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携帯用簡易空気清浄機の製作



 前々から考えていたことをやってみようと思いました。
 携帯用簡易空気清浄機の製作。

 いくつかありますよ、こうした小さな清浄機……清浄機っていうか「マイナスオイン発生器」みたいなことを言ってますが。
 首から下げるようなやつね。
 要はすごく小さなイオン式空気清浄機ね……清浄機なんだかオゾン発生器なんだかわからないけど。

 でも、とりあえずマイナスイオンなんかいらにゃい。
 ちょっと安いのもあるようだけど、1万以上なんか出せないし。

 いや、そんなこと言い出したら、うちには清浄機はいっぱいあるので、いらないっていえばいらないんだけど。(^_^;)
 でも、ま、趣味ってことで。

 では、行きます。

 もとになるブツは、アース製薬の「おそとでノーマット携帯用」っていう虫除け器です。
 いまでもあるのかどうかわかりませんが、とりあえずこれを使います。
 ちなみに、このために買ったんじゃないです。夏にはちゃんと虫除け器として屋外で使っていました(あんまり役に立たなかったけど)。

 さて、まずはこいつの仕組みを知らなくてはいけません。
 防虫剤のしみこんだカートリッジを取り出します。
 ちょっと汚れてますね(笑)。


 これをどうしましょうか。壊れないかな。
 ぐりぐり……パカッ。あ、外れました。



 防虫剤のしみこんだネットがありますが、これも外します。
 ペリペリペリ……手ではがすことができますよ。
 これをそのまま流用するのですが、薬の成分がついているとヤなんで、よく洗います。


 では、得意の不織布マスク。もちろん使い終わったやつ。それを切って拡げます。
 3層のやつなんで、真ん中の不織布がいちばん目の細かいやつです。これが花粉をほとんど通さないやつでしょうね。
 それを使うことにしましょう。


 外して分解したカートリッジの枠にのせて、上から内側の枠をはめ込みます。
 パカッ。
 うまく入りました。


 まわりにはみ出したやつは、ハサミで切り取ります。


 これでフィルターのできあがりです。

 本体のほうも改造しなくちゃいけません。
 こいつは風の吹き出し口が上と下の2か所あります。
 下のほうは、セロテープでふさいでしまいます。


 これでOK。できあがり。
 フィルターを本体にはめ込んで、スイッチON。

 ……??
 う〜む、さっそく失敗してます(爆)。
 使ったフィルターの目が細かすぎて、ぜんぜん風が出てきませ〜ん。\(^o^)/

 これは困った。

 しょうがないので、先に分解したマスクの不織布のうち、次に目の細かそうなものを使うことにします。
 先にやったように、外枠にのせて内枠をはめこみます。
 パカッ。
 うまく入りました。


 はみだしたところは切り取ります。
 んで、本体に入れてテスト。
 ……うん、まあまあ風が出てくる。いけるかも。

 では、最後の仕上げ。
 これにはハンドストラップのようなものが附属しているんですが、その代わりに、ダイソーで買ったネックストラップをつけます。
 これで首から下げることができますよ。


 下げてみました。
 をを〜〜〜〜〜〜〜、なんとびっくり、ちょうど鼻のところにゆるやかな風がくるではないですか。
 こんなにうまくいくとは思わなかった。
 どれぐらいの風かというと、15センチ離れたところの100円ライターの炎を消せます。うまくいけば、20センチでも消せます。

 しかし、ちょっと待てよ、ということがあるのではないでしょうか。
 こいつは本当に花粉を通さないのか?

 すいませんが、それはわかりません。検査のしようがないです。
 自分の症状で試すといっても、まだ花粉はほとんど飛んでません。
 それに……そんな人体実験をするのはヤです。(^_^;)

 でも見たところ、少なくとも「素通し」ではないように見えます(不織布のうち、もう1枚は、さすがに「ほとんど素通し」のように見えます)。

 簡易的にということで、小麦粉をばらまいて、ちょっとゆすってみました。
 通りません。
 胡椒でもやってみました。トントンとたたいて、粉が通るかどうか試験を……ふ、ふわっくしょい!
 しまった、くしゃみが出た(笑)。
 でも、胡椒の粉も通りません。

 ってなわけで、花粉もあんまり通さないんじゃないかと思います。
 90%カットというのはムリかもしれませんが、半分ぐらいは通さないんじゃないかな……なんて、勝手に想像してますが。

 あ、これだけ風を通すんだったら、これを2枚重ねぐらいにすればよかったかな。
 もしも、こいつは30%しかカットしないとなったら、2枚重ねにすることで、ほぼ半分カットできることになります。50%ぐらいはカットできるのであれば、2枚にするとほぼ4分の1(75%カット)になります。
 まあ、ちょっと通気性との兼ね合いがあるので、うまくいくかどうかはわかりませんが。

 ってなわけで、同じのを2枚じゃなくて、上述の「ほとんど素通し」の不織布を重ねてみました。
 ちょっと風の出が悪くなりましたが、それでも、まあまあ出てきます。少なくとも鼻付近の花粉を吹き飛ばすには充分でしょう。
 屋内など、もともと花粉の少ないところなら、もしかしたら実用になるかもね。
 もし半分しかカットしないってことなら……99%以上カットする清浄機に較べればオハナシにならないかもしれないけど、考えてみれば顔のあたりだけ「半分になる」わけですよ。

 まあ、実際の効果はわかりませんが、携帯用清浄機はほしいけど万単位のカネはだせないとなったら、こういう改造をしてみてもいいかもしれないです。
 家族の理解がなくて清浄機を買ってもらえない、会社や学校で使いたい、そういうときの少しの助けになるかも(ならないかもしれないけど)。

 いうまでもなく、これはなにかを壊しているわけではないので、夏になったら、カートリッジを買って防虫器としても使えます。

 メーカーさん、どうでしょう。もっとカット率が高くて、かつ風もよく通すような専用のフィルターを作れば、このまま携帯用空気清浄機になりますぜ。臭いとかウイルスとかはいいです。花粉だけ取ってくれれば。

 ちなみに、耐久性についてはわかりません。
 本来の目的に使っていたときは、けっこうな長時間つけっぱなしにしていたことがありますが、とりあえず、いまでも問題なく使えます(ほとんど音もしません)。
 でも、1日何時間も使っていて、それを連日となると……こわれるかもしれません。モーターの寿命ってのがありますからね。
 これの後継機だと思うんですが、「電池でノーマット」というのがあります。それは1日8時間使って45日間使えるそうです。モーターがそんなに早く壊れるとは思えないし、そもそも90日用というのもあるので……とりあえず、それぐらい(以上)は使えるってことで、はい。

 なお、ほかにも似たようなものとして「どこでもベープ」とか「カトリス」なんてのがあります。カトリスはファンそのものに薬剤がしみ込んでいるらしい(?)ので、それはちょっと改造できないような気がします。


・追記
 どうも、真ん中の「高性能フィルター」のない2層(2プライ)のマスクもあるってことを考えると、上記のフィルターの作り方で(少なくとも花粉には)充分なんじゃないかという気がしてきました。





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