
予防薬学
http://www.e-kotani.com/ 本ホームページ
http://pics.livedoor.com/u/ekotani/ 写真集
http://www.e-kotani.com/t.jpg エネルギー産生系
http://www.e-kotani.com/orp1.htm
飲食物のORP測定値
http://www.e-kotani.com/taikan.pdf 退官記念論文
http://www.e-kotani.com/slideshow2/slideshow2.htm
☆
当座の生活目標:
低GI値食・カロリー制限食・糖質制限食及びオリーブオイル摂取で、
食後血糖値の急上昇を押さえ、ミトコンドリアの数と機能を増強、
生体エネルギー(ATP)と熱エネルギー(運動エネルギー 1/2 mv2、体温に)
の産生を促進、水泳、サウナ等でも体温を上げて糖尿病、心臓冠動脈硬化等
の進行を防ぐ!
100g当たりのGI値が60以下で低カロリーの食品として、
ゴボウ、タマネギ、長ネギ、トマト、ショウガ、キャベツ、大根、
ピーマン、ニラ、なす、ブロッコリー、セロリ、きゅうり、小松菜、
白菜、レタス、もやし、ほうれん草等の野菜類。
えのき茸、生しいたけ、エリンギ、舞茸、しめじ等のきのこ類。
こんぶ、わかめ、もずく等の海藻類。
戦後よく食したさつまいも、玄米。
バナナ、りんご、キウイ、レモン、みかん、夏みかん、オレンジ、
グレープフルーツ、いちご、桃、すいか、巨峰、マスカット、メロン、
ナシ、イチジク、びわ、いちご等ほとんど全ての果物。
牛乳、ヨーグルト及び酢等がある。
水溶性食物繊維とオリゴ糖は水分を吸収して膨張する性質を持つため、糖質を
包み込んでその消化吸収を遅くすることで、血糖値の上昇速度を緩やかにすると
同時に、腸管内の水を吸収して便を軟らかくする。
糖質は小腸で消化酵素群(最適pH=5.0〜7.0 アミラーゼ、マルターゼ、スクラーゼ、ラクターゼ)等
によって食物繊維を除き全ての糖類がグルコース等単糖類にまで分解される。
食べ合わせによりGI値は低下する。
水溶性食物繊維を多く含む食品、食物繊維を含んでいない牛乳(pH 6.4〜6.8)、
ヨーグルト(pH約4.6) 或いは酢(pH約3)のいずれかと糖質食品との組み合わせは、
どの組み合わせも上記消化酵素群の働きを抑え、小腸での糖質の消化吸収を遅らせ、
血糖値の上昇を緩やかにするとのこと。牛乳はアルカリ性ではなくそのpHはほぼ水と同じで
微弱酸性から中性である。酢(クエン酸、酢酸)は解糖を押さえるが、糖新生や脂肪酸の代謝は促進する。
酵素蛋白は熱で変性するだけでなく、消化管内のタンパク質消化酵素により分解されてしまうので
生野菜、果物やサプリから酵素を補うことは不可能である。
体内酵素の活性化・再生に欠かせない栄養素は必須アミノ酸、ビタミンB群及びMg2+、Mn2+、Zn2+、Cu2+、Fe2+等
金属陽イオンである。
ミトコンドリア内膜・電子伝達系は高酸素・高体温(37℃〜40℃)、体内の熱は半分近くがミトコンドリアの多い筋肉
で作られる。筋肉は最大の熱産生器官である。心臓は24時間休み無く動き、体熱の9分の1を産出40℃の高体温。
脾臓は赤血球や白血球を貯蔵する臓器で、赤くて体温が高い。小腸は食物の消化のために常に激しく蠕動し
やはり体温が高い。体温の高い心臓と脾臓に癌は出来ない。小腸にも癌は出来にくい。体温を上げるためには、
食事・呼吸以外、汗をかく適度の筋肉運動、サウナで脂汗をかく等も有効である。体温を1度上げれば代謝は約12%上がり、
免疫力が5∼6倍になるといわれている。
摂取カロリーを減らすと、細胞の動力源ともいえるミトコンドリア内部で連鎖反応が始まり、
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)と呼ばれるコエンザイム(補酵素)が増強されるのが示された。
糖質制限食で体温が上昇することが確認されている。糖質制限で解糖系が縮小され、
主に酸素を使用するミトコンドリア内膜に存在する電子伝達系でATP及び熱が産生されるようになり、
病気の原因である低酸素、低体温から脱却できる。ミトコンドリアの数と機能が寿命の長さを決定する。
カロリー制限によって活性化される長寿遺伝子サーチュインはミトコンドリアの機能強化遺伝子の可能性もある。
カロリー制限で嫌気的解糖系代謝は低下し、好気的ミトコンドリア代謝が促進され、その結果産生される補酵素NAD+が
長寿遺伝子サーチュインを活性化、さらにミトコンドリア新生の転写因子PGC-1蛋白質を活性化、
酸化ストレスの低減を伴うミトコンドリア新生がなされ寿命が延長されるものと考えられている。
生体代謝エネルギー(ATP)と熱エネルギー(体温)の産生。例えば、エネルギー源がグルコースの場合
C6H12O6 + 6O2 → 6CO2
+ 6H2O ΔG = - 2879 kJ /mol 燃焼熱 1 kcal = 4.184 kJ
グルコース C6H12O6 の生成熱 ΔGf0 =−910kJmol-1
、CO2(g)のΔGf0 =−394.4 kJmol-1、
H2O(ℓ)のΔGf0 =−237.1kJmol-1 グルコースの燃焼熱ΔG = 6×(-394.4) + 6×(-237.1) – (-910)=−2879kJ /mol
C6H12O6+6O2+6H2O→6CO2(酸素酸化ではなく水の付加を含むミトコンドリアTCAサイクルで生成)+12H2O(酸素酸化により
ミトコンドリア電子伝達系で生成)+生体エネルギー38ATP(-31x38=-1178kJ、36ATPがミトコンドリア内で生成)
+熱エネルギー(ΔG0 = -1701 kJ、ミトコンドリア内で生成、体温に)
ATP + H2O = ADP + H3PO4 ΔG0 = -31kJmol-1
熱エネルギーΔG0 =-394.4 x
6 -237.1 x 12 -31 x 38 – (-910 -394.4x6 ) = -1701 kJ
低酸素、低体温(32℃)の細胞質ゾル解糖系では
C6H12O6(グルコース)+2NAD+
+ 2ADP + 2 H3PO4 → 2C3H4O3 (ピルビン酸)+2NADH2+ + 2H2O + 2ATP
細胞質で酸素は使われないが、酸素が少ないとピルビン酸はミトコンドリア膜を通過できない。癌細胞では細胞質に
酸素が十分存在していてもピルビン酸はミトコンドリアに移行せずTCA回路及び酸素呼吸・電子伝達系が機能していない。
炭酸飲料は二酸化炭素を含んでおり、飲み過ぎると二酸化炭素の血中濃度が上がり副交感神経を刺激しすぎて、
眠気、頻尿、血流障害と低体温、リンパ球の増加し過ぎによるアレルギー疾患をおこすことがあるとのこと。
ATPの分子量は507、ATPの寿命は30秒、人は一日当たりほぼ体重に相当する重さのATPの合成・分解を繰り返しているとのこと。
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水の移動 体外液(腸管内液等)⇔ 体内液 (細胞外液、血液⇔細胞質内液⇔ミトコンドリア内液) 人間の体の水分量:赤ちゃんは体重の約80%、幼児は約70%、成人男性は約60%(肥満体では50%、痩せ型では65%)、成人女性は約55%、60才以上の老人は約50%。
筋肉組織には75〜80%、皮膚には72%、脂肪組織には10〜30%で脂肪の多い肥満体の人よりも痩せ型の人の方が水分が多い。
体重60kg成人男性の水分量は約36ℓ、その内、細胞内液に約70%(25ℓ)、細胞外液に約19%(7ℓ)、
血液に約8%(3ℓ)、その他腸管内等に約3%(1ℓ)。子供の頃は細胞外液が多く肌は水をはじいているが、老人になると
細胞内液も細胞外液も減少してくる。
水分が胃や腸から血液に吸収され、血液から細胞内、更にはミトコンドリア内に取り込まれるのに
還元力と熱が必要である。 栄養分、老廃物は水に溶けてはじめて運ばれる。脂質は一般に水に溶けにくく、
血液によって全身の細胞に運搬されるには、脂質を運搬する水溶性蛋白質が必要となる。コレステロールは
水に溶けないため運搬にタンパク質HDL LDLを使っている。LDLはコレステロールを必要とする臓器・組織へコレステロールを運搬し、HDLは末梢組織の細胞表面から余剰のコレステロールを引き出し肝臓へ運搬する作用がある。LDLとHDLはセットで働いている。
ゴボウには特に皮の部分に多く含まれている水溶性ポリフェノールの一種サポニン、水溶性食物繊維イヌリンと水に溶けない食物繊維ミセルロースやリグニンが含まれており、サポニンには強い殺菌作用があり、イヌリンは水溶性といっても冷水には難溶であるが、温湯にはよく溶けるのでお茶にして飲むと利尿効果がある。リグニンには水分を吸収する作用があり便秘に有効である。
ゴボウ、さつまいも、しいたけや舞茸に含まれる不溶性食物繊維、酢、牛乳、チーズ,ヨーグルト等の乳製品は
いずれも食べ物の消化吸収を遅らせ、食後血糖値の上昇を緩やかにすることが最近見出されている。
我々人間は、食物起源有機物の水素をエネルギー源とし、大腸内水素産生菌の力も借りて、好気性細菌の子孫である
細胞内ミトコンドリアでの酸素呼吸(ミトコンドリアは大腸以上の還元力を有し、酸素を還元して水にする)により
仕事エネルギーATPと熱エネルギーを産生、生命活動を営んでいる。細胞再生等に使われる仕事エネルギーATPへの
変換効率は40%程度で、半分以上は熱となり体温(平均36.5℃)調節に使われる。熱は重要で、ミトコンドリアで
産生される熱以外、油汗をかくサウナや運動による外部からの温熱刺激によっても末梢血管の血流量が増し
代謝は促進され、腎臓・腸管機能も促進されて老廃物の排泄もよくなる。
成人1日の水分摂取量2200mℓ(飲料水1200mℓ、食物水分700mℓ、代謝水300mℓ )と
排泄量 2200mℓ(尿1200mℓ、糞便100mℓ、肺350mℓ、皮膚550mℓ)はバランスがとれている。
消化管には多くの消化管液約7000mℓ(唾液1500mℓ、胃液2500mℓ、膵液700mℓ、小腸液1500mℓなど)が
分泌されており、腸管から排泄される糞便中には約100mℓしか水分が含まれていないため、
消化管では一日約8000mℓの水が再吸収されている。水の摂りすぎは細胞外液に余分な水が溜まり体を冷やし体温をさげる。
一日のうちで、体温が一番低くなるのは午前3時から5時で、体温の低下しやすい老人では、冷えの原因となる
余分の水分を体外に捨てて体を温めようとして夜間頻尿となる。就寝前にサウナに入り、油汗をかき余分な水分を捨て
体を温めて就寝すると、100%夜間頻尿はおさまる。
血液は全身を一周40秒の猛烈なスピードで流れている。腎臓は体中の水が通過し、リサイクルする臓器で、老廃物を濾し、
水を再生し体内に戻す。成人男性で一日に腎臓を通過する水の量は180ℓ、体内水量36ℓの5倍で、
何度も腎臓を通過してリサイクルしている。
体温は末梢の血流量に比例して高くなる。ゆっくり呼吸(ゆっくり息を吸い、その倍の時間をかけて息を吐く)で息を吐く時間が長ければ長いほど、肺が収縮し胸腔内圧が上がり、副交感神経を刺激し血管が開き、末梢血管の血液量が増し、末梢細胞まで酸素と栄養素の供給が行き届き、生体エネルギーと熱の産生が盛んになる。緊張して交感神経が過剰に優位になると、低酸素状態となり、手足が震えだす。
安静時、小生の体温、血圧一日の変化:
2010/12/02
朝am 7:15 体温36.3℃ 血圧126/60 体温、血圧普通
12/02 夜pm
8:30 体温37.1℃ 血圧110/55 体温高く、血圧低い
12/03早朝am
5:00 体温36.1℃ 血圧155/80 体温低く、血圧高い
Molecular Orbital of H2 Molecular Orbital of 3O2, 1O2
全ての生物の共通のエネルギー通貨はATPである。 我々人間をはじめ動物は酸素を呼吸で吸入し、
食物から水、有機物及び無機物を摂り、ミトコンドリアをエネルギー変換の場とし、有機物の水素を引抜き
水素源としてATPを合成、有機物の炭素の一部を炭酸ガスとして空気中に放出している。
有機物生合成、細胞の再生は炭酸ガスCO2からではなく、酢酸CH3COOH、ピルビン酸CH3C(=O)COOH等
有機物から分解の逆コースで行っている。
しかし、植物は養分として、空気中からの炭酸ガスCO2、根から水H2Oと共に吸い上げた窒素NO3-、リンPO4-3、カリK+等全て
必要最小限の無機物のみが必要で、それに、永田農法で云われているように、収穫野菜にNO3-等が残らないよう注意しなければ
いけない。植物の場合、養分として有機物を必要とせず、葉緑体とミトコンドリアの両方をエネルギー変換の場として、
太陽光エネルギーを使って、有機物からではなく、水から水素、電子、プロトンを作り、
それを使ってNADPH、NADH、ATP等を作り、炭酸ガスを還元して、糖等有機物を生合成、酸素を放出している。
6CO2 + 6H2O → C6H12O6
+ 6O2
水の光分解では、マンガンを含む酵素が触媒として働いている。
2H2O
+ 4hν(4個の光量子) → O2
+ 4H+ + 4e-
マンガンも鉄も同属の遷移金属で、その電子配置は最外殻3d軌道の電子数が一つ異なるだけでMn(U)、Mn(V)、Mn(W)等
多価原子価をとり得、いずれも生体内で酸化還元触媒として働いている。
マンガン Mn 1s22s22p63s23p64s23d5
鉄 Fe 1s22s22p63s23p64s23d6
我々人間は、植物のように無機物である水の水素をエネルギー源には出来ないが、食物起源有機物の水素をエネルギー源とし、
大腸内水素産生菌(善玉菌には水素産生能はないが、大腸内を酸性にすることにより、大腸内で最も多い嫌気性日和見菌・
バクテロイデス菌の水素産生能を増強する)の力も借りて、好気性細菌の子孫であるミトコンドリア(自分自身の形質が
受け継がれ増殖できるので真核細胞内に宿る寄生微生物といえる)での酸素呼吸(ミトコンドリアは大腸以上の還元力を有し、
酸素を還元して水にする)により仕事エネルギーATPと熱エネルギーを産生、生命活動を営んでいる。細胞再生等に使われる
仕事エネルギーATPへの変換効率は40%程度で、半分以上は熱となり体温(平均36.5℃)調節に使われる。体温を下げないことも
重要で、体温を1度上げれば免疫力が5∼6倍になるといわれている。
1) ミトコンドリア内(好気性細菌の子孫)で有機食物栄養素 -CHOH-より
›CHOH + NAD+ → NADH2+
+ ›C=O NADH2+ → 2e-+ 2H+
2) 大腸で有機食物繊維等 ›CHOH より嫌気性細菌によって ›CHOH → 水素分子H2
水素分子は血液を通して 各細胞ミトコンドリアに運ばれて H2 → 2e-+ 2H+
電子とプロトンは分かれて移動する。電子は ミトコンドリア内膜内を移動、プロトンは内膜と外膜の間の膜間スペース内をそれぞれ移動する。
1)及び2)より 2e- + 2H+ +
3ADP + 3Pi(無機燐酸) + 1/2O2 → 4H2O + 3ATP
植物の場合は、太陽光を利用、葉緑体とミトコンドリアの両方をエネルギー変換の場としATPを産生、水と炭酸ガスより有機物を
合成している。 2H2O + 4hν→ 4H+ + 4e- + O2 CO2+H2O → ›CHOH + O2
☆
鉄仮説に基づく人と地球の健康回復
(1)
鉄錯体(Fe2+orFe3+)はキレートの種類によって機能が変わる。ヘモグロビン鉄のように
酸化還元能はなく、O2及びCO2の運搬機能だけを有するものや、酸素を不完全還元して活性酸素を
産生し細胞を癌化するもの。同じ活性酸素でも2−オキソグルタル酸のように体に必要な
コラーゲンを作るための活性酸素を産生するもの等。
体内で解毒をつかさどっている肝臓も、pH 6.1-6.3の弱酸性、ORPがマイナス500mV(vs.Ag-AgCl)
以下の還元環境で、チトクロームP450等鉄含有酵素が酸素を還元活性化している。
最近では鉄の多い肝臓の肝癌治療に、鉄キレート剤エクジェイドが癌の原因となっている余分の鉄を
取り除く目的で使われているとか。
活性酸素は全て悪者というわけではなく発生する部位によっては有益、必要な活性酸素もある。
肝臓においてヒドロキシル化等代謝にかかわっている酸素は鉄で還元活性化された酸素である。
糖尿病の発症に深くかかわっているランゲルハンス島のグロミューはコラーゲン蛋白であるが、
コラーゲンの生成にもヒドロキシル化に酸素、ビタミンC、鉄、2−オキソグルタル酸から
発生する活性酸素が必要である。
植物では発芽を正常に進行させるため、また生育促進のためには酸素を還元して生ずる
活性酸素である過酸化水素H2O2やスーパーオキシドO2- 等を必要とする。
(2)人の健康回復のために:新鮮取立て状態で酸化還元電位ORPが低く、還元酵素力の強い
弱酸性の生野菜(キュウリ、キャベツ、トマト等)にはプロトンH+から水素分子H2への還元、
水素分子を更に還元力の強いヒドリドイオンH−とプロトンに、あるいは電子とプロトンに
分解する鉄含有還元酵素のヒドロゲナーゼ(Ni-Fe錯体)或いは非ヘム鉄イオウ酵素(システ
インCysやイオウSがFe2+に配位したクラスター錯体)が含まれていると考えられる。
(3)生物は種々の鉄含有酵素を用い、生体電子伝達系(呼吸系)での酸化還元電位の高いものから
低いものまで“鉄の輪”による酸化還元反応により、生命活動のエネルギーを生み出している。
生物は種々の鉄含有酵素を用いた“鉄の輪”による生体電子伝達系での酸化還元反応により、生命活動のエネルギーを
生み出している。鉄は配位子の違いにより、酸化還元電位が大幅に変わる。例えば、phenanthrolineが配位した
[Fe(phen)3]3+/[ Fe(phen)3]2+の標準酸化還元電位E0は+1.06V
vs.NHEと高く、水のみ配位した
Feaq3+/ Feaq2+のE0は+0.77V
vs. NHE 、シュウ酸の配位した[Fe(C2O4)3]3-/
[Fe(C2O4)2]2-のE0は
+0.02V vs.NHE、硫黄タンパク質の配位したフェレドキシンのE0は低くマイナスで-0.06-0.4V-0.4V、
更にヒドロゲナーゼや硫化物の鉄錯体でE0が-0.5〜-0.7V vs. NHEの低いものまで幅広い。
(4)タンパク質AGEの生成がミトコンドリア機能の低下をもたらし、老化、病気の原因となる。ミトコンドリアは
生命エネルギーを作り出す細胞内の器官。
糖化蛋白質AGE(糖化グローミュー、糖化ヘモグロビン、糖化コラーゲン,糖化・酸化LDL悪玉コレステロール等)生成、
コラーゲン崩壊を防ぐことにより、細胞への酸素の供給を活発にし、酸素を使ってATPエネルギーを産生するミトコンドリアの機能を
活性化し体温を上げ、一方で還元酵素による電子の供給を充分にし、不完全な酸素の還元で生ずる活性酸素の産生を抑え、
病気及び老化を防ぐことが出来る。
生命活動のエネルギー原料は蓄積出来ても生命エネルギーそのものは蓄積出来ない。ATPの寿命は30秒しかなく、
すぐに消費されてしまう。
(5)末梢組織細胞のミトコンドリアで生成した二酸化炭素CO2が、ミトコンドリアへの酸素供給に一役買っている。
ヘモグロビンHbは酸素分圧が高い肺胞毛細血管では酸素と結合しやすくHbO2となり、pH及び酸素分圧が低く、
二酸化炭素濃度の高い末梢組織では酸素を解離しやすくなっている。pHが低く二酸化炭素が多い環境下では、
ヘム蛋白のN末端にあるバリン基に水素イオンまたは二酸化炭素が結合してヘム間相互作用を阻害する結果、
Hbと酸素との親和性が下がり、酸素を放出し、ミトコンドリアにフリーの酸素を供給する。
(6)新鮮取立て状態で酸化還元電位ORPが低く、還元酵素力の強い弱酸性の生野菜
(キュウリ、キャベツ、トマト等)には鉄含有還元酵素ヒドロゲナーゼ(Ni-Fe錯体)が含まれていると考えられる。
ヒドロゲナーゼはプロトンを還元して水素分子を生成する反応と、水素分子をプロトンと電子に分解して
還元力を生じる反応の両反応を触媒する。ただし、酵素は食するとタンパク質なので体内消化酵素で分解されてしまう。
(7) マーチン博士の鉄仮説-地球の健康回復のために:栄養分が豊富なのにかかわらず、
植物プランクトンが少ないのは、鉄分が極端に少ないか、まったく存在しないためである。
植物プランクトンの増殖には、栄養分や太陽の光とともに鉄分が必要である。
マーチンのボトル実験:海水に鉄炭ダンゴ(回収スチール缶等を加熱、中に残っているジュース等を炭化し、
鉄と炭が密着したかたまり)とクエン酸(キレート剤)を加えたものと何も加えない海水を数日間放置し
植物プランクトンの繁殖を比較し、前者の植物プランクトン数が後者の30倍になった。
腐植物質(フミン酸、フルボ酸)は生物の生命活動エネルギー産生に欠かせない鉄錯体をつくる。
http://17238147.at.webry.info/200808/article_3.html
森の木の葉が落ちて堆積し、それを土中のバクテリアが分解すると、フミン酸やフルボ酸が出来る。
これらの酸が土中の鉄と反応して、水溶性の鉄キレート錯体フルボ酸鉄となり、川を流れて海まで届き、
川や海の植物プランクトンや藻に取り入れられ、コンブやノリ、ワカメ等の海草や魚の餌となるプランクトンが繁茂する。
成人男性の体内には、約4〜5gの鉄があり、その内6〜7割が血液中に存在する。
マグネシウム仮説
人の健康回復のために:日本人の2型糖尿病発症へのマグネシウムの関与。マグネシウム
不足がインスリンの働きを悪くする。マグネシウム不足がインスリン受容体でのシグナル伝達を障害。糖代謝異常---脂質代謝異常----余剰エネルギーが中性脂肪の形で脂肪組織に蓄積---内臓の脂肪組織から分泌される物質がインスリンの働きを悪くする。
健常成人男性では,一日に100mg程度のマグネシウムが不足しているとのこと。糖尿病では、高血糖のため尿中へのマグネシウムの排泄が増え、健常成人男性以上にマグネシウムが不足してしまう。マグネシウムは多少摂り過ぎても、腎機能が正常であれば、余剰のマグネシウムは腎臓から尿中に速やかに排泄されるので、血清マグネシウム値は低下し、高マグネシウム血漿になる心配は無いとのこと。
マグネシウムには、水を引き寄せる作用があり、腸管の中の便を軟らかくし、腸管を刺激して、便通を改善する。
マグネシウムには、血管を拡張する作用や、脂肪の吸収を抑制し、TCA回路での脂肪の燃焼をサポートする等、さまざまな代謝酵素の働きを正常にする作用がある。。
マグネシウムは325種類以上の酵素の働きをサポートしている。ことに、代謝酵素のうちエネルギー産生系、解糖系とTCA回路(クエン酸サイクル)できわめて大切な働きをしている。
http://www.kek.jp/newskek/2007/sepoct/hyp.html
新崎盛紀著 直観力 講談社現代新書 1978/05
創造とは異質の素材の新しい組み合わせという4つの要素から成り立っている。
直観思考と論理思考
日本は照葉樹林文化圏に位置し、四季の移りかわりが鮮明で、山紫水明の地が多く、俳句や和歌・禅・茶道・華道・能・美術工芸などを
発展させ、叙情的な美意識と直観力を養った。
☆免疫力アップは腸内環境を整えミトコンドリアを強化する食事と運動・呼吸で!
加齢で顆粒球は増加し続けるが、胸腺由来のリンパ球は減少し、免疫システムが胸腺から腸管、肝臓等の
胸腺外分化システムに切り替わっていく。低カロリーで食物繊維と食物酵素の多い野菜や発酵食品を多く食べる
ことで腸内環境を整えると同時に、適度の有酸素運動と深くゆっくりした呼吸、糖質を控えた
カロリー制限食で細胞のミトコンドリアを活性化し、体温が高く血行の良い状態を保つことにより、
NK細胞等の胸腺外分化リンパ球を活性化し、顆粒球とリンパ球のバランスをとるよう心掛ける。奇異な言い方
になるが、カロリー制限はミトコンドリアの機能や数を増やし、エネルギー(生体エネルギーATPと体温の元になる
熱エネルギー)不足を解消する。
腸内環境を弱酸性(pH6.5以下、善玉菌、酵母菌等が産生する乳酸、酢酸、酪酸、クエン酸等の有機酸により酸性)・
還元状態(酸化還元電位ORP -250mV vs. NHE以下、バクテロイデス菌、大腸菌等日和見菌が酸性環境下で産生する
水素ガスH2とヒドロゲナーゼ等還元酵素の作用で大腸のORPが低く保たれていると考えられる)に保つ食事をすることが、
免疫力を高め体力を増強するための最低条件。
食物繊維と腸内水素産生菌で産生された水素ガス等の水素分子の作用で全身細胞の代謝酵素を活性化し
免疫力を高める。体内で生み出される酵素量は一生の量、一日の量がほぼ決まっているとのこと。食べ過ぎ、
呑みすぎに気をつけて消化酵素を節約し、睡眠をたっぷりとり代謝酵素が十分に体内で生産されるようにする。
水素分子はガン、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病等全ての病気に対する最強の予防薬・治療薬となる
可能性がある。腸内環境は皮膚表面同様外部環境と云える。腸内は水素分子で充満した還元状態で、
プラス荷電のプロトン過剰弱酸性であることが望ましい。
体内で解毒をつかさどっている肝臓も、pH 6.1-6.3の弱酸性、ORPがマイナス500mV(vs.Ag-AgCl)以下の
還元環境で、チトクロームP450等鉄含有酵素が酸素を還元活性化している。
人の腸には約100種、100兆個、約1kgもの細菌が棲んでおり、腸内細菌バランスが健康のバロメーターになっている。
特に大腸内細菌の中で約45%を占め最も多い日和見菌(善玉、悪玉優勢な方の味方になる菌)バクテロイデス菌はメインの
水素産生菌として腸内環境を-250mV vs.NHE以下の還元環境に保つ重要な働きをしている。善玉菌と呼ばれているビフィズス菌や
乳酸菌は水素を産生しないが、酢酸、乳酸等の有機酸を生成し、大腸のpHを弱酸性に保っている。これらの腸内細菌も
腸は“第2の脳”といわれる一因を担い、いずれの菌も免疫機能の強化、ホルモン、ビタミンの生成など健康にとって重要な働きをしている。
健康で長生きするためには、大腸内で最も多い日和見バクテロイデス菌に善玉菌の味方になってもらうため、善玉菌が優勢を保つよう
多量の食物繊維摂取を心掛ける等食生活に注意しなければならない。免疫力をつかさどっているのは白血球。白血球には、役割ごとに
種々の免疫細胞が含まれている。免疫細胞の細胞膜表面にある糖鎖が生命の情報管理を担っている。
腸管には白血球の約60%が集まっている。
加齢で顆粒球は増加し続けるが、胸腺由来のリンパ球は減少し、免疫系が胸腺から腸管、肝臓等の胸腺外分化システムに
切り替わっていく。中でも腸は免疫力の要であり、リンパ球が作られる場所でもある。腸内環境をととのえ、適度の運動と
深くゆっくりとした呼吸で体温が高く血行の良い状態を保ち、NK細胞等の胸腺外分化リンパ球を活性化し、白血球中の顆粒球60%、
リンパ球35%のバランスをとるよう心掛ける。腸内細菌のバランスが崩れ悪玉菌が増えると免疫力は弱まる。
ストレスや睡眠不足に注意する、食物繊維を十分に摂る、便秘にならない、腹式呼吸を行う、--等々で善玉菌を増やし、
悪玉菌を減らすことでバクテロイデス菌等の日和見菌を善玉菌の見方につけて免疫力を高める。
玄米菜食・糖質制限食、入浴、有酸素運動等で腸管免疫力を高め、ミトコンドリア細胞呼吸活性化。
水素分子は最小、最強の抗酸化物質である。血管が損傷して血流が途絶している臓器、脳梗塞で閉塞している脳へさえも、抗癌剤ビタミンC の届かないガン細胞へも、バクテロイデス菌等腸内水素産生菌により消化酵素により消化されない食物繊維等から腸で供給された水素ガスは体内全ての細胞に、容易に拡散して細胞質に到達、代謝酵素を活性化し、抗酸化作用を発揮できる。
水素分子及びマグネシウムイオン(Mg2+)は金属マグネシウムをクエン酸、酢酸等の有機酸水溶液に浸けることにより用意に生成出来る。有機酸のマグネシウム電極を使用した交流電解還元ではより短時間に大量の水素ガス及びマグネシウムイオンを生成できる。
又、マグネシウムイオンは多くの代謝酵素の補酵素であり、特にエネルギー産生系できわめて大切な働きを担っており、
マグネシウム不足は酵素の不活性化を招く。マグネシウム不足はインスリンの効きも悪くし、2型糖尿病の一つの原因となっている。
マグネシウム顆粒を使用した水素発生ミネラル・スティックを開発し、それを使った水素豊富水の飲用によって無病世界構築を目指す林秀光医師によると、水素豊富水の飲用により腸内微生物に腸内微生物本来の働きをさせることが出来るとのこと。
飲食物の酸化還元電位測定値の表に示したように、水素ガスを1、2分間通じたり、マグネシウム金属で1、2分間つつくだけで野菜のORPは低下し新鮮採りたて時の値に近づく。電子レンジで80℃以上に加熱した野菜も生野菜に近い低い酸化還元電位を示すが、熱に弱い酵素が死滅しているせいか、生野菜のような水素ガスやマグネシウム板によるorp降下は見られない。飲食物の電位を急速に下げたい時は上記のマグネシウム電極を使用したAC 30-50Vの交流電解が効果的。
高齢者の免疫系リンパ球産生系及び生体エネルギー産生系の切り替え新しく上乗せされた
免疫組織(胸腺、リンパ節,脾蔵)の副交感神経支配胸腺分化リンパ球から、主に老化によって
増える体内老廃物や異常細胞を見つけ取り除く働きをする古くからある免疫組織
(腸管、皮膚、肝臓及び涙腺、耳下腺、乳腺等・外分泌腺)の交感神経支配胸腺外分化リンパ球へ。
エネルギー産生系を細胞質解糖系からミトコンドリアTCA回路-電子伝達系へ。
人の約60兆個の細胞は、1分間に2億個の細胞が死に、あらたに2億個の細胞が作られているということだ。速いもので皮膚、胃、腸は
3、4日で、遅いもので筋肉は約7年で入れ替わるといわれている。ミトコンドリアの多い心臓の筋肉細胞と脳神経細胞は一度出来上がると、加齢につれて減る一方だと云われており、細胞分裂は起こらないが、細胞部品の交換再生は絶えずなされている。
各細胞で必要とする細胞再生のためのアミノ酸、たんぱく質、酵素、脂質、糖質等有機物生合成は植物とは異なり炭酸ガスCO2から
ではなく、産生したATPをエネルギー源として、酢酸CH3COOH、ピルビン酸CH3C(=O)COOH等からTCA cycleを含む
有機物分解の逆コースで行っている。
睡眠中、断食中にも糖新生は行われ、血糖値は維持される。 睡眠中に膜を通過してミトコンドリアから出てきたリンゴ酸、クエン酸を
材料にして細胞質(弱酸性還元環境)でグルコース、脂肪酸の生合成が行われる。
細胞の新陳代謝(細胞再生と老廃物排出)は睡眠中に行われるので、充分な睡眠時間が必要で、睡眠時間が足りないと、
細胞再生は無論、老廃物排出もきちんと行われない。各細胞のミトコンドリアは睡眠中にも基礎代謝エネルギーを産生、消費している。
細胞再生のため体内で生合成できない栄養素は必須栄養素(必須アミノ酸9種、必須脂肪酸6種、ビタミン18種、ミネラル20種)
として食事から摂るしかない。
遺伝情報を伝える核酸DNAではデオキシリボース 、RNAではリボースという糖が構成要素となっている。
我々の体にある60兆個の細胞を包む脂質二重層で出来ている細胞外膜の表面には糖鎖がびっしりと付いている。
糖鎖は1個の細胞に3万〜10万個付いているといわれている。細胞外膜上糖鎖がバクテリアやウイルス、発ガン物質などの細胞内への
侵入を防ぐ免疫チームの主役である。
糖鎖は8つの糖質の複雑な組み合わせで出来ている。米、小麦からとれるブドウ糖、牛乳から摂れる乳糖のほか、食事から摂るのが
難しく肝臓で合成されるマンノース、キシロース、フコース、N-アセチルグルコサミン、N-アセチルガラクトサミン、N-アセチルノイラミン酸の
6つの糖。
前述したように、老化や病気は細胞膜二重層脂質や細胞膜を被っている糖鎖の異常から起こるとさえいわれている。これらが正常なら、
たとえガン化した細胞が出来ても、すぐに消してしまう。
これほど重要な糖質ですが、糖質には必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルのような食物からしか摂取出来ない必須栄養素は
なく、すべて体内で生合成される。赤血球のエネルギー源はグルコースのみであるが、エネルギー源として以外にも、体内で必要な糖質は、
糖新生で充分まかなえ、食事から糖質を摂取しなければならない必然性はない。
高血糖の二大原因:1.糖質量の多い食事、2.ストレス、ストレスの長期化で交感神経緊張状態が長時間続き、いずれも血糖値を
上げる作用のある交感神経末端から分泌される神経伝達物質・アドレナリンや副腎皮質から分泌される
ステロイドホルモン・糖質コルチコイドなどの分泌が高まり高血糖状態が固定。一時的に細胞質解糖系のエネルギーサイクルが
刺激されるが、ミトコンドリア系エネルギーサイクルの機能低下でエネルギーが不足、蛋白合成の低下を招き、
やがて細胞質解糖系のエネルギーサイクル・ブドウ糖処理機能も低下し、糖尿病となる。
食後血糖値の高い人は食事糖質量を出来る限り減らし、細胞質中の酸素量を増やす努力が必要。
糖質は米・小麦澱粉、蔗糖、麦芽糖等グルコースを化学成分として含有する多糖類、二糖類は摂取後15分以内に
血糖値を上げ、2時間以内に100%グルコースに変化し血液中に、血液中から細胞膜を通過し細胞質へのグルコース移動は
インスリン分泌量に依存。グルコースは細胞質でピルビン酸に代謝されるが、細胞質中酸素量の少ないとき、ピルビン酸はミトコンドリア膜
を通過出来ず、代謝が滞り、結果細胞質中及び血液中にグルコースがあふれ、酸素運搬能の無い糖化ヘモグロビンが更に増え、
HbA1C値が上昇、細胞質中の酸素量は更に低下する。細胞質中に酸素が多いとピルビン酸はミトコンドリア外膜を通過出来、
アセチルCoAに代謝されてクエン酸回路へ、更にミトコンドリア内膜上の酸素呼吸でエネルギーに変換される。食後の血液及び細胞中の
酸素量を増やすには、食後すぐのゆったりとした有酸素運動、深呼吸が有効とのこと。タンパク質及び脂質からのアミノ酸及び脂肪酸は、
血液中から細胞膜もミトコンドリア外膜も自由に通過し、ミトコンドリア内でグルコース同様三者共通のアセチルCoAに代謝されエネルギー
となるが、食後血糖値上昇には全く関与していない。四炭糖・エリスリトール(ラカント-S及びパルスイートの主成分)及びオリゴ糖は
炭水化物であるが消化されて六炭糖・グルコースを生ずる糖質ではないので、摂取しても食後血糖値上昇に全く影響ない。しかし、
オリゴ糖の一部は腸内水素産生菌により水素H2に、三炭糖のグリセロール、炭素二個を有するエタノールもピルビン酸やアセチルCoAに
代謝されカロリー源となる。しかし、四炭糖のエリスリトールだけは代謝されず、食後血糖値上昇には無関係で、カロリーゼロとのこと。
http://www.e-kotani.com/t.pdf ←クリック
細胞質ゾル解糖系 低酸素、低体温(32℃)
酸素不足時ピルビン酸はミトコンドリア膜を通過できずNADH2+で還元されて乳酸となる。
C6H12O6(グルコース)+2NAD+ + 2ADP +
2Pi → 2C3H4O3 (ピルビン酸)+2NADH2+
+ 2H2O + 2ATP (1)
2C3H4O3 (ピルビン酸) + 2NADH2+
→ 2C3H6O3(乳酸) +2NAD+
(2)
ミトコンドリア内膜・電子伝達系 高酸素,高体温(37℃〜40℃)
酸素共存下ピルビン酸はミトコンドリア膜を通過でき、ミトコンドリアに入りクエン酸回路で水と共に脱水素されNAD+ 酸化を受ける。
2C3H 4O3+6H2O → 6CO2 +20[H]+2ATP……(3)
水もミトコンドリア・クエン酸回路ではエネルギー源として使われる。
NADH2+ あるいはFADH2のかたちで上記の反応で生成した24[H]は次にミトコンドリア内電子伝達系で酸素酸化を受ける。
24[H]+6O2 → 12H2O+34ATP…‥(4)
(1)+(3)+(4) C6H12O6+6O2+6H2O→6CO2(酸素酸化ではなくTCAサイクルで生成)+12H2O(酸素酸化により電子伝達系で
生成)+38ATP(1254 kJ)+熱エネルギー(1627 kJ)
食物繊維から腸内水素産生菌の作用で生成した水素ガスH2 も全身の細胞に浸透し、NAD+ に捉えられNADH2+となり、
電子伝達系で酸素酸化を受けて、食物栄養素同様、ATP及び熱エネルギーを産生する。
糖尿病では交換神経優位の体調に傾き、膵臓のβ細胞がAGE化されインスリン分泌機能が低下しているため、
グルコースの血中から細胞質への移動が遅い(インスリンにはブドウ糖を血液中から筋肉や脂肪細胞の中へ入れる働きがある。
インスリンの代わり運動でも筋肉細胞へブドウ糖は移動する。脂肪酸やアミノ酸は細胞膜は無論ミトコンドリア膜も自由に
通過出来る)、更に酸素運搬能の無い糖化ヘモグロビンが多いため、細胞質ゾルの酸素濃度が低く、ピルビン酸が
ミトコンドリア膜を通過してミトコンドリアに移動出来ず、乳酸、ピルビン酸及びグルコースが細胞質ゾル及び血液中にたまり、
食後高血糖が持続、酸素運搬能の無い糖化ヘモグロビンが更に増え、ミトコンドリア内膜への酸素供給も滞り、
ATP及び熱(体温)エネルギー産生が落ちている。 そこでこの状態を改善するために、糖質制限・カロリー制限食を
実行することにより、ATP及び熱(体温)エネルギー産生系を細胞質の糖質のみを消費する解糖系から、グルコース以外にも、
アミノ酸、脂肪酸、食物繊維(水素産生菌により水素分子を生成、全身に拡散)等からも解糖系を経ず、
ピルビン酸(ミトコンドリア膜をクエン酸、リンゴ酸は簡単に通過出来、ピルビン酸は酸素共存下通過出来るが不足時
通過出来ない。オキザロ酢酸は通りにくく、アセチルCoAは全く通れない。ガン細胞では細胞質に酸素が十分存在していても
ピルビン酸はミトコンドリアに移行せず、細胞質での糖質によるエネルギー産生のみが進行する)を経てTCA回路に入り、
酸素(HbA1C値が高い間はHb-O2が減少しているが)を使って効率よく熱及びエネルギー産生の出来るミトコンドリア内膜上
の電子伝達系に切り替え、糖尿病をはじめガン等多くの病気の原因となっている低酸素・低体温・高血糖からの
脱却を図る。糖質制限で体温がアップすることは確認されている。
但し、細胞への酸素運搬を司るヘモグロビンを有する赤血球にはミトコンドリアが存在せず、ミトコンドリアの機能していないガン細胞
同様、ブドウ糖(グルコース)だけを唯一のエネルギー源としている。しかし、飢餓状態でも赤血球は体脂肪等を消費し
エネルギー源グルコースを生成するのでその数は餓死寸前まで減らないとのこと。
現在、小生は自身の糖尿病とその合併症と考えられる心臓冠動脈硬化症を日本医師会、日本糖尿病学会の推奨する表1の主食を
中心とした低カロリー・低脂肪・低塩の食事療法に運動療法、薬物療法を組み合わせて治療中。今後(2011年9月1日以降)、
表1の主食が摂取カロリー18単位中の50%・9単位を占める病院の糖尿病食事指導に反するかもしれないが、
食後血糖値を下げ、HbA1C値を正常値まで下げる目的で、カロリー制限18単位(1単位=80Kcal)はそのままで、
表1の主食・糖質食品を1日9単位から3単位に減らし、その代わり表3のタンパク質、表5の脂質及び表6の野菜、海藻、
きのこ類を増やしたカロリー制限・糖質制限食・低GI値食を試みる。
http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/newpage1.htm
カロリー1440 Kcal 、表1米飯、パン、そば、中華麺、芋、かぼちゃ等、糖質の多い食品9単位(3単位×3回)、
表2 果物 1単位、表3 魚、肉、卵、ロースハム、ウインナーソーセージ、チーズ、豆腐、油あげ、納豆等タンパク質の多い
食品4単位、表4牛乳、無糖ヨーグルト等 1.5単位、表5 植物油、バター、マヨネーズ、生クリーム、ベーコン、ゴマ、くるみ、
アボガド等の油脂類 1単位、表6 野菜、きのこ、海藻類 1単位(150g×3)、砂糖、味噌、トマトケチャップ等の調味料0.6単位
加齢で交換神経支配の顆粒球は増加し続けるが、副交感神経支配胸腺分化リンパ球は減少し、免疫システムが胸腺から腸管、肝臓等の
交感神経支配胸腺外分化(腸管や肝臓等)リンパ球に切り替わっていくとのこと。腸内環境をととのえ、適度の運動と深くゆっくりした
呼吸で体温が高く血行の良い状態を保ち、NK細胞等の胸腺外分化リンパ球を活性化し、顆粒球とリンパ球のバランスをとるよう心掛ける。
しかし、同じ交感神経支配でも、顆粒球(主に好中球)は活性酸素を武器とし好気的、リンパ球は胸腺分化リンパ球、
胸腺外分化リンパ球いずれのリンパ球も活性酸素は武器とせず、水素還元環境(腸内水素産生菌により食物繊維から産生した
水素による)を好む。
腸内環境を弱酸性(pH6.5以下、善玉菌、酵母菌等が産生する乳酸、酢酸、酪酸、クエン酸等の有機酸により酸性)・
還元状態(酸化還元電位ORP -250mV vs. NHE以下、バクテロイデス菌、大腸菌等日和見菌が酸性環境下で産生する
水素ガスH2とヒドロゲナーゼ等還元酵素の作用で大腸のORPが低く保たれていると考えられる)に保つ食事をすることが、
免疫力を高め体力を増強するための最低条件。 体内で解毒をつかさどっている肝臓も特に、pH 6.1-6.3の弱酸性、
ORPがマイナス500mV(vs.Ag-AgCl)以下の還元環境である。
小生のような高齢者の場合、顆粒球及びリンパ球いずれも交感神経支配なのでそのバランスが問題となる。
顆粒球(主に好中球)による活性酸素弊害をおさえるためには、全身の細胞を充分な還元環境にするしかない。食物繊維の豊富な
玄米菜食で腸内環境を整え、腸内細菌が産生する水素ガスを全身に行き渡らせ、全身の細胞を還元状態に保ちミトコンドリアを
元気にする。活性酸素は酸素の不完全還元で生成するが、無毒の水にまで完全に還元出来るよう充分な水素及び酸素を供給し
ミトコンドリアを元気にしてやらなければならない。
高血糖により体内で産生された、AGEsは糖尿病の血管合併症の原因となる。食材から摂取されたAGEsが、人体に有害か否かは、
結論は出ていないが出来るだけ焦げをさけAGEの少ない食事を心がける。
悪玉糖化蛋白質AGE生成の最大原因である食後2〜3時間までの間に血糖値を急激に上昇させるのは糖質だけで、
タンパク質・脂質は上昇させない。糖質を制限しても、TCA-サイクル図に示した通り糖質は必須栄養素ではなく、
必要となれば体内で合成され、食品から糖質を摂取しなくても、体内で不足する心配はない。糖尿病患者ではGI値の低い
糖質食品摂取でも食後血糖値は急激に上昇する。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/
細胞再生のため体内で生合成できない栄養素は必須栄養素(必須アミノ酸9種、必須脂肪酸6種、ビタミン18種、ミネラル20種)
として食事から摂るしかない。ヒトにとっては、多価不飽和脂肪酸が必須脂肪酸である。多価不飽和脂肪酸には
ω-6脂肪酸: リノール酸 、γ-リノレン酸 、アラキドン酸 ω-3脂肪酸 :α-リノレン酸 、エイコサペンタエン酸
(EPA) 、
ドコサヘキサエン酸
(DHA) ヒトでは、次の9種類が必須アミノ酸に含まれる。 トリプトファン 、リシン(リジン) 、メチオニン 、
フェニルアラニン
、トレオニン 、バリン 、ロイシン 、イソロイシン、ヒスチジン 。
食後血糖値の上昇により生じた糖化ヘモグロビンには酸素結合能・酸素運搬能がなく、糖化ヘモグロビンが増えると、
細胞内ミトコンドリアへの酸素の供給が不十分となる。多くの病気の原因となる活性酸素は過剰酸素から生じるのではなく、
ミトコンドリアの数と機能の低下による酸素不足と酸素の不完全還元で生じるものである。
末梢組織細胞のミトコンドリアで生成した二酸化炭素CO2が、ミトコンドリアへの酸素供給に一役買っている。ヘモグロビンHbは
酸素分圧が高い肺胞毛細血管では酸素と結合しやすくHbO2となり、pH及び酸素分圧が低く、二酸化炭素濃度の高い末梢組織では酸素を
解離しやすくなっている。pHが低く二酸化炭素が多い環境下では、ヘム蛋白のN末端にあるバリン基に水素イオンまたは二酸化炭素が結合して
ヘム間相互作用を阻害する結果、Hbと酸素との親和性が下がり、酸素を放出し、ミトコンドリアにフリーの酸素を供給する。
人間の細胞に必要な栄養分は確保した上で、摂取カロリーを減らすと、細胞の動力源ともいえるミトコンドリア内部で連鎖反応が始まり、
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)と呼ばれるコエンザイム(補酵素)が増強されるのが示された。
カロリー制限食で好気的ミトコンドリア代謝が促進され、体温の上昇、酸化ストレス抵抗性の高いミトコンドリア複製が
なされ寿命が延長される。糖質制限食で体温が上昇する。糖質制限で解糖系が縮小され、主に酸素を使用するミトコンドリア内膜
に存在する電子伝達系でATP及び熱が産生されるようになり、病気の原因である低酸素、低体温から脱却できる。
ミトコンドリアの数と機能が寿命の長さを決定する。
カロリー制限によって活性化される長寿遺伝子サーチュインはミトコンドリアの機能強化遺伝子の可能性もある。
カロリー制限で嫌気的解糖系代謝は低下し、好気的ミトコンドリア代謝が促進され、その結果産生される補酵素NAD+が長寿遺伝子
サーチュインを活性化、さらにミトコンドリア新生の転写因子PGC-1蛋白質を活性化、酸化ストレスの低減を伴う
ミトコンドリア新生がなされ寿命が延長されるものと考えられる。
一つの細胞内に中心核は一つで、その中に一つの核DNAが存在する。一つの細胞内にミトコンドリアが100個から10万個
存在し、それぞれのミトコンドリアには細胞核のDNAとは異なるミトコンドリアDNAと呼ばれる母系(女性の卵子は
ミトコンドリア系生命体で、卵子には、1細胞あたり10万個のミトコンドリアが入っているが、男性の精子は細胞分裂で
どんどん増えていく無酸素解糖系生命体で、男性の精子には1細胞あたり100個弱のミトコンドリアしか入っていない)の
DNAが一つのミトコンドリアごとに5個から10個づつ存在し、細胞核のDNA とは別に独立して自己複製している。
人は約60兆個の細胞から成りたっており、一人の人間には兆の上の京の単位のミトコンドリアが存在、細胞とは別の生命体
としてミトコンドリア自身常に分裂し新しいものと入れ替わっている。一方、ミトコンドリアは近くにある細胞核の細胞分裂を
抑制する。心筋のようなミトコンドリアの多い細胞の核は分裂が遅いか全くせず、ガン化しにくい。分裂してどんどん増えていく
精子と違い、ミトコンドリアの多い卵子は生まれた時に生涯使う300個が用意されていてそれ以上は分裂増加出来ない。
分子生物学者の福岡伸一によると、生命とは、絶え間ない流れの中にある動的なもので、全身の細胞は一つの例外もなく、
動的平衡状態にあり、日々、壊され、更新されており、細胞の分裂の起こらないとされている心臓や脳でさえも、
個々の細胞の中身はどんどん壊され、新しい分子に置き換えられているとのこと。
ミトコンドリアDNAは細胞核内にある本来のDNAと異なり、活性酸素が最も漏出しやすいミトコンドリアマトリックス内に
無防備なむき出しの状態で存在している。しかし、糖質、脂質からのエネルギー獲得を控えたカロリー制限下、蛋白価を考慮した
高栄養スローフードのスロー食事(よく噛み、時間をかけてゆっくりと食事)をし、適度の有酸素運動(ミトコンドリアの多い
遅筋をウオーキング等で鍛える運動)を行うことにより、ミトコンドリアはフル回転多くのATPエネルギーを産生し、
分裂も多くなり酸化ストレス抵抗性の強い細胞に優しいミトコンドリア複製が盛んになる。
糖質を控えたカロリー制限は、多くの病気の原因となるコラーゲン崩壊(糖化グローミュー、糖化ヘモグロビン、糖化コラーゲン生成)を
防ぐことにより、酸素の供給を活発にし、活性酸素の産生を抑えながら、酸素を使ってATPエネルギーを産生するミトコンドリアの機能と数
を増やし、体温を上げ、老化を遅らせる。
40歳すぎて健康を維持するためには、無酸素解糖系の生活(ファーストフード食、食べ過ぎと速筋運動)から有酸素ミトコンドリア系優位
の生活(スローフード食、糖質を控えたカロリー制限食と遅筋運動)に変更すること。
☆
糖化と酸化
老化の進行及び糖尿病とその合併症等多くの病気を防ぐには、その最大原因、食後1時間の時点で高血糖状態になり糖化ヘモグロビや糖化コラーゲン等糖化蛋白質AGEが生成するのを押さえる食事、従来のカロリー制限食に加え、糖質制限食を!
水H2O以外は酢酸CH3CO2H、クエン酸C6H8O7、エタノールC2H5OHは無論、食物繊維(バクテロイデス菌等腸内水素産生菌により水素ガスH2に)さえもカロリー源となる。血液中の炭酸ガスCO2もHb-O2に作用してヘモグロビンHbから酸素O2を切り離しミトコンドリア内に酸素O2を供給、ATPや熱等エネルギー産生に一役買っている。
生体内タンパク質(ヘモグロビン、悪玉コレステロールLDL、コラーゲン等)の糖化が活性酸素の生成を誘発、酸化が進行し
老化、病気の最大原因となる。
血糖グルコースのアルデヒド基とたんぱく質のアミノ基が結合糖化(メイラード反応)して糖化LDL等の糖化蛋白質を生成、
最終的にAGE-LDL等のAGEsと呼ばれる産物となるが、その過程で活性酸素を生成、酸化LDL等の酸化物を生成する。
ミトコンドリアは生命エネルギーを作り出す細胞内の器官。
生命活動のエネルギー原料は蓄積出来ても生命エネルギーそのものは蓄積出来ない。ATPの寿命は30秒しかなく、
すぐに消費されてしまう。一方現在問題の電気エネルギーは発電システムだけでなく大容量蓄電システム充電池の開発が必要。
健康維持にはミトコンドリアへの充分なエネルギー源(充分な酸素とその水への完全な還元に必要な水素、電子)の供給が重要。
細胞質解糖系が使える栄養(水素源)は糖質のみであるが、ミトコンドリアは糖質はもちろん、たんぱく質や脂質の水素源も
使って大量の生体エネルギー(ATPと熱)を産生している。
生体エネルギー代謝ではエネルギー源の他,代謝協力者として蛋白質合成に必要な必須アミノ酸、ナトリウム,カリウム、
カルシウム、塩素、燐酸の他、代謝酵素の活性中心となるMg2+、Mn2+、Zn2+、Cu2+、Fe2+等の二価の陽イオン、
補酵素成分であるビタミンB群等が必要である。
食後血糖値の上昇により生じた糖化ヘモグロビンには酸素結合能・酸素運搬能がなく、糖化ヘモグロビンが増えると、
細胞内ミトコンドリアへの酸素の供給が不十分となる。多くの病気の原因となる活性酸素は過剰酸素から生じるのではなく、
ミトコンドリアの数と機能の低下による酸素不足と酸素の不完全還元で生じるものである。
糖化蛋白質AGE(糖化グローミュー、糖化ヘモグロビン、糖化コラーゲン,糖化・酸化LDL悪玉コレステロール等)生成、
コラーゲン崩壊を防ぐことにより、細胞への酸素の供給を活発にし、酸素を使ってATPエネルギーを産生するミトコンドリアの機能を
活性化し体温を上げ、一方で還元酵素による電子の供給を充分にし、不完全な酸素の還元で生ずる活性酸素の産生を抑え、
病気及び老化を防ぐことが出来る。
☆
還元系(水素伝達系 と 電子伝達系)
糖化蛋白質AGE(糖化グローミュー、糖化ヘモグロビン、糖化コラーゲン,糖化・酸化LDL悪玉コレステロール等)生成、コラーゲン崩壊を防ぐことにより、細胞への酸素の供給を活発にし、酸素を使ってATPエネルギーを産生するミトコンドリアの機能を活性化し体温を上げ、一方で還元酵素による電子の供給を充分にし、不完全な酸素の還元で生ずる活性酸素の産生を抑え、病気及び老化を防ぐことが出来る。
ミトコンドリアは生命エネルギーを作り出す細胞内の器官。
生命活動のエネルギー原料は蓄積出来ても生命エネルギーそのものは蓄積出来ない。ATPの寿命は30秒しかなく、すぐに消費されてしまう。
糖化タンパク質AGEの生成がミトコンドリア機能の低下をもたらし、老化、病気の原因となる。
健康維持にはミトコンドリアへの充分なエネルギー源(充分な酸素とその水への完全な還元に必要な水素、電子)の供給が重要。細胞質解糖系が使える栄養(水素源)は糖質のみであるが、ミトコンドリアは糖質はもちろん、たんぱく質や脂質の水素源も使って大量の生体エネルギー(ATPと熱)を産生している。
生体エネルギー代謝ではエネルギー源の他,代謝協力者として蛋白質合成に必要な必須アミノ酸、ナトリウム,カリウム、カルシウム、塩素、燐酸の他、代謝酵素の活性中心となるMg2+、Mn2+、Zn2+、Cu2+、Fe2+等の二価の陽イオン、補酵素成分であるビタミンB群等が必要である。
食後血糖値の上昇により生じた糖化ヘモグロビンには酸素結合能・酸素運搬能がなく、糖化ヘモグロビンが増えると、細胞内ミトコンドリアへの酸素の供給が不十分となる。多くの病気の原因となる活性酸素は過剰酸素から生じるのではなく、ミトコンドリアの数と機能の低下による酸素不足と酸素の不完全還元で生じるものである。
ミトコンドリアの質を良くし、数を増やすには、空腹感とややきつめの有酸素運動が有効。
糖化蛋白質AGE(糖化グローミュー、糖化ヘモグロビン、糖化コラーゲン等)生成、コラーゲン崩壊を防ぐことにより、細胞への酸素の供給を活発にし、酸素を使ってATPエネルギーを産生するミトコンドリアの機能を活性化し体温を上げ、一方で還元酵素による電子の供給を充分にし、不完全な酸素の還元で生ずる活性酸素の産生を抑え、病気及び老化を防ぐことが出来る。
ヘモグロビンの糖化が原因で起こる細胞への酸素供給の不足とミトコンドリアの機能(水素と酸素を
使って生体エネルギーATPを産生)低下による酸素不足(酸素過剰ではなく)とその不完全還元が
活性酸素を発生、老化や病気をもたらす。
ブドウ糖の場合:
C6H12O6
+ 6H2O + 10NAD+ + 2FAD → 6CO2 + 4ATP +10NADH2+ + 2FADH2
細胞質水素伝達解糖系で2NADH2+ + 2ATP 、ミトコンドリア水素伝達TCA回路で
8NADH2+ + 2FADH2 + 2ATP 、ミトコンドリア電子伝達系で細胞質及びミトコンドリアTCA回路で生成した
10NADH2+ 、2FADH2の酸化的リン酸化により30ATP+4ATP =34ATPを生成。生体エネルギーATPは
主にミトコンドリア電子伝達系で生成される。ブドウ糖1分子からの生成エネルギーの内分け
38ATP 43.5 % 1254
kJ mol-1(約300 kcal mol-1) 、残り 56.5% 1627 kJ mol-1(約390
kcal mol-1)
が熱エネルギー(体温上昇)に。
NAD+/NADH2+ の標準酸化還元電位E0 は-318 mV vs.NHE(−540 mV vs. Ag-AgCl)/pH 7.0
ナイアシン、ビタミンB3はNAD+ 、ビタミンB2は FADの構成成分。
病気の主原因=ヘモグロビン鉄と結合しミトコンドリアへ運ばれた酸素O2の不完全還元で
OH·radical 、過酸化水素H2O2等活性酸素を生成、活性酸素による細胞の酸化損傷
(但し、コラーゲン生成、発芽等では活性酸素が必要)。
元気で健康な生活=各細胞ミトコンドリアへの充分な酸素の供給と各細胞ミトコンドリア及び
細胞質還元環境が整備されている=1)ミトコンドリアへの充分な酸素O2の供給とミトコンドリア
での完全還元(酸素の不完全還元物である活性酸素の生成は必要最小限に抑えられ、
無害最終還元産物水H2Oを生成)による充分な生体エネルギーATPと熱エネルギー(体温
上昇)の生成 2)細胞質での還元による細胞成分と細胞の再生。
酸化型が水素引き抜き - 大腸内水素産生菌によって食物繊維から産生された水素分子及び
ミトコンドリア外細胞質中解糖系とミトコンドリア内TCA回路で有機栄養素から酸化型のNAD+、FAD 、FMN等
水素伝達系補酵素及び助酵素CoQ10等により引き抜かれた水素はNADH2+、FADH2等として蓄えられ、
ミトコンドリア内電子伝達系(呼吸鎖)でプロトン流と電子流に分けられ、ATPエネルギーに変換される。
ビタミンB群のうちナイアシン(ニコチンアミド・ビタミンB3)はピリジンヌクレオチド助酵素NAD+、NADP+
の構成要素となっている。
還元型が水素供与 - ビタミンB群の中のビタミンE、Cと共に生体内酸化還元に関与している
リボフラビン・ビタミンB2(フラビン助酵素FMN、FADの構成要素)はコラーゲンの形成に重要なビタミンCを還元型に
復活させる重要な働きを担っている。ビタミンE、ビタミンC及びビタミンB2等は抗酸化ビタミンとして相互に協力して
働いている。コラーゲンが老化、変質すると細胞の再生がスムースに進行しないことが分かっている。
有酸素ミトコンドリア解糖系では有機栄養素や食物繊維 ›CH2からの水素だけでなく、間接的ではあるが水H2Oの
水素も(例えばTCA回路で、フマル酸にH2Oが付加してL-リンゴ酸となり、L-リンゴ酸がNAD+で脱水素酸化されて
オキザロ酢酸とNADH2+を生成する過程等)ATPエネルギー源として利用される。
有機栄養素 ›CH2 → NADH2+ → e-
+ H+ + NAD+ → ATP
↑
及び食物繊維 ›CH2 → H2
☆
酸化還元電位の測定
http://pics.livedoor.com/u/ekotani/
水出し茶(番茶、煎茶、麦茶、そば茶、ほうじ茶、ウーロン茶、黒ウーロン茶、紅茶、黒豆茶、
大豆茶、小豆茶、トウモロコシ茶、玄米茶、根昆布茶、ショウガ茶、コーヒー豆茶、ヤーコン茶、桑の葉茶、
グアバ茶等)の還元作用と血糖降下作用。
水出し茶・煎茶茶殻水浸液の強い還元作用 。ORPの低い水は大腸に早く到達し、腸内還元環境を
整える。同じ量の水素を通じても電位降下は液によって異なり、2分間水素ガスを通じて、きゅうりのように直ちに
ORP−500mV以下を示す液と浄水のように−100mV位までしか下がらないものとがある。上記の茶・茶殻以外にも、
えごま、そばの実、白米、発芽玄米、玄米、十六穀等雑穀粒、全粒粉、うるち米粉、米ぬか、きな粉、炒り豆(小豆、
大豆、黒豆、コーヒー豆等)を1日以上水につけた水浸液も−500mV以下のORPを示す。りんごの絞り汁のORPは
比較的高く+180mVであったが搾りかすを1日水に浸けた水浸液は−416mVと茶殻同様に低いORPを示した。
とりわけ、水出し黒豆茶は1日水浸で−550mV以下の低いORPを示すが、番茶や煎茶でみられた茶殻使用
での電位降下はみられなかった。黒豆茶には苦味、渋味が無いのでコーヒーと混ぜ電子レンジで温めて
ORP −400mV以下の温かいコーヒーが飲める。番茶、煎茶の茶殻に冷コーヒーを浸してもORP −400mV以下の
コーヒーが得られる。コーヒー豆を沸かさないで、1日以上水浸しても−500mV以下の低電位コーヒーが得られ
電子レンジで温めても電位は低いまま保たれている。
根昆布は煮沸温浸したものも水浸したものも1日以上室温放置でマイナス520mV以下の低電位を示す。
根昆布の水浸液からは水素ガスの発生が目立つ。
糖尿病の内服薬の一種に小腸で作用し、糖の吸収を遅らせる薬、α-グルコシダーゼ阻害薬がある。
α-グルコシダーゼ阻害薬に心筋梗塞や脳梗塞を防ぐ効果のあることが突き止められており、その
メカニズムは、α-グルコシダーゼ阻害薬を服用すると、大腸内で還元力の強い水素ガスが発生し、
その水素ガスが活性酸素の害を打ち消すことが判明している。小腸で澱粉がグルコースに消化されて
血液中に吸収されるのを遅らせ、消化されず大腸まで届いた食物繊維等の多糖体ともども
バクテロイデス菌等の腸内水素産生菌によって水素ガスが発生する。
水出し四番茶:不思議なことに室温で1日以上水浸したものはα-グルコシダーゼ阻害作用があり、
有効成分は水溶性ポリサッカライドで糖の体内吸収を抑えるとのこと。
更に不思議なことに、秋摘み煎茶或いは番茶を室温又は冷蔵庫で約24時間・一日以上水浸し
ORP−500mV以下の電位の低い茶を飲みきった後の茶殻をORP
+250mV以上の冷水とか市販の
冷茶に浸けたものも短時間でORPが−500mV以下となり、茶殻は10日間以上十数回繰り返し使っても
強いORP降下作用が認められた。この還元性はカテキンに基づくものではなく、茶葉や茶殻を
熱湯処理したものにはこの還元性は認められない。この茶殻の強い還元性に基づく強い防腐作用と
浸透作用の応用範囲は広い。
番茶同様に血糖降下作用の認められているヤーコン茶は水出し、湯出しいずれでも茶葉を浸けて
12時間・半日位室温で放置しておくと強い苦味を有し、ORP−500mV以下のお茶が得られる。
ヤーコン茶殻も茶殻を再び水浸するとORPの低い水浸液が得られる。
血糖降下作用の認められている桑の葉(庭の桑の木からの取りたて)もよく水洗し刻んで
水道水に浸け室温で5時間も経つと、その水浸液のORPは−520mVを示した。熱湯抽出をした桑の葉
抽出液のORPは+200mV以下にはならなかった。桑の葉成分デオキシリノジリマイシンは
α-グルコシダーゼ阻害剤として作用し、小腸での糖の吸収を抑え、大腸内で水素ガスを発生、
ORPを下げる。
紅茶も水で一日浸出した液はORP−476mVを示した。
水出しウーロン茶、水出し黒ウーロン茶も1日でORP−520mVを示した。
番茶、煎茶、麦茶、蕎麦茶、ほうじ茶、ウーロン茶、黒ウーロン茶、黒豆茶、コーヒー豆茶、紅茶、蕎麦茶、
昆布茶、生姜茶、グアバ茶、ヤーコン茶、桑の葉茶等いずれも1日水浸液はORP −500mV以下を
示したが、アルコール濃度25°の焼酎、50°のウイスキー、アルコール濃度35°のホワイト・リッカ―
による抽出ではいずれの茶も室温で数日経過してもその抽出液のORPは
+200mV以上でマイナスの
酸化還元電位を示さなかった。しかし、焼酎やウイスキーを電位の低い茶水浸液で薄めた水割りは
加温しても低い電位を示す。この事実は、これらの茶及び茶殻による水浸液の電位降下は熱、
アルコールに弱い微生物によって産制される水素ガス以外の水溶性物質によるものと考えられるが
定かでない。一旦電位の下がった茶水浸液は熱しても電位は上昇せず低い電位を保っている。また、
電位の低い水溶液は室温で数日経ても腐敗しない。不思議なことに、小豆茶や韓国のペットボトル入り
トウモロコシのヒゲ茶はペットボトルの栓を開け空気を入れて1日放置するとORPは-500mV以下に
下がる。市販トウモロコシ生スリ汁は弱酸性pH 6.4で低いORP -533mVを示す。似た電位降下現象に
稲藁など有機物のある水田にたん水すると微生物によって還元が進み20日位でpHが1以上
(5.5から6.5位まで)上昇し、酸化還元電位が500mV位降下し、ORPが−200mV
vs Ag-AgCl位まで
下がる現象が知られている。
茶殻による電位降下には少なくとも半日(10〜12時間)以上の時間がかかるので、急ぐ場合には
下記のマグネシウム金属を使用した交流電解が薦められる。
口から取り入れられた水は食道や胃あるいは小腸から吸収されることはなく、その90%まで
が大腸に達してからはじめて吸収される。
中性pH7.0で酸化還元電位の高いORP=+550mV vs. NHEの水道水を飲んだ場合は、
食道や胃、腸で徐々に還元されて、電位(ORP)が次第に下がっていく。
胃の中でORP=+150mV(pH=2)位になると、胃から十二指腸へ移動し、ORP=−50mVに
達する。さらに小腸を経て盲腸へ移動しでほぼORP=−200mVになる。大腸に達してはじめて
pH5.6、 ORP=−250mV vs.NHE(−472mV vs.
Ag-AgCl)となり体内(血液中)に吸収される。
はじめからORPの低い水を飲んだ場合は、短時間で大腸に達し吸収される。
本論でいう実測酸化還元電位ORPは標準酸化還元電位 E0とは異なるので注意。例えばグルコースの
E0は水素水の−0.42Vに近く−0.404V vs.SHEであるが、純粋のグルコースを浄水に溶かした溶液の
ORPは浄水のORPとほとんど変わらず+0.34V vs.
Ag-AgClであった。
☆ 交流電解還元 ←クリック
不思議なことにマグネシウム電極を使用した交流電解では酸化反応は進行せず、還元反応のみが
急速に進行し液の電位が下がる。白金電極を使用した交流電解では酸化も還元も進行せず、
熱の発生のみ。
マグネシウム電極を使用した短時間(AC 50V で1分/200ml)の交流電解でpH 6〜7の弱酸性で
浸透性が高く吸収力の良い、ORP=−400mV vs. Ag-AgCl以下の低電位で抗酸化力を有する
スポーツドリンク、コーヒー、緑茶、野菜ジュース等の還元飲料が容易に出来る。
クエン酸+ビタミンC(1:1)約500mgを溶かしたORP=+760mVの水道水500mlを室温21℃、70Vで
5分間マグネシウム電極を使用し交流電解すると、わずかな気泡発生と温度上昇を伴い、塩素も
トリハロメタンも除去された24℃の弱酸性pH=5.0でORP−250mV以下のさわやかな弱酸性還元水が
得られる。クエン酸を主成分とする天然レモン果汁てもOK。ただし、クエン酸はミトコンドリア中では
エネルギーATPに変換されるが、摂りすぎると後述のようにミトコンドリア外細胞質中で中性脂肪に
変換されるので注意。
マグネシウム電極を使用した交流電解液の強い還元力に基づく防腐力と高い浸透性を応用して
おいしい野菜の浅漬 を作ることが出来る。
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マグネシウム顆粒を使用した水素発生ミネラル・スティックを開発し、それを使った
水素豊富水の飲用によって無病世界構築を目指す林秀光医師によると、
水素豊富水の飲用により腸内微生物に腸内微生物本来の働きをさせることが
出来るとのこと。
飲食物の酸化還元電位測定値の表に示したように、水素ガスを2分間通じたり、
マグネシウム金属で2分間つつくだけで野菜のORPは低下し 新鮮採りたて時の値に
近づく。飲食物の電位を急速に下げたい時は上記のマグネシウム電極を使用した
AC 30-50Vの交流電解がよい。
☆ 生活習慣病対策 ←クリック
鮮度と酸化還元電位 ←クリック
水素分子はガン、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病等全ての病気に対する
最強の予防薬・治療薬となる可能性がある。水素分子は最小、最強の
抗酸化物質・還元剤であり、水素が還元した後に出来る酸化物は無害の水。
人の約60兆個の細胞は、1分間に2億個の細胞が死に、あらたに2億個の細胞が作られていると
いうことだ。速いもので皮膚、胃、腸は3、4日で、遅いもので筋肉は約7年で入れ替わるといわれている。
ミトコンドリアの多い心臓の筋肉細胞と脳神経細胞は一度出来上がると、加齢につれて減る一方だと
云われており、細胞分裂は起こらないが、細胞部品の交換再生は絶えずなされている。
誰でも毎日数千個のガン細胞が生まれている。ただし、ミトコンドリアのエネルギー代謝、新陳代謝が
活発で、腸内細菌フローラが健全で腸内が弱酸性・還元環境にあり、体温が36.5度以上で、
リンパ球による免疫力が癌に勝っている間は増殖しない。
健康な人の平熱は36.5度〜37.1度で、平熱が36度以下の人は免疫力がかなり低下している。
体温が低いとガン細胞が元気になる。
体温を維持する熱はミトコンドリアでの有酸素代謝で産生される。
炭素を含む有機栄養素よりミトコンドリア内TCA-Cycleで水素を取り出すときに二酸化炭素が排出され、
それが水に溶解して生じた炭酸H2CO3と共に、弱酸性下HbO2に作用してヘモグロビンHbから酸素O2を
切り離しミトコンドリア内に酸素を供給する。ミトコンドリア内で有機栄養素-CH2-と酸素からNADH2+
(NAD+ +H2)と共に産生される炭酸ガスがその細胞への酸素供給に一役買っている。
水素分子は最小、最強の抗酸化物質である。血管が損傷して血流が途絶している臓器、脳梗塞で
閉塞している脳へさえも、抗癌剤ビタミンC の届かないガン細胞へも、バクテロイデス菌等
腸内水素産生菌により消化酵素により消化されない食物繊維等から腸で供給された水素ガスは体内
全ての細胞に、容易に拡散して細胞質に到達、抗酸化作用を発揮できる。腸内細菌により生成された
水素分子は細胞質で無酸素解糖系で産生される水素と等価である。一方、水素分子の保存は難しく
水素を通さないものはアルミニウムくらいであるが、水素水をアルミ缶に保存しても長持ちしない。
嫌気的解糖系細胞質で C6H12O6 → 2C3H4O3(pyruvic acid)+4[H]+2ATP
水素分子はガン、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病等全ての病気に対する最強の予防薬・治療薬となる
可能性がある。腸内環境は皮膚表面同様外部環境と云える。腸内は水素分子で充満した還元状態で、
プラス荷電のプロトン過剰弱酸性であることが望ましい。
加齢で顆粒球は増加し続けるが、胸腺由来のリンパ球は減少し、免疫システムが胸腺から腸管、肝臓等の胸腺外分化システムに
切り替わっていく。腸内環境をととのえ、適度の運動と深くゆっくりした呼吸で体温が高く血行の良い状態を保ち、NK細胞等の胸腺外分化
リンパ球を活性化し、顆粒球とリンパ球のバランスをとるよう心掛ける。
腸内環境を弱酸性(pH6.5以下、善玉菌、酵母菌等が産生する乳酸、酢酸、酪酸、クエン酸等
の有機酸により酸性)・還元状態(酸化還元電位ORP -250mV vs. NHE以下、
バクテロイデス菌、大腸菌等日和見菌が酸性環境下で産生する水素ガスH2とヒドロゲナーゼ等
還元酵素の作用で大腸のORPが低く保たれていると考えられる)に保つ食事をすることが、
免疫力を高め体力を増強するための最低条件。
体内で解毒をつかさどっている肝臓は特に、pH 6.1-6.3の弱酸性、ORPがマイナス500mV(vs.Ag-AgCl)
以下の還元環境で、チトクロームP450等鉄含有酵素が酸素を還元活性化している。
人の腸には約100種、100兆個、約1kgもの細菌が棲んでおり、腸内細菌バランスが健康のバロメーターに
なっている。特に大腸内細菌の中で約45%を占め最も多い日和見菌(善玉、悪玉優勢な方の味方になる菌)
バクテロイデス菌はメインの水素産生菌として腸内環境を-250mV vs.NHE以下の還元環境に保つ重要な働きをして
いる。善玉菌と呼ばれているビフィズス菌や乳酸菌は水素を産生しないが、酢酸、乳酸等の有機酸を生成し、
大腸のpHを弱酸性に保っている。これらの腸内細菌も腸は“第2の脳”といわれる一因を担い、いずれの菌も
免疫機能の強化、ホルモン、ビタミンの生成など健康にとって重要な働きをしている。健康で長生きするためには、
大腸内で最も多い日和見バクテロイデス菌に善玉菌の味方になってもらうため、善玉菌が優勢を保つよう多量の
食物繊維摂取を心掛ける等食生活に注意しなければならない。免疫力をつかさどっているのは白血球。白血球には、
役割ごとに種々の免疫細胞が含まれている。免疫細胞の細胞膜表面にある糖鎖が生命の情報管理を担っている。
腸管には白血球の約60%が集まっている。
我々人間は、植物のように無機物である水OH2の水素をエネルギー源には出来ないが、
有機物-CH2-の水素をエネルギー源とし、共生細菌の力を借りて、細菌の子孫である
ミトコンドリアで、酸素呼吸により生体仕事エネルギーATP(体内で必要なエネルギーを
供給する際の通貨として細胞質に貯蔵されている)と熱エネルギーを産生、生命活動を営んで
いる。有機物の仕事エネルギーATPへの変換効率は40%程度で、半分以上は熱となり体温調節に
使われる。特に褐色脂肪細胞は脂肪を燃やして大量の熱を発生している。体温を1度上げれば
免疫力が5∼6倍になるといわれている。
末梢組織細胞のミトコンドリアで生成した二酸化炭素CO2が、ミトコンドリアへの酸素供給に一役買っている。
ヘモグロビンHbは酸素分圧が高い肺胞毛細血管では酸素と結合しやすくHbO2となり、pH及び酸素分圧が低く、
二酸化炭素濃度の高い末梢組織では酸素を解離しやすくなっている。pHが低く二酸化炭素が多い環境下では、
ヘム蛋白のN末端にあるバリン基に水素イオンまたは二酸化炭素が結合してヘム間相互作用を阻害する結果、
Hbと酸素との親和性が下がり、酸素を放出し、ミトコンドリアにフリーの酸素を供給する。
☆ 体液・臓器の酸化還元電位ORPとpH
我々の人体を構成する体液、臓器の酸性度(pH)と酸化還元電位(ORP)に関しては、唾液と尿及び
血液は弱アルカリ性で、特に測定の容易な入口と出口にある唾液と尿のpH及びORP値は健康状態の
指標となる。食道はpH6.5程度の弱酸性で−400mV
vs. Ag-AgCl以下の低い酸化還元電位を有している。
胃もpH2以下の強酸性でありながら−300mV以下の非常に低い酸化還元電位を有している。
腸(−200mV以下)や肝臓(−300mV以下)も弱酸性で非常に低い酸化還元電位を有する還元環境で、
酸素を還元して活性化し食物や薬物を水酸化し水溶性にする代謝の一部を担っている。
http://www.s-water.com/virtual_html/mainasuion.html
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hbellcom/Hbellcom2-34.htm
中山栄基さんの著書「長生き食品 早死に食品」(プレジデント社)によると、豚の生でも
食道 −417mV vs.Ag-AgCl(−211mV vs.NHE)、胃 −311mV、小腸 −246mV、大腸 −4mV、
肝臓−311mV、腎臓 −169mVと云ういずれもマイナスの低い測定結果が出ている。
口から摂り入れられた水は、最初から酸性で電位が低いと早く大腸に達し、腸管から吸収されて
血液中に入り、全身60兆個の細胞内に細胞内液として吸収されていく。
中性pH7.0で酸化還元電位の高いORP=+550mV vs. NHEの水道水を飲んだ場合は、食道や胃、
腸で徐々に還元されて、電位(ORP)が次第に下がっていく。胃の中でORP=+150mV(pH=2)位に
なると、胃から十二指腸へ移動し、ORP=−50mVに達する。さらに小腸を経て盲腸へ移動しで
ほぼORP=−200mVになる。
大腸に達してはじめてpH5-6、 ORP=−250mV vs.NHE(−472mV
vs. Ag-AgCl)となり
体内(血液中)に吸収される。
口から取り入れられた水は食道や胃あるいは小腸から吸収されることはなく、その90%までが
大腸に達してからはじめて吸収される。
大腸も善玉菌が優勢なら弱酸性で日和見菌の水素産生も盛んで低電位還元環境となるが、悪玉菌が
優勢だとアンモニアやスカトール等のガス発生が盛んでアルカリ性となり還元環境でなくなる。
酸性で−472mV vs. Ag−AgCl以下の電位の低い還元水は胃に留まらない。還元水だと一度に2リットル位飲んで、
いきなり走りだしても、胃の中で水がドポンドポンと音を立てることもない。但し吸収が早いのですぐに尿意を催す。
☆
健康回復・細胞再生は主に細胞質で乳酸酸性還元環境下に!
本ブログ最初の図を参照
細胞再生は細胞全体が移動する細胞移動だけでなく、細胞分裂や細胞部品交換も主に
細胞質において還元環境下で行われている。
疲労物質と呼ばれている乳酸刺激により開始される蛋白合成、筋肉増強、細胞再生
乳酸:酸素不足時嫌気的解糖系 (細胞質ゾル)でピルビン酸がNADH2+により還元されて、腸内乳酸菌の作用でオリゴ糖、
炭水化物、食物繊維より、血流制限下スロトレ、加圧トレ等で生成。乳酸の刺激で大量の成長ホルモンが分泌され、蛋白質を合成、
筋肉を増強。更に、インスリン様成長ホルモンIGF-1が分泌され血糖値を下げる。脂肪細胞中の中性脂肪の分解促進。腸を弱酸性、
還元環境に保ち腸管免疫増強。
クエン酸:ミトコンドリアでは酸化されエネルギー産生、ミトコンドリア外細胞質では還元反応で脂肪酸が合成され、
中性脂肪が蓄積。
リンゴ酸:ミトコンドリアでは酸化されエネルギー産生、ミトコンドリア外細胞質では還元反応でグルコース等
糖質が合成される。
睡眠中、断食中にも糖新生は行われ、血糖値は維持される。 睡眠中に膜を通過してミトコンドリアから
出てきたリンゴ酸、クエン酸を材料にして細胞質(弱酸性還元環境)でグルコース、脂肪酸の生合成が行われる。
また睡眠中、成長ホルモンが働き、細胞核DNA及びミトコンドリアDNAの設計図に従い、それぞれ細胞質ゾル中
及びミトコンドリア・マトリックス中のRNA、アミノ酸を使って、リボゾームで蛋白合成がなされ、蛋白質は細胞質に
放りだされる。この後、何の指示で、蛋白質に糖鎖が付けられ、細胞構造が組み立てられるのかは現在も謎のままで
細胞の再生、体の修復が行われる。それには多くの病気の原因となっているコラーゲン崩壊を起こしていない健全な
コラーゲン蛋白質やヒアルロン酸等ムコ多糖類、ビタミン・ミネラル類も必要である。
乳酸は細胞質内及び血液中で活動しており、固形重合乳酸は機能活性型乳酸・健康食品として糖尿病、ガン等の治療に
活用されている。
オキザロ酢酸がミトコンドリア膜を通って細胞質へ出る速さは非常に遅く、オキザロ酢酸は一旦NADH2+で
水素付加還元されリンゴ酸となってミトコンドリアから出てゆき、細胞質内で再びNAD+で脱水素酸化され
オキザロ酢酸となりホスホエノールピルビン酸を経てグルコースへと変化していく。クエン酸は容易にミトコンドリア膜を
通って細胞質内に出て行き、アセチルCoA,、アシルCoAを経て脂肪酸に変化する。
エネルギー代謝に必要な関係の深い栄養素として、蛋白質生合成のための必須アミノ酸、代謝酵素の活性中心を
形成するMg2+、Fe2+、Mn2+、Zn2+、
Cu2+等の二価陽イオンの他ナトリウム、カリウム、カルシウム、塩素、燐酸等の
必須ミネラル、補酵素成分で基を運ぶ働きをするビタミンB群(チアミンB1、リボフラビンB2、ニコチンアミド-水素を
運ぶNAD+、NADP+、ピリドキシンB6、パントテン酸-アシル基を運ぶCoA、葉酸、B12、ビオチン)、その他
ビタミンC、 E 、D 、A 、K 及び必須脂肪酸(リノール酸、リノレン酸)等が必要である。
絶食していても血糖はほとんど低下しない。中性脂肪から外れて出来るグリセロールや蛋白質からのアミノ酸も糖を
作る材料となる。体を修復する成長ホルモンは熟睡している睡眠の前半に多く分泌され血糖値を上げるが、
インシュリンの分泌は夜から朝にかけて低下するので、特に、カロリー制限のわりに空腹時血糖値が下がらない
場合は、インシュリンの分泌を促す糖尿病薬は時間医学に従い、朝ではなく、夜飲んだ方が効果が上がると云われている。
☆
最小、最強の抗酸化物質・還元剤水素H2はミトコンドリア活性を高め免疫力
・体力を増強、糖質、脂肪燃焼を促進する
消化・吸収されたグルコース、アミノ酸、グリセロール等の食物栄養素は酸素と共に血液を通して全身の
各細胞細胞質に運ばれ、脱水素酸化を受けピルビン酸となり、酸素共存下(酸素不足時は膜を通過出来ず
乳酸に還元される)ミトコンドリア外膜及び内膜を通過してマトリックス内に入る。更にマトリックス内クエン酸回路や
脂肪酸β酸化経路でアセチルCoAを生成、更に脱水素酸化を受けNADH2+を生成、続いてミトコンドリア内膜の
電子伝達系及びH+-ATPaseで酸素酸化を受けてATPエネルギー及び熱エネルギーを産生する。
例えばグルコースの場合:
化学的反応: C6H12O6 +
6O2 → 6CO2 + 6H2O ΔG = - 2881 kJ /mol 燃焼熱
生化学的反応 : C6H12O6+6H2O+6O2(電子伝達系で消費)→6CO2(TCA回路で生成)+12H2O(電子伝達系で生成)+
38ATP(1254 kJ)+熱エネルギー(1627 kJ)
免疫力の強いEco-Body獲得のため、カロリー制限食 (異所性脂肪の蓄積を防ぐためにも脂質制限食と
運動だけでは不十分で、糖質、脂質、蛋白質及びアルコールやクエン酸、酢酸等の酢も控えた
カロリー制限食)→有酸素ミトコンドリア代謝促進(糖質、脂質、蛋白質、アルコール等有機栄養素全てを代謝)→
補酵素NAD+ 産生増強 → 有機栄養素に限らず、食物繊維及び水からの水素もエネルギー源として利用され
NADH2+に → ATP 産生増強 → 長寿遺伝子を活性化 → 酸化ストレスに強く、エネルギー効率の高い
ミトコンドリア新生 → 元気で健康・長寿
脂肪細胞内に溜まる皮下脂肪や内臓脂肪とは異なり、脂肪細胞外の一般細胞内にむき出しの状態で溜まった
異所性脂肪(第三の脂肪)と呼ばれている脂肪?(テキサス大学のフィリップシェーラー教授はネズミの膵臓に
異所性脂肪をくっつける実験で、インスリンを作る細胞が死滅するという観察をした。 異所性脂肪から、脂肪酸という物質が
溶け出し、 ミトコンドリアの内部に入り込み、結果ミトコンドリアは3倍にまで膨らみ、酸素呼吸ができなくなり、機能を失い
死滅)がその細胞のミトコンドリア内に入り込み、ミトコンドリアを死滅させ脂肪肝、肝硬変、動脈硬化、糖尿病等の
病気を起こす。
多くの病気の原因となる糖化蛋白質AGE(糖化グローミュー、糖化ヘモグロビン、糖化コラーゲン等)生成
、コラーゲン崩壊を防ぐことにより、酸素の供給を活発にし、活性酸素の産生を抑えながら、酸素を使ってATPエネルギーを
産生するミトコンドリアの機能を活性化し、体温を上げ、老化を遅らせることが出来る。
例えば、グルコースの場合:C6H12O61モルより6H2Oも使って、12H2 、6CO2 、38ATPを生成する。
嫌気的解糖系細胞質で脱水素され C6H12O6 → 2C3H4O3(pyruvic acid)+4[H]+2ATP……(1)
酸素不足時ピルビン酸はミトコンドリア膜を通過できずNADH2+で還元されて乳酸となるが、
酸素共存下通過できミトコンドリアに入りNAD+ 酸化を受け、ミトコンドリア・マトリックス内
クエン酸回路で水と共に脱水素され 2C3H 4O3+6H2O → 6CO2 +20[H]+2ATP……(2)
水もミトコンドリア・クエン酸回路ではエネルギー源として使われる。
次にミトコンドリア内電子伝達系で酸素酸化を受け、24[H]+6O2 → 12H2O+34ATP…‥(3)
(1)+(2)+(3) C6H12O6+6O2+6H2O→6CO2(酸素酸化ではなくTCAサイクルで生成)+12H2O
(酸素酸化により電子伝達系で生成)+38ATP(1254 kJ)+熱エネルギー(1627 kJ)
食物繊維から腸内水素産生菌の作用で生成した水素ガスH2 も全身の細胞に浸透し、NAD+ に捉えられ
NADH2+となり、電子伝達系で酸素酸化を受けて、食物栄養素同様、ATP及び熱エネルギーを産生する。
☆ ミトコンドリアは生体エネルギー変換の場
ミトコンドリアにはプロトンや電子のような小さな荷電体でさえも荷電体はほとんど通さないリン脂質で
出来た脂質二層膜が二つ、内膜と外膜があり閉じた構造をしている。糖質、脂質、蛋白質、食物繊維、
アルコール等有機物に含まれる水素はミトコンドリアでNADH2+に変えられ、
最終的には、電子とプロトンに分けられ、内膜内に電子e-の流れ、外側(内膜と外膜の膜間)に
プロトン H+の流れを生じる。その結果、内膜の内外に電位差を生じ、そのエネルギーでATPが作られる。
有機栄養素 ›CH2 → NADH2+ → e- + H+ + NAD+ → ATP
↑
及び食物繊維 ›CH2 → H2
TCA回路で放出されたCO2の作用でヘモグロビンHb -O2から酸素O2が切り離され電子伝達系で使われる。
動物は植物のように炭素数1個の炭酸ガスCO2から有機栄養素を体内で合成する(植物はCO2 、H2O 、NH3 から
有機栄養素を光合成できる)ことは出来ないが、炭素数2個の酢酸CH3CO2H
やエタノールCH3CH2OH
からは
アセチルCoA経由でグルコース、糖質、脂肪酸(必須脂肪酸を除く)、脂質、アミノ酸(必須アミノ酸を除く)、
蛋白質等の有機栄養素を消化・吸収とは逆のコースで生合成できる。
上記のエネルギー代謝図からも明らかなように病気や太る原因となる余分の脂肪は脂質摂取だけでなく、糖質、
蛋白質、アルコールやクエン酸、酢の摂取によっても、ミトコンドリア膜を透過可能な ピルビン酸→リンゴ酸、
クエン酸 径由で生合成され蓄積する。
病気や老化にはミトコンドリア遺伝子異変の蓄積が大きく影響している。
細胞核DNA(一つの細胞内中心に一個のみ存在)とは異なる
ミトコンドリアDNA(一つのミトコンドリア内に5個から10個存在)。
ミトコンドリアは細胞とは別の生命体で自己複製。
エネルギー産生系をカロリー制限食、適度の運動、レクレーション、深くゆっくりした
呼吸でNAD+産生を増強し、細胞質解糖系から熱を発生し体温を上げる有酸素ミトコンドリア
解糖系へ切り替え、更にサウナ、高温浴等で体温を上げてHSP産生を促しNK細胞を活性化
免疫力を増強する努力が必要。
人間の細胞に必要な栄養分は確保した上で、摂取カロリーを減らすと、細胞の動力源ともいえる
ミトコンドリア内部で連鎖反応が始まり、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)と呼ばれるコエンザイム(補酵素)
が増強されるのが示された。
加齢で交感神経支配の顆粒球は増加し続けるが、副交感神経支配の胸腺由来リンパ球は減少し、免疫システムが胸腺から
腸管、肝臓等交感神経支配の胸腺外分化の古いリンパ球システムに切り替わっていく。
ミトコンドリアの数と機能が寿命の長さを決定する。
カロリー制限によって活性化される長寿遺伝子サーチュインはミトコンドリアの機能強化遺伝子の
可能性もある。カロリー制限で嫌気的解糖系代謝は低下し、好気的ミトコンドリア代謝が促進され、
その結果産生される補酵素NAD+が長寿遺伝子サーチュインを活性化、さらにミトコンドリア新生の
転写因子PGC-1蛋白質を活性化、酸化ストレスの低減を伴うミトコンドリア新生がなされ寿命が
延長されるものと考えられる。
一つの細胞内に中心核は一つで、その中に一つの核DNAが存在する。一つの細胞内にミトコンドリア
が100個から10万個存在し、それぞれのミトコンドリアには細胞核のDNAとは異なる
ミトコンドリアDNAと呼ばれる母系(女性の卵子はミトコンドリア系生命体で、卵子には、
1細胞あたり10万個のミトコンドリアが入っているが、男性の精子は細胞分裂でどんどん増えていく
無酸素解糖系生命体で、男性の精子には1細胞あたり100個弱のミトコンドリアしか入っていない)の
DNAが一つのミトコンドリアごとに5個から10個づつ存在し、細胞核のDNA とは別に独立して
自己複製している。人は約60兆個の細胞から成りたっており、一人の人間には兆の上の京の単位の
ミトコンドリアが存在、細胞とは別の生命体としてミトコンドリア自身常に分裂し新しいものと
入れ替わっている。一方、ミトコンドリアは近くにある細胞核の細胞分裂を抑制する。心筋のような
ミトコンドリアの多い細胞の核は分裂が遅いか全くせず、ガン化しにくい。分裂してどんどん増えていく
精子と違い、ミトコンドリアの多い卵子は生まれた時に生涯使う300個が用意されていてそれ以上は
分裂増加出来ない。
分子生物学者の福岡伸一によると、生命とは、絶え間ない流れの中にある動的なもので、全身の細胞は
一つの例外もなく、動的平衡状態にあり、日々、壊され、更新されており、細胞の分裂の起こらないと
されている心臓や脳でさえも、個々の細胞の中身はどんどん壊され、新しい分子に置き換えられている
とのこと。
ミトコンドリアDNAは細胞核内にある本来のDNAと異なり、活性酸素が最も漏出しやすい
ミトコンドリアマトリックス内に無防備なむき出しの状態で存在している。しかし、糖質、脂質からの
エネルギー獲得を控えたカロリー制限下、蛋白価を考慮した高栄養スローフードのスロー食事
(よく噛み、時間をかけてゆっくりと食事)をし、適度の有酸素運動(ミトコンドリアの多い遅筋を
ウオーキング等で鍛える運動)を行うことにより、ミトコンドリアはフル回転多くのATPエネルギーを
産生し、分裂も多くなり酸化ストレス抵抗性の強い細胞に優しいミトコンドリア複製が盛んになる。
糖質を控えたカロリー制限は、多くの病気の原因となるコラーゲン崩壊(糖化グローミュー、糖化ヘモグロビン、
糖化コラーゲン生成)を防ぐことにより、酸素の供給を活発にし、活性酸素の産生を抑えながら、酸素を使って
ATPエネルギーを産生するミトコンドリアの機能と数を増やし、体温を上げ、老化を遅らせる。
40歳すぎて健康を維持するためには、無酸素解糖系の生活(ファーストフード食、食べ過ぎと速筋運動)から
有酸素ミトコンドリア系優位の生活(スローフード食、糖質を控えたカロリー制限食と遅筋運動)に変更すること。
活性酸素は全て悪者というわけではなく発生する部位によっては有益、必要な活性酸素もある。肝臓において
ヒドロキシル化等代謝にかかわっている酸素は鉄で還元活性化された酸素である。糖尿病の
発症に深くかかわっているランゲルハンス島のグロミューはコラーゲン蛋白であるが、
コラーゲンの生成にもヒドロキシル化に酸素、ビタミンC、鉄、2−オキソグルタル酸から
発生する活性酸素が必要である。
植物では発芽を正常に進行させるため、また生育促進のためには酸素を還元して生ずる
活性酸素である過酸化水素H2O2やスーパーオキシドO2- 等を必要とする。
人はビタミンCを体内で合成できない。しかも、必要量以上のビタミンCは体外に排泄されてしまうので、
コラーゲン生成のためにも、ビタミンCは毎日まめに摂取する必要がある。
☆
現代栄養学のキーワードは抗酸化物質と低GI値スローフードを食す低インスリンダイエット
脂肪を蓄積しないためのスローフードのスロー食事、体のメンテナンスを行ってくれる
成長ホルモン分泌を促すスロー運動と睡眠
子供は無論のこと高齢者に於いても、ミトコンドリアが多く細胞分裂を行わない赤筋、心筋、
肺筋等の筋肉細胞においてさえも、外見構造に大きな変化がなくても、身体のあらゆる部分の
筋肉を構成する部品である蛋白質は絶えず新しいものに置き換えられている。イギリスには、
「あなたはあなたの食べたものの結果である」という諺があるそうですが、食べたものだけで
なく、運動と睡眠も深く係わっている。食べたものの蛋白質は全て消化酵素によってアミノ酸
にまで分解され、生じたアミノ酸をそのまま使って新たな蛋白質が再合成されるのではなくて、
ルドルフ・シェーンハイマーによるネズミの餌に重窒素で標識した必須アミノ酸・ロイシンを
用いた蛋白質の研究及び重水素を用いた脂肪の研究により明らかになったことであるが、
一部のロイシンを残して多くのロイシンはアミノ基 –NH2 にまで分解され、細胞質で種々の
アミノ基転移酵素により体内で合成出来ない必須アミノ酸を除く数種の異種アミノ酸
グリシン、チロシン、グルタミン酸等に再合成されていた。脂肪組織も驚くべき速さで、
その中身の脂肪酸分子がリノール酸等必須脂肪酸を除くステアリン酸やオレイン酸を含む他の
脂肪酸分子に入れ替えられていた。
酵素は蛋白質で出来ている。最新の酵素栄養学によると、体内で作られる酵素には、消化酵素と代謝酵素
がある。生の食物に含まれているジャスターゼ等の消化酵素は食物酵素と呼ばれていが、SOD等の代謝酵素
は食物から摂っても蛋白質なので働く前に消化酵素によってアミノ酸に、代謝酵素によって更に小さな
分子にまで分解されてしまう。最近の研究から、体内で一生の間に合成される
消化酵素と代謝酵素の総数は一定数であることが分かっている。健康のために必要な代謝酵素を増やす
には、酵素が減少する原因となっているストレスや過度の運動を避けること。科学的根拠の薄い擬似科学的な
サプリメントには注意したほうがよい。
分子生物学者の福岡伸一氏が「生命とは動的平衡にある流れである」と提唱するように、
生物はエントロピー増大の法則に先回りして構成成分を分解し、再構築を行っている。
セントラルドグマによって、DNAの複製、RNAへの転写は細胞核で行われ、RNAから再合成
されたアミノ酸を使っての蛋白質への翻訳はリボゾーム上で行われ、合成された蛋白質は
細胞質に送り込まれる。この後細胞質は、細胞内の構造、細胞が集まってつくる組織の
構造発現に係わっているのであろうが、この先は現代科学では残された謎の分野で解明されて
いない。細胞質はミトコンドリアと異なり、無酸素解糖の場であり乳酸酸性還元環境である。
後で述べるように、有用な腸内細菌も腸を乳酸酸性還元環境にしている。出来るだけ呼吸を止め
酸素の供給を制限したスローなスクワット運動等のスロトレを行うことにより、適度に筋肉中に
乳酸がたまる。そのたまった乳酸の刺激によって脂肪燃焼を高める成長ホルモン(脳の下垂体
から分泌される成長促進ホルモン。骨や筋肉の成長を促すだけでなく、脂肪を分解する働きも
有している)が分泌され、その成長ホルモンは肝臓でインシュリン様成長因子IGF-1に
変換される。成長ホルモンは子供の成長に欠かせないホルモンであるが、大人は無論老人に
とっても必要なホルモンであり、睡眠中(眠りについて3時間の間大量に分泌され、
睡眠の後半では分泌されなくなる)多量に分泌され、余分な脂肪を燃焼し、筋肉の構成成分で
ある蛋白質を新しいものに取り替える等の新陳代謝に係わっている。成長ホルモンの分泌が
おさまるころからは成長ホルモンに代わって・コルチゾール(hydrocortisone)が分泌され
はじめ朝7時ごろピークになる。コルチゾール(副腎皮質から分泌される)はアドレナリン
(副腎髄質から分泌される)と共にストレスホルモンとも呼ばれ、リラックス時には減少し、
ストレス時に増加することが知られている。寝る直前の食事はインシュリンの分泌を促し、
この睡眠中に分泌される成長ホルモン(スロトレ時及び睡眠前半に分泌)やコルチゾール
(ストレス時及び睡眠後半に分泌)による脂肪の燃焼を阻害するので肥満につながる。
また食事も、血糖値の急激な上昇を押え、出来るだけインシュリンのお世話にならないよう
GI値の低いスローフードをよく噛んで時間をかけスローに食べると太りにくい。インシュリン
は血液中のブドウ糖を細胞内に取り込んでグリコーゲンとして蓄える。脂肪細胞内に取り込まれ
たブドウ糖は脂肪に変換され貯蔵される。インシュリンはこのようにブドウ糖を燃やすのでは
なく、グリコーゲンや脂肪に変えることによって血糖値を下げている。
オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は他の不飽和脂肪酸に比べて加熱しても酸化されにくい。
また、オリーブオイルは消化管を通過するのに時間がかかるため、体内への吸収がゆるやかで、
インシュリンの分泌量も一気に増えることなく脂肪が組織脂肪に蓄積するのを防ぐことが出来る
(スローフード効果)。玉ねぎ等に含まれる抗酸化物質ケルセチンには糖の吸収を抑制し、体内の脂肪を
効率よく排出する効果があるが、オリーブオイルと一緒に摂ることで、ケルセチンはより吸収されやすくなり
その効果を増す。オレイン酸には悪玉コレステロールを排出し、善玉コレステロールを増加させる働きもある。
脂肪燃焼に係わっている蛋白ホルモン・アディポネクチンの分泌を促進する食品を
積極的にとる。
一旦出来た脂肪細胞数を減らすのは難しい。しかし脂肪細胞中の脂肪含量の方は、脂肪細胞から分泌
される蛋白ホルモンアディポネクチンを増やし、脂肪の代謝を促進することにより減らすことができる。
アディポネクチンは、II型糖尿病の改善に役立つ。
脂肪細胞内に溜まる皮下脂肪や内臓脂肪ではなく、心臓や肝臓等に異所性脂肪とか第3の脂肪と呼ばれ
ている中性脂肪がむき出しの状態で溜まるとその細胞のミトコンドリアが機能しなくなり、細胞は死滅し、
肝硬変、動脈硬化、糖尿病等の病気になる。
アディポネクチンを増やす方法の一つとして、逆説的だが、ω-3系のα-リノレン酸を多く含みω-6系のリノール酸含量の
少ないシソ油、亜麻仁油、エゴマ油等の植物油(30℃以上の熱をかけずコールドプレス法で低温圧搾抽出したものを
遮光ビンに入れ、低温保存されている製品)を熱をかけないでドレッシングとして生野菜にかけて摂ることにより
脂肪量を減らすことができる。
脂肪組織に多く含まれている体内時計調節因子である蛋白質ビーマル・ワンBMAL1も
脂肪細胞に脂肪を蓄積する働きを有しており、BMAL1の量の最も少ない時間帯は午後3時頃で、
最も多い時間帯は夜10時から2時の間で、量の多いこの時間帯に食べると太りやすい。
必須アミノ酸の一つトリプトファンを多く含む食品を食し、昼間明るいところで運動をして
セロトニンを増やしておけば、夜になるとそれがアミン型神経ホルモン・メラトニンに変わり、 深部体温を約1℃下げ眠気を催し、ぐっすりと眠れて成長ホルモンの分泌を促し、睡眠中の脂肪燃焼による睡眠ダイエットができる。又、アミノ酸・グリシンを就寝前に摂取すると、睡眠中直腸等の
深部体温を下げ睡眠の質を上げることが報告されている。
高齢者に於いても、運動により産生した乳酸の刺激及び睡眠中低血糖時に脳下垂体から血糖値を上昇させる成長ホルモンが分泌され
昼間の日光浴と適度の運動によりアミノ酸・トリプトファンよりセロトニンを生成、夜になると昼間生成したセロトニンが
睡眠ホルモン・メラトニンに変化する。メラトニン濃度の上昇により深部体温が約1℃程下がり、眠気を催す。
ミトコンドリア―有酸素高温解糖系(糖質だけでなく脂質、蛋白質も代謝)―ミトコンドリアの多い細胞では細胞分裂は抑制され、
ATP及び熱等のエネルギーを産生、脂肪燃焼 。
細胞質(弱酸性還元環境)―細胞分裂等細胞再生、細胞構成成分生合成、組織の構造化、無酸素低温解糖系
(糖質のみ代謝)―ピルビン酸、乳酸産生。
細胞膜上のナトリウムチャンネルとカルシウムチャンネル―生命にとって、細胞膜をへだて細胞内外での
カリウムとナトリウム、マグネシウムとカルシウムの動的平衡の重要性。動物は無論植物(農業)においても
生命維持のため自然塩(ミネラル)摂取が重要。
全身の細胞は一つの例外もなく、動的な平衡状態にあり、壊されては更新されているが、長い間に、少しづつ分子レベルでの損傷が
蓄積し、生命体といえども自然界の大法則、エントロピー増大の法則に従わずにはいられず、やがて寿命を迎えることとなる。
☆
高齢者の免疫系及びエネルギー産生系の切り替え –副交感神経支配胸腺分化
リンパ球から交感神経支配胸腺外分化(腸管や肝臓等)リンパ球へ、
細胞質解糖系からミトコンドリア解糖系へ。
50代、60代を超えるとエネルギー産生系が無酸素細胞質解糖系から有酸素ミトコンドリア
解糖系へ。免疫力の要、リンパ球産生システムも副交感神経系胸腺システムから顆粒球と同じ
交感神経系胸腺外システムへと切り替わる。しかし、同じ交感神経支配でも、顆粒球
(主に好中球)は活性酸素を武器とする有酸素好気的解糖系、リンパ球は胸腺分化リンパ球、
胸腺外分化リンパ球いずれのリンパ球も活性酸素は武器とせず、水素還元環境
(腸内水素産生菌により食物繊維から産生した水素による)を好む。
免疫システムは胸腺システムと胸腺外システムに分かれ、胸腺外システムはいろいろな部位に独立して存在している。腸管、肝臓、
子宮粘膜、皮膚、腺組織などである。
免疫力をつかさどっているのは白血球。白血球には、役割ごとに種々の免疫細胞が含まれている。免疫細胞の細胞膜表面にある糖鎖
が生命の情報管理を担っている。 腸管には白血球の約60%が集まっている。白血球成分は、マクロファージ 5%、顆粒球 60%、
リンパ球 35%。その比率は自律神経によって調節されており、顆粒球とリンパ球のバランスが崩れると病気になる。赤ちゃんから
20才頃までは、胸腺分化リンパ球優位な状態で、その程度がひどい場合には、いわゆる「アトピー体質」となる。20才を過ぎると
副交感神経支配の胸腺分化リンパ球が減って代わりに腸管等の交感神経支配の胸腺外分化リンパ球が増える。それでも強いストレス等
で過度に交感神経が刺激され顆粒球の増加にリンパ球の増加が追いつかず、リンパ球の活性が極度に低い状態が続くとガンが進行する。
高齢者の場合、顆粒球及びリンパ球いずれも交感神経支配なのでそのバランスが問題となる。顆粒球(主に好中球)
による活性酸素弊害をおさえるためには、全身の細胞を充分な還元環境にするしかない。食物繊維の豊富な
玄米菜食で腸内環境を整え、腸内細菌が産生する水素ガスを全身に行き渡らせ、全身の細胞を還元状態に保ち
ミトコンドリアを元気にする。活性酸素は酸素の不完全還元で生成するが、無毒の水にまで完全に還元出来るよう
充分な水素を供給しミトコンドリアを元気にしてやらなければならない。
ガン等の病気や老化の原因となる活性酸素は酸素が電子で還元される途中で出来る。妊娠中や手術後の細胞増殖には活性酸素が
欠かせない。
白筋を使った運動で、筋肉が緊張・収縮すると、血管がちじみ、静電気が沢山発生し、細胞膜等脂質に蓄積するので、適当に静電気を
抜いてやる必要がある。睡眠時間が長すぎても体内に静電気が溜まる。
加齢で顆粒球は増加し続けるが、胸腺由来のリンパ球は減少し、免疫系が胸腺から腸管、肝臓等の胸腺外分化システムに切り替わっていく。
腸内環境をととのえ、適度の運動と深くゆっくりした呼吸で体温が高く血行の良い状態を保ち、NK細胞等の胸腺外分化リンパ球を活性化
し、顆粒球とリンパ球のバランスをとるよう心掛ける。
☆
細胞再生(細胞遊走、細胞分裂、細胞構成蛋白質・細胞膜脂質等の
部品交換)
細胞遊走
皮膚損傷部位に向かっての細胞移動、白血球がターゲット部位に集まる現象、がん細胞の組織浸潤等の細胞遊走。
皮膚に傷が出来ると、傷口が自然と負に荷電し、周りの正常部位から損傷部位に向かって細胞移動が起こり傷口を治す。逆に傷口を人工的に
電極で正に帯電させると、逆の細胞遊走が起こり傷口が拡がるという記事が科学雑誌Natureに掲載されている。
Zhao M. et al. Nature 442,457-460(2006)
http://kenkou-handan.blog.ocn.ne.jp/joushiki/2007/02/post_8458.html
http://blogs.yahoo.co.jp/shimayan1974/archive/2006/10
http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~kyoumuk/S-guidance/Lab/shuyo.htm
http://www.rs.noda.tus.ac.jp/~biost/OPFU/HORI/FIDX/hrrhsfi2.htm
傷の湿潤ラップ治療法 :傷口を乾燥させず、湿潤状態を保ち、傷口に向かっての細胞移動を妨げないためにも水分を吸い取るガーゼは
禁物。消毒薬も禁物、傷口を水道水でよく洗い、台所用ラップで覆い縁をテープで止める。
マイナスイオン導入装置 Livedoor Photo
Blog-PICS
細胞分裂、細胞部品交換
細胞再生は細胞全体が移動する細胞移動だけでなく、細胞分裂や細胞部品交換も以下に示すように低酸素、低酸化還元電位環境下で
行われており、細胞分裂を行わない細胞(赤筋、心筋、呼吸筋、脳神経ニューロン等)も活動させることによって、その部品である
たんぱく質や脂質は新しいものに交換され、筋肉は発達し、機能も向上する。白筋ばかりでなく赤筋や運動神経もトレーニングによって
部品が新しくなり、発達して大きくなる。部品の生産は細胞分裂同様に還元環境下で行われる。
細胞核の進化した細胞では、複製、転写は細胞核で行われ、翻訳の過程はリボゾームという小顆粒上で行われることが多い。
遺伝情報に基づいて合成されたたんぱく質は細胞質に送られる。たんぱく質が合成されたのち、細胞質中でいかにして生体の構造が
構築されるかについては疑問? 細胞質は還元環境下にある。
各細胞で必要とする細胞再生のためのアミノ酸、たんぱく質、酵素、脂質、糖質等有機物生合成は植物とは異なり炭酸ガスCO2からでは
なく、産生したATPをエネルギー源として、酢酸CH3COOH、ピルビン酸CH3C(=O)COOH等からTCA cycleを含む有機物分解の
逆コースで行っている。
細胞の新陳代謝(細胞再生と老廃物排出)は睡眠中に行われるので、充分な睡眠時間が必要で、睡眠時間が足りないと、細胞再生は
無論、老廃物排出もきちんと行われない。各細胞のミトコンドリアは睡眠中にも基礎代謝エネルギーを産生、消費している。
細胞再生のため体内で生合成できない栄養素は必須栄養素(必須アミノ酸9種、必須脂肪酸6種、ビタミン18種、ミネラル20種)として
食事から摂るしかない。
我々の体にある60兆個の細胞を包む脂質二重層で出来ている細胞外膜の表面には糖鎖がびっしりと付いている。糖鎖は1個の細胞
に3万〜10万個付いているといわれている。細胞外膜上糖鎖がバクテリアやウイルス、発ガン物質などの細胞内への侵入を防ぐ
免疫チームの主役である。
老化や病気は細胞膜二重層脂質や細胞膜を被っている糖鎖の異常から起こるとさえいわれている。これらが正常なら、たとえガン化した
細胞が出来ても、すぐに消してしまう。
新型インフルエンザの感染も赤血球やリンパ球及び血管壁細胞膜の糖鎖成分シアル酸のマイナス電荷(-COO-)が関係している。
インフルエンザ感染に伴ない、インフルエンザウイルスが産生するNAが血管内に流入し、血管内皮細胞や、リンパ球などのシアル酸を分解し、
リンパ球の接着を増強させて、血管内皮細胞障害を強く引き起こし、また、血小板凝集を促進させ、インフルエンザ脳症を引き起こすのかも知れない
と云われている。
☆ 体温の変化と健康
健康な人の昼間の平熱は36.5度〜37.1度で、活動時の低体温は免疫力低下が疑われ問題である。しかし、健康な人は誰でも
昼夜で1℃位の体温の差があり、眠りに入る時、体温は1℃くらい急激に下がり、眠っている間そのまま低体温が続き、
起床時に再び1℃くらい急激に上がる。
体温の下がる睡眠には成長ホルモン、コルチゾール、セロトニン等のホルモン、グリシン等のアミノ酸が係わっている。
細胞再生能を有する成長ホルモンは眠り始めてから3時間の間、深いノンレム睡眠時に大量に分泌される。又、夜中の3時くらい
から大量に分泌されるコルチゾールの働きで、蓄えられた脂肪やグリコーゲンがエネルギーに変えられる。眠くなるホルモン・
メラトニンは夜中に分泌量が多く、昼間はほとんど出ない。また、コラーゲンの原料アミノ酸・グリシンには脳に働きかけて、
手足の血液量を増やし体温を下げ、眠りを促進させる働きのあることが認められている。
特に、老齢者が質の良い睡眠をとるためには、寝る2時間前位までに交感神経支配下で胸腺外リンパ球とミトコンドリアを
活性化するために有酸素運動、入浴等で体温を上げておき、寝ている間は副交感神経支配下で体温を下げる(細胞分裂は低体温、
低酸素でミトコンドリア活性の抑制下行われる)。起床後、睡眠中に絶縁体である脂肪に溜まった静電気(むくみとなって現れる
)をアース線によって庭の土に放電するとよい。
炭酸飲料は二酸化炭素を含んでおり、飲み過ぎると二酸化炭素の血中濃度が上がり副交感神経を刺激しすぎて、眠気、
血流障害と低体温、リンパ球の増加し過ぎによるアレルギー疾患をおこすことがあるとのこと。
☆ 生活習慣病対策 ←クリック
生活習慣病対策実験(野菜等の酸化還元電位ORPの測定)
全身を水素ガスで充満させる目的で、@キノコ、野菜等で多量の食物繊維を摂取し、腸内環境を弱酸性
(善玉乳酸菌の産生する乳酸による)・還元状態(日和見バクテロイデス菌の産生する水素分子による)に保ち、
A細かく刻んだ新鮮生野菜(ニンジン、タマネギ、ダイコン、キャベツ、キュウリ、トマト、セロリ等)をクエン酸
酸性の水溶液に漬け、理科実験用金属マグネシウム板を浸し水素ガスを発生充満させたもの(弱酸性でORPが低く
腐敗しにくいので作り溜め出来る。 pH3〜4、ORP
-400〜-500 mV vs.Ag-AgCl )を食す。
マグネシウム板電極を使用し交流電解還元したスポーツドリンクは還元力が持続し、高い浸透性と強い防腐力を有し
ているので、大根、ニンジン、キュウリ、カブ、山芋、しいたけ、セロリ、白菜、キャベツ等野菜の一夜漬けの基材として
使える。スポーツドリンクに酒かすと一夜漬けのもと適量及びクエン酸少量を加えて掻き混ぜ、野菜を漬けて、
更にマグネシウム電極を使用30Vで数分交流電解還元しORPを−400mV以下に調整、室温または冷蔵庫で
半日から一日放置するとおいしい野菜の漬物が出来る。
鉄仮説:新鮮取立て状態で酸化還元電位ORPが低く、還元酵素力の強い弱酸性の
生野菜(キュウリ、キャベツ、トマト等)には鉄含有還元酵素ヒドロゲナーゼ(Ni-Fe錯体)が含まれていると
考えられる。ヒドロゲナーゼはプロトンを還元して水素分子を生成する反応と、
水素分子をプロトンと電子に分解して還元力を生じる反応の両反応を触媒する。
ただし、酵素は食すると蛋白なので分解されてしまう。食する前に代謝酵素活性化成分を作っておいて食すとよい。
☆ 予防薬学研究要旨スライドショウ ←クリック
有酸素(血液中のヘモグロビンと結合し運ばれた酸素を使った
各細胞ミトコンドリアでの燃焼)・弱酸性(腸内細菌の産生する乳酸等有機酸に
各スライド停止ボタンが有効です。
☆ 細胞エネルギー代謝系-有酸素的代謝と無酸素的代謝 - エネルギー産生系
|
好気的解糖系 : 有酸素、高温(37〜40℃)-発熱反応(ミトコンドリア内電子伝達系で発熱)
心臓の体熱は40℃ 化学的反応 C6H12O6(グルコース) + 6O2 → 6CO2 + 6H2O ΔG = - 2881 kJ /mol 燃焼熱 C6H12O6(グルコース)の生成熱:-1273.3 kJ
/mol CO2の生成熱:-393.5
kJ /mol H2Oの生成熱:-285.8
kJ /mol C3H4O3
(pyruvic acid) + 5/2 O2 → 3CO2
+ 2H2O ΔG = - 1167.8 kJ/mol 燃焼熱 C3H4O3
(pyruvic acid)の生成熱 : (-393.5×3) + (-285.8×2 ) – (-1167.8) = -
584.3kJ/mol C6H12O6(グルコース) → 2 C3H4O3
(pyruvic acid) + 4[H] 反応熱ΔG =+104.7kJ /mol 吸熱? (−584.3×2) − (−1273.3)=+104.7 反応熱ΔG プラス
(+) は吸熱 、マイナス(-) は発熱 ADP + H3PO4 → ATP + H2O ΔG = + 33 kJ /mol 嫌気的解糖系細胞質で C6H12O6 → 2C3H4O3(pyruvic acid)+4[H]+2ATP……(1) 以下好気的解糖系ミトコンドリアで クエン酸回路 2C3H 4O3+6H2O → 6CO2 +20[H]+2ATP……(2) 電子伝達系 24[H]+6O2 → 12H2O+34ATP・…‥(3) (1)+(2)+(3) C6H12O6+6O2+6H2O→6CO2+12H2O+38ATP(1254 kJ)+熱エネルギー(1627 kJ) 24[H]は補酵素と結合した形(NADH,NADPH,FADH2)で電子伝達系にはいり,やがて酸素と化合 して12分子のH2Oとなる。 ブドウ糖1モルからのATP産生は細胞質での無酸素解糖系で産生される2モルと有酸素ミトコンドリア系で産生される36モルの合計38モルとなる。 C6H12O6(グルコース) + 6O2 +
38ADP + 38Pi →42H2O + 6CO2 + 38ATP ( 33kJ×38mol=1254 kJ)
+ 熱 1627 kJ 1254 + 1627 = 2881 kJ産生エネルギーの内 ATPエネルギーに43.5
% 1254kJ 、残り 56.5% 1627 kJが熱エネルギーに 嫌気的解糖系 (細胞質ゾルで) 無酸素、低温(32℃)-吸熱反応 C6H12O6(グルコース)+2NAD+ + 2ADP + 2Pi → 2C3H4O3
(ピルビン酸)+ 2NADH2+
+ 2H2O + 2ATP (1) 2C3H4O3
(ピルビン酸) + 2NADH2+ → 2C3H6O3(乳酸) +2NAD+ (2) (1)のC3H6O3 (ピルビン酸) の形で細胞質からミトコンドリアへ。2ATP (33 kJ×2 = 66 kJ)+
熱エネルギー? 嫌気的解糖系ではATP産生のみで、熱産生は無く、むしろ酵素による吸熱反応では? |
1.有酸素的代謝-好気的解糖系(ミトコンドリアで )― ミトコンドリアは呼吸による酸素と食事からの
水素を使ってエネルギー(ATPと体温のもとになる熱)を効率よく産生する。ミトコンドリアが豊富な
細胞は、脳神経ニューロン、心筋(40℃)、マクロファージ、顆粒球、赤筋(体の内部に多く基礎代謝を高める筋肉。
生命の維持の為に働く筋肉で、呼吸をしたり、骨を支えたり、血液循環を促すなどに使われている。背筋を伸ばす等ゆっくりした動きが赤筋を鍛えるのに
適している)、卵子(一生の間生まれたときの300個のままで受精卵となるまで分裂しない)などでミトコンドリアは
細胞核の周囲に凝集し一丸となって働いており、数千から数万という単位で細胞内に存在する。
しかし一方で、ミトコンドリアは近くにある細胞核の細胞分裂を抑制する。これらの細胞は分裂が
遅いか全くせず、ガン化しにくい。低温、低酸素状態でミトコンドリア活性は抑制される。
神経細胞や心筋細胞は非分裂性の細胞で、死んでしまえば補充はできないが寿命は長い(ヒトでは最大寿命120年といわれている。
分裂はしないが、蛋白質等の構成部品は新しいものに変わっている)。幹細胞から作られる赤血球や皮膚(皮膚幹細胞は分裂性)の
細胞は非分裂性であるが、いつでも補充がきくので寿命は短い。
マクロファージ、顆粒球の寿命は短く、外敵に対する武器はミトコンドリアで産生する活性酸素と考えられる。
2. 無酸素的代謝-酸素を使わない嫌気的解糖系(細胞質ゾル=細胞質基質で、細胞内酵素の
存在場所) ― 正常細胞でも細胞分裂をしっかりと行う必要のある部位、無酸素解糖系エネルギーで働く
細胞には骨髄の造血幹細胞(赤血球や白血球は骨髄幹細胞から産生されるが細胞分裂しない)、表皮の下の皮膚幹細胞、
消化管の上皮を作る幹細胞、グリア細胞(神経細胞の周囲にあって神経細胞を助ける細胞)、白筋(体の表面に多い筋肉。
力を使う運動で使い、速筋とも呼ばれ瞬発力がある)、精子、受精卵(前記卵子とは異なり、低酸素下で激しく分裂)、肝細胞、
リンパ球などがある。これらのほとんどが低酸素で低温なところで細胞分裂して増殖する。幹細胞にも寿命があり、
人間では50回ほど分裂すると寿命が尽きてしまう。ガン細胞と生殖細胞系列の細胞は分裂回数制限がなく不死の細胞である。
またこれらいずれの細胞もミトコンドリアが少なく殆どが200以下となっている。酸素運搬役の赤血球(寿命は
平均120日)にはミトコンドリアも無いが核もなく分裂増殖しない。幹細胞から作られる赤血球や皮膚の細胞は
非分裂性であるが、いつでも補充がきくので寿命は短い。リンパ球は必要に応じて分裂する。リンパ球の異物に対する
武器はパフォーリン等で活性酸素ではない(顆粒球は2日、リンパ球は7日前後の寿命)。ガン細胞には
核の周りのミトコンドリアが極端に少なく、散在しているだけで、機能していない。ガン患者の場合、
疲労感が強く低体温、低酸素環境下でガン細胞だけは寿命がなく盛んに分裂して大きくなる(ガン細胞
は高温、酸素及び過酸化水素等の活性酸素に弱い)。
リンパ球の一種NK細胞はガンの殺し屋であるが、数より活性が重要で、
体温が高く血行の良い状態の時にその活性は最高となる。
腸の神経細胞と、腸管の内臓平滑筋及び腸粘膜上皮細胞は、ミトコンドリアがもっとも活発に働いている細胞
であり、肝臓にも1個の細胞当り1000〜2000個のミトコンドリアがあり活発に働いているが、
一方で細胞分裂による再生も必要に応じ行われる。また、腸でも肝臓でも沢山の免疫細胞が共存して活発に
働いている。
ガン細胞の周囲の正常細胞のミトコンドリアを元気にし、内部体温を上げれば、ガン細胞は
死滅し、ガンは治る。
どんな細胞も、42℃では生きているが、43℃では死滅する。43℃でガン細胞を殺そうというのが
ガン温熱療法。運動や入浴等で身体を温めると、正常細胞は血管が広がって血流が増え、
体温も分散され、40℃位までしか温度が上がらないが、分裂の盛んなガン細胞に栄養を行き渡らせるため
の血管は新しく未熟で、加熱しても血管は拡張せず、ガン細胞には熱がこもり、43℃以上に達して
ガン細胞は死滅する。さらに、周囲の正常細胞は40℃位まで温度が上がり、NK細胞などの免疫細胞が
活性化され、ガン細胞への攻撃効果が増強される。
ガン等の病気や老化の原因となる活性酸素は酸素が電子で還元される途中で出来る。妊娠中や手術後の細胞増殖には活性酸素が
欠かせない。
白筋を使った運動で、筋肉が緊張・収縮すると、血管がちじみ、静電気が沢山発生し、細胞膜等脂質に蓄積するので、適当に静電気を
抜いてやる必要がある。睡眠時間が長すぎても体内に静電気が溜まる。
加齢で顆粒球は増加し続けるが、胸腺由来のリンパ球は減少し、免疫系が胸腺から腸管、肝臓等の胸腺外分化システムに切り替わっていく。
腸内環境をととのえ、適度の運動と深くゆっくりした呼吸で体温が高く血行の良い状態を保ち、NK細胞等の胸腺外分化リンパ球を活性化
し、顆粒球とリンパ球のバランスをとるよう心掛ける。
超高齢者でもレクリエーション活動や運動等により適度の身体的・精神的疲労(交感神経の
緊張)があり、適度の交感神経優位の状態を作り出している老人は胸腺由来の
新しいTリンパ球の増殖能力は低下しているのに古いリンパ球(胸腺外分化Tリンパ球や
NK細胞)の活性がよく保たれている場合の多いことが報告されている。
病気はリンパ球と顆粒球のバランスのくずれから。
誰でも毎日数千個のガン細胞が生まれている。ただし、ミトコンドリアのエネルギー代謝、新陳代謝が活発で、腸内細菌フローラが
健全で腸内が弱酸性・還元環境にあり、体温が36.5度以上で、リンパ球による免疫力が癌に勝っている間は増殖しない。
健康な人の平熱は36.5度〜37.1度で、平熱が36度以下の人は免疫力がかなり低下している。体温が低いとガン細胞が元気になる。
体温を維持する熱はミトコンドリアでの有酸素解糖で産生される。
体温を恒常的に上げる最も良い方法は、筋肉を鍛えること。筋肉は最大の熱産生器官。筋肉には有酸素解糖系ミトコンドリアが
豊富なため細胞分裂が抑制されている赤筋とミトコンドリアが少なく細胞分裂の盛んな無酸素解糖系でエネルギーを産生する
白筋がある。有酸素運動では糖と脂肪の両方が消費されるが、無酸素運動では糖だけで脂肪はエネルギー源として使われない。しかし、
有酸素運動の前に筋トレ等筋肉で血管を圧迫し血行を止める無酸素運動を行っておくと、無酸素運動で白筋に乳酸がたまって、
その情報が脳に行き多量の成長ホルモンが分泌され白筋量が増えると同時に、有酸素運動で筋肉中の脂肪燃焼が促進され、
体温も上昇、乳酸も消費される。
一旦出来た脂肪細胞数を減らすのは難しい。しかし脂肪細胞中の脂肪含量の方は、脂肪細胞から分泌される蛋白ホルモン
アディポネクチンを増やすことにより、ミトコンドリアを活性化し筋肉細胞中の脂肪も含め減らすことができる。アディポネクチンの分泌を
促進するには、後に述べる脂肪燃焼ダイエットによい生活習慣を身につけることが肝要。
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エネルギー産生系としては、1. 主に腸で行われる消化酵素による消化吸収、及び腸内細菌による水素産生、2. 細胞質で行われる嫌気的代謝分解 及び 3. ミトコンドリアで行われる好気的代謝分解
がある。 1. 主に腸で行われる消化吸収―細胞外に分泌された消化酵素により、糖質はブドウ糖等単糖に、たんぱく質はアミノ酸に、脂質は脂肪酸とグリセリンになって細胞内の細胞質に吸収される。 2 細胞質で嫌気的に、ブドウ糖が、ピルビン酸になってミトコンドリア内に入る。嫌気的条件下、細胞質でピルビン酸から乳酸を生じる。乳酸の刺激が脳に伝わり成長ホルモンが多量に分泌され、ミトコンドリアでの脂肪燃焼が促進される。 3. ミトコンドリア内でピルビン酸はアセチルCoAとなってクエン酸回路に入る。クエン酸回路で大量の水素が出来る。水素はプロトンと電子に分けられ、電子はクリステと呼ばれる内膜の電子伝達系へ渡される。
http://osha-bun.hp.infoseek.co.jp/Illust2/energy.html http://www.hm4.aitai.ne.jp/~96127mc/kisov1/kaisetu2.html |
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ガンの原因がストレス(極度の交感神経緊張で顆粒球が異常増加)、ウイルス或いは発がん性物質のいずれであれ、
異常に活性化された顆粒球が発生する活性酸素で近くの正常細胞ミトコンドリアが障害を受けガン細胞が生まれるものと
考えられる。
リンパ球の仲間であるが交感神経支配のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の抗癌活性が注目されている。NK細胞は体内をパトロールし、
ガン細胞やウイルス感染細胞を見つけると、武器の一つパフォーリン(重要な役割を持った数本の糖鎖を有する蛋白質)を標的細胞に注入し
敵細胞を破壊する。
☆ 免疫細胞―白血球(マクロファージ、顆粒球、リンパ球)
赤血球も白血球も骨髄の同じ未分化造血幹細胞から作られる。白血球成分の平均的割合は顆粒球60%、
リンパ球35%、マクロファージ5%。免疫力で病気を撃退できるリンパ球比率の安全圏は30〜40%。
免疫力のカギは顆粒球に対するリンパ球の割合。
老齢化に伴い、交感神経支配の顆粒球は増加し続けるが、副交感神経支配のリンパ球は20歳頃から自然に
減少していき80歳頃までには痕跡程度になる。しかし代わりに、外からの抗原には反応しないが、自分の中に生じた
ガン細胞等の異常細胞を殺傷できるNK細胞等の交感神経支配のリンパ球が増加してくる。白血球を増加させる
ためには、適度の運動の外、スルフォラファン等の還元力の強い硫黄化合物をファイトケミカルとして含有する
アブラナ科の淡色野菜等を食するとよいが、高齢者の場合、顆粒球及びリンパ球いずれも交感神経支配なので
そのバランスが問題となる。顆粒球による活性酸素弊害をおさえるためには、全身の細胞を充分な還元環境にする
しかない。食物繊維の豊富な玄米菜食で腸内環境を整え、腸内細菌が産生する水素ガスを全身に行き渡らせ、
全身の細胞を還元状態に保ちミトコンドリアを元気にする。活性酸素は酸素の不完全還元で生成するが、無毒の
水にまで完全に還元出来るよう充分な水素を供給しミトコンドリアを元気にしてやらなければならない。
✭アドレナリンとアセチルコリンの両レセプターを持つマクロファージ:
交感神経、副交感神経いずれの刺激にも対応。
✭交感神経・アドレナリンレセプターを持つ顆粒球と古いリンパ球:
加齢とともにこの二つの白血球の戦いが続く。マクロファージと顆粒球は酸素を使う好気的解糖系でミトコンドリアの豊富な代表的細胞で
活性酸素も多く産生する。一方、リンパ球には少数のミトコンドリアはあるが、リンパ球の異物に対する武器は活性酸素ではない。
リンパ球を活性化する一方で、顆粒球の過剰の活性を押さえるには、腸内環境を整え全身細胞の隅々まで水素ガスを供給し細胞を
還元状態に保つのが最も有効ではないかと小生は考える。
顆粒球はマクロファージの子孫で、アドレナリンレセプターを受継ぎ、交感神経優位で働く。顆粒球は20歳を過ぎて100歳になっても
徐々に増え続けるので、加齢とともに減少する副交感神経支配-胸腺由来の新しいリンパ球に代えて、顆粒球と同じ交感神経支配
であるが、顆粒球に対抗できる古いリンパ球の活性を上げ、過剰の顆粒球による活性酸素弊害を抑える努力が必要。
古いリンパ球(腸管や肝臓等胸腺外で分化したNK細胞と胸腺外分化T細胞)は抗原抗体反応を担っておらず、顆粒球と同じ
アドレナリンレセプターを持ち、交感神経優位の活動時に働く。老化の影響は個人差があり、古いリンパ球の増減や活性の高低は人に
よりまちまちであるが、超高齢者でもレクリエーション活動や運動等により適度の身体的・精神的疲労(交感神経の緊張)があり、
適度の交感神経優位の状態を作り出している老人は胸腺由来の新しいTリンパ球の増殖能力は低下しているのに
古いリンパ球(胸腺外分化Tリンパ球やNK細胞)の活性がよく保たれている場合の多いことが報告されている。
✭副交感神経・アセチルコリンレセプターを持つ新しいリンパ球:
新しいリンパ球(胸腺で分化し鍛えられた胸腺由来T細胞とB細胞)はマクロファージの子孫で、抗原抗体反応にかかわり、
それ以外にもアセチルコリンレセプターを受継ぎ、副交感神経優位の休息状態で生体防御をおこなっている。老化は胸腺の縮小を
引き起こし、胸腺由来の新しいリンパ球は加齢とともに減っていく。20歳頃から萎縮、60歳代には1/4になり、80歳代にはほとんど
痕跡を残すばかりとなる。代わりに、加齢とともに、抗原抗体反応にはかかわらないが古くからある胸腺以外で分化する交感神経支配の
古いリンパ球は増えてくる。
☆ Photo Blog-PICS (Livedoor blog) ←クリック
☆ Livedoor blog 還元的健康法 ←クリック
☆ English(Livedoor blog)
☆ 牛頭天王(丑年の守護神、医王山薬寿院八王寺-竹寺-本地仏は薬師如来、京都祇園-八坂神社)
☆ 二種の自律神経(交感神経と副交感神経)支配下にある免疫系と内分泌(ホルモン)系
「交感神経と副交感神経のバランスが崩れると病気になる」といわれているが、これはで20歳位までの場合で、年をとってからは、
いずれも交感神経で支配されている顆粒球とリンパ球のバランスの崩れが病気の原因となっている。
年をとったら新しい胸腺由来のリンパ球は減少する。免疫系が胸腺から腸管、肝臓等の胸腺外分化系に切り替わっていく。
腸内環境をととのえ、適度の運動と深くゆっくりした呼吸で体温が高く血行の良い状態を保ち、NK細胞等の胸腺外
リンパ球を活性化する努力が必要。
交感神経優位でアドレナリン・レセプターを持つ顆粒球が活性化され増加 - 活性酸素によるガン化に注意
健康な組織が交感神経緊張で障害されたとき、プロスタグランディン、アセチルコリン、セロトニン、ヒスタミン等が分泌されるために
治癒反応である副交感神経反射(腫れ、痛み、かゆみ、くしゃみ、発熱、発赤、下痢等)が起きる。その症状を治めるための消炎鎮痛剤等
薬使用には注意が必要。消炎鎮痛剤は顆粒球を増やし、プロスタグランディンの産生を止める。また、ステロイド剤はミトコンドリア中の
ステロイド ・ レセプターに結合し、ミトコンドリア機能を止めてしまうので要注意。
☆ 水素分子の働き
水素分子はその小ささ故に胃腸から拡散し全身くまなく全ての細胞に短時間で到達できる最強の抗酸化物質である。
水素分子は最小、最強の抗酸化物質である。血管が損傷して血流が途絶している臓器、脳梗塞で閉塞している脳へさえも、
抗癌剤ビタミンC の届かないガン細胞へも、腸で供給された水素ガスは体内全ての細胞に、容易に拡散して到達、抗酸化作用を
発揮できる。水素分子はガン、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病等全ての病気に対する最強の予防薬・治療薬となる可能性がある。
腸内環境は皮膚表面同様外部環境と云える。腸内は水素分子で充満した還元状態で、プラス荷電のプロトン過剰弱酸性であることが
望ましい。
腸内環境を弱酸性(pH6.5以下、善玉菌、酵母菌等が産生する乳酸、酢酸、酪酸、クエン酸等の有機酸により酸性)・
還元状態(酸化還元電位ORP -250mV vs. NHE以下、バクテロイデス菌、大腸菌等日和見菌が酸性環境下で産生する
水素ガスH2とヒドロゲナーゼ等還元酵素の作用で大腸のORPが低く保たれていると考えられる)に保つ食事をすることが、
免疫力を高め体力を増強するための最低条件。
解毒を司る肝臓も、肝臓同様に免疫活性の強い腸も弱酸性で低いORP酸化還元電位に保たれている。
人間の体には、外部環境といえる皮膚、のど、鼻腔、口腔、腸、特に最も多く住んでいるのは腸に沢山の
細菌(善玉菌、悪玉菌、日和見菌)が住んでおり、これらの菌が有害な病原菌の血液等体内への侵入を防いでくれている。
(血液はpH7.35-7.45の弱アルカリ性で還元状態、唾液及び尿もpH7-8の弱アルカリ性で還元状態が望ましい)。
我々の腸は弱酸性でマイナスの電位に保たれている。
http://www.geocities.jp/dmqdy509/denkaisui.htm
体内で解毒をつかさどっている肝臓は特に、pH 6.1-6.3の弱酸性、ORPがマイナス500mV(vs.Ag-AgCl)以下の還元環境で、チトクロームP450等
鉄含有酵素が酸素を還元活性化している。 人の腸には約100種、100兆個、約1kgもの細菌が棲んでおり、腸内細菌バランスが健康の
バロメーターになっている。特に大腸内細菌の中で約45%を占め最も多い日和見菌(善玉、悪玉優勢な方の味方になる菌)バクテロイデス菌は
メインの水素産生菌として腸内環境を-250mV vs.NHE以下の還元環境に保つ重要な働きをしている。善玉菌と呼ばれているビフィズス菌や乳酸菌
は水素を産生しないが、酢酸、乳酸等の有機酸を生成し、大腸のpHを弱酸性に保っている。これらの腸内細菌も腸は“第2の脳”といわれる一因を
担い、いずれの菌も免疫機能の強化、ホルモン、ビタミンの生成など健康にとって重要な働きをしている。健康で長生きするためには、
大腸内で最も多い日和見バクテロイデス菌に善玉菌の味方になってもらうため、善玉菌が優勢を保つよう多量の食物繊維摂取を心掛ける等
食生活に注意しなければならない。
新鮮取立て状態で酸化還元電位ORPが低く、還元酵素力の強い弱酸性の生野菜(キュウリ、キャベツ、トマト等)には
プロトンH+から水素分子H2への還元、水素分子を更に還元力の強いヒドリドイオンH−とプロトンに、あるいは電子とプロトン
に分解する鉄含有還元酵素のヒドロゲナーゼ(Ni-Fe錯体)或いは非ヘム鉄イオウ酵素(システインCysやイオウSがFe2+に
配位したクラスター錯体)が含まれていると考えられる。
☆ 免疫システム
自律神経支配下にある免疫系と内分泌(ホルモン)系交感神経優位でアドレナリン・レセプターを持つ顆粒球と古いリンパ球の
NK細胞と胸腺外分化T細胞が活性化され増加する。
副交感神経優位でアセチルコリン・レセプターを持つリンパ球(T細胞やB細胞)が活性化され増加 する。
細胞膜を構成するω-3系とω-6系必須脂肪酸のバランスが免疫系に影響
ω-3系脂肪酸(α-リノレン酸、EPA、DHA等)摂取で 交感神経優位になり顆粒球増加 –精神的に元気に、うつや統合失調症に有効と
いわれている。ω-3系脂肪酸摂取でNK細胞活性は低下。
ω-6系脂肪酸(リノール酸、アラキドン酸等)摂取で副交感神経優位になりリンパ球増加
– 摂取し過ぎアトピーに注意。
免疫システムは胸腺システムと胸腺外システムに分かれ、胸腺外システムはいろいろな部位に独立して存在している。腸管、肝臓、子宮粘膜、
皮膚、腺組織などである。
免疫力をつかさどっているのは白血球。白血球には、役割ごとに種々の免疫細胞が含まれている。免疫細胞の細胞膜表面にある糖鎖が
生命の情報管理を担っている。 腸管には白血球の約60%が集まっている。
白血球成分は、マクロファージ 5%、顆粒球 60%、リンパ球 35%。その比率は自律神経によって調節されており、
顆粒球とリンパ球のバランスが崩れると病気になる。赤ちゃんから20才頃までは、胸腺分化リンパ球優位な状態で、
その程度がひどい場合には、いわゆる「アトピー体質」となる。20才を過ぎると副交感神経支配の胸腺分化リンパ球が減って代わりに
腸管等の交感神経支配の胸腺外分化リンパ球が増える。それでも強いストレス等で過度に交感神経が刺激され顆粒球の増加にリンパ球
の増加が追いつかず、リンパ球の活性が極度に低い状態が続くとガンが進行する。
体力・免疫力増強=細胞内ミトコンドリアへの酸素と水素の供給力増大=細胞での熱エネルギー及びATPエネルギー産生能増大=細胞
の新陳代謝能(老廃物排出と細胞の作り替え)増強。
各細胞で必要とする細胞再生のためのアミノ酸、たんぱく質、酵素、脂質、糖質等有機物生合成は植物とは異なり炭酸ガスCO2から
ではなく、産生したATPをエネルギー源として、酢酸CH3COOH、ピルビン酸CH3C(=O)COOH等からTCA cycleを含む有機物分解の
逆コースで行っている。
細胞の新陳代謝(細胞再生と老廃物排出)は睡眠中に行われるので、充分な睡眠時間が必要で、睡眠時間が短いと、細胞再生は
無論、老廃物排出もきちんと行われない。各細胞のミトコンドリアは睡眠中にも基礎代謝エネルギーを産生、消費している。
細胞再生のため体内で生合成できない栄養素は必須栄養素(必須アミノ酸9種、必須脂肪酸6種、ビタミン18種、ミネラル20種)
として食事から摂るしかない。
http://www.niaes.affrc.go.jp/magazine/061/mgzn06110.html
http://www.wound-treatment.jp/next/dokusho098.htm
我々人間は植物の作った酸素を利用した酸素呼吸によって生きている。また生活習慣病の予防や治療にもジョギングやゆっくりとした水泳等
有酸素運動が有効であることも周知の事実である。人間は酸素がないとエネルギーを産生できない。
☆ 心の若さと体の若さ
健全な心は健全な体に宿る
心は知(海馬)、情(扁桃核)、意(側座核)の3つの脳神経核からなる。
モチベーションアップのためにも、側座核(やる気)、扁桃核(好き嫌い、好奇心)、海馬(記憶、成功体験)の働きが
重要。
心の中核は扁桃核で、親指の先ほどのハート形をした直径1.5cm程の小さな脳である。脳細胞、神経細胞の
再生(新陳代謝)は一度出来上がると無いといわれていたが最近それが間違いであることがわかってきた。
人の約60兆個の細胞は、1分間に2億個の細胞が死に、あらたに2億個の細胞が作られているということだ。
速いもので皮膚、胃、腸は3、4日で、遅いもので筋肉は約7年で入れ替わるといわれている。心臓の筋肉細胞と
脳神経細胞は一度出来上がると再生することはなく、加齢につれて減る一方だと云われている。最近、松澤大樹博士
による脳神経細胞のMRIやPETを使った画像診断で明らかになったことであるが、統合失調症もうつ病も、感情の
中枢である脳の中の扁桃体の傷が原因(統合失調症では左右両側の扁桃上外側部に左右対象に半月状の、
うつ病では両側扁桃の中央部から下部にかけて同じく左右対称に多角形の欠損像が見られる)でおこる病気で、
不治の病ではなく、その傷を治せば(再生すれば)完治することが脳の画像診断により証明された。松澤先生は、
ガンが好物とするブドウ糖にフッ素化合物をつけ、放射性同位元素によって目印がつきやすくしたものを取り込ませる
ガンのPET診断法を開発したことでも知られている。
http://www2.ocn.ne.jp/~taijudr/
石原結実医師によると 「断食こそ究極の医療である!」
モスクワの精神科医ニコライエフ教授は、精神病が悪化するときに患者が往々にして食事を拒否するのを見て、
これを病気を治すための自然の反応と考え、断食療法を実施成果をあげた。断食療法は精神病だけでなく、ガン、
心筋梗塞、脳卒中、脂肪肝、糖尿病、痛風、リウマチ、アレルギー疾患などにも効果が認められ、ロシアではロシアの
全病院に断食療法科を設置することが義務付けられるまでになっているとのこと。
☆ 免疫力強化法
ミトコンドリアへの酸素と水素の供給力増大=細胞再生能増強=体力・免疫力増強
免疫力をつかさどっているのは白血球。白血球には、役割ごとに種々の免疫細胞が含まれている。免疫細胞の細胞膜表面にある糖鎖が生命の
情報管理を担っている。
腸は最大の免疫臓器である。腸管免疫を高め、少しでも細菌やウイルスが体内(血液やリンパ液)に入り込まないようにすることが大切。
そのために、口呼吸を鼻呼吸に変え、食物繊維をはじめ善玉菌を増やし腸を弱酸性・還元環境に保つ食事を摂り、腸の蠕動運動を活発化、
腸の冷えるのを防ぐ。免疫細胞をはじめ人の全細胞の活動及び新陳代謝・再生に必要なエネルギーATPはミトコンドリアの細胞膜内で産生されて
いる。細胞膜は脂質で構成されており、油脂の摂り方による細胞膜脂質の状態の良し悪しが、免疫細胞の免疫力を始め、全細胞の新陳代謝・再生
等われわれの健康に多大な影響を及ぼしている。
1.
最大の免疫臓器である腸管に善玉菌を増やし弱酸性、還元状態に保つ食品、食物繊維やオリゴ糖、乳糖(ヨーグルト等)、発酵食品(キムチ
等)を摂る。
2. 免疫細胞の細胞膜と糖鎖を正常に保つ食品を摂る。細胞膜の状態を悪くする脂肪を避け、不足している脂肪酸を補う食事を心がける。
糖鎖形成に役立つ野菜や果物を充分に摂る。
3.
全身の細胞内ミトコンドリアへ充分な酸素と水素を供給し、生体エネルギーATPの産生を高め、免疫細胞を始め全細胞の新陳代謝、再生を促す。
4.
白血球数を増加する食品、サイトカインを放出し白血球を活性化する食品を摂る。野菜(ニンジン、ゴボウ、トマト、キャベツ、ブロッコリー、
カリフラワー、大根、玉ネギ、長ネギ、にんにく、ニラ、スイートコーン、ショウガ、ホウレンソウ、シソ、ナス、クレソン等)、
海藻、果物(赤ブドウ、キュウイ、バナナ、リンゴ、パイナップル、スイカ等)、大豆、黒豆、きのこ類、赤ワイン、魚介類、香辛料等に含まれる
香気成分、色素、辛味成分、苦味成分:β-カロチン、リコピン、イソチオシアネート、スルフォラファン、硫化アリール、ポリフェノール(フラボノイド、
タンニン、レスべラトロール、アントシアニン等)、アスタキサンチン、クルクミン、β-グルカン,オイゲノール、リモネン、
ショウガオール、カプサイシン等のファイトケミカル。
5.
免疫力は自律神経によってその働きを支配されており、免疫力を高めるにはストレスを軽減し、適度な運動、充分な睡眠、リラックス
(音楽を聴く、笑う等)、深呼吸等副交感神経を刺激して優位に保つ。ストレスは腸内細菌フローラにも影響する。
皮膚、大腸、肝臓が外敵に対する守りの拠点でいずれも酸性。皮膚のいちばん外側の角質細胞は約4週間で垢となって
はがれ、新しい細胞に入れ替わる。口から入った菌は、まず唾液で殺菌され、胃では強い酸で殺菌、胃を通過した場合は
体内最大の免疫器官である腸の免疫システムが働き、小腸を突破し、血液中に入り込んだ敵に対しては、肝臓の解毒機構が
働き無毒化して体外に排泄する。
白血球を活性化し免疫力を高める食事:
ビタミンA及び体内でビタミンAに変わるβ-カロチンは皮膚と口や胃腸を覆う粘膜を強化する。にんじん等緑黄色野菜から
β-カロチンを摂る。一方で白血球を増加させ、活性化するサイトカイン(インターフェロンやインターロイキン等)の材料と
なるファイトケミカルを含有するキャベツ、カリフラワー、大根、ブロッコリー、タマネギ、長ネギ、にんにく、ニラ、シソ、
ショウガなどの淡色野菜やスイカ、バナナ、ブドウ、キュウイ、リンゴ、パイナップルなどの果物を摂る。又、アガリクス
だけでなく、しいたけ、シメジ、えのきだけ、まいたけ、エリンギ等のきのこ類に含まれる多糖類β-グルカンに免疫力を高める
作用のあることがわかっている。緑茶や野菜、果物に含まれているポリフェノール類にも白血球を活性化する作用がある。
ブドウを原料とする赤ワインもポリフェノールの宝庫である。
免疫の働きを左右するのは、免疫細胞を包む細胞膜とその表面に付いている糖鎖である。その細胞膜と糖鎖が正常であれば、
細菌を防御し、ガンを防げる。正常な細胞膜を作るためには、足りている脂肪と足りない脂肪を見分け、足りない脂肪を摂取しなければ
ならない。糖鎖を元気にするために、我々は糖質を野菜や果物からとらなければならない。
解毒を司る肝臓も、肝臓同様、免疫活性の強い腸も弱酸性で低い酸化還元電位に保たれている。
最近、免疫細胞・白血球の一種で骨髄で生まれたリンパ球の仲間NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の抗癌活性が注目されている。
NK細胞は体内をパトロールし、ガン細胞やウイルス感染細胞を見つけると、武器の一つパフォーリン(重要な役割を持った数本の糖鎖を
有する蛋白質)を標的細胞に注入し敵細胞を破壊する。
体液の酸化還元電位を低く保つことにより、酸素を還元して有用な活性酸素を生成すると同時に、強力な抗癌活性を有するNK細胞及び
パフォーリンを多量に生成することが出来る。
NK細胞は肝臓の毛細血管内に多数常駐し、流れて来る腫瘍細胞を捕え殺傷することが明らかになっている。NK細胞は肝臓のほか、
脾臓、肺の毛細血管内、骨髄、胸腺、さらに腸管や気道などの上皮内にも常駐している。
腸は第二の脳ともいわれ、消化、吸収の働きだけでなく、免疫力を有する臓器として重要な働きをしている。
食物繊維は免疫力強化にも重要な働きをし、水溶性食物繊維アラビノキシランにはNK細胞を増殖し、特にガン細胞に対する
免疫力を強化する作用が認められている。
免疫機能の活性化に 笑いは百薬の長 笑う門には福来る。 笑いは体の酸化還元電位を下げ還元力を増強し、免疫力を増強する
ことが、笑いで唾液のORPが低下し、同時にNK細胞数が増加することから証明されている。
体の酸化還元電位を低く保ち、免疫力を増すには、笑うこと、楽しい気分にする以外にも、交換神経より副交換神経が優位に作用するよう
リラックスし、睡眠を充分にとることも重要である。
又、納豆菌、乳酸菌、キノコ類、ヌメリ成分・フコイダンを多く含む昆布、モズク、メカブ等の海藻類を摂ることによっても、ガン細胞を
破壊してくれるリンパ球のNK細胞が活性化される。
野菜、キノコ、海藻、豆などは一日400g以上を目標に摂ったほうが良い。 食物繊維の摂取量一日25g以上を目標とし、
脂肪の摂取量は一日30〜40gに抑えたほうが良い。NK細胞活性は、脂肪摂取を制限すると、増強する。特に、ガンのゲルソン療法
で使用されていたフラックスオイル(亜麻仁油)や魚油等のω-3系の多価不飽和脂肪酸を摂取すると、NK細胞活性は低下することが
判明しているので、ω-3系の油といえども摂りすぎには注意を要する。ω-3系の多価不飽和脂肪酸は、細胞膜のリン脂質の組成を
変化させ、細胞膜の流動性を上昇させる。
ビタミンCもウイルス侵入の信号を出すインターフェロンINFα生合成の補酵素として働き、老化防止、免疫力増強、健康維持に、
一日1.5gから2gを摂っていれば、少なくともビタミンC不足は起こらない。これだけの量を食べ物だけから摂るのは不可能なので、
市販のビタミンCを利用する必要がある。
還元型ビタミンCは酸素を還元して、過酸化水素H2O2を発生する。H2O2はウイルスや癌細胞に作用してそれらを
死滅させる。
日本人の死因で第一位から第三位までで死亡率の約6割を占め、第一位のガンが33%、第二位及び第三位を合わせて約30%が
心臓及び脳の血管疾患である。日本人に多いU型糖尿病も心筋梗塞や脳梗塞等の合併症を引き起こしやすくなる。これら病気の
主原因は誤った生活習慣特に食習慣にあるといえる。誤った食習慣が原因となり、特に情報管理、免疫、解毒を司る細胞の
細胞膜構成成分の構造と機能に異常をきたしたためである。細胞膜脂質二重層自身、その中に組み込まれた糖タンパクや糖脂質自身、
或いはそれらの先端についている糖鎖部分も含め細胞膜全構成成分のいずれかの部分に異常をきたしているからと考えられる。
正常な細胞膜の主な構成要素はリン脂質からなる脂質二重層で、その間にコレステロールのほか、多糖体の糖鎖をつけた糖タンパク質
及び糖脂質が組み込まれている。脂質に含まれる脂肪酸は不飽和のものが多く、二重結合は全てシス型である。生体膜の飽和脂肪酸に
比してシス不飽和脂肪酸の割合が多いほど膜の流動性や透過性は高まる。不飽和脂肪酸の内でもω-6系に比して、ω-3系は特に
細胞膜を柔らかくする。細胞膜は細胞内への酸素や栄養素の取り込み、細胞外への老廃物の排出、細胞同士の情報伝達、バクテリアや
ウイルス等有害物質の侵入防止、ATPエネルギー産生器官の固定等我々の生命活動に重要な働きをしており、生体膜を構成している
シス不飽和脂肪酸には主にω-3系EPAとω-6系アラキドン酸があり,各器官、細胞でその両者の比率バランスが重要である。
ω-3系とω-6系では全く正反対の働きをしており、ω-3系とω-6系の必須脂肪酸をバランスよく摂ることが人の健康にとって最も大切なこと
である。
EPAはα-リノレン酸から、アラキドン酸はリノール酸等の食事からしか摂れない必須脂肪酸から体内で変換され生成する。日本人の場合、ω-3系の脂肪酸がω-6系の脂肪酸に比して不足しているうえに、必要が無くかえって病気の原因物質となっているトランス不飽和脂肪酸
をとり過ぎている傾向が見られる。
ω-3系の脂肪酸を多く含む良質の亜麻仁油を常用 していると、体の酸素が効果的に活用されるためスタミナが強化され、
病気やスポーツ疲労からの回復もスムーズに行き、高い山脈登山でも、血液中の酸素供給が増え疲れないことが報告されている。
だるい、疲れた、痛い、吐き気がする等酸素不足、酸素欠乏が原因であることが多い。但し、抗癌活性のあるNK免疫細胞活性は
ω-3系の脂肪酸摂取で低下するので注意を要する。
我々の体にある60兆個の細胞を包む細胞外膜の表面には糖鎖がびっしりと付いている。糖鎖は1個の細胞に3万〜10万個付いている
といわれている。細胞外膜上糖鎖がバクテリアやウイルス、発ガン物質などの細胞内への侵入を防ぐ免疫チームの主役である。
糖鎖は8つの糖質の複雑な組み合わせで出来ている。米、小麦からとれるブドウ糖、牛乳から摂れる乳糖のほか、食事から摂るのが
難しく肝臓で合成されるマンノース、キシロース、フコース、N-アセチルグルコサミン、N-アセチルガラクトサミン、N-アセチルノイラミン酸の
6つの糖。
前述したように、老化や病気は細胞膜二重層脂質や細胞膜を被っている糖鎖の異常から起こるとさえいわれている。これらが正常なら、
たとえガン化した細胞が出来ても、すぐに消してしまう。
我々の脳や体で情報伝達物質として重要な働きをしているホルモンも細胞膜成分が酸化切断されて出来たものである。
腸内環境を酸性(pH6.5以下、善玉菌、酵母菌等が産生する乳酸、酢酸、酪酸、クエン酸等の有機酸により酸性化)・還元状態
(酸化還元電位ORP -250mV以下 vs. NHE、バクテロイデス菌、大腸菌等日和見菌が酸性環境下で産生する水素ガスH2と
ヒドロゲナーゼ等還元酵素の作用で大腸のORPが低く保たれていると考えられる)に保つ食事をすることが、免疫力を高め体力
を増強するための最低条件。
腸内環境を酸性にするためには、乳酸菌やビフィズス菌等の腸内常在善玉菌を増やす食物繊維やオリゴ糖等を出来るだけ多く
摂取すると同時に、常在善玉菌と同様に乳酸やクエン酸等の有機酸を産生して腐敗菌を寄せ付けない酵母菌や麹菌等を使った
弱酸性発酵食品(納豆、ヨーグルト、キムチ等漬物、味噌、醤油、鰹節、ブドウ酒等発酵酒など)を摂取するとよい。
酸性で還元力のあるビタミンCやポリフェノール類を多く含む食品も効果的。飲料水もアルカリ性ではなく、酸性で尚且つ
ORPの低いものがよい。
肉中心の食事を摂ると、アルカリ性の胆汁が沢山出て腸内環境がアルカリ性に傾くので要注意。腸内常在悪玉菌だけでなく
病原菌、腐敗菌は酸性環境では増殖できず、アルカリ性環境を好み、アルカリ性環境で蛋白質を分解してアンモニア、
インドール、スカトール、ヒスタミン、硫化水素、フェノール等有害物質を産生する。アルカリ性環境ではバクテロイデス菌、
大腸菌等日和見菌も無臭の水素ではなく、アンモニアやスカトール等蛋白質分解産物の悪臭ガスを産生するようになる。
☆生活習慣病、癌対策の化学的根拠
我々は酸素と食物からの水素をエネルギー源とする細胞内呼吸でATPを産生し、免疫力増強、
細胞再生等生命活動を行っている。
酸素不足、水素不足(ミトコンドリアでは水素は裸のプロトンH+と電子e-に分かれて働く) 及び細胞膜脂質異常が
免疫力低下、病気、体調不良の主因と考え、油脂摂取に注意し、適度の有酸素運動、出来る限り多くの食物繊維摂取等を心掛ける。
予防薬学研究要旨スライドショウ(細胞への酸素と水素の供給)
老化や病気は細胞膜二重層脂質や細胞膜を被っている糖鎖の異常から起こると云われている。これらが正常なら、たとえガン化した細胞が
出来ても、すぐに消えてしまう。
誰でも毎日数千個のガン細胞が生まれている。ただし、エネルギー代謝、新陳代謝が活発で、腸内細菌フローラが
健全で弱酸性・還元環境にあり、体温が36.5度(脇の下)以上で、副交感神経優位でリンパ球による
体重の約65%を占める水分の約2/3は、細胞内に存在しており、残り1/3は細胞と細胞の間に存在する
細胞間液と血液にあり、それぞれ生命を維持するために働いている。
体内臓器の酸化還元電位ORPは水溶液の値が測定されており、水の酸化・還元電位の範囲
(pH7.0で水素ガス水溶液の酸化還元電位ORPが-420mV、酸素ガス水溶液のORPが+820mV vs.NHEで、
全ての水溶液のORPの範囲はこの値の範囲内にある。通常使用するAg−AgCl参照電極に対しては-642mV
から+598mVvs.Ag-AgClの範囲となる)を超えることはあり得ない。
O2 + 4H+ + 4e- → 2H2O E0
= +1.229V vs. NHE
酸素水溶液 E = 1.229 – 0.059pH pH = 0 では O2- H2O
pH = 14 ではO2- OH-
水素水溶液 E = - 0.059pH pH = 0 では H+
- H2 pH = 14 ではH2O – H2
ミトコンドリア膜内の反応は水溶液中の反応ではなく、疎水系での反応なので、酸化還元電位等水溶液系大腸内
とは異なり、プロトンも電子も裸で水和していないので、水の溶媒和エネルギー分反応の活性化エネルギーを要しない。
酸素と水素及び水は生命維持に必須であり、酸素は肺から血液を通して各細胞ミトコンドリアに運ばれ、
水素は生成のされ方に2種あるが、いずれもミトコンドリアでヒドロゲナーゼにより裸のプロトンH+と電子e-に
分けられ内呼吸、生体エネルギーATP産生に使われる。
細胞の中でミトコンドリア(好気性細菌の子孫)が酸素を使って行う酸化的リン酸化等の内呼吸と代謝が正常で
あれば、細胞が必要とする充分な電子e-、プロトンH+そしてエネルギー源ATPが作り出され、新陳代謝も活発と
なり、活力ある細胞を保つことが出来る。
最初に述べたように、酸素不足、水素不足(ミトコンドリア膜内で水素は裸のプロトンH+と電子e-に分かれて働く)
及び細胞膜脂質異常が免疫力低下、病気、体調不良の主因と考え、油脂摂取に注意し、有酸素・弱酸性還元生活
を心掛ける。
細胞が酸素不足におちいる最大の原因は、赤血球中の正常ヘモグロビン不足、ガンで赤血球に異常をきたして
いる場合、糖尿病等で糖化ヘモグロビン(HbA1c値)が増加し、酸素運搬能を有する正常ヘモグロビンが減少して
いる場合等が考えられる。
酸素不足の一因として、口呼吸障害に注意。鼻呼吸に比し、沢山の黴菌が白血球内に入りその殺菌に多量の酸素を消費する。又口呼吸ではNOガス量の減少等により免疫力が低下する。
ガン、心臓・脳血管疾患等の生活習慣病を予防し、更には細菌やウイルスによる感染を防御するために
は、栄養として消化吸収された食物起源有機物からミトコンドリアで産生される水素の他、腸で消化吸収
されなかった食物繊維等有機物からバクテロイデス菌(嫌気性細菌、腸内細菌の中で最も多く、時と場合
によって病原性を発揮する日和見菌。歳をとっても善玉菌のように減少しないので、
出来るだけ善玉菌を活性化し、悪玉菌を押さえ、数の多い日和見菌を善玉菌の味方につけ活用する)等
の腸内細菌により産生される水素ガスH2も加えて、全細胞へ充分な酸素と水素を供給し、
代謝(解糖、TCAサイクル、酸化的リン酸化、β-酸化等脂肪酸、アミノ酸等への分解とその逆の生合成、
糖新生、蛋白質生合成、コレステロール生合成、ヌクレオチド生合成及び細胞再生・新陳代謝を含む)
を活発にすることが大事である。
特に免疫力強化のため正常な細胞膜再生を目指し油脂摂取に注意し、細胞に酸素3O2と水素(電子e-と
プロトンH+、弱酸性・還元食生活で) を充分に供給、ミトコンドリアでの代謝とエネルギー産生を
活発にし、細胞再生能・新陳代謝能をあげ、細胞を若く保ち、体力、抵抗力、免疫力をつける。
一方で水素は産生しないが善玉菌と呼ばれているビフィズス菌や乳酸菌の活性化に努め、水素産生菌
だが日和見菌のバクテロイデス菌等を味方につけて有効活用し免疫力をいっそう強化する。
☆健康のため腸を弱酸性、還元環境に保つ
皮膚表面同様、腸内環境も外部環境と云える。腸内はプラスのプロトン過剰〈乳酸菌やビフィズス菌産生の乳酸や酢酸等により弱酸性〉で
マイナスの電子過剰の弱酸性還元状態が望ましいことがわかっている。
人間の体には、外部環境といえる皮膚、のど、鼻腔、口腔、腸、特に最も多く住んでいるのは腸に沢山の細菌(善玉菌、悪玉菌、日和見菌)
が住んでおり、これらの菌が有害な病原菌の血液等体内への侵入を防いでくれている。
(血液はpH7.35-7.45の弱アルカリ性で還元状態、唾液及び尿もpH7-8の弱アルカリ性で還元状態が望ましい)。
我々の腸は弱酸性でマイナスの電位に保たれている。
http://www.geocities.jp/dmqdy509/denkaisui.htm
体内で解毒をつかさどっている肝臓は特に還元環境で、pH6.1-6.3の弱酸性、ORPはマイナス500mV(vs.Ag-AgCl)以下で、チトクロームP450と共に
酸素を還元して活性化している。
人の腸には約100種、100兆個、約1kgもの細菌が棲んでおり、腸内細菌バランスが健康のバロメーターになっている。
特に大腸内細菌の中で約45%を占め最も多い日和見菌(善玉、悪玉優勢な方の味方になる菌)バクテロイデス菌はメインの
水素産生菌として腸内環境を-250mV vs.NHE以下の還元環境に保つ重要な働きをしている。善玉菌と呼ばれているビフィズス菌や
乳酸菌は水素を産生しないが、酢酸、乳酸等の有機酸を生成し、大腸のpHを弱酸性に保っている。これらの腸内細菌も腸は“第2の脳”といわれる
一因を担い、いずれの菌も免疫機能の強化、ホルモン、ビタミンの生成など健康にとって重要な働きをしている。健康で長生きするためには、
大腸内で最も多い日和見バクテロイデス菌に善玉菌の味方になってもらうため、善玉菌が優勢を保つよう多量の食物繊維摂取を心掛ける等食生活
に注意しなければならない。
腸内ガス成分中の水素ガスの割合は0.05〜46%と個人差が大きく、平均20〜30%で(水素産生量が多いと臭いが無く、
大便の比重が軽くなり水に浮くともいわれている。水素以外の悪玉菌が発生した悪臭ガス等で浮く場合は要注意)、一日約200mlの水素が腸内で
生産され、体内を巡っている。バクテロイデス等の腸内細菌群(ビフィズス菌や乳酸桿菌等の善玉菌は水素ガスを産生しないが、短鎖脂肪酸
を産生、腸内を酸性にし、悪玉菌の繁殖を押さえる。悪玉菌は逆にアルカリ性を好み、アミン類を産生、腸内をアルカリ性にする。)が
食物繊維やオリゴ糖等の多糖類を分解して水素を産生すると腸のORPは下がり還元環境となり、一方で、ビフィズス菌等善玉菌が酢酸、
乳酸等の有機酸を生成すれば、腸のpHも下がり、蠕動運動が促進される。
食物繊維やオリゴ糖は消化されなくても大腸でビフィズス菌や乳酸菌が働き酢酸や乳酸を作り出し間接的にカロリーになる。酢やレモン
にも酢酸やクエン酸が多く含まれており、これらの酸は吸収されてエネルギーになるので、LOW-カロリーだといっても、摂りすぎると砂糖と
同じように肥満や糖尿病の原因となるので気をつけなければならない。
腸内細菌フローラの目安として、善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌)が多い場合の大便のpHは成人で6.5前後の弱酸性で黄褐色で
あるが、善玉菌の少ない場合の大便はpHが7.5前後の弱アルカリ性で茶褐色とのこと。
母乳だけ飲んでいる乳児の場合は腸内に善玉菌の代表ビフィズス菌が多く、便のpHは4.5~5.5とかなり酸性で甘酸っぱい
においがし、黄色をしている。
☆免疫増強、活性酸素の活用
酸素分子3O2はビラジカル(三重項)であるが、ラジカルとしての反応性は弱く、
むしろラジカルでないイオンの一重項酸素 +O-O- の方が活性である。酸素分子3O2は還元されて活性化され酸化反応性を増す。
生じた活性酸素が異物、細菌、ウイルス、ガン細胞等の処理だけに使用され、正常細胞の細胞膜構成脂質の酸素化に使用されないよう、
それを防ぐに充分なカタラーゼ、ヒドロゲナーゼ等還元酵素を含め還元・免疫環境を常に整えておく必要がある。
三重項酸素分子3O2やその一電子還元で生じたスーパーオキサイドO2・-がFe2+やMn2+に配位し
チトクロムP450やSOD酵素を
触媒としてさらに還元され、過酸化水素HOOHの形で、肝臓での解毒、又病原菌やガン細胞の死滅に使われる。
解毒を司る肝臓も、肝臓同様、免疫活性の強い腸も弱酸性で低い酸化還元電位に保たれている。
ビタミンCもウイルス侵入の信号を出すインターフェロンINFα生合成の補酵素として働き、老化防止、免疫力増強、
健康維持に、一日1.5gから2gを摂っていれば、少なくともビタミンC不足は起こらない。これだけの量を食べ物だけ
から摂るのは不可能なので、市販のビタミンCを利用する必要がある。
還元型ビタミンCは酸素を還元して、過酸化水素H2O2を発生する。H2O2はウイルスや癌細胞に
作用してそれらを死滅させる。
人参、きゅうり、りんご、バナナなどの野菜や果物にはアスコルビナーゼ(ビタミンCを酸素に
ふれると直ちに酸化してデヒドロアスコルビン酸にする酵素)が含まれているので、すりおろしたり
ジューサーにかけるときは、酢やレモン汁(クエン酸)など酸を加えて酵素の働きを抑えてやる必要が
ある(消化酵素アミラーゼの活性も抑えられるが)。
生物の寿命と深い関わりのあるSOD (特にミトコンドリア内のSOD)も酸素3O2が一電子還元されて生じた
活性酸素の一種スーパーオキサイドO2・-をやはり活性酸素の一種である過酸化水素H2O2と元の酸素3O2に
酸化還元する酵素として知られている。正常細胞では生じた過酸化水素をカタラーゼや
グルタチオンペルオキシダーゼ等、無毒な水にする酵素が存在するが、ガン細胞には過酸化水素を無毒化する
酵素が欠けている。
傷の修復に欠かせないコラーゲンの生合成でも、ポリペプチドを作りながらプロリンやリジンの側鎖を
ヒドロキシル化するシステムとして、酸素、ビタミンC、二価鉄、2−オキソグルタール酸が働く。
酸素は脂肪や糖を燃焼しエネルギー産生のために必要なだけでなく、逆説的だが、細胞内に有酸素運動等で
十分な酸素を供給し、体内SOD同様、過酸化水素のような活性酸素を発生させることも、コラーゲンの産生、
細菌やガン細胞を死滅させるためには必要なのである。
活性酸素は細胞膜脂質を過酸化し有害であるが、すべてのものが有害というわけではなく、ホルモンの生合成、
遺伝子の発現、白血球の殺菌、殺癌作用等重要な役割を果たしている。
Photo Blog-PICS (Livedoor blog)
☆ATP産生
食物-CH2-中の水素HがNAD+により引き抜かれNADH2+となり、さらに、ミトコンドリア細胞内膜を貫いて固定されている酵素
ヒドロゲナーゼによって電子e-とプロトンH+に分けられ、プロトンは内膜と外膜の間に、電子は内膜の中に移動し電位差を生ずる。
その電位差が限界に達するとプロトンがミトコンドリア内膜上に固定されているクリステ・ダムから一気に内膜内マトリックスになだれ込む。
そのとき発生するエネルギーを使ってH+-ATPアーゼによりATPを生成し、生物はそれを活動エネルギー源にしている。
我々は、食物をまず消化吸収してから代謝する。最初に働くのは食物からも補える消化酵素、糖はグルコースC6H12O6等の単糖、
蛋白質はアミノ酸、脂肪は脂肪酸となって消化管から吸収される。そして、血液及びリンパ液からそれぞれ細胞に輸送され、
細胞中のミトコンドリアへ入り、代謝酵素により代謝される。解糖系、クエン酸回路(TCA-cycle)、酸化的リン酸化等の代謝経路で、
食物由来の水素が引き抜かれ、ヒドロゲナーゼという酵素によって裸のプロトンH+と電子e-に分かれる。さらにプロトンは
ミトコンドリア内膜の外へ一旦出され、分かれたプロトンと電子の間に電位差を生ずる。この電位差が次第に大きくなり、
膜がプロトンの蓄積を支えきれなくなると、外に溜まったプロトンが膜上のタービンから一気に内側になだれ込む。その時に発生する
エネルギーを使って生物はたくみにATPをつくる。
又、TCAサイクルでは、有機基質から水素Hが引き抜かれ、補酵素NAD+に渡されNADH2+が出来る。このNADH2+の水素を酸素に渡す
酸化的リン酸化の過程でATPができる。NADH2+一分子から三分子のATPができる。
クエン酸サイクル(TCAサイクル)がうまく回らず、エネルギー代謝を円滑に機能させることが出来なくなると、筋肉内乳酸及び体脂肪が
蓄積されてしまう。
エネルギー代謝を円滑に機能させ、この回路をうまく回すためには、代謝酵素蛋白質を合成するための必須アミノ酸の他、
還元型ビタミンC、E及び触媒或は補酵素として働くビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ニコチンアミド、葉酸、パントテン酸、ビオチン等)や
Na+、K+、H2PO4-のほかFe2+、Mg2+、Ca2+、Mn2+、Zn2+、Cu2+等のミネラル及びω-3系、ω-6系の必須脂肪酸が必要である。
例えば、クエン酸サイクルがうまく回らず、ピルビン酸がどんどん溜まる、O2の使われない嫌気的解糖系のみの場合はATPの生成量は
少なく、グルコース1モルから、酸素が十分にあるときは36モル生成するのに対して、酸素が不足するとわずか2モルしか生成しない。
そして疲労感、倦怠感の原因物質乳酸が多量に生成する。
C6H12O6(グルコース) + 2ADP + 2Pi→ 2C3H6O3(乳酸) + 2H2O + 2ATP
O2のある好気的解糖系である解糖系、クエン酸回路(TCA-cycle)、酸化的リン酸化の生化学的変化の場合は、乳酸の生成は抑えられ、
効率よくATPを生成する。Piは無機燐酸でpH7ではH2PO4-。
2H+
+ 2e- + 3ADP + 3Pi
+ 1/2O2 → 4H2O + 3ATP
C6H12O6(グルコース) + 6O2
+ 36ADP + 36Pi → 42H2O + 6CO2 +36ATP
単なる燃焼の化学的変化の場合は
C6H12O6(グルコース) + 6O2→ 6H2O
+ 6CO2
☆脂肪燃焼ダイエット
脂肪燃焼ダイエットでは、カロリー制限よりも、食べる順番が重要。食物繊維、ビタミン、ミネラル及び消化酵素を多く含む新鮮な生野菜、
果物を時間をかけて最初に食べる。その際、出来れば必須脂肪酸をバランスよく含むドレッシングを使用する。次に酵素の構成成分となる
必須アミノ酸を多く含む蛋白質食品を摂る。
最初に食物繊維の多い硬い生野菜を時間をかけて良く噛んで食べることによって、脂肪の代謝を促進する蛋白ホルモン・アディポネクチン
を増やすだけでなく、ブドウ糖の吸収が抑えられ、また、唾液(正常では1日1〜1.5リットル分泌される)及びインシュリンの分泌が促され、
血糖値の上昇速度が緩やかになる。唾液にはデンプンをマルトース(麦芽糖)に分解するアミラーゼ(別名ジャスターゼ)という消化酵素が
含まれている。口腔内のpHはほぼ中性で、アミラーゼの至適pHは6.3〜6.8であるため、酢酸、クエン酸等の有機酸はその酵素活性を
減弱する。一方、クエン酸酸性の梅干は唾液の分泌を促進することで知られている。唾液にはアミラーゼのほか、過酸化水素を分解する
カタラーゼやペルオキシダーゼも含まれている。唾液には蛋白分解酵素は含まれていないが、よく噛んで食べることによって、
唾液の成分が胃の蛋白消化酵素ペプシン(至適pH2)を刺激する。
飲食前または飲食終了後30分以上経過していれば、唾液の酸化還元電位を測定することによって、その測定時点での体の健康状態の
チェックが出来る。酸化還元電位の低い飲食物を食し、その時点、心身ともに健康だと唾液の酸化還元電位も低い値を示す。
多くの野菜の鮮度(肉や野菜の鮮度は酸化還元電位ORPで測定できる。同種のものでも、取立ての新鮮なものほどORPが低い)は
水素分子(クエン酸と金属マグネシウム或いはビタミンCと金属マグネシウムを使用し簡単に発生できる)による還元で復活できる。
一旦出来た脂肪細胞数を減らすのは難しい。しかし脂肪細胞中の脂肪含量の方は、脂肪細胞から分泌される蛋白ホルモン
アディポネクチンを増やし、脂肪の代謝を促進することにより減らすことができる。アディポネクチンは、II型糖尿病の改善に役立つ。
アディポネクチンを増やす方法の一つとして、逆説的だが、
ω-3系のα-リノレン酸を多く含みω-6系のリノール酸含量の少ないシソ油,亜麻仁油等の植物油(30℃以上の熱をかけず
コールドプレス法で低温圧搾抽出したものを遮光ビンに入れ、低温保存されている製品)を熱をかけないでドレッシングとして生野菜に
かけて摂ることにより脂肪量を減らすことができる。
お互いライバル同士のω-3系(カルボン酸から最も離れた先端炭素から3番目の炭素に二重結合がある)とω-6系
(端から6番目の炭素に二重結合がある)必須脂肪酸をバランスよく摂ることが脳の健康も含め、人の健康にとって最も大切なことである。
人によって、2系列の油脂ω-3系とω-6系のどちらの系列の脂肪酸が不足しているかは違うが、大抵の場合ω-3系が不足している。
天然のcis-二重結合の多い多価不飽和脂肪酸系列の油は、ω-3系、ω-6系共に熱と酸化に弱いので、光および加熱処理を避け、
抗酸化食品と一緒に摂るのが望ましい。cis-二重結合1個の単価脂肪酸、ω-9系のオレイン酸を多く含む天然のオリーブ油、ゴマ油等は
比較的熱や酸化に強いので、炒め物等に適している。ただし、同じω-9系で二重結合が少なく熱や酸化に強い油でも、天然油に
水素添加して得た人工のマーガリンは、trans-二重結合を多く含むので問題視されている。
アディポネクチンによく似た構造で、アディポネクチン受容体に結合して、アディポネクチンと同様の作用をする蛋白オスモチンをそれを
多く含む食品から摂る方法もある。オスモチンを多く含む食品としてはトマト、ピーマン、とうもろこし、じゃがいも、さくらんぼ、リンゴ、
ブドウ、キウイ等が知られている。
成人の場合、脂肪組織に含まれる脂肪細胞の数は250億から300億位で、典型的な肥満者ではこれらの3〜5倍に達するといわれて
いる。脂肪組織の発達には、もう一つの要因があり、細胞数の増加の他に、細胞中の脂肪含量の増える細胞の肥大もある。細胞数の
増加による肥満は治りにくく、細胞の肥大による肥満は比較的治りやすいと言われている。
脂肪燃焼ダイエットには、脂肪細胞数の増加を抑える蛋白酵素サーチュインを活性化し、一方で、脂肪細胞から分泌される蛋白ホルモン
アディポネクチンを増やし脂肪の代謝を促進、又エネルギー産生系、解糖系、TCA回路で働く数多くのマグネシウム含有或いは
鉄含有代謝酵素を活性化し脂肪含量を減らす必要がある。
更に、人の健康維持のためには、脳を含め細胞を還元状態に保ち、特に解毒、代謝に関わる肝臓や大腸は弱酸性・還元状態に保つ
必要がある。認知症や統合失調症患者の脳では抗酸化防護系が損傷しており、認知症の予防に 水素分子が有効であり、
統合失調症患者の脳では、アドレナリンの酸化が増大、それに伴いアドレノクロムが異常に増加しており(統合失調症の
アドレノクロム仮説)、それを抑制するナイアシンが有効であることが明らかになっている。但し、ナイアシンを摂ってはいけないケース
もあり、高血圧治療薬服用中の場合は、ナイアシン併用で血圧を下げ過ぎてしまうことがあり、また、ナイアシンには血糖値を上げる
作用があるので、糖尿病治療中の人も注意しなければならない。
サーチュイン(Sirtuin)という脂肪細胞生成を抑える蛋白酵素を活性化する物質レスベラトロール(Resveratrol)を多く含有する
食品赤ワインや干しブドウを積極的に食する新ダイエット法が今注目されている。
更には、脂肪や糖質の代謝を促進する脂肪細胞から分泌される蛋白ホルモンである善玉アディポサイトカイン(Adipocytokine)別名
アディポネクチン(Adiponectin)の量を増やす食品を積極的にとり、更に本ホルモンを増やす適度の有酸素運動(脂汗の出るサウナ
も含め)を組み合わせたダイエット法が今話題になっている。
筋肉は最大の熱産生器官。筋肉には有酸素解糖系ミトコンドリアが豊富なため細胞分裂が抑制されている赤筋とミトコンドリアが
少なく細胞分裂の盛んな無酸素解糖系でエネルギーを産生する白筋がある。有酸素運動では糖と脂肪の両方が消費されるが、無酸素運動では
糖だけで脂肪はエネルギー源として使われない。しかし、有酸素運動の前に筋トレ等無酸素運動を行っておくと、無酸素運動で白筋に乳酸が
たまって、その情報が脳に行き多量の成長ホルモンが分泌され白筋量が増えると同時に、有酸素運動での脂肪燃焼が促進され、体温も上昇、
乳酸も消費される。
脂肪燃焼ダイエット
A. 脂肪細胞から内臓脂肪の量に反比例して分泌される善玉長寿ホルモン・アディポネクチン(Adiponectin)を増やす。
アディポネクチンを増やすには、適度な有酸素運動を行い、
次のアディポネクチン増加食品を積極的に摂る。
1. 体内でEPAとなるα-リノレン酸を多く含む新鮮なフラックスオイル等の食品。
飽和脂肪酸系でトランス不飽和脂肪酸を含むので問題になっているマーガリンだけでなく、不飽和脂肪酸であってもリノール酸(紅花油、
コーン油等)もとりすぎに注意。オレイン酸(オリーブ油、ゴマ油、菜種油等)は二重結合が分子中に一つしかなく比較的熱に強く、
酸化されづらく 過酸化脂質を作りにくいといわれている。
競合関係にあるω-3系とω-6系の必須脂肪酸のバランスが体及び脳の健康を左右する。
成人脳内脂質中に占める脂肪酸組成の18%がω-3系のDHAとEPA(DHAが17%、EPAが1%)で、12%がω-6系の
アラキドン酸ARA である。
人では体内酵素の作用でω-3系のα-リノレン酸からω-3系のEPAが、またω-6系のリノール酸からω-6系のアラキドン酸が
生成し、更にEPAやアラキドン酸は種々のプロスタグランジンやトロンボキサン、ロイコトリエンのような生理活性物質となる。両系で
その生理活性、薬理作用は拮抗している。
統合失調症患者の脳では明らかな脂肪酸代謝異常がみられる。統合失調症患者の脳では、抗酸化防護系が損傷しており、
アドレナリンの酸化が増大、それに伴いアドレノクロムが異常に増加している(統合失調症のアドレノクロム仮説)。この酸化の抑制に
酸化還元酵素NAD+/NADH2+の補酵素ナイアシン(ニコチン酸、ニコチン酸アミド)とビタミンCが有効であることが明らかとなっている。
ω-3系のC18多価不飽和脂肪酸 α-リノレン酸
Linolenic
acid
9(cis),12(cis),15(cis)-octadecatrienoic acid
ω-3系のC20多価不飽和脂肪酸 EPA
5(cis),8(cis),11(cis),14(cis),17(cis)-Eicosapentaenoic
acid
ω-3系のC22多価不飽和脂肪酸 ドコサヘキサエン酸 DHA
ω-6系のC18多価不飽和脂肪酸 リノール酸 Linoleic
acid
9(cis),12(cis)−octadecadienoic acid
ω-6系のC20多価不飽和脂肪酸
アラキドン酸
ω-9系のC18単価不飽和脂肪酸 オレイン酸 Oleic acid mp.
14度
9(cis)−octadecenoic acid
C18飽和脂肪酸 ステアリン酸 Stearic acid mp. 69.2度
CH3(CH2)16COOH
2. マグネシウムを多く含む玄米、ヒジキ、高野豆腐等
3. 食物繊維を多く含む野菜
食物繊維は善玉腸内細菌を増加させるだけでなく、脂肪燃焼を促進する善玉ホルモンも増加させる。
4. 大豆蛋白β-コングリシニン(β-congrishinin)を多く含む豆腐等の大豆食品。
B. 体内ミトコンドリアで酸素と反応し、糖、脂肪等の燃料を燃焼し、エネルギー物質ATPを作る時に働く代謝促進物質マグネシウム
及び鉄を多く含む食品を積極的に摂る。
1.マグネシウム及び鉄含有代謝酵素を増やすためMg及び鉄の豊富な玄米、豆腐、ほうれん草、小松菜、レバー等の食品。
2. ミトコンドリアを活性化し、脂肪燃焼を促進するケンフェロールを多く含む玉ねぎ、長ねぎ、にら等の食品。
脳の健康を含む心身の健康維持のためには、更に上記ダイエット食品の他、還元食品として、ナイアシン、ビタミンC、Eや
水素分子、ポリフェノール類(米糠含有成分フェルラ酸等)、カロテノイド類(サケのアスタキサンチン等)等の抗酸化物質を豊富に含む
食品を摂取することも大切である。話題の水素分子は全ての分子中最小の分子で、細胞をはじめ殆ど全ての物質を通過するので、
保存は難しく、金属マグネシウムとクエン酸から要時生成した水素分子を利用するのが良い。特に、取りたての新鮮な生野菜は
酸化還元電位が低く、その抗酸化作用は非常に強い。野菜によっては、加熱しても、抗酸化作用を示す酵素の壊れないものもある。
人間のエネルギー代謝において、食物((糖質、脂質及び蛋白質だけでなく、食物繊維も一部は大腸で乳酸菌により乳酸となり
主に肝臓で糖を新生、エネルギー源となる。乳酸の他、クエン酸、酢酸等の有機酸も脂肪組織や肝臓で糖に変わるだけでなく、
還元酵素NADPHを使って、脂肪酸、コレステロール、脂肪に変換される。糖は食べ過ぎると、体で脂肪に変えて貯蔵されるが、脂肪は
糖にはならない)はその炭化水素−CHOH-部分が還元剤として働き、嫌気的解糖系(脂肪酸及びアミノ酸と異なり糖からピルビン酸まで
の解糖系のみ嫌気的な酸素の無い状態でATPが作られる)、好気的TCAサイクル(クエン酸回路)、電子伝達系で高エネルギー分子
であるアデノシン三リン酸ATPを生成しながら、例えばクエン酸回路でイソクエン酸→オキザロコハク酸→α-ケトグルタル酸のように、
NAD+による脱水素酸化により脱炭酸し易いβ-ケト酸が生成し、β-ケト酸が脱炭酸して生じたCO2が呼気に排出される。
食物中炭化水素の水素Hは最終的にはニコチン酸アミド酵素NAD+/NADH2+やフラビン酵素FAD/FADH(例えば、TCAサイクルでの
コハク酸→フマール酸で働く)、非ヘム鉄蛋白酵素FeS及びチトクロム系鉄含有酵素等の電子伝達系(呼吸鎖)に渡り、呼吸による酸素O2
で酸化されて水H2Oとなる。
人間のエネルギー代謝に必要なものは、エネルギー源である食べ物のほか、その協力者として、触媒酵素蛋白源となる
必須アミノ酸(トリプトファン、リジン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、バリン、イソロイシン、ロイシン、チロシン)、
電子伝達系酵素の助酵素であるピりジンヌクレオチド助酵素やフラビン助酵素の成分となるビタミンB群(B1、B2、B6、B12、
ニコチンアミド、葉酸、パントテン酸、ビオチン)及び2価の金属陽イオン(Mg2+、Mn2+、Zn2+、Cu2+、Fe2+)、還元酵素と連携して細胞膜等
脂質層で働く還元型ビタミンE及び細胞液に溶けていて酸化型ビタミンEに接触して還元型に戻す働きをする還元型の水溶性ビタミンC
等が必要である。
☆生体内酸塩基反応と酸化還元反応
薬学の基礎は化学である。化学の基礎は酸・塩基と酸化・還元である。全ての生体に係わる化学反応は酸塩基反応か
酸化還元反応である。
酵素には生体内酸塩基反応を触媒するものと、酸化還元反応を触媒するものがあり、全酵素の約1/3は何らかの形で金属をその
活性発現のために必要としている。酸塩基反応では亜鉛Zn(II)、マグネシウムMg(II)、カルシウムCa(II)等の原子価の変化しない
典型元素が活性点として多く使われ、酸化還元反応では鉄Fe(II/III)、銅Cu(I/II)、マンガンMn(II/III)等のd電子を持ち原子価の
変化しやすい遷移金属が使われている。酸塩基反応を触媒する酵素には金属を必要としない蛋白質のみから成る酵素もあるが、
金属酵素-蛋白質の多くは酸化還元反応に関与している。特例として、NAD+/NADH2+の関与する酸化還元反応は水素ラジカルH・や
電子e-の移動ではなく、ヒドリドH-の移行という形で起こる酸塩基反応でもあり亜鉛酵素が関与している。
http://www.geocities.jp/dmqdy509/mitudo.htm
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☆ Home Page of Showa Pharmaceutical
University
☆ Electron and Health
Let's recover the health of human and earth by the
force of the electrons in the plant enzymes (Ferredoxin,
Hydrogenase,
NADPH and RuBisCOetc.)!
The enzymatic activity of the plant, reductase(Hydrogenase 、
Ferredoxin、NADPH etc.)
and carboxylase (RuBisCO).
When the earth was born 46 hundred million
years ago, the carbon dioxide was 100% in the atmosphere,
and the oxygen almost
did not exist.
It is a result of the
photosynthesis of the plant that the carbon dioxide CO2
is decreasing to 0.04% and the oxygen increasing
to 21% in the atmosphere present.
The life of all organisms of the ecosystem is
supported, and the element of organic substances produced of the photosynthesis
has come from the carbon dioxide.
To begin with, the
light energy is collected in the chloroplast in the chlorophyll, and the
water is resolved into electron e-,
proton H+ and
oxygen O2 using the energy.
The electrons and protons are used in
making NADPH and ATP.
http://www.ims.tsukuba.ac.jp/~noguchi_lab/syn/photosyn.html
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/oxidphos.htm
The resolution of the water with
photo-catalyst 〔Ru(bpy)3〕2+.
The enzyme called RuBisCO(Ribulose
Bisphosphate Carboxylase/Oxygenase) that it grasps the carbon dioxide in the
leaf of
the plant abundantly exists.
RuBisCO is the protein
which the most mainly exists on the earth.
Chlorophyll and rubisCO
make the chelate with magnesium .
Carbon dioxide is reduced of the dark
reaction, and to begin with, the carbohydrate is formed, and in addition,
organic substances,
fatty acid and proteins of other, etc. are
possible.
Why is the water that oxidation-reduction
potential (ORP) is low and that the surface tension is week good for the health
?
About surface tension of the blood, osmotic
force to the cell, digestion and absorption in the intestine, and metabolism by
the enzymes in the intestine or liver.
About activation of oxygen and metabolism by cytochrome P450 ( on various
reductases in the liver and oxygenation
by cytochrome P450 ).
On the elucidation of oxygenation mechanism of enzyme reaction by the
cytochrome P450 oxygenation enzyme model.
The Active Oxygen is Direct Cause of Many Diseases.
As the inducement to many diseases, such as diabetes mellitus, cancer, ulcer, myocardial
infarction, atopic dermatitis, hepatitis, nephritis, brain obstacles,, cataract, autoimmune disease,
infectious disease, food poisoning, drug injury,
heavy metal brain obstacles, radiation damage, there are variously stresses, toxic substances,
viruses, bacteria,
abnormalities in metabolism, immunologic
abnormalities, DNA damage, aging, etc.
However, direct cause of the disease is
the only one, and it is common to all of these, and the active oxygen( singlet
oxygen 1O2,
superoxide anion radical O2・-, hydrogen peroxide H2O2,
hydroxyl radical・OHetc.)is related. There
is
the theory in abnormal
occurrence and imperfect erasure of active oxygen on the etiology of these
diseases.
According to recent
research, that active oxygen is a cause on about 90% of the disease clarifies.
In short,
active oxygen is not the
exaggeration, even if it is called an element of all kinds of diseases.
In Japan, the aging
progresses at the early speed. What worries in the arrival of aging society
though is the senile
dementia. The consumption
of the oxygen is very more abounding in the brain
than other organs. And,
the unsaturated ω-3, ω-6 fatty acids like DHA and EPA are also abounding.
Besides, the brain cell contains
much iron-ion. The ferrous or ferric ion is related in the
generation of active oxygen in vivo. In the brain cell,
active oxygen is easy to
arise for such reason. It is considered that the relation between senile
dementia and
active oxygen is very deep.
Many diseases of cerebral
nerve systems such as Alzheimer disease, dementia of the cerebrovascular,
Parkinson disease,
epilepsy, schizophrenia, Down syndrome seem to be related to the active oxygen.
The ORP of stomach(at pH2) also liver(at pH6)
is-300〜-400mV vs. Ag-AgCl
The water with the effect
which eliminates generated active oxygen, while abnormal occurrence of active
oxygen
is prevented, is recently noticed. In
drinking, further it advances from the good water in the health, it begins to
positively use the active
acidic water having Low
Redox Potential(ORP under −400mV vs.Ag−AgCl at
acidic pH 2−5)for prevention and treatment of the disease.
The
relationship between ORP and Surface tension (ST)and osmotic force.
The
surface tension(ST) is small
for the water of which oxidation-reduction potential(ORP) is low. The osmotic force
to the cell is strong for
the water of which surface tension(ST) is small.
The surface tension of the water lowers with the rise
in the temperature. It is lower the about 25% surface
tension of the water of 100 ℃ than the water of 0℃. Surface tension of
water
is 75.6 dyne/cm at 0℃, 72.8 dyne/cm at20℃, 63.5 dyne/cm at 75℃, and about 57 dyne/cm at 100℃.
Redox
Potential(ORP under −4)100℃ hot water.
The
liver is the strongest for the reducibility, and it gradually weakens of liver, intestine,
kidney, heart, lung, lien in order.
O2 → O2- →
HOOH → O2 → O2- → HOOH → FeV=O → Oxygenation(Metabolism)
Cytochrome
P-450 Model
Rather, in the lipophilic part the case in which site of
incidence of active oxygen in vivo arises in the catalyst of
cytochrome
P-450, etc. without
limiting in aqueous solution, Superscription active oxygen species exists in
the form
like high-valence oxo-iron complex FeV=O
which combined with the metal like iron porphyrin without existing
in the free form(OH
radical), in the lipophilic division. The simple iron complex as cytochrome
P-450 model
(Cytochrome
P-450 Mimics) in our laboratory Using Fe(Picolinate)3
(OH2) and Fe(Acetonitrile)62+-Ac2O
, 3O2 H2O2 ,
the activation is examined. At present, interesting
experimental result on O2 activation mechanism by the
iron
in vitro has been
obtained by the combination of various iron complex –oxygen – electrolysis.
The research of the activation mechanism
of the oxygen by iron-complexes.
Density Functional Theory
,Cytochrome P450, C-H bond Activation Mechanism.
Shiota
Y.,Yoshizawa K.,J.Am.Chem.Soc.,122,12317(2000);
Yoshizawa K.,Shiota
Y.,Kagawa Y.,Yamabe T.,J.Phys.Chem.A.,
104, 2552(2000)
Our development research of oxidase functional(not
structural) model iron complexes
Oxidation reactions
involving the oxidase such as cytochrome
P450 can be divided roughly into
two kinds of reactions. It can classify in 2 types of the reaction
which starts in the electron drawing and reaction
which starts in hydrogen
abstraction oxidation reaction.
The first involves electron removal from an aromatic
ring or an active CH-bond. The other reaction involves
hydrogen
abstraction from an inactive CH-bond.
The Development Research
of Oxidase Functional Model Iron Complexes
Eiichi Kotani, YAKUGAKU
ZASSHI 124(12)873-892(2004)
The
Pharmaceutical Society of Japan
The reviews
described in retirement from office in the Heisei 15th.
Link: Density Functional Theory
An invitation to pharmaceutical sciences
☆ 参照文献
免疫力 活性酸素 抗酸化物質 ガン細胞 必須脂肪酸 細胞膜 リン脂質 糖脂質 糖タンパク 糖鎖 受容体
神経細胞 脳
*安保 徹 岡本 裕 「自分の免疫力」で病気を治す本 マキノ出版 2011/05
医師と薬に頼らない 病気は自分で治せる ガンは低体温・低酸素・高血糖で発症する
ミトコンドリアの活性化でガンは自然退縮する
ストレス→交感神経興奮→低体温・低酸素・高血糖→ミトコンドリアの働きが停止、エネルギー生成系が
ミトコンドリアから解糖系へシフト→低体温・低酸素・高血糖
ストレス→食後の高い血糖値が長時間元に戻らない→糖尿病
*安保 徹 病気にならない体をつくる免疫力 三笠書房 2011/04
病気にならない体の基本は、腸にある。腸はリンパ球が作られる場所、腸を刺激するとリンパ球が増える。
腸を刺激する食品としては、玄米や海藻、野菜などの食物繊維を多く含んだ食品、納豆、味噌、しょうゆ、酢、漬物、
鰹節、ヨーグルト、チーズ、天然酵母パンなどの発酵食品、わさびや辛子、しょうがなど辛み,苦みのある食品、にら、
ねぎなどの体を温める食品がお勧め。
玄米は一つの食品でほとんどの栄養素をカバーできる完全栄養食品であり、玄米食にすると、消化管だけでなく、
体中の血行がよくなり、脳細胞も活性化される。
お風呂、散歩、深呼吸,早寝の効用。
*安保 徹 人が病気になるたった2つの原因 講談社 2010/07
低酸素・低体温の体質を変えて健康長寿
*安保 徹 40歳からの免疫力が付く生き方 静山社文庫 2009/10
リンパ球人間と顆粒球人間。 交感神経優位の日中には顆粒球が血液中に増え、副交感神経優位の夜間にはリンパ球が増えている。
リンパ球は30%以上に上げるよう心がける。
解糖系中心の細胞は、ミトコンドリアが少なく、不活性で低酸素、低温(32℃)で働き、瞬発力の白筋、と分裂細胞である皮膚、粘膜、骨髄、
分泌腺、精子(分裂をくりかえし、ミトコンドリアは1細胞あたり100個位しかない)、受精卵(卵子はミトコンドリア系で分裂しないが、
受精卵は低酸素下ミトコンドリアの働きが抑えられ激しく分裂)などがある。
胎児は母親の胎盤を介して動脈血同士の間接的な酸素の受け渡しをしており、酸素分圧を5分の1まで下げている。
ミトコンドリア系中心の細胞は高酸素、高温(37〜39℃)で働き、持久力のある赤筋、心筋、脳神経、卵子(卵子は生まれたときに
持っている300個のみで分裂せず、増えない。ミトコンドリアは1細胞当り10万個)などがある。
40すぎて健康を維持するためには、解糖系を抑えて、ミトコンドリア系の世界に入っていくこと。体を温め、おおいに笑うこと。
エネルギー産生系の変遷に適応できれば仙人、失敗すれば病人。
*安保 徹 図解雑学 安保徹の病気にならない免疫のしくみ ナツメ社 2008/11
細胞のなかのミトコンドリアが生命の鍵を握っている。がん細胞にはミトコンドリアが少なく、さかんに分裂して生き延びようとする。
免疫力は自律神経しだい。免疫系と内分泌系は自律神経系の支配下にある。顆粒球とリンパ球は、自律神経の支配下にあり、
交感神経末端から分泌されるアドレナリンのレセプターを持つ顆粒球、副交感神経末端から分泌されるアセチルコリンのレセプターを持つ
リンパ球、それぞれがそれらの伝達物質を受けて活性化され増加し拮抗的に働く。
交感神経に偏った顆粒球体質はガンに注意。副交感神経にかたよったリンパ球体質はアレルギーになりやすい。
食事は副交感神経を活性化させる玄米菜食が基本。
あらゆる病気は冷え+ストレスから引き起こされる。リンパ球数は多すぎても少なすぎても低体温となり病気をまねく。高熱がでると
ガンが突然消失することがある。
年をとったからといって免疫力が低下するわけではない。免疫システムの変化、老化に適した免疫システムの再構築がされる。
加齢による胸腺の萎縮に伴い、胸腺分化免疫システムから胸腺外分化免疫システムへと変化する。
新しい免疫と呼ばれ、胸腺で作られる胸腺分化免疫システムのリンパ球(T細胞とB細胞)は20歳ごろから減少するが、代わりに、
古い免疫と呼ばれ、腸管や肝臓で作られる胸腺外分化免疫システムのリンパ球(NK細胞と胸腺外分化T細胞)が加齢により活性化する。
ストレスによって免疫力が落ちるとガンや糖尿病になる。交感神経の緊張が続くとインスリン分泌が低下する。ストレスがかかる厳しい
食事制限は過食が原因の糖尿病以外かえってよくない場合もある。
*安保 徹 病気にならない人の免疫の新常識 永岡書店 2009/03
病気のほとんどはストレスから始まる。
免疫細胞(白血球)の種類
リンパ球、顆粒球、マクロファージの3種。このうち老化に伴い胸腺の萎縮に伴い顆粒球は増加するがリンパ球が減少してくる。しかし齢を
とっても、副交感神経を優位の状態にしてやれば、別に古い免疫と呼ばれる腸管や肝臓で作られるNK細胞等のリンパ球が代わって生成する。
自律神経の白血球支配の法則
副交感神経優位→リンパ球活性化で免疫力アップ
リンパ球は細胞膜上にアセチルコリン受容体をもっている。
交換神経緊張→顆粒球活性化で免疫力低下。
顆粒球は細胞膜上にアドレナリン受容体をもっている。
*安保 徹 病気にならない免疫生活のすすめ 中経の文庫 2007/10
色白でふっくらしているリンパ球タイプの人は副交感神経体質なので、性格が穏やかで優しく、リラックスしている。色黒で痩せている
顆粒球タイプの人は交感神経体質なので、せっかっちで活発に行動し、睡眠時間が短い傾向にある。どちらのタイプかにより、
かかりやすい病気や、日頃の生活で注意することがわかる。
*小林 弘幸 なぜ、「これ」は健康にいいのか? 2011/04 サンマーク出版
ゆっくり生きると、病気は逃げる。自律神経のコントロールが体の免疫力を最大限に
引き出すことを、医学的に解き明かした画期的な書。
副交感神経が人生の質を決める。 副交感神経の働きを高めることが「最高の健康法」。
健康は自律神経のバランスで決まる。自律神経のバランスが崩れると白血球のバランスも崩れ、
免疫力が低下する。交感神経のレベルには加齢による変化も男女差もほとんど見られない。
体力の低下=副交感神経の低下。副交感神経が低下すると、血管の老化が進み、同時に免疫力も低下、
病気になりやすくなる。
交感神経が過剰に優位な人は糖尿病になりやすい。副交感神経の働きを高めれば、血管が弛緩して
広がり、血流が改善され、隅々の細胞まで血液が行き渡る。
睡眠不足は副交感神経のレベルを低下させる。ゆっくりとした運動・深呼吸が体に良い。夕食後の
最低30分の散歩が理想的な運動。
*落合 敏 監修 免疫力がぐんぐん高まる大百科 主婦の友社 2008/03 2009/05 第3刷
免疫力がアップする身近な食材や、より効果の上がる食べ方、簡単な動作や呼吸法、入浴の仕方など。
腸は第二の脳といわれ、腸それ自体で免疫機能をつかさどっている。
*久保 明 糖化を防げば、あなたは一生老化しない 2011/04 永岡書店
糖化こそ、老化や病気を引き起こす元凶だった!
食後1時間の血糖値で寿命が決まる。
血液中に増えた余分な糖がタンパク質と結合、糖化タンパク質AGEを生ずる。
酸化と糖化は兄弟分。いつも影響し合って一緒に進行している。 必ず野菜を先に食べる。
食後血糖値を下げるため、食後1時間に体を動かす習慣をつける。
には、食べる順番が大事。野菜や豆類、海藻やキノコなど食物繊維の多いものから食べ始め、次に肉や魚などのタンパク質を
食べ、一番最後にごはんやパン、めんなどの炭水化物を食べる。カロリーの高低だけでなく食後血糖値の急上昇を防ぐ、
低GI食品を選んで糖化の予防に役立てる。
*南雲 吉則 50歳を超えても30代に見える生き方 「人生百年計画」の行程表 講談社+α新書 2011/10
56歳なのに、血管年齢26歳、骨年齢28歳、脳年齢38歳! 20歳若返るシンプル生活術
細胞から若返る食事術 ガンは悪者ではない コレステロールに善玉悪玉はない HDLは末梢血管から肝臓へ
コレステロールを運び、LDLは肝臓から末梢血管へコレステロールを運びセットで働いている。
飢餓体験で寿命が延びる グラス二杯のワインが健康の目安 ゴボウのアクに若返りの秘密が
*南雲 吉則 「空腹」が人を健康にする サンマーク出版 2012/01
お腹がグーと鳴ると、サーチュイン遺伝子が活性化し、体中の細胞を活性化する! サーチュイン遺伝子は空腹状態で、
50兆の細胞の中にある遺伝子を全てスキャンして、崩れたり傷ついたりいている遺伝子を修復してくれる。
一日一食のすすめ!
*江部 康二 主食を抜けば糖尿病は良くなる! 2005/01 東洋経済新報社
糖質制限食のすすめ
低カロリー、低脂肪を基本方針としていたが、糖質制限食ではカロリーや脂肪の量を制限するのではなく、糖質を制限することを基本と
する。
*江部 康二 糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食 ナツメ社 2010/12初版 2011/06 第4刷
ドクタ江部の糖尿病徒然日記 http://koujiebe.blog95.fc2.com/
食物が消化・吸収された後、糖質は100%血糖に変わり、蛋白質、脂質は血糖に変わらない。現在動脈硬化の元凶として問題とされている
食後高血糖を引き起こすのは三大栄養素のなかで糖質だけである。
低GI食でも糖尿病患者では食後高血糖をおこす。
*宮本 輝 江部 康二 我ら糖尿人、元気なのには理由がある。
現代病を治す糖質制限食 東洋経済新報社 2009/08
赤血球以外の 心臓、脳、骨格や内臓の筋肉も含めて、人体すべての細胞が脂肪酸―ケトン体を主メインエネルギー源としている。
赤血球だけはミトコンドリアが無いため、ブドウ糖しかエネルギー源として使えない。血液中には常時ブドウ糖が存在するが、多すぎると
糖化ヘモグロビンを生成し血管を傷つけ、多くの病気の原因となる。
高糖質のカロリー制限食では糖尿病は減らない。食後高血糖をもたらすのは糖質だけ。
*江部 康二 加納 則章 不安解消! 30分でわかる糖尿病の本 東洋経済新報社 2011/08
赤血球はブドウ糖だけをエネルギー源としている。筋肉や脂肪の細胞の場合、ブドウ糖が中に入るには、細胞の入り口を開ける
インスリンが必要。インスリンが血液中のブドウ糖を減らす。カロリー制限食では油を減らすよう指導されるが、インスリンが十分作れない人
だと、カロリー制限食では血糖値が高いままなので、薬でむりやりインスリンを出させることになる。糖質制限食をはじめると、
その日から食後血糖値は良くなり始める。
*栗原 毅 「体重2キロ減」で脱出できるメタボリックシンドローム
講談社+α新書 2006/12
炭水化物、果糖が内臓脂肪をつくりやすい。メタボ脱出には炭水化物減らしが成功の要因。
アルコールのカロリーはエンプティカロリーと呼ばれ、体内に蓄積されることは無い。飲むとカーッと体温を
上げ、それで終わり。飲むときに一緒にいろいろのものをつまむから太るのだ。
*糖尿病専門医 牧田善二 糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい 和食が危険! お酒は飲んでも大丈夫
講談社+α新書 2010/02/20 第1刷
糖尿病治療の現場は、日々、進化し続けている。昔はカロリー計算が重要だと言われていたが、いまは糖質を減らすことが大事だと
わかってきた。
150キロカロリーのおにぎり二個で食後血糖値が200を超えることがあるのに、700キロカロリーのビーフステーキで血糖値が上がる
ことはない。
お酒のカロリーは高い。ビール一缶(350ml)が約150キロカロリー、日本酒一合約200キロカロリー、焼酎のお湯割り一杯約150キロカロリー
である。カロリーは高くても、焼酎やウイスキー、ブランデー、ウオッカといった蒸留酒は糖質ゼロで、血糖値に影響しない。
糖質は摂取後15分で血糖値を上げ、2時間以内に100%がブドウ糖に変化して吸収される。蛋白質や脂肪はまったく血糖値を上げない。
糖尿病合併症の首班は蛋白質とブドウ糖が結びついた物質AGE(Advanced
Glycation End-products) だ。血管中の過剰なブドウ糖は、
コラーゲン、ヘモグロビンなどの蛋白質と結合してAGEとなる。
*釜池 豊秋 医者に頼らない! 糖尿病の新常識 糖質ゼロの食事術 実業之日本社 2007/12
三大栄養素は消化により、糖質はブドウ糖に、タンパク質はアミノ酸に、脂肪は脂肪酸に分解され,酸素が十分使える条件では、
それぞれ異なった異化代謝路を経て、アセチル-CoAという同一の中間代謝物となり、以降は共通の経路でエネルギーを産出する。
血液中の赤血球はミトコンドリアを持っていない。クエン酸回路が無く、エネルギー産生は解糖系のみ。赤血球はブドウ糖が無ければ
生きていけない。インスリンは糖質摂取で放出され、老化を促進する。かまいけ式糖質ゼロ食は不老長寿の万能薬。
血糖値のあがらない人口甘味料として、パルスイートがお勧め。オリゴ糖や羅漢果は使わないほうがよい?
*釜池 豊秋 食べても太らない 「糖質ゼロ」の健康法 洋泉社 2011/04
2011/09
http://kamaikeclinic.blog76.fc2.com/
Dr.Zeroの食事日誌
糖質ゼロ食は肉・魚が主食 アルコールも蒸留酒とワインはOK 糖質は5g未満に!
昼食に玄米を食べる江部先生の主食抜き、糖質制限食とは違う。
*永田 孝行 低インシュリン食で健康になる 2002/06 宝島社新書
低GI値食品でダイエット、やせる食品はGI値60以下。 インシュリンの分泌障害はすべての生活習慣病のもと。
食物繊維を多く含む野菜、酢、乳製品はいずれも食べ物の消化吸収を遅らせ、血糖値の上昇をゆるやかにする。
*発行者 萩野 善之 最新版 気になる血糖値がみるみる下がる大百科 主婦の友社 2012/03/31
糖質制限食で血糖値の上昇を抑える。 酢の物の酢が消化吸収をゆるやかにして血糖値を抑制してくれる。
ヤーコン茶、水出し番茶の血糖降下作用。
*森下 敬一 ガンを食べ物で治す法-新しい理論と実際 海南書房 1976/11 1988/03 第40版
糖質ゼロ食 のまる反対 炭水化物中心食のすすめ。
血液が、栄養分を抹消組織細胞に流通させ、酸素を与える。血液の質次第で、体細胞が完全に変わる。すべての病気は、
血液の汚れからおこる。血液をきれいにするためには、腸をきれいにすればよい。血液の質が変わったとき、その血液自体がガン細胞に
変わっていく。血液は食べ物で作られる。赤血球という細胞は、寄り集まって、しばしば白血球という細胞につくりかえられる。
赤血球が白血球という、全く異質な細胞に生まれ変わる。同様に、赤血球が融合してガン細胞になる。がん細胞の中の赤血球が壊れた後
に、ヘモグロビンが残っている状態が観察された。ガンの食事療法:玄米・海藻食をおこなう。三白食品・動物蛋白食品すなわち白米,
白砂糖,精製塩、肉、牛乳、卵をやめる。小魚類はよい。玄米主体の炭水化物中心食がよい。体内では、炭水化物が蛋白や脂肪になる。
体内で炭水化物が蛋白や脂肪になっていく。炭水化物を中心とした食べ物をとっているほど、血液が細胞になる流れがスムーズに
進行する。
飢餓は体細胞を赤血球化する。ウサギを飢餓状態で飼育摺ると、餓死直前まで赤血球数は300万を割らない。
*岩本 みつあき 悪性ガンは腸から治せ! メタモル出版 2002/04
免疫乳酸酵素 驚異の抗ガンパワー 腸内汚染が病気の元凶
きれいな血液がガンを抑止する。食物繊維がとても重要。
*近藤和雄、板倉広重 第三の栄養学 1997/06
ごま書房
心臓病・脳卒中・ガン・老化をもたらす活性酸素の害から体を守る抗酸化物質。赤い魚(アスタキサンチン)・哺乳動物、鳥類、魚類の蛋白質
(セレ二ウム)・
大豆・トマト・タマネギ・オリーブ油・ショウガ・赤ワイン(アントシアニン)・ココア(ポリフェノール)・コーヒー(クロロゲン酸)・ウコン・
イチョウ・ゴマ・黒酢・海藻・・・・ 「赤ワイン健康法」および「ココア・チョコレート健康法」ゴマ書房の著者。
*血糖値を下げる100のコツ 主婦の友社編 2001/01 第五刷
各種の健康茶を活用して、血糖値を下げる
冷水で抽出した秋摘み四番茶をのむのが、血糖値を下げるには効果的。
黒豆コーヒーが、高血圧、糖尿病、肥満など、あらゆる病気に効果を発揮する。
桑の葉茶、ヤ-コン茶にも同様の血糖降下作用がある。
*血糖値にぐぐっと効く本 主婦の友社編 2010/05
冷水で抽出した秋摘み四番茶をのむのが、血糖値を下げるには効果的。
*血糖値を下げる知恵とコツ 主婦の友社編
水出し番茶には血糖降下成分が豊富に含まれている。
*ガンにならない! がんを防ぐ! 毒出し即効ブック 主婦の友社編 2011/09
がんを防ぐ食材と発癌物質を取り除く工夫。コーヒー、ココアの効果。バナナの効果等。
*日置正人 ミトコンドリア不老術 幻冬舎 2009/12
ミトコンドリアDNAで病気がわかる。
カロリー制限と長寿遺伝子
40歳からはじめて120歳まで生きる究極のアンチエイジング法。
なぜ心臓の筋肉は動き続けることができるのか。
「老いない」の鍵はミトコンドリアにある。
1つの細胞内に核は一つ、それに対してミトコンドリアは少なく見ても数百、さらに、ミトコンドリアには遺伝子セットが5〜10個含まれている。
2001/09/11 ニューヨークの旅客機激突テロでは、ミトコンドリアの遺伝子が身元判別調査に使われた。ミトコンドリアの遺伝子は沢山あり
取り出しやすく、母系遺伝子なので、母方の遺伝子と合うかどうかを比較して調べればよい。
*日置正人 炭酸美肌術 幻冬舎 2011/01
二酸化炭素が酸素をつれてくる。酸素は細胞から二酸化炭素が放出されたのを目印にして、ヘモグロビンから離れ、
細胞の中へ入っていく。
* 林秀光 ドクター林のこれが正真正銘の水素豊富水だ! 知道出版 2008/10
天然界、自然界に水素豊富水は存在しえない。
日米特許、水素発生ミネラル・スティク(マグネシウム顆粒とセラミック・ミネラル) Mg +2H2O →Mg(OH)2 + H2
悪臭便(硫化水素、アンモニア、ヒスタミン、インドール、フェノール、ニトロソアミン等の腐敗性代謝産物による)
は万病のもと。水素豊富水には胃腸内異常発酵を改善し、便の悪臭を消す効果がある。
水素豊富水は腸内微生物の本来の働きを助ける。
腸内微生物の本来の働き、腸内微生物は一つの臓器である。
1)百種百兆個の微生物全体が一個残らず善玉菌として働く 2)
ホルモンの産生 3) ビタミンの産生
4) 酵素の産生 5)
コレステロール代謝 6) 血糖値の調整 7) 血圧の調整8) 蛋白質の合成
9) 虫歯の予防
10) 免疫に関与
ビタミンC,健康茶等サプリメントは中国産が多い。
* 山尾準 病気にならない水の飲み方 イースト・プレス 2007/03
硝酸性窒素汚染の怖さ。硝酸は人体の胃の中等酸素の少ない状態では簡単に亜硝酸窒素に変化し、ガンや糖尿病を
はじめとするさまざまな病気の原因となる。通電効果を高めるためにカルシウムを投入して作った電解還元水
(アルカリイオン水)を飲み続けると、健康に支障が出る。
*NHKテレビ 異所性脂肪 2010/03/06
放映
本当に恐いのは脂肪細胞内に溜まる内臓脂肪や皮下脂肪ではなく、 脂肪細胞外のすい臓や肝臓の細胞に蓄積する異所性脂肪
(第三の脂肪)で、その細胞のミトコンドリアを死滅させ、細胞死、固体死に至る。
*光岡知足 腸内クリーニングで10歳若くなる 伝社黄金文庫 2007/12
100兆個の細菌が腸内花畑を構成している。最も
優秀な善玉菌はビフィズス菌、乳酸桿菌も善玉菌の一種だが、普通の人の腸内にはそれほど多くは存在していない。
便は健康のバロメーター ビフィズス菌だけのエサになるオリゴ糖は摂取後、血糖値やインシュリン濃度がほとんど上昇しない。
腸内環境をきれいにしてくれるものは、食物繊維だけでなく、オリゴ糖にも同じか、それ以上の効果がある。
ペットにオリゴ糖入り餌を与えると、腸内ビフィズス菌が増え、糞便のイヤな臭いを抑えることができる。
オナラに含まれる窒素、酸素以外の成分は、ほとんどが腸内細菌の働きによって作られる。水素とメタンは全て腸内細菌が食物成分
などを分解して作りだしたもの。
人間の場合、大腸内で最も大きな勢力を有しているバクテロイデスが、水素を大量に作る役割を果たしている。
豚の腸内にいるバクテロイデスはガスを作らない。人間の場合はむしろガスを作らない菌種を数えた方が早いくらいで、
ビフィズス菌や乳酸桿菌など、ほんの数種類しかいない。
*光岡知足 腸内細菌の話 岩波新書 1978/09 2002/03 第27刷
腸内ガス産生 ガス組成は変動し、水素とメタンに関しては個人差が大きい。
メタンは0〜26%、水素は0.06〜47%、腸内細菌は水素を食物から作っている。絶食しているときの水素産生は非常に低い。
豆類に含まれるスタキオースとかラフィノースのように、小腸内では消化吸収されずそのまま腸管下部に到達するような物質が、
腸内細菌(ヒトの腸内でどの菌が水素産生の主役であるかはまだわかっていない)によって分解されて水素を産生する。
大腸菌や各種の嫌気性菌が試験管内で水素を発生するが、シロネズミに大腸菌を抑制するためネオマイシンを与えると、
腸内水素産生が与えるまえの3〜6倍に増加したことから、大腸菌が主産生菌とは考えられない。
*青木のぼる 人体常在菌のはなし 集英社新書 2004/09 2008/09 第6刷
人間の細胞数は60兆個。腸内の常在菌は100兆個、口腔内に100億個、皮膚には1兆個。我々は細胞の数よりずっと多い菌たちと
一緒に生きている。有益菌の代表はビフィズス菌、ビフィズス菌、ラクトバチルス菌は共に乳酸菌群の一員。有益菌の多くが乳酸菌群。
炭水化物を消費して乳酸を作り、腸内環境を酸性に保ち、病原菌の進入を防いでいる。有害菌の多くはたんぱく質を分解し、アンモニア、
インドール等の腐敗物質を出す。その代表がウエルシュ菌。加齢とともにウエルシュ菌が増え、ウンチはくさみを増していく。大腸菌、
バクテロイデス菌は日和見菌であるが、普段はたんぱく質分解、ビタミン合成、侵入菌攻撃等、有益菌の働きをしている。
表皮ブドウ球菌等皮膚常在菌も脂肪酸を産生し、皮膚を酸性に保ち、アルカリ性を好む病原菌の侵入を防いでいる。
風呂はカラスの行水で!体表が35度以下、体内が36度以下になると、常在菌も元気をなくす。
*主婦の友社編 免疫力がみるみるアップする100のコツ 2006/11 第1刷 2008/05 第5刷
腸内免疫を高めるコツ
免疫力をアップする-食生活と食品選びのコツ、ファイトケミカル
-日常生活のコツ(鼻呼吸、笑う、モーツァルトの音楽を聞く等 -動作・呼吸法
*齋藤 真嗣 体温を上げると健康になる サンマーク出版 2009/03
体温が1度下がると免疫力は30%低下する。逆に、体温がたった1度上がるだけで免疫力は5倍から6倍も高くなる。
体温が低いとガン細胞が元気になる。
健康な人の平熱は36.8度。体温を恒常的に上げる最も良い方法は、筋肉を鍛えること。筋肉は最大の熱産生器官。
筋肉を鍛えれば、体温は自然と上がる。筋肉は使わないとどんどん減って、弱っていく。
成長ホルモン活用法
有酸素運動だけでは15〜25分ぐらい運動をし続けないと脂肪燃焼が始まらない。ところが、有酸素運動の前に無酸素運動を行って
おくと脂肪燃焼効率がよくなる。無酸素運動は生成する乳酸の刺激によって脂肪を分解する働きを持っている成長ホルモンの分泌量を
増やすので、例えば、有酸素運動の前に呼吸回数を減らし、無酸素に近い状態で1分間に1回ぐらいのゆっくりとしたスクワットを
10回ぐらい行っておくだけで、その後ウオーキング等の有酸素運動を始めてからわずか5分〜10分程度で脂肪燃焼の段階に入る。
*池田清彦 寿命はどこまで延ばせるか? HPサイエンス・ワールド新書 2009/10/02
高等動物の細胞には分裂性細胞と非分裂性細胞がある。分裂性細胞で一番重要なのは幹細胞。骨髄の造血幹細胞、表皮の下の
皮膚幹細胞及び消化管の上皮を作る幹細胞である。次いで肝細胞やリンパ球などで、必要とあらば分裂可能である。神経細胞や心筋細胞
は非分裂性の細胞で、死んでしまえば補充はできないが寿命は長い(ヒトでは最大寿命120年といわれている)。幹細胞から作られる
赤血球や皮膚の細胞は非分裂性であるが、いつでも補充がきくので寿命は短い。幹細胞にも寿命があり、人間では50回ほど分裂する
と寿命が尽きてしまう。ガン細胞と生殖細胞系列の細胞は分裂回数制限がなく不死の細胞である。
*福岡伸一 動的平衡 木楽舎 2009/02/25
ミトコンドリア・ミステリー 細胞の核DNAとは別にミトコンドリアにはミトコンドリアDNAが存在し、自己複製する。
ミトコンドリアDNAで犯罪捜査、母系をたどれる。
全身の細胞は一つの例外もなく、動的な平衡状態にあり、日々、壊され、更新されている。細胞の分裂が起こらないとされている心臓や
脳でさえ、個々の細胞の中身はどんどん壊されて、新しい分子に置き換えられている。生きているとは動的な平衡によってエントロピー
増大の法則と折り合いをつけているということであるが、しかし、長い間、エントロピー増大の法則と追いかけっこしているうちに少しずつ
分子レベルで損傷が蓄積し、やがてエントロピー増大の法則に追い抜かれてしまう。つまり秩序が保てない時が必ずくる。それが固体の
死である。
体重を増やさない食べ方。できるだけインシュリンが出ないように、だましだまし食べる。そのためには、よく噛まないといけないもの、
そばや玄米等消化吸収のおそいGI値の高い食べ物、スローな食べ物を選んで、スローに食べること。
*福岡伸一 生物と無生物のあいだ 講談社現代新書 2007/05
ルドルフ・シェーンハイマーの実験: ネズミに15N重窒素で標識されたアミノ酸・ロイシンを含む餌を与えて三日間飼育した後、
排泄物を含め、組織の蛋白質を加水分解してバラバラのアミノ酸にし重窒素の行方を質量分析計で調べた。その結果、
重窒素はロイシンだけでなく、他のアミノ酸、グリシンにもチロシンにもグルタミン酸などにも含まれていた。また、2H重水素を用いた
脂肪の動きについも同様の結果が得られ、脂肪組織は驚くべき速さで、その中身を入れ替えていた。
シェーンハイマーは、この自らの実験結果をもとにこれを「身体構成成分の動的な状態」と呼んだ。
やがて崩壊する構成成分をあえて先回りして分解し、エントロピー(乱雑さ)増大の法則に従って崩壊・乱雑さが蓄積する速度よりも早く、
常に再構築行うことができれば、、エントロピー増大の法則に抗うことができる。秩序は守られるために絶え間なく壊さなければならない。
生命とは動的平衡にある流れである。
*堀泰典 体内静電気を抜けば病気は怖くない! 講談社 2009/09/24
静電気は絶縁体に溜まる。脂肪は絶縁体。赤血球の細胞膜や血管壁の細胞、脳の神経細胞には脂肪が大量に含まれている。
神経細胞は歳をとっても減らないが、神経細胞から伸びる伝達路の部分軸策が萎縮してくる。理屈っぽい左脳タイプの人が
アルツハイマー、認知症になりやすい。睡眠時間は長すぎても体内に静電気が溜まりすぎるのでよくない。病気になると寝るが、
寝っぱなしでは体内静電気が抜けない。時々庭に出て手足を土につけ、余分な静電気を抜くとよい。はだしで土の上を歩くことで、
素足が土に触れたり、草に触れたりして、自然にアースされる。靴を脱いで裸足になろう。健康は素足からやってくる。ガン等の病気や
老化の原因となる活性酸素は酸素が電子で還元される途中で出来る。妊娠中や手術後の細胞増殖には活性酸素が欠かせない。
筋肉が緊張・収縮すると、血管がちじみ、静電気が沢山発生する。
*佐藤義昭 ササッとわかる「加圧トレーニング」健康法 講談社 2007/09
血流制限下加圧トレで大量の乳酸生成。乳酸の刺激で大量の成長ホルモンが分泌され、蛋白質を合成、
筋肉を増強。更に、インスリン様成長ホルモンIGF-1が分泌され血糖値を下げる。脂肪細胞中の中性脂肪の
分解促進。腸を弱酸性、還元環境に保ち腸管免疫増強。
*北原、久保、竹本、曽根 機能活性型乳酸で健康革命 ごま書房 1998/11
濃縮粉末化乳酸、機能活性型乳酸LAC ラックの臨床活用について
*山本千尋 バンド一本でやせる! 巻くだけダイエット 冬舎 2009/06 第1刷 2009/12 第13刷
付録のゴムバンドで圧迫すると、筋肉がハードな運動をしていると錯覚、運動時に作られる乳酸が通常より多く作られ、
それが成長ホルモンの分泌を促し、新陳代謝を活発にする。
*遠藤拓郎 4時間半熟睡法 フォレスト出版 2009/06/29
眠りに入る時、体温は1℃位急激に下がる。温度の高い血液が手足で冷やされ、冷たくなった血液が全身にまわり、体温が下がり、
人間は眠くなる。細胞再生作用のある成長ホルモンは寝ついてから3時間の間、夢をほとんど見ないノンレム睡眠時に大量に分泌され、
睡眠の後半では出なくなる。脂肪燃焼は夜中にも。熟睡している夜中の3時ごろからコルチゾールが大量に分泌され、蓄えられた脂肪や
グリコーゲンをエネルギーに変える.
眠くなるホルモン・メラトニンは夜9時頃から出始めて、夜11時くらいには眠気を感じるレベルになる。睡眠のコアタイムは午前0時から
午前6時まで。
できるだけ睡眠の開始時間を0時からずらさないこと、そして起床時間を6時からずらさないこと。 寝る前に体温を上げ、
寝ている間に体温を下げる。寝る3時間前、夕食(体温を上げる)を済ませる。寝る2時間前、運動(体温を上げる)を済ませる。
寝る1時間前入浴(体温を上げる)を済ませる。アミノ酸・グリシンを就寝前に摂取すると、寝ている間に体温を下げる。
*杉 晴夫 現代医学に残された七つの謎 Blue Backs 2009/09/20
その一つとして、人体の真の設計図?DNA上の遺伝情報がいかにして生体に発現するか。たんぱく質が合成されたのち、
いかにして生体の構造を構築するか。たんぱく質は細胞質中に産み落とされた状態から整然とした細胞内構造を築き上げる謎。
*杉 晴夫 筋肉はふしぎ Blue Backs 2003/12
筋肉が使えば使うほど発達するふしぎ。 筋肉を含む身体のあらゆる部分のたんぱく質は絶えず新しいものに置き換えられている。
規則的な身体運動は白筋や赤筋等骨格筋ばかりでなく呼吸筋、心筋も発達させる。
*岡本 卓 インスリン注射も食事制限もいらない糖尿病最新療法 角川SSC新書 2009/08
2008年2月6日 アメリカで、アメリカとカナダのヘモグロビンA1c値平均8.2の糖尿病患者1万人を対象にしたアコード試験と呼ばれる
糖尿病治療研究に関する予想に反した驚くべき結果(血糖値を正常化しようとするインスリン治療を取り入れた厳格な血糖値コントロールを
した場合、死亡率が増加するという驚愕の事実)が報告された。
厚労省研究班による5万6000人を10年間追跡したストレスと糖尿病の関係を調べる研究で確かめられたこと。コーヒーはストレス時に
分泌されるコルチゾールというホルモンの活性化を妨げるなど、ストレスに対して良い効果がある。コーヒーをよく飲む人たちは男女ともに
糖尿病の発症が少なかった。
薬を手放すまでに、糖尿病を改善するためには、食事、酒はさておき、毎日の運動(毎日1時間くらいかけて10kmほど走るとか)
を治療の中心にする。
*高宮 和彦 病気にならない健康常識 PHP文庫 2009/02
抗酸化物質
サケ、マス、エビの赤い色素に強力な抗酸化力-カロチノイド系アスタキサチン
ヒジキ、ワカメ、コンブ、海苔の抗酸化物質-フコキサンチン
黒・褐色のメラノイジン-みそ、醤油、コーヒー、ココア、チョコレート
コーヒーのポリフェノールはインスリンの分泌を助け血糖値を下げる。
ラクトフェリン-牛乳
天然色素が抗酸化成分
*藤田紘一朗 医者いらずの健康茶辞典 PHP文庫 2010/10
病気の予防に役立つ健康茶
心臓病:イチョウ葉茶、昆布茶、麦茶。
アシタバ茶、アロエ茶、まいたけ茶、スギナ茶、ビワの葉茶、トウモロコシ茶、どくだみ茶、蕎麦茶、ウコン茶、生姜茶、黒豆茶、桑の葉茶、
タンポポ茶、ハトムギ茶、ザクロ茶、ニンジン茶、ゴボウ茶、シイタケ茶、シソの葉茶、羅漢果茶、ゴーヤ茶、イチジクの葉茶等多数の茶
について記載。
*坂根 直樹 小路 浩子 快眠で「やせる体質」 朝日新書 2009/06/30
睡眠不足で太りやすい体質になる。
*石原 結實 体温力 PHP新書 2008/1
体温を1度上げれば免疫力が5〜6倍になる! 冷えをとれば病気は治る!
体温はどのようにして決まるのか。 生体細胞のミトコンドリア内で発生したエネルギーのうち約25〜35%hは仕事のエネルギーATPに
変換され、残りのエネルギーが熱に変換される。ガソリンエンジンの仕事効率が25%程度なので、生体は極めて効率のよい内燃機関と
いえる。 体を温める健康法
*石原 結實 老化は体の乾燥が原因だった! 三笠書房 2007/01
漢方でいう水毒 細胞内の水分不足=乾燥=細胞外液の増加
水分は細胞内に吸収されはじめて、その役割が発揮される。水分は細胞外液の中にあっても、何の役にもたたない
どころか、有害になる。
*石原 結實 「おなかのすく人」はなぜ病気にならないのか プレジデント社 2006/07
人間は冷えると、冷えの一因となる余分な水分を体外に捨てることによって、体を温めようとする。
体内に水分が溜まりすぎた状態 「水毒」がおこす病気
*べんの・よしみ 健腸生活のススメ 日経プレミアシリーズ 2008/07
母乳で育っている赤ちゃんの大便は、ビフィズス菌の活動が活発で酢酸や乳酸が多く、pH4.5~5.5の弱酸性を示す。
*星野泰三 免疫力を鍛えるスーパー食事法 講談社健康ライブラリー イラスト版 2003/08
ガンも危険な感染症もこれで撃退。
緑黄色野菜(カロチン野菜)だけでなくアブラナ科、ユリ科の淡色野菜も。カロチンも淡色野菜に含まれるイソチオシアナ―ト等含硫化合物も
熱に強く、加熱調理をしたほうが効率よくとれる。
野菜を食べるなら、玉ネギ、キャベツなどの淡色野菜。ユリ科の玉ネギ、長ネギ、にんにく、ラッキョウ、ニラ等
アブラナ科のキャベツ、カリフラワー、大根、ブロッコリー、白菜等
カロチン野菜で粘膜の鎧をつくろう。
毎日みそ汁を飲むとガンにならない。
皮膚と大腸が守りの拠点。大腸を突破した敵には肝臓が立ちはだかる。
体内最大の免疫器官は大腸。腸が健康なら全身健康に。
*西原勝成 免疫力を高める生活 健康の鍵はミトコンドリアが握っている サンマーク出版 2006/08 初版
2008/04 第7版
ミトコンドリアは、真核生物(核と細胞小器官を持ち、遺伝子は二重ラセン二本で出来ている)に寄生した原核生物(細菌)の一種で
核が無く遺伝子は二重ラセン一本で出来ており、各細胞の中で半ば自立的に分裂・増殖を続けている。ミトコンドリアは外部エネルギーを
取り入れて、エネルギー代謝を行い、自己増殖、自身の新陳代謝も行っている。食物として外部より取り入れた栄養素、ビタミン、
ミネラル、水素と,呼吸によって取り入れた酸素、それに酵素、補酵素が加わって、全身の細胞のミトコンドリアが、それぞれが必要とする
エネルギー物質のATPを作りだしている。ミトコンドリアが作り出すATPは、生命活動のすべてに必須のもの。細胞レベルの呼吸、消化、
再生が正常に行われてはじめて、生命活動の営みがある。
細胞の生命力=免疫力
免疫力を高めるには、口呼吸を鼻呼吸に変える。常に腸を体温以上に温める(冷たいものを飲み過ぎない)。上向きで寝て骨休めを充分
にする。骨髄造血を促すために、両顎でよく噛む。軽い運動とリラックスを心がける。太陽の光を浴びる。心と体に優しいエネルギーを
取り入れる。
人の約60兆個の細胞は脳神経や心臓の筋肉細胞を除いて全細胞が生まれ変わる。細胞の中でミトコンドリアが酸素を使って行う
細胞内呼吸が正常であれば、細胞が必要とする充分なエネルギー源ATPが作り出され、新陳代謝が活発で、若々しい細胞を保つ
ことが出来る。ヒトの体の細胞は、ミトコンドリアによって行われる新陳代謝により新たに作り換えられ、生命を維持している。
*近藤祥司 老化はなぜ進むのか BLUE BACKS 2009/12/20
カロリー制限で寿命が延びる。 長寿遺伝子Sirt1の発見。
カロリー制限により、嫌気的解糖系代謝低下、酸化ストレス低減を伴うミトコンドリア酸素消費の亢進、ミトコンドリアの新生が起こる。
* 夢21 2009年9月号 わかさ出版
ガンに負けない!これこそ今注目の最先端療法
西原勝成: ガンは、多種のばい菌やウイルスによってミトコンドリアが障害され、細胞が制御を失って増殖する特殊な細胞内感染症と
いえる。ミトコンドリアを元気にすれば、ガンは治すことができる。
*溝口徹 物忘れ、疲労感、意欲の低下…….. 老化はトシではなく脳の酸化が原因だった! 青春出版社 2009/11
血糖値の上がり方を考慮した食べ方をする。
栄養素が血糖に変わる時間と割合を考慮。
*松永政司、宇住晃冶 監修 コラーゲンが導く驚異の核酸バランス クセスマーケティング 2002/08
遺伝子修復から健康復活を導く核酸パワー
コラーゲンの老化を防げば、細胞の老化を遅らせることが出来る。
コラーゲンの形成に重要なビタミンC
*星恵子 ストレスと免疫力 BLUE BACKS 1998/01 第12刷
病は気からの謎をとく。 ストレス病はなぜ起こる。どう防ぐ。
*平林茂著、後藤重則協力 進行がんを眠らせる 川出書房新社 2006/03
あきらめるな!いま注目の最強のがん治療がある
免疫細胞療法 瀬田クリニック 後藤重則院長
*鶴見隆史 難病を癒す免疫療法 廣済堂出版
病気の原因治しと免疫強化物質アラビノキシラン 1997/12
「流れる水は腐らない、流れない水は腐る」 流れる水は酸素を多く含んでいる。
還元水も酸素が抜けたものは失格。
細胞へ酸素を運ぶのは赤血球。悪い赤血球から病気が始まる。ガン患者の赤血球の形はどれもこれも正常ではない。
免疫力増強に、米ぬかに隠された宝物アラビノキシラン。玄米を粉化する技術が実現-リプレフラワー。リプレフラワーを焙煎した
ブラックジンガー。
*河木成一 乳酸菌生産物質で末期ガンを消した ライブ出版 2002/04
ビフィズス菌などが産生する乳酸菌生産物質がサイトカインとよく似た働きをし、免疫細胞を活性化している。腸内細菌は、
すさまじい速度で増殖、養分さえあれば数時間で地球と同じ重さになるといわれている。腸内の養分が分解されつくすと、
腸内細菌の多くは死滅してしまう。便の成分から水を除いた8割以上は腸内細菌の死骸である。腸内環境が整っていれば、
便は黄色ぽく、軽くて水に浮く。
*山科正平 細胞を読む BLUE BACKS 1985/09 初版 1994/01 第14刷
体の内と外
上皮細胞群:口腔内面、舌表面、食道内面、胃内面、小腸内面、大腸内面等は皮膚外界につながっているので体外といえる。
肺も空気が自由に到達できるので同様体外といえる。肝臓も胆管が十二指腸に開口しているので体外といえる。
非上皮細胞群:心臓、動脈、静脈、毛細血管等の上皮の内側の細胞群は体内といえる。
*藤田、牛木著 カラー版 細胞紳士録 岩波新書 2005/04 第3刷
リンパ球 NK細胞 腫瘍細胞のアポトーシス
*奥村康 「まじめ」は寿命を縮める
「不良」長寿のすすめ 宝島社新書 2009/01/24
ガンを叩くNK細胞の増やし方
一日24時間のうちに、人間の体の中に生まれてくる細胞の数はおよそ一兆個。その中に出来そこないに相当するガン細胞も3千から
5千個ほど含まれる。
不良長寿のカナメは免疫力。誰でも毎日数千個のガン細胞が生まれている。ただし、免疫力がガンに勝っている間は、片っぱしから
撲滅されて、増殖しない。中でもガン細胞やウイルスをいち早く見つけて殺してくれるNK細胞を元気に保つことが重要。そのためには、
まじめをやめ、明るくマイペースな、少々不良になることです。
不良長寿の3本柱は、笑い!ストレス発散!動く!
ヒトの免疫力のかなりの部分は、腸の健康に左右される。
納豆菌、乳酸菌、そしてキノコ類を摂ることによって、ガン細胞を破壊してくれるリンパ球のNK細胞が活性化されることが科学的実験で
判明している。
どんな細胞も、42℃では生きているが、43℃では死滅する。43℃でガン細胞を殺そうという温熱療法が、今世界で研究されている。
身体を温めると、正常細胞は血管が広がって血流が増え、体温も分散され、41℃位までしか温度が上がらないが、分裂の盛んな
ガン細胞に栄養を行き渡らせるための血管は新しく未熟なので、加熱しても血管は拡張せず、ガン細胞には熱がこもり、
43℃以上に達してガン細胞は死滅する。さらに、周囲の正常細胞は41℃位まで温度が上がり、NK細胞などの免疫細胞が活性化され
、ガン細胞への攻撃効果が増強される。
*生田哲 食べ物を変えれば脳が変わる HP新書 2008/10
脳に欠かせない脂肪 水分を除けば、脳の70%は脂肪で出来ている。脳血管疾患と心臓病による死亡率を下げるにはバランスよく適度に
必須脂肪酸を摂取すること。必須脂肪酸が知能を高める。
脳の神経細胞、受容体、伝達物質を作るのに欠かせないビタミン、ミネラル。
ビタミンC−心の病の患者に不足しているビタミン
DHAの働きを妨げるトランス脂肪酸
チームを組んで活性酸素を破壊する抗酸化ネットワーク(ビタミンE、ビタミンC、コエンザイムQ10、α-リポ酸、アントシアニジン、
β-カロチン、グルタチオン、セレン等)
食事から高GI食品を出来るだけ減らす。
バナナ(53)対りんご(38)、白米ご飯(72)対玄米ご飯(55) 野菜類、キノコ、海藻類(15以下)、砂糖(65)、
ブドウ糖(GI基準値で100)。
*生田哲 よくわかる生化学 日本実業出版社 2008/02
細胞の化学 細胞を生かす栄養素の話 細胞の情報伝達
血液型も赤血球の膜の表面に突き出ている糖タンパクの糖鎖の種類によって決まる。
*山田豊文 病気がいやなら油を変えなさい!書房新社 2007/08
細胞膜は脂質で構成されている。トランス脂肪酸が入り込むと、必須脂肪酸の役割を果たさなくなるため、細胞膜の構造や機能が
不完全になってしまう。
水分を除き、脳の約60%は脂質で構成されている。オメガ3脂肪酸が不足すると、トランス脂肪酸がその代わりに使用され、構造と機能に
障害がもたらされる。
食事は大豆製品、種実類、海藻類、野菜類、青背魚、キノコ類、イモ類をメイン食材に。
ガンは油で対抗できる。フラックスオイルはガンを予防する。遺伝的にガンになりやすいネズミを使った実験で、フラックスオイルがガンを
明らかに予防することを実証した。
*茅原絃、小国親久 植物ってえらい!植物ってすごい! ごま書房 2004/12
ビタミンがスンナリわかる本 植物栄養素で若返る ファイトケミカルのお話
免疫力を強くし、老化のスピードを遅らせる働きをしているのは我々の体にある60兆個の細胞を被う細胞膜の表面にびっしりついている
糖鎖である。糖鎖はビタミンやミネラルの助けをかりて、生命の情報管理役を担っている。老化や病気は細胞膜表面の糖鎖の力が弱まる
ことによって起こる。
正常な細胞の糖鎖は発ガン物質の侵入を防ぎ、活性酸素と闘い、ガン化した細胞を出来るはしから排除していく。
T細胞、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、マクロファージ、B細胞等免疫チームの細胞膜から出ている糖鎖を元気にしてやれば
バクテリアやウイルス等侵入者を片付けてくれる。 糖鎖に異常が起きると、自分の細胞を攻撃してしまいアレルギーとなる。
*南清貴 究極の食 講談社インターナショナル 2008/10
病気にならない食べ方 今や病気の2/3が食源病
ω-3脂肪酸があなたを救う。糖尿病の脅威と要因
トランス型脂肪酸を摂取する限り、健康のために他にどんな努力をしても無駄。
*丸元淑生、丸元康生 豊かさの栄養学2 新潮文庫 2001/03 第5刷
健康の鍵・脂肪は正しくとろう
オメガ3系(αリノレン酸、EPA)とオメガ6系(アラキドン酸、リノール酸)及びオメガ9系(オレイン酸」の脂肪酸
*池田弘志 野菜がクスリになる44の食べ方 小学館文庫 2003/11
マグネシウムは神経系の指令塔
シソ油がアレルギーに効く。体に悪いリノール酸をできるだけ抑え、体に良いα-リノレン酸を1日3g摂取を目標に、α-リノレン酸を
多く含むシソ油、亜麻仁油等の食用油を使ったドレッシングを作って野菜サラダに使用する。
*ハロルドD. フォスター 統合失調症 本当の理由 中央アート出版社 2008/08
アドレノクロム仮説 統合失調症患者の脳は過剰な過酸化により脂質の酸化防護系が損傷している。
還元剤となるナイアシン(ビタミンB3、ニコチン酸、ニコチン酸アミド)、ビタミンC及び
ω-3系脂肪酸EPAが有効。
*松澤大樹 目で見る脳とこころ NHK出版 2003/02
MRI、PET等脳を観察する技術の開発応用。精神病の予防と治療について。
*田辺功-著 松澤大樹-話す人 心の病は脳の傷 うつ病、統合失調症、認知症が治る 西村書店 2008/12
MRI 及び PET画像診断法、画像で見えるから治ったことがわかる。
心臓の筋肉細胞と脳神経細胞は一度出来上がると再生することはなく、加齢につれて減る一方だと信じられてきたが、
それが間違いであることを、松澤大樹博士が脳神経細胞のMRIやPETによる画像で始めて証明した。松澤先生によると統合失調症と
うつ病は同じ病気で、感情の中枢である脳の中の偏桃体の傷が原因で、不治の病ではなく、その傷を治せば完治することが脳の画像診断
により証明されたとのこと。松澤先生は、ガンが好物とするブドウ糖にフッ素化合物をつけ、放射線同位元素によって目印が
つきやすくしたものを取り込ませるガンのPET診断法を開発したことでも知られている。
http://www2.ocn.ne.jp/~taijudr/
*傳田光洋 皮膚は考える 岩波科学ライブラリー 2005/11
皮膚は電池になっている。表皮は裏側を基準にすると100mV近い電圧をもっている。
*高田明和 病気にならない食べ方 中経の文庫 2007/07
食事のバランスと食べる順序の大切さについて
*板倉弘重、検見崎聡美 病気にならない人の食べる薬の本 永岡書店 2008/07
ケンフェロール、ケルセチン、オスモチン、アディポネクチン、イソチオシアネート、レスベラトロール、ベタイン、β-カロチン、クロロゲン酸、
リコピン、EPA、DHA、オレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸
*佐藤富雄 90日で細胞が元気になる かんき出版 2004/06
体の中の余分の塩分を排泄するために、汗を流すのが大事。
汗をかくような歩き方で歩く。サウナで汗を流す。
体のメンテナンスを行ってくれる成長ホルモン分泌のピークにあわせて、午前1時頃には熟睡をしている必要がある。
新しい栄養学のキーワードは「抗酸化」
オリーブオイルは体脂肪の増加を抑え、同時に魚や野菜などの味を引き立たせる。オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は他の
脂肪酸に比べて消化管を通過するのに時間がかかるため、体内への吸収もゆるやかで、インシュリンの分泌量も一気に増えることもなく、
インシュリンが過剰に分泌されて脂肪酸を脂肪組織に運ぶのを防ぐことが出来る。
地中海ダイエットの主役。オリーブオイル、トマト、GI値の低いパスタ。トマトのリコペンはリパーゼの作用を阻害することにより脂肪の
吸収を阻害。トマトのクエン酸は体内に吸収されたブドウ糖を消費し、余分なブドウ糖が脂肪酸に変換され中性脂肪として脂肪組織に
蓄積されるのを防ぐ。
微量元素亜鉛やセレ二ウムの抗酸化作用。コーキューテンの抗酸化力。
*松生恒夫 「腸ストレス」を取ると老化は妨げる 青春出版社 2011/12
エキストラ・バージン・オリーブオイルは健康長寿の秘薬。食物繊維2対1の法則:食物繊維ただ摂るだけでは効果半減!
食物繊維には二種類あり、理想のバランスは不溶性食物繊維2に対して水溶性食物繊維1だとされている。
スプラウトパワーで大腸がん予防。新芽に含まれる還元力の強いスルフォラファンが有効。
*松生恒夫 新オリーブオイル健康法 講談社 +α新書 2009/03
オリーブオイルでダイエット。オリーブオイルを使用したマヨネーズが良い。オリーブオイルパン-
バターの代わりにニンニクとオリーブオイルを! オリーブオイルは糖尿病に効く。
*松生恒夫 レンジde 玉ねぎダイエット 講談社 2009/08
玉ねぎにはカルシウム、カリウム、マグネシウム及びフラボノイドの一種ケルセチンなどの降圧成分が含まれている。又ケルセチンには
脂肪の吸収を抑制し、体内の脂肪を効率よく排出する効果や、血中コレステロールが酸化されて血管に沈着するのを防ぎ、動脈硬化を
予防する効果が期待できる。また、玉ねぎに含まれる硫化アリールの一つアリシンには、還元作用のほか血管を広げて血流をよくし血圧を
下げる効果、糖分分解酵素の活性を押さえ血糖値の上昇を抑える効果、肝臓の代謝を高め脂肪燃焼を高める効果などがある。
そのほか玉ねぎに含まれるグルタチオンには動脈硬化の一因となる活性酸素を除去する抗酸化作用もある。
オリーブオイルが玉ねぎの効果を引き出す。オリーブオイルと一緒に摂ることで、玉ねぎに含まれる糖の吸収を抑える効果のある
ケルセチンがより吸収されやすくなる。
オリーブオイルは約75%がオレイン酸で、体内より悪玉コレステロールを排除し、善玉コレステロールを増加させる働きがある。
*岡希太郎著 珈琲一杯の薬理学 医薬経済社 2007/05/24発行
肝臓がん予防効果、クロロゲン酸の食後過血糖改善効果等
*星野仁彦 ガンと闘う医師のゲルソン療法 マキノ出版 1998/05
星野式ゲルソン療法 ゲルソン療法で摂取してよい油はω-3系の不飽和脂肪酸のみで、ガンを抑制する作用のある亜麻仁油を
一日に大匙一杯を採るよう勧めている。
*フィネガン博士著 今村光一訳 危険な油が病気を起こしている オフィス今村刊 1998/11
この油が現代人を救う-亜麻仁油の驚異
一日に大匙1〜2杯の亜麻仁油を補うことというやり方で、抑うつ症はじめ、統合失調症などその他の心の病気の治療に成功している。
亜麻仁油を常用 していると、体の酸素が効果的に活用されるためスタミナが強化され、病気や疲労からの回復もスムーズに行く。
高い山の登山でも、血液中の酸素供給が増え疲れない。
体の全ての細胞の細胞膜の主要構成成分は必須脂肪酸である。免疫機能の低下を招く大きな原因の一つは、
細胞膜の整合性が失われることにある。
ω-3系の脂肪酸も摂りすぎると、細胞膜がゆるくなり過ぎて免疫力は低下する。
*青沼武三 いのちの危機を救うキレート酸素 史輝出版 1994/04
現代病の80%以上は酸欠が関係している。ガン患者の体内酸素は一般の人よりも少ないことが確認されている。
ストレス等で血管が収縮し、血液の流れが悪く酸欠状態(虚血)に陥ると、活性酸素が大量に発生する。また、
血流が再び回復する時にも活性酸素が発生する。
酸欠でエネルギーが低く、新陳代謝が低下すると、体温が上がらず、冷えを呼ぶ。
窒素肥料過剰で育ち、亜硝酸の残った野菜を摂ると、亜硝酸がヘモグロビンと結合し、ヘモグロビンは酸素運搬能を失う。
参照 河野武平 野菜が糖尿病をひきおこす 宝島社新書 2000/12
野菜=毒の構図 未変化肥料-硝酸性窒素の害
*柏崎良子 低血糖症と精神疾患治療の手引き イーグレープ 2007
低血糖症治療の日本のパイオニア
*新谷弘実 病気にならない生き方 サンマーク出版 2005/07
全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医、マーガリン=トランス脂肪酸=毒、市販の牛乳=過酸化脂質=活性酸素の構図
*日本健康教育振興協会 長寿の食事 短命の食事 三笠書房 知的生き方文庫
疲れない、太らない、病気にならない人の共通点
長寿の人は、100%EPA体質 最大のカギは青魚(サバ、サンマ、イワシ…..)
不飽和脂肪酸系良い油の順番
1.α-リノレン酸=EPA系 シソ油、エゴマ油、亜麻仁油、EPA及びDHA(イワシ、アジ、サンマ、サバ、マグロ、カツオ、ブリ、イカ、ワカメ、
サクラエビ等に多く含まれる)
2.オレイン酸 オリーブ油など
3.リノール酸:アラキドン酸系 紅花油、ひまわり油、コーン油
ガンのビタミンC療法
*柳澤厚生 ビタミンCがガン細胞を殺す 角川新書 2007/11
超高濃度ビタミンC点滴療法
*水上治 希望の新・抗ガン剤! 超高濃度ビタミンC点滴療法 PHP
2008/11
超高濃度ビタミンC点滴で、血管から漏れたビタミンCにより、組織液の中で過酸化水素が発生し癌細胞を殺す。ガン患者に対する
ビタミンCの効果:1. 副作用の無い天然の抗がん剤である 2.免疫力をあげるので、インフルエンザ、風邪にかからない 3.コラーゲンを
増殖させ、ガン細胞の増殖、転移を抑える 4.活性酸素を抑え,再発、転移を抑える 5.解毒作用がある 6.鎮痛効果がある 7.
疲れにくくなり、吐き気、嘔吐、痛みが減り、食欲低下が改善される等、QOLを改善する
*澤登雅一 ビタミンCはガンに効く 2008/10
ビタミンC大量点滴療法の現場から、効果を確信。
*済陽高穂 今あるガンが消えていく食事 マキノ出版 2008/10
ガンを起こす主な四つの要因。ガンの食事療法の要となる大量の野菜・果物ジュース。
*松田保秀 腸を休ませると免疫力がアップする! 講談社 2003/12
免疫のカギは腸にある。 赤ちゃんや幼児のウンチはすっぱいにおいがするが、これは腸内に善玉菌が多くて腸内の環境がよい状態(酸性)に
保たれているからだ。腸内に炎症や潰瘍などの異常が生じるとその場所はアルカリ性となり、腸内のアルカリ性の場所が増えると
有害物質(硫化水素、スカトール、インドール、アミン、アンモニア等)も増えるので、くさいウンチとなる。
*外崎けいいち がんは「におい」でわかる!
犬の嗅覚を活用した嗅診がガンの早期発見に革命をもたらす。
生体エネルギー
*三村芳和 酸素のはなし 中公新書 2007/12
生物は食物を直接、酸素酸化しない(直接燃やしてCO2とH2Oにはしない)。沢山の代謝を経て食物から水素Hを取り出し、
NADHやATPの形で蓄え、これを利用してエネルギーを取り出す。 ATPへの変換効率は40%程度。半分以上は熱となって逃げ、
体温調節に使われる。
C6H12O6 + 6O2 + 36ADP + 36Pi → 42H2O
+ 6CO2 + 36ATP
グルコース1gは4kcal、4リットルの水を温めて温度を1度上げることの出来る熱量。
脂肪は1gで9kcal、これはあくまでも栄養素を完全燃焼させたときの熱量で、このまま全てがATPになるわけではない。
グルコース1モル180gが完全に燃えると180×4 = 720kcal、 ATP 1モル7.3kcal、ATP
36モルで263kcal、263/720=36%、
ATPへの変換効率は36%程度。残りは熱エネルギーになり体温調節に使われる。
*鈴木英治 植物はなぜ5000年もいきるのか
寿命からみた動物と植物のちがい BLUE BACKS 2002/03
細胞の寿命 動物の細胞 表皮は約4週間で入れ替わり、赤血球は約120日で一生を終え、新しい赤血球が骨髄の中で次々と作られる。
動物の細胞の寿命は、多くの細胞で固体の寿命より短く、次々と交代していく。肝臓の細胞も古くなった細胞は分解されて取り除かれ、
新しい細胞がその場所を埋めていく。一方、神経や心臓の筋肉は、誕生時にすべての細胞が出来上がり、その後は一生分裂が起こらない。
脳も心臓も動物の生存に不可欠の組織なので、一部の細胞が崩れても残った細胞が分裂して補充できないということは、
その細胞の死が固体の死へと直結することになる。実際、心筋梗塞や脳溢血で多くの人が亡くなっている。
*西原克成 内臓が生み出す心 日本放送出版協会 2002/08
口呼吸や冷たい飲み物で、腸をはじめとする内臓の酸素不足が起こる。口呼吸で白血球に取り込まれた好気性黴菌がミトコンドリアの酸素を
食ってしまって、エネルギー代謝がだめになり、結果として白血球が黴菌を消化殺菌出来なくなる。
心も精神も霊と呼ばれる現象も、質量のないエネルギーである。 生命エネルギー現象もアインシュタインの相対性理論、
エネルギー保存の法則に従う。
*水野、岩田、中村共著 21世紀のエネルギー、育成遠赤外光活性『水』と超微弱振動エネルギーを追う!
日本創造エネルギー研究所 2002/09
超ミクロ、ナノレベル以下の極微の世界を探究
水の分子の極小化により、水質改善、鮮度維持、酸化抑制、食品加工の品質向上、バイオヘルスケアなど多くの分野へ
*軽部征夫 とことんやさしいバイオニクスの本 日刊工業新聞社 2001/11
微生物から水素を作る。炭水化物や各種の有機物から水素を作る。水素生産菌の体内で水素を生成する酵素はヒドロゲナーゼ。
ヒドロゲナーゼは酸素に非常に弱く、容器に入れた水素生産菌に有機物を与えても、ヒドロゲナーゼが失活していて、水素を出さない。
そこで、寒天のような高分子の中に、クロストリジウム・ブチリカムといった水素産生菌を固定化して使うと、アルコール工場からの
排水を使って、連続的に安定して水素を発生させることができる。
水素はクリンエネルギー。ヒドロゲナーゼ活性が高く、安定した水素生産性細菌を生み出せるかどうかが実用化の鍵。
*垣谷俊昭・三室守 電子と生命 共立出版 2000/06
生物-生命体-生体 動物、植物及びバクテリア(細菌)
光エネルギー、電子エネルギー、電気化学的エネルギー、化学エネルギー、力学エネルギー、運動エネルギー、熱エネルギー、
化学ポテンシャル、電気化学ポテンシャル
動物は餌をとることにより、そこに蓄えられた化学エネルギーを消費しつつ、自らの化学エネルギーを蓄える。
植物やバクテリアなどは、太陽からの光エネルギーを取り込んで、最終的に化学エネルギーを蓄積する。
生体エネルギー変換の場
葉緑体やミトコンドリアは生体エネルギー変換の中心的オルガネラ。
高等植物は葉緑体で光エネルギーを電気化学的ポテンシャルに変え、ATPやNADPHを作る。NADPHはカルビンサイクルで
糖を作るのに使われ、その後NADHが作られる。ミトコンドリアで、NADHの高い電子エネルギーを用いて大部分のATPが作られる。
動物では、他の生物を食し、NADHを作り、それを用いて、ミトコンドリアでATPをつくる。
ミトコンドリアは多細胞生物のすべての細胞に存在する。
*J. Koryta著 藤平、管、佐治、新橋訳コリタ電気化学 共立出版 1987/11
生体エネルギー論 生命に必要なすべてのエネルギーは、直接的あるいは間接的に太陽からもたらされる。
すべての生命現象あるいは生体エネルギーの基礎は炭化水素燃料である糖の光合成であり、そのATPへの変換である。
*及川たねあき、内藤まれお 水素の可能性 扶養社 2008/05
水素の基礎から医学的検証まで、体に効く水素パワー
マイナス水素イオン(NADH→NAD+ + H-)によるATP産生のメカニズム
水素含有焼成サンゴカルシウム
*内藤まれお 水素の力 酵素の力 アスべクト 2011/10
水素は代謝酵素を活性化。人類を助ける究極の栄養素-水素と酵素。
酵素には消化酵素と代謝酵素があり、代謝酵素は外から摂取しても消化されてしまう。水素は本来なら不可能なはずの代謝酵素を
直接活性化できる。ミトコンドリアを直接刺激して細胞の代謝を上げる。さらに複数の代謝酵素の遺伝子をも活性化する。
ほかの物質では絶対に出来ないことを水素は実現している。水素と酵素は協力しあって相乗効果を発揮し、細胞の代謝を正常化する。
オリーブ油も加熱すると大腸がんになる率が上がるといわれているので注意。
*諏訪邦夫 酸素は体になぜ大切か BLUE BACKS 1990/04
いつも酸素は不足している!
体力・病気・睡眠は、酸素と密接な関係がある
だるい、疲れた、痛い、吐き気がする等酸素不足、酸素欠乏が原因。
体力とは身体が酸素をたくさん運ぶ能力があることで、酸素が不足すると病気が発生し、気分がすぐれません。
電子伝達系のエネルギーの渡し方、いくつもの段階を踏んでいる。
*香川靖男 生体膜と生体エネルギー〔第2版〕東京大学出版会 1980/08
生体エネルギー ATP、 TCAサイクル
*野澤義則・大木和夫 生体膜のバイオダイナミクス 羊土社 1993/02
ミトコンドリア内部区画
脂肪酸よりアセチルCoAを生成する脂肪酸β-酸化経路の一連の酵素、及びアセチルCoAを基質としてNADH2+を生成するクエン酸回路の酵素
は内膜に囲まれた領域マトリックス内に水溶性蛋白質酵素として存在している。クリステと呼ばれるミトコンドリア内膜には電子伝達系とH+-ATPase
が存在している。
ミトコンドリアの外の細胞内細胞質でグルコースはピルビン酸まで代謝され、このピルビン酸はミトコンドリアの外膜と内膜を透過して、
マトリックスに入りクエン酸回路で利用される。
*中沢透、浅見行一 ミトコンドリア 東京大学出版会 1983/11
生体エネルギー ATP、 TCAサイクル ミトコンドリアDNAと複製、増殖
*G.L.アトキンス著、坂本清訳 人間のエネルギー代謝 共立出版株式会社 1983/12
生体エネルギー ATP、 TCAサイクル
*土屋友房編集 廣川タンパク質化学 第10巻 生体エネルギー・光合成
電子伝達フェレドキシン、炭酸固定ルビスコ(RuBisCO)
*長田正松、小島徹 クエン酸で医者いらず
クエン酸は病気を治すのではなく、体すべてを直していく。
*葛西奈津子 植物が地球をかえた! 化学同人 2007/03
炭酸ガスと酸素を同化する植物酵素 ルビスコの話
*河野重行 ミトコンドリアの謎 講談社現代新書 1999/06
クレブスの回路=クエン酸回路、1937年、クレブスは,ハトの胸筋の切片の呼吸がクエン酸で促進されるのを発見した。
ブドウ糖(C6H12O6)+
6O2 + 6H2O → 6CO2 + 12H2O + 4ATP
+10NADH2+ + 2FADH2
細胞質水素伝達解糖系で2NADH2+ + 2ATP 、ミトコンドリア水素伝達TCA回路で8NADH2+ + 2FADH2 + 2ATP 、
ミトコンドリア電子伝達系で細胞質及びミトコンドリアTCA回路で生成した10NADH2+
、2FADH2の酸化的リン酸化により
30ATP+4ATP =34ATPを生成。生体エネルギーATPは主にミトコンドリア電子伝達系で生成される。
鉄仮説、マグネシウム仮説
*山下昭治編 生命科学の原点と未来 –現代科学への呈言とパイウオーター理論- 緑書房 1986/05
二価・三価鉄脂質錯体水溶液(パイウオーター)による食品の腐敗防止作用、作物の鮮度保持や成長促進作用。
*鶴田光敏著 抗酸化飲料で超健康体になる 東洋健康新書 平成7年/04
水溶性ニ量体鉄錯体FFCの抗酸化作用
*鶴見隆史 ガンに克つ高エネルギーパイウオーター 廣済堂出版 1995/08
*牧野伸治 パイウオーターの奇跡 廣済堂出版 1994/04
*飯島登 パイウオーター健康法 廣済堂出版 1998/12
*矢部孝、山路達也 マグネシウム文明論 PHP新書 2010/01
石油に代わる新エネルギー資源は何か?太陽電池でもリチュウム電池でも水素でもない。
世界の電力を五割増やし、二酸化炭素排出25%削減を実現する技術。マグネシウム空気電池
*小谷榮一 鉄錯体の研究
http://www.geocities.co.jp/Beautycare/6325/taikan.pdf
50年間お世話になった昭和薬科大学
*左巻 健男監修 水とからだの健康 小学館 2004/12/10
森林と水の関係等。森が駄目になると沿岸の魚が減る。漁民の森。フルボ酸鉄錯体を吸収して海の植物プランクトンが増えていく。
*矢田 浩 鉄理論=地球と生命の奇跡 講談社現代新書 2005
鉄から見えてくる生命の歴史
http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_news/documents/070706_1.htm
http://www.niaes.affrc.go.jp/magazine/061/mgzn06110.html
地球は鉄の惑星、地磁気(重力)が無ければ、大気も存在出来ないし、生命の誕生もあり得ない。
生命誕生、生命の歴史、生物の進化における鉄の役割、鉄の輪
地球温暖化防止策:海洋鉄散布による二酸化炭素の固定化
酸化還元酵素-----鉄含有酵素
*畠山重篤 鉄が地球温暖化を防ぐ 文芸春秋 2008/06
ジョン・マーチン博士の鉄仮説 地球温暖化防止策:海洋鉄散布による二酸化炭素の固定化
鉄炭ダンゴでメバルや海藻が増えた
磯焼けで荒れ果てた海が、鉄の力で生命力あふれる海の森に。
*西原克成 生物は重力が進化させた Blue Backs 1997/12 講談社
重力対応進化学の医学への応用 重力は鉄に起因
進化を考えると病気の治療法が変わる。皮膚から骨、腸、肝臓、骨髄造血組織等が作れる。
免疫を考え直す。筆者の考える免疫の本質とは、白血球やリンパ球はもとより、生体を構成するすべての細胞における、
細胞レベルの消化である。現代人は猛烈な忙しさの中で骨休めを怠り、鼻呼吸より楽な口呼吸に走り、免疫病にとりつかれつつある。
*高分子学会、高分子錯体研究会 生体と金属イオン 学会出版センター
金属イオンと生体機能、金属酵素の発生と進化、酸化・還元・電子移動反応と酸・塩基反応、
なぜ特定の酵素に特定の金属が必要か。
*長沼毅 深海生物学への招待 日本放送出版協会 1996/08 2006/02 第7刷
パイライト仮設:熱水噴出孔はパイライトFeS2形成の場
*横田邦信 マグネシウム健康読本 現代書林
2006/9
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31765754
マグネシウム仮説:日本人の2型糖尿病発症へのマグネシウムの関与。マグネシウム不足がインスリンの働きを悪くする。
蓄積---内臓の脂肪組織から分泌される物質がインスリンの働きを悪くする。マグネシウムは325種類以上の酵素の働きをサポートしている。
ことに、代謝酵素のうちエネルギー産生系、解糖系とTCA回路(クエン酸サイクル)できわめて大切な働きをしている。
マグネシウム効果:水のクラスターを小さくする効果
酸素不足でアップアップしている金魚が一滴のにがりで元気を取り戻す理由、アサリを粗塩水につけておくと鮮度が保てる理由は、
塩に含まれるマグネシウムが水分子のクラスターを小さくし、水分子の間に溶け込んでいる酸素を出やすくしているからで、
その結果金魚もアサリも呼吸が楽に出来るようになり、元気を取り戻す。
天然のカルシウム拮抗薬。マグネシウム不足と糖尿病、メタボリックシンドロームとの関係。
マグネシウムは葉緑素の構成成分であるが、クエン酸サイクルで働く酵素の構成成分でもある。
体液の酸化還元電位を低く保つクラスター効果
クエン酸効果:マグネシウム、カルシウム、鉄などのミネラルと結合し体内に吸収しやすくするキレート効果。抗酸化作用。
抗アスコルビナーゼ作用(ニンジンに含まれ、ビタミンCを破壊する酸に弱い酵素アスコルビナーゼの働きを抑える)
http://www13.ocn.ne.jp/~rikasoma/batt.htm
*竹内美継 共著 中心小体論 2000/09
生命の誕生、物質には意思が無いが、生命体には意思、合目的性がある。方向性と回路と情報に関わる統合体として中心小体がある。
記憶素子、自己認識と自己複製、記憶が鉄原子を中心とする記憶に関わる物質に記憶された。記憶の連続性は鉄原子の連続性によって
説明されるとする仮説。
http://www.wound-treatment.jp/next/dokusho098.htm
*野崎光洋・折井豊・指吸俊次編集 廣川タンパク質化学 第4巻 酵素 4・1 オキシドレダクターゼ
ヒドロゲナーゼ H2(水素分子)の吸収・発生ともに触媒する可逆酵素
NAD+ヒドロゲナーゼ、フェレドキシンヒドロゲナーゼ、メナキノンヒドロゲナーゼ 等。
*竹内薫 99.9%は仮説 光文社新書 2006/02
科学の基本-世の中ぜんぶ仮説に過ぎない。思い込みで判断しないための考え方
アインシュタインの相対性理論—いくつかの仮説の変更
*竹田せいじ ニーチェ入門 ちくま新書
力への意志:「事実なるものはない、ただ解釈だけが在る。世界の価値は私たちの解釈のうちにある。これまでのすべての価値の
顛倒と、新しい価値の創造、一切の価値の源泉は力への意志。
神も真理も存在しない、人間にとって価値あるもの、何のために苦しみ、何のために生きるのか、生命体が持っている根本衝動としての
力への意志があるためだ。」
ニーチェ著
ツァラトストラかく語りき、善悪の彼岸、道徳の系譜、運命愛・政治・芸術(病気と健康、病気・病弱の価値、超人への道)、
ニヒリズムの克服(道徳、復讐、憎悪、嫉妬、同情、後悔、利己主義と利他主義、善と悪、然りと否)
価値転換、全て仮説設定
*新崎盛紀 直観力 講談社現代新書 1978/05
創造とは異質の素材の新しい組み合わせという4つの要素から成り立っている。
直観思考と論理思考 日本文化の直観的創造性 仮説設定法
日本は照葉樹林文化圏に位置し、山紫水明の地が多く、俳句や和歌・禅・茶道・能などの叙情的な美意識と直観を養った。
*鎌田實 それでも やっぱり がんばらない 集英社 2005/05
ホスピス病棟での心のケアー、日本人の心、薬の役割、薬剤師の役割、癌専門薬剤師
「がんばらないけどあきらめない」
エビデンスやサイエンスは必要だが振りかざしてはいけない。
酸化還元電位とpH
*船井幸雄 超健康のコツ ビジネス社 2001/4
第3章 食べる原点に戻ってみよう
野菜・果物のpHと酸化還元電位(ORP) 豚、牛、鶏、魚等臓器のORP
豚食道(生) -417mV、 豚胃(生) −311mV、豚肝臓(生) -311mV
*早川英雄 酸化体質はこの水で変わる 現代書林 1998/9
自分に合う健康の水 現代書林 2001/12
マグネシウム・亜鉛合金 電極使用高周波電解(交流電解)による抗酸化水
尿の酸化還元電位と酸化体質、還元体質
健康食品、生体臓器等のpHと酸化還元電位(ORP)
*早川英雄 ガンに克つ水 現代書林 1993/11
ミネラル還元水の驚くべき効果!
*早川英雄 健康を守る本当のよい水
玉川(秋田) pH 1.30 ORP -200mV vs. Ag-AgCl +22mV vs. NHE ppb 40 、
pH 1.30の水溶液では、−50mV vs.NHE 以下のORPはありえない。
小野川(山形) pH 6.50 ORP -390mV vs. Ag-AgCl
-168mV vs. NHE ppb 8
小野川温泉水は弱酸性でORPが最も低く、しかも飲用可。
本データにより、『玉川温泉水は強烈な刺激性で、強酸性であるにもかかわらず、酸化還元電位が低く、しかも、
抗酸化値活性水素量換算値(水素ラジカル量換算値) ppb 40と並外れた抗酸化力を有している』ことがわかる。
http://www.onogawa.jp/~takasagoya/hayakawa.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hbellcom/Hbellcom2-33.htm
トマトやニンジンは比較的酸化還元電位(ORP)が高い野菜なので、これらを多量に食べることは、還元体質つくりにはマイナスになる。
と記述されているが、新鮮なトマトやニンジンはもちろん、市販のものも結構低い酸化還元電位を示し、
還元水で容易に還元されORP=マイナス500mV以下となる。
食品の酸化還元電位の測定値に関しては、
前記船井氏の著書、超健康のコツ
あるいは 久保田昌治・野原和子共著の 浄水・整水・活水の基礎知識 オーム社 に記載されている値、
中山栄基著 長生き食品早死に食品 プレジデント社 に記載されている値は還元酵素力に関する上記実験結果と一致する。
*安井昌之 間違いだらけの健康常識 水とミネラル新常識 2000/03
*大坪亮一 水から学ぶ健康法 リム出版新社 2000/11
体のサビをとるプロトン栄養水
水のエネルギーとはプロトンと電子(H+ + e-)であった。
プロトンを多く含む食べ物、ビタミンCに代表されるレモン、食酢に代表される酸味成分や味噌、納豆、醤油などの発酵食品。
赤ワインに含まれる苦味成分ポリフェノール類。漢方をはじめとして、自然界には約200種類のポリフェノール類が発見されている。
人も植物もプロトンと電子(H+ + e−)を用いて、細胞増殖、細胞修復、解毒等の生命活動を行っている。
*Kevin Trudeau 着 黒田眞知訳 Natural
Cures
病気にならない人は知っている 三五館出版
2006/11
病気にならない還元体質のつくり方 唾液、尿のpHとORP測定
健康体の唾液、尿はpH=7-8の弱アルカリ性、ORP=マイナス50mV-プラス50mV位の低い電位を示す。
*岡澤美江子、伊藤実喜監修、宮西ナオ子着 唾液はなんでも知っている 三五館 2006/11
唾液は一日1.5リットルも出ている。唾液にはでんぷん消化酵素・アミラーゼが含まれている。
唾液中のアミラーゼには、デンプンをマルトース〔麦芽糖〕に分解する働きがある。よく噛んで食べると、唾液の成分が胃を刺激し、
胃の蛋白消化酵素・ペプシンの働きを活発にする。唾液のpHは5.5~8.0で、唾液にはpH緩衝作用があり口腔内はpH6.8~7.0の
中性に保たれる。唾液の酸化還元電位測定により病気の予想ができる。唾液のORPが+50mVを超えると体調が損なわれて
いる状態とみなせる。−50mV以下だと極めて健康といえる。
笑いには抗酸化作用がある。
*上平恒 水とはなにか BLUE BACKS 講談社
正の水和と負の水和、生体内の水、ガス麻酔と水分子、
人は30度Cで無感覚、27度Cで死亡。
*竹縄 忠臣【編】 細胞骨格と細胞運動―その制御のメカニズム
シュプリンガー・フェアラーク東京 (2002-07-05出版)
*小谷榮一 酸塩基と酸化還元
http://www.geocities.co.jp/Beautycare/6325/taikan.pdf
http://pics.livedoor.com/u/ekotani/
酵素栄養学
*鶴見隆史 スーパー酵素医療 グスコー出版 2003/09
アメリカのエドワード・ハウエル博士の酵素栄養学 Enzyme Nutritionの紹介。寿命は酵素の内在量に支配される。
寿命は酵素次第で長くも短くもなる。病気は酵素の不足から導かれる。
*鶴見隆史 ガンに克つ高エネルギーパイウオーター 廣済堂出版 1995/08
*鶴見隆史 長生きの決め手は「酵素」にあった 河出書房新社 2007/02
酵素は熱に弱い。食事から食物酵素を補うためには生野菜、果物、刺身等の生ものを食べること。
キャベツなどアブラナ科の野菜の酵素力、咀嚼により抗酸化作用、抗癌活性のあるスルフォラファンを生成する。
*鶴見隆史 酵素が病気にならない体をつくる!青春出版社 2007/04
ビタミンやミネラルは、酵素の働きを補助する補酵素で、酵素がないと働かない。酵素の量は人それぞれに一生の生産量が決まっている。
果物、生野菜、発酵食品などの酵素の存在する食物を多くとる。野菜をすりおろすと酵素が活性化され、その働きが三倍にもなる。
酵素には体内にある潜在酵素(生命の活動に必要な代謝酵素と食物の消化に必要な消化酵素)と食事で取り入れる食物自体を
自己消化する食物酵素(消化酵素)がある。消化酵素の浪費を少なくし、消化酵素を食物で補ってやれば代謝酵素は十分に
体内で生産され、病気にならない体ができる。
*大沢博 食事崩壊と心の病 第三文明社 レグルス文庫258 2007/11
菓子・ジュース等による砂糖過剰摂取、即席ラーメンへの依存といった生活習慣が、低血糖症、脳の糖分不足を引き起こし、
統合失調症、アルツハイマー等の心の病を引き起こしている。日本人の主食は米で!
*大沢博 食事で治す心の病 PartII 統合失調症にビタミンB3の効果! 第三文明社 2004/03
アドレナリンの酸化を抑制し、分裂病原因毒素アドレノクロム生成を抑制する還元酵素NADH2+の前駆物質ニコチンアミド(ナイアシン、
ビタミンB3)。
野菜と果物
*松田麻美子 50代からの超健康革命 2004/09
常識破りの超健康革命 2002/03
2007/05 グスコー出版
バランスのとれた食事が病気を引き起こす。肉や魚を食べるときには、その食事では米、パン、イモ、パスタ、ソバ、うどん等の
炭水化物を食べないようにする。即ち寿司、うな重、カツ丼、天丼、肉ジャガ等の日本食は禁物。食塩(味噌、醤油、漬物等)と
油(例えオリーブオイルでも)は出来るだけ取らないこと。必要なビタミン、ミネラルは果物、野菜、ナッツから摂取できる。
朝食:新鮮で熟した果物を単品で、
又は果物(一種)と新鮮な野菜サラダ。
昼食:生の木の実や種子類と新鮮な野菜サラダ、
又は蒸した野菜と新鮮な野菜サラダ、
又は穀類、パン、いも類、豆類の内どれか一つに新鮮な野菜サラダと蒸した野菜か野菜の煮物。
夕食:肉類、魚介類、卵、乳製品の内どれか一つと新鮮な野菜サラダ。
*松下和弘、朝倉一善 水の新常識 2005/05 実業之日本社
減塩食の効果:血液中でナトリウムイオンは水のクラスターを大きくさせ、血液の粘性を高める。カリウムイオンは水のクラスター
を小さくし粘性を低くし、血液の流動性を高め、血圧を下げる。海草類、野菜、果物はカリウムを多く含む。安いバナナはカリウムの
宝庫である。
*浜内千波 浜内式 8強野菜ダイエット 扶桑社 2007/03
ダイエットに最適な8強野菜(ほうれん草、小松菜、トマト、ブロッコリー,パブリカ、キャベツ、にら,水菜)GI値、血糖値の急上昇、
インシュリンの過剰分泌と 肥満の関係。主食はGI値の小さい玄米を。
*ナターシャ・スタルヒン 生ジュース・ダイエット健康法 講談社+α新書 2003/10
野菜消費量の日米年次比較とガンによる年次死亡率の比例関係 食物酵素の有効利用
*石原結実 野菜だけで病気を治す 健康人新書 廣済堂出版 2007/09
野菜の含有成分であるファイトケミカル(植物性化学物質)が効く。
食生活の欧米化と病気のタイプの欧米化、ガンのタイプも変化している。
*石原結実 医学・健康常識を疑え 健康人新書 廣済堂出版 2009/03
断食こそ究極の医療である。断食療法の権威モスクワのニコライエフ教授(精神科医)
精神病が悪化するときに患者が往々にして食事を拒否するのを見て、これは「病気を治すための自然の反応だ」と考えた。
精神病患者だけでなく、心疾患、糖尿病、通風、ガンなどに対しても断食療法は効果的だった。ロシアではロシアの全病院に
断食療法科を設置することが義務付けられている。これらの病院ではニンジン・リンゴジュースが出される。
朝食はリンゴ・ニンジンジュースか黒砂糖かハチミツ入りしょうが紅茶がお勧め。
*河野武平 野菜が糖尿病をひきおこす 宝島社新書 2000/12
野菜=毒の構図 未変化肥料-硝酸性窒素の害
*飯田辰彦 永田農法・驚異の野菜作り 2003/06 宝島社新書
蘇るおいしい野菜 逆発想・永田農法の奇跡 2000/08 宝島社新書
水と肥料を極限まで減らす永田式断食栽培
*永田照治 永田農法 おいしさの育て方 小学館 2007/01 第6刷
永田農法でかんたん、おいしい野菜づくり 主婦と生活社 2007/02
永田農法でコンテナ野菜 主婦と生活社 2008/03
*河野弘 強電解水農法 農文協 1996/11
電子の力で無農薬、増収・高品質を実現する。
強酸化水(pH 2.6、ORP
+1350mV vs. Ag-AgCl)と強還元水(pH 11.4、ORP -640mV)の交互散布による強電解水農法。
強酸化水で殺菌、強還元水の交互散布で酸焼けを回復、生育を健全にする。
*松下一郎 本当は危ない有機野菜 徳間書店 2009/01
食料の輸入超過が招いた国土汚染
リサイクルの美名の下、田畑に捨てられる有害有機物により、土壌と作物が汚染されている!感染症パニックのおそれ!
マグネシウム不足、マンガン過剰作物による精神障害の危険性.
植物の栄養は有機化合物ではない。植物は太陽光を利用し、空気中の炭酸ガスと根から吸収した水を使って、自分で有機物を作り酸素を
供給する。
CO2 + 2H2O → (CH2O) + O2
+ H2O – 115kcal
植物は無機物、ミネラルのみを吸収する。その無機物は、蛋白質→アミノ酸→アンモニア→亜硝酸→硝酸というふうに、有機物が土壌中で
分解したものである。
土は絶対の必要物ではない。水耕栽培も可。
*赤峰勝人 ニンジンの奇跡 講談社+α新書 2009/06/20
なずな農園循環農法の始まり。ひび割れたニンジンしか育たない土地に、春先にスギナが一せいに生え、ニンジンが埋もれてしまったが
手入れもせずほったらかしていた。スギナは腐り、まっ白に麹化してしまった。ところがそこで採れたニンジンは全て割れていない
健全なニンジンだった。 畑では輪作が必要ですが、田んぼでの稲作ではミネラルを含んだ山の水を引いて入れるので毎年作りつづけても大丈夫。
*山形、水野共著 フィールドの化学 産業図書 1980/10
酸化と酸性化(H+の放出)
畑土壌にアンモニア態窒素であるNH4+を施用すると、NH4+は酸化されて硝酸態窒素であるNO3-になり、土壌は著しく酸性化することが
知られている。
NH4+ + 3H2O – 8e-
→ NO3-
+ 10H+
植物は光エネルギーを吸収して、1モルのCO2は
115kcalのエネルギーを持った炭水化物となる。
CO2 + 2H2O → (CH2O) + O2
+ H2O – 115kcal
*増尾清 絵でみてできる台所新知識
農薬・添加物はわが家で落とせた 青春出版社 2008/04
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