
[遺伝・体質的な背景]人格障害や身体疾患などがあると、より発症しやすくなる。
[心理・社会的な背景]日常的ではあるが個人にとっては重大な出来事(就学、独立、転居、結婚、離婚、失業、経済的困難、重い病気、子離れ、親別れなど)が症状に先立っており(通常1ヶ月以内)、ストレスの源としてはっきり指摘できる場合にのみ、適応障害と診断される。
[脳・神経機能の関与]特に究明されていない。
ストレスに弱い人、傷つきやすい人。また、小さいときに親ををなくすなどして、心理的な支えを十分に受けられなかった人がは発症しやすいことがわかっている。性格のかたよりや身体的疾患なども適応障害をおこしやすくする。
精神療法が中心で、薬物は期間を限って補助的に用いられる。
[薬物療法]抗不安薬、坑うつ薬、抗精神病薬、精神刺激薬など。
[精神療法]ストレスに適応できるように助けます。同じストレスを持つ人(退職者など)と一緒の集団療法も効果的。
適切な治療で短期間(多くは3ヶ月以内)で回復する。