ホームヘルパー2級講習会


感想 ・実習に向けて
 一通りの基本を流れるように流暢に学んできた。担当の先生もとても頼もしい感じの方で、講義もわかりやすかった。

 が、しかし、教室内で習ったことが、現場でどこまで役に立つのだろう。教室内での実技講習が進むにつれ、現場ではこんな奇麗事では済まされないだろうという覚悟ができてきた。

 現に、5月より入退院を繰り返している私の父親に対して、ベット上での体位変換を試みたところ、「あいたたた。」と言われてしまい、うまく横向きにすらなってくれなかった。私の技術不足もはなはだしい。

 実技講習初日に見たビデオのなかの痴呆老人のユーモラスともいえる行動に教室内から思わずくすくすと笑い声が上がっていたが、とても笑ってなどいられない現実が待っているのである。

模擬実習
第1日(8月1日) 施設の設備・環境、施設で働く介護者の動き
                そこで生活する要介護者に対する共感的理解を深める
このころの父の様子:

 父の容態は落ち着いている。相変わらず、夜はなかなか寝付けないらしい。

 家族の対応も落ち着いてきて、就寝前の確認事項@ガスの元栓を切る・Aテレビや不要電気機器のコードを抜いておく・B不必要な部屋の電球をはずしておく、という3つも励行されるようになってきた。

 暗い部屋では何もできないことがわかったのか、夜は寝るべきだということを思い出したのか、就寝時間は交通事故以前(9時から10時には床についていた)よりは遅くなったものの、日付が変わるころには何とか部屋でおとなしくするようになった。

 ところが困ったことに今度はおしっこの心配。眠っていても尿意は感じるので、目がさめるようだが、トイレまでの移動が間に合わない。廊下に点々とおしっこを漏らした跡がついていたり、本当に間に合わなかったときは布団の上でジャー。夜だけは、リハビリパンツをはいてもらうようにした。

 少なくとも一晩に2回はおしっこをしたくなるらしい。1回は深夜、2回目は早朝のようである。今はまだ夏の盛りなので、パジャマ1枚でうろうろできるが、これが真冬となると、今度は寒さとの戦いになってくる。

 しかし、夜の父の活動に付き合っている母は睡眠不足と暑さにやられて、フラフラの状態。つきっきりで介護するのはいいが、「なるようにしかならない」との開き直りも必要ではないか、と私は思う。

模擬実習
第2日(8月8日) 施設の設備・環境、施設で働く介護者の動き
                そこで生活する要介護者に対する共感的理解を深める
このころの父の様子:

 8月より、週5回のデイサービスを利用しているおかげで、夜はよく休むようになった。就寝時間は遅め(11時から12時)だが、何度も起きだしてくる回数が減ってきた。

 相変わらず、夜は「夜のパンツ」を着用している。父の場合、これ(リハビリパンツ)を嫌がらないので助かる。布団上でのおもらし対策として、ビニール製のシーツを下に敷いておくことにした。暑い夏の夜、父は肌が弱い。かぶれたりしなければいいのだが。

 2回目の退院後の父の状況について、主治医の先生に相談してみると、やはり、生活場所が変わったりすると、このような症状がひどくなることがあるらしい。父の場合、脳内出血を取り除く手術をして、術後はベット上で安静のため抑制(くくりつけ)を受けた。このような体験は、アルツハイマーにとって最も悪い体験のひとつであるらしい。

 自分の家で落ち着いた生活をすることによって、気持ちも穏やかになり、今の状態が一時的なものであって少しでも改善されることを祈る。

 4月から導入された介護保険で、早速認定を受け、要介護2となっている。この認定期間が半年で、9月末までとなっているので、さらに更新が必要だ。また、福祉事務所にしかるべき書類を提出して、訪問の面接を受け、主治医の意見書を提出しなければならない。父のアルツハイマー型痴呆というのは、原因不明で治る見込みのない難病である。もちろん、要介護度の再認定は必要だが、これからそれぞれ半年毎に同様の申請をしなければならないと思うと、ちょっと面倒である。





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