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ちなみに月経痛を引き起こすのは子宮内膜から分泌されるプロタグランジンというホルモン。これは子宮の収縮を強くする働きをもっています。本来は出産の際に分泌されて陣痛を起こす作用を持つもの。つまり、月経は小さな出産を毎月経験しているのと同じことと考えられるのです。とすると、月経前のPMS期間は、出産前の妊娠中と同じ意味合いを持ってきます。そう言えば、PMSの症状って、なんだか妊娠中の具合に似ているような気がしませんか。
雑誌H2O 1998.10月号 NHK出版 28p.
・・・妊娠中の具合に似ているような気がしませんか?、と言われたところで今までに妊娠したことがないので本当にそうかどうかはわかりませんが(笑)生理痛もつらいことは確かです。生理痛もその強さに個人差があって、まったく何も感じない人から、生理になるたびに何日か会社や学校を休まねばならず、ベッドの上でお腹を抱えて転げまわっている人もいます。ヒドイ人の中には救急車で運ばれるなんてこともあります。特に子宮が未発達な若いうちは生理痛も強いことが多いようです。この場合は、歳をとるにつれてラクになっていくことが多いようですが、心配ならやはり一度診察を受けておくと良いと思います。体質的にただ生理痛が強い場合もありますし、何か他の病気である可能性もあります。また出産を経験するとラクになる人もかなりいるようです。
あっ、でも生理痛で痛くなるのはお腹だけじゃないですよ、頭とか、腰とか、けっこう色々な場所が痛くなります。
怖いのは、今までも生理痛はあったけれど、このところ急に生理痛がひどくなった、出血量も増えた、生理以外のときにも出血する、という人です。この場合は「子宮内膜症」(生理のモトとなる内膜が正常な場所以外にもあちこち増殖してしまう病気・原因は不明・)や子宮筋腫などもっと怖い病気の症状であることが多いので、すぐに産婦人科にかかりましょう。生理痛も女性にとっては健康のパロメーターの一つです。
生理痛をやわらげるには、やっぱり鎮痛剤とカイロが効きます。鎮痛剤を飲むことについて、「クセになるから」と敬遠する人もいるみたいですが、月に2〜3日飲む程度では何も問題はないそうです。(ただし、痛みが強過ぎる場合には鎮痛剤の効用が追いつかないくらい痛いときもありますが) できれば胃を傷めないように、空腹時を避けて、痛みが始まる前に飲んでしまうほうが効果が強いみたいです。
また女性の皆さんにはご存知のことだと思いますが、使い捨てカイロをお腹や腰に貼っておくと、かなり痛みがやわらぎますよね(でも低温火傷には注意しましょう)。夏には薬局やスーパーなどで売られているカイロの数が激減してしまいますが、多くの女性にとっては夏でもカイロは必需品です。
また生理痛をいくらかやわらげるマンスリービクスなどと呼ばれる体操などもあります。
で、やっぱり生理になれば、かなりの出血があるので貧血にならないように、普段から鉄分の多い食事をとったり、鉄分のサプリメントなどを飲んでおくようにしましょう。
・・・私の場合に限って言えば、最近では生理痛よりもPMSの方が辛いです。というのもPMSは長ければ2週間近くもその痛み(私の場合は腰痛や乳房痛などに始まって全身に痛みがまわってしまいます)が続くことや、イライラなどの精神症状も表れることなどがありますが、生理痛はどんなに痛くったって3日か4日くらいで済みますし、私の場合は痛みだけで済むことがほとんどだからです(これも個人差で吐き気などに悩まされる人もいます)