肝再康服用者の体験談肝再康服用者の体験談
 
   


肝炎・肝硬変の食事療法

 ■慢性肝炎と肝硬変の食事療法の基本は高たんぱく食と言われています。その理由は、これらの病気になると肝細胞の働きが悪くなったり、肝細胞の数が減ったりして、肝臓全体の働きが悪くなり、たんぱく質を作る力が落ちるためです。つまり落ちた分を食べることにより補う必要があるのです。

 健康な人では、1日体重1kgあたり1gのたんぱく質が必要ですが、慢性肝炎では1・2g、肝硬変では1・5gは必要です。体重60kgの人ですと、1日72〜90gになります。

 20年前には、1日にこれだけの栄養をとることは大変なことでした。しかし、最近では栄養事情が飛躍的によくなり、特に心がけなくても、1日に80〜90gのたんぱく質をとっています。むしろ「高カロリーだ」、「高たんぱくだ」といって食べ過ぎることで肥満や脂肪肝、動脈硬化を起こしたり、糖尿病を悪化させたりします。規則正しく、バランスのよい栄養配分に気をつけていれば十分、ということになります。

 ■たんぱく源についていえば、哺乳動物(牛、豚、馬など)の肉ばかりでなく、鶏や魚肉、牛乳、乳製品、卵、植物性たんぱく(豆類)などを幅広く食べて下さい。また、野菜やくだもの、海藻類など、ビタミンやミネラルに富む食品を心がけてとることが大切です。

 注意しなければならないのは塩分のとり過ぎです。塩分のとり過ぎは、浮腫みの誘因になります。食べ過ぎて太りすぎないことも大切です。

 ■肝臓病で脂肪を食べ過ぎてはいけない場合が、2つあります。
 第一は、脂肪肝のときです。脂肪肝は肝臓の中に脂肪、おもに中性脂肪がたまってしまう状態ですので、脂肪を食べ過ぎるとさらに肝臓に脂肪がたまることになります。
 第二は、脂肪を食べても消化・吸収ができない場合です。肝臓病で脂肪の消化・吸収ができなくなる状態は、胆汁の流れが障害されている場合であり、代表的な症状として黄疸が現れます。(『専門のお医者さんが語るQ&A C型肝炎』)


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