薬草の宝庫 パラグアイ
 

ハチドリが飛び、南十字星の見えるここ南米パラグアイでは先住民族グァラニー族の時代から庶民に愛用され、さまざまな病気に驚くべき効果のある薬草が無数にあります。
パラグアイには日本のお茶以上に人々の生活に浸透している飲物、テレレというものがあります。このテレレは自宅の庭先に自生している薬草や、街角で販売している薬草を餅つきの杵と臼のミニチュアのような道具で突きつぶして冷水の中に入れ、この水をバソというコップでボンビーリャという茶漉しのついたストローのようなもので仲間同士で回し飲みします。バソの中にはあらかじめスーパーなどで販売しているテレレの葉が入れてあります。
 人によって、またはその人の体調によって使用する薬草の種類は異なります。胃腸の調子がおかしい、身体がだるい、飲みすぎで二日酔いなど、さまざまな症状に合わせることのできる薬草が、人々の身近にあります。ダイエットのほか、糖尿病、抗腫瘍、痛風など現代人が抱えるさまざまな病気の治療薬として用いられているものも珍しくありません。またアロマテラピーで使われるPETITGRAIN, GUAIACWOOD(パラグアイではPALO SANTO)等のエッセンシャルオイルの抽出国としてもパラグアイは有名であり、この分野においてパラグアイの薬草は国内だけにとどまらず、世界中に貢献しています。
医療費が一般庶民の収入に比べて高いという理由もあり、薬局で買う薬よりも手軽で副作用のない薬草を人々は好んで愛用しています。また経済的に余裕のある人はアロマテラピーにより、これらの薬草を日々の生活に取り入れています。
これらの南米の大地と太陽に育まれた自然の贈り物を紹介していきたいと思います。
 薬草名はパラグアイで一般的に使われている言葉、グァラニー語またはスペイン語をカタカナで表していますので、実際の発音とは多少異なっているかもしれません。その他次のような内容です。


学名

特徴

使用法:現地の人たちが使用するときの用法。

化学成分

効能:一般的にどんな状態のときに使うかを、身近な人たちに聞いたものです。

備考:南米の他の国で異なる使われ方をされている場合や、その薬草に関連した話です。