濾胞性リンパ腫 「S.Kの流れるままに」
Dr.Dr.Scheef
 
”あなたはこの病気では死なない。”
と、Dr.Dr.Scheefは私に言った
2000年1月17日。

B細胞濾胞性(ろほうせい:中細胞型)
低悪性度リンパ腫患者
S.K




以下の日記にに飛んだら、

目的の日付にスクロールして下さい。


2016年5月 ルーツを仮終了まで進める13
 22 リンパ腫で、薬の効き方が変わる
 22 
濾胞性リンパ腫自家移植と同種移植
 15 
あなたもリンパ腫を治せる
 14 
風邪でリンパ腫の再発を疑う
 08 
一般化しつつある抗体医薬品
 07 
GWに家族が集う
 07 
紙面からオブジーボの可能性
 01
 
2016年のがん告知者数は100万人超
 01 オブジーボが抱える問題
  2016年4月4日
血液内科の受診

2016年4月 ルーツを仮終了まで進める12
 30 リフォームが終わりました
 30 女性医師の出産と仕事
 24 気を抜いたら事故
 22 
夢にも思わなかった65歳
 22 
CHOP治療の副作用

 17 
ワイル博士の「癒す心、治る力」
 16 
初回R-CHOP治療のいろいろ
 10 
ベンダムスチン初回使用の承認申請
 09 
許される薬価の上限
 04 
血液内科の受診
 03 
すい臓がんとリンパ腫
 01
 
濾胞性リンパ腫患者さんのブログ
 2015年10月5日 血液内科の受診


2016年3月 ルーツを仮終了まで進める11
 28 我が家の蟻地獄
 27
 sIL-2Rと私
 27 
ネクサスのリンパ腫説明小冊子
 27 おかげさま
 26 
リンパ腫説明冊子の難しさ
 21 
我が家のリフォーム
 20 
新たな病気
 13 
告知と奏効率と治療効果の説明
 12 
昨日は転院記念日
 10 
今朝、倒れました。
 06 粗にして野だが卑ではない
 05 
告知を受けた後に変わる心模様
 01
 
医師が答えるリンパ腫のQ&A
 2015年10月5日 血液内科の受診


2016年2月 ルーツを仮終了まで進める10
 27 息子2の引越し
 26 
明日は日記を休みます
 21 
濾胞性リンパ腫予後の様々
 20 
リンパ腫医療セミナーと患者会
 14 
リンパ腫診療ガイドライン
 13 
「肩が痛い」と節外性リンパ腫
 07 
冬場のトイレとお風呂
 06 
リンパ腫といってもいろいろ
 01 今日は濾胞性リンパ腫の告知記念日

 2015年10月5日 血液内科の受診


2016年1月 ルーツを仮終了まで進める9
 31 骨髄バンクの創成期
 29 
輸血のリスク
 22 
つばさニュースレター
 17 
治験情報の検索
 16 
血圧降下剤の内服で死者
 12 
血圧の薬でクリニックへ
 11 
薬が効かなかったとき
 10 情報機器の進歩
 09 
ストレス
 03 
初めて受ける治療の不安
 01 新年のご挨拶

 2015年10月5日 血液内科の受診


2015年12月 ルーツを仮終了まで進める8
 31 年末のご挨拶
 28 一連の皮膚科受診終了
 27 大量摂取の危険性
 26 細胞の中
 21 
粉瘤の摘出手術
 20 Dr.コトーのその後
 19 
クリスマスプレゼント
 13 
治療の副作用対策
 12 
無憎悪期間が9年目に
 06 
リンパ腫治療のガイドラインが出揃う
 05 
ボーエン病の経過観察受診
 05 
濾胞性リンパ腫の有名人他
  2015年10月5日 
血液内科の受診


2015年11月 ルーツを仮終了まで進める7
 29 リンパ腫治療の手順書
 28 
国がん、濾胞性リンパ腫を更新
 22 
分子標的薬の特徴
 21 
うつの診断には時間が必要
 15 
再発を防ぐ各種健康法
 14 
歯茎が痛い
 07 
寝返りがすいすい
 06 
医師やベッドの総数は政策
 01 
塩野義から新規抗ウィルス薬
  2015年10月5日 
血液内科の受診


2015年10月 ルーツを仮終了まで進める6
 31 リンパ腫治療の問題点
 25 
活発な監視療法
 24 
治療は,やってみないとわからない
 18 夕陽を見ながらひと休み
 17 
あの薬は効かないわよ
 11 
濾胞性は年単位で進むのか?
 10 
歯茎が痛い
 05 
血液内科の受診
 04 
治療で思うこと
 03 
無再発時の受診間隔
 01 酒がない
  2015年3月9日 
血液内科の受診


2015年9月 ルーツを仮終了まで進める5
 27 主治医を信頼するとは、
 26 
難聴
 21 
リンパ腫の国内患者数
 19 
経過観察中の検査
 15 このページ右列のリンクを修正
 13 
患者と薬局薬剤師との距離
 12 
「奏効率」の多面性
 07 
濾胞性リンパ腫ブログへのリンク集
 06 
濾胞性リンパ腫の治療法
 05 
セカンドオピニオン
 01 一番いいとき
  2015年3月9日 
血液内科の受診


2015年8月 ルーツを仮終了まで進める4
 30 濾胞性リンパ腫予後の延長
 28 
濾胞性リンパ腫の治療開始基準
 23 
つばさフォーラム京都 血液がん
 21 
リンパ腫患者に出来ること
 16 感謝
 15 
遅れて出てくる熱中症
 09 
濾胞性リンパ腫の予後は20年
 08 
そっとしといて
 02 
オブジーボの可能性
 01 工場の椎茸栽培は放射能無害
  2015年6月6日 
京都のリンパ腫セミナ-
  2015年3月9日 血液内科の受診


2015年7月 ルーツを仮終了まで進める3
 30 放射性セシウムの表記
 26 
濾胞性リンパ腫の治癒
 25 
ネットで見る私のカルテ
 20 460Mの動画デジカメファイル
 19 柿と栗の実が大きくなっている
 18 
心が高い波に襲われる
 17 イベントは重なる
 16 台風情報
 15 
慢性熱中症の始まりか
 13 昨日は初セミ記念日
 12 
検索キーワードについての説明
 11 
そろそろ熱中症対策
 05 
私も臨床試験に参加
 04 
腰痛
  2015年6月6日 
京都・大阪のリンパ腫セミナ-
  2015年3月9日 血液内科の受診


2015年6月 ルーツを仮終了まで進める2
 28 2兆年後に宇宙は消滅する
 27 
ゲノムと抗体
 27 
息子2の決断
 24 
日本癌治療学会
 23 
薬の個人輸入
 23 
不幸中の幸い
 21 
孫娘を撮るにもカメラがない
 20 
効く人には効く
 14 いつかその日が来る
 13 
国立がん情報センター
 07 
1億円のリンパ腫特効薬
 06 
京都・大阪のリンパ腫セミナー
  2015年3月9日 血液内科の受診


2015年5月 ルーツを仮終了まで進める
 29 追憶
 27 
リツキサン使用の多様化を認可
 26 おつかれさまでした。
 24 
リンパ腫治療のブレークスルー
 23 
リンパ腫か、濾胞性リンパ腫か
 22 
芸能人の濾胞性患者さん
 17 
一番大切な人のために
 16 心の整理をするために
 15 
患者会が診療所を開設
 10 
リツキサン単剤治療の効果
 09 
連休で子供達が帰省
 09 
コーヒーと紅茶の追跡調査
 01 
ヒト遺伝子の完全解読が1万円
  2015年3月9日 血液内科の受診


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2016年5月 ルーツを仮終了まで進める13
お願いします。
「濾胞性リンパ腫の井戸端会議」と「濾胞性リンパ腫患者の治療履歴集」の掲示板を作りました。お入りいただきたいのは、濾胞性リンパ腫の患者さんとご家族です。
私のアドレスは sabcdek-ybb.ne.jp です。-を@に変えてメ-ルをお送り下さい。
その掲示板に入るパスワードをメ-ルの返信でお知らせします。
詳細は2010年の3月11日日記をご覧下さい。
2016年5月14日現在160人+4人にご案内済みです。(最終ご案内日)
随時更新される100人の治療歴があれば、素晴らしいとお思いになりませんか?
2016年5月22日(日) 14:33 リンパ腫で、薬の効き方が変わる
この暑さは、もう初夏ですね。
私は暑さに弱いのです。
この程度の暑さでもしんどいのですから、夏は鬼門です。
少しひんやりする程度の気温で、布団に入るとほっこりできるのが一番過ごしやすいのですが、そんな日は1年のうちでも数えるほどしかないでしょう。気温ひとつとっても、これだと思える日は少ないのですから、人は足らずを見つける名人です。


あの〇×丁半博打の結果が心配だけど、他は白髪が増えて頭上バーコードが読めなくなるエラーが出始めている程度で大きな問題はないのに、何故か情緒不安定の恋もしていないのにメランコリー、秋にはまだ早いのに。


なにせ1000円のガソリン代がないので12月の年金満額受給が気になって忘れていたけど、65歳になったら決めていた事があったんだ。もう65歳になって1ヶ月だけど、そのことを忘れていました。
何かっていうと転院です。でも、実際は1997年から診てもらっていた主治医が現場を離れるということで、2011年の3月に転院しました。予定よりも5年早かったですね。65歳の今なら、第一希望の転院先は別の病院になっていたかもしれません。私の加齢による転院は車の運転時間です。下道で3時間余りひとりで車を運転していけるのは65歳までかなと思っていました。それで、もう少し近くの病院に移って、そんな中で厳しい状態になれば家から近い血液内科のない病院に移って、その時がもう近いかなと思った時に、近くの町の市民病院に移って、そこで最後を迎えようと思っていたなんて、自分の病気を中心に考えた人生が、そう思い通りに行くわけないっしょ。
今は、その時に思っていた65歳になったら転院する第2希望の病院にお世話になっているのだから、先取りといえば先取りで、大きく変わったわけではない。


今の病院に移ってから5年余りになります。
5年余りになりますが、今の病院の事は何も知りません。一度も今の病院で治療を受けていませんからそんなものです。主治医以外の血液内科の先生は顔も知りません。
濾胞性リンパ腫の告知を受けられながらも無治療の外来受診だけで経過観察を続けておられる人も同じですね。入院して化学療法を受ける様子を想像できないでしょう。知らない、わからないことをいつかするというのは不安です。一度でも入院して化学療法を受けた事があれば、次に受ける治療の効果は不明で不安ですが、一連の流れはつかめますから知らない事から来る不安は少ないでしょう。これは、再発で萎える気持ちと別の問題です。



風邪はだいぶ良くなりましたが、まだ少し鼻汁が出ています。
胸の悪心は治まりました。
血圧の薬が残り少なくなってきましたから近々クリニックに行くのですが、背骨のレントゲンを撮るかどうか。家具の移動で再発した腰の痛みは治まってきたので、レントゲンはスルーするのでしょうか。そんな感じです。



5月の17日に車検を受けてきました。
タイヤにひび割れが出てきたので、4本変えた方がよさそうです。急発進や急加速、急ブレーキをしなくてもいい運転を心がけていますが、7年で走行距離が37000キロというよりも、7年間経過による経年劣化でしょう。
車の減速機から出て左のタイヤを駆動する軸のゴムの当たりからオイルというよりも緑のグリスに見えるものが吹き出ていて修理を勧められました。部品の取り寄せと修理をお願いしたのですが、まだ連絡がありません。グリスに見えるそれの出かたに違和感を感じたのですがどうでしょう。タイヤと合わせて5万円か。リフォームのお金があっても1000円のガソリン代がない我が家です。困ったもんだ。




はい、以下を見てどう感じられるでしょうか。

Windows   392
Linux     208
Android    154
iPhone    190
iPad      150
iPod Touch  10
Macintosh   47
合計     1151

最近ここに来ていただいた人がインターネットの閲覧に使われたOSです。
Windowsパソコンが34%になっています。
Androidはスマホです。
アイフォンとスマホの合計が、ほぼWindowsパソコンと同じです。
2000年前後なら、WindowsとMacintoshだけで9割を超えていたはずです。

アイフォンやスマホは「いつでもどこでも何でも誰とでも」ネットの閲覧や会話が出来ますが、ノートパソコンでは重いですから可搬性ではアイフォンやスマホに負けます。
嫁さんのスマホで一度ここを見て、真ん中のこの日記列が読めるものかどうか確認してみます。スマホを横向けにして、この列を画面に入れた状態で読めるかどうかですね。
ネットの閲覧も、驚くほど携帯端末が増えています。





上のグラフは、皆さんも見られた事があると思いますが、濾胞性リンパ腫で初回治療にR-CHOPとCHOPを行われた人の無憎悪無再発期間を示したグラフで、黒いグラフがそれです。

ここに何度も書いてきましたが、CD20が陽性であるものの私にリツキサンは効かなかったと思われます。リツキサン単剤で濾胞性リンパ腫への奏効率は60%前後とされていますが、リツキサンとCHOPを併用する事でリツキサンはCHOPの効果を高める働きがある事も指摘されており、それを入れるとリツキサンの効果は90%前後に及ぶという話もあります。
しかし、多剤併用でリツキサンを使っても、リツキサンによる効果が得られない人がおられるのは事実でしょう。しかし、残念ですがR-CHOP療法他でリツキサンによる効果の有無を選別する方法がないので、効果のなかった人の実数が書かれた文章を私は見た事がありません。

R-CHOP治療で、リツキサンによる効果が得られなかった人のデータを削除してグラフ化したイメージが上図の赤線部分です。効果が得られなかった人だけをグラフ化したら上図でCHOPのグラフと同じになりますから、その人達がR-CHOPのグラフを引き下げているはずで、それを削除すればR-CHOPのイメージはもっと引き上げられて赤線のようになると思われます。

つまり、何度も書いてきた「オブジーボは効く人には本当に良く効く」ということが、リツキサンについてもいえるのではないかと思うのです。R-CHOPで10年無再発という人が、実際はかなりおられるのではないかと思います。初回治療に使われたのがR-CHOPではなくて、R-COPでも、R-FMDでもR-CMDでも同じです。ですが、リツキサンが使われる前のCHOPによる10年無憎悪無再発の人の比率と、リツキサンが使われるようになってからのR-CHOPによる10年無憎悪無再発の人の実数変化は見た事がありません。





上は図の面積に実数が比例していないイメージ図ですが、
A薬とB薬、C薬を使った場合における患者への効果をイメージしたものです。
それぞれの薬は多剤併用療法で考えた場合に個別の薬剤というよりも「治療法」と考えた方がいいかもしれません。

ごく一部(実際のイメージとしては2%前後?)ですが、薬が奏効しなかった①のが上図のピンク色部分です。薬が奏効しないというのは、薬剤耐性が強いか、リンパ腫が薬剤の効果に追いつけいほど圧倒的な憎悪力を持っている(より活性化している)かです。
C薬が効くのですが、その効果がある対象になる患者群は、A薬の効果がある患者群に含まれるというのが、薄いオレンジ色⑤の部分です。
B薬が効くのですが、その効果がある対象になる患者群は、A薬が効く⑥グループもありますし効かない③グループもあります。また上図では、C薬が効くしB薬が効くという人がいないのも特徴的です。アルキル化剤や代謝拮抗剤、植物アルカロイドの大枠に効果が左右されることが多いようですが、同じ大枠内の薬でも、点滴で効果がなかったのに内服で効果が得られる場合もあるようです。それは、薬の血中濃度と腫瘍が薬にさらされる時間との関係によるのかもしれません。
ここでは、ある治療法がだめでも他の治療法で劇的な効果が得られる場合がありますから諦めないようにと書いています。



上図は、青色の薬と黄色の薬の効果を見た図ですが、「奏効率」は、奏効率を外れたところと奏効率に入っているところが突然変わるのではなくて、実際の効果はゆっくりと暫残していきます。だんだん効果が薄れていくのを、上図ではぼやかすということで表しています。


上図も同じで、黄色の薬の効果が明確に得られているし、青色の薬の効果もある程度は得られるという、少しダブっているという部分があるという範囲があることを表しています。


腫瘍の細胞が分裂する時に効果を発揮するというのがこれまでの化学療法剤ですが、それはほとんどの患者さんにある程度の効果を発揮します。もちろん高い効果が得られる人とある程度の効果で留まる人がおられます。
上の図は、最近開発が進められているリツキサンで始まった分子標的薬の効果をイメージで表したものです。これまでから長く使われてきた薬に比べて、効くか効かないかの線引きが、よりはっきししているのが特徴のひとつと思われます。





ここで私が書いてきた事について、
例えば、実際にそんなことはないのですが、

 R-CHOPの治療前1ヶ月以内にフォアグラを食べると、
 R-CHOP投薬後3年以内に間質性肺炎を起こす危険性が高まる。

という副作用があるとします。
それをこのページに書いても、すでに食べられた人なら気分を悪くされるでしょうし、今更過去に戻って食べなくする事は出来ません。ですから、そのような事を私がここに書いても、余計な不安を助長するだけでメリットはありません。個々の治療法にはそれぞれに副作用がありますし、起きる可能性は非常に少ない割合でも重厚な副作用もあります。その危険な副作用を医療者が事前にわかっていても、得られる効果と危険な状態が起きる可能性を天秤に掛けて治療の開始を決定されるのです。それらを考えて、わざとここには書かないこともあります。「私が受けた治療には、致死的な副作用を伴うこともありますので、主治医の先生とよくご相談ください」と私が書いているのはそういう意味です。
例えば、
濾胞性リンパ腫の初回治療として一番多く使われているのはR-CHOPですが、それを構成する薬の中にアドリアシン(ドキソルビシン塩酸塩)という薬があります。
その添付文書は、ここをクリックですが、そこには副作用として以下が書かれています。

骨髄機能をより強く抑制するおそれがある。]
肝障害又は腎障害のある患者は副作用が強くあらわれるおそれがある。
感染症を合併している患者は骨髄機能抑制により感染症が悪化するおそれがある。
水痘患者は致命的な全身障害があらわれるおそれがある。
重篤な心筋障害を起こすことが多くなるので注意すること
二次性白血病、骨髄異形成症候群(MDS)が発生することがあるので注意すること
感染症、出血傾向の発現又は悪化に十分注意すること
脱毛、白血球減少、悪心・嘔吐、食欲不振、口内炎、血小板減少、貧血・赤血球減少、心電図異常、ショックがあらわれることがある
間質性肺炎があらわれることがあるので、咳嗽、呼吸困難、発熱等の臨床症状を十分に観察する
心電図異常、頻脈、不整脈、胸痛、肝障害、蛋白尿、食欲不振、悪心・嘔吐、口内炎、下痢、脱毛、色素沈着、けん怠感、頭痛、頻尿、排尿痛、膀胱炎、血尿、残尿感、気胸・血胸、発疹、発熱、鼻出血、血管痛、静脈炎、血栓を起こすおそれがある
静脈内投与に際し薬液が血管外に漏れると、注射部位に硬結・壊死を起こすことがある


それをいちいちまじめに考えていたら、とても治療なんて受けられなくなるでしょう。
リツキサンやオブジーボなどの分子標的薬にも、これまでの化学療法に使われてきた薬以上の副作用があることも指摘されています。

 それらの薬は、個人輸入して、
 なれない医師に処方してもらって使えるような甘い薬ではありません。
 そんなことをすれば、いくら命があっても足りないでしょう。

過去に個人輸入して使われた薬でそれなりに効果が得られたのは、血液内科の医師がサポートを約束して個人輸入されたサリドマイドとリツキサンぐらいのものでしょう。
アメリカに渡って、血液内科でゼヴァリンを処方された患者さんもおられます。





「日本血液学界 造血器腫瘍診療ガイドライン」で濾胞性リンパ腫について書かれているのは、ここをクリックで、このページ右列にある「濾胞性リンパ腫診療ガイドライン」にもリンク先のページに書いていますが、そこに以下が書かれていることは書いていなかったかもしれません。

日本血液学界 造血器腫瘍診療ガイドライン

Ⅱ リンパ腫
悪性リンパ腫 総論
1.濾胞性リンパ腫(FL)
総論
アルゴリズム
CQ 1 初発進行期(ⅢまたはⅣ期)FL に対してどのような場合に無治療経過観察とし,
   どのような場合に治療を開始するか
CQ 2 初発進行期(ⅢまたはⅣ期)FL における標準治療は何が勧められるか
CQ 3 初発限局期FL の標準治療は何が勧められるか
CQ 4 高腫瘍量の初発進行期FL に対してリツキシマブ維持療法を実施すべきか
CQ 5 FL 初回再発時の治療選択としては何が勧められるか
CQ 6 FL における自家移植の適応はup-front で行うべきか
CQ 7 再発FL に対して自家移植と同種造血幹細胞移植は、
   それぞれ妥当な治療選択肢であるかなど、




「米国国立がん研究所(NCI)のPDQ®」日本語和訳版が更新されています。

成人非ホジキンリンパ腫の治療(PDQ®)
原文更新日 : 2016-01-15
翻訳更新日 : 2016-03-30

大きくは変わっていないようですが、変更前の文章をバックアップしていないので比較は出来ません。
また、

潜行性NHL潜行性非ホジキンリンパ腫(NHL)には、以下の亜型がある:
◦濾胞性リンパ腫。

で、〇濾胞性リンパ腫をクリックすると、

申し訳ございませんが、PDQ®日本語版にはこちらのPDQ要約はございません。
PDQ®原文をご参照ください。


と出てきます。
更新される前にも、その部分の和訳はされていなかったように思いますが、これもバックアップがないので確認が出来ません。



2016年5月22日(日) 14:33 濾胞性リンパ腫の自家移植と同種移植
同種移植の考慮についてはその人の人生観によるところもあるので、この日記ではほとんど触れてきませんでした。

 濾胞性リンパ腫で同種移植を受ける一番の問題は、
 骨髄のダメージが少なく肉体も元気で若い
  第1寛解期での移植が一番結果が良いということです。
 
でも、濾胞性リンパ腫の場合には同種移植を受けなくても20年以上QOLの高い状態で生存できる可能性がありますし、若くて元気な状態でも同種移植を受けると治療関連死がありますから、矛盾するリスクがあります。
白血病の中には治療後寛解にいたっても、とてもじゃないが20年は勿論5年でさえ化学療法だけでは生きるのが難しいとされている種類がありますから、第1寛解期、最悪でも第2寛解期に同種移植を受けなければ生命の維持が難しい事が事前にわかっている分類がありますので、その場合はそのことがその人の「人生観」を超える材料になる可能性があります。
ある血液内科医がブログで、「幸いにも、私は一度も同種移植で治療関連死を経験した事がありません。」と書かれていました。でも、同種移植に携わられた件数が書かれていませんので申し上げようがありません。件数が増えれば、高い医療技術を持ってしても回避出来ない症例も出てくるでしょう。
昔、関西のある病院が、同種移植の5年生存率が圧倒的に高いレベルにありました。しかし、若くて体力があり、完全寛解にある患者にしかそこでは同種移植を行っていないという噂がありました。ある医師は、同種移植の対象に適している患者を選んでいたとしても問題はないだろうといいました。同種移植に適した患者だけを選んでそれをおこなっていたとしても、じゃあそれで結果がどういうことになるのかがわかれば参考になるといわれました。その病院は、同種移植でも難しいかもしれないと思われる患者を避けたのではありません。一定のレベルにある系列の病院で同種移植を受けさせていたのです。
そういうことがありますから、個々の病院が発表している同種移植の5年生存率だけが病院のレベルを表している証明にはなりません。
一般的な化学療法も同じですが、同種移植では特にその成否はGVHD(移植片対宿主病)への対応能力です。前処置や移植そのものは経験のない医師にもできますが、次々に生じる問題の解決能力で生命の維持が出来るかどうかが決まるのでしょう。肺がんの分子標的薬でイレッサという薬が世に出た時に1000人前後の人が亡くなられたといいますが、その多くは薬の副作用で起きた間質性肺炎でした。それを初めて経験する医師は、間質性肺炎だと気付くのが遅かったかもしれませんし、ステロイドパルスの治療が遅れたかもしれません。同じように同種移植によって生じる各種の副作用への対処を満足に行うには経験が必要でしょう。その事を証明したのがイレッサの問題だったと思います。残念ですが、「助かる患者は、日本のどこの病院でも助ける」というがん対策基本法の理念は、高い技量を必要とする治療法では難しく、基本法の趣旨に反する「一部の病院に集約する」事が必要になるのでしょう。

第75回日本血液学界学術集会で発表された「濾胞性リンパ腫ガイドライン」には、以下が書かれています。

骨髄非破壊的(Reduced-intensity conditioning: RIC)造血幹細胞移植の導入により,治療関連死が減った54)結果,自家移植よりも同種移植のほうが良いとの報告がある55)(カテゴリー2B)。しかしこれは,ヒト主要組織適合性抗原(human leukocyte antigen: HLA)一致同胞がいる場合には同種,いない場合には自家移植を受けた比較試験で,患者集積ペースが遅く早期中止となった臨床試験のデータである。RIC が同種移植の中で標準治療になりつつあるが,Center for IBMTR のレジストリー・データから,多変量解析により,RIC に比べ骨髄破壊的造血幹細胞移植でより再発が少ないという報告がある56)(カテゴリー2B)。ただし,両者間でPFS, OS とも統計学的に有意差はなく,RIC 群では比較的高齢者が多く,診断から移植までの期間が長かった57)ことから,両者間の優劣の判断は困難である。

従来「研究的治療」とされてきた同種幹細胞移植ですが、ここでは「研究的治療」という言葉が省かれています。NCCNのガイドラインも同様で、同種移植がすでに一定のレベルに達していると評価される段階に入ったようです。
しかし、今でも同種移植による治療関連死が20%前後はあると思われますし、5年生存率が60%を超えているという表現もありますが、50%前後にあるという記述もあります。



自家移植と同種移植ではまったく考え方が違います。
同種移植では、新しい血液幹細胞が従来は識別できなかったがん細胞を識別し攻撃するGVL効果によって再発しない事を狙いますが、自家移植は自らの血液幹細胞を対外に保存し、大量化学療法で骨髄もろともがん細胞を排除してしまおうというもので、その後に戻される血液幹細胞はもともと自分自身のものですから副作用がなくGVHDも生じませんが、GVL効果は得られません。

1990年代の後半に、「自家移植を含む多量化学療法で濾胞性リンパ腫が完治する可能性がある」ということで血液内科に動揺が走り、初回治療時から自家移植を前提にした大量化学療法の採用が増えました。私もそれを受けたひとりです。
しかし、2001年に「自家移植を含む大量化学療法を行っても、生存率の延長が認められない」という論文が出てから、それは急速に不採用が増えていきました。その論文に言及された文章をネット上に見つける事は出来ませんでした。一番の問題は採取された造血幹細胞中にリンパ腫細胞が混入している可能性でしょう。様々なパージング法が試されてきましたが、決定的なものは見つかっていないようです。名古屋では、パージングと低減されたTBI(全身放射線)を併用する事で特筆すべき結果が出されているようですが、利害関係のないほかの病院で同様の結果が出された状態にはないようです。同種移植を行ったときの成績に、過去の治療レジメン数が少ない方が良好で、過去に自家移植を行っていない方が成績が良いということがいわれている事なども、自家移植を広げない方向にあるのかもしれません。また、上記はリツキサンが一般的に使われるようになる前の状態であり、リツキサンが生存曲線のボトムを引き上げていることも影響しているのでしょう。

「日本血液学界 造血期腫瘍診療ガイドライン」の中に、同種移植や自家移植に関した各種臨床試験結果の和訳が記されていますが、内容には疑問を感じるものもある上に、リツキサンが私用される以前のものであることから、現在はその環境が大きく変わっていますが、最近のデータが記されていない事に疑問を持つものです。
大きな臨床試験では、それを関与した団体と利害関係がない別の団体が同様の臨床試験を行って動揺の結果を出すことが重要なのですが、それがありません。また、結果が大きく異なる事もあるようです。臨床試験では、データを改ざんしなくても、ある種のデータを原始データから一切削除する事で臨床試験の結果の方向性を変える事が出来ますから、有名病院の臨床試験でも、疑いの目で見た方がいいのでしょう。
上で紹介した臨床試験結果論文の和訳は、ここをクリックです。


以下に、血液内科の医師が白血病の患者さんに同種移植の説明をされているブログを紹介します。リンパ腫の患者さん相手の説明だと生々しすぎますから、白血病の方が読みやすいでしょう。
それは、ここをクリックです。



2016年5月15日(日) 14:24 あなたもリンパ腫を治せる
今日昨日は五月晴れです。
冬を抜けた暖かさを感じる春でしたが、連休を過ぎてからは初夏を思わせる暖かさに変わっています。
「もう春です」を過ぎて、夏も近い。



 次週からはもう一日減らして、週に一度の更新にしたいと思います。
 理由はネタ切れと土日の時間確保です。




私は、最後に受けた治療から8年半になります。
濾胞性リンパ腫になって初めて受けた治療で自家抹消血幹細胞移植を含む大量化学療法まで受けたのに、その5ヵ月後に首に出来た再発のしこりに気がついて、その後治療を受けるたびにほぼ寛解が得られたのですが、半年から1年で再発を繰り返してきました。よって、濾胞性リンパ腫を20余年抱えてきた中で、今回のような長期無憎悪無再発は始めての経験です。

私が8年間の長期に渡って再発していないというのは初めての経験ですが、このページ右列にリンクしている濾胞性リンパ腫の人が書いておられるブログでは、初回治療を終えて数年間無再発を続けておられる人がたくさんおられます。
その人達も、いつ再発するかという不安に怯えながらの日々だったと思いますし、私は最初の治療後からすぐ再発続きだったのでお気持ちはわかりかねますが、4年前後を過ぎたら、少しづつ背中の荷物が軽くなっていくのを感じられたのではないでしょうか。また、そうであれば今後、再発したときの衝撃はより重くなるかもしれません。私は、濾胞性リンパ腫の告知を受けたときよりも再発のしこりを見つけたときのほうが落ち込みが激しかったと思います。


先日から、産経新聞に書かれたオブジーボの記事について書いています。市場に新しく投入されている新薬が驚くほど高額で、我が国の国民皆保険制度を根底から揺るがす問題に発展しかけているわけですが、そのことについては私の理解を超える問題なので問題の提起に留めています。そして、むしろ私にはそれらの新しい薬が濾胞性リンパ腫の治療に今後どのように関係していくのか興味があります。

私にはリツキサンがほとんど効きませんでした。
リツキサンはアメリカで1997年から使われ始め、日本では2001年の秋から使われ始めました。リツキサンは、リンパ腫に対して日本で始めて使われ始めた分子標的薬です。濾胞性リンパ腫に対する単剤での治療で60%前後の奏効率が確認されているだけでなく、化学療法と併用する事で、化学療法の効果を高める事ができることも確認されているといわれます。
私はリツキサンが承認されるまでにCHOPからアドリアシンを抜いたCOP(CVPともいう)治療を受けたことがありますが、効果が限定的でした。投薬を受けてから10日間ほどはリンパ腫の進行でしんどくなっていた体が楽になるなど効果が実感できるのですが、その後増勢に転じて、投薬の3週間後には効果が取り消されるほどに憎悪し元の状態に戻っていたのです。別の再発時にリツキサンが新たに承認されていたので同様にR-COPの治療を受けたのですが、以前受けたCOP治療と同じ効果で、そのときを上回る効果は得られませんでした。その比較で、私にはリツキサンは効かないとわかったのです。濾胞性リンパ腫が確定したときの生検でCD20は陽性でした。


CHOPは、シクロホスファミド(エンドキサン®)とドキソルビシン(アドリアシン®)とビンクリスチン(オンコビン®)とプレドニゾロンの4薬剤による多剤併用療法ですが、がん細胞が分裂する時に作用する従来からの化学療法剤(抗がん剤)です。リツキサンはそれと作用機序が異なるもので、がん細胞の表面にある特定のタンパク質を認識して接触固定するものです。さらにオブジーボはがん細胞に直接接触することなく人の免疫の速度制限(パワーコントロール)をかけているブレーキを外すものですが、リツキサンと同様に特定のタンパク質に働きかけるものです。

私にはCHOPは効きましたが、それからアドリアシンを抜いたCOPでの効果は限定的でした。リツキサンは効きませんでした。ひょっとしたら、リツキサンは私にまったく効果がなかったのかもしれません。そんなときに、「オブジーボで決定的な効果が得られる人がおられる半面、まったく効かない人も多い」という記事を見たのです。リツキサンでそういう表現をされた記事を読んだ事はありませんが、実際はリツキサンも同じような効き方なのではないかと思うようになりオブジーボに関する記事を読むようになったのです。
リツキサンは単剤で濾胞性リンパ腫の人の60%前後に効果があるといわれていますが、オブジーボは肺がん等の固形がんで20%~30%の効果といわれており、濾胞性リンパ腫でもおそらくリツキサンの効果である60%を下回ると考えられています。

リツキサンはアメリカで市販されてから19年目に入っていますが、効果が得られるのはCD20が陽性である事の他にマーカーはまだ見つけられていません。つまり、発売から20年近く経った今も、リツキサンを投与する前に効果が得られるかどうかを事前に検査する方法が見つけられていないのです。同様の分子標的薬に慢性骨髄性白血病に対するグリベックという薬がありますが、投薬の前にKIT陽性(CD117)を検査する事で、効果を90%にまで高める事が出来ています。でも、これも100%ではありません。

オブジーボの投薬で肺がんが劇的に反応する(治癒の可能性)患者がいることが確認されていますが、同様の事が濾胞性リンパ腫でもリツキサンによってごく少数得られている可能性もあります。




産経新聞で、そのオブジーボを題材に「薬価危機」と題した連載がされたのですが、そのあと週刊誌の広告欄に、それと同様の内容を含むらしい記事広告を見つけました。週刊新潮です。
しかし、私はなんせずぼら人間なので対応が遅く、実際に週刊新潮を求めにコンビニに行った時にはすでに次週号に変わっていました。



動くのが遅いんだよなあと思いながらコンビニで上記週刊新潮を手に取ると、前号に続く記事が少し載っているのを見つけて買い求めました。


それが、「週刊新潮」の5月19日菖蒲月増大号」で、124ページから127ページの4ぺーじでした。


その中に文芸春秋の5月号からの記事が引用されており、一連の「高額薬価危機」記事は、上記文芸春秋五月号から始まったのかもしれません。
その2日後、近隣の図書館に行きましたが、週刊新潮が置いてなくて、文芸春秋の五月号は貸し出し中で、まだ手にする事は出来ていません。



私が購入した週刊新潮に書かれていたのは上記で、

オブジーボは、効く人と効かない人にはっきり分かれます。
 そして、効かない人を事前に知る方法はありません。
オブジーボは、その効果で腫瘍が小さくなる前に一時期大きくなる人がいる。
 それがあるために、その人にオブジーボが効くか効かないかを見極めるのに時間がかかる。




私がオブジーボで感じた衝撃に別の問題があります。

 免疫のブレーキを外せば、
 その人の免疫力は自己のがんを殺傷できるだけの力を持っている


ということです。
オブジーボは、その人のがん細胞には一切直接的な働きかけをしません。その人の免疫力をコントロールしているシステムに働きかける薬なのです。しかし、免疫のブレーキを開放すれば免疫性疾患であるアトピーやリュウマチが悪化するでしょうし、他にも各種の問題を生じますから、それを起因とする副作用が生じます。実際に、過去に問題になったイレッサと同量の間質性肺炎も生じています。

どんながんでも、末期になれば腫瘍の増大が活発化(よりアグレッシブ)し薬でコントロールできない状態になります。そんな時にはオブジーボも効かないでしょう。しかし、固形がんで手術した後に、転移した微小な病片があったり、手術した付近に微小な病片が残存しているときは腫瘍量が少ないですから、その人の免疫力を解放して最大限に引き上げてやれば、残存がん細胞を消滅する事が出来るかもしれないのです。濾胞性リンパ腫でいえば、化学療法の治療で効果が得られて寛解に近い状態になって、その後薬の副作用がほぼ消え去った時期でしょう。
世の中には、

 原因はわからないけど、
 がんが消えてしまった。
 それから20年経ちます。


という、医師も理解できない人がおられるのです。
人はみんな、がん細胞を駆逐できるだけの力をその人自身の体が持っているのです。それを証明したのがオブジーボなのです。オブジーボは従来人自身が持っている免疫力を証明したのであって、オブジーボ自身ががん細胞を駆逐したのではありません。

びまん性リンパ腫の人でR-CHOPの化学療法を受けて、再発することなく20年30年生きている人がおられます。
実は、その人はR-CHOPの治療で体内にあるがん細胞の全てを駆逐できたのではなくて、その時点では一定のびまん性がん細胞が残っていた。しかし、それが少量だったので、その人が持っている免疫機能(体内の異物排除、殺傷機能)によって駆逐できる範囲内であったので、徐々にその人の免疫がびまん性リンパ腫細胞を駆逐していったというのが現時点での医療者のコンセンサス(合意)のようです。

ストレスの除去とか、笑いによる免疫力の向上とか、砂糖塩分の減量健康法とか運動療法はそれなりに効果がありますが、がん細胞が暴れまくって、日に日にがんの腫瘍が大きくなっている状態では健康法による免疫力の増強では追いつかないのです。しかし、リンパ腫で治療を終えて寛解になったり、しこりがあるものの目だった増加をしていないときこそ各種健康法を進めるチャンスなのです。
そんなときなら、

 あなたもリンパ腫を治せるかもしれません。

でも、困った。
それを考えると、大阪のおばちゃんに貰った飴が食べられなくなってしまいます。
飴なんて、砂糖のかたまりですからね。
PET検査で証明されるように、砂糖はがん細胞の大好物です。
飴とインスタントラーメン依存症の私なんて、がん細胞養成工場でしょう。



2016年5月14日(土) 18:24 風邪でリンパ腫の再発を疑う
↑ ウメ、梅の実です。
孫達に見せてやりたいと思ってたけど、
写真を撮った時にはそれを忘れていました。
私が最後尾でしたからね。



升添都知事もねえ、
労働厚生大臣をされていた前後でしょうか、朝住んでおられる一戸建てからゴミをぶら下げて出てこられて、「朝のゴミほかしは私の仕事です」とテレビでいわれたときは庶民派のように感じましたが、そう装われていたのかもしれません。ええかっこしいで周囲の目を意識されていたのは昔からでしょう。

「立場が人を育てる」という言葉があります。
「少し実力が不足していても、昇格する事で新しい職責がこなせる人(器)になっていく(育っていく)」ということです。
ところが、いつしか自分のそれを勘違いする人がいるんですよね。
「大臣」というのは上に「総理大臣」がいますからトップではありません。しかし、「知事」は一国一城の主で殿様なのです。その器に育つ前に、自分ほど偉い人はいないという勘違いをしてしまうんです。自分が一番偉いんだから何をしても許されると、律するものをなくしてしまうんです。私用と公用のお金の区別も出来なくなってしまうんですね。「自分のお金も都のお金」ならいいのですが、家族旅行でいったホテルで宿泊代を自分で支払って、それを秘書に渡したのは升添さんです。家計簿をつけている奥様に渡すしかないでしょう。

役職が上がる事で器が大きくなっていく人と、自分は偉いんだから何でも出来るんだと勘違いして道を誤り何もかも失って転げ落ちてしまう人。
もうひとつあるか、新たな職責をこなす力量がないために潰れてしまう人。

政治家とか、会社勤めをしている人の多くは、「やりたいこと」が途中で出てくると思います。「やりたいこと」をやるには、政治家になるしかないと思った人もおられるでしょう。国会議員になっても、出来る事は限られます。役職のない平社員でも同じです。「やりたいこと」をやるには、それが出来る立場になる必要があります。だから出世をする、だから政策集団を作る。主用派閥に入って登っていく。やること、やりたいことがなければ、部下の成果を分捕っていくしかありません。子供が親を見たり、部下が上司を見る目は正確ですからね。それも見えなくなったんじゃ、まともな仕事は出来ないでしょう。



 申し訳ありません。
 ここは濾胞性リンパ腫について書いているページで、
 肺がんやアレセンサ、ジオトリフについてはほとんど触れていません。
 分子標的薬について書く中でアレセンサやジオトリフについて触れただけです。
 お手数をおかけして済みません。



 これはリンパ腫の再発と違うはず。
 同じ鼻汁でも黄色くないし、リンパ腫と違うはず。
 微熱も出ていないから、いつもの再発と違うはず。
 でも、これでもっと鼻詰まりになって黄色い鼻汁が出だせばちょっと恐い。
 再発、
 やばいかなあ、
 だいじょうぶだと思うけど。

 その前に、まずはこのしんどさか。


と不安になってきた鼻汁と鼻詰まりと痰は、10日の火曜日がピークでした。
「息もできない」たって、口付けと違うんですけどね。
もう峠を越えたと思います。
吐き気というよりも、軽い悪心も続いてしんどかった。
微熱も出ませんでしたから、ウィルス性とは違うただの風邪だったのでしょう。

リフォームの前後に私たち夫婦で家具の大移動があったし、小さなうさぎ小屋に住みながらリフォームだったし、リフォームの終わりがゴールデンウィークの前ぎりぎりで、家具の再移動も子供達が帰ってくるのに間に合わせるしかなかったし、疲れもあったんでしょう。疲れからなら、歯茎に出るのが通常のパターンですがそれは免れました。

「風邪なら、酒でも飲んで早く寝ろ!」
てなもんですが、酒を飲むと歯茎が膿んで食べられなくなるので飲めません。


複数回再発した人なら、その人の再発の特徴がわかると思うのですが、私の場合は風邪症状です。再発したのがわかっているときでもそのまま出来る限り長くののらりくらり長引かせ待ち状態でしたから、敗血症前症状に近い体中毒素蔓延状態で、黄色い鼻汁は出るし目が開かないほどの目やには出るしでしんどくなる状態なのです。要するに、酷い風邪症状なのです。

寝る時に息ができるようになってきましたから、もうだいじょうぶでしょう。
つうか、もうだいじょうぶです。

 ほっ。



2016年5月8日(日) 16:47 すでに一般化しつつある抗体医薬品
昨夜というか今日は1時前に布団に入ってから土踏まずから先が吊って治まりませんでした。ひどくはないのですが両足です。寝返りを打ったり足先の場所や角度を変えたりして、治まりかける事もあるのですが、2分か3分するとまた吊ります。そうしているとむずむず病が出てきてパジャマの下を脱いだりして、3時過ぎまでああじゃないこうじゃないを繰り返していました。
それに一昨日ころからか喉から胸にかけて気持ち悪い、悪心のような感じが続いています。リフォームで家にいても落ち着ける居場所がなかったので、その「遅れて出てくる副作用」かもしれません。

そういえば、「腰が痛い」と書いてきましたから、リンパ腫が出てるんじゃないかと思われた人がおられるかもしれませんね。
私はこれまでに、腰に痛みを誘発するようなしこりを腰に画像検査で確認したことはありません。10年余り前だったと思いますが、1時間ほど連続して車を運転すると腰が痛くなるようになって、その後痛みが出るまでの間隔がどんどん短くなって、15分ほど運転するだけで腰に痛みが続くようになった事があります。あれはリンパ腫が腰の神経を巻き込むか圧迫して起きた痛みだと思いますが、今回の痛みはぎっくり腰の後に出る痛みと同じですから、うまくいえないのですがリンパ腫を起因と刷るものとは質が違うと思います。

ここに座っていて、左の太ももを3ヶ所か4ヶ所虫に刺されたようなので、ズボンを履き替えて、これまではいていたズボンを直射日光に当てて虫干ししています。



私はぼけぼけで、「ウィルス」と「細菌」の区別がつかなくなることがあります。
ここに書いても、また迷うのでしょうが、一応書いておきます。
ウィルス:細菌よりもはるかに小さい。抗生物質は効かない。
      インフルエンザウィルスやノロウィルスなど
細菌  :細胞を持つ、ペニシリンなどの抗生物質が効く。
      ブドウ球菌や大腸菌など。
ウィルスは小さいので簡単には見つけられませんが、大腸菌は大きいので簡単に見つけられます。大腸菌は菌なので細菌、インフルエンザウィルスはウィルスがついているのでウィルス、インフルエンザにかかっても、ウィルスは検査に引っかからない事があるのでわかりにくいのです。小さなウィルスはわかりにくいのでウィルスは小さい。
そうやって覚えよう。
といっても、その覚え方もどうせ忘れてしまうけど。

ウィルス性の風邪に効く風邪薬はありません。ようやくタミフルなどが出てきたところですが、まだ万全ではありません。使われるのは咳を止める目的に気管支拡張剤を使ったり、発熱を抑えるために解熱剤を使う対処療法です。



「患者年100人未満の希少血液がんの薬、成人と子供の治験同時に」
2016年4月12日紙面に書かれた下記の記事は、ここをクリックです。

 主に幼児から30代までの若い人がかかる血液のがんに対する薬の臨床試験(治験)が医師の主導で進んでいる。国内の患者発生が年に100人未満と少なく、新たな薬の開発が遅れてきた。この治験はデータを少しでも早く集めるため、通常の治験と異なり、子供と成人患者の両方を同時に対象としたのが特徴だ。

 病気は悪性リンパ腫の一種「ALK陽性未分化大細胞リンパ腫」。複数の抗がん剤を組み合わせる治療が有効で患者の7割前後は治る。3割の患者は再発し、投薬や骨髄移植でも治らない人もいる。治験責任者の永井宏和・名古屋医療センター血液内科医長は「使える薬の選択肢を増やす必要がある」と指摘する。

 治験は、来年3月末までに、既存の治療法が効かないか、効いたが再発した患者計10人に参加してもらい、肺がん治療に使われている「アレクチニブ」の安全性と有効性を調べる。

 薬の治験は通常、大人のデータ集めが先行し、子供は後回しになりがち。今回は患者数が少ないため6~15歳の子供も対象に含め、全年齢で裏付けを持って薬が使えるようデータ取得を目指す。アレクチニブは子供に使った実績がないため、子供3人の参加が得られた段階で副作用の状況を検討し継続するか決める。

 効果が確認できればデータを製薬企業に引き継ぎ、国への承認申請につなげたいという。永井医長は「今回のような治験のやり方が、子供と大人にまたがるがんの治療開発に有効だと示せれば」と話す。




上に使われているアレクチニブは以下です。
効果の程度はわかりませんが、国内でもすでに肺がんに認可されていて、濾胞性リンパ腫にも効く可能性があります。

ALK阻害剤 アレセンサカプセル150mg 薬価6,614.60円
通常、成人にはアレクチニブとして1回300mgを1日2回経口投与する。
(6614.6×2×2×30=)793,752円/月×0.3(保健適応)=238,125円/月
効能又は効果
〇ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
臨床試験では93.5%の患者さんで腫瘍縮小効果を確認できたことが分かっています。
奏効率は93.5%(43/46人)にのぼりました。うち全奏効率は15%(7/46人)、部分奏効率は78%(36/46人)です。比較試験ではありませんが、白金系薬剤など従来の抗がん薬のALK融合遺伝子陽性患者における奏効率は30%そこそこ、同類薬のクリゾチニブ(ザーコリ)で50~60%ですから、この薬の奏効率はかなり高いと考えられるのです。
ただし、ALK遺伝子陽性は、肺腺がんのおよそ5%の方に起きます。奏効したからと、必ずしも症状軽減や延命につながるものではありません。


ここで、慢性骨髄性白血病に使われているグリベックや肺がんの分子標的薬についても価格などを見ておきましょう。

グリベック錠100mg
グリベック錠100mg ノバルティスファーマー \2617.40
イマチニブ錠100mg「NK」 日本化薬(ジェネ) \1540.30
慢性骨髄性白血病の場合(1) 慢性期 通常、成人にはイマチニブとして1日1回400mgを食後に経口投与する。
(2617.4×4×30=)314,088円/月×0.3(保健適応)=94,226円/月
効能又は効果
1.慢性骨髄性白血病
2.KIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍
3.フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病
4.FIP1L1-PDGFRα陽性の下記疾患
 好酸球増多症候群、慢性好酸球性白血病


ALK阻害剤 アレセンサカプセル150mg 薬価6,614.60円
通常、成人にはアレクチニブとして1回300mgを1日2回経口投与する。
(6614.6×2×2×30=)793,752円/月×0.3(保健適応)=238,125円/月
効能又は効果
〇ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
臨床試験では93.5%の患者さんで腫瘍縮小効果を確認できたことが分かっています。
奏効率は93.5%(43/46人)にのぼりました。うち全奏効率は15%(7/46人)、部分奏効率は78%(36/46人)です。比較試験ではありませんが、白金系薬剤など従来の抗がん薬のALK融合遺伝子陽性患者における奏効率は30%そこそこ、同類薬のクリゾチニブ(ザーコリ)で50~60%ですから、この薬の奏効率はかなり高いと考えられるのです。
ただし、ALK遺伝子陽性は、肺腺がんのおよそ5%の方に起きます。奏効したからと、必ずしも症状軽減や延命につながるものではありません。


オプジーボ点滴静注20mg/オプジーボ点滴静注100mg
20mg 150200円/瓶 100mg 729849円/瓶
ニボルマブ1回3mg/kg(体重)を2週間間隔で点滴静注する。患者の体重が60kgとした場合、
(60×3=180mg 9×2×150200×=)2,703,600円/月×0.3(保健適応)=811,080円/月
効能又は効果
1. 根治切除不能な悪性黒色腫
2. 切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
1 年生存率はオプジーボ群が42%(95% CI: 34, 50)、ドセタキセル群が24%(95% CI: 17, 31)、OS の中央値はオプジーボ群が9.2 カ月 (95% CI:7.3, 13.3)、ドセタキセル群が6.0 カ月 (95% CI: 5.1, 7.3)でした。



上の記述だけでは、肺がんにどんな薬を使えばいいのかよくわかりません。
これも、「使ってみなければわからない」のでしょうか。

「肺がんの最新戦略的治療…薬の種別・使用順 重要に」
として、ヨミドクターに以下が書かれています。

肺がんは国内で最も死亡数の多いがんで、毎年約13万人が発病、約7万人が亡くなる。自覚症状が少なく、進行して見つかるケースも多い。肺がんは組織の違いで分類される。最も多いのが「非小細胞がん」(約85%)で、「腺がん」が全体の約60%を占める。

 腺がんでは、がんの原因となる遺伝子の異常が次々と見つかり、それぞれの遺伝子変異に応じた薬剤を選ぶ「個別化医療」が進歩した。変異が特定できた場合、がんの増殖をピンポイントで抑える「分子標的薬」を最初に使うのが主流だ。薬を使い始める患者を対象とした臨床試験で、従来型の抗がん剤よりも生存期間を延長でき、副作用が少なかったからだ。

 最も頻度が高い変異が「EGFR」で、3種類の分子標的薬が承認されている。まず、「ゲフィチニブ」(商品名・イレッサ)で治療するのが一般的だ。「エルロチニブ」(同・タルセバ)、「アファチニブ」(同・ジオトリフ)での再治療も可能だ。「ALK」という変異では、2種類の分子標的薬がある。「クリゾチニブ」(同・ザーコリ)が第1選択肢となる。2014年、「アレクチニブ」(同・アレセンサ)が加わった。

 分子標的薬では、薬が効かなくなる「薬剤耐性」が問題となっているが、それを克服する次世代薬の開発も進められている。一つの分子標的薬が効かなくなった場合、他の分子標的薬に切り替えても劇的な効果が期待できないことがある。そのため、従来型の抗がん剤をはさみ、副作用管理をしながら薬を使いこなし、生存延長を目指す。


これだけではわかりにくいのですが、ヨミドクターにわかりやすいイラストが書かれていますのでご覧下さい。

検査結果はどうか、
検査結果がこうならこの治療で、それでだめならこの治療を、


というように、投薬前に検査をする事でその薬が使えるかどうかがある程度わかりますので、使う順序が記されています。
その画像をここに貼り付けたいのですが、「コピーペーストを禁ずる」と書かれていますので、それを尊重させていただきます。
それが書かれた「ヨミドクター」は、ここをクリックです。

「分子標的薬」というのは、B細胞リンパ腫に使われているリツキサンに、白血病に使われているグリベック、肺がんに使われるイレッサ程度しか知らなかったのですが、どんどん認可されているんですね。これまでから使われている細胞の分裂時に作用するものも含めて、以下にそれらが網羅されています。
「抗悪性腫瘍薬」の一覧は、ここをクリックです。
その中には、まだ認可されていないものの、濾胞性リンパ腫に効果があると思われるものも複数含まれています。


分子標的薬の進化を知る意味で、上で紹介させていただいた肺がんの分子標的薬「アレセンサ(アレクチニブ)」についての記事を紹介させていただきます。

2014年09月09日 「9月に登場した5つのがん治療薬」は、ここをクリックです。
2015年09月09日「ALK阻害剤「アレクチニブ」のALK陽性の進行非小細胞肺がんを効能・効果とした米国での承認申請について」は、ここをクリックです。
2015年12月09日「ALK阻害剤「アレセンサ®カプセル150mg」の販売を開始」は、ここをクリックです。
2014年08月21日「抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤 アレセンサ® 説明会」は、ここをクリックです。
2016年04月改定 「医薬品インタビューフォーム アレセンサカプセル20mg」は、ここをクリックです。
「アレセンサ(アレクチニブ)の作用機序」は、ここをクリックです。


「薬の一般論と個別薬について」は、ここをクリックです。
「抗体の働きとは?」は、ここをクリックです。



上に書いたように、慢性骨髄性白血病に革命的な治療効果を演出したグリベックという薬は一月に3割負担で10万円ほどになります。多くの人が高額医療費の還付対象になるのですが、それでも患者の負担が大きいということで、患者会の運動もあって3ヵ月分の処方が認められるようになったと思います。高額医療費の還付もあって3ヶ月に一度の薬代が9万円を切って、仕事が出来ている人ならなんとか継続できるかもしれません。同様に高額な薬を4週間に一度使うなら、月初に投薬して4週間後の月末に投薬して、次は5週間の休薬で、その翌月の月初と月末に投薬すれば患者が払う年間の治療費は高額医療費の還付制度があるので半分に減額になるのですが、そういう使い方が出来るかどうかは主治医の裁量によりますね。

オブジーボになりますと、高額医療費還付について事前に手続きをしなければ毎月80万円を越えるお金を病院の窓口で払わなければなりません。登録済みでまだ走っていない軽自動車の新車が毎月買える金額ですから、貧乏人の私には理解を超えています。

仮に、濾胞性リンパ腫が1回の投薬で完治するという特効薬が開発されて、その薬代が10億円したとします。国が保険適応薬として承認すれば患者が実際に支払う治療費は10万円前後で収まるでしょうが、高額医療費の還付のために国が大半を支出する事になります。現状なら、その支出額は年間で2兆円近くになります。昔なら、製薬会社がその薬を開発する中で、「高額すぎて、薬として使用する価値がない」とされて、安価に製造する技術が確立されるまではお蔵入りになったんでしょうね。

ある薬が保険適応薬として認可されて一定量一定期間使われたら、「遅れて出てくる副作用」以外の副作用はほぼ出尽くしますから、その薬が他の病気にも有効だとわかったら、すぐにでも適応拡大の認可がされるべきだとこれまでは考えていました。
しかし、ここまで高額な薬が出てくると、認可は副作用や効果の問題だけではすまなくなりつつあります。
私には、これ以上考える頭も資料もありませんが、難しい問題である事に違いないでしょう。



藤の花が終われば、次は何の花でしょう。
すでに紫陽花が、葉の中に小さな花を育てています。
バラ園の季節でもありますね。



2016年5月7日(土) 14:21 GWに家族が集う
2016年5月7日(土) 14:21 
紙面からオブジーボの可能性
ゴールデンウィークです。
5月の3日は雨になりましたが、4日と5日は晴れました。

4日の夜は暑かったのか寝苦しくて、上布団の下に被っていた毛布を外して、それでも寝苦しいむずむず病が出てパジャマの下を脱いで、それでもだめでパジャマの上を脱いで、まだ寝苦しいのでどうしようかと思っていたら寝付けました。
最近また夜中の頻尿が続いて、トイレに行くと量は少ないのですが辛抱できず夜中に3度ほど目覚めます。リフォームと、その前後の家具移動があったのでストレスや疲れもあったのでしょう。


上は息子1娘、生後2歳2ヶ月余りです。
近くの町にある大原っぱにいって、滑り台を楽しんできました。
小さな滑り台では階段をひとりで登って滑りました。それを繰り返す中で、上り下りする階段にはまってしまいました。何が気にいったのか、幼児がはまるつぼはわかりません。別の滑り台では、下が丸見えの高いところでも高所恐怖はないようで、高い所で階段の上り下りを楽しんでいました。
疲れたのでしょう、その夜は風呂から上がって服を着ながら寝てしまいました。この子は生まれたときから風呂好きで、浴槽の中で寝てしまう娘ですから目が離せません。
話す言葉がだいぶ増えてきて、よく話す時はマシンガントークですが、気が向かないと黙ってしまいます。そうなると、母親が話しかけても維持でもだんまりを通します。遊びでじじばばをにらみ続けますし、一度「嫌」といったら曲げないなど、気が強くなってきました。でも、滑り台では階段で人とすれ違ったり順番を守るなど、家の中と外とでわがままを調整しているようです。
こちらが癒される無垢の寝顔は一級品です。
アンパンマン命から、アナ雪とディズニーに変わりつつあるそうで、ミッキーを餌にしたら、誰にでもついていきそうで恐い娘です。


この娘は生後1年4ヶ月ですが、自分の家の中にいるときだけはよちよち歩きをします。自分の家の窓の外のテラスや玄関の外だと、父母がいても歩かないそうで、目立たなくなりかけていた「人見知り」が、最近になってまた酷くなってきたといいます。
私が抱っこすると、この娘が泣かずに辛抱できるのは1分前後なのですが、この娘を抱いたままで誰かと話すと、すぐに泣き出すのです。抱っこしたまま誰とも話さず、この娘と目を合わさなければ、もう少し抱かしてくれるかもしれませんから、今度会えた時に試してみます。
我が家に来ても、パパママと3人だけになったときは笑いながら遊んでいました。



息子2は1泊して4日に、息子1は2泊して5日に大阪に帰りました。
上は、我が家から自分の車に向かう息子1家族です。
元気に育ちますように。

はい、また元気な顔を見せてくださいね。

リフォームがゴールデンウィークに間に合いました。
子供達が帰ってきたゴールデンウィークも終わりました。
それぞれが大阪の家に無事に戻り、昨日は仕事に出ています。
我が家はこれでようやく静かな日常に戻ります。


神様のプレゼント、暑くも寒くもない天国的気候の春は短いのです。
すでに、しんどさを感じるほど暑い日も始まりました。
残り少ないそんな日を、どうやって楽しみましょうか。


恐いほど腰の痛みが強くなっていたのですが、重い荷物を持ったり、変な姿勢をする事がなくなったので、ほぼリフォーム前の状態まで回復しました。これだと、血圧のコントロールで受診しているクリニックでレントゲンの検査をしないかもしれません。私から腰の痛みを医師に話さないと、そこでレントゲンの検査を受ける事はありません。





医療費が増えているといわれますが、糖尿病や高血圧管理などの医療費はほぼ頭打ちの状態が続いている状態で、肺がんに使われるイレッサや、慢性骨髄性白血病に使われるグリベック、B細胞リンパ腫に使われるリツキサンなど、高額な分子標的薬がどんどん新たに開発され承認されていることから、新規に開発される高額な分子標的薬について、オビジーボを例にとって産経新聞紙上に問題点の提起がされています。糖尿病や肝炎の薬も高価なものが出かけているのは気がかりです。

リンパ腫の患者は、「新たに開発されている分子標的薬などの高額化についての問題」と、新たに開発されている分子標的薬全般にいえる効果とその特徴についての問題を、別々に考えた方がいいと思います。

残念ですが、既に販売されている分子標的薬は慢性骨髄性白血病に使うグリベックのように革命的な効果が得られる(90%の患者について、ほぼ永久的に病勢をコントロールできる)薬は他には出ていません。現在開発されている分子標的薬は、驚くほど高い効果が得られる患者がいる反面、その奏効率は平均すると20%前後に留まる可能性もあり、致死的な副作用が起きる危険性も指摘されています。私達は「化学療法がよく効く」リンパ腫の患者ですから奏効率が20%では低すぎると考えますが、固形がんで20%もの顕著な効果が得られる薬剤は少ないのです。だから固形がんの患者さんたちにとっては大きな出来事なのです。
(ただし、「再発または治療抵抗性ホジキンリンパ腫に対して、ニボルマブは87%の患者で効果がみられた[12]。」との記述もあり、がん種によって効果に差があるようです。(←ウィキから))また、分子標的薬ではCHOPのように、投薬後3日目で明らかな表在しこりの縮小を患者自身が確認できるなどの即効性がなく、その薬が有効か無効化の判断に2ヶ月~半年を要するなどの問題も生じているようです。長期間毎日飲み続ける薬もありますから、薬代をより高騰させるということもあります。
だからといって悲観的になる必要はなく、研究が進めば何らかの事前検査によって、その薬で「効果が得られる患者」と、「効果が得られない患者」を事前に分別できるようになる可能性があります。

私達は濾胞性リンパ腫の一患者ですから、薬が認可された場合は高額医療費の還付対象になりますから、下記文章では、その効果の特徴について注意しながら読まれる事をお勧めします。


【薬価危機-迫られる選択(1)】
「1剤が国を滅ぼす」高額がん治療薬の衝撃 年齢制限求む医師に「政権がもたない」
 は、ここをクリックです。
 新聞紙面の文章(1)と、最後に(2)の全文が追記されています

【薬価危機-迫られる選択(2)】
国と製薬会社、高額薬めぐる攻防 引き下げルール化に米業界反発「1日延命 いくら払えるか
 は、ここをクリックです。
 新聞紙面の文章(3)に訂正加筆あり

【薬価危機-迫られる選択(3)】
タブーだった治療のお金とやめどき 抗がん剤の引き際も患者自身の生き方次第ではないか
 は、ここをクリックです。
 新聞紙面の文章(4)に訂正加筆あり

【薬価危機-迫られる選択(4)】
「1年延命に500~600万円」が境目…夢の新薬どうまかなう
 は、ここをクリックです。
 新聞紙面に書かれていないもので、ネットにだけ追記されたものです。

「1人が健康な状態で過ごす1年」を「1Q(ク)A(オ)L(リ)Y(ー)」とし、それにかかる追加の費用が高ければ、費用対効果が「悪い」、安ければ「良い」とする手法が使われそうだ。問題はその境目。世界保健機関(WHO)は「1人当たり国内総生産(GDP)の1~3倍(日本では約380万~1140万円)程度」を目安に示し、日本の研究では「500万~600万円程度」との試算もある。

 「つきつめれば、1人の患者を1年生存させるのに、国民がどこまで負担できるのかというドライな話だが、議論自体が分かりにくい」。全国がん患者団体連合会の天野慎介理事長が指摘するように、患者側には導入に強い懸念がある。

 「費用対効果」で薬価引き下げのみが注目されることへの警戒感もある。「感冒薬を出し過ぎではないかとか、命にかかわる疾患では患者負担を軽減し、そうでないものは増やすべきではないか、といった本質的な議論が見えにくくなる」(天野氏)。

 世界で「費用対効果」をいち早く始めたのは、国内に大きな製薬会社のない豪州やカナダだ。そのカナダの抗がん剤審査機関は4月、「オプジーボ」の非小細胞肺がんに対する費用対効果評価を発表した。

既存の治療薬「ドセタキセル」に比べて、「患者に利益をもたらすのは確かだが、費用対効果の良い選択肢とはいえない」とし、投与期間が不明なことや適応患者数の多さを挙げて、「財政的な影響や費用負担の観点から、価格は下げるべきである」と結論付けた。助言を踏まえ、カナダ各州は、企業と価格の引き下げ交渉を行う。



以下はウィキからです。
ニボルマブ(英: nivolumab、商品名:オプジーボ)は、悪性黒色腫治療を目的とし、後に非小細胞肺癌・腎細胞癌に適用拡大された分子標的治療薬の一つで、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体医薬品で、当時の京都大学医学部の本庶佑博士の研究チームが開発に貢献[1][2]。日本においては2014年7月4日製造販売が承認され[3]、2014年9月小野薬品工業から発売が開始された[4]。


ただしオブジーボは、小野薬品が持っている抗体化の技術が満足なものではなかったために、小野薬品が米国ブリストル・マイヤ-ズ株式会社との共同開発で完成させたもので、オブジーボの販売によって得られた利益の分配が小野薬品とBML社でどのようになっているかは不明です。


新薬は、臨床試験によって効果や副作用が確認されます。
第1層試験は、
健康な成人の場合、疾患患者に比べ、比較的短期間に治験参加者を集めやすいこと、また他の薬剤を服用している可能性が低く、治験薬の安全性・薬物動態を確認しやすいこと、採血やその他の頻繁な検査に耐えることができるという有利な点がある。ただし、抗癌剤の場合は毒性が強い薬であることが多く、健常者の健康を害してしまう可能性があるため、第一相試験から癌患者を対象に行われる。まだ、人体による安全性が未確認の段階であるので、通常は妊娠の可能性のある女性をさけ、男性で行われる。しかしながら、女性向けの薬などの場合は、閉経後の女性を対象とした第一相試験が行われることがある。また、薬物動態に男女差がある場合もあり、最近は女性を含めた第一相試験も行われてきている。症状が「軽度」であり、治療が必要と判定されるほどで無い患者を、「健常人」として、第一相の試験に参加させることもある。


同じリンパ腫でも、再発を繰り返したり、薬が奏効してから再発までの期間が短いなどの「難治性患者」を中心に臨床試験が行われることがありますが、その場合は初回治療に比べて奏効率が低下するはずです。
ある薬とある薬の奏効率を比較する場合は、同じ条件で比較されなければ意味がありません。よって、臨床試験で得られた奏効率といっても、どんな条件で行われた試験なのかを知らなければ、その薬の効果を云々する事は出来ません。

また、その新薬を開発した製薬会社が主導した臨床試験では、試験結果から効果のないデータが外されたり、効果がなく強い副作用だけが起きたデータを、「試験の続行ができなかった」という理由で、恣意的に外される危険性がありますから、その臨床試験を主導した医療機関とまったく利害関係を有しない別の団体が後日同様の臨床試験を行い、同じ結果が得られたことが確認された後に医療者に広く認知されるということが基本です。



2016年5月1日(日) 21:07 2016年のがん告知者数は100万人超
2016年5月1日(日) 21:07
 オブジーボが抱える問題
5月に入りました。
春の花が目いっぱい自己主張をして、青空に緑がまぶしい季節です。



さて、仏間の整理たんすを2階から1回に降ろしたのはいつだったか、その日に私は白いビニールテープも買いに行きました。そのことを今日の夕食後妻に話すと、妻は4月30日、昨日のことだといいながら「あんた、だいじょうぶか?」といいます。
私は、そうかなあと思いながらも昨日の事が思い出せません。ここに上がってきて、ふとスーパーでビニールテープ他を買ったレシートを見ると29日になっていました。仏間の整理たんすを下ろしたのは29日です。私自身も心配ですが、妻はだいじょうぶでしょうか。

昨日は、妻が仏間に置くという生花台を修理したのでした。当分使わないもう1台の生花台を自転車小屋の中で上から中吊りにしました。
今日は、階段下の収納を改造して、自転車小屋の整理を進めましたが、7割を終えたところで残ったのは、残すかどうか妻にしかわからないものです。



人より劣る体力がより低下していますが、持てる重さの最大重量に近いものを持って何度か2階から1階に持って降りるのを繰り返したのですが、そのせいでしょう腰が痛い。こうして椅子に座っているときは問題ないのですが、座位から立ち上がるときや、布団に入ってお尻を持ち上げたり、寝返りをすると腰に痛みが出ます。リフォームが終わって、家具を元に戻す作業をする中でひどくなったようです。何とか持ちこたえて、重い荷物の移動は終わりましたからだいじょうぶです。
家の中はほぼ片付いて、ガラクタを詰め込んだ自転車小屋の片付けを始めましたが腰が痛い。腰を曲げて下を向いた作業をすると、背を伸ばすのに痛くて時間がかかります。よって片付けはアリのスピードです。自転車小屋の中にレギュラーサイズのコンクリートブロックがあるのですが、それを移動するのに重くてひと苦労で、腰の痛みもあってそこまで体力が低下しています。
血圧の薬をもらっているクリニックで次回受診する時に、横からのレントゲンを撮ってもらいましょうか。前方からのレントゲンではわかりませんが、横からならレントゲンでも腰椎椎間板の変形はわかるようです。




国立がん情報センターのホームページに新たにがんの告知を受けた人の人数について以下が書かれています。

【2015年予測の概要】
罹患数(新たにがんと診断されるがんの数)
予測がん罹患数は、982,100例(男性560,300例、女性421,800例)で、2014年予測値より約10万例増加。高齢化とがん登録精度の向上が要因と考えられます。
•部位別罹患数では、大腸がん、前立腺がんの罹患が増加し、男性においては前立腺が最多。がん登録の精度向上と前立腺がんのPSA検診の普及が要因と考えられます。
死亡数(がんで亡くなる人の数)
•がん死亡数は370,900人(男性219,200人、女性151,700人)で、2014年の予測値より約4千人増加で大きな変化は見られませんでした。
•部位別死亡数では、全体では大腸の順位が上がりましたが、男女別での順位変動はなく2014年と同様の傾向でした。


それが書かれているホームページは、ここをクリックです。
今年に入ってからの日記で、濾胞性リンパ腫の国内患者数を調べている中でそこを読んだのですが、がんの患者総数を見落としていたのです。見落とすというよりも、濾胞性リンパ腫患者の人数を調べていましたから、総数について興味がなかったのです。
しかし、以下を読んでその総数を再度確認したのです。


産経ニュース 2016.4.21 09:45更新 ゆうゆうLife】

がん哲学外来 対話を通じ生きる力を
がん患者やその家族、医療関係者らが、お茶を飲みながらリラックスして語り合い、病気の不安を和らげる「がん哲学外来」という試みが広がっている。国立がん研究センターによると、
平成27年に新たにがんと診断された患者は推計約98万人で前年に比べ10万人増加。2人に1人ががんになる現代に、心のよりどころになると期待されている。

上記の記事が書かれているのは、ここをクリックです。



 昨年度に、国内でがんの告知を受けた人が
 100万人おられたという事です。


もの凄い人数ですね。

国内の人口分布を見てみますと、(下記は、×1000人が実数です)
00~09歳   10520人
10~19    11718
20~29    12881
30~39 16136人
40~49 18401
50~59 15445
60~69 18134
70~79 14197
80~89     7932
90~      1717
合計  82313 57005人
平成26年度の国内総人口は127,083人
になっています。

つまり、
「毎年100人のうちのひとりががんの告知を受けている」
ということです。
10年を通して考えると「自分の10年間で同様の人が、10人の内でひとりががんの告知を受けている」ということで、
20年を通して考えると、「自分が40歳から60歳の間に、同世代の人の5人の内のひとりががんの告知を受けている」ということです。

上に書いた人口分布では、がんの罹患者が多いと思われる30歳から80歳に該当する国内人口も書いておきました。乳幼児もがんにかかりますし高齢者もがんにかかりますが、比率的には30歳代から70歳代でがんにかかる人が多いと思われます(←統計的な数字の確認はしていません)から、私たちの世代ががんの告知を受ける比率はもっと増えるでしょう。
「日本人は一生の中で半数ががんになり、30%あまりの人ががんで亡くなる」という事はそういうことなのでしょう。それだけ多くの人ががんに罹患されて、そう死亡者の中で3割あまりの人ががんで亡くなられるというのに、私達はがんを知らなさ過ぎます。知らぬが仏という言葉もありますから、敢えて「知らないで置く」という人はいいでしょう。

その人数の多さを思うと、先ほど引用した「がん哲学外来」や、がんの各種患者会は盛会とはいえない状態だと思います。患者会が春のたけのこ状態でぼこぼこ生まれてみんなが盛会でもおかしくないし、それぞれのがん種にも複数の患者会が身近にあって、その複数に参加しているのが普通でもおかしくないと思うのですが、何故患者会が少ないのでしょうか、何故魅力がないのでしょうか。
私にもわかりません。
参加された人に聞くのが一番かもしれません。



そういう中で、
4月9日に私が「答えの出ない問題:許される薬価の上限」としてこの日記に提起した問題が産経新聞に記事として連載されました。
上記100万人のがん患者がみんなオブジーボを使ったら、日本の国家財政は簡単に破綻します。

産経ニュース
【薬価危機-迫られる選択(1)】
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「1剤が国を滅ぼす」高額がん治療薬の衝撃 年齢制限求む医師に「政権がもたない
オプジーボはこれまでの抗がん剤と大きく作用が異なる。従来の抗がん剤はがん細胞の増殖を抑えて死滅させるが、オプジーボは患者自身の免疫に働きかけてがんを抑え、有効例では効果持続期間が長い。
京都大の本庶佑(ほんじょ・たすく)客員教授のチームが発見したメカニズムが元になり、日本発の画期的な免疫療法薬として他のがんへの適応拡大も期待されている。

 問題は価格だ。体重60キロの患者が1年間(26回)、オプジーボを使うと、年3500万円かかる。患者の平均的な負担は、医療費の自己負担分が一定額を超えると軽減される「高額療養費制度」があるため、月8万円程度で済む。残る金額は患者が加入する医療保険と国や自治体の公費でまかなわれる。

日本臨床腫瘍(しゅよう)学会理事長で国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)の大江裕一郎副院長(呼吸器内科)の元には、「オプジーボを使いたい」という肺がんの患者が多く訪れる。

 「画期的な薬だ。効く人には長く効き、治るかもしれないというほどの効果を示す人もいる。実際にがんがかなり小さくなった患者さんもいる」

 オプジーボが画期的なのは、患者の免疫機能に働きかけるメカニズムによる。
正常な免疫は、がん細胞を異物と認識して攻撃する。そのため、がん細胞は免疫に攻撃されるのを防ごうと、免疫にブレーキをかけて戦えないようにしてしまう。オプジーボは、がん細胞が免疫にブレーキをかけるのを阻止して、がん細胞への攻撃に再びアクセルを踏む。「免疫チェックポイント阻害薬」と呼ばれ、手術、放射線、化学療法に次ぐ「第4の治療法」として期待される。

 ところが、第4の治療法は患者を選ぶ。オプジーボを使えるのは手術による治療が難しく、他の化学療法で効果が出なかった患者や手術後に再発した患者だ。
自身の免疫を利用するため、体力が落ちていては使えない。免疫細胞が正常細胞を攻撃してしまう自己免疫疾患などの重い副作用が出ることもある。

 
臨床試験では投与を受けた患者の約2割に有効とされたが、どの患者に効果があるかを事前に見極めることはできない。また、投与後の効果を早い段階で判断するのが難しい。

 
大江氏は「腫瘍の増大が止まったり縮小したりすれば効果が出たと分かるが、免疫に働きかける薬は、効果が表れる前に腫瘍が大きくなることがまれにあるといわれている」と説明する。投与後にがんが大きくなったとしても、効果がないのか、効果があることによる反応なのかを判断するのが難しいという。

その記事は、ここをクリックです。


リツキサンは添付文書にも書かれていますが、毎週1回点滴で投薬を受けて、それを4週連続で受け時には、その後約半年間はリツキサンが血液中に浮遊しているとされていますすると。分子量の違いとか何か原因は明確になっているのですが、オブジーボは長期間体内に残る事がないので、4週間に一度の点滴をずっと続ける必要があるようです。

「効く人には本当に良く効く」というのはリツキサンも同じで、裏を書くと「効かない人にはほとんど効かない」というものです。しかも、効果があるかないかは、相当期間投薬を続けてみないとわからないという困った状態なのです。

分子標的薬が世に出たときは「抗がん剤のような副作用はない」という触れ込みだったのですが、私達はリツキサンの副作用を知っていましたから、そんな事はないはずだと思っていました。しかし甘かったようです。肺がんに使われたイレッサで副作用管理のノーハウが少ない病院で悲しい出来事が頻発しました。
治験段階にあるものを含めて、開発段階にある分子標的薬では、投薬を受けても残念ながら効果が得られないグループに入り、尚且つ強い副作用で厳しい状態になる人もおられますから、「新薬の分子標的薬を使えば、少なくとも危険なほどの副作用は生じない」という幻想は捨ててください。

今回産経新聞に連載された”「薬価」危機”は、分子標的薬の新たな展開で医療費の急拡大が懸念されることが書かれていますが、その中にオブジーボを例にとって、従来の抗がん剤と比べて効果の出方が違う事が書かれていますから、私たちがん患者は、その事をより注意深く読むべきだと思います。それは、オブジーボに限らず治験段階にある薬を含めて、新たに開発されている分子標的薬特有の特徴だと思います。

しかし、
産経新聞の4月30日紙面に書かれた「『薬価』危機 -迫られる選択-」は、ネット版と比べると、ほぼ全文が異なるものです。
次回はその事について書いてみます。
『薬価』危機 -迫られる選択-」のネット版は、ここをクリックです。


はい、
新緑の5月が、皆様にとって穏やかな月になりますように。





今後しばらく月初の記事には、以下を含めたものを書くつもりです。

以下について、私にわかる範囲で別のページに書いています。
このページの右列(→)にも同様のリンクを記していますので、
興味があればご一読下さい。

          過去日記
          私の治療歴
          語録
          濾胞性リンパ腫患者さんのブログ
            ■患者さんブログMAC用リンク
          〃ご家族のブログ
          S.Kの検査画像(PET・CT)
          血液疾患患者会
          血液疾患医療セミナー
          濾胞性と告知された人に


以下について、私にわかる範囲で別のページに書いています。
このページの右列(→)にも同様のリンクを記していますので、
興味があればご一読下さい。
もう少し手を加えたいのですが、力不足もあります。

15年01月21日 リンパ腫は,がんと闘いなさい
14年05月14日 私にできた各種のしこり
15年09月14日 リンパ腫の鑑別診断と病理
15年09月21日 濾胞性リンパ腫の国内患者数
15年01月28日 濾胞性リンパ腫生存率と余命
15年08月29日 濾胞性リンパ種診療ガイドライン
15年09月14日 濾胞性リンパ腫の予後は20年
15年08月29日 予後因子と治療開始基準
15年10月03日 無再発時の受診間隔
15年10月11日 濾胞性は年単位で進むのか
14年05月11日 濾胞性リンパ腫進行と治療
14年09月14日 濾胞性と生きる(資料)
15年03月08日 私が受けたCHOPの骨髄抑制
14年04月19日 濾胞性の転化と瀰漫性
15年10月04日 治療で思うこといろいろ
15年01月16日 これって、私だけかなあ
14年12月21日 治験の現状
14年12月21日 治験の現状と新薬動向
15年06年27日 ゲノムと抗体
15年08月02日 オブジーボの可能性
14年05月02日 濾胞性患者のネット検索キーワード
15年09月27日 主治医を信頼するとは、
15年06月27日 全国の病院(2010現在)
15年01月22日 京都府の病院(2010現在)


以下は、濾胞性リンパ腫の人がネットで検索されたキーワードの上位など、強い興味をお持ちの事柄です。

濾胞性リンパ腫 原因
濾胞性リンパ腫 症状・痛み、しこりの形(場所)
濾胞性リンパ腫 Bcl-2,病理、転化
濾胞性リンパ腫 sIL-2R,LDH,CRP
濾胞性リンパ腫 grade・グレード
濾胞性リンパ腫 ガイドライン
濾胞性リンパ腫 治療・最新治療、新薬
濾胞性リンパ腫 CHOP時の飲食・ベンダムスチン、ジェムザール
濾胞性リンパ腫 予後・生存率、余命
濾胞性リンパ腫 再発、再発までの期間、経過観察
濾胞性リンパ腫 完治
濾胞性リンパ腫 闘病記
濾胞性リンパ腫 掲示板



2016年4月4日(月) 21:02 血液内科の受診
3月の25日に採血だけ受けにいって、
今日は血液内科の受診を受けてきました。

我が家を出てから下道で2時間あまり、国道沿いの桜はほぼ満開でした。
でも、「帰りにここで車を止めて写真を」と思うような場所はありませんでした。
曇り空だったからかもしれません。
やはり桜の淡いピンクは青い空のバックに映えます。
まあ、心の中は桜や受診どころではなかったけど。



3月25日に採血した検査結果は以下の通りです。
これで体の変調がなければ、また半年間の執行猶予です。

2013年 2014年 2015年 2016
          8月26日 2月24日 9月1日 3月2日 9月28日 3月25日
最高血圧 160 ? ? 142 129
最低血圧 88 ? ? 75 72
脈拍 ? ? 60 60
01抹消血液一般検査
02白血球数    7330 8460 5780 7380 7160 6640
 リンパ球数    1701 1049
 好中球数 4471 5060
03赤血球数    446 471 452 462 442 466
04血色素量(Hb) 14.3 15.0 14.6 14.7 14.2 14.4
05ヘマトクリット 42.4 44.8 43.4 43.9 44.5 43.9
06MCV     95.1 95.1 96.0 95.0 93.9 94.2
07MCH     32.1 31.8 32.3 31.8 32.1 30.9
08MCHC    33.7 33.5 33.6 33.5 34.2 32.8
09RDW-CV     14.2H 14.0 14.3H 13.8 14.1H 13.7
10血小板数 12.6L 14.6L 12.2L 13.8L 13.6L 15.2
11網状赤血球数
12抹消血液像
13骨髄芽球
14前骨髄球
15骨髄球
16後骨髄球
17好中球    61.0 76.2H
18桿状核球  
19分葉核球    77.0H 71.0H 69.0H 70.0H
20好酸球     8.3H 4.0 3.0 1.0 3.0 1.2
21好塩基球    0.3 1.0 0.9
22単球      7.2 5.0 9.0 8.0 8.0 5.9
23リンパ球    23.2 14.0L 16.0L 22.0L 19.0L 15.8L
24異型リンパ球
カウント
25未熟リンパ球
26未熟単球
27その外の細胞
28赤芽球  
29総蛋白    
30アルブミン 4.4 4.4 4.3 4.1 4.1
31A/G比
32総ビリルビン 0.4 0.4 0.3 0.4
33直接ビリルビン
34間接ビリルビン
35ALP     192 195 199 184 208 189
ALT     23 25 11 19 23 11
36GOT
37GPT
38LDH 214 179 159 163 161 157
39コリンエステラーゼ
40LAP   
40LAT   
41γ-GTP
42血清アミラーゼ 48 56 62 54 49
43尿素窒素
44クレアチニン 0.8 0.8 0.7 0.7 0.82 0.73
45尿酸 5.1 5.8 6.2 5.0
46ナトリウム 145 143 141
47カリウム 4.2 4.1 4.5 4.7 4.2 4.0
48クロール 107 107 104
カルシウム 9.2 9.6 9.5
eGFR >60.0 >60.0 >60.0 >60.0 >60.0 >60.0
CK 70 53L 53L 60 52L 45L
血糖(血清) 89 87 86 94 119H 109
49総コレステロール 226H 207 214
50中性脂肪 202H 187H
 HDLコレストロール
 LDLコレステロール
 LDL/HDL比
51CRP 0.1 0.1 0.3 <0.1 0.03 0.09
52乳び
53溶血
54黄疸
 CEA
55可溶性IL2レセプター 342 216 311 241 210 348
 PSA 0.28 0.37 0.39
56網状赤血球色素等量
57幼弱血小板比率
37尿定性
38外観 麦藁色
39混濁 透明
40比重 1.016
41PH .5.5
42蛋白(定性) (-)
43蛋白(半定量) 0
44糖(定性) (-)
45糖分(半定量) 0
46ウロビリノーゲン(定性) Normal
47ウロビリノーゲン(半定量) 0.2
48ビリルビン(定性) (-)
49ビリルビン(半定量) 0.0
50ケトン体定性 (-)
51潜血(定性) (-)
52潜血(半定量) 0.06
53尿沈渣(機械値) ---
54赤血球 1-4/HPF
55赤血球(ME) 15.8
56白血球 <1/HPF
57白血球(ME) 3.5
58上皮細胞 <1/HPF
52潜血(半定量) 0.06
59上皮(ME) 1.9
60硝子円柱 (-)
61硝子(ME) 0.00
63細菌 (-)
63細菌(ME) 6.8
64赤血球形態 ---
65異常円柱 (-)
66小型上皮 (-)
67酵母用真菌 (-)
68結晶 (-)
69精子 (-)

血小板が、150000を超えたのは、ここ10年で始めてかもしれません。
低位で安定しかけていたsIL-2Rが少し上がりました。
sIL-2R= 342 → 216 → 311 → 241 → 210 → 348
もちろん、この程度の単発的な上昇は許容範囲内です。


2014年2月24日に受けたCTで以下を指摘されています。
私は主治医の異動を受けて、2011年3月18日に今の病院へ転院したのです。今の病院に画像データを持っていかなかったので、今の病院に私の画像データは一切ありませんでした。だからCTを撮ったもので、何かを疑うような所見があったからCTを撮ったものではありません。
 CT検査の所見
  両頸部に7mm前後のリンパ節肥大を認める
(場所が不明で瘢痕として無視)
  他にリンパ節肥大は認められない
  肺気腫が疑われる
(←タバコをやめなさい)
  肝嚢胞腎嚢胞が見られる
  前立腺肥大が認められる
(←このCT以降、PSA検査を追加しました)
  頚椎の後継靭帯骨化症が疑われる
(←腰の痛みはこれからで慢性化?)

過去の血液検査データは、ここをクリックです。
そのページは2段の構成になっていて、上段に、私が受けた主要な治療について書いており、下段に血液検査の時系列的な値や症状などを書いています。



体の現状ですが、

左顔面の痙攣は少し軽減したものの、今も続いています。
2013年の12月4月7月に腰痛を起こし、今は治まっていますが仰向けになって上半身を起こす腹筋が、腰が痛くて1回も出来ません。ビニールボール2個をビニールテープで括って、それを寝る時に腰の後ろの平らな部分に横向けにして2分間敷いています。2015年の8月から初めました。それで効果が出ているのでしょうか、腰の痛みが酷くならずに落ち着いています。ビニールボール当て治療は、偶然見ていたテレビで、整形の医師がいわれたものです。磯の時に医師が推奨したのは硬式のテニスボールのようです。
今も正座をするとすぐに足先が攣りますし、畳の上に寝ていると、1時間ほどで足先が攣ります。
順次抜歯して、今は上の歯は1本残っているだけで下は8本残っています。その中には2本、自然脱落予備軍があります。上下入れ歯です。歯肉炎を繰り返しています。数日前まで続いた歯肉炎はロキソニン3錠の内服で治まりつつありますが、酒を飲まずに痛んだのは今回が初めてです。
足裏の魚の目と水虫、背中2ヶ所の粉瘤は2015年の12月に摘出手術を受けて、1ヶ所は綺麗になりつつありますが、もう1ヶ所は炎症気味です。
5年ほど前だったでしょうか、ボーエン病の術後に
右下腹部に2ヶ所と、左足付け根の裏側と左脇の下後ろ、腰の背骨部に1ヶ所、合計5ヶ所に大きなイボ(皮膚科医確認済)が順次できたのですが、その後は増えずに落ちついています。
左手薬指に発症したボーエン病の予後は今も良好です。
2015年12月で4年半になるので、それが最後の術後経過観察受診になって、それ以後は問題が起きた時に受診することになりました。
昨年の梅雨前から、便秘と下痢が交代で続いています。ちょっと恐い。
2013年のクリニック受診で身長を測ったら166.5cm、168.5cmあった身長が縮んで老化です。
頭上の脱毛は順調に進んでいます。右側頭部に白髪の密集地が出来ています。
(↑初回治療を受けた後にヅラを買ったので、そろそろそれを付けようか?)
白髪は、局部はもちろん髭や手の産毛、眉毛、顎鬚にも進んでいます。
血圧が高くなったので、2013年4月から近くのクリニックで降圧剤をもらって飲んでします。(↑朝アムロジピン2.5mg、2日に一度、ビソブロロール2.5mgを内服しています)
老化現象のひとつでしょうか、大小の排せつ処理を待ちにくい事が増えています。遠出した場合は、コンビニがあるので助かります。

検査数値は、変化の流れ、上か下か変わらずかの方向性を見るものだと思います。それと、変化がいち方向に向かっているときには、その絶対値ですね。原因は不明ですが、どんな検査でも単発的に上がったり下がったりする事があるので、複数回の検査で、その変化の方向性を見る事が重要です。単発的に大きく上がった場合は、次回の検査を早めて結果を見る事も考えた方がいいでしょう。
sIL-2Rは、リンパ腫患者によって高値安定とか、リンパ腫の病気が進んでも変化しない人とかおられますが、私の場合はしこりの増大するのと同じか、それよりも早くsIL-2r数値の上昇が見られます。良し悪しは別にして、再発を繰り返せば、経験的に再発とsIL-2Rの関係をつかみやすいでしょうが、再発を繰り返す事は余りお勧めできません。



上記検査結果と、以下の記述は、あくまでもS.K個人の場合です。
検査結果の内容は、治療で効果が出ているときと、長く治療をせずにいて、再発の方向にあるときでも変化の方向や数値が違いますし、数値とリンパ腫の相関関係が変わることもあります。しこりの出る場所も、再発によって変わることがあります(最初に出るのが首周りからだったのに、再発では足の付け根が最初だった等です)、リンパ腫の進行とLDHやsIL-2Rの変化、比例性は人様々です。
あなたと私が、お互いにこの病気になっていなかった健康なときでも、あなたと私の血液検査結果は個人差がありますから違います。健康に問題がなかっても、個人差の範囲内で標準範囲から若干逸脱することもあるでしょうが、それでも問題がないときもあります。濾胞性リンパ腫の病気になってからでも検査数値の絶対値や変化には個人差があります。

同じ濾胞性のリンパ腫でも、私が受けて良好な結果が得られた治療方法が、あなたにも良好な効果が得られる保障はありません。その逆の場合もあるから各種治療法の選択は難しいのです。

濾胞性リンパ腫の初回治療はR-CHOPが一番多いでしょうし、最初の再発ではR-Bの治療を受けられる人が多いでしょうが、最再発以降や、R-CHOPやR-Bが効かなかった時の治療法は千差万別だと思います。


 
私が受けたそれぞれの治療には
 二次発がんの危険性や骨髄抑制の深さなど、
 致命的な副作用の恐さがありますので、
 参考にされる場合は主治医とよく相談される必要があります。


sIL-2Rひとつとっても、濾胞性のリンパ腫が相当進行しているときでさえ200前後で、さほど上昇しない人がおられますし、長く寛解にあるときでも500を下がらない人もおられます。私の場合ですが、一定期間寛解が続いたあとで再発方向にあるときはsIL-2Rがほぼ上昇してきます。しかし、治療を始めた後のsIL-2Rの値は、病状の変化を反映したものとはいえない変化をすることが幾度かありました。リンパ腫がその時の治療でコントロールできていないのに、siL-2Rが下がる等です。
どうかあなたも、あなたご自身の検査数値変化の特性、方向性を知られますように。

ホジキン病や瀰漫性リンパ腫の人は治癒を目的に治療が進められますから、検査数値の結果に対する治療行動や考え方が濾胞性リンパ腫とは異なると思います。濾胞性では今も「経過観察」という治療法がありますが、ホジキンや瀰漫
性には基本的に「経過観察」という治療法はありません。同じリンパ腫でも違うのです。

 毎年再発してきた濾胞性リンパ腫の人の寛解が長く続いた場合、
 主治医は、まずは5年だといいました。
 治癒に繋がる可能性についてです。
 (それでも、「濾胞性リンパ腫に治癒はありません」と言い張る医師もいますが)

 ここでそれ以上書くと次の検査で裏切られそうに思うので書きません。
 それでも書きたいことがあって、うずうずしますが・・・、

 
 前回の受診で今の主治医は、
 濾胞性リンパ腫は、
 「長く再発しない人でも6年目や7年目の再発が多い」といわれました。
 「10年を超えて再発する人は少なくなるが、
 それ以後の再発では再度の生検をしっかりしないと、
 10年後の再発か、濾胞性リンパ腫の新たな発症かの見分けは難しい」
 といいながら、
 「まあ再発か、新たに出来たリンパ腫かは調べたらわかりますけどね」
 とも。

どうなんでしょうね。
変わっても瀰漫性で、濾胞性リンパ腫の人がバーキットやホジキンで再発することは、ほぼないから同じことだと思います。
濾胞性と瀰漫性では、治療法で大きく変わることはありません。
治療の目的は変わりますけどね。


医師でも記憶に強弱がありますからね。主治医としてこれまでに診てきた患者に、印象の強い患者と弱い患者があるでしょう。だから、機械的に統計データとして捉えないと、主観的な感覚の世間話になるので、意味がないかもしれません。



私の場合、
1988年~1992年 そのころ、首にしこりが出来ているのに気付きました。
1992年~1994年 会社の健康診断で医師に、首に出来ているしこりのことを話しました。
1997年02月01日 1月24日に首の左側にあるしこりを摘出手術し、
            2月1日に濾胞性リンパ腫と告知を受けました。
            
この時からの日記をこのホームページに書いています。
1997年04月22日 濾胞性リンパ腫で入院して、初めての治療を受けました。
           治療をCHOPで初めて、自家移植を含む大量化学療法まで。
2002年05月22日 このホームページをスタートしました。
           1997年1月からの日記をここに転記しました。
2007年12月14日 ラステットの内服治療を終えました。(最後の治療です)
2010年07月26日 皮膚の前駆がんであるボーエン病の手術を受けました。

初回治療以後、4度の再発で治療を繰り返してきましたが、2007年12月以後は2016年4月4日現在治療を受けていません。(8年と4ヶ月)


2016年4月4日現在で私は、
首に出来たリンパ腫のしこりに気付いてから23年から25年、
告知を受けてから4度の再発と治療を受ける中で19年2ヶ月あまりが経ち、
最後に受けた治療から8年4ケ月近くになります。


次回の受診予定は、
2016年の9月に血液内科の採血で、その1週間後に受診です。
2011年の9月から、2ヶ月に一度クリニックで血圧管理を受けています。
2015年4月に歯科の治療を受けました。
 歯肉炎の治療を受けて上の歯を2本抜歯して、入れ歯を新しくしました。
 その後も歯肉炎で苦しんだりしていますが、内科の薬で凌いできました。

ボーエン病は、2015年12月で術後4年半経過したので、医師指定の経過観察受診は終了しました。今後は、何かあれば私から予約外で受診を希望する事になります。




今日の受診時に主治医が、
「もう、これからは・・・、」
といいかけて、
「やっぱ、次回の受診も半年後にしますか、」
と言い換えられました。
確認しても意味がないので敢えて確認しませんでしたが、
「何かあった時に来る事にしますか?」
といいかけられたのかもしれません。


恐かった、
「7年や8年で・・・」
という期間が過ぎました。
逃れられたのなら幸いです。
再発じゃないですよ、他にも恐い事があります。


あと10ヶ月で、告知から20年です。
ネタ切れの中、私はその日までこの日記を続けられるでしょうか。



この10年における、濾胞性リンパ腫に使える新薬の承認は以下です。
2015年10月5日現在

ジェムザール注射用200mg/ジェムザール注射用1g
代謝拮抗性抗悪性腫瘍剤
再発又は難治性の悪性リンパ腫
GDP療法に使われる薬のひとつです。
2013年2月

トレアキシン
ベンダムスチン塩酸塩
再発又は難治性の下記疾患
低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫
2010年12月

ゼヴァリン イットリウム
CD20陽性の再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫
2008年6月

フルダラ静注用50mg
抗悪性腫瘍剤
再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫
2007年6月+α(錠剤に遅れて追加承認)

フルダラ錠
再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫
2007年6月

ロイスタチン注8mg
クラドリビン注射液
再発・再燃又は治療抵抗性の低悪性度又はろ胞性B細胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫
2002年12月

リツキサン
CD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫
2001年9月


あと数年経たずして、濾胞性リンパ腫で、
 新薬のブレークスルーが起きそうな気がするのですが、

 どうでしょうか。

残念ですが、その段階でも濾胞性リンパ腫患者の全員が治癒するというのは難しいでしょうが、複数種類の新たな分子標的薬が認可されるという意味です。新しい薬で「効く人には素晴らしく良く効く」という薬は見え隠れしていますが、「そのメリットが得られるのは一部の人」というのもまた分子標的薬の特徴のようです。その新薬と既存の化学療法の併用で治療効果が上がるという道もあるでしょう。その当たりは、リツキサンの特徴と同じかもしれません。




2016年5月日記に使ったリンク集
以下は私のための色見本です。
家族
体調
ニュース

引用


2016年5月 5月の体調
この1ヶ月に感じた主な体調変化を書いておきます。

30日 (4月)右腕の内側の近接した2ヶ所と左手の甲に1cm径の赤斑ができた
01日 家財道具の上げ下ろしが続いたので腰が痛い
    布団に入ってから寝返りをする時にも腰が痛くて動きにくいのです
    無理は禁物で、付き合っていくしかないのでしょうか




                              
        
    今が底だから、

                                
              明日はきっといい日になる        
         

                          


                                         




Only one day (1日だけ、履歴に残さない当日日記)
この日記では記述に色分けをしています。
通常の日記は紺色で書いています。

持病で私の事を書くときは紫色で書いています。(20070701から)
持病で一般的なことを書くときはの色で書いています。
まれにですが、最重要個所では赤字を使っています。
8月9日からしばらく、母の病気や家族への伝言はこの色で書いていきます。
株式のNET売買について書くと
きはこの色です。

※ 注意
これから私のメイルアドレスを以下とします。

sabcdek-ybb.ne.jp
上の-(ハイフォン)を@(アットマークに変えてください)。
それが今後は、この持病関連で使う私のメイルアドレスです。
詳細な理由は、このホームページのアドレス変更と共に3月28日の日記に書いています

このホームページの正規のアドレスは以下です。

http://www.geocities.jp/nagalelumamani/
それ以外のアドレスだと正常に動作しない部分もあります。

ここに私が書いていることで、治療に関することは、あくまでもリンパ腫の患者である私個人の場合です。ホジキン病や、非ホジキンでも濾胞性や瀰漫性の違いだけでなく個々の患者さんによる違いが大きなものだと聞いています。読んでいただいて思われることがありましたら、主治医の先生に相談されることをお勧めします



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「濾胞性リンパ腫の治療履歴集」
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15年01月21日
 リンパ腫は,がんと闘いなさい
14年05月14日
 私にできた各種のしこり
15年09月14日
 リンパ腫の鑑別診断と病理
15年09月21日
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15年01月28日
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15年09月14日
 濾胞性リンパ腫の予後は20年
15年08月29日
 予後因子と治療開始基準
15年10月03日
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15年10月11日
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14年05月11日
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14年09月14日
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15年03月08日
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14年04月19日
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15年01月16日
 これって、私だけかなあ
14年12月21日
 治験の現状
14年12月21日
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15年08月02日
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14年05月02日
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15年09月27日
 主治医を信頼するとは、
15年06月27日
 全国の病院(2010現在)
15年01月22日
 京都府の病院(2010現在)

プレゼント
”走り出したらゴールを目指す。”
by runner

ありがとう、いつからかいなくなった看護婦さん。
おかげで何もかも捨てかけたゲロゲロ生活から、もう一度の思いが生まれました。
私の苦手な看護婦さんでした。

1997年9月20日リンパ腫を治療する自家末梢血幹細胞移植、大量抗癌剤療法の薬がひどかった。
私、どこに行くんだろう。と、最悪のゲロゲロ生活、その夜生理食塩水のハルトマンが何か汚れている。
恐くなってそっとみてみると、
”走り出したらゴールを目指す。”
とマジックで書いてあった。
涙が止まらなかった。

日々の記憶メモ

2013/03/21桜が咲いた
2012/04/08桜が咲いた
2015/04/27 30度
2012/04/28 30度
2010/06/11 31度
2013/06/13 33度
2011/06/27 35度
2015/07/11 エアコン記念日
2015/08/26 秋一番
2010/09/05 38.3度
2015/09/15 コオロギ音撮り
2006/11/20-11/25紅葉
2008/11/20 起きると雪化粧
2016/01/19 この冬の初雪
2016/01/25 07:11 -6.1度


CHOPは多剤併用療法ですから、その内訳は、
Cyclophosphamide - シクロフォスファミド。商品名:エンドキサン®
750 mg/m2, day 1
Hydroxydaunorubicin - ドキソルビシン、アドリアマイシンの別名。商品名:アドリアシン®
50 mg/m2, day 1
Oncovin®(商品名:オンコビン) - vincristine、ビンクリスチン
1.4 mg/m2, day 1
Prednisone または Prednisolone. - ステロイド(プレドニゾロンなど)
100 mg/body, day 1-5(プレドニゾン、プレドニゾロンの場合の用量)
原則的には21日で1サイクルである。

CHOP療法の実際[編集]CYはシクロホスファミド(エンドキサン®)、DXRはドキソルビシン(アドリアシン®)、VCRはビンクリスチン(オンコビン®)、PSLはプレドニゾロンである。化学療法では骨髄抑制、嘔気、脱毛は必発なのだが、特にCHOPで重要な副作用としてはCY(エンドキサン)の出血性膀胱炎やSIADH、VCR(オンコビン)の便秘、腸閉塞、末梢神経障害、DXR(アドリアシン®)の心筋障害である。DXR投与中は100mg/m2ごとに心電図、200mg/m2ごとに心エコーを実施し心毒性をチェックする。投与方法としては、CY(エンドキサン®)は生理食塩水500mlに溶解し2~3時間かけて点滴静注する。DXR(アドリアシン®)は生理食塩水100mlに溶解し約30分で点滴静注する。VCRは生理食塩水20mlに溶解し、側管からゆっくりと静注する。 点滴とプランとしては以下に一例を示す。

1.カイトリルバック 100ml 30min
2.オンコビンXmg 生理食塩水20ml iv
3.アドリアシン Xmg 生理食塩水100ml 30min
4.エンドキサン Xmg 生理食塩水 500ml 2hour
5.ソルデム3A 500ml メイロン 20ml プリンペラン 1A 2.5hour
6.ソルデム3A 500ml メイロン 20ml プリンペラン 1A 2.5hour
7.体重増加でラシックス10mg 生理食塩水50ml 15min
腫瘍融解症候群予防で食事可能でも5,6,7は翌日、翌々日も輸液、利尿を継続することもある。ただし、CHOP療法も、後述するR-CHOP療法も外来での治療が可能な化学療法である。翌日の輸液はなどは外来治療では行うことはできない。必要性がある場合は入院にて治療ということになる。