花粉症にいい民間療法、総まくり!
                   byフォレストさん



 花粉症によいといわれる健康食品・民間療法などについてまとめておきます。詳しい使用方まで書いてると1冊の本になりますので、ここでは書きません。

1.甜茶 2.シソ 3.柿の葉茶 4.バラの花びら抽出物
5.ネトル(西洋イラクサ) 6.青汁 7.ヨーグルト 8.LFK(乳酸菌生成物・乳酸菌抽出物)
9.ラクトフェリン 10.シジュウム(グァバ) 11.トマトの皮 12.いわゆるお茶
13.亜鉛 14.にがり 15.竹酢液・木酢液 16.ティートリー
17.ミント・ハッカ類/ユーカリ 18.レモンバーム 19.花粉(花粉団子・ビーポレン) 20.スギ花粉(花粉エキス)
21.スギ茶 22.ミネラル類 23.ビタミン類 24.納豆
25.抗酸化モノ 26.青魚(DHA) 27.シソ油 28.リンゴ
29.キノコ類 30.プロポリス 31.フコイダン 32.ワサビ
33.その他 34.鼻に入れるものいろいろ 35.鼻を洗う 36.スチーム吸入
37.鍼灸・整体など 38.自律神経を整える(鍛える)
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1.甜茶
 いちばんお勧めできるのは甜茶でしょう。
 しかし、「いちばん効果がある」からではありません。いろいろなところで売っているためにかなり入手しやすく、かつ価格もリーズナブルなものが多いからです。
 選ぶときには「バラ科」の表示があるものを選ぶといいです。しかし、現状では「バラ科ではない」甜茶をみつけるほうが困難です(表示がないものはある)。
 一部では「バラ科といってもニセモノもある」「葉にしか有効成分がないのに、ほかの部位が混ざっているものもある」などともいわれますが、誰も確認できません。しかし、品質(味)はメーカーによりけり、ロットによりけりということがあるのはたしかなようです。
 お茶にして飲む場合は、日本茶のように急須でいれるのではなく、漢方薬を煎じるつもりで、少し煮たほうがエキスがたくさん抽出されるのでいいようです。いちばんいい方法というのはわかりませんが、よく5〜10分ぐらい煮出す、ということがいわれます。
 お茶のほかに、サプリメントになっているものもあります。また、お茶の葉そのものを食べるという方法も、より効果がある場合があるそうです(微量成分まで摂取できるから、かもしれません)。食べるときは、ちょっと炒ってやるといいそうです。お茶とサプリをダブルで摂ると、エキスをたっぷり摂ることができるのでいいということもいわれます(水分摂取量も少なくてすむし)。
 効果がない人もいるようですが、いちおう企業や医師によって実験が行なわれ、一定の効果があることは実証されているようです。くしゃみや鼻水の改善に有効なようです。
 なお、効果といっても、飲んですぐ鼻が通るなどの即効性を感じる人もいれば、しばらく飲んで、はじめて「今シーズンはなんか違う」という程度の人もいるようです。
 副作用についてはなんともいえませんが、胃が痛くなるとかお腹の調子がわるくなる(下っちゃう)などのこともあるそうです。体質にあわないと思ったらやめたほうがいいと思います(もしかしたら、そのお茶の品質がわるかったのかもしれませんが)。馬が飲むみたいにバカスカ飲んだときにどうなるかはわかりません。

2.シソ
 シソもいちおう企業および医師によって実験が行なわれ、これもまた一定の効果が確認されています。
 シソといっても青ジソ赤ジソがありますが、どちらかといえば赤ジソのほうがいようです。赤ジソが旬のときにたくさん入手し、お酢と砂糖を混ぜて煮て、シソ酢ドリンクを作るという方法もあるそうです。お酢のかわりにクエン酸でもおいしくできるとか。酸が入っているので、かなり長期間持ちます。濃く作って保存し、飲むときに薄めるという方法もあります。
 もちろん葉っぱそのもの(大葉)を食べてもいいですが、そんなに量は摂れないでしょう。市販のジュースやサプリで摂るのがお勧めです。シソ茶なるものもあるそうです。
 効果が人それぞれなのは当たり前ですが、どちらかというと鼻詰まりに有効なようです。
 ジュースは入手しやすいと思いますが、あくまでもジュース。そうガブガブ飲んだら、肥満のもとかもしれません。
 副作用については不明です。摂りすぎなければ、どうってことないんじゃないかと思います。

3.柿の葉茶
 これも企業によって研究がなされていて、摂取しやすいサプリや粉末になったお茶などの製品も販売されています。もちろん、昔ながらのお茶の形でも売られています。
 シソ同様に、どちらかといえば鼻詰まりに有効なようです。
 副作用については不明です。柿の葉茶は昔からあるものですから、そんなに心配はないかもしれません。

4.バラの花びら抽出物
 おそらくヒトに対しての効果は検証されていないのではないかと思いますが、細胞レベル(?)での効果は確認されているようです。濃度によっては、ヒスタミン遊離抑制作用(いわゆる抗アレルギー作用)はほぼ完全だったという実験があります。
 そのものというのはあまりみかけませんが、ほかのエキス(甜茶など)と混ざった形でサプリなどに入っています。
 甜茶同様、鼻水やくしゃみにいいようです。
 副作用については不明です。

5.ネトル(西洋イラクサ)
 いわゆるハーブということで、使われている歴史は長いのではないかと思いますが、ちゃんとした実験がなされているのかどうかは不明です。
 ハーブティーのほか、サプリメントになっています。ハーブティーは、味の点で、あまり一般向けではないかもしれません(まずい)。
 一説によれば、抗体そのものの産生を抑えるのではないかともいわれ、これも鼻水やくしゃみに有効だとか。

6.青汁
 青汁を製品化している企業が実験を行い、花粉症に有効だという結果が、つい最近出されました。
 まあ、お好きな人は続けてみてはどうだろうか、というものではないでしょうか。花粉症にということではなく、野菜不足の人にもいいかもしれません(というより、普段から野菜不足の人が野菜を原料にしたものを飲み続ければ、体調もよくなって、花粉症の症状も改善されるであろうことは十分に考えられます)。
 副作用については不明ですが、モトは野菜ですから、どうってことはないんじゃないでしょうか。

7.ヨーグルト
 広く「ヨーグルト」ということになると、人に対しての効果は確認されてはいないと思いますが、一部の乳酸菌については、企業が独自に実験研究を行い、一定の効果を確認しているそうです(花粉症ではなくアトピーに対する実験もあるようです)。
 「花粉症にいい」というよりも、腸の調子を整えることで、結果として体調をよくする、あるいは免疫のバランスを整えるなどということがいわれます。
 とくに花粉症の症状の改善がみられなくとも、ちょくちょく食べてもいいものではないでしょうか。カゼなどもひきにくくなるかもしれません。
 副作用については不明ですが、食物アレルギーになりやすい乳製品ですから、そればかりばかすか食べるのは避けたほうがいいという意見があります。その点で、ヨーグルトよりも乳酸菌製剤を勧めるという意見もあります。

8.LFK(乳酸菌生成物・乳酸菌抽出物)
 サプリメントになっているものが販売されています。乳酸菌製剤とどう違うのかがわかりませんが、ちょっと違うようです。
 やはり免疫のバランスを整えるということで、医師によって実験が行なわれ、一定の効果は確認されているようです。
 花粉症の症状そのものに働きかけるというよりも、症状をでにくい(アレルギーになりにくい)体質にする、というものと考えたほうがいいかもしれません。

9.ラクトフェリン
 初乳に含まれていて、免疫をもっていない赤ちゃんにとってはだいじなものだといわれます。実験では、やはり抗体に働きかけるとか免疫を整えるなどのことがわかっているそうです。
 販売されているラクトフェリンは牛乳から取られたものです。ラクトフェリンではなく、免疫ミルクなどの名前で出ていることもあります。
 牛乳から取られているということになると、普通の牛乳でもいいのではないかと思われるかもしれませんが、よくある超高温殺菌(120度で2秒とか)の牛乳では、このラクトフェリンが壊れているそうです。
 一説によれば、60度で30分などの低温殺菌牛乳には、このラクトフェリンが含まれているといわれます。その量はわかりませんが、味の点でも安全性の点でも、低温殺菌牛乳のほうがいいという話があります。また、この低温殺菌牛乳には、人にも有用な菌が生き残っているともいわれます。牛乳でお腹がくだってしまう人でも、低温殺菌牛乳ではだいじょうぶだったという話もあります。

10.シジュウム(グァバ)
 シジュウムについてもいちおうの研究がなされ、花粉症に有効であることも確認されています。また、以前からアトピー患者の間でよく用いられていたようです。お茶などのほかに皮膚を保護するクリームにもなっていたり、アトピー患者の間では入浴剤としても使われることがあるようです。
 シジュウムについては、違うものだがグァバの仲間だ、あるいは同じものだなどという話があり、そのあたりは定かではありません。農産物とか自然のものだと考えれば、産地や品種によって少し異なるのかもしれませんが、業者の思惑もあり、消費者は正しい情報を得ることができません。
 よく「目のかゆみにいい」ともいわれますが、とくにそうした根拠はないと思います。アレルギー全般にいいと考えたほうがよさそうです。目のかゆみに用いるのであれば、煮出したお茶で湿布するなどの方法のほうがよさそうです(これは甜茶にもいえます)。
 最近になって、シジュウムを点鼻薬として噴霧すると症状が改善したという報告もなされました。
 シジュウム・グァバともにお茶(ティーバッグ)として販売されているほか、グァバについては糖の吸収を抑えるというトクホ(特定保健飲料)としても出ていますので、入手しやすくなってきました。
 シジュウムの抗アレルギー作用はアロエの100倍ともいわれます。
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11.トマトの皮
 加工用のトマトの皮にアレルギーによい成分が含まれているようで、そのスジの企業が研究の上、サプリとして製品化しています。このトマトは一般に入手できるものではないので、その企業の製品を入手するしかありません。
 残念ながら、普通のトマトを食べたり、トマトジュースやトマトケチャップを飲んでもだめなようです。
 なお、杉花粉症の人には、トマトにアレルギーのある人もいます。そうした人は、このトマトの皮のサプリは避けたほうがいいかもしれません。

12.いわゆるお茶
 お茶といっても、緑茶からウーロン茶までいろいろありますが、従来はどれをとっても「よい」といわれていました。それは、カテキンやらフラボノイドがあるからだとのことです。動物実験では、緑茶・烏龍茶・紅茶のうち、紅茶がいちばんアレルギーをおさえたという結果もありました。
 最近はメチル化カテキンなるものが注目され、日本の紅茶品種べにふうきにそれが含まれているということで、話題になってます(ただし、紅茶になったものではなく、その品種を使った緑茶がいいとか)。
 また、台湾の烏龍茶である凍頂烏龍茶にもそれが含まれているともいわれますが、これはまだ調査が不足していますので、まだほかにもいい品種(お茶)がある可能性が大きいと思われます。
 なお、お茶に含まれているカフェインにも炎症性サイトカイン活性抑制作用があるとのことです。
 いずれも、人について、どれだけの効果があるのかは確認されていないと思います(べにふうきについては、とりあえずの実験が行なわれているようです)。
 また、これらのお茶は、甜茶などと違って上記のようにカフェインが含まれています。夜に飲めば目がさえて眠れなくなるなどのことがあるかもしれず、あまり飲みすぎないほうがいいでしょう。摂りすぎれば冷や汗や手の震えなどなどの副作用もあります。とくにお子さんには注意したほうがいいと思われます。

13.亜鉛
 亜鉛を含んだビール酵母など、いろいろな形でサプリとして販売されています。
 味覚の神経に関係する栄養素とか、粘膜を強くするなどともいわれます。
 効果があったという人もいますが、根拠は不明です。単に亜鉛不足だった人が亜鉛を摂取することで体調が改善し、花粉症の症状も改善した、ということなのかもしれません。とりあえず、ためしてみてもいいかもしれません。
 副作用については不明ですが、亜鉛はほかの栄養素同様に上限摂取量が定められている栄養素ですから、念のため摂りすぎには注意したほうがいいでしょう。

14.にがり
 主成分は塩化マグネシウムですが、天然モノにはほかの成分も入っているとのことです。
 薄めた水を鼻の中に塗布する、あるいはスプレーするということから、だんだんとエスカレートして、うがいをする、そのまま飲むなどというように利用法が変わってきました。かゆみを抑える目的で、顔にスプレーするということもなされるそうです。点眼をする人もいます。
 なぜ効果があるのかは不明ですが、ミネラルのバランスがわるかったアトピー患者に用いたら症状がよくなったという研究はあるそうです。また、実際、アトピー患者もよく用いているようです。
 にがりというよりも海洋深層水をアトピーの治療に応用している医師もいるそうです。
 機序は不明ですが、とりあえず効果がある人は多いようです。
 副作用については、飲みすぎると下痢をしたり、ミネラルバランスがくずれて循環器系に負担がかかるなどのおそれが指摘されています。服用量と濃度に気をつける必要があります。
 ミネラル補給の意味で摂取したいなら、料理にまぜるなどしたほうがよいと思われます。

15.竹酢液・木酢液
 いずれも、それらを炭に焼くときに出る副産物で、それを精製したものが、従来より土壌改良剤や農薬として用いられていました。
 最近はこれを高度に精製してタール分などを除いたものが、入浴用、あるいは化粧品(美容液?)のようにして販売されています。それらをうすめたものを顔や鼻の中にスプレーすると、症状がおさまるという人がいます。あるいは、うがいをするということも行なわれているそうです。
 一説によれば、これらには各種のポリフェノール類が含まれているので、その抗酸化作用によって花粉症の症状を抑えるといわれます。いっぽう、主成分である酢酸が効果を発揮しているのだともいわれます。
 ほとんど研究はされていないと思われますが、クエン酸でも効果があるという人もいますので、おそらく酢酸がいいのではないかと思われます。
 副作用については不明ですが、用いるときは必ず蒸留などの精製されたものを用いるべきです。園芸用などは使わないようにしましょう。どちらかというと、竹酢のほうが人気が高いようです。

16.ティートリー
 いわゆるアロマオイルですが、その香りをかぐという方法のほかに、飲むということも行なわれるようです。
 しかし、アロマオイルはもともと飲用ではないので、慎重になったほうがいいでしょう。それが含まれた飴もあるので、どうしても口に入れたいのであれば、そのほうが安全だと思われます。
 部屋に香りをただよわせるなどのほかに、マスクにオイルを一滴たらしておくと、よいようです。

17.ミント・ハッカ類/ユーカリ
 これらのスーッとする香りもよいといわれます。
 ミントのガムなども、顎の運動が神経を刺激するという効果ともあいまって、症状が軽くなるということがあるそうです。
 ユーカリやミントの香りは、精油として販売されているほか、いわゆるインヘラーにも含まれています。
 香りモノとしては杉やヒノキの香りもいいといわれます(フィトンチッド、あるいはヒノキチオールなど)。また、月桃(げっとう)の香りもいいそうです。

18.レモンバーム
 シソと同様の物質が多く含まれているので、ハーブティーとして飲んでもよし、サラダに入れて食べてもよしだそうです。

19.花粉(花粉団子・ビーポレン)
 花粉には多くの栄養素が含まれているとのことで、体にもいいといわれています。花粉症にもいいとのことです。
 花粉そのままではなく、消化吸収がいいように細胞壁を破壊した(すりつぶした)ものも販売されています。

20.スギ花粉(花粉エキス)
 花粉症の元凶でもありますが、これをごく少量摂取することで、いわゆる経口減感作になるのではないかといわれています。
 製品としては、飴と清涼飲料水がありますが、後者は高価なので、一般的な消費者感覚としてはお勧めではありません。
 摂取の仕方には慎重になったほうがよく、販売元が勧めている方法(1日に何杯とか何個とか)を守ってください。
 くわしいことは不明ですが、甜茶などの「アレルギーを抑える」という効果ではなく、ある意味「体質を変える」というものである可能性もあり、不用意に摂りすぎたりすると、逆にアレルギーがひどくなったりショック症状が起こる可能性もあります。
 減感作と同様に考えてみれば、たとえば飴の場合だったら、最初の数週間は1日に1個、次に2個……以降は、それを続けるといった方法がいいと思われます。だいじょうぶだと思ったら4個でも5個でもなめてください。
 最初の段階でカラダがムズムズするなどの症状を自覚した場合は、すみやかに中止をするか、しばらく休んでから、半分あるいは4分の1の量など、量を減らして再開してみるといいと思われます(3〜4日に一度など、摂取間隔もあける)。心配だったらやめたほうがいいです。
 因果関係は不明ですが花粉エキスでひどい頭痛が続いたとか、同じく花粉エキスでアレルギーがひどくなったということがあるそうです。
 症状が出ているときに始めるのはお勧めではありません。症状が悪化するということもあるそうです(その悪化は一時的だともいわれますが定かではありません)。シーズンが終わったら、次のシーズンを目指してチャレンジするか、あるいはシーズンの3か月前ぐらいから始めるのがいいでしょう。
 摂取の結果、症状が軽くなったということはあるようですが、継続的に摂取して減感作同様に「体質が変わった」ということは、いまのところまだ聞いたことがありません(継続的に摂取する人がなかなかいない)。
 なお、同じ杉花粉でも黒焼きというのもありますが、お勧めしません。あれはただの炭です。
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21.スギ茶
 スギの枝(葉)をお茶にしたものです。
 市販のものがあるほか、自分で枝を取ってきて煮出して飲用するということも行なわれています。その場合は清浄な環境にある枝を用いるべきでしょう。
 なぜ効くのかはわかりませんが、効果を実感している人も多いようです。

22.ミネラル類
 亜鉛やにがり(塩化マグネシウムなど)のほか、焼きミョウバン(硫酸アルミニウムなど)も効果があるといわれます。カルシウムもよいといわれます。

23.ビタミン類
 とくにビタミンCがよさそうで、これで症状がなくなったという人もいました。
 しかし、これも不足していた人が不足分を補ったからよくなっただけなのかもしれません。
 普段の食事で不足しがちな人は、ビタミンACEなどのサプリなどでおぎなうとよいでしょう。
 カゼにもビタミンCなどといわれますので、炎症をおこしたノドや鼻にいいかもしれません。

24.納豆
 納豆そのものも「健康によい」食べ物ですし、実際に血栓をふせぐなどのことも確認されているようです。
 その納豆菌を利用したサプリがあり、花粉症のみならず蕁麻疹などの皮膚症状にも効果があるなど、なかなか評判がよいようです。
 発売元ではいちおうの説明がなされていますが、正確なところ、なぜ効くのかはわかりません。

25.抗酸化モノ
 ビタミン類もそうなのですが、いわゆる活性酸素を消去する能力にすぐれているというものがあります。
 たとえば、ピクノジェノールやプロアンチノルズ(プロアンセノルズ)といったサプリメント、あるいはSOD様食品といったようなものです。ブドウの種子や赤ワインポリフェノール、あるいはカカオポリフェノールなども含めていいかもしれません。
 とくにプロアンチノルズに関しては、「これで治った」などと自称する人もいますが、たいした効果を感じない人もいて、やはり人それぞれであることは間違いありません。
 カカオポリフェノールについては、チョコレートでもいいのですが、やはりカロリーが高いです。その場合は純ココアがいいでしょう。そのままでは苦いですが、味(甘味)は自分で調節できます。

26.青魚(DHA)
 DHAもアレルギーによいといわれます。それを食品からとるには背の青い魚、サバやイワシなどのいわゆる青魚ですが、これは缶詰でもいいそうです。
 DHAはサプリとしても売られています。
 EPAもよいようです。

27.シソ油
 サプリになっているほか、普通のビンに入った食用油としても売られています。
 熱を加えることなく、サラダのドレッシングなどとして活用するといいといわれます。

28.リンゴ
 未熟なリンゴ果実からとったポリフェノールが商品化されており、サプリなどに配合されているほか、リンゴに含まれているペクチンにも抗アレルギー作用があるそうです。
 そのペクチンは皮と身(実)の間に多いそうですから、皮ごと食べるか、できるだけ薄く皮をむくといいかもしれません。
 ペクチンそのものは、お菓子の素材として売られています(ジャム作りなどに使います)。

29.キノコ類
 抗がん作用があるということで有名になったアガリクスや霊芝(マンネンタケ)などが、花粉症にもよいといわれます。
 そのほか、免疫系に働きかけるのではないかといわれるキノコには、ヤマブシタケやハナビラタケ、マイタケ、タモギタケ、ナメコなどもあります。もちろんシイタケも、その抽出物が抗がん薬(レンチナン)になっているほどですから、おそらくなんらかの影響はあるかもしれません。食用ではありませんが、カワラタケからもクレスチンという抗がん薬が得られているそうです(ただし、いずれも単独使用ではたいした効果はなかったそうです)。
 一般にキノコといえば食物繊維が豊富な食べ物ですから、普段の食事として食べていいものだとは思われます。
 しかし、エノキタケなどはヒスタミンが多く含まれているとのことで、勧めないという意見もあります(それらはほとんど影響しないはずだという意見もあります)。
 なお、付け加えておくと、これらのキノコにも多くの品種があり、それぞれ薬効が違うのではないかともいわれ、未研究であるところもおおく、評価は定まっていません。霊芝は花粉症には影響しないという意見もあります。

30.プロポリス
 花粉症にというよりも、とくにのどの症状によいといわれています。
 ただし、プロポリスには接触性皮膚炎になる人もいるので過信は禁物です。
 また、産地によって品質もばらばらのようです。ブラジル産がいいといわれています。
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31.フコイダン
 モズクなどの海藻に含まれるヌルヌル成分です。
 サプリメントなどに含まれていることもありますが、食物繊維を摂るという意味でも、海藻類を食べたほうがいいでしょう。
 ただし、ダイエット目的などで多量に食べると、ヨードの摂りすぎで甲状腺に影響がある場合があるということです。

32.ワサビ
 機序は不明ですが、その香り成分によって、症状が軽くなることがあるそうです。香りをかぐだけではなく、食べてもいいとか。
 生ワサビのほか、チューブ入りのものでもいいそうです。海外にはホースラディッシュ入りのサプリもあります。
 また、香りだけだったら、冷蔵庫用の脱臭剤(鮮度保持剤)にワサビの香りのものがあります。それを部屋に置いておくといいそうです。
 ワサビがいいなら、ということで、当然、お寿司もいいでしょう。

33.その他(症状を緩和するというより、食養生として考えたほうがいいもの、あるいは根拠不明なものもある)
 ルイボス茶/ウコン/ヨモギ茶/スギナ茶/イチョウ/アロエ/エキナセア/レーズン/コラーゲン/なつめ/キナコ(ヨーグルトとの取り合わせがよいとか)/そば茶(これにも抗酸化作用があるとか)/じゃばら(一般の柑橘類でもいいような気がします。ポンカンにも抗酸化作用があるそうですし)/ドクダミ茶/ハトムギ茶/クロレラ(日光アレルギーになる可能性がある)/ローヤルゼリー/プラセンタ(プラセンタの注射がよいという話もあるが効かない人も多いようです)/ニンニク/ショウガ/フキ(西洋フキのサプリもある)/エルダーフラワー/雲南沱茶(うんなんとうちゃ)/ニンジンジュース/対葉豆茶(たいようとうちゃ)/黒茶/パパイヤ/黄杞茶/紅豆杉/ブラックジンガー/フラックスオイル(亜麻の油)/黄耆/羅漢果/玄米/泡盛/マヌカハニー(普通の蜂蜜もよいとか)/落花生の皮(渋皮)/モクレンのつぼみ(それをお酒に漬けたりする)/大花紅景天/豆乳/タマネギ/キンカン(のどにいいらしい)/酢/ノニ/ローズヒップ/ダイコン/バナナ3本/その他いろいろ……

34.鼻に入れるものいろいろ
 ゴマ油や、馬油、オリーブ油、ヒマシ油、ワセリンなどを鼻に噴霧したり綿棒で塗りつけることで、鼻粘膜が保護され、症状が軽くなるといわれます。
 レンコンをすりおろしたものを絞り、その液を鼻に塗るという方法もあるそうです。

35.鼻を洗う
 鼻を洗う器具が販売されています。できるだけ生理食塩水を使うといいです。水道水では刺激があります(そのいっぽうで、その刺激のせいで粘膜がだめなったのか、症状が出なくなったという人もいるようです。レーザーも粘膜を痛めつけるわけですから、もしかしたら原理は似たようなものかもしれません)。
 器具を使わない場合は、コップから吸い込むそうです。
 生理食塩水が入ったスプレーもあります。海洋深層水を利用した鼻洗浄スプレーもあります。
 基本的にはやりすぎ注意のようです。

36.スチーム吸入
 これは民間療法ではなく、きちんとした医学的データがあります。
 43度のスチーム吸入をした場合に、症状が軽くなることが確かめられているそうです。ただし、症状がなくなるわけではありません。せいぜい、中等症の人が軽症になるなど、スコアで1段階程度のようです。
 蒸しタオルなどで鼻を温めるのもいいそうです。

37.鍼灸・整体など
 うまくいけば、かなり楽になることがあるようです。
 自分でできるツボマッサージやお灸などもあります。
 カイロで腰を温めるというのもいいそうです。

38.自律神経を整える(鍛える)
 乾布摩擦などがいいといわれます。
 そのほか、各種呼吸法やヨガのようなもの、あるいは自律訓練法なども効果があることがあるようです。
 自律神経ということでいえば、朝に目覚めたら、できるだけ明るい光をあびると目覚めがすっきりしてモーニングアタックなどの症状が早く治まることもあるようです。
 目覚ましにも工夫をするといいといわれます。いきなり大きな音のベルで目覚めるのではなく、だんだんと音が大きくなっていく目覚ましですっきり目覚めるとか、ベルが鳴る前に明かりがついて、あらかじめ「眠りを浅く」してから起こしてくれるものもあります。
 また、シーズン中は部屋に閉じこもる人も多いでしょうが、昼間の時間はできるだけ部屋を明るくして、体が昼間だと認識するようにするといいらしいです。そうすると、逆に夜もぐっすり眠れるといわれます。
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※ここでいう「一定の効果が確かめられている」などのことは、追試に追試が繰り返されたりして、「確実にそういうことがあるということがわかっている」という意味ではありません。もっともっと厳密な実験研究を繰り返していくと、結果がひっくり返る可能性もあるかもしれません。とくに、企業が数少ないサンプルでしか実験してないものはそうです。


ちなみに、これらの民間療法は「漢方」とは違います。漢方の目で見たら、あなたの体質ではそれはイケナイ、ということもあるやもしれません。
私にゃ〜、わかりません。
民間療法とか健康法とかいうのは医療ではないので、医師のような相談する相手がいません。気軽にやるのはいいですが、のめり込みすぎて体を壊さないようにしてくださいね〜。
特定の健康茶(ハーブ)やアロマは、あまり続けないほうがいいとか、妊婦にはよくないとかのこともいわれているので、よく調べてください。勧められても鵜呑みにせず、勧めるにしても無責任に「これ、絶対いいよ」などといわないことです。
もちろんお財布ダイエットにも気をつけてください。よく西洋薬が嫌いだからということで、根拠があいまいな健康食品に何万円もつぎこんだという話も聞きますが、それだけ出すならきちんとした漢方医や薬剤師に相談して、体質にあった漢方薬を処方してもらったほうがぜんぜんいいと思いますがいかがでしょうか。


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