとビタミンを多く含むらしいです。

 

その栄養分の割合は産地によって違うらしいのですが、平均的なメイプル・シロップには自然のミネラルとして、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、鉄、銅、燐、硫黄、塩素、シリコンが含まれ、ビタミンでは、ビタミン AB1,B2,B6,C,そしてさらに、ニコチン酸、パントテン酸等も確認されるそうです。メイプル・シロップのすごさは、他の糖類と成分比較をすると良く分かります。

 

レモネードの中に使うこのシロップこそが、断食中に必要な栄養分を身体に供給し、また更に体力を増進してくれるのです。糖分なので、空腹感も無くしてくれますし。また、香りも味もすばらしいので、白砂糖などの代わりに使ってみてはどうでしょうか。

 

輸入品店や自然食品店でカナダ産のメイプル・シロップがよく売られているようです。

 

最後に、一般常識では健康食品の一種とされている、「蜂蜜」ですがこれはバランスのとても悪い糖質で、「低血糖症」を引き起こす元凶だそうです。

精製された白砂糖よりも害があるとの見方もあります。

 

蜂は、花々から蜜を集め、それを一旦消化し吐き出し、さらに彼ら独自の保存料を加え、貯蔵します。結果として出来上がるのが、人間にとって害のある生成物です。一旦蜂によって消化されて出来た「蜂蜜」は、アルコールなどと同じように、人間の血の中に直接入り込みます。そして、インシュリンの極端な変化を引き起こし、内蔵器官に害を及ぼしていくのです。高血糖症や低血糖症等は、蜂蜜やその他バランスの悪い糖分の摂取が主な原因だと

言われています。

 

 

 

 

F.参考資料

 

“The Master Cleanser” by Stanley Burroughs

The Miracle of Fasting by Paul C. Bragg & Patricia Bragg

Rational Fasting for Physical, Mental and Spiritual Rejuvenation (14th  ed.) by Arnold Ehret

“汚れた腸が病気をつくる” バーナード・ジャンセン著 月村澄枝訳

 

その他英語圏の断食についての研究資料を参考にしましたが、

東洋医学における断食の位置づけは調べていません。

 

 

G.おわりに

 

今までに紹介した部分をすべて読んでいただければ、三、四日の断食は、楽に危険も無く行えると思いますが、実際にこの断食法を長期間試して見る時には、 Master Cleanser by Stanley Burroughs を熟読する事をお勧めします。

 

 

“If there is one way better than another, it is the way of Nature” アリストテレスの言葉。

 

食べない事で、元気を取り戻すというのは、常識に反するようですが、歴史を通して、断食は身体に休息を与え、浄化作用を活性化するための最も自然で効果的な方法だということが、証明されてきました。

 

今世紀中には、病気を抑え込むことを目的とする現代医学は限界を迎えると思います。人が病気を受け入れ、それを自分の力で対峙し、治していくためには、自然界の法則に従って生きるのが一番の近道なのではないか、と考えます。

 

 

 

ありがとうございます

 


 

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