健康大好き小僧

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1.病気持ちの人の健康食品・サプリメント

 証拠に基づいた医療(EBM)っていうのが今の医学の流れですが、証拠がないものはすべて却下するというのでは医学の進歩は止まってしまいます。多くの「健康食品」は大規模な臨床試験を実施していませんので、有効性も無効性も証明されていません。享受できる治療だけでは悪化していく可能性が極めて高い疾患では、支障がなければ摂っても悪くないと思います。その際には、少しでも効果の期待できるものを選びたいですね。健康食品の1番のメリットは何かといえば、精神的な効果があることではないでしょうか。「自分は積極的に病気と戦っているんだ!」という前向きな気持ちを持つのはいいことだと思います。

 …でも、医者の立場から言えば、相互作用や副作用の可能性を考えると、そういう類のものは摂らないでくれたほうがうれしかったりする。

<注意すべきこと>

1.信頼性の高い情報を収集する。

 販売者の提供する偏った情報はほとんど聞き流しましょう。

2.「学会で発表」だけで信用しない。

 このゴンタですら学会発表を何度もしている(笑)。論文になっているか? 
3.治療に支障をきたすようなものは摂取してない。
例えば、尿酸値の高い人が核酸(DNAおよびRNA)やビール酵母を摂るのはナンセンスだ。肝臓の悪い人がプロポリスを摂ると、症状を悪化させるという報告もある。
セントジョーンズワートはいくつかの薬の効果を弱めてしまう。他にも予期せぬ相互作用が起こるかもしれない。健康食品の摂取にはそれなりのリスクが伴うことを認識するべきである。それから、「自然のものだから副作用はない」というのは大嘘です。自然界は毒だらけ。毒キノコ、フグ毒、タバコ・・・例をあげればきりがないです。
4.藁にもすがる気持ちはよくわかるが、過信するのはよくない。効いたらラッキーぐらいの気持ちで。基本は病院での治療。
5.栄養バランスのよい食事をとることが前提である。健康食品はその補強のためにある。
ある栄養素(例えばビタミンC)の薬理作用を期待するなら、サプリメントで摂るほうが効率的かもしれません。でも、それで野菜を摂らないでいいかといえばそうではないです。サプリメントonlyだと、栄養不足のリスクが増加してしまいます。
6.過剰摂取は危険である。
たくさん摂れば効くってもんじゃないです。洗剤といっしょ。例えばビタミンAやD、Kなどの脂溶性ビタミンの過剰摂取はやめましょう。

2.ゴンタのマイブーム健康食品

病気の予防には、高用量の単一成分のサプリメントより野菜・果物やヨーグルトだなって感じです。おいしいものが好きです。味も効果の証拠もないものには金を費やしたくありません。(ただ、追い詰められるとこういう冷めた姿勢が失われることは体験済みなのでよくわかっています。)

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