Day365を超えて

血算・生化学データは緑色になっています。
WBC:白血球、RBC:赤血球、Hb:ヘモグロビン、Plts:血小板
腎機能の指標として、BUN:尿素窒素、CRE:クレアチニン

9/9  「骨髄移植 ミスで緊急中止 愛知医大病院」という記事が朝刊に載っていて、驚いた。中止したときには、既に患者に前処置が始まっていたそうだ。生命に別状ないということだが、一歩間違えば危なかっただろう。「14日にドナーの貧血に気付き、財団の地区事務所に電話したが、つながらなかった。連絡は18日にとれたが、患者が入院していた病院では前日の17日に、患者に抗癌剤の投与を行っていた。」だとさ。移植病院に電話しろよー。財団の本部になんとしても連絡つけろって、14日のうちに!その患者が気の毒でならない。
9/10  名古屋で開催された医療講演会に行ってきた。話のテーマは「血液疾患と染色体・遺伝子」で、初めて知ることがたくさんあってよかった。大学の授業を受けている感じだった。余談だけど、7階の会場の窓からは、セントラルタワーズや名古屋城、テレビ搭なんかが一望できて、すばらしい景色だった。
 目やにが異常に出る。たぶん結膜炎になった。免疫力まるで無し!
9/12  記録的な大雨のせいだろう、病院の外来はいつもより空いていた。肝臓は少しマシになった。尿酸が高くなってきたのでザイロリックをまた飲むことになった。
WBC3720, RBC243, Hb8.2, Plts16.8, BUN26, CRE3.4, 尿酸11.8, γ-GTP633
9/15  夏はすっかり食欲が無かったが、9月に入って食欲が旺盛になってきた。今日は夜の11時から鹿児島ラーメンを食べに出かけてしまった。スープは塩分が多いので、腎臓が悪い僕は飲んではいけない。「もっと飲みたい!」という気持ちをグッと抑えて、店を去る。まさに、「己との闘い」なのだ。
9/18  B型肝炎ウイルスに対する抗体が陽性なんだって。輸血で感染したんかなあ?でも、抗原は陰性という。病院で働くようになったとき、ワクチンを注射しないで済むと考えたら、これはラッキー?
WBC5370, RBC2.51, Hb8.6, Plts21.2, BUN25, CRE3.5, 尿酸8.2, γ-GTP550
9/24  TOEICという英語のテストを受験した。今回が初めての挑戦だったが、リスニング試験45分に引き続いて、リーディング試験が75分、合計2時間はかなりハードだった。結果はどうであれ、こんな積極的に行動できるまでに回復したことを喜ばないといけない。(と思うことにしよう・・・。)
9/26  外来の日。昨日、心臓の検査(心エコー)をやったんだけど、ある程度の心嚢水が相変わらず認められるそうだ。症状は何もないのだけど。
来週から後期授業が始まるので、教科書を買いに行った。医学書は本当に高い!お金を払ったときは「勉強してモトをとるぞー。」と思ったけど、家に帰って本の中身を見てみると、難しそうなのでブルーになった。
WBC7790, RBC2.54, Hb8.8, Plts19.9, BUN26, CRE3.5, 尿酸6.4, γ-GTP464
10/1  明日から授業が始まる。朝の8時50分から夕方17時50分まで、5コマ(1コマ90分)全部に授業がギッシリつまっている。前半3コマは講義、後半2コマは実習だ。健康な人でもかなりキツイらしい。また体を壊すんじゃないか、あんまり疲れを貯めると免疫系が低下して白血病が再発しやすくなるんじゃないか、と正直言って不安だらけだ。だから決意した。生きててなんぼ。留年してもいいから、あんまり無理はしないでおこう。ともすれば自分は頑張りすぎてしまうから、Web上で宣言しました。
10/7  今日は一週間の疲れが出て、ダラダラしている。実習が一番疲れた。体の組織の切片を顕微鏡で観察したり、ヒトの脳の解剖をやったりしている。
10/17  顕微鏡で自分の血液を観察するという実習があった。まず最初に、自分の指先に針を刺し、血を出して、標本(スメア)を作った。かつてはインターフェロンの自己注射をやってたから、こういうのは平気だった。・・・というのは嘘で、結構怖かった。そして観察してみたら、普通の血液ではなかった。さすが元白血病患者だ。白血球100個を調べたら、好中球が47%(通常60〜70%)と少なく、好酸球が26%(2〜3%)と非常に多かった。「アレルギー性疾患や寄生虫感染の時、好酸球が増加する。」と教科書には書かれているけど、どうなんだろう。
10/21  高校の時の友達3人と伊勢神宮に遊びに行った。ちょっと修学旅行気分!伊勢うどんやウイロウを(ほとんど自分への)お土産に買って帰った。足は疲れたけど、勉強の疲れはとれた感じだ。リフレッシュ!翌日ウイロウを食べたんだけど、栗も入ってておいしかった。
11/6  約半年ぶりにマルクった(=骨髄穿刺という検査をやった)。もう20回ぐらいは経験しているけど、今でも緊張する。でも、今回はベテランのK先生だったから、安心だった。先生は何でも詳しく説明してくれるので、とても勉強になる。「マルクは、胸骨の骨髄の方が有核細胞が多いから、普通は胸から採ることが多い。」「痛くない時は、末梢血が混ざっていることがある。」んだって。痛かったら、うまくいったんだな、と思いましょう。
11/21  マルクの結果がすっきりしない。顕微鏡的には芽球もなく正常なんだけど、PCRというもっと感度の高い検査で、bcr-abl chimeric mRNAというあってはならないものが、わずかに検出されたそうな。WT1発現量もやや高めらしい。近々またマルクをやることになった。その結果次第では、ドナーさんのリンパ球を入れないといけないかもしれない。(DLTってやつ。)でも、僕の場合バンクからの移植なので、その時提供してもらえるかどうかわからん。白血病は20世紀に捨てていくつもりだったのに、雲行きが怪しくなってきた。まあ、心配しても意味はないか。それよりテストの心配をしろ、だな。
12/20  このサイトを更新している余裕がないほど、勉強がhardだ。おまけに先週は風邪をひいてしまった。咳は出ないけど、最近はため息が出て仕方がない。肉体的には弱っていた去年の今ごろのほうが、よっぽど精神状態が良かったと思える。皮肉なもんだ。(追記:後から思えば、軽いうつ状態でした。)
12/28  外来の日。ここ最近の情緒不安定、連日の睡眠不足にもかかわらず、血液のデータは少しよくなった。わけわからん。多少からだに刺激を与えた方がいいってことか?!それから、インフルエンザの予防接種もしてもらった。小学校のとき以来かな。当時に比べたら注射なんて慣れたもんさ。移植後なので免疫がつきにくいらしいけど、自費で4000円かかったから効果が出てほしい。