
■手術は怖くないですよ
実は私は震災の時、私達を助けてくれた親友を昨年7月に白血病で失いました、その友が亡くなる時まで、私に自分だけが助かっても駄目だと、自分の経験が少しでも人々の役に立つ事が出来ればと病床で話してくれました。
私の心が落ち着きを取り戻した時、偶然貴HPを目にしたのです。
私は痔の事なら少しはわかると思い書き込みをさせて頂いたのです。
痔もなった人にしか解らない辛さがありますから・・・
少しでもお役に立てれば幸いです。
実は私も最初正直言って、手術は怖かったのです。
いざ肛門科と言っても、さっぱり解らず困りましたが自分の納得出来る先生でと思い神戸・大阪・奈良・京都と数十件の肛門科の先生を訪ねました。
でも私はラッキーでした、以外にも自宅に近い所にその先生を見つける事が出来ました。
色々な先生がいましたよ、診察室へ入るといきなりまともに診察もせず症状だけを聞いて切らないとダメと言う先生。
診察はするけれど手術の方法などは全く説明の無い先生。
でも幸いに私に執刀して頂いた先生は事細かく説明して納得して
から施術して頂きました。
とにかく自分自身が納得出来ない肛門科は駄目ですよ。
ホワイトヘッド法なんて論外ですね、今でもそんな手術をする医者が居るのですか?信じられないです。
肛門括約筋をいかに温存するか、とても重要な点ですから。
■手術Part1
さて今日は私の受けた手術の場合を少し書かせて頂きます。
あれは今から七年ほど前、車で広島・因島まで行って帰った後でした、風呂に入り、お尻に石鹸つけて洗っていると肛門に小豆大のいぼの様な物が、その時はあまり気にもせず放っていたら3日ほどで無くなっていました。
この後6ヶ月ほどしたある日、いぼがあった肛門の横が腫れていて熱がある事に気が付き、すぐに会社の近所にある外科の先生に診察していただいたら、化膿しているので切開して膿を出したら治るとの事。
早速切開し結構大量の膿が出ましたが、抗生剤を貰って半年以上通いました。
ある日ガス(おなら)が出る時に膿の溜まっている所がプックリと膨らみ、びっくりして私は先生にこれは痔ではないのか聞いたのですが、その先生はきっぱりと「これは痔では無い」とのお言葉に安心するも化膿、切開を繰り返す日々に、これが悪化の一途をたどり結局複雑痔瘻にまで進みヒサヤさんで200万円以上使う事になるのでした。
この時肛門と直腸の境目にある歯状線に原発口(げんぱつこう)
が開いて、そこからガスが中へ入って膨らみました、と言うことはこの口から「うんこ」が中へ入り腐敗し化膿を促進していた事は間違いなかったと思います。
まさか自分は医者にまで診て貰っていて間違いなんか無いと思っていましたから、こんな事になるなんて考えもしなかったのですとにかく医者選びがとても大切な事を痛感した次第です。
■手術Part2
医者で受診していて悪化の一途を辿った私の痔はいよいよ膿みを大量に排出する様になり、排出口も塞がらなくなって行きました。
さらに、この頃から肛門の周囲がやたらに痒くなり、もう掻きむしりたくなるほどの痒さでも掻けない場所にイライラする毎日、本当に毎日が憂鬱で、医者に行っても良くならなくて段々と症状が悪化するのは何もする気にならず、当然仕事も全く身が入らず
随分会社に迷惑をかけてしまいました。
ある日、嫁さんが新聞でヒサヤ大黒堂の広告を見つけて私に言いました、この広告の中のこの症状が同じではないのか・・・
広告の中の記事には、まるで自分の事を書かれている様に見えました。
切らずに治る、このコピーに私はこれ以上会社に迷惑をかけられないと思い、迷わず資料請求のハガキを出したのです。
数日してサンプルのチューブ入り不思議膏3本と痔疾についてのパンフレットが送られてきました。
そこにはかなり詳しく痔についての事柄が書かれていたり、実際に完治された方々の体験談がたくさん載っていました。
それを読み終える頃には、金額の事も考えずに不思議膏2kg入り缶を3缶申し込みました、当時は3缶で8万5千円でしたが、これで治ると信じて、薬の到着を首を長くして待ちました。
後は管理者さんと同じ様な経過をたどり、仕事でアメリカやプエルトリコ、ドイツにオーストリアにもチューブ入り不思議膏持参で出かけたりもしました。
ニューヨークの入国審査で何の薬か説明させられたり・・・肛門に不思議膏を挿入する樹脂製の挿入具を大量に持っていたため、審査官に、かなりひつこく聞かれたりしました。
英語は苦手なんですよ、これには本当に困りましたが(*^^*)
しかし、いくら治療に励んでも全くだめでした、いえ以前のように膿は大量から少量になり排出口も塞がり、悪化する事だけは止まっていた様でした。
しかし、今から6年前の1月17日午前5時46分、不思議膏治療中の私の背後から今まで体験したことのない轟音が近づいて来たと思った瞬間に爆音が・・・次の瞬間、自分の体が暗闇の中で放り投げられ這う事も出来なくて、と言うより這っていてもひっくり返る自分の体をどうする事も出来ませんでした。
震度7の中ではただひたすら揺れが止まってくれる事を待ちました。
揺れている間、外を見ると裏の家が崩れて倒れていく様子が見え
中から女性の悲鳴が聞こえ、空がまるでフラッシュを焚いているようにピカピカと光り、埃と土煙で霧が立ちこめていく様にみるみる白くなった瞬間揺れが止まりました。
すると全くそこは音のない世界で、私は本当の恐怖を知りました、無音がこんなに恐ろしく感じる物とは・・・今思い出しても恐ろしいものです。
ある意味で不思議膏で治療していたために助かったのかも知れません。
今日はこのへんにしておきます、いよいよ次回は手術を決断した時の事を書くことにします。
■手術Part3
今回は震災で家も家財も被害を受けおまけにライフラインの復旧もなかなか進まない状態、と言っても日本全国から復旧工事に神戸へ来て頂いて一生懸命作業して頂いて本当に感謝こそすれ苦情なんてとても・・・言葉では言えないほど感謝しております。
で、不思議膏の治療に金銭的にも物質的にも限界を感じましたが
とりあえず、手持ちの不思議膏を症状を悪化させない程度にまで量を減らし細々と続け、震災後約一ヶ月たったある日、もうこれ以上は嫁さんに迷惑かけられないと思い手術の事を話した所、折角ここまで来たのだからもう少し不思議膏を買って続けたら良いと言ってくれたのですが、
さすがに私も精神的に疲れてしまって、これ以上の治療は無理だから明日から腕の良い肛門科の先生を探し手術してもらって早く普通の生活・普通の仕事が出来る様にしたいので、今までのお金は無駄になってしまう事を詫びて
医者探しを始めましたが、
仕事のあるので、なかなか腕の良い先生が見つからず不思議膏を何度も追加購入し悪化しない程度に使用して探し、結局探し出してから約一年後に自宅から以外にも一番近い病院におられました、灯台元暗しとは本当にこの事です。
遠くまで行ったから良いと言うものでは無いと言うことですね。
もうこの時には手術するのは覚悟が出来ていたので少しでも会社に迷惑をかけたく無いのでゴールデンウィークの前に日程を決めてたのです、実際時期的には暑くも無い寒くも無い丁度良い時期でもありました。
術はSeton法と言う方法で痔瘻の肛門括約筋の中を通る瘻管にゴムを通し縛り、縛ったゴムで瘻管を切り、切れた後は人間の治癒力ですぐにくっついて瘻管が無くなり肛門括約筋もダメージを与えず、温存出来るが、欠点が一つ 施術期間が約二ヶ月と長く一週間に一度ゴムを縛り直さないと切れて行かなくて、おまけに縛った後が激痛で歩けませんでした。
でもこれはまたゴムがくい込み切れていくと段々痛さがとれていきます、しかし完全に肛門括約筋は温存され便の漏れなどはありません。
仕事はこの間完全に痛くて動けないので休みました。
この続きはまた後日。
あっそれから震災の前兆についてですが、しっかりとありました
まず、震災の二週間前から町内の猫が全くいなくなりました、次にカラスがいつもゴミをつついていたのにやはり二週間前ぐらいからいなくなりました。
それから、当時私は家の中で60センチ水槽でメダカとドジョウを飼っていたのですが、ドジョウが砂の中から全く出てこなくて、いくら砂をかき混ぜてもすぐに潜ってしまってダメでした。
ちなみにこの水槽は水平方向へ約四メートル飛ばされて、横面に水槽の照明用蛍光灯が突き刺さって、メダカとドジョウ君達は全滅しました。
次に自分の体がまるで鉛を巻かれた様に怠くて重苦しく、風邪にしては咳も鼻水も出ず、変でしたが震災発生の後は全くそんな事が無かったようにスッキリしていました。
もう一つは不思議膏の治療中にAMラジオを聴いていたのですがこの放送にノイズが非常に多く入りましたが、これも震災後しなくなりました。
最後に月が大きく赤い月でした。
今でも時々大きな赤い月が出ますが怖くて怖くて。
■費用について
さて今日は私の受けた手術の費用について書かせて頂きます。
入院期間は正味一週間で健康保険が利きましたので、諸費用を全て合計しても二万円を少し超える程度でした。
私の場合、生命保険会社から入院・手術給付と通院給付を受け約五万円程の保険金が出ました・・・差額で退院後、外出時に使用するTOTOトラベルウォシュレットや円座ぶとんを買う事も出来ましたので、殆ど出費無しと言っても良い程でした。
保険金を申請するのに医師の診断書が必要だったのが一番大きな出費でこれが5.500円で変な感じですが通院も近いため費用がいりませんでしたので結局黒字でした。
本当に不思議膏で毎月20万円近く使っていたのが嘘みたいでした。
手術後ヒサヤ大黒堂さんへまさか手術で全快したとは書けずとりあえず全快したと返事を出しましたが現在も毎月1度「治療通信里便り」が届き 「善意の輪」痔疾救済活動に参加してくれと「入会申込書」が同封されて来ますが、不思議膏で完治したのではないし、正直な所を書いて出すのも・・・(-.-)
別の意味で悩んでいます。
もし不思議膏で完治してもなかなかあの年輩の方が多い中に入って行くのは勇気がいるなぁと思いますし。
毎回「闘病記」に出てこられる方々は60歳以下の方はおられませんし、かなり高齢な方々の集団と言うのは簡単に推測出来ますよね。
「善意の輪」ってどんなのかなと思うのです、怖い物見たさに近い感覚です。(^^;)
投稿者は 被災した元大痔主さん です
詳しい内容で、多くの方に役立つと思います。ありがとうございました。こちらで整理しようかとも思いましたが、投稿者の主旨を損ねるとよくないですから、前書きやあとがき部分を除いてほぼ全文を紹介しています。
地震の前兆も書いていますが、これもたいへん役立つ情報なのでこのまま掲載します。最近大きな地震が多いですから、注意しましょう。
また、投稿者の 被災した元大痔主さん はヒサヤ大黒堂の経験も詳しく投稿しています。この記事はここです。
これからもいろんな情報お願いします。
(ページの管理人から)