当会は発足以来、会員の皆様のご協力を仰ぎながら、今日まで順調に運営することができました。会員の皆様には大変感謝しております。
会の運営に携わるのは、今や私の生活の一部になっており、とてもやりがいを感じております。「ご紹介いただいた治療法のお蔭で肝炎がよくなった」、「調子がよい」などの内容のお便りを皆さんから時々頂きます。このようなお便りを頂くのは私にとって何より嬉しいことです。
この他にも心が打たれるようなことが沢山あります。例えば、ある会員の方はインターフェロンの副作用がきつい為、1000万単位から500万単位へ切り替えようという医師の勧めを、きっぱりと断りました。肝炎を絶対に克服してみせるというこの方の強い意志には、本当に頭が下がります。またある会員のご夫婦の二人三脚での闘病ぶりからは、美しい夫婦愛を拝見することができました。会員の皆様からのこのようなお便りに接していると私まで励まされます。
しかし会運営はいつも嬉しいことばかりではありません。時には心を痛めることもあります。それは会員の方から肝炎のために差別されたり、偏見を持たれたりしているとの訴えを受けた時です。今日でも肝炎患者のおかれている状況が依然として厳しいということを痛感しております。この問題は絶対に私たち自身の力で改善していかなければならないと考えております。
皆さんのご要望に応えるべく、この度ホームページを作り直しました。ただデザインについては、何分素人が作ったもので、まだまだ改善しなければならないところが多いと考えております。皆様からの忌憚のないご意見を賜れば幸いです。
これからも会の運営へのご指導、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
平成13年1月
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