シュワちゃんの心臓の弁はブタの弁だった

 

 アクション・スターのアーノルド・シュワルツェネッガーは1997年、大動脈閉鎖不全症で弁置換術を受けたが、この弁はブタの弁だったことが分かった。米の「プレミア」誌は3月号で「野蛮人のアーノルド」と題した手癖の悪いセクハラのシュワちゃんを暴露したが、もう一つ、シュワちゃんが隠している秘密を暴露した。

 アーノルドの広報担当者のキャサリン・オリムさんは1997年4月、彼が大動脈弁の置換術を受けたと発表した。彼女は報道者に対し、「手術は先天的な心臓障害を治すことです。 「プレミア」誌によると、当時47歳だったシュワちゃんは彼のファンにこう伝えた。

 「私は自分が病気だと一度も感じたことがないのに開心術をすることを選ぶことは私にとって最も困難な決定です。私は今、家族とともに長く健康に生きられることを楽しみにすることができます」

「手術でブタの弁を合計3弁置換した」とボディービルダー時代からのシュワちゃんの知人が語る

 ボディービルダー時代のシュワちゃんの写真をさまざまなポーズで6000枚撮影し、20年以上の知り合いである「Pumping Iron」のディレクター、ジョージ・バトラーさんは手術の時のことをこう語っている。

 「手術で医師は彼の体から心臓を取り外し、心臓弁の一つをブタの弁で置換しました。彼は回復中に手術室に運ばれ、医師は再び心臓を取り外し、さらに2つのブタの弁を置換しました」

 ボディービルダーのルーさんの妻カーラ・フェリグノさんはバトラーさんと同じようにアーノルドと20年来の知人だが、彼女はアーノルドの手術中に手術室にいた2人の医師と話したが、医師から聞いた話はバトラーさんのと一致しているという。

「ブタの弁は普通、平均で12年ほど持つ」と専門医師

  心臓弁膜症(弁が障害される病気)は、弁がくっついて弁口がうまく開かない弁狭窄(きょうさく)症と、弁がうまく閉じない弁閉鎖不全症(逆流)があるが、心筋に負担がかかり、重症になると、心不全、不整脈などの障害を起こしたりする。

 「プレミア」誌によると、弁置換には数種類の選択があり、自分自身の肺動脈弁(心室と大きな血管との間の右の弁)を使用するのと、機械弁(人工弁の一つ)を使用するなどがある。

 自分の肺動脈弁を置換する時は、最初にブタの弁を肺動脈弁に置換し、その肺動脈弁を大動脈弁(心室と大きな血管との間の左の弁)に使用する方法だ。

 ニューヨーク長老派教会病院のニューヨーク・ウイール・コーネル・メディカル・センターの心臓胸部手術専門のレナード・ジラーディ助教授によると、「ブタの弁は普通、平均で12年ほど持ちます。29年間持ったのを見たことがあります」

 ブタの弁の耐久年数が平均12年とすると、シュワちゃんはこれからまた何回か手術をしなければならないことになる。

手術の詳細を熟知している医師は「心臓障害は長年のステロイド使用に関係している」と推測

 ケネディ家(アーノルドの妻でTVジャーナリストのマリア・シュライバーはジョン・F・ケネディ元米大統領の姪)と親しいある医師はシュワちゃんの手術の詳細を熟知しているが、彼の心臓障害はボディービルダー時代のアナボリック・ステロイド(筋肉増強剤)の使用に関係しているのではないかと推測している。

 アーノルドは1987年、米の「プレイボーイ」誌のインタビューで、「(アナボリック・ステロイドのことは)心配してないよ。なぜなら、一度も過剰に使ったことはないから」と語っている。

 しかし、3弁の置換でまだアクション映画をやっているのだから、シュワちゃんはすごい、また医学の進歩もすばらしいと感心させられる。



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